生卵溶き時間問題と「超弩級」
2時起床。昨日、そのままソファで寝てしまい、あまりの寒さに起きる。風呂に入り、事務所での仕事。
8時過ぎ、N嬢に長岡に送ってもらい、長岡駅構内の立ち食いそば「柳庵」で「かき揚げそば」+「生卵」430円の朝食。いつも生卵をどのタイミングで汁に溶くのか悩む。かき揚げはまず蕎麦より下、汁の下のほうに埋め込み、浮き出してくる油と桜海老を楽しみつつ、蕎麦をすする。かき揚げがモロモロになったら、蕎麦の絡めて、さらに楽しむ。最後は、汁とモロモロを唇の感覚とともに吸い込んで終了となる。しかし、生卵を入れた場合には、まず生卵の白身をすする。そして卵黄をいつ汁に溶くのか悩むのである。今回は、汁が半分になったところで、溶いた。「コロッケ蕎麦」のコロッケの扱いと同様、悩ましい問題である(大袈裟?)。
10時01分、長岡駅発の新幹線にて東京駅へ。東京は、雪もなく、晴天でまったくもって暖かい。田中角栄元首相の『日本列島改造論』が頭に浮かぶ。
渋谷に移動、静岡県浜松市の新村和弘議員とS嬢と待ち合わせし、一緒に昼食をとることに。「花しずく 青山店」(03-3409-8788)に行く。店先にアントニオ猪木仮面を被しらせた人形があったので、「元気ですかぁー!」 と猪木風に叫ぶものの、周囲から冷たい反応。店内に入り、北海道産のそば粉と煮込んで3日寝かせたという青森産の海草を練り込んだ「しずくそば」の「野菜天ざる 1000円」を注文。冷たいそば茶が用意されており、暖房で乾燥した空気に喉が渇いていたのでゴクゴク飲む。蕎麦、野菜天ぷら、ネギをのせた蕎麦つゆ、天ぷら用のつゆのセットが到着。蕎麦は小千谷のへぎ蕎麦をもっと細くした感じであり、悪くはなかった。しかし、蕎麦の量と天ぷらの数が少なく、天ぷらもフリッター状態の衣であったのが残念である。「ミニ味噌かつ丼と蕎麦のセット 780円」にすれば良かったと反省。
昼食後、近くの喫茶店で話をしながら、「チーズトースト 480円」をS嬢とつまみつつ、カフェオレ。政治から大東亜戦争まで幅広く話し合ったが、「戦艦 大和」「ミッドウェー海戦」などという言葉がでると向かい側の席のサラリーマンらしき人も興味があるのか、こちらをチラチラ。S嬢のおじい様は海軍でミッドウェー海戦を戦ったそうである。
14時過ぎから、東京都杉並区の松浦芳子議員も加わり、松浦議員のお土産であるケーキを食べながら、18時前まで打ち合わせ。とにかく食べ過ぎである。打ち合わせの最中、松浦議員十八番の手品も拝見。李登輝総統の関係者である台湾の方のお土産というポン柑をもらった。
18時から大学生1名、新村和弘議員と3人で「北海道 渋谷店」(03-5774-0625)に行き、「飲み飲み」。生ビール3杯に続いて、芋焼酎ボトルをお湯割りで飲みつつ、蟹みそ炙り、アワビ刺身、あん肝、白子ポン酢、真イカの沖付け、焼きタラバガニなどの魚介類で楽しむ。日本史を勉強し、政治にも興味があるという大学生に近現代史を話す。「だからねぇ、パラオはねぇ~」と名越先生の名越節を駆使するが、そもそも大学生がチャンネル桜を見ていないので、無意味に終わる。新村議員はまだ『男たちの大和/YAMATO』を見ていないとのことだったので、21時35分からのレイトショーを見に行くことに。
21時過ぎにおひらきにし、他の二人と分かれて、ホテルに向かう。定宿がいっぱいであったので、明日の打ち合わせ場所に近い上野駅近くの「ニューウエノ」に飛び込みで宿泊。風呂に入ってベットに横になった途端に寝てしまった。23時過ぎに就寝。
現在、公開中の『男たちの大和/YAMATO』のポスターでも使われている「超弩級」の文字。「超弩級」は、圧倒的な、無敵の、といった意味で使われる。「超ド級」という表記も見ることがあるが、本来はこちらの表記が正しい。ちなみに「チョードキュー」の表記は見たことがない。
「超弩級」の「弩」は、1906年に建造された英国の戦艦「ドレッドノート」にちなむ。「ドレッド:dread」は「ひどく怖がる、恐れる」の意味であり、「ノート:nought」は「無」という意味をもつので、この2つの語を組み合わせた「Dreadnought」で「恐れを知らない」、つまり最強の戦艦という意味での命名であった。それが転じて「超弩級」といえば、「無敵」といった意味を持つようになった。
「ド派手」という語の「ド」も同じ語源である。
「戦艦 大和」の場合は、超弩級どころか、いまだもって世界最大の戦艦。「ドレッドノート」との数値の違いをあげてみると、
ドレッドノート:総排水量17900トン、
12インチ10門他、最高速度21ノット
大和:満載排水量 72808トン
いわずと知れた46センチ主砲9門他
最高速度27.46ノット
・・・制空権をとる戦闘になってきたあの時代には、遅れた感のある「戦艦 大和」であるが、数値だけをとってみても凄さがわかる。
これからは、「超ド級」より凄いと思うものには、「超大和級」という言葉を用い、普及をはかりたい。チョー派手な場合は、「大和派手」である。
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