今更ながらの『亡国のイージス』鑑賞
2時就寝するも、事務所の片付けが年内に終わらないのではないかとの不安感から5時に起きて、事務所の整理。2001年からの名刺を整理しはじめたが、名刺にメモを書き込むととに、色々と思い出し、懐かしがりながらの仕事で効率が悪い。
11時、大粒納豆に刻んだ高菜を入れ、黒酢を少々。小松菜の味噌汁、昨晩の「肉じゃが」の残り、目玉焼き、牛乳でブランチ。高菜の香り、歯ごたえが大粒納豆の力強さにも負けず、酢の引き締めもあって、ご飯が進む。
午後から事務所に来客。柏崎に帰省されてきた方からの相談であり、柏崎にもっと働く場が必要であると再び実感する。
市役所も仕事納めなので、顔を出したかったが、結局、18時を過ぎてしまったので行けず。
自分自身も仕事納めをしてみようと、レンタルビデオ店に行き、まだ見ていなかった『亡国のイージス』を借りる。
*写真はオフィシャルサイトより
冷凍庫からラム肉をだし、クレイジーソルト、オリーブオイルで焼き、隠し味に醤油、最後にバジルをふる。肉厚なラム肉を口いっぱいに頬張り、ハーブの香り、荒々しい塩が喉の渇きを誘い、ビールをウグッではなく、ゴキュである。さらにビールを飲みつつ、早速、『亡国のイージス』を鑑賞。
全体を見て、まずは上映時間である2時間少々にまとめるため、かなり話を圧縮したのではないか、という感覚が先にきた。感情移入するまでの「伸ばし」がないうえ、「某国」という言葉ではリアル感に欠ける。
また、主役である仙石・先任伍長が、艦内爆発があって穴のあいた部分から艦に外から潜入するとき、水圧のかかったハッチを簡単に開けるシーンが気になった。本来であれば水圧もさることながら、その先の浸水区画の残留空気も開けた瞬間にでてくるので、容易には開けられないであろう。根本的には、浸水時、各所においてある木材で浸水を止める(海上自衛隊、旧帝国海軍でも木材などで「防水訓練」を行う)はずなので、潜入する穴を残して、他の区画へ逃げる自衛官の描き方がおかしいのであろう。
とは言うものの、わずか1リットルで東京を壊滅させるという架空の化学兵器「GUSOH(グソー)」の設定や、乗っ取られたイージス艦「いそかぜ」が、海上自衛隊のイージス艦に対してハープーンを打ち、それを海上自衛隊のイージス艦が速射砲などで迎撃するシーンなどイージス艦の戦い方や日本の専守防衛の在り方についての問題提起もあり、楽しめた映画だった。
『亡国のイージス』を見終えたところで、「さんまアイス」(製造者 (有)風月堂 宮城県桃生郡河南町鹿又字新田町役場前50 電話:0225-75-3023)を食べる。白ワインとブランディーが効いているようであるが、秋刀魚はバッチリ秋刀魚であった・・・・。
« 「特攻隊の方が幸せ・・」発言 | トップページ | 靖國神社とアメリカ人 »
「映画・テレビ」カテゴリの記事
- 軽巡洋艦 矢矧(やはぎ)(2006.02.14)
- 尾道「戦艦 大和」ロケセット(2006.02.20)
- 『こどもの時間』上映会、東山県議総会(2006.01.29)
- シドニー海軍葬と日本の母(2006.01.25)
- 大和を護れ!「冬月」「雪風」(2006.01.26)
コメント