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2006年4月25日 (火)

トルコ文化村問題:毎日新聞、公募先内定

 2時就寝。6時起床。本来であれば、午前中は万景望号の抗議活動、東京に移動し、午後から日本政策センター『明日への選択』地方議員ネットワーク「第1回関東ブロック研修会」に出席の予定であったが、仕事の関係上、急遽の変更。食事をとる間もなく、取引先との電話連絡や書類の作成をし、14時過ぎに落ち着く。

 15時に、毎日新聞から柏崎トルコ文化村問題についての記事が配信された。


平成18年4月25日『毎日新聞』

柏崎トルコ文化村:建国の父の銅像「売るな」 大使館抗議

 倒産した新潟県柏崎市のテーマパーク「柏崎トルコ文化村」
の跡地処分に伴い、柏崎市がトルコから贈られた「建国の父」
のケマル・アタチュルク初代大統領(1881~1938年)
の銅像(高さ5メートル)を一緒に県内の観光開発会社へ売却
する方針を決定。同国大使館が不快感を表す文書を送っていた
ことが分かった。市民からも「外交的な非礼」と指摘する声
が上がっている。

 同文化村は96年、トルコを紹介する民間テーマパークと
して開園。銅像もオープンに合わせて寄贈された。トルコの
軍楽隊が訪れるなど本場の雰囲気で、当初は年間約30万人
が訪れた。しかしメーンバンクの新潟中央銀行の破たんで
01年に倒産。約5万2000平方メートルの敷地と建物は
02年、柏崎市が整理回収機構(RCC)から取得した。
運営を引き継いでいた地元企業も、新潟県中越地震の影響
で昨年3月に解散した。

 同市は今年1月に売却方針を決定。銅像も売却対象にした。
これを知った同国大使館は1月31日、ソルマズ・ユナイ
ドゥン大使名で「およそ(友好関係が深い)日本人らしからぬ
慎重さに欠ける行為」と再考を求める文書を同市に送った。

 会田洋市長は「友好関係を損なう意思はない」と話して
いるが、市民や市議からは「逆の立場だとしたら良い感情
は抱かない」と疑問の声が上がっている。


 やっと問題に気づいてくれたのか、という感があるとともに、トルコ大使館への配慮を考えてしまう。
Turky_1 トルコ大使は、あくまで「友好」が本来業務にあるので、これは柏崎市政の問題であると答えるしかないであろう。もちろん、内政干渉になるからである。さらには、トルコ本国に対する大使ご自身の立場もある。
 あとはより多くの柏崎市民が、これは「おかしい」と気付いてくれることを願うばかり。

 と思っていたところ、今度は地元新聞である柏崎日報紙上に、公募入札の状況が発表されていた。


平成18年4月25日『柏崎日報』

 旧トルコ文化村 上越の会社に売却内定
 ウェステックエナジー ブライダル施設などに活用

 会田市長は25日、臨時記者会見を行い、市内鯨波の
旧柏崎トルコ文化村の売却先をプラスチック製品製造業
で、旧トルコ文化村隣接のグランメリーホテルリゾート
経営のウェステックエナジー株式会社(本社・上越市
三ツ屋町、飛田尚芳社長、資本金一千万円)に内定した
と発表した。売却先には三社が応募し、審査会(会長
=広川俊男・新潟産大教授、委員五人)で一社を選定した。
市長は「審査報告を踏まえ、市長としての判断を加えた
上で、審査会の結論通り内定した」と述べた。諸手続の
後、市議会の承認を経て、施設の引き渡しは七月一日。

 旧トルコ文化村は新潟中央銀行破たんの影響で行き
詰まった施設を市が整理回収機構から一億五千万円で
買い取り、これを民間会社ケー・ティ・ブイが借り受
けて2002年7月に再オープン。しかし、客足低迷
から昨年2月に運営を断念した。
 こうした中で所有者の市が、新たな利活用を図ること
を目的に譲渡の方針を打ち出し、今春、売却先の公募を
行った。審査会では利用計画の具体性、妥当性、計画
事業の運営体制、地域との連携・責献、価格の点から
総合的に判断。取り組みに対する具体性、熱意、経営
の安定性が評価された。

 ウェステックエナジーは1973年創立、76年設立。
譲渡価格は、3社中最高の1億4000万円を申請した。
「地中海ワールド・地中海リゾート」をコンセプトに、
ブライダル施設(ハウスウエディング場)・レストラン・
パークゴルフ場・子供公園として活用する計画だ。
 グランメリーホテルリゾートでの結婚式が年間約60組
であるのに対し、年間約250組の潜在需要があること
から新たな事業展開を図るという。高齢者向けの健康
維持スポーツとしてパークゴルフ場(18ホール)を
併設し、柏崎地域だけでなく、広く県内に普及を図る
とし、園内の植栽、トロイの木馬などを生かした遊戯
施設を備えた公園も提案した。
 設備投資は初年度だけで土地・建物購入費を含め
約4億円。2年後は年間約4億5000万円の売り上げ
を見込む。アタチュルク像など現状のものを保存・

公開する考えで、今後は市を含め、トルコ大使館
と協議する。
市長は会見で「旧トルコ文化村の利活用
は大変苦慮していた。3社から前向き、積極的な提案
をいただき、その中でも計画の内容、熱意、信頼性
など満足のいく選考をしてもらった」と述べた。
 売却先の公募には、株式会社ブルボン(柏崎市)、
有限会社アズミノ(南魚沼市)も申請した。

 ウェステックエナジー
 「堅実な経営で責任果たす」飛田社長コメント

 このたび、旧柏崎トルコ文化村を柏崎市より譲り受ける
こととなりました。当社はプラスチック製品の製造を主な
業としておりますが、現在旧トルコ文化村の隣接地に
おいてホテル・ブライダル施設の運営を行っております。
 今後の利用としてはテーマパーク型のブライダル施設
と高齢者の健康維持スポーツ施設としてパークゴルフ場の
運営、このゴルフ場を生かしたコミュニティ公園を計画
しております。来春3月を予定しております。市民の皆様
から譲り受けた大切な施設でありますので、堅実な経営
により企業としての責任を果たしてまいりたいと思って
おります。


 これまで議会には、4月27日に入札状況の説明会を行うと周知されていた。
 そして、その際に話合いをする前提として、1社に内定し、詳細は27日の報告会で説明したい、とのA4版で1枚のFAXが本日11時時点で市役所からあったばかりである。

 譲渡先:ウェステックエナジー株式会社
      新潟県上越市三ツ屋町8番3号
 テーマ:地中海ワールドまたは地中海リゾート
 落札価格:1億4千万円

 選考委員会も秘密会で非公開となっており、内定した企業さんに迷惑がかかったり、また27日の議会への報告会での説明があると思い、私も本ブログに掲載しなかった。
 それを緊急の記者会見を開き、いきなり発表してしまうとは・・・・・・。
 市民への記者会見はもちろん大切であるし、情報公開すべきであるが、27日の議会への報告会は一体、何をする気なのであろうか。
 これまで、事態の様子を伺っていた議員からも、「議会軽視だ」との怒りの連絡も入った。わざわざ議会での敵を作っているとしか思えない。

 毎日新聞、柏崎日報の記事がでてから、メールや電話が相次いだ。18時から懇親会の予定であったが、それぞれに対応したため、1時間の遅刻。19時から某所で「飲み飲み」。23時近く、自宅に戻る。

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コメント

情報公開が早まってよかったじゃん。
市民より議員の方がいち早く情報を知るべきなのかい?
そんなに議員って偉いの?議員は市民の一部だろ。

投稿: | 2006年4月25日 (火) 22時03分

 名無しさん、コメントありがとうございます。
 議員よりも市民が偉いうんぬんという問題ではございません。
 今回の選考委員会は、当初、公開でありましたが、4月5日の市長記者会見
http://miida.cocolog-nifty.com/nattou/2006/04/post_b54f.html
でお分かり頂けますように、非公開となりました。
 非公開になっていた点を慮って、27日の報告会まで待とうというのが、こちらの気持ちであったということです。

投稿: 三井田孝欧 | 2006年4月26日 (水) 08時49分

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