« 柏崎トルコ文化村:議員への説明、西川前市長出版記念 | トップページ | インドへ、バンコク経由デリー行 »

2006年4月11日 (火)

柏崎トルコ文化村:市長記者会見

 賛同してくれている方々にご協力をもらい、4月5日の市長記者会見の模様をテキスト化してみた。


 6番目の「旧柏崎トルコ文化村」の譲渡、応募状況についてであります。
 これについては、資料NO.5をご覧を頂きたいと思います。
 この「旧柏崎トルコ文化村」の譲渡先募集に関わる応募状況についてであります。
 去る3月24日に締め切りましたが、受付件数は3件、市内1社、県内2社であります。
 計画の中身としては、1つは新しい事業のテストあるいは、国際事業化検証拠点としたいということとあわせて、食あるいは運動・癒しによる心身の健康をキーワードとしたテーマパークを作りたいということが1つであります。
 それから、地中海ワールドあるいは地中海リゾートということでブライダル施設、レストラン、パークゴルフ場子供公園を整備をしたいという提案であります。
 3つめは、健康スパランド作りたいとこういうものでありまして、申請購入価格は、最高価格が1億4千万、最低は1億2千万であります。今後の運びでありますが、今日、第一次の審査会、第1回目の審査会を行いまして、書類審査を行います。
 4月19日、第二次審査ということでプレゼンテーションを行う予定にしております。
 選考委員については、そこにありますように、5名の方から選考委員になって頂いて、いわゆる計画の中身、それから事業主体、申請事業者の審査、および購入価格等、総合的に・・・な観点から選考を行って頂くことにしております。
 そして4月下旬に譲渡先を決定をし、5月中旬には仮契約の締結をして、6月議会に提案をし、議会議決を得たいというふうに思っております。
 施設の引渡しは、7月1日を予定をしております。

 なお、この間のですね、トルコ文化村の取り扱いの経緯の中で、トルコ大使館からの手紙、やりとりについて、私のほうからきちんとした説明をする機会がありませんでした。
 そのために、一部誤解を生じ、あるいは意図的な歪曲が行われているという風にも受け取っておりますので、改めて経緯を簡単に申し上げたいという風に思っております。
 昨年2回にわたって、3月31日と4月6日付でありますが、トルコ大使から柏崎市長宛に手紙が出されたことになっておりますが、そのことが分かったのが6月1日付の在日トルコ商工会議所会頭からの私宛の書簡によってでありました。
 その後、トルコ大使館に対して、前記2通の大使の手紙の写しを送って頂くとともに、6月23日にトルコ大使館を訪問いたしました。
 そこで、トルコ大使と面談をし、まず手紙を頂きながら、しかも提案の申し出がありながら、何らの返答、ご挨拶もなく、そのことが遅くなったことをお詫びをするとともに、柏崎市としての、その時点での考え方、つまり、それは以前にもこの場でお話を申し上げたことがある訳でありますが、旧柏崎トルコ文化村については、できるだけ早期に処理をしたい、具体的には土地・施設の譲渡を考えていると、それから新たな用途は、観光に拘らないで考えていきたいと、それから大方の市民の理解が得られるようにしたいと。
そして、5つめにトルコ共和国との友好関係の継続に配慮したいと、まぁ、このようなことを申し述べ、そのことについては、理解を頂いたところであります。
 そのあと、在日トルコ商工会議所の役員の皆さんと話し合いをいたしました。
 トルコ商工会議所側からは、何とかトルコ文化村の継続が出来ないかとの話があり、私のほうからは2度にわたって経営破たんしたことでもあり、継続は難しいのではないかという話をいたしましたが、日本人がやったので上手くいかなかったのではないかとかですね、トルコ人がトルコの心をもってやれば、上手くいくというような趣旨の発言がありましたが、しかし、じゃあ具体的に誰が、あるいはどのような組織が、どのような方法で、運営あるいは経営していくつもりかという、こちらの質問に対しては、具体的な提案・提示はなかったわけであります。
 また、大使からの手紙で記されておりました、2010年までに賃貸するという構想についても、その内容を伺うことは出来ませんでした。
 トルコ文化村の運営について何らかの具体的な提案があるものと期待しておりましたが、それはなかった、その時点ではなかったのであります。
 私は、この訪問と大使、そして在日トルコ商工会議所役員との話し合いによって柏崎市の考え方を伝えるとともに、大使からの手紙に対しては、一定の返答をして帰ってきたつもりでおりました。
 また、その後とくに在日トルコ商工会議所からは、新たな提案、申し出はないままに推移をしてきたと理解をしております。
 そこで、そこに、今年の1月31日付で、昨年の書簡つまり4月6日付のトルコ文化村の活動継続の要望と提案ということで、大使から手紙があったことを指していると思いますが、昨年の書簡に対する返事や回答がもらえてないという大使からの手紙が届き、まぁ、驚いた次第であります。その間で、意思疎通を欠いた点、あるいは何らかの行き違い、誤解を生んだことについては反省をしておりますけれども、2月28日、再度、大使館を訪問して大使そして商工会議所会頭と、同席の場で改めて柏崎市の基本的な考え方、公募をすることになったいきさつを説明をいたしました。大使からは、その経緯について理解を示すとともに疑問や不明に思っていた点が解決したと述べられ、説明のために市長がたずねてくれたことへの謝意が表明をされました。
 私のほうからは、運営の意志があればぜひ公募に手をあげて頂きたいと旨を申しあげたところ、改めて現地を見てみたいということで、3月3日に大使館の一等書記官と商工会議所の2人で柏崎に来られたわけであります。
 そして、公募を締め切ったのちの3月30日、三度、トルコ大使館を訪れ、大使と面談をしてまいりました。そこで、先ほど発表いたしましたように今回の公募に応じた業者が3社であったことを含め、今後のはこびかたについて説明をいたしました。
 え~、大使のほうからは、その説明に理解を示すとともに、感謝の気持ちが述べられ、1つには旧柏崎トルコ文化村は柏崎市民のものであり、柏崎市政の問題である。トルコ国として、柏崎市政に干渉するつもりはないし、我々がとやかく言うことではない。
 2つめには、3月3日に一等書記官と商工会議所会頭が施設を視察したが、現状をみてかなり予算がかかるし、何かをやろうとする可能性は低く、公募には応じないこととしたと。
 3つには、3社が応募したことは嬉しく喜ばしいことである。また公募のなかでトルコ国との友好関係に対する配慮をして頂き嬉しく思う。今後とも友好関係が続くことを希望している。との見解が述べられました。
 私としては、今後ともトルコ共和国との友好関係の維持に十分配慮しながら、すすめてまいりたいというふうに思っております。
 これが、ちょっと補足でありますが、これまでの経緯でありますので、改めて申し上げます。

※この後、枇杷島小学校の現地改築、柏崎夢の森公園の開園、その他として第4次総合計画の市民会議会長の解任について。トピックスとして、「大崎雪割草の湯」「エコアクション21」「中小企業基盤整備機構の市庁舎内への分室設置」「防災行政無線の活用」「ワークサポート柏崎の開所」「柏崎簡易保険加入者ホーム」
 記者から「時間の無駄です」というコメントあり。

Q.トルコ文化村の経緯について色々と説明して頂きましたが、今ひとつ分からないのが、こういった経緯が、何でいまさら蒸し返して説明されるのか、よく分からない。

A.はい、あのー、これまで議会でも若干のやり取りがありましたが、今改めて、この間のですね、トルコ大使から市長宛の手紙だけを見て、柏崎市長がトルコ大使やトルコ共和国に対して、大変「非礼」をはたらいているというふうな抗議のメールが大変たくさん来ております。
  これは、まぁ、ある議員がネット上でそのようなことを訴えたことに応えて来ているものでありますが、かなり事実と異なっている、事実認識を誤っておりますのであらためて今日、説明をさせて頂いたというものであります。

Q.ちなみに、その「たくさん」とは、何名くらいですか。

A.えっと・・・約40通。

Q.これって、県内? 県外?

A.全国から来ております。
  トルコ大使館にも随分いっているという風に聞いております。

Q.続いて、このトルコ文化村についてお聞きしたいのですが、選考委員はあとで名簿か何かをいただけますか? オープンでしょう?

A.これはですね、基本的にオープンにしたいのですが、いま申し上げている事情がありましてですね、今、企業名それから委員も含めて、選考が終わった段階で発表させて頂きたいと、こう思っております。
  大変なにか、不穏な動きもない訳ではないものですから、そのことについては十分配慮して頂きたいと、こう思っておりますが。


 なるほどー、議員が持つ通常の情報の請求権ではなく、さらに正式な手続きである情報公開請求によって判明した2通の書簡は「出されたことになっている」と表現される。
 外国の大使館から来た書簡を1通ではなく、2通、しかもその間隔は2週間とあいていない。これだけをとってみても、通常の組織であれば、課長や部長などの進退、クビに関わる問題ではないのか。事務業務に関することもそうであるが、調査もせずこれをウヤムヤにしようとする感覚こそが問題なのである。「出されたことになっている」とは、トルコ大使館、そして郵便局の皆さんが聞いたら激怒するのではないであろうか。もし私が郵便局の職員であったとしたら、名誉を守るため、徹底的に同時期の郵便物を調査する。それぐらい、失礼な発言だと思う。
 「私のほうからきちんとした説明をする機会」はなかったというが、議会の招集権は議長には無く、市長にある。それこそ説明責任は市長側にあるのであって、本当に重要だと思うなら、議会を招集すれば良いのである。私も議事録が残る議会の場で追求させてもらいたい。根本的には、説明も何も情報公開請求が無ければ、「話をする内容ではない」としてそのまま闇であったはずである。
 抗議の声は「トルコ大使から市長宛の手紙だけを見て」と断定しているが、日本とトルコ共和国との友好の歴史はもとより、トルコ共和国の国父であるケマル・アタチュルク像や2通の書簡の不明な点を見ていないと言い切って良いのであろうか。抗議の声を挙げた方々をあまりにもバカにしていないだろうか。
 この会見にある「これは、まぁ、ある議員がネット上で」、この「ある議員」が私のことであるかどうか分からないが、「かなり事実と異なっている、事実認識を誤っておりますので」と言い切るが、認識を誤っているだけと思うなら「ある議員」には説明すべく接触はしたのであろうか。
 ちなみに、この「ネット上で」「ある議員」のサイトだけではなく、間違ってインターネット全体として捉えているようであれば、色々な場所に「ある議員」が書きまくっているとして、今後、攻撃してくるであろう。
 もうお約束となってきたが、「意図的な歪曲」「大変なにか、不穏な動き」と政治的な陰謀説も忘れていない。この発言により、この問題を「他国に対する礼儀と配慮の問題」から「政争の具」へとすり替えを行っている。このすり替えによる効果は、外部からの抗議の声の分断であろう。ちなみに、誇らしげにトルコ大使からの「柏崎市政の問題である。トルコ国として、柏崎市政に干渉するつもりはないし、我々がとやかく言うことではない」というお言葉を紹介しているが、これは外国の大使がおっしゃる当たり前のことであり、わざわざ書くようなこちら側の感覚がおかしいと思う。
 記者からの抗議のメールに関する質問への回答のなかで、「トルコ大使館にも随分いっているという風に聞いております」とあるが、この発言があるからには、トルコ大使館と抗議のメールの件で、話し合うか情報交換をしているはずである。その事については、一切の発表をしていない。

 ここまでで、今後のストーリーは読める。
 今回の柏崎トルコ文化村の事は、特に問題も何もなく、市民にも議会にも話すことではない。それを「ある議員」が何か「不穏な動き」に連動して「意図的な歪曲」をしている、これを「政争の具」とし外部からの抗議の声を分断、2通の書簡の存在やトルコ大使から怒りの書簡が来るまでに到った部分、そしてアタチュルク像の扱いなどは既に決着したかのようにする。「ある議員」「意図的な歪曲」をして、「不穏な動き」に連動するからには、何かの利権構造やしがらみという仕掛けが必要になる。しかし、実際に「ある議員」には利権構造は発生していないことから、残るは個人攻撃
*漏れ聞いた話では、土曜の発音に似た名称の集まりでこの事が話し合われたという。

 大きな視点でこの記者会見を見てみると、まずは受け身となり、問題は何もないんだけど、「政争の具」にしたい連中が騒いでいるだけ、というスタンスである。しかも特定できるような「ある議員」を挙げ、そのせいで説明せざるをえない、といった調子である。市長の公式な記者会見の場で「ある議員」を挙げる時点で、その力量のほどを問われるが、議会からの指摘があるのは当たり前のことである。しかも、今回の件は情報公開請求をしなければそのままであった。議会が閉会中のいま、市民の側から見て問題と思われることを、議員が自分の政治活動で行うことは何らおかしいことではない。普段、政治活動をしない議員の方が良いと思われているなら別であるが・・・・・。

 3時、就寝。6時、起床。インドに行く準備がまったくできていないが、目の前には処理しなければならないメールや書類が多い。取りかかるまでが少し億劫である。

Dsc01447Dsc01448 12時過ぎ、パンの耳をバジルとバターで焼き、卵入り納豆をすくって食べる。祖母には、ブリの刺身があったので、ブリの刺身を使った「ブリの茶漬け」。山葵醤油をいれた真空パックにブリの切り身を入れ、真空にし、味を染み込ませてから使った。三つ葉がなかったのが残念。

 午後になって、4月27日にトルコ文化村の件と枇杷島小学校改築の建設位置に関しての報告会が行われるとのFAXが入った。なぜ報告会なのだろうか。報告会だと全文議事録は残らない。FAXが入ったのち、この問題を同じように重いと捉える議員からの電話もあり、インドから戻り次第、打ち合わせをすることとなった。

 16時11分に柏崎駅をでて、17時7分、長岡駅からMaxとき338号に乗り、東京駅に移動。八重洲口の喫茶店にて、仕事関係で1時間ほどの打ち合わせ。
 20時近くの成田エクスプレスで成田空港第二ターミナル駅へ。シャトルバスで宿泊のヒルトン成田に着いたのが、23時近く。寝るだけである。団体割引でないと泊まらないような豪華な感じであり、居心地が悪い。部屋にLANがあったので仕事ができると喜び、接続したものの使用料は1680円・・・・高い。
Dsc01449 しばしホテルの外を歩いて、コンビニで夕食の買い出し。この時間になると、納豆巻きもないようで、デミグラ丼弁当とビール2本を購入。部屋に戻って、夕食をとる。

|

« 柏崎トルコ文化村:議員への説明、西川前市長出版記念 | トップページ | インドへ、バンコク経由デリー行 »

コメント

テープおこしありがとうございました。
結局何も説明はなかったということですね?
時間稼ぎした割には、お粗末な作り話(に聞こえます)ですか。
挙句の果てに、抗議の動きを理由に密室会議ですか。ほほう。
結局何も解決していない。

それから、個人攻撃に関してですが、2ちゃんねるのスレ主が、三井田議員であるかのような書き込みが続いています(卑劣)。ご迷惑をおかけしているようで申し訳なく思っています。(誰かがスレを立ててくれるようにブログ上でお願いしたのは私です)
あのスレの文章は、私ともうひとり、つまり二人の文章の合作です。リンク先を三井田議員にしたのは、情報がより詳しいからというだけに過ぎません。誰の文章かは、検索すればすぐにわかるんだから、あれは確信犯であると思います。

しかし、許せない。ますます真っ黒けですね。
トルコ大使は、こんな胡散臭い柏崎市とは係わり合いにならない方が国益であると判断されたのでしょう。嘆かわしい事態です。

個人攻撃された場合も、すべて公開して下さいますよう。

投稿: たいげろ | 2006年4月11日 (火) 03時29分

おまえが日土友好のために
チャンネル桜で出資者を募って
応募しろよ

投稿: 臼楽電 | 2006年4月11日 (火) 22時50分

 たいげろさん、コメントありがとうございます。
 お返事が遅くなって申し訳ありません。
 2チャンネルをはじめ、各種掲示板等に私が書き込みをし、捏造をしているという流れを作っているようです。
 IPはもとより、書き込んだと思われる時間と私のスケジュールを比較すれば、その真偽は分かることですが、どうしてもその方向にもっていきたいようであります。
 柏崎トルコ文化村の問題提起に対し、批判的な意見のなかには、トルコ政府と私との間で金銭授受がある、柏崎トルコ文化村をこれまで私が政治活動に使ってきた、公募に応募している企業と私との間に金銭授受がある、新興宗教団体の指令で動いているなどがあるようです。
 観光施設であるトルコ文化村のイベントで、観光に来た方々に私が政治ビラを配るなどありえないことをはじめ、取材を受けてコメントしただけで私が記事を指示して書かせたなど、普通の方が考えれば、これらが信頼性のある情報なのかどうかご理解いただけると思います。
 そもそも、これだけの個人攻撃、中傷に集中すること自体が、その実態をよく表しているのではないでしょうか。

投稿: 三井田孝欧 | 2006年4月14日 (金) 11時06分

 臼楽電さん、刺激的な書き込み、ありがとうございます。
 繰り返しになりますが、これは売却うんぬんの問題ではなく、「他国への対応と礼儀」の問題です。
 もちろん、柏崎市民にとっては行政の情報公開の問題もございます。

投稿: 三井田孝欧 | 2006年4月14日 (金) 11時07分

コメント付けるのが遅くなってすみません。
大と申します。
2chにスレを立てたのは私です。
こういう展開になっているとは知らずにいました。
三井田様のブログを勝手にリンクしてしまい、大変ご迷惑をおかけしてしまいました。
心より御詫び申しあげます。

投稿: | 2006年4月18日 (火) 07時21分

 大さん、コメントありがとうございます。
 今回の件、議員として「おかしい」と思ったことを指摘しただけであって、それに対する反応を見るにつけ、色々と学ぶ貴重な機会ができたと思っております。
 お気になさらないようお願いいたします。

投稿: 三井田孝欧 | 2006年4月18日 (火) 12時57分

優しい、お心遣い
ありがとうございます。
応援しています。
頑張ってください。

投稿: | 2006年4月19日 (水) 07時16分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/114726/9531398

この記事へのトラックバック一覧です: 柏崎トルコ文化村:市長記者会見:

« 柏崎トルコ文化村:議員への説明、西川前市長出版記念 | トップページ | インドへ、バンコク経由デリー行 »