日独との戦争、誤りだった
1時就寝。6時、起床。朝食もとらずに事務所の整理と業者さんとの作業。オフィス用品の廃棄処分やOA機器の産業廃棄物としての処分など。
12時、甥っ子がきたので、「うれっ子」のつけめんを一緒に食べる。甥っ子も食べる量がだんだんと多くなり、その成長を感じる。
午後から来客。来年の統一地方選挙に関することであった。次回の市議選は旧高柳町、旧西山町を入れた現在の柏崎市で、定数を3名減らして、30名での選挙となる。県議選は、いまだ選挙区問題でゆれているが、旧選挙区(合併前の柏崎市のみ)での選挙となった場合、定数2名。選挙活動の期間を考えれば、そろそろ候補者が動きはじめる時期である。
19時、またもスーパーで安くなっていた秋刀魚2匹と、米山町でとれた蛸で夕食。基本的に肉よりも魚が好きなので、閉店間際のスーパーの鮮魚コーナーはありがたい限りである。蟹がではじめるこの時期には、蟹が大好物の蛸もウヨウヨしており、とれたての蛸をさっと湯がき、冷水にさらした蛸ぶつは歯ごたえが最高であった。
秋刀魚はご飯と一緒でも美味しいが、蛸ぶつには酒である。あまり飲まないつもりが、蛸の美味さについつい飲んでしまい、残った仕事も片付けずに23時ごろに酔いがまわり寝てしまった。
零戦のエース・パイロットで『大空のサムライ』の著者である故・坂井三郎氏と石原慎太郎東京都知事との対談集のスクラップを見つけた。そのなかで、坂井氏が電車に乗っていたところ、近くにいた若者同士の
「えー日本とアメリカが戦争をしたんだ、
で、どっちが勝ったの?」
という会話を聞き、坂井氏が愕然とした(思わず次の駅で降りて、煙草を続けて2本吸ったという)ことが書いてあった。
アメリカと日本が戦争をしたことにより、最終的に一番得をしたのが共産主義であろうが、そもそもアメリカのなかでも日本との戦争は本当に必要だったのかという議論がある。その議論についても、このブログのなかで少しずつ紹介していきたいと思う。
平成11年9月28日『産経新聞』
ブキャナン氏の著書、波紋呼ぶ
「日独との戦争、誤りだった」
紛争へ安易な介入戒め 孤立主義の根強さも
【ワシントン27日=土井達士】
2000年の米大統領選に名乗りを上げている保守派の元テレビ・コメンテーター、パット・ブギャナン氏(60)が、最近刊行した米国の外交政策に関する著書「帝国でなく共和国を」で、「第二次大戦で米国がドイツや日本と戦ったのは戦略的に間違っていた」と主張したことが波紋を広げている。米国の世界紛争への安易な介入を戒めたものだが、米国の一部にある孤立主義の根強さをみせつけた。
著書の中で特に問題だとされているが、「ナチス・ドイツは(英国侵攻に失敗した)1940年以降、米国にとっての脅威でなくなっていた」として、当時の欧州に米国は介入すべきでなかったとしたくだり。ナチスによるユダヤ人虐殺などを看過すべきだったともとれることから、「反ユダヤ主義だ」としてユダヤ人団体をはじめ各方面から激しい反発を受けている。
一方、日本に関しては、当時の仏領インドシナに進駐した後、米国のルーズベルト大統領が極めて厳しい経済制裁を発動したことが、日本にとって「のど元をつかまれた」形になり、真珠湾攻撃を決意させたと指摘。開戦には米国の政策が大きな役割を果たしたとしている。
ブキャナン氏は、日独が宣戦を布告した後に参戦したのは「正しいことだった」としているが、日独敗北の結果、旧ソ連に対する歯止めがなくなったことで、共産中国の誕生や、朝鮮、ベトナム両戦争での米軍の犠牲など「苦い結末を得た」ともしている。
このような主張に対し、共和党から大統領選に出馬しているマケイン上院議員やドール前米赤十字社総裁らは、即座に「復員軍人の感情をどう考えているのか」などとブキャナン氏を激しく批判する声明を発表。しかしブキャナン氏は、「共和・民主両党にまん延している介入主義が、米国を再び危険な道に導く」としている。
ブキャナン氏は、孤立主義と保護貿易が持論。共和党から出馬した92、96年の大統領選では、予備選で保守派票を集めて予想外に健闘し、本命候補を苦しめた。今回も共和党内で選挙活動を進めているが、近くロス・ペロー氏が率いる「改革党」にくら替えするとみられている。
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