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2006年12月 9日 (土)

『硫黄島からの手紙』公開

 コンビニで夕食等を買い、食べてから3時就寝。7時起床。シャワーを浴びた後、8時にホテルをチェックアウト。

Dsc04320 歩いて移動し、9時過ぎから2社ほど、TV企画会社を訪問。柏崎での鉄道活性化のコンペから実現までをドキュメンタリーで撮れないものか、また「コレクターのまち柏崎」で企画ものができないものか、年末の挨拶とともに担当者に話す。
 お昼近くになったため、製作担当の某氏と会社近くの「日高屋」にて、「温玉チキン丼セット、とんこつラーメン 630円」。朝食なのか昼食なのか良く分からないが、とにかくお腹いっぱい。某氏は、このセットにさらに餃子をつけ、毎食同店を利用しているという。40代、独身TVマン、恐るべし・・・。

 12時を過ぎたところで、東京駅に向かい、上越新幹線「Maxとき321号」で長岡駅を経由し、柏崎の自宅まで戻る。
 それにしても、長岡から柏崎への乗り継ぎの悪さといったら、この上ない。
 一切の価値観を抜きにして、いま一観光者として北陸方面への移動を考えるなら、迷うことなく、「ほくほく線」を利用するであろう。

Dsc04329 16時過ぎ、甥っ子が昼寝から起きてきて、お腹がすいたというので、あさりの味噌汁と納豆ご飯をつくる。
 急遽、急ぎの仕事をやってほしいとのことで何かと思ったらパソコンのデータ復旧。誤って重要なデータを消してしまったという。2時間ほどの作業で、9割方のデータを復旧できた。

Dsc04330  19時から21時まで某店で打ち合わせ。
 お腹ペコペコで自宅に戻り、鯖の一夜干し、えび餃子、納豆汁を中心に夕食。鯖を開いたものは、脂のノリもあり、家庭用のガス魚焼きではどうしても焦げてしまう部分がでる。皮も含めて味わいたいだけに残念である。
Dsc04294 体が冷え切っていたので、お土産にもらった、合同酒精株式会社の地産地消焼酎シリーズ「焼酎めぐり」の第一弾、伊豆産の生わさびを使用した「わさび焼酎 いずみ沢」 をお湯割りにして飲む。
 本当にツーンとした風味があり、面白い。

Kruibayasiphot  今日からクリント・イーストウッド監督の『硫黄島からの手紙』が公開となった。
 昭和20年2月19日、米軍海兵隊3個師団約7万5000人が硫黄島に上陸を開始。迎え撃つは、栗林忠道中将率いる2万1000人の日本軍守備隊。3.5倍の兵力、最新兵器をもつ米軍を迎え撃ったのである。
 当初、米軍は5日ほどで戦いは終わると予想したものの、3月26日の栗林中将の戦死まで、日本軍は徹底抗戦し、米軍第56任務部隊司令官のホーランド・スミス海兵隊中将はこう叫んだ。

 「栗林のような指揮官が
  
日本軍にこれ以上いたらたまらない」

 「太平洋で戦った全ての敵の中で、
    栗林は最も手強い相手であった」

 

Iou 栗林中将以下2万1000人の守備隊は、硫黄島を死守することが本土を爆撃から守ることであるとの信念をもって、最後の最後まで戦った。日本軍守備隊の戦死者約2万人、米軍の死傷者は2万8000人であった。
 アメリカ側から硫黄島の戦いを見た『父親たちの星条旗』の最大のシーンである播鉢山に星条旗を掲げた6人の米兵も、実は3名が戦死し硫黄島に埋葬され、1名が担架に運ばれて島を離れ、自らの足で硫黄島を離れることができたのは2名であった。
Americaf  日米双方の兵士が自国の誇りをかけて戦ったのである。
 『世論』に掲載された、日本の海軍士官による硫黄島で死に行く無名兵士の逸話がある。
 伝令の為、日本本土から船に上陸し、硫黄島司令部を目指して歩いていた海軍士官は、手足をもがれた大勢の硫黄島守備隊の兵士がうずくまる壕に入った。硫黄が立ちこめ、食料も少ないなか、戦い抜き、傷つき苦しむ兵士に対し、海軍士官が水筒の水を与えようとした。すると、足の無くなった下士官が次のように言った。

 「海軍さん、やめろ!
  死にかかった者に飲ます水があったら、
   その水をあんたが飲んで戦ってくれ。
  あんたは手も足もまだついている。
    やってくれ。
    我々の仇とってくれ。頼みます!」

flag 日本軍将兵の栗林中将を含む1万3000名の遺骨は未だ硫黄島の地中に埋まったままである。

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? 評価:★★★★★星5つのマスターピース (僕的主観:★★★★星5つ) ? 『父親たちの星条旗/Flags of Our Fathers』 クリント・イーストウッド監督 http://ameblo.jp/petronius/entry-10019663236.html この対となる作品です。まだ見ていない... [続きを読む]

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クリント・イーストウッド監督が撮る戦争映画はこれで完結された。僕は、彼の「父親たちの星条旗」に続く圧倒的なパワーを感じ、自分は日本人だということを感じたのだ。 [続きを読む]

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