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2007年2月

2007年2月28日 (水)

『財界にいがた』大東亜納豆共栄圏

Img_0467 3時、やっと仕事のめどが見えてきたので仮眠。
 5時、起床。シーユース雷音に移動し、柏崎準倫理法人会の経営者モーニングセミナーに出席。株式会社研精舎の今井常務取締役から「一所懸命、頑張るな」と題した講演を頂く。昨日までマレーシアに出張されていたとのことで、お忙しいなか講演を依頼した。
Img_0468 本来の「一所懸命」は、自分の命をかけて、主君に尽くすという意味合いであったが、いつの間にか「一生懸命」になった。いまの会社においては、「とにかく一所にだけ忠心すれば良い」が「とにかく会社にしがみつき」「残業を多くする方がエライ」という風潮につながっていると指摘。
Img_0469 また、整理、清掃、整頓の「3S」はよく言われるが、とにかく最初の「S」、整理をして、捨てることの重要さをお話され、まったく同感の思いがした。
 講演後、ビュッフェで講師ととに朝食会。高柳町の黒米のおかゆに納豆をのせて思わず2杯を食べてしまう。たっぷりのおかず(しかも、おかわり)もとり、朝食なのにおそらく1000kcalはいっているであろう・・・・。

 9時前、自宅に戻り、来客。11時から12時まで明日の代表質問の準備。祖母の昼食を作りに一度自宅に戻ったのち、引き続き、質問内容の調整。

 19時、選挙事務所に移動。選挙スタッフ、応援してくれる方々とささやかな懇親会を行なう。
 叱咤激励、色々とあったが、手伝ってくれる皆さんに感謝するばかりである。

Img_0466 本日発売の『財界にいがた』3月号に納豆特集として4ページが掲載された。アジアにしかない納豆を、新潟から美味しい米と一緒に発信し、大東亜共栄圏ならぬ、大東亜「納豆」共栄圏の構想を半分ジョークでインタビューに答えたところ、そのまま掲載。シャレ心の分かる読者が多いことを願うばかりである。
 今日は、ちょうどUX(新潟テレビ21)のニュースコーナーでも、旧小出町の「大力納豆」さんが紹介されたこともあり、「あるある捏造報道」という逆境のなか、新潟県内で納豆見直しムーブメントが起きてほしいと思う。

2007年2月27日 (火)

地方自治法改正勉強会

 2時、自宅に戻り、ゆっくりと風呂に入ってから就寝。8時、起床。大粒納豆でご飯2杯を食べたのち、一般質問の作成や鉄道活性化コンペの結果に関する次のステップの打ち合わせなどで午前中は終る。

 9時30分過ぎ、番神の恒久浜茶屋に関する資料を情報公開請求に基づいて受け取る。

070227f1000001 12時過ぎ、市役所に移動し、カロリーメイトを食べながら、会派会議。
 13時から市役所4階で「地方自治法の一部改正について」の勉強会スタート。講師は、全国市議会議長会 法制主幹 水出豊氏(昭和24年生まれ、青山学院大学経済学部出身)。


・第28次地方制度調査会(内閣府に設置され30人以内)
 の答申

 道州制などの調査審議を求める諮問がなされるなかで
 議会のあり方もあった。

・議会の在り方
 具体的方策
 幅広い層からの人材確保
 議会の組織(複数委員会への所属)
 議会の機能(委員会の議案提出権、専門的知見の活用、
         議会の議決事件の拡大)
 議会の運営(住民との意思疎通、議会事務局機能の充実)
 議員の位置づけと定数
 長と議会の関係(専決処分のあり方、議会召集のあり方)
 小規模自治体における議会制度の在り方
 (夜間議会の実施など)
 「議会を召集する暇がないと認めるとき」という
                      専決処分のあり方

地方自治法の一部を改正する法律案の概要
 (1)出納長及び収入役制度の廃止等
 (2)監査の充実
 (3)財務に関する制度の見直し(クレジットカード払い等)
 (4)地方6団体への情報の提供

(1)議長への臨時会の召集権の付与
   市長は20日以内の招集
(2)専決処分の要件の明確化
(3)委員会制度
   複数常任委員会への所属制限の廃止
   委員会の委員につき、閉会中でも議長が指名する
   ことによって選任できることとする
   委員会の議案提出権を認める。(但し、予算の執行権
   はないので、予算関係を除き)
(4)専門的知見の活用


 平成12年から常任委員会の数は増やせるようになったが、現実的には複数所属ができなかったので、普及しなかった。また複数の委員会所属が可能になると、2つ以上の委員会を同時に開催ができなくなり、議会の日程が延びてしまうという意見もある。個人的には、議員の仕事であるから延びる分にはいくらでも良いのではないかと思う。
 総務省の見解で予算の分割付託はできないという見解もあったため、予算の特別委員会を常任でつくる自治体もあったようであるが、柏崎市議会では予算審議の際には、分割して各委員会に付託を行っている。

Img_0462 終了後は、番神に関する調査を市内で行なう。
 今日は新潟工科大の生徒さんによる「柏崎に関する研究」の発表会であったが、予定が重なったため残念ながら欠席させてもらい、柏崎青年会議所の柏崎のまつり検討委員会に出席。
 柏崎のまつりをどうアピールし、次の世代につなげていくか、真剣な話し合い。

Img_0465 委員会終了後、C嬢と「ガスト 柏崎店」(電話:025-720-1384)にて、「リブロースステーキ 880円」を「パン、スープセット 240円」の夕食。
 このお店にくるのは2回目であるが、店内が異様に煙草臭く、食事をする感じではなかった。
 24時近く、自宅に戻る。

2007年2月26日 (月)

柏崎市:2007年施政方針

 事務作業を行なって3時就寝。7時、起床。大粒納豆でご飯を2杯食べたのち、祖母を病院に送る。病院はかなりの混雑で、待ち時間は1時間以上にもなったので、あわてて帰宅。

 病院からの戻りが遅くなり、9時からの議会運営委員会に5分ほど遅参してしまった。
 10時から本会議。会田市長による2007年施政方針演説である。
 その内容は、以下の通り。

はじめに
 平成19年度当初予算をご審議いただくに当たり、私の施政
方針を申し述べ、議員各位並びに市民の皆さまのご理解を賜
(たまわ)りたいと存じます。
 私が市長に就任して2年3箇月を迎えようとしております。
振り返ってみますと、山積する諸課題に全力投球で取り組み、
市民の皆さまにお約束した諸施策について、その実現に向けて
最大限の努力をしてまいりました。 就任早々、新潟県中越
地震や水害からの復旧・復興に追われ、まずそれらを最優先
で取り組んでまいりました。幸い道路、下水道など公共施設の
復旧はほぼ終了しましたが、仮設住宅にはいまだに3世帯10人
の方が残っておられます。これらの方々が一日も早く元の生活
に戻れますよう、引き続き支援してまいります。
 2年続いた水害の復旧そして今後の対応策につきましては、
平成17年度に策定した「柏崎市街地治水対策全体計画」に
基づき順次計画的に進め、昨年度見直しを行った地域防災計画
の効果的な遂行と併せ、災害に強いまちづくりに向けて取り組
んでまいります。
 高柳・西山両町との合併から1年10箇月になります。柏崎市
に編入された両町の皆さまにとって、まだ戸惑いが残る面もあろう
かと思います。両町の皆さまのそのような思いをしっかりと受け
止め、両町が抱える諸課題の解決に取り組みつつ、新柏崎市の一
体化を図るため、更なる努力をしてまいります。両町の地域協議会
などでこれからの地域づくりに向けた前向きな動きが出てきている
ことに大いに期待し、支援をしてまいります。
 私は市長として、市民の皆さまの声が生かされる市政を基本的な
政治姿勢として、その運営に当たってまいりました。市民応接室、
市長への手紙、移動市長室、地域懇談会などを通して、市民の
皆さまの声に耳を傾け、市民との協働によるまちづくりを心掛けて
まいりました。その取組はまだ緒についたばかりでありますが、
市民と行政との協働により、市民一人ひとりが自立しあるいは
支え合って、自らが住んでいる地域をより良いものにしていく、
そのようなまちづくりをめざし、市政を運営してまいります。
 今、地方自治体を取り巻く環境には、大変厳しいものがあります。
国と地方との関係も大きく様変わりしつつあり、地方への権限・
税源の移譲を謳(うた)った三位一体改革も、結果として国の財政
再建のしわ寄せを地方が被(こうむ)る形になっております。その
ために地方自治体の財政状況は、一段と厳しいものになっており、
柏崎市もその例外ではありません。
 私は市長就任以来、このような厳しい財政状況を踏まえ行政
改革を進めるとともに、ゼロベースからの事務事業の見直し、
市の補助金・負担金の見直しなどを行い、健全財政の維持に腐心
してまいりました。今後は、指摘されている実質公債費比率の
改善に向け、公債費負担適正化計画の実行を着実に進め比率の
適正化を図るとともに、更なる事務・事業の見直しと財政構造の
体質改善を行うことによって、財政の健全化に努めてまいります。
 今年度は、第四次総合計画が新たなスタートを切る年であります。
「好きです 輝く柏崎」という基本理念に示される、「市民一人
ひとりが自分の住むまちに誇りと愛着を持ち、将来に向かって
互いに協力しながら、輝きに満ちた柏崎市を創(つく)り上げて
いく」という方向をしっかりと見定め、計画の着実な推進を
図ってまいります。
 以下に、今年度の主要な施策について、その概要を申し上げます。
 1 活力と創造性に満ちたまちをめざして
 2 安心して快適に暮らせるまちをめざして
 3 心の通い合う健康と福祉のまちをめざして
 4 豊かな心と生きる力を育(はぐく)むまちをめざして
 5 個性と魅力にあふれたまちをめざして

主要な施策

1 活力と創造性に満ちたまちをめざして  
 我が国の経済は、総体として回復基調が続いて好調を維持し、

戦後最長の景気回復期間といわれた「いざなぎ景気」を既に
超えたとされております。当市においても、自動車部品やIT関連、
食品関連産業を中心に製造品出荷額が増加するなど景気回復
の兆しが見え始めています。しかしながら、依然として個人消費
をはじめ全体として景気回復の実感はまだまだ乏しく、むしろ
大都市との経済格差・所得格差の拡大への懸念が広がって
きております。
 そのため、何よりも産業活動を活性化することにより、市民所得
の向上と雇用の創出を図ることが喫緊(きっきん)の課題であり、
地域産業の振興を図るとともに、新たな産業の立地にも全力を
挙げて取り組む必要があります。
 “基盤技術のまちからの発信”をテーマに3年ぶりの開催となる
「かしわざき工業メッセ2007」は、地元工業界の技術や産学
連携の取組を内外にアピールするものであり、7年ぶりの開催と
なる「職人フェア2007」は、職人の技を一堂に集めながら、
業界のイメージアップと業種間の連携強化を図るものとして、
それぞれ支援を行います。
 柏崎フロンティアパークの第1期賃貸・分譲開始がおよそ
1年後に迫りました。電源地域としての優遇制度はもちろんの
こと、市が新たに設けた用地取得費等に係る助成制度を強力に
アピールするとともに、事業主体である独立行政法人中小企業
基盤整備機構と連携を密にして、積極的な企業誘致に取り組んで
まいります。
 ものづくりと技術が集積したまちの実現に向けて、企業・団体・
大学など地域が一体となって、既存企業の活性化と新産業・新事業
の創出を推進する総合的な産業支援機関の設立に向けて検討を開始
します。
 また、産業活動を支える人材育成、人材確保に向けて、次の世代
にその基盤技術を継承していくための「ものづくりマイスター
カレッジ」及び「インターンシップ支援事業」などに引き続き取り
組んでまいります。
 魅力ある商店街づくりと商業者の連携強化を図るため、商店街や
個店、同業種間の活性化イベントを支援するとともに、意欲ある
人材の育成、空き店舗対策に取り組みます。また、中心市街地の
活性化を図るため、中心商店街の特性を生かした誘客イベントを
支援します。
 観光交流の振興・発展については、市民をはじめ様々な主体に
よる参加・協働を基本に据えて、国の観光立国推進基本法の制定
を追い風に、地域に愛着と誇りの持てる観光まちづくりを推進
します。合併により充実した海・里・山の豊かな自然や歴史・文化・
産業など、多様な観光資源・観光施設を有機的に連携・活用しながら、
工夫を凝らして情報発信し、交流人口の拡大に努めます。
 みなとまち海浜公園に7月1日にオープンするマリンスポーツ
交流センターを拠点とし、安全なマリンスポーツの場の提供と
魅力ある海の柏崎を全国に情報発信するとともに、同月14日に
柏崎港の西埠頭(ふとう)にオープンする観光交流センターを
多面的に活用して、柏崎港の賑(にぎ)わい創出に取り組んで
まいります。
 高柳町じょんのび村の利用者増加に向けた取組の一環として、
施設のバリアフリー化と温泉施設等の改修に向け実施設計を行い
ます。また、西山町ふるさと公苑は、専門家の指導を受けながら、
市民、行政が一体となって施設の魅力づくりに向けた整備計画を
作成します。
 農業においては、「品目横断的経営安定対策」、「農地・水・
環境保全向上対策」及び「米政策改革推進対策」の3施策が、
いよいよ今年度から新たに始まります。この経営所得安定対策
を促進し、個別経営体や集落営農組織の法人化など、担い手の
確保と育成及び活動支援を行うため、農林水産課担い手育成係
の組織強化を図ります。農地流動化助成事業では、担い手と
なる耕作者への積極的な農地の集積を進めるため、これまで
「出し手」に補助していたものを変更し、農地を集積する
「担い手」に対して助成してまいります。また、国営土地改良
事業の推進により、遅れている農地の基盤整備を推進して、農業
生産力の向上、米の品質の向上及び複合経営の推進を図ります。
 なお、経営が悪化している株式会社柏崎ぶどう村につきま
しては、これまで色々と再建策を検討してまいりましたが、
事態は大変厳しいものと認識しております。どのような対応策
を選択するのが市民にとって有益か、引き続き検討、判断して
まいります。

2 安心して快適に暮らせるまちをめざして  
 災害や犯罪の多発、少子高齢社会の進行、環境問題の深刻化
など社会的な不安が増してきている中で、市民の皆さまが
安全で安心して暮らせる地域づくりを推進してまいります。
 自然災害に強い都市基盤の整備や危機管理体制の充実に努め、
地域の安全・安心は地域で守り育てていくという意識の高揚を
図り、災害時のボランティア活動を地域で支える人材の育成と
体制の構築を進めます。特に災害の初動期においては、市民に
よる自助・共助の活動が重要であることから、自主防災組織を
育成するとともに、災害時要援護者台帳の整備と要援護者の
支援プラン作成を支援します。
 平成17年度から継続事業として取り組んできた西山地区の
防災行政無線を更新し、避難所となる小・中学校、コミュニティ
センターの体育館に戸別受信機を設置します。また、新たな
地域防災計画や国民保護計画などに対応した防災ハンドブック
の作成、横山川流域の洪水ハザードマップの作成、災害時備蓄
品の補強など防災対策を強化します。
 世界最大規模を誇る原子力発電所に対しては、地域との共存
の前提となる安全・安心の確保に向け、国や電気事業者に徹底
した安全運転や事故防止対策を求めてまいります。昨年後半
から相次いで明るみに出ている東京電力株式会社の各地の
発電所におけるデータ改ざん等は、事業者自ら基本的安全管理
体制のずさんさを露呈したものであり、極めて遺憾であります。
また、その後の点検計画に基づく調査結果の中には、検査を
偽って原子炉を起動させるなど、極めて悪質で驚くようなケース
も含まれており、改めて当時の品質管理体制や検査制度がいか
にずさんであったか思い知らされました。
 市は、新潟県、刈羽村と連携して安全性を確認するとともに、
事業者に対して、自らが確固とした決意を持って徹底した調査
と不正の背景を含む原因究明を行い、「安全」をすべてに優先
する発電所運営体制を早急に確立するよう、求めてまいります。
また、国に対しても実効性ある保安検査体制の更なる改善・
充実を求めるとともに、原子力安全・保安院の分離・独立を
含めた原子力安全規制体制の在り方の見直しを要請してまいり
ます。
 今冬の異常ともいえる暖冬少雪を例にあげるまでもなく、昨今
過去に例を見ないような気象変化が続いており、まさに地球
温暖化による気候変動の兆候が如実に現われはじめております。
先般のIPCC(気候変動に関する政府間パネル)の作業部会が
まとめた報告書によれば、温暖化すなわち気候変動が、予想を
超えるペースで進む可能性がますます高まっています。このような
中で、資源循環型社会の形成や廃棄物の減量化、そして二酸化炭素
をはじめとする温室効果ガスの削減は、当面する緊急かつ重要な
課題であります。
 本市における温暖化対策は、国全体としても特に家庭部門での
対応が遅れていることから、市民一人ひとりが温暖化について
理解を深めた上で、できることを一つひとつ実行することをめざし、
市民を対象とする温暖化対策啓発活動や、この活動を担う温暖化
対策リーダーの養成に努めてまいります。具体的には、市役所も
一つの事業所として、温暖化対策の取組である、エコアクション
21認証取得の申請中であります。3月末には認証登録になる
予定と聞いております。登録後は、このような市の取組を通じ、
地元企業の環境負荷低減に向けた仕組みづくりを進めてまいります。
 10年先を見通した「(仮称)新環境基本計画」を策定いたし
ます。さらに、国が公表した柏崎市バイオマスタウン構想の
具体化に向けて、それを担う民間事業者への働きかけを行うと
ともに、地域におけるより広範なシーズ調査を行い、具体的な
可能性を持った事業の更なる発掘に取り組んでまいります。
 廃棄物の減量による環境への負荷の低減を目的とした「家庭
ごみの有料化」につきましては、今後その導入をめざし、改めて
議会にお諮りしたいと考えております。
 柏崎刈羽原子力発電所の全号機完成を記念して、今年度東京
電力株式会社から柏崎・夢の森公園が維持管理基金とともに、
寄贈されます。ここで展開される「環境学校」については、自然
と共生し環境学習を実践する場として、子供たちをはじめ大勢の
方から利用し活用していただけるよう、その機能の充実を図って
まいります。
 公共下水道事業は、昨年度までの第6期事業計画区域をもって
面的整備が終了し、今後は維持管理に重点が移ります。中でも
供用開始から25年が経過して老朽化が著しい自然環境浄化
センターは、計画的な維持修繕及び改築更新が必要となってきて
います。今年度は、汚泥脱水機増設工事及び消化タンクの改築
更新工事などを継続するとともに、水処理1系列の改築更新工事
に着手し、より良い水環境の整備を進めます。
 合併特例事業として5箇年の継続で実施している西山地区上
水道拡張事業は、平成21年度中の給水をめざして工事を進める
とともに、昨年要請のあった刈羽村への給水について、前向きに
検討を進めます。また、高柳地区簡易水道の水量確保及び水質
改善に向けた実施設計に着手します。
 要望の多かった携帯電話の通話ができない地域の解消のため、
携帯電話基地局を新たに7箇所設置し、市内の情報通信環境の
格差是正を図ります。
 交通問題については、2014年の北陸新幹線の金沢開業に
よって柏崎地域が鉄道交通体系から取り残されることのないよう、
新潟県をはじめ隣接する自治体と連携を取りながら、信越本線
と上越新幹線及び北陸新幹線との接続を確実にし、鉄道利便性
の確保と更なる向上を図るための取組を強力に進めてまいります。
さらに、将来的には日本海縦貫高速鉄道体系の在り方についても、
視野に入れた取組が必要だと考えております。
 高齢社会の進展に伴って、生活まわりの交通の利便性が大きな
課題となってきております。一昨年まとめた「生活交通確保調査」
に基づくバス路線確保対策の一環として、昨年実験運行した成沢
地区のバス路線の継続と、新たに米山地区での試験運行を実施
します。今後、更に路線バスを維持しながら、多様な輸送手法
の活用により、生活交通の利便性を高めてまいります。
 都市計画道路等の幹線道路の整備を進めるとともに、特に
整備が遅れている国道8号柏崎バイパスの事業促進を図るべく、
関係機関への働きかけを強めてまいります。

3 心の通い合う健康と福祉のまちをめざして 
 少子高齢社会が進む中、住み慣れた地域で、自分らしく健康
で自立した生活が送れるよう、地域での助け合いや支え合い、
人と人とのふれあいを大切にした、心の通い合う健康と福祉の
まちづくりが重要であります。
 現在、大きな課題になっている地域医療体制の充実や医療機関
のスタッフの確保は、市民とともに問題を共有しながら、最重要
課題の一つとして取り組む必要があると考え、平成17年度に
医療問題懇談会を立ち上げ、これらの課題に取り組んでまいり
ました。1次・2次医療の住み分けはもとより市民ニーズに
呼応した救急医療体制の整備を図るため、柏崎市刈羽郡医師会
及び刈羽郡総合病院等関係機関の全面的な協力を得て医療体制
の整備・充実を図ることとしています。
 具体的には、4月1日から刈羽郡総合病院内に休日及び平日
夜間の急患診療を行う「柏崎休日・夜間急患センター」を開設
することとし、運営費の助成をします。
 あわせて、地域の基幹的な医療機関に対する高度医療機器
導入支援に重点的に取り組みます。また、地域医療における医師
不足に対応するため、新潟県医師養成修学資金貸与事業に参画し、
柏崎市内の病院や診療所に勤務して地域医療を担おうとする
医学生に対して、修学を支援します。
 地域医療に対する情報発信と市民の医療に対する相談窓口と
して、4月から国保医療課内に「地域医療係」を設置し、医療
に対する市民の正しい理解と啓発に努めます。
 健康増進計画「健康みらい柏崎21」に基づいて、がん・
心疾患・脳血管疾患などの生活習慣病対策として、その改善に
向けた取組を支援するとともに、健康づくりを推進するため、
各種保健予防事業・健康づくり事業や保健指導を実施します。
 また、健康づくりの主要施策の一つである食育の推進を図る
ため、「食育推進計画」を策定します。
 新たに平成20年4月からスタートする75歳以上を対象と
した後期高齢者医療保険制度が、円滑に事業執行できるよう、
新潟県後期高齢者医療広域連合と連携を図り、システム開発を
はじめとした準備作業を行います。
 休日保育は、昨年度の試行を受けて、今年度から柏崎保育園
において本格実施します。
 同一世帯から同時に保育園に入園している児童の2人目・
3人目以降の保育料の軽減については、保育園のほかに幼稚園
に入園している児童も算定対象に加えるとともに、3人目以降
を無料とし、子育て支援の拡充を図ります。
 放課後留守家庭への支援である児童クラブを市内14箇所で
継続実施するとともに、すべての児童クラブで昨年の夏休みに
実施した早朝受入れを、更に春・秋・冬休み等にも拡大し、実施
します。また、比角、田尻及び半田地区などの利用者が超過
する見込みの児童クラブにおいては、新たに小学校や地区の
集会施設などを利用して運営します。
 母体と胎児の健康確保のため、妊婦健康診査医療費助成を
2回から3回に増やすとともに、不妊治療助成についても期間、
回数を拡充し、不妊治療を行う夫婦の精神的・経済的負担の
軽減を図ります。
 私立の保育園及び幼稚園が、発達に不安のある児童の保育の
ため、介助員を配置する場合、その費用の一部を助成して、
児童の健全育成を図ります。
 子どもたちが夢をもってのびのびと育つことを願い、次代
を担う人材を育成することを目的として、子ども育成基金を
活用した「かしわざきこども大学」を新たに開設します。
 昨年施行された障害者自立支援法に基づき、新たに障害
関係事業者、家族団体、医療機関、教育機関等を含めた自立
支援協議会を設置し、障害を持った方々の多様化するニーズ
や地域の特性に対応した支援体制及び障害福祉計画の推進
体制を確立します。
 また、これまで障害の種類別に分けられていた業務を見直し、
相談窓口の一本化を図るとともに、保健・福祉の総合相談に
加えて障害者のサービス利用申請及び給付決定、ケアマネジ
メント業務等を元気館で一体的に行うこととし、利用者の
サービス向上を図ります。
 社会福祉法人泚山会(せいざんかい)が本年7月の開所を
めざして鯨波地内に建設を進めている特別養護老人ホームの
整備費に対して助成を行います。
 要介護者が住み慣れた地域での在宅生活を送るため、通い
を中心として、利用者の希望に応じて泊まり・訪問を組み
合わせたサービスを提供する小規模多機能型居宅介護施設
を、市内5つの日常生活圏域で年次的に整備を進めることと
しています。今年度は、東日常生活圏域(北条・鯖石・高柳
方面)に介護サービス事業者と連携して整備してまいります。
 高齢者が住み慣れた地域で暮らせるよう、閉じこもり
予防・介護予防を推進するため、引き続きコミュニティデイ
ホームの運営に補助を行うとともに、本年度は市内17箇所
目となる高田地区の開所を支援します。

4 豊かな心と生きる力を育(はぐく)むまちをめざして  
 人づくりは百年の大計であり、まちの礎を築くものです。
子どもを巡る環境が変化する中で、市民一人ひとりが次の
世代を育(はぐく)む心を持ちながら教育を考え、関心を持つ
ことが重要です。人間形成の基礎が培われる幼児期から生涯
にわたる学びやスポーツの機会を充実し、共に支え合い、
高め合う中で、豊かな心と生きる力を育(はぐく)む人づくり
のまちをめざしてまいります。
 学校教育においては、地域、市民、関係機関、行政など
様々な主体との一層のパートナーシップ体制を築くことに
より、子どもたちが楽しく学び、健やかに成長できるよう、
教育環境の充実に取り組んでまいります。また、学校・
家庭・地域で柏崎の教育3・3・3運動を一層推進すると
ともに、地域の歴史・文化を伝える学習、環境・エネルギー
や国際理解に関する学習を進めます。
 学校の通学区域の再編成及び再配置等について全市的な
観点から調査審議するため、学区等審議会を設置します。
 昨年度からの継続事業である第二中学校の改築は、年内
の完成をめざすとともに、懸案であった枇杷島小学校の改築
について、設計及び各種調査に着手します。また、老朽化の
著しい中央地区学校給食共同調理場を2箇所に分散改築する
ため、1箇所目の枇杷島地区学校給食共同調理場の設計に
着手します。
 現在策定中の「第二次柏崎市生涯学習推進基本構想」の
目標である「学びを 未来につなぐ 地域づくり 人づくり」
の達成に向け、学んだ成果が地域の財産としての広がりを
持ち、まちづくりに寄与できる総合的な生涯学習を更に推進
します。また、市内二つの大学との連携による市民の生涯
学習活動の輪を広げ、人材の育成に努めます。
 家庭や学校とは別の、子どもたちの「居場所」を確保し、
様々な体験を通して、地域社会と交流を深め、対人関係能力
の向上を図るため、実施してきた地域子ども教室推進事業
(放課後クラブ)は、これまでの3地区に加え、今年度は
実施地区を募り、新たに5箇所程度を加えて、「放課後児童
健全育成事業(児童クラブ)」と連携を図りながら、取り
組んでまいります。
 生涯スポーツを振興し、より多くの市民参加を促進しながら、
スポーツを通じた地域の活力の向上と市民の健康づくりを進めます。
 トキめき新潟国体まで後2年となりました。2009年に
新潟県での開催が正式に決定された第64回国民体育大会に
向け、今年度は担当部署の国体推進室を教育委員会から市長
部局(総合企画部)へ移し、横断的・全庁的に対応できる
体制を整えながら、関係機関・団体と連携を図り、来るべき
リハーサル大会及び本大会への準備を進めてまいります。

5 個性と魅力にあふれたまちをめざして  
 本市は、豊かな自然、地域固有の歴史や伝統文化、観光資源、
食文化などの個性的で魅力ある様々な地域資源を有しています。
これらの資源の価値を見極め、磨き上げ、市民の暮らしに結び
付けるとともに、その魅力を内外に発信できるまちづくりを
進めます。このため、文化振興課を教育委員会から市長部局
に移して、文化行政を総合的・全庁的な体制で取り組んで
まいります。
 快適で住みよいまちづくりには、様々な都市機能が集積し、
利便性が高まり、環境とも調和し、良好なコミュニティが
形成されることが重要です。このためには、まちなかの居住性、
快適性及び回遊性を高めるとともに、商店街の活性化や情報
産業やサービス業の集積など産業の活力を高めていくことが
必要です。柏崎の顔、活性の拠点として柏崎駅周辺の工場
跡地の利活用を進めるため、昨年度策定した「まちなか活性
化計画」を踏まえ、その具体化に向けた取組を進めてまいり
ます。
 新潟産業大学は、昨年県央キャンパス構想で学内外とも
大きく揺れましたが、柏崎の地で大学の存続を図ることと
なりました。新潟産業大学と新潟工科大学の二つの4年制
大学は、柏崎ならではの大切な財産です。少子化の急速な
進行により大学間競争が激化する中、地域の大学としてその
維持・存続に向け、学生確保のための支援とともに、研究
機関としての活用などを図ってまいります。そして、更に
地域と大学との連携を深め、幅広いパートナーシップを
形成し、個性的な学園都市づくりを進めてまいります。
 昨年、市民公募により、柏崎らしい景観51点を選定しま
した。今年度は、更に市民の景観への関心や理解を深めて
いただくため、秋冬編を中心に第2回目の市民公募を行い、
柏崎らしい景観百選を選定し、ガイドブックを作成します。
 市内に点在する歴史的建造物の概況調査を行い、次年度
以降の本調査に向けて基礎資料を作成するとともに、調査
の基本方針を策定します。さらに、郷土史研究会等の専門家
の意見を伺うとともに、地域との連携を図りながら、「歴史
文化探訪コースの設定と活用」に向けた取組を検討いたします。
また、開館以来そのままになっている博物館の人文系の展示
を検討する委員会を発足させます。
 新市民会館については、昨年度検討委員会を設置し、
移転・新築の方向で検討してまいりましたが、まちなか活性化
計画検討委員会の議論を踏まえ、駅周辺の賑(にぎ)わい創出
も念頭に、駅前ふれあい広場を候補地として、基本構想・基本
計画について引き続き同委員会で検討を深めてまいります。

行政運営の指針として

1 市民と行政による協働社会の形成
 地方自治体を取り巻く環境が大きく変化する中で、質の
高い公共サービスの提供、地方分権の担い手としての職員
の意識改革や、新しい行財政運営の構築などの要請が一層
強まっています。
 一方で、地域社会を支える市民活動の活発化や市民の
まちづくりへの関心の高まりの中で、改めて、まちづくり
の主体が市民であることを互いに認識し、共有していく
必要があります。
 このようなことから、これまで行政が中心となって担って
きた「公共」の領域を、市民や地域コミュニティ、NPOなど
の市民活動団体、企業、大学等の様々な主体が行政と協働して
担っていくという、新しい公共領域の構築をめざします。
 柏崎市男女共同参画推進条例の施行を受けて、男女が平等
なパートナーとして個性と能力が発揮できるよう、条例に
基づく柏崎市男女共同参画審議会を設置し、地域や事業者に
向け、啓発事業を実施します。また、男女共同参画を推進
する活動拠点としての機能や市民・事業者などとの協働の
在り方についても、審議会で検討します。
 NPOをはじめとした市民活動を推進するため、関係者の
研修に係る経費を支援するとともに、公益的目的を持って
実施する事業に対して助成します。また、地域の活動の拠点
であるコミュニティセンターの整備を進め、地域が自ら策定
したコミュニティ計画に基づいて実施する地域づくりを
引き続き支援します。

2 市民ニーズに的確に応(こた)える行政経営  
 国から地方へという分権改革を真の地方分権への歩みと
するためには、自治体の自己決定・自己責任能力という
自治機能を高めていくことと、これに向かう自らの変革が
必要となります。
 国、地方を問わない厳しい財政状況を改革する手段と
しての「三位一体の改革」は、平成16年度から平成18年度
までの当面の作業が終了し、国から地方に対する約3兆円の
税源移譲などが行われたところです。しかし、ここに至る
過程において、大幅な地方交付税改革により地方が受ける
財源が大きく減額されたことは紛れもない事実であり、国の
財政が地方以上に逼迫(ひっぱく)している現状からすれば、
今後更なる改革が地方に及んでくることが容易に想像されます。
 私は、このような厳しい状況下においても多様な市民ニーズ
に的確に応(こた)えるため、経営の視点を重視した行政運営
を柱の一つととらえ、健全財政の堅持を基本として行政の
執行に努め、時には厳しい判断と覚悟を持って、今やるべき
ことを着実に進めてまいります。
 このたびの地方自治法の改正に伴い、助役は副市長となり
ますが、これを機に市長の職務の一部を副市長に分担させ、
私は政策の基本的方針の決定とともに、市政発展のための
対外的努力に今まで以上に専念してまいります。
 地方分権時代に適応した自治体経営感覚を持った職員、
そして自ら政策形成に取り組み、常に市民サービス向上を
めざす職員を育成するため、まちづくり職員塾など各種の
職員研修に積極的に取り組みます。また、職員の人材育成
を目的とした人事考課システムの構築を更に推進し、職員
の能力開発と意識改革を図ります。
 健全な財政基盤の構築や財政運営の効率化に向けて、第三
セクター等の経営状況を今まで以上に精査し、必要に応じた
見直しを実施します。また、無駄を省いた歳出抑制や後年度
負担の適正化を視野に入れながら、更に民間の活力やノウ
ハウを生かしての市場化テストやPFI導入の可能性検討
などにも取り組んでまいります。
 指定管理者制度を導入した施設については、経営状況や
事業の実施状況を把握するため、平成18年度に策定した
モニタリングのガイドラインを活用するとともに、中小
企業診断士等の外部専門家による診断事業も実施しながら、
健全な施設運営を図ってまいります。
 さらに、良質な公共サービスの提供をするため、引き続き
電源財源の確保や収税力の強化を図ってまいりますが、一方
で限られた財源を最大限有効に活用するため、行政経営の
見地から行政評価システムを構築し、実施してまいります。
より透明性・競争性の高い入札制度とするため、昨年度の
試行を経て、今年度からほぼすべての工事で制限付一般競争
入札を実施します。
 将来世代への負担の抑制、財政指標の改善をめざして、
起債事業を精査した中で、年度間の新たな一般起債発行枠
をこれまでの10億円から7億円に縮小し、財政運営を
図ります。
 昨年度に見直しを行った合併特例事業については、それ
ぞれの事業について実施段階での精査とともに、全体事業
について時機を失することなく常に見直しを行ってまいります。
 適正な行政サービスの充実とともに、「第三次行政改革
大綱」に定められた改革項目を着実に進展させ、分権時代
に合致した行政体質とすることが、もう一つの基本的な
課題であります。
 2町合併から3年目を迎えますが、旧柏崎市を含め、
改めてすべての公共施設を総点検し、設置の必要性など
今後の在り方を検討します。
 公共下水道事業及び農業集落排水事業に地方公営企業法
を適用して経営の透明性を高めるとともに、下水道課を
都市整備部からガス水道局に移管し、上・下水道の一体的
管理の推進と事業の効率性向上をめざします。
 ガス事業については、昨年末に出されたガス事業検討
委員会の答申を尊重し、市民サービスの確保を基本的な
視点に置きながら、民営化の手法等の具体的な検討に
入ります。
 保育園民営化等の着実な推進を図ることとし、今年度
から茨目保育園を民営化します。また、平成21年度を
目標に半田保育園を民営化するための事務を進めていく
とともに、今後の保育園の統廃合などについても条件
整備に努めます。
 養護老人ホーム御山荘については、平成20年4月の
民営化に向け、委託先に予定している社会福祉法人柏崎
刈羽福祉事業協会との具体的な詰めの協議を行います。

今年度予算の総括  
 これまで申し上げてまいりました考え方を基に、平成
19年度当初予算を以下のように計上いたしました。

  一般会計  465億9,000万円    対前年比+ 3.5%
  特別会計  240億  203万7千円  対前年比-22.4%
  企業会計  203億6,844万2千円  対前年比+77.6%
  合  計  909億6,047万9千円  対前年比+ 4.0%

 一般会計の規模は、前年度より3.5%増加しましたが、
この額には東京電力からの柏崎・夢の森公園の維持管理
経費18億2千万円の寄付金が含まれており、この分を
除くと、実質、減額の予算であります。
 今年度の予算は、好調な景気に加え、三位一体改革に
係る税源移譲に伴う市民税の増収などにより市税が大きく
伸びたものの、反面、地方譲与税や地方特例交付金、地方
交付税については大きく減額となっており、総じて一般
財源は昨年度を下回る厳しい状況であります。
 こうした中で、今年度は第四次総合計画をスタートさせる
初年度の予算として、計画に計上された事業を確実に進捗
(ちょく)させるべく広範に目配りをした予算を編成した
ことから、財源に不足を生ずる結果となりました。この
ため、財政調整基金を5億円取り崩し、各施策に振り
向けることとしております。
 一方で、健全財政確保は優先する課題であり、人件費を
はじめとする経常経費の削減と起債の適正化に特に配慮
いたしました。
 今後とも、市のすべての業務の目標が「良質な市民
サービスの提供」であることを強く認識し、的確な市政
運営に全力を傾けてまいります。

むすび 
 本市が直面している様々な課題の中でも、憂慮すべき
は人口減少と少子高齢化の到来ではないでしょうか。
少子化や若者の流出により、人口は過去10年間で
約6,800人減少しました。そして、そのことによる
中心市街地の衰退、農村部あるいは中山間地域のますます
の高齢化や過疎化の進展が、地域の活力を削(そ)ぎ、地域
社会の安全と安心を脅かすものとして大きく浮び上がって
きています。
 それに対処するためにも、若年層を中心として地元
定着を図り、人口減少を少しでも食い止めるための政策
努力が求められています。産業の活性化による働く場の
確保や個性と魅力にあふれたまちづくりを進めることの
重要性が求められる所以(ゆえん)であります。その一方で、
それぞれの地域においては、利便性の確保をはじめ生活
まわりの隅々に配慮した施策の展開が必要とされております。
 今後、第四次総合計画に示された「ものづくりと技術
が集積したまち」、「安全で健康に暮らせるまち」、
「自然と文化が息づく潤いのあるまち」の3つの都市像
を施策の柱に据えて、積極果敢にまちづくりを進めて
まいります。
 先のことを見通しつつ、今必要とされているものは何か
を考え、次に大きく飛躍するための土壌づくりを進め、
そこに「元気」「安心」「希望」というタネを蒔(ま)いて
まいりたいと考えています。今、大切なことは、今年
1月国連事務総長に就任した潘基文(パン・ギムン)氏
の言葉を借りるならば、「空騒ぎせずに仕事を着実に
やり遂げていく決意」であります。
 大変に厳しい社会経済情勢、財政状況の中であります
が、市民の皆さまとともに痛みを分かち合い、力を合わ
せて、この難局を乗り切ってまいりたいと存じます。
 やがて蒔(ま)いたタネが芽を出し、茎や葉を伸ばし、
花を咲かせ実を結ばせる季節を迎えることができると
信じます。次に続く世代あるいはその次の世代の人々が、
その花をめで、その実を収穫することに望みを託し、
未来に向かって明るい希望の持てる「輝く柏崎」の実現
に向け、進路を誤ることなく市政運営に邁(まい)進して
まいる所存です。
 議員各位並びに市民の皆さまのご理解とお力添えを
心からお願い申し上げ、私の施政方針といたします。

 潘基文国連事務総長の言葉の引用は個人的な不快感があるものの、方針としても突っ込みどころが多々あった。特に問題なのは柏崎ぶどう村である。

 「なお、経営が悪化している株式会社柏崎ぶどう村に
 つきましては、これまで色々と再建策を検討して
 まいりましたが、事態は大変厳しいものと認識して
 おります。どのような対応策を選択するのが市民に
 とって有益か、引き続き検討、判断してまいります。」

 引き続き、とは・・・・。この方針は4月からの平成19年度のことである。3月もなんとか現金をやりくりし、護送船団する考えではないかと思う。
 さらに、平成19年度予算には、柏崎ぶどう村関係として

 6款1項農業費 P253
  009 ぶどう園振興対策事業 900万円
      (うち運営委託料900万円)

 6款2項林業費 P269
  004 市民の森管理事業 128.7万円
      (うち管理委託料122万円)

の予算が計上されている。
 柏崎ぶどう村がどうなるのかも決まっていないのに、予算計上してある。まさにメチャクチャ。これで予算に賛成しろというのが無理である。

070226f1000001 昼休みは、市役所売店で買ったおにぎりをほお張りつつ、柏崎ぶどう村に関する過去の記録を読み漁る。
 午後からも予算に関する説明が続くが、どうしても納得のできない予算が多く、委員会でガンガンと質問するしかない。

Img_0460 17時近くに本会議終了。相談の方との面会などののち、19時近くに選挙事務所に行き、カレーうどん、大粒納豆、出雲崎の郷土料理である大根とたらの酒粕煮で夕食。
 24時近くまで、スタッフ2名と後援会資料の配布を行なう。
 選挙スタッフの数は、前回と同じく少数であるが、なるべく人に迷惑をかけない選挙を行ないたい。

2007年2月25日 (日)

恩師のありがたみ:選挙用だるま

Img_0452  3時、選挙事務所で仮眠。7時、起床。冷やご飯を電子レンジで温め、小粒納豆をのせ、コーヒーカップで作ったインスタントの引き割り納豆汁とともに朝食にする。
 選挙事務所はガラス張りになっているため、道行く人に一人で朝食をとる情けない姿を見られてしまう・・・・。

 午前中、高柳町の「YOU・悠・遊 雪祭り」に友人を送りがてら、会場をひとまわり。選挙活動にきたかと思われるのもイヤなので、早々と自宅に戻る。自宅にて、メールの処理やブログの書込み。

Img_0453_1  13時30分から柏崎市市民プラザ近藤もとひこ衆議院議員の「近藤もとひこと語る新春の集い」に出席。なんと会場は500名もの人が集まり、いっぱいとなった。
 来賓の祝辞や挨拶で約1時間半と長く、聞き疲れをした方も多いようであった。
Img_0454 近藤代議士からお話のあった、まちなか活性化に関する交付金制度の国会での進捗状況は、まさに今ほしい情報であった。ただの屋台村では特色がないので、あと一、二工夫の仕掛けを考えてみたい。
 懇親会がはじまったのが15時過ぎ、約1時間の飲食の時間となったが、会場の知った方に注ぎにまわり、ご返杯も多く受け、日本酒でいえば一升以上を飲む羽目になった。話のなかでは、柏崎ぶどう村ワイナリー、番神の恒久的浜茶屋の問題に多くの方がご関心をお持ちであった。

Img_0455 17時過ぎ、高校時代の恩師である小田部先生が東京からお越しになったので、お泊りになっているホテルまで伺う。
 先生から、前回選挙と同じく、大きい必勝だるまを頂戴した。恩師とは大変ありがたいものである。学生時代には、さんざん?生活指導を受けたが、今となっては良い思い出であり、自分の子供でもないのに、熱心な教育はありがたいことであった。
 小田部先生は、日本体育大学アメリカンフットボール部創世記のメンバーであり、日本のアメリカンフットボール界の重鎮でもある。ご子息もアメリカンフットボールの世界で活躍されている。

 18時過ぎ、選挙事務所に戻るものの、酔いが抜けず、お手伝いの方と一緒に夕食をとったのち、3時間ほど仮眠。22時、自宅に戻る。

2007年2月24日 (土)

番神の語源と日蓮聖人

Img_0441 3時近くに自宅に戻り、シャワーを浴びたのち就寝。
 8時、起床。大粒納豆ととろろ昆布の味噌汁(麦味噌)でご飯をかっこみ、番神での問題点などを詳細に調査する。
Img_0438 先日の意見広告にもあったように、番神堂には日蓮聖人の像が建立されている。あいにく冬囲いをされていたが、堂々としたものである。
 文応元年(1260年)8月27日、日蓮聖人は『立正安国論』を著し、当時の幕府に献上。法華経を信じなければ、政治が乱れ、日本は存亡の危機に立たされるという内容の予言が書かれていたため、日蓮聖人は伊豆国伊東(現在の静岡県伊東市)、そして文永8年(1271年)佐渡へ流される。
Img_0440 しかし、この間蒙古からの外交圧力、そして侵略の危機が現実化してくると日蓮聖人の予言は正しかったのではないかと、文永11年(1274年)赦免となる。佐渡からは、寺泊に上陸する予定であったが、嵐により違った地点に漂着。そこがこの番神岬である。同年は蒙古が襲来(文永の役)した。
Img_0439 銅像が設置してあるところから、漂着の地である海側を見ると、やはり浜茶屋が邪魔になっていることが分かる(写真をクリックすると大きくなります)。夏の一ヶ月ではなく、常にこの状態になることは、景観と歴史の意味から重大な問題となる。
 漂着した日蓮聖人の石碑もあり、そこには「三十番神」とある。これは、八幡大菩薩の力によって無事上陸することができたと感謝する日蓮聖人により合祈されたもので、この「三十番神」が地名の「番神」の語源ともなる。
 「三十番神」は、一ヶ月30日間、日替わりで国家安寧・衆生幸福を守るとされる30柱の神々とされる。

1日:熱田大明神 大日如来
2日:諏訪大明神 普賢菩薩
3日:広田大明神 勢至菩薩
4日:気比大明神 大日如来
5日:気多大明神 阿弥陀如来
6日:鹿島大明神 十一面観音
7日:北野大明神 十一面観音
8日:江文大明神 弁才天
9日:貴船大明神 不動明王
10日:天照皇太神 大日如来
11日:八幡大菩薩 阿弥陀如来
12日:加茂大明神 聖観音
13日:松尾大明神 畏婆仏
14日:大原大明神 薬師如来
15日:春日大明神 釈迦如来
16日:平野大明神 聖観音
17日:大比叡権現 釈迦如来
18日:小比叡権現 薬師如来
19日:聖真子権現 阿弥陀如来
20日:客人大明神 十一面観音
21日:八王子権現 千手観音
22日:稲荷大明神 如意輪観音
23日:住吉大明神 聖観音
24日:祇園大明神 薬師如来
25日:赤山大明神 地蔵菩薩
26日:建部大明神 阿弥陀如来
27日:三上大明神 千手観音
28日:兵主大明神 不動明王
29日:苗鹿大明神 阿弥陀如来
30日:吉備大明神 虚空蔵菩薩

Img_0442 14時過ぎ、「どさん娘米山八号店」(電話:0257-26-2446)で「五目タンメン 760円」を食べる。太いモチモチ系の麺。昔、家族でラーメン屋に行くのがレジャーだった頃の味わいを思い出す。トロミがついており、あまりの熱さに口のなかがベロベロになる。

 食後も17時近くまで関係者の意見を聞いたり、契約関係の裏取りをする。ある方からは、

 「そんがん調べてて、
   オメさん選挙大丈夫なんだけぇ?」

と温かい励ましの言葉を頂戴した
  ・・・・あらかたの選挙予想で私はチョー危険ゾーン内である。

Img_0443 18時過ぎ、選挙事務所に戻り、各種の事務仕事と大粒納豆、カレーうどんという最近の定番となった食事。
 事務所へお越し頂いた方々とも意見交換を行なう。
 今日の『柏崎日報』紙上に鉄道活性化計画コンペの表彰式の記事が掲載された。より多くの方に知ってもらいたい。

 選挙に関する誹謗・中傷のたぐいの噂が入ってきた。議会のインターネット中継や利害関係をみれば、根も葉もない話なのに広がるところが怖い。

2007年2月23日 (金)

直接利害はない?番神町内会と恒久浜茶屋

 3時、選挙事務所から自宅に戻り、4時就寝。7時過ぎ、起床。大粒納豆での納豆ご飯2杯で朝食にし、食後は番神関係の調査のため、関係者に話しを聞きにいく。

 10時、市役所人事課に情報公開請求を提出し、そのまま総務常任委員会に出席。地図データを整備する1億6000万円の補正予算を巡って議論が集中した。有利な交付金を使えるとはいうものの、ここでいきなり1憶6000万円という事案をだしてくるのは少し乱暴ではないかと思う。

Img_0436  一旦昼休みとなり、12時過ぎ、カロリーメイトと売店で買ったインスタントのみそラーメンで昼食。柏崎ぶどう村ワイナリーへの協力として、注文したワインも届いた。市職員ではじめて買った人間もいるという。民間会社で子会社が危ないといったら、お付き合いでもモノを買うのに対し、市役所は第3セクターに出資していることを忘れている。短時間でラーメンをかっこみ、市役所内で調査活動をする。

 13時から総務常任委員会が再開される。まちなか活性化委員会による報告書について質疑応答。委員会の議論の結果にケチをつけるのではなく、疑問に思うことと配慮してほしいこととして、以下の3点を発言した。

1.コンパクトシテイとまちなかの概念
 コンパクトシティという言葉がまちなかとセットになって一人歩きをし、中心市街地だけが美味しい想いをすると思われている郊外の方もいるので、よく概念を説明してまわってほしい。コンパクトシティはあくまで拠点としての集中である。

2.空き地埋め論理を超えて
 駅前のこの土地が空いているから、ここをどう埋めるのか、という議論をしているように見受けられるが、パズルを埋めるような発想ではなく、柏崎の顔たる駅前をどうしたいのか、という点を先に考えてほしい。観光客にも「どう見てほしいのか」基本構想をもつべき。

3.市民会館の議論を受けて
 2に関連するが、サイカワ跡地が空いているからとその大きさに合わせて、市民会館の仕様を決めるようでは本末転倒。どう使ってほしいのか、利用者の気持ちを考え、そして長岡、上越と競争してでも、人を呼び込む信念をもってほしい。

 まちなか活性化に関する質疑終了後、番神の恒久浜茶屋の報告事項となった。こちらも委員外ではあったが、一般質問のための材料とりのために番外で質問をした。

  番神海岸への恒久的な浜茶屋の建設要望は約15年前から番神浜茶屋組合から出されていた。

 平成14年9月:番神浜茶屋組合から「06年度番神旅館浜茶屋
         組合土地借地権再契約に伴う提言書」を受け
         具体的な協議に入る。

 平成16年2月:協議内容、先進地視察の結果も含めて
         基本方針としてまとめる。

 平成18年2月:市有地の貸付を確認

 平成18年9月:普通財産の貸付契約を締結

 本来であれば番神浜茶屋組合は、法人格がないため、本来であれば柏崎市と契約を結ぶ相手にはなれない。

 例:三井田が友人と○○組合という名称の団体を作って
   市と契約し、安価に土地を使うようなもの

 しかも建物も所有できないため、今回どうするかといえば、

 <土地> 柏崎市と番神浜茶屋組合
 <建物> 番神浜茶屋組合員の個人名
               もしくは会社名での登記

という。もし建物の所有者が倒産・破産して建物が競売物件になってしまった場合、悪意のある人が買った際には占拠される。しかも組合の構成員は自由に変わることができる。別俣小学校校舎と同じパターンであろう。
 一般質問のためには、以下の質問で言質をとった。

 1.地元関係者への説明活動を組合の人間ではなく、
   観光交流課の課長がやったと聞いているが本当か。

   → 事実である。(産業振興部長)

 2.地元町内会との合意はあるのか。
   署名などの合意文書はあるのか。

   → 合意文書はない。地元町内会と直接の利害関係が
     あるとは思わない。(財務部長)

 追及するための材料としては結果オーライであったが、それにしても合意の書類がないとは・・・・

 16時過ぎ、1回自宅に戻ったのち、市内でウロウロ。

 19時近く、柏崎市市民プラザに行き、青年会議所の新潟ブロック協議会、アドバンス新潟創造委員会に出席。今後、道州制をより深く考えていくため、隣県の内情、強み、弱みを調査することになる。担当は富山県となった。

 22時過ぎ、委員会終了後、 「船栄 柏崎店」(電話:0257-22-0288)にて懇親会。生ビール6杯ほどで切り上げ、某所での2次会へ移動。

2007年2月22日 (木)

鉄道活性化計画コンペ表彰式

 1時、選挙事務所から戻り、郵便物をはじめ溜まっていた月刊誌などを読み、4時就寝。
 8時、起床。大粒納豆の納豆ご飯で朝食をとり、市役所に移動。番神の恒久浜茶屋について関係書類を調査、鉄道活性化計画コンペの表彰式準備などをしたのち、10時から建設企業常任委員会。
 港とみなとまち海浜公園で建設中の観光交流センター建設工事について、県と国との許可関係、工事期間について問い質す。建設にあたって、市と県での許可申請で齟齬をきたし、工事が3月31日に終らない状態であり、許可がでるまでの工事が一旦停止していた。この期間の保障はどうするのか、などを確認する。工事の繰越になるので、繰越の議案ができてたら詳細に問い詰めようと思う。

Canvas  12時20分から議長応接室で鉄道活性化計画コンペの表彰式。地元マスコミの前で、受賞者3名に賞状を授与し、記念撮影を行なう。


  鉄道活性化計画コンペ結果

<夢ひろがる柏崎賞>
1)お菓子の国へ出かけよう!「ブルボンお菓子電車」
  選考理由
    とにかく夢がある。・・・ダントツの1位

2)蒸気機関車(SL)牽引のイベント列車
  選考理由
    鉄道としての夢があることから

<最優秀賞>
 「越後山の手線/ときめき列車」
 選考理由
 1)1回だけのイベントとなっても良いが調査することで、
    市民に2014年問題を理解してもらえる
 2)ほくほく線に先駆けての取り組みとなり、政治的に意味がある。
 3)複合的な効果が期待できる
 4)これを足がかりに(車両など)凝ったものを運行できるのではないか・・・。
 5)(ある選考者と)同じ考えであり、もう少し詳しい内容がほしいと思った。
 6)ブルボンお菓子列車をこのルートでやってみてはどうか


 カロリーメイト1箱で昼食にして、13時から18時まで市内での活動。

Img_0426  選挙事務所で2時間ほど意見交換などをし、21時、自宅に戻る。大粒納豆と卵の納豆たまごご飯2杯と漬物、そして妹が作った「油揚げコロッケ」で夕食。コロッケの衣の代わりに油揚げをひっくり返したものを使ったという料理で、ソースをつけて食べるより醤油という味であった。

 22時、選挙事務所に行き、作業を行なう。

2007年2月21日 (水)

見えない日蓮聖人漂着の地
当たらなければ・・・

 2時、就寝。7時、起床。市内某所で1時間ほど辻立ちをしたのち、自宅に戻り、大粒納豆と卵でご飯をかっこみ、市役所に移動。

Img_0421 10時から本会議となったが、議案の説明などであっという間に終了。昼食をとらず、番神海岸への確認調査に出かける。やはり市内から番神海岸に向かう道からは冬の荒波の景観が楽しめない状態であった。
*写真をクリックすると大きくなります。

Img_0427 18時過ぎ、一度、選挙事務所に戻り、まだまだ在庫が残っているカレーうどんと大粒納豆で夕食をとる。賞味期限も過ぎているが、レトルトのうどんなので、一週間ぐらいはたいしたことはない。

Img_0458  『機動戦士ガンダム』のシャア・アズナブル風に言えば、

(腹に)当たらなければ、
   どうということはない!」

である。食後に再度、市内へでての作業。

070221f1000002 22時過ぎ、選挙事務所に戻り、メンバーと一緒に反省などを含め、軽くミーティング・・・のつもりが盛り上がったので、「坦坦らーめん店 てんぎょう(天仰)」に行き、「坦々麺 650円」の夜食をとる。
 マスターとは違う若い人が作っていたが、こっちの方が美味しいのはないかという声もでていた。豆板醤をたっぷり入れ、激辛仕様にして食べる。

2007年2月20日 (火)

元号は国際化、国民主権に合わない?

 3時、選挙事務所で仮眠。7時、起床。大粒納豆とインスタント雑炊で朝食にし、午前中は作業。

Img_0420 昼近く、印刷関係の打ち合わせのあと、「北京」(電話:0257-23-6913)で「マーボーメン 530円」で昼食。トロミのついた、小学生の頃から変わらない味である。選挙事務所の近くということもあり、今後も頻繁に食べることになると思う。うま煮ライスの大盛りとラーメン大盛りを食べていた時代が懐かしい。よくあんなに食べていたものだ。

 午後からも市内での作業。19時過ぎ、選挙事務所に戻り、お手伝いの方とカレーうどんと納豆での夕食をとる。食後から23時まで市内で作業。

 先日、2月10日の『佐賀新聞』にこんな記事が掲載された。


「卒業証書西暦表記で」生徒の要望認める
元号は国際化、国民主権に合わない

 卒業式のシーズンを前に、県東部の県立高校が希望する生徒1人に、元号に代えて西暦で表記した卒業証書を手渡すことを決めた。卒業証書の記載は各学校長の裁量の範囲とされているが、県学校教育課は「調査はしていないが、県内初のケースでは」としている。
 生徒(18)と保護者(56)は今年1月に「元号は国際化の時代に合わず、国民主権の考えにもそぐわない」などとして、西暦表記を学校側に要望していた。
 同校の校長は「生徒本人からも話を聞き、総合的に判断した」と話す。県が定めた学校教育法施行細則では卒業証書を元号表記しているが、県学校教育課は「思想信条の自由の観点からも、西暦使用は問題ないと考える。今後も要望があれば、柔軟に対応したい」と話す。
 保護者は生徒の中学卒業時にも要望したが、拒否されていた。「選択の幅を広げてほしいという訴えが認められた。親子で長い間話し合い、希望してきたことがやっとかなった」と喜んでいる。
 卒業証書の西暦表記は東京都墨田区などで、希望者に対して実施している。


 元号は国際化、国民主権に合わないとは・・・まったく意味不明である。どの国の人間だと思っているのであろうか。
Img_0456  対応する方も対応する方で、そのうち西暦は地球人主権に合わないので、「宇宙世紀」で表記してほしい、なんてことも許されるのであろうか(もちろんギャグ)。

2007年2月19日 (月)

びっくり慣れ:柏崎ぶどう村と市長の決断

 企画書の締め切りを忘れており、一気に仕上げたため5時までかかる。3時間ほど仮眠をし、起きると熱が38度を超えていた。とりあえず、風呂に入り、熱を上げるだけ上げて?気合を入れる。
 風呂上りに大粒納豆の納豆ご飯2杯で朝食。

 10時、議場にて平成19年第1回定例会の開会。本来であれば、22日の開会であったが、柏崎ぶどう村ワイナリーへの資本投下8000万円のうち、4000万円を緊急で議決するため、前倒しになった議会のスタートである。
 しかし、議案は撤回されており、定例会の日程の承認、署名議員の指名、1件の先決処分の承認で予定の議案は終了となった。市長以下部長級が出席する議会の初日にこの内容。議員報酬は一定額だから良いにしても、市職員の時間と人件費は無駄になろう。
 市長からは、報告事項として、16日の説明会以後の経緯が説明された。

17日:臨時取締役会を開催。
    再建という方針は確認したものの具体案なし
18日:市も同席し、新潟市の弁護士に再建の相談
    をしたが、大変厳しくハードルが多いとのこと
    同時に、立会い調査のもと、しかかりワイン
    など在庫を調査したところ、帳簿残高16000
    リットルに対し、
6000リットル少ないうえ
    ヴィンテージにする
02年産貯蔵分すら品質が
    十分でなかった
ことが判明

 ここで市長に質問できるのは、あくまで市長の報告内容に対する質疑だけであるため、今回のゴタゴタを含め一般質問でガンガンに攻めようと、最初は黙っていた。しかし、第3セクターである柏崎ぶどう村に監査役で派遣した、柏崎市収入役の監査内容で荒城議員が突っ込んだところ、産業振興部長、収入役からは

「監査役の仕事としては、
 帳簿上の数字を見比べ確認するのであって、
 現場の量まで確認する仕事とは認識していない・・・・」

といった旨の答弁があり、ここで質問すべきと気が変わった。監査役である以上、実際の在庫と帳簿の確認は初歩の初歩であり、もしこんな調子でほかの第3セクターを見ているようであれば、全部洗いざらいのチェックをしなければならない。
 しかも、ここにきて6000リットル、言い換えれば6トンであり、ここ1年ででた数字ではないだろう。監査役の責任は追及されてしかるべきである。
 さらに、市職員にワインの購入を頼んで、当面の危機を乗り越えると市長は誇らしげに語っていたが、2月分として実際に必要なキャッシュは250万円程度という。では、臨時議会の開催まで視野に入れた血税4000万円投下の議案は何だったのか、算出根拠はあったのか。いい加減にもほどがある。
 ここまで色々なことでいい加減な市政が続くと、ある種のびっくり慣れをしており、故・いかりや長介ばりの

 「ダメだこりゃ」

状態である。
 怒りのあまり色々質問しようと思ったがとりあえず絞って、市長に対して、市民に説明をしたり、意見をもらう努力、つまり

 「不安をファンに変えるべき努力をする気はないか」

を問うたものの、

 「まだ決まっていないものを説明できない」

との答弁。では、議会議決もしていない家庭ごみの有料化では、各地を2回もまわり市民説明会をもったのは何故なのか。
 市長与党の議員からは、西川前市長の負の遺産の整理だから仕方がない、との野次もあったが、ここまでの2年間、しかも植木社長からの会社整理の相談は平成17年11月からあったのである。言い訳は通用しない。
 仕舞いには、市長の決断はいつするのか、という当会派の武藤議員の質問に対しては、

 「自分でも色々な方に決断してもらわないとできない」

・・・・柏崎ぶどう村ワイナリーの筆頭株主であり、柏崎市のトップである市長が決断できないというのは、情けないにもほどがある。
 この発言は、是非インターネット中継(当日から5日後より視聴可能)などで、より多くの方に見てほしいものだ。

Img_0415 13時過ぎ、一回自宅にもどり、甥っ子、姪っ子と一緒に「うれっ子」(電話:0257-22-4648)の「チャーシューメン」をとり、小さな丼に分けて、一緒に食べる。
 姪っ子もだいぶ麺をすすれるようになってきた。
 食後から市内の各所での手続き関係。

Img_0418 18時から選挙事務所で打ち合わせ。今日の議会のことを聞きたいという方もお見えになった。
 21時、カレーうどんに大粒納豆を入れたものと、鯖のへしこ漬けを焼いたもので夕食。しっぱーーーい鯖でご飯をほお張る。

2007年2月18日 (日)

柏崎総合高校吹奏楽部第4回演奏会
『インドの衝撃』と原子力

 2時過ぎ、選挙事務所から自宅に戻る。溜まっていた週刊誌、月刊誌をもち、長風呂に入る。5時、就寝。
 7時に起床し、1時間ほど辻立ち。8時過ぎ、自宅に戻り、あまりの眠さに1時間ほど仮眠。仮眠後、大粒納豆での納豆ご飯で朝食。

Img_0410 10時から12時過ぎまで選挙事務所での作業。事務所で差し入れのカレーうどんに、大粒納豆を投入したもので昼食にする。
 お約束の通り、カレーのしぶきがシャツに広がる。

Img_0412 市役所での仕事をしつつ、途中抜け出して、柏崎総合高校吹奏楽部の第4回演奏会を見る。
 高校生らしい演奏で、ドラマ『のだめカンタービレ』のエンディングテーマにもなっていたアメリカのジョージ・ガーシュウィン作曲の『ラプソディ・イン・ブルー』が心に残った。
 第3部の途中で呼び出しの電話があり、最後の『ゲバゲバ90分』を聞くことができなかったのが残念。
 ちなみに、いま一番のお気に入りである『のだめカンタービレ』で三木清良役をやっていた水川あさみ嬢。今後どこまで伸びるのか楽しみである。

Img_0413 18時近くに選挙事務所に行き、資料の整理。夕食も差し入れのカレーうどんに大粒納豆を入れたものにする。
 今日2回のカレーうどんでシャツについたカレーのつゆは十数滴以上。白いワイシャツだったと思うと、やはり「カレーうどんはサラリーマンの敵」なのであろう。うどんが山梨の富士吉田うどんのようなものだったら、さらに被害は拡大するはずだ。

India カレーうどんを続けて食べたからではないが、先日、NHKスペシャルで3回に渡って放送された『インドの衝撃』を入手し、3回分をまとめて一気に見た。
 これからのインドの伸びを実感させる番組であり、世界最大の選挙大国であることも分かりやすく紹介されていた。
 ただ、残念だったのは2点。
 インド独立の歴史紹介でネール初代首相、ガンジーには触れても、チャンドラ・ボースには触れていなかったこと。既にインド国内ではガンジーと並び、評価を受けているにも関わらず、残念である。
Img_0381 もう一つは、昨年12月14日、衆議院でインドのマンモハン・シン首相が行った演説を取り上げていなかったところだ。当然、日本との原子力協力のことも紹介はなく、核保有をめぐっての取引があったアメリカとインドとの米印原子力協定については紹介されていた。
*写真は、2007年1月5日『原子力産業新聞』より
 今回のNHKスペシャル『インドの衝撃』は「良い番組だった」との評価が多く、話題にもなっているが、この評価を受け第2シリーズをやるようであれば、是非、チャンドラ・ボースと日本の関係を含めて近現代史を取り上げてほしい。

 昨日完成した後援会資料にも、かなり深くインドとの交流について書いた。選挙の結果はどうであれ、後援会資料で主張していることを1年から2年のうちに実現するよう努力したい。

2007年2月17日 (土)

議事録に残らない・・・
平成19年自民党柏崎支部新春総会

 4時、就寝。7時、起床。甥っ子と姪っ子に起こされる。姪っ子がとぼとぼ歩けるようになってきたので、預かっているときには目が離せなくなってきた。
 ひきわり納豆と卵の納豆ご飯を姪っ子と一緒に食べて朝食にする。

 午前中は、前回の選挙に使った書類を入れたファイルを探し出し、選挙に関わる必要書類を確認する。

Img_0407 12時過ぎ、産業文化会館に移動。会場準備を行う。
 14時から平成19年自民党柏崎支部新春総会。自民党柏崎支部の広報委員長として、来賓の紹介と祝電披露を担当する。
 来賓の挨拶など後、統一地方選挙への「ガンバロー」コール、乾杯で懇親会スタート。
 早速、高速バス体系の質問や提案事項があったので、田中直紀参議院議員に近づくも次の会場への移動があるということで、ゆっくりお話することができなかった。残念。

 16時過ぎ、萬歳三唱で終了したものの、大量の食べ物が残った。とにかく「もったいない」。次回からは食べ物の量を減らすよう進言したい。

 17時過ぎから選挙事務所で作業。何名かの方がお越しになったので、今後、選挙をどう戦っていくのかを含めて、長時間話し合う。

Img_0409 昨日の柏崎ぶどう村ワイナリーへの増資議案の撤回について、『人第475号 平成19年2月16日 議会付議事件の撤回について』という文書がFAXで届いた。
 その理由としてはこう記載されている。

理由
 株式会社柏崎ぶどう村の「経営改善計画(案)」の前提条件に支障が出てきたため

 この理由はかなりアヤシーとみているが、それより市議会としての問題がある。
 今回の議案は、議長による議会開会宣言(19日の予定だった)の前に撤回されいるので、議長の許可のみで撤回が可能になっている。であるが、複数の他の自治体の議員にきくと、そもそもそんな議案の提案の仕方がおかしいのであり、撤回も議長のみで許可できるとはいっても、全会派の代表者を集めて、一応は協議するということであった。
 今回、議長がさっさと市長の議案撤回を許可したことによって、市議会の公式な議事録には、今回の柏崎ぶどう村ワイナリーのゴタゴタが残らない。意見拝聴会だの何とか報告会だの、できる限り公式な会議にしなかった成果?がでたのであろう。
 もし議会の議題に1回でも挙がっていたならば、議案日程の削除(議案を撤回ということで議論する日程が削除になる)について、議場で賛否を問うことや質疑応答ができるので、正式な議事録に残る。しかし、今回はさきほども書いたように残らないのである。もし12年後、新人となった議員が柏崎ぶどう村ワイナリーのことを調べたいと思っても、どういった議論があり、誰がどう発言していたのか、正式な市議会議事録からは追っていくことはできない。
 こういった点を含めて、いまの柏崎市政全体がおかしな方向になっている。

2007年2月16日 (金)

柏崎ぶどう村支援議案を撤回!
会田市政の末期的状況

Img_0405 2時、選挙事務所から自宅に戻り、風呂に入る。3時過ぎ、就寝。
 7時、起床。遊びに来ている姪っ子が風邪を引いているのか具合が悪いので、なるべく食べやすいご飯にしようと思い、卵の割合を多くした小粒納豆ご飯を一緒に食べる。

 8時から10時まで、市内での各種手続きなど。10時過ぎに市役所に移動し、会派で今日の報告会をはじめ、柏崎ぶどう村ワイナリーに関する意見交換。

 11時から市役所4階の大会議室で、柏崎ぶどう村ワイナリーの緊急報告会。昨日の21時過ぎにFAXにて、全議員に今日11時集合しろとの報告会である。よっぽどのことかと思って聞いていると、なんと柏崎ぶどう村ワイナリーへの資本投下本年度分4000万円の議案を撤回するということであった。
 この段階で、今回の議案に賛成、反対の両立場の議員から怒りの声があがり、さらにその理由に唖然とさせられた。これからの経営改善計画のなかで主な収入となるであろう付加価値をつけるワイン(ヴィンテージものにするもの)の在庫が実際には十分な量がなく、計画通りにはいかないであろうことから、前提条件が崩れたというのである。
 在庫の管理・確認もせずに経営改善計画を作り、それを議会に説明して、市民の血税8000万円を突っ込む内容だったというのである。
 もし柏崎ぶどう村ワイナリーが倒産したら、補助金の返還(国補助金1億7949.9万円、県補助金3589.9万円)もでてくるうえ、何よりも柏崎のイメージを落とすことになる。なんとか潰すことなく、市民の皆さんに理解をしてもらい、税金からの負担も少なくなる一番良い手法を探ろうと、議員側でも努力しているなか、この情けない実態。
 会田市長は、柏崎ぶどう村ワイナリーからの報告を14日に受けて、驚いたとか、何とか言っていたが、当事者意識がまったくないことに、こっちが驚く。柏崎ぶどう村ワイナリーは第3セクターの会社であり、監査役は伊藤収入役である。

資料:柏崎ぶどう村ワイナリー役員等

 撤回理由自体は、かなりアヤシー(ヴィンテージワインだけで再建できるわけはずはない)と見ているが、一度、そう説明した以上はしっかりと責任をとってもらいたい。
 柏崎ぶどう村ワイナリーに騙されただとか、在庫管理の報告でうそをつかれただとかは、第3セクターである以上、それらはあくまで内部の問題であって、柏崎市も騙されたといった言い訳は通用しない。
 ただ、この問題まだまだ奥がありそうである。2月議会で追及するしかない。

Img_0400 12時過ぎ、「やぶ」(電話:0257-22-3482)の「カツ丼 大盛り」を出前でとり、会派室で会議をしながら昼食。全員から怒りの声が多いなかでの「怒り飯?」となった。
 美味しんだか、満腹になったんだかよく分からなくなり、典型的なストレス食い状態である。

 13時から15時まで鉄道活性化計画コンペの関係で表彰場所など調整で市内をウロウロとする。

 15時過ぎから選挙事務所で、後援会討議資料の最終確認を数名で行う。12ページにわたるもので、約束を宣言してあり、これまでの柏崎市の議員選挙で前例がないものになったと思う。より多くの人に読んでもらいたい。

Img_0403 18時過ぎ、干し納豆をダシにした冷蔵庫の残りものチャーハンとカニかまぼこときゅうりの和え物で夕食。
 食後はひたすら資料整理である。今期4年間の総決算の質問をすべく、過去の資料を整理している・・・が、今回の柏崎ぶどう村ワイナリーの件で質問事項はこの問題の追及と会田市長の政治姿勢を問う内容になりそうである。

2007年2月15日 (木)

日教組でも見直し?ゆとり教育

Img_0395 3時、就寝。8時、起床。祖母、母ともに風邪を引いたようで、具合が悪いとのこと。フライパンで一気に卵4つとウインナーで目玉焼きを作って3人で分け、中粒納豆の納豆ご飯で朝食にする。

Img_0397 9時から10時まで某氏宅に伺う。息子さんやお孫さんのことで心配しているということであったが、私だけで解決してあげられることではないようで、聞き役に徹する。
 10時から自民党柏崎支部の事務所に行き、17時ごろまで、役員全員で今週末の新春総会の準備作業を行う。
Img_0398 12時過ぎ、自民党柏崎支部近くの ほっかほっか亭で買った「期間限定焼肉弁当 460円」と「わかめの味噌汁 120円」を役員で一緒に食べる。食べながら、どうしたら若い世代の自民党員が増えるのかを真剣に話合う。

 19時から選挙事務所につめて、作業。22時過ぎに納豆汁、レトルトの中華丼で夕食にする。

070215kyhou  今回の統一地方選挙に挑むにあたり、ゆとり教育の見直しを明記したが、平成19年2月9日付けの『時事通信』でもこんな記事が配信された。


ゆとり教育の目玉とされる「総合的な学習の時間」について、中学教師の3人に2人は見直して他教科の時間を確保してほしい」と考えていることが、長野県教職員組合のアンケート調査で分かった。10日から大分県別府市などで始まる日教組の教研集会で報告される。
 調査は県教組佐久支部が昨年7月に実施。小学校90人、中学校81人の教師が回答した。
 現行学習指導要領に基づき、小中学校で2002年度から本格実施された総合学習について、中学教師の65%は、見直して国語や数学など他教科の授業時間を確保するよう希望。小学教師の38%と比べて否定的評価が多かった。高校受験の指導を抱えた事情も反映しているとみられる。
 学力低下批判を踏まえ、政府の教育再生会議は今年1月、「ゆとり教育見直し」を掲げ、授業時間数の10%増を提言。中央教育審議会は指導要領の改定作業を進めているが、この調査では、中学教師の6割、小学教師の7割が「現場の意見を聞いて決めてほしい」と要望していた。

 また、個別意見では「定着したと思うと改定になり、気持ちが安定しない」「ふらふら内容を変更する姿勢が×」と、一貫しない教育政策への不満も寄せられた。 


 被害者となったのは、この「ゆとり教育」が進められていた間の子供である。
 数年後、この世代の子供が大人になった際、何か失敗でもしたとき、

 「あ~ぁ、ゆとり世代だもんね」

などと言われる日が来るような気がする。

2007年2月14日 (水)

プレステ2と3、そして軍事技術

 4時、自宅に戻り、仮眠。6時30分過ぎに起き、長岡に向かう。8時、東京から来た編集者と某喫茶店でモーニングを食べながら、出版関係の打ち合わせ。

Img_0388 12時近くに選挙事務所に戻る。モーニングのトーストのバターが多かったためか、胃がもたれていたので、納豆茶漬けで軽く昼食。
 チャンネル桜を応援しているさくら草莽会からステッカーのサンプルが送られてきたので、発注するとともに選挙事務所の入り口扉に貼り、愛車にも貼った。
 とにかく、チャンネル桜をより多くの人に見てもらうことが、より良い日本を作ることにつながる。
 ボランティアでチャンネル桜を支えるさくら草莽会には、ただただ頭の下がる想いである。

070214_f1000001 20時、自宅に戻り、スーパーで安くなっていた鯛のあらの塩焼きを中心に夕食。
 上越の従姉妹が柏崎に就職するにあたって、住む場所をどうするのか、といった家族会議を行なう。結局、自分の書庫を1個潰せばなんとかなるので、古本屋さんにある程度の量の本をだすことにする。

 今日、こんなニュースがあった。


<ソニー>
次世代半導体、自社生産を断念

 ソニーは13日、半導体事業を大幅に見直し、「プレイステーション3」向けなどの次世代半導体の自社生産を断念する方針を明らかにした。次世代半導体の単独生産には3000億円以上の設備投資が必要で、他の国内メーカーが追随して生産を断念することも予想され、半導体分野の新たな再編につながる可能性もある


 ソニー製品を多くもっている身としては残念なニュースである。
 ゲーム機「プレイステーション」(以下:プレステ)といえば、平成12年、初代プレステではなく、プレステ2が全盛であったが、そのコンピュータ・グラフィック処理能力に世界が驚いた。
 驚いただけではない。軍事技術に転用されるのではないかと、外為法の輸出規制品目に指定されたのである。
 世界の軍事技術の中枢には、日本の技術が使われている。

2007年2月13日 (火)

マレー半島と華僑

 徹夜で色々な作業を選挙事務所で行う。作業を進めれば進めるほど、前回選挙のあとに、父の葬式もあったりと忙しさにかまけて挨拶に行っておらず、多くの方に失礼をしていることが分かってきた。猛省しかない。

 8時、小粒納豆での納豆ご飯2杯で朝食をとり、そのまま市内まわり。昼食は途中でコンビニで買った納豆巻き2本と低脂肪乳。

 18時に選挙事務所に戻り、差し入れのおにぎりなどで夕食をとりつつ、選挙を手伝ってくれるスタッフと長時間のミーティング。

 先日買った2007年2月8日号の『週刊新潮』。高山氏による名物エッセイと言われ、個人的にも楽しみにしている「変見自在」が、今回も大変味のある内容だったので、以下に引用したい。


変見自在 帝京大教授 高山正之
毒華僑

 マレー半島の付け根はタイ領で、マレーシアとの国境の街ハチャイに至るまではほんとに密林地帯だ。
 毒ヘビも多い。台湾には猛毒の百歩蛇がいて、咬まれれば百歩も歩かないうちに死ぬと言われるが、ここには五十歩ももたないピット・バイパーがいる。
 車で走っても危ない。気づかぬうちに蛇を車輪に巻き込み、車から降りた途端、その蛇に脹脛をガプリやられる事故が多い。
 用心して降りる前に下を覗き込んで顔を喫まれたケースもある。
 しかしマレー半島にはそんな毒蛇よりもっと恐ろしいものがいた。華僑だ。
 彼らはそこを植民地にした英国人に取り入り、マレー人労働者を酷使するとかの汚い仕事を請け負った。その代償は阿片商売で、マレー人の僅かな賃金もそれで巻き上げていた。
 後にシンガポールの駐日大使になったリー・タンチョイの父もそんな華僑の一人で「子供時代の思い出といえば、夕日を背景に何人ものマレー人がくゆらす阿片の煙とその臭いだ」と大使は語っていた。

Malaysia  ちなみにマレーシアが独立したとき、クアラルンプ-ル周辺だけで十数万人の阿片中毒者がいた。華僑たちが残した負の遺産だ。それでこの国では売買のために五グラムでも阿片を持っていれば死刑にされる。
 そのハチャイ辺りに真珠湾攻撃の日、日本軍が上陸した。
華僑はもちろん強い英国が勝つと読んで英軍について日本軍と戦った
 
しかし三か月はもつとされたジットラ要塞線はたった一日で破られ、頼みの英戦艦「プリンス・オブ・ウェールズ」も世界で初めて航空機攻撃だけで沈められてしまった。
Singapore  かくてシンガポールは陥落し、読み違えた華僑は逃げ惑い、リー・クアンユーがそうしたように一部はシンガポール市民の中に紛れ込み、一部はタクシンの祖父がそうしたようにタイに逃げていった。
 戦後しばらくしてハチャイが再び脚光を浴びた。
 実は、その辺がマレー半島の中で一番括れいて僅か六十キロほど。おまけに高い山もない。クラ地峡と呼ばれるところだ。
 もしここに運河を掘ればインド洋から南シナ海に抜ける大いなる近道になる。
 それで七〇年代には日商岩井の発議で具体的な計画も立てられた。
 当時の金で約七十億ドルあれば幅員約200メートル、水深33メートルの運河が掘れる。これはULCC、つまり15万トン超の巨大タンカーも通航可能という意味だ。
 これができれば、マラッカ海峡からシンガポール沖を抜ける従来の航路を約千五百キロも短縮できる。
 ULCCはロンボク海峡まで迂回しているが、それも2400キロ短縮され、一週間も早く日本に着く。
 「クラ運河」 への期待は高まり、タイ政府も実現に向けて政府首脳会議を開いたりもした。
 しかしこの会議は決まって毎回、空中分解する。
 運河ができればシンガポールはもはや世界の場末でしかない。リー・クアンユーらシンガポールを握る華僑らが困る。
 一方、タイの方も日本軍に蹴散らされた華僑が居ついて今では政治、経済の実権を掌握している。華僑同士、魚心に水心だ。シンガポールから密使がバンコクに飛び、主だった華僑政治家に金が行き渡ると会議は自然消滅する。
 タイ人は怒り、日本人は落胆し続けた四十年が過ぎたとき、タイでクーデターが起きた。
 タイ人の生き血を吸ってきた客家華僑タクシンに軍が叛旗を翻し、それにタイ人市民が同調したのだ。
 タクシンはまず北京に逃げ、香港で買い物をしてからシンガポールに入った。ここで同じ客家のリー親子の庇護を受けながらタイ人の批判を始めた。
 タイ人は 「華僑の連帯」に激怒してバンコクの街角は抗議デモで溢れた。
 そんな折、朝日新聞がタクシンのインタビュー記事を載せた。「クーデターでタイの信用は失墜した」「タイは民主国家に戻れ」とか彼の言い分だけで、鍵となる華僑のカの字もない。事実をひた隠し、中国人のためにインチキを書く。
 朝日はいまテレビで「ジャーナリスト宣言」とかCMを打っている。
 もしかしてジャーナリストを「嘘つき」と誤訳していないか。


 朝日新聞ではなく、「ちょうにち」新聞であろう・・・それはさておき、こんな事を書くと、また「軍国主義者」だの言われると思うが、我が祖父たちの日本軍は、植民地支配からのアジアの解放、日本の自存自衛の大義のもと、とてつもなく強かった。
Churchill  ジットラ要塞線をたった一日で撃破、当時のイギリス首相・チャーチルご自慢の最新鋭戦艦「プリンス・オブ・ウェールズ」を、あっという間に撃沈。チャーチルは後にノーベル文学賞を受賞する自伝で語ったように、撃沈の報に

「・・・あの艦が!!」

と絶句し、イギリス極東艦隊は全滅した。世界(白人)は驚き、植民地支配をされていたアジアの人々は歓喜の声を上げた。しかも、武士道精神から沈めた艦の乗組員を日本海軍は救出している。戦いは戦い、人命は人命だったのである。
 平和、平和とお題目を唱えるだけではなく、歴史の事実を直視し、戦争とは何か、本当の平和とは何かを考える大人の歴史観が、今の日本人には必要なのではないだろうか。

2007年2月12日 (月)

明治維新ビールと柏崎ワイン

 選挙事務所に泊まりこみ、2時就寝。6時、起床。7時から辻立ちをし、9時に納豆汁とレトルトのビビンバで朝食にする。

Img_0389 午前中は来客対応。
 12時、大粒納豆、とろろ、かき揚げを入れた「納豆とろろ天ぷら蕎麦」で昼食にする。とろろのネバりは納豆に負けず劣らずであり、蕎麦は口中で噛むことなく、ほとんどが喉で味わうことになった。

Img_0392 午後からも選挙事務所で準備。
 選挙事務所はガラスの窓で結構オープンな作りになっており、ギャラリーとしても使えそうな感じである。せっかくなので、オランダ・スリーホース社製の「明治維新ビール」、そして柏崎ワインの白をディスプレイした。
 「明治維新ビール」はきちんと以下の12人を並べた。

・明治維新ビール(福沢諭吉)
Meijiishin(Yukichi、Hukuzawa)
・明治維新ビール(土方歳三)

Meijiishin(Toshizo、Hijikata)
・明治維新ビール(西郷隆盛)

Meijiishin(Takamori、Saigo)
・明治維新ビール(近藤 勇)

Meijiishin(Isami、Kondo)
・明治維新ビール(大久保利通)
Meijiishin(Toshimichi、Okubo)
・明治維新ビール(伊藤博文)

Meijiishin(Hirobumi、Ito)
・明治維新ビール(板垣退助)

Meijiishin(Taisuke、Itagaki)
・明治維新ビール(吉田松陰)

Meijiishin(Syoin、Yoshida)
・明治維新ビール(高杉晋作)

Meijiishin(Shinsaku、Takasugi)
・明治維新ビール(坂本竜馬)
Meijiishin(Ryoma、Sakamoto)
・明治維新ビール(勝 海舟)

Meijiishin(Kaisyu、katu)
・明治維新ビール(大隈重信)

Meijiishin(Shigenobu、Okuma)

Img_0393 また、前回の選挙と同様、特定の企業の全面的なバックアップや団体をもっているわけではないので、今回もボランティアをお願いしなければ選挙活動ができない。甘いと言われるかも知れないが、黒板で募集も表示してみた。
 さらには、迷惑となるような電話での投票依頼も一切行わないこととした。

Img_0391 19時過ぎ、昼の蕎麦がまだ残っていたので、とろろと野菜炒めをのせ、納豆汁とともに夕食にする。 

2007年2月11日 (日)

建国記念の日
納豆関係?バイオミニブロック導入

 選挙事務所に泊まりこみ、3時就寝。7時、起床。7時30分から辻立ちをし、9時に差し入れの弁当の残りで朝食にする。

flag 今日は『建国記念の日』であるので、一回自宅に戻り、国旗を掲揚する。『建国記念の日』は、国民の祝日に関する法律(祝日法)第2条で、「建国をしのび、国を愛する心を養う」と規定されている。愛国心というだけで、過剰反応するような某政党には、是非『建国記念の日』にも休まないで反対運動の趣旨を貫いてほしい。

 午前から午後にかけて、家長としての親戚まわり。途中、コンビニに寄って、納豆巻き2本で昼食にする。

Img_0387 15時から選挙事務所につめ、作業に没頭する。18時過ぎ、差し入れで頂いたおかずなどを中心に夕食をとりながら、スタッフとともに会議。野菜が少ない感じなので、野菜ジュースも追加。
 洗い物を少なくするため、納豆もパックからそのまま食べ、取り皿もタッパーのふたを使うことにした。ごみの減量化に努める。

Img_0396 納豆菌と同じ枯草菌の仲間という「EEB菌」を埋め込んだ水質浄化のための「バイオ・ミニ・ブロック」を購入してみた。
 大切に育てている9匹の可愛い金魚が気持ちよく生きていけるのだろうか。実験の意味もあり、今日から何日ぐらい水を変えずにいられるのか楽しみである。
Img_0401<商品紹介より>
バイオミニブロック EBB菌水質浄化システム
熱帯魚・観賞魚ファンに吉報!水槽の中に入れるだけ!
バイオパワーでお魚イキイキ!! 化学物質は一切なし!
水質浄化の善玉菌EBB菌が大活躍!!
かわいい魚たちの為なら水交換の苦労もかまわない!
・・・でも、従来の濾過装置では、なかなか取りきれない、砂・石の間に入った餌や糞で少しづ水は汚れてきます。
 そんな有機物による水のにごりに、EBB菌が働いて炭酸ガスと水に分解してくれます! これぞ自然の力。
Img_0402 水槽の中に入れておくだけで、長期間水が濁らないというブロック。
 納豆菌が水中の有機物を食べ、水を浄化してくれる。
  EBB菌は「バイオブロック」という多孔室内にいますが、それが水の中に入れると繁殖。餌やフンを炭酸ガスと水に分解しながら、どんどん繁殖します。でも、無限にはいかないようです。「バイオブロック」にはEBB菌に必要なエサも一緒に封入されています。ですので断続的に安定した浄化をおこなってくれるのですが、お取替えの目安は1年半~2年。

2007年2月10日 (土)

段ボールを使ったコンポスト

Img_0380 3時に帰宅。8時まで仮眠。朝食をとらず、そのまま辻立ち。まちなかで色々な方と会い、柏崎ぶどう村ワイナリーのことで色々とご意見を頂戴する。
 11時、一旦自宅に戻り、地元料理である「しょっから」と大粒納豆の納豆飯2杯でブランチ。

Img_0383 午後から選挙事務所につめ、選挙準備の作業を行う。今日も数名の方が、激励に来ててくれた。ありがたい限りである。ただ、商売の関係もあり、選挙自体の手伝いはできないということであった。その辺はこちらも理解しており、商売人に政治の色をつけるわけにはいかない。
 夕食は差し入れで頂いたのり弁?。

 先日の2月5日、NHKで放送された『生活ほっとモーニング』で段ボールを使った手作りのコンポストが紹介されたので、柏崎でも周知してみてはどうかとお電話を頂戴した。
 番組を見ていなかったので、ホームページや紹介しているページを探してみると、自治体でも紹介などをして市民への周知に取り組んでいるところは多く、茨城県つくば市北海道札幌市東京都あきる野市北海道函館市などがあった。
 柏崎市のホームページでは、ごみとしての段ボールの出し方はあったが、段ボールを使ったコンポストについての紹介は見つけることができなかった。
 周知の仕方を含めて、早速、市役所の担当課に提案してみたいと思う。

2007年2月 9日 (金)

キャリア教育から考える地域の教育力

 2時過ぎまで選挙事務所で語りあかす。選挙事務所で7時まで仮眠。近所の方がお見えになったので、1時間ほどお茶のみ話。10時近く、選挙スタッフとも1時間ほど打ち合わせ。

 12時過ぎ、自宅に戻り、届いた郵便物などを整理しつつ、大粒納豆2パックで納豆ご飯を2杯のブランチ。
 自宅の部屋の掃除やシャワーを浴びていたところ、電話があり、インターネットの掲示板に変な書込みがあるという。案の定、 「柏崎を真剣に考える掲示板」に納豆をテーマ?にした無理やり結びつけの中傷が新規スレッドで立っていた。本当に暇でマイナス思考の人間がいるものだ。

Img_0378 17時過ぎ、柏崎エネルギーホール大ホールに移動。柏崎青年会議所2月公開例会を準備から手伝う。今回の例会のテーマは、 「キャリア教育から考える地域の教育力」で、講師は上越教育大学助教授の三村隆男氏である。
柏崎青年会議所のメンバー自体が企業経営者もしくは次代の経営者であることを考えると、大変意義ある例会であり、一般の方にもご覧頂ける公開例会にした意味は大きい。
 質疑応答の時間があったので、キャリア教育といじめ問題の関連性について質問する。キャリア教育で学ぶこと(マックス・ウェーバーのいう天職『ベルーフ』を見つけることだろうか)は、人生において環境の変化に対応、そして耐えることを学ぶことになり、人生の目的を失った自殺、不安感からくるいじめなどを防ぐことにもつながるのではないか、という趣旨。回答はまったくその通りということであり、講演の時間の関係上割愛したものの、そういった関連データもお持ちとのことあった。データを頂けないものか、後日お聞きしてみたいと思う。

 選挙事務所の準備もあるので、懇親会は遠慮させてもらい、自宅で大粒納豆2パック、湯豆腐、近所の肉屋さんの「ハムカツ」で夕食。食後、鉄道に関する問い合わせなど。

 23時から選挙事務所でパソコン関係の整備を行う。A3レーザープリンタがまだ届いていないので、地図の印刷ができず。

2007年2月 8日 (木)

『men’s egg』取材
「エルトゥールル号」遺品引き揚げ

 2時、就寝。7時、起床。朝食をとる間もなく、選挙事務所の準備。

 10時から雑誌の取材を受ける。『men’s egg』の取材で、『あるある大辞典』の納豆捏造番組に関する影響の話から、納豆ラベル収集の面白さまでを紹介した。
 取材終了後、せっかく東京から柏崎にお越し頂いたということもあり、北朝鮮による拉致事件現場から原子力発電所サービスホール田中角栄記念館などをご案内。昼食は、新潟らしい食べ物ということで、フレンドのイタリアン。

 15時から選挙事務所にて作業。多くの方にお寄り頂き、鉄道活性化をはじめ、柏崎ぶどう村ワイナリーに関する意見を多く頂戴する。

Img_0377 17時過ぎ、大粒納豆と豚こまのしょうが焼きをご飯の上にのせ、最後に卵黄をのっけた「ぶた納豆丼」で軽く夕食。
 18時から選挙事務所で、選挙スタッフとなる面々での懇親会。今後どのように選挙戦を戦っていくのかなど、乾きものなどをつまみながら話合う。

Turky_1 トルコ軍艦「エルトゥールル号」の沈没の悲劇から約120年、日本との感動の秘話もあるトルコ共和国の民間期間が、遺品の引き揚げを行うそうである。
 引き揚げた後、日本とトルコの友好イベントなどが開催される。その際、柏崎が行った大失態が再び取り上げられるであろう。恥ずかしいことである。


平成19年1月9日『新潟日報』

 軍艦の遺品引き揚げへ
 トルコ民間機関
 沈没120年機に調査 和歌山沖

 和歌山県串本町沖で1890年、沈没したトルコ軍艦「エルトゥールル号」の遺品引き揚げへ向け、トルコの民間機関「トルコ海底考古学研究所」が8日、海底調査を始めた。
 沈没事故は乗組員587人が死亡したが、地元住民が命懸けで69人を救助。帰国がかない、日本とトルコの友好につながった。
 同研究所のトゥファン・トゥランル所長は同日、町役場で記者会見。「沈没した時の悲劇の記憶と、助けた日本人の心をトルコへ持ち帰りたい」と話した。
 2004年に事前調査し、串本沖約100メートルで弾丸や金属片を確認しており、今回は水中音波探知機を使い、海底に散らばった機関部やマストなどの位置を特定。三次元の海図を作成し、潜水して乗組員の遺品などを25日までに調べる。
 さらに08年から2年間かけて船体や遺品を回収。事故から120年の10年に日本とトルコで展示会を開き、両国のきずなを深めたいという。
 エルトゥールル号はオスマントルコ時代の軍艦で全長76メートル。1890年9月16日夜、帰国途中に台風に遭い、沈没した。

2007年2月 7日 (水)

柏崎ぶどう村意見拝聴?会、再建計画

 かなり話し込み、最後は選挙事務所まで移動して、4時まで懇談。8時まで仮眠し、そのまま辻立ちを1時間ほど。

 9時過ぎ、市役所に移動し、議会運営委員会の対応方法について調整する。鉄道活性化計画コンペの最優秀賞を決める作業を行う予定が、柏崎ぶどう村ワイナリー問題のため、一時中断となった。
 11時から議会運営委員会。2月定例会の日程など無難な内容はそのまま決定したが、柏崎ぶどう村に関する臨時議会をどうするか否かは答えはでず、午後の柏崎ぶどう村説明会で説明をしてもらった後に協議することになった。
 また、原子力発電所の不正報道に対する議会の動きとしては、議長から抗議の内容を含んだ決議文を提出する方向で話がついた。
 反対派の要請で即、全員協議会を開くという協議もあったが、東京電力から国への最終報告もでていないうえ、さらには検査官の監視体制まで含めての議論をすることから3月に入ってからの実施となった。

 祖母の昼食を作りに一度自宅に戻り、おにぎりを作る。自分の分のご飯がなかったので、カロリーメイトで昼食。

 13時から柏崎ぶどう村意見拝聴会?として、説明を受けるがどうも納得がいかない。

平成19年2月7日 産業振興部 農林水産課
「株式会社柏崎ぶどう村の設立等の経緯について」

平成19年2月7日 株式会社柏崎ぶどう村
「経営改善計画(案)

平成19年2月7日 産業振興部 農林水産課
「株式会社柏崎ぶどう村の現状について」

 今回、個人での保証を覚悟の上で、「火中の栗を拾う」決断をした次期社長予定者の石塚氏には、その男気に感銘するところであり、是非、協力したい。しかしながら、資本金の投下しか選択肢を用意せず、しかも1日の議会(2月19日)で賛否を問うような会田市長の提案方法であれば、「審議未了」もしくは「反対」の立場にならざるを得ない。
 市民に広くアイデアを募集したり、意見を聞くべき考えがないのは、悲しいことである。
 意見募集をしたり、丁寧に説明してまわったりして、このピンチを柏崎市民に応援してもらうチャンスに変える努力を首長たる市長はすべきであって、強引な資本金の投下以外はありません!と、いきなり議会に突きつけるあたりは政治手腕を疑う。
 もし、この議案が可決した場合、返ってこない資本金を無理に投下することで、最大の味方にすべき柏崎市民を敵にすることになる。

 「柏崎市民を不安にさせるか、
           ファンにさせるか」

の選択であって、あえて不安にさせる道を選ぶところが不明である。
 スッキリしないまま、柏崎ぶどう村ワイナリーの説明が終わり、資源物リサイクルステーション移動の説明となった。
 現在の資源物リサイクルステーションの駐車場が少ないこともあり、昨年、荒浜付近の空き地に作りたいとして、1億円に近い予算を計上する計画を説明した。しかし、今回はクリーンセンターに移すことで、いきなり3分の1の3250万円の予算となった。前回の説明では、この方法しかないと言っていたが何だったのか、こちらも不明である。

Img_0376 18時、自宅に戻り、豚汁、マカロニサラダ、トマトとモッツアレラチーズのサラダでビール500mlを4本、干し納豆の納豆茶漬けでシメる。

2007年2月 6日 (火)

「凶」の恋愛おみくじ

 2時過ぎ、自宅に戻る。7時、起床。朝食抜きで選挙事務所の準備に自宅といったりきたり。

 9時30分過ぎから同じ町内の方の告別式に出席。大正生まれながら180センチという高い身長で、組織の重責を担う立場のお方であった。お孫さんによる感動の挨拶があり、涙した。

Img_0374 12時過ぎ、甥っ子と姪っ子が来たので、「うれっ子」(電話:0257-22-4648)の「チャーシューメン」をとり、小さな丼に分けて、一緒に食べる。
 甥っ子は食べる量が多くなり、肉も食べるようになった。成長を感じる。
 結局、ラーメン1杯では足りず、大粒納豆の納豆ご飯を追加。

 14時から事務所で打ち合わせ。

070206f1000001  18時30分から諏訪町1丁目公会堂で、東部体協の理事会兼新年懇親会。
 オードブルをはじめ各種準備して頂いたが、助六寿司には驚いた。なんとパックいっぱい、ギチギチに詰め込まれていたチョーお買い得の寿司。ここまでご飯が多いパックは初めて見た。
070206f1000001_1 懇親会では、今年の体育イベントのお話もしたが、商店街活性化のお話で盛り上がった。諏訪町二丁目では「めだか水族館」もやっており、それに続いて何か面白い仕掛けはできないか、ということであった。活性化調査として、気軽にチャレンジできる屋台村を設置できないものかどうか検討することとした。

 その後2次会への移動となったが、別件の飲み会を忘れており、中座させてもらい急遽移動する。

07omigujikyou 懇親会の最中、多くの諸先輩に「早く結婚しないと一人前の政治家として認められないよ」とのアドバイス頂いた。自分でもそう思っているが、現実は生活や仕事に追われ、なかなかそういった機会はない。
 先日、京都の八坂神社で引いた「恋おみくじ」も「凶」であった・・・・・。

恋燈
こぬ人をまつにむなしく更る夜は
      むかふもさびし閨の灯

 固く約束したはずの相手の心もなかなかにつかむことが出来ず、灯火の恋にひとり見つめて悲しい涙を流すものなり。結びの神祇園さんに誓いを立て奮起すべし。

・出会 節度ある生活をすることによって縁ある機会の来るものなり。
・恋愛 互いに一歩譲ること無しには長続き無し、自分を抑え相手を尊重しましょう。
・幸運の鍵 「恵方参り」

 恵方参りでもしようかと思う。

2007年2月 5日 (月)

「鉄道友の会」入会

Img_0372 3時、就寝。
 7時、起床。事務所の片付けや掃除をしたのち、9時、大粒納豆の納豆ご飯、鯛の潮汁で朝食。

 午前中は選挙事務所となる部屋の掃除や荷物の運び込み。

Img_0371 先日、申し込みをした「鉄道友の会」の資料が届き、入会手続きが完了した。届いた、月刊誌を見ると各地の鉄道に関する取り組みが紹介されており、非常に参考になった。
 また各地の支部の活動も紹介されており、青森支部の津軽鉄道ストーブ列車乗車会などは、天候が荒れに荒れた日に、スルメとワンカップ、現地の納豆を持参して、参加してみたいほど。

Img_0373 13時30分から自民党柏崎支部で役員総会。2月17日の自民党総会の準備に関する打ち合わせも行う。
 16時過ぎ、自宅に戻り、時間がないので、妹が残したカップうどん?を再加熱し、大粒納豆ととろろ昆布を投入して、遅い昼食。

 18時から某所で懇親会に参加。自分で創業した会社経営者が多かったせいか、柏崎ぶどう村への増資に関しては、「反対の声」一色であった。再建計画を詳細に見てから意見を述べたいという方もおり、2月7日に資料が配られたらお持ちしようと思う。

Img_0358 「海の柏崎」「エネルギーのまち 柏崎」、「海と山とエネルギーのかしわざき」など、色々なキャッチ・フレーズが柏崎市内にあふれている。
 鉄道活性化計画コンペの件もあり、せっかくなので柏崎駅のなかではどんなキャッチ・フレーズが使われいるのか調べてみると、

「マリンスポーツと
      
ゆりのふるさと」

であった。
 「海の柏崎」でありマリンスポーツもその通りで、ゆりも言われてみればその通りである。しかし、柏崎の市花が「やまゆり」であることが、若い世代になかなか知られていないような気もする。制定されたのは昭和45年7月23日で、木は海岸線に広く自生する黒松と、山野の赤松から「松」になっている。
 柏崎市のホームページ上ではここで確認できるが、もっと広く若い世代に周知する方法を考えたいものである。 

2007年2月 4日 (日)

平成19年度自民党刈羽郡支部・三山会合同新年会

 2時、就寝。6時、起床。先週から溜まっていた週刊誌を持ち込んで長風呂に入る。8時過ぎ、ご相談の方が事務所にお越しになったので、10時近くまで話し合い。

Img_0367 10時過ぎから、産業文化会館で「平成19年度自民党刈羽郡支部・三山会合同新年会」 に出席。
 お約束のように挨拶が長く、1時間30分を超え、乾杯の発声があったのは、12時近く。
 刈羽村、西山町、高柳町の方が多かったため、西山町、高柳町からこの春の市議選出馬予定の候補者は挨拶まわりに奔走していた。
 新年会終了後に車を運転する予定だったので、酒を飲まないつもりであったが、多くの方に「酒飲まんなら、政治はやめれぃや」というお叱りを受け、大量の酒を痛飲。
 思った以上に鉄道活性化計画コンペの知名度があり、期待している旨の激励も頂いた。

 15時過ぎ、一旦自宅に戻ってから、選挙事務所の開設準備にでかける。

Img_0370 19時、秋刀魚塩焼き、鯛のあら汁、大粒納豆ご飯2杯で夕食。
 後援会入会パンフレットに掲げる政策について、より実現性を高めるため、他の自治体議員との連絡を取り合って、お互いに中身を確認しあう。
 成功した事例よりも失敗した事例の方がはるかに参考になる。
 予算の執行権がない議員の選挙であり、はやり言葉の「マニフェスト」ではなく、しっかりとした「選挙公約」にすべきと思う。
 今回のパンフレットは10ページほどになり、鉄道、医療をはじめ、かなり詳細に書いた。

 小池松次先生が、『小学国語読本』を出版された。教育勅語を世界に伝えてきた小池先生の編集だけに、世の教育界に一石を投じることを願うばかり。
 小池先生から頂いたお手紙によれば、2月9日に日本テレビで放送の『太田光の私が総理大臣になったら・・・秘書田中』にご出演するそうで、こちらもにも期待したい。

2007年2月 3日 (土)

盧武鉉大統領、新たな歴史曲解

 仕事がたまりにたまり、5時過ぎまで事務所で事務仕事。8時まで仮眠ののち、起床後は家周りの補修。晴れているので、雨漏り箇所にパテを盛る。

 10時から12時まで、後援会パンフレット関係の打ち合わせなど。

070203f1000003  12時過ぎ、お手伝い頂いた方々と、「千成らーめん」(電話:0257-32-3815)で、「塩のりらーめん 683円」に「千成チップ 105円」「バター 53円」をトッピングしたものに、「ライス&餃子セット 315円」のチョー炭水化物ランチ。すっかり口が大蒜臭くなった。

 14時から16時まで某所で商売に関する打ち合わせ。

 17時04分柏崎駅発の電車で長岡に向かう。これからは極力電車の利用する。

Img_0360 18時から長岡市の「日本海庄や 長岡駅前店」(電話:0258-38-0051)で、新潟県内の若手市議会議員の新年会、そして個人的に各自治体の鉄道をはじめとする公共機関への取り組みの情報交換を行う。
 十日町市議会の庭野しげみ議員、長岡市議会の桑原望議員、南魚沼市議会の牧野あきら議員、南魚沼市の自民党・塩谷氏が出席。
Img_0361 やきとり、体を気遣ったサラダ類などオヤジ・チョイスのつまみのなか、「納豆かき揚げ」はもちろんのこと、「白子の天ぷら」など揚げ物を多く注文するあたりがまだ若さであろう。
 公職選挙法で締め付けられていない部分を突いた選挙の手法など、かなり深い情報交換もできた。

 23時過ぎに自宅に戻る。

 平成19年1月26日の『産経新聞』紙上にこんな記事が掲載された。


盧武鉉大統領、新たな歴史曲解

 【ソウル=黒田勝弘】韓国の盧武鉉大統領は25日、年頭記者会見で日韓関係に触れ、先に安倍晋三首相との首脳会談の際に日本海の名称を「平和の海」にしてはどうかと“提案”した背景を説明し「日本海の名称が勢いを得たのは植民地支配時代のせいだ」と述べた。

 これは「日本海」の名称の由来を日本の朝鮮半島(韓国)支配に結び付けて否定しようとするものだが、日本海の名称は日本の朝鮮半島支配とは直接関係なく、まず国際社会で定着したという歴史的経緯を無視する新たな“歴史曲解”として関心を集めている。

 日本海の名称について韓国側は近年、国際社会に対し自国の名称である「東海」への変更や日本海との併記を主張し、官民挙げて活発に動いている。盧大統領は昨年11月、ハノイAPEC首脳会議の際、安倍首相との会談の席で「平和の海」などと呼んではどうかと第三の名称を話題にし、問題になっていた。

 盧大統領は「平和の海」案は思い付きではなく「長い間考えた末のものだ」とし「“東海”案の放棄ではないか」とする国内世論の反発に対しては「こうして解決策を模索するのが外交だ」と述べた。しかし、日韓が対立する竹島(韓国名・独島)領有権問題ではこれまで日本非難一辺倒で、解決のための“模索案”を語ったことはない。

 また盧大統領は会見で「歴史問題や靖國神社参拝問題は日本に誠意があればいくらでも解決の道はある」とし「なぜ日本だけが特別待遇を受けようとするのか、なぜ過去問題を特別に黙殺するのか」と日本を非難した。

 しかし首脳会談復活に伴う次の日本訪問については「条件を付けるつもりはない。ただ靖國問題は重い問題であり、安倍首相が参拝を自制してくれることを望んでいる」と述べた。

 さらに北朝鮮問題をめぐる6カ国協議で、日本人拉致問題を扱うことに対しては「当事国すべてが望んでいない」と反対し、あくまで核問題を優先すべきとの立場をあらためて明らかにした。


 ・・・どこまで妄言を吐けば気が済むのだろう。
 長い付き合いになる韓国の友人も、当初は応援したものの現在の政権にはガックリきていると言っていたが、近現代史は勉強していないわ、全然違う物事を結びつけるわ、自国民(韓国人)も拉致されている事実も忘れるわで、ここまでくるともーギャグである。
 是非、インド洋などの名称も侵略の歴史の産物!などと述べ、さらなる笑いをとってほしい。

2007年2月 2日 (金)

井上和彦著『国防の真実』

 4時ごろまで事務仕事と電話での取材を受ける。高知新聞の記者からで締め切りの関係上、深夜の取材となった。
 掲載は、平成19年2月3日『高知新聞』夕刊である。

 5時から8時まで仮眠をし、9時から1時間ほど選挙事務所近くで辻立ち。鉄道活性化をただの鉄道のことと思わないでほしいと訴える。

Img_0354 11時から市役所で、柏崎ぶどう村ワイナリー問題について、担当部長、担当課長から直接説明を聞く。
 とても午前中の1時間だけで終わる内容ではなく、「二葉食堂」(電話:0257-22-2894)の「Bランチ 1200円」をとって昼食。朝食をとらなかったので、一気に食べきる。
 13時から14時過ぎまで再度の質疑応答。詳細は意見拝聴会がある2月7日までふせてほしいとのことであったが、会社側から市役所担当課及び助役が相談を受けたのが、平成17年11月。市役所内で対応策を議論していたとは言うものの、結局はこの間、議会には黙っており、資金ショートしそうなこの土壇場にきて、いきなりの臨時議会実施と救済措置である。しかも、昨年平成18年6月議会の文教経済常任委員会で報告会を行ったが、そのときには経営の危機的状況の報告はなかった。
 どうも隠蔽体質は直らないようである。

Img_0356 15時から来客2件。1件は、後援会パンフレットの打ち合わせであった。まだ後援会パンフレットを作っていないのかとお叱りを受けることが多い。しかし、鉄道活性化計画コンペをはじめ、執行権がある首長選挙ではないのでマニフェストまではいかないが、実際に約束できる政策を入れ込むため、ここまでズレこんでしまった。
 その後の話合いをしながらも、囲炉裏の炭火でもちを焼き、岩のりをつけて食べる。

Img_0357 19時、残念ながら養殖となったが、鯛のあらを塩焼きにしたものと、頂き物の椎茸を囲炉裏の炭火で焼いたもので夕食。シメは、ひきわり納豆と卵の納豆ご飯。
 食事中、就職の相談の電話を頂戴する。話を聞くと、親御さんからの電話であり、無職である息子さんを心配しているものの、結局は本人が働く気がないとのことであった。
 父亡きあと、祖母の介護を母と一緒にしている身としては、親御さんのもとで無職で暮らしているというのは、「贅沢者」以外の何者でもない。とにかく、来週、事務所に来ることになった。

Img_0350 ジャーナリストであり、チャンネル桜の名物番組「防人の道 今日の自衛隊」のキャスターもつとめる、井上和彦さんがまた書き下ろしの本を出版されたとのことであった。
 書名は『こんなに強い自衛隊―国防の真実』。井上さんらしい、自衛隊への尊敬と綿密なデータ、そして分かりやすい脚注説明の本。
 自衛隊に積極的な興味がない人でも十分楽しめて、理解できる本になっており、多くの人に読んでほしい力作である。

2007年2月 1日 (木)

鉄道活性化計画コンペ 会派審査

Img_0343 1時過ぎに自宅に戻り、2時就寝。
 7時、起床。8時過ぎに相談の方が事務所にお越しになったので、囲炉裏に炭をいれ、もちを焼きながらお話を聞く。
 東京電力の不祥事に関するお電話が2本あり、うち1本のお電話は初老の男性で、

「原子力推進のアンタには(選挙で)投票しない!」

というお怒りの声であった。もともとは賛成派であったそうで、今回の件が響いたようである。

Img_0347 12時過ぎ、新作で豆を変えてみたという某メーカーさんの納豆で昼食。これまでの小粒主流の業界に大粒の流れを作っていきたい。化学調味料たっぷりのタレでせっかくの美味しい大粒の大豆を食べるのはもったいないゆえ、醤油、塩を考えてもらうよう、食後の感想をふまえてメールを送る。

 13時から選挙事務所として借りたい物件を確認させてもらう。15坪ほどで、坪あたり5000円の賃借料である。選挙だけというよりも、鉄道活性化をはじめ、まちなかの面白いまちづくりをできる拠点になれればと思う。

  16時30分から市役所内の会派室で鉄道活性化計画コンペの会派審査と柏崎ぶどう村ワイナリー問題、東京電力の不祥事に関する打ち合わせ。
 鉄道活性化計画コンペの審査は、「夢ひろがる柏崎賞」として、実現性も十分であり、
子供に夢を見せることができることから、

 お菓子の国へ出かけよう!
      「ブルボンお菓子電車」


がダントツの1位であった。
 しかし、最優秀賞に関しては、4案に絞られたものの、結局、再審査をすることになり、7日までの各自の宿題となった。
 良い案が多くあり過ぎて、取捨選択に困るという、嬉しい悲鳴であった。
 柏崎ぶどう村ワイナリー問題、東京電力の不祥事のことは共に全議員が怒りの声であり、大モメをした。柏崎ぶどう村ワイナリー問題に関しては急遽、明日、担当部長、担当課長に詳細を説明してもらう旨を調整した。

Img_0352 18時過ぎ、「三井田料理店」(電話:0257-22-2949)に移動し、会派の新年会。
 アンキモと鮟鱇の酢味噌がけを美味しく、また焼魚としてでた「のどぐろ」は絶品であった。また付け合せの慈姑を揚げた「くわいチップス」も良かった。
Img_0353 料理は美味しく食べたが、新年会にふさわしいのかどうか、選挙の話題は二の次で柏崎ぶどう村ワイナリー問題で過去の経緯からこれからの対応まで、意見の違いもあり、紛糾した。
 基本的に、せっかくある柏崎ぶどう村ワイナリーは簡単に潰したくはないうえ、市民の利益を守ることが大切である。
 しかし、現状は

 「進む(税金による資本投下)も地獄、
       戻る(倒産させる)も地獄」

であろう。

 一次会終了後、色々とあり、24時を過ぎる。

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