JCとこれから勝負?の日本共産党
2時、就寝。7時、起床。先日、納豆に関する質問やちょっとしたエッセイを書いたところ、お礼として北海道産「紅鮭の酒粕漬け」のセットが送られてきた。薄切りなもののしっかりと色付いた身が食欲をそそる。軽くあぶった紅鮭の酒粕漬け、小粒納豆で朝食。ご飯が進み、大盛りで2杯も食べてしまった。
午前中は市内での選挙活動。
12時過ぎ、中粒納豆に麹漬けイカの塩辛を入れたもので昼食。発酵と発酵もので濃厚な味わいとなった。細く捌いたイカの刺身を使ったイカ納豆に飽きた方にはオススメの味である。
13時から17時まで長岡市にて活動。
18時過ぎ、一度、自宅に戻り、頂き物のトウモロコシを電子レンジで加熱して軽食にする。バターをつけるかどうか悩んだが、軽く塩をふっただけで正解であった。甘く、歯ごたえも良いトウモロコシであった。
19時30分から、柏崎青年会議所の「柏崎のまつり検討委員会」担当例会の最終確認を行う。
日本青年会議所が製作したDVDアニメ「誇り」。柏崎市議会でも取り上げられ、中身を見ていない者同士が質疑応答をし、青年会議所へのレッテル貼りに成功した。全国でも共産党による同様の活動が行われ、6月20日、日本青年会議所は文部科学省との委託契約を結ばないことを決定した。
情けない限りである。自信をもって進めた事業であるなら、共産党がギャーギャー騒いだぐらいで引っ込める必要はない。案の定、共産党は実績として喧伝するに至り、『しんぶん赤旗』には、
平成19年7月1日『しんぶん赤旗』
靖國DVD 契約辞退に追い込んだ
「『やった!』と思いました」(新日本婦人の会の岡田麻世子・子どもと教育部長)。
文部科学省の委託事業で、侵略戦争を美化・肯定する”靖國DVD”を学校に持ちこんだ日本青年会議所(日本JC)が、同省との契約を辞退しました。草の根の運動の勝利です。
発端は、日本共産党の石井郁子衆院議員の国会質問(5月17日)でした。侵略戦争を肯定するようなDVDの内容を示し「上映活動をやめさせるべきだ」と迫る石井議員に、伊吹文明文科相は「私が校長なら使わない」と答弁せざるをえませんでした。
このDVDアニメ「誇り」は、戦死した青年が現代によみがえり、女子高生を靖國神社に誘い、日本の戦争を「自衛のため」「アジアの人々を白人から解放したかった」などと語る内容。植民地支配と侵略への痛切な反省を示した村山首相「談話」(1995年)の立場とも異なる主張です。DVDを見た財務省のある幹部も「ひどい中身だ。こんなものが教材として使われる事業になぜ金を出すのか」と話します。
DVDは、文科省が委託した日本JCの教育事業の補助教材。しかし「教材にはお墨付きは与えていない」と同省担当者は述べていました。
申し入れ続く
日本JCは、「『誇り』を用いた近現代史教育プログラムが、文部科学省の新教育システム開発プログラムに認定」と、”お墨付き”を受けたような記事をHPに載せ(現在は削除)、学校での上映を推進していました。
上映された島根県の中学校や新潟・十日町市では「昔はいい事をしていた日本が誇らしい」などの感想を子どもから引き出していました。
一方、石井議員の質問を受け、韓国のニュース専門ケーブルテレビ局YTN(5月22日)、「朝日」(6月8日付)などが報道。父母や教職員、市民らは教育委員会に学校で上映しないよう申し入れをおこない、対応した教委から「採用する予定はない」との回答を得ていました。
海外でも、韓国青年会議所の会員約千人余と市民が首都ソウルで、DVDは「侵略美化、歴史わい曲」だとして”糾弾大会”を開催、日本大使館に決議文を提出しています。こうした世論を受けて、日本JCの奥原祥司会頭は6月20日、文科省と結ぶ予定だった契約を辞退すると発表しました。
しかし、日本JCは、教育プログラムやDVDは「戦争を美化するものでも軍国主義を肯定するものでもない」という態度を変えず、学校持ち込みを続ける構えです。
”深みにはまる”
地方の青年会議所の会員は「このままでは、国際的にも社会的にも孤立してしまう。『深みにはまる』という声が、会員の間でもあがっている」と心配しています。
日本JCの運動を激励したのは安倍晋三首相です。官房長官当時、こう発言しています。(06年の青年会議所主催「サマーコンファレンス」)
『政治家が、なぜ戦争が起こったかというような発言をすれば、外交問題や政治問題になっていく。(中略)だからこそ、私はJCの皆様のような若い方々にしっかりと戦争の総括を行ってもらいたい』
安倍氏がJCに求めた「戦争の総括」がいま内外で強い反発を受けているのです。
大きな自信に
新日本婦人の会・子どもと教育部長 岡田麻也子さん
DVDを見ると、安倍首相がすすめる「愛国心」や、「靖國派」と呼ばれる人たちの考えがよく分かりました。だから、父母や先生の運動も驚くほど急速に広がりました。みんなの力で食い止めることができたのは大きな自信になります。
うれしかったのは、各地の新婦人が要請に行くと、多くの教育委員会や校長先生が、「もう後援は断りましたよ」「中学生には見せられない」と、すでにJCの売り込みを断っていたことです。
教育現場には良識が息づいているんです。ゆがんだ歴史観を子どもたちに押しつけないという点で手をつなげると思いました。
まだJCは独自に学校や地域への持ち込みを狙っています。これからが勝負です。
という記事が掲載された。韓国青年会議所も日本共産党にしっかりと利用されている。匿名の役人のコメントはもとより、朝日新聞の動きもお約束である。
この記事の最後に、青年会議所がまだまだ活動をするのでうんぬんとある。今回のやりとりで、騒げば騒ぐほど青年会議所は弱気になり、自分たちの実績になるということが分かったからであろう。
特定アジアに対する弱腰な日本外交と同じことになってしまったのではないかと思う。今後、日本青年会議所には毅然たる対応をしてもらうことを望む。
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