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2007年12月

2007年12月31日 (月)

復興、そして『奪還を命ず』

 事務所の掃除が終わらず、4時就寝。7時、起床。大粒納豆、板わさ(正月用のかまぼこを拝借)、目玉焼きでご飯2杯の朝食をとる。

 午前中は引き続き、事務所の整理。地震後まだ手をつけていなかった書類の山に手をつけたところ、あっという間に13時となった。返事をしていない手紙などもでてきてしまい、お侘びの手紙も書く。

 冷凍うどんとハムカツ、ひきわり納豆の納豆うどんで昼食。

 14時から挨拶まわりと正月用の買出し。途中、某ホームセンターで

 「市議さんでしょ」

いきなり50代ぐらいの方に話しかけられ、

 「被害にあった人の住宅建設に反対ってやさぁ・・・」

と先日もあった誤解と同じ内容でお叱りを受けた。まずは、こちらが議論した内容をお話しようと思い、

 ・建設自体に反対しているのではないこと。
 ・被災者がなるべく自分の家に近い地元に暮らせるよう分散型にする。
 ・柏崎市が既に持っている土地を利用し、税金の支出を減らす。
 ・9億円ですべてができるわけではなく、土地代だけで9億円。
  建物も入れれば、10憶円を超える事業になる

ことを説明した。
 ちなみに、土地代の9億円ですべて事が済むので、その金額は安いとの論じているのが下記の新聞記事である(さらに言えば「時間がない」も鵜呑み。時間が無いと言うなら、なぜ11月27日まで動かなかったのか。<名目上の>2年で仮設住宅から出てけと行政が言うのか)。


平成20年1月1日『越後タイムス』

 タイムス抄 桑山跡地に復興住宅を

 昨年十二月二十一日の市議会十二月定例会最終日に、駅前二の桑山木材跡地に、羅災者公営住宅と一般公営住宅を建設するための用地取得費九億円の債務負担行為補正案が、まるまる一日かけて議論され、その結果、継続審査とすることが決まった。
 会田市長は、議会終了後、「意外だった。大変いい場所を選んでもらったと褒めてもらえると思ったのに……」と悔しさを滲ませて話した。
 提案の仕方が〝唐突すぎる〞との批判には、「言いがかりだ。事柄のなりゆき上、仕方がないではないか」と反論した。
 確かに、桑山木材跡地の所有者に打診したのが十一月二十七日、その後所有者の前向きの返事をもらったのが議会の直前で、〝さて、それでいいのか〞と再度の決断を迫られ、一般質問の打ち合わせ時点では、何も決まっていなかったというのが本当なら、無理もない話である。
 この構想は十二月十一日の池田千賀子氏(みらい)の一般質問に答える形で明らかにされたが、そこに作為的なものがあったとは思えない。
そこで出しておかなければ、もっと〝唐突だ〞という批判を受けただろう。
 桑山木材跡地に復興住宅を建てることに反対する論拠は二つある。一つは今回の地震で柏崎市がさらに厳しい財政状況に追い込まれているのに、市有地を利用せず、民間の土地を買うことはないというもの。もう一つは今まで住んでいた所の近くに住みたいという、被災者の心情を汲み取っていないというものだ。
 しかし、被災者の生活再建を最優先させるという方針からすれば、喫緊の課題として、財政支出もやむを得ない。また、公営住宅に入居を希望している人は、自力で住宅再建ができない高齢者が多く、”生活の利便性”は第一に考えられなければならない。
 脚が動かなくなった高齢者は、自分の町内にある医院に行くのにもタクシーを利用するという話を聞く。桑山木材跡地なら、這ってでも病院に行けるし、買い物にも行ける。高齢者の生活再建のための公営住宅建設地として、ここほど理想的な場所は他にないではないか。
 さらに、この土地の再開発ということを考えた時に、「まちなか活性化」にとって、二度とないチャンスである。地震がなければ訪れなかったチャンスを活かさない手はない。駅前に居住者が増えることで、商店街の活性化につながるだろうし、そのことが駅周辺の空洞化を埋めていく呼び水になることも大いに期待される。九億円の投資が無駄になるとは考えられない
 昨年十二月の議会で議案が可決されず、継続審査となったことは非常に憂慮されることである。議案に反対した市議も「復興住宅を建てることに反対しているのではない」と言う。しかし、そのことで復興住宅建設が遅れたり、十分な調査や設計ができず、結果的に被災者にとってマイナスになるようなことがあれば、その責任は極めて重大である。
 一時も早く、罹災者公営住宅と一般公営住宅を桑山木材跡地に建設することを決めなければならない。


 さらには継続審査になったことも私を含む慎重派のたくらみと思い込まれていたので、

 ・「継続審査」は議員の反対の多さに市長与党自らが工作

と真相をお話した。かなり納得されたようで、帰り際には

 「会報とか出して教えてくれぇやぁ」

とのことであった。

 17時、刈羽郡総合病院に行き、祖母のお見舞い。手術以来、これまで議会やら打ち合わせなどで、なかなか来れなかったので、色々なことを話す。しかし、今日が12月31日であることも認識しておらず、明日が新年というと

 「昭和何年かねぇ?」

との返事であった。87歳の年越しを病院で迎えるとは思わなかったと思う。

Img_1221  18時過ぎ、高柳町門出の「はしば」(電話:0257-41-2458)ご自慢のジンギスカンを焼き、

Img_1234

2007年12月27日 (木)

すり替えのロンリー(論理,Lonely)
罹災者公営住宅自体に反対?

 1時、起床。資料などを整理し、手元に用意したうえで、2時からネットで会議を行う。1時間ちょっとで会議終了。

 4時から8時まで原稿書き。大粒納豆、目玉焼き、里芋の味噌汁とご飯2杯の朝食をとる。

 10時から打ち合わせ。さすがに連日の飲酒と不規則な生活で眠気が襲ってくる。

Img_1205 12時、「うれっ子」(電話:0257-22-4648)の「チャーシューメン」の出前をとり、事務所で昼食をとる。
 食べたのち、寝転がった瞬間に寝てしまい、気付いたら13時過ぎ。あわてて、銀行など市内での各種手続きや支払いにでかける。

 14時30分から某所にて、今後市民の力を出して、盛り上げたい施設について打ち合わせ。

Img_1206 事務所に戻ると、自衛隊新潟地方協力本部柏崎地域事務所からカレンダーが届いてた。
 先日の「災害派遣部隊慰労会並び協力団体忘年会」で、ついカレンダーを欲する言葉を発してしまった。しかも、「海上自衛隊誘致」をしつこく言っているからか、海上自衛隊のカレンダーまで頂戴した。ありがたい限りである。

 17時から18時過ぎまで原稿書き。締切のタイムリミットとなり、メールで送るも推敲も不十分なままになってしまった。

Img_1207 19時過ぎから急遽、相談の電話があり、結局、仮設住宅まででかけて、1時間ほどお話をお聞きした。高齢者の雪が降った際への対処などについては不安が多いようである。
 予定していた「新生!えんま通りプロジェクト」の説明会には出席できず。

 その後、トルコ料理店「KEBAP TIME(ケバブタイム)」(電話:0257-32-4491)にて、「トルコビール 500円」と「ケバブ・サンド 500円」。

 21時から23時過ぎまで、事務所でパソコンに向かっていたが、その間、市政に関する情報や激励のお電話を数本頂戴した。見ている人は見ているものである。
 インターネットは使えないものの、ラジオでの市議会中継を聞いていると、地元新聞の掲載内容とは違う、どっちが本当なんだといったご意見もあった。 

 今日、ある福祉施設に行かれているお年寄りからこんなご意見を頂戴した。

 「地震で被害にあった人のための家だっけか
  それ作んのに反対の議員いるんだって?」

 先般の平成19年12月議会の最終日で話題になった罹災者公営住宅の建設のことであろう。その方はある市議会議員から聞いたそうで、あまりの驚きに私にも確認したという。
 その議員の名前を聞いたが、案の定、市長与党の議員。お約束のアホな論理である。今回の罹災者公営住宅の建設位置や土地取得に関して、私がとったような慎重な立場を「慎重派」と定義すれば、こうである。

市長与党論理:
 「慎重派」は罹災者公営住宅の建設自体に反対している。
 被災者である市民のことを考えていない。(感情論を投下)
 市民のことを考えない「慎重派」は、議会内だけの論理で動いている。

真 実:
 罹災者公営住宅建設自体に反対など、誰も言っていない。
 罹災者公営住宅の建設をするなら、今柏崎市が所有している
土地(市民会館跡地など含む)
もしくは民間で設置してもらって借り上げするなど、極力、お金を使わず、かつ民間活力がでるような手法をとるべき。
 被災者のことを考えるがゆえに、行政が管理しやすい一か所集中ではなく、なるべく地元に近いところに選べる選択肢を用意できないか検討。
 余計な金があるなら、もっと前向きな復興事業に使え!

 本当の情報を市民に伝えていない点においては、「たらかしている」に等しい。市民のことをバカにしているのは、どっちなのかどうか明らかになるよう活動していきたい。

2007年12月26日 (水)

市職員給与と議員報酬議論の真相

 0時過ぎ、「屋台屋」(電話:0257-24-6263)に移動し、チャーシューをつまみながらビールで、今年を振り返るバカ話で盛り上がる。2時30分過ぎ、自宅に戻り、シャワーを浴びたのち、就寝。

 7時、起床。大粒納豆、かまぼこ、ツナ缶でご飯2杯の朝食をとる。

 午前中は、自宅の壁や窓などの掃除。改めて家の壁を見るとヒビはもとより、傾きが凄いことも分かった。

 12時過ぎ、冷凍うどん2玉にひきわり納豆、生卵の「納豆うどん」で昼食。

 13時から市内某所で打ち合わせ。ミルクティーとクッキー2枚をつまむ。

 15時から17時過ぎまで、政治関係の勉強会。

Img_1204 18時30分から、「肴や」(電話:0257-22-8857)にて、柏崎準倫理法人会の役員会兼本格的な?忘年会。
 来年行う柏崎が元気になるようなイベント企画について、喧々諤々の議論をしつつ、ビール、日本酒など。
 かなりの盛り上がり、トルコ料理店「KEBAP TIME(ケバブタイム)」(電話:0257-32-4491)に移動し、2次会に突入。トルコワイン(赤:2004年 白:2001年)
を計7本空けるという鯨飲状態となった。

 11時過ぎに帰宅し、就寝。

 ある方からの苦情のメールにこのような意見があった。

 1.市職員給与を上げないようにする前に、議員も下げろ。
   市職員はすでに給与の一部を市に寄付したりしている。

 2.議員の寄付行為が出来ない(*)なら、政務調査費
   や返上、議員報酬の引き下げなどを自ら提案すべき

*公職選挙法による寄付行為の禁止

 事実関係からいけば、市職員は給与の一部を寄付したものの、中越沖地震の際の時間外給与はそのまま支払われており、また議会は本年度委員会の予算凍結、来年度予算を要求しないことで決着がついている。

 (A)市職員全体の平均時間外単価(25%増し)
                   1時間 2736円

 <平成19年7月> 中越沖地震7月16日
  職員一人あたりの平均時間外数 78時間
       (A)で計算すると 21万3408円
  最高時間外数        191時間
       (A)で計算すると 52万2576円

 <平成19年8月>
  職員一人あたりの平均時間外数 42時間
       (A)で計算すると 11万4912円
  最高時間外数        243時間
       (A)で計算すると 66万4848円

 また、これまで議会運営委員会、会派代表者会議にて3回の議論をしており、議会事務局が提案する案(来年度も調査費全額削減、本年全額凍結)以上に、議員報酬の年単位での削減を検討するよう、

 平成会、公明党、民友、自治研究会
 所属会派である整風会

は提案している。
 この提案に反対したのは誰かといえば、市長与党であり、社会クラブの某議員に至っては、

 「来年の1月分だけ一人1万円削減しようさ。
     抜本対策案には断固、反対する」

とまで明言し、水面下で工作に入っていた。
 これが真相であり、議会のなかで言っていることと、外で市民に言うことがこれほど違っているのも珍しい。珍しくもあり、かなり悪質でもある。
 

2007年12月25日 (火)

ゼロ・スピンドル チャンドラ1

 2時、就寝。7時、起床。大粒納豆、目玉焼き、ウインナー、なめこの味噌汁でごはん2杯の朝食をとる。

 8時から10時まで事務所の掃除。

071225_dvc00004 10時から12時まで、市内某所で打ち合わせ。
 12時過ぎ、トルコ料理店「KEBAP TIME(ケバブタイム)」(電話:0257-32-4491)にて、「ケバブ・サンド(フォカッチャ)セット 780円」で昼食をとる。

 支払などの市内の仕事ののち、お歳暮など親戚まわり。

 18時過ぎ、同級生がトルコ料理店を食べてみたいとのことだったので、再度、トルコ料理店「KEBAP TIME(ケバブタイム)」(電話:0257-32-4491)に行き、トルコビール、トルコワインの赤などを飲みながら、メニューにある料理を一通り楽しむ。

 その後、2次会として知人のお店に行ったところ、偶然にも柏崎青年会議所のメンバーがおり、合流。ハードな飲み会となった。

Img_0992 午前中、事務所の整理をしようと思っていたところ、懐かしのチャンドラ1を手にとってしまった。
 日立製のチャンドラ1「FLORA 210(PC-5NL01-D72DA)」である。
 スペックはPentium120MHzに、メインメモリ40MBという、現在のWindowsXp世代では考えられないスペックである。
Img_0995 チャンドラという名は開発コード名であり、日本 IBM とリコーの共同出資会社、(株)ライオスシステムが開発して、各メーカーでOEM販売された。
 B5サイズのコンパクトなマシンで、トラックポイントもあり、さらにはバッテリーは汎用のビデオカメラでも使えるバッテリーパックを2本搭載するというまさにモバイル究極のかたちであった。
Img_0996 せっかくなので、再生をし、テキスト打ちマシンにすることを決意した。
 ハードディスクを抜いてあったため、予備のノート用ハードディスクを出してきたが、ふと1GBのコンパクトフラッシュもあったことを思い出した。
 このコンパクトフラッシュをハードディスク代わりにし、いま流行りのゼロ・スピンドルマシンに予定変更。
Img_0997 ついでに、Pentium120MHzでは非力なので、133MHzにクロックアップも行うことにした。
 本体の背面のネジ、キーボード横のネジの計4本を外したところで、液晶下のカバーを取り外す。
 その後、キーボードを外すのであるが、スピーカーやトラックポイントのケーブルに注意する。
Img_0999 キーボードをはずし終わったら、マザーボードの6か所のネジをはずし、マザーボードを取り外す。
*余計なネジを外すと、PCカードスロットが脱落したり、色々と手に負えない状況になるので、注意が必要。

Img_1001 コンパクトフラッシュと44ピンIDEの変換コネクタを使い、マザーボード裏のIDEコネクタにコンパクトフラッシュを差し込む。
 コンパクトフラッシュ自体は、既にFATにてフォーマットを行い、ブート領域を確保し、Windows98SEのCD-ROM内にある「win98」フォルダをコピーしておいた。
Img_1004 ハードディスクに比べ、かなり軽いのでネジなどでは止めず、両面テープでズレ防止程度の固定を行う。
 続いて、クロックアップである。
 マザーボード上のR71にあるチップ抵抗を取り外し、外した物をそのまま隣のR70にハンダ付け。これで、クロックが完了。
 Windows98SEのセットアップを行い、無事、テキスト打ちゼロスピンドル・チャンドラ1が完成した。 

2007年12月24日 (月)

注意して、右足切断、頭蓋骨骨折の重症

 溜まっていた手紙を開封し、返事などを書いているうちに6時となった。3時間ほど仮眠し、9時過ぎ、大粒納豆、湯豆腐、たらこでごはん2杯の朝食をとる。食後、長岡市に向かって移動。

 10時から某所にて、東京都内からきた担当者と徹底的な打ち合わせ。途中、ミックスサンドイッチとスパゲティ・ボンゴレで昼食をとる。

 16時、新幹線の時間となったので、長岡駅まで担当者をお送りし、帰宅。

 18時、冷凍うどん2玉、ひきわり納豆を味噌煮込みうどん風にして夕食。

 こんなニュースがあり、驚いた。


 平成19年12月23日『読売新聞』

 御茶ノ水駅の警官重傷事件、中国人2人を殺人未遂で逮捕

 電車が進入していることを知りながら、口論になった男性警察官をホームから突き落とし、大けがを負わせたとして、警視庁神田署は22日、いずれも中国籍の会社役員李志容疑者(41)(東京都調布市調布ヶ丘3)と会社員金権容疑者(31)(国分寺市富士本1)を殺人未遂の現行犯で逮捕した。
 調べによると、李容疑者らは22日午後11時20分ごろ、千代田区神田駿河台のJR御茶ノ水駅ホームで、口論になった男性(49)を線路上に突き落とした。男性は進入してきた千葉発御茶ノ水行き普通電車(10両編成)にひかれ、頭蓋骨骨折と右足切断の大けがを負った。男性は、警視庁通信指令本部所属の警部補で、110番の受理業務を担当。この日は日勤を終えて、青梅市内の自宅に帰宅途中だったとみられる。
 3人は乗り合わせた東京発豊田行き快速電車内ですでに口論になっており、電車が同駅到着後、もみ合いになって降りてきて、ホーム上でつかみ合うなどしていた。李容疑者ら2人はかなり酒に酔っていた。車内で大声で話していた2人に男性警察官が注意したことで、口論になったとみられる。
 調べに対し、李容疑者は「わざと突き落としてはいない。振り払っただけだ」と容疑を否認している。同署で詳しい動機や原因を調べている。


 なんともやりきれない話である。容疑者の民族的にどうだこうだではなく、人間としてどうかと思う。とにかく警部補のご快復をお祈りするのみ。
 ちなみに、産経新聞も、

「2中国人と口論…警察官が線路に突き落とされ足切断」
                      (2007.12.23 06:47

と伝えているが、天下の?「ジャーナリスト宣言」朝日(ちょうにち)新聞は、

「御茶ノ水駅で人身事故 中央・総武線が一時運転見合わせ」
                 (2007年12月23日00時41分)

としか報道せず、その後約20時間以上の間、殺人未遂の犯人が中国人であることや被害者が警察官であることを報道しなかった。

2007年12月21日 (金)

平成19年12月議会最終日
トルコ請願否決、職員給与アップ可決!?

Img_1166  10時から本会議。
 いきなり、罹災者用公営住宅及び一般公営住宅建設用地取得費である「議第126号 平成19年度一般会計補正予算書(第9号)」が提案された。
 国による補助金が1億5750万円(16%)、

 市の支出が7億4250万円(坪単価約23万円)

で、駅前の桑山木材跡地購入のための債務負担行為である。普段であれば、副市長のみが提案説明を行うところを、わざわざ市長も登壇し、説明をはじめた。
 罹災者用公営住宅の建設をはじめ、被災された皆さんへの配慮をしなくとも良いと言っているわけではない。財政の見通しも見えていないこのタイミングで、いきなり億単位の支出議案がでてくるのはおかしいのである。
 説明の趣旨は以下、矢印はツッコミ。

・建設期間が2年しかない
   → 本当に建設に2年もかかるのか。その2年も政治的
     に解決できる方法はある。旧山古志村や長岡市の
     事例。仮に2年を超えた段階で、国や県が仮設住宅
     から被災者を追い出すのであろうか。

・できるだけ負担の少ない方法
   → これからの柏崎市の財政見通しも見えていない
     なか、柏崎市の財布から7億4250万円の支出
     が許されるのであろうか。

・市有地については、既に仮設住宅がある。
   → 市有地も全部仮設住宅で埋まっているわけではなく、
     分散して建てれば市有地はある。しかも松波の
     国有地など、公的な土地は多い。

・コマツ跡地では買い物に遠い、
  細切れにすると民間活用が難しいことなどから断念

   → ただの後付けの理由。コマツ跡地の方が買い物に
     便利なのではないか。

ということである。
071221_kmoku_2  しかも、提案の桑山木材跡地は一等の商業地であり、この土地を柏崎市が買うことによって、固定資産税も入らなくなり、柏崎市の税収入も減る。柏崎市の経済のためには、ここに民間の商業施設を誘致し、まちづくりを行うべきであろう。内容をよく見れば、なぜか300坪の「飛び地」まで買うことになっており、キナ臭さもある。

*写真をクリックすると大きくなります。

 主役となる罹災者のアンケートでは、従前の生活をしていた場所から離れたくないという意見が8割近い。
 そもそも、この議案が出てくるまでの経緯も、かなり怪しい。

議会開会前:
 各議員に罹災者公営住宅の建設調査費用の議案を送付。
 調査の内容は、場所を特定しない調査。

議会開会:
 12月11日、市職員出身の市長与党議員の一般質問に答えるかたちで、罹災者公営住宅の場所は「桑山木材」といきなり答弁。新聞でも公表された。

委員会審査:
 建設企業常任委員会では、調査は「桑山木材」と断定。
 総務常任委員会では、調査は「議案送付時には特定していなかった」と当局が答弁し、委員会ごとに答弁が違うと紛糾。

議会最終日である本日:
 追加議案として土地取得のための議案が提出。異例の副市長説明ののち、市長もえんえんと説明。

 市長与党議員の一般質問に答えてから、10日間ほどで億単位のお金を支出する議案がでてきた。しかも復興検討委員会での議論もまだ行われていないため、本来怒るべきは復興検討委員会のメンバーである
 通常であれば、こういった手法を議会、復興検討委員会で行うべきであろう。

1.一極集中か分散化の選択
  罹災者のアンケート結果から見れば火を見るより
  明らか。1か所に集めた方が管理しやすいという
  のは【役人のおごり】。しかも仮設住宅の建設の
  際には、地域コミニティに近いところという分散化
  の思想で設置している。今回、いきなり一極集中
  になったのが不可解。

2.新規の土地購入か、
        所有している市有地か、民間活用か

  財政見通しも見えていないなか、新規で億単位
  の金を支出すべきではない。市有地であれば、
  土地の調査が終わっているため、2年よりも
  短期間での建設が可能。十分な市有地が
  なければ、県有地、国有地を視野に入れ、
  極力支出を抑える。
   民間のアパートなどがあれば、国の補助制度
  を利用して借り上げをし、民間活用を進めるべき。
   *
  民間活用であれば、地域経済にとっても好ましい。

 今回の議案には、こういったステップをスっ飛ばす「何か」があるのである。
 会田市長の答弁も切羽詰まり、松波の国有地などを一例に、県有地、国有地を検討したのか、という公明党・真貝議員からの質問に対し、

 「あんなところ・・・」

と会田市長は暴言ともとれる答弁。その後に発言の撤回をしたが、松波の住民の皆さんが聞いたら激怒するであろう。
 「いい加減な契約」という私の発言で本会議を止めるほど騒いだ市長与党の議員は、市長のこの発言には、もちろんのことながら「だんまり」を決め込んだ。

 本会議が一旦中断し、総務常任委員会が開催。
 昼食は会派室にて、ケバヴ・サンドと「カップヌードル シーフード味」を食べる。
 お昼をはさんで15時まで議論が続くも、共産党から「継続審査」の動議がだされ、

 共産党、柏崎のみらい、自治研究会、市民クラブ

の賛成により、議第126号は「継続審査」となった。
 我会派としては、今持っている土地を利用せずに新規で購入することはまかりならん!と、「反対」しようとしていた。逆に市長与党は何が何でも今日中に可決し、7億円以上お金を支出しようと画策していたはずである。それを市長与党自らが継続審査にする理由はこうである。このままでいけば、反対多数で否決となる。そこで共産党をはじめ「議論に時間が必要とする」会派に対し工作をして「継続審査」に持ち込み、次の議会までに説得する時間を確保したのである。
 市長与党のこの行動は、柏崎市民の皆様に堂々と説明できるのであろうか。情けない限りである。

 16時から本会議が再開。
 災害復旧も含まれる「議第102号 平成19年度一般会計補正予算書(第8号)」には賛成したかったが、「継続審査」となった議第126号の調査委託費用も含まれるので、「反対」をした。議会全体としては「可決」したため、予算は執行される。
 注目であった「在日トルコ人の会」からの「旧柏崎トルコ文化村にあるアタチュルク像の取り扱いに関する請願」については、公明党・真貝議員からの賛成討論もあったが、以下の議員が反対をし、否決「不採択」となった。

<トルコ人からの請願に反対した議員>

・共産党 持田議員、宮崎議員、片山議員
・社会クラブ 矢部議員、高橋議員、笠原議員、若井議員
・蒼生会 中村議員、入澤議員
・柏崎のみらい 池田議員、飯塚議員、佐藤議員
    
うち1名は柏崎トルコ友好協会会員
・市民クラブ 吉川議員、斎木議員
・自治研究会 砂塚議員、村田議員
・平成会 加藤議員、野中議員

 主に市長与党の議員が反対をしたが、今度市長がアタチュルクの像の移転費用などの議案をだしてきたときにはどうするのであろうか。この請願に反対した以上、今後の関連議案には「反対」をするしかないであろう。
 それにしても、この国際的な問題よりも、市長を守ることを選択したことは、柏崎市議会として、非常に恥ずかしいことである。

 請願の審査の後、市役所職員の給与を増額する議案「議第113号 職員の給与に関する条例の一部を改正する条例」について、昨日のブログに書いたように流れとなり、市長与党により「継続審査」が否決、再度、総務常任委員会が開催された
 平成会、公明党、所属会派である整風会は反対したが、この職員給与増額には

<市職員給与増額に賛成>

・自治研究会  砂塚議員
・市民クラブ  斎木議員
・共産党    持田議員
・柏崎のみらい 池田議員

が賛成をし、この市役所職員の給与を増額する議案は、総務常任委員会のなかで「可決」した。この時期に、少額とはいえ、市職員給与増額に賛成したのは、あまりにも市民感情から乖離している。
 その後、18時25分から本会議再開。
 総務常任委員会で「可決」となった市役所職員の給与を増額する議案が、本会議で承認するか否かの採決にかかり、公明党・若井議員、平成会・荒城議員が反対討論をし、柏崎のみらい・池田議員が賛成討論。採決の結果、

<市職員給与増額に賛成>

 社会クラブ、自治研究会、市民クラブ、共産党、柏崎のみらい、民友、平成会のうち1名

が賛成し、本会議においても「可決」した。
 本当に市民感情とは離れており、未曽有の被害をだした中越沖地震の復興・財政見通しも立っていないなかである。賛成した議員には、是非、多くの市民の皆さんからその真意を問いただしてほしいものである。

 19時近くにやっと本会議終了。

 本来であれば、市役所部課長級と市議会議員の恒例年末懇親会にいくのであるが、今年は出張があるため、そのまま事務所に戻り、出張できるよう溜まっている仕事をある程度片付ける。

2007年12月20日 (木)

市民感覚とのズレ:市職員給与増額

 1時過ぎ、車に戻り仮眠。5時、自宅に戻る。風呂に入ったのち、道路の権利に関する資料の整理など。

 8時過ぎ、大粒納豆、塩鮭、赤味噌仕立ての大根の味噌汁でご飯2杯の朝食。

 9時から12時過ぎまで、市内での調査活動。どうも最近の柏崎市の契約関係はキナ臭く、「邪推」をせざるを得ない案件が多い。

 12時30分、冷凍うどん、キムチ、ひきわり納豆の納豆うどんで昼食をとったのち、市役所にでかける。

 13時から15時まで勉強会。
 現在開会中の12月議会に、人事院勧告による市職員給与の増額の議案があがっている。これは若い世代の給与を上げるもので、さすがに勤勉手当0.05ヵ月分の増額(2000万円)を見送った提案になっている。

 未曽有の被災をしたこの時期に、少額とはいえ市職員給与の増額を市民が納得するわけはない。空気が読めないのであろうか。感情的な部分とはいえ、その意味合いは大きい。
 また内容的にも、人事院勧告を尊重し、受け入れるという前提なら、勤勉手当のみを削るというイレギュラーなかたちではなく、堂々とセットにして提案すればよい。

 昨日の総務常任委員会では「審議未了」となったが、ここにきて総務常任委員長、総務副委員長による議会工作がはじまった。総務常任委員長、総務副委員長とも市職員出身の議員である。誰の方向を向いて、政治判断をしているのであろうか。

*議会は本会議で各専門の委員会に審査するよう預け、専門の委員会で審査された後、その報告を本会議で承認するか否決するかで議案が決まる。今回の場合は、審査に十分な時期や内容ではないとの総務常任委員会の判断で「審議未了」となった。「審議未了」は事実上の廃案と言われる。しかし、委員長が次の議会までの継続審査を申し出て、委員会を開催し、審議すればよい。

 工作の内容は、こうである。

 総務常任委員会で「審議未了」となったものを
    多数派工作をし、明日の本会議で
           
委員会審査報告を「否決」
 これにより、本会議が一旦休憩。

          ↓

 再度、総務常任委員会を開き、再度多数派工作をして、
         なんとか給与増額の議案を通す!

          ↓

 本会議再開後、総務常任委員会の報告を「可決」

          ↓

 市職員給与の増額議案が通る

という、まさに姑息な手段である。
 明日の本会議は長引くような気がする。

 16時から17時まで事務仕事。

 17時30分から、KBC九州朝日放送KBCラジオ「PAO~N」のインタビュー電話収録。

Img_1165 18時からトルコ料理店「KEBAP TIME(ケバブタイム)」(電話:0257-32-4491)にて、「世論の会柏崎支部」の忘年会。

2007年12月11日 (火)

平成19年12月議会一般質問
「いい加減な契約」発言で大荒れ

 メールの返信や掲示板への書き込みなどで6時までかかる。
 9時まで仮眠したのち、大粒納豆、生卵でご飯2杯の朝食をとり、市役所に移動。

Img_1068  10時から本会議。一人目の議員の質問が終わったのち、11時前からの登場となった。

1.中越沖地震発生時からの災害対応・防災体制
  の問題点、および各種支援制度、国・県へ
  の働きかけなど復興への取り組みについて、
  市長の考えを伺う。
          → 市長 一問一答

2.トルコ共和国から贈られたアタチュルク像の
  取り扱い及び譲渡契約の履行について、市長
  の考えを伺う。
          → 市長 一問一答

Img_1074  12時過ぎ、ほぐし鮭と生干し納豆のおにぎり2個で昼食。各会派室をまわり、

 「三井田の発言、撤回させろ」

と市長与党の議員が騒いでいた。

 13時、議会再開。いきなり社会クラブの矢部議員より、議事進行の申し出があった。旧柏崎トルコ文化村内の市認定道(私有地の位置指定道路)が通れなくなっていることは事実誤認であり、

 「いい加減な契約」

という三井田の発言も撤回し、陳謝せよとのことであった。市長を守ろうとする意志が丸見え。こうやって騒げば騒ぐほど、問題が明らかにされることが分らないようである。
 私の質問の際に、市長与党の社会クラブや蒼生会の議員からは、

 「何でもいいから、市長の足引っ張りてぇーのか」

との大きな野次があったが、こういった流れを無視した「言葉狩り」を行う方がその野次にふさわしい。
 議会が一旦中断、議会運営委員会が開かれた。
 柏崎のみらい、社会クラブからは、

 「『いい加減な契約』という発言が議事録に残ることが議会の権威を損ねる」

 「自分(三井田)も議決に参加し、全員で賛成の議決をした以上、『いい加減な契約』とは言うべきではない。発言の撤回をすべき」

との、まさに言葉狩り的な意見。それに対し、民友会、公明党、平成会、所属会派である整風会からは、

 「この契約を議決したときには、買い戻し特約をつけるという財務部発行の公文書が配られており、三井田議員も買い戻し特約を担保とする賛成討論をしている。議決後、買い戻し特約にできないとしたのは市当局側。全員が賛成というが私は退席した。」

 「この契約の議決後、買い戻し特約などについて、市長が陳謝し、担当部局が処分されたことが、このことを物語っている」

 「議会議決について調査したが、議案に書いてある文章のみが効力があるからこそ、その議決は重く、むしろ買い戻し特約は無効である。議会は、買い戻し特約を担保に議決したが、その議決自体が無効とも言える。しかし、一度議決した以上は戻ることはできないため、議会としてもその後、何もできなかったのが実態」

 「そもそもでいえば、議決後に問題が色々とでてきたのであって、契約としてはいかがなものかと思う。しかも、いまだ地代が入っていない地権者からは、それこそ『市はいい加減な契約するな』と言われている」

 反論されて気が済まないのであろうか、議会運営委員会メンバーではない社会クラブの矢部議員から番外として、

 「市道が通れなくなっているというのは私が調べた限り事実ではない。事実ではないことが確認されたら、発言の撤回をしてほしい」

旨の発言があった・・・・・そんなところまで拘る異常さ。なぜ市長与党がここまでムキになるのかは、いかに市長当局にとってマズイ案件であるかの証左である。
 最終的に撤回するか否か問われたため、以下のように答えた。

 「まず通れないという点は、実際に地権者から陳情を受けており、証人としてお呼びすることもできる。また、観光交流課長も答弁でその事実を認めていることから、もしこれが虚偽だと、どうしても言うなら観光交流課長の発言も撤回すべき。
 『いい加減な契約』発言は、契約議案の議決後の買い戻し特約撤回を含め、この一般質問自体が『譲渡契約の履行』であるため、譲渡契約締結後、契約履行のこれまでの問題について、市長とのやりとりのなかで生まれてきたもの。
 
発言を撤回する気はまったくない

 結局、14時から一般質問が再開。市長与党の騒ぎ損に終わった。
 午後3番目となる某議員からは、

 「市長は長岡市役所出身、副市長は市役所生え抜き、収入役も同様で職員出身であればこそ、現在の柏崎市役所職員はある程度のミスをしても見逃してもらえる」

といった旨の発言もあったが、こちらには社会クラブなどの市長与党からは発言撤回を求める議事進行が提出されなかった。『いい加減な契約』という短いフレーズより、憶測である上記発言のほうがよっぽど問題であり、それこそいい加減な発言である。
 こういった点からも、旧柏崎トルコ文化村の譲渡契約がいかにおかしく、命取りになるものと考え、なんとかして抑え込みたいといった意志がとれる。

 18時、事務所に戻る。

2007年12月10日 (月)

平成19年12月議会初日
入札

 9時過ぎ、市役所に移動。陳情内容の整理を行う。

Img_1067_2  10時から平成19年12月議会の初日スタート。
 先日議論した平成18年度一般会計決算の認定について、特別委員会の審議のときと同様「反対」を貫いた。旧柏崎トルコ文化村の譲渡契約、番神浜茶屋の問題など契約にかかわる不手際が多すぎることが理由である。しかしながら、反対は少数であり

 承第25号 決算の認定について(平成18年度一般会計)(継審案件)

は賛成多数で認定された。
 続いて、今回の議会に上程された議案の説明を副市長が行ったが、以下2つの議案で質問をした。

 1.議第112号 特別職の給与に関する条例の一部を改正する条例
   特別職の減給処置の議案。市長15%、副市長・助役10%の給与減額を3か月。議案を開いてみれば、一括10%ではなく、市長は15%であった。

 2.議第122号 契約の締結について(市営半田住宅D号棟建設(建築本体)工事)
 
  半田市営住宅D棟の建設工事の契約について、今回の落札した会社のこれまでの入札など

 1については、平成19年度内として平成20年1月から3月までという意味の3か月なのか、本当に「3か月」が意味をなすのかを問いただしたが、市長からは

 「ただの3か月」

と、つっけんどんな答弁。3名、3か月分でのコストダウンとなる金額は約84万円、議会側が年単位での議員に関する費用削減を議論しているなかの3か月。今後は議会側から先に示そうと思う。
 2については、制限付き一般競争入札のあり方と柏崎市の経済をどうするかという問題であった。今回、落札した建設業者は市内に営業所をもつが市外の業者であり、震災復興の工事もそして除雪も請け負っているわけではない。これまでも大幅なダンピング入札をして「失格」(二田コミニティセンター新築(建築本体)工事)となったことがある。地元である三条市議会でも低価格で公共事業を請け負ったものの、その工事内容が適正かどうかが平成19年6月議会で議論され、瑕疵担保期間中の不良ということで補修も行われている。同様に、柏崎市総合体育館改修工事も強烈なダンピングをしかけており、再入札となっている、
 制限付き一般競争入札で、県内の業者に入札させるのは良いが、目先の小さな金額の差で、震災復興の工事も除雪も請け負っている市内業者を指定しないのは、柏崎市全体のためにならない。もちろん、地元業者だから高いコストで良いわけではなく、競争性、透明性は必要である。逆に適正な価格と競争性、透明性があれば、できれば地元業者に発注すべきであろう。
 公共事業、つまり我々が収めた税金で地元企業に発注することは、地元経済の活性化になるうえ、本店が柏崎市内にあることで 納税の形で一部は柏崎市内に還流する。
 先日12月7日、6000万円規模の工事発注(公募)において、2万円の差で市内業者が負け、今回話題となっている市外業者に落札された。6000万円内の2万円でも金額として大きいという意見もあるが、地元業者であれば、その傘下として作業を請け負うのも地元業者がほとんどであり、雇用の場としても機能する(交通費負担していては無駄のため)。
 しつこく財務部長に食い下がったところ、

 「制限付き一般競争入札の条件として、地元貢献度などを考慮するよう検討する」

という答弁があった。
 ポイント制などを含め、確実に導入してもらいたい制度であり、今議会で終わることなく、実現まで議論していきたい。

 本会議終了後、議会だより編集委員会に出席。終了後の13時近く、昨日食べたおやきの残りで昼食をとる。

 13時30分から、中越沖地震原発調査特別委員会に出席。この特別委員会として、現在開会中の議会で意見書を提出するか否かが議論された。17時の意見書提出期限までにだそうという方向がでて、副委員長という立場から意見書の本文について合意をはかりながら、パソコンと会議室の間を行ったりきたりして修正、印刷。ノートPCとプロジェクタを用意しておけば良かったと反省。
 本文は以下となった。


柏崎刈羽原発の徹底調査と
      危機管理体制の充実を求める意見書(案)

 本年7月16日に発生した中越沖地震は未曾有の大災害となり、柏崎刈羽原子力発電所においても深刻な被害を受けた。特に1号機から7号機まで、すべての号機で設計用限界地震を大幅に超える地震動を記録した。
 2003年、東京電力は柏崎刈羽原子力発電所の半径50km以内に新たな活断層があることを把握していたことを、本年12月5日に発表した。また、報告を受けていた原子力安全・保安院が公表を指示していなかったことが明らかとなり、多くの市民は原子力安全・保安院のチェック機能に不信感をつのらせている。
 現在、東京電力は目視点検による被害調査を行っているが、制御棒が引き抜けない、タービンの損傷、原子炉圧力容器内のジェットポンプなどの多くの不具合が判明し、市民が不安を感じている。
 よって、これまで想定していなかった地震被害と原子力施設の被害が並行して起きた現実に照らし、国は次の事項について十分な措置を講じられるよう要望する。

            記

1 信頼のおける被害調査と十分な情報公開
(1) 電気事業者における調査について、国の責任
   
において公平な第三者機関で調査、検証を行い、
   市民が納得のいく情報を公開すること
(2) 電気事業者において実施した海底活断層、
   陸域の活断層調査についても、国の責任に
   おいて第三者機関による検証を行うこと
(3) 設計値を超える地震動を記録しているが、
   重要機器の塑性変形の有無を徹底調査すること
2 原子力災害に対する危機管理及び緊急時対応の向上
  国は、地震災害と原子力災害が並行して起こる
 複合災害も想定し、原子力災害に対する危機管理体制
 の充実・向上を図ること
  また、緊急時の対応において、立地自治体への権限
 付与に関して、原子力災害対策特別措置法の改正を
 検討すること
3 原子力行政の推進機関である経済産業省から規制
 機関の原子力安全・保安院を早期に分離、
 独立させること
                       
平成19年12月21日
柏崎市議会
理由
 新潟県中越沖地震に鑑みた、原子力発電に関わる、より信頼のおける調査および体制を国に求めるため


 17時、一旦自宅に戻って着替えたのち、某会の懇親会に出席。飲まずに、夕食としてオードブルを食べ、20時に帰宅。

 風呂に入ったのち、明日の一般質問の内容の整理やブログを書く。

2007年12月 8日 (土)

寒さと痴呆?

Img_1054 何件目かのお店をでて、2時近く、シメ?としてラーメンを食べようと、「きんしゃい亭 古町八番町店」(電話:025-228-3919)に移動。「メンマラーメン 630円」に「味付け玉子 100円」をトッピングし、麺は固めをチョイスした。メンマの歯ごたえ(戻し具合)が多少気になったものの、量もシメにちょうどよく、トッピングのにんにく、ごま、紅ショウガをたっぷり入れて、堪能した。太るわけである。

 タクシーで駐車場まで戻り、6時まで愛車のなかで仮眠。起床後、柏崎に戻り、8時からの会合に出席。

Img_1056 11時過ぎ、自宅に戻り、頂き物で旬の「千葉産 しらす干し」に、同じ千葉つながりで「丸麦納豆」、卵黄を入れた「しらす納豆丼」でブランチをとる。「丸麦納豆」はその素朴な味わいもさることながら、歯ごたえにアクセントがでるのが良い。プックリとしたしらすも塩気が程よく、一気にかっ込んだ。

Img_1057 12時過ぎから「TRytry2007フォーラム」に参加すべく準備をしていたところ、祖母がいなくなっていたのに気づいた。
 家のなかを探すもおらず、仕方なく、自転車で町内をまわって探す。1時間ほどまわっても見つけられず、

 「やばい、広報かしわざき行きか・・・」

と、防災無線で市内に一斉放送される悪夢を思いつつ、自宅への戻ろうとすると、壊しているお隣の家の瓦礫の山を見つめている祖母を発見した。
 お隣の家が中越沖地震で傾いてしまい、その撤去作業を現在行っている。今日は土曜日なので、作業をやっていないが、そこに居たのである。
 家に連れ戻したところ、盛んに「寒い、寒い」という。当たり前である。風呂に入れさせ、その間に冷凍うどんを使って、急いで鍋焼きうどんを作り、食べさせた。

 17時から事務所で打ち合わせ。

Img_1058  19時過ぎ、南魚沼市の五十沢温泉「ゆもとかん」にいき、町内成年会の忘年旅行に途中から参加。
 テンションを合わせるためなのか、一気飲み大会が続き、胃がビールだらけとなる。

 その後、2次会として昨年に続き、伝説のお店Vへ。カラオケなどで盛り上がり、ツイスト『鉄爪(ひきがね)』など。
 

2007年12月 7日 (金)

中越沖地震原発調査特別委員会勉強会
タブーなき勉強

 2時近く、柏崎青年会議所のメンバーと別れ、自宅に戻ろうとしたところ、某会社関係者に久しぶりにバッタリと会い、そのまま5時コースとなった。

 6時過ぎに自宅に戻り、3時間ほど仮眠。

 10時から打ち合わせであったが、二日酔いであり、さすがに議事録はお願いした。

 12時、ひきわり納豆汁2杯に、もちを入れたおじやで酔いざまし。

Img_1045 13時から中越沖地震原発調査特別委員会の勉強会に出席。まずは東京電力から、活断層の発表問題についての説明をしてもらい、そののち、これまでの原子力発電所の旧耐震指針なども経緯とともに説明してもらった。
 あくまで勉強会であるため、もっと本音の部分、つまり市議会議員であれば、ある程度は技術的な部分まで勉強すべきと思い発言するも、反対派からは怒りの声があがる。
 感情的な部分を言いたいのは分かるが、まずは設置当時の設計思想や技術的な担保をどう考えていたか、また当然のことながら科学が進歩し、新しい知見もある今、過去の選択を一方的に断罪するのではなく、まずは知ることが大切なはずである。

 1.当時の知り得る情報、実現できる技術でどう設計したか

 2.現在の知見を踏まえると、当時の設計はどうなのか

 上記のような検証を行うべきであって、「当時の設計思想はどうでしたか?」といった発言をすると、反対派議員は「東京電力の立場で言っている」などと、即レッテル貼りをする。お約束の「右翼議員」と一緒の手法。これはどっちの立場うんぬんでなく、まずは偏見なく、学ぶべきではないか。それが勉強会である。
 委員長をサポートする副委員長という立場ではあるが、感情的な議論はさておいて、できればタブーなく勉強する会に成長できればと思う。

 その後、某議員とは、原子力に関する補助金や義損金をはじめ、「返す、返さない」でモメた。「廃炉」というのは言論の自由もあるが、そう主張する以上、補助金なども返還する運動や問いかけをすべきであり、

 「廃炉してください。でも、お金ちょーだい」

は理屈が通らない。さらには雇用の場を失う柏崎市民がいても良いのか、また代替え手段を用意できるのか、そこまでフォローしてこその「廃炉運動」ではないのかと言ったところ、そのまま平行線で終わった。

Img_1048 18時30分過ぎ、「ワンコインコンサート2周年記念 中林成爾チェロリサイタル」を聞きにいきたく、産業文化会館に移動。同じ柏崎青年会議所の仲間もピアノを演奏し、また演奏曲にはお気に入り、エルガーの『愛の挨拶』、『初恋』(作詞:石川啄木 作曲:越谷達之助)もあるとのことで楽しみにして出掛けたが、いきなりの政治関係の電話があり、泣く泣く会場を抜けることに・・・・。

 『初恋』(作詞:石川啄木 作曲:越谷達之助)
  砂山の砂に 砂に腹這い
  初恋のいたみを 遠くおもい出ずる日
  初恋のいたみを 遠く遠く
  ああ ああ おもい出ずる日

 市内の某お宅で近所の方を含め、数名の方からの陳情を頂戴した。また三条市議会の関係者に情報を提供してもらった。

Img_1049 話にひと段落ついたところで、急いで新潟市の「やぐら茶屋 新潟NEXT21店」(電話:025-226-5333)に愛車で移動。自由民主党新潟県支部連合会の青年部忘年会である。
県内の若い世代が集まり、県議会議員では小林一大議員、冨樫一成議員が出席された。
 途中での出席となったので、ビール3,4杯ほどでお開き。

 2008年日本青年会議所・北陸信越地区・新潟ブロック協議会に出向しているメンバーがオーナーのお店への顔出しなど、2次会、3次会・・・と古町での梯子が続いた。

2007年12月 6日 (木)

柏崎青年会議所2007年度卒業式

 3時、就寝。7時、起床。ひき割り納豆、生卵、明太子でご飯2杯の朝食をとる。

Img_1014 午前中は、某誌に依頼されたエッセイなど原稿を書く。
 母が用事ででかけているので、祖母の昼食を作ることなっていた。鯛飯のおにぎりと種を抜いた梅干しのおにぎりを作ろうと準備していたところ、珍しく祖母が自分でも握ってみると言いだした。いい機会なので、自分で握ってもらうと昔を思い出すのか、ある程度のおにぎりができた。これ以上痴呆が進まないよう、今後も機会があれば、やらせてみせようと思う。

 上越市に移動し、13時から某喫茶店で、スパゲティミートソースとサラダのセットを食べながら、法律関係の打ち合わせ。

 打ち合わせ終了後、この案件を早めに片付けてしまおうと、上越市から長岡市に一気に移動し、裁判所や弁護士事務所での打ち合わせなどを行う。

Img_1043 話が長引き、柏崎に戻ったのが、19時過ぎ。
 あわてて岬館に移動し、柏崎青年会議所、2007年最後の例会である「12月例会 卒業式・忘年パーティ」に出席。5名の方は無事卒業をされた。
今年2007年度の柏崎青年会議所は、50周年記念式典を準備していたところに中越沖地震が起こり、矢島理事長をはじめ、役員はかなり御苦労されたことと思う。特に矢島理事長はご不幸があり、そのことを思うと居た堪れない気持ちになる。
Img_1042 また、ビデオメッセージにも登場して頂いた2007年日本青年会議所・北陸信越地区・新潟ブロック協議会の目黒会長をはじめ、新潟県内23の青年会議所メンバーには、震災直後から1ヶ月以上も柏崎に通っていただき、ボランティア・センターの運営などにもご尽力いただいた。ありがたい限りである。

Img_1044

 卒業生の感動のスピーチのあと、お約束の『若い我ら』(mp3)となり、忘年パーティはお開き、その後、2次会、3次会と続いた。
 途中、新しくできたという中国系スナックの方から餃子を頂戴したが、皮がモチモチとしており、本場通りの「ご飯を一緒に食べる必要がない」餃子であった。

2007年12月 5日 (水)

市三役報酬と議会費削減

 1時過ぎから5時まで愛車のなかで仮眠。6時過ぎ、自宅に戻り、2時間ほど寝る。

Img_1005 8時過ぎ、昨夜もらった生ラーメン(塩)と冷蔵庫の野菜室にあった野菜の切れっ端、干し納豆で納豆塩ラーメンを作って朝食にする。風邪気味なので、おろしニンニクも入れる。朝からラーメン、意外と悪くない。(タカダ・コーポレーション風)

 午前中は議会に関する資料の確認と事務所の整理。

Img_1006 12時過ぎ、来客。せっかくなので、一緒に昼食をとろうと、事務所で香川県善通寺の「山下うどん」(香川県善通寺市与北町宮の前1015 電話:0877-62-6882)を茹でる。冷たい水でギュッとしめて、イカ刺しのような讃岐うどんでも良かったが、今日は寒いのでかま揚げうどん。

 13時、15時から打ち合わせ。

 打ち合わせが長引き、21時に大粒納豆、生卵、小鯛の塩焼きで夕食をとる。食後はひたすら、議事録などを書く。

 現在、柏崎市議会で来年度の議会費予算について、議会運営委員会にてこれまで3回にわたり協議をし、結論を見出せずにいる。
 これは、中越沖地震の被災に関して、市長、副市長、収入役の3役が3カ月間10%の給与の減額を行うことを受け、

新潟県柏崎市特別職の給与に関する条例
 市長   月 948,000円
 副市長 月 741,000円

*収入役は特別職ではない

議会でも、議会費削減をすべきであろうとのことからはじまる。今年度は議会として委員会視察旅費の執行を凍結し、今日の会派代表者会議では、来年度予算でも委員会視察旅費の予算要求をしないこととなった。根本的な部分の議論は不十分であり、今後もさらに議論される。
 現時点で、議長は事務局が言うがままの10%削減を丸飲みそのまま。責任ある議長の立場から、そして議会と行政が2元対立であることを理解しているなら、それ以上の案を練り、市当局にもぶつけてほしいものである。

 しかし、市3役の減給に関しても10%削減の話が先行しているが、たった3カ月が有効なのであろうか。小手先の市民へのアピールのような気がしてならない。議会側は、年度単位での削減を考えており、市当局も

 震災復興が落ち着くまでの3年間

もしくは、少なくとも

 市長は来年の市長選挙

までとするのが、本当の市民のためのケジメではないだろうか。

2007年12月 4日 (火)

会田市政:隠ぺい体質、ここに極まれり

 3時過ぎに寒さのために起き、そのまま柏崎まで戻る。

 5時から8時まで仮眠。起きがけに熱い納豆汁を2杯飲む。

Img_0981 9時から午前中いっぱい打ち合わせと弔問。
 12時過ぎ、「うれっ子」(電話:0257-22-4648)の「チャーシューメン」の出前をとり、事務所で昼食をとる。
 食べながら、思いっきり鼻水がでてしまい、書類を汚してしまった。

Img_0982 14時から15時過ぎまで市内の某喫茶店にて、打ち合わせ。
 国会議員、地方議員を集めた本を出版する企画などを盛り沢山の内容となり、コーヒーだけでは居づらくなり、チーズケーキもとる。

 16時から市内まわり。あるお宅に呼ばれたので、行ったところ現在の柏崎市の行く末を案じておられる近所の方もお集りになっていた。とにかく正直に柏崎市政の問題を話してみろ、とのご要請だったので、番神浜茶屋の問題など、契約に関わる不始末、そして震災復興への政治的な動きが足りないこと等をお話させてもらった。

Img_0988  18時30分過ぎにシーユース雷音に移動。柏崎準倫理法人会の役員研修会に出席する。
 今日の講師は以前にも柏崎にお越し頂いた江上伸雄・法人スーパーバイザーで、テーマは「窮したら捨てる」。ガソリンスタンドから飲食店まで多くの業種で社長業をやられた講師のお話には重みがあり、主なメモは以下。

経:理念-商道-不変→徳
営:方法-商法-応変→利

1.営は経を超えてはならない。
  (自分本位ではなくお客様本位)
2.営は経を離れてはならない。

Img_0989

 19時30分に研修が終わり、講師を囲んで弁当での夕食をとる。
 倫理法人会が宗教団体と勘違いされたり、なかなか入会者が増えないことについて議論するも、講師からは

 「とにかく先に(法人会員が100社の)式典会場の予約と案内状を用意すれば良い。それぐらいプレッシャーがかかれば可能」

と一喝された。

 8時30分過ぎ、長岡市に移動し、某団体の忘年会2次会から途中参加。昨日に続いて2日連続である。

 昨日、「在日トルコ人の会」からの請願があったが、その日のうちにNHKがニュース番組内で放送し、本日の新聞では新潟日報、産経新聞、柏崎日報などがその内容を伝えた。
 その反響は大きく、今日も問い合わせが何件かあったが、マスコミ何社からか話を聞いているうちに、柏崎市政の隠ぺい体質丸出しの行為が判明した。
 柏崎市議会への請願に関して、会田市長、観光交流課長から各マスコミに「記事にしないでほしい」、「配慮してほしい」と直接電話があったというのだ。どこまで腐っているのであろうか。配慮してほしいなどとは、自分たちで種を蒔いておいてよく言えるものである。
 この行為の大きな問題は、

 1.事実を報道するマスコミへの介入

しかもマスコミ側に記録が残ってしまっている。あとでネタにされるリスクを考えなかったのであろうか。そして、

 2.柏崎市議会への請願に
         口をはさむ議会介入

である。自分たちで証拠を残しつつ、問題をドンドン大きくしてドツボにハマり、特に2については、請願の提出先が柏崎市議会である以上、市長当局の行政と議会が違うという基本原則すら破っている。
 余程のボンクラでない限り(そのために一般議員よりも高い歳費)、議長・副議長などはこの議会への介入に怒りの声を上げるべきである。この12月議会、市民の皆さんによく見て頂きたいと思う。

2007年12月 3日 (月)

旧柏崎トルコ文化村にあるアタチュルク像の取り扱いに関する請願

 手紙の返事など、手書きの仕事に時間がかかり、4時過ぎに就寝。

 8時、起床。自治体財政制度に関する本を読みつつ、熱い風呂に1時間ほど浸かって、風邪っ気と眠気を醒ます。風呂上がりに、牛乳を飲んだのち、生卵、おからの煮物、ひきわり納豆でご飯2杯の朝食。

 10時過ぎ、市役所に移動。

Turky 10時20分過ぎより、「在日トルコ人の会」から柏崎市議会議長宛ての請願書

 「旧柏崎トルコ文化村にあるアタチュルク像の取り扱いに関する請願」(pdf形式)

を、議長不在のため、議会事務局長に「在日トルコ人の会」代表から手渡す。

Img_0971 昨夜マスコミ各社に情報を流したからか、ありがたいことに多くのマスコミが取材に訪れ、一安心。これは自分の政治アピールうんぬんなど、そんな小さなことではなく、トルコ国内の新聞などで問題になっている以上、その解決のため、日本のマスコミも取り上げたということが重要である。
 もちろんのことながら、取材を受けるにあたっては、政治的な色がつかないよう、自分自身が写らないよう配慮した。
 この問題は、柏崎市という地方の一自治体の問題ではなく、日本人の良識や国際感覚が問われている
 本請願は、12月議会で採択の可否が多数決により決まるが、こういった国際的な問題に対し、どの議員が反対するのか随時本ブログで報告したいと思う。

Img_0978 12時前に自民党柏崎支部に移動。忘年会や役員改選などについて、話合う。
 12時過ぎ、「蓬来」(電話:0257-24-5207)からの出前「カツ定食 750円」で昼食にする。サービスで納豆(タカノフーズ社「おかめ納豆 小粒」)がついており、また豚カツの量も多いので、

 「オラ食わんねぇ~すけぇ、オメさん食えてぇ」

と<かなりの先輩>の役員の皆様から、おすそ分けをもらい、腹いっぱいに食べてしまった。太るわけである。

 15時から事務所で会議。16時過ぎから、昨夜に書いた手紙や冊子小包などを郵便にだしたりと細かい用事で市内をウロウロする。

 18時過ぎ、市内から長岡市に移動。途中、コンビニで納豆巻き2本、低脂肪乳で軽い夕食をとる。

Img_0979  19時から、ながおか市民センターにて、来年度である2008年日本青年会議所・北陸信越地区・新潟ブロック協議会、新潟交流委員会の第2回スタッフ会議に出席。
 議論は白熱し、これまで青年会議所内部のイベントである褒賞をどのように地域の人に喜んでもらえる事業にするのか、閉館時間までぶっ通し。

Img_0980 結局、議論はつきず、寒さもあることから近くの居酒屋「だんまや水産 長岡駅前店」(電話:0258-33-2747)で生ビールを飲みながら続行。
 飲んだので、車で帰ることはできず、愛車のなかで仮眠することになった。毛布を積んでいなかったので、寒さとの戦いである。

2007年12月 2日 (日)

東国原知事、徴兵制発言

Img_0969 2時、就寝。6時、起床。長めに風呂に入ったのち、すりおろした山芋、中粒納豆、卵黄で「山芋納豆丼」を作って朝食にする。

 9時過ぎ、柏崎駅へ行き、そのまま新幹線経由で横浜まで向かう。

 横浜で在日トルコ人の方や関係者の方々とお会いし、請願に関わる事項を調査する。
 昼食は、コンビニで買った納豆巻き2本と伊藤園「一日分の野菜」

Img_0970 20時過ぎ、自宅に戻り、家族が残した湯豆腐の残り湯にダシをはり、冷凍うどんを入れ、「湯豆腐うどん」で夕食をとる。
 撮り貯めておいた番組を倍速で見つつ、ビール500mlを4本飲み、24時近くまで仮眠。その後は事務仕事。

 宮崎県の東国原知事の発言が話題を呼んでいるという。


平成19年12月2日『日刊ゲンダイ』

火ダルマ必至!! そのまんま知事大暴言

 宮崎県のそのまんま知事の大暴言が波紋を呼んでいる。東国原知事は28日開かれた
「県民ブレーン座談会」で「僕は徴兵制はあってしかるべきだと思っている。若者は1、2年ぐらい自衛隊か、ああいうところに入らなければならないと思っている」と語った。
 発言はすぐ問題視され、釈明に追われた知事は「その話やめようよ」などと逃げようとしたが、渋々説明に応じ、「徴兵制とは言わないけど、若者が規律がきちんと身につくような教育が必要だと思う」と弁解した。
 宮崎県議会の社民党幹事長・太田清海氏はこう言った。「規律が身につくところであれば、消防署などイロイロある。徴兵制を認めるのはまずい。公務員には憲法を守る義務があるのですから問題です」
 宮崎県議会は来月から一般質疑が始まる。軽いタレント知事が火ダルマになるのは必至だ。


 日本には「言論の自由」があるはずなのに、なぜかこういった発言がでるとヒステリックに騒ぐ。よく他の新聞紙を見れば、座談会終了後のインタビューで、

 「そういったものの欠落が、
  今の社会の道徳や倫理観の喪失に
        つながっているような気がする」

と説明している。
 すぐに「徴兵制の復活」だと騒ぐマスコミのその煽り方こそが危険であろう。

 現在、徴兵制を施行している国は以下である。

兵役拒否が合法的に認められ、かつ代替役務がある:
 ドイツ、スウェーデン、デンマーク、
 ノルウェー、スイス、台湾、ロシア

兵役拒否が認められず、代替役務がない:
 北朝鮮、トルコ

良心的兵役拒否は認められないが、代替役務がある:
 韓国

志願者だけで定員を充足。ただし、法律上は兵役存在:
 中華人民共和国

女子も徴兵の対象:
 イスラエル、マレーシア

2007年12月 1日 (土)

自衛隊、ボランティアの皆さん、ありがとう
柏崎小学校 平成19年音楽会

 3時、就寝。8時、起床。大粒納豆と生卵でご飯をかっこんで、8時40分過ぎに柏崎小学校に移動。

 今日は9時から柏崎小学校「平成19年度 音楽会」である。体育館に移動したところで、早速のオープニングとして、4~6年生の有志、太鼓クラブによる和太鼓演奏「えんま太鼓」竹田満作曲。

Img_0935 1年生による元気な開会の言葉があり、演奏、合唱が続いた。

 1学年 斉唱・合奏
  「ふしぎなぽけっと」まどみちお作詞  渡辺茂作曲
  「しろくまのジェンカ」
   平井多美子作詞  ケンウォール作曲
  「きらきらぼし」武鹿悦子作詞  フランス民謡

 3学年 斉唱・リコーダー奏・合奏
  「友だち」秋間ゆう子作詞・作曲
  「星に席いを」LeighHarlin作曲  斎藤明子掃曲
  「ミッキーマウスマーチ」ジミードッド作曲  大澤徹訓編曲

 5学年 合唱・合奏
  「世界が一つになるまで」
     松井五郎作詞  馬飼野康二作曲
  「スター・ウォーズ」
     J・ウィリアムス作曲  山下国俊編曲

Img_1066 ここで、PTA合唱となり、

 「地域の方もどうぞ!!」

とのことで、PTA会長である前市議・桜井氏の指揮のもと、

 「翼をください」山上路夫作詞  村井邦彦作曲
 「負けないで」坂井泉水作詞  織田哲郎作曲

スーツの上着を脱ぎ、Yシャツ姿となって、ステージに上がり歌う。「翼をください」の合唱は中学生以来であり、女性のパートが近くにいることもあり、自分でもどのパートを歌っているのか分からなくなってしまった。

Img_0944 続いて、ゲスト出演として、市内で活動されているソプラノ歌手・小泉千秋さんの独唱。
 さすが、マイクも使わず、透きとおった声が体育館に響いた。

「主よ、人の望みの喜びよ」J・S・バッハ
「アメージング・グレース」イギリス民謡
「オー・ホーリーナイト」A・C・アダムズ
「星に廉いを」 L・ハーライン

Img_0945 続いて、今年は中越沖地震のため、行えなかったマーチングとして、次の2曲が元気よく演奏された。

「ESTANCIA」MikeStory作曲
「レイダース・マーチ」JohnWilliams作曲

 その後は、大正琴クラブによる合奏、

「虫の声」作詞・作曲者不詳
「森のくまさん」馬場祥弘訳詞 アメリカ民謡

 2学年による合奏・斉唱、

「山のポルカ」芙龍明子作詞 チェコ民謡
「勇気100%」松井五郎作詞 馬南野康二作曲

 4学年による合唱・合奏、

「マイバラード」松井孝夫作詞・作曲
「ザ ロンゲスト デー マーチ」ポール・アンカ作曲

Img_0947 そして、6学年による合唱・合奏。
 冒頭、

 「自衛隊の皆さん、
  ボランティアの皆さん、ありがとうございました。」

からはじまる感動的な感謝の言葉が述べられた。柏崎小学校に駐屯した第一空挺団をはじめ、この場に自衛隊員がいればさぞかし感動してくれたことであろう。
 曲は、感謝と力強さのこの2曲。

「私にできること」KOKIA作詞・作曲
「ソーラン節」日本民謡 吉田覚編曲

 最後は、全員で創立130周年記念歌「みんなの宝物柏小」を合唱して終了した。


平成16年度卒業生 作詞
小林 弘人 作曲

一 海の風 青い空の下
  校舎は歴史を刻んできたんだ
  東運動場 柏木の丘
  思い切り遊んだ
  たくさんの出会いと思い出
  その中のわたし
  この学校はみんなの宝物
  いつも笑顔を忘れずに
  いつも希望を大切に
  時を刻んだ柏小は
  やさしく やさしく
  語りかけてくる

二 みんなの夢 坪く未来
  校舎はずっと見守ってくれるんだ
  真剣に学ぶまなざし 響き合う声
  わくわく どきどき
  たくさんの夢と希望
  その中のわたし
  この学校はみんなの宝物
  いつも笑顔を忘れずに
  いつも友だち大切に
  時を刻んだ柏小は
  やさしく やさしく
  語りかけてくる
  やさしく やさしく やさしく
  語りかけてくる


Img_0949 12時、一度自宅に戻り、稲庭うどんを茹で、「納豆焼きうどん」を作り、祖母と一緒に食べる。
 食事途中に、姪っ子が遊びにきたので、1時間ほど一緒に遊ぶ。
 最近は、

Img_0963_2 「やぁだぁ~」

という拒否も覚えてきたが、ひたすら可愛い。伯父バカである。

 15時から長岡市に移動。東京からきた出版社の担当者と打ち合わせを行う。執筆者をどうするのか、そもそも基本コンセプトはどうすうのか、話が弾み過ぎ、気づいたら19時過ぎだった。

Img_0968 20時、自宅にて、祖母の残したヒレカツの再利用として、「ヒレカツ丼」と山芋と引き割り納豆の汁で夕食をとる。
 食後は事務所にこもり、事務仕事。   

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