新教組のイデオロギー
沖縄問題でチャンネル桜出演
3時、就寝。5時過ぎに祖母に起こされ、7時過ぎまで話し相手をする。すっかり<先祖返り>したようで、自分の父親と間違って話をしていた。
2時間ほど仮眠したのち、「建国記念日」なので国旗を玄関に掲揚してから、愛車で新潟市に移動。途中、サービスエリアでおにぎり2個とコーポタージュ缶で朝食をとる。
新潟ユニゾンプラザに到着し、護憲フォーラムにいがたと新潟県平和運動センター主催による「日本人の歴史認識を考える 2.11 にいがた平和集会」に突撃、参加する。
「2.11 にいがた平和集会」チラシ(pdf形式)
チラシの内容を見るまでもなく、「建国記念日」にこういった集会を行う主催者を見ても、私個人の主義・主張とはまったく逆にある集会である。
事前の情報によれば、県職員や教職員への動員がかかっているとのことで、教育の現場にどんなイデオロギーが持ち込まれるのかチェックするためでもあった。
しかも、同主催者は今月24日に柏崎で、「これでいいんかね柏崎刈羽原発-いのちとふるさとを守るために-」という反原発集会も行うという。反原発活動家のイデオロギーも学習?できるチャンスであった。
受付には、「新教組 受付」という表示もあり、参加者名簿には「支部名」も書くようになっていた。正々堂々と、「三井田孝欧」と書き、会場内に潜入。
講演は2部形式になっており、第1部は「日本市民の知らない在日コリアンの権益と現状」
として、韓国民団新潟県地方本部団長の李鐘海氏の講演。
その主旨は以下のようなものであった。
(ツッコミどころは満載)
・戦中、日本にパスポートをもってきた朝鮮人はいない。
・現在の指紋押捺は人権侵害
・戦後、朝鮮人は帰国事業で帰りたかったが、東西の冷戦をはじめ、日本が原因となる戦争により帰国できなった。
・帰国できなかったことにより、日本で民族教育を行うことになった。
・在日朝鮮人の歴史を知ることは日本の近代史を知ること。
・日本の学校に入れざるを得ないが、日本の侵略戦争の象徴である「君が代」「日の丸」は拒否した。
・愛国心も、朝鮮人は国を取り戻す愛国心であるが、日本人は人の国を侵略する愛国心で危険。
・文字や言葉、名前を日本に奪われ、朝鮮人の歴史を失った。
・新潟は災害が多いが、阪神淡路大震災でもいち早く人々を救ったのは在日朝鮮人による支援であり、記録をよく見てほしい。
・東京でやった自衛隊による災害訓練(注:ビッグレスキュー東京2000のことと思われる)は、愛国心を煽り、災害より危険。
・戦前、戦中と自らの意志で日本に渡った朝鮮人はいない。
・地方参政権についても、権利があって行使できず、税金も払っているのに、政治参加できないのは人権侵害である。
・旧植民地の反省が日本にはない。
・地方参政権がほしければ帰化しろ、というのは朝鮮人ではなくなることになり、民族文化の侵略。
・日本の敗戦による公民権停止以来、差別、人権蹂躙の歴史である。
第2部は「開校40年、新潟朝鮮学校はいま」として、新潟朝鮮初中級学校校長の金漢碩氏さんの講演。
・朝鮮学校は学生数が減少してきている。
・朝鮮人としてのアイデンティティを守ろうという意識が、二世、三世は特に少ない。
・少子化も影響してきており、今年の入学対象数は新潟県内で6~7名であるが、実際に今年4月に入学することが決まっているのは1名のみ。
・新潟から首都圏への朝鮮人の流出も多く、平成17年で県内の在日コリアンは2012名。終戦時は4000~5000名。
・1952年のサンフランシスコ講和条約以前に日本にいた特別永住者は1350名ほどであり、700名近くがいわばそれ以後に日本に来たニューカマー。
とここまで聞いたところで、移動の時間が迫っていたことと、あまりに事実とは違う内容と外国人参政権の要望に気分を害したので、会場を後にした。
会場内には、昨年の参議院選挙に立候補した山本あきこ女史がいたので、帰り際に挨拶。
新教組の受付があったことからも会場には教師がいたのは確実であろう。そういった学校現場にいる教師が、在日コリアンの
「朝鮮人の民族教育をしよう」
という主張には拍手をし、普段は自分の国の「君が代」「日の丸」には反対するのである。自分の国の民族教育は否定しており、公務員として、どこから給料をもらっているのか、理解しているのであろうか。まったく筋が通らない話である。
しかも、「建国記念日」である今日を憎むかのような企画。チラシには、
「2月11日の『建国記念の日』は、神話をもとに明治政府が制定し、侵略戦争を美化して天皇を賛美する象徴的な日・・・・・・」
とあり、自国の歴史を否定している。
こういったイデオロギーをもって子供を指導しているのであれば、学校現場が心配である。
コンビニで納豆巻き1本、生野菜サンドイッチ、低脂肪乳を買い、移動しながらの昼食。
15時から17時過ぎまで都内某所にて、意見交換を行う。
18時過ぎにチャンネル桜に入り、19時過ぎからスタジオで収録。
今日午前中の集会の報告を行ったのち、先月25日から27日まで行った沖縄ツアー、「封印されてきた沖縄集団自決の真実 ~座間味・渡嘉敷島の集団自決を中心に~」のことを紹介した。
アメリカによる沖縄県民と本土の人間との分断という心理作戦はいまでも効いており、日本国内、日本人同士でゴチャゴチャと内輪もめをしている。
昭和20年4月4日、5日に米軍により投下されたビラ
「この戦争は、皆さん達の戦争ではありません。
唯、貴方達は、内地人の手先に使われているのです。」
座間味 59名■集団自決の地の説明文
1945年(昭和20年)3月26日昼近く、相の首脳部(村長、助役、収入役他役場職員)とその家族あわせて59名が入った産業組合壕にて、集団自決が行われ全員が亡くなりました。 当時沖縄県民は明治以来、教育を通じて言葉や生活習慣等を身につけるよう努力してきて、昭和期に入ってからはそれが加速度的に国家から押しつけとして強要されました。 その反動として米英への異常なまでの憎悪と、それに付随する恐怖を深く植え付けらました。 『集団自決』はまさに国家が押しつけてきた歴史の総決算だといわねばならないかもしれません。亡くなった方々のご冥福を心よりお祈り致します。
2006年2月19日
沖縄 座間味村 ふれあいの森づくりツアー
番組収録終了後、事務所内で若干の打ち合わせ。
食事をしながら雑談でもということになり、 「ジョナサン 渋谷宮益坂店」 (電話:03-6418-4211)にて、「野菜たっぷり鍋焼きうどん 987円」を夕食にとる。海老天に加え、餅も入っており、ご飯セットにせずとも十分な量であった。


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