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2008年2月

2008年2月29日 (金)

全員協議会(原子力安全・保安院)
新年会&市政報告会

 1時、帰宅。メールの返信などを行い2時、就寝。

 7時、起床。大粒納豆、しらすおろし、のっぺでご飯2杯の朝食をとる。

 9時、市役所に移動。会派室にて、昨日、一昨日と開催された「原子力発電所の耐震安全性・信頼性に関する国際シンポジウム」の内容を確認する。

Img_1988 10時、いつまで経っても開始のベルが鳴らない。事務局から霜田議長がまだ到着していないので、開始時間が遅れるとのこと。
 15分遅れで全員協議会の開始。冒頭、議長より遅参に対しての謝罪の言葉があった。

 今日の全員協議会は、原子力安全・保安院から中越沖地震における柏崎刈羽原子力発電所に関する調査・検討状況についての現時点での報告である。

 90分ほどの説明ののち、質疑応答の時間となったが、反対派の独壇場である。その主張はこういったものだ。(赤字は三井田ツッコミ)

・原子力発電所の機器を重要度によって分けて検査するというが、変圧器や通気ダクトなど見える機器は重要度が低い。市民・住民が不安に思うから、全部の機器を徹底的に調査をしろ。
 → 原子炉の安全運転に必要な機器と、直接、原子炉に関係ないものの外から見える機器との混同している。

・F-B断層以外にも佐渡海盆など断層を主張する学者もいる。すべてを検査しろ。
 → 大切なことはその断層が耐震安全性に影響する活断層か判断(複数の学者で確認。活断層を設定したうえで、それによる地震動を想定)したうえで、徹底した調査を行うべきであって、一人一人すべての学者の主張を全部国が検査していたらキリがない。もちろん、原子力安全・保安院は、他の機関が行った調査データも取り入れるべきである。

 もっとも驚いたのは、この質問である。

・昨日新聞報道があったが、「原子力発電所の耐震安全性・信頼性に関する国際シンポジウム」に参加したアメリカ機械学会のスティーブンソン氏が原子力発電所の機器は継続使用可能だと言ったが、こんなことを言わせておいて、市民は安心しないが、国はどう考えているのか。

 この質問でいう新聞報道は以下。


平成20年2月28日『新潟日報』

 機器の継続使用可能

 米機械学会・スティーブンソン氏に聞

 原発の耐震安全性を議論するシンポジウム出席のため、来県した米国機械学会(ASME)のジョン・スティーブンソン氏等四)が27日、柏崎市で新潟日報社のインタビューに応じた。中越沖地震で東京電力柏崎刈羽原発の重要機器が強い力を受けた問題について、東電の解析結果を基に「現在使われている機器の継続使用は可能」との見解を示した。東電の解析では、地震の力が加わっても変形はするが破壊までには至らない弾性範囲内だったとしている。原子炉設備の解析などに詳しい同氏に、地震による機器類への影響を聞いた。

 地震の影響弾性範囲内 建屋内管理は問題

-7号機原子炉圧力容器や炉内構造物などは、解析上はすべて損傷の懸念がない値が出ている。しかし、地震で機器類に外部から力が加わってゆがむ程度を表す「ひずみ」が金属の内部に残り、将来的に損傷する可能性はありませんか。

「ASMEの公式見解ではなく個人的な意見だが、弾性範囲に収まっていれば『ひずみ』は残らない。金属に滞在的な疲労はないはずだ」

-1号磯では地震の振れの強さを示す加速度で680ガルを記録した。耐震補強は必要と考えますか。

「補強の必要はない。原子炉建屋をはじめ、機器類も安全に見えた。柏崎刈羽のような軽水炉は2000ガルを超える地震に耐えるだろう。圧力容器を外側から囲む格納容器は世界のどんな建物よりも強い。配管などが通る貴通部も大丈夫だろう」

-原子炉建屋内では安全上重要な配管の保温材の近くにあった重い機材が地震で動いて接触したケースがあった。損傷する可能性もありました。

「建屋内部の日常的な管理は唯一、問題と感じた点だ。機材はきちんと固定する必要がある」

-シンポで多くの専門家が原発が激しい揺れに耐えられたのは、設計時に安全上の余裕を見込んでいるからだと指摘しました。

「余裕とは設計上の値と実際に地震で受けたダメージとの間にある幅と考えればいい。数値化もできる。柏崎刈羽のケースで原発の耐震譲計基準は十分と確信した」

-原発の構造強度評価や耐震安全性にかかわる問題は複雑かつ難解。住民は東電や国とどう向き合えばよいでしょうか。

「米国でも住民に直接説明するのは難しい。住民は第三者の大学教員を利用し、理解を深めていくことも一つの手法だ。米国でも原子力はメディアを通して住民に届く。東電はメディアに何度も面会し、簡潔に説明する努力を怠らないことだ」

ジョン・スティーブンソン氏
 1966年、米国の原子炉メーカー「ウエスチングハウス」社に入社。68年、ケース・ウェスタン・リザーブ大学で土木博士号を取得。同社原子力部門で構造システム工学を担当し、原子炉などの詳細解析、設計などに携わった。米国原子力学会会長を務めたほか、国際原子力機関(IAEA)安全基準開発グループのメンバーにもなった。現在は米国機械学会ボイラー・圧力容器規格委員会委員。


 原子力安全・保安院の答弁は、 「主催しているわけでもありませんので・・・」というものであったが、私だったらこう答弁する。

 「外国人専門家、技術者の発言であり、仮に主催者だったとしても発言を制限する権限などありません。
 そもそも、日本は『言論の自由』を保障された民主主義国家です。言論弾圧するような軍事独裁政権の
北朝鮮がお好みでしょうか?」

 全員協議会といっても、議員が議員に質問の趣旨を問い質したり、議員間の議論はできない。こういった状態のなかで、とにかく質問するための質問を反原発派議員が説明者に繰り返し、それをマスコミが報道するという流れになっている。科学的な根拠に基づいた、本当に議論しなければならないことをできないのは、柏崎市民のみならず、国産エネルギー自給率たった4%の日本にとっても良いことではない。

 時間ということで12時に全員協議会終了。 

Img_1989 12時過ぎ、会派室で「やぶ」(電話:0257-22-3482)の「鍋焼きうどん 大盛」の出前を食べながら会議。
 今年行われる市長選挙に関する各種の情報が入ってきているが、それ以上に意味不明とも思える誹謗・中傷の情報である。堂々と批判したり、議論できず、陰で誹謗・中傷を繰り返す人がいるのは情けない限り。

 13時から17時まで事務所にて打ち合わせや事務仕事。

Img_1991  18時から柏崎ベルナールにて「市政報告会&新年会」。多くの方が集まってくれ、盛大な会となる。
 お花も届き、ありがたい限りであった。
 矢作後援会長の挨拶ののち、近況報告、そして現在の市政の状態を含め、20分に渡りお話した。
Img_1998 特に柏崎市役所職員による住民基本台帳の情報漏洩には、会場からの怒りの声は大きく、多くの市民も同じ思いであろうということを強く感じた。
 原子力発電所の再開については、先に行われた岩国市長選挙の例を挙げ、

 「原発反対しますが、お金ちょーだい」

の精神がいかに柏崎市民をダメにするのかについても言及した。

 20時過ぎ、トルコ料理店「KEBAP TIME(ケバブタイム)」(電話:0257-32-4491)にて2次会。

 22時、ここで一応を全体としての懇親会を締め、有志にて3次会の某スナックに移動する。

 3次会ではカラオケ大会となり、現在の政情にも十分当てはまる『昭和維新の歌(青年日本の歌)』 、お約束の『出征兵士を送る歌』などに加え、サイモン&ガーファンクル『明日に架ける橋(Bridge Over Troubled Water)』、池田聡『モノクローム・ヴィーナス』、尾崎紀世彦『また逢う日まで』、『ボルテスVのうた』など、バラバラのジャンルを歌う。
pp なぜか国歌も歌おうという提案があり、全員起立で『君が代』を歌った。のちに、フィリピン人の女性もいることから、フィリピン共和国国歌『太陽の国(LUPANG HINIRANG)』を歌おうとするもカラオケに入っておらず断念。
 ちなみに中華人民共和国の国歌は1935年制作の抗日映画「風雲児女」の主題歌である『義勇軍進行曲』であり、かなり過激な歌詞となっている。作曲は聶耳という青年で、1935年当時日本に滞在しており、滞在中に曲を書き上げたものである

2008年2月28日 (木)

悪質な行政職員の事例
またも知事に苦言された柏崎市

 2時、自宅に戻る。シャワーを浴びたのち、3時就寝。

 7時、起床。大粒納豆、イカ沖漬け、生卵でご飯2杯の朝食をとる。

 依頼されている仕事がかなり多くなり、捌ききれない量となってしまった。とにかく目の前のものを片付けるのが先決であるため、事務所で仕事に没頭。

Img_1981 13時過ぎ、ニチロの冷凍ラーメン「横浜あんかけラーメン 生碼麺」に岩海苔を加えたもので昼食をとる。
 サンマーメンは、秋刀魚が入ってるラーメンと間違うのがお約束であるが、実際は神奈川県の地方料理であり、モヤシなどの野菜の炒め物をあんにして、醤油ラーメンにかけたもの。冷凍食品ながら、この商品は抜群のうまさである。

 午後から上越市に移動し、某弁護士事務所にて、地方公務員法、個人情報の保護に関する法律、刑事訴訟法に関する勉強会。かなり突っ込んだところから入ったので、全体像をつかむのに時間がかかる。

Img_1986 18時、自宅に戻り、焼いた明太鰯2尾、ぶり大根、納豆2パックでご飯2杯の夕食をとる。
 食後、今日勉強したことの整理と論争点になるであろう箇所を分かりやすく話す原稿を作成。

 21時過ぎ、お誘いの電話があり、市内の某店にて懇親会に途中から参加。話題はやはり市長選挙と、柏崎市の迷走ぶりである。先日の新潟県議会での泉田知事の柏崎市への発言についても話題となった。

 柏崎市役所で発生した住民基本台帳の情報を漏らした事件の反響は大きく、 『財界にいがた』をはじめ、全国紙である週刊誌も取材をはじめた。
 基本的には行政職員は「悪いことをしない」ことになっている。しかし実際には悪質な事例も多く、例えば神奈川県から神奈川県鎌倉市へ派遣されていた那須野貴弘主任主事(33)=横須賀三浦地域県政総合センター=は、こんな事件を起こし、懲戒免職処分になっている。

 世界遺産登録の対象候補に関する国指定史跡追加指定などに関する業務において、文部科学大臣あての申請書類に必要な地権者の同意書と、同意に係る関東財務局横浜財務事務所の回答書。有名な化粧坂(けわいざか)、朝夷奈切通(あさひなきりとおし)の追加指定に関する業務においても、地権者の同意書を偽造、決裁を経ずに市長公印を得た文章を作成した。
 那須野貴弘主任主事(33)は懲戒免職処分。鎌倉市は同日、管理監督責任として、熊代徳彦教育長を戒告、担当部長と次長を減給1カ月(10分の1)の懲戒処分とし、石渡徳一市長と熊代教育長、副市長2人の給与を1カ月間10%カットする方針を明らかにした。

 これはかなり悪質な事例であるが、行政職員に関する「性善説」からは脱却すべきなのであろう。
 また、柏崎の事例では職員本人の名前も性別も明かさず、処分も甘く、どのような動機、過程でこの問題が起こったのか、職場環境に問題はなかったのか(専用端末は2台うち一台は別の場所)などの検証や説明が、議事録の残る公式な場でされていない

 真面目に勤務する柏崎市職員のためにも、十分な厳正なる処分を行うべき問題であり、会田市長には問題の重大さをよく認識してもらいたいものである。

2008年2月27日 (水)

『西郷南洲翁遺訓』私心の無い政治

 3時過ぎ、帰宅。そのまま就寝。

 8時、起床。多少の二日酔いのなか、干し納豆のお茶漬け2杯で朝食をとる。

 9時過ぎ、電車で長岡市に移動。駅ビルのなかで雑誌関係のインタビューなど2件の打ち合わせ。

 帰りの電車内で納豆巻き2本、おつまみチーズ、低脂肪乳で昼食をとる。

 13時過ぎ、自宅に戻る。午後からは、自民党 長島忠美衆議院議員の秘書をはじめ、多くの方が連続で来宅。各種の情報交換を行う。

 18時、愛車で新潟市に移動。某レストランにて、雑談兼テレビ企画の打ち合わせ。話がかなり盛り上がり、雑談の方が多くなってしまった。大盛りライス、グリーンサラダがついた豆腐ステーキセットとコーンポタージュの夕食。

 24時近く、自宅に戻る。

 移動の電車のなかで改めて『西郷南洲翁遺訓』を読んだ。厳密な解釈は色々とあれど、政治の場にいる人間として実感するのは以下である。

一、己を慎み、おごりを戒め、倹約に努め、
  職事に勤労して人の手本となれ

一、「人材がいない」と嘆く前に自分が行え

一、私心の無い政治を志すこと

一、グズグズしているのは大志が足りないと思え、
   常に「いざ」であると心得よ

一、自分の命、名誉、お金がいらない人は始末に困る、
  しかし国家の大業を成すのはこうした人である。
  持つべき欲は、天下国家を良くしていきたいという欲だ。

 現在の柏崎市政のおかしい部分はきちんと直し、 「私心の無い政治」を目指すべきであろう。

2008年2月26日 (火)

位置指定道路:旧柏崎トルコ文化村民有地
F問題深刻、外国人参政権

 2時、自宅に戻る。あまりの寒さに風呂に入り、いつの間にか湯船で寝てしまい4時ごろ目が覚める。7時過ぎまで仮眠。

 大粒納豆、しらす干し、白身魚フライでご飯2杯の朝食をとる。午前中は一般質問の質問項目に関する検討や修正など。住民基本台帳への不正アクセスの問題などをはじめ、会田市長に問い質したいことが多過ぎて、質問項目を削るのに時間がかかる。

Img_1968_2 13時過ぎ、レトルトの業務用カレー辛口(ブランド不明、OEM商品用)に、たっぷりのレッドペッパー、ガラムマサラをかけたもので昼食をとる。
 食べている途中、試しにと麻婆豆腐用の花山椒を入れてみたが、口にビリビリくる感覚がなかなか良い。今度カレーを作るときに入れてみたいと思う。

Img_1970 食後、一般質問の要旨について、議会事務局と調整。その後、市民の方から電話があり、現場まわりなど。
 旧柏崎トルコ文化村のなかには民有地や位置指定道路がある。位置指定道路があるにも関わらず、施錠され通行できないとのことで現地に確認にいったが、やはり施錠されていた。
 位置指定道路は私道ではあるが、その日常的な利用者は所有者の承諾がなくても通行できることになっている。これを昨年の12月議会でも指摘したところであるが、改善されていない。

*位置指定道路と通行権の判例
 「建築基準法42条1項5号の規定による位置指定を受け、現実に開設されている道路を通行することについて、日常生活上不可欠の利益を有する者は、右道路の通行を敷地の所有者によって妨害され、または妨害されるおそれがあるときは、敷地所有者が右通行を受忍することによって、通行者の通行利益を上回る著しい損害を被るなどの特段の事情のない限り、敷地所有者に対して右妨害行為の排除および将来の妨害行為の禁止を求める権利を有する」(最高裁平成9年12月18日)。

 その後、市役所関係各課から一般質問の内容に関する電話が相次ぐ。
 特に、住民基本台帳の情報を漏らした件については30分以上の電話となった。

 18時過ぎまで某所において、議会関係の会議。

Img_1972 18時30分から柏崎商工会議所の会議室にて、柏崎準倫理法人会の役員会に出席。
 3月18日の若手経営者を呼んでの講演会の実施や5月26日に予定している震災復興支援の講演会に関する打ち合わせを行う。

Img_1973 20時過ぎ、同じく会場で開催されている新潟工科大学の学生による「柏崎に関する研究」発表会に途中から出席。
 色々な切り口の研究があり、今回は人間対象の研究が多かったのが印象的であった。特に、中越沖地震発生後の「危険度判定」の赤紙に対するアンケートは貴重であった。

 緊急の電話があったため、21時近くに退席させてもらい、市内某所での打ち合わせに参加。

Img_1974 22時過ぎから「船栄 柏崎店」 (電話:0257-22-0288)にて、柏崎青年会議所で一緒に活動している某3氏と懇親会。
 今年は新潟県知事選挙はもとより柏崎市長選挙がある。どの候補がどう言う主張をし、どういったまちにしていきたいのか、公正な討論の場を用意することができないのか議論が盛り上がる。

 24時近く、2次会に移動。

 中国(中共)のギョーザ問題の追及の手を弱め方は、結局は福田首相のF問題であるとした意見もあったが、外国人参政権の推進をはかるのもF問題と呼べるのではないかと思う。自分自身に自民党の党籍があるからこそ、保守政党としての自民党の現政権を批判するが、人権擁護法案といい、外国人参政権といい、誰のための国・政府であるのか背骨が溶けてしまっているのではないかと思う。本来、やるべきことを間違っている!


2008/02/23号『週刊ダイヤモンド』

オピニオン 縦横無尽

日本国籍を取得した者だけに
         
参政権を与えるべきではないか

                         櫻井よしこ

 福田康夫首相の下で特別永住者の参政権付与の問題が再浮上している。各政党内に賛否両論あり、根深い対立を引き起こしてきた同問題は、これまで関連法案が四度廃案となり、二二回継続審査となった、いわくつきの課題だ。
 特別永住者とは、日本の植民地だった朝鮮半島や台湾から、戦前戦中に日本に来た人びと、あるいはその子孫である。現在約四三万人、うち約三〇〇〇人が台湾の人びとで、残りは朝鮮半島出身だ。彼らは韓国系の在日本大韓民国民団(民団)と北朝鮮系の在日本朝鮮人総連合会(朝鮮総連)に分かれる。参政権を求めているのは民団系の人びとだ。ちなみに朝鮮総連は参政権の取得には反対の立場だ。
 首都大学東京教授の鄭大均氏が語る。「特別永住者の圧倒的多数が日本で生まれ育ち、日本語を母国語とし朝鮮語は話せません。国籍は朝鮮半島にあっても、彼らは本国への帰属意識に欠け、一方で、法律上日本では外国人なのですが、外国人意識にも欠けます。己は何者かという自己認識と帰属(国籍)のあいだに埋めがたい溝があるのが特徴です」
 だからこそ、鄭氏は、在日コリアンは日本国箱を取得するのが合理的だと主張する。日本政府は、外国籍のままの在日コリアンに参政権を与えるのでなく、正式に日本国民になった人びとに参政権を与えるべきで、そのために、彼らの国籍取得は簡便な手続きで可能になるよう策を講ずるべきだという。
 私も、氏の主張に賛成だ。そして外国籍にとどまりたい人びとには、たとえ地方レベルといえども参政権は与えるべきでないと考える。地方選拳では時に、米軍基地問題、原子力発電所問題など国家政策の根幹にかかわる事案が焦点になる。そうした重要問題が外国籍の人びとによって左右されるのは国益上好ましくないからだ。
 こんな折、気になる動きが民団内で浮上した。二月六日の「統一日報」が一面トップで「河丙鈺氏復権 上程の動き」の見出しで報じた事柄だ。二年前の二〇〇六年、民団は深刻な危機に直面した。自由、民主主義、法治を旨とする民団が、拉致、麻薬、偽札、武器密輸などの犯罪を続ける金正日総書記に忠誠を誓う北朝鮮の出先機関、朝鮮総連に乗っ取られそうになったのだ。
 当時中心的役割を果たしたのが河氏だった。氏は〇六年二月に民団団長に就任し、それに伴って親北朝鮮の活動家たちが民団組織の中枢部に入り始めたのだ。同年五月、彼らは突然「民団・総連5・17共同声明」を発表、二つの組織が協力体制に入ると宣言した。民団の機関決定なしになされた右の独断的決定は、約四五万の会員を擁する民団が、その一割程度の会員しかいない朝鮮稔連にのみ込まれることを意味していた。民団地方本部が相次いで反対を表明、最終的に河氏は除名された。
 先の「統一日報」によると、今年一月以来、河氏以下七人の処分撤回が民団中央本部で検討され始め、郭東儀氏もその対象だという。
 驚愕の情報である。郭氏は在日韓国民主統一連合の議長を長年務めた筋金入りの北朝鮮系活動家だ。民団が氏を除名して三五年、それを今、復権させようというのだ。事態の行方はまだ不明だが、一連の動きは民団中枢部に伸びる北朝鮮勢力の黒い手を思わせる。
 特別永住者の参政権問題に話を戻せば、確かに、表向き、朝鮮総連は参政権を拒否する。だが、実際は、朝鮮総連よりはるかに会員が多く、財政・資金面で余裕のある民団を操り、国籍は韓国あるいは北朝鮮籍のままで、日本の参政権を得て、日本の政治に影響を与えようとしているとも思われる。
 このような事態の進行を目にすれば、特別永住者だからといって、外国籍のまま、参政権を与えるのは日本のためにも、北朝鮮勢力と闘う民団および韓国のためにも、はなはだ不適切だと思うのである。

2008年2月25日 (月)

平成20年度施政方針
議員報酬を3%削減

 酔った勢いでの郵便物やFAXの返信などをし、3時就寝。

 8時、起床。大粒納豆、ホタテの刺身、おからの炒め物でご飯2杯の朝食をとる。

 9時過ぎ、市役所に移動し、会派室にて打ち合わせ。

Img_1965 10時から本会議。一般会計の補正予算をはじめ、各委員会で審議したものは全部可決し、いよいよ会田市長による平成20年度施政方針演説となった。

 演説の内容は、以下の通り。

平成20年度施政方針(pdf形式)

 色々とツッコミを入れたい箇所はあるが、この部分は明らかにおかしい。



 また、日本石油加工跡地につきましては、防災拠点機能の形成を念頭に置きながら、複合的な都市機能が集積した土地利用の計画と事業手法について、土地所有者である新日本石油株式会社との協議を進めてまいります。
 建設が急がれる新しい市民会館については、老朽化に伴い新たな市民会館の建設を計画していたところ、震災により甚大な被害を受け、使用できなくなりました。平成18年6月に設置した新市民会館建設検討委員会では約1年半をかけて、震災後の状況変化等も考慮した中で建設に向けた基本的な構想・計画などについて検討し、このたび報告書としてまとめていただきました。この報告を踏まえ、現在策定中の震災復興計画の中で、新市民会館を復興のシンボルとして位置付け、早期建設を目指します。
 新市民会館は、災害時には防災や救援活動の拠点として利用するという観点から、駅前公園の防災機能を有した空間への再整備と併せて、日本石油加工跡地での具体的な検討を進めてまいります。今年度は、建替えに向けた基本設計を行い、具体的な準備を進めてまいります。


 まだ土地の取得に関しての協議も済んでいないなか、もうその土地(日石跡地)を使うことで設計の委託を始めるのである。平成20年度一般会計予算案にも、しっかりと1億円近い設計委託費と土地調査費が計上されている。
 会田市長は日石跡地を無料かそれに近いかたちで譲ってもらう計画でいるが、あれだけの土地で、しかも土壌改良に数十億円がかかっていることを考えれば、そうやすやすといくとは思えない。現在の所有者である新日本石油株式会社の株主には、三菱石油との合併時からの方もいるであろうし、利益を度外視するほど柏崎に入れ込んでくれるか不明である。つまり、どれくらいのお金が必要なのかが不明なのである。もし水面下でやっており、かつ概算でも金額が分かっているのであるなら、今の時点で議会に報告があっても良かろう。

 それにしても、柏崎市の財政状況が危険水域を越えたと市長自らが発言している一方で、なるべくお金を使わないようにする手法はとらず、ガバガバと金を使う手法を選ぶのが不思議である。

Img_1966_2 12時、昼休みとなる。「割烹おくい」(電話:0257-24-6486)の弁当で昼食をとる。いつも刺身がついてくるこだわりの弁当であるが、今日はシメ鯖も入っており、かなり満足であった。
 13時から議会が再開。
 16時過ぎ、平成20年度一般会計予算案をはじめ、各議案の説明が終わり、そのまま議会運営委員会。議会運営委員会では、財政難を反映しての議員報酬の削減についての話し会い。結論としては、

 報酬を月額3%削減。期間は平成20年4月から2年間

とし、議会運営委員会で発案、2月定例会最終日の本会議に上程、同日に採決することとなった。職員と同じ、3%削減となり、手取り月額で約20~25万円(副業により議員間には差がでる)となる。

Img_1967 18時過ぎ、自宅に戻り、マグロの血合いのフライと納豆茶漬け2杯で夕食をとる。マグロの血合いはスーパーの魚売り場、それもアラなどがあるコーナーに500~800gぐらい大量に入って300円程度で売られていることがあり、そういった場合に一気に買い込み冷凍させておく。安く、栄養価も高く、重宝する食材である。

 食後、愛車で小千谷市に移動し、某勉強会で2時間ほど講演を行う。講演とは言いながらも、何故政治の場にでることになったかを若者の立場でお話してほしいとのことだったので、軽い感じでお話させてもらった。
 勉強会後の懇親会ではさすがにウーロン茶にさせてもらい、22時近くに会場を後にした。

 23時、自宅に戻る。

2008年2月24日 (日)

陸自12旅団第44回定期演奏会
かく戦えり、高崎歩兵第十五聯隊

 打ち合わせが長引き1時にホテルの部屋に戻り、2時就寝。

 7時、起床。シャワーを浴びて、チェックアウトしたのち、群馬県高崎市に移動する。

 途中、埼玉県、群馬県とぶらり旅のように色々なところに寄り、面白そうなビジネスを探す。11時過ぎ、コンビ二の納豆巻き2本、アメリカンドッグでブランチ。

 13時、柏崎市から来た被災者ご家族と群馬音楽センターの前で待ち合わせる。群馬県伊勢崎市の伊藤純子議員も支持者とともに会場に来られたので、雑談。
 また、昨年の中越沖地震の際に色々とお世話になった陸上自衛隊第12旅団広報部の方へご挨拶と近況の報告を行う。

Img_1934 会場の前には長蛇の列ができ、今回は来賓出席なので簡単に入れてもらったが、往復はがきで申し込んだ方や当日のキャンセル待ちをされた方は寒い中、大変なご様子であった。
 会場は1900名強まで対応可能であるが、入りきれないお客様が多く、大人気のイベント。

Img_1936 14時、陸上自衛隊第12旅団第44回定期演奏会が開始。
 冒頭は、参加者全員が起立して国歌『君が代』を歌うとともに、国旗の入場である。
 先日潜入し、新潟県内の教職員の多くも参加していることが分かった、反原発活動にも<ご活発>であられる新潟県平和運動センターの関係者がいたら卒倒していたところであろう。

Img_1932 続いて、相馬が原、新発田の部隊で構成した17名(1名のみ女性)の隊員コーラス隊による『第12旅団歌』。
 陸上自衛隊第12旅団は、平成13年3月に第12師団から第12旅団へと組織変更が行われた反面、ヘリコプター部隊が増強された。
 災害派遣でその実力を発揮したように、陸上自衛隊のなかでは特に高い空中機動性をもつ旅団であるが、現在の装備では有事の際に普通科連隊(いわゆる歩兵)1個を空中輸送することができないため、個人的には師団への再度の格上げとともに、装備の充実を願うところである。特に第12旅団の担当範囲には自然災害が多く、そして我が柏崎市には世界最大の原子力発電所もあることから、NBCR(核、バイオ、化学、放射線)にも強い師団になることを願う。

Img_1938 そして今回の定期音楽会のメイン?とでもいうべき、中越沖地震への災害派遣のコーナーとなった。
 地震発生後から災害派遣の出動、民生支援の様子、災害派遣の撤収の写真をスライド風に流しつつ、ナレーションとともに第12音楽隊による演奏が流れる。
 1900名を超える高崎市周辺をはじめとする多くの方から涙をすする音や感動の拍手も聞こえ、素晴らしい映像と音楽の競演であった。
Img_1942 ここで被災地である柏崎市を代表して、若山副市長が登場し、観客の皆様にご挨拶とご支援の御礼、そして柏崎の海へのお誘いを行った。
 若山副市長の話の内容は素晴らしいものであったが、私と同じ来賓席に座っていた各自治体の首長や議員、自衛隊協力団体関係者からは、

 「柏崎の市長さんはお忙しいのでしょうね」

【トゲあるお言葉】があった。ごもっともである。
 1900名を超える方に加え、群馬県内の首長、議員、自衛隊関係者が揃い、かつこの後に登場する柏崎第三中学校柏崎南中学校吹奏楽部も出演、さらには群馬県の地元テレビの中継も入る。本来であれば、柏崎市の営業マンたる市長が来て、ご挨拶し、支援の御礼を申し上げるべきであろう。
 ちなみに、同時刻には柏崎市内で自民党の近藤もとひこ衆議院議員の後援会総会があり、会田市長はそこに出席し、酒を持って各テーブルをまわっていたそうである。完全な選挙モード。私も自民党に籍を置く身であるが、群馬県という違う自治体において、柏崎の中学校の生徒が出演し、かつ柏崎のことを取り上げてくれる場と、政治パーティを天秤にかけ、柏崎市議会議員が一人もこないというのも失礼だと思い、こっちの方を優先したのである。むしろ、市長であれば近藤代議士に事情を説明し、柏崎のための行動をとるべきだったのではないだろうか。

Img_1949 副市長の挨拶ののち、いよいよ柏崎第三中学校柏崎南中学校吹奏楽部が登場。
 曲は、フランキー・ヴァリがオリジナルの

 『君の瞳に恋してる(CAN'T TAKE MY EYES OFF YOU)』

と漫画(原作:二ノ宮知子)やドラマでも人気であった『のだめカンタービレ』にでてくる曲を使った

 『のだめカンタービレコレクション』

である。
 人数が少ない分、複数の楽器を扱う生徒さんは大変そうであったが、無事演奏は終わり、大きな拍手。
Img_1945 続いて、第12音楽隊との競演で、

 『佐渡おけさ』

の演奏。やはり中学生だけの演奏よりも、ビシッと締まった音であった。
 柏崎の子供には、こういった一流の方に触れるチャンスを多く作ってあげたいものである。一流のものに触れ、努力目標が決まり、精進できる。
 新柏崎市民会館の建物の議論は進んでいるが、同時にいかに柏崎の子供に一流の音楽・芸術に触れさせるのか、ということも議論していきたい。

*以下、パンフレットより。画像をクリックすると大きくなります。
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Img_1953  休憩ののち、第2部として、地元である育英短期大学によるあばれん坊太鼓

 『だるま踊りパートIV』『鳥』

そして、第12音楽隊との競演で

 『八木節』

であった。一所懸命に太鼓を叩く、若き女性というのはなかなか良いもので、席とは離れたところから凝視してしまった。

Img_1954 元気の良い太鼓のあとは、第12音楽隊の単独演奏、日本語による

 『オペラ座の怪人』
  (Le Fantome de l'Opera

であった。すっかり堪能した最後は、参加者全員での『ふるさと』の合唱となった。

 演奏会終了とともに、音楽隊のメンバーが出口でお見送りをしてくれたので、是非、次回は自衛隊歌を聞きたいと、陸上自衛隊歌である『栄光の旗のもとに』(作詞:赤堀達郎 作曲:古関裕而)をリクエストをし、少し引かれてしまった。

Img_1960 群馬音楽センターを後にし、すぐ近くにある高崎歩兵第十五聯隊の慰霊碑を見学。
 高崎歩兵第十五聯隊は、シベリア出兵から始まり、満州事変後には「満州第四十六部隊」となった。
 大東亜戦争では、昭和19年4月、第十四師団直轄部隊としてパラオに配備。第十五聯隊第3大隊は水戸歩兵第二聯隊の指揮下に入り、ペリリュー島にて地元住民をパラオ本島とコロール島に逃がしたのち、米軍との激戦を展開。次いで、第十五聯隊第2大隊が逆上陸し、食糧もない中、73日間に渡り徹底抗戦するも、昭和19年11月、水戸歩兵第二聯隊、第十五聯隊第2大隊、第十五聯隊第3大隊ともに「サクラ、サクラ」の電文を打ち、玉砕した。
palau 現在でもパラオでは、両軍の血で染まったオレンジ・ビーチとともに、ペリリュー島の戦いは知られており、『ペ島の桜を讃える歌』(作曲:同島小学校副校長ウィンティ)が歌われている。
 さらに、敵であった米海軍の太平洋艦隊司令長官であるニミッツ元帥は自著『ニミッツの太平洋海戦史』の中で、以下のように述べている(恒文社版291ページ)。

「一方、ペリリューの複雑きわまる防備に打ち克つには、米国の歴史における他のどんな上陸作戦にも見られなかった最高の戦闘損害比率(約40パーセント〉を甘受しなければならなかったからである。」

 高崎でも歩兵第十五聯隊歌は生き続けており、高崎経済大学の応援団が歌い続けている。
 ペリリュー島には、いまだ日本軍将兵の遺骨が埋まっており(米軍はすべて回収)、祖国・日本に「帰りたい、帰りたい」と思われている英霊もいるであろう。全国の学生ボランティアの遺骨収集ツアーはあるが、是非、高崎市の若い世代の手でも遺骨収集を行ってもらいたいと思う。

『高崎歩兵第十五聯隊歌』

1 三山天に連なりて 刀水巌に激しゆく
  秀麗の地に生ひ立ちし 坂東武士の血を承けて
  立つや上州健男子 額の箭傷誇らなん

2 翠色濃き和田城を 繞りて清き烏川
  聯隊此処に築かれて 王愾の師の動く毎
  勲功の歴史重ねつつ 誉を競ふ幾千歳

3 飛龍の松の枝蔭に 君が稜威を讃えつつ
  心只管武を練れば 栄えある昔偲ばれて
  堅き誓の一筋に 護国の任を果さばや

4 弾丸は霰ぞ展盤溝 剣は霜ぞ三臺子
  堅壘我に何かある 見ずや硝煙消ゆる時
  軍旗の光燦として 武勲を語る房の影

5 倫安の夢圓らかに 平和の睡深きとき
  異端の雲の遠近に 漲り亘る世の相
  治乱の遷顧みて 我等の責めの重きかな

Img_1963 小腹が空いたので、高崎スズラン百貨店に入り、「餃子のあかぎ 高崎店」の餃子を食べる。モッチリした皮が美味しい餃子で、ご飯と一緒に食べる餃子ではなく、本来の食べ方通りにこれだけで食事になる感じである。群馬県産のニラ、キャベツ、ネギを使った綺麗な緑色の餡も、風味と見た目が良い。

 「谷川温泉納豆」など群馬県の納豆を買ったのち、柏崎に戻る。

Img_1964

 20時過ぎ、自宅に到着。
 柏崎青年会議所の某メンバーからの相談とのことで、事務所にてサンマの塩焼き、ガーリックトースト、甘エビ刺身をつまみながら、頂き物の「ジャスミン焼酎」を水割りで飲み、打ち合わせ。ボトルが一本空いた頃にお開きとなった。

2008年2月18日 (月)

夕張市近し!柏崎市の財政見通し
日本が誇るべき納豆

 2時、就寝。7時、起床。大粒納豆、しらす干し、目玉焼きでご飯2杯の朝食をとり、先日行われた納豆鑑評会の結果など整理する。

 9時から市内にて打ち合わせや仮設住宅のお手伝い。

 12時過ぎ、某仮設住宅にて、餅とうどんの昼食をご馳走になる。

 13時から明後日から開会する議会のための勉強会。

 16時から17時過ぎまで、市内某宅にて「憲法改正」の周知運動など、今後の活動についての話し会い。

Img_1908  18時、自宅に戻り、白菜とニラのみの手作り野菜餃子、しらす干しとひきわり納豆の納豆茶漬けなどで夕食をとる。
 食後、各新聞紙をチェックしていると電話があり、柏崎市政についての話が聞きたいとのことであったので、市内の某店に資料を持参で伺う。

 電話がきた理由は、昨日の会田市長の後援会総会の場での発言「これまで当選以来、原子力発電所との共生を・・・」うんぬんが発端であった。
 反原発票を当て込んでの当選だったのは周知の事実であり、市長与党は社会クラブ、共産党をはじめとするの反原発の革新系。実際、昨日の会田市長の後援会総会にも革新系が勢揃いしている(地元新聞では市議15名とだけ記載)。しかも、反原発を唱えてきていながら、市長与党になると黙っているという「だらしなさ」
 ここに来て、原子力発電所との共生や再稼働を言い出したのは、現実としての政治判断であろう。


平成20年2月15日『朝日新聞』

原発停止で歳入激減 新潟県柏崎市、財政「非常事態」

 昨年7月の新潟県中越沖地震の被災地・同県柏崎市が15日、約486億円の新年度一般会計当初予算案を発表した。地震で東京電力柏崎刈羽原子力発電所が停止したため、原発関連の歳入が激減。市は「非常事態」として、4月から2年間、市4役の給料や管理職手当を10%、職員給料を3%削減するほか、道路の新設を凍結。また、国に約82億円の特別交付税を要望している。
 予算案によると、原発の長期停止により新しい核燃料が原子炉に装填(そうてん)されないため、同市に配分されていた前年度約4億8000万円の交付金がゼロに。東電が約28年ぶりに赤字に転落する見通しとなったことで、同約5億円の法人市民税も見込めなくなった。
 同市の今年度の当初予算は約466億円。その後、地震の発生で補正予算を組むなどして総額は824億円余に達した。そのうち災害関連事業費だけで当初予算に近い約394億円に上る。補助金や起債でも対処しきれない状況で、市は「財政状況が警戒水準を超えた」としている。


 現在の試算でも、実質公債費比率は

 平成18年度 22.2%
 平成23年度 25%
 平成25年度 28%

となっており、一時借入金(当座の資金繰りを補う借入金)も60億円だったのが、80億円、そして100億円に枠を広げる。

*実質公債費比率
 地方税や普通交付税のように使途が特定されておらず、自治体に毎年度経常的に収入される財源のうち、公債費や公営企業債に対する繰出金などの公債費に準ずるものに充当されたものの割合。この比率が18%以上の団体は、地方債の発行に際し許可が必要となり、25%以上の団体は一部の単独事業に係る地方債が制限され、35%以上の団体は災害関係を除く一般公共事業債などの補助事業に関する起債も制限される。

 一時借入金が増えるということは、キャッシュフローがうまくまわっていないことであり、さらに言えば、一時借入金の肥大化と自転車操業で破綻したのが、あの夕張市である。

 データを持参し、集まって頂いた皆さんに見てもらったが、

 「罹災者公営住宅の土地代だけで9億円を見て、
  柏崎市は金があると思っていたが無いのが分かった」

といった旨の反応であった。

 2次会までお付き合いさせてもらい、24時近くに自宅に戻る。

 先日、エッセイを依頼され、政治的なもの以外を書いてほしいとのことで、納豆に関する話を書いた。掲載されたページは以下であるが、私以外の議員で政治的なことを書いている方も多いのが不思議である。

 JANJAN【忙中閑話】
 日本が誇るべき納豆~古くて新しいバイオ食品

2008年2月17日 (日)

「日本史」必修 歴史が好きになる教育を
プリウスLED化

 2時、就寝。7時、起床。大粒納豆、しらす干し、鯖塩焼きでご飯2杯の朝食を食べたのち、東京に向け、電車で移動する。

 10時から丸の内の某社で打ち合わせをしたのち、関係者と近くの某店でヒレカツカレーの大盛りとアスパラサラダで昼食。

Img_1862 15時過ぎ、自宅に戻る。寒いながらも晴れ間がのぞいたので、愛車プリウス(NHW20型MC前)のプリちゃん(メス、5歳)のメンテナンス等を行う。
 以前より、その暗さが気になっていたフロントとリアのルームランプとマップランプをLEDに交換。

Img_1863 フロントルームランプ
   → T10ウェッジバルブ 赤12連LED
 リアリームランプ
   →T10×31 白 18連LED

Img_1864 マップランプ 右、左
 → T10ウェッジバルブ 白9連LED

 ついでにトランクルームのランプ(T10×31)も白12連LEDに変更。さらに、購入後4年目となる補機バッテリーの挙動を安定させ、燃費も良くするために、気休めとは思われるが4700uFと470uFの電解コンデンサ計5170uFを並列に取り付けた。

Img_1907 19時、鯛のあらの塩焼き、しらす干し、バイ(貝)煮付けでビール500mlを3本、小粒納豆2パックとご飯で夕食にする。
 食事中に、自宅電話に「非通知」の電話があり、何かと思えば酔っぱらったような声で「柏崎を壊してんじゃねーよ、シャバ壊しがぁ」の言葉とともにガチャ切り。批判するなら正々堂々とすれば良いのであって、こういったイタズラのような汚い行為をする人がいるのは恥ずかしいことである。

 日本の教育なのに、高校で「日本史」が必修になっていないことは以前から問題視されていたが、神奈川県で独自の取り組みが始まった。
 国際化に向かうからこそ、自国の歴史を知る必要がある。
 新潟県教育委員会にも英断を願いたい。


平成20年2月17日『産経新聞』

【主張】「日本史」必修 歴史が好きになる教育を

 神奈川県教育委員会が、県立高校で「日本史」を必修科目にする。国や郷土の歴史を学ぶ重要性は高まっており、県教委の独自の試みを評価したい。
 学習指導要領では平成元年改定で高校は世界史が必修になった。日本史、地理はどちらかを履修すればいい。小中学校の歴史が日本史中心で、高校では国際化に対応し、世界の歴史を広く学ばせようというねらいからだ。
 だが自国の歴史を学ぶ日本史が必修でないことには異論があった。神奈川県では約3割の高校生が日本史を学ばずに卒業するという。
 指導要領改定で中央教育審議会の論議のなかでも、世界史派、日本史派のほか、世界史・日本史を組み合わせた「総合歴史」のような新科目が必要だとの提案もでた。
 しかし中教審は今回の指導要領改定の答申で日本史必修化は見送ったため、神奈川県教委は平成25年度をめどに世界史必修に加え、日本史か、県の郷土史などの新科
目を必修にする。
 同県の松沢成文知事が「しっかりした日本人、国際人の育成に日本史は不可欠」というように、国際化のなかでこそ国の歴史や文化を学び、日本人として自覚をはぐくむ教育が求められている。外国人との交流で自国について聞かれても情報発信できない事態は残念なことだ。
 必修増が生徒の負担増につながるとの意見に対し、文部科学相経験者の町村信孝官房長官は「負担が増えずに学力は向上しない。社会人の基礎を身につけさせるという県の判断であれば尊重すべきだ」とも述べている。
 日本史必修でもっとも懸念されるのは指導内容だ。近現代史を中心に、ことさら日本を悪者にする自虐史観や教師が歴史観を押しつけるような授業がある。歴史が嫌いになるだけだ。
 また年号などの暗記だけでは関心がわかない。学力テストでは明治維新の人物の業
績などを知らない子供たちが多いという残念な結果もある。先人の業績に夢や感動を覚えるような面白い授業をする教師は少ない。
 神奈川県教委は課題学習など授業も工夫するという。他の教委を含め、小中学校か
ら歴史が好きになるよう見直す契機にもしてもらいたい。

2008年2月16日 (土)

成立すれば留置場行き?人権擁護法案

 急遽のホテル飛び込みで1時、就寝。バタン・キューで寝てしまい気付けば7時であった。あわててホテルをチェックアウトし、柏崎に戻る。電車内で、納豆巻き2本、トマトジュースで朝食をとる。

Img_1858 12時近くに柏崎に着き、そのまま産業文化会館に移動し、「平成20年度 自民党柏崎支部新春総会」の準備を行う。
 準備のさなか、マスコミや国会議員秘書と情報交換。
 14時、約200人の出席者のなか、「平成20年度 自民党柏崎支部新春総会」がスタート。
Img_1860 総会の後、懇親会となり、酒を注いでまわるも出る話題は原子力発電所の運転再開に関わることである。
 色々な角度からの意見があるが、山口県岩国市の市長選挙の事例を挙げさせてもらい、お話をした。現実の柏崎の経済構造と柏崎市の財政状況を良く考えれば、岩国市の苦悩が分かると思う。
 16時過ぎに懇親会も終了。かなり多くの食べ物が余ったので、タッパーを持ってこなかったことを後悔する。来年の総会からは、自民党が率先して、無駄な食べ物を出さないことに取り組むべきと諸先輩に酔った勢いで主張しまくる。

 17時過ぎ、片付けも終わったところで一回自宅に戻ったのち、18時からの某集会所での懇親会に参加。現在の柏崎市の財政状況についてを話題にした挨拶をさせてもらったのち、酒を注いでまわる。ここでも原子力発電所の運転再開に関わる質問が多かった。

Img_1861 19時、東学校町集会場に行き、成年会理事会に出席。来週行われるスキー旅行に関する打ち合わせを行う。
 議題終了後、懇親会に突入。今日飲んだ酒の量は、日本酒に換算すれば1升近い量であろう。色々と暴言を吐きつつ、楽しく飲む。

 22時、自宅に戻り、シャワーを浴びたのち、仮眠。

 24時、起床し、郵便物の整理など。

 人権擁護法案に関する議論が自民党内のいわゆる左派・リベラルで進められている。
 民主党も旧社会党崩れのような左派が入っているが、自民党も左右の幅が広いと感じる反面、自主憲法制定を党是とする保守政党としては疑問である。
 ただ、本当の保守系の議員が踏ん張るのも自民党であって、中川昭一衆議院議員、麻生太郎衆議院議員、安倍晋三前首相をはじめ、先日の自民党「人権問題等調査会」に出席した代議士などまともな意見がでるバランス感覚がある。


平成20年2月16日『産経新聞』

「成立すれば留置場行き」
 中川昭一元政調会長が人権擁護法案を批判

 自民党の中川昭一元政調会長は16日、大阪市で開かれた党大阪府連の会合で、政府が今国会への再提出を目指す人権擁護法案について「法案が成立したら(人権侵害の名目で訴えられ)わたしも麻生太郎前幹事長も安倍晋三前首相もブタ箱(留置場)に行くことになりかねない」と述べ、反対する考えをあらためて示した。

 同時に「よって立つ根拠もなく、人権ありきで議論されている。捜査令状も要らずに誰でも捕まえられる人権委員(の選任基準)には国籍の定義がなく、法案には人権の定義もない」と強調し、推進派をけん制した。

2008年2月15日 (金)

文京区シビックセンター視察

 1時、就寝。7時、起床。近くのコンビニでインスタントの納豆汁とおにぎり(たらこ、筋子、鮭)3個を朝食に食べる。

Img_1856 9時、行政施設とアミューズメント施設が複合的に建設された全国の自治体の事例について、某ジャーナリストの仕事場にて情報をもらう。
 これから議論が活発になるであろう新柏崎市民会館の建設に関する情報収集が目的である。

 12時、色々と情報をもらいながらも謝礼を用意していなかったので、近くの某店で焼肉ランチセットを某ジャーナリストとともに昼食にとる。食べているうちに話を盛り上がり、結局、15時近くまで話し込む。

 15時30分から某出版社と1時間ほどの打ち合わせ。

Img_1854 その後、イベントも予定されている文京区シビックセンター内を視察。豪華施設といわれ、東京ドームのそばにある。文京区の人口は約18万5000人であり、地上26階、地下2階という立派な建物が必要だったのかという議論が今でもある施設である。
 電気の使用量が年間600万kW時以上であり、平成17年度を初年度として5年間の削減目標を設定した計画書を作成して、温室効果ガス排出量の削減に努めているという。
 文京区役所、22階から上が議会フロア、ホールやその他ショッピングできる施設の複合となっており、かなりバブリーな設計にも感じる。

文京シビックセンター施設図(pdf形式)

Img_1852 施設を一通り見てまわったのち、「アジアンキッチン メトロ・エム後楽園店」 (東京都文京区春日1-2-3 メトロ・エム後楽園6F 電話:03-5802-7321) にて、「ナシゴレン 1155円」の夕食。ピッキーヌの辛さが美味しく、一気に食べてしまった。

Img_1857 夕食後、新唐人日本社が主催する「神韻芸術祭」公演に出席。
 複合施設の視察もさることながら、中越沖地震の発生に伴い柏崎市に義援金を頂いた方への御礼などの挨拶もすることができた。
 また「こどもの時代館」をはじめ、他の自治体では見られない柏崎の観光施設について、観光としてのツアーへの組み込み、テレビ取材も依頼できた。

 この公演は中国大陸本来の民族伝統文化(モンゴル、満州、チベット)を伝えつつ、新しいエンターテイメント要素を入れたものであるが、中国共産党を憎む外国に住む華人が中心となって運営されている。
 パンフレットへの顔写真掲載とコメントを依頼されていたので、中国共産党の運営ではない、北京オリンピックをすべきと以下のような文章をだした。


 神韻芸術祭、2008年の日本公演の開催、誠におめでとうございます。本年は北京オリンピックの年でもあり、例年以上に世界から中国への関心が高くなっております。もちろん、今回の公演もより多くの方が注目されていることと思います。
 我々、日本人が現在の中国、厳密に言えば中国共産党が政権を取ってからの状態を見ておりますと、中国内の各民族がもっていた伝統文化が破壊されたように感じてなりませんでした。
 しかしながら、神韻芸術団の公演には、中国の伝統文化が色濃く残り、かつ現代の様式も取り入れ、人種や国を超えた「柔」と「剛」の美しさがあります。まさに「伝統」と「進取」、中国の真の文化があると言っても過言ではありません。
 本来であれば、中国の威信をかける北京オリンピックのオープニングに最もふさわしいのが神韻芸術団の公演ではないでしょうか。
 日本公演のご盛会、そして中国が本来の中国を取り戻す日を切に願っております。


 華人向けテレビ番組のインタビューも依頼されたので、中国共産党による民族侵略、人権弾圧を指摘した。

 公演終了後、東京都議会の土屋たかゆき議員、チャンネル桜でキャスターも担当されている日本世論の会・三輪和雄会長をはじめ、何人かの方と懇談。

 懇談終了後、会場に戻り、イベント主催者としての本施設の使い勝手などの情報交換。昨年、観光交流課からもらっておいた簡体字版の柏崎パンフレットを大量にコピーして持参したので、華人のマスコミ関係者と出席者の皆さんにも配る。

 中越沖地震のその後についての質問などもあり、終わったのが23時近く。結局、柏崎に戻ることができず、ホテルにもう1泊となった。

2008年2月14日 (木)

Virtual World of the Year 2007
新潟中越沖震災募金活動

 震災後の地方自治体の財政(主に阪神淡路)に関わる資料を読みあさり、4時就寝。

 8時、起床。シャワーを浴びたのち、ひきわり納豆と生卵、たらこ醤油煮付けでご飯2杯の朝食をとる。

 愛車で移動し、10時から長岡市内の某所にて打ち合わせ。無線LANが使えるので、合間合間にメールの返信などを行う。

 コンビニで納豆巻き2本、低脂肪乳、30品目サラダを購入し、車内で昼食。そのまま上越市に移動し、駅前ホテルのロビーで打ち合わせ。

 15時過ぎ、事務所に戻ってから、市内での雑務を行う。

 18時、市内の某店にて打ち合わせ。そのまま柏崎駅に行き、新幹線経由で東京都内に移動。

 22時、都内も寒いため、コンビニでおでん(卵、大根、ウインナ巻き)と納豆巻き1パック(5切れ入り)、ビール500ml3本を購入し、いつものホテルの部屋にて夕食をとる。

Slniigata  昨年の中越沖地震以後、インターネットを使った3Dオンラインゲーム「セカンドライフ」で募金活動が行われ、仮想空間である世界から実際のお金に換金し、義援金として新潟県に寄付された。
 この企画は新潟セカンドサービスさんを中心に進められ、この度2007年のバーチャルワールドにおける多種多様な取り組みを表彰する「Virtual World of the Year 2007」において、

見事!企画部門で大賞を受賞

Slniigata2  義援金のご支援に感謝申し上げるのはもちろんのこと、こういった仮想空間で集まったお金を実際のお金に換金し、寄付する新しい試みを見せてくれたことが素晴らしい。

 ご支援頂いた柏崎市民として、お返しすることがあるとすれば、この試みとその受賞をより多くの人に伝えることであろう。

 → 受賞のコメントと御礼

セカンドライフのことが分かる動画:
 

2008年2月13日 (水)

自民党内「人権問題等調査会」概要

 場所を「中華美食館柏崎店」(電話:0257-23-4530)に移し、紹興酒を飲みつつ3時近くまで熱い議論。4時就寝。

 9時、起床。大粒納豆と生卵、焼きタラコでご飯2杯の朝食をとったのち、愛車で新潟市に移動。
 10時30分から新潟市内の某店にて、途中、ランチをはさみ13時まで相談業務を行う。ランチはミートソース・スパゲティにガーリック・トーストを選択した。

 新潟市内の本屋を周り、沖縄戦に関する左翼系の本や地方自治体の財政に関する本を買い漁る。ここ数ヶ月で本代が10万円近い。特に学術系の研究本が高く、財布に痛い。

 17時、柏崎に戻り、打ち合わせ。その後、20時から柏崎市内某店で生ビールを飲みつつ、意見交換会。柏崎市政への不信感を訴える意見が多かった。

Img_1851 22時過ぎ、自宅に戻る。
 スーパーで安売りになっていた「柏崎産 めばる」の刺身で「緑川」を2合飲み、今日買った資料を読み込む。

 今日、自民党の「人権問題等調査会」が行われたとのことで、実際に現場に行って反対活動をした東京都日野市議会の渡辺眞議員から現場の模様が伝えられた。

 集まった代議士は約70人。2時間の意見交換で、15人ほどの代議士が意見を述べ、全員法案反対

太田委員長
「日本は人権を尊重しないと国際的に誤解されているから、きちんと姿形を整えておくべき。忌憚の無い意見を頂きたい。できる限り譲歩する。」

鳩山法務大臣
「いわれの無い差別をなくすため、法務省は14000人の人権擁護委員をおいて人権啓発しているが、子供、女性、高齢者、障害者、同和には差別がある。やはり人権擁護に関わる法制度が必要。人権を守る基本法が無い。しかし、人権擁護法の再提出ではない。従来のものではない。どんどん棘(とげ)があるなら、抜いてください。はじめに法案ありきではない。必ずいいものを作って欲しい。フリーに、「やさしい人権救済」法を

法務省人権擁護局長が17年4月時点の法案を説明。

岩永議員
「マスコミ条項は国民的関心が高く削除した。」

早川議員
「日本が人権に対し鈍感な国というのは間違いだ。13年から7委員会が開かれ、いじめ、虐待などは個別法で対処している。司法が整ってきた。それぞれの対応は必要だが、人権委員会みたいな強大な、包括的なものは危険だ。」

稲田議員
「なぜ人権擁護法なのだ、納得できない。子供、高齢者、障害者など個別具体的にやればいい。今までと全く違うというなら、いったいどんな法律なのか。何を協議するのか。」

戸井田議員
「人は、あちこちぶつかりながら生きていくのだ。人の心の在り様を法律で決めて監視する社会で私は生きていく自信がない。」

江藤議員
「個別具体的に対処しているのになぜ三条委員会なのかわからん。いろいろ修正しているがますます厚化粧しているだけだ。本質は変わっていない。法務省に対しては怒り心頭だ。三条委員会は民主主義の弾圧だ。礼状が無くても踏み込めるではないか。」

赤池議員
「資料が挙げているすべてのトラブルは私人間ではないか。今の制度は不備というなら、人権擁護局の人数を増やすとかすればいい。」

法務省人権局長
今の人権擁護は任意的措置であり、虐待しているのではないかと
思っても施設に踏み込めない。差別や虐待をやめさせる実効的なものが必要だ。だか
ら独立的期間が必要なので三条機関なのだ。パリ原則では政府からの独立機関を作れ
といわれている。しかしこの場で議論をお願いしたい。」

古屋議員
「事実と違う。過去答申は三回出た。その三回の答申をうまく組み合わせて、歪曲解釈され、私人間に適用したのだ。人権擁護局長はパリ原則は公務員だけに限定していないというが、間違いだ。公務員だけに限定しているのだ。」

土屋議員
「地方自治体の児童相談所のことを見れば、この一つ一つを扱う組織は膨大な人と金が必要になるぞ。」

萩生田議員
「この法律が必要だという理由が示されていない。党の幹部がこの法律を今国会で成立させると公言しているのは異常だ。この会は異常だ。普通は一時間だが、異常なこと(注、一任させてくれという委員長発言)がいつ起こるかわからないと皆さん最後まで詰めているのだ。」

下村議員
「改正建築基準法の失敗と同じことになり、この法律を通せば自民党は次の選挙で大敗する。」

太田委員長
「皆さんの希望を意見集約して法案を作り直せればいい、強行的には進めない。」

 伝家の宝刀?「委員長一任」を強行されないよう、反対にまわってくれている良識派の国会議員にご活躍を祈るのみであり、側面から反対運動を展開していきたい。
 こんな法案を通したら最後、自由社会は無くなる。

2008年2月12日 (火)

学校九条の会?子供も政治活動に

 新宿の某店でトラブルの仲介の話し会いを2時過ぎまで行い、終了後、タクシーで移動し、愛車に乗り、帰路に着く。

 5時頃、新潟県内に入ったあたりで眠気がピークとなり、パーキングエリアで仮眠。起きると8時だったので、あわてて柏崎に戻る。

 9時から今月20日から始まる議会に関する打ち合わせ。

Img_1848 11時から14時まで昼食の弁当をはさみつつ、意見交換会。
  「市長への手紙」の回答や掲載が遅かったり、また異常に早い場合などがあり、何か意図的なものがあるのではなか、というご意見があった。確かに、重要案件も思われるものが1ヶ月遅れの公開であったり、疑われるような仕事のやり方である。今後も注視したい。

事例:昨年12月27日に受け付けした意見
   「復興住宅の誘致のご検討願い」
   この要望に関わる議会の議決が平成20年1月21日。
   ホームページ上の掲載が平成20年1月31日。

Img_1849 市内での用事を終えたのち、15時30分から柏崎ベルナールにて、「柏崎市コミニティ推進協議会会長会」に出席。
 各コミニティセンターの取り組みが紹介され、議員にも意見が求められたので、次のように意見を述べた。

「地震があったからこそ、
 その地域の歴史を子供、若者に伝え、
 地域に誇りを持ってもらい、
 次代の柏崎を担ってもらうような活動を
 すべきではないか。」

 17時過ぎ、急な連絡は入り、市内某店で2時間ほど原子力発電所の再開に関わる意見交換。

080212_dvc00001 遅れて、エネルギーホールで行われた柏崎青年会議所の2月公開例会『災害に負けない企業づくり~BCP(事業継続計画)を考える~』に出席。
 講師として、長岡技術科学大学准教授 渡辺研司氏中小企業庁経営安定対策室長 飛田聰氏にお越し頂き、企業の非常時のリスク管理についてお話頂いた。

「企業診断用のチェックシート」(pdf形式)

080212_dvc00002 例会終了後は、 「船栄 柏崎店」 (電話:0257-22-0288)で講師の渡辺先生をお迎えしての懇親会。
 飲み放題プランのためか、寒さのためなのか、異常に早いペースで酒が進んだ。
 途中、渡辺先生から「自分の職業の目的」といった質問があった。
 回答の順番がまわってきたので、市議会議員の立場として、

 「世界が原子力発電を見直し、
  トリウム原子炉の議論も始まっているなか、
  我が柏崎市は、プルサーマルの議論もできず、
  ウラン燃料の段階で
   原発賛成、反対というレベルに留まっている。
  柏崎は『日本書記』にもあるように古くは原油、
  そしてガス、原子力とエネルギーのまちであったことからも、
  柏崎市を世界で認められる『エネルギーのまち』として、
  安全、安心(自衛隊誘致も含め)
  誇りをもてるまちにすることが目標」

といった旨の回答をした。
 その後、さらに熱い話で盛り上がっていった。

 学校教育に政治的なイデオロギーを持ち込むことは子供のためにはならない。ところが、『しんぶん赤旗』に共産系教職員組合の大会模様が掲載されており、よく読めば

 「学校に憲法9条の会を作る」

などと、ふざけきった政治目的を学校現場に持ち込もうとしている
 こういった活動は阻止しなければならない。
 親御さんも学校現場にどういった思想の教師がいるのか十分チェックすべき時代なのであろう。
 ちなみに、現在の日本国憲法に唯一反対した政党が日本共産党である。
 9条など憲法を守ろうという護憲の立場をとるが、経緯を見れば筋の通らない主張をしている。さらに言えば、憲法を守ってくれるなら、憲法第1条の

 「第1条
  天皇は、日本国の象徴であり日本国民統合の象徴であつて、この地位は、主権の存する日本国民の総意に基く。」

を理解し、皇室を大切にしてくれるのであろう。


平成20年2月10日『しんぶん赤旗』

憲法は教育の立脚点 全教大会開幕
“学校九条の会を”

 「憲法の力・国民共同の力で民主的な学校と教育を」などのスローガンを掲げ、全教(全日本教職員組合)の第二十五回大会が九日、東京都内で始まりました。三日間の日程です。
 
米浦正委員長は、政府の改悪教育基本法・教育改悪三法の具体化が教育の条理と憲法の精神に背くもので、子ども・父母・教職員・地方教育委員会との矛盾を深め、共同の条件を広げていると指摘。教職員にとって憲法闘争は憲法という教育の営みの立脚点を強固にする意義を持つと力を込めました。貧困と格差是正に教職員が全力をつくそうと訴えました。
 
方針を提案した東森英男書記長は、憲法問題の学習を職場からすすめ、すべての職場で「○○学校九条の会」づくりなどにとりくもうと呼びかけました。「子ども参加・父母共同の学校づくり」のなかで学習指導要領「改定」に対する教育課程の民主的編成や、全国一斉学力テストの中止など改悪教育基本法の具体化を許さない運動をすすめることを提起。貧困と格差から子どもと教育を守る条件整備や、教職員の長時間過密労働を解消するために教職員定数増や超過勤務規制の法的措置を求めようと訴えました。
 
初日の討論では、 「生徒は平和の問題に敏感。いま学校で平和を訴える『ねがい』を合唱しようと話がはずんでいる」(新潟公立高教組) 「組織の違いを超え、退職者も交えて『教育関係者九条の会』をつくり、地域ごとの組織にしようとしている」(長崎高教組)などの発言がありました。
 
全労連の小田川義和事務局長や新日本婦人の会の高田公子会長、政党から日本共産党の井上哲士参院議員があいさつしました。

2008年2月11日 (月)

新教組のイデオロギー
沖縄問題でチャンネル桜出演

 3時、就寝。5時過ぎに祖母に起こされ、7時過ぎまで話し相手をする。すっかり<先祖返り>したようで、自分の父親と間違って話をしていた。

 2時間ほど仮眠したのち、「建国記念日」なので国旗を玄関に掲揚してから、愛車で新潟市に移動。途中、サービスエリアでおにぎり2個とコーポタージュ缶で朝食をとる。

080211_batu  新潟ユニゾンプラザに到着し、護憲フォーラムにいがたと新潟県平和運動センター主催による「日本人の歴史認識を考える 2.11 にいがた平和集会」に突撃、参加する。

 「2.11 にいがた平和集会」チラシ(pdf形式)

 チラシの内容を見るまでもなく、「建国記念日」にこういった集会を行う主催者を見ても、私個人の主義・主張とはまったく逆にある集会である。
 事前の情報によれば、県職員や教職員への動員がかかっているとのことで、教育の現場にどんなイデオロギーが持ち込まれるのかチェックするためでもあった。
 しかも、同主催者は今月24日に柏崎で、「これでいいんかね柏崎刈羽原発-いのちとふるさとを守るために-」という反原発集会も行うという。反原発活動家のイデオロギーも学習?できるチャンスであった。

Img_1835 受付には、「新教組 受付」という表示もあり、参加者名簿には「支部名」も書くようになっていた。正々堂々と、「三井田孝欧」と書き、会場内に潜入。
 講演は2部形式になっており、第1部は「日本市民の知らない在日コリアンの権益と現状」
として、韓国民団新潟県地方本部団長の李鐘海氏の講演。
 その主旨は以下のようなものであった。
(ツッコミどころは満載)

・戦中、日本にパスポートをもってきた朝鮮人はいない。
・現在の指紋押捺は人権侵害
・戦後、朝鮮人は帰国事業で帰りたかったが、東西の冷戦をはじめ、日本が原因となる戦争により帰国できなった。
・帰国できなかったことにより、日本で民族教育を行うことになった。
・在日朝鮮人の歴史を知ることは日本の近代史を知ること。
・日本の学校に入れざるを得ないが、日本の侵略戦争の象徴である「君が代」「日の丸」は拒否した。
・愛国心も、朝鮮人は国を取り戻す愛国心であるが、日本人は人の国を侵略する愛国心で危険。
・文字や言葉、名前を日本に奪われ、朝鮮人の歴史を失った。
・新潟は災害が多いが、阪神淡路大震災でもいち早く人々を救ったのは在日朝鮮人による支援であり、記録をよく見てほしい。
・東京でやった自衛隊による災害訓練(注:ビッグレスキュー東京2000のことと思われる)は、愛国心を煽り、災害より危険。
戦前、戦中と自らの意志で日本に渡った朝鮮人はいない
・地方参政権についても、権利があって行使できず、税金も払っているのに、政治参加できないのは人権侵害である。
・旧植民地の反省が日本にはない。
・地方参政権がほしければ帰化しろ、というのは朝鮮人ではなくなることになり、民族文化の侵略。
・日本の敗戦による公民権停止以来、差別、人権蹂躙の歴史である。

 第2部は「開校40年、新潟朝鮮学校はいま」として、新潟朝鮮初中級学校校長の金漢碩氏さんの講演。

・朝鮮学校は学生数が減少してきている。
・朝鮮人としてのアイデンティティを守ろうという意識が、二世、三世は特に少ない。
・少子化も影響してきており、今年の入学対象数は新潟県内で6~7名であるが、実際に今年4月に入学することが決まっているのは1名のみ。
・新潟から首都圏への朝鮮人の流出も多く、平成17年で県内の在日コリアンは2012名。終戦時は4000~5000名。
・1952年のサンフランシスコ講和条約以前に日本にいた特別永住者は1350名ほどであり、700名近くがいわばそれ以後に日本に来たニューカマー。

とここまで聞いたところで、移動の時間が迫っていたことと、あまりに事実とは違う内容と外国人参政権の要望に気分を害したので、会場を後にした。
 会場内には、昨年の参議院選挙に立候補した山本あきこ女史がいたので、帰り際に挨拶。

 新教組の受付があったことからも会場には教師がいたのは確実であろう。そういった学校現場にいる教師が、在日コリアンの

 「朝鮮人の民族教育をしよう」

flagという主張には拍手をし、普段は自分の国の「君が代」「日の丸」には反対するのである。自分の国の民族教育は否定しており、公務員として、どこから給料をもらっているのか、理解しているのであろうか。まったく筋が通らない話である。
 しかも、「建国記念日」である今日を憎むかのような企画。チラシには、

「2月11日の『建国記念の日』は、神話をもとに明治政府が制定し、侵略戦争を美化して天皇を賛美する象徴的な日・・・・・・」

とあり、自国の歴史を否定している。
 こういったイデオロギーをもって子供を指導しているのであれば、学校現場が心配である。

 コンビニで納豆巻き1本、生野菜サンドイッチ、低脂肪乳を買い、移動しながらの昼食。

 15時から17時過ぎまで都内某所にて、意見交換を行う。

Img_1844 18時過ぎにチャンネル桜に入り、19時過ぎからスタジオで収録。
 今日午前中の集会の報告を行ったのち、先月25日から27日まで行った沖縄ツアー、「封印されてきた沖縄集団自決の真実 ~座間味・渡嘉敷島の集団自決を中心に~」のことを紹介した。
 アメリカによる沖縄県民と本土の人間との分断という心理作戦はいまでも効いており、日本国内、日本人同士でゴチャゴチャと内輪もめをしている。


 昭和20年4月4日、5日に米軍により投下されたビラ

「この戦争は、皆さん達の戦争ではありません。
 唯、貴方達は、内地人の手先に使われているのです。」
 


座間味 59名■集団自決の地の説明文

 1945年(昭和20年)3月26日昼近く、相の首脳部(村長、助役、収入役他役場職員)とその家族あわせて59名が入った産業組合壕にて、集団自決が行われ全員が亡くなりました。 当時沖縄県民は明治以来、教育を通じて言葉や生活習慣等を身につけるよう努力してきて、昭和期に入ってからはそれが加速度的に国家から押しつけとして強要されました。 その反動として米英への異常なまでの憎悪と、それに付随する恐怖を深く植え付けらました。 『集団自決』はまさに国家が押しつけてきた歴史の総決算だといわねばならないかもしれません。亡くなった方々のご冥福を心よりお祈り致します。
2006年2月19日
沖縄 座間味村 ふれあいの森づくりツアー


Img_1847 番組収録終了後、事務所内で若干の打ち合わせ。
 食事をしながら雑談でもということになり、 「ジョナサン 渋谷宮益坂店」 (電話:03-6418-4211)にて、「野菜たっぷり鍋焼きうどん 987円」を夕食にとる。海老天に加え、餅も入っており、ご飯セットにせずとも十分な量であった。

2008年2月10日 (日)

ギョーザ問題はF問題?
元従業員複数拘束

 2時、帰宅。シャワーを浴びたのち、3時就寝。

 7時、起床。明日、チャンネル桜「今日の自衛隊 防人の道」の出演があるため、確認の意味で沖縄で買ってきた左翼系の本を通読するも、読めば読むほど

 「日本軍憎し、アメリカ萬歳!」

の内容となっており、気分が悪くなる。まさにアメリカの思想戦略にそのままハマっている。_2
 女性用の生理用品まで積み込み、沖縄に向かって出撃した「戦艦 大和」で散った3000名をはじめ、沖縄の海に若い命を捧げた特攻隊などの英霊は今、何と思っているのであろうか。

Img_1833 11時過ぎ、甥っ子と姪っ子が遊びに来て、炒飯が食べたいというので、自分自身のブランチとしても作る。
 熱した油のなかに、鮭のフレーク、イカの塩辛、輪切りにしたウインナーを入れ、卵、ご飯、味付けは塩、少なめの胡椒、隠し味は化学調味料(グルタミン酸)ではなく、干し納豆のパウダー。国産食材のみの安全飯?である。

 13時から仮設住宅にお住まいの方の買い物ボランティアをし、その後は市内と長岡市にて3件の打ち合わせ。

 どうも愛車プリウス(NHW20型MC前)のプリちゃん(メス、5歳)の調子が悪く、モーターとエンジンの切り替えにキレがない。ちょっとリスクはあるが、補機バッテリーを外し、ECU(電子制御ユニット)の学習機能をリセットしてみた。
 その後、パワーウィンドウの再設定。これを行わないと、

・運転席スイッチからの他の席の窓のコントロール
・挟み込み防止機構
・ドアガラスの自動開閉機能
・キーオフ後開閉機能

が使えない。ちなみに設定方法は、取扱説明書に以下のように記述されている。

1.電源をONにする
2.各ドアのスイッチ(運転席のスイッチは、運転席の窓のみ)を、下に押して、窓を半開きにする。
3.スイッチを上に押し、全閉後も一秒間上に押しっぱなし。
4.3を各席(計4枚)で行う。
5.パワーウィンドウの初期設定が終了すると、スイッチの作動表示が点滅から点灯へと変わる。

Img_1834 21時、スーパーで半額になっていた生寿司と八丁味噌、豆味噌で作ったひきわり納豆汁で夕食をとる。
 食後も引き続き、事務仕事。納豆に関する雑誌の企画など、締め切りの近い仕事が入っており、沖縄での調査結果をまとめる時間がなかなかないのが悩みである。

 『ZAKZAK』の2008/02/08にこんな記事が掲載されていた。


元従業員複数拘束
  …反日世代による食品テロ可能性も

 “殺人ギョーザ”事件で完全密封の商品から農薬が検出され、中国の製造元「天洋食品」の袋詰め作業以前での混入が確実となった。福田康夫首相は8日、「(原因究明は)核心に迫ってきている」との認識を示した。

 中国公安当局は複数の元従業員を事実上拘束して厳しい取り調べを行っているという。事件の背景には何があるのか。“食品テロ”にかかわらず、日本政府が強い姿勢を示さなかったのはなぜなのか。

 福田首相は8日の衆院予算委員会で、中毒事件について、「政府の対応は悪かったところがある」と初動の遅れを認めたうえで、「だんだんと核心に迫ってきている」と語った。確かに中国公安当局による捜査は、ひとつの山場を迎えているようだ。

 「(取り調べを受けているのは)数人から十数人。20-30代の比較的若い人が多いようで、女性も含まれているらしい」。元共同通信記者で、独立系シンクタンク・独立総合研究所の青山繁晴氏はこう語る。
 青山氏が中央官庁の局長級幹部から入手した情報によると、公安当局は元従業員らが昨年、同社から解雇通告を受け退職するまでの間に農薬を混入させた疑いがあるとみているという。

 兵庫県警の新たな鑑定結果では、大阪府内で回収された完全密封の商品の内側から農薬のメタミドホスが検出された。これまで別の未開封商品からも検出されたが、袋に傷があったため、外からの浸透が排除できなかった。今回の鑑定で袋詰めされる工程までの混入がほぼ確実になった。

 中国公安の取り調べの主な対象になっているのは、天洋食品の工場で働いていた「農民工」と呼ばれる、農村からの出稼ぎ労働者だ。同社での年収は18万円程度のうえ、社会保障は受けられず、身分も不安定。大工場の幹部の年収は4000万-7000万円とされ、格差は天文学的に大きい。

 天洋食品は度重なる労働争議で地元でも評判が悪く、昨年末も男女を問わず40歳以上の人は全員解雇され、大きな騒動になったという。
 元従業員らの世代は徹底した「反日教育」を受け育ったが、青山氏は「現状に不満や恨みを持つグループが、商品が日本向けであると知ったうえで犯行に及んだのではないかと日本政府の関係者がみている。

 『反工場、反政府、反日』が一体となった食品テロだ」と指摘。「組織化されて行われた可能性がある。農薬は農家にあるものを持ち寄って使った疑いがある」と警告する。

 元警察官僚の自民党の平沢勝栄衆院議員は「五輪への影響を避けるためか、中国の対応はこれまでになく早いが、重要なのは捜査過程が公開されるかどうかだ」と話す。
 日本政府の動きの鈍さにも、「現地に送り込んだ政府調査団のトップが内閣府の課長ではダメ。副大臣クラスを送り込んで『わが国は真剣だ』というメッセージを伝えるべき」と苦言を呈する。

 中国への弱腰姿勢の背景には、「F問題」と揶揄(やゆ)される懸案があったとされる。前出の青山氏によると、「F」は福田康夫首相であり、その親中派ぶりと政府内に積極的に指示を出さない姿勢に、政府関係者も混乱していたという。


 福田首相には間違ったメッセージを中国共産党に与えないよう願うばかりである。
 ウヤムヤにしたり、逆ギレされるようであれば、かえって間違ったメッセージを向こうに伝えることになり、もっと大きな問題が起こるであろう。

2008年2月 9日 (土)

いよいよ人権擁護法案が自民党内審議

 『月刊 日本』2月号の山崎行太郎氏による沖縄集団自決に関する記事を読みつつ、首をかしげる。問題の本質ではない誤字を固執したり、戦争時のルールをはじめ、戦闘時の非戦闘員の扱い、情報が漏れて多数が死ぬような状況と判断されたときの密告者の処刑など、戦争という非日常下での状況を理解していないようであった。憤慨しつつ4時、就寝。

 7時、起床。ひきわり納豆、山芋のトロロ、生卵の「トロトロ納豆丼」2杯で朝食をとる。

Img_1823 9時から12時まで3つほどの集会へご挨拶。掛け持ちとなったため、ご挨拶をしたのち30分から40分ほどで会場を後にしたが、どの会場でも柏崎市の今後の財政問題を夕張市を例に問われた。
 12時過ぎ、一端、自宅に戻り、「うれっ子」(電話:0257-22-4648)の「チャーシューメン」の出前をとり、昼食にする。急いで食べたのち、新潟市に移動。

Img_1824 14時から新潟市の朱鷺メッセにて、2008年日本青年会議所・北陸信越地区・新潟ブロック協議会「第1回ブロック協議会」に出席。
 まずは副委員長を仰せつかった新潟交流委員会。
 ここのところ議会や自民党関連の用事になかなかスタッフ会議に出席できず、かつメールも埋もれてしまっており、検討内容を確認するのみで終わってしまった。
Img_1825 その後、全体会の冒頭のみ出席し、そのまま柏崎にUターン。
 講演として、国立大学法人上越教育大学の藤岡達也教授による「国連持続可能な開発のための教育(ESD)」に関するお話があるため、本当は聞きたかったが、ご不幸があったので断念。
 柏崎に戻ったのち、弔問を2件。

Img_1826 20時近く、頂き物の岩手地鶏のもも肉を唐揚げにしたものと、鯛のあら、大粒納豆で夕食。
 22時から某新年会の2次会に途中から出席するも、かけつけ3杯ならぬ5杯のチューハイ一気となり、酔いが一気にまわる。

 自民党の人権問題等調査会が、平成120年2月13日の午前8時に自民党本部にて開催されることになったという。
 いよいよ危ない人権擁護法案についての自民党内の審議が行われる。
 もしこの法案が通ってしまえば、現在、全国で1万4千人の人権委員で構成される人権委員会は、法務省の外局から省庁と同格の国家行政組織法3条2項による「3条機関」として設置され、全国各地に事務所を置く巨大組織となる。これが新たな差別と利権を生むのである。
 大きな権限を持ち、特に「特別救済手続き」では、令状なしの出頭要請や関係先への立ち入り検査、捜索・押収が可能となり、もし正当な理由なく拒否すれば、30万円以下の過料を科すことができる。
 ちなみに、現在の人権委員会でも左巻きの妙な動きがあり、こんな例もある。

・大阪の人権委員会
 ある学校の校長に対して、卒業式で生徒たちに「国旗国歌を強制される必要はない」と言わなかった不作為が人権侵害であると勧告。

 何でも人権侵害にしてしまうこの感覚で、強大な権限をもってしまうのである。
 「人権擁護」という美しい名称に騙されてはならない。

 漫画版:人権擁護法案の問題点

 人権擁護法案の反対・抗議の声は以下まで。

■自民党ホームページから[ご意見]から[総合]

□自民党人権問題等調査会 太田誠一会長
〒100-8982 東京都千代田区永田町2-1-2
        衆議院第2議員会館 232号室
電話 03-3508-7032 FAX 03-3508-3832

2008年2月 8日 (金)

トルコ友好の勲章発見
軍艦遭難救出功績 親族、和歌山に寄贈

Img_1820 3次会の某店では、お店の女の子が納豆好きということで、創業75周年の「おかめ納豆」タカノフーズ、復刻ラベル小粒や新潟市内の地元の大豆を使った「沼垂」など食べてもらう。お店の一角が一気に納豆の香りでいっぱいになり、ボーイはドン引き。納豆を持ち込みで食べる客は初めてとのこと。
 飲んでるメンバーがほぼ同世代なので、カラオケは池田聡『モノクローム・ヴィーナス』、ツイスト『鉄爪(ひきがね)』、アースシェイカー『More』など。「お約束の歌やって!」の声には『出征兵士を送る歌』で答えた。

Img_1821

 3時近くになったところで、3次会のお店をでて、「味濱家 古町店」(電話:025-228-8411)へ。
 「岩のりラーメン」に味付け卵、チャーシューをトッピングし、太麺、固め茹でを注文。お約束の刻みニンニクをたっぷりと入れ、シメのラーメンである。

 食後、タクシーで駐車場まで戻り、愛車のなかで4時間ほど仮眠。毛布が1枚しかなかったため、途中、寒さで何回も起きる。

080208_dvc00001 10時、自民党柏崎支部に行き、新春総会資料の作成など。
 自民党柏崎支部の党員や党友からは、現在の柏崎市政への「あきらめ」ともとれる嘆きの声がある。
 12時過ぎ、生鮨の弁当で昼食をとりつつ、自民党所属の議員で会議。

 16時から事務所にて打ち合わせ。

Img_1822 18時、頂き物の横浜中華街の「黒豚シューマイ」を蒸し、ひきわり納豆とともに夕食をとる。さすがに眠いので、食後そのまま2時間ほど仮眠。

 20時過ぎから事務所にて、事務仕事。

Turky トルコと日本との友好の歴史が報道される度に、会田市長がいまだ明確な対応をとっていない旧柏崎トルコ文化村のアタチュルク像のことで心が痛む。
 世界から柏崎がどれだけ恥ずかしいまちと思われるのか、という心配も大きい。


平成20年2月3日『産経新聞』

トルコ友好の勲章発見
 軍艦遭難救出功績
      親族、和歌山に寄贈

 118年前、和歌山県串本町沖で起きたトルコ軍艦「エルトゥールル号」遭難事故で、生存者を母国に送り届けた功績として当時のトルコ皇帝から海軍士官に贈られた勲章とメダルが、武蔵野市内の親族宅で保管されていることが分かった。親族は事故とゆかりのある同町への寄贈を決め、3日に中近東文化センター(三鷹市大沢)で寄贈式が行われる。

 同センターによると、岸栄太郎海軍大尉(後に大佐、大正14年没)に贈られた「勲四等メジディイエ勲章」と「イムティヤーズ銀章」で、岸氏の親族で同市に住む故真田茂夫さんが保管していた。

 エ号は明治23年9月、横浜港から母国に戻る際に同町沖で台風に遭い、遭難・沈没、600人近くが犠牲となった。69人が同町の漁民らによって救出され、日本政府は軍艦「金剛」と「比叡」でトルコに送り届けた。

 岸氏は比叡の乗船士官で、両艦乗員は当時のトルコ皇帝から勲章などを贈られたという。こうした当時の出来事が日本とトルコの友好の原点とされている。

 真田さんは3日の寄贈式に出席する予定だったが、1月27日に80歳で他界。式には真田さんの息子らが出席するという。

 勲章とメダルは同センターで開催されている「エルトゥールル号回顧展」で2月17日までの期間中、展示されている。

2008年2月 7日 (木)

新市民会館の建設に関する報告書

 2時過ぎ、自宅に戻り、シャワーを浴びたのち就寝。

 7時、起床。大粒納豆、カニ味噌の缶詰、目玉焼きでご飯2杯の朝食をとる。

 祖母の具合が悪く、突拍子もない事を口走ったり、家のなかを徘徊しはじめた。耳が遠いので大きな声で話すが、大きな声をだすからであろうか、なかなか優しい言葉はでない。

 午前中は市内での雑務。

Img_1816  13時、時間がなく、食事も作る暇がないので、毒入りギョーザ問題ですっかりあおりを食ったカトキチの「広東味噌拉麺」で昼食。
 食後そのまま新潟市に移動し、新潟県庁、自民党新潟県連をはじめ、弁護士事務所などで各種の調査を行う。

Img_1819 19時過ぎ、「やきとりの名門 秋吉 新潟西堀店」 (電話:025-222-3633)にて、新潟市内の某関係者との懇談新年会?。
 「若どり」(タレ焼き)、「あか」(タレ焼き、レバー)などを中心に、焼き鳥をつまみつつ、生ビールをあおる。

 21時過ぎ、古町内の某店にて2次会。

 昨日、報告のあった柏崎市新市民会館建設検討委員会の報告。震災後の大変ななかでの検討会の実施などを委員の皆さんには感謝である。

新市民会館の建設に関する報告書(pdf形式)

 報告書を周辺の何人かの方にも見てもらったところ反応は、おおまかにまとめれば

 ・作るならちゃんとしたもの
 ・場所は広いところで、駐車場
 ・復興シンボルにしてほしい

という声であった。建設位置についても検討結果が掲載されているため、駐車場の位置の意見もでたと思われる。
 この委員会への諮問について、昨日、総合企画部長からは、

「場所については諮問しておりません」

という答弁があったが、場所のことを議論せず、建設内容やコンセプトを検討しろ、というのは柏崎市新市民会館建設検討委員会のメンバーに失礼であり、かつ市民の意見を本当に反映した新市民会館ができるのか不安である。

 これまで新市民会館の建設については、平成19年6月議会の一般質問をはじめ、ことあるごとに会田市長の考えを問いただしてきた。今回の報告書を受けて、今後どういった検討を柏崎市役所が行うのか、注視していきたい。

2008年2月 6日 (水)

財政状況を伝えず、復興計画?

 事務所で会社関係の処理におわれ、4時就寝。

 8時、起床。大粒納豆、鯖の味噌煮、冬菜のおひたしでご飯2杯の朝食をとる。

Img_1810 9時過ぎ、市役所に移動し、会派室で会議を行う。
 10時から議会運営委員会を傍聴。平成21年度以降の議会費の削減について議論があったが、現在の報酬やなど削減せずに「議員定数の削減」にこだわっている会派もあった。次の選挙は平成23年であり、主に平成21年度のことを検討しているのに、わざわざ数千万円の費用をかけて選挙でもやり直して議員数を減らすというのであろうか。
 私の持論は、議員定数を5名削減、削減した2名分を議員報酬にまわし、3名分を減額することであるが、この事と現在の報酬を削減することは別問題である。

*議員報酬の手取りは月額で30万円を切り、このなかから政治活動費(交際費を含め)をだすため、議員報酬単独での生活は現実的にできない。

 引き続き議論をすることになったが、現実に即した議論が期待されるところである。
 しかしよく考えてみると、議会側は数十万円単位での削減も検討しているなか、現在の柏崎市政では土地代だけで9億円というプランは平気で行い、職員給与のアップし、本来不要である裁判のための費用など、ガンガン血税を使っている。
 やはり今の柏崎市政はおかしい

 12時過ぎ、一度、自宅にもどり、冷凍うどん、ひき割り納豆、温泉たまご、桜エビのかき揚げで「納豆天ぷらうどん」を作り、祖母と昼食。

 13時から市役所4階大会議室にて、「柏崎市震災復興計画策定に係る市議会意見拝聴会」に出席。柏崎市震災復興計画の構成(案)、骨子案についての意見交換である。
 冒頭、会田市長から

 ・旧柏崎トルコ文化村に関する契約で訴えられた件

の報告があった。しかし、市職員の人件費をはじめ、弁護士費用などの余計な血税の出費に対する謝罪はなかったまるで他人ごとである。
Img_1811 続いて本題の柏崎市震災復興計画の構成(案)、骨子案の報告に入った。配付資料は、

1.柏崎市震災復興計画の構成(案)
2.柏崎市震災復興計画(骨子案)
3.復興基金事業メニュー3次事業
4.新潟県中越沖地震復興ビジョン
5.第1回柏崎市震災復興計画市議会意見拝聴会会議概要
6.市民アンケート調査結果報告書
7.震災復興計画に対する策定委員会委員、市議会議員の意見(文書で依頼した分)
8.第1回・第2回柏崎市震災復興計画策定委員会会議概要

と多くあり、順次説明があった。4点ほど意見を言ったが、それ以前に復興計画の内容は本当に5年で全部できるのかと思うほどの事業が盛り込まれており、時間的にも財源的にも首をかしげるものが多い
 他にも同様の印象をもった議員も多く、財政問題の説明は震災復興計画策定委員会に伝えたのか問うたところ、総合企画部長からは何と

「財政に関しては、
   委員には説明しておりません」

と胸を張るかのような明言。感覚がおかしいのではないかと思う。財政問題を伝えずに検討せよとは、震災復興計画策定委員会メンバーに失礼な話であるうえ、そこに財政問題を視野に入れた市議会議員の意見を入れるとなると当然、意見の衝突がでてくる。

 財政問題前提なしの委員会メンバー
        VS 財政問題を視野に入れた議員

という構造になり、せっかく市民の力を合わせて復興しようとしているなか、スタートラインが違っている者同士が意見し合うのはパワーと時間の無駄が多くなる。
 このままのスタイルでいくのかどうか、今後追及していきたい。

Img_1812

 15時30分から厚生常任委員会の協議会。後期高齢者などの国保制度改正を含めた協議会である。
 今回の改正を行うにあたり、中越沖地震復旧中であることと、課税所得0円の低所得者は年間500円~1500円の負担増となるため、柏崎市独自の施策として、平成20年、平成21年に限り、給付準備基金のなかから毎年5000万円(計1億円)を繰り入れるという。これで税の負担増を軽減するというのであるが、実際には1億円を使いながら、低所得者は2年間で年間500円から1500円、一定所得者は年間6000円から8000円ほどの負担減にはなるものの、2年後には一気に元に戻るのである。しかも一定所得者ほど戻り幅が大きい。被災者の生活的にもそうであるが、柏崎市としても2年後といえば、今回の震災に伴い柏崎市が借りたお金「起債」の償還がはじまる年であり、財政破綻が予想される年である。であれば、この財政難であることをキチンと市民に説明し、本来はインフルエンザなど緊急の病気蔓延に対応する基金であるため、これを維持し備えるべきではないだろうか。
 他にも基金、いわば貯金をガンガンと取り崩している状態であり、この先2~3年後が非常に不安である。
 邪推ではあるが、今年が選挙の年ということに関係は・・・・・。

 17時から市内某店にて打ち合わせ。

Img_1815

 19時、中国(中共)のギョーザ問題がまだ解決をしていないが、自宅での餃子はいつも手作りなので安心して食べられる。今回は妹が作ったもので具が少なめ、皮を味わうタイプである。
 水溶き片栗粉を使って羽付き餃子にし、ビール500ml3本とともに夕食にする。シメは、干し納豆のお茶漬け2杯。

2008年2月 5日 (火)

自衛隊への感謝を忘れる市長の愚

 2時過ぎ、某氏から電話があり、大事な用件かと思えば、飲み場所がなくファミレスでビールをあおっているとのことであった、とりあえず、5時まで付き合い、柏崎市政へのご批判を聞く。

 6時から9時まで仮眠。

 10時前に起床し、ひき割り納豆と生卵をかけたご飯をかっこみ、10時から某喫茶店で打ち合わせ。その後、12時まで。

Img_1804 12時過ぎ、頂き物の「パンとケーキの店 プチハウス」(電話:0257-32-6237)のコッペパン(イチゴジャム&マーガリン)、チーズフランスなどを昼食として食べる。
 適度な硬さもあるパンでアゴの疲れもちょうど良い。

 13時から15時まで某施設にて打ち合わせ。

 16時過ぎ、18時に来客。

Img_1805

 19時から24時まで 「岬館」にて、昨年の中越沖地震の際にもいち早く柏崎入りしてボランティア活動をしてくださった、神奈川県小田原市の加藤仁司議員をはじめ、同市議会の武松忠議員や南足柄市議会、神奈川県中郡二宮町議会議員と原子力や政治に関する意見交換。
 つい話が熱くなり、遅くまで話し込んでしまった。

 加藤議員中越沖地震報告

 柏崎市役所のホームページに公式に掲載される文章である「市長への手紙」 。その内容は、市民からの手紙を市長自らが答えるものであり、部下が書いたとしても最終的に市長が決裁する公式な文章である。
 そのなかに2008年1月15日受付、同月31日公開の「中越沖地震その後の生活環境について」という投稿がある。
 その市民からの手紙の内容は、


 当時私は妊娠8ヵ月の妊婦でした。妊婦にとって地震後の生活はとても大変でした。まずは食事、ガス・水道がまったく復旧せず、自衛隊の配給をもらっていましたが、やはり栄養がとれません。時にはコゲだらけのカレーが出ました。食事をもって家とコミセンの往復はつらいものがありました。次にトイレ。妊娠中はトイレが近くなるので、水をきらす訳にはいきません。2日に1回のペースで給水車まで水をもらいに行きました。そして何より大変だったのが、おフロ。清潔が一番なので、毎日おフロに入りに行きました。が、妊婦にとって共同浴場はあまり良くありません。(バイキンなど)
 でも仕方なく入っていました。安定期ならまだ安心かもしれませんが、妊娠初期の大事な時期だと、流産する可能性もあります。
もう2度と災害が起こらないよう願いますが、もし起きた場合には、もう少し妊娠されている方に配慮があってもいいのではないかと思います。当時お腹にいた娘も今は3ヵ月になりました。元気そうなので、とても安心しています。


となっており、個人的には

 「自助>>共助>公助」

という点で思うところがあるが、市民からの率直な手紙であり、その内容はさておき、それに対する会田市長の返答が最悪である。


 お手紙ありがとうございました。
 妊娠8ヶ月という命の重みをかかえての震災で、ほんとうに言葉に尽せない大変なご苦労をされたこととお察しいたします。今は、その娘さんも3ヶ月児となられ、お元気そうとのこと、心からお祝いを申し上げます。
 さて、妊産婦の皆さまへの震災時の対応としましては、避難所では看護師が常駐し、自宅におられる方へは保健師が全戸訪問をして、困りごとや健康に関する相談を実施しました。そして、ご自宅や避難所で避難生活が困難な場合には、旅館への避難のほか、市外の産院のご好意により提供された空き部屋に一時避難をしていただきました。
 このような情報が伝わらず、支援やアドバイスができなかったことをお詫び申し上げます。
 自衛隊の炊き出しの栄養面については、限界があったと反省しております。お風呂については、早い時間帯を妊婦さん・乳幼児の方専用にした地域もありましたが、必ずしも全部ではなく、災害時の緊急対応として不十分だったと思います。
 災害はもう二度とないことを祈るばかりですが、ボランティアの協力体制やどこに連絡すれば情報が入手できるのかなど、万が一に備え、妊娠されている方が少しでも安心いただけるよう、そして安全への配慮が行き届くよう、今回の経験を生かして参りたいと思います。
 貴重なご意見をありがとうございました。
 時節柄、体調に十分お気をつけてお過ごしください。


Img_1529  「コゲだらけの・・・」の事実確認もしないままに、勝手に自衛隊の炊き出しについて、栄養面で限界があったと反省しているのである。
 自衛隊の炊き出しにそこまで求めること自体がおかしいうえ、対応に問題があるとするなら、市長としては、むしろ福祉関係部署の反省を述べるべきであろう。
 また、自衛隊の炊き出しのメニューを考えた栄養士をはじめ、食材を手配した県などの関係者へ感謝の念はないのであろうか。

 公開されたのち、この文章を見た自衛隊関係者はもとより、良識ある柏崎市民からは

 「なぁーしてんだてっ!!市はっ!!」

との怒りの声もあった。災害救助として柏崎で活動してくれた自衛隊員も怒るであろう。
わざわざ敵を増やし、市外の協力者をも減らす今の柏崎市政。本当にこのままで良いのであろうか。

 どんなご意見なのか、チャンネル桜『今日の自衛隊 防人の道』のキャスターでもある桜林美佐女史に連絡したところ、以下のようなご感想。それに対するコメントも興味深い。

 ・忘れられた「ありがとう」

2008年2月 4日 (月)

中国(中共)ギョーザの柏崎への影響

 5時、起床。8時までメールの返信など雑務を行ったのち、大粒納豆、山芋のとろろ、野菜炒めでご飯2杯の朝食をとる。

 9時から12時まで、某喫茶店で打ち合わせ。たらこスパゲティのランチセットで昼食。

Img_1803 13時から自民党柏崎支部にて、役員総会。支部長をはじめ、自民党柏崎支部三役や来年度予算の承認などを行った。
 総会終了後、自民党籍を持つ市議会議員のみで、2月後半からはじまる議会での対応に関する打ち合わせ。
 柏崎市政の失策が多く、一般質問もネタが多すぎて困るぐらいである。

 18時から某団体の新年会に出席する。かなり仕事が溜まっているため、申し訳ないながら2次会はキャンセルさせてもらい、21時過ぎに事務所に戻り、事務仕事。

 話題となっている中国(中共)ギョーザ問題。柏崎市としての調査結果が公表された。


                     平成20年2月4日
                       柏  崎  市
                     柏崎市教育委員会
市議会議員 各位

     給食用食品の安全性の確保について

 先般から、中国産冷凍ギョーザが原因と疑われる健康被害が大きく報道され、各位におかれましては大変ご心配のことと推察申し上げます。柏崎市及び柏崎市教育委員会としましても、これらの報道等を受け厚生労働省が示す回収対象商品について、市立・私立保育園及び市立小・中学校等の給食使用実態を昨年4月までさかのぼり調査いたしました。また、安全性が確認されるまでの間は、回収対象商品の使用中止の徹底を図ることとしております。
 調査の結果は次のとおりですが、いまのところ保育園及び学校からは、給食における健康被害の報告を受けておりませんのでお知らせいたします。今後とも給食用食品の安全性の確保に万全の注意を払い、衛生管理の一層の徹底に努めてまいりますので、各位のご理解をお願い申し上げます。
 なお、柏崎市の他の施設につきましても調査した結果、回収対象商品は使用していませんでした。今後も、それぞれの施設において食品の安全性の確保に万全を期してまいります。

<保育園>
使用した保育園はありません。

<学 校>
4月10日  中央地区共同調理場
ジェイティフーズの「ミルフィーユカツ50」を使用
※配食先:比角小・枇杷島小・半田小・田尻小・北鱒石小
       
鏡が沖中・東中・はまなす養護の各校
11月21日  北条地区共同調理場
ジェイチイフーズ

  「柔らかく煮込んだロールキャベツ(トマト味)40」を使用
※配食先:北条南中・北条北小・北条中の各校

担当:福祉保健部子ども課保育係(電話2 1 - 2 2 3 3 )
教育委員会教育総務課学校給食係(電話2 1 -2 3 6 8


 とりあえずは一安心であるが、今回の問題の真相が明らかにならない以上、今後も中国(中共)産の食材には十分注意が必要である。
 調査相手である中国は、民主主義国家ではなく、共産党による一党独裁国家。今回の事件の真相が本当にでてくるのかどうか注目である。個人的には、ウヤムヤになるか、逆ギレされるような予感がする。

2008年2月 3日 (日)

案の定、旧柏崎トルコ文化村契約迷走

 2時過ぎ、帰宅。体中が煙草臭くなってしまったので、シャワーを浴びたのち就寝。

 8時、起床。大粒納豆、目玉焼き、イカの塩辛でご飯2杯の朝食をとる。

 9時から昼食をはさみながら14時まで打ち合わせ。昼食はミートソーススパゲティとコーンサラダ、ガーリックトースト。

 15時から来客。

Img_1802 18時過ぎ、〆鯖、メンチカツ2個でビール500ml3本を飲む。ほろ酔いのなか、沖縄関係の資料をチェックする。
 『沖縄県史(資料編)』は非常によく資料がまとめられており、いかにアメリカの占領・情報工作がうまく行ったのかが良く分かる。
 本来は日本軍と沖縄県民が軍民一体となって、米軍と戦ったはずが、

 ・沖縄県民は日本軍に殺された。
   → 軍命令の民間人集団自決など事実ではない。
 ・米軍が沖縄県民を救出した。
   → 非戦闘員である沖縄県民を
       島全体への無差別艦砲射撃などで
                 追い込んだのは米軍。

 ・内地は、沖縄を捨石にした。沖縄人と日本人は別。
   → 特攻隊、「戦艦 大和」の出撃をはじめ、
     沖縄県民以外の日本軍将兵が多く戦死。

という刷り込みにより、見事、米軍の存在は消え、現在では日本軍がいかに沖縄県民を苦しめたか、といった論調になり、日本人同士でゴチャゴチャと内紛をしている。これほど、見事に洗脳工作がうまくいっているのも珍しいのではないだろうか。

 23時から仮眠。

 柏崎市から旧柏崎トルコ文化村跡地を買い取った際、上越市のウェステックエナジー社が、柏崎市を相手取り、約4200万円の損害賠償を求める訴訟を地裁長岡支部に起こした。民有地の問題があったため、損害がでたというのである。

*売買契約時、柏崎市がウェステックエナジー社に行った説明
 1.民有地の地権者は賃貸または売買を承知している
       → 同意を得ていなかった。
 2.同社と地権者で民有地に関する契約が成立するまでは
   賃料などを支払う必要がない
       → 事業用借地権の設定もされており、
                      払う必要がある

 以前、本ブログに書いたように、ウェステックエナジー社民有地の地権者から土地の明け渡しを求めて訴えられており、同社は柏崎市にも「訴訟告知」をした。
 構図はこのようになる。

土地の明け渡し(賃借料の未払い)
 市民である民有地地権者 VS ウェステックエナジー社
                     補助参加:柏崎市

民有地問題による損害賠償
 
ウェステックエナジー社 VS 柏崎市

 つまり、市民である民有地の地権者に勝つべく柏崎市は参加しながら、訴えられているというニッチもサッチもいかない状態である。
 新潟日報紙によれば、会田市長は、

 「旧トルコ村施設の譲渡にかかる行為は、内容、手続きともに適法。原告とは円満解決に向け相談してきたが、訴訟になったことは遺憾」

とコメントをしたようであるが、いい加減な契約をしたからこそ、こういう結果になったのであり、平成19年12月議会での私の「いい加減な契約」発言に、顔を真っ赤にして怒ったのは、指摘が図星だったからであろう。
 しかも、遺憾だの何だの言っているが、両裁判に関わる弁護士費用などの諸経費は、柏崎市民の血税を使うのであり、自分たちの不手際で余計な支出が増えることを柏崎市民にお詫びするのが先である。
 本来であれば、市長をはじめ自分たちの給料を全額当てるべきではないか。

 旧柏崎トルコ文化村の譲渡契約のなかでは、アタチュルク像の扱い も書かれており、さらには今年5月末までにゴルフ場などの計画書通りに事業を展開することになっている。今後、裁判が長引き契約書通りにできなかった場合、旧柏崎トルコ文化村譲渡契約の解除、つまり柏崎が買い戻すことになる可能性が高い。
 仮に買い戻すことになった場合、その価格についてのカードは2つ相手側にある。

 1.譲渡価格(1億4000万円)+損害賠償分
        → 数億単位

 2.固定資産の評価額(約14~15億円)
        → 買い戻しについて裁判になった場合、
           客観的な評価となる。
           先日の桑山木材跡地の取得価格も
           固定資産評価額を指標にしている。

 こういった事が起こらないように、担保の意味でも先を読んで「買い戻し特約」の設定などを譲渡契約に入れるよう指摘してきた
 その指摘を受け入れなかったツケが、ここにきてまわってきたのである。

2008年2月 2日 (土)

「日本国民に誇り」93%で過去最高

 届いた月刊誌や著者から頂戴した本などを読み耽り、5時就寝。

 9時、起床。大粒納豆、目玉焼き、青菜の炒め物でごはん2杯の朝食。

Img_1799 10時から事務所で打ち合わせ。
 打ち合わせ終了後、お泊りに来ていた甥っ子と姪っ子を連れて、ラパーク柏崎に移動。
 アンパンマンのガチャガチャなどをやってあげつつ、 「フレンド」にてイタリアンの「コンポ」、「みそチャーシュー」などで昼食をとる。いつもながら、小さい子供2人を連れての食事は食べた気がしない。

 13時から17時まで、打ち合わせ3件。 

Img_1800 18時から諏訪町1丁目集会所にて、東部体育協会の理事会兼新年会に出席。
 昨年の地震の際にも、近所同士の力を発揮できたのは、この30年以上にもおよび5町内会の体育協会の存在は大きい。
 最後のシメの「3本締め」をさせてもらい、2次会は「大衆割烹 駒」(0257-24-4577)へ。市長選挙、市役所の移転問題、憲法改正議論で盛り上がる。
 現在の日本国憲法はその成立時期(占領期間中)はもとより、自衛隊の存在をはじめ、私自身は改正、いや本来の意味に戻り、自主で制定すべきという立場である。
 本来、自民党も党是は自主憲法の制定であったが、55年体制以降、安倍前首相登場までその気運がなかった。

Img_1801 3次会として、23時過ぎ、「サッポロ食堂」(電話:0257-23-2022)で、ビールを飲みつつ、「激辛ラーメン 650円」におろしニンニクをたっぷり入れてシメにする。
 帰宅しようと思ったものの、まだ次に行くという方のお伴で某スナックへ。

 戦後60年を超え、これまでは自虐的と言われてきた日本人の国家感が変わってきたようである。
 たった一度戦争に負けたぐらいで、すべて日本はダメだと言う時代は終わった。


2008年1月24日『読売新聞』

「日本国民に誇り」93%で過去最高…読売調査
特集 世論調査・支持率

 日本国民であることを誇りに思う人は93%に達し、「国の役に立ちたい」と考える人も73%に上ることが、読売新聞社の年間連続調査「日本人」で明らかになった。

 いずれも過去の本社調査と比べて最も高い数値となり、戦後60年余りを経た今の日本人の「国家意識」の高まりがうかがえた。連続調査は、本社の毎月の世論調査が1978年3月の開始から今年で30年を迎えるのを機に、過去の調査結果とも比較し、変化を探るものだ。その1回目となる今回の調査は、「国家観」をテーマに12~13日に面接方式で実施した。

 今回、日本国民であることを「非常に誇りに思う」と答えた人は55%で、「少しは誇りに思う」は38%だった。「誇りには思わない」は6%に過ぎなかった。本社調査では同じ質問を1980年、86年、95年にも行っており、「非常に」「少しは」の合計は91%(86年)、「非常に」は54%(80年)が最高値だったが、今回はいずれもこれを上回った。

 「日本の国や国民について、誇りに思うこと」の具体的内容を複数回答で選んでもらったところ、「歴史、伝統、文化」を挙げた人が72%で最も多く、「国土や自然」43%、「社会の安定・治安」「国民性」(各28%)などがこれに続いた。86年の同様調査と比べると、「歴史、伝統、文化」が19ポイント増えた一方、「教育・科学技術水準」が22ポイント減の19%、「経済的繁栄」が17ポイント減の19%に落ち込んだのが目立った。

 「国民の一人として、ぜひとも国の役に立ちたい」との考え方については、「そう思う」が73%だったのに対し、「そうは思わない」は20%だった。2005年の同様調査ではそれぞれ68%、28%で、国への貢献を前向きにとらえる意識が強まったことがわかる。

 政府のあり方について、「小さな政府」と「大きな政府」のどちらを望むかを尋ねたところ、「小さな政府」を選んだのは38%で、「大きな政府」の33%を上回った。

2008年2月 1日 (金)

TASPO導入の効果?

 依頼されていたエッセイを書くも、どうも文章の「座り」が悪く何回か書き直し、5時就寝。

 9時、起床。パソコン修理の依頼があり、電源まわりの交換などを行う。

Img_1796 11時過ぎ、スーパーで値引きになってきた「島根県産 鯵の刺身」、ヤマダフーズ「通のひきわり納豆」などでご飯2杯のブランチをとる。
 あまりひきわり納豆を食べることはないが、ヤマダフーズ製品は別であり、大手メーカーのなかではピカイチの製品である。

 午後から夕方にかけて、某国会議員秘書と住民基本台帳の不正利用にかかわる処分の調査や担当官庁との調整など。
 先日の住民基本台帳の情報漏洩事件は、ただの減給で許すべき内容ではない。刑事事件として処分を行うべき内容であり、総務省の担当者も個人の意見とことわった上で、

 「今後の住民基本台帳システムの展開のためにも、
       適正かつ厳重な処分を行ってもらいたい」

とのことであった。

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 お土産で、旧巻町の「ラ・パティスリープレジール」(電話:0256-72-0556)の「シュークリーム 126円」をもらった。ほろほろのクッキー地のシューに包まれたクリームが多く、かじった瞬間にニュルニュルとでてしまった。美味しさもさることながら、食べ方が難しい強敵である。

Img_1798 18時から「 じょんのび村」(電話:0257-41-2222)にて、某協同組合の新年会に出席。挨拶の際、現在の柏崎市の財政状況なども説明したうえで、原子力発電からの収入約90億円からたばこ税の5億8千万円までお話させてもらった。どぶろくですっかり酔っぱらう。
 22時過ぎ、柏崎市内に戻り、某スナックで2次会。

 今日から成人だけに発行されるICカード「taspo(タスポ)」の申込みが新潟県でも開始される。これは未成年者喫煙防止の取組みの一環で、このカードがないと今年6月から自動販売機でタバコが購入できなくなる。
 自分自身はタバコを吸わないが、分煙さえしてもらえれば、あとは自己責任であり、未成年は別として、吸うも吸わないも個人の自由だと思う立場である。
 さらにいえば、市議会議員という立場では、タバコによる柏崎市への税収は約5億円となっており、税としての貢献度も認識している。
 その立場で考えても、このカードの導入は本当に効果のある制度なのかは疑問が多い。
 まず、コンビニや大手スーパーなどの店頭での対面販売では、今まで通りにタバコが買えることから、逆に自動販売機などで商売が成り立っている地域の小売店にとっては痛手である(自動販売機の入れ替えの負担も大きい)。
 このカードを手に入れるのもやっかいであり、申込書を(社)日本たばこ協会への郵送が必要となる。申込書は、たばこ販売店に設置されている申込みキットかネットでのダウンロード。申込みキットの場合は切手不要であるものの、ダウンロードの場合は、封筒および80円切手が必要となる負担がある。申し込みには、

1.本人確認書類のコピー
 運転免許証、各種健康保険証、住民基本台帳カード(写真付)、各種年金手帳、各種福祉手帳(身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳)、外国人登録証明書 、住民票の写し
2.3ヶ月以内に撮影した顔写真
 正面・無帽・サングラス無し・マスク無し・無背景・縦45mm×横35mm)

が必要となり、申込みから約2週間ほどで「taspo(タスポ)」が、配達記録郵便で届く。
 これだけの負担をして入手することになるが、従来のような対面販売では不要となるため、購入者は対面販売でのまとめ買いに走るように思われる。
 メリットとして、自動販売機でもチャージできる電子マネー「ピデル」機能がついており、現金のチャージさえしておけば、「taspo(タスポ)」だけでタバコが購入できるという。
 しかし、年齢確認も含めて、この程度の機能が必要なら、携帯電話でも十分事が足りるような気がする。むしろ携帯電話であれば、未成年者が成人のカードを借りて買うようなことがなくなるのではないかと思う。
*携帯電話をもたない方のみにカードを発行

 本来の目的が未成年喫煙防止とはいうものの、試験導入した種子島ではむしろカード導入後の未成年者の喫煙での補導件数は増えたという指摘もある(2007年7月20日『南日本新聞』)。

 どういう結果がでるのか、色々な意味で非常に楽しみである。

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