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2008年2月 5日 (火)

自衛隊への感謝を忘れる市長の愚

 2時過ぎ、某氏から電話があり、大事な用件かと思えば、飲み場所がなくファミレスでビールをあおっているとのことであった、とりあえず、5時まで付き合い、柏崎市政へのご批判を聞く。

 6時から9時まで仮眠。

 10時前に起床し、ひき割り納豆と生卵をかけたご飯をかっこみ、10時から某喫茶店で打ち合わせ。その後、12時まで。

Img_1804 12時過ぎ、頂き物の「パンとケーキの店 プチハウス」(電話:0257-32-6237)のコッペパン(イチゴジャム&マーガリン)、チーズフランスなどを昼食として食べる。
 適度な硬さもあるパンでアゴの疲れもちょうど良い。

 13時から15時まで某施設にて打ち合わせ。

 16時過ぎ、18時に来客。

Img_1805

 19時から24時まで 「岬館」にて、昨年の中越沖地震の際にもいち早く柏崎入りしてボランティア活動をしてくださった、神奈川県小田原市の加藤仁司議員をはじめ、同市議会の武松忠議員や南足柄市議会、神奈川県中郡二宮町議会議員と原子力や政治に関する意見交換。
 つい話が熱くなり、遅くまで話し込んでしまった。

 加藤議員中越沖地震報告

 柏崎市役所のホームページに公式に掲載される文章である「市長への手紙」 。その内容は、市民からの手紙を市長自らが答えるものであり、部下が書いたとしても最終的に市長が決裁する公式な文章である。
 そのなかに2008年1月15日受付、同月31日公開の「中越沖地震その後の生活環境について」という投稿がある。
 その市民からの手紙の内容は、


 当時私は妊娠8ヵ月の妊婦でした。妊婦にとって地震後の生活はとても大変でした。まずは食事、ガス・水道がまったく復旧せず、自衛隊の配給をもらっていましたが、やはり栄養がとれません。時にはコゲだらけのカレーが出ました。食事をもって家とコミセンの往復はつらいものがありました。次にトイレ。妊娠中はトイレが近くなるので、水をきらす訳にはいきません。2日に1回のペースで給水車まで水をもらいに行きました。そして何より大変だったのが、おフロ。清潔が一番なので、毎日おフロに入りに行きました。が、妊婦にとって共同浴場はあまり良くありません。(バイキンなど)
 でも仕方なく入っていました。安定期ならまだ安心かもしれませんが、妊娠初期の大事な時期だと、流産する可能性もあります。
もう2度と災害が起こらないよう願いますが、もし起きた場合には、もう少し妊娠されている方に配慮があってもいいのではないかと思います。当時お腹にいた娘も今は3ヵ月になりました。元気そうなので、とても安心しています。


となっており、個人的には

 「自助>>共助>公助」

という点で思うところがあるが、市民からの率直な手紙であり、その内容はさておき、それに対する会田市長の返答が最悪である。


 お手紙ありがとうございました。
 妊娠8ヶ月という命の重みをかかえての震災で、ほんとうに言葉に尽せない大変なご苦労をされたこととお察しいたします。今は、その娘さんも3ヶ月児となられ、お元気そうとのこと、心からお祝いを申し上げます。
 さて、妊産婦の皆さまへの震災時の対応としましては、避難所では看護師が常駐し、自宅におられる方へは保健師が全戸訪問をして、困りごとや健康に関する相談を実施しました。そして、ご自宅や避難所で避難生活が困難な場合には、旅館への避難のほか、市外の産院のご好意により提供された空き部屋に一時避難をしていただきました。
 このような情報が伝わらず、支援やアドバイスができなかったことをお詫び申し上げます。
 自衛隊の炊き出しの栄養面については、限界があったと反省しております。お風呂については、早い時間帯を妊婦さん・乳幼児の方専用にした地域もありましたが、必ずしも全部ではなく、災害時の緊急対応として不十分だったと思います。
 災害はもう二度とないことを祈るばかりですが、ボランティアの協力体制やどこに連絡すれば情報が入手できるのかなど、万が一に備え、妊娠されている方が少しでも安心いただけるよう、そして安全への配慮が行き届くよう、今回の経験を生かして参りたいと思います。
 貴重なご意見をありがとうございました。
 時節柄、体調に十分お気をつけてお過ごしください。


Img_1529  「コゲだらけの・・・」の事実確認もしないままに、勝手に自衛隊の炊き出しについて、栄養面で限界があったと反省しているのである。
 自衛隊の炊き出しにそこまで求めること自体がおかしいうえ、対応に問題があるとするなら、市長としては、むしろ福祉関係部署の反省を述べるべきであろう。
 また、自衛隊の炊き出しのメニューを考えた栄養士をはじめ、食材を手配した県などの関係者へ感謝の念はないのであろうか。

 公開されたのち、この文章を見た自衛隊関係者はもとより、良識ある柏崎市民からは

 「なぁーしてんだてっ!!市はっ!!」

との怒りの声もあった。災害救助として柏崎で活動してくれた自衛隊員も怒るであろう。
わざわざ敵を増やし、市外の協力者をも減らす今の柏崎市政。本当にこのままで良いのであろうか。

 どんなご意見なのか、チャンネル桜『今日の自衛隊 防人の道』のキャスターでもある桜林美佐女史に連絡したところ、以下のようなご感想。それに対するコメントも興味深い。

 ・忘れられた「ありがとう」

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