中共(中国)政府の自衛隊派遣要請
3時、就寝。
7時、起床。大粒納豆、ジャガイモとピーマンの油炒め、目玉焼きでご飯2杯の朝食をとる。
8時から12時まで、市内の何カ所かのお宅にまわり、陳情を受ける。「金がない、金がない」と予算のなさを職員が言うことへの怒りの声が多かった。柏崎市民に「我慢しろ」ということを会田市長は言うが、私に言わせれば、
「市民に血を流せという前に
市長が汗かけ!(予算確保してこい)」
とでも言いたいところである。
一度、自宅に戻ったのち、時間がないので、ご飯に生卵、ひきわり納豆2パックをかけ、かっこむ。
13時に長岡市に向かい、14時から18時まで長岡市内某所でテレビ企画の打ち合わせ。
19時、母方の祖母が泊まりにきたこともあり、冷凍しておいた岩ガキ、キスなどをフライにし、納豆ご飯とともにワンプレート夕食。
昨年は中越沖地震直後ということもあり、あまり岩ガキを食べることがなかった。今年は、震災前と同じように気が済むまで食べてみたいものである。
中共(中国)政府が四川大地震に鑑み、日本への自衛隊機派遣があったというのが5月28日。
平成20年5月28日『産経新聞』
自衛隊機派遣打診で、
対日重視の姿勢示す 中国
【北京=野口東秀】四川大地震で自衛隊機派遣をも打診した中国政府の決断は、日中関係に大きな転換をもたらす可能性を秘めている。胡錦濤国家主席の訪日に続き、日本の国際緊急援助隊の救助活動などにより対日感情が好転しているこの機に、自衛隊機派遣で、軍など対日強硬派を抑え対日重視の姿勢を示す狙いもありそうだ。
中国では、一党独裁体制を敷く中国共産党の成り立ち自体が抗日戦争にあり、旧日本軍の残虐さを含む抗日教育が強化され、「反日感情」と「愛国主義」を生んできた。「日の丸」も、過去の「対中侵略」の歴史をほうふつさせる象徴となってきた。
しかし、先の胡主席の訪日は「暖春の旅」と称された。その後に発生した四川大地震では、日本の援助隊が外国としては一番乗りで被災地に到着。現地で「生命をかけてひたむきに努力」(中国紙)した事実は中国メディアに大きく報じられ、医療隊の活動とともに、高く評価され感謝されている。
自衛隊機派遣の打診はこれに続くものだが、中国側は「救援活動で輸送機が不足し窮しているわけではない」(軍関係者)という。また、「反日感情」や体面から、人民解放軍には反対論があるとみられる。
日本の救助隊は、山奥の生存者が極めて低い場所での活動を指定され、十分に能力を発揮できなかったが、その裏には災害現場を管轄する軍の意向が働いていたとの指摘がある。被災現場で兵士の一部は、日本の救助隊に対する批判と反発を口にしていた。救助隊に対してすらそうした状況で、自衛隊ともなると、軍を含む対日強硬派の反発は容易に想像できる。
にもかかわらず自衛隊機の派遣を打診したのは、(1)現実の問題としてテントなどの物資を大量に必要としている(2)国際協調重視の姿勢を国内外に示す(3)国民の対日感情をさらに好転させる効果を生む-という理由からだろう。とりわけ日中の良好な関係構築は胡主席にとり、なお影響力をもつ対日強硬派の江沢民前国家主席の存在を考えれば、政権基盤の強化につながる。
被災現場の視察などを報じる国営テレビの宣伝もあって、胡主席と温家宝首相の株が急上昇。一方、「党中央人事などへの発言力を誇示した江沢民氏の影はかすみがちだ」(中国筋)との指摘もあるなかで、自衛隊機に“政治的な効果”も期待しているようだ。
たった2日で、ひっくり返り、準備を進めていた航空自衛隊は肩透かしを喰った。
被災者ではないであろう、中国国内のインターネットを使える者から、
「軍靴を履いた日本人を
中国に入れることは絶対に不可能だ」
などの批判が続出したというが、同じ国民である被災者の事はどうでもよいのかと思う。
日本政府も情けないことに、これらの意見に配慮して自衛隊機に代えて、民間チャーター機でテントなどを輸送するという。
言う方も言う方なら、聞く方も聞く方だ。
練度の高い、優秀な航空自衛隊が素早く支援活動を行うのがベストであり、支援を受ける側がいちいち選択するような状態ではないのは明らかである。
根本に戻れば、あれほど軍事費をかけ、空挺部隊を含む総兵力38万人(日本の航空自衛隊の約9倍)がいる人民解放軍の空軍はどうしたのであろうか。日本に核ミサイルを向けるお金があれば、もっと訓練し、自国民を救うべきではなかったか。
中越地震、中越沖地震を通して、自衛隊の災害対応に接し、その優秀さを実感してきた。今回の四川大地震での中共(中国)ご自慢の人民解放軍がいかにだらしないかを見るにつけ、その思いをより強くした。
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