「日本国民フォーラム」発足記念総会
結局、漫画喫茶でなんとか仮眠したり、仕事をしつつ、9時にお店をでる。
10時から16時過ぎまで、複数の国会議員事務所への陳情、某大学関係者への合宿誘致のお願いなど、東京都内をウロウロする。
途中、ブランチとして、コンビニの納豆巻き(金のつぶ)を3本、ブリューチーズ、カロリーメイトなどを食べる。
17時30分過ぎ、大井町駅近くの品川区民センター「きゅりあん」小ホールでの「日本国民フォーラム」設立総会に出席。会場は満員で、立ち見ですら入れない方もいらっしゃった。
埼玉県の鈴木正人議員をはじめ、ほぼ顔見知りの地方議員ばかりで、昨日まで台湾で一緒だった議員も多数参加していた。
18時からの開始となり、各国会議員、地方議員の紹介。私もそうであったが、何人かの地方議員や民間政治団体関係者が壇上におりながら、紹介されなかったこともあり、事務局も色々と大変であろうことを察した。
続く、最高顧問である平沼赳夫衆議院議員からの基調講演のなかで、我が柏崎市の柏崎刈羽原子力発電所と中越沖地震を触れていただいた。要旨は次の通り。
・自民党の9回当選の大物議員が経済成長率2%を実現できないと講演で話したことを聞いた。そして、税率のアップなどを言い出した。いまやるべきことは違うのではないか。
・日本の借金は確かに多い。しかし、100兆円もの資産もあり、純然たる借金は260兆円ほどである。しかもアメリカの国債を3割も保有している。
・日本での昭和恐慌があったが、高橋是清は積極的な経済政策でこれを克服した。
・双子の赤字を抱えたクリントン大統領も積極的な経済政策をとり、大幅な減税(国民に6万円分の小切手が届く)とITを主とする企業の育成を行った。
・日本も同様に、大幅な減税を行って経済を動かす、つまり「金は天下のまわりもの」を実行すべきとき。そして、今は環境の時代であり、世界一と言われる環境の技術を日本は生かしていくべきである。
・環境の技術とは何か。太陽光や風力発電の風車もそうであるが、原子力発電も重要な環境の技術である。
・昨年、中越沖地震という大地震で柏崎刈羽原子力発電所が被災した。日本国民をはじめ、IAEAの技術者など世界が心配したが、実際に現物を調査し、その頑強さ、設計震度の2倍以上でも平気などの様相に世界が驚いた。
・日本のマスコミは原子力のことを針小棒大に書くが、日本の原子力発電の技術こそは世界に誇ってもいい。
新幹線の時間もあり、続く民主党・松原仁衆議院議員のお話の最中で大変失礼であったが退席。
平沼議員には、楽屋裏でご挨拶させて頂いたところ、
「世界一の原子力だからね、
しっかり動かしてもらわんとねぇ」
とのお言葉があり、西川正純前市長へも宜しく伝えてほしいとのことであった。
平成20年5月28日『産経新聞』
「平沼新党」の母体?
保守系地方議員ら「日本国民フォーラム」旗揚げへ
超党派の保守系地方議員らのグループ「日本国民フォーラム」が近く発足することが27日、明らかになった。平沼赳夫元経済産業相(無所属)がフォーラムの最高顧問を務める。
全国の都府県、市区町の地方議員約100人や有識者、市民がメンバーで、代表には米田建三・帝京平成大教授(元衆院議員)が就き、自民、民主両党の中堅・若手国会議員約20人が顧問になる。29日に都内で設立総会を開き、平沼氏が記念講演を行う。
フォーラムは、既成政党が保守の理念に基づく政策の実行に十分に取り組んでいない-との問題意識を持ち、地方の立場から日本の主権、国益を擁護し、地方振興を含む日本の諸問題の解決を目指す。領土保全や外国人地方参政権付与反対にも取り組む方針だ。メンバーの地方議員や顧問の国会議員を支援するほか、地方選挙に新人を擁立し、“保守の生活者のネットワーク”を広げていく。
フォーラムをめぐっては「地方議員が中核の組織であるだけに、平沼氏が新党を結成すれば母体の一つになるかもしれない」(民主党筋)との観測もあり、動向は注目を集めそうだ。
19時30分過ぎの新幹線に飛び乗り、帰路につく。
23時過ぎ、自宅に到着。5日ぶりの帰宅となったが、大量に届いている郵便物に目がくらんだ。
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