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2008年8月

2008年8月31日 (日)

パンダのレンタル料
神戸市王子動物園の場合

 1時過ぎに帰宅。風呂にゆっくり入り、3時に就寝。

 7時、起床。大粒納豆、オクラサラダ、シラスおろし、生卵でご飯2杯の朝食をとる。

 8時から12時まで市内まわり。

 12時過ぎ、冷や麦をひきわり納豆を入れたつゆで食べ、昼食にする。

 午後は、9月議会の議案のチェック。決算委員会もあるので、かなりの分量であり、議案に目を通すだけでも時間がかかる。

Img_4555  18時、牛肉の切り落としのニンニク炒め、オニオンスライス、納豆汁、ビール500ml3本で夕食をとる。
 食事中、何回か連絡があり、チャンネル桜の番組を放送していたスカイパーフェクTVハッピー241の親会社「トランスデジタル株式会社」が二回目の不渡りをだしたとのことであった。
 どのような騒動があったのかはまだ不明であるが、チャンネル桜の放送が存続するよう協力していきたい。

 メールの整理をしていたところ、面白い資料がでてきた。
 北京オリンピックなどもあり、すっかり忘れ去られていたパンダのレンタル料の記事である。
 パンダで「毒ギョーザ」問題の本質をボカされた福田内閣であるが、この記事を読めばパンダのレンタル料自体でも問題になっていたような気がする。


平成18年7月20日『月刊兵庫通信』

 ご存じ?「パンダのレンタル料」
 神戸市王子動物園の場合

 わが国で中国からパンダを借りているのは、王子動物園、上野動物園、白浜アドベンチャーワールドの三カ所である。
 このパンダ飼育の動物園運営について我々は知らないことが多いので、神戸市王子動物園を例に取って報告してみよう。
 神戸市では、平成十八年度予算の教育費の中に動物園費がある。総額は七億五千万余りであり、事業として「ジャイアントパンダ日中共同飼育繁殖研究費」があるが支出区分には見当たらない。中国から借りているパンダのレンタル科についても、どこにも計上されていない。何か知られてはまずい問題でもあるのか、一応当局に問い合わせてみた。
 「パンダのレンタル料はいくらですか」と尋ねて叱られた。「レンタル料ではなく、大切なパンダを借りているので寄付金を中国に払っている」とのことだが、平成十八年度予算書のどこを見ても「中国への寄付金」は見当たらない。「じゃあ、その寄付金はいくらですか」と聞くと「年間200万ドルです」との回答。驚くじゃないですか、日本円ではなくアメリカドルで支払っている理由が「中国が希望するから」だそうな。「もしパンダが死んだら、弁償するんですか」と聞くと、「いくら請求されるか分からないので、パンダの保険を掛けています。年間一千万円です」とのことだが、素人が単純に考えて、死亡時には10億円ぐらい出るのだろう。このパンダの興興(オス)と旦旦(メス)は、「中国四川省臥龍大熊猫繁殖中心」で一九九五年九月に生まれたもので、王子動物園では二〇〇〇年から十年間のレンタルとなっている。パンダの繁殖研究と飼育管理研究、そして疾病の予防・治療研究をしているそうだ。今年四月には人工授精に失敗している。
 パンダは食って寝るだけなので、一日に二十二kgの食事をし、二十kg排泄する。
 動物園の来場者は年間で三割増加したそうだが、動物サポーター制度や年間パスポート制度を取り入れても赤字は膨らむ一方。それにしても「パンダに年間100万ドル」は安いのか、高いのか。

2008年8月30日 (土)

再処理工場の完成はまだか

 2時、就寝。

 7時、起床。大粒納豆、筋子、目玉焼き、ひじき煮でご飯2杯の朝食をとる。

 8時から愛車で新潟市に移動し、9時過ぎから仕事関係の方の弔問。

 13時過ぎ、自宅に戻り、祖母とロールパン、ハム、カニ風味かまぼこマヨネーズ和えで昼食をとる。

 甥っ子と姪っ子が遊びに来たので、歌舞伎フォーラムの誘導看板の作成を手伝わせたのち、昭和懐物ランド「こどもの時代館」に移動して、おもちゃを並べつつ、駄菓子を一緒に買う。

 16時、17時と事務所に来客。

 20時から市内某氏のご自宅に、総菜持参で集まり、懇親会となった。市政に関することやいかに柏崎に多くの観光客に来てもらうかなど盛り上がる。

P2008_0830_225625 22時、2次会として、市内の「カラオケ本舗まねきねこ柏崎店」(電話:0257-22-9335)に行き、ジントニックを飲みながら、4名でカラオケ大会。
 「ウルトラマンレオ」にはじまり、アニメなどオタク系から時代劇主題歌、1980年代の曲など、同年代同士らしく、他にお客さんがいたらドン引きするような選曲で進んでいった。

 先日行われた「第6回全国原子力発電所立地議会サミット」でも議論されたが、日本のエネルギー政策に再処理工場は重要な位置をしめている。また、原子力発電所立地自治体・柏崎市としても、その行方を注視する必要がある。
 環境問題うんぬん言う前に、そもそも我が国に国産エネルギーが必要量無い以上、原子燃料サイクルの確立が必要不可欠。
 世界に誇る日本技術の粋を集めての運転開始に期待している。


平成20年8月30日『産経新聞』

再処理工場の完成はまだか
       論説委員・科学部長 長辻象平

新技術に潜む魔物

 新技術の開発は難しいものだ。思いがけないところに魔物が潜んでいて牙をむく。原子力や宇宙ロケットの分野を眺めていると、つくづくそう思う。
 日本原燃(青森県六ヶ所村)の再処理工場で行われている最終試運転が、最後のガラス固化体の製造で難航している。
 ガラス固化体は、原子力発電所で使い終えた燃料からリサイクル可能なウランとプルトニウムを取り出した後の残りかすの廃液を、熱で溶かしたガラスに混ぜて固めたものだ。直径40センチ、高さ1.3メートルのステンレス製の円筒容器に流し込まれる。
 こう聞いただけなら、町工場でもたやすくできそうな工程だが、現実はそうはいかない。それが技術開発の難しさだ。
 最初のつまずきは昨年12月に起きた。漏斗形をした溶融炉の底に、残りかすに含まれるルテニウムやパラジウムなどの白金族金属が固着して、ガラス固化体製造は約60本でストップしてしまった。
 日本原燃は、溶融炉に固着した金属成分やガラスを除去し、不具合の原因を解析したうえで、加熱法を調整するなどして7月に製造試験を再開した。
 するとどうだ。今度は最初の1本目で失敗してしまった。前回、トラブルが生じた溶融炉は順調に機能したが、その下方の流下ノズルの周辺でガラスが固まり、ステンレス容器に流れ落ちなくなってしまった。この部分の温度が低すぎたことが原因らしい。

なぜガラス固化で

 再処理工場は、巨大な化学工場だ。ここには、国内の電力会社の原子力発電所で利用した使用済み燃料の集合体が搬入される。
 これを専用装置で裁断して硝酸で溶かし、ウランと新たにできたプルトニウムとその他の放射性物質に分離する。全工程は厚い鉄筋コンクリート壁に囲まれたセルの中で進行する。配管の総延長は約1300キロにも達する。
 最初は模擬燃料でスタートし、平成18年3月から本物の燃料を使うアクティブ試験に入っていた。試験は、ほぼ順調に進んでいたが、最後のガラス固化体でつまずいたのだ。
 原因は何か。六ヶ所村の再処理工場の大部分には、すでに実績のある仏アレバ社の技術が使われているのだが、ガラス固化体の段階は国産技術によるものだ。
 かつての動燃(動力炉核燃料開発事業団)が開発した方式を採用しているので、商業用の本格使用は今回が初めてのこととなる。ここに魔物が隠れていた。六ヶ所村で使われている溶融炉のサイズが大きいことも、加熱条件の差として影響したらしい。
 ガラス固化体には、ウランが分裂して生じた核分裂生成物が封じ込められる。放射能レベルが高くてやっかいな代物だ。
 国内初の商用再処理工場の重要な工程に、どうして実績の乏しい方式を使うことになったのか。技術の魔物を甘く見ていたとしか思えない。重くて沈降しやすく、それ自体が崩壊熱を発している放射性の白金族元素をガラスに均一に溶かし込むには、高度なノウハウが必要だったのだ。

別系統での実証を

 再処理工場の完成には、すでに8年以上の遅れが出ている。今回は、完成のゴールを目前にしてのトラブルだ。日本原燃とメーカーは原因を解析し、成功への自信を持っているようだ。しかし、放射能レベルの高いセル内に人間は入れない。詰まったガラスの除去などは、すべて遠隔操作になるので長い時間がかかってしまう。
 再処理工場の完成がさらに手間取ると、原子力発電所によっては使用済み燃料貯蔵プールの余裕が乏しくなるところが出始める。使用済み燃料を原子力発電所の貯蔵プールから再処理工場へと移す流れを維持しなければ遠くない将来、原子力発電が低下して電力危
機に陥りかねない。
 それゆえ、再処理工場の本格操業が急がれる。その実現には唯一の打開策が残されている。再処理の主要工程にはAとBの2系統があり、固化体製造にも未使用のB系統が温存されているので、これを使って技術を証明するという道がある。トラブルは、装置の構造ではなく加熱温度の設定などにありそうなので、打開策としては妥当な選択ではないか。
 高速増殖炉と最終処分場の問題を含め、日本がエネルギー政策の基本としている核燃料サイクルは暗礁に乗り上げている。
 中でも急がなければならないのが再処理工場の完成だ。「遅かりし再処理工場」では困ってしまう。今は、きわめて現実的な判断が非常に強く求められている。国際情勢からも、その操業開始は国益上の急務であろう。

2008年8月29日 (金)

首長選挙へ挑戦続く
全国若手市議員の会同志

 意見書や公開質問状など、文書作成が続き、4時に就寝。

 7時、起床。メールで次の9月議会の一般質問の要旨を通告したのち、大粒納豆、いわしぬか漬け、筋子、糸うりの酢の物でご飯2杯の朝食をとる。

 9時から11時まで市内某所で選挙関係の打ち合わせ。

Img_4529  12時、一度、自宅に戻り、「うれっ子」(電話:0257-22-4648)の「チャーシューつけめん」の出前をとって昼食。
 祖母には、焼きそばを用意したが、焼きそばを啜ることを忘れたのか食べることができず、結局、包丁で細かく刻んで食べさせた。

Img_4532  14時からアウトドア関係イベントの下打ち合わせと現地調査。現地調査では、今まで知らなかった土地にも入ることができ、さらにイベントの可能性が広がった。
 途中に生えていたキノコ類などを見ては季節の変わり目を感じた時間であった。

Img_4537  16時過ぎ、「シルエット 詩瑠絵都」(電話:0257-28-5758)にて、「ミニパフェ チョコ 500円」を食べつつ、懇談。最近の色々な商業関係者の動きなどをお聞きした。
 それにしても、どの業界の方にお聞きしても、柏崎市役所の職員とのやりとりをした結果からか、

 「柏崎市役所のなかに
   (財政の)危機感はあるんですか?」

といった旨のご質問を受ける。それに対しては、いつも

 「ちゃんと危機感があれば、もっと活気がでてますよ」

と答える。それは、職員一人一人にまで、現在の柏崎市の財政状況への危機感が確実に伝わっているとは思えないことが多いからで、「状況認識の一致」というマネジメントの基本を市のトップが怠っていることに起因する。

Img_4540 18時、自宅に戻り、秋刀魚のぬか漬け、ひきわり納豆、冷やしトマトで夕食をとる。
 食後、そのまま市内某所での集会に出席。9月議会で目玉となる議案の説明からはじまり、市政に関する質疑応答が続いた。

 22時、自宅に戻る。  

 先日、選挙事務所開設とのことで応援メッセージを送ったが、全国若手市議会議員の会の仲間で、昭和47年生まれの同い年である和歌山県有田市の元・市議会議員、望月良男氏が8月31日告示、9月7日投票の和歌山県有田市長選挙に出馬するとのことであった。
 先月7月にも、全国若手市議会議員の会の仲間である兵庫県太子町の上山隆弘氏が、31歳(昭和51年生まれ)という若さで町長選挙に打ってでた。結果は残念であったが、このところ若手議員から首長選挙への挑戦が続いている。
 全国的には、我が県の昭和47年生まれである三条市・国定勇人市長、昭和48年生まれの島根県益田市・福原慎太郎市長、そして先日誕生したばかりの全国最年少市長が、昭和49年生まれの大阪府箕面市・倉田哲郎市長。ちなみに、新潟県三条市・国定勇人市長とは元同僚とのこと。
 これまで地方自治における首長は、概ね50代がいれば若い方で60代が多かったように思うが、30代半ばの首長も出現しており、今後は働き盛りの40代から50代の首長が主流になるであろう。
 ただ、個人的には若ければ何でも良いとは思えず、いかに優秀なブレインをつけるかが勝負であり、収入役を廃止し、民間上がりと行政あがりの50代、60代というある程度の経験を有する
<副市長二人制>
が良いのではないかと思う。

 とにかく、望月良男氏の当選を願う。

2008年8月28日 (木)

前市長がしたことなのよ・・・

 一般質問の項目をどうするのか、問題が多すぎるので選択することに悩みつつ、3時に就寝。

 7時、起床。大粒納豆、あさりの酒蒸し、大根菜の卵とじでご飯2杯の朝食をとる。

 8時から9時過ぎまで市内での情報収集。会田市長の選挙に向けての集会の情報が多く入ってきており、なかには録音したものもあった。
 会田市長を応援する某市議会議員は、こんな応援演説をしていた。

 「トルコ文化村も前市長のせいです
      ・・・会田市長のせいじゃない」

さらには、

 「小松エスト跡地も売るのに苦労したのは前市長のせい。
  会田市長は後始末をしてるんです」

といった内容まで言っていた。
 何を言っているのであろうか。トルコ文化村売却の議決は会田市政においてであり、処分の仕方を間違ったのである。小松エスト跡地の件も同様。
 行政に連続性が求められるのはもちろんの事だが、そもそもで言えば、そういった市政を変えるという目的を持って市長選挙に挑んだはずであり、自分なりの処方箋(対応策)を考えていたはずである。失敗したところで前市長の責任にするのは愚の骨頂と言えよう。

Img_4526 愛車にて長岡市まで移動。最初、集合場所を間違ってしまったが、10時30分過ぎから「ガスト・長岡川崎店」 (電話:0258-31-1886)にて、打ち合わせ。ドリンクバーと「モーニングセット 330円」をつまみつつ、新潟県内の保守系団体との連携などを話し合う。

 13時、自民党・長島忠美衆議院議員の長岡事務所に寄り、ご本人ともお会いして若干の意見交換。

 14時過ぎ、三条市のT氏のところへ仕事関係の打ち合わせ。

 17時、柏崎市内に戻り、2時間ほど市内まわり。

Img_4527  19時過ぎ、柏崎青年会議所・ECO活動推進委員会の納涼会ということで、「龍ノ穴」(電話:0257-41-4700)にて焼肉・ホルモンを生ビール、そして禁断の<最初からのライス大盛り>で楽しむ。女性も同席していたが、やはりガンガンにニンニクが効いていた方が美味しいと、大量のおろしニンニクをタレに投入。
 「龍ノ穴」が開店一周年とのことで、社長、店員さんとともに派手に乾杯した。帰り際、オリジナルのマイ箸を頂戴した。

 21時過ぎ、議会の準備をはじめ、事務仕事が詰まっているので、一次会で失礼させてもらった。

2008年8月27日 (水)

第6回全国原子力発電所立地議会サミット2日目
地域懇談会、JC褒賞事業第4エリア審査会

 ゆっくりと風呂に入ったのち、1時就寝。

 6時、起床。メールチェックやブログなどを書き、2時間ほど部屋で過ごす。

Img_4518_3  身支度をして9時過ぎにホテルをチェックアウト。
 同じホテル内アネックスタワー2階の「フードコート」(電話:03-5421-1114)で、ビュッフェ形式の朝食をとる。ご飯茶碗にご飯1、しらす1、納豆1という比率の「究極しらす納豆丼」をはじめ、たっぷりと食べる。

Img_4519  9時30分から「第6回全国原子力発電所立地議会サミット 21世紀のクリーンエネルギー~安全・安心・信頼~」2日目。
 各分科会からの報告、そしてサミット宣言の採択となった。内容は以下の通り。


第1分科会「耐震設計審査指針見直しに伴う課題」

第1分科会の座長を務めさせていただきました楢葉町議会議長の松本でございます。泊村議会の宇留間副議長、六ヶ所村議会の三角議長とともに座長を務めさせていただきましたが、私の方から代表して報告させていただきます。
本分科会は、「耐震設計審査指針見直しに伴う課題」をメインテーマに、大きく分けまして、二つのテーマで意見交換を行ったわけですが、このテーマごとにまとめましたので、報告申し上げたいと思います。
なお、本分科会の議論に際しましては、経済産業省 原子力安全・保安院 原子力発電安全審査課 課長補佐 竹ノ内(たけのうち)修(おさむ)様、原子力安全委員会事務局 審査指針課 課長補佐 池田(いけだ)英貴(ひでたか)様 文部科学省 研究開発局原子力計画課 白鳥(しらとり)芳武(よしたけ)様 には、適切なアドバイスをいただき、会議を進めることができましたことを、この場をおかりして厚くお礼申し上げます。ありがとうございました。
それでは、まず第1点目、既設炉の安全性確認についてであります。
各地域によって基準地震動の数値の大小だけをみて議論してもしょうがない。地域によってそれぞれ条件が異なるので、数値が違ってあたりまえだと思う。数値がどうような評価の中で設定をしているのかなどを考慮し、きちんとした議論をするのがよいのではないか。
地震動にはその地域にあった基準値があり、それぞれの事業者が安全の基準を考慮して行くべきであり、関係自治体もいっしょになって考えていくべきである。
基準地振動の差については、どうして差があるのか、国としても、住民に理解できる形で積極的に説明を行なってほしい。
保安院と事業者で活断層の評価を異にするのではなく、断層のとらえ方を統一して判断してもらわないといけない。
国が早急にきちんと整理すべきであり、事故が起きたときの事後対策をどう対処していくか、事後対策をどう事業者が考えていくか、どんな対策を考えているかである。
原子炉施設は、基本的に活断層をさけて建設されるべきものである。
現在の発電所は旧耐震指針の基に許可建設されたものであり、昨年の柏崎地震を受け国は地下構造の問題を取り上げ、耐震指針が改訂されたが国は説明不十分であり住民が置き去りにされている。議会は国・電力会社に対しきちんと説明させるよう努力すべきである。
活断層調査は事業者が主で行っているが、全面的に国がきちんと調査して示すべきもので、柏崎刈羽原発はみるとどうなっているのかというと、反対的な意見は取り扱われないで推進の方の意見ばかり取り上げられている様である。
活断層における基準地震動は科学的に解明された中できちんと示されなければならず、今の評価は、事業者に行わさせて、保安院はその結果を再評価するにとどまっている。このようなことに伴い、住民からするとまただまされるのではないかとの疑念が生じるため、第3者機関が審査するなどの方策を検討してゆく必要に迫られているのではないかなどの意見交換がなされました。
続きまして、第2点目の安全性評価の情報公開であります。
議員が情報公開を求めたところ、国や事業者に、インターネットや少しだけの書類を見せられただけで、不親切である。
それに対し、否定的な意見では、日本の場合は、小さなものでも情報公開するし、情報公開は、進んでいると思うので、公開されていればインターネットで見ればよいと思う。
情報開示は事業者により多少ちがいがあるようなので、国が公開基準を設けるべきである。
以上のような意見が出されましたので報告をいたします。
最後に、第1分科会にご出席いただき、数多くのご意見をいただきました皆様に、厚くお礼を申し上げ、第1分科会の報告を終わらせていただきます。ありがとうございました。


第2分科会「核燃料サイクル政策とプルサーマル」

報告者 第2分科会 座長 
大間町議会議長 竹内弘

 おはようございます。第2分科会の座長を努めさせていただきました大間町議会竹内でございます。
 女川町の木村議長さんと座長を勤めさせていただきました。代表して、私のほうから報告させていただきます。
 第2分科会では、「核燃料サイクル政策とプルサーマル」をメインテーマに3項目にわたり意見交換を行いました。

1、核燃料サイクル政策について
 ・プルサーマルについては、事業者が責務を課せられており、国は責任を負っていないように思われるので、国にしっかり取り組んでもらいたい。
 ・国策で原子力を進めているが、環境問題との兼ね合いをきちんと国民に説明すべきである。他国へのエネルギー依存をやめるべきである。
 ・プルサーマルのトップランナー方式は疑問であり、核燃料交付金の配分は県にまかせるべきではなく、国がしっかり指導すべきではないか。
 ・プルサーマル導入決定については、事業者と地域の信頼関係が大きな要因になっているようだ。
 ・プルサーマル導入については、議会で議決したところや住民投票を実施したところもあった。

2、高速増殖炉サイクルについて
・高速増殖炉サイクルはエネルギーを長期にわたり確保するためには必要であるが、技術を確保することが重要であり、研究開発していくことが大切である。
・高速増殖炉「もんじゅ」は現在はまだ研究炉であるが、実用化に向けての研究は必要である。

3、高レベル放射性廃棄物最終処分施設について
 ・最終処分場は青森県では受け入れないとしているので、原発立地市町村での受け入れは必要ではないか。
・ 最終処分等の問題がすべてクリアーになってはじめて核燃料サイクルが確立されると思う。
・ 原子力が基本的に危険だが、科学の進歩を安全の担保に稼動している。立地市町村であれば最終処分場も立地するぐらいの気持ちが必要だ。
 
  本分科会では、全体の議論を通して、核燃料サイクル政策におけるプルサーマル計画や最終処分施設の立地問題と安全性を含め、何よりも地域に対する説明、情報公開を国の責任において、納得できる十分な対応を望む意見が大半を占めておりましたことをご報告いたしたいと思います。
  最後に、第2分科会にご出席いただき、活発なご意見をいただきました皆様に、厚くお礼を申し上げ、第2分科会の報告を終わらせていただきます。ありがとうございました。


第3分科会「国と原子力発電所立地地域との信頼関係」

第3分科会の座長を務めさせていただきました、東通村議会の奥島と申します。
双葉町議会の清川議長さんとともに座長を務めさせていただきました。
代表して御報告をさせていただきます。

第3分科会では、「国と原子力発電所立地地域との信頼関係」をメインテーマに3項目にわたり意見交換を行いました。三つの項目ごとに意見を拝聴いたしました。

はじめに、「避難訓練のあり方」につきましては、
・化学消防車を使用した訓練は有意義であったこと。
・一般災害の避難訓練において、日程を事前に公表しないで実施し、非常に緊張感をもった訓練となったこと。
などの発言があり、これに対し、
・緊張感をもった避難訓練とするため、日程を公表しないで実施する必要性が求められること。
・発電所周辺は道路状況の悪いところが多いことから、避難道路を早急に整備する必要性があること。
・新潟県中越沖地震においては、災害時における衛星携帯電話の有用性が証明されたことに伴い、機器整備の必要性があること。
などの発言や要望がありました。

2つ目として、「国の広報公聴のあり方」についてでありますが、
・原子力安全・保安院においては、地域住民との対話の場を設けるようになってきたこと。
などの発言があり、これに対し、
・国が原子力立地地域の意見などを公聴する場がないこと。
・プルサーマルや定期検査の延長など、これまで説明がなかったものなどを、いざ進める段階になってから情報公開を行うのではなく、国が前面に出て、積極的な広報に取り組むこと。
・原子力事業者は地域のイベントに参加するなど、地域に積極的に参画しようとする姿勢はあるが、国はその姿勢が見えにくく、信頼関係が構築されないこと。
などの発言や要望がありました。

3つ目として、「エネルギー教育」についてでありますが、
・実験用原子炉で発生する中性子を利用したガン治療を行っており、これらの取り組みをPRすることにより、原子力に対するイメージアップに繋がること。
・ケーブルテレビは、地域に密着した内容を放送できることから、エネルギー教育に対する効果は大きいこと。
・子どもを対象としたエネルギー体験教室、エネルギーに関する副読本の作成と配布、エネルギークイズなどの端末の学校への設置、社会人講師によるエネルギー教育などを実施していること。
などの発言があり、これに対し、
・小学校、中学校、高校において、エネルギー教育を進めていくにあたって、主体となる教員へのエネルギー教育への取り組み方が難しいこと。
・報道機関の原子力情報の提供は一般住民への影響が大きく、誤解を招くことが多いため、国の報道機関に対するエネルギー教育を図るべきこと。
・プルサーマルをはじめとした核燃料サイクルについては、原子力事業者はもちろん、立地市町村においては力を入れて広報等を実施しているものの、国のPRが足りないこと。
・風評被害を防止するために、国の全国民に対するエネルギー教育が必要であること。
などの発言や要望がありました。

以上のような発言や要望があった中、本分科会では、
・避難道路の早急な整備
・立地地域における国の公聴の場の設置
・エネルギー教育の充実、強化
について、意見の一致をみることができましたので、国や関係機関等に対応を求めることを確認いたしました。

以上で、第3分科会の報告を終わります。


第4分科会「原子力施設の検査制度の見直しに伴う課題」

 おはようございます。第4分科会の報告をさせていただきます、福島県大熊町議会の石田忠文でございます。第4分科会は、「原子力施設の検査制度の見直しに伴う課題」をテーマに熱心に(活発な)意見交換を行いました。福島県浪江町(なみえまち)議会議長の山本幸男(やまもと ゆきお)様の進行の下、活発な意見交換が出来ました。ご参加いただきました皆様方には厚く御礼を申し上げます。
 また、経済産業省 原子力安全・保安院 原子力発電検査課長の山本哲也 様(やまもと てつや)ならびに文部科学省 科学技術・学術政策局 原子力安全課 原子力規制室 安全審査調整官 天野光一 様(あまの こういち)からは、最後にアドバイスを頂きましたことを、御礼申し上げます。ありがとうございました。
まず、第4分科会は「原子力施設の検査制度の見直しに伴う課題」をメインテーマに3項目にわたり意見交換を拝聴いたしましたが、「13ヶ月毎の定期検査の延長」に関する意見がほとんどでありました。
一部、原子力発電施設等の機器等がどの程度劣化しているかを正確につかめるという条件付での延長容認の意見がありましたが、一方では次のような不安をいだくような意見が出されました。
はじめに、国の説明責任の問題から期間延長に慎重な意見として、国は期間延長に対する技術的な根拠説明が不足しており、その中で期間延長を行うのは問題があるのではないか。また、日本には55基の原子力発電所があり、そのデータを分析し検証した上でわかりやすい説明をしていないため、不安をいだき期間延長へ慎重となっているのではないか。
さらには、国の「保全プログラム」で定期検査延長となった場合、定期検査前に自動停止などの異常事態がおこったときの責任はどこにあるのかを明確にしてから延長を考えるべきである、などの意見がありました。
次に、安全面から期間延長に慎重な意見としては、車には車検があるように、原子力発電所においては定期検査が安全の担保となっている。老朽化しているなかでの定期検査延長は住民へ不安を与えるもので、説明責任を果たすが必要である。維持基準や定期検査延長の問題は住民の不安をあおっており、国は住民感情を考慮し対処すべきである。また、原子力発電施設については、ビルドアンドスクラップの必要性があり、古いものを新しいものに変えることにより、地域の安全と振興に寄与するものであるという意見がありました。
次に雇用の問題として、定期検査の延長により、地域の雇用の問題等不安を生むものであり、経済効果や地域振興の面から問題があるという意見がありました。
 以上のとおり、第4分科会で出された意見・要望をまとめさせて頂きました。
 意見交換の内容すべてをご報告できればよろしいのでありますが、限られた時間の中でございますので、その概要をご報告申し上げました。
 第4分科会にご参加くださいました皆様からは、報告に対してご不満が出るかもしれませんが、ご容赦くださいますようよろしくお願い申し上げます。
これで、第4分科会の報告を終わります。
 以上で、第4分科会の報告を終わりますが、参加されました皆様方には活発なご議論を頂き、厚く御礼を申し上げます。大変にありがとうございました。


第5分科会「地域共生と地域振興策」

 みなさん、おはようございます。
 第5分科会の座長を務めさせていただきました、わたくし新潟県刈羽村議会の佐藤一三でございます。福島県富岡町(とみおかまち)議会の「原子力発電所に関する特別委員会」委員長の渡辺起代一(きよかず)様とともに座長を務めさせていただきました。代表して、わたくしが、ご報告をさせていただきます。
 第5分科会では「地域共生と地域振興策」をテーマに、熱心な意見交換が行われましたので、その内容をご報告させていだたきます。
 なお、論議に際しまして、資源エネルギー庁 吉野(よしの)恭司(きょうじ)様、岡安賢二(おかやすけんじ)様、文部科学省 石川(いしかわ)貴史(たかし)様には、本分科会の席上で適切なアドバイスをしていただき、効果的に会議を進めることが出来ましたことを、この場をお借りして厚く御礼申し上げます。
第5分科会では、始めに、地域振興には欠かせない「財源確保」に関する問題が提起されました。参加者からは、核燃料サイクル交付金に対して、
 一つ、「エネルギーに乏しい日本にとって必要な交付金と考えるがこの交付金は平成20年度までの期限付きで、この実施時期により差が出てしまうことに不満を持っている。そのため、この交付金の継続を望むものである。」
二つめとして、「立地市町村と隣接市町村の交付割合を明確にしてほしい。」ということで、この配分率の問題については、「プルサーマル計画が出された時に、しっかりとした取り決めをしてから進めるべきである。」などの経験談も出されました。
その他として、電源立地給付金については、5年経過したことで減額されるという話があり、地域住民の気持ちを考えると大きな不安と不満があるというご意見が出されました。
 電源三法交付金の使途要件は緩和しつつあるものの、まだまだ、立地地域では、地元住民が本当に望むものに対する事業への充当が難しい状況にあるため、一層の財源充当の緩和をお願いしたいとの要望がありました。
一方では、原子力発電所に関係なく地域の財政が安定する手段を自治体も、そして議員自らも考えなければならないというご意見もありました。
 次に、風評被害について、
 新潟県中越沖地震の際にも取り上げられた、この風評被害については、国、電気事業者がマスコミに対して、しっかりと正確にそれぞれの責任において、情報の提供をすべきである。原子力発電所に関するトラブルは、広報の仕方によってはトラブルを起こした発電所ばかりでなく、他の原子力発電所の立地地域住民への不安をあおるものである意見がありました。一方で、この風評被害について原子力発電所や核施設を持つ地域では、ある程度、覚悟しなければならない問題であるという意見もありました。
 また、最終処分場については、安全性の確保は、国の責任、電気事業者の責任をそれぞれが十分に果たすことが大切で信頼するかしないかは、地域の住民が考えることだと思う。国、事業者が信頼されていないということが、不安を招く要因のひとつであることから、住民に対する国の分かりやすい説明が必要と考える。
その他には、核燃料税のことや稼動年数と耐用年数の問題などについてのご意見もありました。
 最後になりますが、エネルギー庁、文部科学省からの助言として、最終処分場については首長や住民の方々へ説明する機会を作っていただければご説明にお伺いするなど、情報提供、地道な活動をこれからも行うとともに信頼確保をする努力を怠らないようにしたい。
 原子力広報のあり方は、国から一方的に広報するばかりではなく、実際に現場を見てもらうことで理解をしていただくような手法や、生産地と消費地の理解が深まるような参加型交流をこれからも続けていきたい。
 原子力やエネルギーに対する教育は、立地市町村だけではなく、全国の学校でも取り組んでもらっており、すでにこの交付金を財源とし、現在40都道府県で実施されている、ということでありました。
 最後に、第5分科会にご参加いただき活発なご意見を頂戴しました議員の皆様方に、厚く御礼を申し上げまして、第5分科会「地域共生と地域振興策」についての報告を終わらせていただきます。


第6回全国原子力発電所立地議会サミット宣言

 昨年8月に開催を予定していた本サミットは、中越沖地震による柏崎刈羽原子力発電所の被災状況が不明の中、十分な議論もできないことから延期した。
 その後、柏崎・刈羽の地元議会の呼びかけにより、昨年11月21日に「原発立地議会 中越沖地震柏崎刈羽原発・災害対策緊急大会」を開催し、被災情報の共有と原子力施設の災害に対する危機管理や原子力防災における教訓などを確認するとともに、原子力発電所の安全確保などについて十分な措置を講ぜられるよう決議し、国に対して強く要望したところである。
 ここに、中越沖地震により被災された方々に改めてお見舞い申し上げたい。現在、被災地においては、復興に向けて、自治体・住民の方々の一体となった取り組みがなされており、一日も早い復興を祈念する。
 この地震が及ぼした影響は、地域経済や市民生活、さらには防災のあり方など各方面にわたっており、また、原子力発電所の間近で発生し、想定を大きく超えた地震動に見舞われたことは、世界中の原子力関係者に大きな衝撃を与えた。一方、このような大きな地震の揺れを受けたにもかかわらず、原子力発電所の「止める」「冷やす」「閉じ込める」という安全機能が正常に働き、重要設備の健全性も維持されていることが、その後の点検・調査でほぼ明らかになった。
 地震国日本で発生した柏崎刈羽原子力発電所の復旧対応には、世界が期待し、学ぼうとしている。今回の教訓、そしてこの1年間に、事業者、国、地元自治体が実施した点検・調査・評価、2回にわたるIAEAの現地調査などを踏まえて進められている耐震安全性の向上、緊急時対応の充実などの情報は、世界全体で共有し活用すべきものである。
 そして、事業者を初め関係機関は、所要のプロセスについて、透明性を持って取り組み、かつ丁寧に説明することが、原子力への国民の信頼を高め、地域社会の安心感につながるものと確信している。
 また、さきの北海道洞爺湖サミットでは、「核不拡散」「原子力安全」「核セキュリティ」を根本原則に、エネルギー安全保障上及び気候変動の対策としての原子力発電の有用性に関する認識が各国で共有されたところである。
 とりわけ、エネルギー資源の大半を海外からの輸入に依存している我が国としては、電力の安定供給の確保と地球温暖化対策の観点から、既存の原子力発電所の安全・安定運転が強く期待されている。
 このたびの「第6回全国原子力発電所立地議会サミット」においては、「21世紀のクリーンエネルギー ~その安全・安心・信頼~」をメインテーマに、分科会では、「耐震設計審査指針見直しに伴う課題」「核燃料サイクル政策とプルサーマル」「国と原子力発電所立地地域との信頼関係」「原子力施設の検査制度の見直しに伴う課題」「地域共生と地域振興策」の5項目について議論を交わすとともに、それぞれの地域で抱える固有の問題について、真剣に議論し、意見交換を行った。

各分科会では、
・ 中越沖地震、新耐震設計審査指針に基づくバックチェックの厳格な評価と情報公開による透明性の確保
・ 核燃料サイクル政策におけるプルサーマル計画や最終処分の問題について、国は責任を持って立地地域に対する説明及び情報公開
・ 避難道路の早急な整備、立地地域における国の公聴の場の設置、エネルギー教育の充実と強化
・ 新検査制度については、引き続き、国は十分な説明責任を果たすこと
・ 電源三法交付金の充実と使途要件の緩和
などについて議論された。

 最後に、本サミットは第1回サミット宣言でも確認されているように、原子力政策に賛成、反対の立場を超えて、議員同士が真剣に議論することに意義を見出している。
 我々は、原子力政策を進めるに当たっては、国の全責任のもとで政策を展開すべきであると、これまでのサミットでも繰り返し訴えてきた。本サミットにおける400人の議論を受け止め、国はその責任を認識し、原子力政策の理解を深めるべく前面に立ち、国民への働きかけを積極的に行い、立地地域の労苦が報われる社会を熱望するものである。

 以上、宣言する。

  2008年(平成20年)8月27日

第6回全国原子力発電所立地議会サミット参加者一同


 こののち、質疑、意見交換、国からのコメント、次期開催地代表挨拶という流れであったが、中座し、某国会議員事務所に向かう。
 北朝鮮による拉致問題の意見書を9月議会に提出するため、最新の情報収集を行うためである。

 情報収集終了ののち、柏崎まで一気に戻る。途中、納豆巻き1本、低脂肪乳で軽い昼食をとる。

Img_4520  15時前に何とか自宅に到着し、そのまま中央地区コミニティセンターに移動し、「地域懇談会懇談会(第一中学校区)」に、傍聴として出席。
 この地域懇談会は、市長部局が各地域をまわって陳情などを聞くというものである。
 柏崎市役所から配布された資料は以下の通り。

地域懇談会次第、テーマ(pdf形式)

柏崎市震災復興計画(pdf形式)

今後の財政見通し(pdf形式)

柏崎刈羽原子力発電所について(pdf形式)

 最初の約1時間は会田市長が話をしていたが、その内容たるや・・・・。
 議員という立場であり、この場が地域住民との意見交換の場であることを勘案して、傍聴の態度でいたが、

 「8号バイパスは私が市長になってから進んだ」
 「財政再建は、使用済み核燃料税をはじめ・・・」

               (西川市長時代の功績)

などの発言には、ついツッコミを入れたくもなった。
 大きな盛り上がりもなく、17時近くに終了。税金を使った完全な選挙運動である。

 18時から選挙関係の打ち合わせ。

 19時から市長選挙にかかわる桜井雅浩氏の応援集会に出席。

Img_4524  19時30分中座させてもらい、愛車で長岡市に移動する。
 「料亭かも川 別館」(電話:0258-35-2341)で行われている2008年日本青年会議所・北陸信越地区・新潟ブロック協議会、新潟交流委員会の褒賞事業、第4エリアの審査会に途中から出席。
 審査員は、青年会議所内部として(社)栃尾青年会議所の多田理事長、 (社)長岡青年会議所の町田理事長、 (社)柏崎青年会議所の植木理事長、 (社)小千谷青年会議所の西巻理事長、見附青年会議所の小泉理事長、外部審査員として長岡市の企画部長、柏崎市の企画政策課長、先日の視察でもお世話になった小千谷市の企画財政課長、見附市のまちづくり課長、出雲崎町の総務課参事、長岡市議会の酒井正春議員、みるみるつながるネットワーク、めだかの学校、NPOフォーラム栃尾熱都NPO特定非営利活動法人「おぢや元気プロジェクト」柏崎市社会福祉協議会の某女史の皆様。
 青年会議所以外の方に青年会議所事業を評価してもらうという、今年からの新しい試みも今回の審査会場で最後となる。

Img_4525

 無事に審査会が終了したところで会場を移し、懇親会がスタート。
 中越地区のまちづくりに関わる皆さんが一同に介したので、外部審査員としてご参加頂いた方からは、この懇親会も楽しみにしてきたとのお声も多く聞かれた。
 かなりの盛り上がりをみせ、まだまだこれから・・・というところであったが時間となり終了。食べ残しがないよう、腹一杯に詰め込む。

 会場をあとにし、柏崎市内に戻ってから、遅い時間で申し訳なかったが、弔問に伺う。

 24時、自宅に戻る。

2008年8月26日 (火)

第6回全国原子力発電所立地議会サミット1日目

 6時、起床。ノートパソコンでひたすら資料を作成する。

 8時、カプセルホテルをでて、 「富士そば 秋葉原店」で「天玉そば 430円」で朝食をとる。

 9時過ぎから某国会議員の都内事務所で柏崎で行う予定のアウトドアイベントへの動員のお願いを行う。

 11時過ぎ、品川プリンスホテルアネックスタワーの5階に移動。途中のコンビニで購入した、レタスサンドイッチ、納豆巻き、野菜ジュースで昼食をとり、第6回全国原子力発電所立地議会サミットの準備を行う。

Img_4510  13時から「富士の間」にて、「第6回全国原子力発電所立地議会サミット 21世紀のクリーンエネルギー~安全・安心・信頼~」が開会。
 主催者の挨拶ののち、各政党や省庁からの挨拶となったが、経済産業省、文部科学省は大臣ではなく、次官クラスの代理出席であった。なめられたものである。
 自民党代表も欠席ということで、自分が党籍を持つゆえに、静かに怒りの導火線に火がついた。
 共産党の代表からは、自然エネルギーに代えていけば平和が訪れる、米軍基地を返還してもらいソーラーパネルを敷き詰めれば防衛問題も解決するなど、お約束の妄言 があり、後ろから大きな声で野次ったが、アウェイとも言えるこの場で発言する度胸には拍手である。
 その後、基調講演として、原子力委員会・近藤駿介委員長からお話があった。以下が配布された要旨。独特な言い回しのある文章が近藤先生らしい。


「我が国のエネルギー供給における原子力の役割と責任」

1.原子力政策の基本目標
 我が国の原子力政策の基本目標は、原子力の研究・開発・利用を、平和の目的に限定し、放射性廃棄物を適切に管理することも含めて、その安全を確保しつつ推進し、第一に、エネルギーの安定供給と地球温暖化対策に対する原子力発電の貢献をいっそう大きくしていくこと、第二に科学技術、工業、農業、医療等の分野で効果的に利用されている放射線をより一層広汎に活用していくこと。

2.内外の原子力発電の動向
(1)我が国では2007年末に55基、49GWの原子力発電所が運転。総発電電力量の約1/3を担い、エネルギー自給率を4%から18%(ウランを準国産としてカウント)に押し上げ。この規模の発電を火力で行うと二酸化炭素の排出量が約2億トン増加
 → 原子力発電は我が国の年間二酸化炭素排出量を約15%削減することに貢献。
(2)世界では、2007年末には31ヵ国で合計435基、392WGの原子力発電所が運転。電力の約15%、一次エネルギーの6%を供給。二酸化炭素の排出量を年間約11億トン(4%)の削減に貢献
(3)原子力発電規模が大きい国は、米、仏、日、露、独、韓、ウクライナ、カナダ等。そう発電量に占める割合が大きいのは、仏(約80%)が最大で、以下、リトアニア、スロバキア、ベルギーの順(以上、50%以上)。米国は20%程度。現在、建設中のプラントは43基、ロシアと中国が8基、韓国とインドが6基、ルーマニアと日本が3基など。

3.現在の世界のエネルギー情勢
(1)原油価格の急速な高騰:原因は
 1)途上国の経済発展によって需要が増加しているが、これに応じては生産が伸びないため。←世界の石油の生産量がピークに近づきつつある兆候。
 2)石油価格の高騰を見て、資金が不動産部門から資源部門にシフトし、資源バブルが発生。このバブルはすでにはじめる兆候。しかし、需給の逼迫状況は今後も続くから、バレル60-80ドルという水準は維持され、天然ガス価格に波及(エネルギー高価格時代が到来)。原子力発電所の競争力は、石炭にはかなわないが、高まってきている。
(3)地球温暖化対策に対する関心の高まり:将来における温室効果の悪影響を避けるためには、人類はいまから大気中の温室効果ガス濃度をあまり高くない水準に安定化されることを目指すべきで、2050年までに世界の温室効果ガスの排出量を半減することを目座して各国は地球温暖化対策に取り組むべき(洞爺湖G8サミット)。温室効果ガスの発生源はエネルギー生産部門26%、運輸部門13%、産業部門20%、森林管理17%、農業13%。エネルギー供給や運輸部門の伸びが大きいので、エネルギー消費の抑制と、自動車の燃料転換、バイオ燃料、太陽、風力といった再生可能エネルギーの利用、原子力発電の利用、二酸化炭素の分離・貯蔵(CCS)を伴う化石燃料の利用に取り組む低炭素エネルギー源の活用など、低炭素エネルギー源の利用を推進するべき。

例1:国際エネルギー機関(IEA)のエネルギー技術展望2008
   温室効果ガスの排出量を2050年までに2000年比で半減するには、エネルギー利用効率の向上、二酸化炭素の分離・貯蔵技術の大幅な採用と並んで、この年の世界の電力の46%を再生可能エネルギーで、25%を原子力発電で供給する(今後、毎年30基以上を運開し、この年に現在の規模の4倍、約1400GWの原子力発電所を運転させている)ことを目指すのが経済性の観点から合理的。

例2:総合資源エネルギー調査会の長期エネルギー需給見通し
   我が国が低炭素エネルギー社会を目指すには格段の省エネ、非化石エネルギー利用努力が必要で、それには大きな費用が掛かる。最大限の努力を行うべく2020年までに約52兆円を注ぎ込むと、2030年には非化石エネルギーの一次エネルギー供給に占める割合が18%(2005年)から30%、電力供給に占める割合が62%(原子力発電は設備容量が約62GWとして49%)、二酸化炭素排出量が1990年比-13%になる社会を実現できる。

4.原子力政策への要請
(1)現在稼働中の原子力発電所を、安全を確保しつつ最大限効果的かつ効率的に運転していく傍ら、原子力発電所を今後とも着実に建設していき、我が国の総発電量に占める原子力発電の割合を2030年以降においても現在の30~40%という水準以上にする(2005年の原子力政策大綱)ことは、我が国の望ましいエネルギー社会に転換するためにとるべき重要な取組のひとつ。一方、世界的には、原子力と再生可能エネルギーが大競争の時代に突入することも認識されるべき。
(2)重点的に推進していくべき基盤的取組
 1)安全の確保に関して人々の信頼を得ていくこと
 2)広聴・広報による相互理解活動を進めて、政策策定過程への国民参加や決定した政策の実施に対する国民の参加や協力を得ていくこと。
 3)小、中、高教育における一般教育ならびに専門教育における原子力教育の維持・充実や立地地域におけ保安業務従事者の育成機能の休日、専業主婦層を含む社会人の生涯学習環境における原子力に関する学習コースや展示施設等の充実等、原子力に係る国民の多様な学習機会を整備・充実。
 4)原子力施設は資本集約的で雇用誘発効果は小さいので、利益の衡平の観点から、電気の利用者が立地地域社会の発展に協力する仕組みとして整備された立地交付金制度を、政策目標の変化に応じて見直しつつ充実すること。
 5)自治体には、最近の地域発展政策で注目されているように、地域社会における企業家精神に富んだ活発な企業家の積極的な事業への取組を、NPOや事業者と連携し、教育訓練、学習機会、地域ネットワークの整備を通じて応援し、その数を増やしていくべき。(3)原子力技術の性能や完結性を向上する取組の着実な推進
 1)既存設備の効果的活用を追求すること。このため、海外では従来から行われている定格出力上昇や負荷変動運転を着実に実現していくこと。
 2)発電所建設計画や放射性廃棄物の処分を含む核燃料サイクル事業に係わる計画を確実に推進すること。
 3)我が国原子力産業が製品の細部にまで気配りしながらプロセスや製品の改善・改良を着実に進めていく、信頼できる技術供給者であり続けるよう期待していくこと。
 4)原子力技術が持続可能な技術として長く利用されるよう、次世代軽水炉や高速増殖炉等の第4世代の原子力炉技術の研究開発を中心とする将来の望ましい原子力利用システムの構築を目指す取組を各国と共同して推進していくこと。

5.最近の重要課題

5.1 耐震安全性の確認
 (1)女川、志賀、柏崎・刈羽で設計基準値震動を超える地震動を経験。原因は、伏在断層の推定規模が過小であったこと、全国平均の地震動距離減衰式が当てはまらない特殊な地下構造の存在が考慮されていなかったこと。
 (2)現時亜、新耐震設計審査指針の考え方に基づき、全プラントで最新の技術を用いた活断層の調査を念入りに行い、発電所敷地の地下特性を考慮に入れて基準地震動を決定し、それに基づき耐震安全性のチェックを行う活動を実施中。

5.2 『保全プログラム』に基づく保全活動に対する検査制度
(1)信頼性重視保全方式:定期的な分解点検を過度に行うことは、組み立て不良や異物の混入等の保守不良やヒューマンエラーによる故障発生の機会が増え、かえって設備の信頼性低下の要因になり得るとの指摘から、運転中の機器の状態監視などにより、設備の状態に応じた最適な分解点検頻度の設定を行う信頼性重視保全方式が開発され、世界の航空機産業、石油化学産業、原子力産業などでは1990年代より採用され、設備の信頼性向上、ひいては安全の確保に成果を挙げてきている、
(2)我が国でも、国が技術の進展や知見の蓄積を考慮せずに機械的に定期検査を行う方式を改善することが検討され、最近に至って、この方式を取り入れ、事業者に具体的な保全計画、保全の実施結果及びそれを踏まえた改善計画について国に報告させ、それぞれの適切性を国が確認し、必要に応じて保全活動の充実を促し、変更等を命じることで、原子力安全をより一層向上させ得ると判断し、これを踏まえた新検査制度を導入。
(3)これにより、事業者には、分解点検時の機器の劣化状況のデータや、運転中のポンプの震動等を科学的な方法で収集し、点検方法・頻度等に継続的に反映させること、国には、運転開始後30年目以前から事業者が実施する劣化の傾向監視の適切性について事業者の保全計画で確認し、その実施状況を保安検査や定期安全管理審査等で確認することが求められるので、経年劣化によるトラブルの防止や、機器の不具合の発生の低減が一層確実に期待できる。

5.3 リスク管理の徹底
(1)原子力は再生可能エネルギーやCCS前提の化石燃料と大競争の時代を迎える。システムの安全性、経済性、信頼性に影響するかもしれない組織の欠陥や新知見、競争相手の新しい動きを見出したら、遅滞なくそれにより競争に負けるリスクを評価し、そのリスクを十分小さくするための対策に取組むリスク管理活動を確実に実施すること。行政や事業の主任者は、これを確実に行えることがガバナンスを担う要件であることを片時も忘れないこと。
(2)安全面では、不測の事態や信認の劣化が発生する可能性を十分低くするために、国や事業者は、内外の運転経験や地震学、原子力安全学等の学界における最新の知見や知識の欠陥に絶えず注目し、無視できないものを見出したら、その影響を評価し、対策を検討し、事業継続可能性に係るものについては自らの判断で、安全対策の実施や規則ポジションを変更すべきものについては規制当局と事業者が対話を通じて、それぞれの立場からその実現に向けて速やかに行動することが重要。そうしたリスクの変化をトップが速やかに把握できない故に対策が後手にまわり、規制の変更が遅れて最新技術の適用に時間が掛かり過ぎると、原子力は競争に負け、退場を求められることになる。

5.4 核燃料サイクル事業の推進
(1)基本方針:使用済燃料は再処理してウラン、プルトニウムを回収し、プルトニウムについては当面は軽水炉において利用すること。
(2)当面重要な取組:1)プルサーマルを着実に推進すること、2)初の商用再処理工場の操業を着実に進めること、3)当面再処理しない使用済燃料を貯蔵しておくリサイクル資源貯蔵施設の整備を進めること、4)再処理で発生した高レベル放射性廃棄物のガラス固化体を、地上において30年ないし40年間貯蔵した後に、地下300メートルより深いところに処分する(地層処分という)ための取組みを着実に推進すること。
(3)高レベル放射性廃棄物の処分場の立地点選定:この処分は安全に実施可能であること、この立地は国民に利益をもたらすから、利益の衡平の観点から、受け入れ地域の持続可能な発展に対して国民の協力が得られることを伝えて、全国2000の自治体に対して公募中だが、未だ成果を得られていない。昨年の東洋町における挫折の経験を踏まえて、国がもっと前に出て説明を行うとともに、地域の意向を尊重した国による文献調査実施の申し入れを行う方式も追加。温暖化対策の一つとしてCCS(二酸化炭素の海底や深い地層への処分)の取組が世界各地で行われようとしているように、地層処分は一般的な技術。地道な相互理解活動が何より重要。

5.5 研究開発の着実な推進
(1)原子力が人類の持続的発展に貢献し続け得るためには、技術の持続可能性を高める必要があり、この観点から、1)次世代軽水炉技術、2)高速増殖炉とその燃料サイクル技術、3)原子炉熱を利用した水素製造技術、4)核融合炉技術の研究開発を推進している。
(2)リスク管理:このためには、今後とも他の持続可能なエネルギー供給技術に勝てることが重要であるため、太陽光発電技術や風力発電技術等の進歩を定期的に予測して開発目標を見直し、これを達成できる知恵と工夫を行っていくべき。原子力委員会は、それが達成できないと評価したら、それまでいかに立派に努力したとしても遅滞なく撤退を指示する責任を胸に、関係者に開発目標を見直しとそれを達成できる知恵をだすことを求めるとともに、そうした知恵を懐胎、育成するのに必須の基礎・基盤研究の充実を求めている。

5.6 国際社会の一員として
(1)我が国原子力産業は、この30年間、国内で着実に原子力発電所の建設を行ってきたので、原子炉製造技術の分野で世界のトップグループに位置。気候変動とエネルギー安全保障上の懸念に取り組む手段として原子力計画への関心を示す国が増大しているので、今後は世界市場が拡大。我が国企業はこの蓄積を生かして世界市場に良質の技術を提供し、国際社会に持続的発展や国富の増大への貢献を目指せるから、政府はそのための環境整備を推進するべき。
(2)具体的には、まず、原子力発電に着手する新興国には、核不拡散、原子力安全、核セキュリティの確保(3Sの確保)という原子力平和利用の基本原則の遵守に係るインフラを着実に整備させることが必要。
(3)核不拡散の観点:核兵器不拡散条約(NPT)に加盟し、国際原子力機関(IAEA)と保障措置協定を締結し、全ての機微な核物質をIAEAの保障措置活動、すなわち、機微な物質の在庫量の計量管理活動及び封じ込め活動等を査察によって、それが平和利用以外に用いられている可能性がないことを検認する活動の下に置くこと、原子力活動以外の関連活動についてもIAEAに情報提供するとともに、それらに対する臨機の立ち入り検査や任意の場所におけるサンプリング検査を認める「追加議定書」を締結すること。 この分野には次のような課題もある。
1)NPTに加盟しないで原子力活動を行っているインド、イスラエル、パキスタン、NPTに加盟しているにも係らず秘密裏に活動を行っているとされているイランと北朝鮮の存在、追加議定書を受け入れていない数十の国が存在していること。
2)今後原子力発電を行う国の数が増えるとIAEAの査察活動が増大するのに国際機関の予算はほとんど増えていない。基本は、IAEAの予算を増額すること、この活動を最新のIT技術を駆使してより効果的で効率的なものにするための技術開発を行うこと。さらに、多国籍の核燃料サイクル施設だけが存在する将来社会を実現していくべきとの提案の検討にも真剣に取組むこと。
なお、核不拡散の問題を複雑にしているのが、核兵器の存在。我が国は核軍縮に向けて国際的な機運を高めていくことに積極的であるべき。
(4)安全確保の観点
1)原子力活動を推進する第一義的責任は施設の運転責任者にある。だから、チェルノブイリ事故の発生後、関係者は、大事故を決して再発させてはならないと決意し、世界原子力発電所運転者協会(WANO)を設立し、各施設における安全確保活動や安全文化を相互にレビューする活動を行ってきている。電気事業者は、新興国の原子力事業者もこの仲間に入れて、彼らの安全確保活動の水準向上に協力していくべき。
2)各国政府には、人は誤り、機械は故障することを踏まえて、それでもなお大事故の発生確率を十分小さくするために深層防護の考え方に基づいてプラント設備や運転方式を設計し、それらを重要度に応じた品質に維持すること等、事業者が遵守するべきルールを定め、それを遵守させる責任がある。よって、IAEAにこうした重要な安全基準や勧告、ガイドといった国際標準を作成させ、それを各国が国内制度で活用することを求める一方、国際原子力安全条約に基づき、各国の安全確保インフラが高い水準で構築・維持されるよう、各国の安全規制活動の相互レビュー活動も行われている。こうした原則の遵守やレビュー活動への参加も求めていくべき。
(5)核セキュリティの確保の観点
 核セキュリティの確保とは、原子力に関する活動が核兵器や放射性物質によるテロ行為の危険を増大しないように、こうした活動にあたっては原子力施設へのテロ活動と、これらの施設からの核物質や放射性物質の盗取を防止すること。9/11テロ事件以後、このことの重要性が指摘され、国際社会においては、核物質防護条約の改正から、各国にNBCテロ行為を処罰する制度整備を求める国連安全保障理事会決議1540に至るまで、取組みの強化が行われている。これを受けて我が国を含む各国において関係の取組みを強化してきているところ、新興国に対してもこのことに関して共同作業を求めていくべき。

5.7 日本の未来とのかかわり
(1)人口が減っていく日本が追求するべきは、孤立ではなく、国際社会における人、知恵、ものづくり、生活、文化のネットワークの一つのハブとして世界と相互交流している姿にあるのではないか。国民の福祉の向上のために原子力に関する知識を活用する各国の取組を二国間、多国間の枠組みを通じて支援し、あるいは共同していくことで、これの好例・先例を切り開くべき
1)IAEAは、今後原子力発電を導入したいとする国の参考のために、これらの取組みに係る国内体制を整備する手順を示したマイルストーン文書を作成。我が国は、これを効果的に活用して、新興国がこれらに関するインフラを着実に整備して行くことを応援するべきと考え、洞爺湖G8サミットで核不拡散、原子力安全、核セキュリティに立脚した原子力エネルギー利用のためのインフラ整備に関する国際イニシアティブを提案。
2)第4世代の原子炉技術の開発やITERの開発のように、長期的観点に立って行われる研究開発の取組において、相互裨益の観点から志を同じくする国々と共同してプロジェクトを立ち上げ、推進している。
(2)人類の福祉の向上に資する国際原子力開発利用システムの構築は100年の計に係る問題。世界で有数の原子力大国として、国際社会の持続的発展に貢献する観点から、このシステムの構築を目指す取組を、様々な地球規模の連帯と相互学習のネットワークを通じて自ら企画・推進し、あるいはそうして取組に積極的に参加していくべき。今後原子力大国になる中国、インドを含むアジア地域協力の枠組みに原子力分野における協力をどう位置づけるかについても、この観点から真剣に検討していくべき。

6.結論
 我が国のエネルギー供給における原子力の役割と責任を踏まえれば、我が国が解決に勤しむべき原子力政策課題は国内外に少なくない。他方、世界各地で原子力を巡って取り組みがなされている課題、その解決のための議論は驚くほどに類似。したがって、我が国は、国も自治体も、こうした課題の解決にあたっては、より良い解決を見出すことができる可能性が高いのみならず、日本の未来を切り開いていくためにも有意義と考え、内外の多様な人々と積極的に対話していくべき。


 勉強になるお話であり、ほとんどが同意できる内容であったが、中国など他国に技術を容易に渡してしまうことのリスクと、日本国内の次世代技術者の養成について言及がなかったところが残念であった。
 質疑応答の時間は、またもお約束で反対派のアピールの場となった。

Img_4512  休憩ののち、15時30分から分科会に分かれての議論。
 今回は、「第2分科会 核燃料サイクル政策とプルサーマル」を選択した。座長は、青森県大間町議会の竹内弘議長、宮城県女川町議会の木村征郎議長である。
 テーマやメモは以下の通り。


(1)核燃料サイクル政策
・国が全面にでないと柏崎刈羽ではプルサーマルはできない。
・本気で国も進めてもらわないと困る。
・カザフスタンに任せることは良くないのではないか。
・プルサーマルによる交付金のトップランナー方式はおかしいのでないか。
・プルサーマル導入は金に目が眩んだわけではない。日本はエネルギーのない国。

(2)高速増殖炉サイクル

(3)高レベル放射性廃棄物最終処分施設


 「ウランという麻薬にかかっている」「日本はプルトニウムで原爆を作ろうと思われている」(軽水炉でできるプルトニウムで原爆はできない)など、感情論的には面白い意見もでたが、原子力発電所立地自治体の議員としては賛成・反対を別にして、最低限の原子力に関する知識もわきまえない意見であり、同様の質の意見が続いたところで、正直、メモをとるのをやめてしまった。
 また、このサミット自体は国への陳情大会ではないと繰り返し言っているにも関わらず、「国に質問しまーす」といった発言も続いたからである。
 あまりに酷いので、嫌われるのを覚悟で、

・ここは陳情大会の場ではない。
・賛成・反対は別にして議員として最低限の原子力に関する勉強は必要であり、さらには日本人全体への教育として核に関する知識、そして日本のエネルギー事情を教える必要がある。
・反対派も感情論やデマゴギーはやめてほしい。技術的に誠実な反対はできないものか。一番直近の事例は、高知県東洋町の処分場文献調査である。『WiLL』をだしているワック出版の『誰も知らなかった小さな町の「原子力戦争」』を是非、教訓にしてほしい。

と発言させてもらった。
 もっと残念だったのは、柏崎市議会の某議員から

 「原子力発電所は危険だから交付金がある。
  安全だと言うなら交付金をもらうのはおかしい。
  交付金をいらないということはできないのか」

との発言があったことである。
 電源三方交付金による原子力発電所立地自治体への交付金制度は、当時の小林治助市長、長野助役をはじめ、当時の柏崎市議会、柏崎市で陳情し、実現したもの(このサミットも柏崎市議会からの呼びかけ)。つまり、柏崎市と原子力発電所の歴史をまったく理解していなかった。案の定、これまでの経緯をご存じの某自治体の議長さんからは、

 「柏崎さんも大変だねぇ~
      あんな事言う人がいちゃー」

とのイヤミを頂戴した。

Img_4513 再度、休憩となったので、ホテルにチェックインして荷物を部屋に置いたのち、18時30分から交流懇談会となった。
 何人かの議員の方から声をかけられ、本ブログを見ているとのことであった。ありがたいことである。
 また、名刺交換をして、「柏崎の三井田」と分かった段階で、ドン引きされた議員がおられた。その方は、ネットなどで 「三井田は、右翼活動家で暴力団組員」などという誹謗・中傷とも言うべきものを信じてしまっていたようで、その後も会話を続けているうちに、

Img_4515 「ご本人、全然、違うんですね」

とおっしゃられていた・・・当たり前である。
 交流懇談会の食事はビュフェ形式で、色々なものがあったが、ナチュラルチーズコーナーに好物のミモレットがあり、ウイスキーの水割り、ビールを交互に飲みつつ、大量に食べてしまった。

Img_4516  交流会終了後、先輩・同僚議員とともに新橋ガード下まででかけ、「モンローの家」(電話:03-3437-1529)にて、「ハツ刺身」、「いか焼き」など安価な肴と、 「一ノ蔵」の冷やで懇親会。
 店員の可愛らしく若いミャンマー人女性が愛想良く、ハキハキした態度で気持ち良く酒が進む。
 その間に都内のS氏から電話があり、相談事があるとのことで、懇親会終了後、ホテルロビーに戻って、待ち合わせ。
 S氏はライターで、会社勤めからフリーランスになったものの、なかなか強みをだせる分野が見つからず、ネタを探しているとのことであった。提供できそうなものなど1時間ほどお話し、24時近くに部屋へ戻る。

2008年8月25日 (月)

市政に関する報告会(コマツ跡地売却)
事前審査の禁止を破る非公式会議

 事務所のソファに寝っ転がり、ずっと月刊誌など読みあさり、5時に就寝。

 8時、起床。大粒納豆、オクラサラダ、鯖のみりん漬けでご飯2杯の朝食をとる。

Img_4486  9時過ぎ、市役所に移動し、会派内での会議。
 10時からコマツ跡地売却や罹災者公営住宅に関する「市政に関する報告会」に出席する。
 この「市政に関する報告会」は、<正式な議会の会議ではない>ので、ただのガス抜きである。
 地方議会においては、議会の本会議に提出される予定議案を、正式な議会ではないところで審査する事前審査は禁止されている


地方自治法

第百十五条  普通地方公共団体の議会の会議は、これを公開する。但し、議長又は議員三人以上の発議により、出席議員の三分の二以上の多数で議決したときは、秘密会を開くことができる。


 地方自治法で言う会議は本会議や委員会などをさし、議事録の公開、報道・傍聴の自由が必要となる。つまり、本会議ではなく、議事録も公開されない、任意の報告会「市政に関する報告会」で、今後の議会に提出予定の議案審査にあたるような行為(事前審査)を行ってはならない。報告だけならまだしも、今回の説明では総合企画部長から

 「この案件は9月議会にお出しするものです」

との発言ののち、質疑応答の時間があったので、完全に事前審査の様相。驚きであった。
 他の議員からは色々な質問があったが、私自身、やはりこれは完全な議事録が残る本会議でやるべきと、黙って説明のみを聞いた。
 コマツ跡地売却は、既存の店舗を含めたまちづくりに大きな影響を及ぼすため、9月4日から開会の議会で、キッチリと会田市長に問い質したい。

 12時近く、会派内での会議を行ったのち、一度自宅に戻り、冷凍うどん2玉とひきわり納豆で納豆うどんを作り、昼食にする。

Img_4487  13時30分からソフィアセンターの会議室での歌舞伎フォーラムの第4回実行委員会に出席。
 応募人数もほぼ定員の500名に近くなり、これからはチケットの発送や長岡までの往復バスの手配など事務手続きなどとなる。当日は、バスに乗り遅れた人への対応を担当することととなった。

Img_4490  15時から昭和懐物ランド「こどもの時代館」に移動し、展示品の並び替えや追加、ガラスの清掃などを行う。
 ウルトラマンメビウスと教官であるウルトラマンタロウの大きなソフトフィギュアや、ウルトラマンタロウに変身するためのタロウバッチ、ウルトラマンレオに変身するためのレオリングなどを展示に追加した。

 17時、事務所に戻り、19時過ぎまで事務仕事。途中、来客があり、高齢者介護に関する相談を受ける。

 20時過ぎ、遅刻したが日本会議柏崎支部設立のための第4回準備会に出席。

 会議終了後、長岡駅まで愛車を走らせ、新幹線の最終便にて、東京都内に移動する。

 24時近く、秋葉原のカプセルホテルにて就寝。

2008年8月24日 (日)

北朝鮮、白紙からの再調査拒否

 2時、起床。そのまま愛車にて柏崎に向かう。

 6時過ぎ、自宅に到着。届いていた月刊誌を持ち込み、1時間以上、長風呂に浸かる。

 8時、お泊まりにきていた甥っ子、姪っ子が起きてきたので、一緒に大粒納豆、目玉焼き、茄子味噌炒め、ちりめんじゃこでご飯2杯の朝食をとる。

 10時から弔問をはじめ、市内まわり。

 12時過ぎ、移動中の車のなかで、コンビニで買った納豆巻き2本、胡瓜と茄子の浅漬け、低脂肪乳で昼食をとる。

 14時、事務所に戻り、事務仕事。かなりのメールが溜まっており、随時返信などを書く。お約束となった嫌がらせのメールも多く、IPなど記録をしていく。

 18時、市内某所での懇親会に出席。知事選挙・市長選挙への動きを含めて、色々な話し合いを行いつつ、それぞれ持ち寄ったビールや酒、各家庭手作りの総菜をつまみに盛り上がる。

 22時、1次会終了となり、他のメンバーはスナックでの2次会に向かったが、明日からの議会日程もあるので、失礼させてもらった。

 自宅に戻り、原子力新聞のバックナンバーや新聞各紙のスクラップを行う。

 案の定、拉致被害者に関する再調査の実施について、北朝鮮が拒否していることが分かった。
 これを日本外交の<弱腰>を非難するのは簡単だが、何回も同じようなミスを繰り返していることを思えば、何故このような態度を北朝鮮とられるのか、よく分析する必要があろう。
 個人的に原因と思われるのは、日本政府として強気の外交を示したときに何故か同時に動く、自称・議員外交(加藤●一、山崎●という名の情報漏洩者の出現、そしてスパイ防止法なき日本ゆえの工作員の暗躍ではないかと思う。
 情報は武器、ドンパチの戦争の時代ではなく、情報戦争の時代であることを政治家はもとより、国民もよく理解することが、解決のための重要な一歩ではないだろうか。


平成20年8月24日『共同通信』

北朝鮮、白紙からの再調査拒否
04年の拉致結果を維持か

 拉致被害者に関する再調査の実施方法などで合意した先の日朝実務者協議で、過去
にも北朝鮮が行ったとしている再調査内容を白紙に戻すよう日本が求めたのに対し、
北朝鮮が拒否していたことが23日、分かった。
 このため日本政府内の一部では再調査方法をめぐる協議を継続すべきだとの主張が強まったが、首相官邸の意向で合意を優先した。日朝関係筋が明らかにした。
 北朝鮮は2004年の再調査でも「横田めぐみさんら8人死亡」との見解を変えず、
その後の協議が難航した経緯がある。日本側は今回、「白紙からの再調査」を認めさ
せることで拉致被害者全員の安否確認と帰国につなげる考えだった。
 しかし、北朝鮮の対応は過去の調査結果を維持する姿勢をうかがわせたものとなり、
今後の再調査の実効性に疑念を生じさせる可能性がある。
 関係筋によると、8月11日から中国・瀋陽で行われた実務者協議で、北朝鮮側は
「生存者を発見し帰国させるための全面的な調査」との表現についても同意を拒否。
こうした状況を受け中山恭子拉致問題担当相らは「合意は時期尚早」と慎重な対応を
求めた。

2008年8月23日 (土)

結婚披露宴にて負け犬となる・・・
人権擁護法案反対へ地方議員本格始動

 4時過ぎまで仕事をし、そのまま愛車にて東京に移動。さすがに徹夜の運転は眠く、途中、途中で仮眠をとりつつ、10時に東京都内に到着。

 電車にて、新宿の某会議スペースに移動しつつ、途中のコンビ二で納豆巻き2本、低脂肪乳、おにぎり(鮭)で朝食をとる。

Img_4456  12時過ぎまで雑誌企画の打ち合わせを某社会議室で行い、高校、大学と一緒であったY君の結婚披露宴に出席するため、そのまま結婚式場の「椿山荘」に移動。
 Y君の名前は「希典」。日露戦争でその名を馳せ、いまでも愚将か名将かの議論もされる乃木希典大将と同じ名である。

Img_4458 12時30分から披露宴が開始。
 めでたい日であり、しかも新郎側の友人はほとんどが高校もしくは大学時代から知った仲であることから、異常な盛り上がりと飲酒量であった。乾杯で使ったシャンパンの残りはもとより、ウイスキーのガブ飲みも続いた。
Img_4459 披露宴の最中、色々な人と交流したが、現在、火力発電所で頑張っているK先輩をはじめ、給電所の連中からは、「早く原子力動かさんとヤバイよ」といった、首都圏の電源を供給する現場の切実なる声があった。
 また、気になったのは同じ東京電力でもお偉いさんのスピーチ。

「中越沖地震による、
 柏崎刈羽原子力発電所の問題でご迷惑をかけて・・・」


 別に東京電力の人員ミスで停止したわけではなく、あくまで天災。ここまで自虐的になる必要なないのではないかと思う。
 披露宴の晩餐メニューは以下の通り。

Img_4460<前菜>
 松笠慈姑、竹諸胡瓜と燻し鮭寿司、梅花チーズ博多、錦利休膾、姿海老雲丹焼き

<スープ>
Img_4465 ブロッコリークリームスープ

<魚料理>
 甘鯛若狭焼き、ブールブラン 磯の香りソース

Img_4466<箸休め>
 季節のシャーベット

<肉料理>
 特選牛フィレステーキ 甲州ソース

Img_4468 <ご飯>
 俵赤飯

<デザート>
 ムースと果物

Img_4467 新郎Y君は高校時代から、ちょっと変わった、いやユニークなタイプで、寮の部屋間電話をかけてきたかと思えば、

 「あ~私だっ!」

Img_4473と、まるで会社重役がぺーぺーの社員にするような電話をする面白い男。結婚するには相手を探すのが大変だろう、とも言われていた。
 しかも、昭和47年生まれの同い年。
 既に30名を超える同級生グループのなかで、独身は私を含め数名のみとなってしまった。
 祝いの席でありつつも、人生の負け犬?となったことを再認識した時間であった。
 お二人には末永く幸せでいてほしい。

Img_4475 15時過ぎ、タクシーで代々木駅近くの「ルノアール 代々木第1店」(電話:03-3379-0583)まで移動する。
 遅刻かつアルコールの入った状態で申し訳なかったが、「人権擁護法案を阻止する地方議員の会(仮称)」準備会に出席。今度の臨時国会こそ、 「クスリに見せかけた毒」人権擁護法案の提出が予想されるため、全国から地方議員などが集まり、さらなる強烈な反対運動をしていくためである。
Img_4476  少しでも酒を抜くためと、水だけで会議に参加するのも何なので、思わず「カフェ・ゼリー&バニラ 680円」を注文。ジュルジュルと啜りつつ、話に混ざる。
 役員などは以下のように決定した。

会長:渡辺眞(東京都日野市議)
副会長:宍倉清蔵(千葉県千葉市議)、松浦芳子(東京都杉並区議)、添田隆晴(神奈川県伊勢原市議)、二瓶文隆(東京都中央区議)
幹事:近藤充(東京都八王子市議)、古賀壮志(東京都日野市議)、三井田孝欧(新潟県柏崎市議)
事務局:山本へるみ(東京都港区議)、伊藤純子(群馬県伊勢崎市議)

 今後、国会議員や関係省庁への直接の働きかけをはじめ、9月から行動に移る。

Img_4481 18時過ぎ、池袋に移動し、池袋サンシャイン60の58階にある「サンシャイン クルーズクルーズ」 (電話:)でのY君結婚式2次会に出席。
 高い階からの風景が楽しみにしていたものの、残念ながらあいにくの霧で景色は最高にはならず。しかし、主役である新郎新婦をさしおいて?歌や踊りでなぜか大いに盛り上がる。
Img_4483 結婚披露宴ではなかなかお話する時間のなかった皆さんとも交流することができ、各地方で看護士として勤務されている方やその他の医療関係の方からナマの現場の話をお聞きした。今後の議会活動の意味でも貴重な時間であった。
 その後、3次会に行くいかないという話になったが、明日の午前中までに柏崎に帰らなければならないので、失礼させてもらった。

 22時、愛車のところまで戻り、仮眠。

2008年8月22日 (金)

観光イベント企画と地頭力

 0時過ぎ、2次会として「中華美食館柏崎店」(電話:0257-23-4530)に移動し、ビールと紹興酒など。

 3時、帰宅。シャワーを浴び、書類整理をしたのち5時に就寝。

 8時、起床。大粒納豆、茹でオクラ、鰯ぬか漬けでご飯2杯の朝食をとる。

 9時から昼過ぎまで事務所にて、選挙関係の打ち合わせ。

 12時30分、差入れのチーズフランスパン、焼きそばパン、グレープフルーツジュースで昼食をとる。

 13時20分から1時間ほど、市役所で農林水産課、観光交流課との打ち合わせ。

 15時から17時過ぎまで、市内某所でイベント実施の調査など。9月中にテストゲームを行うことで決定した。冬期の柏崎の観光イベントとして、育てたいものである。

Img_4455 18時、頂き物の刺身にもできる新鮮な秋刀魚をつかって、半生の竜田揚げを作り、ひきわり納豆、マカロニサラダとともに夕食をとる。歯ごたえサクサクのなか、半生の秋刀魚の身がやわらかく濃厚な味わいで、思った以上の仕上がりになった。レモン汁をかけてみたが、すだちの方が良かったかと思う。

 19時から事務所に来客。今日中に都内に移動する予定であったが、急遽、変更し、来週以降の選挙対策のことなどを話し合う。

 意外とニーズがあり、また逆転の発想で確実な観光客が見込めるイベントの立ち上げを行うため、色々な箇所で打ち合わせを行ったが、反応は

 「そんな変わったこと・・・できない」
 「実績のないこと・・・・できない」

といったものであった。それぞれに既存のやり方があり、その範囲内の発想から抜け出てもらうことは難しいことは分かっているが、新しい創造的な発想があっても良いのではないかと思う。
 毎回楽しみにしている『産経新聞』の人気コラム「正論」にズバリの指摘があったので、以下に引用したい。 


平成20年8月18日『産経新聞』

【正論】同志社大学教授・三木光範
 “地頭力”と創造的思考の関係

≪ネットに解答のない質問≫

 最近、“地頭力”という言葉がよく使われる。書店には地頭力を鍛える本が並び、テレビも取り上げる。これからの社会で必要な能力は、知識ではなく、地頭力だと説いている。
 
さて地頭力とは何か。知識だけでは解決できない問題を解決する力であり、英語では「クリエーティブシンキング(創造的思考)」という。要するに問題解決力である。
 
学校の成績がいい人は、知識をたくさん詰め込んだ人だ。たとえば、「徳川幕府三代将軍の重要な業績は」「原子力発電による二酸化炭素削減効果はどの程度か」などの質問に答えを出せる。結構なことだが、近年ではインターネットの検索サイトで、これらの解答は見つかる。
 
検索すると、前記の答えはそれぞれ「参勤交代の制度化や鎖国体制の完成」であり、「日本国内では約20%」とわかる。したがって本当に重要なのは、ネットでは答えが見つからない問題に適切な解答を見いだす能力ということになるだろう。
 
そうした問題の例としてたとえば「全く言葉が通じない宇宙人と貿易交渉するにはどうするか」とか「肉が嫌いな人が肉を食べたときの味をどうすれば理解できるか」などだろう。普段考えたこともなく、かつ、知識だけを詰め込んだ人にとっては答えに窮する問題である。
 
これらの問題は正解が一つではない。だから何を言っても良い。ただし解答を聞いて、多くの人が「なるほど、そういう考えも」と納得するものでなければならない。他人を納得させる解答とは、それは独創的なアイデアと、ある程度正しい論理であり、これが創造的思考の要となる。

≪「無意味な変更」の効能≫

 独創的なアイデアを生み出す原動力は、新しい組み合わせと無意味な変更である。冷ややっこにしょうゆという組み合わせではなく、冷ややっこにジャムというのはデザートとして価値ある新しい組み合わせだ。またカーナビが「右折せよ」と指示しているのに左折してみたり、わさびは好きなのに寿司屋で「さび抜きで」と注文したりすることは、いずれも無意味な変更となる。無意味な変更は失敗も多いが、時にすばらしい発見に結びつく。
 
ある程度正しい論理とは、学問的用語では、帰納的推論、アブダクション、そして類推であり、日常用語に直すと、それぞれ「真理の発見」、「状況の発見」、そして「同類の発見」となる。
 
「鉄のくぎは水に沈む。銅の10円玉も水に沈む。鉄も銅も金属である。だから金属はすべて水に沈むだろう」。この論理が「真理の発見」である。少ない例で真理が発見できるのが特長だが、例が少ないと間違いも多くなる。次に、「火山の近くには温泉が多い。別府は温泉で有名だ。だから、別府の近くには火山があるだろう」。これは「状況の発見」である。この論理は例外があると間違いとなる。
 
また、「健一君は仕事が良くできる。次郎君は健一君と似ている。だから次郎君も仕事が良くできるだろう」という論理が「同類の発見」である。この論理は「似ている」と判断するところが厳密でない。

≪代替案を考える鍛錬を≫

 これら3つの論理は厳密さには欠けるが、そのかわり新しい発見や創造がある。発見や創造は、間違いが生じる可能性のあるところに出現する。厳密に正しいことに発見や創造はない。
 これらの技法を実践すれば、創造的思考が可能となるが、実際には少し訓練が必要である。できれば創造性豊かな人の下で発想の訓練をするのがベストである。小人数でブレインストーミングを行うのも効果的だ。ホワイトボードにみんなのアイデアを書き出し、とっぴな考えやくだらない考えも否定することなく、競争しながらアイデアを出し合う時間を持つと、考えるのが楽しくなり、創造的思考の方法が身についてくる。
 先進的企業ではこうした取り組みはもはや当たり前のことだ。しかし、学校や役所など伝統的な知識と定型作業の支配する組織では創造的思考は邪魔者であり、地頭力のある若者も、それを伸ばすことなく、知識の獲得と定型思考に埋没してゆく。
 このままでは、日本は外国に勝てそうにもない。
 役所は無理としても、学校は変わらなくてはならない。系統的な知識と創造的思考の両方を生徒や学生が獲得しなければ「考える楽しさ」を味わうことができない。「考える楽しさ」は、いつも「何か別の方法はないだろうか」という代替案を考えることから生まれる。短絡的思考から人を解放し、自分や社会を豊かにすることに繋がる。この夏休みは、創造的思考の時間をたっぷり取って地頭力を鍛えよう。

2008年8月21日 (木)

青年経済人と柏崎の今後を語る会

 3時、就寝。

 7時、起床。大粒納豆、目玉焼き、茄子の味噌炒め、グレープフルーツジュースで朝食をとる。

Img_4453  9時から12時過ぎまで、議員有志での公企業会計に関する勉強会。
 柏崎市の公企業会計における中越沖地震の被害総額は215億円。
 うちガス・水道で73億円(ガス58億円、水道15億円)、下水・集排で142億円(下水67億円、集排75億円)である。
 国や県からの補助もあったが、これらの復旧に柏崎市単独としては140億円が必要となり、今後の柏崎の財政運営上も重要となっている。
 参加した議員間では、「こんな事言ったら選挙に負ける」などといったタブーなく、市民に負担をお願いする可能性があることも選択肢にいれながら、真剣に今後10年先、20年先の柏崎をどうしていくのか、勉強した。

P2008_0821_122625  12時過ぎ、 「里味 柏崎店」(電話:0257-21-1800)で、9月議会に向けた打ち合わせなど、昼食を取りながらの会議。
 暑いところ、あえて熱々の「うま煮らーめんセット ミニひれかつ丼付 1190円」を注文し、汗をかきつつ、かっ込み、9月議会での質問内容の精査などを行う。

 14時から17時過ぎまで市内まわり。携帯電話の液晶が漏れてきたので、「ドコモショップ柏崎店」(電話:0257-21-9335)で新品に交換してもらう。

P2008_0821_205742  18時から選挙対策会議に出席し、その後、柏崎市市民プラザで「青年経済人と柏崎の今後を語る会」を実施。
 現在の柏崎市政のおかしさをパワーポイント資料とともに説明させてもらい、その後、立候補予定者である桜井雅浩氏から先日発表したマニフェストなどを説明してもらい、質疑応答を行った。

Img_4454  21時過ぎから「船栄 柏崎店」 (電話:0257-22-0288)で、桜井雅浩氏にも参加してもらい、打ち上げ兼今後の活動などを話し合う・・・つもりが参加者の世代が1970年代が多く、ガンプラをどこで買ったか、ジオン公国が仕掛けた独立戦争の大義は何であったか、などの話で盛り上がってしまった。
 勢いついでに、ウルトラマンメビウスとウルトラマンレオの話までし、違った意味でヤバイ時間であった。

2008年8月20日 (水)

JC褒賞事業第3エリア審査会
コマツ跡地優先交渉権者決定

 2時過ぎ、停めておいた愛車に戻り、仮眠。エンジンを切っていたので、暑くて何回も目が覚める。

 7時、自宅に戻り、大粒納豆、山芋とろろ、目玉焼きでご飯2杯の朝食をとる。

 シャワーを浴びたのち、市内まわり。

 11時、事務所に戻り、某町内会長との相談などを受ける。

 12時、冷凍うどん2玉とひきわり納豆で納豆うどんを作って昼食。議会事務局から届いたメールを印刷し、コマツ跡地の優先交渉権者が株式会社ウオロクに決まったことなどを確認する。


平成20年8月20日

市議会議員 各位

 柏崎市長 会 田  洋

小松エスト跡地土地利用提案型公募における優先交渉権者について
~優先交渉権者が決定いたしましたのでお知らせします~

当市では、柏崎駅周辺の大規模工場跡未利用地を活用した都市機能の集積と中心市街地の活性化を目指し、このたび、小松エスト柏崎工場跡地土地利用提案型公募を実施しました。
今回の公募には2事業者から応募があり、応募者については、「柏崎市小松エスト跡地譲渡先選定審査会」において提案内容を審査・採点の上、実施要領に定める一定の基準を満たした者を[提案合格者]として選定していただき、8月18日に市長に対し、答申をいただきました。
答申後、8月19日に提案合格者から事前に提出されていた入札書を開封し、その結果、株式会社ウオロクが優先交渉権者として決定しましたので、お知らせいたします。
事業提案概要及び優先交渉権者決定までの経緯、並びに答申の際に発表された「柏崎市小松エスト跡地譲渡先選定審査会」会長の談話については、別紙資料をご覧下さい。

なお、先にお知らせしましたとおり、来る8月25日(月)午前10時から市役所4階大会議室において、市政に関する報告会でこれらの資料により報告させていただきます。


小松エスト柏崎工場跡地土地譲渡事業における優先交渉権者の決定について(pdf形式)

 9月議会での土地売買契約議案の議決が必要となるが、今回の決定を受け、イトーヨーカドー、駅裏のナルス、そしてフォンジェなどの市内の他の商業施設がどう影響を受けるかの分析やまちづくり方針などは会田市長の口から語られる事はまだ無い。
 そもそも議会にも市民にも非公開にした審査会(もちろん報酬・費用弁済あり)に丸投げした時点で、責任回避をしているといえよう。
 これで「市民と一緒に考えるまちづくり」などと市長選挙の際にでも言おうものなら大笑い。
 桑山木材跡地に罹災者公営住宅を建設する議論の際には、目の前にイトーヨーカードがあるということが、買い物の便利さとして説明したことも忘れているかのようである。
 今回の優先交渉権者がどうのこうのということではなく、それを受けて、柏崎市としてはどう対応する計画なのか、市民・議会への説明がポイントになろう。

20080807_431876 午後から来月9月13日に開催する2008年日本青年会議所・北陸信越地区・新潟ブロック協議会の会員大会の案内などで市内まわり。
 安倍晋三元首相による

 「美しい国、日本」の創造!
 慈愛に満ちた未来のために

という基調講演にはじまり、自民党・塚田一郎参議院議員と、思想・信条は違うものの同世代で若手議員の会でも一緒だった、社民党・山本あきこ女史との憲法改正ガチンコ対決議論など盛りだくさんである。

P2008_0820_143145  14時30分過ぎ、今月8月24日に柏崎市市民プラザで行われる「8月のコンサート」のチケットなどを購入しに、 「甘味処 餡庵」(電話:0257-22-3-90)へ。
 チケット購入後、「ミルク金時 600円」を食べながら雑談。下にもミルクがたっぷりで濃厚な一品であった。
 同じ小学校・中学校の先輩でもあるので、同級会などの運営方法などをお聞きする。

Img_4443  16時過ぎ、三条市に向かって愛車で移動し、県央地域地場産業振興センター リサーチコアに到着。準備をしたのち、18時30分から2008年日本青年会議所・北陸信越地区・新潟ブロック協議会、新潟交流委員会の褒賞事業、第3エリアの審査会がスタート。
 審査員は、青年会議所内部として(社)燕三条青年会議所の嘉瀬理事長、 (社)加茂青年会議所の丸山理事長、外部審査員として三条市の地域経営課長、燕市の副市長、加茂市の小池清彦市長、三条商工会議所会頭、燕商工会議所会頭、加茂商工会議所会頭、NPO法人環境NPO良環、三条まちづかいの会、三条エコノミークラブ会長の皆様。

Img_4448 20時近くに、審査会は無事に終了。
 この後の仕事や地元でのお付き合いもあるので、懇親会は欠席させてもらい、会場近くの「らーめん勝 燕三条店」(電話:0256-66-0282)にて、「特・勝ラーメン(全部のせ) 1000円」を大盛り(無料)、大油にして夕食にする。
Img_4449 かなりの角太麺で、ヌルヌルの脂とともに唇を通過する過程が楽しい。また八幡平ポークを使っているそうで、確かにチャーシューに臭みはなく、脂身も甘みがスッキリしている。
 すっかり満腹になり、柏崎に戻る。

 21時過ぎ、市内での某懇親会に途中参加。ひとまわり挨拶だけし、仕事もあるため、申し訳ないながら、中座させてもらう。

2008年8月19日 (火)

震災後の小千谷市と柏崎市の差

 2次会の某店を1時過ぎにでて、3次会として「中華美食館柏崎店」(電話:0257-23-4530)に移動。ビールや餃子でシメ、3時過ぎに帰宅。風呂に入ったのち、4時に就寝する。

 8時、起床。大粒納豆、山芋とろろ、鯨の味噌汁でご飯2杯の朝食をとる。

Img_4431 9時過ぎ、柏崎市役所に移動し、10時から議会運営委員会に出席。
 議員の定数問題や議員報酬について、活発な議論展開となり、ついアツくなる。
 所属会派として、そして自分自身としても定数は5名削減であるが、削減反対の会派もあり、あとは議場でのガチンコ勝負に持ち込むしかなく、結果が否決になろうと、あとは多くの柏崎市民の皆さんにご判断頂くしかないと思う。
 また議員報酬についても、「上げる」という選択はできる状況ではないものの、実質は生活もできない報酬であるため、若い世代が仕事を捨ててまで、立候補できる環境でないのも事実である。手をつけるとすれば、政務調査費になるであろう。

Img_4432 白熱した議論は乾かず、次回持ち越しとなり、引き続き、議会だより編集委員会が開催されたので、出席する。
 議会がどのように緊迫した柏崎市財政のために、議会費圧縮に取り組んでいるのかを分かりやすく書くことを提案し、賛同を得た。
 また、前回発行の「市議会だより」の表紙の写真が、市職員組合支援の某女性議員が一般質問をしている写真であったため、市民の方からの「自分の後援会報と間違っているのではないか」との指摘もあり、問題点として追及された。

Img_4435  13時過ぎ、柏崎市役所をでて、小千谷市役所に向かう。
 昼食を食べていなかったので、小千谷市内に入ったところで「小千谷名物へぎ蕎麦 わたや 平沢店」(電話:0258-83-0588)で「カツ丼セット 1000円」を注文。薬味として、わさびと辛子の両方がついてきたので、両方を入れて食べてみたが、やはり片方だけが無難である。

Img_4439  14時、小千谷市役所にお邪魔し、財政担当の方から中越地震後の財政状況などをご説明頂いた。
 平成16年の被災により、平成17年、平成18年は市民に我慢してもらうことをお願いし、カットにつぐ、カット。平成17年に20億円のカット、平成18年には15億円をカットしている。柏崎市は、市長選挙があることを意識してか、財政が危険水域にも関わらず、平成20年予算は大盤振る舞いである。これで平成21年以降、我慢して下さいなどと柏崎市民にどう説明するのであろうか。
 そして小千谷市役所職員は、平成16年の超過勤務手当を3割自主返納し約3000万円、平成17年は勤勉手当を2割自主返納し約5000万円戻した。小千谷市の人口は約4万人、柏崎市が約9万人、もちろんのことながら市役所職員は柏崎市の方が多い。柏崎市はどこをどう間違ったのか、よく考える必要がある。

 16時30分、事務所に戻り、事務仕事。

Img_4442  18時過ぎ、柏崎商工会議所に移動し、18時30分から柏崎準倫理法人会の役員会に出席。
 今年中に正法人会に昇格するために100社の会員にする必要があり、手分けして、各企業さんにお願いすることなど打ち合わせを行った。夕食として、生鮨セットを食べる。

 19時30分、中座させてもらい、長岡市に移動する。

 21時から都内から来ている某雑誌社の社員ライター、フリーライターなどと大手通りの某店にて、懇親会。

2008年8月18日 (月)

せつなくなる写真・火葬を待つ少年

 柏崎市政に関する資料などを作るための過去の新聞をピックアップしたり、写真を取り込んだりし、5時にやっと就寝。

 9時、起床。大粒納豆、野菜さつま揚げ、茄子のおひたしでご飯2杯の朝食をとる。

 10時から自民党柏崎支部で自民党・長島忠美衆議院議員の後援会柏崎支部設立のための準備会を実施。
 来年の任期満了まで選挙はないとは思うものの、いつどうなるのか政治は分からない。柏崎にとっても重要な方であり、落とすわけにはいかないのである。

Img_4429  12時過ぎ、自宅に戻り、祖母と一緒にざる蕎麦で昼食をとる。
 祖母は蕎麦の食べ方も忘れたようであり、いきなりつゆを飲み干そうとするので驚きとともに、なんともいえない気分になった。結局、蕎麦につゆをかけて、まぶして食べさせた。

 13時から18時過ぎまで市内まわり。福祉やお子さんの就職など色々なご相談も受ける。

Img_4430  19時30分から「野立」(電話:0257-24-4136)にて、若い世代、そして商売を行っている者として、これからの柏崎の政治にどう関わっているのか、話し合い。
 自分自身もそうであったが、なかなか20代のうちは政治、特に自分の住むまちの政治に興味を持つというのは難しい。しかし、今の柏崎はそうは言っていられない、のっぴきならない状況であり、次の世代の人間こそ、当事者として政治に参加するときではないかと思う。

 話がかなり盛り上がり、23時過ぎから市内某店に移動し、2次会に突入。

Yakibano 市内まわりで某氏のお宅にお邪魔した際、お爺さんから戦争体験をお聞きすることができた。御国のため、先輩に習い、海軍予科練に行きたいと思っていたところで、終戦を迎えたということで、空襲の悲惨さをお話になっていた。
 戦争はあくまで軍人が行うもので、非戦闘員である一般市民を狙うのは明らかに戦争犯罪である。多くの戦後生まれの日本人にその区別がないから、贖罪意識からなかなか脱却できないのではないかと思う。
 戦後すぐの状況を勉強するといえば、この写真がいつも思い浮かぶ。
 既に弟と思われる赤ちゃんは死んでおり、その弟を背負って、直立不動で火葬されるのを待っている少年の写真である。とにかくこの写真を見ると、せつなくなる。
 平和教育などといって、日本ばかりが悪かったと教えるような輩が多いが、こういった写真を子供に見せて、戦争とは何かを教えてほしいものである。

2008年8月17日 (日)

新潟日報の主張?
首相靖国不参拝

 3時、就寝。

 7時、起床。大粒納豆、鮭の塩焼き、冷や奴でご飯2杯の朝食をとる。

 8時から13時まで、市内まわり。某市議会議員が吹聴している、私が暴力団構成員で飲食店からみかじめ料をとっているだの、原子力産業界から多額の献金を受けているだの、色々なお話を聞く。そんな根も葉もない事を言うことで、自分自身の評価を落としていることに何故気がつかないのであろうか。

 14時、遊びに来ていた姪っ子、甥っ子がお昼に残した冷や麦やコロッケで昼食をとる。

 15時から17時過ぎまで事務所で会社関係の打ち合わせ。中越沖地震以来、政治の仕事や青年会議所の活動に時間をとられているため、そろそろ本腰を入れる時期が来ている。

Img_4428_2  打ち合わせ終了後、議事録などを書き、20時、頂き物のサザエをつぼ焼きにして、ビールを飲みつつ、ひきわり納豆を入れたお茶漬けとともに夕食。最近、冷たいお茶漬けが最近ブームとのことで、冷たいウーロン茶でお茶漬けを作ってみたが、納豆茶漬けとしてはイマイチの感があった。

 ここ数日の新聞を整理していたところ、『新潟日報』紙上に靖國神社と国立追悼施設に関する社説が掲載されていた。
 私自身の考えは、国立追悼施設に断固反対である。
 それは、日清戦争、日露戦争、そして大東亜戦争を戦って散華された方は、

 「靖國神社で会おう!」

と言い、また国や残された方も靖國神社での慰霊を約束をしていた。
 戦争に負けたからといって、その約束を破るのは間違いと思うからである。
 『新潟日報』の社説はどうであったかといえば、


平成20年8月16日『新潟日報』

首相靖国不参拝 国立追悼施設はどうする

 終戦記念日の十五日、福田康夫首相は、前から公言していた通り靖国神社には参拝せず、千鳥ケ淵戦没者墓苑を訪れた。
 靖国神社をめぐっては小泉純一郎元首相の参拝が中国や韓国からの強い反発を招いた。両国との関係は冷え切った。
 そんな緊張感に包まれてきた靖国の夏に久々に落ち着きが戻ったようだ。首相の姿勢でこうも変わるのか。日本のリーダーの対アジア観がいかに重要か。そんな思いに駆られる。
 全国戦没者追悼式で河野洋平衆院議長が、無宗教の新たな国立戦没者追悼施設を造る必要性に触れた。
 河野議長は「特定の宗教によらず、すべての人が思いを一にして追悼できる施設の真剣な検討」を求めた。議長として異例の言及だ。
 いまは収まっていても靖国神社が抱える火種は消えない。そんな危機感をにじませたものだろう。
 追悼施設に理解を示す福田首相に対し、建設に向けての決断を促したものともいえる。首相はこれに応えていく必要があるはずだ。
 首相が官房長官だった二〇〇二年、私的諮問機関が無宗教の国立追悼施設の必要性を盛った報告書をまとめている。しかし、その後は事実上放置されたままの状態が続いている。
 靖国神社と追悼施設の在り方をめぐっては多様な意見がある。麻生太郎自民党幹事長は、かつて靖国を国営化する私案を発表したことがある。一方で千鳥ケ淵墓苑を拡充することで、追悼施設に格上げさせようとの声が与野党議員から上がっている。
 首相は昨年の自民党総裁選でも追悼施設の必要を語っている。そうであるならば持論の施設建設について自らの考えを披歴し、党内論議をまとめていかなければならない。
 追悼施設をめぐる首相と麻生幹事長の主張は異なる。河野議長の発言に町村信孝官房長官は慎重姿勢を示した。十五日には多くの閣僚や政治家が参拝した。小泉元首相や首相在任時には見送った安倍晋三前首相も参拝した。
 自民党内の意見が割れていることを理由に先送りしては、首相としての責任感に欠けると言わざるを得ない。
 追悼施設の是非は政界再編の争点になってもおかしくないテーマだ。日本の将来にとって重要な問題を先送りし、うやむやにしてはならない。
 靖国神社がA級戦犯を合祀したことに昭和天皇が不快感を示していたことが明らかになった。


と、1ギガ歩譲っても相容れない意見であり、昭和28年の国会における名誉回復決議(社会党も賛成)があり、A級戦犯などと国内ではいないのに、いまだA級戦犯などと書いている。
 昭和天皇の靖國神社への参拝問題は、三木元首相の私的・公的論が発端となっているだけで、勅使を例大祭にお送りになられており、国立追悼施設の議論とはまったく関係ない。
 昭和天皇の御製を理解すれば、答えは明確である。

 国のためいのちささげし人々を
    まつれる宮はももとせへたり


 そして、この社説の最後はこう結んである。


 天皇も政治家も、そして国民も心穏やかに戦没者を慰霊する場が要る。首相が堂々と公式参拝しても、アジアの隣国を傷つけない。国立追悼施設論議の原点だ。避けては通れない。


 ・・・・・はぁ?
 アジアの隣国を傷つけるだのうんぬんは、相手の外交カードに乗っかっている以外の何者でもない。遺族会こそが首相の靖國神社参拝を願っているのである。
 いったい、どこの国の新聞なのであろうか。

2008年8月16日 (土)

道徳「教科書」作成へ 有識者の会発足

 0時過ぎにホテルに戻り、シャワーを浴びたのち、2時に就寝。

 8時、起床。熱めの風呂にゆっくり入ったのち、荷物の整理やブログなどを書く。

Img_4422  9時30分、ホテル前にある「まいどおおきに食堂」の「東新宿食堂」(電話:03-5291-1870)で、「朝定食 目玉焼き 500円」(ごはん大盛り)に「納豆 105円」を追加し、朝食をとる。
 24時間営業のお店であるからか、せっかくのご飯が過熱による臭いがでており、ちょっと残念であった。

 10時過ぎ、ホテルをチェックアウトし、都内で所用を済ませる。

 ベーコンバーガー、カフェオレを運転しながら食べて昼食にしつつ、13時、都内をでて、17時に帰宅。

P2008_0816_181958  18時、冷蔵庫のなかに埋まっていた、食パンや豚肉、キムチなどを整理するため、トーストの上にひきわり納豆、キムチ、そして豚肉のしょうが焼きをのせたもので夕食をとる。
 郵便物やFAXが大量に届いており、22時過ぎまで事務所でひたすら整理作業を行う。

 昨今の「ただ単に人を殺したかった」だの「どうなっても良いと思ったから」と見ず知らずの人を殺傷する事件が相次いでいる。
 倫理観の喪失、そして道徳教育の欠如が一因であることは言うまでもない。
 そんななか、道徳教科書作成の動きがでてきた。大いに期待しており、できる協力は是非したい。


平成20年8月5日『産経新聞』

 道徳「教科書」作成へ
 中学生向け 22年秋市販 有識者の会発足

 道徳の授業が形骸化するなか、モデル像を提示して道徳教育を再興しようと、民間の有識者会議「道徳教育をすすめる有識者の会」(代表世話人・渡部昇一上智大名誉教授)が4日、発足した。平成22年秋をめどに中学生向けの「教科書」を作成して市販する。中学の新学習指導要領が全面実施される24年春には、学校現場で副読本として活用してもらいたい考えだ。
 東京都千代田区の都市センターホテルで開いた会見で、渡部氏は「戦前は教育勅語という徳目や基準があったが今はない。みんなが納得する方法で徳目を教える必要がある」と指摘。日本教育再生機構の八木秀次理事長も「道徳は価値観の押しつけと批判されがちだが、今は大事なことが何も教えられていない」と強調した。
 渡部氏のほか、鍵山秀三郎イエローハット相談役▽米長邦雄日本将棋連盟会長▽植田宏和全日本教職員連盟委員長▽広地幹堂モラロジー研究所理事長▽丸山敏秋倫理研究所理事長-ら28人が世話人に就任。保守系の有識者ら101人が賛同者に名を連ねた。
 同会は、現行の道徳教材にはしつけ、教訓、先哲の言葉、祖先への敬意、生きる指針、国防、国民としての責務-などが欠けていると分析。「教科書」作成により、道徳教育のモデル像を提示するとしている。
 発行元は育鵬社に決め、小学生用の作成も視野に入れて作業を進める。今年9月~来年11月には、子供に伝えたい感動的な逸話や偉人伝などを一般から公募。優秀な作品を題材の一部に採用する考えだ。
 道徳をめぐっては、政府の教育再生会議(現・懇談会)が教科化を提言したが文部科学省は見送った。同会の動きは、将来の教科化を目指して民間から動きをリードする狙いもある。

2008年8月15日 (金)

靖國神社参拝
西村真悟代議士還暦祝賀会

 書類の整理や資料作りが終わらず結局、徹夜。テンションが高いまま、愛車で靖國神社まで移動する。

 7時過ぎ、都内のコンビニで買った納豆巻き、レタスサンドイッチ、低脂肪乳で朝食をとり、8時、靖國神社に到着。

Img_4388 幟旗の準備をし、全国から来た保守系地方議員と合流。昨年の中越沖地震の際にボランティアに来てくれた多くの議員とも、約1年ぶりの再会となった。
 参加予定議員が全員がそろったのち、幟を掲げ、大鳥居から境内まで行進し、参拝する。
Img_4394  毎年恒例のことではあるが、昨年お亡くなりになった名越二荒之助先生、そして今年「出撃」された田形竹尾先生もお越しになられているかと思い、感慨深い。
 今年は左翼もおとなしいようで、公安関係者から<左翼の暴力デモと右翼団体との衝突>も起きないのではないか、との見方の情報があった。
 参拝後、境内をウロウロしていると、いきなり名前も名乗らず、どういった撮影なのかも分からない、ビデオカメラをもった中年男性が近づいてきて、

 「アジアに与える靖國問題の影響についてコメントお願いします」

などとも、いかにも左翼チックな質問。あえて答えてやろうと、

 「何々問題と、『問題』という言葉をつけるから問題と思われる」

ということから、そもそもの靖國神社の成り立ちから説明をはじめ、

 「靖國神社には遺骨があるわけでもなく・・・」

と言ったところ、中年男性は「えっ!」といった反応。靖國神社に遺骨があると思っていたようなのである。特攻隊として散華された英霊の遺骨があるとでも思って批判していたのであろうか。
 所詮、この程度の理解で、靖國神社は問題だ!と騒いでいる。情けないことだ。

Argentina  ちなみに、大東亜戦争後も、昭和36年12月15日のアルゼンチン・フロンディシ大統領ご夫妻をはじめとして、国家元首や各国の軍人が参拝しており、平成8年11月1日には、旧朝鮮王朝李玖王子も参拝されている。

 10時過ぎ、所用もあったので、年に1回お会いする旧軍関係者の皆さんにご挨拶し、靖國神社を後にした。

 11時、秋葉原に到着。雑用や最近の雰囲気などを見てまわる。

Img_4399  12時、 「九州じゃんがら 秋葉原本店」(電話:03-3251-4059)で、「九州じゃんがら全部入り 960円」の昼食。汗を大量にかいたので、スープの塩気が良く、異常にお腹がすいていたこともあって、固めの「代え玉 150円」を追加する。
 食後、今日の宿泊先の「ホテルサンルート東新宿」に移動。

 15時30分、同じホテルに泊まる、群馬県伊勢崎市の伊藤純子議員、議長でもある大分県大分市の三浦由紀議員とホテルロビーで待ち合わせたのち、ホテルから衆議院第二議員会館に移動する。

Img_4400  16時から第1会議室で開催の西村真悟代議士による国政報告会に出席。
 普通の国会議員の国政報告会では、国政報告会という名の選挙応援のお願いになる事が多いが、いかに現在の日本国政府に戦略がないか、また戦術のことだけで国民を欺いているのか、分かりやすくお話頂いた。

Img_4401  地下の食堂に移動し、17時から西村真悟代議士の還暦祝賀会。
 ご不幸など多くの試練を超えられてきた西村代議士だけに、還暦ということで落ち着くことなく、今後ともガンガンご活躍頂きたいと思う。
 ゲストスピーカーとして多くの著名人が参加され、お話されたが、特に印象に残ったのは、元中国共産党の活動をし、そして昨年、日本に帰化した評論家の石平氏。

 「日本人1年生の私が生意気言うが、いまの日本の政治は大人じゃない。子供ですよ。自分の国の安全を他の国への信頼で大丈夫なんて、現実が分かっていない子供です。」

まさに正論であった。
 還暦祝賀会終了後、一度、ホテルに戻り、カジュアルな格好に着替える。それにしても、異常に暑く、スーツは濡れ雑巾のような状態になってしまった。

Img_4404  19時過ぎ、ホテルをでて、新宿・歌舞伎町の「遊牧 ホルモン亭」(電話:03-5272-1220)で夕食。
 生ビールを飲みながら、米沢牛のレバーぶつ切り刺し、ホルモン盛り合わせ、カルビクッパ、冷麺などを3人でつつき、地方議会の問題点、そして今後の政界再編などについて、話し合う。レバー刺しがやたら美味い。

Img_4405  20時、地元、東京都新宿区の吉住健一議員と待ち合わせ、4人で格安カラオケ店に移動。
 今日という日の意味を考え、『海ゆかば』を全員で歌ったのち、世代が近いということもあり、70年代、80代の歌謡曲を中心に、気楽に楽しむ。最後は、『出征兵士を送る歌』ののち、なぜかC-C-Bの『Romanticが止まらない』。

Img_4409  23時、変わった酒場を体験してみようということで、「アントニオ猪木酒場 東京新宿店」(電話:03-5155-7680)で3次会。
 「4名様ご入場ぉぉぉおおーー!」
の叫び声とともに、「カァーーン」とゴングが鳴り、「炎のファイター ~INOKI BOM-BA-YE~」がかかる店内に入場する。
 メニューには、アントニオ猪木のプロレスに関係した名称や工夫され、最高傑作だと思ったのは、タイガー・ジェット・シンにちなみ、サーベルに突き刺さったバーベキュー「狂虎のラム肉のバーベキュー 980円」。食べてみたかったが、さすがに満腹なので「オリオンビール Jrヘビー級 680円」 (グラスには「元気があれば何でも飲める」表示)で喉をしめらせたのち、「シャカシャカ 1・2・3・サラダーッ!!(オリジナルシーザー)Jrヘビー級 780円」を注文。店員と一緒に、

 「いぃーちぃ、にぃー、さぁ~ん、
  サラダァァァー!」

と叫び、ひと盛り上がり。面白い店である。
 最後の会計で、

 「お支払いは、
  
ゲンキンですかぁ~!」

と聞かれると思ったが、さすがにそこまではなかった。

2008年8月14日 (木)

新潟日報社説:竹島への立場が不明

 3時、就寝。

 7時、起床。大粒納豆、豚肉の佃煮、トマト、もずく酢でご飯2杯の朝食をとる。

 9時から12時過ぎまで、お盆の親戚まわり。

Img_4385  13時、「うれっ子」(電話:0257-22-4648)の「チャーシューつけめん」の出前をとって昼食。
 食後、遊びにきた姪っ子、甥っ子を連れて、アンパンマンやウルトラマンのDVDを借りに出掛ける。結局、DVDを借りた金額より、ガチャガチャに使った金額が上回った。

 18時過ぎまで自宅で親戚や知人と懇談。

 19時、会田市長の御尊父である写真家・会田真一氏の弔問にでかける。会田市長とは政治の場では対立する立場であるが、これはこれ、それはそれである。会田市長側の議員が多く出席していることから、周りにいらぬ気を遣わせても何なので、ひっそりとであったが焼香させてもらい、偉大な写真家、そして柏崎を心から愛した先輩のご冥福をお祈りした。

Img_4386 帰り道、スーパーで半額になっていた生鮨を購入し、自宅で納豆汁とともに夕食にする。
 事務所ではなく、自宅側の電話の留守番電話に数件のメッセージが入っており、何かと思えばまたも選挙の関係する匿名のもの。名乗って、批判する度胸もないのであろうか。

 以前も書いたが、共同通信の記事を使っているだけでもかなりの偏りがあるところに加え、新潟日報の偏り、日本の新聞社なのか分からなくなるところには驚かされる。
 8月に入ってからの新聞全紙を改めてチェックしていたところ、平成20年8月1日の新潟日報紙の社説に竹島問題があった。


平成20年8月1日『新潟日報』

竹島領有問題 緊張あおる愚は避けたい

 領土は国家の主権そのものである。複数の国が同じ土地の領有権を主張すれば抜き差しならない事態に発展することも珍しくない。そこに第三国が介入すれば問題はさらに複雑化する。
 日本と韓国が領有権を争う竹島(韓国名・独島)の帰属先について、米政府機関の地名委員会が表記を二転三転させている。
 七月二十五日に「韓国・公海」を「主権未指定」に変更し、三十日には再び元の表記に戻した。将来また変えることもあるという。
 韓国から強烈な抗議を受け、ブッシュ大統領が異例の指示を出した。ブッシュ大統領はこの六日に韓国の李明博大統領と会談する予定だ。
 米国産牛肉の輸入再開問題をめぐり、韓国では反米感情が高まっている。これ以上関係を悪化させたくないとの計算が働いたのだろう。
 米国が竹島の主権を「未指定」にしたのは、帰属をめぐって日韓が対立する中、米国の中立の立場を示すためだったとされる。米国が竹島の表記について抜本的な見直しに着手するとしているのは、それを裏付ける。
 日韓両国の神経を逆なでするようなことをなぜこの時期に行うのか。ブッシュ大統領の外交センスを疑う。
 竹島の領有権は一九六五年の日韓基本条約の締結時にも結論を出せなかった案件であり、事あるごとに日韓の火種となってきた。
 日本が竹島を日本領に定め、島根県編入を決めたのは一九〇五年の閣議決定だ。日韓併合はその五年後である。
 一方の韓国は五二年に「李承晩ライン」を設定して領有を主張し、五四年からは警備隊を常駐させるなどの実効支配を続けている。
 今回の対立は、文部科学省が中学校社会科の新学習指導要領解説書に、初めて竹島の領有権問題を明記した件が発端だ。韓国は強く反発し、韓昇洙首相が初めて竹島を訪問したほか、韓国海軍による軍事演習も行われた。
 しかしながら、日韓がいがみ合っている場合なのか。北朝鮮の核放棄問題など、日韓米が協力して取り組まなければならない課題は山積みだ。
 韓国は日韓に領土問題はないとの立場だ。竹島の帰属が両国間の懸案である現実を認め、国際法上の交渉のテーブルに着くべきだ。無用な緊張をあおるような振る舞いは慎むべきである。


 ここまでは素直に読めるが、ここから先がメチャクチャ。


 日本も韓国がなぜ竹島問題に激しく反応するかをあらためて考える必要があろう。竹島は日本の植民地支配の歴史を想起させる存在なのだ。それを踏まえて筋を通すことである。
 こじれた領土問題の解決は難しい。だが小さな岩礁にこだわって両国関係が危うくなるのでは元も子もない。


 「・・・・・・はぁ?」

 竹島の編入が日韓併合の前である歴史的事実を上げておきながら、植民地支配を想起させる、と書き、そして小さな岩礁にこだわるな、といった、本当に日本の新聞社なのかどうか不明なまとめ方に驚かされる。
 事実が大切なのであって、両国関係が危うくなるからこだわるのはやめろ!というのは、朝日(ちょうにち)新聞の主張と一緒である。
 社民党の広報誌かと見間違うような反原発報道をはじめ、新潟県職員組合アンケート(泉田知事を支持できないといった結果)を使った泉田知事への一方的な批判など、新潟日報はかなりの政治的意図を含んでいることは明白。マスコミとしての良心はないのであろうか。

2008年8月13日 (水)

回収ギョーザでまた中毒

 2時、帰宅。シャワーを浴びたのち、3時過ぎに就寝。

 6時、起床。母、祖母とともに、お墓参りにでかける。祖母は既にお墓参りという行為自体を理解できないようになっていたのがショックであった。

 7時、自宅に戻り、大粒納豆、さつま揚げ、シラスおろしでご飯2杯の朝食をとる。

 9時から12時過ぎまで、親戚をはじめ、市内まわり。

 12時30分、事務所に戻り、差入れでもらったチーズフランスパン2個と低脂肪乳、青汁で昼食にする。

 午後からも市内まわり。

 18時過ぎ、事務所に戻り、8月に入ってからの新聞各紙に目を通し、スクラップなど。

 22時、来客。ビールを飲みながら、おろし納豆、越後もち豚のモモ肉を使ったしょうが焼き、刈羽の桃などをつまみ懇談する。

 案の定というか、中国人の安全意識、いや民度の低さを露呈したのが、以下の記事であった。


平成20年8月6日『読売新聞』

「天洋食品」回収ギョーザ、中国で中毒
現地混入が濃厚に

 中国製冷凍ギョーザ(餃子)中毒事件で、製造元の中国河北省石家荘の「天洋食品」が事件後に中国国内で回収したギョーザが流通し、このギョーザを食べた中国人が有機リン系殺虫剤メタミドホスによる中毒症状を起こして、重大な健康被害が出ていたことがわかった。
 関係筋が5日明らかにした。これまで日中双方の警察当局がそれぞれ自国内でのメタミドホスの混入を否定してきたが、中国国内で同様の事件が発生したことにより、中国での混入の可能性が強まった。
 日本政府は今後、中国公安省に事実確認を要請するとみられ、日中両国の捜査協力がようやく本格化する可能性が出てきた。
 関係筋によると、中国側は7月初め、北海道洞爺湖サミット(主要国首脳会議)の直前に、外交ルートを通じて、日本側にこの新事実を通告、中国での混入の可能性を示唆したという。
 事件が起きたのは6月中旬。天洋食品が回収した冷凍ギョーザの一部を食べた中国人が中毒を起こし、重大な健康被害が出たという。被害者の人数や症状などは不明だが、千葉県などの事件と同様、ギョーザに含まれていたメタミドホスが原因と特定された。事件後、日本に輸出される前の商品は天洋食品が回収したことになっており、今回、中毒を引き起こした商品が流通した理由やその経路などはわからない。
 中国側の混入の可能性が強まったことで、中国の捜査当局は事故と故意による混入の両面で改めて捜査を急ぐ必要に迫られそうだ。
 冷凍ギョーザ中毒事件では、千葉、兵庫両県の3家族10人が昨年末から今年1月にかけ、天洋食品製造のギョーザで中毒症状になった。中国側は2月末、「原料、生産工程、輸送過程でメタミドホスが混入された状況は見つかっていない」との見方を表明。これに対し、警察庁は、メタミドホスの成分分析の結果、日本国内にはない不純物が検出されたことなどから、「日本で混入された可能性は極めて低い」との見解を示していた。


 普段であれば、あの国なら当然の結果と笑えるが、今回の場合は日本側も笑えない状況であろう。それは、政治家の決断である。
 自国民に健康被害がでているのに、洞爺湖サミットうんぬんを理由に事実の公表を先延ばしにするとは政治家にあるまじき行為といえよう。
 自民党籍をもっているからこそ批判するが、中国共産党の顔色ばかりを伺うような政府は日本国政府ではなく、中華人民共和国日本自治区であり、売国政府である。
Img_4329 「言うべきことは言う」、
 デューク東郷、
 もとい、
麻生内閣登場を切に願う!

2008年8月12日 (火)

柏崎準倫理法人会イブニングセミナー
歴史教育からみた倫理道徳

 2時過ぎ、都内に到着し、駐車場に車を停めて仮眠。

 6時、携帯が鳴り、何かと思えば今日の打ち合わせが延期になったとの連絡であり、移動もあるだろうから朝イチで連絡したとのことであった。
 「・・・昨日のうちに連絡してくれれば」とグチをこぼしながら、再度、柏崎まで戻る。まるまる8時間とガソリンを無駄にしてしまった。
 途中のコンビニで買った納豆巻き1本、ミックスサラダサンドイッチ、低脂肪乳で昼食をとる。

 10時、柏崎市内に到着し、そのまま市内某所での政策会議に出席。柏崎市の今後の在り方などを2時間強、検討する。

 13時過ぎ、自宅に戻り、冷凍うどん2玉とひきわり納豆で納豆うどんを作り、昼食。

 14時に来客。3時間ほど打ち合わせ。

 17時過ぎ、岬館に移動し、柏崎準倫理法人会イブニングセミナーの準備を行う。

080812_p1010148  18時30分から司会を担当し、イブニングセミナーがスタート。
 十日町市倫理法人会の幹事であり、昨年までは青年会議所の活動でもご一緒させてもらった、株式会社美佐伝の代表取締役・大嶋太郎氏を講師に迎え、「歴史教育からみた倫理道徳」というテーマでご講演頂いた。
 話題となった日本青年会議所作成のアニメ「誇り」などを織り交ぜながら、自虐史観にとらわれない歴史教育の必要性を中心に、分かりやすいお話であった。感謝。

080812_p1010152 講演終了後の20時から懇親会。
 講演のなかで改めて知った歴史観に感動した、戦後教育での洗脳が溶けた、涙がでたという方もおられ、多いに盛り上がった懇親会であった。
 22時近くに、「1、2、3、ダッー!!」で懇親会が終了。

 その後、某団体の2次会から途中参加するも、案の定、かけつけ一気飲みをするハメになり、深酒となる。

2008年8月11日 (月)

JC褒賞事業第1エリア審査会
JC活動で首長体験談を聞ける幸運

 1時過ぎ、祖母が徘徊していることに気づき、朝4時まで眠れず。8時過ぎまで仮眠。

 9時、大粒納豆、がんもどきの煮物、ふき味噌、板わさでご飯2杯の朝食をとる。

 10時に来客。12時過ぎまで選挙をはじめ、柏崎市政について意見交換する。

Img_4380  13時、トースト2枚にハム、ひきわり納豆、マヨネーズをはさんだものと低脂肪乳、野菜ジュースで昼食をとったのち、自民党柏崎支部に移動。
 13時30分から自民党柏崎支部第3回選挙対策会議となる。自民党推薦の桜井まさひろ氏を応援する体制についての確認や情報交換を行う。

 15時過ぎ、会議終了後、そのまま新発田市に移動。

Img_4382  16時30分、新発田市内諏訪神社内にある 「豊谷殿」 (電話:0254-22-6666)に到着。準備をしたのち、18時30分から2008年日本青年会議所・北陸信越地区・新潟ブロック協議会、新潟交流委員会の褒賞事業、第1エリアの審査会がスタート。
 審査員は、青年会議所内部として(社)新発田青年会議所の町田理事長、 (社)いわふね青年会議所の平間理事長、 (社)中条青年会議所の筧理事長、 (社)豊栄青年会議所の斎藤理事長、外部審査員として新発田市から産業振興部長、阿賀野市から天野市栄市長、関川村から平田大六村長、新潟市北区から副区長、新発田商工会議所 会頭(JCOB)、NPO法人ふるさと奥山の莊、阿賀北青年ネットワーク、新潟県躰道協会代表の皆様。

Img_4384  20時近くに、審査会は無事に終了。引き続き、同会場で懇親会となり、青年会議所内に限らない色々な情報交換をさせてもらった。
 議会と大モメにモメている天野市長からは県職員から政治家に転身する決断などをお聞きし、また御年72歳の平田村長からは政治に限らず、観光振興や酒に関することなどアツイお話を頂戴した。納豆をはじめ、大豆食品や発酵食品でも村おこしをお考えになっており、是非、酒でも飲みに来いとのことだったので、村長と一緒に酒を飲みに関川村に行きたいと思う。

 22時過ぎ、残飯を極力なくすよう食べまくったところで、終了。そのまま車で東京に向かう。

2008年8月10日 (日)

ECOACTION2008サマーキャンプ2日目

 独りでニジマスをさばいていると、眠れないという子供たちが近寄ってきたので、包丁を持たせ教えつつ、それぞれにニジマスをさばかせる。何事も経験である。

 2時過ぎ、すべてのニジマスをさばき終わったので、一旦自宅に戻る。4時までメール返信などを行い、1時間ほど仮眠。

Img_4375  5時過ぎ、キャンプ場に戻り、6時から昆虫採集、自然観察。
 子供達はかなり眠いようで、集まりも悪かったが、柏崎市立博物館のS氏にご協力頂き、カブトムシやクワガタなど昆虫も採取し、スケッチなども行った。

Img_4376  朝食は、JCメンバーで作った豚汁と、届けてもらったおにぎり。
 昨夜、というか今日の明け方にさばいたニジマスを、実際にさばいた子供たちにも食べさせてあげたいと思い、簡易ガスコンロと魚網を持ち込む。
 30匹ほどをじっくりと塩焼きにし、焼きたてを子供のみならず、JCメンバーでも頬張り、至福の朝食となった。これで納豆があれば・・・。

 食後、子供たちが原子力発電所の見学などのため移動。2時間ほどかけて、キャンプ場の片付けや荷物の整理などを行い、その後、ニジマスを配る。

Img_4377  11時過ぎ、東京電力柏崎刈羽原子力発電所ビジターハウスで閉校式。
 キャンプを通して、昨日、初めて会った東京と柏崎の子供同士がすっかり仲良くなっていた。今日でお別れということで、住所を交換したり、抱き合ったりし、感動のシーンが多く見られた。
 単年度事業が青年会議所の特徴であるが、こういった事業は毎年とは言わないまでも数年おきに定期的に行っても良いのではないかと思う。
 東村山青年会議所 (社)日本青年会議所東京ブロック協議会の皆さん、そしてY委員長をはじめ、委員会メンバーには感謝である。

 例会セレモニーも終え、13時過ぎに帰宅。

Img_4378  13時30分、「盛来軒」(電話:0257-22-2181)に移動し、担当委員会をはじめ、JCメンバーと打ち上げ。
 炒飯、焼きそば、餃子などを食しつつ、体から水分が抜けていたせいか、ビールをガブ飲みする。
 疲れからなのか、JCメンバーのテンションは高く、あっという間にビール瓶の山ができた。
Img_4379  最後のシメは、小さい頃の「盛来軒」の憧れ?であった、スタンド付きソフトクリームである。12名いたのに、5つしか持ってきてもらえず、何故かと問い質すと、もうこのスタンドが5つしかないから、だそうである。
 是非、柏崎の工業力で!(大げさ?)ソフトクリームスタンドを製造してもらい、このレトロ感を残してほしいと思う。

 15時、自宅に戻り、事務仕事。

 18時から市内某店での懇親会に出席。キャンプ疲れがあるせいか、酔いがまわるのが早く、一次会で勘弁してもらう。

 23時、就寝。

 
 

2008年8月 9日 (土)

ECOACTION2008サマーキャンプ1日目
中央コミセン「こどもの居場所づくり」準備会

 酔っていてもできる仕事を何とか片付け、4時過ぎ、シャワーを浴びてから就寝。

 8時、起床。大粒納豆、卵焼き、いわし明太子でご飯2杯の朝食をとる。

Img_4364  9時から11時まで事務所で雑務。その後、柏崎市立第一中学校に移動し、柏崎青年会議所主催のECOACTION2008サマーキャンプの開校式の準備を行う。
 東村山青年会議所 (社)日本青年会議所東京ブロック協議会の皆さんのご協力もあり、東京から約40名の子供が到着し、12時から開校式となった。柏崎市内の子供もあわせて約70名。

Img_4365  開校式ののち、少し抜けさせてもらい、中央地区コミニティセンターに移動。柏崎市中央地区コミュニティ振興協議会主催の中央地区コミニュティ版「こどもの居場所づくり」準備会に出席する。
 中央地区町内会長会、柏小学校PTA、主任児童委員、柏崎市生涯学習課、柏崎市体育指導委員協議会、中央地区コミセン関係者に、柏崎市立柏崎小学校柏崎市立第一中学校の校長先生も加わり、真剣な議論が交わされた。
 9月に先進地視察として、三条市立月岡小学校に行くこととなった。

Img_4366  昼食を食べる暇もなく、16時過ぎ、どうしても一緒に行くという姪っ子を連れて、キャンプ場に移動。キャンプファイヤーなどの準備を行う。
 音響装置と音楽の準備を主に行ったが、やはり大きなスピーカーがないとキャンプ場では音量が足りないようであり、今回の準備では一番反省するところであった。
 一度、自宅に戻り、姪っ子を母に預け、スピーカ探し。

Img_4367  結局、変わりとなるスピーカがなく、18時、キャンプ場に戻って、夕食。
 メニューはキャンプの定番カレー。JCメンバー渾身の力作であり、腹が減っていたこともあり、一気に2杯も食べてしまった。
 よく考えたら、本当は子供達にカレー作りもご飯を飯盒で炊くこともやらせるべきではなかったかと思う。食中毒などのリスクがあることも分かるが、子供のためにも本当は自分でできる限りやらせる方法も今後検討すべきであろう。

Img_4368 20時過ぎからキャンプファイヤー。
 『遠き山に日は落ちて』からはじまり、聖火が入場、『燃えろよ燃えろ』など、合唱をしながら、一番の盛り上がりを見せた。
 思った以上に火の上がりが早かったので、ちょっと驚いた子供もいたが、火の美しさをじっと見つめる子供が大半であった。

Img_4373  キャンプファイヤーを終え、片付けも終わった23時、JCメンバー3名とともに、なぜか「ラーメンガキ大将柏崎店」(電話:0257-32-3355)に移動。「コテコテラーメン 710円」に大量のおろしニンニクを加えて、夜食をとる。
 食後、JCメンバーを再び、キャンプ場に送り、自宅に戻るが、ニジマスの内臓をとっていない事が分かり、キャンプ場に戻る。

 24時近くから、ひたすらニジマスをさばく。

2008年8月 8日 (金)

コマツ跡地への応募等
中越沖地震原発調査特別委員会

 3時、就寝。

Img_4355  5時、起床。シャワーを浴び、大粒納豆2パックを生卵で溶き、飲み干して、青海川まで移動する。
 柏崎さけのふるさと公園にて、6時から7時過ぎまで生け簀を作ったり、子供が水遊びをしても危なくないようゴミ拾い。明日から2日間にかけて行われる柏崎青年会議所主催のECOACTION2008サマーキャンプのためである。

 荷物運びなどで往復したのち、9時過ぎに一旦、解散。

 10時から12時まで視察対応。中越沖地震の爪痕をご案内して歩く。

 所属委員会ではなかったため、出席しなかったが、総務常任委員会は開催され、まちづくりに関する報告があったそうである。報告内容は以下の通り。


1.小松エスト跡地について
・7月22日公募受付が終了し2件の応募があった。応募者は、単独提案事業者が1件、共同提案事業者が1件(2事業者の共同)。単独、共同とも県内事業者で商業施設を中心とした計画。
・市は提案事業者について諮問対象失格要件(書類に関しての虚偽、不正行為等)に該当していないことを確認し、7月29日に選定審査会会長に対して「提案合格者」の選定を諮問し、同日第3回選定審査会を開催。
・第3回選定審査会は、「提案合格者」を選定していく審査の流れ等及び事業提案書等の内容について確認を行った。
・今後選定審査会において審査し、市は「提案合格者」の答申を受けた(8月下旬頃予定)後、入札等の手続きを進め、土地譲渡事業者を決定していく予定。最低売却価格22億円。決定後、選定審査会及び審査の概要について公表。
・土地売買契約議案を9月議会に上程する予定。

2.日本石油加工跡地について
・隣接する駅前公園(都市計画公園)を含む約11haの区域において「土地区画整理事業」により、宅地の整備、公園の再配置、道路等公共施設の整備を行うことを基本的枠組みとすることで新日本石油(株)と確認。
・事業施行者は、「独立行政法人都市再生機構(以下UR都市機構という。)」を予定し、今後、市、新日本石油(株)がUR都市機構に事業の施行について要請していく予定。
・事業化に向けて、市、新日本石油(株)、UR都市機構は事業の内容等(事業費、概略換地設計、補助金導入の調整等)について協議を進め、10月末を目途に都市計画手続き等の着手について合憲を得ていく予定。
・その後、3者による事業協定を締結し、合わせて公共関連施設等整備にかかる債務負担行為を設定していく予定。
・事業化に向けて事前に行う必要がある計画調査等について、所要の予算を9月議会において計上(補正)する予定。(国土交通省の復興まちづくり総合支援事業(補助率1/2)を活用して実施。)
・また、土地区画整理事業にかかる概略事業フレーム、概略スケジュール等を9月議会・総務常任委員会に報告する予定。
・新市民会館の建設スケジュールに合わせて事業を実施したいことから、平成21年末頃にUR都市機構が国の事業認可を受け事業に毒手し、平成23年度末には工事を完了したい。

3.えんま通り商店街について
・「まちづくり構想」について、えんま通り復興協議会が支援要請した、「早稲田大学都市・地域研究所及びアルセッド建築研究所」(名称;えんま通りの復興を支援する会)の協力により取りまとめが行われ、7月17日に行政、学識経験者等で組織する「えんま通り復興推進会議」で方針が確認され、7月18日に地元「えんま通り復興協議会全体会議」で合意形成がはかられた。(基本的考え方:別紙N01)
・7月22日にえんま通り復興協議会の代表者から市長に報告があった。
・グループワークショップの結果等を踏まえ各ブロック毎に、事業スキーム(整備計画・事業手法・事業主体を含め)を明確にしていくこととしている。8月上旬からブロック別検討会が始まり、市も関係課担当職員が参画し協力している。
・地元では原則3年以内で事業に毒手できる第1期、続く5年で実現する第2期の内容を合意することが望ましいとしている。あわせて、全体調整を行い、街路空間、付随する広場駐車場などの公共空間の線形、デザインも同時に決定し、第1期事業については、10月を目途に決定していく予定。
・えんま通りの街路整備に関わる線形は、現在の都市計画道路(幅員19m・セットバック3m)を基本とし、県が事業主体となり地元まちづくり構想で示すブロック毎のまちづくり計画の実行に合わせて順次街路を整備していく予定。

4.新市民会館建設について
・7月1日に劇場コンサルタントの(株)シアターワークショップと委託契約を締結し、その支援を得ながら、建設基本計画の策定及び設計プロポーザルの実施に向け、庁内作業を進めている。
・建設基本計画案は、9月議会で説明し、市民には10月5日号の広報で概要を掲載し、意見を求めるとともに、別途、文化団体等からも意見を求めたうえで、11月中に決定する予定。
・設計プロポーザルについては、今後、審査委員選定及び実施要領作成等の準備を進め、11月中に実施要領を決定し、公募により設計業者を選定し、来年の2~3月には基本設計に毒手する予定。
・その後、平成21年度に設計、22~23年度に建設工事を行い、23年度末に建物の竣工を予定している。


【資料No1】えんま通り まちづくりの6つの方針(pdf方式)

中心市街地活性化の取組状況(pdf方式)

Img_4359  12時過ぎ、一度自宅に戻り、「うれっ子」(電話:0257-22-4648)の「チャーシューつけめん 大盛り」の出前をとって昼食。
 今年9月13日に行われる08年日本青年会議所・北陸信越地区・新潟ブロック協議会の会員大会のチラシを配布しはじめたためか、問い合わせを何件か電話で頂いた。

Img_4360  13時、市役所に移動し、13時30分から副委員長の職である中越沖地震原発調査特別委員会に出席。
 内容は、

1. 被害を受けた設備の復旧について
2. 点検の進捗状況について
3. 耐震安全性向上の取組みについて
4. 地質の追加調査について(真殿坂断層調査結果)

であった。まだ報告事項であるため、特に疑問となる部分はなかったが、お約束で反対派の言い掛かりのような「質問するための質問」で長時間となった。

 16時、一度、事務所に戻ったのち、市内での用事を済ませ、再度、柏崎青年会議所主催のECOACTION2008サマーキャンプのための準備。

 20時過ぎ、一旦自宅に戻り、某氏のご自宅にお邪魔し、数名での懇親会に出席する。

 24時近く、帰宅。

2008年8月 7日 (木)

社民党と柏崎市長選
社民・福島党首、脱原発ビジョン示す

 3時、就寝。

 7時、起床。大粒納豆、シラスおろし、卵焼き、岩海苔でご飯2杯の朝食をとる。

 8時から10時まで市内まわり。

 10時過ぎ、大荷物の搬出をしたのち、事務所に来客。14時まで政治をはじめ、色々な分野で意見交換する。

 ひきわり納豆と冷凍うどんで納豆うどんを作って、かっ込んだ後、市内まわり。

Img_4349  16時過ぎ、昭和懐物ランド「こどもの時代館」に移動し、展示物の整理。作業後、喉が渇いたので、懐かしの瓶コーラを飲もうと特別設置の自動販売機のところに行くと、なんと「zero」の瓶があった。迷わず選択し、一気に飲み干す。コーラはやはり瓶の飲み口が良い。
 神奈川県議会・国松誠議員、神奈川県藤沢市・市川和広議員、神奈川県逗子市・菊池俊一議員、神奈川県高座郡寒川町・杉崎隆之議員が原子力発電所視察のため、柏崎にお越しになっているとのことで、昭和懐物ランド「こどもの時代館」までご足労頂いたのち、館内の視察、そして拉致現場へご案内した。
 国松議員とは、市議会議員時代に全国若手市議会議員の会でご縁を頂いて以来であった。

 19時過ぎ、遅刻したが、選挙関係の打ち合わせに出席。

 21時、自宅に戻り、おにぎり3個(筋子、昆布、鮭)を頬張り、納豆汁で夕食をとる。

 今年11月の市長選挙に向けて、保守対革新ではなく保守同士の争いである、といったデマゴギーともいえるような情報が流されている。
 前回の市長選挙では、 保守陣営2名(西川候補、桜井候補)と革新陣営1名(会田候補)という構図であったため、会田市長の再選に向けて今回の市長選挙に挑むにあたっては、保守という色あいを濃くした方が有利との判断からであろう。
 しかし、社民党をはじめ、明確な革新系が選挙体制の本体にいる以上、保守系と言うには「市民を欺いている」としか言いようがない。
Img_4338  左の写真は、原発廃炉の運動方針を決定した地区労の定期総会に会田市長が出席した際の記事である。
*市長の隣は、社民党・山本あきこ女史、社民党・高橋市議
 誰がどう見ても保守系ではなく、そして労使関係から言っても、行政改革をできる立場にないことが良く分かる。
 しかも、社民党党首の福島瑞穂大先生と県連代表は、素直なのか、何も考えていないのか、脱原発ビジョンを示すタイミングについて、柏崎市長選挙への配慮を公の場で口にしてしまっている。
 是非、柏崎市長選挙の前に脱原発ビジョンをだし、地元有権者に社民党として問うてほしいものである。それが誠実さというものだ。


平成20年6月29日『新潟日報』

 「脱原発ビジョン示す」
 社民・福島党首が来県

 社民党の福島瑞穂党首は二十八日、次期衆院選候補予定者の応援などのため来県し、記者会見で「柏崎刈羽原発の再起動は許されない。新潟2区では脱原子力を訴える。原発に頼らない地域経済のビジョンを提案したい」と述べた。
 長岡市で開いた会見に同席した桝口敏行県連代表は、ビジョンの作成時期について「早ければ秋ごろ。(十一月の)柏崎市長選の前かどうかは地元とよく相談したい」とした。
 県連は2、5区で候補予定者を決めたが、ほかに擁立を模索する1、3区は白紙のままだ。福島党首は「なるべく早く対応を決める。秋にも解散総選挙に追い込みたい」と強調。「福田内閣が示した『骨太の方針』は相変わらず社会保障費の削減を明言している」と枇
判した。
 十月の知事選については「四年間、何をやってきたのかをしっかり検討し、対応を決めたい。(自民などとの)相乗りがいいか悪いかではなく、どのような政治を行っているかが重要だ」と述べるにとどまった。

2008年8月 6日 (水)

あり得ない、違法ストライキ参加教頭

 2時、就寝。

 7時、起床。大粒納豆、卵焼き、スナップえんどう、若布サラダでご飯2杯の朝食をとる。

 8時30分から11時過ぎまで市内まわり。

Img_4342  12時から柏崎商工会議所で「割烹おくい」(電話:0257-24-6486)の弁当で昼食をとりながら、泉田裕彦後援会柏崎支部設立及び「泉田知事と県政を語る~柏崎のつどい」の打ち合わせ。
 泉田知事ご本人の日程もあり、「柏崎のつどい」は「第6回原子力サミット」と重なる8月26日の開催となった。

 15時過ぎ、西山町の石地海岸に移動し、加藤武男議員とともに自衛隊関係者との意見交換。

 17時30分、鯨波海岸に行き、昨年ボランティアに来てくれた埼玉県の学生への差入れと御礼。水着姿で会ったので、新鮮な感じであった

 18時から市内某所での会合兼懇親会に出席。柏崎の観光産業や名産は何かなど、馬鹿話を含めた広がりのある話で盛り上がり、あっという間に23時。

Img_4343  メールの返信など溜まっている仕事も多いので、2次会は勘弁してもらい、帰宅。酔い覚ましに、お土産でもらった黒姫の「フルーツコーン・ピュアホワイト」を生のまま食べてみたが、その甘さとあまりの果汁?の多さに驚いた。確かにフルーツである。

Img_4344  昨日のブログを見てくださった方から激励の葉書や手紙、FAXなどを多々頂戴した。ありがたい限りである。
 頂いた手紙のなかには、組合活動を一所懸命やった方が出世できる例もあるとの情報もあり、教師の根本とは何かを改めて考えさせられた。
 最近の教職員組合問題で一番衝撃的だったのは、北海道の教師のストライキ(もちろん違法、約1万2600人が戒告処分)であり、それに参加した教師の昇任である。


平成20年3月26日『産経新聞』

 解答乱麻
 あり得ないスト教頭
 北海道紋別市立渚滑(しょこつ)中教頭・長野藤夫

 全国紙や週刊誌で続々と報じられ、インターネットでも大きな話題になっている。もはや北海道だけの問題ではない。これは現場人として語らねばなるまい。
 本紙既報の通り、間もなく北海道で前代未聞の「ストライキ教頭」が誕生する。
 北教組が1月末に行った違法ストに参加しながら、4月に教頭に昇任するという摩討不思議。昇任する方もする方だが、させる方もさせる方である。盗人を警察官に任命するようなものだ。これでは、採用力不足どころか人事管理能力まで疑問を抱かざるを得ない。
 昇任取り消しにすると、教頭不在校が発生して学校運営が混乱するという。
 あり得ない話である。校長の仕事は増えるが校長は元教頭だ。決して混乱することはない。心ある校長なら、そのような状況を喜んで受け入れるに違いない。教頭としての赴任先まで決まっていながらストに参加しているのだ。職業人としての自制心、自律心、道徳心、教師としての気概、誇り、資質、指導力、すべてに欠けている。自分でストに参加しておいて、4月から「ストは違法行為ですから正常勤務しなさい」と職員を指導できるわけがない。「あなたもストをしたではないか」と言われれば終わりだ。自らの実践や行動で指導できない教頭などもってのほかである。
 この方がはるかに混乱する。そう言われないための安易な妥協や不当な譲歩、なれ合いやヤミ協議が横行する可能性があるからだ。
 そんな教頭を迎える側はたまったものではない。日々、血のにじむ思いで職員団体と対応し、がけっぶちで学校教育の正常化に取り組んでいる管理職を背後から突き落とすような決定だ。違法行為に加担せず、懸命に努力している多くの教師とて、「ストライキ教頭」に「指導」されるのかと思うとやりきれまい。
 ここは、断固たる措置を取るべきであった。意図的な違法行為や不正行為に対して、任命権者がこんな姿勢でどうするのか。スピード違反の新しい懲戒処分指針を考えるのもいいが、もっと教師としての根本を考えたらいかがか。「教育は国家百年の計」なのである。気概のある、筋の通った教育行政であってこそ、情熱ある現場人は理想の実現のために奮い立つのだ。
 「ストライキ教頭」は昇任するために「反省文」なるものを提出したという。まるで子供と同じだ。情けない。自分の反社会的行動がどのような結果を招くのかがわからなかった者と、その程度で済ませてしまいたい者との茶番である。
 果たして今回の事態を子供や保護者にどう説明するのか。そして教師としてそのような恥ずかしい生き方を子供に見せられるのか。
 新教育課程では、道徳教育の充実が最重要課題だ。にもかかわらず、任命権者や指導的立場に立つ者が、こんな不道徳なことをしているようでは溜息が出る。
 志気あふれる多くの管理職や、気骨あるまじめな教師たちの声を代弁したつもりである。私が書かずんば誰が書く。


 先日、ご連絡を頂戴した現職教頭・長野先生がお書きになったものであるが、衝撃であり、まさに不道徳の極み。生徒、そしてまともな先生が被害者となろう。
 日本人の背骨は溶け始めている。

2008年8月 5日 (火)

物事が分からない集団
新高教員組、国体での国歌に抗議

 メールの返信などが溜まりに溜まっており、なかなか終わらず4時過ぎに机に突っ伏して仮眠。

 7時、起床。お泊まりした甥っ子、姪っ子とともに、大粒納豆、ほうれん草とベーコンの野菜炒め、鮭のハラス焼きでご飯2杯の朝食をとる。
 食後、どうも体が熱いと思ったら、体温が38度あり、気合いを入れるため、水風呂に入る。

 9時、11時と来客。

 13時、冷凍うどん2玉、ひきわり納豆で作った、納豆ざるうどんで昼食をとる。

 14時から17時まで市内まわり。

P2008_0805_  18時近く、甥っ子、姪っ子が残したホットケーキやわらび煮物、キムチなど冷蔵庫のなかの残り物を整理するとともに、ひきわり納豆をのせた冷や麦をすする。
 食事中に名前を名乗らない方からの電話が自宅番号にかかってきた。何かと思えば

 「アンタが市長さんの邪魔するから
       柏崎は発展しねーんだ!」

と初老の方らしく声の方はいきり立っていた。30人いる議員のうちの私一人で、一人しかいない市長の動きを制止しているようなら、私はとんでもない権力者?もしくは議会制民主主義が機能していないことになる。
 名前をお聞きしようとしたところ、いきなりのガチャ切り。ナンバーディスプレイに番号がでていたのでコールバックすると、かなり焦っている様子で「脅すのか、このオメさんは」と意味不明な言葉。それなりのお歳であろうに、匿名なら何でもしてよいという道徳観が情けない。

Img_4341  18時40分、柏崎商工会議所にマイク設備やスピーカなどを持ち、移動。柏崎青年会議所・ECO活動推進委員会の拡大委員会の準備を行い、19時30分よりスタート。
 いよいよ今週末になったECOACTION2008サマーキャンプに向け、詳細部分などを、担当箇所ごとに分かれて打ち合わせを行った。

 21時、一度、自宅に戻り、越後もち豚のモモ肉スライスを使った豚しょうが焼きを作り、タッパに入れ、市内箇所にて持ち寄り、懇親会兼打ち合わせに出席。生ビールを飲みつつ、かなりアツイ話が続く。

 24時、自宅に戻る。

 先日の新潟日報紙に、新潟県高等学校教職員組合が新潟県に対し、来年開催の「トキめき新潟国体」で国歌を演奏するな、合唱させるな等の要請書をだしたという報道があり、 「国体の主旨も物事の道理も分からなのか!」と怒りがわき、情報公開請求で当該文書を取り寄せてみた。
 その要請書の中身が以下である。(PDF版はこちら


                      2008年6月24日
新潟県総務管理部
部長 白倉 哲男 様

              新潟県高等学校教職員組合
              執行委員長 渡辺英明

2009年度「トキめき新潟国体」の「高校生による式典音楽の演奏・合唱」に関する要請書

 日ごろより県政の発展にご尽力されていることに敬意を表します。
 さて、貴職は2009年度に開催される「トキめき新潟国体」において、高校生の吹奏楽部員に式典音楽を演奏させる計画を本県高等学校文化連盟吹奏楽専門部および合唱専門部におろし、吹奏楽専門部HPにおいてもその旨が公表されています。
 しかしながら、演奏曲目の中に「君が代」が入っていることについて、わたしたちは危倶の念を禁じ得ません。その理由は以下のとおりです。

・「日の丸・君が代」は、かつての日本のアジアに対する植民地支配の象徴であり、現在も近隣諸国から嫌悪を持って見られている存在であること。

・上記のような理由から、日本国内でも批判の声が強くあり、裁判等の係争対象となっていること。

・それにもかかわらず、国体で「君が代」演奏を生徒に強制することは、日本国憲法および子どもの権利条約で認められている思想・信条の自由を侵害するものであること。

・1999年の「国旗・国歌法」成立の際の「法律成立後も、教育現場での国旗・国歌の強制は考えていない」とする小渕首相答弁に反していること。

以上の理由から、新高教は貴職に下記について強く要請します。

 1.2009年度「トキめき新潟国体」式典音楽から 「君が代」をはずすこと。

 2.少なくとも高校生の吹奏楽部員・合唱部員に「君が代」演奏・合唱をさせないこと。


 怒りを通り超し、笑ってしまうほどの内容であった。
 まず、国民体育大会(天皇杯・皇后杯)とは何か、根本が分かっておらず、こんな人たちが教育現場にいると思うと、頭が痛くなる。

1914c アジアを植民地(Colony)にしていたのは、白人の欧米列強であり、いまだ他国の国旗を焼いたりする低俗なことをするのは、特定アジアの国だけ。
*アメリカの教科書に掲載されている1914年の植民地地図
 『PEOPLE AND OUR WORLD-A Study of World History』1977,P548 Holt,Rinehart and Winton社 A・O・KOWNSLAR、他著

 国旗・国歌で裁判しているのも左翼活動家であり、日本国民としての権利や制度を利用しながら、自分の身が守られたなかで体制批判しているのが実態。

 そして、注意すべきキーワードであり、我が柏崎市でも絶対に許してはならないのが 「子どもの権利条約」 、各地で条例化が検討されている「子どもの権利条例」(柏崎市議会でも某社民党議員が提案)。ここでも、子供をダシにして自分たちの政治活動するという悪用がよく分かる。

 こんな非常識な要請書をだしたことで被害を被るのは、まともな高校の教職員や組合に加入していても政治活動には参加していない教職員、新潟国体の開催に向けて準備をしている関係者の皆さんである。
 そういった人のためにも、こういった要請書に抗議しようと思う。

2008年8月 4日 (月)

シルバー人材センターとの懇談会

 4時、起床。そのまま愛車で富山市に移動する。

 7時から某ホテル一階のレストランで朝食をとりながら、出版物に関わる打ち合わせ。和食が食べたかったが、洋食しかなく、ハムエッグのモーニングセットにし、パンを三個ほど食べる。

 10時、事務所に戻り、大粒納豆を一パック食べる。10時30分から来客があり、市政に関する苦情をお聞きする。

P2008_0804_132115  12時過ぎから会社関係の雑用などで市内をウロウロする。環境のためには、本来自転車が良いのであろう。近々、自分用の自転車でも買おうかと思う。
 昼食をとる時間がなく、大飯食らいであった高校生時代の食後デザート「まるごとソーセージ」2個と低脂肪乳で腹を満たす。

Img_4334  13時30分から、 (社)柏崎市シルバー人材センターの2階研修室にて、柏崎市議会厚生常任委員会とシルバー人材センターとの懇談会に出席。
 シルバー人材センターの福祉業務の課題として、今後のケアマネージャーがポイントになるであろうこと、民業圧迫にならないためにも民間事業者ができないニッチな顧客サービスを狙うべきではないか、などを意見交換させてもらった。

【資料】シルバー人材センター現況等(pdf形式)

 現時点では明確なアイデアは浮かんでいないが、シルバー人材センターに登録している方の知識を使えるようなものはないかと思う。

 15時、意見交換会が終了したのち、市内まわり。

 今週末に柏崎青年会議所で開催予定のECOキャンプで使う音楽素材などを探しまくる。
 キャンプ定番の曲は、転用のものが多く、「遠き山に日は落ちて」はドヴォルザークの交響曲第9番「新世界より」第2楽章の冒頭、「燃えろよ燃えろ」はフランス民謡「星かげさやかに」に登山家・串田孫一氏が詞をつけたものである。

 18時、事務所に戻り、冷蔵庫にあった残りものの赤魚の煮物、卵焼き等とご飯、納豆汁で夕食をとり、食後はひたすら資料作り。

Kazakhstan  『原子力産業新聞』の過去分にざっと目を通したところ、ガザフスタン大統領と福田首相の会談の報道があった。
 日本のエネルギー安全保障のために、豊富なウランを持つカザフスタンとは積極的な外交を行うべきである。


平成20年6月26日『原子力産業新聞』

 早期に原子力協定を締結へ
 日・カザフ首脳 互恵協力の共同声明に署名

 福田康夫首相と公式実務訪問賓客として来日したカザフスタンのナザルバエフ大統領は二十日、首相官邸で会談し、原子力協力協定の早期妥結に努めることなどで一致し、原子力分野の協力などを盛り込んだ共同声明に署名した。
 両首脳は、資源の豊富なカザフと高い技術力を持つ日本との間に互恵的・相互補完的な協力の余地が大きいとの認識で一致。原子力の平和的利用分野では、ウラン鉱山の共同開発に加え、核燃料加工、研究開発などの分野でも協力が進展していることを歓迎、両国間の原子力協定交渉の早期妥結に努めることで一致した。
 共同声明では政治、経済、原子力など各分野の協力を盛り込み、原子力では、同協定の早期締結を期待し、ウラン鉱山開発など両国原子力産業界の互恵的協力の進展、日本原子力研究開発機構とカザフ国立原子力センターの研究開発協力の進展を歓迎するとした。

2008年8月 3日 (日)

インドに大きな可能性を見た

 0時過ぎ、帰宅。シャワーを浴びたのち、録りためておいた番組をみつつ、3時に就寝。

 7時、起床。大粒納豆、塩鮭、もずく酢でご飯2杯の朝食をとる。

 9時から14時まで市内まわり。町内での復興イベントの開催や各種の陳情を受ける。途中、コンビニで買った納豆巻き、タマゴサンドイッチ、低脂肪乳で昼食をとる。

 14時過ぎから移動し、15時から長岡市内某所での打ち合わせ。

Img_4333 17時、事務所に戻り、18時過ぎから事務所で選挙スタッフと懇親会。今後の市長選挙への関わりなどを話す。
 夕食を兼ねての懇親会なので、茄子の味噌炒め(八丁味噌)、ほたてのフライ、生岩牡蠣などを食べつつ、ビールなど。最後はひきわり納豆汁でシメる。

 24時から仮眠。

Img_4339 自民党・塚田一郎参議院議員から、参議院調査団で視察しているインドからのエアメールが届いた。インドでは、円借款事業であるデリーメトロを視察したという。
 地球環境のためにも、日本の国益のためにも、そしてこれから原子力にさらに力を入れるインドとの関係は柏崎にとっても重要である。
 もう一つ言えば、インド独立の基礎となった、インパール作戦(地元ではインパール戦争)で戦ったのは、我が郷土の歩兵第五十八聯隊をはじめ、日本軍。
 現在、柏崎市は10万人都市にも関わらず、中共(中国)3都市と交流している。これから先を見越せば、インドとの交流こそ、柏崎は考えるべきであろう。

 柏崎市にある日印友好の碑


India平成20年5月20日『産経新聞』

【正論】千葉商科大学学長・島田晴雄
 インドに大きな可能性を見た

巨大国家の多様な側面

 このほどヴィバウ・カント・ウパデアーエ氏が主宰するインドセンターの招きで、投資家のグループと一緒に8日間ほどインドを訪ねた。
 インド経済は21世紀に入って成長を加速しており、とくにこの3年ほどは8~9%の高度成長を達成している。とりわけIT(情報技術)産業の発展がめざましくいまや世界のソフトウエア開発のセンターになっており、所得の高まった中産階級が増加して消費が拡大し、自動車生産も急増している。
 それが世界の関心を集めているのだが、私たちは、膨大な人口をかかえる貧困なビハール州の農村も訪ねるなど、巨大なインドの多様な側面を同時に勉強させてもらった。
 インドは11億人の人口を擁する世界最大の民主主義国家である。人種も宗教も極めて多様で、イギリスの植民地支配を離脱してからも、内外に困難な政治課題をかかえながら、民主政治を維持しつつ、経済発展を達成させてきた民族の知恵には大いに学ぶべきものがある。
 インド東北部のビハール州は人口9300万人の大農業地帯だが、平均年収が200米ドルに満たない貧困地帯でもある。お釈迦様が紀元前5世紀に大学を開設した聖地ビィクラムシラーはその一角にあるが、私たちは自家用機とジープを乗り継いでその農村を訪ねた。
 おそらく紀元前と変わらない農耕風景はショックだったが、集まってくれた数千人の農民の瞳が曇っていなかったことに救いを感じた。

地域の発展段階に格差

 対照的に西海岸のグジャラート州はすでに先進国である。また隣のマハーラーシュトラ州の州都は近代世界史にその名を刻んできたインド最大の商業都市ムンバイ(旧名ボンベイ)だ。これらの地域は多くの財閥や事業家を輩出し、先端産業でもインドそして世界をリードしている。
 新興財閥アダニグループが構築中の巨大な港湾区ムンドラポートはそうした活力を象徴している。施設構築はまだはじまったばかりだが、中東のドバイまで1時間半で飛べる海岸にはすでに約300平方キロの土地が見事に整地され、明日の世界先端産業都市の出現を待つばかりとなっている。
 近年のインド経済の飛躍的発展は1991年以来の抜本的な対外開放と規制改革が契機となったとされるが、これからのさらなる発展のためには広大な大陸にひろがるこの多様性をいかに克服しかつ生かすかが問われよう。私たちの会った国や州の指導者たちはそれを最大の課題と認識しているように見えた。
 ヴィバウ氏はデリーとムンバイを結ぶ高速貨物鉄道による輸送コリドー(街道)を提案し、森、小泉、安倍元総理をはじめ日本のトップリーダーの理解を得て、2005年に両国の協力は具体化することになった。これが軸となってかつて日本の高度成長を支えた太平洋産業ベルトに擬せられる経済コリドーが構想されている。また、デリーからコルカタ(旧名カルカッタ)に至るガンジス河流域には農業コリドーが描かれ、それらを人材教育の面で支える知力コリドーも構想されている。

期待される日本の協力

 インドでは運輸、保蔵、市場の未整備から生産された穀物の3割近くが劣化して廃棄されるという。冷蔵技術や物流などのインフラ整備でそれが防げれば、日本2つ分の食料が確保でき、世界的な穀物不足も解消できるだろう。また、熱射で砂漠化しかねない広大な大地も、ソーラー発電を大規模に展開すれば世界の巨大なエネルギー供給源に転換し得る。貧しいビハール州からは大量の労働者がグジャラート州に出稼ぎに来ているが、彼らが技術を身につけて還流すれば経済全体の生産性は大きく向上するはずだ。
 鉄道、運輸、物流、冷蔵、冷凍やソーラー発電技術などは日本の産業が最も得意とするところであり、また、現場勤労者の能力向上こそは日本の人材戦略の基本であった。また、戦後日本農業の飛躍的発展をささえた農協の知恵は日本よりも今のインドの農村でこそ見事に生かされる可能性がある。
 日本のこうした協力はインド経済をより格差の少ない強力な経済に進化させるであろうし、それはまた日本企業の世界市場の拡大、食料やエネルギーや人材の確保などの面でこれからの日本を大きく助けるだろう。
 それは両国の繁栄を促進するだけでなく、食料やエネルギーの不足、環境の劣化など危機にひんしている世界に大規模な解決の手がかりを提供する可能性がある。
 戦略的協力から両国そして世界が得られるメリットは極めて大きい。日印相互の理解と協力の抜本的進展を期待したい。(しまだ はるお)

2008年8月 1日 (金)

自分の選挙のためなら・・・・
市政も我が物に?

 シャワーを浴びたのち、届いた月刊誌などを読みつつ、4時に就寝。

 7時、起床。大粒納豆、じゃがいもとピーマンの炒め物、胡麻豆腐、ツナ缶でご飯2杯の朝食をとる。

 午前中は、ここ数日まともにできなかったメールの返信やブログの整理など。

 10時、11時と来客。

Img_4276 13時過ぎ、「うれっ子」(電話:0257-22-4648)の「チャーシューつけめん」の出前をとって昼食。
 汗をかいているためか、つけ汁も少し多めに飲んでしまった。
 食後も事務所への来客が続いた。

 17時過ぎ、姪っ子が遊びに来たので、自転車の後ろに乗せて、1時間ほどの市内を散策と買い物。最後は、ショッピングモール「フォンジェ」の地下「月味家」(電話:0257-20-0025)で「ソフトクリーム 210円」を一緒に食べる。
 姪っ子を後ろに乗せての自転車で移動中、一緒に「ウルトラマンメビウス」や「アンパンマンマーチ」を歌っていたが、すれ違いざま、正面から見る人には、私独りで歌っているように見えるらしく、かなりドン引きされてしまった。

P2008_0801_191557 19時、自宅に戻る。スーパーで安くなっていた秋刀魚の刺身、ポテトサラダ、あさりの酒蒸し、ひきわり納豆で夕食にする。
 明日、長岡花火にでかけ、県外から来られる方と一緒に花火を楽しむことになった。せっかく新潟県に来て頂くので、岩牡蠣や刈羽村の桃などを用意する。

 今年11月の市長選挙まで、あとわずかとなった。
 現職、新人とも選挙事務所を開設し、双方が臨戦態勢という感じである。
 市長選挙の場合、現職は日々の公務が選挙活動につながるようなものとされ、有利と言われる。市職員を伴い地域にでかけての懇談会などは、結果的に有利になろう。
 しかし、明らかに選挙を意識したものを、公務のなかに持ち込むのは、やり過ぎではないかと思う。
 最近になって、いきなり「市長行動日誌」というものが登場した。これまで一切このような報告はなく、中身も市長が写っている写真を中心にした後援会報と間違うようなレイアウト。

 市長行動日誌(平成20年4~6月分)

Img_4277 さらに驚くべきものは、柏崎市として中越沖地震を反映して配布しはじめた防災ハンドブックに顔写真付きで挨拶が掲載されている。
 これまでの防災に関する全戸配布されたものはあったが、防災に関することを分かりやすく、より多くの情報を掲載、かつ長期間に渡って使うものであるため、それなりのレイアウトであった。
Img_4278 市長の顔写真入りで挨拶を掲載するスペースがあるなら、もっと工夫すべき点があるのではないか。
*ポケットサイズにする、玄関備え付けを想定する等
 早くもなんでもあり状態になってきた市長選挙である。

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