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2008年10月

2008年10月31日 (金)

2009柏崎市長選挙 公開討論会
「柏崎の明日を問う」

 愛車内で仮眠したのち、6時30分過ぎ、西山町インターチェンジに到着。

Cimg0217  7時、桜井雅浩氏と同・選挙対策本部と一緒に朝の辻立ちを1時間強行う。
 通りゆく車のなかからも応援の合図をしてくれる方が多く、組織的に現職支持となっている知った顔の方からは「頑張ってください!」の声もあった。

 9時、自宅に戻り、大粒納豆、ハムエッグ、豆もやしのナムルでご飯2杯の朝食をとる。

 10時から自民党柏崎支部で打ち合わせ。打ち合わせののち、全国5番目というMEGAタイプのドン・キホーテ「MEGAドン・キホーテ柏崎店」を初めてのぞいてみる。各地のドン・キホーテや埼玉のMEGAタイプは入った経験があったが、柏崎にこれほどの陳列内容のものができるとは思ってもみなかった。コマツ跡地売却に関し、ウオロクによる地元経済圏への影響が議論されたが、ドン・キホーテの影響も今後十分考慮していく必要があるだろう。

 12時、事務所にて、打ち合わせに来られた某氏と差入れの大盛りハンバーグ弁当と自前のひきわり納豆カップ味噌汁で昼食をとる。

 14時から18時近くまで事務所にて、ブログやメールなどの事務仕事。案の定、匿名メールのイヤガラセが増えてきた。相手陣営からの分かりやすい反応である。

081031_touronkai 18時過ぎ、柏崎市産業文化会館に移動。地元新聞3紙(越後タイムス、柏崎日報、柏新時報)主催による柏崎市長選挙に向けた 「公開討論会 柏崎の明日を問う」(pdf形式)に出席する。
 会場が満席となった19時、定刻通りのスタート。
 討論会の形式は、

1.それぞれの主張 4分間ずつ
2.相手への質問と回答 2分間ずつ
3.主張の補足 2分間ずつ

というもの。テーマは、第1部として主催者側が用意した

Cimg0222・震災復興(まちづくり、防災含む)
・財政立て直し(行政改革含む)
・原子力発電所

3点に加え、双方の候補者がだしたテーマで共通であった

・医療・福祉
・産業振興

自由討論を加えた、計6つのテーマが選ばれた。
 当日の録音、録画が禁止されていたので、詳細と真実かどうかの確認は収録放送がある平成20年11月8日を聞いてもらうしかないであろうが、目立ったのは現職である会田氏の「抱きつき戦法」であった。
 例えば、桜井氏がこれまでの主張の通り「環境とエネルギー」と言えば、会田氏は「私も同じ考えであった」といった具合で、終いには質問に、

 「えぇーっと、
  質問することと言っても特に無いんですがぁ~」

                        *3回ほど

と公開討論会自体を真剣に考えていたのかどうかも怪しい発言があった。
 廃炉を訴える反原発派を内包する会田氏に対し、どういった市民の民意をすくっていくのか、という桜井氏の質問に対し、保守も革新もなく市民党と逃げ切る作戦にでたが、「市民の意見を聞くのはことさら言うものではなく、ベースにあること」と切り替えされ、困惑。
 会田氏の目玉政策であった市役所内の「市民応接室」に至っては、桜井氏に

 「私だったら、絶対あのような事はしない。
  市役所で待つのではなく、
   自分から市民のなかに入っていく!」

市民目線に立った正論ガツーン とやられ、意気消沈。
Cimg0224 最後に、言わなくとも良いのに、「新聞に載らない柏崎市政レポート~あなたの選択が柏崎の明日を決める!!」(pdf形式)での革新との指摘に、わざわざ会田氏自身が触れ、逆に桜井氏から総決起大会に社民党の国会議員をはじめ、革新系が勢揃いしたことを指摘されて、逃げ切れず。
 ちなみに、会田氏と社民党との関係は平成14年まで遡れる。


平成14年9月7日『新潟日報』

3党要請の候補が辞退 衆院5区補選

 衆院5区補選で、先の参院補選に続き共闘を眉指す民主、自由、社民三党が三党統一候補として出馬を要請していた長岡市在住の元同市環境部長(55)は六日、交渉窓口となっていた社民県連の近藤正道代表に出馬辞退を伝えた。
 三党では、遅くとも今月中旬までの統一候補の擁立を図ろうと模索を続けていたが、元部長の辞退で三党の共闘作業は事実上白紙に戻った。
 元部長は柏崎市出身で東大工学部卒。今年三月に長岡市役所を退職、七月に新潟市の財団法人の特別研究員に著任した。三党では、社民が擁立を目指した長岡市出身の大学教授が八月末に出馬要請を辞退して以降、出馬を要請してきた。
 元部長は「熱心な誘いはあったが、整理しなければならない問題が多すぎて、いたずらに長引かせたくない」と要請辞退の理由を述べた。
 元部長が辞退したことで、今後、三党ともに共闘候補の選定を継続するか、それぞれ独自での候補擁立か、早急に判断を迫られそうだ。


 21時過ぎ、公開討論会は無事に終了したが、一方的な内容に終わったような印象であった。現職にも関わらず、これほど攻め込まれたのも珍しい。

 社団法人である柏崎青年会議所が社会的な意義のある事業として、公開討論会を申し込んでも、あれほど難癖つけて受諾しなかったのに、地元新聞3紙主催ならと受諾したのに、この体たらく。
 ちなみに、柏崎青年会議所から会田洋選挙対策本部へ、公開討論会に何故出席してもらえないのかを書面にて回答を求めているが、いま現在回答はない。

Cimg0225 関係者との意見交換をしたのち、22時30分、自宅に戻る。
 妹が作った手作り餃子があったので、羽付き焼き餃子にし、ビール500ml3本、干し納豆を使った納豆茶漬けで夕食をとる。
 かなりニンニクを効かせてあり、ゲップがかなり臭くなった・・・・。

2008年10月30日 (木)

災害ボランティア活動についてしゃべろうワークショップ

 某保守系紙からの原稿依頼があり、色々と書くものの素材があり過ぎ、推敲で手間取ってしまい、4時に就寝。

 7時、起床。大粒納豆、生卵でどんぶりご飯をかっこんで、7時30分、市内某所へ高齢者の方からの相談を伺いにあがる。

Cimg0212  10時、柏崎市総合福祉センターに移動し、「災害ボランティア活動についてしゃべろうワークショップ」に参加させてもらう。
 まずは、「中越沖地震 柏崎市災害ボランティアセンターの活動について」の活動報告が行われた。


「中越沖地震 ~柏崎市災害ボランティアセンターの活動報告~」

1.災害ボランティアセンターのたちあげ
7月16日午前10時13分 中越沖地震発生
  16日午前11時 柏崎市災害ボランティアセンター設置
            (柏崎市総合福祉センター)
  17日からボランティアの受け入れを開始(西山支所は、21日から受け入れ開始)

2.災害ボランティアセンターの動き
≪主なセクション≫
ボランティア受付(ボランティア参加者の受付)
ニーズ受付(ボランティアにきてほしいという依頼受付。専用電話回線5回線で対応)
要援護対応班(ボランティアでは対応しきれない、専門のケアを必要とするケースを担当)
マッチング(ボランティアに来てほしい人と、ボランティア参加者とを結ぶ)
送迎・資材(活動に必要な資材の調達、ボランティアの送迎)
総務(組織全体の管理、電話対応、広報活動、マスコミ対応、事故対応)
※その他、ニーズ状況の変化によって、様々なセクションを設置しながら対応
・9月18日に、災害ボランティアセンターから、通常のボランティアセンターへ移行
・H20.9月30日までに、のペ約21,500人以上の方が約5,200件に対応し、現在も活動中
・活動内容は、避難所の手伝い、室内外の片付け、粗大ゴミの搬出、引越し など

ボラセン3原則
 無理をしない
 地元主体
 被災者本意

3.日ごろからの取り組みで役に立ったこと
 ・ワークショップのすすめ
 ・顔のみえるネットワークづくり

4.ちょっとだけ困ったこともあったかも・・・・


Cimg0213  続いて、茨城県から講師としてお越し頂いた米澤智秀氏による講演「災害ボランティアの実際 ~いざという時のためにできること」

講師プロフィール:
茨城県曹洞宗高雲寺副住職。高雲寺ボランティア会「より曹の会」代表。
昭和42年茨城生まれ。駒沢大学仏教学部卒業後、平成2年より3年間永平寺にて修行。平成5年茨城に戻り、葬式仏教と椰喩される僧侶の姿に疑問を感じ、様々なボランティア活動に積極的に参加。平成17年全国曹洞宗青年会ボランティア委員長就任、災害現場にて活動日(19年5月無事退任)。今春の能登半島地震では現地に40日間滞在し、被災者の心に寄り添う行茶活動を展開。悩み苦しむ方々へ思いをめぐらせる・慈悲心溢れる地域福祉への活動に熱く燃える40歳。平成19年度災害ボランティアセンターコーディネーター養成研修会・準講師(全国社会福祉協議会主催)。趣味はラグビー(ジュニアラグビーコーチ)、法話、ブログ

配布資料「災害ボランティアの実際
 ~いざという時のためにできること」
(pdf形式)

 宮崎県の水害による高千穂鉄道の実態など、ご自身で体験されたことのお話につい引き込まれ、あっという間に12時を過ぎてしまった。
 もっとお話をお聞きしたいところであったが、13時からの打ち合わせもあり、その後の昼食交流会、ワークショップなどに参加できず、一旦事務所に戻る。

Cimg0214  12時40分、事務所にて、「災害ボランティア活動についてしゃべろうワークショップ」の昼食交流会で食べる予定だった弁当 「ほっともっと 柏崎錦町店」(電話:0257-32-2370)の「幕の内弁当 500円」で昼食をとる。
 13時、法律の専門家を交えて、今後の色々な展開などを3時間ほどの打ち合わせをする。

 18時から桜井雅浩選挙対策本部にて打ち合わせ。

Dsc00035  20時、自宅に戻り、夕食をとろうにも冷蔵庫にも材料が何もなく、スーパーで298円?のカツ丼を購入し、カップ味噌汁のひきわり納豆汁とともに夕食をにする。
 22時過ぎ、某氏から電話があり、東京から新潟市への出張で新潟市内で飲んでいるので顔見せられないか、とのことであったため、愛車で新潟市に向かう。

 24時、新潟市内の某店に到着、ウーロン茶で懇談する。

2008年10月29日 (水)

嘘も繰り返せば本当になる?
高齢者が問題で被災者住宅に反対?

 3時、就寝。

 7時、起床。月刊誌を持ち込み1時間ほどの長風呂ののち、大粒納豆、鯖の塩焼き、筋子でご飯2杯の朝食をとる。

 8時から12時まで、市内まわり。

 12時過ぎ、事務所に戻り、来客と一緒にカレーライスで昼食をとる。

 14時、16時と2件の来客。柏崎の政治情勢からはじまり、世界のことなど広くお話する。

 17時から19時過ぎまで自民党柏崎支部にて柏崎市長選挙にかかわる打ち合わせ。

 19時30分過ぎから遅刻してしまったものの、柏崎市内の女性を中心にした集まりで、柏崎市政の現状や柏崎市長選挙に関わることをお話するとともに、質疑応答を行う。
 今回の柏崎市長選において、個人的には不足していると思う部分は、

 「10年先、20年先の情勢を予想した上で、
  いまの柏崎市が打つべき手立て!」

という点であることをお話させてもらった。これは、例を挙げれば、

 ・30年先には、ガソリンを使った自動車から
  ある程度のモーダルシフトがあるであろう鉄道

 ・1号機をはじめ、将来的にやってくる老朽化した原子炉を
  リプレイスするのか否かの議論

などである。ここ1年、2年の原子力発電所再稼働うんぬんだけでは、あまりにも視野が狭い
 これはどちらの市長選候補者がどうのこうのではなく、柏崎市が柏崎市として在り続けるために必要な議論ではないかと思う。

 また、参加者の方から

 「何でも反対とか、
 市長与党野党で泥仕合をしている場合ではない」

とのご指摘を頂戴した。ある程度、甘受すべきところはあるものの、 「何でも反対」という部分については、本当に議場で起こっている事と、会田市長与党議員が議場の外で演説していることがあまりにも乖離していることを説明させてもらった。

 例を挙げれば、こういうことである。
 震災被災者のための復興公営住宅について、我々は新規に土地取得する費用9億円をはじめ、将来的な負担もあることから、手持ちの土地で分散建築か県・国からの払い下げの土地、もしくは市内アパートの借り上げを検討すべきではないか、という議論をした。
 経緯については、平成19年12月の総務常任委員会で、上記のような異論が続出し、9億円での土地取得議案は、「継続審査」。その後、詳細な日程調整もないまま、新年早々の平成20年1月7日に再度、総務常任委員会が強引に開催され、

081013_yabebira081029_ikeda総務常任委員会
委員長:
 矢部忠夫議員
副委員長:
 池田千賀子議員

出席者は8名の委員中5名の出席というなかで、全員賛成という強行採決となった。先の委員会で異論を述べた3名の委員抜きであった。
 そして、平成20年1月21日の平成20年第1回臨時会の冒頭、総務常任委員会の報告の後、私は委員の出席状況について、質問の発言を行った。それは上記のような実態があったためで、そのまま議事録に<全員賛成>と掲載されるのを防ぐためでもあった。
 結果的には、反対討論もあったものの、過半数を握る会田市長与党によって賛成多数で可決した。

 この経緯と反対理由について、誰もそのような事を言っていないにも関わらず、いかにもお年寄りを虐める議員連中というように、ねつ造発言をしているのが以下である。
(市内某所、新潟県知事選期間中の平成20年10月1○日に市議会議長が行った演説)

「081016_shimoda-talk.mp3」をダウンロード

「その理由は、ああいう街の真ん中に年寄りがいっぱい集まると、柏崎の活性化に足手まといであると、こういうヒドイことをおっしゃいました。」

 柏崎市議会議事録(平成20年第1回臨時会)でも確認できるように、経緯も間違って(平成19年12月議会での議決ではない)、さらにまったく言っていないことを、あたかも反対理由で述べたかのようにねつ造し、選挙に使っているのである。

 誰が本当のことを言っているのか、真実を議会のインターネット中継議事録検索システムで確認できる時代になったにも関わらず、このようなねつ造発言をするということは、いかに市民をバカにしているか、という証左ではないだろうか。

2008年10月28日 (火)

中央地区「こどもの居場所づくり」第3回準備会
柏崎市政レポート 選択編

 起きてみれば、8時過ぎ。ホテル近くのコンビニで納豆巻きを2本、低脂肪乳を購入して朝食をとり、熱いシャワーを浴び、再度、資料調査のため、永田町に向かう。

 12時過ぎにある程度の見通しがつきいたので、補足する意味で地元にしかない資料を求め、新潟市内の新潟県立図書館に向かって移動。東京駅で購入した「深川めし 850円」、野菜ジュースで昼食にする。

 17時過ぎまで、新潟県立図書館でマイクロフィルムをはじめ、各種の調査。北朝鮮帰国事業に協力し、北朝鮮から勲章をもらった人間が、ある程度特定できた。

Cimg0208 急いで柏崎に戻り、19時、中央地区コミニティセンターに移動し、中央地区コミニティ版「こどもの居場所づくり」第3回準備会に出席する。
 先日出席できなかったが、準備会メンバーで先進事例として平成20年9月27日に視察に行った三条市の月岡小学校「つくしっ子クラブ」の状況報告をはじめ、地元である新潟産業大学などに協力してもらい、どういった体制を組んでいくのかが話し合われた。個人的には、ボランティアとして協力するのもさることながら、とにかく実施してみることが大切と思い、議論の流れを見守った。

 21時、自宅に戻り、冷凍うどん、ひきわり納豆、なめたけで夕食をとる。

081028_insidepaper2 自宅の留守番電話に、3件ほどのメッセージが入っており、1件は応援のメッセージ、もう2件は同じ一人の方からで、「会田市政を正しく評価する市議会議員の会」の<内部資料>として作成した「新聞に載らない柏崎市政レポート~あなたの選択が柏崎の明日を決める!!」(pdf形式)が誹謗・中傷だらけであり、三井田は公職選挙法も知らない馬鹿だ!という内容であった。
 なぜ内部資料のレポートが誹謗・中傷になるのか?これだけ確実な証拠をだし、事実に基づいて作成しても、公職選挙法の違反になるなら、普段の政治活動は何もできなくなる。
 柏崎は北朝鮮と同じ体制(一党独裁、言論の自由なし)だと思っているのであろうか・・・・。

2008年10月27日 (月)

高齢者施設慰問「腹話術ショー」
「今日の自衛隊 防人の道」出演

 テレビ出演用のパネル資料などを作り、3時に就寝。

 7時、起床。大粒納豆、鮭の西京漬け、大根菜の炒め物でご飯2杯の朝食をとる。

 昨日の大雨のせいか、朝からお手伝いして欲しいとのご高齢の方から電話があり、9時30分過ぎまで、雨対策のためのお手伝いを行う。

Cimg0203  10時、花島二郎氏をホテルまでお迎えにあがり、 「ケアハウスしおかぜ」に移動。会場となる食堂の確認と音楽の手順を打ち合わせたのち、利用者さんにお集まり頂き、10時30分から「腹話術ショー」を行う。
大正から昭和一桁生まれの皆さんであり、古典的な芸をお楽しみに頂き、最後にはありがたいことに芸人さんに花束まで頂戴した。

Cimg0207 11時40分、施設の利用者さんの昼食時間となったのち、検食として同席させてもらった。
 ご飯、味噌汁、ニシンと野菜の煮物、高菜、水ようかんというメニューで、嚥下能力が落ちてきた方への配慮として、ムース状にしたものも一緒に頂戴したが、とにかくご飯が美味しいことと、味付けが薄味でちょうど良く、温かいのが驚きであった。薄味がゆえに、普段は何気なく食べているニシンの脂気が気になったほどである。
 美味しく頂戴したのち、施設に御礼を述べ、お帰りになる花島二郎氏とともに東京都内に向かう。

 花島二郎氏に御礼をのべて別れたのち、某国会議員秘書とともに拉致問題に関する資料探しのため、国会が保有する資料を調べに向かう。
 拉致問題とはいうものの、現時点のものではなく、柏崎市内の誰が北朝鮮に協力してきたのか、という調査である。

 18時過ぎ、定時となったため、調査は途中で打ち切り、渋谷区の日本文化チャンネル桜に向かう。

 19時から「防人の道~今日の自衛隊」の番組収録。いまだから語れる中越沖地震での感動的な秘話にはじまり、震災復興イベントとしてのサバイバル・ゲーム第31回帝国陸海軍軍樂隊大演奏会のご紹介したのち、新潟高校教職員組合とのやりとりを説明した。
 番組後半で、新潟高校教職員組合の回答をご紹介したが、

 オリンピック・パラリンピックにおいて演奏される「君が代」は、いわゆる「国歌」でなく、「選手団の歌」・・・

で、スタジオ内が大爆笑となり、大変であった。

 21時、番組収録が終了。何とか空いているホテルを見つけたので、コンビニで買ったカップの納豆汁、 「かつや 渋谷宮益坂店」 (電話:03-5468-6681)のテイクアウト「カツ丼弁当(松)80gロース2枚  850円」で夕食をとる。

 24時、就寝。

2008年10月26日 (日)

東学校町震災復興「和の集い」
桜井まさひろ総決起大会

 3時、就寝。

 7時、起床。大粒納豆、生卵、アゴちくわでご飯2杯の朝食をとる。

 8時から来客2件。福祉と就職のご相談であった。

 9時過ぎ、芸人さんにお渡しする花束をはじめ、買い出し。今日は、地元である東学校町震災復興イベント「和の集い」である。

Cimg0168 10時から会場である中央地区コミニティセンターで音響等の準備を行い、11時過ぎに柏崎駅まで芸人さんをお迎えにあがる。
 今回は、昨年も東学校町「復興おでんパーティー」や柏崎市内各施設を慰問でまわってもらった花島二郎氏と、映画『男はつらいよ』の車寅次郎、いわゆる寅さんのそっくりさんとして、寅さん役である故・渥美清氏との競演をはじめ、渥美清氏亡き後に映画『釣りバカ日誌』(パート6、7、8)に寅さん役としても出演した、原一平氏をお迎えした。
 柏崎にお越しに頂いたということもあり、まずは海へ向かい、日本海、佐渡を見てもらい、その後、北朝鮮による拉致現場、仮設住宅などをご視察頂いた。

Cimg0169 会場に到着後、芸人さんお二人とともに、町内の皆さんが作ったカレーライスで昼食をとり、最終的なショーの準備を行う。実際に会場のカセットデッキが使っての音出しをしようとしたところ、音が出ず、音がでてもノイズが多いという機材トラブルに見舞われた。

Cimg0172 13時30分過ぎ、なんとか準備が完了し、まずは花島二郎氏によるショーがスタート。
 定番の紙切りから「幸」猫による腹話術、ジミー君との共演?によるドラマ「父と子」で、会場にお越し頂いた町内のお年寄りをはじめ、皆さんが楽しまれていた。

Cimg0182  5分の休憩の後、町内会長が挨拶をし、いよいよ大御所の登場。
 寅さんである渥美清氏から公認「寅さん」の証しとしてもらった、服、帽子、腹巻、お守りを身につけ、映画『男はつらいよ』のテーマ曲からはじまった。
 個人的にも非常に興味がある啖呵売の口上は、さすがプロという見事なものであった。


 角は一流デパート赤木屋、黒木屋、白木屋さんで紅白粉つけた おねえちゃんから下さい頂戴で頂きますと五千が六千、七千が八千、一万円はする品物だが今日はそれだけ下さいとは言わない。
 まず並んだ数字が一つ!
 物の始まりが一ならば国の始まりが大和の国、島の始まりが淡路島、泥棒の始まりが石川の五右衛門なら、助平の始まりがこのオヤジ。
 続いた数字が二だ!。
 二冊こうやって負けちゃおう。兄さん寄ってらっしゃいは吉原のカブ仁吉が通る東海道、日光結構東照宮、憎まれ小僧が出来ないように、教育資料の一端としてお負けしましょうもう一冊。どう?
 産で死んだが三島のお仙、お仙ばかりが女ごじゃないよ。京都は極楽寺坂の門前でかの有名な小野小町が、三日三晩飲まず食わずにのたれ死んだのが三十三。とかく三という数字はあやが悪い。三三六歩で引け目が無い、ねっ、どう?
 負かった数字が四つ。ほら四冊目。四谷赤坂麹町チャラチャラ流れる御茶ノ水、粋な姐ちゃん立ちションベン。白く咲いたか百合の花、四角四面は豆腐屋の娘、色は白いが水臭い。一度変われば二度変わる三度変われば四度変わる、淀の川瀬の水車(みずぐるま)、誰を待つやらくるくると。


 また、寅さんだけではなく、三橋美智也、三波春男、田端義夫に加え、「浜千鳥」なども歌い、お年寄りを中心に会場は大盛り上がりとなった。

Cimg0184 14時40分過ぎ、楽しかった時間も終わったところで、お越し頂いた芸人さんお二人に花束贈呈、その後、参加者全員での記念撮影を行った。
 原一平氏が夜のステージもあるとのことで、記念撮影終了後、急いで柏崎駅に移動。お見送りをした。

081026_soukekki 16時、町内会イベントの後片付けもあまり手伝えないまま、産業文化会館に移動。
 19時から開催となる、柏崎市長選立候補予定者・桜井雅浩氏の総決起大会の準備を手伝う。
 情報によれば、本日の午前中に、青果市場で行われた現職の会田洋氏の総決起大会は、主催者発表で2000人
 しかし、誰がどう見てもあの会場に物理的に2000人を入れることは難しいことは多くの人が知るところであり、 「何もそこまでして・・・・」という感じである。

 18時過ぎから、多くの支持者の方がお見えになり、あっという間に一階大ホール会場はいっぱいとなり、3階会場も満杯。
 消防法の関係もあるため、申し訳なく、ロビーなどにもイスを並べてお入り頂き、イス実数で約1300人、立ち見の方を入れれば確実に1500人という入場者数で、熱気ムンムンとなった。

 19時の開会に先立ち、問い合わせの多かった『財界にいがた』誌上のやりとり、内部資料である「新聞に載らない柏崎市政レポート~あなたの選択柏崎の明日を決める!!」(pdf形式)の説明を行った。

Cimg0190 19時、定刻通りに「桜井まさひろ総決起大会」が開催。
 一階と三階の同時進行という前代未聞の総決起大会であり、観客数も会場である産業文化会館はじまって以来の驚きの数という。
 西川正純前市長、西川勉元県議会議員、支援団体である自民党柏崎支部の丸山支部長、公明党柏崎支部の真貝支部長からの応援演説があったのち、立候補予定者本人、桜井雅浩氏の演説。
Cimg0198  演説のなか、前回の市長選挙について、保守系の票を割ってまででたことを含めて、候補者本人から西川前市長をはじめとした皆さんへのお詫びがあった。
 候補者本人の演説に続き、応援者、団体からのメッセージがあり、「ガンバローコール!」ということで、出番となった。

 「停滞した柏崎市政!
  あっ、間違えました。
  
後退した柏崎市政を打破するために・・・・・」

という枕ののち、「ガンバロー」を3回。
 選対本部長、候補者の奥様からのご挨拶で「桜井まさひろ総決起大会」は終了となった。

Dsc00034 片付けをしたのち、23時、 「中華そば 幸楽苑 柏崎店」 (電話:0257-20-6021)に移動し、 「生ビール(中ジョッキ) 450円」2杯、「チャーシュー丼+ギョーザ 400円」、「中華そば 290円」で夕食。

 24時、自宅に戻る。

2008年10月25日 (土)

トークバトル!柏崎に超特大の元気玉
20年先を見越して手を打つべきもの

 企画書が何とかまとまり、4時に就寝。

 8時、起床。大粒納豆、もやしとベーコン、コーンの炒め物、たまご豆腐でご飯2杯の朝食をとる。

 9時から12時まで、明日のイベントの買い出しや各方面との調整などを行う。

 12時、お子様連れが事務所に来客。遊びにきていた甥っ子や姪っ子と一緒に遊びつつ、冷蔵庫に残った各スパイス使い切りのために本格派カレーを作り、昼食にする。

081025_yan 14時過ぎから柏崎市市民プラザに移動し、イベントの準備。
 今日は、若い世代は政治に無関心でいいのか?をテーマに、FMにいがた等で人気のラジオパーソナリティ、ヤン氏を迎えた
「トークバトル
柏崎に超特大の元気玉!」

             (pdf形式)
を19時から開催することになっており、イスを約300脚、託児スペースを用意する。

Dsc00023  託児スペースの入り口には、ホワイトボードにアンパンマンやカレーパンマンらしき絵を書き、カーペットをひいて、子供がケガをしないよう配慮する。
 子供用に用意したはずのウルトラマンの映像にハマりつつ、準備をすすめ、19時にイベントがスタートした。

Dsc00029  会場には多くの人が集まり、会場はほぼ満員の200名オーバー、ありがたい限りであった。
 ヤン氏の入場に続き、桜井雅浩氏の28歳、選挙初出馬当時を思い起こす自転車での入場に、これまでの活動の記録などもプロジェクターに映すという演出が心憎い。

 20時過ぎ、イベント終了。ご来場頂いた皆さんを出口でお見送りし、後片付けを行う。

 打ち上げのご案内もあったが、明日のイベントもあるので、失礼させてもらい、21時過ぎに帰宅。ひきわり納豆2パックとお茶漬けの素で、大盛りの納豆茶漬けを作り、夕食にする。
 食後はひたすら事務仕事。

 今日のイベントの最中、ありがたい事に複数の方から鉄道に関する活動へのご賛同の声を頂いた。
 道路も10年、20年の要望事項となるが、鉄道は30年、50年といった単位での要望事項。あと30年先、環境問題への対策もあり、今よりも鉄道への回帰(活用)が叫ばれ、実際にモーダルシフトが起こっているはずである。企業誘致や観光交流人口の増大にも、鉄道は重要なファクターとなろう。
 今から、20年、30年先を見越して、柏崎市として手を打つべきものの一つは、鉄道なのである。

2008年10月24日 (金)

内部資料レポートも公の存在か
会田市長の犯罪指摘発言

 3時、就寝。

 7時、起床。大粒納豆、粒うに、目玉焼きでご飯2杯の朝食をとる。

 7時30分から10時近くまで、事務所に3件の来客。市長選挙に関わる苦情?と今週末のイベントの最終打ち合わせなどを行う。

Dsc00017

 10時過ぎから自民党柏崎支部にて、市長選挙関係に関する打ち合わせ。
 今日の朝方こられた会田市長支援者からの苦情を言うとともに頂いた、証拠物などを確認する。
 12時過ぎ、「将軍寿司」(電話:0257-22-1458)の「生寿司セット 1030円」で昼食。

 13時から16時過ぎまで選挙に関する市内まわり。明日、明後日のイベントへの参加のお願いなどを行う。

Dsc00019

 18時過ぎから後援会長と今後の政治活動についての打ち合わせ。
 中村明臣副議長、入澤徳明議員からの内容証明での警告文に対する反応を含め、今後、徹底抗戦していくことで意思統一となった。
 その他、湯豆腐、ほっけの塩焼き、青菜炒飯を夕食として頂きながら、話し合う。

 21時、自宅に戻り、町内のイベントに関する下準備など。

 会田市長を支援する方から、

 「アンタは犯罪者だ!」

と苦情のお電話を頂いたので、どのような理由でそういった事をおっしゃるのか、材料をご提供下さい、とお願いしておいたところ、以下の某H地区で9月2○日で行った集会での会田市長の発言が元であったことが分かった。

会田市長の犯罪発言

「このー、まったく事実に基づかないですねー、色んな事が言われてきていると。
おー、ひどいのは、このー『会田市政を正しく評価する・・・』こうしたこ
ととか、見られた方もいらっしゃるし、見られてない方は何のことかと言うことですけど、市政レポートと称してですねー、えー、市議会議員の名前で市内に夜中にこっそりバラまかれているですね、えー、チラシがあるわけですねー、で、それはいまお話のように会田市長は震災当時、何もやってきていないとか、めぼしい支援が受けられていないとかですねーもう中身はもう全部デタラメな事ばっかりなんですけどもー、おー、こういう事がですねー、市会議員の名前で公然とやられている。
まっ、一言付け足せば、これは
犯罪なんです。公職選挙法で、えー虚偽事項公表罪という、ちゃんとれっきとした犯罪があるんですね。事実に基づかないことを、こうやって公にですね、配ったりですね、表明したりすること。」

 ツッコミどころ満載。ここで言う公職選挙法の虚偽事項公表罪は235条の、

「第235条 当選を得又は得させる目的をもつて公職の候補者若しくは公職の候補者となろうとする者の身分、職業若しくは経歴、その者の政党その他の団体への所属、その者に係る候補者届出政党の候補者の届出、その者に係る参議院名簿届出政党等の届出又はその者に対する人若しくは政党その他の団体の推薦若しくは支持に関し虚偽の事項を公にした者は、2年以下の禁錮又は30万円以下の罰金に処する。
 2 当選を得させない目的をもつて公職の候補者又は公職の候補者となろうとする者に関し虚偽の事項を公にし、又は事項をゆがめて公にした者は、4年以下の懲役若しくは禁錮又は100万円以下の罰金に処する。」

であろうが、議員の市政報告レポートでしかも内部資料、現職議員が名前をだして、現職市長の市政自体を批判した場合も適用になるようなら、市議会議員の政治活動はできないということになる。
 第235条1の適用例としては、自分が東大卒ではないのに東大卒として立候補などをした「経歴詐称」をはじめとする場合などであり、第235条2は選挙妨害として扱われる類のものである。もちろんの事ながら、市政報告レポートは、個人の私生活や人格攻撃ではないうえ、今は選挙期間中でもない。

 虚偽の内容なのかどうかも議論していないまま、犯罪呼ばわりをし、支持者に訴えかけるというのは、どういったことなのか。
 さらに「なぜ私(三井田)を犯罪者だとして、糾弾の電話をするのか」を聞けば、上記の会田市長の発言に加え、社民党所属で会田市長選挙対策幹事長である某I市議会議員が、この市政報告レポ-トを、私自身が夜中に会田市長支持者の家に配っていると集会で話したというのである。私(三井田)が一体何人いれば良いのか分からないが、それこそ事実かどうか不明であり、虚偽であろう。
 汚い相手陣営というのを設定して、自陣営の結束を固めるというやり方なのかも知れないが、それこそ汚いやり方ではないか。

2008年10月23日 (木)

湯沢・がん治療施設誘致
スーパー特区認定を申請

 愛車で仮眠をとり、6時過ぎに柏崎に戻る。

 ゆっくりと風呂に入ったのち、8時、大粒納豆、目玉焼き、山芋の漬け物でご飯2杯の朝食をとる。

 9時から12時過ぎまで市内での活動。今週末に続く、イベントへの参加のお願いなど。

 13時、自宅に戻り、夏に使い切れなかった冷や麦の乾麺を頂いたので、溶き卵とひきわり納豆でつゆを作り、昼食にする。

 13時30分から18時まで、市内での相談業務を3件。

 18時から桜井雅浩氏の選挙事務所で会議を行う。

Dsc00014  会議後、お誘いがあったため、「Bar di Sicily」(電話:0257-24-6970)に行き、友人と夕食がてらの懇親。
 生ビール、アイルランドのビール「キルケニー」、オリジナルカクテル「シシリー」を飲み、「モッツアレラとトマト」やガーリックを多めにしてもらった「ゴルゴンゾーラ・ピッツア」などを食べる。

 ここのところ選挙関係でお願いばかりであったこともあり、勢いづいてしまい、カラオケボックスに移動。もう一名合流したものの、3名での少人数カラオケとなったので、練習曲を優先して選ぶ。藤澤ノリマサ氏の「ダッタン人の踊り」や「Vincero」を歌ってみるも、ブレスが続かず、難しさを実感。やしきたかじん「やっぱ好きやねん」、「ウルトラマンメビウス」にも挑戦した。

 24時、帰宅。

 世界一の原子力発電所を有する我が柏崎市こそ取り組むべきものとして、これまで選挙の度に訴えてきた、がん治療施設であるが、湯沢町が日本第3番目として先行しているのが実態である。
 スーパー特区の申請など着実な進捗があるとのことで、今後どのような動きになるのか注視していきたい。


平成20年9月17日『新潟日報』

 湯沢・がん治療施設誘致
 財団スーパー特区申請
 町民説明会 概要は依然示さず

 湯沢町が同町土樽の町有地に進めている重粒子線がん治療施設誘致に関連し、計画主体として設立予定の財団法人などは、国が創設する「先端医療開発特区(スーパー特区)」の認定申請を内閣府に行った。町が十四日に開いた町民説明会で、財団法人設立準備室長の丸茂正光氏が明かした。

 同特区は従来の行政区域単位の特区と違い、複数の研究機関や企業などで構成する「複合体」が単位となる。説明会で丸茂氏は、期限の十二日までに申請したと話したが、申請した「複合体」については「認可されるまで中身は話せない」として明言を避けた。
 丸茂氏は施設に関して「がん治療病棟(約一万一千平方メートル)、がん研究棟(約八千平方メートル)、人材育成棟(約八千五百平方メートル)のほか、来賓応接室やヘリポートなどを建設する」と説明。「建物だけで約百億円。医療機器などを含めると全体で二百億から三百億円掛かる」と話した。財源は「金を出したい、という大手や外資系の企業の申し込みが相次いでおり、心配ない」とした。
 一方、先日の町議会で質問が相次いだ、財団法人の概要について丸茂氏は「理事は十人」としたものの、メンバーなど詳細については「最終手続きに入っているが、まだ時間がかかる。弁護士のアドバイスもあり、手続きを完了した時点で公表したい」と話すにとどまった。

2008年10月20日 (月)

オリンピックの「君が代」は選手団の歌?
新潟高校教職員組合からの回答

081015_kaitou  既に本ブログに書いた通り、新潟高校教職員組合が2009年開催の「トキめき国体」での高校生による国歌斉唱に要望書をだしていた件について、公開質問状を新潟高校教職員組合に送付した

 その公開質問状に対し、以下のような回答が届いた。まずはキチンと回答して頂いたことには御礼申し上げたい

【回答】新潟県高等学校教職員組合(pdf形式)

 では、その中身はどうか。こちら側の質問と合わせて対比するとこのようになる。


質問1.「君が代」「日の丸」がアジア植民地支配の象徴であり、現在も近隣諸国から嫌悪をもたれているとの理由がございましたが、その根拠について、お示しください。また、これまで植民地支配されていたアジア諸国はどこの国の植民地支配から独立したのか、改めてそのご認識をお教え頂ければと思います。
<ご回答をお願いしたいアジア諸国>
 ミャンマー、マレーシア、シンガポール、ブルネイ、
 ベトナム、インド

 アジア太平洋戦争の敗戦まで日本が植民地支配していた地域として、
・朝鮮半島(現在の大韓民国、朝鮮民主主義人民共和国)
・中国東北部(いわゆる「満州」。当時の「満州国」)
・台湾
・南洋諸島
があったと認識しております。このことは歴史的事実であると承知しております。
 これらの国々、特に大韓民国・朝鮮民主主義人民共和国・中華人民共和国では、「河野談話・村山談話」などに代表される日本政府の公式見解にもかかわらず、日本の有力政治家が日本の植民地支配とそれに伴う人権侵害の事実を認めない発言を繰り返すたび、抗議行動が展開されていると認識しております。

質問2.要望書において、国体での「君が代」斉唱は思想・信条の自由を侵害する、とありますが、「君が代」を歌う自由はないのでしょうか。また、国民体育大会の式典に参加するという本人の意志と、「君が代」を式典で演奏することの関係について、どうお考えになられているのでしょうか。当方としては、貴職の要請そのものが特定イデオロギーにもとづいたものともとれます。

 「君が代」について、歌う自由があることはご指摘のとおりです。同様に、歌わない自由もあると認識しております。
 国体式典に「君が代」の演奏・合唱要員として高校生が参加することは、いわば「動員」的なものです。従って、上記のような問題意識を持っている高校生がいたとしても、その高校生が「君が代」を演奏・合唱しないということは、部員であるということや、式典という現場の状況から考えれば、極めて困難であると予想されます。そのことは、その高校生の思想・信条の自由を侵害することであると認識しております。

質問3.国民体育大会の開催の経緯、天皇杯、皇后杯について、どのようにご認識されているのでしょうか。

 国民体育大会(国体)は、日本における最大のアマチュアスポーツイベントとして開催されてきております。
 天皇杯は総合成績1位の都道府県に、皇后杯は女子総合成績1位の都道府県にそれぞれ与えられるものと承知しております。

質問4.高校生が参加する場においての「君が代」「日の丸」が問題であると捉えられていらっしゃいますが、高校生が出場した北京オリンピックをはじめとするオリンピックやパラリンピックにおける「君が代」「日の丸」についてはいかがお考えでしょうか。なお、国歌「君が代」につきましては、学習指導要領にもその指導が規定されております。

 オリンピック・パラリンピックにおいて演奏される「君が代」は、いわゆる「国歌」でなく、「選手団の歌」であると承知しております。これは「日の丸」についても同様です。
 学習指導要領に記載されているのは、入学式や卒業式などにおける国旗・国歌の指導に関するものです。
 また、日本国憲法第19条には「思想及び良心の自由は、これを侵してはならない」、同第21条には「集会、結社及び言論、出版その他一切の表現の自由は、これを保障する」と規定されていると承知しております。
 なお、「日の丸・君が代」については、1999年の「国旗・国歌法」成立時の「法律成立後も、教育現場での国旗・国歌の強制は考えていない」とする小渕首相(当時)答弁があったことはご承知のとおりです。


2008年10月19日 (日)

泉田裕彦、二期目当選
閻魔祭り閻魔大王行列

 2時、就寝。

Cimg0155  8時、起床。まちづくり事例の資料を持ち込み、1時間ほどの長風呂に入る。成功事例の報告はかなりの量が集まるが、失敗事例はなかなか見つからず、でてきても原因分析がされていない場合が多い。
 9時、大粒納豆、頂き物の手作りソーセージ、なめこおろしでご飯2杯の朝食をとる。手作りソーセージは、肉の挽き具合、脂の割合、スパイスの効き具合と最高の逸品であった。

 9時30分から13時過ぎまで、市内での相談依頼に対する活動。

Cimg0161 13時30分、えんま祭のお手伝いのため、えんま通り商店街振興会事務所に移動する。
 閻魔大王行列を行うため、顔を赤と黒で閻魔大王らしくメイク。顔がでかいため、塗る量が多く、塗ってくれた学生に驚かれる・・・・。メイクの後、「王」と書いたかぶりもの、黒マントを装着。
Cimg0162_2 14時、えんま堂を参拝し、お札を頂いてから、商店街内を練り歩き、各お店には、商売繁盛を祈りつつ、お札を渡した。
 もちろんのことながら、えんま祭に来ていた小さな子供を見つけては、威嚇し、怖い閻魔大王を演出。秋田県は男鹿半島の「なまはげ」よろしく、

 「泣ぐ子いねぇーーがぁ~」

 是非、次回は嘘をついたベロを抜く「やっとこ」をもって、

 「嘘つく子いねぇーーかぁ~」

とやってみたい。

Cimg0163 閻魔大王行列終了後、えんま堂横駐車場での日本海太鼓「えんま太鼓」奉納を聞き入る。
 聞き入っている際、子供たちが避けるように隣を通り過ぎていくので不思議に思っていたが、よくよく考えてみれば閻魔大王の赤と黒のメイクがそのままであった。

 差入れの新米のおにぎりを4個食べたのち、16時過ぎ、事務所に戻って、事務仕事。ここ数日分の郵便物の処理や調査依頼事項、ブログの書き込みなど、4時間ほど行う。

Izumida08 20時、「泉田候補、見守りの集い」のため、柏崎商工会議所大ホールに移動・・・と到着した途端に、早くも「泉田裕彦(46) 当確」のテロップがテレビに映された。
 あとは、投票率と得票率の問題である。
 20時45分、開票率0.1%での「泉田裕彦(46) 当確」とのニュースが再度流れたため、参加者全員で当選の萬歳三唱、選挙対策本部長からの御礼挨拶を行った。

Cimg0165 新潟県全体の投票率は46.49%(前回53.88%)と過去最低となってしまった。前回が候補者6名の大混戦だっただけに、有権者の関心が薄くなってしまったのではないかと思う。
 得票は以下の通り。

 泉田裕彦 759,936票<当>
 山崎栄三 138,099票

 わが柏崎市は、有権者数75,949人(男:37,004人、女:38,945人)、投票者数が43,056人(男:20,588人、女:22,468人)で、投票率は56.69%(男:55.64%、女:57.69%)、

 泉田裕彦 37,085票<当>
 山崎栄三  5,067票

であった。
 新潟県知事選挙が終わったことで、一段落。これから柏崎市長選挙が本格化する。

 21時30分過ぎ、自宅に戻り、ひきわり納豆2パックを使った「納豆茶漬け」で夕食をとる。
 食後、事務所にこもり、原稿書きなど。

2008年10月18日 (土)

第31回帝国陸海軍軍樂隊大演奏会
韓国人の旧日本軍人、軍歌を歌う

 週刊誌を読みつつ、2時就寝。

Cimg0102 8時、起床。せっかくなので、30分ほど巣鴨とげぬき地蔵商店街を歩きまわる。
 8時30分過ぎ、巣鴨駅前の「松屋 巣鴨店」 (電話:03-5394-7225)にて、「ソーセージエッグ定食 390円」に、小鉢は「有機小粒納豆」をチョイスして、朝食をとる。

Cimg0104 食後ホテルに戻り、9時にチェックアウト。
 10時、靖國神社に到着し、参拝する。秋季例大祭のため、昇殿参拝の案内も頂いていたが、祖母が足が悪く、さらには祖母としては情けない姿で参拝はできないとのことで、昇殿参拝は見送った。
 参拝ののち、神職の熱い男・N氏にご挨拶をし、遊就館にて新作映画「みたまを継ぐもの」を視聴。現代の若者が目覚めるまでを追ったもので、分かりやすい作品であった。

Cimg0105 11時30分、外苑休憩所のなかで、いつもなら「靖國そば」にするところであるが、暑さもあったので「カレーライス 600円」で昼食をとる。懐かしい感じのカレーながらも辛さも適度にあり、それなりに満足。
 食後、急いで九段会館に向かう。

 12時10分、九段会館に到着。今日は、毎年恒例であり、祖母が楽しみにしている「第31回帝国陸海軍軍樂隊大演奏会・軍装会」である。戦中世代であり、高田歩兵58聯隊をはじめ、多くの出征兵士を見送った祖母としては、当時を思い起こせるこの軍歌祭に来ることが生き甲斐となっている。
 受付をしていた東條由布子さんをはじめ、東京都議会の古賀俊昭議員やご子息で中越沖地震の際にも即駆けつけてくれた予備自衛官でもある日野市議会の古賀壮志議員、山形県山形市の最年少25歳の伊藤香織議員他、知った顔の皆さんにご挨拶。

Cimg0109  会場は約1000人の満員、12時20分から参加者全員が起立しての国歌斉唱、英霊への黙祷(「国の鎮め」奏楽)から演奏会が開会となった。
 主催者である那須戦争博物館の栗林白岳館長の軍人勅諭、教育勅語奉読ののち、高澤智昌氏指揮により、演奏は「陸軍分列行進曲・君が代」が最初となった。今回の演奏メンバーの平均年齢は83歳である。

Cimg0113  続いて、遠くは福岡県福岡市からこられた福岡市合唱隊の皆さんによる明治時代の軍歌2曲、「元寇」(作詞・作曲 永井建子)、「敵は幾万」(作詞:山田美妙斎 作曲:小山作之助)。若い女性を含む熱唱であった。
 再び行進曲となり、「軍艦旗」(作曲:瀬戸口藤吉)。

Cimg0114  旧帝国陸軍出身者がステージ上に上がっての「陸軍士官学校校歌」(作詞:寺西多美弥<第36期生> 作曲:陸軍戸山学校軍楽隊)、「陸軍経理学校校歌」(作詞:大戸裕輔<第1期生> 作曲:堀内敬三)。やはり年々出席者が少なくなってきている。

Cimg0115  戦後「立派な青年」に改題された「立派な兵隊」(作曲:大沼哲)の演奏ののち、司会でもある歌手・三枝万祐さんによる「愛國の花」(作詞:福田正夫 作曲:古関裕而)、「ああモンテンルパの夜は更けて」(作詞:代田銀太郎、作曲:伊東正康)の2曲。会場内の多くの祖母と同じ世代の方が一緒に歌っていた。

Cimg0120  三枝万祐さんに変わり、ベテランのわかばちどりさんが登場。戦地に出征した夫、残された子供のことを歌った昭和13年の「皇國の母」(作詩:深草三郎 作曲:明本京静)、昭和17年の「明日はお立ちか」(作詩:佐伯孝夫 作曲:佐々木俊一)の2曲。

Cimg0123  同じくベテラン・三鷹淳さんに変わり、「ラバウル海軍航空隊」(作詞:佐伯孝夫 作曲:古関裕而)、「ああ紅の血は燃ゆる(学徒動員の歌)」(作詞:野村俊夫 作曲:明本京静)の2曲。
 「ああ紅の血は燃ゆる(学徒動員の歌)」を聞くと、特攻に志願した西田高光中尉(23歳で散華)の言葉が浮かんでくる。

 「学鷲は一応インテリです。そう簡単に勝てるなどとは思っていません。しかし負けたとしても、そのあとはどうなるのです・・・・・・・おわかりでしょう。われわれの生命は講和の条件にも、その後の日本人の運命にもつながっていますよ。そう、民族の誇りに」

 その後、中村粲先生作詞による「大東亜聖戦の歌」(作曲:高澤智昌)で第一部終了。

Cimg0133  10分の休憩後、第二部。
 ラリタ・サキさんによるインド舞踊で「征け征けデリー」の歌詞で知られる「インド独立の歌」(作者不詳)、「九段の母」。
 そして鹿島心流剣舞道、香取心流詩舞道の本部公演として、「田原城(城山)」、「金州城」、「爾霊山」、「戦場の月」、「九段の櫻」が演じられ、拍手喝采であった。
 そして、韓国はソウルからお越しになった82歳の金鑛埃(キムグァンエ)氏が登壇された。金鑛埃氏は、大正15年5月6日生まれ、関東軍第三方面軍後宮将軍の特務部隊に勤務し、終戦とともに退役、 「日本の恩恵を夢にも忘れるわけない」と、本演奏会への出演を熱望してこられたという。
 日本人とともに米英を闘った想い出を語りつつ、韓国語で「九段の母」(作詞:石松秋二 作曲:佐藤富房)を歌ったのち、「日本陸軍」(作詞:大和田建樹 作曲:深澤登代吉)、「太平洋行進曲」(作詞:横山正徳 作曲:布施元)、最後は元軍人らしく敬礼で締めた。

Cimg0148  再度、10分の休憩ののち、第三部。
 お約束の世界三大マーチの一つである「軍艦行進曲(軍艦マーチ)」(作曲:瀬戸口藤吉)から再開し、横浜軍歌愛好会による「如何に狂風」(作詞:佐藤戦児 作曲:田中穂積)、「海の進軍」(作詞:海老沼正男 作曲:古関裕而)の熱唱。

 続いて、三鷹淳さんによる「若鷲の歌(予科練の歌)」(作詞:西条八十 作曲:古関裕而)となり、会場は一気にヒートアップし、東京軍歌歌唱愛好会による「暁に祈る」(作詞:野村俊夫 作曲:古関裕而)で場内は合唱状態となった。
 満蒙開拓義勇軍で、シベリア抑留を生き抜いた皆さんによる「植民の歌」(作詞:土屋基男 作曲:陸軍戸山学校)、三枝万祐さんによる「南の花嫁」(作詞:藤浦洸 作曲:古賀政男)、名曲の誉れ高い「蘇州夜曲」(作詞:西条八十 作曲:服部良一)。行進曲に戻り、「行進曲 太平洋」(作詞:横山正徳 作曲:布施元)、大日本帝國陸軍最後の聯隊歌である「牡丹江重砲兵聯隊・聯隊歌」(作詞:天田達也 作曲:第三軍軍楽隊)、わかばちどりさんによる「大空に祈る」(作詞:野村俊夫 作曲:萬城目正)、「岸壁の母」(作詞:藤田まさと 作曲:平川浪竜)と戦争の悲しさを含みつつ、盛り上がっていった。

 大東亜戦争中には禁止された「戦友」(作詞:真下飛泉 作曲:三善和気)で緩急をつけたのち、「加藤隼戦闘隊(飛行第六十四戦隊歌)」(作詞:田中林平 作曲:原田喜一・岡野正幸)を三鷹淳さんが勢いよく歌う。

Cimg0150  トランペットによるソロから「同期の桜」(作詞:西條八十 作曲:大村能章)、「愛國行進曲」(作詞:森川幸雄 作曲:瀬戸口藤吉)、「日の丸行進曲」(作詞:有本憲次 作曲:細川武夫)と続き、最後は参加者全員で起立斉唱の「海ゆかば」(作曲:信時潔 作詞:大供家持)、萬歳三唱で終了した。

 この軍歌祭は年に2回開催されているが、祖母にとっては秋季の開催時、年に1回、東京まで出てきて、靖國神社を参拝後、軍歌で青春時代を思い出すという大事な生き甲斐になっている。来年もまた連れてこれるよう、長生きしてもらいたいものである。

Cimg0152 会場を後にし、関越自動車道に入り、柏崎への帰路に着く。
 18時過ぎ、お腹もすいたので、上里サービスエリアで「味噌ラーメン餃子付 780円」で夕食。餃子は冷凍焼けをしており、麺も半生というヒドイ代物であった。このサービスエリアでは、中華丼か海老天丼がベストなチョイスであろう。

 21時過ぎ、自宅に到着。1時間ほどの長風呂に入ったのち、事務所にこもり、届いていた郵便物の整理などを行う。

2008年10月17日 (金)

原発反対派と会田市長
支援・応援をしたことがない?本当か嘘か

 3時、就寝。

 7時、起床。大粒納豆、うにくらげ、ごま豆腐でご飯2杯の朝食をとる。

 9時から事務所に来客。新潟知事選挙期間中にも関わらず、柏崎市長選挙への投票依頼を行う演説会を堂々と行っている議員や支援依頼の紙をもって戸別訪問をしている事例など、色々な事例を写真や映像などをお持ち頂いた。
 今後は、相手の出方を見ての対応となる。

 11時過ぎ、母、母方の祖母を乗せ、愛車にて都内に向かって出発。途中、いつも御世話になっている、十日町市の庭野茂美議員のお店に寄り、ご挨拶する。

Cimg0085  12時30分過ぎ、関越自動車道の赤城高原サービスエリアで休憩がてら、昼食。晴れていたので、心地良い風を浴びながら、持参した新米・減農薬コシヒカリで作ったおにぎり3個(干し納豆&切り昆布、塩鮭、梅干し)、ゆで卵2個、ウインナー、漬け物などを食べる。
 かなりお腹いっぱいとなり、眠くなりながらも都内に愛車を走らせる。

Cimg0086  15時、東京タワーに到着。母が都内で働いていた頃、近くに住んでいながらも結局、登ったことがないとのことで、自分自身としても雑誌の撮影以来、12年ぶりぐらいである。
 地上145mの大展望台、そして地上250mの特別展望台とまわってみると、外国人のみならず、日本人の若いカップルも多く、イメージが洗練された感じであった。
 東京タワーは、フランスはパリのエッフェル塔(324m)よりも高い333mであるが、使われた鋼材は約3分の1というスリムな設計で、日本の設計技術の高さと建設当時の情勢を物語っている。

Cimg0093  17時過ぎ、宿泊先の巣鴨に到着。チェックインした後、母方の祖母の念願であった、とげぬき地蔵の参拝を中心に巣鴨とげぬき地蔵商店街を歩く。
 18時、 「千石自慢ラーメン」にいこうか迷ったものの、 「すがもらーめん」(電話:03-5974-6588)にて、「とん塩チャーシューめん 1000円」に「煮玉子 150円」で夕食をとる。麺は「固め」、味は「濃いめ」、脂は「普通」を注文したが、豚骨らしい風味はあるもののインパクトは少なく、チャーシューのしょっぱさが残念であった。

 20時過ぎ、赤坂の某店にて、某国会議員秘書、ジャーナリストとともに情報交換を兼ねた懇親会。

 23時過ぎ、ホテルに戻る。

 家を空けるので、自宅の電話を携帯電話に転送設定しておいたところ、公衆電話からの電話が入った。でてみれば、いきなり

 「会田市長が廃炉とか
    言ってないだろっ!
えーっ

など初老男性と思われる方が、興奮した声でまくしたててきた。名前を名乗らないことや、なぜいきなり廃炉などと言うのか、ゆっくりと問い質したところ、会田市長与党の市議会議員から私を含む保守系議員が、 「反原発派が会田市長を支援しているという嘘?を言いふらしていることに怒りを感じて電話したという。
 言いふらしているとか云々よりも、反原発派は会田市長を支援しているのは嘘ではなく、事実である。それは、会田市長与党の反原発派議員自らが文書にしている。
081013_yabebira 新潟県知事選挙期間中であり、公職選挙法により政治活動が制限されているにも関わらず、柏崎市長選挙の投票依頼を書いた某議員の配布ビラがある(平成20年10月11日入手)。
 その議員は、反原発活動にこれまで政治生命をかけてきたといえるような人であるが、こう書いている。

 「私は4年前の選挙でも会田さんを応援し、4年間会田市政を支え、その政治手腕を見てきました。」 

新潟県知事選挙期間中の配布ビラ(pdf形式)

 どちらが本当のことを言っているのか明白であろう。

2008年10月16日 (木)

陸上自衛隊高田駐屯地・訓練広報
第5施設群/漕舟競技会

 3時、就寝。

 7時、起床。大粒納豆、生卵、たらこでご飯2杯をかっこみ、愛車で上越市に向かう。

Cimg0071 8時過ぎ、上越市の陸上自衛隊高田駐屯地に到着。部隊のマイクロバスに乗り換える。
 今日は、陸上自衛隊第1施設団第5施設群の漕舟競技会であり、その訓練広報。柏崎市議会議員としては、 「柏崎市民の生命と財産を守ること」を忘れてならず、こういった機会で陸上自衛隊の皆さんに何を依頼でき、どんな事ができるのか、常に研究しておく必要があると思っての参加である。
Cimg0076 第5施設群は、群本部、本部管理中隊、第308施設中隊、第309施設中隊、第310施設中隊、第353施設中隊、第307施設器材中隊の約600名で構成され、いざ実戦となった際には、戦闘をする部隊のため、橋をかけたり、陣地を形成すること等を主な任務としている。
 また、第5施設群長は高田駐屯地の司令も兼務である。
 今日の競技会で使う舟は、我が柏崎市の大雨による水害の際や、大きな災害では平成16年の三条・中之島を中心とした7.13水害でも活躍したもの。
 1チーム11名編成で、その人数内なら漕ぎ手の構成は自由であり、関川を約2.5km、上流に向かって漕ぎ出し、ターンして、下流に向かい、再度ターンしてゴールというコースである。

 対戦及び結果は、以下の通り。

第1レース
 ○ 第310施設中隊 VS 第353施設中隊 ×
第2レース
 ○ 第307施設器材中隊 VS 本部管理中隊 ×
第3レース
 ○ 第308施設中隊 VS 第309施設中隊 ×

決勝レース
 1位 第310施設中隊
 2位 第307施設器材中隊
 3位 第308施設中隊

Cimg0079 約20分間といえども、かなり体力を消耗する競技であり、見ているだけであったものの、一度レガッタで体験したことを思い出しながら、競技の模様を見させてもらった
 なお、優勝した中隊の「お約束」ということだが、優勝した第310施設中隊のメンバーから第310施設中隊の中隊長が川に投げ込まれた。

Cimg0083 競技会終了後、小野塚一佐・群長をはじめ、各中隊長との昼食を食べながらの会食となった。メニューは、麦入りご飯、肉団子チリソース、青菜胡麻だれ、海老シュウマイ、グレープジュース。
 食べながら、昨今のテロ特措法に対する多くの方からの誤解(日本に石油と運ぶルートであり、本来は給油ではなく、軍に昇格し、軍艦を派遣すべきこと)などを話した。

 14時、高田駐屯地を後にし、自民党・高鳥修一衆議院議員の事務所や母方の実家などを、上越市内での所用を済ませる。

 16時、事務所に到着。現在、新潟県知事選挙期間中であり、政党その他の政治活動を行う団体の政治活動は制限され、さらには柏崎市長選挙の投票依頼行為(選挙活動)などは公職選挙法により行えないはずであるが、各方面から某A陣営の戸別訪問や政治集会を開催しての投票依頼など、色々な活動の情報や証拠物が届いた。
 また、昨日出した内容証明について、先方である高野毅弁護士から到着の電話があり、必ず依頼者である柏崎市議会議員・中村明臣氏、柏崎市議会議員・入澤徳明氏に渡すとのことであった。

 17時過ぎから、柏崎市議会議員・中村明臣氏、柏崎市議会議員・入澤徳明氏とのやりとりを複製した書類をもって、地元マスコミをまわる。

 18時から桜井雅浩氏の選挙事務所で打ち合わせ。

Cimg0084 21時過ぎ、自宅に戻り、鶏もも肉を藻塩で焼いた鶏塩焼き、蓮根の酢の物、揚げ蒲鉾、ひきわり納豆でご飯2杯の夕食をとる。
 食後、事務所に戻り、イベント企画書などの再構成。先方からの要望もあり、大きな変更となったため、大幅な書き直しとなった。

2008年10月15日 (水)

内容証明にて、応戦を通告
中村明臣氏、入澤徳明氏へ公開質問状

 データ復旧がやっと終わり、ある程度のファイルが復元できたので、4時に就寝。

 7時、起床。大粒納豆、目玉焼き、 「伊賀の里 もくもくファーム」 (電話:0595-43-2222)の「フレッシュパプリカのチリケーゼ」でご飯2杯の朝食をとる。

 9時、市内にて復元できたファイルの説明とディスクの復旧作業。

081015_haitatsu  10時過ぎ、柏崎中央郵便局にて、配達証明付きで内容証明の公開質問状を送る。書式の自由度や便利さから、e内容証明で行いたかったが、専用クライアントソフトのtiff変換仮想プリンタドライバ、必要なマイクロソフト社ワードのバージョンなど、自分のパソコンの環境と合わなかったため、昔ながらの方法で行った。費用は2260円。

P2008_1015_121928  12時前に、新潟県知事選挙の不在者投票をしたのち、「麺の家 渚」(電話:0257-21-2770)に移動。「塩つけ麺チャーシュー 940円」に「岩のり 100円」を無料の大盛りにし、友人と昼食をとる。
 久々に同店に来たこともあり、従来のつけ麺にしようかと思ったものの、せっかくなので食べたことの無い「塩」系にトライしてみた。相変わらず麺はドンピシャの自分の好みであり、塩のつけ汁も海老の風味が効いて、塩加減も良い塩梅。ただ、チャーシューが脂の多いタイプであるため、つけ麺の宿命とはいうものの、食べ進むうちに口中が脂で邪魔になるのが残念であった。軽く炙って、つけ汁に入れてもらえれば、さらに良い感じであろう。

 13時から14時過ぎまで、知事選挙関係の市内まわりをし、その後、柏崎青年会議所仲間の某床屋さんで散髪。

 16時30分から18時まで、再度、知事選挙関係の活動を行う。

 19時過ぎから、市内某所での懇親会に出席。参加者が酒と肴を持参しての会であり、ビールと生干し納豆、牛蒡の唐揚げ、いかの刺身を持参した。
 軽く飲み始めたつもりが、サバイバルゲームでの観光客誘致など話が熱くなってしまった。

 23時、帰宅。

081015_naiyou  先日、なぜか会田市長本人からではなく、副議長である柏崎市議会議員・中村明臣氏、柏崎市議会議員・入澤徳明氏から届いた内容証明の連絡文書を受け、本日、以下のような内容で、「公開質問状」として内容証明を送った。

内容証明「公開質問状」(pdf形式)
番号:138-4498438-1


平成20年10月15日
高野毅法律事務所 御中
中村明臣及び入澤徳明・代理人
 弁護士 高野 毅 様
 弁護士 星野 徹 様
 弁護士 船山 尚吾 様

            〒945-0064
             新潟県柏崎市中央町3番28号
             柏崎市議会議員 三井田孝欧
             電話:0257-22―4552

      公 開 質 問 状

前 略

 貴職より、平成20年10月10日付「第10268434853号書留 内容証明郵便物」として「ご連絡」(以下:連絡文書)と題された文書が当方に郵送されました。
 検索等閲覧者自らの操作がなければ閲覧できない、当方の政治活動に関するホームページ及びブログ等を、公に発行されている新聞、雑誌と同等の扱いをして頂いていることに驚きをもちつつ、そのような錯覚を起こすほどに、熱心にご愛読頂いていることに感謝申し上げます。
 連絡文書には、「6 仮に、本文書到着後も、本件文書の閲覧可能な状況が継続された場合、刑事告発を含めた法的な措置を講ぜざるを得ない事を、ご警告致します」とあり、当方としては、刑事告発に該当する理由が見あたらず、またこのような警告自体が、何か政治的な目的をもつものではないかと感じたところです。
 当方としましても、貴職より当方の政治活動が刑事告発に値するとの警告をされた以上、自らの名誉と自身の政治活動の自由を守るべく、法的手段をもってしても相対峙する所存です。
 つきましては、貴職の依頼者である中村明臣氏(柏崎市松波町四丁目4番29号)及び入澤徳明氏(柏崎市藤井6700番地)の両名に対し、公開質問状として、以下の4点を質問するものでございます。書面にてご回答願います。
 なお、回答期限につきましては、当方のホームページ及びブログが何らの期限をもった運営ではないにも関わらず、貴職からの連絡文書にて「市長選挙公示前に」との前提の記載があることから、平成20年11月8日と致します。

                            草々

質問1.連絡文書にて、「柏崎市長選挙公示前に、このような書面をお送りするご無礼をお詫び致します。」とあるが、当方で運営するホームページ及びブログは、柏崎市長選挙を目的としたものではなく、もちろんの事ながら柏崎市長選挙公示前といった期限をもった運営ではない。それに対し、連絡文書にて、わざわざ「柏崎市長選挙公示前」と記載した理由について明確にお答え頂きたい。

質問2.中村明臣氏(柏崎市松波町四丁目4番29号)及び入澤徳明氏(柏崎市藤井6700番地)(以下、両氏を貴職と表記)は、当方と同じ市議会議員であり、市長当局とは対峙する議会という立場にある。さらに、中村明臣氏は副議長という公職にも就いている。刑事告発の自由はあるものの、議会側としての公職をもちながら、対峙すべき市長当局の代弁者となることに当方としては疑問があり、場合によっては市長当局と議会との癒着ととられかねない行為と思われる。なぜ、このような連絡文書を発信するに至ったのか、貴職にお答え頂きたい。

質問3.新聞紙、雑誌が選挙の公正を害する罪を規定した公職選挙法第235条2項を、検索や自らの意志で閲覧するための操作(アドレスの指定)をしなければ閲覧できない、当方が政治活動の報告を行っているホームページ及びブログに準用しているが、準用される理由について、法的根拠とともに貴職にお答え頂きたい。

質問4.連絡文書に記載のある「新聞に載らない柏崎市政レポート」の内容について、貴職が虚偽と指摘する点については、代理人と当方ではなく、同じ柏崎市議会議員として、当方及び発行人・丸山敏彦氏(柏崎市劔997番地1)と貴職で直接、議論するべきものと考える。よって、貴職と当方及び発行人・丸山敏彦氏の4名にて、録音、録画前提とした公開のもと、第3者による司会進行、発言時間を均等とした討論会を申し入れたいが、お受け頂けるか。

                     以 上


 相手となる市議会議員・中村明臣氏、市議会議員・入澤徳明氏は、私よりも当選回数の多い先輩議員。さらに中村明臣氏は副議長。まさか2期目のぺーぺーである私の挑戦から逃げはしないと思うが、回答を待ちたいと思う。

 また、先日、両名が柏崎市議会議員・丸山敏彦氏に内容証明で同様の内容を送った際には、地元新聞である『越後タイムス』紙、『柏崎日報』紙、『柏新時報』紙にその旨が掲載された。柏崎市民の皆さんに、平等に情報をお伝えするため、明日、地元新聞各紙に経緯と関係文書を持参したい。
 今回の件は、こちらからも公開質問状のかたちで応戦するため、平等に扱ってくれることを願う。

2008年10月14日 (火)

本ブログは新聞、雑誌の扱い?
なぜか副議長が市長の代理

 0時過ぎに帰宅。シャワーを浴びたのち、書類の整理やDVDのオーサリングなどを行い、4時に就寝。

 7時、起床。大粒納豆、まぐろの漬け、なめこおろしでご飯2杯の朝食をとる。

 午前中は、パソコンの修理やデータ復旧など会社関係の仕事で市内まわり。

 12時過ぎ、自宅に戻り、冷凍うどん2玉、麹漬け納豆、卵黄で作った冷やし納豆うどんで昼食をとる。

 13時から某事務所で、法的措置の相談と手続きなど。

 15時、16時過ぎ、事務所に来客。市長選挙に関わる話がほとんどであり、相手陣営の情報や証拠物などがかなり集まった。

 17時、再度、データ復旧の依頼があり、ハードディスクの取り外しも行うため、市内のお客様のところで作業。移動途中、携帯電話の調子が悪く、最新のFOMA906シリーズに機種変更しようと携帯ショップに立ち寄るも、意外に本体価格が高く、現金が足りなかった・・・。GSMと3G圏内で通話できるなら何でも良いが、シャア好きとして目指すは とにかく赤い携帯電話である。

P2008_1014_181438  18時過ぎ、自宅に戻り、牛蒡の唐揚げ、銀かれいの西京漬け、海老チリ、ひきわり納豆で夕食をとる。銀かれいはかなりの脂がのっており、ご飯よりはビールをウグウグとやりたい気分になったが、仕事もあるため、我慢。
 食後、事務所に戻り、データの復旧作業。どこまでのデータを復旧できるか、あとは時間との戦いである。

081010_naiyou  平成20年10月10日付けで、以下のような内容証明郵便が届いた。


平成20年10月10日
柏崎市議会議員 三井田 孝欧 殿

〒940-0084
新潟県長岡市幸町1丁目12番10号
           高 野 毅 法 律 事 務 所
           中村明臣及び入澤徳明・代理人
            弁 護 士 高  野     毅
            弁 護 士 星  野     撒
            弁 護 士 船  山  尚  吾
        TEL O258-35-4444 FAX O258-35-4478

             ご  連  絡

前 略
1 弊職らは、中村明臣(柏崎市松波町四丁目4番29号)及び入澤徳明(柏崎市藤井6700番地)の依頼を受け、本書を差し出すものです。
 柏崎市議会議員である貴殿に対し、柏崎市長選挙公示前に、このような書面をお送りするご無礼をお詫び致します。
2 下記内容の文書(以下「本件文書」という)が、本日現在、貴殿の管理にかかるホームページ上のプログ「納豆人生、まっしぐら」に、閲覧可能な状態(pdf形式)になっております。

             記
(1)文書の表示
発行元として
・「明日の柏崎を考え、会田市政を正しく評価する市議会議員の会、代表・丸山敏彦、
(略称「正しく評価する会」)」との記載あり
見出しとして
・「新聞に載らない柏崎市政レポート」
・「勉強会用 内部資料」
・「会田市政を正しく評価する」との記載あり

3 ところで、貴殿が、本件文書を、不特定多数の者に対し、閲覧可能な状況におく事(以下「本件行為」と言います)について、弊職らは虚偽事項公表罪(公職選挙法第235条2項)に該当する疑いがある、と考えます。
 先ず、本件文書における「虚偽事項」について、述べます。

(----- 中略 -----)

4 そもそも、公職選挙法1条は、選挙が選挙人の自由意思によって公明かつ適正に行われることを目的のひとつに掲げております。
 上記趣旨・目的から、同法235条2項は、虚偽事項が公表されると、選挙人の判断形成の前提となる事実の誤認が生じ、その結果、選挙人の判断を誤らせる事になり、選挙の自由公正を害することにつながるので、このような行為を刑事罰の処罰の対象としたものと判断できます。
 さらに、同項の構成要件上、どの程度で違法となるかの判断基準として、「当選を得させない目的をもって」その行為に出たことを要すると定めたものと解せられる一方、同法235条1項と異なり、虚偽事項として、候補者等の身分、職業または経歴だけに限定されていません。
 例えば、候補者の家族に中傷を加える事によって侯補者等に打撃を及ぼすような事項も含まれる、と広く解釈されています。
 本件文書が、不特定多数の者にとり、閲覧可能な状況にある事、及び本件文書の表示とともに「柏崎市長選挙・・・・」と記載されている事からすると、本件行為は、「当選を得させない目的をもって」虚偽事項を公表することをあらかじめ認識しながら行われたと、容易に認定出来ると考えます。
5 貴殿におかれては、虚偽事項が記載された本件文書の閲覧可能な状況を、即座に、解消されるよう、ご連絡するものです。
6 仮に、本文書到着後も、本件文書の閲覧可能な状況が継続された場合、刑事告発を含めた法的な措置を講ぜざるを得ない事を、ご警告致します。
7 柏崎市の発展を目指す同士として、貴殿のご活躍を、祈念しております。


 対象とされているのは、以下の内部資料のことであろう。

081028_insidepaper2<内部資料>
「新聞に載らない柏崎市政レポート
~あなたの選択
柏崎の明日を決める!!」

                  (pdf形式)
080708_report

<内部資料>
「新聞に載らない柏崎市政レポート
会田市政を正しく評価する

                  (pdf形式)

 まずもって、新聞紙、雑誌が選挙の公正を害する罪を規定した公職選挙法第235条2項に、なぜ本ブログが該当するのか不明である。
 本ブログを閲覧するためには、検索をかけるか、直接URLを入力する必要があり、目的をもった場合にしか見る事はできない。そもそも本ブログは、私自身の政治活動(その他が多い・・・・)を報告する場である。


第235条の2 次の各号の一に該当する者は、2年以下の禁錮又は30万円以下の罰金に処する。
1.第148条第1項ただし書(第201条の15第1項において準用する場合を含む。)の規定に違反して新聞紙又は雑誌が選挙の公正を害したときは、その新聞紙若しくは雑誌の編集を実際に担当した者又はその新聞紙若しくは雑誌の経営を担当した者
2.第148条第3項に規定する新聞紙及び雑誌並びに第201条の15に規定する機関新聞紙及び機関雑誌以外の新聞紙及び雑誌(当該機関新聞紙及び機関雑誌の号外、臨時号、増刊号その他の臨時に発行するものを含む。)が選挙運動の期間中及び選挙の当日当該選挙に関し報道又は評論を掲載したときは、これらの新聞紙若しくは雑誌の編集を実際に担当した者又はその新聞紙若しくは雑誌の経営を担当した者
3.第148条の2第3項の規定に違反して選挙に関する報道又は評論を掲載し又は掲載させた者


 もっと不思議な点は、仮に五百万歩ほど譲って、会田市長に関する虚偽事項があったとして、なぜ会田市長本人ではなく、副議長という立場もある市議会議員の中村明臣氏であり、また入澤徳明氏からの抗議なのか。
 地方議会は言うまでもなく、国会の議員内閣制とは違い、議員が市長当局の役職に就くことはなく、あくまで市長当局と議会は二元対立の構図にある。
 会田市長から何の権限が与えられたのか不明であるが、議会側の要職(副議長)にある人間が成り代わって抗議するということは、いかに市長当局と癒着し、議会のチェック機能を失わせているのか、公に示したようなものといえる。

 いずれにしろ、これだけの宣戦布告を頂いたのであるから、しっかりと応戦したい。
 これまで「惻隠の情」をもって大人の対応をしたことも、材料に使いたい。

2008年10月13日 (月)

泉田裕彦候補、柏崎個人演説会

 来週以降のイベントの企画書などを作成し、3時に就寝。

 7時、起床。大粒納豆、じゃがいもとピーマンの油炒め、野菜ジュースでご飯2杯の朝食をとる。

 8時から、事務所で選挙関係の打ち合わせをしたのち、チームを組んで市内での活動。

 10時から12時過ぎまで、自民党柏崎支部での打ち合わせ。アメリカに端を発する世界的な金融危機が叫ばれているなか、我が国に総選挙などをやる余裕はないと思われるが、マスコミは相変わらず解散時期の報道合戦になっており、自民党柏崎支部のなかでも準備に邁進して良いものかどうか迷うところである。

 13時、自宅に戻り、挽肉や焼き魚の残りなどの冷蔵庫の残りものを刻み、レタス、ひきわり納豆で納豆レタス炒飯を作る。祖母やお泊まりした甥っ子、姪っ子とともに昼食をとる。甥っ子は、昨日、ウルトラマンエースに会ったことがよっぽど嬉しかったのか、何回も会ったことを祖母に繰り返し語っていた。

 14時から17時まで、チームに合流し、市内での知事選挙に関する活動。

Cimg0066 18時、産業文化会館に移動。準備をしたのち、18時30分から泉田裕彦個人演説会を開催する。
 来賓として、自民党・近藤基彦衆議院議員、会田洋・柏崎市長、自民党・三富佳一県議、自民党・東山英機県議に応援スピーチをもらうも、肝心の泉田候補がなかなか会場に到着せず、冷や汗。
 非常に申し訳なく思ったが、会場にいらっしゃっていた刈羽村の品田宏夫村長にも急遽応援スピーチをお願いし、お話頂いている間になんとか泉田候補が到着。約20分の演説を行った。
 最後は、僭越ながら若い世代代表ということで、壇上に上がり、ガンバローコール。気合いを入れた3発のガンバローを叫んだ。

 終了後、片付けを行ったのち、一旦事務所に戻る。

P2008_1013_221305  21時過ぎ、別のイベントにでていた柏崎青年会議所のメンバー数名と「八剣伝 柏崎フォンジェ店」(電話:0257-20-0062)で待ち合わせ、懇親会。
 生ビール5杯、アップルジンジャーなどを飲みつつ、つくね、激辛カレー鍋をつつき、最後はうどんを投入する。
 昭和46年、昭和47年生まればかりが集まったため、ガンダムやウルトラマン、ジョジョの奇妙な冒険などのネタ話となった。

2008年10月12日 (日)

ウルトラマンジャック、エース登場!
サイバイバルゲームテスト

 3時、就寝。

081012_kodomo 7時、起床。大粒納豆、栃尾揚げの魚醤焼き、白菜漬けでご飯2杯の朝食をとる。
 食後、シャワーを浴びたのち、昭和懐物ランド「こどもの時代館」 に移動する。
 今日は、風の丘秋祭りとして、フリーマーケットや給食レストラン、そして『帰ってきたウルトラマン』のウルトラマンジャック、ウルトラマンエースの握手撮影会イベント。ボランティアとしてのお手伝いである。
 現地に到着後、担当である縁日ブースを準備。カタ抜きの景品などを駄菓子屋らしくゴチャゴチャと並べる。

Cimg0044 ウルトラマンジャック、ウルトラマンエースの握手撮影会の整理券などに並ぶ方が増えてきた9時過ぎにイベント開始。
 100円のカタ抜きと水玉風船釣りを用意するも、ウルトラマンを目当てに集まった年齢層がカタ抜きを知らないため、なかなか売上にならない。仕方なく、スーパーボールの在庫をだして、スーパーボールすくいも用意。お客さんも増え、なんとかインチキ縁日らしくなった。

Cimg0056 10時過ぎ、ウルトラマンジャック、ウルトラマンエースが登場。
 やはり人気は高く、集まった子供は釘付けとなり、私と同じ年代と思われるお父さん達も握手し、携帯電話のカメラで撮りまくっていた。
 ウルトラマンの登場に合わせて、自分自身でもウルトラマンメビウスのお面をかぶり、ウルトラマン、ウルトラセブン、ウルトラマンタロウ、ウルトラマンメビウスの計4種類のお面を販売。次々と売れたが、一番人気はウルトラマンタロウ。
 ウルトラマンタロウの最初の放送は、昭和48年4月6日から昭和49年4月5日であるため、昭和47年生まれの私でさえ、再放送を見た世代である。なぜ、今の子供たちに人気があるか不思議であったが、購入した複数の子供に聞いたところ、

 「メビウスにでてきたもん」

といった内容の答えであった。最新の『ウルトラマンメビウス』には、ウルトラマンタロウがウルトラマンメビウスの教官として登場している。

Cimg0051 13時過ぎ、さすがにお腹が空いてきたので、給食レストランで昼食。
 人気のためか、かなりのメニューが売れ切れとなっており、カレーシチュー、ソフト麺、鶏の唐揚げ、牛乳、みかんの給食メニューでお腹を満たす。カレーシチューに入れたソフト麺が思った以上に跳ね回り?服にカレーの黄色い点々がついてしまった。

Cimg0053 14時、午後の部として、再度、ウルトラマンジャック、ウルトラマンエースが登場。午前と同様、子供以上にお父さんが夢中になって握手したり、撮影したりしていた。
 仮面ライダーシリーズは昭和の仮面ライダーシリーズと世界観が切れているが、ウルトラマンは『ウルトラマンメビウス』が昭和のウルトラマンを継いでおり、親子で夢中になれる要素が強い。

Cimg0057 途中で抜けさせてもらい、2回目のテストゲームとなるサバイバルゲームの現場に移動。
 市内、市外、そして県外からのチームも参加頂き、約50名での大会となった。
 各参加チームリーダーからの感想も聞き、今後改善するところも見えてきたため、雪上戦を想定した冬の新しい観光イベントとして育てたい。

 18時、一度、自宅に戻り、祖母の夕食を作ったのち、パソコンの修理(再インストール)のため、市内の某氏宅で作業。

 作業終了後、市内某飲食店での懇親会に途中から出席する。初対面の方から、いきなり

 「ヤクザじゃないんですね」

と言われたため、理由を聞いたところ、社民党系の某市議会議員から「三井田はヤクザで暴力団をバックにどうのこうの」といった話を町内の集まりで聞いたそうである。どこまで汚いのであろうか。

 2次会は失礼させてもらい、23時近く、自宅に戻る。

2008年10月10日 (金)

北朝鮮核施設封印撤去と柏崎市議会

 依頼されていた原稿などが終わらず、4時に就寝。

 7時、起床。大粒納豆、卵焼き、大根菜の油炒めでご飯2杯の朝食をとる。

 8時過ぎから事務所に来客。その後、午前中は市内にて、会社関係の各支払いや政治関係の情報収集などを行う。

 13時、一旦自宅に戻り、冷凍うどん2玉とひきわり納豆、茹でたオクラで納豆ネバネバうどんを作り、昼食にする。

 14時から16時過ぎまで、12日のアウトドアゲーム(サバイバルゲーム)のテストゲームと昭和懐物ランド「こどもの時代館」のイベントの打ち合わせなど。

P2008_1010_184057  一旦事務所に戻ったのち、米山町をはじめ市内西部にて、陳情への回答やその他の要望をお聞きする。
 ついでに、愚妹の嫁ぎ先に挨拶にいったところ、夕食をご馳走になってしまった。釣ったばかりのふくらげ、そして鯖の刺身が美味であった。
 食後、甥っ子、姪っ子がどうしても
「おじちゃんの家で、メビウス見るぅ~」
と言うため、二人を連れて帰路に着く。

 19時過ぎ、自宅に到着し、『ウルトラマンメビウス』の最新オリジナルビデオ作品『ウルトラマンメビウス外伝 アーマードダークネス』を見せる。
 CREW GUYSの新隊員ハルザキ・カナタ役の演技に多少の不満が残るが、『ウルトラマンメビウス』最終回後のエピソードとしてよく出来ており、是非、数年後経過したら、同じ設定でメビウスの新作を作ってほしいと思う。

 21時過ぎから事務所に来客。市長選挙に向けた諸々の準備など、現在の選挙中の新潟県知事選挙に支障のない範囲での予定も決める。

 先の柏崎市議会9月定例会で、「北朝鮮に対する経済制裁措置の一部解除に反対する意見書」を保守系議員で提出したが、予想通りに

 共産党、社会クラブ

は反対をした。私が賛成討論をし、いずれ北朝鮮は核兵器を再度作り始める!と言った際、某ベテラン社会クラブの議員は、 「(北朝鮮は)約束守るって言ってるねっかー!」と激しい野次を飛ばしていたことは記憶に新しい。
 9月議会終了から数週間、案の定、北朝鮮は核施設の封印を外し始めた。これを予見できないとは・・・。拉致事件が発生した我が柏崎市の議員としてどういう態度をとるべきなのか、理解しているのかいないのか不可解である。


平成20年9月25日『新潟日報』

 「北」核施設 封印やカメラ撤去
 IAEAに作業開始通告

【ウィーン24日共同=八谷敏弘】国際原子力機関(IAEA)のフレミング報道官は二十四日、北朝鮮・寧辺の核施設にあるプルトニウム生産のための使用済み核燃料再処理施設の機器に対する封印や監視カメラなどが、同日までに撤去されたと発表した。また、北朝鮮が約一週間以内に再処理施設で燃料棒などを使用した作業を開始するとIAEAに通告したことを明らかにした。
 外交筋によると、寧辺には現在、IAEA監視要員二人が駐在しているが、封印撤去に伴い再処理施設への立ち入りを拒絶された状態となった。
 米国がテロ支援国家指定解除を実施しないことに反発する北朝鮮が、六カ国協議の合意に反し核施設復旧へと逆行する動きをさらに進めた形だ。
 実験用黒鉛減速炉(五千キロワット)や核燃料加工施設などの停止・封印を監視することは可能な状況という。北朝鮮は今後、黒鉛減速炉の貯蔵プールにある使用済み燃料棒に対する封印の撤去も要請するとみられる。北朝鮮が強硬姿勢を続けて封印撤去が拡大すれば、IAEA監視要点退去といった事態も想定される。
 外交筋によると、再処理施設での封印約百個、監視カメラ二十五台の撤去作業はIAEAの要員によって二十三日に開始され、二十四日までに完了。再処理施設にはIAEAの封印などは残っていないという。
 IAEA関係者は、寧辺の核施設に対する停止・封印の監視と検証は六カ国協議合意に基づくもので、保障措置(査察)協定に基づかないため、当事者の北朝鮮の撤去要請を拒絶することは困難と説明している。
 封印解除についてはIAEAのハイノネン事務次長(査察担当)が二十四日の理事会で説明。日本をはじめ各国から懸念表明が相次ぎ、IAEAの役割を維持しつつ北朝鮮核間産が六カ国協議合意に基づいて解決されることが重要などとする議長総括がまとめられ
た。

2008年10月 7日 (火)

新潟高校教職員組合へ公開質問状

届いていた月刊誌各誌を読み耽り、4時就寝。

 7時、起床。大粒納豆、目玉焼き、大根菜の油炒めでご飯2杯の朝食をとる。

 8時から事務所に来客。11時過ぎまで、雑談形式でのアイデアだし。

 12時、鶏の挽肉と長ネギ、マイタケ、干し納豆で炒飯を作り、祖母と一緒に昼食をとる。

 14時から市内某所で打ち合わせ。

 16時、事務所に戻り、事務仕事。

 17時過ぎ、中学校時代の恩師から連絡が入り、中学生のための講演の調整。タイトルを「持ち続けよう、知的好奇心」とした。パワーポイントを使って、分かりやすく、寝ない人を出さない内容にしたいと思う。

Cimg0012  19時過ぎ、桜井雅浩氏の選挙事務所に行き、打ち合わせに参加したのち、中座させてもらい、柏崎青年会議所事務局に移動。
 柏崎青年会議所の2009年度に副委員長の立場となる、エネルギー環境問題検討委員会の年間計画の打ち合わせである。
 原子力と共存してきた柏崎の今後30年先を見越したような内容ではどうか等、色々な意見を出し合った。

 22時過ぎに帰宅。

Tokikiki  平成20年8月5日の本ブログに書いたように、本年6月24日、新潟県高等学校教職員組合が、新潟県総務管理部に対し、来年度に本県で開催される「トキめき新潟国体」の式典演奏で、

1.2009年度「トキめき新潟国体」式典音楽から君が代をはずすこと。
2.少なくとも高校生の吹奏楽部員・合唱部員に「君が代」演奏・合唱をさせないこと。

という、国民体育大会の設立過程や意義も理解していない、トッキッキも驚くような要請書を提出した。
 本ブログでその事を書いたところ、新潟県高等学校教職員組合組合員教師はブログにて、以下のような事を書いていた。


09国体で「君が代演奏させるな」申し入れに右翼の方が

2008年08月07日 | Weblog【情宣担当のぼやきエッセイ】

 高教組新聞7月号既報のとおり、09国体の式典で、高校の吹奏楽部員・合唱部員に「君が代」を演奏・合唱させる、という計画を県の国体局が計画していることが明らかとなったので、新高教は6月24日付で県当局に「高校生に君が代演奏・合唱をさせるな」という趣旨の要請書を提出しました。(新潟日報6月25日に記事が出ています)「日の丸・君が代」が抱える大きな問題点を考えれば当然の要請です。
 ところで、日報の記事を読み、県当局に情報公開請求してこの要求書の開示を求めた人物がいます。それは、右翼活動をさまざまな場面で展開していることで知られる柏崎市議のMさん。Mさんもブログを開設しており、そのブログ上で、今回の新高教の要請に対し、激しい非難の言葉を並べています。
 ただ、その非難というのがどうにも評価に困る内容。事実誤認が多いというか、「条約」を「条例」と書くなど、基本的なことが間違ってたりするのですね。委員長は「無視すればいいさ」と言っておりますが。
 そもそも、要請書が見たいなら、新高教に直接要求してくれれば写しを差し上げるのに。自分の世界だけでボルテージをあげるというのはどうにも発展性がない。「日の丸・君が代」などの問題は、考え方の違いがあるのが当たり前なのだから、お互いそれを認めた上で、論理的に話し合いをするのなら、意見の一致はないにしても、理解は深まっていくと思うのですが。
 Mさんは、新高教に「抗議していきたい」とブログでお書きになっています。こちらとしては、言論の自由を前提に、ルールに基づき活動しているわけでして、「抗議」されるいわれはないと思っていますが、もし「抗議」にいらっしゃるのなら、お茶でもお出ししてMさんのお話に耳を傾けたいと考えております。
(この文の文責はすべてオブナイが負います)


 要請文を新潟県に情報公開請求で求めたのは、新潟県が受領したかどうかを確認するためであり、行政の仕組みを理解していない。
 さらには、普段は人権を声高に言うわりに「右翼の方が・・・」とレッテル貼りをする、素晴らしい人権感覚!
081007_shoumei  お茶を頂きに伺おうかと思ったが、まずはその要請文の真意を知るべく、新潟県内の保守系団体と共同で、以下のような公開質問状を、返信用封筒を入れ、配達証明付き書留で送付した。


新潟県高等学校教職員組合      平成20年9月26日
  執行委員長 渡辺英明様

                  日本会議新潟県本部
                        議長 轡田勝弥
                 人づくり県民ネットワーク
                        代表 山田昭二
               新潟の教育を良くする市民の会
                       代表 長谷川清長
           明日の新潟県を考える地方議員連盟
           代表 柏崎市議会議員 三井田孝欧

      公 開 質 問 状

 日頃より、教育問題への取組みにご尽力されていることに敬意を表します。
 さて、貴職は2009年度に我が新潟県で開催される「トキめき新潟国体」の式典演奏に関して、本年6月24日に新潟県総務管理部に対し、『2009年度「トキめき新潟国体」の「高校生による式典音楽の演奏・合唱」に関する要請書』(以下:要請書)を提出されました。
 我が県で開催される国民体育大会に向け、日々、その準備に邁進されている行政や民間の関係者、そして練習を重ねている選手のことを思いますと、「トキめき新潟国体」の成功を切に願う我々としましては、要請書の内容についていくつかの疑問が生じたところです。
 つきましては、お忙しいところ恐縮ですが、是非、以下の4点についてご回答頂きますようお願い申し上げます。

質問1.「君が代」「日の丸」がアジア植民地支配の象徴で
     
あり、現在も近隣諸国から嫌悪をもたれている
     との理由がございましたが、その根拠について、
     お示しください。
    また、これまで植民地支配されていたアジア諸国
    はどこの国の植民地支配から独立したのか、
    改めてそのご認識をお教え頂ければと思います。
    <ご回答をお願いしたいアジア諸国>
      ミャンマー、マレーシア、シンガポール、
      ブルネイ、ベトナム、インド

質問2.要望書において、国体での「君が代」斉唱は
    思想・信条の自由を侵害する、とありますが、
    「君が代」を歌う自由はないのでしょうか。
    また、国民体育大会の式典に参加するという
    本人の意志と、「君が代」を式典で演奏する
    ことの関係について、どうお考えになられて
    いるのでしょうか。
    当方としては、貴職の要請そのものが特定
    
イデオロギーにもとづいたものともとれます。

質問3.国民体育大会の開催の経緯、天皇杯、
    皇后杯について、どのようにご認識されて
    いるのでしょうか。

質問4.高校生が参加する場においての「君が代」
    「日の丸」が問題であると捉えられていらっ
    しゃいますが、高校生が出場した北京オリン
    ピックをはじめとするオリンピックやパラリン
    ピックにおける「君が代」「日の丸」について
    はいかがお考えでしょうか。
    なお、国歌「君が代」につきましては、学習
    指導要領にもその指導が規定されております。


 マスコミ数社、保守系政治家にも経緯を含めた複写をお送りした。
 どのような回答がくるのか、はたまた完全無視するのか。
 今後の展開が楽しみである。

2008年10月 6日 (月)

柏崎JC10月例会
『エネルギーと柏崎』

 楽しみにしていた「第21回 JAL平等院音舞台」のテレビ放送を録画し、2時過ぎからビールを飲みながら見る。ケルティック・ウーマン、ジョシュア・ローマンはもとより、実は最近注目していた藤澤ノリマサを見たかったのである。クラシックの名曲をアレンジした楽曲を、ポップス的な歌い方とオペラ歌唱法を融合させるという新しいアーティストで、期待通りのパフォーマンスであった。

 「VINCERO」視聴(WMA形式)
*「Vincero」は「私は勝つ」という意味

 何回か繰り返し見てしまい、4時に就寝。

 8時、起床。大粒納豆、マグロ血合いのカツ、大根サラダでご飯2杯の朝食をとる。

 食後から10時過ぎまで、市内での会社関係の雑務。その後自宅に戻り、勝願寺の住職がお見えになったので、仏壇にお経をあげて頂く。

 12時、蓮根の油炒め、オクラ入り納豆を祖母の分も作り、一緒に昼食をとる。食事中もボォーっとしており、1時間ほどかけてやっと食べ終わった。

 13時過ぎ、愛車で長岡に向かい、御世話になっている方が入院している長岡赤十字病院へお見舞いに伺う。

 16時、事務所に戻り、来客。儲けというよりも、柏崎が盛り上がる面白い商売はないのか、懇談する。

 17時から市内某氏宅に伺い、デスクトップパソコンの修理。最近のマザーボードはほとんどの機能がオンボードになっているので、原因の切り分けと修理がやっかいである。

Cimg0009  19時から柏崎エネルギーホールでの柏崎青年会議所10月例会『エネルギーと柏崎』に出席。
 エネルギー委員会は、今年4月に私も講師になったエネルギー勉強会を実施し、柏崎刈羽原子力発電所の視察会を開催。
Cimg0010  7月のサマーコンファレンスでは、青森県のむつ青年会議所、福島県の浪江青年会議所南双葉青年会議所、愛媛県の八幡浜青年会議所、鹿児島県の川内青年会議所とともに、『原子力発電所立地地域JCシンポジウム』も開催し、活発に活動してきた。その総括の例会である。

Cimg0011  懇親会は、場所を駅前から中央町に移してのオープン後お祝いをしただけで、まだ食べに行っていなかった「ささ川」(電話:0257-23-2702)。
 のどぐろをはじめ、手練りのえごなど大皿料理ながら、キラリと光る品が多く、ガッツリと食べてしまった。
 24時、帰宅。

2008年10月 5日 (日)

「毒のある金」と批判し、金はもらう
市民を欺く反原発派市議

 2時、就寝。

 7時、起床。大粒納豆、フクラゲの刺身、あら汁でご飯2杯の朝食をとる。

 8時に自宅をでて、愛車で長岡市内の某社に行き、12時過ぎまで打ち合わせ。

 柏崎への帰り道にコンビニで納豆巻き、レタスサンドイッチ、低脂肪乳を購入し、昼食にする。

 15時から事務所に来客。柏崎市の税金が使われた某イベントで、あまりにも政治的偏りがあったとのことで、お怒りの模様であった。

 17時、市内の某ホテルに柏崎にお越しになった方をお迎えにあがり、 「船栄 柏崎店」 (電話:0257-22-0288)にて、懇談。せっかくの日本海ということで、のどぐろの塩焼きを肴に地元の酒を飲んで頂いた。

 19時から市内某所での懇談会に出席。イベントに関する相談に乗ってほしいとのことであったが、いつの間にか選挙の話となり、現職の会田市長なのか、桜井雅浩氏なのかで議論が沸騰。
 いずれにしても柏崎市議会で議論になったことが、ここまでねじ曲げられているのかと思うほどの意見が会田市長支持の方からあった。また保守系議員に会田市長がレポート等で中傷されて可哀想などという、面白そうな話になって伝わっていたが、中傷でも何でもない。女性問題だとか、個人の事に関することなどは一切していないのであって、むしろ個人的な中傷を繰り返しているのは、会田市長与党議員である。

 22時過ぎ、自宅に戻る。

 今日の懇談会でもそうであったが、いかに市民の皆さんを欺いた情報を流しているのかよく分かった。
 特に会田市長を応援する反原発派などはその典型であり、議会の中では調子よく原発に関わる予算を黙って賛成しながら、反原発の市民の前では「私は反原発です!」という態度に終始している。
 直近の例では、先の9月定例会で「議第99号 復興支援基金条例の制定」という議案があった。これは、東京電力が新潟県に寄付した30億円の柏崎市への配分11億5000万円を受け入れるため基金制度を創設するという内容である。


平成20年9月10日『新潟日報』

 柏崎市は11億5000万円
 東電寄付金自治体配分 県、見込み額決定

 中越沖地震の復興支援のため、東京電力が県に寄付した30億円について、県は九日までに、被災した五市町村への配分見込み額を決めた。柏崎市11億5000万円、刈羽村1億2300万円、長岡市630万円、出雲崎町3000万円、上越市1400万円となった。
 被災状況や各市町村からの要望を基に算定した。県では今後、各市町村からの事業申請を受付け、補助金として配分する。このため、金額は若干の変動が為り得る。
 被災市町村のうち、多額の配分が見込まれる柏崎市は、新たに基金を創設して配分金を繰り入れ、被災者の生活支接や住宅再建支援策などに活用する方針。刈羽村では、被災者向け民間集合住宅への建設費補助に充てる。
 東電から県への寄付金は既に四億二千万円を住宅の一部損壊世帯への義援金に充てた。また、県観光協会など産業・観光分野の十団体に計12億円の交付を決めている。


 原資は東京電力からの寄付金であり、当然のことながら反原発派議員は反対にまわるであろうと思われたが、実際には賛成し、全会一致で原案可決になった。
 「復興支援」という文言や会田市長与党であることから、反原発派議員は市民受けを考え反対しなかったと思われるが、あまりにも情けない
 この東京電力からの30億円の寄付が発表されたとき、地元反原発3団体はどう反応したかと言えば、

「札束で頬を叩き、再稼働させるのか!」
「毒のある金だ!」

と散々騒いだ。


平成20年3月2日『新潟日報』

物産購入は6億円超
再開願う金か 地元警戒も

----(略)----
■「毒のある金」
 観光特別委で「見える形での支援」を求められた東電。とりわけ30億円の巨額寄付については、政治の圧力も取りざたされる。
 しかし、国会を担当する副社長の皷紀男(61)は「政治家からの働き掛けは一切ない」と否定。半田も「あくまで当社の自主的な判断だ」と強調する。
 30億円の趣旨は復興支援だと繰り返す東電幹部だが、受け取る側の本県ではさまざまな見方がある。
 「1日も早く再開をお願いするとの意味で、毒のある金だ」(矢部忠夫柏崎市議)と警戒する声がその1つ。
----(略)----


 信念を通す気概もない上、原子力発電に反対する柏崎市民でさえも欺いた行動である。議会のなかで起こっていることは、柏崎市民の皆さんに情報が伝わらないとでも思っているのであろうか。
 繰り返すようであるが、政治家としてあまりにも
情けない・・・

2008年10月 4日 (土)

タイが日本に原子力協力要請

 3時、就寝。

 7時、起床。大粒納豆、オクラサラダ、冷や奴でご飯2杯の朝食をとる。

 午前中は事務所の掃除。甥っ子と姪っ子が遊びにきたので、『ウルトラマンティガ』のDVDを見せる。

 12時、冷凍うどんとひきわり納豆、キムチをつかった「納豆キムチうどん」で昼食をとる。

 13時から市内某所で選挙関係の細かい仕事を行う。

 15時から事務所に来客。新潟県内の政治情勢をはじめ、解散総選挙となった場合のことなど色々な情報を交換する。

 17時からアウトドアゲームに関する打ち合わせ。

P2008_1004_184714 18時30分過ぎ、来客。
 お土産で頂戴した鳥取県「株式会社 米吾」(電話:0859-33-2221)の「吾左衛門鮓『鯖』江戸風」を夕食として食べながら、懇談。酢が多少強めながら昆布の旨味を吸った酢飯、脂がのった鯖といい好みの味であった。値段を聞くと1800円とのこと。

Thai

 世界が原子力に回帰している(原子力ルネサンス)ことは、既に多くの方に知られているが、実は建設のみならず、運転に関しても日本の原子力技術が世界から求められており、タイ王国からも協力要請があったという。
 我が柏崎市が、世界に開かれた柏崎市になるためには、やはり原子力がキーとなろう。


平成20年8月28日『原子力産業新聞』

 タイが原子力協力要請
 エネ大臣日本の技術・経験に期待

 タイのプーンピロム・エネルギー大臣がこのほど来日、22日に経済産業省で二階俊博・経産相と会談し、同国が2020年に運転開始を計画している原子力発電について、日本の協力を要請した。二階大臣は、全面的に協力することを表明した。
 同大臣は原子力に関し、①技術支援②人材育成③国民理解④法的整備などでの支援を要請。二階大臣は、日本は安全対策に重点的に取り組んできており、技術力を見て欲しいと要請した。プーンピロム大臣は今回、関西電力の大飯発電所を見学した。

2008年10月 3日 (金)

麻生総理所信表明と憲法

 6時過ぎ、あまりの寒さに目覚め、飲み放題のコーンスープを2杯飲む。週刊誌や読みたかった漫画『黄昏流星群』など読み、9時に店をでる。

 9時30分、渋谷区の某専門誌をだしている出版社に行き、冬の観光イベントとしてテストゲームを実行していることや、柏崎での取組みを特集してもらえないかどうかの売り込みを行う。震災復興のためにも冬の柏崎に来てもらいたいというテーマで検討してもらえることになった。

 11時過ぎ、同じ渋谷区内のチャンネル桜に行き、水島社長、I取締役と2時間ほど、今後の経営戦略などについて打ち合わせ。これまで放送していたスカイパーフェクTVのハッピー241が9月30日に急遽、放送停止となってしまったため、現在は放送はインターネットのみという状態である。

 14時過ぎ、フロンティアパークへの誘致の可能性があるかどうかは微妙なところであるが、お声がけ頂いたので、新潟県出身の某商社のCOO(Chief Operating Officer)に面会。コーヒーを頂きつつ、電気料金の割引等が掲載されたフロンティアパークのパンフレットをお渡しし、説明する。今回は表敬訪問のようなものであったが、再度連絡があった際には、市役所の担当課に声をかけ、本格的に動きたい。

 16時、府中市に移動し、恩師のご自宅に伺って、雑談。今年5月、ご子息の関係で、柏崎にアメリカンフットボール部(100名以上の宿泊が生じる)の夏期合宿を誘致すべく動いたものの、天然芝のグランドが用意できず、他の自治体に持って行かれてしまった。そのときのお詫びと再度の機会をもらえないかと相談もさせてもらった。

 20時30分、柏崎に戻り、柏崎エネルギーホールでの柏崎青年会議所次年度の所属委員会、エネルギー環境問題検討委員会の打ち合わせに出席。

 22時過ぎ、自宅に戻り、冷蔵庫にあった煮魚や野菜の切れっ端などの残り物と干し納豆、冷やご飯、卵二個を雪平鍋に入れ、「ごった煮おじや」で夕食をとる。

 相変わらずマスコミや民主党は、麻生首相の所信表明演説が質問攻めで異例だったなどと繰り返しているが、個人的にはもっと重要でこれまでの所信表明演説と違う点があったと思う。
 演説冒頭の

 「わたくし麻生太郎、この度、国権の最高機関による指名、かしこくも、御名御璽(ぎょめいぎょじ)をいただき、第92代内閣総理大臣に就任いたしました。
 わたしの前に、58人の総理が列しておいでです。118年になんなんとする、憲政の大河があります。新総理の任命を、憲法上の手続きにのっとって続けてきた、統治の伝統があり、日本人の、苦難と幸福、哀しみと喜び、あたかもあざなえる縄の如き、連綿たる集積があるのであります。 」

という部分である。
 我が国の国体をハッキリと示し、そして118年という数字は戦前にもキチンと我が国には民主主義があったことを語っており、戦前、戦中も憲法がちゃんと機能していたことを知らせている。

 マスコミは煽っているが、仕事をしないで解散することはせず、しばらくは麻生首相がやりたいように保守政治をやってほしいと思う。

2008年10月 2日 (木)

2008新潟県知事選挙告示

 2時、就寝。祖母が昼と夜を間違えているのか、夜中に何回も歩きまわったため、ほとんど眠れず。

 8時、起床。大粒納豆、山芋とろろ、生卵で丼ご飯をかっこみ、選挙ポスターと地図を持って、市内にでかける。

 8時30分過ぎ、公設掲示板に選挙ポスターを貼るための届け出順が「2」という連絡があったので、午前中いっぱいをかけて、40枚箇所の公設掲示板に選挙ポスターを貼る。
 自民党柏崎支部から預けられた公設掲示板の地図が、かなり昔のものだったことが分かり、手間取る。

P2008_1002_115354 12時、自民党柏崎支部に行き、「蓬来」(電話:0257-24-5207)の野菜定食で昼食をとる。定食には納豆がついており、納豆が苦手な方がいたので、ダブル納豆にして、一気にかっ込む。
 食後、そのままイトーヨーカドー柏崎店の前に移動し、街頭演説のための場所とりや自転車などの整理。

P2008_1002_135121 13時35分、5分遅れで街宣車が到着。今回も街宣車の随行スタッフには、選挙応援にいった佐渡市議会の大桃一浩議員をはじめ、県内最強のウグイス嬢と言われている、怖いお姉様コンビなど、知った顔ばかりであった。
 自民党・近藤基彦衆議院議員、柏崎刈羽地区選出の三富佳一県議、東山英機県議、会田市長の応援演説があったが、スタッフ側のこちらとしては決められた時間内に街宣車を送り出さなければならず、「あと1分」と書いたボートをだして、短めの応援演説にしてもらった。
 泉田候補の演説も終わり、14時、時間通りに街宣車を送り出す。

 後片付けをしたのち事務所に戻り、15時から打ち合わせ。

 16時過ぎ、急遽、弥彦村で判子をもらわなければならない案件ができたため、愛車に飛び乗る。

 18時過ぎに現地に着き、一時間ほどで用件は終わり、柏崎に戻る。途中、コンビニでレタスサンドイッチ、ブリトー(ハム&チーズ)、低脂肪乳を購入し、夕食として運転しながら食べる。

 20時、帰宅後、身支度をしてから、都内に向かって移動。

 24時近く、都内のネットカフェに入り、広めの席をとってパソコンの前に座ったところで、いつの間にか眠ってしまった。

2008年10月 1日 (水)

学力テスト好成績の秋田

 2時、就寝。

 7時、起床。大粒納豆、ピーマンともやしの炒め物、タラコでご飯2杯の朝食をとる。

 8時から事務所でDVDオーサリングやパソコン修理の仕事などを行う。

P2008_1001_103216 10時、市役所に移動し、議会だより編集委員会に出席。
 ページ数が決まっているからか、先月の9月議会で小松エスト売却議案について、総務常任委員会の継続審査を否決し、再度、総務常任委員会に付託。委員会で否決後、本会議で強引に可決したことが、現時点での原稿には書かれていなかったので、政治的立場は別として、書くべきと要求した。会田市長与党議員にとっては、あまり書いてほしくないことなのであろうか。

 12時、一度、自宅に戻り、1.7mmのスパゲティ、ベーコンがあったので、スパゲティ・カルボナーラを作り、昼食にする。

 13時から18時過ぎまで、市内まわり。知事選挙も迫っているため、なかなか政治活動が難しくなってきている。

 19時、のどぐろの塩焼き、銀杏と海老の茶碗蒸し、ひきわり納豆でご飯2杯の夕食をとり、食後は事務所にこもり、ひたすら事務仕事。

 学力テストの上位県はどのような教育が行われているのか分析が始まった。
 「教育」(education)は「引き出す」(educe)ことが本来の語源であるが、本人の能力を引き出すこともさることながら、やる気をいかに引き出してあげるのかが、学力テストの高成績と直結しているという分析があった。
 やはり

Yamamotoisoroku 「やってみせ、
 言って聞かせて、
 させてみせ、
 ほめてやらねば、
        人は動かじ」

                山本五十六

なのであろうか。


平成20年8月30日『読売新聞』

[解説]学力テスト好成績の秋田
少人数学級、地域に学校開放…「細やか指導」が成

 29日公表された文部科学省の全国学力テストでは、秋田県が2年連続でトップクラスになるなど、昨年の上位県が今年も好成績を維持した。
 「学力」の高さの背景に何があるのか、共通点や地域ごとの特徴を探った。
 秋田県の中心部に位置する人口約5770人の井川町。町唯一の小学校である町立井川小(児童数289人)に29日午後、全国学力テストの結果が県教委から届けられた。井川小の平均正答率は国語、算数ともに、基礎を問うA問題、応用力を試すB問題のいずれも県平均とほぼ同じ。全国平均より7~12ポイントも高かった。
 水田と山林が8割を占める同町では、児童の約6割が3世代家庭で育てられている。井川小では少人数指導が徹底しており、6年生の場合、2学級の児童43人を算数では習熟度別や弱点別などによって3クラスに分け、授業によっては2人の教師が指導する。
 秋田の学力がなぜ高いのか。秋田県教委は要因として、井川小のような「地域、家庭、学校との連携」と「少人数指導」をあげている。
 秋田では2005年度から、保護者や地域住民が自由に学校を訪問できる「みんなの登校日」を実施し、昨年は県民の4分の1にあたる延べ28万人が訪れた。01年度からは全国に先駆けて小1、小2、中1の3学年で30人程度の「少人数学級」を導入。家庭や地域と連携した、きめ細かな指導が実を結んだという分析だ。
 秋田は今回、小学校の国語、算数ともに正答率が2年連続でトップ。中学校も国語Aで1位、残りの3分野も3位以内だった。さらに8分野すべてで全国平均との差が昨年より広がり、好成績が“偶然”ではないことを全国に示した。
 昨年、43年ぶりに全国学力テストが実施されるまで、この結果を予想した関係者はほとんどいない。
 秋田の07年度の所得水準は全国41位で、大学進学率は38位にとどまる。自己採点による大学入試センター試験の得点も英語が18位、国語が19位だったほかは、数学1Aが39位、数学2Bが43位、物理1と化学1は42位。1960年代に実施された学力テストでは下位に低迷していたことから、同県教委は昨年の結果公表時に謝罪会見を考えていたほどだ。
 それが昨年の結果公表以降、学力の高さが知られるようになり、様々な分析が行われている。
 秋田大教育文化学部の阿部昇教授が着目するのは、今年のテストも昨年同様、記述式のすべての問題で全く答えを書かない無解答率が全国平均を下回った点。
 定期的に「学級だより」を発行している学校が小学校で62%(全国平均37%)、中学校で72%(同31%)と全国平均よりはるかに高いことも指摘し、「自分の意見をまとめ、考えを発表する授業で、子供の発言にうなずいたり、ほめたりする教師が多く、子供の『とにかくやってみよう』という気持ちが養われている。学校の様子をつぶさに伝えることで家庭学習への意欲を駆り立てる効果もある」と分析する。
 「秋田に学べ」のキャッチフレーズを広告に使った大手進学塾「栄光ゼミナール」(本部・東京)は、秋田県教委が算数・数学の単元ごとに独自に作成している「定着テスト」を評価する。問題と問題ごとの平均点をインターネットで各校に配信しており、教師は自由にテストを取り出して使い、自分のクラスの平均点と比較できる。同ゼミナールは「少人数で指導し、習ったことがどれだけ身についているかテストで確認するという作業はある意味で塾と同じ」(横田保美・広報部長)と指摘している。

上位県 教師も自己研さん

 学力テストで好成績をあげた秋田、福井、富山の3県は何が共通しているのか――。文科省は、3県の今年のデータを抽出し、傾向を分析した。
 その結果、「補習をよく行っている」と回答した学校の割合が、秋田、福井とも小中学校の国語、算数・数学で全国平均を大きく上回っており、小学算数では秋田47%、福井45%と全国平均(36%)より10ポイント前後高かったことがわかった。
 「宿題をよく出した」と回答した学校の割合では、3県とも、おおむね「よく出した」と答えた学校の割合が全国平均を上回り、特に福井の中学校では、国語で40ポイント高い78%、数学も28ポイント高い71%に上った。
 もう一つ、成績上位県に共通する要素の一つとして、教育界で指摘されているのが「教師の熱心さ」。富山では教科研究などを行う教師の任意団体が、小中学校とも100%近い組織率を誇り、授業や教材の研究に取り組んでいる。秋田でも、大半の教師が教科ごとに開かれる研修会に参加し、授業研究の活動も盛んだ。
 これについて、フィンランドの教育制度などを研究する都留文科大の福田誠治教授は「少人数指導や家庭教育、さらに教員の質の高さは、学力世界一のフィンランドとも共通する」と語る。フィンランドは、子供25人につき教師1人が配置されるなど少人数教育が実施されており、教師は大学院修了者で医師と同じ専門家として社会的地位が高い。子供が家庭で読書をして過ごす時間も長い。
 「学力向上の秘訣(ひけつ)は、いかに子供から自発的に学ぶ意欲を引き出すかだ」と福田教授は強調する。
 成績上位県の教育の特徴はこれまで十分、分析されているとは言えなかった。何が学力向上につながっているのかをさらに詳しく研究し、教育施策に積極的に取り入れる必要がある。

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