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2008年11月18日 (火)

議会運営委員会:議員定数削減案
審議打ち切りの動議

 かなりの汗をかき、夜中に何回も起きる。

 8時、起床。大粒納豆、目玉焼き、のっぺでご飯2杯の朝食をとる。食欲はあるものの、喉が痛く、飲み込みづらい。

 食後から市役所に移動し、資料の準備。

 12時過ぎ、一旦自宅に戻り、祖母にも昼食を食べさせたのち、再度市役所に戻る。昼食のメニューは、のっぺの残りで作った中華丼。

Cimg0340  13時から議会運営委員会。
 今日の議会運営委員会は、平成20年9月議会で所属会派である「整風会」から提案した議員定数削減案の審議。なぜ今頃になって審議するかといえば、会田市長与党の議員が議会運営委員会への付託というかたちで、定例議会の映像記録が残る議場で賛否を明らかにせず、「継続審査」に持ち込んだためである。イヤなら堂々と「反対」すれば良いものの、逃げの一手を打った。
 柏崎市長選のさなか、某集会では会田市長与党の市議会議員が、

 「保守系議員は利権がどうのこうの・・・」

などと話していたが、事実はまったく逆であり議員自らも定数を減らし、柏崎市の財政の事を考えるべきと提案してきたのは我々、保守系議員
 議員定数削減すれば、落ちるのは「共産党と三井田」と言われるが、いまは柏崎市全体のことが大切であり、自分自身のことは二の次である。
 さらにいえば、本来、定例議会で本案件を付託された議会運営委員会は、定例議会終了後、すぐにこの案件を審議しなければならない。しかし、議会運営委員会の委員長、副委員長ともに「継続審査」に賛成したため、本日まで付託案件を審議する議会運営委員会が開催されなかった。
 本日まで審議を延ばされたため、提案した「議員発案第8号 議会の議員の定数を定める条例の一部を改正する条例」の施行日が「平成20年10月1日から」となっていることから、定数削減の審議をするためには冒頭、私の方から施行日を「公布の日から」に修正する修正議案を提出するはめになったのである。

<修正議案>
「議会の議員の定数を定める条例の一部を改正する条例」

                      (pdf形式)

 議会運営委員会でこの議案が議題となり、修正議案について私から提案理由の説明をしたところで、

 飯塚寿之委員(柏崎のみらい)

から審議打ち切りの動議があった。審議の打ち切り動議をするぐらいなら、先の本会議の場で堂々と「反対」すれば良かったものを・・・・手口が姑息である。
 そして、審議打ち切り動議の賛否を問うことになり、打ち切りに賛成したのは以下の委員。

 ・村田幸多朗委員(自治研究会)
 ・加藤武男委員(明友会)
 ・持田繁義委員(共産党)
 ・入沢徳明委員(蒼生会)
 ・飯塚寿之委員(柏崎のみらい)
 ・笠原浩栄委員(社会クラブ)

 議会運営委員会は、11会派からそれぞれ1名が委員になっており、委員長が投票しないため、計10票。上記6名が賛成したため、賛成多数で議員定数削減のこの議案は審議打ち切りとなった。

*柏崎市議会の会派数が定数30にも関わらず11会派もあり、多い過ぎるとご批判を受ける。多いだけでなく、現実はこういったことに悪用されているのである。少数会派でも1票は1票としてカウントしているのが原因であり、大会派が逆差別される。

 会田市長与党議員は、自分たちで「継続審査」として、議会運営委員会での審議をするよう付託しておきながら、議論が始まると「審議打ち切りの動議」をだすという、メチャクチャな事をやっている。
 こういった実態をより多くの柏崎市民の皆さんに知ってもらいたいと思う。

Cimg0341 議会運営委員会終了後、改装の終わった議場に入り、工事の状況などを確認する。天井が若干低くなったが、照明が蛍光灯になり、議場内がかなり明るくなった。
 それにしても、相変わらず議場内には国旗はおろか、柏崎市旗もない。柏崎市立の学校の入学式、卒業式には市旗、国旗がちゃんと掲揚されているにも関わらず、議場自体がこの状態で情けない。現在の議会構成(革新系)では厳しいため、市民の皆さんからの声が必要となろう。

 再度、資料整理をしようと議会事務局前のエレベーターを通りかけたところ、自分で仕掛けておきながら、未だに返答をよこさない中村明臣副議長が、いきなり

 「なんだ、おい!
  議会人として正しくしてやったんじゃないか。
  えー、汚い手使って。
  市長は何で答える必要あるんだ!」

と意味不明な言葉で喧嘩腰で言い寄ってきた。ところが、応戦の姿勢を見せたところ、副議長自身は踵を返し、エレベーターの中にさっさと移動、扉を閉じて下の階に降りていってしまった。論争するならするで、キチンと話し合う場を用意すれば良いのであるが、言いっぱなしで逃げてしまった。「汚い手」などと言っていたが、本来は議員間で議論すべき政策のことを、弁護士を代理人として内容証明を送りつけて、喧嘩を仕掛けてきたのは副議長本人であり、まったく意味不明である。

Cimg0342 17時過ぎ、一旦自宅に戻り、差入れの「ちくわキムチ納豆ロール?」やチーズフランスパン、低脂肪乳、豚肉しょうが焼きで早めの夕食をとる。
 19時から22時過ぎまで市内某所で選挙の総括となる話し合い。
 帰り際に「MEGAドン・キホーテ柏崎店」で、車用の低反発クッションなどを購入する。

 23時過ぎ、事務所に戻り、事務仕事。

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コメント

議員数が多い弊害と、少ない弊害を考えれば
私は、少ない方が弊害が多いと思います。

議員が多いからこそ、少数意見が届くのです。
議員数が少ないと、いつも同じ面々で構成され、澱んだ水の如く酷い状況になると思うのですが..

 名無しさん、コメントありがとうございます。
 柏崎市議会は法定定数いっぱいの30名であり、同じ法定定数30の市議会261市のうち、206市(79%)が定数削減しており、うち6名減員が49市(19%)、8名減員が38市(14.5%)、10名減員が26市(10%)、4名減員が25市(9%)となっております。
 今回は柏崎市の財政問題もありますが、一気に10名減員とかいう話しではなく、4名減員の提案であり、ご指摘のような弊害は少ないかと思っておりますが、いかがでございましょうか。

ご無沙汰しております。鳥海です。

先般、ご配慮頂き有難う御座いました。

ブログ、日々拝見させて頂きました。
市長選は残念でした。
継続して読ませて頂いて居り熱意はヒシヒシと伝わってきておりました。ゆえに残念です。本日のブログを拝見すると、すでに気持ちの切り替えをなされたのだろうと推測いたしました。

米沢市も過去に革新が2期市長(この時に米沢市は赤字再建団体になる)をしておりましたが、保守の候補者が3度目にようやく63票差にて当選した歴史があります。
その時から28年経過し今の市長は保守と自称しているようですが、僕から言わせていただけば、偽装保守です。支持母体が、三井田さんならご存知かと思いますが「みんなの会」と称するものです・・・・・

来る日にはこの体制を一新しなければならない。それまでは議会で出来る事を既成概念にとらわれず行う。と固く決意し団結しておるところです。

話がちょっとそれたような気がしますが、月末の30日予定通り、「原子力発電所の認識を深める為」に参上いたします。

まとまりのない話になり申し訳御座いませんが宜しくお願い致します。

書き足された部分を見て、思わず大爆笑です。

副議長の発言は政治家の発言だとはとても思えません。
こんな方が大手を振って街を歩いているのは許せない気分です。

私の場合、そのオミチャンが保守として議員になった時、本当に真剣に選挙運動に協力しただけに怒りさえ感じております。

こんなにダメな人だとは当時は思ってもいませんでした。
愕然です。
本当に怒っております。

少ない方が弊害が多いと言った者です。
お返事ありがとうございます。

柏崎は原子力発電所を抱え、日本でも類をみない自治体かと考えます。発言力のより弱い人達のためにも法定定数いっぱいを確保すべきです。
少数意見が中央により届きやすくすることは、とても良い事です。たった4名程度であるのであれば、尚の事、その程度の財源は確保し、安泰させるべきです。
議員は市民の代表です。その議員が減る事は市民
のクビを閉める事だと私は考えます。

個人的な見解にご回答頂きました感謝しております。

 鳥海議員殿、貴重なコメントありがとうございます。
 お互い、偽装保守粉砕のため、頑張りましょう!
 30日は、現地にてお待ちしておりますので、宜しくお願いいたします。

 etさん、コメントありがとうございます。
 こちらからは録音・録画前提で逃げも隠れもしない討論会を提案しているのですが、あのような場所でいきなり暴言を言われるとは思いませんでした。
 市議会議員にも社会常識は必要だと思うのですが・・・。

 名無しさん、再度のコメントありがとうございます。
 おっしゃる事は理解でき、多様な意見という点においては数も必要というご意見、ごもっともと思います。
 たぶん、この議論をするとなると、数という「量」よりも「質」という部分に焦点が移行するような気もします。
 私の持論は「地方議会にITがよく似合う」で、こういったブログや掲示板を利用するかたちで、住民のメディアリテラシー(ITが利用できる等)が上がるとともに、議員がより多くの多様性のある意見を集約できると思っております。
 個人的には、どうして柏崎市議会はITを活用する議員が少ないのか不思議です。
 ただし、議員が減るというよりは、行政をしっかりと監視できない議員ばかりになれば、名無しさんからご指摘頂いたように「市民のクビをしめる」ことにも繋がるやも知れません。
 質と量の議論を同時に行っていくことが大切かと思うところです。

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