議場は権威はあるから貸せない?
権威と品位を作るのは議員
盛り上がってしまい、結局、カラオケボックスの時間を延長。1時30分過ぎに帰宅し、シャワーを浴びて2時に就寝する。
5時、起床。支度をしたのち、シーユース雷音に移動し、記念すべき柏崎市倫理法人会の第一回経営者モーニングセミナーに出席する。
柏崎市倫理法人会会長、新潟県倫理法人会会長、社団法人倫理研究所の関東甲信越方面長のご挨拶ののち、「ありがとうの威力」をテーマに社団法人倫理研究所法人局普及事業部・井上茂勝部長の講話。
金は取り返す事ができるが、時と名誉は取り返せない。人の勇気、やる気を失ったときが一番大変。感謝することが最大の気力である、とのお話のあと、不幸な生い立ちを持つ方が生みの母親と再会した際の「産んでくれたことへの感謝」など、感動的な講演であった。
議会の準備などがあるため、朝食会は失礼させてもらい、事務所に戻る。
9時まで議会関係の資料作成。大粒納豆、鮭フレーク、生卵、とんぶりでご飯2杯をかっこみ、市役所に移動する。
10時から本会議、一般質問。
星野議員から未だ住民との決着がつかない、喬柏園についての質問があった。これは、中越沖地震の際、喬柏園の周辺住宅に喬柏園の被害が及んだことで、通常であれば、地震のため免責されるところを落石防止ネットの責任があるとして、柏崎市が一度は補償するとした案件である。
柏崎市の担当者が弁護士と一緒になって周辺住民に説明し、補償するとしたその説明を信じた周辺住民は自らの家屋を壊してまで、喬柏園修理のために柏崎市に協力するも、最後に柏崎市は「やっぱり補償できない」と知らん顔をしたというもの。
議会でも委員会にて、当初、「本当に補償するのか」と保守系議員に当局が問い詰められ、補償すると答弁をしている。
しかし、今回もあやふやな市長答弁で終わった。これが現市政の実態である。
11時30分過ぎ午前の2名の質問者が終わり、議会運営委員会が開催された。
議題は、人事案件や意見書、柏崎青年会議所の模擬議会に議場を貸し出すか否か。
人事案件では副市長の任命があり、現在の副市長の退職に伴って、総合企画部長が兼務するという内容であった。市役所当局事務方の最後の関門である副市長と総合企画部が兼務できるほどの軽い仕事量なのであろうか。よく分からない人事である。
意見書は、道路財源や過疎対策のための国への要望で、全会派で一致をみた。
先の平成20年12月8日の議会運営委員会でも議論された、柏崎青年会議所への議場の貸し出しは、蒼生会、柏崎のみらい、社会クラブ、明友会、共産党が明確に反対。その他の会派は、いまこそ貸し出しの条件を決めるべきという慎重派と賛成であった。
政治目的をもった団体に貸さないために、ある一定条件(社団法人など公益団体であることや目的の事前審査など)の設定は必要と思う。
新潟県内での事例として見附市の子供議会や、平成8年に同じく柏崎青年会議所主催で行われた柏崎市議会議場での子供議会も紹介したが、反対派は変わらず。
反対意見のなかには、
「議場は権威であるため貸し出せない」
というものがあった。議場が権威ではなく、その議場を使う議会・議員が品位と権威を作るのである。議場が権威だから柏崎市民には貸し出せない、という論法は、いまひとつ理解できない。
議場が権威というなら、
「議場に市旗と国旗の掲揚を求める請願」
にも賛成してくれる
のであろう。
全国では、議場に積極的に市民に足を運んでもらおうと、議場で音楽コンサートを開いたり、積極的に模擬議会を行って、議場を開放しているのである。
結局、話しは流れる方向になり、柏崎青年会議所メンバーが傍聴していたからであろうか、結論は12月19日までの先送りとなった。
議論が白熱したため、一旦自宅に戻ることもできず、市役所の売店でインスタントの蕎麦「緑のたぬき」と調整豆乳を購入し、昼食にする。
食事中、マスコミ関係者から連絡が入り、柏崎市議会はどうなっているのか、新潟県内各議会の流れとは違うのではないか、との指摘があった。ごもっともである。
午後からも本会議、一般質問。
酷かったのは、社会クラブの矢部議員であった。質問の内容に入る前に、会田市長の当選を歯が浮くような文言でヨイショ。
さらには入院により議場にいない整風会の丸山議員に対し、会田市長を誹謗・中傷をし、違法行為をしているとまで批判していた。まったく卑怯なやり方である。
社会クラブ 矢部忠夫<発言内容>
え~、それでは一般質問をさせて頂きます。
え~、厳しい選挙戦を戦われ、1021票の差をつけて、見事、市民の信託を得られた会田市長に心から賛意を表します。
え~4年前に引き続き、今回も微力ではありましたが、応援をさせてもらった一人として喜び、え~、真に柏崎は救われた!という思いで一杯であります。引き続き、市民の声が活かされる市政の展開と、分かり易い市政、公正、公平な市政の継続にご尽力頂きますようお願いをいたすものであります。
選挙戦を通じ、私が、あるいは私たちが一貫して反原発運動に関わっていることから、会田さんまで反原発派、ないしは革新と誹謗中傷されたことを大変申し訳なく思っている一人であります。
それにしても今回、の選挙、相手側の誹謗中傷行為は目に余るものでありました。
しかも、私がどうしても許すことができないのが、現職でベテラン市議の丸山敏彦氏を代表とする、略称・正しく評価する会の「新聞に載らない柏崎市政レポート」というチラシであります。
俗にあることないことを言う、言いふらすという諺がありますが、あのチラシはないこと、まったく事実に反することを、平然と、しかも意地汚く、下品に書き表しております。少なくとも議会での出来事は会議録などを調べれば一目瞭然であります。
しかも、この悪意に満ちた、満ちあふれたチラシを内部資料としながらも、市内各所に戸別ポスティング等をしたのであります。私の隣のお宅にも配布されました。
まさに人心をたぶらかすというのは、こういう事なのでありましょう。
これは虚偽事項公表罪、という犯罪であります。
権威などという言葉は使いたくないのではありますが、かかる行為は柏崎市議会の権威を冒涜したものであり、同じく議会に所属し、21年間に渡り議員をさせてもらっている一人として、とても恥ずかしく、いまでも怒りを禁じ得ないものであります。
関係された議員諸氏の「もうしょう」 (「猛省」の読み間違い)を求めるものであります。
15時30分過ぎに議会が終了し、その後17時まで市役所内で各種の作業や情報収集を行う。
18時、トルコ料理店「KEBAP TIME(ケバブタイム)」(電話:0257-32-4491)にて懇親会。
生ビール3杯ののち、「ラク」(別名:ライオンの乳)などを飲み、メゼ(前菜)のほか、トルコ料理数品をつまむ。
昨日の一般質問、そして今日の議場の模擬議会への貸し出しなど、話しがかなり盛り上がってしまい、22時、「屋台屋」(電話:0257-24-6263)に行き、鉄板餃子をつまみながら、瓶ビール。
シメは、「屋台屋らーめん 780円」となった。
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