平成20年第5回定例会閉会
議場の市旗・国旗、否決
各種報告書を作成し、3時に就寝。
8時、起床。大粒納豆、目玉焼き、鰹の酒盗でご飯2杯の朝食をとる。
食後、熱めの風呂に入ったのち、市役所に移動。
会派室で会議ののち、10時から本会議。
議案はすべて可決したが、人事案件のうち、副市長の選任については意見が割れた。副市長の人事案件は、総合企画部長との兼任ということになっており、市役所内のタガとしての副市長を軽く見ている点で、「反対」をした。もちろんのことながら、市長与党が多いため、人事案件は可決。
日本会議柏崎支部からの請願であった「請第10号 市議会議場に市旗・国旗の掲揚を求める請願」の採決に際して、お約束とも言える共産党の持田繁義議員が反対討論。
反対理由のなか、
「日の丸は国際的には戦争の象徴として警戒されている。
いま震災復興で一丸とならなければならない柏崎として、議場に国旗が揚がるとその和が乱れる」
という意味不明なものがあり、
「来年の国体のときはどうするんだぁー!」
「オリンピックの日の丸はどうなんだ?」
というズバリ指摘の野次には沈黙。来年の2009トキめき新潟国体開催の際にも、国旗掲揚に反対するのであろうか。
続いて討論に立ったのは、自治研究会の砂塚定広議員。日本会議の参加団体でもあるモラロジー研究所の活動にかかわっておられるだけに、賛成かと思いきや反対討論。
理由がふるっている、
「共産党とは趣旨が違う反対であり、2つある。
まず、市民からではなく、自分たちで議員発案したい。
もう一つは、勉強する時間がほしい」
という内容。今回の請願に賛成したあと、議員発案で同じものをだしても良いのであって、まったく理由になっていない。既に、行政側の市役所庁舎前には市旗も国旗も掲揚されており、市旗と国旗を掲揚するのに、さらに勉強が必要とはどういうことか、これも理由にはならない。
本心はこうであろう。
「市長選挙で会田候補支持で一緒に活動した社会クラブなど革新系会派との関係を崩したくない。保守系に同調すると、その関係が危うくなる。なんとか反対の理由をつけたい」
議場で「自分たちで議員発案としてやりたい」と発言し、請願に反対した以上、責任をもって次の議会までには勉強会を主催し、議員発案をだしてくれるのであろう。
結果、
反対:共産党、社会クラブ、柏崎のみらい、
自治研究会、明友会、蒼生会、市民クラブ
賛成:整風会、平成会、公明党、民友
で賛成少数、「否決」となった。市長選挙の構図そのままである。
最後に任期満了となる若山副市長、辞任される伊藤収入役からの挨拶。
若山副市長は昭和46年に入庁し、収入役は任期は1月12日までであったが、今年末で辞任となる。初心を忘れないように、柏崎市政発展のためと思ってきたと感想を述べられていた。
伊藤収入役からは、対立する場面は多くあったが、柏崎市に限界はないと思う、との言葉があった。
平成20年第5回定例会が閉会となり、11時30分から議会運営委員会。
柏崎青年会議所が、議会制民主主義やまちづくりの意識をもってもらうことから企画した「議場を使っての模擬議会」に、議場を貸し出すか否かの結論をだすための議論である。
冒頭から社会クラブ、共産党、柏崎のみらいから反対の意見があり、蒼生会からは議場は権威と品位のある場所だから貸し出しには反対という意見まで飛び出した。
まさに権威と品位をもつための、市旗と国旗の掲揚には反対しておきながら、この態度。これを矛盾というのであろう。
結局、議場の貸し出しは不可能ということになった。全国では、議場を積極的に活用し、市民に親しみをもってもらうため、議場コンサートまでやっているなか、このような判断をするのが、現在の柏崎市議会である。
議会運営委員会終了後、市役所の売店で「ソーセージエッグトースト」「おにぎり 梅おかか」「調整豆乳」「C1000 1日分のビタミン」を購入し、昼食にする。
午前の議会中継をお聞きになっていた何人かの方から電話を頂戴し、柏崎市議会は国旗掲揚もできない革新議会なのか、という驚きの声もあった。
13時30分から全員協議会。
経済産業省原子力安全・保安院による「原子力発電所の新検査制度について」の説明で、大まかに次の3項目の説明が行われた。
・検査制度の充実の経緯と方向性
・原子力発電所の保全活動と国の検査(現状)
・新検査制度の下での保全活動
平成21年1月1日に保安規定が変更になるが、柏崎刈羽原子力発電所の場合は、同年4月1日、停止中のプラントについて特別保全計画を提出する。
おおまかに言ってしまえば、機器の状態監視をし、より早く交換すべきものは交換し、正常に動いているものはそのまま動かすという変更である。いわば、より安全方向の変更となる。
自分自身の原子力発電所での経験を考えてもであるが、技術の世界なら常識的なことで、動いている正常機器をわざわざバラして点検したりするのは、リスクが高い。
原発反対派は、この保安規定の変更を定期検査間隔の延長のためだけ!と主張するが、実際には日本は一律13ヶ月、アメリカは30ヶ月であるが機器ごとに実施しており、韓国も18ヶ月の運用をしている。
続いて、内閣府原子力安全委員会による「新耐震指針に基づく柏崎刈羽原子力発電所の基準地震動の評価結果」について、原子力安全委員会事務局長から説明があったが、案の定、原発反対派の発言が続き、時間いっぱいとなった。
全員協議会終了後、急いで中央地区コミニティセンターに移動し、中央地区町内会長会に出席。
既に宴もたけなわであり、シメの挨拶ということだったので、現在までに議決された中央地区に関係する今後の計画をお話したのち、関東一本締めを行う。
ありがたいことに、今後の私の政治活動への期待?を込めて、町内会長会からの返礼の一本締めも頂戴した。
19時、一旦、自宅に戻り、着替えてから、市内某居酒屋での懇親会に遅刻したものの出席する。
21時過ぎ、中座させてもらい、別件の懇親会のため、市内某スナックに移動。
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