平成21年度柏崎市施政方針
一般質問通告(インド、アタチュルク像等)
3時、就寝。
7時、起床。風邪なのか、お腹の具合が悪いため、1時間ほど熱めの風呂に入る。
9時、大粒納豆、生卵、叩いたオクラでご飯2杯をかっこみ、市役所に移動。
会派会議ののち、10時から本会議に出席。
地域振興基金条例をはじめ、委員会審査が終わったものから順次可決した。
軽井川製鉄遺跡の用地買い戻しに関する案件も可決された。その買い戻し地域は以下の通り。
「軽井川製鉄遺跡の用地買い戻し」(pdf形式)
山本団地の大規模盛土造成地滑動崩落防止事業分担金徴収処分に係わる異議申し立てに関する諮問については、賛否分かれるかと思いきや、総務常任委員長の報告では「問題ない」するものであった。
今日の議案提出、即断即決となる議案が提出された。中身は、平成20年度農業集落排水事業会計補正予算(第5号)であり、工事費など支払いに関しての資金ショートがでるため、一時借入れ限度枠を10億円から20億円にしたいというもの。今議会に提案された同予算の補正(第4号)になぜ間に合わなかったのか、改めて問い質したところ、事前のチェックが不足していたとのガス水道局長からの陳謝があった。
議会は行政の追認機関ではないため、今後もこういったことを指摘していきたい。
その後に市長による平成21年度施政方針演説となった。
内容について色々とあるが、これまで何回も一般質問でしつこいぐらいに問い質してきた鉄道に関しては、
「後6年足らずに迫った北陸新幹線の長野・金沢間の開業によって、柏崎地域が鉄道交通体系の谷間となることのないよう、両新幹線を活用して高速鉄道交通体系の利便性の効果が十分に得られるように、信越本線の利便の維持・向上や利用の促進などその活性化に向けて、新潟県、長岡市、上越市などと、より緊密な連携を図りながら、取り組んでまいります。あわせて、将来における二つの新幹線をつないだ日本海縦貫高速鉄道交通体系の整備に向けての取組を進めるものとし、昨年度実施した信越本線活性化方策検討調査や新潟県による信越本線高速化等調査の成果を踏まえながら、新潟県全体の鉄道交通体系の在り方も含めた広域的な視点から、新潟県をはじめ、沿線地域と一体となった活動を進めてまいります。」
とまるで人ごとかのようなスローガン。毎年このような事を言いつつ、目立った活動はない。
さらに何回も問い質してきた市内のブロードバンド化については、これだけしか触れられていない。
「市内全地域で光ファイバーによる情報化を進めるため、合併2町地域のブロードバンド化、携帯電話通話エリアの拡大について、事業者、地域と連携し、協力を得ながら進めます。」
また、明確にさざなみ学園の民営化にも触れられた。これには個人としては反対である。何でも民営化すればハッピーというのも間違いであろう。
12時過ぎに一旦休憩となり、会派室に戻って「割烹おくい」(電話:0257-24-6486)の弁当で昼食をとる。
大きめの岩がきのフライがあり、添付のウスターソースではなく、タルタルソースであれば、もっと美味いだろうに・・・と思いつつ、ご飯をほおばる。
13時から議会が再開し、新年度予算の説明が延々と行われた。
あれ?という点が多々あり、特に気になってのは以下の部分である。
・合併特例債は合計33億2800万円となった。
→ 合併特例債を将来の借金としていたはずが、フルに使う方針?
・市民会館 14億円、設計委託 2810万円
→ 借金の返済が始まる頃の柏崎の事を考えているのか。
・地方債 平成19年度末 513億2715万円
平成20年度末 577億9633万円
平成21年度末予想 612億8900万円
→ 選挙の際に、次世代に迷惑をかけないと発言したのではなかったのか。
ガンガンと借金している。
・市民の森管理事業 535万円
→ 柏崎ぶどう村の後始末はウヤムヤに。
ぶどう畑としては断念し、コスモスなどを育てる?
・どんGALA、風の陣には206.5万円の補助
その他の議案として、
・ガスは今年度中に料金改定。
平成23年4月に民間譲渡したい旨のアドバイザー費
そして、家庭ゴミの有料化。
・議第33号「廃棄物の処理及び清掃に関する条例の一部を改正する条例の制定について」
資料「家庭ごみの有料化について」(pdf形式)
前回の家庭ごみ有料化の際には、
1)議会議決も得ないまま、市職員を使って会田市長自らが各町内まわり
→ 議会軽視とともに、税金の無駄遣い
2)議会に提案した議案に対し、保守系議員が修正案を提出
3)共産党が家庭ごみ有料化自体に反対したため、原案、修正案ともに賛成少数で否決
となった。
昨年、議員側からの要望の機会というのに、場をわきまえず「家庭ごみ有料化に賛成してくれるのか」とまで、意気込んでいた会田市長であるが、今回のこれからの審議も微妙なところである。
17時近くにやっと本会議が終わり、その後18時過ぎまで調査活動などを行う。
19時から21時まで市内某所での会議に出席。ネット環境がある会議だったので、自分の仕事と平行しながらできたのが幸いであった。
21時過ぎに帰宅し、ひきわり納豆2パック、冷凍うどん2玉で作った納豆ざるうどんに、山椒を多めに加えた鶏モモの塩焼きで夕食をとる。
食後から事務所にこもり、一般質問の通告書を精査する。
今回の一般質問は以下のように通告することにした。
<一般質問>
1.米山山荘前に「日印友好の碑」があり、その建立の経緯を知ることは近現代史の理解、そして今後の柏崎市の国際化にとって有益なものと考えるが、教育委員会としての取り扱いを問う。
大東亜戦争におけるインパール作戦において、インド独立をめざし、柏崎刈羽周辺から多くの先人が出征し、そして散華された。いまだ現地には遺骨も埋まったままである。昭和54年7月にはインドから遺骨収集に協力した方も来日、そして当市を訪れ、日本との友好を約束した。以上の経緯から、この碑を有効活用すべきと思うが、教育委員会の見解を問う。
2.旧柏崎トルコ文化村の敷地内に設置してあった、トルコ共和国から贈られたアタチュルク像の扱い及び現状について、改めて問う。
先の議会の一般質問でも取り上げた際、本来、アタチュルク像とは関係のない係争により、建立ができないという事態になっているとの答弁であった。
トルコと日本との国際協力事業が進んできており、この像の取り扱いについては、悪い意味での話題になる可能性が高い。進捗状況を含め、改めて現状と今後の対応を問う。
3.国道352号松波渋滞緩和及び拡幅をはじめ、「安全と安心」のための道路整備についての取り組みを問う。
国道8号バイパスの進捗に加え、原子力発電所を抱える当市としては、国道352号松波地区の渋滞緩和、そして拡幅事業の進捗について、さらなる努力が必要と考える。市長の国への要望活動について問う。
4.バイオマスタウン構想とBDFの事業縮小について
バイオマスタウン構想の中心的なものとされていたBDFについて、平成20年度予算で未執行による減額補正がでるなど、迷走している感がある。これまでの経緯、そして今後の取り扱いについて市長に問う。
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