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2009年3月23日 (月)

鉄道貨物に先手を打て!
柏崎の鉄道活性化

 まちづくり支援制度の資料や実施事例の読み込みなどをし、5時に就寝する。

 8時、起床。大粒納豆、鹿児島出身の某スナックのママから頂戴した鹿児島黒豚のしゃぶしゃぶ肉を軽く炙って、味噌に漬け込んだもの、菜の花のおひたしでご飯2杯の朝食をとる。

 9時過ぎ、中央官庁をはじめ、まちづくり支援制度について、問い合わせをし、資料をFAXやメールで送ってもらう。
 各自治体からの問い合わせからも多いのであろうか、市議会議員レベルでの問い合わせは後回しになるようで、回答がくるまで1時間以上かかる部署もあった。

Cimg1630  ある程度の資料がそろった11時過ぎ、市役所に移動。総務常任委員会の審査を傍聴する。
 今日は、財務部と総合企画部の審査である。
 午前中は、大きな視点での質疑となった。

Q.新年度予算では、100年に一度と言われている経済不況の対策はどうなのか。
A.まったく考えていないわけではなく、当面、平成20年度の補正予算で配慮している。現在の柏崎市財政状況では、柏崎市単費の財源では対応しきれず、国や県の補助金がつく対策制度ができ次第、制度を利用し実施していく。

Q.公の施設の統合や廃止はどう思っているのか。地域で維持したいという要望には、地域への施設譲渡も視野に入れるべきではないか。公益法人制度の改革もあり、これまでの財団法人や地域法人など公益法人にあたらない団体への補助金なども今後、問題になってくる。
A.地域の議員さんや市民の声もあり、施設の廃止はなかなかできない。地域に委譲するといっても、地域で運営できないという回答がくる。また廃止するにも、施設を壊す金がないということで、堂々巡りとなっている。公益法人制度の改革については、市役所自身の仕事だけで公益性があるともいえないという認識はもっている。行政改革室のなかで検討していきたい。

 12時、一旦休憩となったため、会社の関係で銀行や郵便局をまわったのち、柏崎市の工事を請け負っている某社の担当者とお会いする。契約に関する齟齬や不当な要求など色々な問題点をお聞きした。

 「カロリーメイト チーズ味」1箱、低脂肪乳、グレープフルーツジュースで急ぎの昼食をとって、13時に市役所に戻って、総務常任常任委員会に戻る。
 午後からは、事業個々の質問となったため、委員会外ではあるが、傍聴席から質問もさせてもらった。

Q.先の議会で財務部が発言した、原発交付金に対する精査はどういった内容になるのか。
A.前年度は中越沖地震があり、原子力に関する追加の交付を受けることができたので、再度、そういった追加交付をしてもらえないか、という国へ要望するという意味。

Q.原発財源を現在、市職員人件費など経常費に使っているが、いつからか。
A.4~5年前から人件費を含め、維持管理費に使えるようになった。

Q.経常費が増大し続け、原発の再稼働も微妙な中、原発財源に頼っている状態である。これを改善しようとは思わないのか。
A.特効薬はない。税級を増やし、経常経費の圧縮に努める。原発財源に頼っている部分は大きい。なければ、財政運営できない。

Q.新潟県に配分される核燃料税の柏崎市配分への増額をお願いするなどは考えていないのか。
A.新潟県の歳入になるのは税率12%で30~35億円、うち20%が柏崎市への配分。5年に一回見直しなので、平成22年度以降の見直しで税率アップと配分率のアップをお願いしようと思っている。
*福島県は、税率14%。

Q.震災後の修理や設備の入れ替えで原子力発電所には、かなりの設備投資があるが、固定資産税の上昇はないのか。
A.原子力発電所が稼働しなければ、新たな設備投資分に課税することができない。稼働した場合には、計算が必要になるが、柏崎市の税収入の増となる。

Q.これまで震災前の中心市街地活性化計画では、えんま通りが入っていなかったり、駅周辺開発といって8号線側ではコマツ跡地が入っている。中小企業庁の補助制度など制度によっては、柏崎市として中心市街地をどう設定し、どういうかたちに持っていくのか、という計画が必要なものがある。そういった計画を決める予定はあるのか。
 → えんま通りでの勉強会の件を反映
A.新年度には都市計画マスタープランを見直す。平成20年度内に日石跡地、コマツ跡地、えんま通りを入れた150haの計画を決定したい。

Q.市民会館の解体スケジュールはどうなっているのか。
A.まずはアスベスト除去工事をし、市民会館の大ホール、補助ホールの解体は6月議会で契約を締結し、平成21年度いっぱいで工事の終了をしたい。冬場の駐車場対策として、工事費のなかに駐車場確保の費用を盛り込んで、駐車場利用できるよう工夫したい。

 14時50分から15時5分まで休憩。

Q.旧高柳町、旧西山町の未登記物件はどうなっているのか。
A.年間80件を目標し、平成18年で76件、平成19年で83件、平成20年で112件、これまで271件の登記を完了した。

Q.じょんび村は道路と敷地の区別もされていないが、工事の発注時には、設計書に面積が書かれている。敷地と道路の境もハッキリしていないのに発注したのか。本契約を承認した議会としても、まさか道路に屋根が飛び出てるような工事になっていたとは気付かない。そもそもが間違っているのではないか。
A.設計マニュアルにあるような内容まではチェックしている。道路改良等であれば、10mはとれるかとうかの確認はしている。
 道路と敷地の区別については、現在、文筆登記をするよう測量している。

Q.信越本線鉄道活性化とミニ新幹線構想についての考えを改めて整理してほしい。
A.ミニ新幹線に限っていえば、上越新幹線直行事業として旗を下げたわけではない。長岡-柏崎-上越だけの同盟会としてやっていくのではなく、県全体でやっていくべきものととらえている。沿線を通したなかで、考えていかなければならないとして活動したい。北陸新幹線の在来線問題だけをとっても難しく、今後、連携した動きをしていきたい。泉田知事の昨年の知事選のマニフェストにも、ミニ新幹線、信越本線の活性化に触れられていた。

Q.日本海縦貫鉄道の話題もでているが、柏崎市は長岡市、上越市と違って、議論するにしても同じスタートラインにいるとは思えない。であるがゆえに、柏崎市としても、同盟会の負担金などで十分と考えるだけではなく、新しいこと、柏崎市の鉄道にしかできないことを、まず検討すべきではないか。たとえば、新潟空港をハブ空港にするための上越新幹線乗り入れなどの議論が新潟県で行われているが、それに伴い発生してくるのが鉄道による貨物運輸である。あと30年先、40年先には、もっとモーダルシフトが行われてトラック運送よりも鉄道貨物が重要となる。国土交通省に鉄道貨物の件で問い合わせたが、「先見の明」があるまちは、駅周辺の再開発とともに、鉄道貨物のための整備もしているとの情報もある。柏崎の近現代史をみれば、鉄道貨物が産業を支え、越後線、信越本線があるのは武器であった。国土交通省などから補助金をもらい、モデル事業として新しい鉄道活性化の芽だしをすべきではないか。
A.その視点を忘れずに、勉強会等行って検討していきたい。

 さらに質疑応答が続き、17時から17時20分まで一旦休憩、その後も以下のような質疑となった。

Q.コンプライアンス研修の費用が計上されているが、内容についてはどこまでやるのか。

<この質問の背景>
 昨年の1月、柏崎市役所職員が住民基本台帳の情報を個人的感情から他者に漏洩し、それが元で男女関係の迷惑行為まで発展した。
 住民基本台帳の情報を漏洩させるという、公務員の本質的な問題であったはずであるが、その処分は「給料の月額10分の1減給を6か月」という大甘なもの。
 同様の勤務時間中のオークション利用などもあり、一般質問で会田市長に迫るも十分な処分であったという答弁であった。
 今年平成21年3月17日、兵庫県神戸市では起こった市職員による住民基本台帳システムの不正使用では、職員を実名公開し、懲戒免職。さらに刑事告発した。これが普通の処分である。柏崎市がいかに甘いのか、よく分かる。


平成21年3月18日『読売新聞』

住基端末で気になる女性などの情報入手、神戸市職員を免職

 元妻や好意を寄せていた女性の住所などを調べるため、住民基本台帳システムの端末を私的に利用したとして、神戸市は17日、同市東灘区役所市民課の高木竜職員(45)を懲戒免職処分にした。
 市個人情報保護条例違反で県警に告発する方針。
 市によると、高木職員は2006年4月から同区役所で戸籍謄本の発行を担当。07年4月、勝手に元妻の住所を調べて以降、08年12月までに、食事に誘うなどの目的で、好意を持っていた化粧品販売店の女性店員2人や、行きつけの居酒屋の男性経営者ら計9世帯分を閲覧し、住所や誕生日を調べていた。
 昨年12月、高木職員から具体的な住所を言われた女性店員が不審に思い、市に問い合わせて発覚。高木職員は市の調査に対し「元妻の住所を調べてから、閲覧するのが癖になっていた」と話しているという。


A.インターネットを通じたりして、他の自治体の違反事例を配信したりして、注意啓蒙をしている。

  質疑応答が続き、委員会メンバーである所属会派の先輩議員に残りの質問事項を預け、18時過ぎに事務所に戻る。

 18時30分、事務所に来客。京都に家族旅行されたとのことで、お土産を頂戴した。

Cimg1631  19時30分、頂きものの京都の千枚漬け、名古屋名物味噌カツを味わうために購入した「はと屋」のみそかつソースをかけたヒレカツ、ひきわり納豆汁でご飯2杯の夕食をとる。
 昼食が軽かったので、やたらとご飯がすすみ、味噌カツでご飯をほおばって濃厚な味わいで口中をいっぱいにし、千枚漬けでご飯を巻いては、精進料理のような清らかさを楽しんだ。

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