朝鮮戦争で戦死した日本人
桜林美佐:朝鮮動乱特別掃海史
会社の決算資料の整理が終わらず、4時に就寝。
8時、起床。大粒納豆、鮎の甘露煮、トマトサラダでご飯2杯の朝食をとる。
9時過ぎ、市役所に移動し、会派室内の資料の整理。
10時から議会だより編集委員会に出席する。
次回に発行する『市議会だより』の内容確認とともに、一つ提案をさせてもらった。現在のインターネット中継は蓄積されたデータの扱いが、2年程度保存といったあいまいなままであり、かつ予算措置を行政側で行っている。本来であれば、保存領域の予算は議会側が負担し、そして映像も出来る限り、少なくとも一期の4年以上は保存・公開すべきであろうということを提案させてもらった。次回の議会だより編集委員会までに、当局からのコスト計算、各会派の意見が集まることとなった。
12時、自宅に戻り、冷凍うどん、生卵、桜エビかき揚げ、干し納豆で特製天ぷらうどんを作り、昼食をとる。
13時からテレビや屋根裏のアンテナ分配器などの入れ替えのため、業者さんに来てもらい、作業。プレミアム商品券を使って、地デジ対応のテレビを一台購入した。
16時から市内某所で打ち合わせ。新商品開発に関わるアイデア出しという苦しくも、楽しい時間となった。
19時、柏崎市市民プラザに移動し、「2009どんGALA!祭り 第3回実行委員会」に出席する。
当初の予定ではニコニコ通りの担当であったが、かき氷担当がいないため、かき氷担当にまわることとなった。気合いを入れた?かき氷を作ろうと思う。
21時過ぎ、買い物をしたついで購入したパンで手早く夕食をとり、その後は事務所にこもって決算作業を行う。
戦後日本の経済復興において、安全保障をアメリカに頼り、ひたすら経済発展に勤しんできた以外にも、朝鮮戦争での特需があったことは否めない。
その朝鮮戦争において、日本の海軍として、機雷を除去するために活躍した掃海部隊、そして戦死した英霊がいる。その歴史を紐解いた本が、桜林美佐著『海をひらく』である。
海にまかれた機雷は、海洋国家である日本にとって脅威であり、大東亜戦争においても同様であった。
さらなる悲劇は、この機雷による「飢餓作戦」によって、すでに窒息寸前であった日本に対し、原子爆弾が落とされたことである。この実被害の大きさもさることながら、この原爆によって、日本を真の敗戦に追いやった原因である海洋政策の不備・不足は将来の戒めとして分析されることがなくなってしまった。またそれが議論されるときは「陸軍が悪い」「海軍が悪い」といった犯人探しに終始しがちである。いつまでも終わらない言い争いに終止符を打つために「原爆投下」は、言うなれば敗戦の原因や責任を突き詰める上で、日本にとってもいい言い訳になってしまったのだ。原爆が落ちるより以前に、機雷によってすでに日本は敗れていたのである。この「海上封鎖」の恐ろしさを忘れさせるためにも、原爆の力は大きかった。そして戦争は終わる。
その時、日本には、えも言われぬ虚脱感と無数の機雷だけが残っていた。日本海軍が敷設した五万五千個の防備用係維機雷と、米軍残存機雷六千個あまりが不気味に漂っていたのである。何はともあれ、ますはこの「戦争の落し物」を大掃除することから、日本の戦後は始められなければならなかった。
と著者は説明する。
戦死者まで出しながらも、いまだに顕彰すらされない朝鮮戦争での掃海部隊は苦労の連続であったという。
朝鮮戦争における掃海部隊の活躍は、上陸作戦に先んじて行なわれた元山の掃海が最も緊迫した状況であったが、その他の水域でも苦労のほどは同様であった。
いずれも貧弱な木造船で、船体や機関は戦後の日本周辺の連続掃海によって老朽化しており、その整備は困難を極めた。掃海現場は、冬の季節風が吹き荒れる悪天候、極寒の日本海や黄海であった。補給も十分とは言えず、真水がなくサイダーで米を炊くこともしばしばであったという。
隠れた昭和史として、是非、ご一読をオススメしたい本である。
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