柏崎市議会議員定数削減、否決!
チャンネル桜収録
3時、就寝。
7時、起床。大粒納豆、目玉焼き、ジャガイモとピーマンの油炒めでご飯2杯の朝食をとる。
9時、事務所に来客。柏崎刈羽地区の某業界について意見交換する。
10時から11時過ぎまで市内某所での調査活動。その市役所に移動し、調査結果をもって、資料をまとめる。
12時から13時まで会派室で会派内会議。
13時、議会運営委員会に傍聴出席。審査する議案は、これまで難癖をつけられて、2回も継続審査となっている「請第2号 市議会議員定数削減に関する請願」である。
質疑応答は以下の通り。
霜田委員(市民クラブ)
「次の選挙までということであれば、12月議会までや選挙の半年前まで、いいのか時期の確認をしたい。」
入澤委員(蒼生会)
「今回は請願の扱いであり、最初の議論は扱いではないか。」
高橋委員(社会クラブ)
「定数削減の請願であり、市民に言われる前にやるべきところであろうが、時期が早い。時間がまだあるため、議会そのもので議論をしていく。時期はこれからで十分。請願のなかみや雰囲気は定数削減ありきであって、それなりの人数で議会の運営は必要。請願で白黒つけることはしたくない。これから、削減ありきではない議論をはじめるべき。少なくともあと1年後で良いのではないか。願意は分かるが、継続というかたちにしたい。議会自ら議論したい。」
五十嵐委員(整風会)
「請願の扱いを議論するのであって、いまは内容ではく、扱い。」
高橋委員(社会クラブ)
「継続審査とすると申し上げた。ただし、動議ではなく、あくまで意見。」
持田委員(共産党)
「市民からの意見であり、尊重はしたいが、削減には反対であるため、願意には反対。扱いに関しては、議員自らが議論するものなので、今後の議員立法で扱いたい。今の請願については、打ち切りをしたい。」
高橋委員(社会クラブ)
「社会クラブとしての意見は、削減には反対である。」
五十嵐委員(整風会)
「市民からでてきた意見であり、議会でキチンと取り上げるべきだ」
真貝委員(公明党)
「これまで2回継続審査になってきた。各会派では主張がはっきりしているように思う。取り扱いをどうするのかは、採択するか、しないか、3回目の継続審査にするかを決めることであって、内容の議論は次のステップ。請願を継続しながら、議会のなかで議論するのはおかしいではないか。請願と議会内の議論は別。早く請願の取り扱いを決めるべき。質疑終結の動議をだす」
「質疑終結」の動議が出され、動議に対する賛否を問い、全員賛成となった。よって質疑は終結され、賛成、反対の討論に移った。
<反対討論>
持田委員(共産党)
「共産党は削減には反対する」
高橋委員(社会クラブ)
「社会クラブは削減には反対。百歩譲って、削減するべきかどうかの議論すべきであって、反対。」
野中委員(自治研究会)
「文面では削減ありきなので、反対」
<?討論>
霜田委員(市民クラブ)
「市民の請願を否決してから議会内で議論するのもおかしいので、あらためて議会で議論したい。継続審査を希望する」
<賛成討論>
遠藤委員(民友)
「請願は市民からの要望であって、議会は一定の判断をする必要がある。市民の政策提言として、請願を扱うという議会基本条例の例もある。今回の請願については、賛成する」
真貝委員(公明党)
「市民の皆さんがもっている請願の権利に対し、結論をだすのが筋。定数削減に反対であれば、今後の議論のなかで論じてもらえばよい。もしかすると定数削減に賛成の人が反対になるかも知れない。市民の願意をとり、賛成をする。」
吉野委員(平成会)
「私も賛成であり、請願には議会が答える義務がある。」
五十嵐委員(整風会)
「定数削減ありきの議論と言われるが、要は議員定数の議論をしようということ。早めに結論をだすためにも賛成したい。」
討論が出揃ったところで、採決となり、結果は以下の通り、「否決」「採択はしない」ということになった。
<賛成>
整風会
公明党
民友
平成会
<反対>
社会クラブ
共産党
市民クラブ
蒼生会
自治研究会
返す返すも残念である。
今後は、特別委員会を作るなどの意見がでたが、市民からの請願を否決しておいて、あとで特別委員会で発案するなど、愚の骨頂。市民からの請願に対する誠意がないうえ、特別委員会の設置には予算がかかるため、結局はコスト増である。
議会自らの身を切り、返す刀で行政の無駄を省く ということを、現在の柏崎市議会ではできないようだ。
市民の皆さんがいかに声を上げるかにかかっているのかと思う。
一旦、事務所に戻り、若布の味噌汁と冷やご飯、ひきわり納豆、生卵で作った納豆おじやで昼食をとる。
15時過ぎ、東京都内に移動。
19時から渋谷区にあるチャンネル桜での番組スタジオ収録をしたのち、草莽全国地方議員の会の事務局長、照明のLED化で東京都内某市に納入実績がある会社経営者から色々とお話を伺った。
現在審議中の補正予算に、太陽光発電及び市役所庁舎1階照明LED化という予算があがっている。
これまでの照明をLEDに変えることで、環境への負担を減らそうというものであるが、単純にコストは従来の10倍である。実際に東京都内某市の導入でも色々な障壁はあったそうである。
LED照明のメリット等は以下の通り。
・約1/2の節電効果
同じ明るさの蛍光灯と比較して、消費電力が約1/2に削減
・1本当たり、年間約50kgのCo2削減
杉の木4本が1年間に吸収する量を、LED管1本で削減。
・約10倍の長寿命(1日12時間点灯で、約10年の寿命)
蛍光灯約10~20回の取り替え手間、コストが不要。
・ほとんどの蛍光灯用器具に対応
グロースタート式、ラピットスタート式、インバータ式、蛍光灯用器具のほぼ全ての従来形式に対応。
・100V~240Vの電圧に対応
・紫外線・赤外線をほとんど含まない光
紫外線による劣化が起こりにくく、虫が寄りにくい。
・リサイクル率90%
従来の蛍光灯は使用後、産業廃棄物として処分されてが、現在のLEDは主にポリカーボネイトとアルミでできているためリサイクル90%。
・衝撃があっても割れて飛び散らない。
ポリカーボネイトのカバーにより、衝撃があった(落下・物が当たる)場合でも割れにくい。震災などの災害時も有利。
得た情報を明日以降の議案審査に反映することとした。
駅の立ち食いそば「春菊天+コロッケそば 460円」で夕食をとったのち、柏崎まで戻る。
23時過ぎ、長岡駅まで車で迎えにきてもらい、24時に帰宅。
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コメント
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共産党と社会クラブは要は時間稼ぎであって要は議員削減に反対であることは明確だ。市民クラブも同様である。やる気のない市会議員は市会議員の資格はない。時間のムダ使いである。市民が行政改革の一環として議員削減の方向性を提出しているのに市会議員と市議会が対応できないなんて前代未聞だ。市議会の体をなしていないじゃないか。柏崎と同じくらいの新発田市や三条市の議会で同じ規模のところでは削減することで合意しているではないか。市議会議員の不勉強さが歴然として現れている現実である。これも議員が不真面目であるからだ。市議会議員の猛省を願う限りである。市議会議員よ名誉職だと思ったら大きな間違いだ。市民の手となり足となって動くのが本当ではないか。こんなこともわからなかったら市議会議員なんて辞めてしまえばいい。市議会議長までやった●●議員よ恥を知れ。
投稿: 桜木町の旦那より | 2009年9月14日 (月) 23時14分
桜木町の旦那さん、コメントありがとうございます。
市議会議員定数削減に反対の議員は、議会改革の特別委員会を作るという逃げ口上を用意したようですが、特別委員会と議員定数の議論の切り離しに成功しましたので、いずれにせよ来年2月の議会で決着がつく見通しです。
ご指摘のように、県内同規模の各市、そして全国の同規模の市でも定数は上限の30名ではなく、24名ないし26名というのが標準。本来であれば、先駆けて柏崎市でも議員定数を削減し、返す刀で行政の無駄に切り込む予定だったのですが、柏崎市議会ではその意識をもっていない議員が過半数というのが実態です。
投稿: 三井田孝欧 | 2009年9月25日 (金) 02時40分