やっと公金詐欺関係職員処分
元・上越タイムス社長・大島誠氏講話
1時、一旦ホテルに戻るも、ちょうど別の懇親会で盛り上がっていた某氏から連絡があり、再び古町方面に戻って、途中参加。
3時、ホテルに戻る。あまりの自分の煙草臭さに気づき、シャワーを浴びてから、4時に就寝。
9時、起床し、そのままホテル1階のレストランで無料サービスの朝食をとる。グレープフルーツジュース、インスタント味噌汁(カニ)、おにぎり2個(昆布、梅)、スクランブルエッグ、きんぴらごぼうという、納豆がない事以外、申し分ない内容であった。
10時から13時過ぎまで新潟市内の某社会議室にて輸出に関する打ち合わせ。途中、コカ・コーラゼロを飲みながら、宅配ピザ(チーズロールソフトで)を出席者全員でつまんで昼食をとる。
15時、事務所に戻ったところ、柏崎市議会事務局から連絡があり、本日付で柏崎市職員公金詐欺事件に関わる職員が以下の通り処分された。
何故昨日の全員協議会の場で報告できないのか、また何故もっと早く処分できなかったのか。
説明責任がある行政として、会田市政は不誠実と言われても仕方がない。
平成22年3月26日
市議会議員 各位 柏崎市長 会 田 洋
公金詐欺事件に係る関係職員の処分について
このことについて、懲戒処分等の公表基準に基づき下記のとおり公表します。
1 事案の概要
平成21年11月に発覚した都市整備部建築住宅課元職員による公金詐欺事件に関連して、元職員に対する管理監督義務違反と医師住宅塀増設工事における財務規則違反を問うもの。
2 被処分者及び処分内容
都市整備部部長;減給(給料月額の10分の1、1月間)
都市整備部課長;減給(給料月額の10分の1、1月間)
福祉保健部課長;戒告
財務部係長(元福祉保健部係長);戒告
3 処分年月日
平成22年3月26日
※都市整備部建築住宅課元職員 今井秀雄に対しては、平成21年12月8日に免職の懲戒処分を行っております。
事務仕事を行ったのち、18時から19時まで市内某町内会からのご相談を受ける。
19時過ぎ、遅参してしまったが、ワークプラザ柏崎に移動し、市民団体「ステップ1」の勉強会を傍聴させてもらう。
今回は「地域におけるマスメディア」をテーマとし、元・上越タイムス社長で先の上越市長選挙にも立候補した大島誠氏(49)が講師。かなりのご苦労をされてきただけに非常に中身の濃い時間を過ごさせてもらった。
主な内容は以下の通り。
これまでの人生
・教師をやっていたが、婿に入り、当時メジャーではなかったケーブルテレビの仕事をやることになった。
・当時ケーブルテレビの工事を受ける会社はなかったので、直営で電柱に上りケーブル敷設をした。
・電気工事も並行しておこなったおり、当時48社ある電気工事の組合に入るまでが大変だった。
・大手のハウスメーカーの工事に入ることになったが、あまり見入りは良いものではなかった。
・そうこうしているうちにバブル崩壊。東京は不景気であるが、上越が元気であれば良いと思い、地元のイベントにでるようにしていった。
・30歳で上越青年会議所に入った。同じ年ぐらいの青年会議所メンバーは銀行とも顔見知りになっており、上越青年会議所のトップになろうと思った。
・1997年、37歳で上越青年会議所の理事長になった。すべての会議にでており、40歳は新潟ブロック長。非常に金がかかったのは事実で、理事長の年は家が建つほどに金を使った。銀行は無担保・無保証でお金を借りた。新聞には必ず理事長の名前がでるため、積極的に使った。
・1980年に上越新聞(当時は地元に4紙)として設立、10年やって1990年に倒産。地元の新聞がないのはどうか、と思った商工会議所をはじめ経済界からの救済の手があり、買収した。しかし、うまくいかなかった。そして、1999年に当時の上越タイムスの役員や商工会議所の重鎮に呼ばれ、上越タイムスの経営をやることになった。当時の売り上げが1億8000万円、赤字が8000万円。一か八かやってみるか、ということで経営を引き受けることになった。1999年3月1日から執行役員として入社。
「新聞業界の常識」を打ち破る
・当時の上越タイムスは、カラーではなく白黒8ページ、月曜日は休刊。社員は39人で発行部数は6000部であり、最初何してよいか分からなかった。年間増えても87部ほど。
・いまは4億5000万円ほどの売り上げがあり、広告と販売が半々。
・経営者として会社に入ったときに宣言をした。
「部数を増やす」
(自分自身でもとり、親戚友人などにも声をかける。『上越タイムス』に勤めていることを公言できない社員もいた。報道の社員自らが読むところがないと発言)
「一面は政治ネタをやめる:ジャーナリズム捨てる宣言」
(これで半年で13人やめた。しかし機能は維持されたので、結果リストラができ黒字化。番組欄は専門家だが、記事は書きたい人がいる。広告営業も総入れ替えとなった。家族に読まれる新聞になり、地域が元気になることを目指した。地域と一緒に成長する新聞というコンセプト。毎日の朝礼で新聞の評価を行った。)
【キャッチフレーズは「地域の応援団」】
・クレームの電話が来るようになった。これで読まれていることが分かり、クレームで嬉しいことになった。記者と編集がこの一件で変わってきた。
・一面の広告は10万円ぐらい。上越市外の業者でも新聞折り込みではなく、この一面を使うようになってくれた。
・閉店の情報があれば記事にし、閉店しないように応援した。
・上越に関係したものしか掲載しないという方針をハッキリさせた。政治は2面、3面。・お悔やみは100%。月曜日は休刊だったが、お悔やみがあるため、出そうということになった。しかし、経費は3割増となる。そのため、月曜日はお悔やみ以外が作り置きの新聞で実験した。
・NPOの理事長もやっていたので、NPOの応援もしたかった。NPO各団体の悩みはお金のことだろうと思ったら、情報発信の手段と事務所だった。そのために、NPOプレスという4ページをくびき野NPOサポートセンターに任せることにした。その広告収入はNPOに入る。
・金銭を伴わない情報に限って無料掲載の「ほっとらいん」を作り、人気となった。迷い猫などは発見率が上がった。
・料理のレシピも毎日やっており、パート社員の女性が行っている。
・「上越市民の窓」として行政に1ページ無料で渡した。
・これから工夫をし、毎年の増加率が3000部。十年で売上が3倍になった。
・3年前から単年度で黒字になった。パート社員を入れて現在50名。
これからの地域紙の可能性と戦略
・新聞は地域のものであり、プラットフォーム。中学生の総合学習の成果も発表欄を提供している。
・店売りは月1万部売れる。カラーで月額2100円。
・地域紙は時代を変える。もう10年ぐらいは新聞文化は消えない。
上越市長選の報道
・他の新聞社から叩かれまくった。
・自分の会社には中立を保つように厳命した。
・上越読売という新聞は4ページ無料折り込みのなかで私を叩き、全戸配布した。その後に謝罪。
・勝っても負けても主張し続けることだと悟った。
・合併して大きくなったが高齢者の集落が多くなり、まちづくりは厳しい状態になっている。そのことへの危機感。変えるタイミングはいましかない、という決意だった。
・先週、集会をやったが2000名集まった。若手や主婦層がほとんど。
・大島誠を政治家にするのではなく、まちを良くすることが目的なので活動は選挙のようなものではない。
・福祉に多くに若手をとられるのは間違い、福祉は必要であるが、付加価値をつけていく若手は必要。給与体系を変えて、新社員の給与を高くするという試みもやってみようと思う。40歳になって給与を下げるということをし、若い世代を集め、それにより企業誘致を行う。
その他
・高校で中退した子のために、単位制学校もやっている。
・広告のデザインは自社で行っており、別のデザイン会社から派遣させている。
・ポスティングシステムも構築した。子育て用のフリーペーパーをはじめた。
・借金をしても、若者が働く職場、福祉施設自体を残すことが使命だと思っている。
機会を作ってもらったステップ1の皆さんに御礼のご挨拶や片付けの手伝いもできず、次の来客予定があったため、9時40分過ぎに事務所に戻る。
事務所で意見交換などを行ったのち、22時過ぎ、スーパーで半額になっていたブリの刺身をだし醤油に漬け込み、ひきわり納豆とともにヅケ納豆丼にして、夕食をとる。
食後も依頼されたDVDの作成やプレゼンテーション資料作りを行う。
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