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2010年4月19日 (月)

議員定数削減議論
議員定数を決断するのは誰か

 まだまだ頂いたメールの返信が終わらないが、4時に就寝。

 8時、起床。大粒納豆、鮭の西京漬け、こごみのおひたしでご飯2杯の朝食をとる。

 9時から12時まで市内まわり。先週に依頼された資料をお持ちする。

 12時30分、事務所に戻ったところで来客。差し入れで頂戴したチーズフランスパン、ソーセージ揚げパンで一緒に昼食をとる。

 14時から16時まで市内の某宅に伺い、デスクトップパソコン1台の修理とノートパソコン2台のフルクリーニングを行う。デスクトップパソコンは、電源のコンデンサ不良であり、見事にパンクしていた。

 16時過ぎから17時30分まで市内での買い物や調査結果の受け取りなどを行う。
 「まちづくりのため、良い事を行っている」という旗を揚げて、詐欺まがいの事をやっている実態がかなり判明した。

Cimg3341 自宅に戻り、家の雑用をしたのち、18時40分、生の練り物を買ってきて揚げた「かまぼこ」(紅ショウガ、野菜)、生春巻き、ひきわり納豆汁、ビール500ml3本で夕食をとる。
 揚げたての「かまぼこ」は格別で、特に紅ショウガ入りのものはご飯のお供というよりは、ビールという味わい。
 食後、熱めのシャワーを浴びたのち、事務所に戻って、事務仕事を行う。

 20時、事務所に来客。またもビールを飲みながら、企画アイデアなどを意見を出し合う。

 22時過ぎ、かなり盛り上がったため、なぜか市内の某スナックにでかけることになり、2次会?となる。他にお客さんがいなかったため、来る「アニメソングの帝王」水木一郎企画のため、「宇宙海賊キャプテンハーロック」などを歌う。

 24時、帰宅。

 柏崎市議会に対し、引き延ばされ結果的に否決となったが、議員定数削減の請願を提出した市民団体「ステップ1」の代表から、平成22年4月14日付けで地元新聞『柏崎日報』に以下のような投稿があった。


平成22年4月14日『柏崎日報』

響:議員定数議論 市民の声を  

市内中浜1 ○○静子 65(主婦、ステップ1代表)

 私達「ステップ1」は柏崎市民有志による自主勉強グループです。昨年、市議会議員定数の削減を訴える請願を提出し、不採択となった後も定数問題に注目して来ました。昨年秋から始まった「議会改革に関する特別委員会」を傍聴し、またステップ1独自で議員定数についてアンケート調査を行い、結果を議会に提出しました。ですが特に反応はなく、今年の2月議会では「削減派同士で調整し議員発案を出す」と言われながら結局見送りとなり、もう定数議論は終息したものと落胆していました。
 しかし先日の整風会合併の記事で議員定数削減について言及されているのを目にし、まだ議論の余地はあるのだと安堵(あんど)したところです。
 今後、議員の皆様にお願いしたいのは「市民の声」を議論に反映させるということです。私達のアンケートでは市民二百名中百五十三名(76.5%)が定数を「減らした方がよい」と回答しています。もっと正確に市民の意向を知る為に、議員さんご自身でアンケート調査を行うことを提案します。より多くの回答を得れば「市民の声」がデータ化され、効率的かつ現実的な議論が可能になるでしょう。あわせて議員定数について、市民との意見交換の場を設けることもご検討いただければ幸いです。
 このように積極的に市民の声を聞き議論を重ねながら、議会改革を実践していただきたいと思います


 ここで紹介されているアンケートは頂戴しており、以下の通りである。

市民団体「ステップ1」アンケート(pdf形式)

 議員定数削減については、これまで所属会派・整風会として提出した議員発案の議員定数削減案、そして市民団体「ステップ1」による議員定数削減の請願があったが、会田市長与党会派によって継続審議での引き延ばし(結果、打ち切り)や否決をされてきた。

*引き延ばしや反対をした会派
 柏崎のみらい、社会クラブ、共産党、蒼生会、自治研究会、市民クラブ

 そして、市民受けの悪さを隠すためなのか、市民からの請願は否決しておきながら議員定数は議員が決めるとして、議会改革に関する特別委員会の設置を平成21年第7回定例会の最終日に決めた。
 その特別委員会に提出された各会派の意見は以下の通り。

「議員定数に関わる各会派意見」(pdf形式)

 このような経緯が柏崎市民には分からないと踏んでなのか、上記の市民団体「ステップ1」代表の投稿に反応するかのように、議員削減に反対してきた市議会議員から以下の投稿が平成22年4月17日の同紙にあった。


平成22年4月17日『柏崎日報』

響:定数議論と議会のあり方

市内石曽根 砂塚 定広 63
        (市議会議員)

 十四日付「響」欄の「議員定数議論、市民の声を」を読んで、議会改革に取り組んでいる議員の一人として所見を述べてみたい。
 柏崎市と類似する人口八万以上~十万未満の市は、全国に六十四市ある。議員定数は、最大が四十六人、最小は二十人である。柏崎市の議員定数三十人は、市域の広さ、合併の経緯、財政規模及び原発を抱える等を考慮すれば、多い程のレベルではない。
 私は、議員定数を削減することに真っ向から反対はしないが、財政事情を勘案し議員を削減したいとする考えは、本質の議論とは思えない。むしろ、削減が望まれる背景に「議会や議員の働きが良く見えない、市民の要望に議会が十分に応えていない」等に不満があると受け止めているその背景を踏まえ、議会改革のポイントは①議員自身が政策立案力を高める②議会の権限を拡充する③追認議会から脱却する-の三点を挙げたい。この改革ができなければ、大幅な削減もやむを得ないと思う。
 いずれにしても、定数を決める条例の議決権は議会にあるが、
議員の定数を決める意思は市民が握っている。市民の負託に応える魅力ある議会に改革することで、多くの志士が議員に挑戦してほしいと期待している。


 事実から確認すれば、議員定数は地方自治法91条により、上限数が決められており、人口8万人以上~10万人未満は最大30人であり、その議会としての定数は範囲内において条例で定める。それ以上の場合は、平成の大合併などで合併特例法を適用している場合である。つまり、柏崎市議会は法定上限いっぱいの議員数
 少し古いデータであるが、全国市議会議長会の調査(平成20年12月31日)における、当市と同じ法定上限数の議会(215市議会)では、6名削減が最も多く(53市議会)、次いで8名の削減(41議会)、10名削減している市議会(28議会)が続く。8名以上の削減とすれば、215市議会中、69市議会となり、最も多数である。

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*平成21年8月5日『市議会旬報』1732号より

 その後も新潟県内に限ってみても、三条市議会、上越市議会や妙高市議会などでも議員定数削減が行われている。
 また、財政事情からの議員削減だけではない(議会自らが身を削ってから行政に切り込む、議員を少数精鋭にし、質の向上を図る)こともこれまでの議論で分かっていることであり、さらに議会改革うんぬんというのは筋違いであろう。明確に「議員定数削減には反対」と言ってもらった方がスッキリする。
 現在の市議会議員も改選まであと1年であり、これまで3年もの時間があった。自分で改革(色々な手法に挑戦)する動きは見せず、それこそ行政の数々の問題点を徹底的に追及せずに、追認してきたのは誰なのか、と問いたくもなる。
 そして、市民の意見をくみ取り、発案・意見・議決するのは議員の仕事であり、市民アンケートに反応もせず、いまさら市民の意思がどうのこうの、というのはただの「逃げ」にしか聞こえない。

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コメント

くり坊主でございます。
さて、例の新党でございますが立党の精神はわかりますが、賛同者に我が自治体のとなりの首長がおるんですわ。これでは、右や左の檀様集団ではないかなと思います。なぜならば、このの方は、与党第一党、生活者ネットワークの支援を受けて当選したかたなんでございます。本当の保守政党はいつになったらできるのかな?
以上御参考意見まで。

 くり坊主さん、コメントありがとうございます。
 他の方からのコメントにも書いたのですが、現在、正直なところ、私自身も決断しかねているところです。
 新党の動きのなかには、左側に多少ウイングを広げることで政党として幅をもたせるという作戦もあるようですが、私はその点が自民党の崩壊と同じになる元凶ではないかと感じており、少し方向を見る時間を持ちたいと思っています。

議員定数問題の本質は、議員のあり方を見直すこと。
市民が自分達の代表として「プロフェッショナル議員」と「ボランティア議員」どちらを選ぶのか?
民意を問うべき時に来ているのではないでしょうか。

投稿した議員氏が提言する議会改革は、議員ひとりひとりがきちんと仕事をすれば改善される問題ばかりです。
「追認議会から脱却」などと他人事のように言う前に、まずはご自身が行政ときちんと対峙し、是々非々で議会活動に取り組んでいただきたいと思います。

 紫さん、コメントありがとうございます。
 ご指摘のように、議員の質の問題であり、議会全体の改革に問題をすり替えているのが今回のやりとりのように思います。
 真面目に活動すればするほど、生活できなくなる構造から「プロフェッショナル議員」になるべきと私も考えるところです。

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