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2010年5月

2010年5月31日 (月)

新潟県妙高市議リコール成立
戦後、市町村議員では8例目

 3時、就寝。

 7時、起床。大粒納豆、山芋入りかまぼこ、ブロッコリー、新しょうがの漬け物でご飯2杯の朝食をとる。

 食後から9時過ぎまで事務所で資料整理。保存すべき資料がかなり溜まってしまい、pdfファイルに変換するのも一苦労である。

F1000002

 10時から所属会派議員のお母様の葬儀、御斎に出席させてもらう。

 14時過ぎに帰宅し、酔い覚ましのため、熱いシャワーを浴びる。

 15時、17時と事務所に来客。イベントを行ってみたい、との相談もあり、後日、関係者との会議に提案し、協力をもらえるかどうか諮ることとなった。

 19時から20時30分まで市内某所で、急遽の打合せ。

Cimg3686 22時30分、筋が多くて焼肉には向かないという事でもらった牛肉ブロックを使って、干し納豆パウダーを隠し味に、ニンニク、玉葱、醤油、蜂蜜で作った牛煮込みをご飯の上にかけ、新生姜の漬け物、オクラサラダで夕食をとる。

 先日告示された新潟県妙高市議会議員の解職請求(リコール)の投開票が昨日30日に行われ、

賛成 8434票
反対  878票

*投票率44.70%。

で、リコールが成立したという。新潟県内の市町村議員では戦後、8例目。
 リコール請求代表者から提出された「水野文雄市議会議員解職請求書」の要旨と、水野文雄市議会議員から提出された「弁明書」の要旨は以下の通りである。
 水野文雄市議会議員本人からは、

「市民の良識はこんなものか。精いっぱい戦ったので、何の悔いもない」

とのコメントとともに、解職請求代表者らを相手に民事訴訟を起こすとの報道がされている。
 ・・・・もう泥沼である。


・請求の要旨「水野文雄市議会議員解職請求書」

 平成21年9月30日夜、酒に酔った水野文雄市議会議員が、新井中央小学校に土足で上がりこみ、女性教諭に暴言を吐いたことは、我々市民全体の代表者として、その品位及び名誉を著しく損なう行為であり、絶対に許すことができません。
 妙高市議会においても11月2日の臨時議会において、議員辞職勧告が可決されましたが、水野議員は「やめることは考えていない」と公言し、 12月2日の妙高市議会一般質問でも自分の行為とすり替え、学校の管理が悪いかのような質問を行うなど、反省の姿勢は全くありません。
 このため、地方自治法第80条により、水野市議会議員の解職を求めるものであります。


・弁明の要旨「弁明書」

 私の飲酒後の行動から、解職の住民投票が実施される事は、一重に不徳の至すところと深く反省しています。
 弁明の機会を頂き
①当夜学校-入った動機・土足・暴言等に関して
②翌日からの対応
③辞職すると言ったのになぜやめないのか
の3点について弁明させて頂きます。

①についての弁明
 私が昨年9月30日の夜8時半すぎに中央小学校の前を通りかかると、体育館・教員室等のあかりがたくさんついていた事から、不審に思い、玄関へ行くと戸が開くので中に入り教員室へゆくと若い女性教師が1人で仕事中でした。市会議員の水野という者だが、今体育館で何をやっているのかとたずねますと、わかりませんと返ってきました。私は問題がありすぎると思い教育長・課長へ電話をさせいろいろただし帰宅いたしました。
 又靴を脱がずに土足で学校へ入ったと報道されましたが、翌日学校へあやまりに行き、指摘されるまで気がつかず大失態でした。
 さらに私は日頃から声が大きいと言われており、女性教師に恐怖感を与えてしまい大へん申しわけなく思っております。
 しかし新聞チラシ等で私の発言について記載してありましたが、事実とは大きく違っているようです。
 この件については今後裁判の中で、物証・第三の証言等により事実確認を求めてゆきます。

②について
 私は翌日になり、自分の失態に気付き、早速学校へ行き、校長・教頭先生に昨晩の大失態について心よりあやまり、多いに反省していると申し上げました。さらに翌2日にあやまり文を書き、中央小学校・議会議員の皆さんに提出し、議会での公職も辞退いたしました。
 又市民の皆様方へは、11月の臨時議会・12月議会の議場に於いて、心よりおわびを申し上げ、又深く反省していると発言いたしました。

③について
 私縦覧期間に全署名を見せて頂き、署名しなければ村八分にすると言って収集したところがあると耳にした事について確認できました。
 又異常に署名率の高い地域・町内が各所にあり、しかも同じ目に199人により4,525
名者から署名を集めた事も知りました。
署名主旨の重要性から、署名簿を置いてゆくので主旨をよく読み署名願いますという配慮が欠けていたと言わざるをえません。
その為、故意とも言える署名収集の実態調査を求め新潟地裁へ出訴いたしました。
尚妙高市の選挙管理委員会への署名に関する異議の申立、その決定を不服として裁判所へ出訴・上告するには議員の身分が必要であった為、辞職を保留し、最終判決を待ちお約束通り議員を辞職する考えであります。
 最後に皆様方の良識あるご審判をお願いいたします。以上

2010年5月30日 (日)

第35回東部体育協会大運動会
平成22年第2回定例会一般質問要旨

 1時過ぎ、カラオケをさんざん歌ったあと、結局、某氏と「屋台屋」(電話:0257-24-6263)に行き、シメとして「屋台屋ラーメン 750円」を食べる。歌での消費カロリーとは桁違いのカロリー摂取で、太るわけである。

 2時、帰宅。メールの整理、シャワーを浴びたのち、3時に就寝する。

 7時、起床。急ぎの仕事を先に処理したのち、9時30分、大粒納豆、生卵でご飯をかっ込み朝食をとる。

Cimg3677 10時、柏崎市立柏崎小学校に移動し、第35回東部体育協会大運動会に姪っ子と一緒に参加。5つの町内で構成する体育協会で毎年行なっている運動会であるが、自分の町内は子供が少ないため、オブザーバー参加となった。
 未就学児である姪っ子が参加できる競技は極力一緒に出場。普段の運動不足もあったので、できる限り体を動かし、ストレス解消にもなった。

Cimg3682 12時、注文しておいた弁当で昼食。おにぎり2個(鮭、昆布)、スパゲティサラダ、スパゲティナポリタン、海老フライ、鶏唐揚げ、煮込みハンバーグという炭水化物&油脂たっぷりの運動会らしい内容で、すっかり満腹となった。姪っ子はスパゲティナポリタンで口のまわりや服が真っ赤っか。姪っ子の母親である妹に怒られること必須である。

 午後の競技にも2回ほど出場したのち、13時30分、途中ではあったが帰らせてもらった。

 14時、市内某所に移動し、詐欺に近い行為を行った某団体の資料の突き合わせなどの打合せ。

 一旦、自宅に戻り、着替えをして、16時から弔問にでかける。

 19時過ぎ、事務所に戻ったところで来客。

Cimg3685 22時、八丁味噌と越後赤味噌をベースにし、納豆パウダーを調味料として入れた特製の豚汁、若布サラダ、トマト、ビール500ml3本を夕食としてとりながら、録り溜めたテレビ番組を見る。
 今日放送の「たかじんのそこまで言って委員会」には、チャンネル桜でもご一緒させてもらっている井上和彦氏が登場し、沖縄問題を分かりやすく、そしてオチもつけて紹介された。さすがである

 来月6月10日から開会となる平成22年第2回定例会での一般質問について、以下の内容で通告をした。
 原子力発電所との共存共栄に加え、これまで起こってきた、そして今明らかになってきた問題を、ガッチリと会田市長に問い質したいと思う。

1.エネルギー・環境問題のため、世界で原子力発電所の建設が進んでいる。世界一の原子力発電所を有する柏崎市として、今後の原子力発電所との共存共栄、まちづくりについて、世界の流れを踏まえたうえで、市長の考えを問う。
(要旨)
   
 世界の原子力発電所建設ラッシュのなか、いつまでも柏崎刈羽原子力発電所が世界一という位置にあるとは限らない。また、地方分権により地方自治体間が競争する時代に突入しており、それは原子力発電所立地自治体間でも同様である。
 中越沖地震からの全号機運転再開も重要であるが、将来的な柏崎市としての原子力発電所を武器にした戦略を問う。*事例:福井県

→市長 一問一答

2.旧柏崎トルコ文化村、番神海岸の通年観光、婚活事業など目的を達すべき柏崎市が行った契約及び契約団体のあり方、契約団体と柏崎市との関係について、公務員倫理を含め市長に問う。
(要旨)

 旧柏崎トルコ文化村、番神浜茶屋貸し付け、婚活事業委託契約における行政目的の達成や契約の履行状況、「自然人・法人」以外と柏崎市が貸し付けや委託等の契約を行うことについての確認、柏崎市との契約関係が発生する対象団体と市職員の接触・距離間について、公務員倫理・コンプライアンスの観点から市長に問う。

→市長 一問一答

2010年5月29日 (土)

アニソンのど自慢・水木一郎コンサート
また呼ぶゼェェーット、また来るゼェェーット

 インパール作戦全容を分かりやすく説明する原稿の構成を何回もやり直し、気付けば5時過ぎ。3時間ほど事務所のソファーで仮眠をとる。

 9時、大粒納豆、山芋とろろ、生卵でご飯2杯をかっこんで朝食にする。

 10時から13時まで市内で参議院選挙に関する活動。途中、差し入れでもらったチーズフランスパン、魚肉ソーセージ、低脂肪乳で昼食をとる。

 13時過ぎ、市制施行70周年記念協賛事業であり20回目を迎える「かしわざき風の陣2010~あの頃に戻ろう!!-海の柏崎-」の特設会場に移動。
 アニメソングの帝王、アニキこと水木一郎氏のコンサートの前に行う「アニソンのど自慢」の準備を童心くらぶとして行う。
 盛り上げるため、今回はじめての企画であるが、柏崎市内のみならず新潟県内外、神戸からの参加申し込みもあった。ありがたいことである。

Cimg3644 15時過ぎ、水木一郎氏が会場入りし、早速のリハーサル。
 音響の確認を兼ねた3曲程度のリハーサルであったが、会場には多くの人が詰めかけ、ノリノリとなった。
 やはり盛り上がるのは、「マジンガーZ」である。

Cimg3647 16時過ぎ、記念すべき第1回「アニソンのど自慢」ヤン氏、FMピッカラのT女史の司会でスタート。先のリハーサルの影響もあってか、会場は異常な盛り上がりである。
 冒頭は、柏崎市内在住の中学2年生のアヤさんで、『新世紀エヴァンゲリオン』から「残酷な天使のテーゼ」。トップバッターというプレッシャーのなか、かなりの巧さで歌い、会場からは驚きの声があがった。

Cimg3650 続いては、柏崎市内在住のデコトラ好きな男宮島マンさんとお友達による『マジンガーZ』の「マジンガーZ」。意気込みには「緊張しないように、歌詞を間違えないように歌いたいと思います。応援よろしくね。ボクは楽しんで歌います」とあったが、案の定、「ロケットパンチ」が「ミサイルパンチ」になるなど歌詞間違いがあったが、ノリで押し切った。

Cimg3652 エントリーNo.3は、男女ペアとなるリコピコさんで、『The Soul Taker ~魂狩~』から「SOULTAKER」。さすが歌い込んでいるお二人で、作品を知っている会場の方々からは熱狂的な声援が飛んだ。
 ちなみに、『The Soul Taker ~魂狩~』は2001年に13話しか放送されなかったマニアックな作品である。

Cimg3653 エントリーNo.4は銀河の妖精シェリル・ノームさんで、お約束のコスプレ。どちらからお越しになりましたか、との質問に、いきなりの

「ギャラクシーよっ!」

で会場の心を鷲づかみにし、意気込みを聞いた司会者に対し、

「こんなサービス、
 滅多にしないんだからね」

で爆笑の渦に巻き込んだ。曲は、『劇場版 マクロスF 虚空歌姫 ~イツワリノウタヒメ~』から「ユニバーサルバニー」。歌とパフォーマンスが圧巻であった。

Cimg3656 エントリーNo.5は、男性ペアの放課後JAMたいむさんで、「スーパーロボット大戦 ORIGINAL GENERATION THE ANIMATION」から「熱風!疾風!サイバスター」。
 水木一郎氏が中心になって立ち上げたJAM Projectの曲で、水木ファンのみならず、アニメファンから多くの声援があった。

Cimg3659 エントリーNo.6は、震災復興15周年の神戸からお越しになったMILKY・一路(みるきぃ・いちろ)さんによる『マジンカイザー』の「マジンガー讃歌」。この曲は水木一郎氏が作曲したもので、ご本人からは『マジンガー讃歌』の最後の歌詞をお伝えしたかったとのコメントがあった。

「愛があれば 夢があれば 輝く未来を創りだせるさ  愛のために 夢のために 希望の詩(うた)を 力の限り 謳おう(うたおう)」

Cimg3660 エントリーNo.7は、男性の2名、ま・ぜらさんとたーさんによる『アクマイザー3』の「すすめザイダべック」。個人的にグッズまで集めている『アクマイザー3』であり、カラオケでも主題歌は歌うがエンディングテーマをもってくるとは渋い選択であった。

Cimg3663 エントリーNo.8は、リウルさんによる『白獅子仮面』の主題歌「白獅子仮面の歌」。『白獅子仮面』は昭和48年に13話しか放送されなかった特撮時代劇で、幻の作品と言われている。
 リウルさんは、子供のコーラスパートである

「カッチンカチャリコ、ズンバラリン、
 カッチンカチャリコ、ズンバラリン」

も裏声で歌い、力強い通常パートとの落差に会場は大盛り上がりとなった。

Cimg3664 ラストは男性の2名、早瀬一郎さんとバクさんによる『真ゲッターロボ対ネオゲッターロボ』の「STORM」。早瀬一郎さんは水木一郎氏ばりの赤ジャケットでの気合いの入ったステージ衣装であったが、歌詞の面で多少のトラブルが発生した。出場前に煽り過ぎてしまった、こちら側のミスである。

Cimg3669 参加者9組すべてが歌い終わったあと、急遽、スポンサーである最上屋さんのご厚意で賞品を用意できたので、優勝を決めることとなった。
 厳正なる?審査の結果、会場を一番沸かしたエントリーNo.4、銀河の妖精シェリル・ノームさんが優勝となった。
 最後の決め言葉は、

「こんなサービス、
 滅多にしないんだからね」

大盛り上がりで第1回「アニソンのど自慢」が終了した。

Cimg3673 17時、満杯となったみなとまち海浜公園の夕陽のドームで、 「夕日を食う会 水木一郎 燃えろ!昭和アニソンライブ」 (主催:かしわざき風の陣実行委員会 特別協賛:昭和懐物ランドこどもの時代館)がスタート。
Mizuki 「マジンガーZ」でアツイステージが始まり、会場は熱気ムンムンとなった。
 曲順は以下の通り。

 1.「マジンガーZ」『マジンガーZ』
 2.「おれはグレートマジンガー」
  『グレートマジンガー』
 3.「コン・バトラーVのテーマ」
    『超電磁ロボ コン・バトラーV』
 4.「鋼鉄ジーグのうた」『鋼鉄ジーグ』
 5.「バビル2世」『バビル2世』
 6.「夢を勝ちとろう」『プロゴルファー猿』
 7.「侍ジャイアンツ」『侍ジャイアンツ』
 8.「ダッシュ!マシンハヤブサ」『マシンハヤブサ』
 9.「ぼくらのバロム1」『超人バロム・1』
10.「嵐よ叫べ」『変身忍者嵐』
11.「ロボット刑事」『ロボット刑事』
12.「地獄のズバット」『快傑ズバット』
13.「セタップ!仮面ライダーX」『仮面ライダーX』
14.「仮面ライダーストロンガーのうた」
    『仮面ライダーストロンガー』
15.「燃えろ!仮面ライダー」
    『仮面ライダー(スカイライダー)』
16.「がんばれロボコン」『がんばれ!!ロボコン』
17.「ゲームセンターあらし」
    『ゲームセンターあらし』
18.「ローラーヒーロー・ムテキング」
    『とんでも戦士ムテキング』
19.「サバンナを越えて」『ジャングル大帝』

Cimg3674 ここで、トークタイムとなり、司会のヤン氏と懐かしのアニメグッズや水木一郎氏が別名で出していたレコードなどが紹介され、昭和懐物ランドこどもの時代館のPRも行われた。
 また、映画『ねこタクシー』の紹介もあり、主題歌を歌うことへの思いも語られた。

20.「ソラノワダチ」映画『ねこタクシー』主題歌 
21.「道(タオ)」『獣拳戦隊ゲキレンジャー』
22.「ルパン三世愛のテーマ」『新ルパン三世』
23.「セイリング未来へ」『サブマリン スーパー99』
24.「キャプテンハーロック」
    『宇宙海賊キャプテンハーロック』

 個人的には一番好きな水木ソングである「キャプテンハーロック」でシメとなったが、会場から大アンコール。
 アニメ・特撮メドレーである

25.「懐かしくってヒーロー」

水木一郎氏が再登場し、最後は、三本締めZ!で終了となった。
 アツイ、ファンが多かったからか、少なくとも自分で見た今までの「夕日を食う会」では一番の盛り上がりに感じた。

Cimg3675 会場の片付けや第1回「アニソンのど自慢」に出場してくれた皆さんにご挨拶をし、一旦、事務所に戻って身支度をする。
 わがままを聞いてもらえる市内の某店に行き、関係者とともに打ち上げ。大方の予想通り、かなりマニアックな会話となった。

Cimg3683 地元の海産物や美味しい日本酒をご希望とのことだったので、お店の「若」や同席頂いた皆さんにも協力してもらい、かなりのモノをお出しすることができた。地元関係者のご協力にただただ感謝である。
 食事中に失礼ではあったが、水木一郎氏にサインをお願いしたところ、快く書いて頂いた。宝物である。
 約2時間、会話と食事を楽しんだのち、タクシーを呼び、お店の前で水木一郎氏とマネージャーをお見送り。

 お約束で、

 「また呼ぶゼェェーーット!」

とお見送り側で叫んだところ、タクシーに乗り込んだご本人からは

 「また来るゼェェーーット!」

とのゼットのご返答があった。

 23時、某氏と市内の某スナックにて二次会。今日の興奮をそのままに、他のお客さんがいるにも関わらず、「海のトリトン」「誰がために」「復活のイデオン」「銀河鉄道999」など歌いまくる。

2010年5月28日 (金)

新潟県妙高市議リコール告示

 1時、就寝。

 5時、起床。ホテルから約1時間ほどの距離を散歩する。

Cimg3639 7時30分、ホテル1階のレストランでビュッフェ形式の朝食。小粒納豆、ベーコン、ポテトフライ、スパゲティサラダ、ごぼう揚げ、出汁巻き卵、生野菜、オレンジジュース、牛乳でご飯3杯を食べる。
 散歩したからか、朝からたっぷり食べてしまった。

 1時間ほど風呂に入ったのち、ホテルをチェックアウト。

Cimg3641 敦賀駅に行き、9時2分発の「サンダーバード3号」に乗り込む。電車の到着を待っている間、隣のホームで「日本海」が動力車との連結作業を見学。
 いわゆる鉄オタの方も何人かおり、高価と思われるカメラでの撮影する光景がかなりコアな世界であった・・・と自分でも撮影する。

 11時6分、富山駅に到着。10分の待ち合わせをし、11時16分発の「北越3号」に乗り換える。
 電車のなかで、たまごサンドイッチを食べながら週刊誌2紙を読む。

 12時56分、柏崎に到着。

 13時過ぎ、自宅に戻ったところで、来客があり、頼まれていた資料をお渡しする。

 15時、事務所に来客。明日のイベントに関する調整などを行う。

 18時から市内某所で参議院選挙に関する打合せと活動。

 22時、帰宅し、スーパーで半額になっていた天ぷらうどんと寿しのセット、食べるラー油(スライスニンニク)でビール500ml3本で夕食をとる。

 以前にも本ブログに書いた新潟県妙高市議会議員の解職請求(リコール)が成立し、いよいよ告示された。


平成22年5月11日『新潟日報』

妙高市議リコール告示
新井選挙区で30日投開票

 妙高市の水野文雄市議(65)が酒に酔って小学校に侵入し、女性教諭に暴言を吐いた問題で、水野市議の解職請求(リコール)の是非を問う住民投票が10日告示された。投票は30日に、水野市議の選出区である新井選挙区に限って行われ、即日開票される。有効票の過半数が賛成なら、同日付で水野市議は失職する。

 同市議会は10日、臨時会を開き、昨年11月に続いて2度目となる水野市議に対する辞職勧告決議案を可決。水野市議を含む全会一致で、リコール投票の経費上1172万円の専決処分を承認した。
 リコール投票を求める署名活動をした市民団体「妙高の安全で安心な学校を守る会」の白川昭夫代表(75)は同日、会見し「(告示前に)当然辞職すると患っていた。ここまで来た以上、辞職まで活動を続ける」と話した。
 一方、水野市議は臨時会後に会見し「署名が誤解に基づいて行われている」と強調。同市議は署名の有効性に異議を唱えて提訴しており、「辞職すると訴訟ができない」と重ねて主張した。
 投票について、有権者の会社役員男性(61)は「恥ずかしい話。もっと早く辞めるべきだった」、中学校の教員男性(43)は「イメージだけでは判断できない。周りの意見を聞いてみたい」と語った。
 新井選挙区の3月2日現在の選挙人名簿登録者数は2万1640人。期日前投票は5月11日から市役所で実施。30日は午前7時から午後8時まで投票が行われ、午後9時から開票される。
 県市町村課によると、1947年に地方自治法が制定されて以降、県内で市町村議のリコール投票は9件実施され、うち7件が成立。直近では、97年に旧巻町議が失職している。


 この解職請求(リコール)署名の署名についても訴えを起こしたようであるが、今月30日の投票は変わらないようである。


平成22年4月29日『新潟日報』

リコール署名 審査やり直し求め
水野・妙高市議提訴 新潟地裁

 酒に酔って小学校に入り女性教諭に暴言を吐いたとして、市民団体が妙高市の水野文雄市議の解職請求(リコール)を行っている問題で、水野市議は28日までに、署名の収集方法を調査する必要があるなどとして、同市選挙管理委員会を相手取り、署名審査のやり直しを求める行政訴訟を新潟地裁に起こした。市選管は「訴状が届いていないのでコメントできない」としている。市選管によると、住民投票の日程は既に5月10日告示、同30日投開票と決まっており、提訴が日程に影響することはないという。


 近年ではあまり見ない事例だけにどのような結果になるのか、注目したい。
 また対象となっている同市議が妙高市の施策について、住民監査請求をせずに提訴した件は却下となったそうである。


平成22年4月24日『新潟日報』

妙高市営住宅訴訟、
市議の訴え却下

 妙高市の市営石塚住宅の建設をめぐり、同市の水野文雄市議が市を相手取り、市と加賀田組(新潟市)が結んだ同住宅の建設、譲渡に関する協定の無効確認を求めた行政訴訟判決で、新潟地裁の森一岳裁判長は23日、原告の訴えを却下した。
 裁判では、契約当事者ではない原告が訴訟の当事者として適格かが問われていた。判決で森裁判長は「原告の主張は市民の一般的な公益にとどまり、原告適格はない」と指摘。さらに住民監査請求を経ずに提訴した点からも「不適法」とした。
水野市議は判決後、5月中旬までに、この問題について住民監査請求をすることを明らかにした。妙高市の大村明市長は「判決文を精査していないが、市のこれまでの主張が正当だったと認められた。事業の正しさが証明できたと思う」とコメントした。

2010年5月27日 (木)

敦賀市:原子力発電所との共存政策
高速増殖炉「もんじゅ」を視察

Cimg3585 1時、飲んだ後のシメのお約束として「中華美食館柏崎店」(電話:0257-23-4530)に行き、「五目辛子酢入りラーメン 750円」を食べる。
 とろみのついた酸味あるスープでとにかく熱い。冷ます意味も含め、大量の酢を投下し、大汗をかきつつ完食する。

 1時50分に帰宅し、2時からネット上での会議を行う。

 3時、就寝。

 7時、起床。大粒納豆、生卵、めかぶでご飯2杯の朝食をとる。

 急ぎの仕事を片づけたのち、8時30分、柏崎駅に移動。

 所属会派の先輩議員と待ち合わせ、9時11分発の「北越2号」で金沢駅に向かう。
 あいにくの雨のため、晴れ渡る日本海ではないが、味わいある風景を時々見ながら、高速増殖炉に関する資料を読み込む。

 11時31分、金沢駅に到着したので、駅弁を買いつつ、11時45分発の「しらざぎ8号」に乗り換え。

Cimg3586 12時、車中で「加陽金府 大友楼 特製牛肉弁当 1100円」(電話:076-221-1758)を昼食として食べる。焼いた牛スライス肉7枚がご飯の上にのっており、付属のタレをかけて食べるタイプ。柔らかい肉で食べ応えもあり、デザートとしてついている小さい大福が泣かせる。

Cimg3588 13時9分、敦賀駅に到着。敦賀市は5年ぶりである。
 ありがたいことに敦賀市議会事務局の方からお迎えに来て頂き、宿泊先である「ホテルルートイン敦賀駅前」に荷物を預け、敦賀市役所に向かう。

 13時30分、敦賀市役所に到着し、早速、当局の皆さんからご説明を頂戴する。

1.敦賀市について
説明者:企画政策部政策幹
    政策推進課長(事務取扱) 中島氏

Cimg3589・敦賀市の面積は250平方km、居住地区はその1/4の面積。
・人口は6.9万人で、ほぼ横ばいで推移している。
・産業構造は第一次産業が3%、第二次産業が28%、第三次産業が69%と圧倒的であり、電力関係が基幹産業。
・敦賀市の一般会計257億円、予算合計486億円。財政力指数は1.1。
・原子力関係としては、平成21年実績で固定資産税37億円、電源三法交付金27億円がある。
・京阪神との鉄道や道路環境整備を重視している。
・議会においては、法定数30人であるが、2007年の統一地方選挙より26名に削減している。

2.「もんじゅ」再開までの行政としての対応
3.運転再開にあたっての市民との合意形成

説明者:企画政策部 原子力安全対策課
    全国原子力発電所所在市町村協議会 本多氏

Cimg3591・現在、性能試験中。平成7年12月8日、40%出力試験中に「第2次系ナトリウム漏えい事故」が発生。事故後、科学技術庁でタスクフォースを結成し、原因究明を行い、その後に改造計画を提出。
・平成17年2月7日に改造計画の事前了解をし、同年9月1日から平成19年5月23日まで改造工事を実施。
・平成20年5月19日から平成21年6月30日まで特別な保安検査実施(計5回)
・中越沖地震を耐震評価に反映するために、基準地震動Ssを600→760ガルに変更。平成22年2月2日、「耐震安全性評価結果報告書改訂版」提出。
・平成22年3月15日「耐震安全性」
・平成22年2月23日、性能試験再開の協議願い受領。
・平成22年4月27日、市長・知事会談。
・平成22年4月28日、文部科学大臣面談。機構理事長に承認。
・敦賀市に対しては、常に報告があり、原子力機構が一つ一つ対応してきた。
・安全協定に基づく、住民の視点での情報の把握に努めてきた。また、立ち入り調査も行った。
・市議会の原子力発電所特別委員会で常に報告。
「もんじゅ」を契機に、市民で構成される原子力懇談会でも報告。
・敦賀市主催の説明会は実施していない

・原子力発電所に対する反対派としては共産党2名、慎重派は1名おり、一般会計では反対をしている。
 → 26名中、3名。

4.運転再開による敦賀市財政及び地域経済への効果について
説明者:企画政策部政策推進課 清水氏

Cimg3592・「もんじゅ」再開にあたっては商用炉ではないため、なかなか数字に表すのは難しい。
・昭和49年からの累計は426億円の貢献。
・平成17年以降においては5年間で約149億円。
・最近はソフト事業にも使えるようになったことから、医療費助成に充当している。10億から12億程度を病院や保育園の人件費に充てている。
・平成20年度に11億円、平成21年度に9億円の計20億円を使い「高速増殖炉研究開発交付金(FBR交付金)」が入っている。これにより、エネルギー研究開発拠点化計画を福井県が策定し、「アジアの安全技術・人材育成への貢献」人材育成として「国際原子力人材育成センター(仮称)」など拠点としての取り組みを行っている。毎年更新する計画。

<エネルギー研究開発拠点化計画>
平成21年 国際原子力人材育成協議会の設立
平成23年4月 国際原子力人材育成センターの設置、運用開始
1)安全・安心の確保
 計年劣化評価技術研究、緊急時の患者搬送体制の整備、陽子線がん治療施設の整備
2)研究開発機能の強化
 FBR研究(日仏米で新型燃料を研究開発する施設も整備)、「ふげん」を使った原子炉廃止措置研究センター、若狭湾エネルギー研究センター
3)人材の育成、交流
 原子力関連の技量認定制度、原子力の英語討論会、FBRの国際セッション
4)産業の創出、育成
 放射線利用の低収縮性越前和紙の開発、高品質レーザーによう遠隔切断の技術開発、県内企業の原子力プラントメーカーへの参入

・原子力財源を使った産業団地もあり、企業が2社進出(AKプラント、TEC)。1社が地元雇用を入れて120名、もう1社は180名の地元雇用。
・有効求人倍率は、1.01。

 説明をして頂いたあと、ざっくばらんな意見交換となった。
 なかでも一番驚かれたのは、柏崎市職員の組合(市職労)が反原発運動をしていることであった。後方で座っていた、敦賀市の若い職員からは

 「えっー」

との驚きの声も漏れた。

 廃炉パレードの模様

 反対STOP!7号機県民集会

Cimg3593 御礼を述べ、帰る際、せっかく出して頂いた御当地の銘菓を頂戴した。 「敦賀もなか ツヌガ君」という商品で、説明文は以下の通り。

「気比の松原にちなみ、松の実を加え、こくを出した飴とカステラをはさんだ和洋菓子のコラボレーション。
 敦賀の公式キャラクター、ツヌガ君。敦賀の地名の由来である『都怒我阿羅斯等』(ツヌガアラシト)さんからとった名前なんだよ」

 ありがたいことに敦賀市議会事務局から高速増殖炉「もんじゅ」PR施設「MCスクエア」に送って頂いた。

Cimg3596 15時40分から独立行政法人 日本原子力研究開発機構敦賀本部・高速増殖炉研究開発センターの田畑副所長から高速増殖炉「もんじゅ」について説明して頂く。

・敦賀半島においては15基の原子炉が稼働している。
・高速増殖炉サイクル技術は、「国家基幹技術」(第3期科学技術基本計画の分野別推進戦略)。高速増殖炉「もんじゅ」は、その研究開発の場の中核(原子力政策大綱)
・原型炉としての「もんじゅ」の役割

Cimg3594 発電プラントとしての信頼性の実証、ナトリウム取扱技術の確立
1)我が国の優れた高速増殖炉技術を国民や世界に示す。
2)実験炉「常陽」の開発成果や研究開発データに基づく設計の妥当性を検証。
3)性能試験(試運転)、運転・保守経験から得られる知見(特に改善点)の反映。「経験に基づく着実な実用化技術の開発」
・各国の高速炉の開発計画
 フランス・米国は「もんじゅ」に期待。ロシア、インド、中国、韓国が続く。
・設備の健全性確認について
1)設備健全性確認の目的
 長期間停止していた設備の健全性を確認し、安全に試運転(性能試験)が行えるプラント状態を確立する。
2)設備健全性確認の実施内容
 水・蒸気系設備にいては、40%出力プラント確認試験開始までに健全性を確認(平成22年4月1日から開始)
→ タービンは使わず、高速増殖炉の運転のみを行う。
  タービン稼働は試験を受け、今夏以降。

・耐震裕度向上工事を実施 平成21年度に終了
・平成22年5月6日午前10時36分、性能試験を再開。
・平成22年5月8日午前10時36分、臨界に到達。
・臨界操作

 14年間、燃料が入っていたので、プルトニウムの一部がアメリシウムになっており、今回はその反応をプラントレベルで実験。
・炉心確認試験の内容
 制御帽価値確認、過剰反応度測定試験・反応度停止余裕測定試験、流量計数評価、温度係数評価、フィードバック反応度評価、未臨界度測定法適用性評価、新型ナトリウム温度計特性評価。
・地元理解促進活動の実施状況
 もんじゅ運転再開に向けて、約187万人の人と対話(福井県民約85万人)。
・地元議会への理解促進活動
 福井県議会の各会派、議会が始まる前に会派に説明を行っている。

・世界からは早く動かせ
・12月県議会から早く動かせ
・敦賀市議会からも早期の運転再開
・アンケート調査を福井新聞が行ったが65%が再開容認であった。
・これまでの投資は約6000億円

Cimg3634 18時30分、ホテル1階の居酒屋「花々亭」で今日の視察のまとめをしつつ、会派報告について打合せ。一段落ついたところで、生ビール、焼酎お湯割りを飲みながら、「まんまる薩摩揚げ」「びんちょうまぐろたたき」「鯖の味噌煮」「茄子の一本漬け」などをつまむ。

Cimg3636 先輩議員から「肉を食べに行こう!」とのお誘いを受け、20時30分、タクシーで「ニューカドヤ」(電話:0770-24-3030)に移動。
 「和牛バラ(カルビ) 900円」「ハラミ 750円」「ホルモン 600円」などをつまみつつ、生ビール、「マッコリ 1400円」を飲む。
 ホテルフロントの若い女性に一番オススメの焼肉屋として聞いただけに、肉質よく、タレも(姉妹で店員をしており、そのお姉さんも?)好みであった。

2010年5月26日 (水)

刈羽村:陽子線がん治療施設構想協議会先送り

 原稿の構成など悩みつつ、4時に就寝。

 8時、起床。大粒納豆、ピーマンとじゃがいもの油炒め、わかめの酢の物でご飯2杯の朝食をとる。

 9時から12時過ぎまで参議院議員選挙関係で市内まわり。

 13時、一旦自宅に戻り、たまごサンドイッチ、ソーセージパン、低脂肪乳、グレープフルーツジュースで昼食をとる。

Cimg3578 13時20分、自民党柏崎支部に移動し、13時30分から中原八一選挙対策会議に出席する。
 民主党のこれだけの失策がありながらも、自民党の支持率が上がる流れにはなっていないのは、自民党自体の姿勢にあるのではないか、との話になった。これまでの自民党の膿も多い。

 15時30分から17時過ぎまで市内某所で打ち合わせ。

 17時30分、事務所に戻ったところで来客があり、市政に関する質問など2時間ほど意見交換を行う。

Cimg3580 20時、柏崎青年会議所の事務局に移動し、所属委員会である郷土愛育成委員会の打ち合わせに出席。各小学校にお願いする「ふるさとかるた」の用紙配布、「ありがとうの日」の石碑設置場所や式典をどうするのか、当日のイベント進行についてなどを話し合う。

Cimg3581 23時、郷土愛育成委員会を所管するS社会開発室長、郷土愛育成委員会委員長、メンバー有志とともに「船栄 柏崎店」(電話:0257-22-0288)に移動し、夕食を兼ねた懇親会。最近、水揚げが多くなっているヒラメの刺身や浅蜊の酒蒸し、鶏つくねをつつきつつ生ビールを飲む。

 今日、意見交換に来られた方からも粒子線によるがん治療施設や病院など、原子力財源を活用した住民福祉の向上について、多くのご意見を頂戴した。
 柏崎市のお隣、刈羽村では陽子線がん治療施設構想が検討されているものの、協議会の設置の先送りなど慎重になっている。
 技術の進歩(新プロトコル等)とコスト、利用者予想など確かに難しい選択であり、公のお金を使うという点に慎重に検討すべき事柄。今後どのように進んでいくのか、注視したい。


平成22年4月27日『柏崎日報』

陽子線がん治療施設構想
協議会の設置先送り
刈羽村が議会に報告

 刈羽村は二十六日、三月に最終会合を開いた陽子線がん治療施設「刈羽村プロトンセンター(仮称)」推進協議会準備会の検討内容を村議会に報告した。運営主体、投資計画が明確でないことから、品田村長は構想具体化のため本年度に委託費三千万円を計上した協議会について「現段階では準備が整っていない」と設置を先送りした
 陽子線治療は、粒子線の一種である陽子線をがん細胞に照射する治療法。準備会(委員長=笹井啓資・順天堂大医学部教授、委員四人)は二月から三回、民設民営で百数十億円規模とされる事業の採算性、人員計画、投資計画など事業の可能性を検討してきた。
 村議会社会産業常任委員会への報告によると、治療用照射装置二台で十二億円、必要な医療・技術スタッフ二十四人程度。三台では数億円の加算と、スタッフ三十人。二台、三台の場合で患者数六百人から四百人までの四段階を想定し、損益を試算したところ、二台では年間四百人以上、三台では四百五十人以上の確保が経営上必要などとされた。準備会では採算性、患者の集客、村のかかわりなどに懸念、慎重論があった。
 これに対し、委員らは「助成金を前提に黒字を出すよう試算したような印象だ」「放射線治療などの専門医や医療物理士は少ない」「村が率先して動くテーマではない」「これ以上公金を出すべきでない」などと構想見直しを求めた。品田村長は「充実した地域医療は村民の間で高いニーズがある。地域医療の土台を揺るぎないものにしたい」と検討を続ける考えを示した。

2010年5月25日 (火)

「Mr.検討中」長妻厚労相もルーピーか

 緊急案件の調査報告を書き上げ、4時に就寝。

 8時、起床。大粒納豆、イカみりん干し、めかぶでご飯2杯の朝食をとる。

 9時、事務所に来客。書き上げたばかりの調査報告をお渡しする。

 10時、愛車で上越市に移動し、諸雑用を済ませる。

 コンビニで買った納豆巻き2本、低脂肪乳、トマトジュースで昼食をとりつつ、14時に事務所に戻る。
 途中、柏崎市内にお住まいの方から、環境に関するお怒りの電話があり、主管である環境政策課に内容の確認を行う。結局は、企業のコンプライアンスの問題であった。

 15時から17時過ぎまで、市役所をはじめ、市内まわり。途中、陳情を一件受けたが、民間で解決できることのため、関係会社にお願いをして、なんとか解決した。

 事務所に戻り、陳情や問い合わせを頂いた方への報告書を作成。

 19時、事務所に来客。

Cimg3577 19時30分、ホッケの緑茶干し、蕗の煮物、トマトとモッツアレラチーズのサラダ、ひきわり納豆汁でご飯2杯の夕食をとる。
 食後、そのまま市内某所に移動し、参議院議員選挙に関する打合せ。今日、日本創新党の党首である杉並区の山田宏区長が、参議院議員選挙への出馬を表明したため、私自身の行動が難しくなってしまった。

 23時、帰宅。

 鳩山首相のルーピーぶりは既に多くの国民が知ることになったが、 「年金問題のエキスパート」として華々しく大臣としてデビューしたものの、その感覚の違いに官僚のみならず、国民をも欺いている長妻昭厚生労働大臣も、負けず劣らず酷い状況である。


平成22年5月23日『毎日新聞』

<長妻厚労相>
子ども手当「満額」に異論噴出で押し黙る

 昨年の衆院選で掲げた公約通り、月2万6000円まで引き上げるのかどうか--。16日夜、民主党本部であったマニフェスト(政権公約)企画委員会は、1万3000円の子ども手当の満額へのアップを取りやめる流れを定めた。

 「ギリシャみたいになっては困る」。財政破綻を危惧する菅直人副総理兼財務相はそうまくし立て、仙谷由人国家戦略担当相らも赤字国債の増発を戒めた。マニフェスト見直しに慎重な小沢一郎幹事長の側近、高嶋良充筆頭副幹事長も強い異論は唱えず、関係閣僚で独り「満額」を主張してきた長妻昭厚生労働相は押し黙った。
 終了後、長妻氏は「(保育サービスなど)現物に充てろという議論もあった。政務三役で議論したい」と語り、かたくなに修正を拒んできた姿勢を初めて転換させた。
 4月22日、首相官邸。国と地方の協議の場で、全国市長会長の森民夫・新潟県長岡市長は、鳩山由紀夫首相を前に「福祉は子ども施策だけではない」と訴えた。「手当の満額支給には年間、個人市民税(125億円)に匹敵する112億円が必要」。森氏が示した市の試算に首相は目をむいて驚き、「他の福祉施策とのバランスは重要だ」と応じた。
 減額の口火を切ったのは、3月末に上積み分を給食費に充てるようぶちあげた仙谷氏だ。原口一博総務相も減額の可能性に触れた。
 主要閣僚が修正を口にするのは、満額に要する財源3兆円を見いだせないから。減額には党から異論も出て参院選マニフェストの議論は迷走したが、政府・民主党は「2万6000円」の表記は避けつつ、「上積みする」との一言を盛り込む玉虫色決着を描く。
 長妻氏も簡単に折れたわけではない。周囲には「公約を変えるなら衆院選をもう1回やらないと」と漏らし、先日も厚労省の今別府敏雄会計課長に「難しいかもしれないが、財源は」と問うた。しかし答えは「子ども手当に所得制限を入れることで1000億円程度なら」。長妻氏は「うーん」とうなり、黙り込んだ。
 「私は2万6000円の旗を降ろしたわけではない」。18日の政務三役会議で、長妻氏はなお強がった。だが、出席者の一人は「何が何でもというわけではなくなった」と受け止めている。

◇「理念は?」省内に不満

 長妻氏が公約にこだわるのは、政治家としてのけじめばかりではない。企業・団体献金を一切受けないスタイルは、潔癖さの半面、国民の支持頼みというもろさも抱える。それだから世論を気にし過ぎ、何をしたいのか理念が見えない--。長妻氏を見つめてきた厚労官僚の多くはそうとらえている。
 4月27日夜。内閣府で開かれた「子ども・子育て新システム検討会議」の初会合は、議論の大半が厚労省関係だった。なのに長妻氏は役所がおぜん立てしたメモすら読まず、沈黙を守った。福島瑞穂少子化担当相が発言を促したものの、発したのは一言、「ありません」。
「アドリブがきかないからな。他の閣僚と応酬になるのが嫌だったんだろ」。厚労省幹部はそう推し量る。

 長妻氏は年金記録問題で名をはせた。ただ、厚労行政の手腕には当初から「未知数」の評がつきまとう。

 「子どもの昼寝に敷布団が必要か? 床に直接寝かせればいい」。長妻氏は担当部局と保育所の設置基準面積の緩和を議論した際、そう言い切ったという。子どもを床に雑魚寝させれば1人当たりの基準面積を小さくでき、その分保育所を増やすことができるとの趣旨だった。出席した幹部はみな、あっけにとられた。
 老人施設で食事介助を体験した時のこと。「おばあさんは、おかゆが好きなんですか」。そう問いかけた長妻氏に、女性は「歯がないからね。おかゆしか食べられないのよ」と諭すように答えた。

◇「素人」武器に改革

 「就任直後は30分おきにびっくりした。私ら普通の感覚とは違う」
 4月24日夜、地元の東京都渋谷区で開いた国政報告会で、長妻氏は約200人の聴衆に語りかけた。厚労省に省や局、課ごとの目標がないことを紹介し、「目標のない会社って聞いたことありますか」とあきれてみせた。
 長妻氏を「素人同然」と嘆く「プロ」の官僚たちだが、感覚が世論とズレている面があるのも事実だ。それは旧社会保険庁の不祥事や、薬害肝炎を引き起こす一因となった。それも現場を知らないからと考える長妻氏は、職員に自治体などへ足を運ぶよう命じている。自らも介護や保育、労働の現場30カ所を訪ねた。ある幹部は「今は国家公務員倫理規程で民間の人と食事もできず、若い職員は情報量が少ない。良い機会だ」と評価する。

◇世論に過敏反応も

 衆院当選4回の長妻氏も、05年は小選挙区(東京7区)で落ち、比例で復活した。「一匹オオカミ」と称され、党内では孤立気味。そうした政治基盤の弱さもあって、時に世論に過敏となる。
 3月下旬、母国に子を残してきた外国人にも子ども手当を支給するとの厚労省方針に、インターネットには「不正を招く」との書き込みが殺到した。長妻氏は「国会答弁がもたない。法案修正だ」と職員にあたった。
 75歳以上を切り離した後期高齢者医療制度の見直しを巡っては、心の揺れを見せた。
 「うば捨て山」との批判を浴びた制度だけに、民主党は「年齢で差別する制度を廃止」と公約していた。長妻氏の意をくみ、厚労官僚は高齢者もみな現役と同じ市町村の国民健康保険(国保)に加入させる案を用意した。
 しかし、この案も65歳以上は医療費が別枠だ。長妻氏の了承を得て3月8日に公表すると、16日の参院厚労委で共産党の小池晃政策委員長は「うば捨て山の入山年齢を下げただけだ」と批判した。
 うろたえた長妻氏は外口崇保険局長を呼び、「年齢を書き込まない方法はないか」と再考を促した。それでも高齢者には税を集中投入する必要があり、別財源にせざるを得ない。吉岡てつを高齢者医療課長の説明に、長妻氏も「うん」と消え入るようにうなずいた。
 結局、長妻氏は幹部と「高齢者も現役も、同じ国保の保険証」との理屈で押し通すと腹合わせし、5月18日の衆院決算行政監視委員会第3分科会に臨んだ。「年齢差別ではない」。突っぱねる長妻氏を、自民党の谷公一氏はこう皮肉った。
 「大臣の思いは理解しました。基本的仕組みは(後期高齢者医療制度と)大きく変わるものではないですね」鈴木直】


 ・・・ハト山政権、稀代のサギ政権である。

2010年5月24日 (月)

中国に黄砂対策で1兆7500億円
どこまで税金を外国にバラまくのか

 資料のまとめに時間がかかり、6時に就寝。

 8時30分、起床。大粒納豆、目玉焼き、蕗の薹味噌、トマトサラダでご飯2杯の朝食をとる。

 9時、事務所に来客。市政に関して、数件の調査の依頼を頂いた。

 11時から13時過ぎまで市内での調査活動。

Cimg3568 13時40分、ひきわり納豆と鶏ひき肉をレトルトカレーに追加し煮込んだ手抜き納豆カレーと卵そぼろをご飯にかけたもので昼食をとる。
 レッドペッパーとガラムマサラを大量に投入したので、汗をたっぷりとかく。食後の冷たいダイエット・ドクターペッパーが美味い。

 15時、17時と事務所に来客。柏崎のイベントのあり方など議論し合う。

 19時から市内で買い物や企業誘致の関係で伺った会社への御礼の品を送る。

Cimg3575 20時40分、頂き物の堀りたての筍の先を刺身にしたもの、生餃子(野菜)、岩手での街宣活動の帰りにサービスエリアで購入した「あわびの肝の塩辛」(株式会社ヤマウチ 電話:0226-46-4976)、ひきわり納豆汁で夕食。「あわびの肝の塩辛」は、あわびの肝を宮城の地酒「一ノ蔵大吟醸」とみりん、天然塩で漬け込んだもので、かなりクセがあるものの好みの味わいであった。せっかくなので、冷蔵庫にしまってあった石川県白山市の「天狗舞 しぼりたて生酒 本醸造」を2合ほど飲む。

 22時、熱いシャワーを浴びて酔いを冷まし、事務所に戻る。

 民主党政権の迷走、売国ぶりには慣れてきたぐらいであったが、それでも驚くことが報道されていた。
 我々、柏崎市民も非常に困っている黄砂対策のために、中国に1兆7500億円を拠出するというのである。
 ただでさえ財政危機と言われ、最大の借金予算を組んだなか、何を考えているのか・・・・・。
 もう時間はない。いち早く、民主党政権に退場させるよう、政治活動を行っていきたい。


平成22年5月23日『朝日新聞』

黄砂対策で連携強化、日中環境相合意
中国へ資金協力も

    
 小沢鋭仁環境相と中国の周生賢・環境保護部長は22日、北海道千歳市で会談し、春先に中国大陸から飛来する黄砂対策で連携を強めることを確認した。環境省によると、中国の環境相に当たる周部長は、日本、中国、韓国の3カ国で黄砂の発生を抑制する対策を話し合う作業部会を、年内に中国で開くと表明。小沢環境相は、中国の黄砂対策への資金協力に前向きな姿勢を示した。
 3カ国は2006年、黄砂対策を進めることで合意。飛来状況のモニタリング(監視)と、発生抑制策の二つの課題で共同研究を進めている。発生抑制策については、08年に1回目の作業部会が開かれたが、09年の2回目に中国が欠席、議論が進んでいなかった。この日、周部長は会談で「隣国に迷惑はかけない」と話したという。
 これに対し、小沢環境相は、途上国の温暖化対策を支援するために12年までに官民合わせて
1兆7500億円を拠出する「鳩山イニシアチブ」の一環として、資金協力する姿勢を見せた。
 黄砂は洗濯物や車を汚すだけでなく、アレルギーなどの症状を悪化させる可能性が指摘されている。

2010年5月23日 (日)

普天間:結局、辺野古移設に戻る
この八ヶ月は税金の無駄遣い

 資料の読み込みをし、3時に就寝。

 8時、起床。大粒納豆、目玉焼き、蕗の煮付け、胡瓜の浅漬けでご飯2杯の朝食をとる。

 食後、電車で県内某市に移動。

 10時から公共施設の会議室でミニ講演会をやらせてもらう。これまでに行ってきた保守的な政治活動について話をしてほしいとのご依頼だったため、新潟国体の「君が代」をめぐる新潟高校教職員組合とのやりとりをはじめ、長野市における中国人暴動「長野事変」などをお話させてもらった。

 12時、主催者と近くの焼肉店にいき、ニンニクがたっぷり入ったタレで焼肉ランチ(ご飯大盛り)を食べて昼食にする。

 13時、一旦、事務所に戻り、着替えてから、愛車で長岡市に移動。

Cimg3562_2

 14時、長岡駅近くの越後交通Eプラザに行き、 「成月流華道いけばな展~初夏のリズム~」を見学する。
 普段あまり作品と接することがないので、花や草の種類を覚える意味(ギガンジューム等)でも貴重な時間。華道の詳しいことは分からないものの、感覚的に響いてくる作品もあり、特に直線的な植物を多用したものが好みであった。

 柏崎に戻り、17時から某集まりの懇親会に出席。仕事が溜まっているため、申し訳なくウーロン茶で2時間ほどのお付き合いとなった。

 19時、事務所に戻り、インパール作戦に関する資料を読み込む。

Cimg3566 22時、紅ショウガ入りのイカ海鮮かまぼこ、蒸し茄子、頂きものの食べるラー油(スライスニンニク)、小粒納豆、ご飯2杯で夕食をとる。
 昼間のニンニクがかなり効いており、自分でも臭いが分かるほどのなか、夕食でも食べるラー油で、さらにニンニクを食べてしまった。

 「最低でも県外」と鳩山首相自らが言ってきた米軍普天間飛行場移設問題。結局は自民党案の名護市辺野古に戻った。
 今日、沖縄県庁で仲井真弘多知事に

 「私自身の『できる限り県外だ』との言葉を守れず、県民の皆さんに大変混乱を招いたことに関して心からおわび申し上げたい」

と鳩山首相は陳謝したが、これは言葉のすり替えである。 「できる限り県外」ではなく、「最低でも県外」 だったのであり、国民が分からないと思っての誤魔化し。
 「抑止力」が分からなかった頭で、一般受けしそうな「最低でも県外移設」を思いつきで発言したものの、与党になって現実を見たのが実際のところであろう。
 さすが「戦後教育の失敗例」

 この八ヶ月は税金の無駄遣いであった。
 そして、これによって儲かるのは、絶妙なタイミングに辺野古周辺の土地を購入した民主党の小沢幹事長一流の不動産屋さんである。

2010年5月22日 (土)

頑張れ日本!「救国」国民大行動in 岩手

 1時、宮城県に入る。

 1時30分、東北自動車道の長者原サービスエリアで休憩。10分ほど駐車場内を歩き、気分転換をする。

 2時30分、岩手県に入り、3時30分、盛岡駅に到着。駐車場に車を入れ、シートを倒して4時間ほど仮眠する。

Cimg3542 8時過ぎ、盛岡駅前で東京からバスで来た東京都杉並区議会・松浦芳子議員、 「日本文化チャンネル桜ニ千人委員会有志の会」「頑張れ日本!全国行動委員会」と賛同している皆さん、そして地元の自民党・高橋雪文県議会議員、 「たちあがれ!日本」から全国比例で立候補予定の国際問題アナリスト・藤井厳喜先生と合流。

Cimg3543 今日は 「日本文化チャンネル桜ニ千人委員会有志の会」「頑張れ日本!全国行動委員会」草莽全国地方議員の会主催による「頑張れ日本!『救国』国民大行動in 岩手」として、民主党・小沢一郎幹事長の地元での街宣活動である。

 熱意ある皆さんが東京から35名、周辺の自治体からも20名以上の方が集まり、準備をしたのち、10時から盛岡駅前での街頭演説をはじめた。
 思った以上に反応は良く、ビラを受け取ってくれる人も多い。
 演説では、

・新潟県柏崎市は田中角栄首相を輩出した。金権政治と言われたが、それでも「お国のため」という意識があった。愛弟子である小沢一郎幹事長には、お国のためという行動意識は感じられない。

といったところを中心に民主党の迷走ぶり、売国政策を批判した。

Cimg3547 11時20分、民主党岩手県総支部連合会に行き、ここでも街頭から小沢幹事長の金権政治や民主党の迷走ぶりへの批判と抗議の演説を行う。
 いまだに鳩山首相の顔が大きく掲載され「総選挙マニフェスト 公約実行」と書かれたポスターが貼ってあったが、国民を欺き、馬鹿にするにもほどがある。

Cimg3548_2 事前に地元警察には連絡を入れてあったものの、案の定、街頭演説の時間と場所の関係で警察と一悶着。
 場所柄、商店街のなかにあるため、大きな声ではなく、ささやくような演説に切り替えたが、やはりマズイということで、移動する。

Cimg3549 12時30分から人通りの多い商店街入り口で街頭演説。
 朝から4回ほど同じ演説をしたが、演説終了後、通りがかりであったものの立ち止まって聞いてくれたご婦人から激励を頂いた。また同時に、小沢幹事長の金権、傲慢な政治には嫌気がさしているが、投票しないと仕事にも影響がでるから言いたくても言えない、ということもお聞きした。 「せまい社会なので誰が投票したかしないか分かる」ともおっしゃっていたが、それこそ勇気をもって独裁政治を止めてもらいたいと思う。

Cimg3550 12時40分、盛岡市から奥州市まで移動する間に赤飯と鶏五目炊き込みご飯のおにぎり、差し入れのたこ焼き、お茶で昼食をとる。
 盛岡市から奥州市までは約70kmの距離があるため、東北自動車道を使って移動する。民主党の公約通りならば「無料」になっているはずだが、キチンと料金は発生した。

Cimg3554_2 13時過ぎ、水沢駅前に到着し、ここから合流する皆さんとしばらく懇談。街宣車が到着したところで、街頭演説をはじめる。
 ここ奥州市水沢区(旧水沢市は人口6万人)は、民主党・小沢一郎幹事長の本当の地元。街頭演説では、これまでの内容に加え、外国人参政権などの小沢幹事長主導の民主党売国政策にも言及した。そして、特定の党の応援をしないという前提に基づき、

「次の参議院議員選挙においては、民主党以外に投票をお願いします」

と締めくくった。

Cimg3557_2 15時過ぎ、小沢一郎事務所と自宅前に向かって、参加者の皆さんと水沢駅から抗議の行進と街宣を行う。
 さすがに自宅前には数名の警察官が警備にあたっており、周辺は物々しい雰囲気となった。周辺住民の方も窓を開けて、のぞき込むという状況であったが、それでも小沢幹事長の強権政治がいかに日本のためにならないかを訴える。

 街宣活動を終了し、おにぎりなどの軽食、差し入れのアイスを頬張ったのち、16時、東京から来ていた皆さんのバスを見送り。
 岩手県内をはじめ、近隣県から参加された皆さんにもご挨拶をし、帰路につく。

 東北自動車道に入ってから、休憩がてら各県の主要なサービスエリアに寄り、お土産コーナーや人気の食事はどんなものか見学。

 22時50分、やっと柏崎インターチェンジを降りることができたので、スーパーに寄って買い物をする。

 23時30分、帰宅。

Cimg3558 シャワーを浴びたのち、スーパーで半額になっていた「くじら三味刺身」、新生姜漬け、30%引きになっていた幕の内弁当、納豆汁、ビール500ml3本で夕食をとる。
 仕事があるので、ビールを飲むか飲まないか逡巡したが、やはり好物である鯨の刺身がある以上、飲まないわけにはいかない。

2010年5月21日 (金)

有人宇宙船「日本はやらないの?」
当事者意識がなき、鳩山首相

 3時、就寝。

 7時、起床。大粒納豆、大根の葉と人参の油炒め、モツ焼きの残りでご飯2杯の朝食をとる。

 9時から13時まで市内某所にて参議院選挙に関する準備。

 13時30分、一旦、自宅に戻り、塩鮭、たらこ、生卵を大盛りご飯にかけて、昼食としてかっ込む。食後から市内まわり。

 16時、事務所に戻り、出張に行くための急ぎの仕事を片付ける。

 17時30分、事務所に来客。

Cimg3541 一通りの仕事を片付け、21時30分、スーパーで半額になっていた食パンに目玉焼き、ひきわり納豆、マスタード、バターを挟んだ納豆エッグサンドイッチを作り、ダイエット・ドクターペッパーとともに夕食として愛車に持ち込む。

 22時、岩手県盛岡市に向かって、自宅を出発する。愛車を運転しながら、夕食。

 国際宇宙ステーションに2週間滞在した宇宙飛行士の山崎直子さんが鳩山首相を表敬訪問したという記事があったが、その記事のなかにある鳩山首相の発言に驚いた。


平成22年5月20日『時事通信』

有人宇宙船「日本はやらないの?」
=鳩山首相、山崎さんに質問

 鳩山由紀夫首相は20日、首相官邸で宇宙飛行士の山崎直子さんの表敬を受けた。首相は、国際宇宙ステーション(ISS)に約2週間滞在した山崎さんに「ミッションを達成しておめでとう」と声を掛け、有人宇宙船を飛ばしたのは米国、ロシア、中国だけであることに話題が及ぶと、 「日本は(有人宇宙船の開発を)やらないのか?」。どこか人ごとのような口ぶりで質問していた。


・・・どこまでアホルーピーなのだろうか。

 我が国の宇宙開発利用は、宇宙基本法(平成20年法律第43号)に基づき宇宙開発戦略本部が設置されており、宇宙開発戦略本部長は内閣総理大臣、つまり鳩山首相本人が旗振り役である。
 「日本はやらないのか?」ではなく、「日本はこうする!」とリーダーシップを発揮すべき立場の人間がこの体たらく。
 とにかく鳩山政権には早期に退陣して頂くしかない。

2010年5月20日 (木)

FM:公共施設維持管理のこれからを考える講演会

 相談内容の記録や議事録を書き、3時に就寝。

 8時、起床。大粒納豆、山芋とろろ、生卵でご飯2杯を朝食としてかっこむ。

 9時から12時過ぎまで市内で参議院選挙に関わる準備作業。

 12時30分、一旦自宅に戻り、冷凍うどん2玉とひきわり納豆、スーパーで買った野菜かき揚げで納豆天ぷらうどんを作り、昼食をとる。

 13時から14時過ぎまで、会社関係の仕事や市政に関する相談を受けるため、市内まわり。

Cimg3539 14時40分、柏崎市産業文化会館に移動。遅参したが、柏崎市議会の建設企業常任委員会主催による「公共施設維持管理のこれからを考える講演会」に出席する。
 この講演会の主旨は、これまで多くの公共施設を抱えてきた自治体の維持管理費や市民ニーズの変化に対応するためのファシリティマネジメント(FM)の考え方を学ぶというもの。先進自治体である千葉県佐倉市総務部理事の増澤氏、同市総務部管財課副主幹の池澤氏を講師にお迎えした。

「柏崎市の公共施設状況」(pdf形式)

 主な内容は以下の通り。


・千葉県佐倉市の概要
 人口17.6万人、職員数993人
・FM導入のきっかけ
 改正耐震改修促進法(平成18年1月26日改正施行)
・佐倉市の状況
 耐震化が十分には進んでいない
 一方、施設の老朽化は顕著
 財政難
・市有施設が抱える諸問題
1)一元化されたデータの不在
2)ストック量の多さとその老朽化
3)厳しい財政状況
4)所管部署ごとによる分散管理体制
5)社会情勢の変化
6)環境問題への対応
・市有施設のストックと老朽化
 これまで30年で建て替えの方針で来たが、約35万平方mの施設が平均寿命で24才。半分を建て替えたとしても、500億円近い費用がかかる。一般会計が年300億円程度の佐倉市では深刻な問題。
・社会情勢の変化
 少子・高齢化の到来。人口構成の変化、税収の伸び悩み。
・ファシリティの横串
 縦割り構造の変化→ファシリティの横串
・「施設管理」から「施設経営」へ
 FM:総量縮減
 建築保全・FM:コスト縮減
 建築保全:計画保全による長寿命化
 建築保全:機能劣化、耐震化
 将来付加(新しいニーズ、ワンストップ、地方自治)
・ファシリティマネジメント
1)事業目的のために使用する敷地・建物などの施設
2)施設の中で働く人の執務環境、利用する人の居住環境等の内部環境
3)施設が立地する近隣施設から地球環境にいたる外部環境
→組織全体に及ぶファシリティを総合的に把握し、ライフサイクルでの全体最適化を目指す!
人(人事)、物(ファシリティ)、金(財務)、情報(IT)
・ファシリティマネジメントとは
 土地、建物、設備やそれらを取り巻く内外の環境であるファシリティを経営資源と捉え、経営的視点に基づき、コストの最小化や施設効用の最大化を図るための、総合的・長期的視点からファシリティを戦略的かつ適正に管理・活用していくという経営管理手法を言う。
・建築保全は保全ドクターとFMデータの見える化から
全体のFM基礎データ→マクロ分析→詳細分析→戦略施策
・これまでの取り組み
平成19年4月 FM担当を設置
平成20年4月 FM部門の創設(総務部管財課)
  保全情報システムの全庁運用開始
  佐倉市ファシリティマネジメント推進基本方針策定
・FM体制の構築
 土地、建物、データの部門統合をし、管財課で一括管理。
・ファシリティの「見える化」
 保全情報システムの導入
 施設プロフィール、工事履歴、不具合状況、光熱費・使用量活用を「見える化」し、効率的な保全計画。
・次世代の負担を軽減
 佐倉市ファシリティマネジメント推進基本方針(平成20年9月)
 基本的な4つの座標(経済性の向上、社会ニーズへの的確な対応、機能性の向上、環境負荷の低減)、実施施策7つの方策
1)ファシリティ情報の一元化及び共有化

→ファシリティ情報のデータベース化など
2)土地の利活用の促進

→利活用や売却の促進
3)施設評価の実施

→分析評価、横断的検討、規模の適正化など
4)施設の利活用状況

→共同利用・用途変更・大規模改修
5)維持保全業務の適正化

→計画保全、維持管理マニュアルの作成など
6)光熱水費の削減

→エネルギー消費量・使用料金の削減など
7)職員意識改革の推進

→経営的運営能力の向上など
・導入の効果
1)施設台帳の整備
 施設情報の見える化、施設情報の引き継ぎ
2)施設性能の分析
 施設不具合の確認・対応、施設性能の分析・評価
3)施設の改善・提案
 総合的な比較・検討、将来への的確な予測・対応
・導入の効果(効果と課題)
1)施設台帳の整備
 施設ごとにまとめて見ることができる。
 情報公開への対応ができる。
2)施設性能の分析
 庁内ベンチマークの確認ができる。
 他の自治体との比較検討ができる。
3)施設の改善・提案
 改修等の検討にあてっての各施設データを確認できる。4)課題
 財務会計システムとの連動
・ESCO事業の導入
・インターネット公有財産売却システムの導入

 ヤフーオークションの活用。


 16時、緊急の打合せが入ったので、中座し、市内某所に移動。30分ほど事情をお聞きしたのち、市役所に行き、関係書類を集める。

 18時、事務所に戻り、集めた書類を精査し、要点メモを作成。

F1000001 20時、二氏とともに、市内の某激安カラオケ店に行き、水木一郎もち歌をビール、ピラフなどを食べながら歌う。
 冒頭は、リアルタイムで見た最初の仮面ライダーであるスカイライダーの初期オープニング曲「燃えろ! 仮面ライダー」(作詞:石ノ森章太郎 作曲・編曲:菊池俊輔)、そして水木一郎氏本人が愛してやまない仮面ライダーソングだという初期エンディング曲の「はるかなる愛にかけて」(作詞:石ノ森章太郎 作曲・編曲:菊池俊輔)などを歌う。
 途中、水木曲ではないがノリで「救急戦隊ゴーゴーファイブ」(作詞:桑原永江 作曲・編曲:渡辺俊幸)に挑戦するも、キーの高さに撃沈。

 22時30分、帰宅する。

2010年5月19日 (水)

文科省:横浜市教委を聴取
横浜教組教科書不使用指示

 5時に柏崎に到着し、急ぎの仕事が入っていたため、そのまま事務所に行き作業。

 7時、大粒納豆、目玉焼き、ほうれん草のおひたし、蕗味噌でご飯2杯の朝食をとる。

 9時から12時過ぎまで、市内某所での打合せ。

 13時、自宅に戻り、お土産でもらったます寿司、燻製卵、蟹かまサラダで昼食をとる。

 食後、愛車で上越市に移動し、14時から16時過ぎまで諸雑用を済ませる。

 17時、事務所に戻り、資料を印刷しつつ、おにぎりなどの軽食の準備を行う。

Cimg3536 18時から市内某所での打合せに出席。
 夕食時からの打合せということもあり、鵜川の米で作ったおにぎり4種(たらこ、昆布、鮭、梅干し)、自家製の沢庵、お茶を用意し、食べながらの和気藹々とした雰囲気で行った。

 20時30分に打合せが終了。

 事務所に戻ったところで、急遽の来客があり、23時過ぎまで相談を受ける。

 「まだ、こんな事やってるのか?」と驚くような報道があった。
 横浜市の教育委員会が決めた歴史教科書に横浜市教職員組合が反発し、指定の教科書を使わないマニュアルを作成していたというのである。


平成22年5月15日『産経新聞』

横浜教組教科書不使用指示
なお「思想闘争」ゆがむ歴史教育

 教育委員会が決めた自由社の教科書を使わない「授業マニュアル」を作成していた横浜市教職員組合(浜教組)。歴史への愛着などを教えようとした自由社発行の「新編 新しい歴史教科書」を“排除”する代わりに、日本をことさらにおとしめる旧態依然とした歴史を教えようとしていた。現場や教育専門家からは「教育の場を組合の“思想闘争”の場と勘違いしたやり方だ」と怒りの声が上がっている。

 「アジア諸国から『人権を軽視し、日本が行った侵略・植民地政策を肯定し、戦争責任を否定した記述がある』と批判される教科書」
 マニュアル冊子の冒頭部分で、浜教組は自由社の「新編 新しい歴史教科書」を厳しく非難している。「
中学校歴史資料集」と銘打っているが、全42ページ6項目で全面的に自由社の教科書を批判。その一方で、巧みに自分たちの歴史観に子供たちを導こうとする姿勢がうかがえる。
 「江戸時代の身分制度」の項目では、江戸時代を「異なる身分が依存しあった」「身分は必ずしも厳格で固定されていなかった」とする自由社の教科書の認識を「誤っている」と否定。「支配階級である武士」「民衆を細かく分断する身分制」「年貢収奪」といった言葉で、武士の階級支配を強調した。
 この指摘からは、階級社会が進歩して平等社会に変わっていくというマルクス主義的な史観がうかがえ、歴史教育の専門家は「数十年前に全盛を極めた見方。今や学説的にも完全に時代遅れとなっている階級闘争史観と貧農史観に基づいている」と指摘する。
 大日本帝国憲法を制定し、アジアで初めて議会を開いた明治時代の成果を強調する自由社教科書の記述を「憲法の問題点を学ぶことができない」などと批判。太平洋戦争については14ページを割いて、「圧政と収奪、皇民化政策の侵略と植民地支配」「戦争が日本とアジアの人々にもたらしたのがどのようなものであったか」と強調した。
 明星大学の高橋史朗教授は「歴史の光と影のうち影ばかりをことさらに強調している。明治以来の日本の歩みを侵略の歴史と決めつけ、慰安婦や南京、強制連行といった真偽の定かでないテーマで断罪する、相変わらずの歴史教育だ」と断じる。
 冊子で取り上げたテーマは6項目だけだったが、「時間的な制約があり…」とも記述しており、今後さらに多くのテーマを取り上げることも予想される。
 教科書使用義務を明記した学校教育法に抵触する可能性がある行為に、教育関係者からは「法を否定してでも自由社の教科書を使わせない執念で貫かれている。
実態を放置すれば、学校は教組の思いのままに運営される無法地帯になる」との声も聞かれる。


 しかも、このマニュアルの配布は、税金で運用されるシステムが使われた。


平成22年5月17日『産経新聞』

浜教組、教科書不使用のマニュアル
「学校ポスト」無断利用
文書の配布方法も不正

 横浜市の教職員らで組織する「横浜市教職員組合」(浜教組)が市教委の採択した中学社会の教科書を使わない「授業マニュアル」の冊子を作成していた問題で、浜教組は市教委の運搬システムを無断利用して、教員らにマニュアルを配っていたことが16日、分かった。マニュアルの利用は自治体の教科書採択制度を定めた法令に抵触する可能性があるが、配布方法にも不正があった。市教委は、浜教組に対して文書で傾く警告した。
 浜教組が無断利用していたのは、市教委事務局と市立学校約500校の間で、文書をやりとりする運搬システム。事務局内の「学校ポスト」と呼ばれる棚に、あて先の学校や教師名を書いた封書を置くと、自動的に契約業者が回収して届ける仕組み。市が年間約5300万円の費用を負担しており、公務以外の利用は厳禁で、組合活動や教職員の私的利用も認められない。
 市教委によると、浜教組はこの学校ポストに無断でマニュアルを置いて、各校に配らせていた。マニュアルは合計1万部以上が配られたが、そのうち、どれだけが学校ポストを利用したかは不明という。
 配布されたマニュアルは、市教委が昨年8月に採択した自由社発行の「新編 新しい歴史教科書」を批判し、ほかの教科書や資料で授業を展開する例を示している。
 浜教組は以前から、従来の自虐的歴史観を修正する内容の自由社版教科書に反発していた。
 浜教組は昨年8月にも、別の文書で学校ポストを無断利用していたことが発覚し、市教委から注意を促す通知を受けており、文書の不正配布が常態化していた疑いもある。市教委は、マニュアル自体についても学校教育法や市規則などに抵触する可能性があるとみて文書で警告していたが、学校ポストを利用した配布方法も「看過できない」として、あわせて警告した。
 浜教組は産経新聞の取材に「組合の誰が学校ポストを利用したかは分からないが、行き違いがあって、一部でそういうことがあった。反省している」と不正利用を認めた。


 さすがに文部科学省のこの事態を見過ごせないと、横浜市教育委員会から事情聴取するなどの調査に乗り出すことになった。
 他市、他県の遠くの事だと思わず、貴重な参考事例として、調査結果を待ちたい。 

2010年5月18日 (火)

露、トルコ原発受注。シリアやイランへも。

 7時まで選挙関係の準備作業を行い、徹夜。

 7時30分、大粒納豆、豚の味噌漬け焼き、海草サラダ、プチトマトでご飯2杯の朝食をとる。

 愛車で長岡駅まで行き、そこから新幹線で東京都内に移動する。思った以上に暑く、スーツも夏用にしてきて正解であった。

 東京駅から新宿駅に行き、山梨県の甲府駅に向かう。

Cimg3526 14時40分、甲府駅ビル内にある「まち場のレストラン フレール・オーブ」(電話:055-223-2240)に入り、スープ、サラダ、ソフトドリンク付きの「パスタセット 950円」で昼食をとる。パスタは「魚介のウニソース」、ソフトドリンクは「グレープフルーツジュース」を選択した。ちょっとパスタが柔らかく、最初に固めをお願いすれば良かったと反省。

 15時過ぎから17時まで甲府市内の某社で打合せや工場見学をさせてもらう。

 甲府駅から東京に向かい、20時、東京駅に到着。

Cimg3535 前から気になっていた東京駅地下のキャラクターショップ街「東京キャラクターストリート」のウルトラマングッズ専門店「ウルトラマンワールドM78」に行き、ブラザーズマントを付けたウルトラ6兄弟人形などのグッズ数点を購入する。

 21時30分から22時まで、チャンネル桜の事務所で雑談。その後、帰路につく。

 世界は原子力ルネサンスのなかにあり、日本に加え、ロシア、韓国、フランスなど数カ国が原子力発電所の売り込みを行い、激化している。
 技術力の高い日本ではあるが、官民一体での取り組みが遅れ、他国より一歩後ろにある。特にロシアには、外交術で負け続け。したたかに国際競争を勝ち抜く「賢さ」が今の日本に必要である。


平成22年5月14日『産経新聞』

露、トルコ原発受注
シリア支援表明に米懸念

【モスクワ=佐藤貴生】ロシアのメドベージェフ大統領は12日までの3日間、トルコとシリアを訪問した。トルコでは同国初の原発建設を受注したほか、シリアでも原発建設を支援すると述べ、中東の原発市場へ進出する意欲を示した。ただ、シリアについては核兵器製造に転用する恐れがあるとして米国がただちに懸念を表明、利益追求を優先するロシアの姿勢に批判が強まる可能性もある。
 ロイター通信によると、メドベージェフ大統領は12日、トルコの首都アンカラでギュル大統領らと会談、同国の地中海沿岸アックユでの原子炉4基の建設を総工費200億ドル(約1兆9千億円)で受注した。
 トルコは天然ガス需要の6割をロシアに依存しており、自前のエネルギー供給源確保を急いでいる。ロシアにすれば、3月にインドで原子炉用基の大型受注に成功、今回は中東市場に本格的に進出する足がかりをつかんだ形だ。
 また、メドベージェフ大統領は10、11日、ソ連建国以来初めて国家元首としてシリアを訪問し、「原子力エネルギー分野での協力は(両国関係進展の)新たな息吹になる」と述べ、シリアにおける原発建設を支援する方針を示した。
 シリアをめぐっては2007年9月、イスラエル空軍機が東部の軍事施設を空爆、北朝鮮が協力する核開発施設との観測が出た。国際原子力機関(IAEA)の調査にも非協力的な姿勢を示しているとされる。ロシア版の週刊誌ニューズウィークが10日、スクープとしてネット上に公表した露外務省の外交方針によると、ロシアが原発を建設中のイランについても、「核開発問題の外交的解決」を指摘した上で、「原子力エネルギーの平和利用における協力の継続」を掲げている。
 中東・湾岸地域では昨年12月、アラブ首長国連邦(UAE)で韓国企業が日米仏の企業との競合の末に原発建設を受注するなど、原発推進の機運が高まっている。対米関係の改善が止む裏側で、原発輸出ビジジスは着々と進めるロシアの意図がうかがえる。

2010年5月17日 (月)

柏崎:法律事務所開設に補助最大300万円
弁護士過疎問題

 資料の読み込みをし、4時に就寝。

 8時、起床。大粒納豆、鯖の塩焼き、生卵、もやしナムルでご飯2杯の朝食をとる。

 9時、事務所に来客。これまでまるで逆の話を某議員からお聞きになっていたとのことで、議事録などの資料をお見せし、実態をお話する。

 10時、市内某所での参議院議員選挙に関する打合せ。柏崎の発展につながる政策について話し合う。

 11時、事務所に戻り、政策に関する文書を作成する。

 13時、スーパーで半額になっていた厚切り食パン2枚をトーストし、スライスチーズ、ひきわり納豆とたっぷりの乾燥バジルをかけた納豆バジルトースト、低脂肪乳、グレープフルーツジュースで昼食をとる。

Cimg3522 食後、届いていた豆腐や納豆の業界専門誌『トーヨー新報』の平成22年5月11日号を広げたところ、同い年で『トーヨー新報』の社長業に活躍していた西村雷太氏が心不全で5月13日に急逝したとの記事があった。38歳という若さである。
 納豆業界のイベントはもちろん、柏崎にも来てもらったり、食文化に関する面白い調査など一緒に活動したことが思い出される。あまりにも突然のことだけに、信じることができない・・・・・合掌。葬儀には行けなかったので、近々、京都のご自宅を伺ってお参りをしたい。

 15時、事務所に来客があり、昨今の政治情勢など意見交換をする。

Cimg3521 17時過ぎ、せっかくお越し頂いたので某氏と「やぶ」(電話:0257-22-3482)に行き、「カツ丼 800円」を「大盛り 100円」にして一緒に夕食をとる。
 普段、某氏はソースカツ丼やデミグラスカツ丼などの洋風カツ丼が多いとのことで、久々の和風カツ丼だそうである。

 19時から市内某所での懇親会に出席。まだ急ぎの仕事が溜まっているため、ビールをグラスで2杯ほど飲み、ご挨拶させてもらったところで中座させてもらう。

 20時過ぎ、事務所に戻り、急ぎで依頼された資料を作成する。

 柏崎市議会議員一期目の平成18年から、弁護士が柏崎にいない(弁護士過疎)ことを一般質問をはじめ、色々な場面で改善を訴えてきた。
 平成19年4月の柏崎市議会議員二期目の選挙においても公約として挙げ、先の平成22年第一回定例会の総務常任委員会でも詳細を問い、この度、事務所の開設に300万円の補助をするという制度で落ち着いた。
 「新潟県内の弁護士3人以上の推薦状」という点は想定外であったが、この条件で弁護士過疎が解消するよう活動したい。


平成22年5月13日『新潟日報』

法律事務所開設に補助
柏崎市 弁護士不在解消狙う

 柏崎市の会田洋市長は12日、市内で弁護士が法律事務所を開設した場合、300万円を上限に経費の2分の1を補助する制度を設けたと発表した。弁護士の不在解消に向けた新たな制度で、県弁護士会は「ほかでは聞いたことがない」としている。
 制度の要綱によると、補助対象は事務所用地・建物の取得費、職員研修費、備品購入代など。開設後5年間は事務所を閉鎖しないことが条件で、県内の弁護士3人以上の推薦状が必要とした。
 同市には簡易裁判所と家庭裁判所出張所がある。法律事務所は20年以上前にはあったが、現在は一つもない。このため、法律相談を望む市民の多くは、主に長岡市にある法律事務所を利用しているという。
 誘致の理由について、会田市長は同日の記者会見で「経済不況が長引き、企業倒産や自己破産にかかわる法律相談の需要が増加している。法律事務所は、市民が安心して生活を送るのに不可欠な基盤だ」と説明した。


 鳩山首相はやっと安全保障上の「抑止力」について理解したが、4年以上も前から議場で言っているにも関わらず、今になって法律事務所は「市民が安心して生活を送るのに不可欠な基盤だ」と言うのも同様であろう。市民生活のための政策は先手である。

2010年5月16日 (日)

NHK偏向報道訴訟:パイワン族指導者
「納得いく説明と謝罪」訴える

 3時、就寝。

 7時、起床。大粒納豆、鯖のみりん焼き、若布サラダでご飯2杯の朝食をとる。

 8時から12時過ぎまで、市内某所で参議院選挙に関する会議と割り振り作業。

 13時、事務所に戻り、差し入れで頂いた焼きそばパン、揚げソーセージパンと低脂肪乳、グレープフルーツジュースで昼食をとる。

 14時、17時、20時と事務所に来客。急ぎの原稿を作りながら、今後の後援会報の配布方法や原子力発電所の増設への政治運動などについて話し合う。

 20時過ぎから市内のスーパーで食品の買い出し。期限間近の半額品のみを狙う。

Cimg3519 22時、スーパーで半額になっていた鰺の刺身(三重県産)、煮卵2個、ひきわり納豆となめ茸の和え物、ビール500ml2本で夕食をとる。
 賞味期限ギリギリなので半額になっていた鰺の刺身であるが、これはこれでネットリとした旨味があり、添付されていた山葵よりも、生姜が合うと思い、チューブのおろし生姜をたっぷり入れた醤油で食べる。

 食後から事務所にこもり、依頼された資料と自分の後援会報用の原稿を書く。

 私も原告団の一人になっているNHK偏向報道訴訟において、先日、平成22年5月14日に行われた第2回口頭弁論で台湾のパイワン族の長老が意見陳述をされた。
 ここまで言われても態度を改めないNHK。最後までやるしかない。 


平成22年5月15日『産経新聞』

NHK偏向報道訴訟
パイワン族指導者来日
「納得いく説明と謝罪」訴え

 NHKスペシャル「シリーズ・JAPANデビュー アジアの”一等国”」に出演した台湾少数民族・パイワン族や視聴者ら計約1万3000人が、番組内容に偏向・歪曲があったとしてNHKに計約1億1千万円の損害賠償を求めた訴訟の第2回口頭弁論が14日、東京地裁(安浪亮介裁判長)であった。意見陳述でパイワン族の長老、バジエルク・タリグ(華阿財)さん(71)は、 「パイワン族の名誉を徹底的に傷つける放送で、決して許すことはできない」と訴えた。
 タリグさんは1910年にロンドンで開かれた「日英博覧会」でパイワン族を紹介した企画を、番組内で「人間動物園」と表現したことについて、「パイワン族が動物扱いされたり、見せ物にされたりしたことは断じてない」と反論。「NHKがパイワン族に対する人種差別と人権無視の事実を認め謝罪するまでは絶対に許さない」と話した。
 「NHKから納得がいく説明はずっとなかった。きょうの日を待っていた」
 台湾から来日し、14日に東京地裁で意見陳述したパイワン族のバジエルク・タリグさんは、普段は朗らかでどの部族からも慕われている指導者だが、この日の表情は硬かった。
 番組の出演者たちから相談を受けて1年。出演者とともに、「人間動物園」の事実解明を求める書簡をNHKに送ったが、十分な調査報告はなかった。放送法は、出演者の請求に「遅滞なく調査」することを定めている。
 なかでも落胆が大きかったのは、出演者の名の誤りへの対応だ。NHKは出演者の一人、高許月妹さんを「高許月さん」と放送。中国語の妹(女性に付ける呼び名)と混同して省略したとみられるが、正しい名を伝えても誤りを認めなかった。
 NHKは第1回口頭弁論の翌日、サイト上の名を修正したが、「取材のときに(高許月と)うかがった」 「放送法第4条による訂正放送とは異なる」(NHK広報局)と、今も非はないという立場だ。取材に同席したパラル・ロンシンさんは「人は間違うこともある。でも、間違ったら謝ることが正しい道ではないか」と怒る。
 ロンシンさんは出演していないが、放送では声のみがほかの出演者が話しているように編集された。高許月妹さんも、懐かしい父親の写真を見て涙を流したシーンを、「人間動物園」に父親が連行され泣いているかのように編集されたとしている。
 タリグさんは法廷で「日英博覧会は良い思い出で、そのときに覚えた英語の歌が今も歌い継がれている。屈辱的な仕打ちを受けたらありえない。動物扱いされたら、命を懸けて戦うのがパイワン族の精神です」と述べた。(牛田久美)

2010年5月15日 (土)

納豆菌で海外の「水」蘇生

 2時30分、帰宅。シャワーを浴びたのち、ビール500ml3缶を飲みつつ、真夏竜氏本人が「ウルトラマンレオ」を歌った番組を見る。独りでかなり盛り上がり、4時に就寝。

 9時、起床。大粒納豆、目玉焼き、トマト、わかめサラダでご飯2杯の朝食をとる。

 10時、事務所に来客。法的な相談も含めて、市内で起こっている問題の解決に向けての方針を決める。

 13時、打合せが終わったところで、スーパーで半額になっていた「鯖寿し」、低脂肪乳、新しょうがで昼食をとる。

 14時から18時まで市内での打合せ2件。

F1000001_2 19時、自宅に戻り、ピーマン、茄子、牛挽肉、プチトマト、既製品のデミグラスソース、干し椎茸、干し納豆パウダー、大量の刻みニンニク、生バジルを使った特製パスタトマトソースを作り、細めのスパゲティとからめて、夕食をとる。

 19時30分から電車で長岡市に移動し、関西からお越しになった某氏と合流。駅前の某店で飲みながら、今後の政治活動についての相談をする。

 23時30分、帰宅。移動中に酔いが覚めたので、インパール作戦に関する資料3冊を読み込む。

 金魚を飼っている水槽で試験的に納豆菌ブロックを使っているが、いよいよ世界的に展開されるという。
 温度をはじめ条件的にどうかと心配する面もあるが、是非、成功してほしいと思う。


平成22年5月14日『産経新聞』

納豆菌で海外の「水」蘇生
丸紅 特殊ブロック拡販へ

 丸紅は13日、納豆菌を使って河川や湖沼などの水質を改善する特殊なブロックを中国ロシアなどの新興国で本格的に拡販する方針を明らかにした。ベンチャー企業が開発した製品で、水の中に入れると封入された納豆菌群が増殖し、悪臭や水の汚れを除去する仕組み。急速な経済成長とともに水質汚濁が深刻化している新興国の問題解決に役立てようという狙いだ。
 「エコバイオ・ブロック」という商品で、ベンチャー企業のビッグバイオ(熊本市)が微生物を開発し、同じくベンチャー企業のコヨウ(福岡県みやま市)がブロックの製造販売を担当している。
 すでに、福岡市営楽水園など九州地区を中心に施工実績がある。丸紅は、中国・安徽省にある巣湖の水質改善に利用できるかどうか、水槽を使った実証実験に着手した。さらに、ロシアやインドネシアなどで、まず、自社のチョウザメやエビの養殖場の水質改善も検討している。

2010年5月14日 (金)

ジョージ・アキタ博士&櫻井よしこ氏講演会
「日本人よ 誇りを持て!」

 本の原稿を書き始めたものの、資料の確認をはじめてしまい、6時までかかる。

 2時間ほど仮眠したのち、大粒納豆、たらこ、回鍋肉でご飯2杯の朝食をとる。

 9時から12時過ぎまで市内某所で打ち合わせ。某団体の金銭トラブルに関する関係者への調査である。

 一旦自宅に戻り、身支度をしてから愛車で都内に向かって移動する。

Cimg3495 途中、時間がないため、マクドナルドで「ベーコンレタスバーガーセット 620円」、ドリンクをアイスカフェオレにして昼食。脂たっぷりのベーコン、油のポテトフライとカロリー的には十分なもののイマイチの満足感しかない。

 渋滞もあったため、17時に九段会館に到着。到着後、某氏と柏崎市の状況改善のための打合せを行う。

Cimg3499

 18時から「ジョージ・アキタ博士&櫻井よしこさん講演会『日本人よ、誇りをもて』in九段会館」に出席する。
 ジョージ・アキタ博士は真珠湾攻撃の際には、高校生で現地にいた方であり、櫻井よしこ氏の恩師にあたる。主な講演内容は以下の通り。

*前回の講演会はこちら

・両親は広島出身であるが、自身は二世で純粋なアメリカ人であり、60年間、日本近代政治史を研究してきた。
・戦後の日本は経済は一流、政治は二流、政治家は五流。
・道義ある優れた一流の政治家がいなければ国は滅びる。
・明治の元勲をはじめ、日本人は歴史に学ぶべきである。
・制度、人は完璧ではないため、ある程度の妥協は必要。
・チョコスロバキアのある首相は、アメリカ議会での演説で「民主主義は理想主義であるが、到達したことはない」と言った。
・日本の近代政治の発展はその課程であり、明治の元勲はその理想に向かって努力した。
・中国の経済発展はめざましいが、民主化が同時に進むことはないと断言する。明治の元勲のような政治家はいない。日本は経済発展とともに自由化も進んだが、それは明治の元勲がまいた種があったからである。
・1905年、日露戦争中にロシア人の作家はこう書いている「日本はロシアが何世紀かかってもできなかった、民主化とヨーロッパ的近代化を行った」。日本は自由な正義による生活が戦前からあり、ロシアにはなかった。
・伊藤博文は39歳の段階で、民主化と国家について、すでに述べている。ジョン・F・ケネディより何十年も早い。
・横井小楠は「イギリスの政体の基本は民によるもの」と早くに調査していた。
・山縣有朋は1919年に地方政治制度を変え、「民の間に政治参加の意志が育成されてきている。地方で行政経験をつめば、いずれ国政を担える。地方自治が強固な国家体制を作れる」と主張していた。
・伊藤博文と山縣有朋(立憲制度)の違いは、政党の扱い。政党は民の意見であると主張する山縣有朋と、政党と政府の一体化で強固な権限が与えられるのは危険としたのが伊藤博文。

・山縣有朋をはじめとする明治の元勲は開かれた議会制度を目指していた。
・政敵であるが原敬と山縣有朋は国を愛することで一致していた。ただし、超国家主義に対しては警戒していた。
・近年、アメリカにおいては愛国心が必要という声がさらに強くなってきた。進歩的な言論人でさえ、愛国心を強調し、公民としての責務とまた言う。しかし、危機感をもった愛国心ではないであろう。
・明治維新から終戦までは77年。不完全でありながらも、このわずかな期間で民主主義を育てたのは見事である。
・近代日本の政治リーダーは優秀であり、一斉に現れたのは幸運。その理由は危機感による愛国心ではなかったのか。
・18世紀末期のアメリカのリーダーは、愛国心をもった危機感をもっていた。日本の場合は19世紀の明治の元勲。危機感を一番感じていたのは、軍人である山縣有朋。富国強兵の憲法は、民主化の課程では歴史的必然であった。
・弱国であった日本は三国干渉にも耐えてきた。その方針は、軍備拡張と欧米諸国との同盟であった。日本が軍国主義であったというのは、一面的な見方。軍備拡張だけならどの国もやっていた。そして、国と国の同盟が重要。
・その時代のものさしでは、戦争は当たり前であり、批判の対象ではなかった。現代のモラルをもちこんで、当時の行動を判断してはいけない。
・「ある国の永遠の見方も、永遠の敵もいない」ということであり、国の利益が優先する。
・日本は日清、日露を勝ったあと、日本は欧米との友好関係の維持に努力したが、1924年の排日移民法をはじめ、ぎくしゃくした。
・明治のリーダーは人材は国の宝として、刑務所を出所したばかりのような人材でも登用した。
・資源に乏しい日本にとって、人材が宝。
・日本の発展は「平等」「助ける」であり、教育制度が早くに確立していたことが主たる要因

・私自身、1940年代、アメリカの義務教育を受けたあと、日本の教育を受け、修身を勉強した。いまでも自分の人生の指針として生きている。
・こういった教育を受けた全国の地方のリーダーが、日本の近代化を支えた。
・民主主義は人を説得させることに時間がかかり、全てを満たすこともできない。忍耐強さが必要な政体である。半分以下のパンでも満足するのが、民主主義。野球でも年間を通して負けることもあり、よく似ている。だから日本人は野球が好きなのではないか。
・満州事変からの15年は、野球の用語は英語から日本語になった。その用語を変えたことを指摘する学者は多いが、敵国のスポーツを戦争中でもやっていた適応性に気づくべき。
・政治のリーダーは、根本原則であるビジョンをもち実行することが大切。明治時代は富国強兵であった。富国強兵がいまの時代に必要ということではなく、明確なビジョンが大切ということである。
・昭和21年1月の天皇陛下の人間宣言があったが、五箇条のご誓文を引用している。これこそ、日本の精神の表れであった。
・アメリカの日本占領政策の基本は、明治維新から敗戦までをすべて悪として、日本人に刷り込むことだった。
・人間がかかわるあらゆる政治・政体は不完全であり、妥協なき政治は内乱に終始する。民衆が完全を求めるなら独裁者が登場する。
・日本の政治家にノーブルという言葉が与えられたことがないのではないか。
・中国の民主化リーダーである趙紫陽は、1989年の天安門で民主化を抑えるべきではない、として失脚。民主主義的議会政治がなければ、中国の発展はないとして肉声を残している。しかし、その事は日本は明治の時代にすでに行っている。

 キレよく、そして教養に満ちたジョージ・アキタ博士に続き、櫻井よしこ氏の講演となった。主な内容は以下の通り。

Cimg3503・アキタ先生は日本の近代政治史を研究されてこられた。日本人は、日本人が思うよりも良い政治を明治以降に行ってきた。
・明治維新を成し遂げ、近代化を歩むための最初の一歩が五箇条のご誓文であった。
・欧米列強のアジア侵略、清国の状況を見ての国家としてまとめるために必要だった。
・広く会議をし、議論を深め、前向きな国家を作れ、という内容。古くて良い伝統は残せとし、新しい未来を開くため、知識を世界に求めるとした。
・日清戦争、日露戦争と勝ち、大東亜戦争はアメリカにだけ負けた。その負けた後の人間宣言のなかで、五箇条のご誓文が引用された意味は大きい。

<五箇条の御誓文>
明治元年3月14日(1868年4月6日)
一、広く会議を興し、万機公論に決すべし。
一、上下心を一にして、さかんに経綸を行うべし。
一、官武一途庶民にいたるまで、おのおのその志を遂げ、人心をして倦まざらしめんことを要す。
一、旧来の陋習を破り、天地の公道に基づくべし。
一、智識を世界に求め、大いに皇基を振起すべし。

・明治の頃に日本に来た外国人は、偏見をもって訪れたが、実際に来たら違いに驚いている。
・ペリーは日本に来る前に新聞などで「劣等民族、執念深く野蛮な民族であり、欧米のような外交をする必要はない」と書いている。力で抑えるために黒船できた。まとも外交をする気はなかったが、いざ負けた場合のために琉球王朝に土地の提供を強引に奪っている。もう一つ、小笠原諸島にも寄り、土地を強奪。そのうえで浦賀に来た。
・ペリーの次に日本に来たのはタウンゼント・ハリス。日記には「西洋人が持ち込んできた悪徳ゆえに、変化の予兆がする」と書いてある。劣等民族だと思っていたが、実態には違っていたことに気づいた。
・明治時代に日本を訪れた外国人から「日本には貧しさはあっても、絶対的な貧困はない」とまで言われている。
・イギリスが大帝国で、全世界の1/4がイギリスの植民地と言われていた時代でも、少年が炭坑に働きにいくような絶対貧困があった。イザベラ・バードは、「我が国イギリスより豊かな国」とまで言っている。
・いま日本の状況は、大変厳しい。昭和20年の敗戦以前の日本と今の日本の違いに、気づかなくてはならない。その違いを中国の軌跡をみるとよく分かる。
・中国がなぜ大国になったのか。その根底は国家としての自覚がある。明確に国家だと認識しており、明治の元勲は国家としての日本を意識していた。いまの中国の富国強兵は、明治を重ね合わせればよく理解できる。
・中国は1980年代のはじめ、劉華清という軍人が2010年までに第一列島線の内側を占領すべきであると方針を立てている。アメリカの12隻という航空母艦に追いつくよう、2030年までに航空母艦を持つ、という方針がある。2040年には、ハワイを真ん中にした西太平洋を中国が制海権をとるとしている。2050年までに、クラ地狭に大運河を作るという目標もある。それは南シナ海とインド洋がつながること。同じような状況は1904年のときに起きている。
→ アルフレッド・マハンが日露戦争の分析をした。日本の勝因は庭である日本海に引きずり込んだことであり、ロシアは長い航海のあとの戦闘であったことが敗因。この分析から、アメリカが日本と戦う日のために準備が必要と考え、太平洋と大西洋の軍が早く合流できるよう、パナマ運河をフランスから買い取り、開通工事がさらに加速した。10年かけて完成し、第一次世界大戦に間に合った。ここでアメリカとイギリスの力が逆転し、100年続いている。中国がマレー半島に大運河を作るのは、この事例による。
・アメリカと中国の力の逆転が起きうる時代のなかにいる。
・今後もスムーズに中国の軍拡に進むとは思わないが、準備は必要である。インド洋海軍会議もその対策の一つ。今年1月に鳩山政権は引き上げさせてしまった。
・中国は明確な国家戦略をもっており、国家の土台は軍事力であり、それとバランスした外交力と認識している。経済だけで世界で動けるというのは間違いであり、歴史を見ればよく分かること。自分の国を自分の力で守れる軍事力がなければ、経済発展もない。
・戦後の日本は軍事力がアメリカ任せであり、軍事費も少ない。GDPの1%以下、他の国は4%~5%。
・いま日本の危機はアメリカに見放される状況になった。
・外交力もアメリカに頼っている。
・アフガニスタンで自爆テロをやる金額は日本円で1万円。鳩山政権での子ども手当13000円の意味を分かっていない。日本は世界から軽蔑の眼差しで見られている。
・国家は経済だけで成り立つ、という錯覚が日本を不幸にしている。
・明治の富国強兵は、自分の国は自分で守り、国民を守ろうという国家意志の表れであった。
・明治の姿をもう一回思い出し、現代の日本に当てはめて、生かしていくことが大切である。そうでなければ、中国の前にうずくまる国家になり果てる。

Cimg3507 アツい講演会が終わったのち、会場を移して20時過ぎから懇親会。
 テーブルには、刺身盛り合わせ、魚の練り物、大根の煮物などなかなかに凝った料理が並んだが、思想・信条的に近い皆さんが集まっているからか、料理はそっちのけで名刺交換や懇談となった。
 車の運転があるので、ビールは飲めずにウーロン茶をガブ飲み。
Cimg3512 櫻井よしこ氏が長岡高校出身ということもあり、新潟県からは長岡市をはじめ多くの方が参加しておられた。次の衆議院議員選挙に、長岡選挙区で出馬すると宣言された自民党・長島忠美衆議院議員もいらっしゃっり、心のこもったご挨拶をされていた。
 その後、私も挨拶をすることになったので、ビルマのバー・モウが塩沢(現・新潟県南魚沼市)に滞在したことやインパール作戦など、新潟県に関係する大東亜戦争秘話についてお話させてもらった。
Cimg3517 懇親会の最後は、ソプラノ歌手で「日本の心歌い継ぐ会」代表である森敬恵さんによる「ふるさと」、そして生意気にもリクエストしてしまった「仰げば尊し」を全員で歌った。
 櫻井氏は恩師との思い出があるからか涙されていた。鳩山首相のアホさ加減については容赦のない櫻井氏であるが、やはり恩師との時間は特別なのであろう。


平成22年5月13日『産経新聞』

櫻井よしこ
鳩山首相に申す
首相は戦後教育の失敗例

 鳩山由紀夫氏の存在は、戦後日本の家庭教育および国民教育の失敗の代表的事例として、歴史に刻まれるだろう。
 普天間飛行場の移設問題に関連して、首相は「政権を掌握する中で、野党の時代には見えなかったものが見えてきた」と語った。
 沖縄の米海兵隊が日本に対する脅威への抑止力として機能していることに気づかなかったが、 「学べば学ぶほど」「海兵隊のみならず」「米軍の存在全体の中で」「すべて連携して」「その中で抑止力が維持できる」ことがわかったと吐露したのである。
 野党時代にはわからなかったというが、野党になる前は与党自民党最強の派閥、政権中枢のポストを握り続けた田中派の一員だったではないか。「ワシントン・ポスト」紙で「ルーピー」という侮蔑(ぶべつ)的形容詞を首相に冠したアル・ケイマン氏流の表現を借りれば、「おい、ユキオ君、君は一体、何十年間政治家をしてきたんだい」ということになろう。
 1986年の当選から今日まで24年間、実に四半世紀近く衆院議員として「国民の皆様」の「いのちを守りたい」として働いてきた結果が、抑止力について基本的な理解さえ身につけずに現在に至ったのだとすれば、失礼ながら、首相にお支払いした幾億円かの議員歳費は文字どおりの無駄金だった。こういう歳出こそ、まっ先に事業仕分けしてほしい。
 それにしても「名門」鳩山家には首相を務めた祖父一郎氏も、外相を務めた父威一郎氏もいた。
 一郎氏は米占領軍による公職追放を解除され、政界に復帰したとき、政敵吉田茂氏と激しく対立した。吉田氏の抜き打ち解散総選挙で、吉田氏が経済復興を掲げたのに対し、一郎氏が憲法改正と再軍備を主張したのは周知のとおりだ。
 だが、首相の座を手に入れた一郎氏は、憲法改正にも再軍備にも関心を寄せず、日ソ国交回復に走った。国防の重要性に貢献する気迫も見せず、貢献もしなかった。一郎氏は安全保障にも国防にも真の関心はなく、その限りにおいて首相としての資質を欠くと言われても仕方がないだろう。
 父の威一郎氏は1976年12月から77年11月まで、福田赳夫内閣の外相を務めた。冷戦最中に外相の重責を担ったわけだ。時あたかも、ソ連は米中接近を警戒しつつ、西欧を狙った中距離核ミサイルSS20を、東欧諸国に配備した時期だ。西ドイツでシュミット首相と会談した福田首相が、SS20の脅威について問われたとき、SS20について全く知らなかったのはあまりにも有名な逸話である。
 当時、西欧と米国にとってSS20は最も深刻な脅威ととらえられていた。この種の重要な軍事情報を官邸に上げ、日独首脳会談で、西側陣営の一員としてどう対処する用意があるのか、自由と民主主義にどのように貢献するかを、常日頃から首相に具申するのが外務省の役割である。だが、首相が知らなかったということは、外相が助言していなかった、つまり、外相も全く知らなかったということであろう。
 安全保障への無関心が祖父と父の特徴であったのか。いずれにしても政治家一家鳩山家での祖父、父、息子の会話で、国家論や外交論が語り合われ、祖父や父が残した教訓や戒めがあるのかと疑わざるを得ない。国と国民を守るために首相や外相として全責任を負って果たすべきこととは何か。身につけるべき素養、心構えは何か。そうしたものの根本をなす価値観の受け継ぎがなかったのだろうと推測する。
 衆院議長だった曾祖父和夫氏から4代続く「名門」政治家一家の、なんという空疎であろうか。その空疎の前ではいかなる富の蓄積も無意味である。政治家が命をかけて築き守っていくべき国家のその根本は外交と安全保障である。そのひとつについて、うつろな目で無知の暗闇に漂う由紀夫氏の姿は、経済的豊かさに満足し、自立と名誉を忘れた鳩山家の、さらにいえば、戦後日本の、恥ずべき姿そのものだ。その意味で首相は戦後日本の国民教育の失敗の最も顕著な具体例なのである。
 自国の安全を、かくも長きにわたって他国に依存し続けること自体、日本はまともな国ではない。鳩山家も戦後日本社会も、米国依存を当然ととらえてきた。さらに悪いのは、米国に依存しているという意識さえ薄れさせ、米軍に基地を貸与してやっているのだから、あるいは「思いやり予算」を払っているのだから、米軍が日本を守るのは当然だというような認識さえ持つに至ったことだ。首相は『新憲法試案 尊厳ある日本を創る』(PHP研究所)の中で、憲法改正の必要性を指摘し、こう書いている。
 「戦後の憲法論議を迷走させてきた空想的平和主義あるいは国家主義的ノスタルジアなど、左右両翼の感情論のいずれをも排し」「新たな憲法を創りたい」
 だが、首相の一連の発言と行動こそ、空想的平和主義の産物に他ならない。
 去る3月22日、首相は防衛大卒業式で、命を賭して職務を遂行することになる安全保障の中核者としての若者たちにこう語った。
 「諸君に私が言いたいことは、自らが活躍することになるこの世界のことを正しく知れ、ということである」
 その言葉をそっくり、首相に献上したい。4月8日、東シナ海で中国海軍が日本の海自艦船に異常接近したことを、なぜ、12日の日中首脳会談では、全く触れなかったのか。そのときの首相の物言わぬ姿勢が、5月3日に海上保安庁の測量船が日本国の排他的経済水域内であるにもかかわらず、中国の調査船に追尾された。初めて起きたこの異常事態をどう考えるのか。「東シナ海を友愛の海に」と首相が語っても、世界を正しく見詰めるならば、現実はほど遠いことを、「正しく知れ」と言わなければならない。

 中国の異常な軍拡によって、西太平洋とインド洋はまさに、21世紀の世界の覇権争いの主舞台となる。シーレーンの安全確保が日本を含む諸国の生命線となる。
 世界のタンカーが運ぶ1年間の物流70億トンの内の10億トンを日本が占めている。この10億トンゆえに国民生活が成り立っている。国民の「いのちを守りたい」と連呼した首相は、この物資がインド洋のシーレーンによって運ばれることを「正しく知」っているのか。インド洋を開かれた安全な海として守り通すことが日本と日本国民の「いのちを守る」ことに欠かせないと「正しく知」っているか。空想的平和主義の産物、無知の海での漂流は、もうお止しになるのがよい。


 会場の一体感が最高潮に達したところでお開きとなった。

 会場を後にし、22時30分、チャンネル桜に到着。雑談と所用を済ませ、帰路につく。

2010年5月13日 (木)

旧柏崎市民会館解体記念品、力作の記念誌

 資料の作成をし、3時に就寝。

 8時、起床。大粒納豆、筋子、独活と油揚げの炒め物でご飯2杯の朝食をとる。

 9時から市内某所での打合せ。なかなか詳細が決まらず、議論がぶりかえす。

 12時、自宅に戻り、クリームチーズパン、ソーセージ揚げパン、低脂肪乳、グレープフルーツジュースで昼食をとる。

 食後から事務所にこもり、資料の提出前の最終チェック。細かい部分を修正する。

 14時30分、17時、20時と事務所に来客。色々な話をしている最中、昨日の衆議院内閣委員会での民主党による強行採決の際に、傍聴していた同党の三宅雪子衆議院議員が倒れたときのノーカット映像を見ることができた。

 「自分で倒れている・・・・当たり屋か?」

 自民党議員に倒されたと主張しているが、スローで何回見ても明らかに自作自演の倒れ方(両膝をついてから倒れ込み)。今日の国会にはわざとらしく車椅子で表れ、足には包帯グルグル、松葉杖であったが、ミニスカートをはき、痛めたはずの足を下にして足を組んで自席に座っているという訳の分からなさである。

三宅雪子衆議院議員は衆議院内閣委員ではなく、ただの傍聴者。彼女を後ろから押したといわれている自民党・甘利明衆議院議員は衆議院内閣委員のメンバーである。
 本当に問題とすべきは傍聴者でしかない三宅雪子衆議院議員が、強行採決に対して抗議し、委員長席に向かう衆議院内閣委員のメンバーより、前に居て邪魔していたことであろう。

 谷亮子氏の参議院議員選挙出馬とともに、まさに民主党の国民を愚弄する体質が表れている。

Cimg3493 21時30分、さすがに空腹になったため、3人で「ガッツリ食堂ドカメン」(電話:0257-32-1523)に行き、夕食をとる。何にしようか迷ったが、「岩のりらぁめん 880円」にトッピングの「野菜 50円」を追加し、無料の大盛り、そして脂は「鬼脂」にしてもらった。2000kcalはありそうである。

 22時、事務所に戻り、締め切りの近い資料を作成する。 

Cimg3334 現在は取り壊されて無い旧柏崎市民会館は昭和43年(1968年)10月に完成し、のべ571万人を超える利用者があったという。
 この旧柏崎市民会館の歴史を、観光レクリエーション振興公社が記念誌『四十年のあゆみ』としてまとめた。大変な力作であり、と当時の世相や関係した団体の思い出などもあり、大事にしたい資料である。
Cimg3337 また、旧柏崎市民会館のステージの床材として使われていた檜を使った記念コースターも頂くことができた。
*約2000個が用意された。
 懐かしいあの鍛帳の烏帽子岩が焼印されており、これも貴重なものとなった。
 それにしても、あの緞帳は非常にもったいないことをしたと思う・・・・。

2010年5月12日 (水)

海外原発に東電初参画
東芝など原発500基争奪戦

 資料の作成をし、4時から6時まで仮眠。

 6時30分、某氏と待ち合わせて移動する。途中、コンビニで買った納豆巻き2本、レタスサンドイッチ、グレープフルーツジュースで朝食をとる。

 9時、県境を越え、某市のホテルの喫茶店で打合せ。

 12時、事務所に戻り、冷やご飯とひきわり納豆、わさび野沢菜、塩鮭で納豆茶漬けを作って昼食をとる。

 13時、15時、17時と事務所に来客。

Cimg3491

 18時30分、頂き物の「新潟ラーメン 来味」の生ラーメンを茹で、市販のチャーシュー、大量の青ネギをのせ、小粒納豆をのせたご飯とともに夕食をとる。
 ラーメン+ライスというメニューは多くのラーメン店にあるが、ラーメン+納豆ライスも普及してほしいところ。

 19時、事務所に来客。23時過ぎまで打合せを行う。

 いよいよ東京電力が海外で建設される原子力発電所の建設に出資するという。


平成22年5月11日『産経新聞』

海外原発に東電初参画
米社に120億円出資

 東京電力は10日、米テキサス州で計画されている原子力発電所の増設事業に1億2500万ドル(約120億円)を出資すると発表した。日本の電力会社が海外の原発事業に参画するのは初めて。原子力事業の強化とともに海外事業での安定的な収益確保を狙う。
 東電は出資に伴い9.23%の権益を取得。また、1年後に同額の追加出資を行える権利も3千万ドルで取得する。東電は、建設段階からエンジニアを派遣し、完成後の運転保守までかかわる考えだ。
 東電が出資するのは、テキサス州で稼働中の原発に新たに最新の改良型沸騰水型軽水炉(ABWR)2基を増設する事業。出力は各135万キロワットで、東芝が中心になって建設する。2016~17年に営業運転を始め、その後、60年間にわたって電力を販売。総事業費は1兆1千億~1兆3千億円にのぼる見通しだ。


 世界は原子力ルネサンス。受注競争が激烈化しており、あれほどアホで自称「愚かな」首相率いる民主党政権においても官民一体となったトップセールスをやっとはじめた。
 世界一の原子力発電所を抱える我が柏崎市として、世界の原発建設ラッシュに必要な機材を「柏崎ブランド」として地元工業界とともに確立し、世界への売り込みを行う・・・柏崎市のトップたる市長が決断するかどうかである。
*今日、BSN新潟放送~プルプルブルン~で新潟ラーメン特集もあったが、柏崎のラーメンの売り込みをしてもらいたいところ。


平成22年5月12日『産経新聞』

東芝など海外展開強化
原発500基 争奪戦
合弁・連携・・・増産へ体制着々

 地球温暖化問題で、発電中に二酸化炭素(CO2)を排出しない原子力発電が世界的な建設ラッシュを迎える中、500基ともいわれる建設案件の受注争奪戦が激化している。東芝の佐々木則夫社長は11日の経営方針説明会で、新たに1基の受注が内定したことを明らかにし、2015年までに世界で39基の受注を目指す目標の達成に自信を見せた。三菱重工業も今月、米国で1基の建設受注を内定させた。日立製作所も含め国内の原発メーカー各社は海外での大量受注に向け、体制強化を急いでいる。

 東芝は、建設中も含め日本で1基、米国で2基の計3基を受注済み。買収した子会社の米ウエスチングハウス(WH)も、米国で6基、中国で4基の計10基を受注している。
 佐々木社長は会見で、「英国やフィンランドなどでも計画が順調に進んでいる。東芝には実績などで優位性がある」と述べ、39基の受注に向け順調に進んでいることを強調した。現在5千億円強の原子力事業は15年に1兆円にまで引き上げる計画だ。
 増産体制も着々と整えており、4月には、長年にわたって原発機器の製造で役割分担してきたIHIと年内に合弁会社を設立することで合意。東芝が製造してきた蒸気タービンの大型部品を新会社でも生産する計画だ。
 三菱重工業では、110万キロワットの中型炉を共同開発した原子力最大手、フランスのアレバとの提携強化を検討している。増資を計画しているアレバに2%程度出資し、アレバが強みをもつ欧州市場などでの原発ビジネスの強化を目指す。
 三菱重工は、中国で08年に原発2基分のタービン発電機の受注を決め、米国でも昨年、170万キロワットの新型炉2基の建設受注を内定させた。
 米国現地法人の人数を倍増させて営業活動を強化し、5月にもさらに1基の受注を内定させた。
 現在3千億円規模の原発ビジネスを10年以内に6千億円規模に拡大する目標を掲げており、澤明常務は「10年後には毎年2プラントずつ受注していく」と意気込む。
 日立製作所でも、米ゼネラル・エレクトリック(GE)と設立した原発事業の合弁会社で次世代原発を開発した。インドでは電力会社などと提携するなど、米国や新興国をターゲットに受注活動を強化している。

温暖化対策で”ルネサンス”
中国最多の156基計画

 発電時に二酸化炭素(CO2)を排出しない原子力発電は、地球温暖化対策の観点から世界各国で「原子力ルネサンス」と呼ばれる再評価の動きが広がり、建設再開や新規建設が相次いでいる。
 世界原子力協会(WNA)の4月時点の調査では、今後10年以内に稼働を目指す原発は建設中も含め世界で195基。10~15年の間にはさらに344基の稼働が見込まれており、現在稼働中の438基を上回る原発が建設される見込みだ。
 計画が圧倒的に多いのは稼働11基の中国で、建設中21基に加え、156基を計画している。米国は建設中を含め33基、インドも58基、ロシアは54基、南アフリカが27基と計画ラッシュだ。新規に原発を導入する国は、ベトナムやタイなど10カ国以上を数える。
 最近は、ロシアや韓国の原発メーカーが急速に力をつけているほか、中国メーカーも海外展開に乗り出しており、ライバルがひしめいている。

2010年5月11日 (火)

2010年鉄道友の会ブルーリボン賞・ローレル賞投票
自衛隊の最新兵器99 井上和彦氏

 複数の企画書作成、推敲が終わらず6時から9時まで仮眠。

 9時30分、大粒納豆、筍の刺身、昆布の佃煮、カラシ菜のおひたしでご飯2杯の朝食をとる。

 食後から12時まで、銀行や取引先など市内まわり。

 事務所に戻ったところで来客があり、米山町で採れた水蛸の刺身、筍と鰊の煮物などで軽い昼食をとりながら懇談する。

 14時から18時まで事務所で資料作成と電話での参議院選挙に関する依頼を行う。

 途中、仕事が煮詰まったときには、先日著者である軍事ジャーナリスト・井上和彦氏から頂戴した著書を読む。

F1000003 柏崎青年会議所の例会をはじめ、多くのイベントや打合せもあったが、重要な案件のため、19時から市内某店にて意見交換会。
 これまで調査してきた内容に加え、新たな情報が分かるとともに、複数の筋から入ってきた情報を統合し、検証することができた。
 話をしながら、ビールを飲みつつ、焼き魚、刺身、天ぷらをつつく。

 21時30分、お開きとなり、そのまま市内の某スナックで二次会。

 24時、帰宅する。

 会員になっている「鉄道友の会」から2010年鉄道友の会ブルーリボン賞・ローレル賞の投票用紙が届いた。
 今年のエントリー車両は、

・東日本旅客鉄道 E259系
・東京都交通局 8800形
・関東鉄道 キハ5000形
・富士急行 1000系「富士登山電車」
・西日本旅客鉄道 キハ122形・キハ127形
・近畿日本鉄道 22600系
・南海電気鉄道 2230系「天空」
・大阪市交通局 30000系
・九州旅客鉄道 キハ125形400番台

で2つに投票できる。

Kyuusyuukiha 1つは元々気になっていた「九州旅客鉄道 キハ125形400番台」に投票。これは高千穂鉄道が使っていたTR400形を改造した観光列車で床や壁、荷棚など木材を多用している。愛称は「海幸山幸」。九州には良い車両が多い。
*写真は『RAILFAN』2010年5月号より

Cimg3480 もう1つは非常に難しかったが、「東京都交通局 8800形」に投票した。都電荒川線の最新車両でユニバーサルデザインを取り入れ、白とローズレッドの洗練された車両。
 どの車両が受賞するのか、メカ鉄として非常に楽しみである。
*写真は東京都交通局車両電気部パンフレット

2010年5月10日 (月)

普天間問題はデッドロック状態
「パー」といわれても仕方がない?

 5時、就寝。

 9時、起床。大粒納豆、目玉焼き、海草サラダ、大根おろしでご飯2杯の朝食をとる。

 10時から12時過ぎまで、参議院選挙の関係で市内まわり。

Cimg3481 13時、市役所に行き、資料をもらったのち、13時30分から会派室で会派会議を行う。
 議員定数削減について、定数を維持したい議員から議会改革が先だ!というすり替えの論法にもっていかれていることから、軌道修正すべきとの意見となった。また、再稼働した高速増殖炉「もんじゅ」の視察を今月27日に行うとの提案もあり、了承された。

 16時から17時過ぎまで、会社関係の雑用で市内まわり。途中、ハンバーガー2個で遅い昼食をとる。

 18時、19時と事務所に来客があり、市内で問題となっている案件の最新情報を頂戴する。

Cimg3487 20時過ぎ、柏崎市産業文化会館に移動し、遅参したが原子力安全・保安院と柏崎市の共催による「柏崎刈羽原子力発電所に関する安全性と健全性の柏崎市民説明会」に出席する。
 ちょうど説明が終わり、質疑応答の時間であったが、先に話を聞いていたように、反対派の独壇場。そして、議場でもさんざん議論している社会クラブの矢部議員がアピールするかのようにここでまた質問しているのである。
 普通の議員の感覚であれば、市民への説明会では一般市民の方に譲るもの。そこまでパフォーマンスしたいのであろうか。
 やたら長い質問が続き、21時終了予定が21時20分に終了となった。

 市内で買い物をしたのち、22時過ぎに事務所に戻って、事務仕事。

Cimg3490 24時、国産唐辛子と韓国の唐辛子をブレンドして皮に練り込んだという赤餃子、塩昆布とカラシ菜の和え物、筍とニシンの煮物、ひきわり納豆汁、ご飯2杯でかなり遅めの夕食をとる。
 いつも通りにラー油をたっぷり入れたタレにつけて食べた赤餃子は、思った以上に辛いものであった。

 抑止力の意味もよく分からなかった、県外移設は民主党の公約ではなく党首としての発言などと、世界に恥をかいている鳩山首相。ワシントンポスト紙のコラムには「loopyJapanese Prime Minister」、クルクルパーの日本の首相とまで書かれてしまった。
 自らが期限を切った5月まであと3週間。どのような決断をするのか、少なくともこれ以上日本の国際的地位を下げてほしくはない。


平成22年5月号『明日への選択』

今月の主張 伊藤哲夫
これでは「バカ」といわれても仕方がない

 調査の度毎に支持率を下げる鳩山首相だが、ついにワシントンポスト紙に「バカ」と書かれてしまった。「一国の首相に対し失礼」と、早速藤崎駐米大使は抗議したというが、われわれ一般国民にとってみれば「失礼」というより、むしろ「自業自得」というのが率直なところであろう。
 ちなみにいうと、「バカ」というのは記者自身の評価ではなく、オバマ政権の高官たちによる鳩山評らしい。この記事の中には、同様に「信用できない」との鳩山評も出てくるが、「トラスト・ミー」といった首相に対し、「信用できない」という言葉が当の相手から返ってくるところに、現在の日米関係の深刻さがあるのであろう。
 さて、こうした高官たちによる鳩山評だが、要は安全保障というものに対する余りにも安易で無定見な姿勢が、このような評価をさせているのではなかろうか。以下に紹介するのは、この普天間移設に関わるかつての米側交渉担当者だったローレス元国防副次官へのインタビュー記事(世界日報3・8)だが、氏は鳩山首相に対し「日本の安全保障にとって何が一番大切なのかという疑問が完全に欠落している」とするのである。
 氏はこれまで、日米担当者間で何が中心的に話し合われてきたか、そこではどのような問題があって、それをどのようにクリアーしようとしてきたかを具体的に解説する。その上で、「鳩山政権は日米合意の背後にある詳細な内容を理解するために、少し時間を割くべきだったが、それをしなかった」とし、 「たとえるなら、銃の引き金を引き、撃ってから、的を狙い始めたようなものだ」とする。つまり、もし彼らがもっと謙虚に、かつ安全保障に対する確固たる定見をもってこの問題を捉え、同時にもっと過去の関係者の話に耳を傾けていたなら、このような無益で惨めな迷走は起きなかっただろう、と指摘するのだ。
 先日の新開にも、鳩山首相は「政治主導」と称して、関係する省庁の官僚を排し、首相と関係四閣僚だけで移設先を協議しており、その結果、米国側からはそのような単なる(素人的な)アイディアだけでは、正式な提案として本格協議に入るわけにはいかない、との対応が寄せられているとの記事が掲載されていた(東京4・18)。過度な政治主導へのこだわりが逆に対米交渉でマイナスに働いているというのだ。それが「日本政府はグーグル・マップくらいしか出してこない」という米国側の不信ともなっているのだろう。
 普天間移設問題の核心は、要は海兵隊基地の移設先が有事における米国軍側の軍事的要求を満たし得るか否かの専門的検証にある、とローレス氏はいう。日米合意に至る過程ではこの問題が徹底的に討議され、その結果として名護市辺野古沿岸案に最終的に辿り着いた経緯があるからだ。
 「われわれが沖縄に必要としているのは、有事に使える飛行場であって、ヘリパッド(離着陸帯)ではない。有事では日本を経由する航空機や物資の流れを処理するために、どんな状況にも対応できる飛行場が必要になる。だからこそ……最終的に妥協案(辺野古案)を見つけ出したのだ」
 氏はこう指摘するとともに、海兵隊というものの特性もまた指摘し、更に次のようにもいう。
 「海兵隊の地上部隊が緊急事態や紛争が発生した場所に駆けつけるには、ヘリ部隊と一緒にいなければならない。ヘリ部隊を数百マイルも離れたところ(つまり徳之島……注)に移せば、地上部隊を支援できなくなってしまう。地上部隊とヘリ部隊は依存関係にあるのだ。……これらを切り離してしまうと、戦闘能力は著しく低下する」
 と同時に、海兵隊があえて沖縄に駐留する理由はどこにあるか。氏はそれは、日本への攻撃は物理的にも米国に対する攻撃となることを保証することにあるとしつつ、以下のようにもいう。
 「海兵隊が沖縄に駐留しているのは、日本で戦うためだが、日本に直接的な脅威を与える地域の緊急事態に対処するためでもある。……在沖海兵隊は2~3時間以内に展開できる態勢が整っている。地域のどこであろうと、翌日ではなく、その日のうちに戦うことができる」
 こんな態勢の米国相手に、まるでゴミ処理場を移転する案でもあるかのような感覚の案を提示すれば、米国ならずとも「何を考えているのだ」と怒り出すのは当然だろう。これは日本の安全保障の問題であるからだ。その道理がわからないがゆえに「バカ」といわれるのではないか。

2010年5月 9日 (日)

柏崎市制施行70周年記念事業
核兵器廃絶平和都市宣言記念フォーラム

 なかなか参考資料が読み終わらず、4時に就寝する。

 8時、起床。大粒納豆、山芋とろろ、生卵でご飯2杯をかっこむ。

 9時から13時まで、市内某所で選挙に関しての市内まわり。民主党への批判はかなり強くなってきた感がある。

 13時過ぎ、一旦、自宅に戻り、食パンにピザソースとニンニクスライス、ひきわり納豆、とろけるスライスチーズをのせてオーブンで焼いたものと若布の酢の物、低脂肪乳で昼食をとる。

Cimg3478 13時40分、柏崎市市民プラザに移動し、柏崎市市制施行70周年記念事業「核兵器廃絶平和都市宣言記念フォーラム 山本コウタローさんによる講演会・ミニライブ『ボクのピースメッセージ』」に出席する。
 ステージには国旗も市旗もなし。
 14時から開会となり、会田市長の挨拶となったが、

「議会における『柏崎市が核兵器廃絶平和都市を宣言することを求める決議』が全会一致でなかったのは残念」

と調子の良い事を発言していた。核兵器を廃絶すればお花畑の平和が来て貧困が無くなる、というあの内容に賛成する事自体どうかしており、かつ行政の長が議会の判断に言う言葉ではない。しかも、この発言によって市長与党議員とグルになって行った決議ということが確定した。
 続く齋木議長はまだまともかと思ったが、

「被爆から65年、私たちは過ちを繰り返さないよう・・・」

と自虐史観丸出し。原爆を投下し、民間人の大量虐殺を行ったのはアメリカである。
 ちなみに両者とも、持ち込んだメモを読みながらの挨拶であった。
Cimg3477 挨拶のあと、広島市長、長崎市長からメッセージがあったが、オリンピック誘致に協力してほしいという、地元でも賛否が割れている要求付き。どうも感覚が違う・・・・。
 続いて、「柏崎市核兵器廃絶平和都市宣言」が朗読され、既に柏崎市として宣言したにも関わらず、ここで拍手で賛同を求めるというアホな進行に驚く。
 音響設備やギターなどが準備され、14時30分から講師である山本コウタロー氏が登場。まずは

「『走れコウタロー』と『岬めぐり』の2曲で40年」

との自虐ネタから始まり、10分間は『渡る世間は鬼ばかり』(第9シリーズ)への出演やテレビから遠ざかっていて一般の方からの受けが変わったことなどの話であった。
 その後は以下の通り。

<生い立ちと平和への願い>
・千代田区の生まれで千代田区歌を今でも覚えている(実際に歌う)。
・学校では戦後の新しい憲法にワクワクし、教師もワクワクしていた。

→ 注:GHQによる占領により、日本が主権をもたないときに、日本国憲法が発布された。まともな教師などは公職追放にあっている。

・小さい頃は、父親からの伝聞で戦争のことを知り、平和を考えるようになった。
・父親は大正8年生まれで、大学生のとき、学徒出陣。しかし鹿児島での訓練中に結核となり、戻ってきた。
・小さい頃は初詣などは靖國神社だった。あるとき、靖國神社の反対側が真っ白だったが、それは傷痍軍人の集まりだった。父は「ご苦労様でした」と言って募金していたが、子供として戦争は怖いものだと分かった。

<テレビの時代>
・今では考えられないチャンネルの構造だが、子供の頃にテレビ放送がはじまった。
・『頓馬天狗』(姓はオロナイン、名はなんこう)など、大らかな時代だった。
・家父長の社会だったので、父が会社から帰ってくればチャンネルの選択は父。父は米軍による戦争ドキュメンタリーを見ていたので、自分も見るようになった。
・第二次世界大戦のドキュメンタリーが多く流れており、日本の暗黒の時代を知った。

→ 注:この頃は「真相はかうだ」をはじめ、GHQによる日本人への戦争贖罪意識植え込み(ウォー・ギルト・インフォメーション・プログラム)の真っ最中。

・特に印象に残ったのはサイパン島での投身自殺であり、米軍が日本人をなぜ救出しないのか不思議に思った。
・サイパン島で慰霊した天皇皇后両陛下には頭が下がる。
・米軍が民間人を追い込む映像を見て、平和についてますます考えるようになった。

<音楽の影響>
・ロカビリーやビートルズが日本に入ってきた。

歌:ポール・アンカ「ダイアナ」
・ベトナム戦争が始まり、アメリカでも反戦歌が出てきた。
・学生運動に身を投じたが、反暴力主義だった。

歌:ボブ・ディラン「風に吹かれて」
・1969年は東大で入試がなかった年でその頃に大学生になった。

<父との喧嘩>
・学生運動にのめりこみ、ほとんど家には帰らなかった。
・ある日、父に説教されたが、父が戦争を止められなかったこと攻め、どなりつけた。父との沈黙の時間があったあと、父はず「仕方なかった」と言って寝た。
・「仕方ない」人生を送りたくないため、平和のことなどできる限りの人に話をする。
・平和コンサートも「仕方ない」人生を送りたくないための活動。

<核兵器の廃絶>
・夢かも知れないけど、核兵器を廃絶するため、皆さんと一緒に頑張りたい。

歌:山本コウタロー「走れコウタロー」
歌:ジローズ「戦争を知らない子供たち」
歌:かぐや姫「神田川」
歌:フォーククルセイダーズ「あの素晴らしい愛をもう一度」
歌:山本コウタロー「青春は心の中に」
歌:ほぼウィークエンド「森へ帰ろう」
歌:山本コウタロー「岬めぐり」

 16時10分に終了となった。さすがに山本コウタロー氏自身が、これまで主張してきた反原発の発言はなかったが、本当にこれが柏崎市民の貴重な血税を使っての核兵器廃絶への取り組み、としてふさわしいものなのか、非常に疑問が多く残った時間であった。
 懐かしフォークコンサートならそれはそれで別の機会に作るべきである。

 ちなみにアメリカ国内の「核なき世界」への評価は以下の通り。


平成22年4月25日『産経新聞』

「核なき世界」米政権でも賛同者少数
共和党は猛反発/同盟国に不安感

【ワシントン=古森義久】オバマ米大統領は「核なき世界」の大目標の下に核安全保障サミットを終え、核拡散防止条約(NPT)の強化へと進む意図を強調しているが、当の米国ではなお同大統領の大構想の実現への熱い賛同が内外でほとんど表明されていないことが指摘されている。
 19日付の米紙ワシントン・ポストは「オバマ氏は核廃絶の野心への支援を得ていない」と題する記事で「オバマ氏の『核なき世界』への動きに従う人たちは存在するのか」という疑問を握起した。同記事はその答えとして「米国議会は分裂しており、国民は経済など他の問題に関心を奪われている」と報じた。
 核安保サミット後の同紙の世論調査では、同サミットがまとめた軍事転用可能なプルトニウムの安全管理の任意の措置について「あまり信用できない」と答えた人が56%に達した。
 オバマ大統領の核廃絶政策への反応については民主党系の主要研究機関「カーネギー国際平和財団」が最近、発表した報告で同様に米国内外での積極的な支援が少ないことを指摘した。
 同報告は①オバマ大統領の核廃絶の呼びかけは政権内部の閣僚や議会の与党民主党指導層の明確な関心の表明も得ていない②核保有国のロシア、中国、フランスや、イスラエル、インド、北朝鮮などは核廃絶への具体的措置には難色を示している③非核諸国の間でもその種の措置に消極的な抵抗を示す国が多い④米国の欧州やアジアの同盟諸国も今後の核関連の脅威への抑止をどうするかに関しての不安を表明している⑨核廃絶には国際的に諸国間の政治・安保関係の根本的な改善も並行して行わなければならない-という諸点を強調した。実際にオバマ政権内でもロバート・ゲーツ国防長官やマイク・マレン米軍統合参謀本部議長は核安保サミット前後にも核兵器の重要性を力説する言明を続け、核廃絶に直接にはほとんど言及していない。
 政権外となると、共和党側の有力者たちはオバマ大統領の「核なき世界」構想を、核抑止を不安定にする危険な政策として正面から反対する。共和党のニュート・ギングリッチ元下院議長は今回の核安保サミットを「みせかけだけのショーだ」と断じ、大統領の核廃絶などの一連の演説を「1920年代にジュネーブで実施された無意味な軍縮を想起させる」と酷評した。
 保守系のコラムニストのチャールズ・クラウトハマー氏も「オバマ大統領の核廃絶に関する実効措置の対象にはいまの世界が核拡散防止では最優先すべき相手のイランとパキスタンの両国が含まれていない」と述べ、民主党主導の核拡散防止への根本的な不信を表明した。


 16時30分、事務所に戻ったところで来客。ある郷土資料を貸してほしいとの事だったので、スキャナでpdfファイルに変換しお渡しする。

Cimg3479 18時、たっぷりの鶏挽肉に大徳寺納豆、豆味噌、粉山椒、豆板醤、唐辛子、絹ごし豆腐で作った激辛麻婆豆腐、カラシ菜の塩昆布和え、ゼンマイのおひたし、ビール500ml3本で夕食をとる。
 ビリビリ感を楽しむため、かなり大量の粉山椒を入れたが、やはり本場の花椒にはかなわず残念。

 20時から事務所にてイベントの周知文書や企画書を書く。

2010年5月 8日 (土)

宮崎県ロ蹄疫対策:鳩山政権後手後手

 3時、就寝。

 8時、起床。大粒納豆、目玉焼き、若布サラダでご飯2杯の朝食をとる。

Cimg3471 先月10日に続き、二回目となる柏崎マリンスポーツ連絡協議会主催、柏崎観光協会共催による海岸清掃に参加するため、移動しようとしたところで緊急の電話が入り、現地にかけつけて情報収集。関係者との話し合いをしたのち、シーユース雷音裏に移動し、9時40分過ぎから海岸清掃に合流する。

 11時、某氏とともに第22回参議院議員通常選挙立候補予定者の自民党・柴野たいぞう氏の事務所に行き、挨拶。

 12時、事務所に戻ったところで来客。その後、13時からも来客があり、今後の方針などを決める。

 15時、日本創新党への賛同議員でもある南魚沼市議会の桑原圭美議員が事務所にお見えになったので、意見交換したのち、拉致現場や「こどもの時代館」を案内する。
 昼食をとる時間がなかったので、 「こどもの時代館」売店コーナーで買った「あたり前田のクラッカー」やリングチョコで小腹を満たす。

Cimg3476 桑原議員と18時、「麺の家 渚」(電話:0257-21-2770)に行き、「ビッグウェーブ 680円」を大盛りにしてもらい、夕食をとる。
 さすがの大盛りはキツイかと思ったが昼食を食べていなかったので、あっという間に完食してしまった。

 19時から市内某所で選挙関係の打合せを行う。自分自身の選挙も来年4月と迫ってきているため、同じタイミングで市政報告を配ろうという方針を確認した。

 22時、帰宅。熱いシャワーを浴びてリフレッシュしてから事務所に行き、原稿を書くための資料を読み込む。

 先月20日に発生し、現時点で牛や豚の殺処分が4万頭を超えた宮崎県の口蹄疫問題に対し、後手後手の対策、そして当事者たる農水相が外遊中というおめでたい鳩山政権
 昨年9月から9年ぶりに韓国産豚肉の輸入を再開したものの、今年1月には口蹄疫の疑いで一旦輸入停止したが、その後に宮崎県で口蹄疫の感染が確認された。
 宮崎県の口蹄疫は韓国と同タイプO型ウイルスであることも確認されている。
 10年前にも発生しており、当時の自民党政権は即座に対応し、さらに今回も早急な対応を申し入れている(野党である自民党でも対策本部を設置)が、民主党自体はどこ吹く風、事業仕分けや普天間うんぬんといった状況である。
 5月1日には災害派遣として陸上自衛隊員100名が投入され、FAO(国際連合食糧農業機関)も声明を発表しているように、事態は深刻でパンデミックとの表現もされている。

 これは明らかに鳩山政権の不手際による被害の拡大(抑え込みの失敗)であり、今頃とってつけたように涼しい顔で対応している閣僚を見るたびに怒りがわいてくる。
 畜産関係者の苦しさも分からないようでは、国民の生活が一番、とはもう言えない政党である。
 


平成22年5月8日『産経新聞』

口蹄疫対策
「政府は後手後手」
宮崎県知事支援拡充を要望

 平野博文官房長官は7日の閣僚懇談会で、宮崎県で過去最悪の被害が出ている牛や豚の口蹄疫対策として①防疫措置の徹底②発生農家の経営対策③地元自治体への適切な財政支援-に関係省庁が連携して取り組むよう指示した。記者会見では災害派遣中の陸上自衛隊の拡充を検討する考えを表明した。
 これを受け、原口一博総務相は特別交付税による自治体支援を表明した。
 だが、ロ蹄疫は先月20日に確認され、すでに殺処分頭数は4万4千頭に上る。
 派遣された自衛隊は処分した家畜を埋める場所がなく立ち往生しており、政府の初動対応の遅れを指摘する声は強まっている。
 宮崎県の東国原英夫知事は7日、宮崎市内のホテルで民主党の小沢一郎幹事長と会談し、対策の拡充を要望した。
 知事は会談後、記者団に「指揮系統が後手後手に回っている。こういう危機管理をきちっとやってもらいたい」と政府の対応に不満を表明した。
 それを象徴するのが、問題を所管する赤松広隆農水相。先月30日からメキシコ、キューバ、コロンビアへの外遊中で7日の閣僚懇を欠席した。
 宮崎県選出の江藤拓衆院議員(自民)は先月22日の衆院農水委員会で「10年前は発生した朝から農水省からファクスで資料が次々に届き、いろんな指示が飛んだが、今回は何の指示もない」と指摘したが、政府の対応は遅々として進まなかった。

2010年5月 7日 (金)

中韓、日本近海で行動活発化
鈍い官邸につけ込む

 2時、帰宅。シャワーを浴びたのち、3時過ぎに就寝する。

 8時、起床。大粒納豆、笹カマ、オニオンスライスでご飯2杯の朝食をとる。

 9時から12時過ぎまで、市内某所で企画書のための材料集め。

 13時、一旦自宅に戻り、冷凍うどん、ひきわり納豆、梅干しペーストで作った梅納豆うどんで昼食をとる。

 15時、16時と事務所に来客。

F1000001 19時、「ろばた焼き くしろ」(電話:0257-21-8885)で、第22回参議院議員通常選挙で柏崎市出身である自民党・柴野たいぞう氏がどういった選挙活動を行うべきなのか、夕食をとりながらの打合せ。
 刺身盛り合わせ、ししゃも、揚げ出し豆腐、ソーセージなどをつまみつつ、生ビール4杯を飲む。

 政界裏話から実際の政策までかなり広範囲の話となり、気がつけば23時であった。
 選挙絡みのため、自分の分は支払う。

 事務所に戻ったところで選挙を手伝ってもらう某氏と雑談。

 自衛隊の最高指揮官(自衛隊法第7条「内閣総理大臣は、内閣を代表して自衛隊の最高の指揮監督権を有する」)でいながら、沖縄の米海兵隊がもつ抑止力の意味を知らなかった鳩山首相。日本国民として、そのいい加減さにはあきれるばかりであるが、周辺国はホクホク顔である。領土問題について、これほど扱いやすい内閣はないであろう。
 歴史の多くの事例が示すように、無策な政治が戦争を呼び込む。友愛だの、いのちを大切にすると言う前に、世界の政治は軍事力に寄るところが大きいという現実を鳩山首相にはよく認識してもらいたい。


平成22年5月7日『産経新聞』

中韓、日本近海で行動活発化
鈍い官邸につけ込む

  米軍普天間飛行場移設問題ですきま風が吹く日米関係を尻目に、中国と韓国が日本の海洋権益を脅かす動きを続けている。鳩山由紀夫首相は在沖縄海兵隊の抑止力の重要性にようやく言及し始めたが、中韓は普天間問題での首相の沖縄訪問や日米協議のタイミングを見計らうかのように挑発行動を活発化。日本周辺には抑止力の空白を許さない現実がある。

首相の「不勉強」

 「北東アジア地域が完全に安全になったとは言いがたい。海兵隊は即応性、機動性が大変貴重であり、その意味で抑止力が存在している」
 首相は6日夜、海兵隊の抑止力をこう定義付けた。初めて沖縄入りした4日、「学べば学ぶにつけ(海兵隊で)抑止力を維持できていることが分かった」と発言した首相に、「首相の不勉強のおかげで多くのものが失われた」(石破茂自民党政調会長)など批判が強まっていることを意識したものだ。
 しかし、日本を取り巻く環境は、首相の「不勉強」を許してはくれない。
 沖縄訪問を翌日に控えた3日午後、中国国家海洋局の海洋調査船「海監51」が奄美大島北西沖約320キロの日本の排他的経済水域(EEZ)内で海上保安庁の測量船に接近して調査中止を迫った。
 「中国側は日米の動きを瀬踏みしつつ、日本近海で影響力拡大をねらっている。国家海洋局は海軍と緊密な関係にあり、3~4月の挑発行動と一連の動きとして扱う必要がある」
 外務省幹部はこう強調した。中国海軍は3月18日、駆逐艦など6隻を東シナ海から太平洋に進出させた。4月には10隻の艦隊が沖縄本島と宮古島の間を通り、最終的に沖ノ鳥島近海まで達した。同艦隊は同月8日と21日、艦載ヘリが海上自衛隊護衛艦に危険な近接飛行を実施している。

タイミング

 8日はワシントンでの日米非公式首脳会談(4月12日)が行われる直前、21日は米国で日米外務・防衛担当の事務レベル協議が開かれる前々日というタイミング。海保に対する妨害活動が行われたのも、首相の沖縄入りと、防衛省での日米実務者協議の前日だ。
 韓国も同月15日、竹島周辺海域で地質調査の実施を発表するなど、実効支配の既成事実化を図っている。
 しかし、首相は同月12日の日中首脳会談で中国艦隊の動きに抗議しなかった。岡田克也外相は今月6日、中国海洋調査船の行動について駐日中国大使を呼び抗議したが、型通りの「抗議」にとどまっている。
 一方で、政府は海兵隊の機能の一部を沖縄県外に移す案を米側に提起しており、「日本のちぐはぐな対応が中国や韓国の活動に拍車をかけている」(防衛省筋)といえる。

Photo

2010年5月 6日 (木)

毒餃子事件、犯人逮捕の報道:朝日新聞

 3時、就寝。

 7時、起床。大粒納豆、鮭のハラス塩焼き、きんぴらごぼうでご飯2杯の朝食をとる。

 9時から12時まで銀行や議会事務局など、諸雑用のため市内まわり。

Cimg3464 12時10分、自宅に戻り、「うれっ子」(電話:0257-22-4648)の「チャーシューつけめん大盛り」をとって、昼食にする。
 久々にカラッとした天気なので、つけ麺が美味く感じる。食事中に電話があり、某団体の金銭トラブルに関する続報が入る。

 午後から柏崎青年会議所関係の仕事や参議院選挙関係の準備のため、市内まわり。

Cimg3465 18時、えんま堂に行き、二十三夜講に出席する。久々の出席で、今回の出席者は8名。
 地域によっては、二十三夜を「三夜」、その語音から「産夜」とも呼び、女性が集まる講としているという資料もある。しかし、えんま堂での二十三夜講は残念ながら女性の出席者はなく、男性のみになっている。

Cimg3466 読経が終わったところで、「でん」(電話:0257-32-2428)に会場を移し、懇親会。
 筍の煮物、しめ鯖、独活の煮物をつまみつつ、ビールを飲む。昔遊びの話から、予科練帰りの先輩が怖かったという敗戦後の学校生活など今回も面白い話を聞けた。

Cimg3467 21時、二次会ということになり、市内の某スナックでウイスキーの水割りを飲みながらのカラオケ大会。
 せっかくなので、生まれた頃の昭和46年から50年までの歌、尾崎紀世彦「また逢う日まで」等を選択してみたが、この時代の歌手の歌唱力の凄さを改めて認識する結果になった。布施明「君は薔薇より美しい」は途中棄権。最後は、「若鷲の歌(予科練の歌)」でシメた。

Cimg3468 23時20分、Kさんが越後の奇祭「ほだれ祭り」に行ってきたときのお土産「ほだれ酒」を飲もうということになり、Kさんのギャラリーでイカスミスナックをつまみながら、「いかにも・・・・」という形状をした「ほだれ酒」を飲む。

 溜まっていた新聞のスクラップをめくっているうちに、中国毒餃子事件の犯人逮捕に関する朝日新聞の天声人語が目にとまった。
 天下の?朝日新聞が正確な表記である「餃子」と書かずに、茶化すように「ギョーザ」と書いてあることに違和感を感じ、切り抜いたもの。


平成22年3月29日『朝日新聞』

天声人語

 災難に遭われたご家族には申し訳ないが、「そういえばギョーザがあった」というのが一報を聞いての思いである。真っ先に注文していたその前菜が、デザート杏仁豆腐の後で出てきた感じに近い▼中国製冷凍ギョーザで日本の10人が中毒を起こした事件が、発覚から2年を過ぎて急転した。中国当局が捕まえた製造元の元従業員は、会社の待遇に不満を募らせ、殺虫剤を注射器で入れたと伝えられる▼そんなことだろうとは思いつつ、中国側がしっかり調べず、うやむやに終わるのではと案じてもいた。報奨金で情報提供を呼びかけたそうだ。日本にわだかまる中国産への不信、国内で高まる食への懸念を意識しての執念だろう▼事件は個人のうっぷん晴らしで、日本を狙ったものではないという。あっさりした結末だが、一件落着の爽快(そうかい)には遠い。低賃金でこき使う体質が変わらない限り、労働者の怒りがいつどんな形で爆発するか分からない。安いというだけで、そういう企業や産地に食を託す危うさを思う▼勝見洋一さんの『中国料理の迷宮』(朝日文庫)によると、数ある点心(軽食)の中でも、家庭の味といえばやはりギョーザらしい。祝い事があれば総出で作る。正月には洗った硬貨を入れて金運や健康を占うという▼縁起物に忍び込んだ悪意は海を渡り、他国の一家だんらんを暗転させた。地球上を食材が行き交う時代、せめて食べる前に、五感を駆使して安全を確かめたい。すなわち動物的な習いに立ち返ること。悲しいかな「飽食の迷宮」で身を守るすべである。


 案の定、朝日新聞の批判の急先鋒である高山正之氏に、『週刊 新潮』の人気連載「変見自在」でガツンと指摘されている。
 こういったネタになるような記事もでるため、どうしても朝日新聞を読んでしまうのが、悩みである。


平成22年4月15日号『週刊 新潮』

 変見自在 高山正之
 不買の勧め

 新聞の読み方は難しい。例えば例の毒餃子事件の犯人逮捕を伝える朝日の天声人語。
 書き出しは「『そういえばギョーザがあった』、というのが一報を聞いての思いだった」。
 そして「日本の10人が中毒を起こした事件から2年も経ったんだ」と続く。
 そういう風に文章を重ねられると、あの騒ぎは過ぎ去った遠い昔のような気になってくる。あの時中国人に抱いた強烈な怒りも、今さら蒸し返すのも大人気ないかなあと素直に読んだらそう思ってしまう。実はそう思わせる詐術がこの短い文章には幾つも忍ばされている。
 一つは「ギョ-ザ」だ。日本人はあの事件を「毒餃子」で覚えている。毒というまがまがしい響きを故意に避けた書き方だ。「日本の10人」も妙だ。普通の記事では、「日本人十人が」と書く。ただそう書くと日本人の民族意識を刺激する。「毒を盛った中国人」に対する「被害者日本人」の構図がどうしても生まれる。だから「小樽の人」風に「日本の人」にした。
 「中毒」も変だろう。餃子は鯖や牡蠣とは違う。当たったのではなく、仕込まれた毒にやられた。先代萩の千松は中毒したとは言わないだろうが。
毒餃子の毒を薄め切って、「そういえば」と、日本人はもう忘れたと考えろ。一種の暗示をかけている。
 どっこい「日本の人」は忘れていない。千葉で五歳の幼女が危篤になったことも、メタミドボスの名も覚えている。もっと克明に覚えているのは、あの食品メーカーの社長とかが出てきて「こっちに疑わしい点はない。こっちこそ被害者だ」とやった。日本が嵌めたと。警察当局も出てきて「こっちで毒を入れた形跡はない」と日本側の犯行と決め付けた。
『シナ人とは何か』(内田良平)に書かれている「傲慢で不潔で嘘つき」というシナ人そのものを見る思いだった。
 そういえば、あのとき毒餃子を急ぎ回収した生協がそれを日本の捜査当局ではなく、北京にこっそり引き渡したことも覚えている。
 なんで生協が“証拠隠滅”をやったか。今でこそ配達するスーパーのふりをしているが、本性は共産党系の資金集め組織だ。
 農薬まみれの安い中国産野菜を売り捌いて莫大な活動費を稼いできた。
 北京はいわば親分筋だから、子分として証拠隠滅は当然の努めだったわけだ。
 しかし、時の首相の福田康夫は例の「友達が嫌がることはしない」心情で生協を含めて警察に事件の強制捜査を見送らせた。朝日新聞も福田に輪をかけて日本人は怒っていませんと偽りを書き続けた。
 それが嘘なのはあの事件で日本人の七割が中国嫌いになり、中国便の搭乗率は30%を切り、中国産は生協とイオン以外は今も敬遠という事実が証明している。
 では朝日はなぜこんな詐術をやるのか。中国への忠誠もあるが、もう一つ、ワイドショーのコメンテーターの指導がある。元野球選手とか写真家とか世間を知らない者に、この事件はこう見ろと教えている。
 先の冬季五輪でマナー知らずの選手について朝日は「寛容で見守れ」とやった。そうしたら、ニューズウイーク編集長以下みんな、「寛容で」とやっていた。
 今回は天声人語で「もう忘れた」を基本路線にして「犯行は職場への鬱憤」という小さな事件とした。
 さらに朝日は犯人とされる男の故郷に「涙の両親」を訪ねて犯人を「評判の孝行息子」に描き上げた

 その孝行息子は死刑になる。そのとき日本人の方が罪悪感を覚える仕掛けだ。そうしておけば、日本人が毒餃子を蒸し返すこともない。ワイドショーも目下この路線をひた走っている。
 日本の新聞なら倣岸で嘘を厭わない彼らの根性を問題にすべきだ。反省しないなら中国産品の不買運動を提唱してもいい。「シナ人には痛い思いをさせた方がいい」と内田良平も言っている。

2010年5月 5日 (水)

アヤシー射的屋さん
海保船に因縁、付け込んでくる中国

 0時から資料づくりに入り、できる限りの英訳をして、6時にメールで送信できた。

 7時から9時まで仮眠。

 9時30分、大粒納豆、目玉焼き、蟹の味噌汁でご飯2杯の朝食をとる。

Cimg3459 10時30分、こどもの時代館に移動し、館内で童心くらぶ活動。アヤシー射的屋さんとして、子供を「たらかす」(柏崎言葉:「騙す」の意)店主に変身する。
 3玉で100円、2回成功した場合には、こどもの時代館オリジナル商品「バラゴン2002」をもらえる最終チャンスがあるというルール。タンバリンも使い、場違いなほど盛り上げる。

Cimg3462 13時、「ラーメンガキ大将柏崎店」(電話:0257-32-3355)で、コチュジャンのたっぷり入った「鬼がらしラーメン 810円」を「大盛り 100円」にし、ニンニク多めにしてもらうリクエストもして、昼食をとる。暑くなってきたので、たっぷり汗をかこうと思っての注文であったが、目論見通り?大汗をかくことができた。

 14時、事務所に戻ったところで来客。休み明けから起業に関する活動をはじめたいとのことで、参考になりそうな資料をお渡しする。

 16時、甥っ子、姪っ子を連れて、市内でお買い物。

 17時、事務所に戻り、事務所の掃除を行う。資料や本を積み上げたところから綿埃が多くでるような状態になっていた。

Cimg3463 19時、ホールトマト、干し納豆パウダー、合い挽肉、マッシュルーム、大量の刻みニンニクで作ったトマトソースでスパゲティを作り、ビール500ml2本で夕食をとる。
 食後に頂き物の「花畑牧場 キャラメルアイスクリーム プレミアム」を食べる。

 食後、先週から録りためたテレビ番組を倍速再生で見る。鳩山首相の顔を見る度に、何ともいえない無力感がわいてくる。

 先日の中国共産党海軍の海上自衛隊への威嚇に続き、今度は我が国の海上保安庁の調査船にもちょっかいをだしてきた。
 毅然とした態度をとらない限り、こうやって付け込んでくるのである。


平成22年5月5日『産経新聞』

中国調査船、海保船に接近
EEZ内で調査中止要求

 海上保安庁は4日、中国の国家海洋局の海洋調査船「海監51」が3日午後、奄美大島の北西約320キロの日本の排他的経済水域(EEZ)内で海上保安庁の測量船「昭洋」(3000トン)に接近し、約3時間45分にわたり追跡してきたと発表した。
 海監51が調査の要求したため、日本の外務省は4日、中国政府に厳重抗議した。
 海上保安庁によると、現場は日本のEEZ内で、地理的中間線まで約40キロの東シナ海。同庁の測量船が活動中に外国船に接近され、調査中止を求められたのは初めてという。
 昭洋が地殻構造調査を行っていた3日午後2時ごろ、海監51が徐々に接近。最接近距離は、約1キロ弱の距離になった。同3時半ごろには、
海監51が無線で「この海域は中国の規則が適用される海域だ」と主張し、昭洋に調査を中止するよう呼びかけた。
 昭洋は「日本の大陸棚であり国際的に正当な調査を実施している」と応答したが、海監51は昭洋を追跡をやめず、調査継続に支障がでたため、昭洋が予定を変更して奄美群島方向に向かうと、同5時45分にレーダー上から消えたという。

 先月8日と21日には、中国海軍艦艇の艦載ヘリコプターが、公海上で海上自衛隊の護衛艦に接近し、外務省が中国側に抗議している。

2010年5月 4日 (火)

日本海ミリタリーフェスタ2010春の陣
サバゲーでまちおこし!

 原稿のための資料整理をはじめたところ、終わりが見えない状況になり、4時に就寝。

 6時、起床。身支度をしたのち、甥っ子、姪っ子を起こして、海に向かう。途中、コンビニでおにぎりやサイドイッチを購入する。

 7時、蟹採り網を回収し、蟹9匹を採ることに成功。そのまま「日本海ミリタリーフェスタ2010春の陣」の準備のために会場に移動する。

Cimg3451 童心くらぶのメンバーやボランティアスタッフと合流し、7時30分から9時過ぎまで、会場の整理や提供物の準備、車の誘導を行う。
 作業をしながら、甥っ子、姪っ子とともにおにぎり、サンドイッチで朝食をとる。
 9時40分から「日本海ミリタリーフェスタ2010春の陣」開会式となり、フィールドの担当として、童心くらぶ理事長、そして私から今後のイベント周知も含めて、お話をさせてもらった。

Cimg3454 10時10分から赤色チームと黄色チームに分かれて、海が見えるフィールドでのサバイバルゲームを開始。
 昨年の第1回目となった「日本海ミリタリーフェスタ2009」に続いて参加してくれた方や新規の方もいらっしゃり、富山県、長野県、山形県の隣県をはじめ、関東圏など県内外から約80名の参加となった。

Cimg3455_2 6ゲームほど行ったのち、13時から14時30分まで昼食を兼ねた休憩。
 弁当に加え、昨日、半日がかりで作ってきた猪汁を提供する。一日以上煮込んだので、猪の肉は軟らかくなっており、一安心。
 参加者のなかには、午前と午後でコスチュームを替える方もいたが、なかでも人気だったのはやはり大日本帝國陸軍であった。

Cimg3456 16時40分、ゲーム終了となり、閉会式。再度、童心くらぶ理事長からの御礼の挨拶、そして私からも御礼とともに今後のイベント周知についてお話させてもらった。今年の秋には、さらに大きな大会にし、観光、地域活性化イベントとして、宿泊も伴うかたちで実施したいと思う。
 ふと見てみれば、朝採ってきた蟹の2匹が重なっており、はじめて見る蟹の交尾に思わずデジカメで撮影。

 片付けが終わったところで移動し、17時からこどもの時代館で明日のイベントの打合せを行う。

Cimg3457 スーパーで買い物をしたのち、18時過ぎに帰宅し、汗だくになった甥っ子と姪っ子を風呂に入れる。風呂上がりの19時から、半額になっていた刺身や卵焼き、野菜を使って手巻き寿司で一緒に夕食をとる。手巻き寿司に加え、シメ鯖、ひきわり納豆汁をつまみに、ビール500ml4本を飲む。

 21時から24時まで仮眠。

2010年5月 3日 (月)

押しつけ憲法と反米思想

 3時、就寝。

 7時、起床。大粒納豆、チーズオムレツ、なめ茸おろしでご飯2杯の朝食をとる。

 食後、某氏の車に乗せてもらい、9時から弔問。今日は、「新成人フェスティバル2010」で成人となる若者のお祝いをしたかったが、急遽の欠席となった。

 11時過ぎ、事務所に戻り、明日使う資料の作成。資料や本の原稿の締め切りが迫っており、溜まりに溜まっているメールの返事が書けないのがもどかしい。

 12時30分、来客があり、お茶を飲みながら雑談。

 13時から市内をまわり、買い物や届け物などの所用を済ませる。歩くのもつらいほどの足の腫れになってしまった。途中で買ったブルドックソースマークのついたキャベツメンチカツパンで昼食をとる。

F1000002 16時から明日の「日本海ミリタリーフェスタ2010 春の陣」で提供する猪汁100人分を作るため、台所でひたすら調理。猪肉を下茹でし、アクを抜いてから、酒と醤油、みりんを入れて圧力鍋で1時間ほど煮込む。その後、じゃがいも、大根、新ごぼう、新たまねぎ、えのき、干し椎茸を入れ、味噌と隠し味のトマトケチャップ、みりんで味付け。味噌は、麹の入った越後味噌と信州味噌、八丁味噌を混ぜて使用した。

F1000004 18時30分、台所がすごいことになっているため、「ほっともっと 柏崎錦町店」(0257-32-2370)で購入した「特から揚」の単品と炊いたご飯、ひきわり納豆汁で夕食をとる。
 甥っ子と姪っ子がお泊まりするため、一緒に蟹採りの仕掛けの準備をし、海にでかける。甥っ子は男の子らしく、こういった生き物を採ることに燃えている。

 20時、帰宅。風呂に入ったのち、事務所にて原稿書きに没頭する。

 今日の「新成人フェスティバル2010」会場前、そして市内で共産党や9条の会が「憲法を守れ」といった活動を繰り返したという。
 今年成人となる娘さんの晴れ姿を見てきたという方からの苦情のお電話もあったが、

憲法改正=9条破棄、戦争がくる

という論理は、どう考えても知的誠実さがない。それでいて、反米であり、米軍基地の撤廃を求めている。

 まずは日本がGHQに占領されていた昭和22年5月3日(日本は主権回復していない)に発布された現行憲法を破棄し、自分たちの手で憲法を作ることが先である。さらにいえば、その憲法の中身の議論はまだ始まっておらず、どうしても現憲法の9条を守りたいなら、同じ文言を入れるように活動すれば良いだけである。
 そして、マッカーサー主導の現憲法を「ありがたく頂戴する」という護憲なら、米軍基地がどうのこうのという資格はない。


平成22年5月3日『産経新聞』

【正論】
「われらの」憲法ではないのだ
文芸批評家、都留文科大学教授・新保祐司

 「海ゆかば」の作曲家、信時潔が作曲した「われらの日本」という国民歌がある。
 昭和22年5月3日、現行憲法が施行されたが、その際「新憲法施行記念国民歌」として作られたものである。作詞は、土岐善麿。
 この曲は、以前この正論欄で紹介した「SP音源復刻盤 信時潔作品集成」(CD6枚組)の中に収められていて、今日聴くことができる。2分半ほどの曲である。

凡作に終わった「国民歌」

 この作品集成に付せられた解説書によれば、憲法普及会は、東京音楽学校(現東京芸術大学音楽学部)校長、小宮豊隆、作曲家、信時潔、橋本國彦、長谷川良夫等と協議し、橋本に交響曲、長谷川に交声曲(カンタータ)、信時に国民歌をそれぞれ委嘱した。
 橋本や長谷川の曲は聴いたこともないが、そもそもこんな曲があったことも今日、忘れ去られている。信時の曲は、施行の日の皇居前広場における式典で、350名におよぶ大合唱で歌われたが、CDではテノールの独唱である。
 「われらの日本」は、残念ながら信時にしては、珍しく凡作である。「海ゆかば」や「海道東征」とは全く比較にならない。信時は、「占領下」の憲法を記念する曲を作るのに気乗りしなかったのに違いない。
 河上徹太郎が、「配給された『自由』」という有名な言葉を書いたのは、昭和20年の10月のことであったが、GHQ(連合国軍総司令部)により「配給された」憲法に対して、信時の音楽的天才が燃え上がらなかったのも当然であろう。
 詞も「平和のひかり 天に満ち」に始まる、つまらないものである。「海ゆかば」が『万葉集』の大伴家持であり、「海道東征」が北原白秋であることと比べて、土岐善麿では仕方があるまい。
 土岐は、若山牧水や石川啄木と同世代の歌人というよりも、私は「ローマ字論者」として記憶している。福田恆存が名著『私の国語教室』の追記で土岐を国語審議会の中の「無智なローマ字論者」と呼んでいたのを思い出す。戦後の風潮に乗って「現代かなづかい」を推進した土岐がつまらない歌詞しか作れなかったのもまた、当然であろう。

その日の「能面のような」光景

 解説書によれば、翌日の4日の朝日新聞が「吉田首相のたんたんたる祝辞がその能面のような顔からマイクに吸いこまれ、さらに都民を代表した安井新知事の式辞が終ると、新憲法施行記念国民歌『われらの日本』の合唱が、東京音楽学校生徒の席から起った、それは雨に冷く打たれて静まりかえっていた民衆の心に華やいだ気持をよみがえらせ、歌声は一節ごとに高くなり、熱を加えていった」と報じている。
 国民歌が始まってから、盛り上がってきたのは、大合唱だったからであろう。CDで独唱で聴くと、少しも「華やいだ気持」にならない。当日の実情は、「たんたんたる祝辞」と「雨に冷く打たれて静まりかえっていた民衆の心」にふさわしいものであった。
 これは施行の日の「能面のような」光景であるが、前年、昭和21年11月3日の発布の日はどうであったか。中野重治の「五勺の酒」は、昭和22年の1月に発表された小説だが、敗戦後の日本を考えるときに、よく問題にされる作品である。地方の旧制中学の校長である主人公が、発布の式典に出かける。
 「天皇が来て、帽子を取らぬものもいたが、僕は取った。天皇が台へのぼって帽を取った。万歳がおこった。仕掛け鳩が飛んだ。天皇はかえって行った。僕の時計で出てきたのが三時三十五分、おかえりになったのが三十六分、正味一分で、すべてが終った」。そして、「散って行く十万人、その姿、足並み、連れとする会話、僕の耳のかぎり誰ひとり憲法のケンの字も口にしていなかった」とつづく。

「当用憲法」絶対視する悲喜劇

 現行憲法の発布も、施行も上述のような光景の中で受けとめられたにすぎなかった。こんな、福田恆存のいわゆる「当用憲法」が、60年くらい経(た)つと、「絶対」を信じることもない日本人によって、絶対視されるというのは、日本の悲喜劇以外の何ものでもないであろう。
 中野のこの小説では、「あれが議会に出た朝、それとも前の日だったか、あの下書きは日本人が書いたものだと連合国軍総司令部が発表して新聞に出た。日本の憲法を日本人がつくるのにその下書きは日本人が書いたのだと外国人からわざわざことわって発表してもらわねばならぬほどなんと恥さらしの自国政府を日本国民が黙認してることだろう」という現行憲法の「恥さらしの」出自に関(かか)わる文章が、GHQの検閲によって削除された。
 国民歌「われらの日本」が凡作だった如(ごと)く、現行憲法は「占領下」という特殊な状況での「当用憲法」にすぎない。 「われらの」憲法ではないことを、日本国民はいつまで「黙認」するのであろうか。

2010年5月 2日 (日)

上海万博:日本館での日の丸掲揚を見送る
反日感情に配慮した措置か

 3時、就寝。

 7時、起床。大粒納豆、目玉焼き、独活の油炒めでご飯2杯の朝食をとる。

 8時から12時過ぎまで市内でのボランティア活動。片付けがメインであったが、かけ声のタイミングが狂ってしまい、大型ブラウン管テレビが足の指の上に落ちてしまった。かなりの腫れなので、足指の骨にヒビが入ったと思われる。

 13時、自宅に戻り、ひきわり納豆とレトルトカレーで作った納豆カレーで昼食をとる。

 足がかなり痛くなってきたため、午後からの活動を変更し、事務所で資料作成を行う。

F1000003 18時40分、秋刀魚の塩焼き2尾、がんもどきの煮物、小粒納豆となめ茸の和え物、ご飯2杯で夕食をとる。
 がんもどきの煮物は噛んだときにしみ出る汁がポイントであるが、短時間で作ったので、あまり汁が染みこんでおらず、若干の後悔。秋刀魚の頭とはらわたは、また蟹採りに使うため、別に保存した。

 食後からも事務所で原稿書き。インパール作戦に関する書類との往復が続く。

 テーマ曲にはじまり、マスコットなど相変わらずの「パクリ」大国・中華人民共和国での万博。独裁国家が行うことは、ある程度の行動の予想は見えたが、日本の出展側が卑屈な態度をとるとは思わなかった。なんと国旗である日の丸を掲揚しないという
 上海万博への日本館の出展は官民一体で推進しており、当然、国の代表として、そして国民の税金も使っている。国の代表として出展していながら、そこまで卑屈になる必要があるなら、撤退すべきである。


平成22年5月1日『読売新聞』

日本館3000人が列、「ハイテク見たい」

 日本館前で並ぶ入場者ら(後方は中国館)=青山謙太郎撮影 【上海=加藤隆則、比嘉清太】多くの国のパビリオンが国旗を掲げる中、上海万博・日本館は1日、日の丸の掲揚を見送った。
 担当者は「過去の万博でも掲げなかったことはある」と説明するが、反日感情に配慮した措置と見られる。日本産業館スタッフも「政治にかかわることがないよう展示内容には気を使った」と話している。
 中国では抗日戦争を題材にしたテレビ番組が頻繁に放映されており、日の丸が軍国主義の象徴と受け止められる傾向が強い。

 日本館は開館時には中国人観客ら約3000人が列をつくる大盛況ぶり。浙江省温州市の高校2年生、呉昭毅さん(17)は、前日夜に長距離バスで上海入り。「とにかくハイテクを見たい」と興奮気味。地元の会社員曹美さん(34)も「事前リハーサルでは人気が高くて見ることができなかった。今回は絶対に見る」と意気込んでいた。
 一方、北朝鮮館では、金永南(キムヨンナム)・最高人民会議常任委員長が1日午前のオープンに先立ち、警備員に先導されて同館を視察した。報道陣が近づこうとすると、治安担当の「ボランティア」要員が制止し、写真撮影も妨害した。
 北朝鮮館の隣はイラン館で、核問題で揺れる両国のパビリオンの門前では武装警察も立つなど、物々しい警戒態勢が敷かれている。

◆日本館=バイオリンを弾くロボットなどのハイテク技術や、遣唐使以来の日中交流の歴史を紹介。館内の照明や空調には太陽エネルギーと雨水を使う最新の環境技術を採用している。外観は蚕の繭をイメージした紫色のドーム形。敷地面積約6450平方メートルと外国パビリオンで最大級

2010年5月 1日 (土)

報告:信越本線直行特急のあり方検討委員会

 2時、就寝。

 6時、起床。大粒納豆、蜆の佃煮、独活の味噌漬け、豚汁でご飯2杯の朝食をとる。

 7時から10時過ぎまで、市内某所でのボランティア活動。活動をしながら、立ち話などで多くの情報が入ってくる。

 11時、事務所に戻ったところで来客。第22回参議院議員通常選挙に関する情報交換と諸雑用の分担を確認し合う。

Cimg3449 13時50分、「うれっ子」(電話:0257-22-4648)の「チャーシュー味噌ラーメン」をとり、昼食。久々に味噌ラーメンを食べたが、ご飯がほしくなる味であった。
 食後、長岡市に移動する。

 15時から17時まで、長岡市内の某店にて某氏とご友人の方と意見交換や知る限りの長岡市内の案内。新しい試みについてアイデアを出し合う時間は非常に楽しい。

Cimg3450 21時、モッツアレラチーズとトマト、バジルのサラダ、地場産の鯛の刺身、ひきわり納豆、牛すじの煮物でビール500ml3本を飲む。
 食後から、お泊まりにすることになった姪っ子に文字を教える。小さなハワイトボードにしりとりをしながら書く方法をとった。

 読みたかった本3冊ほどを持ち、22時から2時間ほどの長風呂に入る。

 北陸新幹線開通後の信越本線分断の問題、2014年問題に対応した信越本線直行特急のあり方検討委員会の報告がこの程まとまった。

【報告】信越本線直行特急のあり方検討委員会

 予想していた通り、フリーゲージ方式優位との検討結果ではあったが、鉄道自体の利用についても、この報告を受けて柏崎市がどう取り組んでいくのかが重要になる。
 引き続き、委員会や一般質問で問いかけていきたいと思う。


平成22年3月27日『新潟日報』

信越線特急検討委
知事に報告書提出

 北陸新幹線開業後の信越線などを走る特急列車の利便性確保について考える「信越本線直行特急のあり方検討委員会」の谷藤克也座長(新大大学院教授)が26日、県庁に泉田裕彦知事を訪ね、報告書を手渡した。短期的には特急・快速の現行本数維持を目指し、中長期的には北陸、上越の両新幹線に乗り入れる直通運転化を図るべきだとした。
 北陸新幹線開業により、下越と上・中越との「県土分断」や、本県と北陸地方を結ぶ鉄道の利便性低下などの懸念がある。報告書では①特急・快速の本数維持に向けた官民一体の取り組み②直通運転化のための財源の検討-の必要性を指摘。
 また直通運転化では、ミニ新幹線方式よりもフリーゲージトレイン(軌間可変電車)方式の方が費用対効果の観点で「優位」とした。費用はともに多額で、比較的安価なフリーゲージトレイン方式でも約500億円かかると試算した。
 泉田知事は「地域社会全体をどうしていくかというコンセンサスづくりの中で、報告書を活用していきたい」と述べた。
 面会後、谷藤座長は報道陣に「直通運転化が必要だといえるほどに鉄道利用者を増やしていくことが大事だ」と強調。ただ、直通運転化にかかる具体的な資金調達の方法に関しては「一切議論していない」と述べた。

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