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2010年6月13日 (日)

アメリカ従属だけが正しいのか?
日本のプルトニウム保有をイランが非難

 3時、就寝。

 7時、起床。大粒納豆、イクラ醤油漬け、鰯の塩焼きでご飯2杯の朝食をとる。

 今日、伺う予定だった記念式典や大会に出席できない旨の連絡を入れたのち、身支度をし、電車で某市に移動。

 10時30分過ぎに駅に到着したので、タクシーで告別式の会場に行き、参列する。

 12時、お斎の席となったが、同じ仏教でも色々と宗派により作法が違うため、多少戸惑う。

 生前に知り得なかった故人の交友関係に驚きつつ、14時に終了し、駅まで戻る。
 奥さんは可哀想であるが、 「人生はベビー・デューティー(高密度)」と言って憚らなかった彼にならい、高密度に生きてきたいとしみじみ思いつつ、帰路についた。

 17時、帰宅。

Cimg3761 19時、讃岐うどんではなく、讃岐そうめんの乾麺を茹で、かき揚げとともに夕食として食べる。かき揚げは、人参、ピーマン、たまねぎ、白えび、干し納豆。つゆは、イリコだしを中心にした魚臭いものに仕上げた。

 食後から事務所にこもり、明日の一般質問のための資料を精査する。

Iran_3 現在、国際的な世論において核兵器開発のテロ国家扱いであると【日本国内で】報道されているのは、イラン・イスラム共和国と北朝鮮である。
 この2国のうち、確実に核実験を行ったとし、核搭載のミサイル実験を行ったと宣言しているのは、北朝鮮であり、イランは行っていない
 しかし、アメリカの主導とシオニズム

*イスラエルの地に故郷を再建、ユダヤ教、イスラエル文化の復興運動

等もあり、イランに対し、国連安全保障理事会(日本も非常任理事国として賛成)は、強制的な貨物検査(臨検)や金融制裁、大型兵器の禁輸などを柱とする追加制裁決議を採択した。


平成22年6月10日『読売新聞』

イラン制裁決議を採択…国連安保理

【ニューヨーク=吉形祐司】国連安全保障理事会は9日午前(日本時間10日未明)、イランの核開発に対する追加制裁決議を賛成12、反対2(ブラジル、トルコ)、棄権1(レバノン)の賛成多数で採択した。

 対イラン制裁決議としては4本目だが、初めて反対票が出たことで、国際社会による一致しての意思表示とはならなかった。反対したブラジルとトルコは、イランによる核燃料の国外搬出を仲介し、制裁よりも外交解決を訴えてきた。両国は投票直前に相次いで発言し、「制裁は有効な方法ではない」(ブラジル大使)と強調した。
 米国のライス国連大使は決議採択後、「制裁は一層の孤立を選んだイラン政府の核への野心に向けられている。イランは核計画の平和利用を検証する機会を次々と閉ざした」と述べた。
 決議は制裁対象に、イランのアフマディネジャド大統領の支持基盤である革命防衛隊の関連企業を含む計40団体と1個人を指定。これで資産凍結の対象となる団体は過去3本の決議の計35団体から75団体になり、対象を大幅拡大した。
 決議は、〈1〉金融制裁〈2〉武器禁輸〈3〉貨物検査――を強化し、イランの核・弾道ミサイル開発に一層の歯止めをかけることを狙った。核兵器の運搬が可能な弾道ミサイルに関しては、発射も禁止し、イランへの技術移転の阻止を決定した。
 特に金融制裁では、新たな措置として、イランによる国外のウラン鉱山、核関連物資・技術への投資や、弾道ミサイル技術関連への投資を禁止したのが最大の特徴だ。国連加盟国にイランの銀行の支店開設を許可しない措置をとるよう求めており、資金源を断つことに主眼を置いている。
 船舶・航空機の貨物検査では、北朝鮮制裁で導入した方式をそのまま適用。加盟国に制裁逃れの通報を求め、制裁逃れを手助けした団体や個人も制裁対象に指定する方針を盛り込んだ。


 イスラエルとイランのどちらがどうのこうの言う気はないが、少なくとも日本は独自の外交を行うべきである(現にブラジルとトルコは独自路線をとっている)。そして、イランの核開発を非難するのであれば、同時にイスラエルの非核化を求めるべきであろう。

*イスラエルの核を認めるなら、イランの核武装を認めざるを得ない。しかもイスラエルは核不拡散条約(NPT)には加盟しておらず、イランは加盟している。

 実は日本は輸入する原油の10%以上はイランからであり、イランは資源大国かつ親日国である。これまで日本は国益の観点からイランの資源開発にも協力してきた経緯があるものの、現在は中国に取って代わられている。
 イランの核開発をより平和的なものにするために、日本の原子力発電システム(核兵器の開発は非常に困難)を導入すべきとし、イラン国内でもその流れがあったが、今回の追加制裁決議により状況が変わってしまった。
 このままでは、日本の資源外交は迷走もしくは、アメリカ従属のままである・・・。


平成22年6月12日『読売新聞』

「日本はプルトニウム保有」イランが公然非難
中 東

 【ウィーン=柳沢亨之】国際原子力機関(IAEA)の理事会で、核開発疑惑を抱えるイランが、「日本はトン単位でプルトニウムを保有している」と日本を公然と非難したことが分かった。
 国連安保理による追加制裁に不満を抱き、日本に矛先を向けたとみられる。
 発言は、イランのソルタニエIAEA担当大使が安保理決議の採択直前の9日に行った。日本の中根猛IAEA大使は、日本保有のプルトニウムは「全量が平和利用目的とIAEAが結論づけている」と述べ、反論した。
 
イランは最近、日本の原子力政策を「モデルにしたい」(イラン外交筋)として、要人を日本に相次いで派遣し、米欧で高まる追加制裁論の歯止め役として期待していた。

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コメント

お久しぶりです。日本は独自の外交をすべきですね 今の国連なんて結局常任理事国の思惑で動いてるだけです フェアーな組織とは言えません 莫大なお金だけ払わされてる国連なんて脱退しても良いくらいです。 日本がリーダーシップを発揮し、核兵器を持たざる国だけで、新たな世界連合を作るべきです。その時こそ、日本は国際的に 一人前の国と認められます

 アキラさん、お久しぶりです。
 コメントありがとうございます。
 いまだ我が国が敵国扱いされている現在の国際連合、いや第二次世界大戦戦勝国の連合国は、日本語で「国連」と誤訳されているので、多くの日本国民が公平な世界的な組織だと間違われているのではないでしょうか。
 おっしゃる通り、不当に高い費用負担を強いられていることに加え、核兵器を保有している常任理事国の拒否権がある以上、フェアな組織ではありません。ベッタリするのではなく、一線を引いてつき合うべきではないかと思っております。
(国連内の反日ロビイストもおりますので・・・)

 がっしゅさん、コメントありがとうございます。
 イランとの関係が良好な日本であるからこそ、やるべき独自外交があると思います。
 ご紹介の映像を拝見し、その思いをさらに強くしました。

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