0時40分、帰宅。
持ち帰った荷物の整理をしたのち、郵便物やFAXなど急ぎの案件を処理する。
結局、徹夜となり、7時、大粒納豆、なめ茸でご飯2杯をかっこんで朝食。
9時、11時と事務所に来客があり、市政に関する相談を受ける。
12時30分、某氏とともに新潟市に移動。途中、コンビニで買ったおにぎり2個(たらこ、昆布)、低脂肪乳で昼食をとる。
急遽、15時から17時まで、某所にて打合せ。新潟中国総領事館拡大移転問題について、各箇所から、圧力というべき声も入ってくるようになった。それだけ、反対の声が新潟市役所国際課をはじめ、関係各所に届いているからであろう。某氏の話によれば、関係者から「草の根右翼に洗脳されないよう」との発言を聞いたという。
右翼でも何でも呼びたければ呼べば良いが、私が洗脳していると言うのは、反対活動をしている人達に大変失礼な話である。各自それぞれが自ら判断されていることであり、それを洗脳と呼ぶのは、住民を愚弄している以外の何ものでもない。
19時、事務所に戻ったところで来客。来週からの決算特別委員会で審議する案件の情報を色々とお聞きした。
21時過ぎ、お泊まりに来た姪っ子とともに買い物。台湾に行っていたこともあり、食材がないため、割引になっている食品を買い込む。
22時40分、スーパーで30%引きで購入した「天丼」、インスタントのひきわり納豆汁、しらす、ビール500ml3本で夕食をとる。
メインの「天丼」が安くなった分、ちょっと贅沢にエビスビールを飲む。やはり発泡酒とは違い、「ビール飲んでいるぞ感」がある。
本日19時から新潟中国総領事館が一時的に移転する新潟市西大畑にて、説明会が行われた。
さすがに新潟市民ではないため自分で出席はしなかったが、出席した地元住民の方から録音を頂戴したので、前回の説明会と同様に、その内容を以下にご紹介したい。
時系列を整理すれば、
5月 新潟県を経由し、中国側からNSGに打診
6月24日 朱鷺メッセに新潟中国総領事館開設
10月 9日 一時移転先の西大畑住民説明会
10月10日 西大畑への一時移転報道『新潟日報』
10月15日 西大畑住民説明会(2回目)
となる
日 時:平成22年10月15日(金) 19時~20時30分
場 所:新潟県新潟市 寄居コミュニティハウス 3F
出席者:新潟市役所国際課 S課長、I田
NSG担当者 I田総務部長
地元住民をはじめとする新潟市民 約60名
新潟市役所国際課・I田(以下、国際課I田)
突然にこちらのドッペリ坂の上に、中国総領事館が移転することが予定されております。それについて住民の方々から説明を・・という要望を受けまして、先週の土曜日9日、それから今日、2回説明させていただく運びとなりました。私は国際課のI田と申します。宜しくお願いします。
今日は2回目ということで、8時までを目途に行いたいと思います。質疑応答の際には自治会名とお名前をおっしゃっていただきたいと思います。それでは課長の方から説明致します。
新潟市役所国際課・S課長(以下、国際課S課長)
新潟市国際課課長Sと申します。本日はお忙しい中お集まりいただきましてありがとうございます。本日の説明会の主旨は、現在朱鷺メッセに開設されている中国総領事館が、近く西大畑に移転するということで、地域に関わりの深い話ということで説明させていただくということでございます。
本日は移転先の建物の持ち主であるNSGさん、学校法人国際総合学園さんから、I田総務部長さんに来ていただいておりますので、後でご説明いただきます。
今日は当初、中国総領事館からも出席していただく予定でしたが、APECなどもあり、大変お忙しいということで、急遽欠席との連絡が入っています。残念ながら中国総領事館からは今日はお見えになりません。それで中国総領事館からは、移転した際には地域住民の皆さんに施設見学していただいたり、あるいは懇親を深めるような交流会をするなどして、地域住民との交流をはかっていきたいと伺っております。地域住民の皆さんには宜しくお伝えくださいとのことでした。
では早速、市の方から説明させていただきます。お手元のお配りした資料からご覧になっていただきたいと思います。まず総領事館とは何をするところか具体的なお話をした上で、移転について一般的な説明させていただきます。
まず総領事館あるいは領事館、総称して領事機関と申しますが、設置された地域との経済や文化など各分野における交流の推進、それから自国、中国と日本に住んでいる中国人、並びに設置した地域、今の場合は新潟の総領事館は新潟県と山形県と福島県が管轄地域ですので、そこへの中国の情報提供、それから日本人が中国に旅行する場合のビザの発給、ただし今は中国へは観光目的であれば2週間以内ならビザなしで行けますので、2週間を越える場合や留学とか、就労のために中国に行く場合はビザが必要ですので、そういった場合のビザ発給とか、あるいは日本に住んでいる中国人の保護やパスポートの発給、新潟、山形、福島には15000人の中国人が住んでいますので、その3県に住む中国人は今までパスポートをとるのに東京まで行かなければならなかったのが、わざわざ東京に行かなくても、新潟で申請できるようになったということです。
それから国際法により、領事には一定の特権がありますが、領事館は外交を行う機関ではありません。大使館は外交活動の拠点として外交特権があり、首都に置かれます。日本では各国大使館は東京に置かれています。
領事機関はトップの役職によって総領事館や領事館というように名称が変わりますが、役割は同じです。設置するかしないか、職員数をどうするかなどは領事館サイドで決めるということです。中国総領事館が設置されてから何があったかというと、経済分野では8月に江蘇省江陰市というところから経済使節団が参りまして、オークラホテルで経済人と交流を持ちました。文化面でも21日に京劇が県民会館で催されます。これからも中国の芸能文化に触れる機会は増えると思います。
中国総領事館は国内6カ所目の総領事館として、昨年6月に正式に新潟に設置が決まりました。今年3月に先遣隊が派遣され、6月24日に万代島ビル朱鷺メッセに設置されました。なるべく早く領事業務を提供したいということで開設され、現在に至ります。
中国総領事館は当初から通例として、単独の建物に入りたかったということですが、早くサービス提供するために朱鷺メッセに入ったということで、今回、西大畑にあるNSGさんの所有するビルを賃借し、今月末にも引っ越しすると伺っています。
引っ越しした後は、住民の皆様に施設見学したり、懇親会・交流会を開きたいと。警備につきましては、警察の詰め所・交番が設置され、周辺の治安の確保を含め、警察により24時間の警備体制がひかれるということです。市としましても地域住民の安全確保のために、警察と緊密な連携をとっていきたいと考えています。
国際総合学園・I田総務部長(以下、NSG・I田総務部長)
国際総合学園の総務部長・I田と申します。今日はよろしくお願いします。私の方からはこの間の経緯等、とくに前回ご質問されたことへの回答を中心に、お話しさせていただきます。
そもそもの経緯は、ゴールデンウィーク前後、県の国際課さんから電話をいただきまして、当方で空き校舎があるようなので見せてほしい。中国総領事館の先遣大使さんが見学したい、ということでした。その段階でも空いていたので見ていただき、その後、賃貸の条件等を示してほしいとの要請がありましたので、大雑把にA4ペーパー1枚くらいにまとめてお渡しました。その後しばらく、いろいろな候補があったようですが、6月下旬になりまして、具体的に条件を詰めたいとのお話がありました。そこから具体的な条件等の協議を開始いたしまして、最終的に合意契約に至りましたのが、8月23日でございます。
(質問の)2つ目ですけど、何年の契約かと申しますと、当方とは5年の契約となっております。あと防音工事がなされているのはなぜかという質問がございましたが、そのような部屋はなく、普通の事務所になっております。これは見学すればわかるのではないかと思います。領事館さんからも、特段大きな音を立てるようなことはございませんし、地域の良好な生活環境維持に充分配慮したいとおっしゃっています。
続きまして駐車場の件ですが、建物の前に3~4台の駐車スペースがございますし、坂の下にも4台の駐車スペースがありますので、合計7~8台駐車できることになります。具体的な使い方はまだ決まっていないそうですが、通学路ということも承知しているので、安全には充分配慮したいとおっしゃっていました。
続きまして住居スペースの有無について(の質問)ですが、設置されておりません。例えばシャワーなどの設備もございません。
最後に、もっと早く説明すべきではなかったかとのご指摘がございました。私どもとしましては、この件は通常の賃借関係と同様に考えていた部分がございました。借主さんも、近隣の生活環境をおびやかすような相手ではないと思っていましたので、いわゆる引っ越し挨拶があれば十分で、住民への説明会が必要な相手とは考えておりませんでした。以上が私どもの経緯説明と質問へのご回答です。
国際課I田
それでは質疑応答に移らせていただきます。
市民A(西大畑第一町内会)
前回は都合で来られなかったのですが、町内会長さんが(回覧板に?)こういうビラを入れてくださって、非常に危機感をもちまして。今まで朱鷺メッセにありましたものが、なぜここに来ることになったのでしょうか?
それから先程、国際課に電話したところ、万代小学校跡地に建てる予定はないというお話でございまして。それは親戚などから聞いたのですが、あの辺の住民に反対されて結局建たなくなったのではないかとのことでした。
またあまりにも唐突に、1週間から10日ほど前に、新潟日報誌上に、ここに領事館が建つことが載ったので青天の霹靂のようにビックリいたしました。市から何の説明もなく、日報誌上にも事前に載ることもなく、唐突にここに強引に建ててしまうということで、現地に行きましたら、もうすでに建っていて、上の方が出入りしていて非常に驚いたんです。ある方の話ではそこら辺に交番が建つという噂もありました。先程、警察の警備を厳重にするという話がありましたが、もし仮に警備の網をくぐって、よからぬ中国人が犯罪を犯して領事館の中に入ってしまったら、治外法権になります。米軍基地でもそうですけど、治外法権になれば日本の警察は手も足も出なくなります。そうなった場合、新潟市という地方都市であっても、外交上の問題に発展するのではないですか。中国というのは、今は経済的に発展しておりますが、その実態は共産党、共産主義以外の何物でもないということです。人民解放軍というのも、あれは国民の軍隊ではなく、共産党の軍隊なんですね。
国際課I田
ちょっと黙ってください。わかりました、それでこの回は、今のお話は総領事館移転のお話ですから(と話を遮ろうとする)・・。
市民A
あまりにも唐突すぎて、NSGさんが売られたから皆さんびっくりしたと思うんですよ。
(拍手)
こちらがNSGさんですか?どういう趣旨で売られたんですか?
NSG・I田総務部長
売却はしておりません。あくまで年限を切って契約するということでございますから。
市民A
年限を切ったってずっと居座るという可能性だってありますよ。
(拍手)
それに中華街構想もあるみたいですけど。仙台市では止めたんですよ。アメリカとかヨーロッパとか民主主義国家が来るなら賛成ですけど、中国はノーベル平和賞を受賞した劉氏だって軟禁されている状態ではないですか。あと尖閣諸島での問題だってありますし、日本との関係は非常にギクシャクしていますよ。日本人だってマナーは悪いかもしれませんけど、中国人がマナーが悪いという話は、このチラシを読む前から聞いていましたよ。野原で平気で用足しをするとか・・。だから私としては非常に不安なんですよ。もし領事館・大使館の中に入ってしまうと、治外法権になりますから、国際・外交問題に発展しかねません。そのことをよくお考えになってください。なぜ朱鷺メッセからこちらへ唐突に来るのか、何の説明も無いじゃないですか。それに先程、国際課に聞いたんですけど、万代小学校には建てる予定はないというじゃないですか。
(この間、国際課はずっと話を遮ろうとして「わかりました」を連発)
国際課S課長
万代小学校跡地では、建てる予定がないわけでなくて、報道でもご存知の通り、中国領事館から数年後に、本格的な宿舎や総領事の公邸も兼ねた施設をつくりたい、という打診があったのは確かに事実です。でもそれはまだ決まっていないことです。万代小学校跡地を売却するかどうかは、市ではまだ決まっておりません。住民の方のご意見・ご要望を聞きご理解を得たいということです。
市民A
でもなんの説明もなく決ったじゃないですか。
国際課S課長
ですからNSGさんから説明があった通りで、賃借契約をすることについては、(住民に対して)説明する必要性が薄いという話があったじゃないですか。
他の方も質問があるでしょうから。(と遮る)
市民B(西堀通4番町)
西大畑に移ることについての新潟市の関わりは一体なんなのですか?
国際課S課長
市としては直接的には何の関わりもございません。
市民B
というは住民への行政サービスとして、今日この会を開いてくれたのですか。
国際課S課長
そうですね。仲介的な役割で地域の皆さんにも関わりが深いということで、説明させていただいております。
市民B
では今日の説明会で仮に賛成であるとか反対の意見が出ても、移転することに変わりないという結果は決っているのですか。
国際課S課長
基本的にそういうことになります。
市民B
そうですか。私も今の方のご意見はよくわかりますし、非常に憤慨しています。でもそれならこういう説明会は、する必要がなかったのではないですか。
国際課S課長
冒頭お話ししましたけど、周辺の町内会長さんから「何の説明もなく工事が始まった」という意見もございましたので、こういう説明会を設けました。
市民B
でも、今回の移転が、どこにどういう原因があってこうなったのか、地元民も含めてみんな混乱していますよね。今更反対の声を挙げたって遅い。移転はもう決っている。
NSGさんにしたって、民間の不動産をただ貸すだけですから、これについても反対もできない。で、中国総領事館は公序良俗に反する機関ではないし、近隣に迷惑はかけないとNSGさんはおっしゃったけど、本当にそのようにお考えですか?I田部長。
NSG・I田総務部長
先程も申しましたが、私どもはそのような存在ではないと考えております。
市民B
日報によれば、(今回の移転は)次の移転地に行く前の仮住まいだと書いてありましたけど、いま課長さんからお話があったように、次の移転先は決ってないという。では5年契約が切れた場合、中国総領事館は朱鷺メッセに戻るんですか?
NSG・I田総務部長
そこのところはお答えできません。
市民B
わからないということですか?わかっているけど教えられないということですか?
NSG・I田総務部長
わからないんです。
市民B
おかしいじゃないですか。だって5年契約を結ばれたわけですよね。5年後に見直すという条項があるということですか?
NSG・I田総務部長
見直すという条項はあります。
市民B
それでは先程の説明と異なるじゃないですか。
NSG・I田総務部長
そこを補足説明させていただきますけど、5年後に申し入れがあったとき、こちら側がそれを認めれば、更新が1年間あるという契約になっております。
市民B
わかりました。もうひとつ大変大きな疑問があるんですけど、中国総領事館は、領事業務を早くしなければいけないから、朱鷺メッセにおいでになったということですけど。これだって西大畑に来ればもっと利用者にとって不便になるんじゃないですか。
そもそも総領事館の方がどなたも見えてないということは、説明会をなさる意味がまったく無いと思うんですけど。
(拍手)
国際課I田
総領事館の方も大変申し訳ないということで・・。
市民Y
それは多分最初から、中国という国の出先機関の方だから・・。
国際課I田
いえそれはないです・・。
市民C
ということは、6月に設置なのに5月の時点でNSGさんに打診があったということは、悪意を持って考えれば、新規で街中に出て来るのは出ずらいから、いったん朱鷺メッセに入れば、あとは移転という問題で片付けられるわけですよね?新規でいきなり街中に来ることになれば、多分、住民総出で反対なさったと思いますよ。ところが巧妙にワンクッション置いて朱鷺メッセに入られたから、あそこには元々、大韓民国、ロシアの総領事館があるから、誰も不審に思わないし「ああ来たんだ」としか思わないですけど、一旦新規で入ってしまえば、あとは自由に新潟市内に移転できるということになれば、西大畑の住民の方々にとってみれば、反対運動する機会・きっかけさえ奪われたということですよね。
(拍手)
国際課I田
私どもが総領事館から聞いていますのは、他の領事館でも一戸建て、ビルを賃借していてもまるまる一棟を希望していて、物件を探していたけれど、中々見つからないということで・・。
市民X
中国の高官が単独の建物でないと入居したがらないというのは、世界の常識になっていますから私も知っていますけど、その理由についてお考えになったことがありますか?ただ単に贅沢をしたいから一戸建てに入りたい、と言っているわけではないんですよ、中国総領事館というのは。
(拍手)
市民Y
こんなお話を今更NSGにさしあげても、ましてや関係ないと言っている市のお役人に対して、我々の気持ちをぶつけてみようにないわけですよね。決った話で関係ないと言っているのですから。住民を馬鹿にしていておかしいんじゃないですか?そもそも連れてきたのは篠田さんでしょ?
国際課I田
誘致に関しては10年来、県・市・商工会議所等で誘致委員会、評議会をつくっていまして、これからの経済交流を視野に入れながら、官民一体となって誘致活動を行ってまいりました。それで昨年の6月に正式に新潟に設置が決まったということになります。
市民Y
では最後にNSGさんに伺いますが、この移転計画は今からでも無しにする方法はありますか?
NSG・I田総務部長
ちょっと今の段階では難しいと思っております。
市民Y
NSGさんといえば、県内でもスポーツとか教育とか文化振興に力を入れていて、新潟県、市を代表する企業ですけども、イメージダウンにならなきゃいいと思いますけどね。まあ余計なことですけど。
市民M
NSGさんにお聞きしたいんですけど、なぜ総領事館は移転したいんですか?日報によれば手狭だからとなっていますけど、実際にはガラガラで、もう20人入ったって、総領事館としての機能は果たせるんですよ。だから狭いというのは嘘。いろいろ計画的になっていたのをだますことになっていたと思いますよ、私は。あなた方の学校は非常に中国人が多いんですよ。夜の店ではほとんどそういう人(留学生)ばかりですよ。勉強に来てるのかそのため(労働)に来てるのか、まあ勉強に来ているんですよね。だけど街では中国人の女性が、夜の店にいっぱいいるんですよ。おたくの学校にはどのくらい中国人がいるんですか?
NSG・I田総務部長
中国人留学生は60~70名で、100名まではいないですね。
市民M
そうするとあれだけの工事をされて、しかも営業されていた店舗の方に高額な立ち退き費用を払われて退去させた、みたいな話も漏れ伝わってきますけど、いくらで賃貸されるか知りませんけど、5年やそこらで回収できるっていう計画でされているんですか?なにか特別な、例えば中国からの留学生が増えるとか、そういった約束ができているんじゃないかとか、そういう穿った見方もできるんですけど。
NSG・I田総務部長
そういったことは誓ってございません。
市民I
重複するようですけど、市の国際課にお聞きします。今もってなぜ市が説明会をしなければならないのか。その前に、市の国際課がこの問題に対応しているのであれば、もっと早い段階で住民全員に説明すべきではなかったのか。
もうひとつはここは学校区域で、子どもが自由に出入りしますし、養護学校もございます。養護学校の生徒さんは、大きな声ですしいろんなことで怯えます。養護学校や盲学校の生徒さんにどのように対応しますか?市民あっての市であるという観点から、明確な回答を求めます。
国際課S課長
最初のもっと早く説明すべきではとのことですが、私共も西大畑に移転すると聞いたのは今年9月に入ってからです。こちらも基本的には民間同士の契約ですから、市が直接関与するものではないと考えておりましたので、そこは私共の認識が甘かったという批判はお受けします。それで遅くはなってしまいましたが、説明会を開かせていただきました。
また学校が近隣にあることについては、警察と連携をはかって地域住民の安全確保に取り組んでいきたいと思います。
市民I
ちょっと待って。養護学校に対して説明会はやったんですか?
国際課S課長
直接はやっていません。
市民I
あなた方は言い訳がましいことを言っていますが、ここにはマンションがあり小さい子は沢山いますし、大きい子にも影響を与えます。前に陸上競技場での拡声器の問題が、市に苦情として上ったことと思います。そういうことを考慮しながら、もういちど市として国際課として、市民・地域住民に対して配慮が必要だったと思います。もっと市・行政は、住民の立場に立って迷惑がかからないように配慮できなかったのか?
国際課S課長
ですから説明が足りない、こちらの対応が遅かったとは思います。前回の説明会でも皆さんからいただいたご意見に、早めに対応していきたいと思います。
市民I
養護学校への説明は?
国際課S課長
養護学校にはまだ説明していません。早めに行いたいと思います。
市民I
それは早くしなければダメでしょう。そもそも養護学校は普通学校とは違うことを知っていますか?あなたはどの課をまわってきましたか?
国際課S課長
下水道課、教育委員会に在籍してきました。
市民I
それならもっと早く対応するべきでしょう。それが行政の仕事ではないですか?
国際課S課長
真摯に受け止めます。
市民R
こちらに中国領事館が移転したら、たぶん中国人が増えると思うんですけど、東京の池袋とか大阪の鶴見区は、中国人が増えることでコミュニティをつくって、道路を不法占拠して露店を勝手に開いたりとか、もっとひどい人は道路で大小便をするとか、そういうマナーの悪さで地域住民とのトラブルが多発しているんですが、そういうことはご存知ですか?あともし新潟でそういうことがあった場合、どう対処するんですか?
国際課I田
池袋などで中国人がコミュニティをつくったり素行が悪いという情報は、我々も知っておりますが、そういう現象が中国総領事館の移転と直結するとは考えておりません。
この間も説明会でお話ししましたが、総領事館ができトップの方が来ることで、素行の悪い中国人も襟を正すと思いますし、警察によって警備が強化されることで、治安もよくなると考えております。
市民R
本当によくなると思ってますか?よくなるわけがないでしょう。
(拍手)
詰め所があったとしても、池袋あたりの中国人は、警察が来ればすぐ逃げますが、いなくなればまた戻ってきますよ。ずっと監視できるわけではないんですから、そういうことは考えていますか?
国際課S課長
ですから警察によくお話しして、そういうことがないようにしたいと思います。
市民R
そんなことが実際にできますか?
領事館が来れば中国人は増えますよね。
国際課S課長
領事館ができても、コミュニティが形成されるほど中国人は増えないと思います。
市民D
利便性がよくなれば、中国人が自然と増えるだろうって言ってるんだよ。
市民E
今も新潟市内の市営住宅に、コミュニティが形成されていることを把握してますか?
市営住宅附近を昼間に通ると、若い男女が徒党を組んで、難しそうな会議してますけど、皆さん中国語で話していますよ。
平成20年の警察庁の発表によれば、来日した外国人の犯罪のうち4割が中国人が関連していて、5000人以上が逮捕されているんですよ。これは単純に中国の方が多いから犯罪が多いのもわかりますけど、凶悪犯罪のほとんどに来日している中国人が関係していると。手口も巧妙になっていて、多くの日本人が巻き込まれて、損害を被っているんですよ。中国人が関連した凶悪犯罪、経済犯罪が、桁違いに増えてますから。
(拍手)
だからこういうお話し合いを今更しても仕方ないんですよね。もう来ることが決っちゃってるんですから。
市民G
万代小学校が近いんで、他人事ではないんで伺いました。さきほど総領事館は公序良俗に反しないといおっしゃったけど、今年2010年7月に中国では国防動員法という法律が施行されまして、中国の有事の際には国民全員が命令ひとつで協力するんです。命令ひとつで日本に住む中国人が全員、戦闘員になるんです。そういう心配がありますね。
ですから総領事館が、こんな小さな国にはひとつかふたつあればいいはずなのに、余計につくるのは、軍事要塞をつくるようなもので、トロイの木馬みたいなものです。それが公序良俗に反しないというのは、私は納得できません。もし中国との関係が深化すれば一触即発です。それに北朝鮮との関わりも新潟は深いです。もし有事ともなれば、中国国民保護という目的で、中国の軍隊が乗り込んでくる可能性もあります。それが公序良俗に反しないということは、お勉強が足りないんじゃないですか?
(大拍手)
新潟市民の命を守ってください。
(大拍手)
国家総動員法が施行される前、北京オリンピックの聖火リレーを長野でやったとき、人声で数千人の中国人が旗を持って結集したんです。マスコミが報道しないから一般の人はわかりませんが、日本の警察は日本人を守りません。あのときは日本人やウイグル人、チベット人がいたんですけど、中国人は殴る蹴るの暴行を加えたにも関わらず逮捕されず、日本人やチベット人しか逮捕しないんです。だから何かあったときは警察が対処するようにと言ってますが、警察というのは軍隊みたいなものですから、上の命令がなければ動きません。上から中国人に手を出すなという命令が下れば、新潟市民を逮捕され、中国人は逮捕されないということは、充分考えられます。
それから先程、そこの下に駐車場がいくつか設けられると言ってましたが、もしそこで交通事故等で子どもに害があった場合でも、外交特権によって中国人が逮捕されないということはありますか?
市民E
充分ありますね。
市民G
その辺をはっきりさせてください。
国際課S課長
今のご意見はよくわかりましたけど、領事館は領事業務を行う施設であって、そういった施設ではないと考えております。
市民G
どうして弁護するの?あなたはどこの国の人なの?
国際課S課長
(無視して)それと交通事故云々に対しては、外交特権でなく領事特権であって、交通事故を起こしたときに逮捕されないとか、そういうことではないですから、誤解なさらないでください。
市民S
それからもうひとつ、中国は経済大国になったとはいえ、麻薬とか、野蛮な犯罪が多いと聞いています。また北朝鮮と仲が良いから、有事の際には米軍がいてくれなければ、自衛隊では対処できませんから。それから最近の新聞報道によれば、アメリカ政府も中国に脅威を感じて、国務長官と中国の外務相が会談するということです。だからもし有事の際になったら、北朝鮮もむかってくるんじゃないですか。それに中国が入って来た場合、米軍だけで対処できるんでしょうか?自衛隊は実戦経験がないから、対処しきれないんじゃないですか?
国際課I田
どうもトピックスが対・中国になっておりますが・・。
市民S
だからあなた方は共産党の恐ろしさをわかっていないんですよ。
(拍手)
単純な問題だと思ってらっしゃるようですけど、とんでもないことなんですよね、本当に。
市民K
広報がすごく足りないと思います。新潟日報さんにしてもテレビ局にしても、私達は仲良くやっています、こんないいことがありますというのは、すごく伝わりますよ。しかし日本の今の政局だって、国会中継を全部見れる人はわかると思うんです。夜のニュースしか見れないと、編集しているから誘導されるんですよ。「財界にいがた」では領事館の問題や懸念を書いてくれましたけど、日報さんは違うと思います。広報に対する責任感がないんですよ。
インターネットで見れますけど、全国の人が新潟のことを心配しています。そのことについてどう思いますか?
国際課S課長
お話はわかりましたけど、今は外交について発言する場ではないと思います。
国際課I田
承知はしておりますが・・。
市民Y
いない方を想像で話していてもしょうがないし、NSGや行政ではわからないというなら、ご本人(総領事館側)にお出ましいただいて、一席設けていただかないと。これで終りにしてくれと言われても納得できませんよ。
(拍手)
どういう運営されるかという説明もないわけですよね。例えば駐車場だって、そこの前の道は狭いのに、もし用事がある中国の方が前に車を停めたら、狭い道だからバスが通れなくなりますよ。そういったことを業務に携わる人に聞いてもらわないと、あなた方に話していたってしょうがないでしょう。
国際課I田
いや駐車場は・・
市民Y
それはひとつの例ですよ。たしかに行政の立場では、どんどん話を進めていかなければならないだろうけど、一旦運営が始まったら何か問題が起こっても、中にどなりこんでいくわけにはいかないでしょう。だからやっぱり、反対は反対でも、せめて1/10でも納得してからでなければ、首を縦に振るわけにはいきませんよ。どんなに反対したって、連れてきてやっちゃうんでしょ?時間だからって話を切らないでくださいよ。
国際課S課長
わかりました。皆さんの不安や心配もわかりましたし、私共の説明だけでは解決できないこともよくわかりました。ここで全部お答えできませんので、自治会さんごとに今出たご意見とか、その他の要望を取りまとめて文書化して、後で提出していただければ・・。
市民Y
ちょっと待った。自治会がきちんと機能してないから今日ここに集まっているんだよ?沼垂とか万代の方はみんな反対だよ。住民はみんな納得してないのに、自治会の方が賛成として出しているんだよ?市はまとまってると思っているか知らないけど、実際は住民は反対なのに自治会が勝手に賛成にして出したりするんだよ。そうすると自治会がまとめて出してくれって逃げるのが、いちばんダメなんだよ。
国際課S課長
総領事館側としては、皆さま方にオープンしたら・・
市民E
市にお尋ねしても、市がやるんじゃないからダメなんでしょう?
国際課S課長
ですからそのことも含め、総領事館側と直接話がしたいということを市に言っていただければ・・。
市民E
だから今この場で(市に対して)言ってるわけじゃないですか。なんでまた新たな手続きをとれっていうんですか?なんの為に今日開いたんですか?
市民F
前回の説明会にも出させていただきました。先回も今日と同様の質問が出ましたが、私共だけではお答えできないので、次回はもっと話がわかる上の者が参ります、というお話がありましたが。
国際課S課長
いえそういうことは・・。
国際課I田
上の者が来るとは言ってないですね。
国際課S課長
市長さんに来ていただきたいという話も出ましたが、それは無理ですとお答えしています。
市民H
総領事館の方々も来ていただくようにと言ったはずですよね。今回はNSGの方も来ていらっしゃいましたけど、先回も同じ様になんの為に開いたのかという話は出ましたよね。それで総領事館はAPECのために忙しいから来られないという話でしたけど、昨日いきなりAPECが決ったわけではなくて、前もって知っていたはずですよね。全部スケジュールが入っている中で、来れそうにないと知っていながらこの日を設定したんですか?私達はなんのために集まったのかと思っているわけですから、もっときちんとお答えできる人に来ていただいた上で、皆さんを集めていただきたいと思います。
(拍手)
国際課I田
先回のお話の中で総領事館とビルの所有者であるNSGさんに出席していただきたいという強く要望してほしいということでございましたが、本日、総領事館の方がAPECおよび休暇ということで欠席の連絡をいただいたのは、私共も残念に思っております。
総領事館側は常日頃から地域の方々と交流を深めていきたいと申していますし、総領事館がオープンしたら見学に来ていただきたい、その他にも色々なプランを練っているようですし・・具体的にはまだ言えないんですが、とにかくそういうこともお伝えしたいと思って今日やって来ました。領事館がいらっしゃらないのは我々も残念に思っております。
それから上の者が来てお話するというのは、最終的にはそういう話になっていなかったと思います。何を聞いてもわからないじゃないの、ということでしたが。
市民I
NSGさんにお聞きしたいんですけど、この猛暑のなか、8月中もの凄い勢いで工事していましたよね。あの工事費はNSGさんが出されているんですか?それとも総領事館側が出されているんですか?
NSG・I田総務部長
工事の方はわかりにくいんですけど、二つに分かれているんですよ。もともとご存知のように古い建物でございまして、耐震補強をやらないと使いものにならんと、それから設備関係も大分痛んでいる、腐っているということで、先行して私共がやったということで費用はNSGが出しております。それから最後の方になりますが、期間にして一ヶ月くらいでしょうか、内装、いわゆる壁とかの工事費用は領事館さんが出しています。
市民I
そのときに改修しますからと回覧板で回りましたが、そのときは領事館引っ越しのためということには触れてなかったんですが、あえて触れてなかったんですよね?伏せ続けてきたその理由を教えてください。
NSG・I田総務部長
これは私共の耐震補強工事にかかりましたのは7月15日なんです。
市民I
どんな工事にしろ着手したということは、領事館が入ることが前提の工事なんですよね。
NSG・I田総務部長
その段階ではなかなか条件がまとまっていなくて、私共も見切りで工事を開始したんです。
市民I
空きビルでも改修工事を開始したんですか?
NSG・I田総務部長
そうです。もともとそれをやらないと使えない建物ということで、ダメならダメで別な使い道があるだろうということで、そういう意味の見切り工事です。
市民I
誰に聞いても何の為にやっているかわかりませんと、工事の方は言っていましたけど。
NSG・I田総務部長
ですからその時にはおっしゃるように協議・交渉は続いていたわけですけども、はっきり言って決裂する可能性もあった時期でして、ただこういう工事をやりますとその時点では言うしかなかったんです。
市民I
交番とセットで領事館が入ることが決ったのはいつですか?交番がなくては建物が建てられない施設というのは、危険なことだと思いませんか?何かあったら交番にお願いしますと、そちらの女性の方(国際課S課長)が言ってましたけど、交番がなければいけないようなビルが、どうして住宅街にできるんですか?
NSG・I田総務部長
ここに交番ができるという時期は、私共も最近聞いた話なんで、工事や協議のこととは離れているんですが。
市民I
もう契約したというんであれば、NSGには最後の良心を見せてほしいんですよ。これ以上欲気ばかり起こさないで、6年目には契約しないでください。
(拍手)
市民C
篠田さんのキャッチフレーズって一体なんでしたっけ?もう一度言ってみてください。
国際課I田
キャッチフレーズ・・
市民C
「市民の安心・安全」じゃなかったですか。市民はこんなに不安がっているんですよ。だから(説明会に)総領事館を呼んでほしいって言ってるじゃないですか。市民を安心させるべきでしょう。それがあんた達の仕事なんじゃないですか。
(拍手)
それでひとつ誤魔化してほしくないのは、総領事館さんが5年契約というけれど、万代小学校のことはカモフラージュで、ずっとここに居座るんじゃないかということも懸念されているんですよ。中国のことだから、どれが本当かわからないんですよ。あなたのところも耐震補強だの立ち退き料だので相当金かかっているでしょう。民間だからマンションだのなんだのを貸すのはいいですよ。貸すなとは我々は言えないですよ。でも今回の総領事館移転の件は全部が嘘のような気がして、万代小学校はまだ決っていないていうし・・関係ないけどあそこは私の母校だから、それで余計黙ってられないっていう気になっているんですけど。とにかくNSGさん、そういう裏の、密約はないんですよね?NSG理事長の池田さんは中国と関係が深いから・・。回答するのはあなただから言うけど、そういう密約はないんだね?
NSG・I田総務部長
そういうことは存じておりません。
市民C
全部がカモフラージュで、市民は全部だまされているような気がして。相手は中国だからそんなの当たり前だから、私達はそれを心配しているんですよ。
市民A
民主主義の論理っていうのは多数決の論理で、話し合うことによって多数決で決めるものなのに、唐突に建物が建てられて、お偉いさんはもう行き来しているようじゃないですか。これはもう事後処理ってことですよね。事後承諾ですよ。これで民主主義政権だって言えるんですか?こんなの民主主義って言えないですよ。
(拍手)
国際課I田
それではもう時間ですので最後の質問ということで・・。
市民K
NSGさんにお聞きしたいんですけど、鍵はもう渡したんですか?
NSG・I田総務部長
いえ鍵はまだ。残務工事が来週までかかりますので・・もう大体終っているんですけど、後は微調整の工事になりますが、それが終りますと、もう引っ越しはいつでもできます、ということになりますんで、そのあと完全に引き渡すということになります。
市民K
具体的な契約日はいつなんですか?
NSG・I田総務部長
契約日ですか、具体的な賃料発生は11月1日からという契約になります。
市民K
もう出入りしているとおっしゃってましたよね、中国の方。なんで出入りしてるんですか?
NSG・I田総務部長
最後の検査とかチェックとか色々ございますんで、ここ2~3日は・・。私共も行ってるんですけど。今伺って、そういうことではないかと思います。出入りしているというのは・・。
市民K
まだ入られていないんで、私達が反対すれば、契約を破棄していただける可能性もあるんですね?
NSG・I田総務部長
いえ契約の破棄は、それはちょっと困難というか・・。
市民K
困難でも可能性はあるんですね?
NSG・I田総務部長
いえそれはちょっと無いと思っていただきたいので・・。
市民A
なんか、曖昧な答えですね、非常に。
NSG・I田総務部長
契約の破棄というのは無いということで・・
市民Q
こんな説明会、意味ないですよ。
これじゃお披露目会ですよね。
こんなの国際課じゃない!
密約があったって思いますよ。
市民A
NSGさんと市役所の方と・・国際課の方と、あなたはどういう立場ですか?
国際課S課長
最初に言ったように、国際課課長ですが。
市民A
ああそうですか。世界情勢は充分に把握されてるわけですよね?国際課の方なら・・。私達だって新聞読んだりニュースを見ていればわかりますよ。政府でいえば外務省の立場の方ではないですか。
市民E
シドニーの元領事館員だった陳用林さんてご存知ですか?この人は今亡命されてるんですけど、この人の証言によれば中国の大使館や領事館は、中国留学生を操作してスパイ活動を行わせ、あるいは民主活動家や法輪功学者など、海外在住の中国人を監視する、とおっしゃってるんですけど、これについてはご存知ですか?みなさんどうですか?
国際課S課長、I田
承知してません。
市民E
もう当り前なんだけどね。
お話にならないですね。
多数決の原理をご存知のはずでしょ。
国際課I田
私共も県、経済界と合わせて10年間誘致活動をやってきたのは、中国の総領事館を誘致することで、我々にもメリットがあるだろうと。福岡ですと博多どんたくに領事館が参加したり、長崎ですと町内会の行事に参加したり、札幌においては一緒に主催した交流イベントの報告会を、領事館を開放して一緒にやったりと・・。そういう地域に根差した市民交流が一層拡大されるんじゃないかなと、そういう期待を持って私共もやっております。
今の説明会については、今回で終了ということになってしまいますけど、領事館側は皆様にぜひ視察に来ていただきたいと・・。
市民E
それからやっぱり(総領事館側は)説明に出てきてよ。
(拍手)
市民Q
わだかまりがあったままじゃ無理ですよ。
まずは中国の領事館の方を出してください。
(拍手)
国際課S課長
説明会ということができるかどうかは、ここでは確約できませんけれど、皆さんの強い要望があるということは総領事館側にお伝えして・・
市民Y
でもね、課長。さっきから見てると、お役目からしてしょうがないのかもしれないけど、中国を誘致・移転ありきで話を進めてきて、何いまさらゴチャゴチャ言ってんの、証拠があるなら並べてみなさいよ、って風な雰囲気にしか私には見えないんですけども。
国際課S課長
決してそんなことは思っておりません。
市民Y
お顔に現れているんでね。それで、私も中国云々という政治的な話をしてもしょうがないんですけども、中国についてですね、もう少し・・まあ確かにいいイメージをお持ちかもしれませんけども、国民に対して自由とか人権とか、あまり認めてない国でありますし、法律の上に中国共産党の指導があるという国ですよ。だからそこと五分に、信頼しあって手を結べるような関係に、私は無いと思っております。現状の国家体制としてね。それを相手のことを全面的に信用して・・、他の自由主義の国々の方々とはちょっと違う付き合いをしなければならない国であることは、誰が考えても間違いないことだと思います。その辺の認識もなしに、ただ中国と仲良くすればいいことがあるかもしれない的な、短絡的な発想で、メリットだけを考えていたら、市民に対してデメリットというものが後から生じるような気がしますよ。
国家レベルでも、外務省、国土交通省、首相官邸、束でかかってかなわなくて、この前釈放したわけですよね。それが申訳ないですけど、地方都市の市長さんと新潟市役所の職員の皆さんで、総領事館といえば一応、国を代表して来ている機関ですからね、五分で渡り合える技量と能力をお持ちなのかということを、我々は心配しているわけですよ。招き入れてからでは出て行けと言えないわけですよね。だから中国とすれば用意周到に、いちど朱鷺メッセでワンクッション置いて、市民生活の中に入ってくるわけですよ。だからもう反対ができないわけでしょ。最初からNSGさんのところに来るということであれば、新規で出て来るということであれば、繰返しになりますけども、住民の皆さん、市民全部を巻き込んで反対運動ができたんですよ。それがたかが2~3カ月でも朱鷺メッセに入られたのであれば、後は移転でしかないわけですよ、既成事実があるから。
国際課I田
私共が聞いている範囲では、そういう意図でワンクッション置いたとか、そういうわけではないですので・・。
市民Y
だって中国というのは独立した建物にしか入らないのだから、朱鷺メッセに来るわけがないわけですよ、100%。世界中見てください。
市民W
この建物も、盗聴器を仕掛けられてないかどうか、そこまでやってるんですから。内装があれですから。十何人いる職員の中で、領事館業務をやっているのは2~3人で、あとは全部スパイ、工作員ですよ。
国際課S課長
ご意見はご意見として受け止めましたし、総領事館からの直接の説明がほしいということもよくわかりました。
市民R
今日の説明会の総意として、皆さんそうおっしゃってるんだから、せめて篠田市長にはそうお伝えいただいて、それができるかできないかは市長の腹ひとつでしょうから。
国際課S課長
はい、近いうちに市長にもお話させていただきますし、総領事館の方にもお話しします。
市民R
あとNSGですよね。NSGがどういう良心を見せてくださるか、明確に答えていただいてないんですけど。
NSG・I田総務部長
申し訳ありません。おっしゃる内容がどういうことか・・。
市民R
5年契約したんでしょう?契約延長しないということを、はっきり明言していただきたいと思います。
NSG・I田総務部長
それは今私がこの場で言えることではございませんので、そういうご意見があったということは、承知いたしました。
市民Q
売却する可能性があるってことですよね。
NSG・I田総務部長
今私の知っている範囲ではそういう話は聞いたことがございませんけども、それは私で判断できる話ではないので・・。
市民Y
少なくともNSGさんは不特定多数の方を相手にするご商売をなさってるわけでしょうから、少なくともここにいる市民の皆さんは、NSGさんにいい印象を持たれないでしょうし、今後やっぱりそういった声と向き合っていかなければ・・ほんとに軒先を貸して今後とられるという話にならなければいいが、と心配してますけどね。
市民E
海外旅行が好きで中国にも何回か行ったことがありますが、中国に行ったことはありますか?
国際課S課長
ございます。
市民E
車の運転とか見たことありますか?すごいですよ、向うの車の運転は。
国際課S課長
まあ、あの交通ルールを守るという概念はないと思います。
市民E
そういうところで運転している人が、この狭い道路にいっぱい集まるんですよ。何かあったらどうするんですか?事故があったりしたらどうするんですか?
市民S
市には関係ないって言ってるから。
市民を守らないんですか?
もう決ったことは関係ないって言ってるから。
市役所の人間はいらないじゃないですか。
交番がひとつあるけど、そこを通って領事館の中に逃げ込んだら治外法権ですよね。
子どもが殺害されたらどうするんですか?守れるんですか、市役所に。
市は関係ないって。市民を守らない。
国際課S課長
そういった想像とか仮定の話にはお答えできません。
市民G
想像上の話と言うけど、あらゆることを仮定して行動するのが、市民の話を聞いて行動するのが、市役所の義務ではないんですか。
(拍手)
国際課S課長
お話はよくわかりました。
(ずっと騒然)
市民E
NSGさんにお伺いしたいんですけど、契約をしたときに普通の民間と契約するのと同じ感覚で結ばれたというお話でしたけど、今日のこの住民のお話を聞いてどうお考えですか。
NSG・I田総務部長
契約を結ぶことについては、先程もお話ししましたように、私共の考えに基づき契約を結んだということでございまして。
市民E
何かあった後では遅いんですよ。今からでもお願いしたいのが、もし領事館が移ったあと、何かあった場合は5年契約を結んでいても、それを撤回してすぐにでも出て行っていただくということを、契約に盛り込んでいただきたいんですよ。
(拍手)
NSG・I田総務部長
契約をこれから変更するのはできないです。
市民E
では売却しないというお約束はできますか?
NSG・I田総務部長
そこで私は(約束)できませんので、そういうご意見があるということを持ち帰って伝えます。
市民Q
質問なんですけど、(領事館は)国と一緒のものなのに、民間の契約はできるものなんですか?
国際課S課長
国と国との取り決めは総領事館を作るということで、お互い合意して取り決めたということで、どこに置くかとか、どういう形でビルを借りて契約するとか、あるいは所有するかは、日本の法律に則って契約するので、いわゆる民間同士の契約と同じです。
市民Q
そこに国とか市の責任はないんですか?
国際課S課長
契約自体にはございません。契約関係に関しては・・。
市民R
それじゃあちょっと多数決とってみてはどうですか?
国際課S課長
皆さんが取りたいというのであれば、取りますが。ただ今おっしゃった通り、反対の意見は多いんでしょうけど。
市民C
可能性の話としてですね、もう何度も繰り返しになるけども、NSGさんはもう貸すという契約で、5年間の賃貸契約を結んで、5年後にはもう一度見直すという契約であると。だから更新される可能性もあるということで、未来永劫どこまで続くかわからないのが事実関係で。新潟市の国際課にしても、それに関して反対意見が多数だから、中国総領事館、あるいはNSGに働きかけて移転をやめさせることはできないお立場だと。これはもうはっきり今日の説明会でわかりましたけども、尚かつ私達としては移ってほしくないし来てほしくない。ですから今後もNSGさんにお願いし続けなければいけないし、新潟市に対してもお願いし続けなければいけないし、中国総領事館に対しても来てほしくないということを訴え続けなければいけないんですけども。そうすると反対運動であったり、座り込みであったりで、引っ越しができないような環境を、あるいは引っ越しが遅れるような環境をつくりだすとかですね。そういった具体的な反対運動に講じなければならないのかな、という感じもするんですけども。
NSGさんの会社の方に、みんなでお願いしたりですとか、今からでは時間がないですから署名も間に合わないですし、他のマスコミやメディアに取り上げてもらうのも、なかなか難しい話ですから。
国際課S課長
反対の意見はわかりました。
市民R
許される範囲で反対運動をしなければ、私達の気持ちは踏みにじられることになりますから。少しでも抵抗せざるを得ないですよね、今日の説明会の結果だけ見れば。
市民C
私もずっと反対運動は致します。
(拍手)
市民Y
せっかくねえ、野球チームだとかサッカーチームだとか、バスケットチームであるとかを媒介にして、 (NSGは)皆さんに好かれる企業を目指しておられるのに、非常に残念でならないですね、今回の決断は。
国際課I田
予定の時刻を30分超過してしまいましたので・・。2回目の説明会は総領事館がいらっしゃらなくて・・・。
市民G
市役所のみなさん、NSGの方を含めて、この辺にお住まいの方はいらっしゃるんですか?いらっしゃいませんよね。もし自分の町内や地域に総領事館があるとしても、まったく抵抗ないんですか?
国際課、NSG
・・・・(無言)
市民E
質問されてますよ?
他人事のようにしか考えていないんじゃないですか?
国際課S課長
まあ私自身、ここの近くには住んでおりませんけども。私自身のことというのであれば、色々と考えることはありますけども、特に総領事館が来たからといって、ということは私は考えておりません。
市民W
とにかく民主主義の原理は多数決ですから・・
国際課I田
それでは超過30分経ちましたから・・。皆さんの大多数は反対ということで。
国際課I田
皆さんの要望は総領事館にお話ししますから。
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