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2010年12月15日 (水)

またも契約問題、西山町海岸清掃違法投棄問題

 資料作成を行い、3時に就寝する。

 7時、起床。大粒納豆、目玉焼き、数の子昆布でご飯2杯の朝食をとる。

 すべてに返信できていないが、ある程度の量のメールを処理したのち、8時30分、市役所に移動。

Cimg1396 会派会議を行ったのち、9時からの議会運営委員会に傍聴出席する。
 議題は、整風会として提出した意見書「外国資本等による土地売買等に関する法整備を求める意見書(案)」について、共産党も賛成するとの意見表明があったことで、全会一致で議会運営委員会提案にするか否かの調整である。
 異論はなく、整風会での提出は取り下げ、議会運営委員会発案として提出し、柏崎市議会統一の表明にすることができた。
 その他、森林環境税を推進する議員連盟への参加の案内があった。

 9時10分、議会運営委員会が終了し、その後、再度の会派会議。

 9時45分、議会報のための写真撮影を行う。

Cimg1397 10時から総務常任委員会に出席。
 冒頭、西山海水浴場の清掃委託に関する契約内容について、担当課からの説明を求める旨の提案を行った。社会クラブ・高橋新一議員からは「契約関係について聞く必要はない」との意見があったが、これまで柏崎市政において問題になっているのは契約の問題であり、総務常任委員会の所管であるとの反論をし、説明を求めることとなった。
 一連のやりとりの最中、なぜか傍聴の立場である某Y議員が「議事進行うんぬん」で騒いでいた。委員でないにも関わらず、それだけ騒ぐということは、市長を守る立場にとっては、マズイ案件なのであろう。

 最初は市民生活部、消防本部所管の議案の審議。
 一般会計補正予算に関しては、特に問題となる質疑はなし。
 「議第111号 防犯まちづくり条例」については、以下のような確認をした。

Q.防犯について反対するわけではないが、確認したい。第4条に市の責務ということで、施策とその財政上の措置を行うとあるが、逼迫した財政状況との関係からどう考えているのか。例えば、通学路であるものの、その町内で街灯の費用が負担できないという場合も考えられる。あくまで自助、共助、公助の順であるという理念は変わらないか。
A.まずは自助、共助の順番であることは間違いはない。ご指摘のようなケースに応じて、必要な施策を行っていきたい。

Q.具体的なことで確認したい。そのまま犯罪には当たらないが、被害を受けるような事例についても、市民に伝えることをするか否か。第10条に広報及び啓発活動とある。犯罪になる前に芽を摘むことが大切であろうことから、犯罪の一歩手前の事例を周知はやるのか。
A.消費者センターにもそういった情報は寄せられており、今後、検討していきたい。

 11時15分、説明者の入れ替えのために休憩。

 11時25分、再開し、財務部、総合企画部所管の議案審議となった。
 一般会計補正予算に関しての質疑応答は、以下の通り。

・長期債の繰り上げ償還 5億6149万円
 効果は、実質公債比率を
 平成22年度 1.057%
 平成23年度 1.151%

*この年から単年度の実質公債比率が25%を越える
 平成24年度 0.717%
(現状のままでは、27.1%)
 引き下げることができる。
(現状のままでは平成25年度で26.0%)

Q.この対策によって、実質公債比率を平成23年度以降、25%以下に抑えることはできるのか。
A.確実に下がるとは言い切れないが、ガス事業でも繰り上げ償還を行うことで、一般会計からの繰り出し金を減らせるので、引き続き努力したい。

・辺地共聴施設整備事業補助金 2138.2万円
 地上デジタル放送のため、山間部の共同受信組合への補助(既存16地区のうち5地区は不要となったが、他の難視聴地区がでてきたため、不要額に加えて増額し、補助)

・日本将棋連盟棋王戦開催負担金 50万円
 新潟日報主催の大会の第3局を柏崎で実施する。前夜祭があり平成23年3月6日に対局。

Q.各種のイベントに共通して言えることであるが、柏崎市の公金をだす以上、柏崎の売り込みもしっかりやってほしい。他の地区でのこういったイベントの開催を見ると自分のまちの売り込みを、行政職員が法被を着込んで行っているほど。そういった意気込みはあるのか。
A.観光交流課での所管になるようなものであるが、今回は市制施行70周年ということもあり、秘書広報課で対応している。質問の趣旨にあるような設えについては、検討したい。

Cimg1398 12時、休憩となったので会派室に戻り、「割烹おくい」(電話:0257-24-6486)の弁当で昼食をとる。
 好物のシメ鯖に加え、白身魚のフライや鮭のはらす焼き、帆立貝柱と牡蠣の煮物も入っていたため、一緒にガバガバとご飯を頬張り、ご飯が圧倒的に足りなくなってしまった。

 13時、総務常任委員会の審査が再開となり、実質公債比率ことから引き続きの質疑応答となった。

Q.平成25年度の単年度での実質公債比率が25%以下になるためには、いくら必要なのか。
A.24.9%にするためには、2億1450万円が必要となる。

 その後は各議案の審査。

・「議第110号 文化会館アルフォーレ設置及び管理に関する条例」
 指定管理者制度での公募をするための条例制定。名称は「市民会館」から「文化会館」に変更し、正式名称
「柏崎市文化会館アルフォーレ」。愛称は「アルフォーレ」としている。平成23年1月から3月中旬までに指定管理者を募集し、同年4月に決定する。

「柏崎市文化会館アルフォーレ利用料金(案)」(pdf形式)

Q.今回は指定管理者制度を入れるためのものとして認識するが、除雪などどれぐらいが指定管理者の負担になるのか、のちほど委託設計仕様書は提出してもらえるか。また、自主的な企画など集客効果のあるものを実施できる業者を選ぶという認識でよいか。それによっては、収益がでる以上、委託費も安く抑えられることもある。
A.自主的に行う事業も含めて精査する。除雪等に関しては、委託先に行うように検討しているが、総合的に判断していく。
Q.いまの質問、除雪という小さな事例をだしたが、文化会館とはいえ、今回の建設については災害時の避難場所としても使えるというのが、もう一つの売りであった。委託先として、舞台装置や自主事業という観点はもちろんのこと、災害時の対応についても委託設計の中で盛り込んでほしい。要望なので、答弁は不要。

・「議第118号 柏崎市過疎地域自立促進計画の制定について」
 過疎法(過疎対策事業債の充当:70%は国から交付があるが、30%は柏崎市の借金)の6年間延長に伴い、対象である西山町、高柳町について、平成22年度から平成27年度の6年間計画を策定した。高柳町で61事業、西山町で51事業を予定。

Q.新市建設計画、第4次総合計画(現在は前期分であり、これからは後期)を変更する点はあるのか。
A.若干、違ったものはあるが、総合計画の後期分には反映させる。

・「議第119号 公の施設の指定管理者の指定について(博物館、ふるさと人物館及び史跡・飯塚邸)」
 平成23年4月1日から平成26年3月31日までの間、引き続き柏崎市観光レクリエーション振興公社を指定管理者にするもの。その他の変更箇所は、資料の通り。

「博物館等の今後の管理運営について」(pdf形式)

 報告事項は3件。

・「平成21年度決算版 もう一つの決算書」

 ここで財務部からの説明が終わったため、今日の委員会の冒頭で依頼した、西山町海水浴場清掃委託についての対応について、財務部長、総合企画部長に質問を行った。

「西山町海水浴場清掃委託」栗原建設(pdf形式)

「西山町海水浴場清掃委託」シルバー人材(pdf形式)

Q.当初は、ワンシーズンで業者と約430万円で委託契約を行い、途中で違法な行為があったことで契約を変更。しかし途中までの費用を違法行為を行った業者にも支払い、新たにシルバー人材センターと平成22年7月20日に約52万円の委託契約を結んでいる。こういった違法行為に関わる委託先の変更などは議会への報告・説明すべきではなかったか。また今後もこういった契約変更がでてきた場合、同じような扱いなのか確認したい。海上保安庁からの事態が安定するまで公表しないでほしいとの話があったというが、議会には秘密会もある。
A.決済区分において、430万円は部長決裁。市とすれば、今回の事例は、業務の執行上、継続が必要なので、この判断となった。今回は社会的制裁を業者が受けるので、契約解除をした。議会の報告ということでは、ケースバイケースだが、内部でも基準がなかったので検討する。

Q.本来、不法投棄を厳しく指摘するはずの柏崎市役所が委託した業務で違法行為が起こったので、秘密会等を設定するか、または「契約変更する諸処の事情ができた」とだけでも報告すべきではなかったか。違法行為による契約変更は議会に相談すべきではないのか。
A.海上保安庁から止められていたのは事実。刑事訴訟法第47条にならい、絶対に秘密となっていた。契約変更自体も言えない状況であった。

→この答弁は怪しい。

*刑事訴訟法第四十七条
 
訴訟に関する書類は、公判の開廷前には、これを公にしてはならない。但し、公益上の必要その他の事由があつて、相当と認められる場合は、この限りでない。

Q.今回、違法行為を行った業者には結局、金を支払っている。市民の貴重な税金を扱っている認識はあるのか。違法行為を行ったような場合には、公金を支払うべきではない。
A.顧問弁護士に相談したところ、請負業者にかかった経費は支払うべきとの回答があった。日割り計算などで請負にかかった部分を計算したので、支払った分(約321万円)
は必要であり、過分な支払いはしていない。

Q.本当にそれでいいのか。シルバー人材センターに契約変更して、約52万円の委託をしている。本来であれば、この違法行為のために、市職員の余計な人件費も発生しており、それを考えれば、支払うべきではないと思うがどうか。
A.対価の支払いは行わざるを得ない。

Q.かつて市職員の研修でABC(Activity Based Costing:活動基準原価計算)分析の研修をやったはずである。こういった違法行為の始末、現場立会いもあったであろう、また契約変更の事務処理に市職員の時間が使われていることは、コストがかかっており、貴重な税金を遣っていることを認識しているのか。民間であれば、こういった違法行為により発生した対処のための人件費は、当事者に請求するであろう。なぜ違法業者に金を支払うのか、そして公金を扱っているという認識はないのか。
A.事務の一部が増えたことによる職員のコストがかかったことは認識している。しかし、これは事務手続き上、必要なものであった。

 結局、感覚自体が違うので、不完全燃焼の議論で終わってしまった。こんなやりとりであるなら、行政改革はほど遠い。より多くの柏崎市民には、こうやって無駄な税金が遣われていることをもっと知ってもらいたいところ。

 15時5分から休憩となったので、会派室に戻り、携帯電話にきた電話へのコールバックを行う。15時15分に再開。

・中心市街地に関する現状報告
 新市民会館前までの都市計画道路の電柱を地中化すべく協議中。
 ウオロクでコモタウンの交通量調査をしたところ、問題なし。
 コモタウン内では、1店舗の飲食店が決まらず、医療機関も誘致できていない。

「中心市街地活性化の取り組みの現状について」(pdf形式)

 報告のうち、コモタウン柏崎については、譲渡の際に飲食店舗や医療機関を設置するという条件(土地売買契約書第9条第3項、指定用途:平成23年1月30日期限)が守れないとの連絡がウオロクからあり、この変更を承認するという。次回の一般質問で取り上げようと思っていた案件だが、その前に会田市長が承認してしまった。結局、土地売却の公募における評価は何だったのか。

Q.医療機関を誘致するという条件だったが、そちらの見通しは立っているのか。
A.相手医師が勤務医であり、なかなか難しい。継続的にあたってもらう。

Q.えんま通りで実施中の優良建築物等整備事業において、確かアースカラーでの統一といった合意があったように思うが、その点はどうなっているのか。
A.専門家も入った地元のまちなみ検討会でガイドラインが作られているので、建設にあたってはそこが関与する。合意はできている。

・飯塚邸の修復方針について
 忠実に復元するには8年、3億円がかかるため、修復方法を変更した。

「飯塚邸の修復について」(pdf形式)

 ここで、一般質問における議会答弁で、公益通報保護法の解釈についての質疑応答となった。
 これは荒城議員が行った一般質問で、復興基金の不正使用の通報が公益通報制度の対象にならないと総合企画部長が答弁したことによるもの。

Q.復興基金に関する不正請求の通報は、本当に公益通報制度の対象にならないのか。
A.議会答弁は事情がすべて分からない段階での答弁であった。民間-民間は該当しない。市が関与した民間の案件も対象となり、反省をしている。今回の案件は対象になりえる。

Q.民間-民間は対象になるように理解しているが、どうか。
A.柏崎市が許認可権をもっている案件で民間-民間でも対象となりえる。

 議案の審査ののち、討論・採決。議案はすべて可決し、共産党提案の2つの請願については反対をして否決となった。

 16時10分に終了し、その後、市役所内で調査活動を行う。

 18時、事務所に戻ったところで、来客。

Cimg1400 21時、厚切り豚モモ肉を使い、大量におろした生姜、ブランデー、醤油、干し納豆パウダーで作った豚しょうが焼きに、キャベツの千切りとケチャップだけのシンプルなナポリタンを添えて、ひきわり納豆、ご飯とともに夕食をとる。

 食後から事務所にこもり、添削を依頼された企画書やプレゼンテーションなどをチェックする。

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コメント

前々から疑問に思っているのですが、柏崎市はどうして、違法行為を行った業者にもホイホイお金を支払ってしまうのでしょうか?
支払わないと、「ちゃんと市が監督していないからこうなった」と言われるのを避けるためでしょうか?
とりあえず市民に知らせず、何事もなかったかのようにしたいという姿勢に、非常に腹が立ちます。
市民はほとんど、この問題を知らないのではないでしょうか?

 名無しさん、コメントありがとうございます。
 おっしゃる通り、この件に限らず、色々な不祥事の陰で我々の税金は支出されております。

*市民から預かっている貴重な公金を軽く考えているとは思いたくはなにですが、これだけ不祥事が続くとそう思いたくもなります。

 本来、それを監視するのが議会の役目なのですが、市長が減給したから良いではないか、という状況です。

*一時期、会田市長の給与が通常のカットに加え、不祥事の責任で50%になったこともありますが、彼らは「給料半分にして市長は頑張っている」と意味不明な野次を議場でとばしていました。

 他の市町村でオンブズマンのような団体があれば、住民監査請求をされるような案件がゴロゴロしております。
 こういった事を柏崎市民の多くが知らないのは、私たち議員の周知不足もありますが、キチンと伝える機関がないように思うところもあります。
 いずれにせよ、微力ながらこういった事実をこれからも柏崎市民の皆さんにお伝えしていきたいと思います。

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