3時、就寝。
7時、起床。大粒納豆、目玉焼き、シラスおろし、コーンとほうれん草の油いためでご飯2杯の朝食をとる。
8時50分、市役所に移動し、9時過ぎから会派室にて会派会議を行う。
10時から平成23年第1回臨時会。議案は、除雪委託に関わる専決処分1億円に関する報告、民主党の意味不明な名称をつけた「住民生活に光をそそぐ交付金」基金条例(1272.6万円の積み立て)、平成22年度一般会計補正予算(第8号)の3件である。
専決処分は自然現象であるため、そのまま承認。続く2件については以下のように質問をした。
Q.この基金条例の名称まで国の指定によるものか。本来、条例の名称は市が独自で決めるものではないのか。また臨時議会で行うべき緊急性について確認したい。
*恥ずかしい条例の名称はやめてもらいたい。
A.名称は、基本的には国の名称を使っている。今回の国からの交付金は、きめ細かな交付金と住民生活に光をそそぐ交付金の2つ。住民生活に光をそそぐ交付金は、積み立てる方法と使い切りの方法があり、積み立てると平成244年までソフト事業全般に使えるので、一旦積み立てる。また、今回の臨時議会での提案となったのは、今回の補正予算を適用する事業があるため、臨時議会での提案とした。
Q.先ほどの質問に続くが、今回、臨時議会を開催したのは、住民生活に光をそそぐ交付金を使う事業があるとの答弁であったが、その対象事業は地域自殺対策緊急強化事業(70.4万円、その他、12月議会で可決した小学校の障害者用施設に充当)であるが、緊急性があると判断したということは柏崎市内の自殺の状況がより深刻になったということか。
A.平成20年度の統計で、全国的にも新潟県の自殺率は高く、その新潟県内でも柏崎は高い率で自殺がある。今回の予算では高齢者のうつによる自殺に対するもの。
Q.(国が予算措置し、県が基金設置したものなので、賛否をここで言えないが)初回接種分を措置した子宮頸がんワクチン等の費用(1800万円)について確認したい。子宮頸がんワクチンは、子宮頸がん全体の原因に効くものではなく、あくまで原因となる数種類のウイルスのなかの2種に対する対抗策である。性交渉がなければ低年齢で罹患することはなく、またワクチン接種をしても常日頃の検診が重要となる。ワクチンの副作用もすべて解明されていない部分もあり、検診の重要性、性教育といった観点でも同時に取り組みが必要だと思うが、そういった対策はできているのか。
*対象想定(平成23、24年度)
子宮頸がん 2111人、Hibワクチン 3915人を想定。
A.現時点ではご指摘のように2種のウイルスにしか効かないが、今後4種に効くワクチンの登場が待たれている。効果などについても十分に周知を行っていきたい。子供たちが誤った認識をしないようにしたい。副作用についても、場合によっては失神するなどの事例も報告されており、国の指導を受けながら接種前に十分周知したい。(子ども課長)
性道徳について、退廃的なムードにいかないよう教育現場でも指導していきたい。(教育長)
委員会付託がないため、10時45分に終了。その後は会派室にて、今後の議会対応や選挙に関する情報を話し合う。
12時、「やぶ」(電話:0257-22-3482)の「カツ丼」を出前でとり、昼食をとる。
食事中に電話が何本かあり、うち1本の電話は満州柏崎村に関するものであった。関連した講演を聴いたところ、中国の人は現地日本人を助けたが、日本軍は助けてくれなかったと言うが本当か、との問い合わせ。満州が中国ではなく、独立国家であったこと、ソ連の条約破りの火事場泥棒、関東軍と満州軍の関係などとても電話では終わらないので、後日、説明することとした。
13時、公務員倫理の徹底と収賄事件等再発防止調査特別委員会に傍聴出席する。
委員のほか、傍聴議員は私を含め6名。議員30名中、半分15名での委員会開催となる。いくら選挙が近いとはいえ、柏崎市政のなかで大きな問題となっているこの事件の真相究明の方を優先してほしいものである。
<参考資料>
1/2「篠山市職員汚職・反省と根絶の委員会報告書」(pdf形式)
2/2「篠山市職員汚職・反省と根絶の委員会報告書」(pdf形式)
「篠山市議会収賄事件再発防止調査特別委員会報告書」(pdf形式)
<契約について>
・チェック機能が働いていなかったこと自体への追求と、今後強化していくことは順を追って、議論すべき。まずはチェック機能自体に絞って議論したい。(整風会)
・外部工事監査を取り入れたらどうかとの話もでた。(民友会)
・当局側で組織した前回の公金詐欺事件を調査するコンプライアンス委員会の詳細は報告も知りたいところ。(整風会)
・行政のコンプライアンス委員会としては、2月1日に今回の収賄事件の猪爪容疑者の判決がでるので、それを待って小委員会を開催すると聞いている。(民友)
・契約は原課でまずチェックすべきであるが、先の2000万円の差金がでたガス水道局の積算ミスなどを見れば、積算を委託した職員が、委託の成果物をチェックできない状態にある。入札にかける前の段階でもこうやって問題があり、全庁的に職員の質、お互いのチェック機能をキチっとしてもらう方が先ではないか。(公明党)
・今回の委員会は、再発防止がメインであり、見積もりのチェックまで議論してしまうと、議論が拡散しないか。(市民クラブ)
・1月18日の第2回の猪爪容疑者の公判に行ってきたが、業者に見積もりさせて、自分が見積もりしたように書き換えるのが仕事だったと本人が証言している。本来の仕事のあり方とは違う。だから、そこまで議論する必要があるのではないかと思う。(公明党)
・システムの形骸化であり、公判のなかでは猪爪被告も最初のうちは見積もりを自分でせず、書き換えすることをおかしいと思っていたが、麻痺してきたという。チェックするシステムがキチンとしていれば、防げたこと。(民友)
・こういう事件は心の問題。本人や上司の気持ちによるが、システムを改革しなかったことがある。結局は、行政改革してこなかったことに尽きるのではないか。(蒼生会)
・猪爪被告の第2回公判に行ってきたが、あそこで証言した内容が平成22年まで同じように行われているかどうか、との調査が必要ではないか。職場においては、コンサルタントに設計をだすより、業者に出した方が安く、予算を満額使いきることができる、との風潮があったという。このような風潮が、事件発生当時の平成18年から平成22年まで続いていたかどうかは不明。また、職場の同僚がなぜ分からなかったのか、という点は不思議に感じている。専門職、電気技師は一人であり、夜中にも呼び出しもあり、体を使う過酷さもあったんだろうと思う。(柏崎のみらい)
・しないでもいい仕事をやって、ということのようだが、課長や部長がチェックしていなかったのではないか。朝礼もやっているんだかどうか分からない、タイムカードもない、この柏崎市役所の問題の根本だ。怠慢。(蒼生会)
・入札後の動き、同じ入札した2社で勝った業者の下に負けた業者が下請けで入るというシステム自体をやめるべきではないか。また、設計のコストがかかるから、業者と不正をやって良いということではない。入札のあり方をもう一回考え直すべき。(公明党)
・柏崎は入札システム自体がおかしい。よく知ってるからと請負業者に設計をやらせて、入札に参加させるというのは廃止すべき。たった一人の技師でやるのも変えるべき。周りの人が分からないように残業などを行っている事例もあるので、職員の管理をキチンできる環境に変えることが大切。少なくともタイムカードは導入すべきではないか。(自治研究会)
・公務労働のあり方を確認したい。市民から市職員の使命とは何か、というところまで書かれた意見も届いている。(共産党)
・少なくとも役場の職員だから、悪いと分かっているはずだか、今回の件は物品を贈る側ももらう側も職場で行っているほどである。見て見ぬふりをする雰囲気があったのではないか。2つの逮捕事件で、こういった雰囲気が変わったのかどうか知りたい。決めごとよりは、それを守る雰囲気なのかどうかが問題。(社会クラブ)
・職員が萎縮しているという意見もある。(民友)
・議員が言っても何も変わらないなら、ここで議論しても無駄。提案したものを行政が紳士的に聞いてくれるのかが分からない。このままでは時間の無駄になる。(蒼生会)
・監査委員が指摘したものが、全職場に伝わっていないというのが前回の議論だったと思う。(民友)
・この事件が起きてから、106人の職員に聞いたところ、誰も気がつかなかったという調査結果がある。こんな答えが柏崎市役所で許されるなら、何やっても意味がない。(整風会)
・理想論はやめて、こうやれ!というやり方がいい。(蒼生会)
・理論ではなく、雰囲気作り。(民友)
・少額の収賄で人生をだめにしているのを見ると、自分のやっている事が理解できていない職場なのかと思う。外部監査なども検討して抑止を効かせるべき。(社会クラブ)
・これまで色々な意見や手法の変更などでてきたので、一度、正副委員長でまとめてもらって、再度議論した方が良いのではないか。(柏崎のみらい)
・相手方、企業のコンプラインスも大切ではないか。猪爪被告の要望を断った企業もいる。企業倫理を求める姿勢も議論に加えてほしい。(議長)
・行政として罰則をつけるか否かにかかわると思う。(民友)
・行政との話のなかでも罰則の話もあった。議会としての立場であったら、企業倫理を求めるべき。(議長)
・罰則規定はつけるべきだ。(市民クラブ)
・公務員の倫理にも罰則がある規程を作ったのちに、企業に求めるべきだ。(公明党)
・一ヶ月や二ヶ月ではなく、年間単位で指名停止するなどの重さが必要ではないか。(自治研究会)
・行政でまとめる倫理規程には、企業への倫理的要望はやりづらい。議会として、求めるべき。(柏崎のみらい)
・精神論ではなく、実際の罰則にすべき。(市民クラブ)
・行政側の文言として、書けばいいだけ。(蒼生会)
・業者の企業倫理、罰則規定を求めることを、今回の委員会で報告すべきかどうかの話。業者ばかりに求め、職員がそのままというわけにはいかない。(公明党)
・両方に通用するような基本的な倫理を規程すべき。(整風会)
・企業倫理を求めるより、公務員倫理の方が先である。(民友)
猪爪被告の最終公判が2月1日となっているので、次回の調査特別委員会開催は、2月4日13時となった。
14時過ぎに調査特別委員会が終了したので、その後、市役所内での調査や調査結果の報告で市内まわり。
18時、「いしと」(電話:0257-23-2095)に移動し、柏崎市議会の所属会派の新年会に出席する。
昨年まで、少数会派が乱立していることで、多くの柏崎市民の皆さんからご批判があった。そういった事に対し、少しでも解消しようと保守系会派で大同合併してから初の新年会である。柏崎市議会においては、少数会派でも1意見、大会派でも1意見という「本当の民主主義ではない」風潮があり、そこに一石を投じたが、他の会派に響かなかったのは残念であった。
21時、一次会のみであったため、某氏と合流し、市内某店にて懇談。
嬉しいことに、つまみのなかに宮崎県名物の日向かぼちゃの味噌漬けがあり、ボリボリと食べながら、麦焼酎の水割を飲む。
日本対韓国のサッカーの試合があるためか、他のお客さんも少なく、ヤバめの曲のカラオケもOKとのことで、「みなし児のバラード」や「W-B-X ~W-Boiled Extreme~」に挑戦。
23時、帰宅し、熱めのシャワーを浴びる。
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