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2011年2月23日 (水)

平成23年度第2回定例会
平成23年度柏崎市施政方針と原発財源

 0時から3時まで事務所のソファーで仮眠。

 熱めの風呂で目を覚ましてから、会社や議会関係の急ぎの案件を片づける。

 7時、大粒納豆、豆腐ハンバーグ、部屋で育てたプチトマトでご飯2杯の朝食。

 8時30分、9時と来客があり、貴重な情報を頂戴する。

Cimg1873 市役所に移動し、10時から本会議に出席。
 まずは先に提案され、委員会で審査した議案についての採決となり、すべての議案が原案可決となった。
 ただし、昨日の総務常任委員会で議論紛糾した12年、約60億円の情報関連化関連予算(包括アウトソーシング)については、総務常任委員会の総意として意見が付された。
 10時20分から市長の平成23年度施政方針演説。

「平成23年度施政方針~さらなる未来に向かって~」(pdf形式)

 気づいた点は以下の通り。

●安心して暮らせるまち
[医療・健康・介護・福祉]
・刈羽郡総合病院のMRI更新事業に助成するのは良いが他の病院との公平性や2人に1人が対象となるがん治療への言及はなし。
・ケアマネージャー育成や看護士確保のための政策は是非、推進すべき。
[子育て支援]
・子供の通院医療費の助成対象を就学前までから小学校3年生までに拡大するのは良いが、財源をどうするのかの説明が必要。(新潟県内自治体のなか、一般的な計算の公債比率は南魚沼市に次いで、ワースト2)
[市民生活]
・「元気なまちづくり事業補助金」の継続については、補助金や交付金を重複してもらうことやその審査の方法に十分な検討が必要。
・北陸新幹線開業への影響対策として、これまで何度も提案してきても表明しなかった独自の企画列車(鉄道活性化方策として平成19年に整友会として実施)まで踏み込んだのは良い。できれば、その後の高速鉄道網の議論まで踏み込んでほしい。
[防災・安全]
・平成28年5月の消防・救急無線のデジタル化移行への調査に加え、総額50億円かかることもふれるべきではないか。
・リフォーム補助制度を継続するのであれば、その申し込み方法を再検討すべき。先着順に受付は不公平な対応となる。
[原子力発電所]
・国が責任をもって安全確認までは良いが、市民への説明を国に求めるだけではなく、首長としての自分の役割も記載すべきではないか。
・すでに設置された新潟工科大学の原子力耐震・構造研究センターへの言及だけで、福井県のような展開がない。

●産業振興と雇用確保
[環境・エネルギー]

・下水汚泥利用はあるが、これまで予算をかけたBDFへの記載がない。一度、取り組んだ以上はBDFもキチンと評価ができるまでやると記載すべきではないか。
[商工業]
・中心市街地商店街の空き店舗に新規創業する者への支援、諏訪町商店街アーケードへの支援は積極的に行ってほしい。
[観光]
・「鯛めし」「鯛茶漬け」のPRに取り組んではほしいが、常に食べることができるようにするなど、総合的な支援を行うようにした方が良いのではないか。
・「海の柏崎」という原点を忘れ、海の積極的な利用や柏崎港の活性化への言及がない。
[雇用]
・雇用創出ワーキングチームの取り組みに加え、既にある地元企業への支援、公共事業発注の拡大などにも取り組むべきではないか。税金を納めてもらっているのは、既存の地元企業。

●教育・文化・スポーツ
[人づくり]

・教育センターなど老朽化が進んでいる施設の改修に抜本的な見直し、とあるが、空いている公共施設が多くあるので、その活用をすることまで踏み込んでほしかった。
・核兵器廃絶平和都市宣言に係る事業(予算50.2万円)として、中学校で平和の尊さを学ぶ映画・アニメの上映、とあるが、そもそも軍人が民間人を狙うこと、日本には日本の正義があったことなどをその前に教えるべき。いまさら『はだしのゲン』での左翼思想植え付けは勘弁。核兵器についても世界の実態、中国や北朝鮮が日本を標的にしていることを教えるべき。
[スポーツ]
・国体や「ブルボンウォーターポロクラブ柏崎」のことは良いが、スポーツ合宿を誘致し、地元のスポーツレベルの向上に必要な施策(芝生グランドの整備等)にも踏み込むべき。

●健全財政と行政改革
[健全財政]

・合併特例債・過疎債を優先して、財政調整基金や減債基金を取り崩すというが、結局は借金であり、先送りすることを明示すべきではないか。
・原子力発電所関係の財源がなければ、立ちゆかない現状をもっと正直に書いた方が良い。
[行政改革とコンプラインス]
・さざなみ学園の民営化には、セーフティネットであることなどから、これまで通り「反対」である。
・平成27年度当初の職員数900人を目指すのは良いが、臨時やパートをどうするのかをキチンと書くべき。
・職員の不祥事を受け、職員の倫理に関する条例を制定・・・・アホである。公務員の根本について条例があること自体が柏崎市として恥ずかしいことであり、条例を作れば良いというものではない。条例が実績だと思うアチラ方面の方々の発想。

 最後の方で「私の公約であるマニフェストを着実に実行しながら、市民が安全で安心して暮らせるまちづくり」とあったが、それならガス事業の民営化(今回の施政方針にも記載なし)をはじめ、もっと早くマニフェストを実行してほしいところである。

 11時10分から平成23年度予算関連の議案説明になったが、時間の関係上、財務部・市民生活部所管の説明が終わったところで休憩。
 財務部から原子力発電所に係わる財源の説明があり、その内容は以下の通り。原発反対派議員や柏崎市職員組合(人件費)は原子力発電所の存在により、これだけの恩恵を受けながら、原発反対活動をしているのである。

●電源立地地域対策交付金 17億2592万円
 飯塚邸整備事業 1億4000万円
 老人保護措置委託事業 5992万円
 元気館管理運営事業(元気支援課人件費)9000万円
 高齢者予防接種事業 4000万円
 電源立地地域対策交付金事業 7000万円
 道路等維持管理運営事業(人件費) 3100万円
 除雪社購入市費事業 4600万円
 学校管理運営費(小学校) 7500万円
 学校管理運営費(中学校) 6500万円
 給食業務管理事業 2億4000万円
 特別支援学級介護事業 2600万円
 総合体育館整備事業 4000万円
 元気館管理運営費(子ども課人件費) 6000万円
 保育園運営事業(人件費) 6億8000万円
 常備消防車両整備事業 3300万円

●県電源立地地域対策交付金 5億8845万円
 博物館管理運営費 4751万円
 図書館管理運営費(人件費) 5000万円
 図書館管理運営費 1000万円
 消防署管理運営費(人件費) 4億8094万円

●原子力発電施設立地市町村振興交付金 2億6487万円
 県立アクアパーク整備事業 5300万円
 道路維持補修経費 2億1187万円

●大規模発電用施設立地地域振興事業費県補助金 1億5000万円
 地域コミュニティ活動推進事業 5000万円
 体育施設管理運営経費 1億円

Cimg1874 12時、会派室に戻り、「割烹おくい」(電話:0257-24-6486)の弁当で昼食をとりながらの会議を行う。
 午前中の平成23年度施政方針に対し、項目ごとに意見を述べ合い、これからの代表質問や一般質問での指摘事項を抽出する。

 13時から本会議が再開し、市民生活部、危機管理監担当分、福祉保健部(5.5%増)、産業振興部、都市整備部、消防費、教育委員会。
 なかでも驚きは民主党の勝手なマニフェストの子ども手当の地方負担を計上していること、生活保護費が7000万円ほど増加し、6億2154万円になっていたことである。子ども手当は、国で予算を見るといいながら、市での負担があるという、詐欺マニフェスト・民主党の真骨頂であり、骨がある地方の首長は計上せず、政府に抗議の声をあげている。柏崎は特に何も言わずに計上するという方針であり、政治不在である。

 また駅前公園の市制施行50周年で搬入されたD51-Dを解体撤去するという、とんでもない事業もあった。昨年末にアスベスト対策をしたものの、損傷が著しいため解体撤去という判断をしたという。
 この車両の歴史的意味合い、寄贈された経緯を本当に考えたのであろうか。まったく間違った、アホな判断である。
 囲いを作っての展示や専門機関で保存してもらうなどの検討しなかったのだろうか。

 14時45分から15時まで休憩をしたのち、平成23年度の国民健康保険事業などの10の特別会計、各条例の改正についての説明が行われた。

 長い議案説明が終わり、やっと16時過ぎに終了。

 17時30分まで会派会議や市役所内で調査を行った後、選挙事務所に行き、スタッフと打ち合わせを行う。

Cimg1876  21時過ぎ、トマトとモッツアレラチーズのサラダ、輸入牛モモ肉のニンニク醤油炒め、小粒納豆、ご飯2杯で夕食。
 輸入牛は脂身が少なくヘルシーではあるが、炒めものにはやはり適度の脂がほしいところ。

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コメント

○田●よ。お前は柏崎市の恥だ。即刻辞めろ。

あのD51-D型は、
終戦当時の戦後補償として当時のソ連へ輸出された赤プレートの1号機です。

寄贈者は、サハリンにあった車両を私財を投じてまで柏崎市に寄贈してくれました。
柏崎港から仮設の線路を敷設してあの場所まで運んだと記憶しています。

そんな寄贈者の想いに対して、今回の解体撤去という判断は理解の範囲をかなり超えています。
「誰かが勝手に置いていって管理を市に任せて行った」という事でしょうか?
だから処分も勝手にできるという程度の認識なのでしょうか。

アスベストの撤去をしたのであれば、きっと日本のどこかで引き取ってくれる場所があると期待しています。

今回の市の判断は理解し難いです。
誰が判断したのか知りたいです。
専門家の意見を仰いだのでしょうか?

歴史的に貴重な車両であるのは絶対的に間違いはありません。
解体撤去は残念すぎます。

D-51は何とか残してください。
覆いの建物を作るのが、一番良いと思います。
雨と潮風を防げれば良いのですから。

 桜木町の旦那さん、コメントありがとうございます。
 同じような思いをされている方からのお電話も頂戴しました。

 おじぞうさん、コメントありがとうございます。
 車両の価値、保存への思いは同じですので、議会の場で他の方策をとるよう訴えていきたいと思います。
 また、柏崎港からは日通の66本タイヤのトレーラーで運んだそうです。

 雄太さん、コメントありがとうございます。
 D51-1について、本日の本会議の場でも問うたものの、1350万円での解体・撤去を新年度から計画しているとの答弁で変わらずでした。
 市民からの声があがってくれば状況は変わるかも知れません。いずれにせよ、委員会の場でも歴史的意味合いから、事業の停止を求めるつもりです。

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