平成23年度第2回定例会一般質問
教育、柏崎港活用と環境問題、職員不祥事
3時から6時まで事務所のソファーで仮眠。
ぬるめの風呂に1時間ほど浸かりながら、読もうと思っていた週刊誌や月刊誌を一気に読む。
8時、大粒納豆、ベーコンとほうれん草の炒め物、昨夜のチキンカツの残り、白葱わかめスープでご飯2杯の朝食をとる。
9時30分過ぎ、市役所に移動し、会派内の会議。
10時から一般質問の初日となる本会義に出席し、11時から一般質問を行う。冒頭は、お約束の口上。
「今任期に与えられた最後の一般質問となった。これまで毎回の質問の冒頭、原子力発電所の防衛のため、そして地域経済活性化のためにも、柏崎へ海上自衛隊を誘致すべきと訴えてきた整風会の三井田です。来る4月の審判を受け、運よく戻れましたら、またこの議場で海上自衛隊誘致を訴え続けたいと思っております。」
今回の質問は、
1.郷土を愛する教育と地域との連携について
→ 教育委員長、教育長
2.柏崎港の活用と周辺環境の問題について
→ 市長
3.連続した市職員の刑事事件に鑑みた調査結果と今後の対応について
→ 市長
の3点で大まかなやりとりは以下の通り。
1.郷土を愛する教育と地域との連携について
Q.これまで例年発表されてきた「教育方針」に変わり、今年からは「教育施策実施上の努力点」という、よりプラグマティック、かなり実務的なものになった。この事についての議論はさておき、せっかくの新年度の審議を行う議会であるため、柏崎の教育内容を少し確認したい。
学力がすべてというわけではないが、やはり高い学力を柏崎の子供に身につけてもらいたいという思いがある。まして、親の収入(世帯収入)と子供の学力が比例するといった、文科省による少し悲しい調査結果があったからこそ、公の教育を充実させるべきである。
そこで、色々な地域の学力調査とその結果、分析を見ると、非常に面白い事例がある。 毎回の学力調査のなかで、上位に位置する県では、子供がお祭りや地域の行事に積極的に参加する、地域に愛着をもつという分析結果がでており、高い学力との因果関係が報告されている。
つまり、郷土の歴史を知り、自分の住むまちをよく知るという、当たり前のことが高い学力につながっているといえる。
ただ、なかには特別な例外もあり、学力調査では常に下位に位置しているものの郷土愛が非常に強いという県も一部ある。
いずれにせよ、自分のふるさとに興味をもつこと、そして地域の行事に参加し、地域との一体感をもつことは学力の面でもそして、人間形成の意味でも大切なことと言える。
ただし、教員には人事異動があり、県内での異動となることから、柏崎の郷土に関することや伝統文化については、地域の力をより活用する必要がある。その取組みについて教育委員長のお考えを聞きたい。
A.郷土を愛する、地域の活動に積極的に参加する子供を育ていることには積極的に取り組んでおり、郷土の伝統文化を大切するという面では鵜川の綾子舞、地域の力を活用するという意味では子ども模擬議会、先般報告も行われた「<未来の柏崎を担う子どもたちを育てる会>学校支援地域本部事業」、地域文化財を探求する事業、地元・柏崎を勉強するための社会科副読本の改訂作業などがある。地域を大切にする、郷土を愛する教育に努めたい。(教育委員長)
Q.考えている方向が同じであることを確認し、安心した。先ほどの答弁にもあった柏崎小学校、第一中学校区における「学校支援地域本部事業」では、3年間という限定ながらも地域の力を活用するという意味で非常に良い結果であったと思う。地域の達人が先生となった授業では、「近所のあのとっつあん、凄い人だったんだ」「職人の木組みを見たあとに、修学旅行で神社・仏閣を見れば良かった」などの感想もあり、私自身あのような授業を受けていれば、違った人生になったかも知れないと感じたところ。この事業は3年間限定ということであったが、こういった成果をみられたもの、また関係者のご努力が実ったものについては、補助金や交付金がなくなったとしても、柏崎市の教育として自主的に取り組むべきではないか。継続性についてはどのように考えているか。
A.地域の先生による授業については、生徒も役立ったとの声があり、かなりの成果があった。「議員も私も生まれてくるのが早過ぎた」という感想をもつほどであったものの、3年という事業計画のなか、一応のピリオドはつけた。今後については、継続する方向でいる。(教育長)
2.柏崎港の活用と周辺環境の問題について
Q.日本海時代に対応した港として整備され、かつ近年活性化のための方策をとってきた柏崎港の現況と今後の活用策を問う。また、以前より問題となっていた周辺住民への環境や港公園プールへの悪影響について、柏崎市としての現状認識と今後の対応、新潟県との協議についても問う。
先月23日、「柏崎港危機管理コアメンバー会議」(新潟海上保安部や県警、東京入国管理局長野出張所など9機関で構成)が非公開で行われ、東京電力柏崎刈羽原子力発電所へのテロ対応について協議された。毎回の一般質問の冒頭で述べている通り、テロ対策としても海上自衛隊の誘致が必要であり、時代がやっと追い付いてきたという感がある。このように柏崎港には安全保障という意味もある。
また柏崎港の活用という議論の前には、「海の柏崎」についても述べておきたい。これまでの柏崎の観光産業では「海の柏崎」というスローガンのもと、積極的な取組が行われてきた。しかし、今年度、会田市長が発表した「平成23年度 施政方針」のなか、「 ●産業振興と雇用確保」の[観光]に、海の積極的な利用への言及がなかった。これには非常に寂しく、そして「もったいない」と感じたところ。
まちづくりにおいては、そのまちに既にある強み、他の自治体に負けない、真似されづらい点を伸ばすことが重要と言われる。他のまちでもできることにパワーを注ぐよりは、柏崎のもつ良い部分、すなわち先人が「海の柏崎」として培ってきた資産をさらに伸ばすため、「海の柏崎」への原点回帰が必要である。その点において、柏崎港の活用について、今、どのような取組を市長は考えているか、大まかに聞きたい。
A.昭和46年の開港以来、今年で開港40周年を迎える柏崎港は重要な物流拠点として整備、活用されてきたが、当初に比較して取り扱い量が激減している。引き続きポートセールスに取り組み、また平成15年の全国都市再生モデル事業、平成17年3月に策定をした柏崎港活性化策などの取り組みをしてきた。
しかし、他の港に比較し、競争性も低くなっているため、管理者である新潟県としても物流のみの利用から、観光と物流、つまり「人と物」の交流拠点にいう考え方になり、柏崎市としても「夕海」の整備をはじめ、観光面での活性化に取り組んできた。
Q.観光と物流による活用ということで、まずは観光という面での活用策を問いたい。昨年の定例会一般質問において、二名の議員から柏崎港の港湾施設を釣り人に開放すべきとの質問があった。その際の会田市長の答弁では、新潟県と協議するというものと記憶しているが、その後はどうなったのか。
A.観光協会にもそういった要望が多く寄せられているのは理解している。新潟東港でも釣りへの試験開放が行われ、来年度からイベントに特化した開放を行うという情報が入っている。まだ新潟東港だけということであり、現時点では安全性や受け皿の問題があり、詳細な協議には至っていない。
Q.現在は禁止区域が多くなっているため、釣り目的の観光客減少という経済的な理由以外にも、締め出された釣り人が釣り場を求めてより危険な沖の岩場にゴムボートなどで渡る、ゴムボードなどが港入り口付近の航路で釣りをしているため航行中の船舶とトラブルを起こすなど、かえって危険になっている。禁酒法の時代のように、すべて禁止するから逆に問題が起こるような状況ではないか。安全を確保したうえで、まずは一部を開放してみてはどうか。新潟県でも新潟県交通政策局港湾整備課が事務局となり、有識者や弁護士、消防、警察関係者などで「新潟県港湾部における釣り問題研究会」を立ち上げ、「部分的な開放を目指すことが適当」との答申がだされている。
また、新潟東港でのつり試験開放(平成22年10月23日~11月3日)では、実施したあとの問題点・改善点もキチンと整理されているところである。
<問題点・改善点>
・受付 申込済者の判別
・落水時の対応
救助船出動依頼体制、巡回員飛び込み救助体制
・スタッフのローテーション
天候に左右される勤務の中でのローテーションの組み方
・夜間閉鎖時の対応
・料金
基本500円だが、いろいろなケース別設定が必要
・落水防止表示柵の有無
ライフジャケットでの統一
・救命浮環
数と設置場所、設置方法
・釣場と立入禁止区域
・閉鎖基準の対応・判断
閉鎖基準の注意報発令と通知の時間ずれ
最初の第一歩として、柏崎港の釣り人への一部開放を会田市長自らが自主的に新潟県と協議する気はないか。
A.安全性や受け入れ態勢についての議論が必要であり、あくまで新潟東港だけの開放というのが新潟県の方針。
Q.何も権利というか、開放だけを一方的に求めているわけでもなく、柏崎観光協会と柏崎釣遊紳士会が新潟県に提出した要望書のなかでもキチンと安全性にも言及しており、民間でできる釣り人側のマナー向上や安全性確保のための取組みを行うとある。新潟東港が一番ということなら、県内2番目の開放として、「海の柏崎」で観光を行う柏崎が手を挙げるべきと思うが、市長の前向きな取り組み、協議の過程の公開を求めたい。
A.今後、状況を見ながら新潟県と協議していく。
Q.続いて、柏崎港周辺環境について、「海の柏崎」の柏崎港埠頭がスクラップだらけという景観の問題もあるが、まずは粉じん問題を質問したい。
一般質問としては、平成19年に他の議員からもあり、また中越沖地震後は委員会や決算審査でも私も何回か指摘、確認させてもらった。
かつては輸入された原木から大量にハエが発生するという被害もあり、平成15年から鉄のスクラップの扱いが始まってからは、今度はスクラップの飛散と、加えてコークスの飛散が問題となっているのは承知の通り。
この事について、まずは市長が現状をどのように認識しているか、聞かせてもらいたい。継続している問題なのか、それとも解決し終えた問題なのか。
A.この問題は地元住民からの苦情もあり、継続している問題と認識しており、管理者である新潟県に申し入れている。これまで2回の調査を行い、昨年12月には地元での説明会も開催されたと聞いている。
Q.解決していない、継続している問題であるという認識で一致したかと思う。調査については、2回やったというが、その調査も本当に住民を安心させる内容であったかどうか確認する必要がある。
ここに調査測定結果(降下ばいじん量)があるが、この測定結果では港公園西側、柏崎市役所、比角二丁目の測定において、降下ばいじんの総量がほとんどの差がない。柏崎市役所近くに住む私としては、被害を訴えている中浜の皆さんと同じぐらいのばいじんを吸っているのか、と言いたくもなる。しかし、これは一般的な分析であるため、本当に被害となっている成分の分析がされていない。
「降下ばいじん量測定結果一覧」(pdf形式)
今後、調査・分析をやるのであれば、住民を安心させるための成分の分析を行うべきと思うがどうか。
A.また行う調査において、新潟県と協議したい。つけ加えていうなら、私が市長に就任してから、地元の皆さんからの苦情を受け、障壁より高く積まないよう県に指導してもらい、改善したとの評価を頂いている。
Q.本当に障壁よりも高く積まないといったことは改善されたのか。ここに今年2月2日に撮影した写真があるが、見事に障壁よりも高く積まれており、かつ障壁もヒビが入っている。これが実態であるが、市長は認識しているか。
*平成23年2月2日の写真
A.なかなか毎日の状況を調査し続けるというのは難しい。
Q.柏崎港東埠頭の管理者である新潟県から、所有する使用許可の条件や許可証などの公文書を入手したところ、かなり現実的な条件がついており、スクラップの場合なら
4 施設の使用に当たっては、善良な管理と環境衛生の保持に努め、周囲に迷惑を及ぼす事がないように努めること。
8 保管に際しては、よう壁により周囲を囲むこと。
9 よう壁を超える高さの野積みはしないこと。
10 油、風雨に伴う錆水等の流出及び自然発火等の事故に対し万全の対策を講じること。
といった条文が見受けられる。
こういった実態を一市民が個々に新潟県に申し入れるより、担当課で実態把握したうえで、柏崎市として申し入れたらどうか。
柏崎市民の「安全・安心」に向かって努力するのが市長であり、会田市長もそういった思いで市長選挙にでたのではないか。
A.まずは調査を行ったうえで、県の方に申し入れていく。
Q.是非、前向きに解決するよう県に申し入れてもらいたい。また、港公園プールへの調査も行ってもらいたい。港公園プール設置の経緯は、多くの人が知るように、柏崎港の整備により浜が無くなってしまう地元住民への配慮。あのプールは無料で開放されており、地域住民のみならず、多くの子供たちから利用されている。それがゆえ、粉じん、また健康に影響を与えることが起こっていないかを十分に調査する必要があるのではないか。
A.プール法に基づきシーズン前とシーズン後に検査を行っている。粉じんについては、そのサイズからみて、循環フィルターで除去できる。
Q.同じ検査をするなら、「安全・安心」のための検査を一度行ってもらいたい。観光と物流、物流でもリサイクルポートとしての機能を目指す柏崎港だからこそ、こういった検査をキチンと行うべきと思うがどうか。
A.現在の検査でも十分と思うが、検討する。
3.連続した市職員の刑事事件に鑑みた調査結果と今後の対応について
Q. 連続して逮捕者を出すに至ったことに対し、さらなる調査を行ったと思われるが、その結果の確認と今後の対応、管理職の監督責任について問う。
前回の一般質問のあとでも、公募型指名入札の計算誤り、西山町における市が委託した海岸清掃のゴミ不法投棄などの不祥事が続いた。
入札の計算誤りについては、先月2月18日にガス水道局長、浄水課長、浄水課主幹に懲戒処分(戒告)を行った。
西山町における海岸清掃のゴミ不法投棄については、市が委託した事業で不法行為があったにも関わらず、その費用を払うということで、議会でも問題視されたところである。
かつて 「疑惑の総合商社」とか何とか言いながら追及する国会議員がいたが、柏崎市においても「不祥事の総合商社」のような様相を呈している。
さて、先般、収賄事件で逮捕・起訴された猪爪元職員について、懲役1年6か月、執行猶予3年という去る2月1日に、有罪判決がでた。
前回の一般質問においては、猪爪容疑者の収賄について、業者が置いていったのか、それとも業者に求めたのか、という基本的な事から聞いたが、「裁判中」ということで会田市長からは明確な答弁はなかった。
判決もでた現在、市長から明確な答弁をしてもらいたい。
まず、猪爪元職員は自分から業者に求めたのか、否か、その点はどうなっているのか。
A.公判のなかで明らかになっており、猪爪元職員から要求した。
Q.猪爪元職員には詳細なところを確認したのか。
A.本人から事情を聞きたいと元職員に申し入れたが断られた。
Q.前回の逮捕事件であった公金詐欺事件が起こったあと、職員のうち122人に聞き取り調査をしたというが、1年たって、また新たな事件が明らかになっている。その調査範囲は妥当だったのか。
A.当時の調査対象に今回の収賄事件を起こした猪爪元職員は含まれておらず、調査範囲が甘かった点は反省している。
Q.公判のなかで、猪爪元職員は弁護士を市役所から紹介されたと言っており、これは議会の特別委員会でも取り上げられたが、猪爪元職員に柏崎市役所として弁護士を紹介したのは事実か。
A.厳密には猪爪元職員ではなく、奥さんが発言し、市役所には感謝しているという事であった。柏崎市の顧問弁護士に相談し、人道的配慮から猪爪元職員に弁護士を紹介した。
Q.それは前回の公金詐欺事件における今井元職員に対してもそうなのか。
A.同じく人道的配慮から柏崎市の顧問弁護士に相談し、弁護士を紹介した。
Q.紹介した弁護士は両事件とも同じ弁護士なのか。
A.偶然、たまたま同じ弁護士になったと聞いている。
・・・・誰が聞いても怪しい。
Q.世間の常識とかけ離れているのではないか。なぜ柏崎市役所において不祥事を起こし、損害を与えた者に、柏崎市役所が弁護士を紹介してやるのか。
A.何か身内をかばう事がありそうな言い方をしているが、人権という観点からも弁護士をつけるということは何らおかしいことではない。これはハッキリいう。
Q.こちらもハッキリ言うが、誰も弁護士をつけるな、などという事は言っていない(巧妙に話をズラして論点ズラそうと思ったようだが)。不祥事を起こし、柏崎市に損害を与えた職員に対して、被害を受けた柏崎市が弁護士を紹介するなど、市民から誤解を受ける行為であり、世間一般の常識ではない。先に答弁があったように公金詐欺事件の今井元職員にも弁護士を柏崎市が紹介し、また今回の収賄事件についても柏崎市が弁護士を紹介し、挙げ句の果てに今井元職員、猪爪元職員両方から直接の調査・聞き取りは拒否されている。何なのだこれは・・・公金を扱っている意識もないのか。
A.元職員に調査・聞き取りができなかったことには、忸怩たる思いがある。
・・・民間企業であったら「ハイ、さよなら」となるような答弁。
Q.柏崎市が紹介した弁護士は猪爪元職員の収賄事件の裁判のなか、最終弁論で「癒着が生まれやすい環境が継続して存在したことを考慮してほしい」と弁護しており、また猪爪元職員もディスプレイなど要求を繰り返していたというが、その点について調査結果はどうなのか。また公務員倫理のあり方として、どのような対応を考えているのか。
A.そういった環境があったことは事実であり、公務員のあり方として調査し、今後対応していく。
Q.前回の公金詐欺事件・今井元職員と今回の猪爪元職員の懲戒処分に関する差について確認したい。今井元職員は起訴された段階で、懲戒免職となっているが、今回の猪爪元職員の場合は、起訴されてから休職扱いとなり、全額ではないものの給与もでていた。猪爪元職員は、有罪判決がでてからの懲戒免職。分限処分による起訴休職というのは制度として分かるが、この差はどこからでたのか。
A.柏崎市が被害者となって被害届けを出した今井事件と違い、今回の収賄事件では公判前に懲戒免職が出来なかった。顧問弁護士と十分相談をした結果で、全容解明を待っての処分となった。
・・・なんだそりゃ。
Q.このような不祥事が続くことによって一番の被害者は柏崎市民であり、そして次は9割以上の真面目に仕事をしている市の職員である。調査や処分をキチンとすることが綱紀粛正につながると思うが、市長の意気込みはどうか。
ここで社会クラブの矢部忠夫議員が「議事進行!」と議長に訴えでて、
「市職員の9割以上というのは、市職員を侮辱する発言だ!撤回してもらいたい」
ときた。守りたい市長が追い詰められていることに耐えきれなくなったのであろうか、因縁にも近い内容である。
ここで与えられた質問時間を使ってはもったいないため、
「『大方(おおかた)』に訂正します」
と発言し、そのまま議事が流れた。
『9割以上』と『大方』のどこに違いがあるのか。まさに「当てこすり」、こちらが攻めている流れを断ち切るという作戦だったのであろう。
A.綱紀粛正を求め、関係職員を指導していく。
Q.これだけ不祥事が連続し、逮捕されるような事件だけでもなく、戒告処分等もあり、まさにタガが緩んだ状態である。職員に綱紀粛正を求めるのは良いが、選挙で選ばれた政治家であり、柏崎市役所の最高責任者として市長は、どう責任をとるのか。また減給だけで済まそうとするのか。前回の一般質問でも問うたように、市長を辞職し、市役所の改革案を提示して再度の市長選挙を行うべきではないか。
A.最高責任者は市長である私であり、議会最終日に給与減額の条例を提案して、とるべき責任としたい。また関係した職員も一緒に処分する。
結局は、腹を決めて辞職し、民意を問うということまでできないようである。
この答弁を聞いたところで持ち時間が終わった。
12時過ぎに一般質問を終え、会派室に戻ったところで携帯電話の方に一般質問を聞いて頂いた皆さんからの着信が続いた。なかには「何だ、市長のあの答え方は?オメさん、もっと突っ込めぇやぁ!」とのお叱りもあったが、いずれにせよ現在の柏崎市政の実態がご理解頂けたかと思う。電話をしつつ「割烹おくい」(電話:0257-24-6486)の弁当で昼食をとる。
13時から再開。二名の議員が一般質問を行ったのち、15時5分から15分の休憩。休憩後から、もう二名の議員が一般質問を行った。
17時20分に本会議が終了し、会派内で今日の一般質問について意見交換を行う。
18時、選挙事務所に戻り、打ち合わせや来客、電話対応。応援の電話や市政への怒りの電話などが相次ぐ。FMピッカラでの議会中継を聞いたという反応はありがたい。
21時20分過ぎ、「おばんざい招楽」(電話:0257-32-1944)に移動し、遅参となったが、柏崎青年会議所で所属する青少年未来創造委員会の懇親会に参加する。
先日行った2月公開例会「柏恋」婚活事業の反省会を兼ねた飲み会である。
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