D51-1蒸気機関車お別れ式
わいわいがやがやフェスティバル2011
熱が下がらないため、1時に就寝。途中、あまりの寝汗に2回ほど起きて、着替える。
8時、起床。大粒納豆、生卵、山芋とろろでご飯2杯をかっこみ、朝食をとる。
雨がひどいため、自宅でも雨漏りする箇所があり、速乾性のコーキング剤で取り急ぎの補修。
10時、駅前公園に移動し、「D51-1蒸気機関車お別れ式」に出席する。
開会から色々とこれまでの経過の説明があり、アスベストが検出されたことや思った以上に腐食が進んでいることが述べられた。しかし、私に言わせれば枝葉末節のことであり、情熱があるかないかの問題である。
来賓として出席していた議長からは、「議会も大いに議論があり」との祝辞があったが、これは間違い。解体のための予算審査は、東日本大震災のため、柏崎市議会で初めて?委員会の審査を省略している。
蒸気機関車であればアスベストがあるのは容易に予想がつくうえ、報告では一般公衆に影響を与える範囲ではないとされていた。
修復についても、誰も2億円近くかけての動体保存までは望んではいない。解体にかける費用にもう少し加算し、柏崎工業界の技術を結集して展示保存を続けられる程度の修復をすべきであった。
柏崎の工業界のアピールにもつながることであり、また近代文化財、歴史的価値のある車両だけにつくづく残念であり、もったいない。
今回の解体後に、D51-1のパーツがオークションや市場に出回ることがないことを願うのみである。
式終了後、柏崎市社会福祉協議会に移動し、「わいわいがやがやフェスティバル2011」の「おもちゃ病院」におもちゃドクターとして参加。
電気を使わない昔のピアノを皮切りに午前中に2件に着手し、何とか修理することができた。
12時20分、頂戴したほっともっとの「デラックス弁当 550円」に、施設内で販売していた「玉こんにゃく 50円」で昼食。
弁当を食べながら、福島第一原子力発電所の対応や今後の日本の技術について、意見を交換し合う。まともな意見が多く、マスコミが一方的に流すことをおかしいと思う方がいることも分かっただけでも、貴重な時間であった。
15時まで作業を行い、何とか4件を修理。目標である5件の修理に手が届かず、残念である。
16時、18時と事務所にて、打合せ。今日のおもちゃドクターの話題となり、一つのおもちゃ修理を依頼される。分解したところ、ピニオンギアを止めるためのイモネジが抜けていることが分かり、部品箱からイモネジを探す。普段、種別ごとに予備品を整理していないツケがここにきた。イモネジを締める極小の六角レンチも行方不明。
部品整理の箱など買い物をしてから帰宅し、21時50分、生卵を入れた中粒納豆、サーモンのムニエル、山芋とろろを入れたしじみの味噌汁、ご飯で夕食をとる。
夢中になっているうちは分からなかったが、またも熱が上がってきたようで食事中からだるくなる。
24時、就寝。
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コメント
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三井田市議会議員殿
このような市議会議長なんていらないから懲罰委員会にかけることを考えてください。まったくもって市議会議長としての品格を疑いたくなります。柏崎の将来はこんな市議会議長にまかせることはできません。自分をなんだと思っているのでしょうか。思いあがるのもいいかげんにしてもらいたいものです。反省だけではすまないことを。辞職にも匹敵することを。
投稿: ぺんぺん草 | 2011年6月28日 (火) 00時38分
ぺんぺん草さん、コメントありがとうございます。
市民によって選ばれた市議会議員が選んだことですが、残念ながら、多数派はいわゆるアチラ派です。数の論理でどうしようにもならない状況であり、もどかしい限りです。
投稿: 三井田孝欧 | 2011年7月 8日 (金) 11時21分
はじめまして!
私は現在D51146号機の解体問題に揺れている静岡市近隣に住むものです。
こちらの記事を読みD51-1号機の解体に到る経緯が似ている(突然解体が行政によって発起され、知らないまま予算まで付けられる。しかも理由はこじ付け色の強い無理のあるもの)のに驚かされました。
静岡市の場合は事案発覚&阻止を恐れてか公表は開始の1週間前と強引なやり方で押し切ろうとはしましたが、ネットを中心に反対運動を展開することで奇跡的に解体中止発表させるところまで行きました。
しかし、行政は鉄道遺産に関して、保存修復というと予算処理や調整などの手間を惜しむのに、解体となるといろんな処理がドンドン進むのは全国共通なんですね。なぜなんでしょうか?
投稿: take-y | 2013年3月13日 (水) 11時27分
take-yさん、はじめまして。コメントありがとうございます。
また、D51146号機の解体問題についても拝見させてもらいました。
こちらの案件の場合は、何故か戦後賠償としてソ連にもっていかれたD51-1を地元出身でビジネスで成功された方がソ連から取り返したという物語もあったのですが、いかんせんご指摘のように鉄道遺産に対する想い、言い換えれば近代遺産、歴史に対する想いがないために強引に進められたと感じております。
こちらのD51-1を撤去した跡地は、広々を空いており、置き場所がないという理由も嘘であったことが分かっていますが、予算執行の可否を決める議会での議論がなかったこと、議論があったとしても前述のように近代遺産に対する想いが少ないことがありますので、結果は変わらなかったのではないか、という情けない状況です。
江戸、明治、大正ぐらいまでを歴史遺産として扱う割合に比べ、鉄道遺産に限らず昭和初期からの近代資産の評価が低いうちは、同じようなことが起こる可能性が高いと感じております。
投稿: 三井田孝欧 | 2013年3月19日 (火) 13時54分