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2011年9月

2011年9月30日 (金)

全国農業新聞に「ウルトラの女神」登場

 3時、就寝。

 7時に起床し、大粒納豆、ゴボウ天の煮物、イカ塩辛でご飯2杯の朝食をとる。

 9時から市内某所での会議に出席。雨が降っているため、持参してきた資料が車から建物に入る間にすっかり濡れてしまった。面倒臭がらず、傘を使えば良かったと反省。

 11時30分、事務所に戻ったところで来客があり、新規事業についての相談を受ける。

 13時、冷やご飯にひき割り納豆、イカ塩辛をのせて、熱いほうじ茶をかけた納豆茶漬け2杯で昼食をとってから、市役所に移動。

Cimg0532 13時30分から第4回の農地・農政部会に出席する。
 農地部会では、農地法第3条許可申請が7件、農地法第4条許可申請が1件、農地法第5条許可申請が7件、農業経営基盤強化促進事業に基づく農用地利用集積計画の1件が議案となり、問題なく可決。
 農政部会では、大きな議案はなく、今後のJA柏崎、柏崎市議会文教経済常任委員会、認定農業者等連絡協議会との懇談会実施についての合意が諮られた。

 農業委員会終了後、会派室、市役所庁内にて資料収集や資料を読み込む。

 17時、事務所に戻ったところで来客。集めた資料をお渡しする。

Cimg0533 18時、甥っ子と姪っ子がお泊まりに来たため、急いでレンタルビデオ屋に行き、「スイートプリキュア」のDVDを借りる。
 自宅に戻ったところで、とっておきの脂が乗った鮭のハラスを焼き、ほぐしてから、たっぷりの万能ねぎみじん切り、卵、干し納豆パウダーで鮭チャーハンを作って、夕食として食べさせる。

Nec_0002 20時、「でん」(電話:0257-32-2428)に移動し、来週実施する予定のサバイバルゲームの準備と大会運営について打ち合わせを行う。
 酒が飲めないため、ウーロン茶を飲みつつ、マグロのづけ、シュウマイ、山芋の酢の物などを食べる。やはり、生ビールでいきたいところ。

 22時、帰宅し、ハードディスクに溜まっている録画したテレビ番組をDVDに書き出し。

Cimg0531 今日、手元に届いた『全国農業新聞』に、先日、「ヒロコ ウルトラの女神誕生物語」を上梓した日本初の特撮ヒロインである桜井浩子氏の記事が掲載された。
 特撮創世記はもとより、ウルトラシリーズの起源から知る生き証人?と紹介されている。大胆な実験を試みる新作ウルトラマン(仮面ライダーフォーゼのような変化球?)も良いが、昭和回帰の集大成であった「ウルトラマンメビウス」のような、伝統を崩さない、新作ウルトラマンのテレビシリーズを桜井浩子氏のバックアップのもと、取り組んでもらいたい。
 できれば、防衛チームは「ウルトラマンティガ」のGUTS(Global Unlimited Task Squad)を「ウルトラマンダイナ」がスーパーGUTS(Super Global Unlimited Task Squad)として継いだように、ウルトラマンメビウスのGUYS(Guards for UtilitY Situation)を継承し、技術長官としてアマギ隊員、古谷敏氏、ウルトラホーク1号(「ウルトラマンメビウス」第24話「」GUYSホーク1号)の登場を願う。
Cimg0552


平成23年9月30日『全国農業新聞』

ウルトラの女神は今、敏腕仕掛け人
最新著書「ヒロコ~」を出した
日本初の特撮ヒロイン

コーディネーター 桜井浩子さん

《女優・桜井浩子》と言えば、すぐにテレビ映画「ウルトラQ」と「ウルトラマン」両シリーズを思い出す。1966年から68年までの3年間、同シリーズに出演した紅一点の人気ヒロインだ。大きな瞳と軽快な身のこなし、ボーイッシュな魅力で世代を超え多くのファンを沸かせた。まさしく伝説の女優。
 「もともと児童劇団に所属して、子役としてデビューしていますが、61年に東宝ニュー・タレント1期生として入社しました。65年の秋、『ウルトラQ』の出演依頼を頂き、女優としての方向が決まって、そこからあっという間の3年でした」
 「ウルトラQ」のカメラマン・江戸川由利子役、「ウルトラマン」の科学特捜隊員・フジアキコ役でテレビ特撮映画のヒロインとして草分け的存在となった。先駆者の苦労は多かった。
 「当時の思い出は尽きることがありませんね。本当に色々なことがありました。特撮創世期のすべての出来事が、濃縮して私の中に残っているんです。特撮の神様、円谷英二さん、一さん父子を始め多くのスタッフや出演者仲間のこと等々、話の宝庫です
 両シリーズの制作現場の臨場感溢れる苦心談。先輩たちへの敬愛と思慕、俳優仲間との感動的な交友などを、これまで桜井さんが自身の手で書き綴った。「ウルトラマン青春記~フジ隊星の929日」(94年刊、03年に再刊)、「ウルトラマン創世記」(03年)、そして最新刊「ヒロコ ウルトラの女神誕生物語」(11年7月刊)は、いずれも小学館発行。面白く、かつ当時の撮影エピソードを知るには資料的価値十分だ。
 現在、株式会社円谷プロダクションのコーディネーターを務める桜井さんは、伝統の<円谷特撮>と「ウルトラマン」の語り部として諷爽と活動中。
「ロコ(桜井さんの愛称)、君は永遠にウルトラ・ファンの胸に残っていくよ」とは、今は亡き円谷一監督の言葉だった。

2011年9月29日 (木)

中国人船長釈放:菅・仙石氏が判断・・・国民に虚偽報告

 1時30分から4時まで事務所にて仮眠。

 4時30分、眼の不調により車の運転がキツいため、某氏にお願いし、長野県某市に移動する。

 6時から某市内のホテル会議室にて、中小企業経営者の勉強会の講師として、原子力発電の今後と放射線防護について1時間ほど、ボランティアにて講演。

 7時過ぎ、朝食としてサンドイッチを用意して頂いていたため、ホテルにお願いして、入れ物に詰めてもらい、帰路につく。

 サンドイッチ(ハム&チーズ、ターキー&ブルーベリージャム)、牛乳で朝食をとりつつ、自宅に戻る。久しぶりに塩味の肉と甘い果実のソースを一緒に食べるサンドイッチを食べたが、美味しくとは思うものの、気分的にはバラバラに食べたいところ。

 着替えをし、10時から13時まで農業委員会の農地パトロールで松波、荒浜、高浜地区をまわる。過ごしやすい天候になったので、つい余計な道まで入ってしまい、探検してしまった。

 13時30分、自宅に戻り、大粒納豆、頂き物の揚げ春巻き、手羽餃子でご飯2杯の昼食をとる。

 14時、事務所に来客。

 16時から修理の終わったパソコンなどの納品、食材の買い出しで市内をまわる。

Cimg0529 17時30分から北九州直送の天然アラ(クエ)を使っての刺身や鍋ものの準備を行い、18時30分に有志メンバーが集合。
 アラ鍋は、利尻昆布を敷き、アラの肝などのアラを入れてダシをとってから、椎茸、大根、人参、白菜、ぶっとい長葱、そして皮ごとブツ切りにした身を入れた。

Cimg0530 アラ(クエ)は歩留まりが悪い魚とは言われるが、それでも4kgのものなので刺身用のサクが結構とれ、大きな毛抜きで骨を抜いたあと刺身にした。
 白身に似合わぬ濃厚な旨味と脂があり、刺身、鍋ともに一気に食べてしまった。薬の関係で酒が飲めないのが、悔やまれる。ゼロカロリーサイダーと刺身は合わない・・・・ビールよりも日本酒の冷や?
 最後は、炊いてから一度洗った新米コシヒカリ、有精卵、万能葱、沖縄の塩「ぬちマース」を入れて、雑炊。動けなくなるほどの満腹となった。

 片付けをしたのち、23時から事務所にて会社関係の作業を行う。

 昨年の尖閣諸島における中国漁船の事件について、当時の菅首相、仙石官房長官は船長の釈放について

 「あくまで那覇地検の(政治的な)判断」

と答弁していた。
 その際にも地検の裁量を越えていることや政治的な判断を入れたということについて、多くの批判が寄せられていたが、菅政権は最後まで那覇地検のせいにしていた。
 ところが、ここにきて内閣官房参与を務めた松本健一氏が、菅政権による政治判断だったことを証言。菅政権は、

 「中国共産党に屈服」

した売国奴の集まりであったことがよりハッキリしたことになる。
 日本国民の生命・財産、日本の国益より、中国共産党、そして自らの政治権力の維持を優先したのである。


平成23年9月27日『産経新聞』

【尖閣事件】
中国人船長釈放
「菅・仙谷氏が政治判断」
松本前参与が証言

 菅直人政権で内閣官房参与を務めた松本健一氏は産経新聞社のインタビューに対し、昨年9月に起きた尖閣諸島沖の中国漁船衝突事件で逮捕された中国人船長を処分保留のまま釈放したのは、当時の菅首相と仙谷由人官房長官の政治判断によるものだったと明らかにした。「政治判断」を否定した菅氏らの説明と大きく食い違う証言といえる。
 松本氏は参与就任前だったが、仙谷氏から事件への対応について相談を受け、菅氏と仙谷氏とのやりとりを知る立場にあった。これまでにも当時の複数の閣僚や政府高官が「釈放は菅氏の指示で行われた」と証言していたが、実名で明言したのは初めて。
 松本氏によると、昨年9月8日に船長が公務執行妨害容疑で逮捕された後、検察側が証拠となる漁船衝突時のビデオテープを首相官邸に届けた。それを見た官邸側が「テープ自体が証拠にならないとの致命的なミスがあり、公判にたえられず、有罪にもならないと判断した」という。
 政府内では「断固として裁くべきだ」との主張もあり、船長の拘留期限が9月19日に10日間延長された後も調整が続いた。松本氏は「菅首相が(ニューヨークでの)国連総会の最中に仙谷氏に電話をかけて、釈放するかしないかでやりあっていた」とした上で、「最終的には菅首相が(釈放を)判断した」と説明した。
 那覇地検は9月24日、船長を処分保留のまま釈放することを決定。中国人船長は翌25日に帰国した。地検は釈放について24日の記者会見で「わが国国民への影響や今後の日中関係を考慮すると、これ以上身柄を拘束して捜査を続けることは相当ではない」と述べた。
 
決定に対し、仙谷氏は記者会見で「地検独自の判断だ。それを諒とする」と述べ、政治判断ではないと強調した。菅氏も25日のニューヨーク市内での会見で「検察当局が事件の性質などを総合的に考慮し、国内法に基づいて粛々と判断した結果だ」と語った。
 当時の検察幹部らは釈放について「検察の判断だった」と主張している。

2011年9月28日 (水)

ひまわりのセシウム吸着効果薄い

 2時、就寝。

 7時に起床し、大粒納豆、ビーフシチュー、野沢菜でご飯2杯の朝食をとる。朝からビーフシチューはどうかと思ったが、ご飯の上にかけると納豆とも混ざり、意外に悪くない。

 9時、市内某所にて、打ち合わせ。途中、電話があり、三井田が柏崎市の公金を使い込んでいる、という訳の分からない話を聞いたという連絡であった。なぜ、このタイミングで出鱈目(議会と行政は別であり、議員に予算執行権は無い)な誹謗中傷をするのかが不思議である。大方、自分たちがマズイ事をしているからこそ、まったく違う相手がやった事にして、噂を流しているのであろう。

 12時、自宅に戻り、スパゲティを茹で、ビーフシチューの残りにカレー粉を入れて、カレー風味にしたものを混ぜて、昼食。

Cimg0527 14時、N氏が九州旅行のお土産として購入した4kgの「アラ」(クエ)を持ってきてくれた。
 気が置けない数人で刺身や鍋にしようということになったが、さすがに現在、自宅にある包丁では長さが足りないため、プロの板前にお願いし、さばいてもらった。半身は刺身用のサクにしてN氏に返し、残りを明日、鍋にすることとなった。

 16時、18時と事務所に来客。午前中にあった電話のように、私への誹謗中傷に関する情報で、公金横領の他に(三井田が)暴力団員で原子力発電所作業員の斡旋をしているというものであった。即、嘘と分かるような内容を、出所が分からないと思って話すあたりに幼稚さを感じる。

Cimg0528 19時、「おとなや本舗」(電話:0257-24-7577)に移動し、柏崎青年会議所で来年度に所属する環境エネルギー委員会の打ち合わせに出席する。
 原子力発電所の誘致を行った団体として、エネルギーに関する委員会は毎年設置されており、40歳までの青年会議所最後の年にこの委員会というのも意味深い。
 環境に力を置いた公開例会か、原子力発電を含めた例会をどうするのか、いきなり熱い議論となったが、20時過ぎから懇親会に突入。
 眼の不調で酒が飲めないため、ウーロン茶をすすりながら、色々と意見交換を行う。

 二次会は失礼させてもらい、22時に帰宅。風呂に入ったのち、明日の講演で使う資料の確認や配布資料の印刷を行う。

 福島第一原子力発電所から放出された放射性物質の除染が急がれるなか、土壌を削り取る以外の方法も検討され、特にヒマワリが放射性物質のセシウム137を吸収すると実験された。
 この度、農林水産省から実験結果が発表され、あまり効果はなかったという。あとは土壌の削りをとり、それをなるべく小さな単位で保管することになるが、この方法で通用するところは良いものの、問題は森林などである。森林全体を水で洗うわけにもいかないため、現時点で有効な手段がでてきていない。研究が急がれる。


平成23年9月15日『産経新聞』

ヒマワリ効果薄

 放射性物質で汚染された農地土壌を除染する実証実験を行っていた農林水産省は14日、ヒマワリなど植物による放射性セシウムの吸収効果は小さいとする実験結果を公表した。最も効果的な方法は表土の削り取りだが、表土の置き場など課題もある。

農地除染
 農水省によると、実験は5~8月、福島県飯館村などで実施。ヒマワリはセシウムをよく吸収するとされたが、0.2%しか低減できなかった。一方、表土の削り取りは最大で97%低減でき、今後は土から放射性セシウムを分離して土を再利用する技術の実用化に向け、研究を続けるという。

2011年9月27日 (火)

ニュートリノは光速を越える?

 眼の不調で長時間ディスプレイを見られないため、講演で使うパネル資料作りに手間取り、休み休みで4時までかかる。

 事務所にて4時過ぎから7時まで仮眠。

 8時、大粒納豆、目玉焼き、カニかまサラダでご飯2杯の朝食をとる。

 食後、長岡市内の病院に移動。

Nec_0003 10時過ぎから紹介状を書いてもらった長岡市内の総合病院の眼科にて診察を受ける。紹介状がなく受診する場合には、「保険外併用療養費制度」により、一定の費用を払う必要がある。
 再度の視力測定や眼圧、瞳孔を開かせての眼底検査などがあり、詳細な眼の状況を見てもらった。
 来月に蛍光眼底撮影(FAG)を行ったのち、治療方針の決定となる。処方された薬は、アドナ錠30mg、カリクレイン錠10単位。両薬とも副作用で食欲不振が挙げられているものの、そうはなりそうにない。

Nec_0004 パソコンの修理に必要な部品などを買い物をしたのち、13時過ぎに帰宅。
 昨夜に続き、母の旅行土産である喜多方らーめんの麺を使い、市販の醤油ラーメンのたれにアゴだし粉末を加えたスープにコーン、焼き海苔、茹でもやしをのせた醤油ラーメンと小粒納豆をのせたご飯で昼食をとる。

 食後、市役所の会派室に移動し、決算関係の資料を整理。

 15時、事務所に戻ったところで南魚沼市議会・桑原圭美議員がお越しになったので、機材を渡したのち、近況報告や情報交換を行う。
 南魚沼市も柏崎市と同じ時期の市長選挙であり、かつ両市とも公債費比率が新潟県内のなかで1位、2位を争うほど悪い。これからを担う世代は真剣に考えなければならない時期である。

 18時30分から出席予定であった懇親会はアルコールが飲めないことと、仕事が切羽詰まっているため、申し訳なく欠席させてもらう。

Nec_0005 19時過ぎ、醤油と唐辛子を味付けの主体にしたシメジと卵の炒めもの、昆布巻きのシメ鯖、ひき割り納豆でご飯2杯の夕食をとる。
 ビールのない夕食は何か拍子抜けしているようであり、かつ美味しい食材を十二分に楽しめていないように感じる。

 食後から事務所にて、講演で使うパネル資料の推敲。

Emc2 ニュートリノが飛ぶ速度が光速を越える、という測定結果が得られたというニュースがあり、久々に知的好奇心を刺激された。
 これが事実と確定されれば、アインシュタインの論理が修正される。
 ニュートリノについては、学生時代の授業でベータ崩壊を習った際、はじめて聞いた。しかも、余談のなかであり、意外に先生の脱線話を覚えているのが不思議である。
 ベータ崩壊は、原子核のなかにある中性子(+-0)が電子(-1)を放出して陽子(+1)に変わることで、この崩壊で前後のエネルギーが異なることの説明が従来の物理では説明がつかないと説明を受けた。崩壊前に中性子が持っていたエネルギーより、崩壊後の電子(-1)と陽子(+1)が持っているエネルギーの方が小さい場合がある。

 中性子(+-0)>飛び出した電子(-1)+陽子(+1)

 つまり、崩壊時に電子(-1)のほかに電荷をもたない小さな質量の何かがでてしまって
おり、それが仮説としての幽霊粒子ニュートリノ。

 中性子(+-0)
 =飛び出した電子(-1)+陽子(+1)+
ニュートリノ

 このニュートリノを見つけたのは日本の観測装置「カミオンデ」(現在は次世代の「スーパーカミオンデ」)であり、小柴昌俊東大特別栄誉教授のノーベル賞はこの発見による。
 ニュートリノの存在、質量が判明し、他の研究者による追試も必要であろうが、速度が光より速いとなれば、宇宙の姿やこれまでの物理学も違ってくる。
 あとは、宇宙のエネルギーの大半を占める「暗黒物質」(約23%)、「暗黒エネルギー」(約73%、いくら宇宙が広がっても密度が変わらない不思議な存在)が解明されれば、宇宙の謎は解ける。
 ちなみに宇宙のエネルギーのうち、星と銀河で0.5%、ニュートリノで1.5%、普通の原子物質が4.4% 。


平成23年9月24日『新潟日報』

ニュートリノ光速超す?
相対性理論覆す測定結果
名古屋大など

 素粒子ニュートリノが飛ぶスピードは光より速い-。遠方から飛来するニュートリノを観測している名古屋大などの国際実験チームが23日、光より速いものはないとするアインシュタインの相対性理論の前提を覆すような測定結果を発表した。測定の正しさが証明されれば、現代物理学に根底から見直しを迫ることになる成果で、大きな反響を呼びそうだ。
 名古屋大の小松雅宏准教授は「衝撃的な結果だが、実験チームとしてはデータの検証を尽くした上での数値だ。どういう解釈が可能なのか、理論研究者への問題提起となるだろう」としている。
 チームは、欧州合同原子核研究所(スイス・フランス国境)の加速器で人工的につくったニュートリノを、約730キロ離れたイタリア中部のグランサッソ地下研究所の検出器に向けて発射。
 両研究所の距離を精密に測った上で、衛星利用測位システム(GPS)を利用して両研究所の時計をナノ秒(ナノは10億分の1)の精度で合わせ、発射時と到着時を測定。3年間の実験で蓄積した約1万6千回のデータから速度を計算した。
 その結果、秒速約30万キロの光であれば約2.4ミリ秒(ミリは千分の1)かかるところを、ニュートリノは1億分の6秒だけ早く到着していたことが判明。ニュートリノの速度は光より10万分の2速いとの結果になった。

タイムマシン可能に
村山斉・東大数物連携宇宙研究機構長の話
 現代の理論物理がよって立つアインシュタインの理論を覆す大変な結果で、本当ならタイムマシンも可能になる。ただし結果が正しいかどうか、別の検証実験が不可欠だ。実験は遠く離れた2地点の間でニュートリノを飛ばし、所要時間を計るというシンプルなアイデア。正確さを確保するには双方の時計をきちんと合わせる必要があるが、これはそれほど簡単ではない。また、過去の実験と矛盾する点があり、解明すべきことは多い。


平成23年9月25日『新潟日報』

Q&A 光より速いニュートリノ
物理学の前提と相違
影響大きく検証不可欠

 物質を構成する基本粒子の一つニュートリノが、光より速く移動するという実険結果を名古屋大などの国際実験チームが発表した。
Q 何が驚きなのか。
A アインシュタインが1905年に提唱した特殊相対性理論は「光速は不変。これを超える速度で移動する物体はない」と仮定した。これをもとに現代物理学はつくられており、過去100年間、さまざまな実験や観測で正しさが証明されている。今回の結果は、この大前提に反する。
Q 実験の内容は。
A 移動距離を所要時間で割るという、極めて単純な実験だ。スイス・フランス国境の欧州合同原子核研究所の加速器から、730キロ先のイタリアの検出器に向けニュートリノを発射し、届くまでの時間を測った。
Q 結果の正しさが証明されたらどうなる。
A 物理学の根本原理である相対論が間違っていることになる。理論の大幅な修正が迫られるが、これまで築き上げ、自然界をうまく説明してきた理論と整合性のとれる説明ができるのか、物理学者にも分からない。
 相対論によると、物体の速度が光速に近づくほど、物体にとって時間の進み方は遅くなる。光速で動く物体は時間が止まってしまう。光より速い物質は時間をさかのぼっているとも考えられ、空想上のタイムマシンが現実になる可能性も出てくる。
 2006年に冥王星が惑星でなくなり「教科書を書き換える」と大騒ぎになったが、教育現場に与える影響はその比ではなくなる。
Q 常識を超える現象があったのか。
A ニュートリノは30年代に存在が予言されたが50年代まで見つからなかった”幽霊粒子”。観測が難しく謎が多い。理論では当初、質量がゼロと考えられていたが、日本のチームにより質量が見つかった。理論の枠組みにうまく捉えられていない可能性を指摘する声もある。
 また私たちが暮らしているのは、幅、奥行き、高さの3次元空間に時間を加えた4次元の世界だが、実はほかにも別の次元が目に見えない形で存在していて、その次元を通ることができる粒子はSFのワープのように速く進むという考え方もある。理論上のアイデアだが、今回の結果を機に、新たな物理の理論研究が発展する可能性があるかもしれない。
Q 実験の信頼性は。
A 実験チームは、測定誤差の可能性はつぶしたと自信を見せる。ただこれに反する観測結果もある。ノーベル賞を受賞した東大の小柴昌俊特別栄誉教授は超新星爆発で生まれたニュートリノを検出したが、一緒にできた光もほぼ同時にキャッチした。今回の実験で示されたぐらいニュートリノが速ければ、光は1年ほど遅れて届く計算だ。
Q ニュートリノが光より速いと証明される見通しは。
A 物理学だけでなく、自然科学全般や哲学などにも影響を与えかねないだけに慎重な検証が不可欠だ。実験はかなり念入りに準備されているが、発射地点と検出器にある時計の時刻を精密に合わせる際に、ミスが入り込む余地を指摘する研究者もいる。間違いないと確認されるためには、ほかの多くの研究者を巻き込んだ追試や、今回の実験結果の再検討が必要になるだろう。

2011年9月26日 (月)

昔の遊びクラブ「絵馬作り」1日目
山口県上関町長選:原発推進派が当選

 2時、就寝。

 6時に起床し、自転車で市内某所にでかけ、現場の写真を撮る。

 8時、大粒納豆、鯖塩焼き、ゴーヤの漬け物でご飯2杯の朝食をとる。

Nec_0001 9時過ぎから病院に行く予定であったが、緊急でパソコンの具合を見てほしいとの依頼があり、現物を確認する。
 購入したばかりなのに、起動がやたら遅いということで、症状だけを聞けば、ハードディスククラッシュ。購入して一週間で「まさか、それはないだろう」と思ってチェックしてみれば、見事、ハードディスククラッシュであった。想定外はあるものと再認識。メーカーに電話し、初期不良品として回収してもらうことになった。

Cimg0524 データ救出などで手間取ったものの、その後、市役所に移動。
 近日中に開催される第一部決算委員会で追及したい事が多々あるため、会派室にて、過去の資料を読み直す。
 また、要望していた柏崎市議会の防災服が届いており、無事に受領。前の防災服は「柏崎市議会」と大きく書いていなかった上、中越沖地震の際にズボンなどは割れたガラスでビリビリになってしまっていたので、これで準備万端である。しかし、使われることが少ないことを願う。

Nec_0002 14時、自宅に戻り、冷凍食品のニッスイ「わが家の麺自慢 ちゃんぽん コクの赤」で昼食。
 スープを作る際に、低脂肪乳と胡麻油を追加してみたが、思った以上の出来であった。

Cimg0516 15時過ぎ、母校である柏崎市立柏崎小学校に移動し、「昔の遊びクラブ」の講師として絵馬コレクターのK氏、いつものメンバーであるK氏、W氏とともにクラブ活動を行う。
 今日は、絵馬を作るということで、ボール紙で自由なかたちで1枚、汎用の木の絵馬板で1枚作成するという内容。

Cimg0520 参考作品として、お約束のウルトラマンの変身影絵を基にした絵を描き、 「柏崎が『ウルトラ』良いまちになりますように」との願いを書いたウルトラマン絵馬を持参した。
 いきなり1時間で2枚の絵馬を作るのは無理があり、結局、木の板で作成するのは次回に持ち越しとなった。

 17時、一旦、自宅に戻り、着替え等身支度をする。

 18時から弔問。

Cimg0523 19時過ぎ、自宅に戻り、母の旅行土産である喜多方らーめんの麺を使い、市販の味噌ラーメンたれに伊賀越の玉味噌を隠し味に入れ、シナチク、コーン、茹でたもやしをのせた特製味噌コーンらーめん、小粒納豆をのせたご飯で夕食をとる。
 昼のちゃんぽんに続き、炭水化物の多い一日となった。

 食後から事務所にて、講演で使うパネル資料を作成する。

 昨日、上関原子力発電所新規立地の賛否が主な争点となった山口県上関町の町長選挙が投開票となり、現職で新規立地、推進派の柏原氏が倍の得票で再選された。
 福島第一原子力発電所の事故以来、初の新規原子力発電所の賛否だけに注目されたが、マスコミをはじめ大方の予想に反して、推進派が勝利。今後、山口県、国がどのような対応をとるのか、注視したい。

 この上関原子力発電所の議論にあたって、柏崎市民の税金である政務調査費を使って上関町議会議員選挙の応援に行き、事実とは異なること、そして柏崎の企業を貶めてきた柏崎市議会議員がいたことも忘れてはならないであろう。


平成23年9月26日『産経新聞』

山口・上関町長選で
原発新設、推進派が3選
福島事故後初の判断

 中国電力が上関原発建設計画を進める山口県上関町で25日、任期満了に伴う町長選の投開票が行われ、計画推進派の現職、柏原重海氏(62)が、反対派の市民団体代表で新人の山戸貞夫氏(61)を破り、3選を決めた。
 福島第1原発事故後、新規建設の是非が争点となる初の首長選となったが、推進派の勝利で、現在中断している計画について、二井関成・山口県知事や国がどのような判断をするのか注目される。
 得票数は柏原氏1868票、山戸氏905票と大差がついた。福島第1原発の事故後だったが、推進派と反対派の得票率は前回町長選と大きな違いはなかった。投票率は87・55%で同町長選の過去最低だった。
 野田佳彦首相が「原発の新規建設は困難」との見解を示すなどする中での選挙となったが、3選を決めた柏原氏は、「やはり原子力に代わる(町政運営の)財源はない。30年間、国を信じて原発を推進してきた。国はこのことをしっかり受け止め、血の通った政治をしてほしい」と述べた。
 上関原発は昭和57年の町議会で当時の町長が誘致を表明。以後、推進派が多数を占める議会と町が一体で原発計画を前提とした町政を進めてきた。原発計画浮上後、今回を含め計9回の町長選はいずれも推進派と反対派の一騎打ちで、すべて推進派が当選した。
 中国電の計画では原子炉2基を建設。1号機は平成30年に営業運転開始の予定。21年に海面の埋め立て工事を始めたが、反対派の抗議活動で中断。今年2月に再開したが、福島第1原発事故を受け、3月に再び中断した。二井知事は6月、来年10月に失効する予定地の埋め立て免許の延長を認めない方針を表明している。

2011年9月25日 (日)

ソウルの日本大使館前に「慰安婦」記念碑

 5時に起床し、姪っ子が寝ている間に会社関係の仕事を片付ける。

 8時、大粒納豆、目玉焼き、魚肉ソーセージ、三つ葉サラダでご飯2杯の朝食をとる。

 眼の調子が悪いため、日差しが強い外では長時間いられないことが分かり、姪っ子を連れての市内での調査を行おうと思ったものの、中止。
 姪っ子にはテレビを見せつつ、事務所の掃除を行う。

 12時、レトルトのカレーにガラムマサラなど自宅にあったスパイスをたっぷり足したカレーライスで昼食をとる。姪っ子には、甘口のレトルトカレー。

 午後から出席予定だったイベントもキャンセルさせてもらい、事務所にて資料整理を行う。パソコンの画面も長時間見られないため、紙べースの作業を中心にする。

Nec_0008 作業をしながら「たかじんのそこまで言って委員会」を見ていたが、その内容より、つい効果音に気が行ってしまった。なぜか、 「ウルトラマンメビウス」のワンダバコーラスやメビウス変身時の効果音が使われており、制作側にウルトラマンファンがいる可能性が高い・・・・。

Cimg0525_2 夕方、先日柏崎産有機コシヒカリの新米をお送りした『週刊新潮』の名物コラム「変見自在」でお馴染みの高山正之先生から、ご丁寧な手紙とご著書『サンデルよ、「正義」を教えよう』と『白い人が仕掛けた黒い罠ーアジアを解放した日本兵は偉かった』の2冊を頂戴した。かえって申し訳なく、恐縮しつつ、つい仕事を中断し、読み耽る。
 ちなみに、今週の「変見自在」も、戦場での戦闘より、銃後にいる民間人を狙って勝利に結びつけるアメリカのやり方を痛烈に批判されていた。
 

 19時、事務所に来客。

Cimg0515 20時、しばらくビールが飲めない状況であるが、ビールがぴったり合う豚足焼き、エリンギの塩焼き、小粒納豆でご飯2杯の夕食をとる。
 一回茹でた豚足を、ガスの火ではあったが、じっくりと20分ほど焙り焼きしたため、皮はパリッとし、余分も脂も抜け、一口囓ったあとにビールをウグッ、ウグッとやりたいところであった。

 食後から事務所にて、依頼されたパソコンの修理。裸眼で基盤の小さな部品の交換ができないため、ルーペを使って作業を行う。

 現在、韓国においては、1965年の日韓基本条約を破棄せよ、などという世論があるというが、今度は韓国のソウル市内にある日本大使館の前にいわゆる「従軍慰安婦」の記念碑を建立するという。
 当時の世相もあり、女衒に誘われた慰安婦はいたが、日本国家として手配したような「従軍慰安婦」はいない上、挺身隊は慰安婦とは違う(意味合いはもとより、ハングルでも言葉は異なる「위안부」と「정신대」)。
 反日を主張することが、政権の安定につながるという韓国政治は変わらないようである。


平成23年9月21日

在韓日本大使館前に「慰安婦」記念碑
韓国側が建立許可
日本大使館前に建立

【ソウル=加藤達也】日本統治時代の元「従軍慰安婦」を支援する団体がソウルの在韓日本大使館前の路上に「記念碑」建立を計画、管轄のソウル市鍾(チョン)路(ノ)区が申請審査を終えて建立を許可していたことが19日、分かった。外交筋が明らかにした。法的許可を受け、碑は12月にも設置される可能性が高まった。また、審査過程で韓国の保健福祉相が設置を推奨する文書を区側に提出して団体を後押しするなど、審査が政治的な色合いが強いものだったことも判明した。
 日本側は、大使館前に反日的な構造物が設置されることに強い懸念を表明していた。野田佳彦首相は21日に李明博大統領とニューヨークで就任後初の首脳会談に臨むが、「碑」の審査通過が明らかになったことで日韓の外交摩擦が激化する可能性が出てきた。
 碑は慰安婦支援団体の「韓国挺身隊問題対策協議会(挺対協)」が今年7月に発表。慰安婦を象徴する高さ約120センチの少女の像の隣に空席の椅子が並ぶデザインで「平和の碑」と名付けている。挺対協は毎週水曜日に日本大使館前で開いている集会が1千回を迎える12月14日、除幕式を実施する意向だ。
 鍾路区の審査は8月22日に終了。当初、韓国側に「場所が微妙で外交問題にもなりかねない」(同区)などと慎重論もあったが、韓国が不法占拠を続ける竹島(韓国名・独島)をめぐる反日世論の激化が審査に影響した可能性もある。
 慰安婦問題をめぐっては今月、韓国政府が日本政府に賠償請求権の確認に関する協議を申し入れたが、日本側は個人の賠償請求権は消滅したと拒否している。

2011年9月24日 (土)

中国から?「標的型メール」サイバー攻撃

 本を持ち込んで1時間ほど風呂に入ったのち、3時に就寝する。

 8時、起床。大粒納豆、板わさ、イカ塩辛、韓国海苔でご飯2杯の朝食をとる。

 9時に事務所に来客があり、自分で考えている市政のことを中心に40分ほど話す。

 10時、市内の眼科に行き、調子の悪い右眼の診察を受ける。結果、静脈の眼底出血であった。眼については、これまでも格闘技をやっていた関係で網膜剥離などをやって何回も手当てしており、そもそもが弱くなっているような気がする。もしくは、体質、血が悪くなったかであろう。

 12時、薬と紹介状をもらい、自宅に戻る。薬はオダノン錠、サイモチンS錠50の二種類。

 釣友紳士会さん主催の「第2回 夕海釣り大会」をはじめ、今日はイベントが多々あったが、眼底の検査のために瞳孔を開かせたこともあり、まともに光の下にはいられないため、すべてのイベント出席をキャンセルさせてもらった。

 14時、自家製豆板醤、豚と牛の合い挽き肉、茄子、パプリカ、大量の花椒とニンニク、ラー油、塩辛納豆、干し納豆パウダー、刻み長葱で激辛麻婆茄子を作り、ご飯、わかめスープで昼食をとる。

 食後から家事や部屋の片付けを行う。中越沖地震のときに倒れた書庫の整理には、まだ着手しておらず、つい億劫になっている。眼底出血の具合がよくなるまでは、パソコンで長時間の仕事ができないので、こういった整理に取り組みたい。

 17時、姪っ子一人がお泊りすることになったので、お料理教室をしようと食材を買いに行くとともに、 「プリキュアオールスターズDX3 未来にとどけ!世界をつなぐ☆虹色の花」 や心霊もののDVDを借りる。姪っ子と手をつなぎながら借りているからいいものの、これが39歳のおっさんが独りで借りていたら変態である。

Nec_0005 18時50分、チーズハンバーグが出来上がった。まだ年長さんなので、ハンバーグを焼くといったところは難しく、今回は表面に軽く焦げ目がついたところで、一度フライパンから取り出し、電子レンジで中まで加熱してから再度、フライパンで焼く方式をとった。チーズも最後に上にかける程度にした。

 食後、姪っ子は心霊もののDVDに夢中になり、その間に郵便物の整理や礼状などを書く。

 23時、心霊ものDVD3本を見終えた姪っ子は、すっかり怖くなったようで、一緒に寝ることになり、24時に就寝。

 メールを受信したパソコンからデータを強制的に他の場所に送信してしまうウイルスの受信が増加しているという。
 発信元の多くが赤い「あの国」ということで、ある意味、納得することであるが、許せないのは東日本大震災に便乗した内容で人を騙そうというところである。
 


平成23年9月22日

企業に標的型メール900件
震災以降 原発情報など装う

 三菱重工業など防衛関連企業が受けたとみられる「標的型メール」によるサイバー攻撃について、警察庁は21日、今年3月以降に官公庁を除く国内の民間企業などで約900件の受信を確認したことを明らかにした。防衛だけでなく情報通信関連企業なども含まれているという。
 警察庁は、8月に防衛や先端技術関連の約40企業グループ4千社とともに立ち上げた「サイバーインテリジェンス情報共有ネットワーク」を通じて収集した情報を分析した。
 その結果、東日本大震災以降に複数の企業グループで計約900件のメールの受信を確認。うち約540件は震災や福島第1原発事故に関する情報提供を、約350件は会議や歓迎会、資料送付のお知らせなどを装っていた。送信元はヤフーなどのフリーメールが多かったという。
 いずれも添付ファイルを開くと、外部と強制接続する不正プログラムが仕込まれていた。実際に開いたケースもあったが、すぐに通信を遮断したため、情報流出などの被害は確認されていないという。
警察庁が強制接続先の解析を進めているが、多くが中国の可能性が高いとみられる。

2011年9月23日 (金)

サイバー攻撃と原子力発電所

 3時、就寝。

 7時過ぎに起床するも、右目にモヤがかかっているため、しばらく新聞や雑誌の整理などをぼんやりと行う。

 9時、大粒納豆、生卵でご飯をかっこんで朝食。どうも右目の調子が悪く、パソコンの前にも向かえない。

Nec_0003 10時過ぎ、甥っ子と姪っ子の朝食を兼ねて、フランスパン(バゲット)に干し納豆パウダー、おろしニンニク、トマトケチャップを混ぜたソースを塗り、チーズをのせてオーブンで焼いた一口ピザパンを作る。彩としてパセリパウダーをふろうと思ったが、味の深みを教えるため、あえてバジルパウダーをかけた。

 料理をしてから、再度、パソコンに向かうも文字の焦点が合わないので、資料整理などの単純作業に切り替える。

 13時、冷凍うどん2多摩、スーパーで半額になっていた天ぷら(海老、竹輪)、小粒納豆をアゴだしパウダーを入れたつゆで食べて昼食。

 食後から17時までストック分のノートパソコンの修理を行う。WindowsXP時代のThinkPadが10台以上もある。

Nec_0004 18時、甥っ子、姪っ子がいるため、トマト缶をベースにした本格風スパゲティ・ナポリタン(本場にナポリタンはない・・・)を作り、別枠で自家製豆板醤、豚と牛の合い挽き肉、絹ごし豆腐、大量の花椒とニンニク、ラー油、塩辛納豆、干し納豆パウダー、刻み長葱で激辛麻婆豆腐を作って、激辛麻婆豆腐ライスで夕食をとる。

 食後から再度、ストック分のノートパソコンの修理。

 我が国の防衛産業を支える「三菱重工業」をはじめ、「三菱電機」へのサイバー攻撃があったというニュースが流れた。


平成23年9月22日『読売新聞』

サイバー攻撃、三菱電機にも
機密情報流出なし

 三菱重工業など防衛関連企業のサーバーやパソコンがサイバー攻撃を受けていた問題で、藤村官房長官は21日の記者会見で、新たに三菱電機でもサイバー攻撃が確認されたと発表した。
 三菱電機のほか、IHIと川崎重工業の2社に経済産業省が聞き取り調査を行った結果、いずれも機密情報やデータの流出などは確認されなかったことも明らかにした。
藤村氏は、政府としてサイバー攻撃に関する情報収集を強化し、対応に万全を期すよう全省庁に指示したことも明らかにした。また、桜井修一官房副長官補は20日、全省庁に対し、関係企業や団体にサイバー攻撃について速やかな報告を求めるよう指示した。


 サイバー攻撃について、あまり危険視されていない風潮があるが、かつてイランではサイバー攻撃により原子力発電所の運転に支障がでたという事件があった。


平成23年1月28日『新潟日報』

イランの原発
あわや大惨事

サイバー攻撃で原子炉暴走も
ロシア大使 可能性指摘

【ブリュッセル共同】ロシアののロゴジン駐北大西洋条約機構(NATO)大使は26日、昨年、イランの原子力発電所などに対してサイバー攻撃が仕掛けられ、1986年に旧ソ連で起きたチェルノブイリ原発事故に匹敵する大惨事に至る可能性があったと述べた。
 ブリュッセルで開かれたNATOロシア理事会後に記者団に語り、「重大な安全保障上の問題」としてNATOとロシアが合同で調査に乗り出すよう訴えた。
 イランでは昨年、産業分野の多くのコンピューターが「スタックスネット」というウイルスに感染し、ロシアの協力で建設された同国初のブシェール原発でも影響が出た。イラン当局者はサイバー攻撃を受けたと主張している。
 ロゴジン大使はウイルス感染によりブシェール原発の原子炉が制御不能に陥って暴走し、放射能で汚染された大量の粉じんが大気中に飛散する恐れがあったと指摘。「新たなチェルノブイリになるところだった」と述べた。
 国際原子力機関(IAEA)は昨年11月、イラン中部ナタンズの核施設で低濃縮ウランを製造する約4800基の遠心分離機すべてが止まっているのを確認。ウイルスが原因ではないかとの憶測を呼んでいた。


 日本の原子力発電所の制御系はインターネットには接続されておらず、外部からのハッキングのテスト、ペネトレーションテストも行われているため、イランのような状況になるとは考えづらい。
 しかし、メーカーへのサイバー攻撃により、製造情報を盗まれての原子力発電所へのテロの可能性は否定できない。
 サイバー攻撃など電子空間では、常に戦時であることも日本人は認識すべきである。

2011年9月22日 (木)

柏崎JC三世代交流
コミュニティ放送と災害の大きさ

 いまさらながらのWindows2000の設定やデータ移行など時間がかかり、4時に就寝する。

 7時、起床。大粒納豆、魚肉ソーセージと卵の炒めもの、ピリ辛らっきょ、岩のりでご飯2杯の朝食をとる。

 9時から農業委員会の農地パトロールで松波、荒浜、高浜地区をまわる。途中、何人かの知人に会い、立ち話が多くなってしまった。

Nec_0001 14時、自宅に戻り、フィットチーネを茹で、市販のカルボナーラソースに卵黄2個を加え、隠し味に生クリームと干し納豆パウダーを入れた特製フィットチーネ・カルボナーラと半額になっていたフランスパン(バゲット)で昼食。
 久々にカルボナーラを作ったが、荒挽き黒コショウがすっかり湿気ていたため、パンチが足りず。

 食後から事務所にて、依頼された資料の作成や文章の推敲を行う。途中、東電学園についての取材に対応。

Cimg0502 18時過ぎ、「割烹 ニュー新橋」(電話:0257-24-1133)に移動し、18時30分からの柏崎青年会議所「シニアクラブ交流会」に出席する。
 今回は、現役メンバー、シニアクラブ、グランドシニアクラブの三世代交流会となり、第1部 として、大震災被災地への救援物資輸送、水害等のボランティア活動についての報告が行われた。

Cimg0504 現役メンバーの報告のち、グランドシニアクラブ会長の大矢良太郎氏から東日本大震災における各コミュニティラジオ放送のサポートや現地情報のお話。

 「地元ラジオでは民謡が流れており、それが最初のショックだったが、よく考えれば当たり前のこと、災害が大き過ぎて、現地に人がいない・・・」

といった話から、今までの視点にはなかった事を色々お聞きでき、非常に勉強になる時間であった。

Cimg0505 報告がかなり内容が濃かったことから、予定時刻より20分遅れで懇親会。
 三世代の交流ということで、通常のシニアクラブとの交流会とはまた違った雰囲気のなか、幅広く意見や情報を交換する。
 特に市政に関しては、お怒りの声が多く、これからの柏崎はどうするんだ、との熱い話になった。

 21時過ぎ、某氏とともに市内某所で小じんまりとした二次会。柏崎の青少年教育にかける考えなどをお聞きする。

 大粒の雨のなか、23時過ぎに帰宅。

2011年9月21日 (水)

平成23年第5回定例会閉会
第四次総合計画後期基本計画意見拝聴会

 3時、就寝。

 7時に起床し、新書2冊を持って、1時間半ほど長風呂に入る。

 8時50分、大粒納豆、目玉焼き、イカ塩辛、プチトマトでご飯2杯の朝食をとる。

 9時30分、市役所に移動し、会派室で今日の本会議に向けての打ち合わせ。

Cimg0494 10時、最終日となる本会議に出席する。
 各委員長から委員会審査の報告があり、各議案が順次可決。総務常任委員会で行った質疑や討論の内容が総務常任委員会からの審査報告のなかできちんと反映されていた。続いて、公平委員会委員、教育委員会委員、固定資産評価審査委員会委員、人権擁護委員の人事案件も選任、承認された。
 平成22年度決算を審査する第一部決算特別委員会の設置も承認され、委員となった。
 所属会派の整風会提出であり、賛同議員ともなった「議員発案第8号 郵政改革法案の速やかな成立を求める意見書」 が議題となり、共産党から質問、反対討論があり、共産党以外で賛成多数で可決。
 共産党提出の「議員発案第9号 消費税の増税を行わないことを求める意見書」については、以下のような質疑を行い、反対をした。社会クラブと共産党のみが賛成し、否決。

Q.いま消費税を上げることには私も反対であり、お金、つまり発行紙幣を刷ることが重要だと思っている。この意見書のなかでは、所得の低いものほど消費税の負担は重く(消費税であるからそれこそ平等ではないか)とある。消費税を社会保障財源についてもふさわしくないとしている。今後の東北地方の復興財源や社会保障財源のためには、不要不急の予算を削減と書いてあるが、現実にできると考えているのか。
A.消費税はもともと問題であり、無くすのが正しい。日本の大企業が儲けている。不公平である。イギリスが10数%であり、食料品は非課税になっている。大金持ちは優遇されている。

 自治研究会の砂塚議員提案の「議員発案第10号 私立高校生が学費を心配せず学べるように、学費軽減助成と経常費助成の増額・拡充を求める意見書」(宛先が国)と「議員発案第11号 私立高校生が学費を心配せず学べるように、学費軽減助成と経常費助成の増額・拡充を求める意見書」(宛先が県)は、まず流れの点から質問させてもらい、反対をした。 

Q.議事進行。内容に入る前に一件、確認したい。これまで県や国に求める意見書については、1件の意見書を挙げ、可決後に送付先について議長に一任するかたちをとっていた。また、今回は2つの議案のタイトルがまったく同じであり、これまで「国に求める」「県に求める」という文言もない。これまでの慣例と違っているので、今後、こういった事例も良いのかどうか確認したい。
A.過去にも同様の意見書は別の意見書として、出した経緯がある。
Q.では、今後は「国に求める」といった表記はなくとも良いか。
A.内容で判断し、議長が送付する。

Q.意見書のなかに憲法に沿った考えである旨、記載されているが、憲法89条との関係はどのように考えているのか。

第89条 公金その他の公の財産は、宗教上の組織若しくは団体の使用、便益若しくは維持のため、又は公の支配に属しない慈善、教育若しくは博愛の事業に対し、これを支出し、又はその利用に供してはならない。

A.憲法89条との関係については、大阪等でも問題になっているが、基本的に憲法違反ではない。

Q.公立高校の無償化を受けての私学助成の拡充という流れでの要望になっているが、この意見書でいう私立学校というのはどのような学校をさすのか。私立というだけのカテゴリーでは、議論となっている朝鮮学校も入ってしまうが、どう区別するのか。
A.朝鮮学校などへの議論は別枠でしてもらう。

Q.言葉では良いが、やはり意見書は文言に忠実であるべきであって、ここでは学校教育法1条に定める「法律に定める学校」(1条校)といった記述をしなければ正確ではない。

*これは同趣旨の請願をだした方々の責任ではなく、意見書を作成した議員の責任。請願をそのまま書き写すだけではなく、自分でも調査し、文言をよく検討するのが議員の仕事である。

 提案理由に公立と私立との差の解消を図る、とあるが、それこそ頑張って、親に経済的負担をさせないよう公立高校を受験したという生徒はどうなるのか。真面目な者が馬鹿をみることがないような世の中が良いと思うが、試験の必要性はどう考えるのか。
A.試験は必要であると考える。

 結果、賛成多数でこの2つの意見書は可決した。
 最後、社会クラブ提出の「議員発案第12号 原子力発電からの脱却を求める意見書」についても確認の意味で質問した。
 本会議の最後として、今期で勇退される教育長からの挨拶があり、議場が拍手に包まれた。

Q.ここでいう原子力発電は、放射線の発生しない核融合や第四世代の原子力発電もすべて含むという意味か。
A.すべてのものから脱却するという意味であり、現在のような原発を指す。

Q.原子力発電=核分裂としてだけ認識されているのは分かった。この意見書のなかでは福島第一原子力発電所と東日本大震災のことしか触れていないが、福島第二原子力発電所、女川原子力発電所の被災についてはどう捉えているのか。
A.被害の程度は分からないが、ひどい揺れだったので、地元住民の意見はあるだろうが、運転再開すべきではないと考えている。

*実際の揺れは、中越沖地震による柏崎刈羽原子力発電所の方が大きい。

 結果、賛成したのは、柏崎のみらい、社会クラブ、共産党のみで否決となった。

Cimg0495 11時45分に本会議が終了し、11時50分から第一部決算特別委員会の委員長、副委員長の互選。委員長になってしまうとガッチリ審議できないため、いかに役職を受けないかが重要である。
 審査は3日間に及ぶため、委員全員の日程調整に時間がかかり、10月21日、11月11日、11月14日となった。

Cimg0496 12時10分から議会運営委員会に出席。次回定例会の日程、議会運営委員会の視察、市民からの投書についてが議題となった。
 市民の方からの投書は、以下のようなもので、実際に議場で傍聴されてのご感想とのことである。
 議会もそうだが、行政側の居眠りについても、是非、市長に投書願いたい。

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Cimg0497 12時25分、会派室に戻り、持参してきたおにぎり2個(ビリ辛納豆、たらこ)、インスタントのわかめスープで昼食をとる。
 食事をとりながら、午後からの会議の資料を読み込むも、政策、施策のレベル分けがゴッチャになっているところもあり、市民会議での意見反映とはいえ、その整理は行政職員の仕事である。

Cimg0498 13時から第四次総合計画後期基本計画意見拝聴会に出席。
 柏崎市の第四次総合計画後期基本計画、平成24年度から平成28年度までについての議会への説明である。

<性格>
・第四次総合計画を完成させる計画
・第五次総合計画に向けた新たな芽を育む計画
<人口指標>
 平成28年9万人(推定値8万5718人)

 最初から気にかかるのは、「地域主権」の言葉である。主権は国家にあって、地域にはない。地方分権や地方自治、地方自主なら話は分かるが、地域主権はおかしい。柏崎市独立軍などは持てないのと一緒であり、民主党の言葉遣いの間違いがそのまま来ている。

 非常に気になっていた後期基本計画における財政見通しについては、財務部長から説明があった。

Q.財務部長からの説明は分かるが、原子力発電所の廃炉を訴えている議員もおり、今後の原子力発電所の運営は不明なところが多いが、いわゆる原発財源といわれる関連の歳入がまったくない場合の財政状況の見通しは考えているか。
A.内部では話があり、原発財源は平成33年まで現在の状況まであると見込んでいる。

Q.公共施設の効率的な整備と活用と主要施策(P39)あるが、財務部長の今後財政見通しと通じて、施設の思い切った廃止などは盛り込まれていないようであるが、その点の議論はあったのか。
A.行革の指針のなかにあるように、スクラップ&ビルドをやっていく。

Q.インターネットを活用したサービスの充実というところにあるが、先日の総務常任委員会でも議論したように、あれだけのお金をかけるのであるから、少なくともIT活用の日本一を目指すぐらいの意気込みがほしい。外部評価においても高い評価を得られるよう取り組む、などの文言があっていいのではないか。
A.できるところから取り組み、効率的に行っていく。全体的な表現を反映させたい。

Q.行政のスリム化の項目で、内部統制システムとして、情報化が触れられているが、ここで確認したい。ナレッジマネジメント、つまり業務上必要な情報を共有することで、自分がいつ「いなくなっても大丈夫」という情報システムを作り上げることについてどうか。4月に部署が変わったばかりなので分かりません、以前の担当者がやったことなので分かりません等がないようなナレッジの蓄積、検索のシステム構築こそ、IT化での業務改善ではないのか。
A.蓄積については、ガイドラインを作り、情報化を進めていく。担当が変わることによって、やり方が変わることがないように厳しくガイドラインで定めていく。

 その他、意見したいことが多数あり過ぎたが、15時に終了となった。

Cimg0499 15時15分から議会改革に関する特別委員会企画部会にオブザーバー出席。
 議題は、議会改革に関する特別委員会の議会費予算についてであり、各部会において必要経費を協議し、企画部会に提出、最終的に議長から平成24年度予算で要求することとなった。
 喫緊の活動については、平成23年度予算の補正予算要求するまではしない。

 17時過ぎまで会派室で資料整理や調査を行う。

 17時30分、自宅に戻ったところで来客。

Cimg0500 18時20分、鯖の味噌漬けを焼いたもの、蓮根の油炒め、豚汁、小粒納豆、ご飯2杯で夕食をとる。
 食事中、マスコミから電話があり、電力会社から議員への接待などはあるのか、といった素っ頓狂な質問の連続ですっかり食事が不味くなってしまった。

 20時から事務所にて、会社関係の仕事を行う。依頼されていたパソコンの修理や改造が3台ほど溜まっているので、順次、着手する。

2011年9月20日 (火)

議員が市役所から委託を受注
議員の倫理問題

 2時、就寝。

 6時に起床し、自転車で市内某所の現場写真を撮りにいく。陳情があったための現場確認であったが、地元の方が随行しないため、近くの住民からはヤバイ人といった感じで見られてしまった。

 自宅に戻り、8時、大粒納豆、鶏のささみチーズフライ、椎茸のうま煮でご飯2杯の朝食をとる。

 お泊りした甥っ子が起きてきたので、新米のコシヒカリを精米しにいくのを手伝わせる。うちに泊まった場合にはお手伝いをし、その後、美味しいものを一緒に食べるという流れである。

 精米が終わり、頼まれていた分を届けるために市内まわり。

 12時30分、自宅に戻り、冷ご飯、少し痛んできたキャベツ、小粒納豆、ベーコン切れ端で作った納豆お好み焼きで昼食をとる。

 14時、16時と事務所に来客があり、うち1件は原子力発電に関する報道番組へのコメントであったが、番組の趣旨(エネルギーと安全保障)と自分の考えが大きく異なるため、撮影をお断りした。

Nec_0001_2 18時50、各自一品以上の持ち寄りの懇親会があるため、茄子のしぎ焼き、塩漬けのらっきょを用意し、市内某所に向かう。
 持ち寄りの料理をつつきつつ、発泡酒を注ぎつ、注がれつつで最近の柏崎市内での若い世代の遊びや不平不満の多くを聞く。

Nec_0002 19時40分過ぎ、遅参してしまったが、平成23年度第8回東訪振興協議会理事会にアドバイザーとして出席する。
 先日、提案した東日本大震災の被災地にでかけ、現地の生の声を聞くとともに、ボランティア活動をするという内容について説明させてもらい、日程は10月12日、13日に決定した。

 21時30分、帰宅。

 先日、会派代表者会議で問題となった議員の請負について、地元新聞で報道があった。この問題の本質は、議員が代表を務める団体が行政から委託を受けていることのみならず、その委託内容と増額(前年は460万円で今回から512万5千円)、契約を承認した市職員の法令順守への意識の低さにある。
 そもそも、普通の行政であれば、

「この契約はマズイんじゃないですか?」

と言うのが当たり前。
 さらに問題がでてきそうな内容であり、今後の議会改革でも最初に着手すべきところである。

「平成23年度石地海岸委託」(pdf形式)

*前年度の報告
22e


平成23年9月17日『柏崎日報』

西山町観光協会
加藤市議が
会長辞任へ
市委託業務の関係で

 市からの委託業務を持つ市内西山町観光協会の会長を加藤武男市議(59)が務めているのは、地方自治法に抵触するのではないかとの指摘が議会内であり、加藤氏は16日までに、10月中をめどに会長を辞任する考えを表明した。
 地方自治法92条の2では、地方自治体の議会議員が、その自治体からの請負を主とする法人の役員などになることができないと定めている。利害関係によって議員の職務が公正に行われなくなることを防ぐのが理由とされる。
 西山町観光協会に対しては、市が旧町から引き継ぐ形で、合併後も毎年、町内海水浴場の駐車場やトイレの管理委託をしており、本年度の委託料は512万5千円。これについて一部議員が加藤氏の会長職と地方自治法との関係を指摘したことを受け、今週、議会の会派代表者会議で議論も行われた。
 判例では請負量が全体の業務量の半分を超えなければ抵触しないとされ、加藤氏や市は、委託料は協会の年間業務額の2、3割だとする。ただ、指摘した議員側は倫理上の問題にも言及していることから、加藤氏は会長辞任を判断したという。後任の対応については未定。
 加藤氏は市議2期日で自治研究会所属、西山町坂田。同町観光協会の副会長を経て昨年、会長に就任した。「地元のためと思って会長をやってきたが、市議会が議会改革に取り組む時でもあり、辞任はやむをえない」と話している。
 議会内では、この業務委託をめぐって市側の責任をただしたいとする声もある。

2011年9月19日 (月)

どんGALA!こまつり2011
BOSSウルトラマンシリーズコレクション

 2時、帰宅。熱めの風呂に入ったのち、3時過ぎに就寝する。

 7時に起床し、大粒納豆、目玉焼き、コーンビーフでご飯2杯の朝食をとる。

Cimg0485 9時、柏崎市市民プラザに移動し、今日の「どんGALA!こまつり2011」のスタッフ会議に出席する。
 その後、お手伝いをしたいという甥っ子、姪っ子と合流し、甥っ子には給水所の水入れ、姪っ子には活躍した方への缶バッチ賞の授与役の任務を与える。

Cimg0486 あいにくの雨模様のなか、11時から「どんGALA!こまつり2011」がスタート。毎年恒例であるニコニコ通りで、スタッフとしてのお手伝いに入る。
 甥っ子は踊り終わった方に水を渡すことにやりがいを感じたようでハッスルし、姪っ子は人前で缶バッチをあげることがちょっと恥ずかしいようであった。

Cimg0487 ニコニコ通りでの演舞が終わったところで後片付けをし、引き続き、ぴっから通りでの演舞が円滑に行われるよう準備。12時50分に配布された弁当を甥っ子、姪っ子と分けて食べつつ、飲食ブースに出展していたお店で生グレープフルーツジュース、鯖サンドを購入する。鯖サンドには生ビールを合わせたかったが、タンクの不調で残念であった。

 13時30分からぴっから通りでの演舞がスタートし、ひたすら補助スタッフに徹する。

Cimg0488 16時30分、予定より30分ほど前倒しで閉会式となり、東日本大震災のために中止となった「どんGALA!まつり」であったが、「どんGALA!こまつり2011」として無事に終えることができた。
 終了後、自転車の鍵をなくした方や落し物などの対処。

Cimg0489 18時50分、自宅に戻り、甥っ子、姪っ子に頑張った賞として、1.9mmの本来のスパゲティをやや茹で過ぎにして、ニンニクと牛乳、つぶしたジャガイモで作ったカレーソースで和えた特製カレーイタリアン?を食べさせる。
 自分でも特製カレーイタリアン?と引き割り納豆をのせた冷や奴、ビール500ml3本で夕食をとる。

 20時、週刊誌を持ち込み1時間ほどの長風呂。

 すっかりのぼせたあと、22時から事務所にて、資料作成等を行う。

Cimg0501 サントリーのコーヒー・BOSSが45周年ウルトラマンシリーズコレクションとして、おまけをつけていることをW氏から聞き、2缶景品の5種類(ウルトラマン。ジェットビートル、ウルトラホーク1号、ポインター、マットビハイクル)を頂戴した。
 1缶景品でも10種類あるとのことで、本日、大人買い(ウルトラマン、ジェットビートル、ウルトラホーク1号、マットアロー1号、科特隊専用車、ポインター、マグマライザー、タックパンサー、ウルフ777)してしまった。最近、モデル化されることがない、「ウルトラセブン」の防衛チーム「ウルトラ警備隊」の「マグマライザー」、「ウルトラマンタロウ」の防衛チーム「ZAT」(Zariba of All Terrestrial)の「ウルフ777」が渋い。
 是非、第二弾をお願いしたい。
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2011年9月18日 (日)

平成23年度誠慎律志会総会
若草リボン基金、盆サイダー

 3時、就寝。

 7時に起床し、新米を発送する準備を行う。

 8時、大粒納豆、茄子の味噌油炒め、野沢菜でご飯2杯の朝食をとる。若い野沢菜も良いが、飴色になった酸っぱい野沢菜も捨てがたい。

 9時から某集会に出席。来賓の方が多く、1時間ほどで中座する予定が2時間過ぎてしまった。

 あわてて、埼玉県さいたま市に向かう。

 途中、コンビニで購入したレタスサンドイッチ、納豆巻き、鶏唐揚げで昼食をとる。

Cimg0471 遅参してしまったが、15時20分、さいたま会館に到着し、平成23年度誠慎律志会総会に出席。
 誠慎律志会は保守系の考え方をもつ埼玉県内外の議員、行政職員、企業経営者、学生などで構成し、自らを律し、慎み、誠の志をもって勉強や行動を行う会である。
 最初に「自称・立ち上がるな社民党党首のゆるキャラ」として、自己紹介をさせてもらう。

Cimg0475 お土産のぶっとい鯛焼きを食べながらの議事進行をし、16時からチャンネル桜キャスターでもあるジャーナリスト・佐波優子女史から「故郷の土に還るまで~66年前の日本の誇りを改めて考える~」というテーマでの記念講演となった。

・日本軍将兵戦没者数 約240万人、遺骨送還概数 125.7万柱、残存遺骨概数 114.3万柱。
・大学生になるまで日本軍は侵略、加害者との教育を受けてきたが、大学最後の年の奉仕活動で靖國神社にいったのがきっかけ。加害者である日本軍がなぜ遺書を書くのか不思議に思った。
・戦争には相手もあり、相手は相手、こちらにはこちらの思いがあると勉強し始め、靖國神社での勉強会にも参加するようになった。戦死という言葉の意味もそこで考えさせられた。
・国のために戦った人への恩返しをするには何ができるかと考え、遺骨収集に行き当たった。ただ、これまでの教育から遺骨収集することはアジアの人を傷つけてしまうという思いもあった。
・最初の遺骨収集はミャンマーで、インパール作戦による白骨街道に行った。安の野戦病院を探し、遺骨を収集した。現地では日本人が遺骨を買ってくれる、という意識もあった。遺骨や遺品が並んでいたので祭壇だと思い、返してもらおうと思ったが、値段をつけて売るという状態。政府主催の遺骨収集で行ったので、お金を絶対だすわけにはいかず、交渉は難航した。結局、7日分の農作業を休んだ分の日当を遺骨1体(約1000円)に対して支払った。
・次にモンゴルのノモンハンにでかけ、遺骨収集を行った。2mほど掘るとソ連の装甲車があり、そこにしがみつくように日本兵の遺骨があった。壮絶な戦いであったことがありありと分かった。自分が歴史の時間に習ってきた戦争と、現地で体験した戦争のあとを比べると、本当のことが見えてきた。土のなかは歴史が止まっていた。
・硫黄島の遺骨収集では、指の骨がボロボロになっていた。日本軍将兵は、飢え、病気、膿を伴うけがで亡くなる場合が多く、バンザイ突撃の方が楽だと言われていた。バンザイ突撃をせずに、地下に穴を掘ってのゲリラ戦をしたため、最後には道具もなく、素手で掘ったので、指がボロボロになった。
・遺骨収集団の現場では、未だに自虐史観に染まったままの人もいる。遺骨をしながら、アジア人に悪い事をした日本人といい続けてしまう。遺族のなかでも、戦争で戦った相手ではなく、日本を恨んでしまっている場合もある。
・自虐史観はやはりGHQによるものであり、二度と日本が立ち上がらないようにした。日本人の精神を骨抜きにすることであり、日本軍、天皇を悪者にしての国民との分断をはかった。日本軍が悪で、アメリカ軍が日本を解放したと錯覚させた。

Cimg0482 17時過ぎ、近くの「日本海庄や 浦和店」(電話:048-834-6969)まで移動し、懇親会。
 ありがたいことに乾杯のなか、今回の3期目の当選も祝って頂いた。車での移動なので、飲めないのが残念である。

Cimg0480 岩手県花巻市出身の埼玉県吉川市議会・安田真也議員から若草リボン基金 の若草リボンバッチを頂戴した。
 この基金は、東日本大震災で被災した生徒の進学に支援するもの。その目的、活動の意義には賛同である。

Cimg0483 また、お土産として地元の皆さんオススメの「盆栽のまち大宮の新名物ご当地サイダー 盆さいだー!!」も頂戴した。
 盆栽がもつトゲトゲを炭酸で表現したという一品であり、ペットボトルではなく、瓶詰なのはその炭酸の強さにこだわったかという・・・アホっぽくて好きである。

 21時過ぎ、帰路に着く。途中、「盆栽のまち大宮の新名物ご当地サイダー 盆さいだー!!」を購入したり、谷川岳で水をポリタンクに詰め込む。

2011年9月17日 (土)

鵜川小唄:地域の宝物を次世代へ

 締め切りを過ぎた資料作成がなかなか終わらず、4時過ぎ、事務所でそのまま仮眠する。

 7時、起床し、大粒納豆、叩きオクラ、生卵でご飯2杯をかっこんで朝食をとる。

 8時から市内をまわり、依頼された資料を届けたり、市政に関するご意見をお聞きする。
 先日の一般質問で行った大久保の陣屋の長屋をはじめ、文化を大切にする気がない現市政への怒りの声であった。

 12時30分、自宅に戻り、冷凍うどん2玉、引き割り納豆、めかぶ、山芋とろろでネバネバうどんを作って昼食。

 食後から会社関係の仕事や必要なパーツの買い出しなどで、長岡市まででかける。明日、明後日と一日、事務所からでてしまうため、今日一日でできる限りのことを行う。

 16時、事務所に戻ったところで来客。

Cimg0469 20時30分、カタクチ鰯の目刺し、昆布で巻かれたシメサバ、燻製チーズ、ビール500ml4缶で夕食をとる。ちょっとした遊び心で、昆布で巻かれたシメサバをほぐし、燻製チーズを入れて巻き直したところ、これがまたベストマッチ。大人の味わいであり、ビールよりは氷を多めに入れたウイスキー水割りが良さそうであった。

Cimg0484 昭和26年、旧鵜川村住民の熱い思いと努力で作られた「鵜川小唄」のCDを入手することができた。
 作詞は民謡研究・民話作家である小山直嗣氏、作曲は大御所、中山晋平氏。戦後まもない当時の村の財政状況では困難な事業であったが、村あげての寄付事業などを行い、完成までこぎつけたという。

「鵜川小唄」
一、
ハーサ ヤレコノ ヨイショナ ヨイショナ
一目千両のハ 黒姫さんはョ ハー ヨイコラショ
ぶなの若葉でお化粧して 誰とコリャ浮気をなさるやら
ヤンレドッコイセ コリャセ ソレ
なさるやら なさるやら 誰と浮気をなさるやら

 当時の唄のテープはなくなってしまい、昭和35年に『新潟日報』紙上でも呼びかけたものの、でてくることはなく、今回の新録となった。
 柏崎市内には、 「北条小唄」「笠島小唄」(歌碑は海岸にある) など、各地区独自の小唄がある。これらを「海の柏崎」「柏崎慕情」等の新民謡と合わせて、曲によっては伝承者が存命のうちにCD等にまとめるべき、と市制施行70周年事業で提案したものの、会田市長は

「今、お尋ねの新民謡ですか、とか20周年のときにやられたとか、これ、私、聞いたことないし、みんな知らないでしょう」

とヘラヘラとした答弁で実行はしなかった。
 地域の文化や歴史こそが、他のまちに真似ができない貴重な観光資源である。

2011年9月16日 (金)

総務常任委員会(GIS活用、電子自治体としての意気込み、工事入札制度)

 0時過ぎ、どうしても話があるとの電話があり、市内某店に移動し、懇談。根も葉もない、私が市内業者から政治資金を集めまくっているという噂の出所についての情報であった。

 2時に帰宅し、シャワーを浴びたのち、就寝する。

 7時、起床。大粒納豆、牛蒡入りさつま揚げ、ほやの塩辛、かにカマサラダでご飯2杯の朝食をとる。

 9時、市役所に移動し、資料集めを行う。政治家としての倫理を疑うような案件について、書類が集まった。

Cimg0465 10時から総務常任委員会の審査に出席。
 最初は市民生活部、消防本部所管事項の審査を行う。
 主なものは「議第71号 平成23年度一般会計補正予算(第6号)」、「議第81号 災害弔慰金の支給等に関する条例の一部を改正する条例」の2件。

・防災・原子力課
 ハザードマップ調査作成事業 30万円

Q.確認するが、津波、水上がりなどのそれぞれにハザードマップがでてきているが、それらを総合的なハザードマップとして柏崎市は取り組む必要がある。そういった点を考慮しての委託業務か。
A.今回は土砂災害の位置情報を共通のGISからデータ反映するというもの。マニュアルの整備(印刷)等も行う経費。
Q.この質問した意味は、GISの位置データに、各種ハザードマップで使われている地域(今回の場合は土砂災害)という情報(フラグ)を反映することで、色々なハザードマップを重ね合わせ、突き通しで確認することなく、GISから柏崎市としての総合的なハザードマップをいつでも作ることができる、ということ。市民の手元に、津波、土砂など複数のハザードマップがそれぞれに届くのではなく、柏崎市として持っているGISデータに反映させておいて、柏崎市民にはいつでも総合的なマップを渡せる状態にすべきではないか。
A.全庁的にGISデータを活用する方向であり、将来的に検討したい。

・防災・原子力課
 戸別受信機設置工事 1200万円

Q.戸別受信機の機種については、これまでと同様か。製造終了後への時期対応はどうか。
A.西山町だけはデジタルで新しい機種を導入している。旧柏崎市内は平成13年度から導入し、10年を経過している。
Q.旧柏崎市に設置した旧機種はまだ製造しているのか。通常、製造終了してからメーカーによる部品保持は7年ぐらいだったと記憶しているが。
A.製造はまだしており、予備部品がない、ということがないよう業者と決めてある。

 説明部局の入れ替えのため、10時45分から10分間の休憩をし、引き続き、総合企画部、財務部の所管事項に関する審査を行う。主な議題は次の通り。

「議第71号 平成23年度一般会計補正予算(第6号)」
・文化会館整備推進室
 新市民会館施設予約システム開発委託寮 600万円の減額
  包括アウトソーシングで対応する

Q.新市民会館で使用する事務機器などの備品を市内発注
することで、望む方向であり了解したが、入札方法はどのようにするのか。また、言いづらいことであるが、旧市民会館では機材の寄贈などが色々あったと思うが、今回そういった話はないのか。
A.(文化会館整備推進室長)寄付の申し入れは、会館外への寄贈の申し入れはあった。
A.(契約検査課長)入札方法は物品なので、80万円以上は指名競争入札、80万円以下は随意契約でいきたい。

*80万円~10万円は見積もりを契約検査課でとる。
*10万円以下は、原課で発注することになる。

 市内発注の入札方式までにしたのは良いが、10万円以下の随意契約については今後も注視したい。

Q.これは企画政策課長に聞いた方が良いのか。今回のような包括アウトソーシングで予約システムを行うのは良い方向であろうが、同じように予約システムを利用している公の施設もしく予約システムがあった方が良い施設や事業などの全庁的な精査を行って、さらに包括アウトソーシングを活用する予定はないか。
A.単体ごとへの予約システムを検討している。予約の仕方などの統一を含めて、順次、増やしていく方法でいきたい。

・人事課
 法律事務所誘致推進事業 300万円
  二人目の弁護士が来年1月から2月に事務所を開設したいため、補助をだす。

Cimg0466 12時、休憩となったので、一旦事務所に戻り、視察先への問い合わせの件など急ぎの仕事を片づける。
 30分ほどで処理を終えて、会派室まで戻り、「割烹おくい」(電話:0257-24-6486)の弁当で昼食をとる。急いで食べたため、揚げ春巻きにかぶりついた途端、反対側に具をだしてしまった。春巻き鉄砲である。

・税務課
 電算変更に伴う家屋評価システムコード変更業務委託料 84万円

Q.家屋評価システムから包括アウトソーシングに移行するにあたり、データ移行できないから費用が発生するということであったが、そもそも単一のベンダーをずっと付き合うわけではないため、導入時に他のシステムにいかに移行しやすいかを検討するものだ。テキストベースになるのか分からないが、本来であれば「いつでもベンダー変えてもいいだよ」との抑止のなかでシステム運用していくのが、高サービス、低コストで運用する要諦である。他にこういった移行のためのデータを作るための作業に、金がかかるようなシステムはあるのか。
A.今回のこのシステムだけであり、今後はマルチベンダー化の考えをもってシステム導入をはかっていきたい。

「議第90号 平成23年度一般会計補正予算(第7号)」
・子ども手当て特別措置法対応システム回収 850万円

Q.今後のシステム改修も確実になると思うが、今後の方針については通知あったかどうか。
A.今回の交付税措置に関してだけは通知があったが、今後の方針については記載がなかった。

「議第78号 教育委員会教育長の給与、勤務時間等に関する条例の一部を改正する条例」
・給与の10%カットを平成23年10月29日までから平成25年3月31日まで延長する。

「議第79号 職員の倫理の保持に関する条例」
Q.先の職員逮捕の不祥事市民のなかから市職員と関係会社で酒席をともにしていることや倫理上好ましくないというタレコミというか連絡を受けることがあるが、現時点において市民から職員倫理に関する訴えのようなものはあるかどうか。
A.(人事課主管)公益通報制度では1年に5件ほどあり、事実確認の前に内容が受理するに値しないものもある。なかには調査をしてから、事実確認している場合がある。
Q.パブリックコメント等は特になかった、ということであったが、市民から何も意見はなかったのか。
A.最終日に、いわゆるレポート形式で提出された方がいたが、電話で本人に確認したところ、条例に対してではなく、職員倫理全体に関することだったので、今回の条例のパブリックコメントとではなく、市民からの意見として上(管理職)に挙げることとした。

「議第80号 議会議員及び柏崎市長の選挙における選挙運動の公費負担に関する条例及び選挙公報発行に関する条例の一部を改正する条例」
先の本会議でも指摘した、公職選挙法の改正を10年間反映せず、さらに1つの条例も反映していなかったことが分かった案件

 その後、総合企画部からの2件の報告、財務部から財政に関する2件の報告となった。

「柏崎市情報CIOマニフェスト(平成23年度~27年度)」
「柏崎市情報化関連業務委託(包括アウトソーシング)SLA評価報告書(平成23年4月~6月度)」

・平成27年度末までに情報化関連経費25%以上の削減を目標とする。
・平成24年度末まで、業務改善研修の中で、情報システムのノンカスタマイズを徹底し、職員の意識改革につなげる。
・平成24年度中に、電子入札システムを導入し、契約検査課の公共工事案件について、電子入札を完全実施。
・SLA評価について、平成23年4月から6月度までをSLA達成度99.8%と評価。
・減点となったのは、職員認証基盤で障害切り分け時間遵守率を達成できなかったため、この項目は0点。またホームページ管理で作業期限を遵守できていなかったため、減点もあった。
・平成27年度末までに、カシックスの新規事業を2つ以上事業化できるよう、支援。

Q.カシックスの支援として、クラウド・コンピューティング事業とあるが、これは実現までどれくらいのスパン、というかスケジュールで考えている(やわやわか、一気呵成か)のか。また新規事業にするなら、その実証を含め、早めに柏崎市のシステムでクラウド化すべきではないか。
A.(企画政策課長)平成27年度のタイミングは遅いと思うので、早期に実現するよう努力したい。
Q.平成27年度までに商売としてカシックスがクラウド・コンピューティングを行う場合には、少なくとも経験値として2年程度は必要であろう。そうなると、今年か来年には柏崎市役所でのクラウドシステムを構築すべきであろうが、即、移行できるようなシステムはあるのか。
A.(CIO補佐官)現時点で2つある。施設予約システム、図書館システムが業務の独立性もあり、今年度か来年度に取り組める。
Q.情報関連化予算のコストを下げることなど、グラフでも良いので「見える」ようにグラフ化し、公表すべきではないか。それによって、この包括アウトソーシングが良いものかどうか公にすることができ、かつては電子自治体として全国6位になったこともある柏崎市として「日はまた昇る」になることを目指す宣言をすべきではないか。現市政になってからITに費用をかけても成果は見えない。副次的にカシックスが他の自治体からアウトソーシングを受注することになり、第3セクターの独立もできる。本来であれば、一般質問で市長にせまることであろうが、意気込みを聞かせてほしい。
A.(CIO補佐官)年1回のマニフェスト到達度の報告において、見えるようなかたちで報告したい。
A.(総合企画部長)外部からCIO補佐官を入れるところまで意気込みがあることをご理解いただきたい。

「平成22年度決算に関する財政の健全化判断比率、公営企業の資金不足比率」
「起債許可に係る公債費負担適正化計画」

・平成22年度決算では、赤字にはならなかったが、早期財政健全化基準は一般会計で12.12%(財政再生基準20%)、連結決算で17.12%(財政再生基準35%)となった。
・平成22年度の実質公債費比率は平成21年度の21.9%から22%になり、平成23年度から中越沖地震で借り入れた地方債の元金償還がはじまるので、比率が高くなる見込み。
・今後、地方債などの繰上げ償還をし、実質公債費比率が高くならないようあらゆる手立てを打っていく。
・実質公債比率(単年度)が18%を超えているため、起債許可に係る公債費負担適正化計画を作成する必要があり、東日本大震災もあったことから、今回計画を見直した。
・平成24年度をピークに高水準で推移し、前3年平均で18%を下回るのは平成32年度になると推測している。
・実質公債比率(単年度)について、平成24年度に25.2%、平成27年度に25.2%になってしまう。

Q.これはこれであくまでシミュレーションとして、受け取るし、非常に参考になる。ただ、今後、必ず大きな出費がでる消防無線のデジタル化や平成34年となると市役所庁舎だってどうなるか分からない。そういったことは関係ない、あくまで現在の試算ということで理解していいか。
A.平成22年度段階のものであり、第四次総合計画の後期で追加になる事業については、また今後の計算ということになる。

*平成22年度時点の財政シミュレーションということで、柏崎刈羽原子力発電所の稼働が前提になり、いわゆる原発財源が投入されてこの数字である。廃炉を叫ぶ議員は、議場の外では騒ぐが、こういった実質部分になると黙ってしまうのは卑怯であり、是非、代替案など現実的な議論をしてもらいたい。

 当局からの説明も終わり、10分間の休憩。

 14時50分から各議案の討論、採決となった。
 市長部局提案のものには、一応賛成したものの、倫理条例の実施「魂入れた運用をすべき」、選挙管理委員会の10年間法改正反映し忘れなどについては、意見を付けさせてもらった。

*某議員から、倫理条例の施行により「職員が委縮しないよう」などと意見があった。二人も逮捕者をだしておいて、委縮も何もない。

 続いて、請願の審査に入り、所属会派である整風会が紹介議員となった「請第3号 郵政改革法案の速やかな成立を求める請願」は全会一致で可決
 共産党が紹介議員となっている「請第4号 自然エネルギーの開発と普及、プログラムを決めた原発からの撤退を求める意見書提出に関する請願」については、世界が自然エネルギーへの転換を図っている、など事実誤認が多いため、審議に値しないとした。これは原子力発電に賛成であろうが反対だろうが、事実に基づいて書くべきで国連常任理事国はもとよりASEANでも原子力推進の国が多い。
 事実認識の間違いや議員間討議もしていないため、結果、「継続審査」となった。
 続いて、同じく共産党が紹介議員となっている「請第5号 『社会保障と税の一体改革』による消費税の増税は行わないことをもとめる請願」についても、現時点での税率アップには反対で同じ思いであるが、将来にわたってのオプションを無くすべきではないので反対した。

Cimg0468 15時20分から総務常任委員会と契約検査課との公共工事入札制度及び契約事務についての勉強会に参加する。

「平成23年度公共工事入札制度及び契約事務について」(pdf形式)

「柏崎市総合評価方式の概要と動向について」(pdf形式)

「入札・契約について」(pdf形式)

Q.ペナルティについて、市内業者から聞いたことがあるが、指名停止業者が停止期間中に、落札企業の下請けをすることについて、掴んでいる事例などはあるか。
A.指名停止はその企業自体が受けているので、根本は仕事はできないことになっている。
Q.ちょっと本題からそれるようだが、後学のため確認したい。高柳町事務所や西山事務所などが所管する工事案件などは、契約検査課を通らずに契約できているものは何件ぐらいあるのか。両事務所の所長の権限、職責は課長だが、決裁権は部長級になっているようだが、この辺と契約検査課の兼ね合いはどうなっている教えてほしい。
A.130万円を超える工事のみ、契約検査課を通るので、他の130万円以下の工事は原課となっている。物品、委託契約に関しては、そのまま原課での処理となり、契約検査課のチェックは通らない。
Q.現在、議会で問題になっているのは、議員が柏崎市からの委託契約、それも随意契約で512万円にもなる委託。違法性うんぬんの前に、常識的に考えて、議員が代表の団体に行政が委託契約を結ぶというのは、まったくチェックが効いていない証拠。
A.今後は、工事だけではなく、物品、そして業務委託にもメスを入れていきたい。

 委員会終了後、17時過ぎまで調査や資料整理。

Nec_0001 18時30分、市内某店に行き、懇親会に出席する。生ビールを飲みつつ、最近の市政に関することや、柏崎の経済状況など、現場の生の声を色々とお聞きした。
 来年には柏崎市長選挙があり、本当に現市政でいいのかどうか、多くの柏崎市民と一緒に考えていきたい。

 22時、帰宅。熱めのシャワーで酔いを醒ましたのち、事務所で資料を読み込む。

2011年9月15日 (木)

さざなみ学園民営化、教育委員会の独立性
日本会議柏崎支部総会・懇親会

 3時、就寝。

 7時に起床し、熱めのシャワーを浴びる。喉が痛くなってきたので、風邪を引きそうな予感。

 8時、大粒納豆、ハムエッグ、獅子唐の油炒めでご飯2杯の朝食をとる。

 9時30分過ぎ、市役所に移動。これまでずっと反対してきた、さざなみ学園の民営化のついての資料が届いていたので、通読する。

「さざなみ学園民営化について」平成23年9月(pdf形式)

 いつまでも保護するわけでもなく、セーフティネットとして、社会巣立たせる場として、公がやる施設として必要である。
 民営化がすべて善ではない。

Nec_0002 10時からの文教経済常任委員会に傍聴出席。
 まずは教育委員会所管事項の審議であり、大きなものはなかったが、報告事項として、第五中学校の老朽化に伴い校舎の建て替えが必要なため、南鯖石小学校の校舎を代替えとして使うこと、枇杷島保育園、東部保育園の民営化、教育委員会事務評価委員会による事務評価などがあった。
 教育委員会事務評価委員会による報告書の総評において、

 「評価のポイントは、第四次総合計画との整合性、前年度評価の検証教育方針との整合性、市長マニフェストとの整合性などとし、評価の結果、以下のとおり総評する。」

という一文があったので、図書館の件と合わせて以下のように質問を行った。

Q.ここに「市長マニフェスト」などとあるが、本来、政治家である市長が選挙に使ったマニフェストを行政で評価すること自体どうかと思うが、今回のような教育委員会で評価基準にするなどは、政治の介入に近い。何のために、教育行政が独立しているのか。この点を説明してもらいたい。
A.市長マニフェストの行政での位置づけについては、第四次総合計画でも議論があったかと思う。

 地方自治法で定められた総合計画よりも市長マニフェストを上位にしようとしていたアホな事件

 あくまで教育委員会として市長マニフェストを参考に予算面などから参考にした。
Q.教育と政治は独立している根本が分かっていないのではないか。確認するが、あくまで市長マニフェストとの整合性は予算面のみか。
A.予算執行の部分で整合を見た。

Q.評価のところで、そもそも事業の目的設定が甘かったというような評価はなかったか。例えば、図書館においては予算説明で資料の保存や収集について目的にすると聞いたように記憶しているが、ここでの事業評価はマイクロフィルム化など、図書館本来の資料保存というところが矮小化しているように感じる。
A.あくまで予算化してあるものは、マイクロフィルムなどの予算であるため、事業評価については、当初通り。
Q.予算説明のときの私の記憶違いかも知れないが、できれば貴重な郷土資料などの収集や保存に積極的に動いてほしい。それが図書館の役割だと思う。

 その後、独立行政法人国立病院機構新潟病院での病児保育に関する事業報告があった。当初は、新潟県の補助制度を使っての運営になる予定であったが、制度上できないことが後に判明し、新潟病院独自の事業として行うこととなった。よって、柏崎市からの工事費などは支出しない方向であり、11月1日に開設予定。

Nec_0003 12時に休憩となり、市役所内の売店で「カレーパン」「照焼チキンサンド」を購入し、会派室で食べる。
 テレビのニュースでは、臨時国会の会期延長について、民主党が応じる旨の報道があった。被災者のために働きべき国会にも関わらず、自分たちがツッコミを受けることを避けるため、会期を短くする民主党。『国民の生活が第一』は何だったのか。

Nec_0004 13時から文教経済常任委員会に傍聴出席。産業振興部、高柳町事務所所管の議案説明であったが、特に問題なく、審査が終了した。
 引き続き、カシックス、ショッピングモール・フォンジェの経営状況の報告となったが、視察対応があるため、ここで中座させてもらった。

 14時30分から18時まで、遠くは四国からお越しになった皆さんの視察対応。もう少し早い時期、真夏に来てもらえれば、日本海での海遊びも楽しめると、個人での柏崎旅行もオススメした。

Cimg0463 18時30分、シーユース雷音に移動し、日本会議柏崎支部の総会に出席する。
 現在の支部長である西川勉元県議会議員がご勇退されるため、支部長を決めるための選考委員会を設置することになり、委員に任命された。政治色があまりない方にお願いすべく、検討したい。

Cimg0464 19時過ぎ、総会ののち懇親会に出席。
 瓶ビールが秋限定のものになっており、ビールのラベルで初秋を感じる。あまり情緒がない。
 ビールを注ぎつ、注がれつつ、トリウム原子力発電や鉄道貨物へのモーダルシフト、柏崎市議会議場への国旗掲揚など幅広い話題で盛り上がった。

 21時30分から某店で軽く二次会。生ビールを飲む。

 23時に帰宅し、熱めのシャワーで酔いを醒ます。久々のラムレーズンのアイスクリームを食べたのち、事務所にて資料の読み込み。ラムレーズンは、チョコミントの次に好きである。

2011年9月14日 (水)

納豆を食べても大丈夫な脳卒中予防新薬
フランスの核施設事故1名死亡

 3時、就寝。

 7時に起床し、熱めのシャワーを浴びて、目を覚ます。風邪なのか、いつになく寝起きが悪い。

 8時、大粒納豆、エリンギのバター炒め、筋子、八つ頭の煮物でご飯2杯の朝食をとる。食事をとりながら、新聞を読んでいたところ、昨日、速報で流れたフランスの核施設での事故について死亡者1名との報道があった。
 本当にこの程度のことだったのか、現地の詳細をよく知りたいところである。


平成23年9月14日『産経新聞』

仏原子力関連施設爆発1人死亡
当局「汚染なく終結」

【ロンドン=木村正人】フランス通信(AFP)などによると、フランス南部ガール県マルクールの原子力関連施設で12日、爆発があり、作業員1人が死亡、4人が負傷した。仏原子力安全局(ASN)は緊急対策本部を設置、原因究明に向けた作業を本格化した。施設を視察したコシウスコモリゼ・エコロジー相は同日、記者団に対し「(事故の影響を)心配する理由は全くない」と述べ、放射性物質は外部に漏れていないと言明した。国際原子力機関(IAEA)も緊急事態対応センターを立ち上げ、情報収集を続けている。
 現場は、電力大手フランス電力(EDF)の子会社「ソコデイ」が運営する核廃棄物処理施設で、原子炉はない。「低レベル」の金属製廃棄物を溶融する炉の外部で爆発が起きたとみられる。爆発後に火災も発生したが、鎮火したという。周辺住民の避難措置は取られなかった。
 フランスは全発電量の74%を原発で賄う原発大国。ASNは「負傷した4人は被曝しておらず、放射性物質による汚染もない」として、「事故は終結した」と発表した。


 9時過ぎから市内某所にて、陳情に関する相談を受ける。

 10時、市役所に行き、関係資料を集めるとともに、昨日と今日の委員会の議題について、会派室で打ち合わせ。

 12時、会派室にて持参してきたおにぎり2個(たらこ、ビリ辛納豆)、グレープフルーツジュースで昼食をとる。

 15時まで市役所内ので資料整理や調査を行ったのち、現地を確認するため、市内まわり。

 17時、事務所に戻ったところで来客があり、18時過ぎまで打ち合わせを行う。

 19時から市内某所で政治に関する意見交換会。

Cimg0462 22時30分、某氏と「ガッツリ食堂ドカメン」(電話:0257-32-1523)で待ちあわせて、かなり遅めの夕食をとる。「岩のりラーメン 880円」を無料の大盛り、そして禁断の鬼脂で注文。
 この時間にこの高カロリーは太らない方がおかしい。

 23時30分、事務所に戻り、今日の打ち合わせ内容の議事録作成など事務仕事を行う。

110914_prazaxa これまで納豆に含まれるビタミンKの存在から、血栓予防薬であるワーファリンを服用している場合には納豆を食べることができなかった。
 ワーファリンは1950年代から使われており、血栓ができやすい場合や手術をしたあとに処方され、血液中の凝固成分を増やすビタミンKとは相いれない存在であった。
 しかし、今年4月、ワーファリンに代わる新しい抗凝固薬「プラザキサ」(成分名ダビガトラン・エテキシラート)の製造・販売が厚生労働省から承認された。
 この「プラザキサ」は、血液を固めるトロンビンという酵素に直接作用(経口直接トロンビン阻害剤)するため、納豆のビタミンKは問題なし。
 薬の感受性についてもワーファリンほどに個人差がでないという優れた点はあるが、問題は副作用とされている事例の因果関係解明と価格だけである・・・。

2011年9月13日 (火)

ロシア爆撃機、福島沖を飛行
日本政府を挑発

 2時、就寝。

 6時に起床し、反原発派の新書などを持ち込んで、2時間ほど風呂に入る。

 8時30分、大粒納豆、目玉焼き、ピーマンと茄子の味噌炒め、シラス干しでご飯2杯の朝食をとる。

 9時過ぎ、会派代表者会議が開催されるため、市役所に来るも傍聴やマスコミはシャットアウトした会議になったそうで、会派室で会議終了を待つ。
 今日の議題は、議員自らが柏崎市との委託契約(議員が柏崎市からの仕事を金銭で請け負う)を結んでいる事例であり、普通の自治体においては考えられず、また汚職の温床となるものである。
 対象である議員が所属する会派長S議員の発言により、マスコミもシャットアウトしての秘密会のようになったが、それこそ『開かれた議会』の議論など、忘れているのであろう。

 その後、午前中は関連法規の整理や法的根拠の確認作業などに追われる。

Cimg0451 12時30分、昨夜に揚げたマグロの血あいのフライと筋子、ご飯を詰め込んできた、「野郎めし」そのままのような簡易弁当で昼食をとる。
 本当は納豆を持参しようと思ったものの、急いで自宅をでたため、玄関に置いてきてしまった。

 午後からも会派室や市役所庁内にて、調査や資料整理を行う。途中、携帯電話への転送設定している固定電話に対し、訳の分からない誹謗中傷の電話が入った。公衆電話の数が少なくなっている今、余計分かりやすいことに気付かないのであろうか。

 16時、事務所に戻り、会社関係の仕事を行う。

 17時過ぎから事務所に2名来客。

Nec_0007 18時30分、中粒納豆、めかぶ、生卵、多めの長ネギをご飯にぶっかけたもので、軽い夕食をとり、市内某所での会議に出席する。
 30分の遅参をしてしまったうえ、あまりにも勢いよくご飯をかっこんだため、作業服にご飯粒がついており、笑われてしまった。

 21時、事務所に戻り、議事録などを作成する。

 今日、野田総理による所信表明があり、マスコミもそれで一色であるが、 「正心誠意」うんぬんとはいうものの、臨時国会を4日間で閉じてしまうことに誠意はない。
 先の第二次補正では、約2兆円のうち8000億円が予備費という、政治的に逃げ道を作っていた民主党だけに、今回もまた被災者のためではなく、自分たちが政治運営しやすい手法をとることが予想される。
  「正心誠意」もいいが、日本が弱っていると値踏みして挑発してくるロシアや中国に対し、毅然とした態度をとってほしいものである。あいまいな態度こそが戦争を呼び込む。


平成23年9月9日『産経新聞』

露機、福島沖を飛行
首相視察時
挑発の意図鮮明

 ロシア軍は8日、北海道北東部の日本領空に接する形で設定した訓練空域などで演習を始めた。同日午前には野田佳彦首相が東京電力福島第1原発を視察する時間帯に合わせ、爆撃機が福島県沖を飛行し、ロシア側の露骨な挑発の意図が鮮明になった。北方領土付近では北方領土付近では空中給油機も合流し、爆撃機に給油訓練も行い、野田政権の外交姿勢も試しているとみられる。
 訓練空域のほか、千島列島周辺とカムチャツカ半島東側の沖合で3カ所、日本海北西部で1カ所の計4カ所で、射撃やミサイル発射の訓練海域を設定したことも新たに分かった。
 ロシア空軍の2機の長距離爆撃機TU95は8日未明から日本領空に接近してきた。日本海を南下し、九州西方を回り沖縄県付近を飛行。その後、太平洋に入り、日本列島を反時計回りに1周する形で北上した。
 北方領土の国後島付近に到達すると、の空中給油機と合流、北海道北東部の訓練空域に入った。空中給油をした後、宗谷海峡を抜け、ロシアに帰投した。
 航空自衛隊は戦闘機を緊急発進(スクランブル)させ、領空侵犯がないか警戒にあたった。
 野田首相は午前10時40分ごろ福島第1原発に到着したが、そのころ2機のTU95は福島県沖を北上した。
 ロシア空軍が日本列島を1周するのは昨年11月12日以来で、このときは横浜でのアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議の前日だった。今回と同じTU95を投入している。
 藤村修官房長官は記者会見で「(訓練空域が領空に)ここまで近いのは異例だ。わが国の安全保障の観点から注視している」との見方を示した。ただ、抗議などはしておらず、ロシア側に事実関係を照会中で、その回答を踏まえ対応すると述べるにとどめた。

2011年9月12日 (月)

通年議会と民主党政権・臨時国会

 3時、就寝。

 7時に起床し、暑くならないうちに自転車のかごの付け換えなど、作業を行う。

 9時、大粒納豆、叩きオクラ、筋子、ポテトサラダでご飯2杯の朝食をとる。

Cimg0449 9時30分、市役所に移動し、10時から本会議、一般質問の3日目に出席。
 2名の議員が一般質問を行ったが、原発反対派の某議員は原発財源なしの予算にすべきであり、中越沖地震のときが原発財源をなくすチャンスだったと発言していたが、実態は中越沖地震の年もそれ以降も原発財源に賛成している。言うこととやることが滅茶苦茶である。

*平成23年9月11日新宿、反原発デモでは、12人の逮捕者がでた。

 一般質問ののち、追加の2議案の説明が行われた。そのうち「議第90号 平成23年度一般会計補正予算(第7号)」には、子ども手当給付事業のシステム開発(修正)委託料850万円があった。民主党肝いりで、地方行政に負担をかけてシステム回収を行ってまでやったものの、早くも頓挫し、その修正にまたコストをかける・・・アホである。

 最後に議会運営委員会の発案による議会改革に関する特別委員会の設置についての決議を行い、特別委員会の設置が決まった。

Cimg0450 12時35分、議会改革に関する特別委員会に出席し、委員長、副委員長の互選とどの部会に所属するのかについて話し合う。
 私自身は、8人で構成する第一部会に所属することになり、政治倫理条例、災害時・緊急時の議会のあり方、議会基本条例がテーマとなる。

 議会改革に関する特別委員会後、資料請求や資料の受け取りのために市内まわり。途中、おにぎり2個(筋子、焼肉)、いちご牛乳で昼食をとる。いちご牛乳の甘さが歯に染みる。

Nec_0002 14時40分、議会改革に関する特別委員会の第一部会に出席。まずは部会長の互選となったが、部会長の大役を引き受けることとなった。引き受けたからには、一気呵成に議会改革に取り組みたい。
 その後は、議会改革の第一歩として、『開かれた議会』について、議員間討議を行った。主な内容は以下の通り。

・市民の皆さんが開かれているか判断すること。議会が決まったことの経緯が分かりやすくなるような工夫が必要である。大きい予算が動く場合がどうか。議員一人一人の意見表明が大切ではないか。
・開かれた、の意味合いが不明確なところがある。議会にしか分からない部分がないと議員が必要ではないところかもあるという感覚がある。
・開かれた、のイメージで言えば、ネット中継を含め、柏崎市議会は見られるという意味で開かれていると思う。それぞれの考え、議論の過程が分かることが大切であろう。議員それぞれが意見の違いを分かりあえるような仕掛けも必要ではないか。
・議会報告会をすることが大切。各議員がどのような意見をもって賛否をしたのかどうか、市民に分かりやすくすることがやるべきであろうと思う。どこの会派だから賛成、反対ではなく、議員個人の動きが分かるようにする、少なくともコミセン単位で報告会が必要だと思う。
・議会として市民とのキャッチボールが必要であり、それをすすめることが必要。まずは情報開示であり、説明をつけるようにする。当議会は、他の議会に比べ、閉鎖されているわけではなく、マスコミにも公開している。制度的には開かれているが、市民側から見ると不足している。
・言葉は簡単だが、中身は難しい。市民から選ばれるから議員である。同じ選挙を通しても予算執行権のある市長の方が強い。議員が強い働きかけをしていても、議員の仕事として市民に認識されないことが多く、そこを市民に周知することが大切ではないか。市民に伝わらないから、歳費が高いだの言われてしまう。議員としての職責は調査であり、研究し、提案、最後は市民に報告するところまでだと思う。柏崎市議会は、相当オープンになっているはずであり、全国的にもトップだと思う。
・町議会のときには、クローズであったところもあったが、柏崎市議会になってオープンになってビックリしたほど。怖いなと思うほどにオープンになっている。ただ、皆さんが感じるように議論の過程が見えないのが問題であり、報告会で知らせるべき。
・皆さんがおっしゃるようにシステム的には柏崎市議会はかなりオープンになっている。しかし、市民との距離間があるのも事実で、ネット中継を見る人も限られる。イベント的になってしまうかもしれないが、報告会に加え、市民全体で共有できる案件で、出前議会を行ってはどうか。
・このような意見交換が貴重。議員としての自覚が必要であり、選出されているバックボーンだけのためではない。特定町内のためだけに存在する議員ではなく、議会全体のための議員でいることが大切ではないか。
・定数が少なくなったから余計、それは感じる。選挙の戦術は色々あろうが、特定の地域のためではなく、全体のことに見ることが大切。
・市が合併してから、分かったが、旧市街地は自分たちで議員をだそうという意識が少ないのではないか。地域の課題はあり、議員個人で受ける場合もあるであろうか、議会が議会として課題を受け取るような事もあっていいのではないか。
・今でもできることを活かしていないのではないか。災害時も担当委員会ですぐ動けたのではないか。
・災害時など以前は、当局からも現地視察など色々な働きかけがあったが、現在ではない。
・委員会単位での行動からはじめてはどうか。
・議会会期中でなければ公務にならない実態もあるので、委員会の活動としてできることが大切ではないか。
・議会基本条例にも関わる話ではないか。
・今の制度では、委員会協議会などを活用して、市民報告会も実施してはどうか。
・地域へ行っての報告会は実施すべきであり、特に学校の統廃合の問題が大きい。出前議会での市民との意見交換が重要である。
・地域ごとの推計などデータをみれば、打つ手は分かる。それを考えていくのが議員ではないか。その共通認識をもつことが大切。柏崎市のホームページは一回、全国6位になったことがある。議会のホームページも考えるべき。
・市民参加を促す前に、市民に議員が報告すべきであろう。
・いい議論をして、市民に見せることが重要ではないか。特定地域のことでも議会全体で取り上げてくれているとなれば、市民も興味をもってくれる。
・水害のときなど、議員個人では動けない。行政の邪魔もできない。
・議会として動けば、それは別であろう。
・災害時に議員個人で動いても自己責任になってしまうのが、現在の制度。
・議員の身分を決めることも、議会改革の一端ではないか。また選挙のときの市民と、選挙が終わったあとの市民の関心の低さも我々が啓蒙していくべきことではないか。
・一緒に考える場をどんどん作る努力をすべきではないか。
・福島・元我孫子市長は、とにかく議会が市民のところにでていくことが大切と言っている。お茶のみ話程度から見える課題もある。敷居の低い場所づくりが先決。
・やはり市民の分かりやすい課題で一緒に議論することではないか。

Nec_0003 15時45分から議会改革に関する特別委員会の(仮称)正副部会長・本委員会会議に出席。
 各部会の部会長、副部会長の報告ののち、各部会の名称変更(企画、第一、第二)についての提案があり、企画部会は第三部会に、本委員会は企画部会に変更することとなった。
 今後は部会単位で独立性をもって会議を行い、議会改革に着手することとなる。

 17時、事務所に戻ったところで来客。

 18時30分から市内某所で市政、国政に関する打ち合わせに集積する。

Nec_0004 20時、自宅に戻り、スーパーで半額になっていたマグロの血あいをフライにし、油の温度が高いうちに魚肉ソーセージをそのまま油に投入した素揚げ、小粒納豆となめ茸の和え物、めかぶ、ビール500ml3缶で夕食をとる。
 魚肉ソーセージは、カレー粉でもつけて揚げれば良かったと反省。

 食後から事務所にて、議会資料の読み込みや視察先への依頼書などの文書作成を行う。

 我が柏崎市議会においても、これまで通年議会を行うべきと先の任期から主張し、また選挙においても訴えてきた。
 年4回、市長の召集により開催される議会ではなく、1年間すべてを議会中にして、議長の判断でいつでも議会を開催する機動力ある機敏な市政運営、そして通年働く議員を増やすということが主な目的である。
 同じように、民主党もこれまで国会を年1回の定例会ではなく、通年国会にすべきとし、自民党政権にそれを迫っていた。
 ところが、野田新政権の場合には、いきなりの鉢呂経済産業大臣の辞任にはじまり、色々な追及もあるため、臨時国会を4日間しか開かないという。
 国会議員もしっかり働くべきである。

2011年9月11日 (日)

9.11テロから10年、東日本大震災から半年

 2時、就寝。

 6時に起床し、市内某所でのボランティア活動を行う。

 9時、参加した皆さんと一緒に、早生種の新米を使った塩にぎり、味噌をつけたきゅうり、砂糖入りの麦茶で朝食をとる。砂糖入りの麦茶が、身体に染み込むように美味い。

 10時、自宅に戻り、読まなければならない本を3冊ほどもって風呂に入る。

 12時、来客があり、お土産でもってきくれた米粉パン(ロールパン、ウインナーパン)、低脂肪乳、グレープフルーツジュースで一緒に昼食をとる。

 食後からは事務所にてひたすら資料の読み込みや整理を行う。かなりの書類が溜まってしまったため、pdfファイルにする時間も追いつかない。

 17時、事務所に来客。

Cimg0448 19時、脂がたっぷり乗った秋刀魚の塩焼き、スーパーで半額になっていた生鮨、めかぶと小粒納豆の和え物、ビール500ml3本で夕食をとる。
 秋刀魚の季節になってきたものの、まだ1尾250円なので2尾食いというわけにはいかない。

 食後から事務所で資料のpdfファイルへの変換作業をを行う。

 22時からネット上での会議。

 アメリカにおける9.11から10年を経過した。
あの日は、ちょうど新宿のスタジオアルタの控え室におり、「笑っていいとも!」のコーナー出演の準備をしていたところに一報が入った。急遽、放送中止ということになり、そのあと2時間ほど中継二見入っていた覚えがあり、いまでもその衝撃は鮮明に思い出すことができる。その後、アメリカのテロとの戦いは勧善懲悪というわけにはいかず、泥沼の状況に陥った。
 そして、半年前の3.11、東日本大震災。その被害の大きさはもとより、福島第一原子力発電所の事故、身近な人の被災などがあり、9.11テロ以上の衝撃を受けた。
 この二つのことは生涯忘れることはないと思う。
 人類は常に自然と共生しつつも、自然とも戦ってきた。とりわけ我が国の場合は、工業立国、科学技術立国として生きるため、エネルギーの確保が必須であり、原子力発電が登場する以前にも、ある意味自然との戦いとなる大きなダムを造っての水力発電、映画「黒部の太陽」に代表されるような苦難を先人が乗り越えてきた。
 我が日本がどのような国であるのか、現実を踏まえた政治判断が重要なときである。野田政権の舵取り次第では、日本が沈没する可能性も高い。

2011年9月10日 (土)

講演「緊急時における人間行動~パニック人間行動学~」

 録画しておいたテレビ番組を一気に見つつ、切り抜きした資料をpdfファイルに変換する。

 3時、就寝。

 7時に起床し、大粒納豆、叩いたオクラ、生卵、イカ塩辛をご飯にぶっかけた納豆オクラ丼で朝食をとる。

 午前中は、急ぎの会社の仕事を行う。パソコンの修理ではパーツが必要となり、ストック分もなかったため、長岡市を往復し、パーツを入手する。

Cimg0444 12時40分、母方の祖母、母とともに「ガッツリ食堂ドカメン」(電話:0257-32-1523)に行き、一番辛い鬼しびれ、無料の大盛りにした「黒しびれみそ 780円」で昼食。
 以前より、麺が少し柔らかめの感じもしたが、ビリビリと唇からくるしびれを楽しんだ

Cimg0446 13時30分、柏崎エネルギーホールに移動し、くらしをみつめる・・・柏桃の輪主催、東北原子力懇談会協力による講演「緊急時における人間行動~パニック人間行動学~」に出席する。
 講師は、(株)社会安全研究所代表取締役社長の首藤由紀氏。
 内容は以下の通り。

<事例に見る緊急人おお人間行動>
 いざという時、人間はどのように行動してしまうか

事例1)ホテル・ニュージャパン火災
・1982年2月8日
・千代田区永田町
・死者31名、負傷者34名
・原因:宿泊客の寝タバコ
M市の行動の特徴
・簡単な窓のストッパーが開けられない
・絶望して大声でわめく(無意味行動)
・廊下は火の海と知りつつドアを開ける(失敗を繰り返す)
・窓にぶら下がった後のことを考えない(先のことを考えずに行動)
・ホッとしてから大怪我に気付く

事例2)千日デパートビル火災
・1972年5月13日
・大阪ミナミ
・死者118名(うち転落死22名)
・原因:夜間の室内工事中
    関係者の吸っていたタバコ
避難客の行動
。知っている出口へ殺到
・小集団になって逃げ道を探す
・避難袋が使えない
・7階の窓から飛び降り
 飛び降りても大丈夫という錯覚

事例3)沼津・らくらく酒場火災
・1976年12月26日
・静岡県沼津市
・死者15名
・原因:1階入り口近くへの放火

事例4)119番通報の特徴
・記憶がうまく引き出せない
 住所、電話番号がうまく言えない
・自己中心的
 「ほら、あそこ!」「右に行って」
・反射的な返事
 「○○ですか?」「ハイっ!!」

人間行動の基本パターン
 感覚・知覚(情報入力)
 判断・決定(情報処理)
 行動(情報出力)
  
→ 記憶のデータベース

<心理学から見た行動特性の整理>
情報入力段階の特徴
・注意の一点集中・視野きょうさく
 部分的な情報にとらわれて、別のものに気付かない
・認知の変容
 都合良く、思ったとおりに見える
 恐怖によって、大きさ・形・動きの速度が変わって見える
意志決定段階の特徴
・記憶の検索不能
 知っているはずなのに思い出せない
 逆に古い記憶が突然出ることもある
・手近な判断
 「押してダメなら引いてみる」ができない
・ギャンブル的判断
 たぶん何とかなるだろう
・判断停止
 ネガティブ・パニック(疑死反応)
 
例)不時着した飛行機の乗客
   → 気を失っていないが、避難行動がまったくできない

行動段階の特徴
・反射的・場当たり的行動
 無意味な(事態の悪化を招く)行動
・精密さの低下
 やろうと思ったことが正確にできない(エラーとなる)
・火事場の馬鹿力
 ただし、不正確・当てにならない

1978年3月28日早朝
米国ペンシルバニア州
スリーマイル島原発事故

・二次系主給水ポンプ停止が発端
 →原子炉内の冷却水流失、炉心溶融に発展
・教訓
 わかりやすい表示(クリスマス・ツリー現象)、誤操作しにくいスイッチ(デマンド信号表示による誤表示)など、人にやさしい機械
 チーム力(違う観点を入れる)の重要性

<身近にできる緊急時対策>

 ではどうしたらよいのか

あわてず行動するための対策
1.実体験訓練
 状況に慣れる
 怖いという自分の感情に慣れる
2.身体で覚える
 すぐ、無意識のうちに動ける
 すべての対策にあてはまるわけではない!
3.ひと呼吸おく
 大きく深呼吸
 「昨日の今ごろ、何をやっていた?」
*原子力発電所の「10分間ルール」
4.声を出してみる
 自分自身も、周りの人も落ち着く
5.簡単なマニュアル
 記憶に頼らなくても、できる
【簡単なマニュアル】
 ・落ち着いて深呼吸
 ・「火事(救急)」です
 ・住所
 ・近くの目標 ○○小学校の北側
 ・名前
6.メンタル・シミュレーション
 よく使う記憶・最近使った記憶は思い出しやすい
【乗務員用携帯用STS 5項目】
 1.衝撃の防止
 2.旅客のパニックの防止
 3.状況の判断
 4.乗務員間の連絡
 5.脱出の手順

*STS:サイレント・サーティ・セコンド

本当に怖いのは・・・
 危険を知らせる情報(警報・前兆)が目の前にあるのに”信じない”
 正常化の偏見(まぁ大丈夫だろう)
 誤報効果(狼少年効果)
  (どうせまた、誤報だろ)

身近な「警報」の例
・大雨警報(土砂災害)(浸水害)
・記録的短時間大雨情報
・土砂災害警戒情報
・洪水予報
 氾濫注意情報、氾濫警戒情報
 氾濫危険情報、氾濫発生情報

危機管理のポイント
1.心配性になること
 いつも「危なくないかな?」
 「大丈夫かな?」と考え続ける
2.無精をしないこと
 「まぁいいや」「いつかやろう」
 ではなく
 「今すぐ、できることから始める」

まとめ
・緊急には、人間は普段どおりの能力を発揮できない場合がある
→ この行動特性に配慮した対策が重要
・緊急への備えは、安心(慢心)しないことから始まる

 私たちの市民生活も原子力発電所の運転もこの点では同じ

 15時40分に終了し、事務所に戻る。

 16時30分、18時と来客があり、各種情報交換や市政に関する色々なアイデアを頂戴する。

Cimg0447 23時、スーパーで半額になっていたシナチク、中華ちぢれ麺(細麺)、醤油ラーメンのたれ、ひき割り納豆、卵を使って、引き割り納豆の卵とじのせシナチクラーメンを作り、ビール500ml3本で夕食。
 引き割り納豆の卵とじと細麺の相性はバッチリであったが、トロみをつけ忘れてしまった。

2011年9月 9日 (金)

平成23年第5回定例会一般質問
大久保陣屋、D51-1蒸気機関車他

 3時、就寝。

 7時に起床し、届いていた月刊誌をもって、1時間ほど風呂に入る。

 8時30分、大粒納豆、ますこ醤油漬け、たまご豆腐でご飯2杯の朝食をとる。

Cimg0425 9時30分、市役所に移動し、10時から本会議に出席。一般質問の2日目で、朝一番での登壇となった。
 質問項目は

1.文化都市・柏崎として歴史的資産の扱いについて、教育、まちづくりの観点から問う。
 大久保の陣屋(長屋)跡、蒸気機関車など貴重な柏崎市の歴史的資産を失ったことの経緯及び今後の方針の確認。また、飯塚邸、喬柏園をはじめ、柏崎市内の他の歴史的資産をどのように扱っていくのか、教育、まちづくりの観点から問う。

→ 教育委員長、市長(一問一答)

2.東北地方太平洋沖地震で被災した原子力発電所及び立地自治体の状況に鑑みて、柏崎市として早急に取り組むべきことを、安全安心、地域経済等の観点からどのように考えているか問う。
 東北地方太平洋沖地震発生から約半年を経過し、各種情報が明らかになってきた今、世界最大の原子力発電所立地自治体として、柏崎市民の生命・財産を守るため、早急に行うべき取り組みを、先の議会に続き再び問う。また、地域経済と原子力分野の人材育成、浜岡原子力発電所、泊原子力発電所の扱いの違いを含めた現在の国の対応について、市長の考えを問う。

→ 市長(一問一答)


の2点。
 冒頭は、お約束のように、

「3.11東日本大震災以降も豪雨、台風など自然災害が続き、高齢者が多い地域が孤立してしまうといった場合に対処できる自衛隊が必要であろうと、ますます柏崎への海上自衛隊の誘致活動に気合いが入っている、整風会の三井田です。」

と述べ、以下のようなやりとりを行った。

Q.今回の一般質問も質問したいことが多くあり過ぎ、「何を質問するのか」、これを選ぶのが非常に大変だった。
 今年も7月11日から8月26日まで、12回の地域懇談会が開催され、私もそのうち3回ほど出席し、各地区における市民から市長への切実な訴えをお聞きした。ここで訴えられた問題には深刻なものが多く、
例えば、7月21日の地域懇談会では、私もこの一般質問の場で何度か取り上げた、柏崎港中浜埠頭のスクラップ、鉄くずからでる粉じん被害問題が議題となった。
 この問題については、あまりに行政側の対応が遅いとして、被害を受けている住民の皆さんが実際に専門業者にお願いして調査をしたところ、スクラップ置き場近くの港公園プールから「鉛」が検出されたという。本来であれば、こういったものを今回の一般質問で問い質したかったが、会田市長から「鉛がでたというのは初めて聞いた。本当なら対処する」 という発言があった。一度、政治家が口にだした以上、キチンと対処することを信じて?他の質問項目を今回は選んだことを冒頭に述べておく。
 一つ目の質問に入る。文化都市・柏崎として歴史的資産の扱いについて、教育、まちづくりの観点から問う。個々の委員会の質疑ではできない、複数の担当課にまたがる内容のため、この一般質問の場でお聞きするのがふさわしいであろう思った。
 この質問を行う背景をまずご説明したい。
 この議場におられる議員のみならず、柏崎市民の皆さんでも市外からお客さんがくれば、我がまち・柏崎市をみてほしいという気持ちで市内を案内されると思う。私も年間、かなりの回数、市外からのお客様を多くご案内しており、柏崎らしいもの、来てくれた方の感性に合いそうなものを中心に、そのコースを組み立てている。なかでも歴史に関しては、分かりやすく説明し、関連した実物を見せることで、より柏崎を知ってもらうことができ、活用しているところ。
 ところが、最近では大久保の陣屋の長屋や駅前公園にあった蒸気機関車などが取り壊され、
自称・柏崎勝手に観光委員会の三井田としても、大きな落胆、深い悲しみを覚えた。こういった柏崎の歴史的資産をどう扱うのか、非常に不安に思ったことが、今回の質問の背景。次世代を担う子供の教育のために必要だと思うところから、教育の観点で教育委員長に、そして歴史的資産を活用したまちづくりということから市長に伺う。
 まず最初に、大久保の陣屋、長屋の取り壊しについて聞きたい。長屋自体、個人の所有物とは理解しているものの、陣屋跡が柏崎市の史跡指定されており、その歴史的価値を考えるに、長屋も含め周辺一体の整備を行政として検討すべきではなかったか。長屋、取り壊しまでの経緯を答弁願う。

A.(市長)長屋は1837年の大火ののち、建築されたもので170年経過した建物である。しかし、実際に使われていたこともあり、建築当時とは違う内容となっている。そのため、当時のような復元は難しいと判断した。また、狭隘道路が多い地区であり、地形的に利活用が難しい。持ち主が解体撤去を申し出たため、解体にいたった。当時の図面等は入手してあるので、今後の展示等を行っていく。
Q.170年も経過した建物だったからこそ、残す価値があったのではないか。ヨーロッパの歴史的建築物のなかでは、現在でも住み続けて、使い続けているものもあり、そういった感覚もある。今回、長屋を喪失したことで、教育の観点からどう考えるのか。教育委員長、そして地元で教鞭をとった経験から教育長からも補助的に答弁願う。
A.(教育委員長)一般的なことになるが、教育上の観点から柏崎には多種多様な歴史資産があり、後世に伝える努力はしていきたい。市民講座をはじめ、寿大学等の生涯学習のテーマとして、取り上げていきたい。また、教職員に対しては、柏崎を知る機会として、文化財めぐりをしており、教育現場にも反映する。また、副読本での柏崎の歴史を教える際に伝えていくこととしたい。
A.(教育長)地元に住み、また実際に長屋に住んだ身として思い入れは強い。住んだ身として分かるのは、昔ながらの屋根を維持しているのは一部であって、それを保存、活用することは可能でも、周辺のモダンな建物とはマッチしなくなっている。

Q.本来であれば、市に無償譲渡してもらい、周辺一体として整備すべきであった。市外からのお客さんが来ると私は、「大塩平八郎の乱はご存知ですか?」と問いかけてから、母校である柏崎市立柏崎小学校の横に建立されている生田萬の墓に案内する。そして、生田萬の乱

*生田萬の乱、柏崎騒動:天保8年(1837年)6月、国学者・生田万が柏崎で、天保の大飢饉や大塩平八郎の乱を受け、貧民救済のため蜂起した事件。

を説明し、その後に大久保の陣屋に移動するというコースで柏崎を紹介していた。ちなみに、余談として、37歳で自刃した夫のあとを追って、二人の子供を自らの手を殺し、そして首を釣って自害した、妻・鎬(こう)についても、お話していた。
 こういった歴史案内の見せ場がなくなったのはつくづく残念である。
 続いて、駅前公園にあったソ連から還ってきた蒸気機関車D51-1について聞きたい。
 これは今年の第2回定例会において、当会派の丸山議員も代表者質問で取り上げたものの、市長からの取り壊すという答弁は変わらなかった。
結局、今年6月25日、D51-1蒸気機関車お別れ式をやり、貴重な車体は解体。貴重な近代工業の遺産、しかも柏崎生まれでまさに故郷に錦を飾った柴野安三郎氏のこともあり、非常に残念である。なぜ残せなかったのか、改めて解体までの経過を問う。
A.第2回定例会でも答えたように、アスベストがあり、あまりに腐食が進んでいたことにより、修復、復元のための見積もりが拒否された。事例によっては、2~3億円かかるものもあり、解体撤去という道を選んだ。
Q.D51-1のアスベストに関しては、環境上問題ないという報告書を昨年12月にはもらっている。そして、アスベストがあるSLでも現在、動態保存している事例も多い。さらには、ケースで囲っての展示だった方法はある。今回は動態保存までもっていけという話ではない。いくらでも他の手法があったはずであり、保存のための情熱がないだけではないのか。
 平成17年まで、東日本鉄道OB会柏崎支部さんが毎年春秋に清掃ボランティア、油塗りを行ってくれていた。活動終了時には市長も表彰状をしているので、覚えていると思うが、18年、19年、20年、21年、22年とこの間に何も保存のための努力はしなかったのか。アスベストや腐食のチェックなどはしなかったのか。
 また残す部品は何で何品ぐらいなのか。

A.(維持管理課長)保存する部品としてはスピードメーター、汽笛など10品目。平成17年以降の維持管理については、毎年1回だけ清掃活動をしていたが、平成19年の中越沖地震以降は中断していた。
A.繰り返すが、修復ができるかどうか調査を行っており、第2回定例会でも答えた通り。なお、寄贈者である柴野安三郎さんのご家族、札幌にお住まいの息子さんにも解体の旨、ご挨拶に向かうという連絡をしたところ、それには及ばないという回答をもらっている。

Q.こういった近代工業の遺産は大切なものである。我が国は、開国からたった70年で、世界最大の戦艦大和、零式戦闘機を作り、満州では新幹線のようなエアコン付きで120キロで疾走する特急あじあ号が走っていた。そういった近代工業の技術が詰まったもの。
 柏崎の場合と同じように公園で野ざらしになっていた事例として、群馬県伊勢崎市のC61(伊勢崎市竜造寺公園に保存展示)がある。これは、関係者の熱意により、工場で修復され、いま走っている。これは熱意に加え、情熱があったらできたこと。
 今回の場合、貴重なD51-1が解体の危機であると全国に情報発信するとともに、寄付を募り、柏崎の工業界に部品作成をお願いするというやり方もあったのではないか。現物にあわせた部品製作で、D51-1が復活すれば、それこそ柏崎の名も、柏崎の工業界の名も技術も広く知られたと思う。熱意、情熱があるかないかの問題であり、夢ある展開でなかったのは、返す返すも残念であった。
 次に、飯塚邸に問いたい。
 中越沖地震以降、予算上の理由からすべて完全復旧するのは難しいとの状況は理解している。しかしながら、昭和天皇の散歩道など、歴史をとらえた「まちづくり」に取り組んでいる地域であり、新道小学校をはじめ、教育の観点でも重要と思われるので、修復するならキチンと良い状態にして(壊さざるを得ないところ、残す価値ある場所のメリハリ)、活用すべきと思うが、今後の方針はどうか。

A.現時点では、外観のみ修復をして、気軽に利用してもらうようにしている。今後は予算的なものがある。
Q.直すならキチンと直し、良いもの、伝統的な建築様式やその周辺の美的なものなど、教育に資するところも多いので、前向きに検討してもらいたい。
 次に、この議場で何回か保存や耐震補強について取り上げた喬柏園の今後について問うう。
 ちなみに、昨日も一般質問のなか、何人かの議員が取り上げた津波ハザードマップ。このなかでは、避難先に喬柏園が指定されているが、津波を伴うような地震のときには危ないような気もするので、耐震補強は必要である。
 先日、戦前の柏崎観光パンフレット、つまり柏崎市(昭和15年に市制に移行)ではなく、柏崎町の観光協会が発行したものを入手した。

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 このパンフレットを見開くと、ライトアップされた公会堂と説明が掲載されているため、当時の観光の売りであったことが良く分かる。

喬柏園
 本町2丁目の喬柏園は故・高橋忠平氏邸宅の庭園です。氏は柏崎出身。明治41年シンガポールに渡り、呉服太物業を営み、越後屋の名声をうたわれた人、功なり名挙げて故郷に錦を飾り、昭和8年5月当時の邸宅を挙げて、更に一万円を添えて柏崎町に寄付せされました。その後、元外相・芳沢謙吉氏が、これに喬柏園と命名されたのです。

公会堂
 柏崎公会堂は、喬柏園内に建設せられました前記、故・高橋忠平氏の夫人サワ故刀自の寄付になるものであります。工費20万円を投じたる壮麗なる白亜の鉄筋二階建、述べ坪362坪、室数12、階上講堂には500人を収容する事が出来ます。階下に食堂の設備があります。

*刀自は女性の戸主を指す


 本筋とは離れるが、このパンフレットのなかでは、明治天皇行在所、閻魔堂、そして公認競技場(グランド)の順で紹介されており、当時から柏崎がスポーツ都市であった一端も見える。
 喬柏園の名づけ親である元外相・芳沢謙吉氏のお孫さんは、国際政治学者の緒方貞子氏。当時の柏崎駅から公会堂までハイヤーで60銭の時代に、工費約20万円を要した昭和初期、モダニズム建築は必ず後世においても貴重な歴史的資産として大切にされるはず。
 今年は大正100年であり、モダニズム建築がクローズアップされている。
 また、郷土を愛した柏崎の偉人・高橋忠平を知ってもらう教育の材料としても、保存、活用すべきと思うが市長の考えはどうか。

A.喬柏園、旧公会堂については、中越沖地震においても耐えた建物であり、現在はダンススクールなどで使われている。今年度中に耐震診断を行い、使い続けることが大切なので、活用策を検討したい。
Q.先の質問でも述べ、そして答弁にもあったように使い続けることが大切であるため、多少の費用はかかっても保存し、活用するようにしてもらいたい。活用にあたっては、若者のチャレンジショップにしたり、NPOの事務所として安価に貸し出したり、民間の力を活用するのが良いのではないか。
 お隣の国、台湾では1919年(大正15年)建設の台湾総督府を、改修・修繕を繰り返しながら、現在でも台湾総統府として使用している。ちなみに設計は、上越市出身の新潟県人・長野宇平治(1867年~1937年)氏である。
 古い良い建物を大切に使い続けるということは、そのまちの歴史に対する敬虔さを表している。柏崎は良いまちだと言われるためにも、保存活用を願う。
 続いて、大きな2つ目の質問、東北地方太平洋沖地震で被災した原子力発電所及び立地自治体の状況に鑑みて、柏崎市として早急に取り組むべきことを、安全安心、地域経済等の観点からどのように考えているか、に移る。前回の一般質問でも同じような内容を問うたが、時間が経過し、被災状況に関しての各種情報が段々と明らかになってきたことから、再び問いたい。
 前回、私はハードウェア面、ソフトウェアの面から次のように提案した。
 ハードウェアの面では、有無を言わさず、避難道路の整備。特に荒浜から松波地区にかけての複数経路の確保にについて、県や国にいま交渉する絶好のチャンスであるため、要望すべきとした。原子力災害時に、ヨウ素剤を配布する、飲むませるといった事より、ヨウ素剤を飲むような場所にいないように避難する方が先のため、まずは避難道路である。ソフトウェアの面では、放射性核種の拡散状況が分かる緊急時迅速放射能影響予測ネットワークシステム(SPEEDI)データをキチンと活用できる組織の体制を確認し、災害訓練に反映すべきとした。それぞれ提案し、国の事故調査を待たずとも取り組むべきとしたが、その後に取り組んだかどうか。

A.まずは福島県で被災された方の救済が優先である。防災上、やるべきことは多々あり、内容も多岐に渡ると思われる。避難道路は最重要だと認識しており、原子力発電所立地市町村連絡協議会、いわゆる全原協としても議論しているところ。
Q.世界最大の原子力発電所を有する柏崎市として、道路の確保や防災上やるべきことに取り組んでいるのかどうかを聞いている。
A.ご指摘の国道352号線、8号バイパスは国に働きかけをしており、その他は全原協議として申し入れている。

*ここで、原発反対派の議員から「廃炉すりゃーいーんだよ」「原発推進で笑わせるな」などの野次が飛び、議長が制止。野次なら「廃炉」を言う原発反対派であるが、議場においては「廃炉」を言わず、原発財源の予算に賛成している。来年度予算はキッチリと「反対」をするのか否か、原発反対派の皆さんにはよく見てほしいものである。

Q.柏崎市として国、原子力安全委員会や経済産業省、国土交通省に要望したことの報告はもらっている。しかし、ここで言いたいのは、国に一回要望するだけではなく、各政党、それこそ政治の力を使って何回も要望すべきではないかということ。私ですら、自分の信念たる自衛隊誘致のために、各方面に自分なりにアプローチしている。柏崎市のトップとしての熱意が感じられない。ソフトウェア面、SPEEDIデータを活用した防災計画はまだ検討していないのか。
A.国の調査結果をみて、検討したいが、そもそもSPEEDI自体が使えなかったこともあり、今後の評価も見なければならない。またEPZ(緊急時計画区域:Emergency Planning Zone)の見直しもあるので、それを待ちたい。
Q.面白い答弁だ!SPEEDI自体が使えなかったのではなく、システムは稼動しており、そのデータを活用しなかった組織、官邸の問題である。世界最大の原子力発電所立地自治体である柏崎が防災訓練に使いたいといえば、SPEEDIデータぐらいだしてくれる。これは原子力発電に賛成であれ、反対であれ、必要なこと。
A.国の調査結果を待って、防災計画を見直す過程で検討する。
Q.昨日も戸別防災無線に関する質問がでたが、戸別でグループ分けできる防災無線があることが柏崎の防災上の強みである。例えば都心では、防災対策として、いかに多くの人を効率的に分散させて避難させるか、というところに苦心している。そして、これは何も都会だけのことではなく、東日本大震災をみれば、道路の整備に加え、分散して短時間に避難することが重要であること分かる。だからこそ、柏崎はそういった防災訓練を行い、防災計画を立てる必要がある。
 話は飛ぶようであるが、本質は同じなので述べたい。国民保護計画が策定されて久しいが、テロが原子力発電所で発生した場合、短時間に周辺住民は退避できるかどうか。現状ではできないであろう。だからこそ、もっと熱意をもって、柏崎市民の生命と財産を守るために取り組んでもらいたい。
 次に、原子力発電所と地域経済について、大まかな観点から市長に問う。今年7月に柏崎商工会議所が行った市内企業へのアンケートの結果が先日、公表された。結果は「原子力発電所からの受注減少が進行、長期化を懸念」というもの。昨日、ストレステストの件も報道があり、ドイツより先に脱原発が実現してしまう状況になるが、こういった地元経済に対する波及をどうのように市長は受け止めているのか。

A.柏崎商工会議所が行った市内企業へのアンケートでは、289社が原発関連の仕事を受注しており、そのうち190社が売り上げ減少という回答があったと報告を受けている。原子力発電所の事故もあると思うが、それよりは中越沖地震の復興がひと段落したことで、これに不況が重なったものだと認識している。原子力については、国のエネルギー政策が決まらず、柏崎市民も多くがどうするか分からない、景気の低迷、東電が厳しい環境でよりコスト削減を求められるという現状で良い材料はないが、地元産業界が今すぐ影響がでるとは思わない。
Q.今すぐ影響がでているとは思わないという答弁であるが、それなら少なくとも市役所職員は柏崎市外でお金を使わず、是非、すべて地元のお店で物を買ってほしいと思う。
 では、国の原子力政策について問う。浜岡原子力発電所は国の要請により停止したが、停止しているにも関わらず交付金は従来通り。泊原子力発電所は県知事が最終決断をするというパターンであった。つまり、原子力発電所の場所ごとによって対応が違っているという状況である。こういった民主党政権のふらふらしたエネルギー政策について、市長はどう捉えているのか。また、新潟市や上越市なども個別に安全協定という話もでており、どこがイニシアチブをとるのか、不明なところがあるがどう考えるか。

A.国の安全対策が見えないこと、一貫性がなく不信感がある。骨太の方針がなければ、信頼は生まれない。また、今回の福島の事故による被災者の救済に見通しがつかなければ、心情的に再稼動はできないと考える。また再稼動のステップについては、福島の事故をみるに立地自治体だけで判断できるものではなくなっている。

Cimg0441 12時、休憩となるも議会運営委員会が開催され、出席する。議題は、人事案件(教育委員、公平委員、固定資産評価審査委員会、人権擁護委員)、追加議案(一般会計の1280万円の補正、議場のカメラ、子ども手当制度変更によるシステム変更。ガス供給条例の改正、原ガスの価格暴騰による価格改定)、政治と選挙の総合サイト「ザ選挙」への顔写真提供、議会改革に関する特別委員会の人事の4件。
 議会改革に関する特別委員会について、私は第一部会に所属することとなった。

Cimg0442_2 12時30分、会派室に戻り、「割烹おくい」(電話:0257-24-6486)の弁当で昼食をとりながら、原発反対派との公開意見交換会の実施を踏まえた台湾での活動について打ち合わせを行う。
 また、午前中の私の一般質問をラジオでお聞きになった方々から電話やメールがあり、大久保の陣屋、蒸気機関車解体を知らなかった、との怒りの声であった。

 13時から本会議が再開。2名の議員が一般質問を行った。

 14時45分から15分間の休憩をとり、さらに2名の議員が一般質問。

 17時5分に本会議が終了したので、事務所に戻り、急ぎのパソコンの修理を行う。物理的破損があまりにも酷く、ハードディスクのデータ復旧できない部分がでてしまったのが悔しい。交換用のIDE接続の大容量、新品ハードディスクも入手が難しいため、変換アダプターを使用してSATA接続にさせてもらった。

Nec_0001 18時30分、地元町内にある 「韓国料理 大長今(テイチャングム)」にて意見交換会。好物のスンデ(豚の腸にもち米、春雨、香味野菜、そして豚の血液を入れた血のソーセージのようなもの)、チャプチェをつまみつつ、生ビールを飲む。

 20時過ぎ、二次会は遠慮させてもらって自宅に戻り、家の雑務をこなす。甥っ子、姪っ子がお泊りにきたため、今夏最後の花火も楽しむ。

2011年9月 8日 (木)

【資料】人権侵害救済法案の危険性

 1時、就寝。

 4時に起床し、某氏の車に乗せてもらって新潟市に移動する。

 6時から某所にて、東日本大震災における原子力発電所の状況、放射線防護の基本的知識について、1時間ほどお話させてもらう。

 おにぎりパックの朝食をご用意してもらっていたので、頂いた朝食を食べつつ、自宅に戻る。

 着替えをしたのち、9時30分、市役所に移動。

Cimg0421 10時から本会議に出席、一般質問の1日目である。午前中は2名が質問したが、中でも財政の見通しの目標設定、予算編成過程の透明化・可視化ということについて、市長は「研究する」という答弁ばかりで、まるっきり「やる気」が感じられなかった。他の自治体では、既に行われていることであり、必要なのは市長の決断と、リアルタイムにパソコンで議事録を作る能力をもった職員だけである。

Cimg0422 12時、休憩となったので、一旦、事務所に戻り、急ぎのメールを処理。
 返信をし終えたところで市役所に戻り、会派室で「割烹おくい」(電話:0257-24-6486)の弁当で、打ち合わせをしながら、昼食をとる。
 被災地の中高生がサミットを行ったということに対し、いくら提案しても原子力発電所立地議会サミットを前倒し実施(通常なら来年)しない現体制がいかに情けないか、今後の呼びかけ方法についても話し合う。


平成23年9月5日『日本経済新聞』

被災地の中高生
「サミット」開催
仙台、復興へ意見交換

 東日本大震災で被災した岩手、宮城、福島3県の中高生が集まり、被災地のまちづくりや日本の未来について話し合う「子ども未来人サミット」が4日、仙台市で開かれ、51人の生徒が震災の経験を基に積極的に意見を交わした。
 仙台市の中高生が中心となり企画、設営。冒頭で講師役の木下勇千葉大大学院教授が子供に優しいまちづくりの海外での実践例を示し「皆さんにも既成概念にとらわれない未来をつくってほしい」と話した。
 参加者は、「政府や行政に伝えたいこと」「原発を考える」など6つのテーマ別に分かれて討論。「国会議員の数や給料を減らして復興の予算に回すべきだ」「放射能の正しい知識について授業で教えてほしい」「学校単位ではなく地域単位の防災訓練が必要だ」といった意見が出された。
 福島第1原子力発電所の警戒区域内の福島県浪江町に自宅があり、今は同県本宮市の仮設住宅で暮らす県立浪江高2年高橋広之さん(17)は「浪江に戻れるようになれば、町の復興作業を手伝いたい」と話した。


 13時から再開し、2名の議員が質問。いつも素っ頓狂な質問の某議員は、いきなり市職員への就職の口利きがあるが、どう対処するのか、といった質問を行った。自らに就職斡旋の依頼があり、それが悩みと公の場で発言すること自体、どうかと思う。

 14時45分から15分間の休憩ののち、もう2名の議員が質問。

 16時30分過ぎに終了し、その後、依頼された資料をもって市内をまわる。

Cimg0424 18時、自宅に戻り、先日購入して気に入った冷凍食品、ニッスイ「わが家の麺自慢 ちゃんぽん」に、鶏挽肉と玉葱、大量のニンニク、片栗粉の鶏だんごを落とし、さらにアゴだしの粉末を追加して、特製鶏だんごちゃんぽんを作り、納豆手巻き寿司、ビール500ml3本で夕食をとる。

 食後からなぜか自宅の方の電話に原子力発電に関する苦情?文句が相次ぎ、明日の一般質問の準備もできず、2時間ほど説明をする。固定電話だけに、他の作業を同時にするわけにはいかないのが、もどかしい。

 どうしようもない菅政権とは野田政権は違うと思いきや、薬に見せかけた毒薬である人権侵害救済法案の提出があるかも知れないという。
 今回はマスコミが規制対象になっていないため、前回までの人権擁護法案までにマスコミが騒がないところに、今法案の悪意を感じる。
 国民が知らない、上っ面で騙せると思って、滅茶苦茶するのが、民主党である。

<資料>
「人権侵害救済法案の危険性」(pdf形式)

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2011年9月 7日 (水)

アレバ社がスガる「納豆の糸」
安倍晋三元首相台湾訪問

 3時、就寝。

 7時に起床し、大粒納豆、筋子、板わさでご飯2杯の朝食をとる。

 8時過ぎ、市内某所での現地調査。

 9時過ぎ、市役所に移動し、資料収集するとともに議会関係の打ち合わせを行う。

 10時過ぎから会社関係や自民党の仕事で市内まわり。

 13時、一旦、自宅に戻り、乾麺のうどんを茹で、生卵、モロヘイヤ、生醤油をぶっかけたもので昼食をとる。

 14時、急ぎで修理依頼が入ったため、市内某所でハードディスクからのデータ抜き出し等を行う。

 台湾の原子力発電所の視察計画が持ち上がったため、関係各所と連絡をとっているなか、今日、安倍晋三元首相が訪台しているとの話があった。
 中国が軍事的に膨張していることもあり、日本と台湾との関係は益々、重要になってきている。

Cimg0420 19時30分、豚足を茹でてから醤油をつけながら焼いたもの、家でとれた小茄子で豆麹の赤味噌で炒めた茄子味噌炒め、地元・みそ西の麹味噌とマヨネーズをまぜたタレときゅうり、小粒納豆、ご飯2杯で夕食をとる。
 育て方が悪かったのか、小茄子の苦味が激しく、味噌の風味で消すのも難しいほどであった。

 21時過ぎ、事務所に来客。2時間ほど、市政に関する情報交換を行う。

 24時、熱めの風呂に入り、気分をリフレッシュしたのち、明後日の一般質問の準備を行う。 

 「東日本大震災」と「放射能」、「納豆」といったキーワードで検索されているためか、納豆のポリグルタミン酸を使った水質改善や放射性物資の除去の問い合わせが多い。
 紹介された記事を以下に引用するが、ポリグルタミン酸の利用は何も放射性物質の除去だけではなく、繊維としての活用など、まだまだ多くの可能性を秘めているものである。


2011年7月28日号『週刊文春』

汚染水浄化
アレバ社がスガる「納豆の糸」
ポリグルタミン酸

 「6月末にアレバから連絡があり、我が社の凝集剤を使った実験データがほしいと言われました。以前から私はアレバのやり方では汚染水処理はできないと言ってきましたが、やはりアレバは素人でした」
 そう語るのは、大阪に本社がある日本ポリゲル株式会社の小田兼利会長だ。

 福島第一原発の汚染水浄化システムは、6月17日の本格稼働直後からトラブル続きだ。7月に入っても、仏アレバ社の浄化装置で、塩化ビニール製の配管部分から水漏れが3回も起きている。だが、問題は装置だけにあるのではない。
 大阪大学大学院工学研究科の宇山浩教授が補足する。「アレバが放射性物質を凝集沈殿させるのに使っているのは、PACという凝集剤です。PACは、日本でも上水道で水を綺麗にするのに使われている一番ポピュラーな薬剤です。水中の目に見えないゴミを集めて大きくし、沈殿させる。しかし、それはあくまで淡水の話。今回の汚染水は海水ですが、塩分がPACの働きの邪魔をするのです」
 全長4キロに及ぶ汚染水浄化システムは、まず東芝が油を分離し、米キュリオン社がセシウムを吸着、アレバが除染、最後に日立が淡水化するという工程になっている。つまり淡水化される前段階ではアレバの採用した凝集剤は通用しないというのだ。
 そのアレバがスガったのが、日本ポリグルの凝集剤「PG-M」だという。ポリグルタミン酸を使用しているのが特徴的で、ポリグルタミン酸は優れた保水性を持ち、これまで化粧品などで活用されてきた。実はこれが、納豆の糸をひくネバネバの主成分なのだ。
「ポリグルタミン酸というポリマーは、水中で網のような形になります。この網で水中のゴミからが絡めとられる。これ単独では今回のような汚染水を完壁に浄化することはできませんが、他の薬剤と組み合わせることで、除去レベルが高くなります」(同前)

 もともとは産廃水の処理のために開発されたものであり、一昨年3月の世界水フォーラムで、皇太子がその効果を直々に実験なさったこともあるという。
 日本ポリグルは東工大や阪大と実験を進め、PG-Mと他の薬剤を混合させることで、海水中の油分や放射性物質をほぼ完璧に除去することに成功したという。「アレバも自分たちの装置に不具合があることをわかっている。それで我々の実験結果を伝え聞いたアレバが『そういうものがあるなら資料データがほしい』と言ってきたのです。『実証実験もして、結果がよければ採用したい』と。そこで7月19日に、アレバにデータと我々が提案する除去装置の図面を送りました。実証実験も、遅くとも再来週までには日本で行う予定です」(前出・小田会長)
 ようやく力不足を認めたアレバら今回の関係会社に、小田会長が苦言を呈する。「新技術を試そうともしない大企業が、自分たちだけでシステムを独占しようとするから、今回のようなトラブルが起きる。いい加減に目を覚ますべきです」
 事故発生から四カ月強、失った時間はあまりに長い。

2011年9月 6日 (火)

平成23年第5回定例会開会
2011年度柏崎青年会議所通常総会

 電話やメールが相次いだため、なかなか集中できず、4時過ぎにやっと議会資料を一通り目を通し終わる。

 3時間ほど、事務所で仮眠したのち、大粒納豆、目玉焼き、おぼろ豆腐でご飯2杯の朝食をとる。

Cimg0413 市役所に移動し、9時から議会運営委員会に出席。
 議題は、議員発案の取り扱い、議会改革に関する特別委員会、決算特別委員、議会インターネット中継、中越地区議員合同研修会である。
 議員発案は、整風会提出の「郵政改革法案の速やかな成立を求める意見書」、自治研究会提出の「私立高校生が学費を心配せず学べるように、学費軽減助成と経常費助成の増額・補充を求める意見書」、共産党提出の「自然エネルギーの開発と普及、プログラムを決めた原発からの撤退を求める意見書」と「消費税の増税を行わないことを求める意見書」、社会クラブ提出の「原子力発電からの脱却を求める意見書」。
 行き過ぎた郵政改革の見直しを求める意見書が全会一致になるか諮ったが、共産党の反対意見があり、議場で賛否を問うこととなった。


郵政改革法案の速やかな成立を求める意見書(案)

 平成19年10月、郵政民営化法に基づき、郵便・郵便貯金・簡易保険のいわゆる郵政三事業は、持ち株会社である日本郵政株式会社のもとに、それぞれの事業を承継した3つの株式会社と三事業会社から窓口業務を受託する郵便局株式会社の形で民営化・分社化された。
 当時、政府は、郵政民営化について、市場における経営の自由度の拡大を通じて、良質で多様なサービスを安い料金で提供できるようになり、国民の利便性を最大限に向上させるとしており、国民もそれを期待し、民営化を支持した。
 しかし、現状において、郵便局会社と郵便事業会社が別組織となったことにより、配達を行う郵便事業会社の社員が貯金や保険を扱うことができなくなるなど、サービスの低下が見られるようになった。
 こうしたことは、特に公的交通機関の利便性が悪い地方の高齢者にとっては、深刻な問題であり、郵政三事業のサービスを一本化するなど、経営形態の見直しが求められているところである。
 例えば、平成16年に発生した中越地震における被災地住民に対して、民営化前であった当時の郵便局は、いち早く「通信」、「金融」、「安心」のライフライン確保に向け、活動し、近隣の郵便局との連携により、地震発生直後から配達業務を実施、全村避難の地域においても、避難所を回り、郵便物を平常時に近い状況で配達を行った。
 このたびの東日本大震災では、郵便を配達する社員が郵便局に行けない被災地の利用者の貯金を預かることができない、郵便局会社の社員が郵便やゆうパックの配達の応援を行うことができないなど、分社化の弊害が顕著となった。
 全国各地の郵便局で受けられる郵便・貯金・保険のユニバーサルサービスは、国民生活や経済活動に不可欠な国家が備えるべき基本的なインフラであり、経営形態が株式会社に変わっても、ユニバーサルサービスの基本的な考え方は将来にわたって守り残されるべきものであると考える。
 郵政改革法案は、民営化で生じたさまざまな問題を克服し、郵政サービスが郵便局で一体的に提供されるようにするとともに、あまねく公平に利用できることを確保する法案であり、特に過疎化、高齢化が著しい地域での安心の拠点として郵便局を活用するものである。
 よって、国においては、郵便局をめぐる地域の実情を踏まえ、地域住民の生活や利便性が向上するよう、民営化後の状況について利用者の視点から検証を行い、郵政改革法案の速やかな成立を強く求める。
 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。

理由
郵政民営化により生じた地域住民へのサービス低下等の問題を解決するため。


 同様に、他の意見書についても全会一致をみることはなかった。
 「私立高校生が学費を心配せず学べるように、学費軽減助成と経常費助成の増額・補充を求める意見書」は、憲法違反と朝鮮学校などの整理がついていなかった。
 共産党提出の「自然エネルギーの開発と普及、プログラムを決めた原発からの撤退を求める意見書」、社会クラブ提出の「原子力発電からの脱却を求める意見書」は、現実的な世界のエネルギー事情や日本の資源のことが考慮されておらず、反対。共産党提出の「消費税の増税を行わないことを求める意見書」は、いまデフレ経済のなか、消費税を上げないことは同じ考えであるが、消費税に関する今後の一切のオプションを否定することはないので、一致できないとした。
 議会改革に関する特別委員会は、設置するための決議を行うこととなった。
 決算特別委員の選任は異議なく決まり、私はお約束で一般会計を扱う第一部決算特別委員会を担当。問題多々あった昨年度の決算に切り込みを入れたいと思う。
 議会インターネット中継について、議場のカメラの不具合があり入れ替えしたいものの、予算がないため、今議会はそのまま騙し騙し使い、今後、対応するということとなった。市民に議会を伝える大事なものであり、早急にやるべき案件であるが、議長のリーダーシップのなさでこのような対応なのであろう。
 今年は南魚沼市が担当するため、豪雨災害により8月26日から延期になっていた、中越地区議員合同研修会は10月14日に実施で決定。
 最後に、議員の兼職に関して現在、疑義となっている案件について、整風会、公明党で議長へ会派代表者会議の開催要請を確認した。
 また、通年議会の実施方法について、こちらで資料を作成し、各会派に見てもらうよう提出。最初に手をつけるべきは、 「議員が休みなく通年で働く、通年議会」である。

Cimg0414 10時から本会議に出席、平成23年第5回定例会が開会となる。
 豪雨災害に関する一般会計など専決処分3件ののち、教育長の給与カットの継続「議第78号 教育委員会教育長の給与、勤務時間等に関する条例の一部を改正する条例」(20%カットを平成23年10月29日までから、平成25年3月31日まで延長)、「議第79号 職員の倫理の保持に関する条例」、10年間、法律を反映していなかった「議第80号 議会議員及び柏崎市長の選挙における選挙運動の公費負担に関する条例及び選挙公報発行に関する条例の一部を改正する条例」、「議第81号 災害弔慰金の支給等に関する条例の一部を改正する条例」の議案が一括説明されたので、以下のような質疑を行った。

Q.職員の倫理は分かるが、現在、議会でも議員倫理規定の検討をはじめようとしている。自治体によっては、政治倫理規定として、選挙の洗礼を受ける市長も、公職選挙法、政治資金規正法のグレーゾーンを含め、倫理規定をもつ場合もあるようだが、会田市長自身の考えはどうか。
A.今回の職員2名の逮捕は、お詫び申し上げるしかなく、この条例提案はそ
のような不祥事を反映してのことである。市長職の倫理条例はいまのところ考えてはいない。必要がでてくれば、検討する。

・・・市長の不祥事がでないと倫理条例は作らないのであろうか。職員、議会と倫理規定を作り、自らを律しようとしているなか、まったくやる気なし。

Q.先月の議会運営委員会では、公職選挙法の反映をしていなかった条例は「議会議員及び柏崎市長の選挙における選挙運動の公費負担に関する条例」だけという説明があったが、議案を見てみれば「選挙公報発行に関する条例の一部を改正する条例」も反映していなかったという。選挙管理委員会が注視しておくべき、法律や条例はあまり多くはないと思うが、あまりにも「ぬるい」仕事のやり方ではないか。これは法務を担当する人事課も同様。10年間、それまで法改正があったにも関わらず、関連法規を反映していなかったのは、一般企業では許されないことである。この点について、どう改善するのか、今回改正すればOKということではないだろう。
A.条例改正の失念はお詫び申し上げる。今年の春の統一地方選挙で気づいた。従来であれば、官報での告示、法務当局からの連絡が改正する。今後は反映したい。(選挙管理委員会事務局長)
A.お詫び申し上げたい。人事課でも二重のチェックを行っていきたい。(総合企画部長)

 続いて、「議第82号 東日本大震災に係る被災者に対する国民健康保険税の減免の特例に関する条例」、「議第83号 スポーツ基本法の制定に伴う関係条例の整理に関する条例」、「議第84号 雪に強いまちづくり条例の制定について」、「議第85号 ガス供給条例の一部を改正する条例の制定について」の議案説明があり、各会計の補正予算の説明となった。

Q.「議第85号 ガス供給条例の一部を改正する条例の制定について」において、平成17年5月の合併からこれまで改正忘れ(西山町が合併したので、「本市の行政区域」と但し書きする必要がなくなったが削除忘れ)をしていたというのは何なのか。発覚の経緯を詳しく教えてほしい。
 また、こういった地区を指定するような条例や規程、計画など行政内においては、「旧柏崎」「柏崎市街地」など色々な表現があるが、そういった地区用語の統一はないのか。

→ かつて第四次総合計画でも合併後にも関わらず、「旧柏崎」という表現があり、いつの時代の行政区分表現だ?と問題になった。

A.お詫び申し上げたい。発覚の経緯は、供給条例の一部を見直す確認作業のなかで発覚した。平成17年5月の合併から気づかなかった。企業管理規程にだけ目がいってしまい、条例の改正をしなかった。(ガス水道局長)
A.地区の考え方、地区という捉え方は対象によって変わるため、行政のなかでも確定していない部分がある。柔軟に対応したいので、ご理解頂きたい。(総合企画部長)

 ここから「議第71号 平成23年度一般会計補正予算(第6号)をはじめ、各会計の補正予算の説明。
 その後、「議第86号 財産の取得について(ロータリ除雪車(2.2m級))」「議第87号 財産の取得について(除雪ドーザ(16t級))」「議第88号 財産の取得について(除雪ドーザ(13t級))」の説明となった。今回は市内業者が落札しているが、ここのところ市外業者の落札が多いことから、以下のように質疑を行った。

Q.契約検査課長にお聞きしたい。ここしばらくこういった重機などの落札に市外業者が多いように感じる。市内業者で扱えないものではないように思うところであるが、こういった種の市内業者の入札状況について、現状を教えてほしい。
A.消防車は特殊車両のため、市外業者を指名している。ドーザも同様で、ロータリーに関しては市内でできる業者に市外業者を加えて、今回は市外業者も入ったというとこと。基本的に市内業者を優先するようにしている。

Cimg0415 本会議が終了し、12時、「割烹おくい」(電話:0257-24-6486)の弁当で昼食。初秋らしく、脂がたっぷりとのり、ほど良い塩気となっている秋刀魚の醤油焼きが入っており、ご飯を最初に頬張ったため、後半はご飯なしでおかずをつまむという情けない展開となってしまった。

 食後から会派会議を行ったのち、市役所内各担当課での資料収集、郵政改革法案に関する意見書の文言修正などを行う。

 意見書の文言修正のため、13時からの会議に遅刻してしまった。お叱りを受けたのち、14時から16時まで打ち合わせ。ネットが使える環境だったため、平行して仕事を行う。

 17時、事務所に来客があり、内容を聞いてみれば、元衆議院議員の柴野たいぞう氏の自殺に関する取材であった。こちらも詳しい事が分からないので、その旨説明するも、何かを隠していると疑っているらしく、納得してもらうまで時間がかかった。ネット上の勝手な妄想を基に取材されているようである。


平成23年9月6日『新潟日報』

柴野元議員が自殺か
柏崎出身
詐欺事件の判決当日

 5日午前、9時15分ごろ、東京都港区のバイオ燃料開発会社「日本中油」事務所で、前社長の柴野多伊三元衆院議員(60)=柏崎市出身=がビニールロープで首をつっているのを同社役員の男性が見つけた。病院に搬送されたが、死亡が確認された。窒息死だった。
 事務所の机の上に遺書のようなメモがあり、警視庁愛宕署は自殺とみて調べている。
 柴野元議員は上場確実と偽って同社の末公開株を販売したとして詐欺などの罪で東京地検特捜部に起訴され、5日午後4時から東京地裁で判決が言い渡される予定だった。地裁は5日、判決期日の取り消しを決定した。
 同署によると柴野元議員は3日ごろ、新聞社や通信社など報道機関約25社に、東京地検特捜部の捜査に抗議する文書を送付した。
 柴野被告は1993年の衆院選で旧東京一区の新生党(当時)公認で初当選し、1期を務めたが、96年と2000年の衆院選で落選した。昨年7月の参院選には自民党から比例代表で立候補。同市に事務所を設け、県内でも選挙運動を展開したが、落選した。
 高校時代の同級生で、昨年、柴野被告の選挙を手伝った加藤武男・柏崎市議は突然の訃報に「残念です」と驚いた様子。選挙後は秘書からお礼の手紙が届いただけで、連絡はなかったという。事件については「選挙の資金繰りが大変で、無理を心たのだろう」と話した。


Cimg0417 18時30分、柏崎エネルギーホールに移動し、19時から柏崎青年会議所 の2011年度通常総会に出席する。
 主な議題は、2011年度の修正予算(支出合計に対する公益事業比率 57.8%)、2012年度の理事長をはじめとする人事案件。2012年度の理事長は同級生でもあるK君が承認され、就任した。
 同時に、2012年度の各委員会人事も発表され、私は環境エネルギー委員会所属となった。

 20時50分に終了。議会開会中であり、別件の会合の先約があったため、懇親会は失礼させてもらい、次の会場に移動する。

 21時20分、市内の某スナックに移動し、有志での集まりに途中から参加。空きっ腹にウイスキーの水割り一気飲みが効いたのか、既にできあがっている皆さんと、これからの柏崎をどうすべきなのか、熱い話となった。

 23時、自宅に戻り、冷やご飯に釜上げシラス、ひき割り納豆、ほぐした梅干しをのせて、熱いほうじ茶をかけた納豆梅茶漬け2杯を食べる。

2011年9月 5日 (月)

野田首相も民団関係者から献金

 資料作りが前日になったにも関わらず、引用資料の差し替えなど凝ってしまい、コピーも終わったのが5時。

 事務所で2時間ほど仮眠をとったのち、大粒納豆、生卵でご飯をかっこんで、愛車で移動する。

 某県某市の会場に到着し、10時30分から約90分間、日本と世界のエネルギー状況、原子力発電の仕組み、放射線防護についてお話させてもらった。
 会場のなかにソーラーパネルを設置している方も数人いらっしゃり、うち1名の方からはパネルの破損、経年劣化により、 入れ替えを考えているものの、撤去費用もあり、躊躇されているという発言があった。

 コンビニで買ったおにぎり2個(鮭、牛カルビ)、レタスサンドイッチ、ミルクティーで昼食をとりながら、愛車で帰路につく。

 途中、元衆議院議員で柏崎出身ということから自民党柏崎支部で選挙応援した、柴野たいぞう氏が自殺したとの情報が入り、なぜかマスコミからの問い合わせも続いた。
 私自身がネット上にできる限りの活動をオープンにしていることから、ネットでの検索でヒットすることが多く、今回もなぜか「子飼いの地方議員」というスタンスでの取材依頼であった。
 新聞記者にしては、ネット情報の捉え方がお粗末である。

Cimg0410 15時過ぎ、柏崎市立柏崎小学校で受け持ってる「昔の遊びクラブ」の講師のため、K氏、W氏とともにコレクターであるK氏の絵馬コレクション館に移動。
 生徒が来たところで、コレクター・K氏を講師としてクラブ活動を行う。今回は、まず実際の全国の絵馬を生徒に見てもらい、次回、絵馬の作成に入る。

 18時、事務所に来客。就業に関する相談を受ける。

Cimg0411 19時過ぎ、茹でたモロヘイヤのマヨネーズかけ、秋刀魚の塩焼き、豚モモ肉を使った酢豚、小粒納豆とおぼろ豆腐の和え物、グレープフルーツ缶チューハイ500ml3本で夕食をとる。
 大根おろしを用意しなかったので、好物であるワタの魅力も半減であった。

 食後から明日、開会となる平成23年第5回定例会の資料の読み込み。

 先日、本ブログでも紹介したように在日韓国人と野田首相との関係は深い。
 案の定、違法である野田首相自身への外国人献金も発覚した。
 また、内閣のメンバーを見ても、外国人参政権を付与すべきという活動をしてきた人物が多く、菅前首相の最後っ屁である朝鮮学校への公金投入もストップしていない。

総相 川端達夫 在日韓国人法的地位向上議員連盟
法相 平岡秀夫 在日韓国人法的地位向上議員連盟
文科相 中川正春 在日韓国人法的地位向上議員連盟
厚労相 小宮山洋子 在日韓国人法的地位向上議員連盟
経産相 鉢呂吉雄 在日韓国人法的地位向上議員連盟
防衛相 一川保夫 在日韓国人法的地位向上議員連盟
官房長 藤村修 在日韓国人法的地位向上議員連盟
公安委員長 山岡賢次 積極的、外国人参政権付与
行政刷新相 蓮舫 ノーコメント

 結局は、この内閣も汗をかく、ドジョウと言いつつも、「日本人のために汗をかく内閣ではない」可能性が高い。


平成23年9月4日『産経新聞』

野田首相も外国人献金
民団関係者らから30万円

 野田佳彦首相の資金管理団体が、在日本大韓民国民団(民団)関係者ら在日韓国人2人から計約30万円の政治献金を受け取っていたことが2日、産経新聞の調べで分かった。献金者本人が取材に外国籍であることを認めた。外国人献金が野田首相にも発覚したことで新政権への影響は必至だ。
 政治資金収支報告によると、献金を受けていたのは、野田首相の資金管理団体「未来クラブ」(千葉県船橋市)。献金をしていたのは船橋市と同県松戸市に住む在日韓国人で、いずれも会社役員の男性。ともに「通名」である日本名での現金支出となっていた。
 船橋市の男性は平成13~15年にかけ、計15万8000円を献金。男性は当時から現在まで民団地元支部で役員を務めている。男性は「(野田氏が)街頭演説をやっていて、よく頑張っていると感じて応援するようになった。選挙のときには、選挙事務所の立ち上げにも行ってお会いするようになった」と野田首相との面識を認めた。
 野田首相は21年10月、千葉で催された「韓日友好イベント」に出席し、政権交代をもたらした衆院選について、「千葉民団の皆さんの力強いご推挙をいただき、力強いご支援をいただきましたことを、心から御礼申し上げたいと思います」と謝辞を述べている。
 一方、松戸市の男性は10~11年にかけて計16万円を献金。「野田さんとは面識がなく、献金を頼まれたことはない。参加するNPO法人のメンバーの間で、野田さんを応援する機運が高まったため献金した」と話した。
 政治資金規正法は、外国人や外国人が過半数の株式を保有する会社からの政治献金を禁じている。違反すれば3年以下の禁錮か50万円以下の罰金、罪が確定すれば公民権停止の対象となるが、今回のいずれの献金も公訴時効(3年)を経過している。
 外国人献金をめぐっては3月、前原誠司外相(当時)の政治団体が京都市の在日韓国人女性から計25万円の献金を受けていたことが発覚し、前原氏は外相を辞任。その後、別の外国人からの献金も明らかになっている。
 菅直人前首相の資金管理団体も横浜市内の韓国籍男性から計104万円を受領していたことが分かり、国会で釈明に追われた。

 野田首相の事務所には文書で、2日夕までにコメントを求めたが回答は得られなかった。

2011年9月 4日 (日)

性格診断(MBTI)16類型
色々やり続ける挑戦者?

 6時から8時まで事務所で仮眠。

 甥っ子と姪っ子が来たため、大粒納豆、冷や奴、十全茄子の漬物でご飯2杯の朝食を取りつつ、 「海賊戦隊ゴーカイジャー」 「仮面ライダーフォーゼ」 を観る。
 感覚が違うからなのか、どう見ても 「仮面ライダーフォーゼ」 はあまり格好良くはなく、かつての「宇宙鉄人キョーダイン」の兄・スカイゼルに似ている。

 11時、事務所に来客。

Nec_0002 13時過ぎから市内のスーパーで食材などを購入。半額になっていた冷凍食品、ニッスイ「わが家の麺自慢 ちゃんぽん」を購入し、えびの卵加工品と牛乳でスープにコクを加えて、昼食にする。
 結局、甥っ子にほとんどを食べられてしまったので、フランスパン(バゲット)にスライスチーズと引き割り納豆をはさんだものを追加。

Cimg0399 食後、郵便物の整理を行う。
 扶桑社からの封筒は、軍事ジャーナリストである井上和彦氏の『【図解】萌える自衛隊 国民のための防衛白書』からの、ありがたい献本であった。
 萌え系のイラストもさることながら、著書紹介の「軍事漫談家」も気になるところ。

Cimg0403 18時30分、友人2名とともに「麺場 風雷坊」(電話:0257-32-3815)に行き、「樽生モルツ 390円」「ハイボール 390円」を飲みつつ、「濃厚しょうゆらーめん 750円」を無料の大盛りにしてもらい、夕食をとる。
 クリーミィな鶏骨濃厚系とメニューにあるように、鶏の骨が溶けだしており、京都の天下一品の「こってり」好きということもあって、一気に完食。

 19時過ぎ、事務所に戻り、明日の講演で使う資料を作る作業に入る。もっと余裕をもって準備するはずであったが、雑務に追われ、前日に作成という慌ただしい日程となった。

 よく当たると評判の性格診断(MBTI)16類型 をやってみたところ、性格診断分類 『ENTP型』、色々やり続ける挑戦者という結果になった。
 家族曰く、ズバリ的中だという・・・。


色々やり続ける挑戦者

 いろいろな活動に手を出し次へ次へ挑戦し続ける型です。

 既存のアイデアを実行するよりも新しいアイデアを追い求め形にする事が重要で楽しいと感じています。

 挑戦する代償は周りの人も巻き込み良い結果も悪い結果も共有してしまう事です。
 限りなく夢を追いかける形になり 中途半端に終わってしまうことも多いのでは?
 
 どんな良い結果が出ても、もっとうまく出来ると考え、次に進みます。
 直感的にアクション(発言や行動)を起こすタイプのため、 成功する場合も失敗する場合も結果的に大きな影響があるでしょう。
 どちらにしても回りを巻き込み刺激を与え続ける型です。

 このタイプの女性は同じタイプの男性に比べさらにアップダウンが激しい傾向にあります。

 競争や人を萎縮させる行動をするタイプですが、そういった性質がプラスのイメージに捉えられ得をしますが行き過ぎると面倒くさがられるので注意。

2011年9月 3日 (土)

放射線被曝とDNA修復の関係

 3時、就寝。

 7時に起床し、大粒納豆、目玉焼き、数の子入りわさび漬け、皮鯨と夕顔の味噌汁でご飯2杯の朝食をとる。

 食後、某氏の車で長岡市に移動。

 9時から11時過ぎまで、某会議室にてアイデア出し会議を行う。

 12時、一旦、自宅に戻り、ひきわり納豆と麺つゆで作ったつゆで、そうめんをすすって昼食。

 13時から会社関係の仕事や相談の依頼があり、市内をまわる。

 18時過ぎ、事務所に戻ったところで来客。

Cimg0398 スーパーで買い物をしたのち、20時、半額になっていたジャージャーめん、3割引きになっていたマグロ赤味のブツ切り、ひきわり納豆汁、グレープフルーツ缶チューハイ500ml3本で夕食をとる。

 まだすべてのメールに返信できていないものの、放射線被曝と癌に関する質問のメールを多く頂戴している。放射線の影響を考える上で知っておくべき、正常細胞が癌化する過程を、より分かり易く理解してもらえるよう以下にまとめたい。

<活性酸素と細胞>
 そもそも人間には酸素が必要(当たり前?)であり、体に取り込まれる段階で活性酸素にも変わる。この活性酸素は細胞に損傷を与え、1日に約10億個ほどできるものの、運動や食品、ストレス、煙草、酒、放射線などによって、その量は変わる。
 その意味からは、酒、煙草、そして放射線も浴びる量は、できる限り少ない方が良いと言われる。
 しかし、活性酸素によって細胞に信号が送られることから良い意味での利用もできる。

<人間がもつ抗酸化機能:抗酸化酵素>
 人間の体には抗酸化酵素(カタラーゼ、SOD:スーパーオキシドディスムターゼ等)という活性酸素を除去するための酵素が存在する。
 食事で取り入れた、抗酸化物質(ビタミンA・C・E、βカロチン、カテキン等)も活性酸素といち早く結びついて、細胞の酸化を防ぐため、
納豆の良さはここにもある。

<DNA(遺伝子)損傷と修復>
 実際に10億個の活性酸素があっても抗酸化酵素のため、遺伝子が損傷するのは数100万個というレベルになる。しかも、DNA分子の損傷は1日1細胞あたり5~50万回程度起こっており、基本的に人間は修復している。
 現在のマスコミに登場する放射線の専門家のなかでも、このDNAによる修復に対してどのぐらいの量の放射線まで大丈夫なのか、

・ほんの少しの放射線でも影響がでるという説
・低線量であれば、ホルミシス効果があり、むしろ体に好影響という説
 事例:ラジウム温泉、ラドン温泉等
・人種、性別、年齢などの個体差の方が大きいため、一定の数字はだせない説

等などがあるため、ある意味、風評被害を生んでいる。

<DNA修復できない場合:突然変異>
 放射線やその他の影響があり、DNA修復が追いつかないほど破壊された場合は、細胞老化や細胞の自殺(破壊された細胞は自殺するようプログラムされており、アポトーシス、プログラム細胞死という)、癌化が起こる。

<癌化と免疫細胞>
 癌化により、癌細胞が発生した場合には免疫細胞(キラーT細胞、ナチュラルキラー細胞)が処理する。癌細胞は1日あたり、数千個できているが、免疫細胞で処理している。その処理量を超えた場合に発癌する。

<しきい値議論>
 放射線で発癌するまでの人間が持つハードルは、抗酸化機能、DNA損傷修復機能、細胞自爆機能、免疫細胞の処理機能がある。
 これらの機能のハードル、処理能力を超えた場合に影響があるとし、その越えた場合の数値について、専門家でも意見が分かれる。
 受ける放射線量についてある一定の数値(しきい値)にならないとほとんど影響がないとする学説と、低線量でも影響があるする学説があり、概ね前者が主流となっている。

2011年9月 2日 (金)

東日本大震災:被災小学生「冷蔵庫が船に」

 3時過ぎに事務所の床でそのまま就寝する。

 7時、起床。大粒納豆、山芋とろろ、シメサバでご飯2杯の朝食をとる。

 午前中は農業委員会の農地パトロールで市内まわり。

 13時過ぎ、市役所に移動し、各担当課や議会事務局で所用を済ませる。

 14時、自宅に戻り、スーパーで半額になっていたやきそば、おにぎり1個(たらこ)、とろろ昆布スープで昼食をとる。

 14時30分から市内某所にて打ち合わせ。

 16時、事務所に戻り、事務仕事を行う。議会の準備も行いたいものの、目の前の雑務がまだ山積みである。

Cimg0397 19時30分、諏訪町1丁目公会堂に移動し、東訪振興協議会の合同防災訓練・反省と慰労の会に出席する。
 先日の東訪振興協議会合同防災訓練の反省会を行ったのち、慰労会となった。
 瓶ビールを注ぎ、注がれながら、今後の東訪振興協議会の活動について提案。

 22時過ぎ、帰宅。熱めの風呂に入って酔いを醒ましたのち、資料整理などを行う。

 東日本大震災の被災時の状況について、色々な証言があがってきている。
 貴重な証言、調査であり、この事を自分のまちに置き換え、防災教育に反映することが必要である。


平成23年8月23日『読売新聞』

「冷蔵庫が舟に」
大川小児童ら生々しく証言

 東日本大震災の津波で全校児童の7割近い74人が死亡・行方不明になった宮城県石巻市立大川小学校の被災時の状況について、市教育委員会が教諭や児童などから行った聞き取り調査の結果をまとめた文書の内容が22日、明らかになった。
 地震発生時や津波に巻き込まれた際の状況などを児童らが生々しく証言している。一方、市教委は、文書作成後、記録作成のもとになった教諭や児童らからの聞き取り調査時の手書きメモを廃棄したこともわかった。
 同小の教諭、児童たちは、避難のため北上川近くの小高い場所に向かう途中、津波にのまれた。市教委は、津波に遭いながらも助かった男性教務主任と児童4人を含む計28人から、3月から5月26日までに聞き取った内容を調査記録としてまとめていた。
 地震発生後、教諭と児童たちは、校庭に約40分とどまった後、同小近くの北上川にかかる新北上大橋たもとにある「三角地帯」と呼ばれる高台に向かったが、途中で津波が目の前から迫り、のみ込まれた。
 三角地帯への避難は6年生を先頭に、1年生が最後尾になって向かった。山の中腹に埋まっていて助けられた男児は「津波が来るのが見えたので、すぐ来た道を山側へ走った
」「(列の後ろだった)低学年の子たちは、なんで高学年が走って戻ってきたのか分からないようだった」と、津波が迫る中で反対側の裏山に向かっていった様子を証言した。
 津波にのまれた後の状況では、「ヘルメットの空気が浮力となって浮き上がったら、ドアがはずれた冷蔵庫があり、中に入ったら舟のようになった」との証言もあった。
 山に流れ着くと、同級生の男児が半分土に埋まって動けなくなっていたのを見つけ、「右手で枝をつかんで、骨折した左手で土を掘った」と話していた。

2011年9月 1日 (木)

菅首相の最後っ屁?朝鮮学校無償化の審査再開

 2時、就寝。

 6時過ぎに起床し、記憶すべき内容がある本を一気に通読する。脱原発、反原発の本もかなり多く出版されているので、すべて目を通したいものの時間がない。

 8時、大粒納豆、カリカリに揚げたベーコン、温泉たまご、蒸し茄子でご飯2杯の朝食をとる。

 9時、市内某所にて、現場の確認と写真撮影。

 11時、市内某コミュニティセンターで周辺環境に関する問題の打ち合わせに出席する。

 打ち合わせ終了後、現場に戻り、13時まで調査。

Cimg0396 13時30分、自宅に戻り、生中華麺、市販の塩ラーメンだれ、茹でたもやし、シナチクで作った自家製の塩ラーメンで昼食をとる。
 食べ終わってから、コーン缶とバターでも入れて、塩バターコーンラーメンにすれば良かったかと反省。

 15時、17時と事務所に来客や電話での問い合わせがあり、対応に追われる。

 毎年出席しているどんGALAの天気を願う神事に出席予定であったが、急遽の仕事が入り、市内をまわる。

Nec_0001 21時過ぎ、やっと自宅に戻り、冷ご飯を温めたものに、引き割り納豆、スーパーで半額になっていたヒレカツをのせ、お気に入りのレトルトカレーの2011年版「ビーフカレーLEE 辛さX30倍」 をかけたもの、茹でたモロヘイヤのマヨネーズかけ、グレープフルーツ缶チューハイ500ml3本で夕食をとる。

 食後から新聞切り抜きの電子ファイル化など、溜まっている仕事を片づける。これを片づけない限りは、机の上が綺麗にならない。

 まさに菅首相の最後っ屁とでも言おうか、北朝鮮による韓国への砲撃により凍結していた朝鮮学校高校無償化適用審査を再開するよう指示した。
 本人は、首相として「やるべきことをやった」と自画自賛しているが、明らかに拉致問題は何も進んでおらず、拉致事件容疑者と関係の深い政治団体への巨額献金 、外国人からの献金で告発されているなか、このような事をするのは、北朝鮮のスパイと言われてても仕方がない。
 民主党に「日本人のための政党」の意識がまだあるなら、北朝鮮に誤ったメッセージを与えることだけはやめてほしい。


平成23年8月30日『産経新聞』

「拉致解決する気全くなかった」
朝鮮学校無償化の審査再開、家族会落胆

 菅直人首相が、唐突に朝鮮学校への高校無償化適用の審査再開を指示したことに対し、反対してきた拉致被害者の家族らは「拉致問題を解決する気がなかった表れだ」と反発と失望を深めている。「北朝鮮に対する下心の表れではないか」。専門家からは去りゆく首相に対し、そんな声も上がった。
 「私たちが訴えていることを分かっていながら、菅首相はそういうことをする方なんだと感じました」
 首相の審査再開指示について横田めぐみさん=拉致当時(13)=の母、早紀江さん(75)はこう言って落胆した。
 朝鮮学校では、教科書で拉致問題への取り組みを「反朝鮮人騒動」などと教えており、拉致被害者の家族会は、朝鮮学校に無償化を適用すれば、「拉致問題について誤ったメッセージを送ることになる」と教育内容を問わないままの適用に反対してきた。
 首相はこうした家族の懸念に全く答えず、むしろ無視したといえる。
 田口八重子さん=同(22)=の兄で家族会代表の飯塚繁雄さん(73)は「新しい首相に判断を委ねればいいことで、辞めるときにやるべきことではない」と批判。 「北朝鮮に制裁している中で国費で朝鮮学校を支援することになれば、日本は折れてきたと北朝鮮に受け止められかねない。菅首相は拉致問題を解決する気が全くなかったと思わざるをえない」と憂慮を示した。
 家族会は29日、審査再開に抗議する声明を出し、拉致問題を理由に手続きを再停止するよう求めた。
 一方、朝鮮学校問題に詳しい李英和関西大教授は「北朝鮮は砲撃事件で韓国が求める謝罪もしておらず、何ら状況が変わったわけではない。菅首相は辞めた後に北朝鮮と交渉しようといった下心があるとしか思えない」と指摘する。
 北朝鮮では、金正日総書記の三男、正恩氏の後継体制づくりを進めており、朝鮮学校でも在日本朝鮮人総連合会(朝鮮総連)の方針のもと、正恩氏の偶像化教育が進められるとみられている。
 
李教授は「審査再開はこの動きにお墨付きを与えることになる。今後の審査では、朝鮮学校の朝鮮総連とのつながりや教育内容といった本質部分に立ち返った議論がなされるべきだ」と話している。

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