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2011年9月10日 (土)

講演「緊急時における人間行動~パニック人間行動学~」

 録画しておいたテレビ番組を一気に見つつ、切り抜きした資料をpdfファイルに変換する。

 3時、就寝。

 7時に起床し、大粒納豆、叩いたオクラ、生卵、イカ塩辛をご飯にぶっかけた納豆オクラ丼で朝食をとる。

 午前中は、急ぎの会社の仕事を行う。パソコンの修理ではパーツが必要となり、ストック分もなかったため、長岡市を往復し、パーツを入手する。

Cimg0444 12時40分、母方の祖母、母とともに「ガッツリ食堂ドカメン」(電話:0257-32-1523)に行き、一番辛い鬼しびれ、無料の大盛りにした「黒しびれみそ 780円」で昼食。
 以前より、麺が少し柔らかめの感じもしたが、ビリビリと唇からくるしびれを楽しんだ

Cimg0446 13時30分、柏崎エネルギーホールに移動し、くらしをみつめる・・・柏桃の輪主催、東北原子力懇談会協力による講演「緊急時における人間行動~パニック人間行動学~」に出席する。
 講師は、(株)社会安全研究所代表取締役社長の首藤由紀氏。
 内容は以下の通り。

<事例に見る緊急人おお人間行動>
 いざという時、人間はどのように行動してしまうか

事例1)ホテル・ニュージャパン火災
・1982年2月8日
・千代田区永田町
・死者31名、負傷者34名
・原因:宿泊客の寝タバコ
M市の行動の特徴
・簡単な窓のストッパーが開けられない
・絶望して大声でわめく(無意味行動)
・廊下は火の海と知りつつドアを開ける(失敗を繰り返す)
・窓にぶら下がった後のことを考えない(先のことを考えずに行動)
・ホッとしてから大怪我に気付く

事例2)千日デパートビル火災
・1972年5月13日
・大阪ミナミ
・死者118名(うち転落死22名)
・原因:夜間の室内工事中
    関係者の吸っていたタバコ
避難客の行動
。知っている出口へ殺到
・小集団になって逃げ道を探す
・避難袋が使えない
・7階の窓から飛び降り
 飛び降りても大丈夫という錯覚

事例3)沼津・らくらく酒場火災
・1976年12月26日
・静岡県沼津市
・死者15名
・原因:1階入り口近くへの放火

事例4)119番通報の特徴
・記憶がうまく引き出せない
 住所、電話番号がうまく言えない
・自己中心的
 「ほら、あそこ!」「右に行って」
・反射的な返事
 「○○ですか?」「ハイっ!!」

人間行動の基本パターン
 感覚・知覚(情報入力)
 判断・決定(情報処理)
 行動(情報出力)
  
→ 記憶のデータベース

<心理学から見た行動特性の整理>
情報入力段階の特徴
・注意の一点集中・視野きょうさく
 部分的な情報にとらわれて、別のものに気付かない
・認知の変容
 都合良く、思ったとおりに見える
 恐怖によって、大きさ・形・動きの速度が変わって見える
意志決定段階の特徴
・記憶の検索不能
 知っているはずなのに思い出せない
 逆に古い記憶が突然出ることもある
・手近な判断
 「押してダメなら引いてみる」ができない
・ギャンブル的判断
 たぶん何とかなるだろう
・判断停止
 ネガティブ・パニック(疑死反応)
 
例)不時着した飛行機の乗客
   → 気を失っていないが、避難行動がまったくできない

行動段階の特徴
・反射的・場当たり的行動
 無意味な(事態の悪化を招く)行動
・精密さの低下
 やろうと思ったことが正確にできない(エラーとなる)
・火事場の馬鹿力
 ただし、不正確・当てにならない

1978年3月28日早朝
米国ペンシルバニア州
スリーマイル島原発事故

・二次系主給水ポンプ停止が発端
 →原子炉内の冷却水流失、炉心溶融に発展
・教訓
 わかりやすい表示(クリスマス・ツリー現象)、誤操作しにくいスイッチ(デマンド信号表示による誤表示)など、人にやさしい機械
 チーム力(違う観点を入れる)の重要性

<身近にできる緊急時対策>

 ではどうしたらよいのか

あわてず行動するための対策
1.実体験訓練
 状況に慣れる
 怖いという自分の感情に慣れる
2.身体で覚える
 すぐ、無意識のうちに動ける
 すべての対策にあてはまるわけではない!
3.ひと呼吸おく
 大きく深呼吸
 「昨日の今ごろ、何をやっていた?」
*原子力発電所の「10分間ルール」
4.声を出してみる
 自分自身も、周りの人も落ち着く
5.簡単なマニュアル
 記憶に頼らなくても、できる
【簡単なマニュアル】
 ・落ち着いて深呼吸
 ・「火事(救急)」です
 ・住所
 ・近くの目標 ○○小学校の北側
 ・名前
6.メンタル・シミュレーション
 よく使う記憶・最近使った記憶は思い出しやすい
【乗務員用携帯用STS 5項目】
 1.衝撃の防止
 2.旅客のパニックの防止
 3.状況の判断
 4.乗務員間の連絡
 5.脱出の手順

*STS:サイレント・サーティ・セコンド

本当に怖いのは・・・
 危険を知らせる情報(警報・前兆)が目の前にあるのに”信じない”
 正常化の偏見(まぁ大丈夫だろう)
 誤報効果(狼少年効果)
  (どうせまた、誤報だろ)

身近な「警報」の例
・大雨警報(土砂災害)(浸水害)
・記録的短時間大雨情報
・土砂災害警戒情報
・洪水予報
 氾濫注意情報、氾濫警戒情報
 氾濫危険情報、氾濫発生情報

危機管理のポイント
1.心配性になること
 いつも「危なくないかな?」
 「大丈夫かな?」と考え続ける
2.無精をしないこと
 「まぁいいや」「いつかやろう」
 ではなく
 「今すぐ、できることから始める」

まとめ
・緊急には、人間は普段どおりの能力を発揮できない場合がある
→ この行動特性に配慮した対策が重要
・緊急への備えは、安心(慢心)しないことから始まる

 私たちの市民生活も原子力発電所の運転もこの点では同じ

 15時40分に終了し、事務所に戻る。

 16時30分、18時と来客があり、各種情報交換や市政に関する色々なアイデアを頂戴する。

Cimg0447 23時、スーパーで半額になっていたシナチク、中華ちぢれ麺(細麺)、醤油ラーメンのたれ、ひき割り納豆、卵を使って、引き割り納豆の卵とじのせシナチクラーメンを作り、ビール500ml3本で夕食。
 引き割り納豆の卵とじと細麺の相性はバッチリであったが、トロみをつけ忘れてしまった。

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コメント

8月に新潟産業創造機構(NICO)による緊急時における人間の危険行動学の講演がありましたが,三井田氏は参加されなかったことが残念でなりませんでした。今度南魚沼市で、2回目の災害時における、人間の危険行動学の講演会を行うそうですので、忘れずに参加してください。柏崎市役所職員も参加すればよいのですが、平日の開催となりますので。柏崎市役所職員でそんなに意欲のある職員はいないと思いますが、一応参考までにお知らせしておきます。後日連絡があり次第、このブログにてお知らせいたしますから、もう少しお待ち下さい。その時に、参加するかどうか検討の上、ご連絡下さい。後援は、新潟県・長岡市・南魚沼市・魚沼市・湯沢町の予定だそうですが、まだまだ小千谷市などが後援を検討しているそうです。

 ぺんぺん草さん、コメントありがとうございます。
 公務と重ならない日程であれば、参加したいと思いますので、宜しくお願いいたします。

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