平成23年度柏崎市総合防災訓練(高柳地区)
3時、就寝。
8時に起床し、大粒納豆、チキンカツの甘酢かけ、もずく酢でご飯2杯の朝食をとる。
9時、市内の某所に行き、依頼されていたものをお届けする。
10時30分過ぎ、高柳町の市営駐車場に車を停め、平成23年度柏崎市総合防災訓練(高柳地区)に参加させてもらう。
参加といっても市議会議員は、災害本部からの傍聴となる。席が用意されていたが、いつものように、各訓練を近くで見るために席には着かず、会場内をフラフラをさせてもらった。
先輩議員からは「何で、(三井田だけ)新人議員と同じ防災服なんだ?」と言われたが、以前の防災服は中越沖地震の際に破れたりしたのを補強したボロ服だったことを説明。やはり議会として予算要望して、議員全員分を柏崎市議会と大きく背中に書かれた新しい防災服に変えるべきであった。
「10月2日(日)、午前8時37分、高柳地区一帯に激しい地震が発生した。新潟地方気象台によると震源地は新潟県中越、地震の規模はマグニチュード6.8 柏崎市高柳町事務所は震度6強を観測した。中山間地では土砂災害発生による避難指示発令。高柳地区の各所では、道路が寸断され、土砂災害への警戒、家屋の倒壊・火災等による被害や多数の負傷者が発生し、地域住民、自主防災会、消防団等が協力し、けが人の救出、応急手当等を行うとともに、災害時要援護者の安否確認と避難誘導を行う。また、ガス、水道、電気、通信等のライフラインにも甚大な被害が及んでいる。」
というもので、参加者は384名。
訓練は、災害救助バイク・トラック隊救援物資搬送訓練(新潟県トラック協会柏崎支部、新潟レスキューバイク隊)、消防団遠距離中継送水訓練(消防団第15、16分団)、はしご車救出訓練(消防署)、学校火災放水訓練(消防団第15、16分団、消防署)。
そして、新潟県消防防災ヘリコプター救出搬送訓練及び臨時着陸訓練(新潟県消防防災航空隊、機体は消防防災ヘリコプター「はくちょう」シコルスキーS76B)、救護所設置訓練(消防署、新潟県赤十字安全奉仕団柏崎市分団、保健衛生班)、倒壊家屋救出救助訓練(消防署、消防団第1分団)、多数傷病者事故(倒壊家屋)発生時の救護活動訓練(トリアージを含む)(医師会、新潟県赤十字安全奉仕団柏崎市分団、消防署、消防団、塩沢・坪野・荻ノ島自主防災会救出救護班)、負傷者応急手当(心肺蘇生、AED)実践訓練(消防署、消防団、塩沢・坪野・荻ノ島自主防災会救出救護班)が行われた。
どう見ても二日酔いか軽くひっかけてきた初老の方から話かけられ、煙幕を炊いての火災訓練を見ながら、
「おい、おもしぇーでのぉー」
「は、はぁ・・・・」
予想以上に煙がでてきたところで、
「おお、ごーぎになったねっか、おぃ」
「・・・・」
と地元らしい言葉の復習にもなった。
同時に展示・体験もあり、起震車による地震体験で震度6、煙道通過の2つを実際に体験。展示においては、滅多に見ない新潟県警機動隊の災害車両(水陸両用車)を見ることができた。高柳町での防災訓練ということを考えれば、橋が崩落、川を渡っての住民救出といったシナリオを用意し、実際にこの車両での訓練してもらっても良かったかと思う。
また、原子力安全・保安院、柏崎刈羽原子力保安検査官事務所が、1日保安検査官事務所開設として、原子力防災PR紹介をしていた。これが非常にもったいなく、せっかく来てもらうことから、原子力災害の訓練ではなくとも、震災発生とともに原子力プラントの大まかな状態を把握する訓練も兼ねて行ったらどうかと思い、
「訓練の冒頭、プラントのデータ収集とかそういったことは・・・」
と話しかけたところ、
「できませんっ!機材ないですから」
と言ったきり、シカト状態。
「女川町の事例を見るまでもなく、オフサイトセンターが使えなくなる可能性もあるんで、電話でも何でもプラント状態は把握できるようにする方がいいんじゃないですか」
*宮城県女川町はオフサイトセンターごと津波に流されたため、女川原子力発電所のプラントデータの把握が遅れた。
と言ったところ、そのまま顔を背けてしまった。木っ端役人そのままの態度であり、真摯な態度はない。
「すいませんねー余計なこと言ってぇー」
とその場を離れた。今回の総合防災訓練の計画にはなかったかも知れないが、東日本大震災を経たあとだけに、こういった議論や準備はしておくべきであろう。
これまで議会でも要望してきたように、やはり原子力安全・保安院は分離させた方が良い。
その他、豪雪地域である高柳町で行う防災訓練だからこそやるべきこと、また今後の総合防災訓練で行った方が良いことなど、色々と勉強させてもらった。
12時30分に終了し、そのまま市内某所での会議に出席する。
14時、鉄道活性化事業として、SLが通るということから柏崎駅で弁当などを購入して昼食にしようと思ったものの、既に売れ切れという電話があり、自宅に戻る。
14時30分、ピザトーストパン、照り焼きチキンパン、低脂肪乳で昼食。
食後、 「昭和懐物ランド こどもの時代館」に移動し、所用を済ませる。
17時、事務所に戻ったところで来客。雨が凄いため、インクジェットプリンタで印刷した資料が滲んでいた。
18時30分、スーパーで安くなっていた天然もののブリかまを塩焼きにし、シーザードレッシングとチーズを多めにのせたサラダ、じゃがいもと麩の味噌汁、小粒納豆、ご飯2杯で夕食をとる。
ブリかまについては、養殖ものがよく売っているが、今回は天然ものの値段が養殖と50円しか差がなかったので、天然ものを選択。脂もほどよく、ビールなしでも?楽しめた。
食後から事務所にて、議会改革に関する資料の調査と整理を行う。返信しなければならないメールもかなりの量が溜まってしまっているものの、長時間、ディスプレイ画面を見られないのがもどかしい。
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コメント
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総合防災訓練が高柳地区で行われたことはよいが、救援用ヘリコプターの乗り降りするが各部落との連絡用として4ヶ所ほど必要なのではないか
投稿: ぺんぺん草 | 2011年10月 3日 (月) 00時27分
ぺんぺん草さん、コメントありがとうございます。
ヘリコプターの降下する場所よりも、実際に降雪期だった場合、橋が破損した場合なども想定すべきであったかと思います。
投稿: 三井田孝欧 | 2011年10月 3日 (月) 03時14分