2時、就寝。
6時に起床し、大粒納豆、エビフライ、ミートローフでご飯2杯の朝食をとる。
新聞各紙に新潟県佐渡市の市長選挙に関する記事が掲載されていた。
長年の仲間である佐渡市議会・大桃一浩議員が出馬宣言し、すでに出馬宣言をしている副市長との一騎打ち、行政職員vs政治家というかたちになる。
平成24年2月22日『朝日新聞』
佐渡市長選
一騎打ちの様相
4月1日告示、8日投開票の佐渡市長選に向け、同市議の大桃一浩氏(41)が21日、立候補すると表明した。前副市長の甲斐元也氏(65)、県議の佐藤久雄氏(64)との三つどもえの戦いが想定されたが、佐藤氏は同日、立候補を取りやめた。選挙戦は甲斐氏と大桃氏の一騎打ちになる公算が大きく、引退する高野宏一郎市長(72)の路線を継承するか、刷新するか、が最大の争点となりそうだ。
高野市長は2004年に10市町村合併で誕生した佐渡市の初代市長として「トキと共生する島づくり」を進めた。「朱鷺(と・き)と暮らす郷」の認証米制度の導入で農家の経営安定を図った。
県職員時代から農業政策に通じる甲斐氏も、こうした政策にかかわってきた。「1次産業の活性化が大事で高野氏の政策のよい部分は引き継ぐ」と語る。独自色を出して「単なる後継者ではない」と強調するが、以前から後継者と目され、高野氏の支持者の多くが支援することになりそうだ。
これに対し、大桃氏は、毎年1千人単位で人口が減るなど佐渡の衰退に歯止めをかけられなかったとして、高野市政を激しく批判してきた。
大桃氏はホテル会社の元役員で観光・交通政策に明るい。佐渡空港の滑走路延長問題を解決し、東京―佐渡便の開設などで島内の活性化を目指すのが持論だ。「若い人が島に戻れるような雇用対策を打ち出さなければいけない」と訴える。
一方、佐藤氏は立候補をやめる理由について「昨年、(県議選で)当選したばかりなのに市長選に出るのは市民の理解を得にくい」と語った。かねて市議グループが、大桃氏と佐藤氏の一本化をできないかを水面下で探っており、ある市議は「これで戦いやすくなった」と話した。
食後から事務所にて、議会資料を作成。
9時30分、市役所に移動し、10時から総務常任委員会に出席する。
議題は、「議第1号 平成23年度一般会計補正予算(第13号)」のみである。
最初は、市民生活部、消防本部所管事項の審査。
・戸籍住民基本台帳関係経費 43.1万円
・防災行政無線個別受信機設置工事 620万円
・常備消防光熱水費 156.6万円
・常備消防 通信費 63.4万円
消防関係において、家庭用火災報知器の誤発報も増えており、消防車も緊急通行することから問題となっている。
・非常備消防 消防団費用弁償 623.1万円
・消防団安全安全対策整備 212.7万円
国の第三次補正予算を受け、消防団のライフジャケット等の水災害被害用の資機材の整備。
Q.市民課の受付窓口をローカウンターからハイカウンターにしたいのは理解したが、新年度から外国人関係をはじめ、受付で判断するものが色々増えると思うが、そういった対応で準備が必要なものはあるのか。
A.指摘の通り、外国人の戸籍の扱いが7月に法改正となる。受付カウンターは従来通りとし、外国人については別途、住民記録に移して特別に対応したい。
報告事項は2件、「平成23年度豪雪災害対応について」(防災原子力課)、「常備消防事務負担金について」(消防本部)。
・「平成23年度豪雪災害対応について」
人的被害は14人(死亡2人、重傷2人、軽傷10人)、建物被害23件、災害救助法に基づく要援護世帯に対する除排泄作業のべ427世帯、除排雪経費10億1441万円(うち要援護者世帯の除排雪経費4400万円)であった。
Q.先般、建設業協同組合との意見交換を当委員会で行ったが、担当課の皆さんもそうだし、除雪業者への不満も多く市民から寄せられたことと思う。感情的なものを排除して、除雪を考えるために一度、業者の生の声や担当課に寄せられた苦情(850件)など、事例報告してもらうような場は設けれないか。
A.苦情の分析をし、どこの場で報告するのかを含めて、検討したい。
・「常備消防事務負担金について」
一般会計補正予算(第13号)の歳入13款分担金
及び負担金2585.8万円は、平成23年4月1日付けで刈羽村、出雲崎町との常備消防事務負担金について、計算ミスが監査委員事務局から指摘を受けた。よって、返納してもらった。
少し早目の11時40分から休憩となったので、会派室にて議会関係の資料の読み込み。
12時、「割烹おくい」(電話:0257-24-6486)の弁当で昼食をとりながらも各資料に目を通す。
連日の懇親会で胃が荒れているのか、普段なら真っ先につまみそうな鶏の竜田揚げよりも、刺身の方に箸が向いてしまう。
13時から総務常任委員会が再開し、「議第1号 平成23年度一般会計補正予算(第13号)」の総合企画部、財務部所管事項の審査。
・市町村民税 1億6300万円の減収
個人については、納税者が減ったことや社会保険控除が増加。法人も東日本大震災の影響もあり1億円の減収。
・固定資産税 5億9301万円の増加
東京電力の災害対策による増収
・財政調整基金積立金 2億円
これにより38億円の基金となる。
・庁舎営繕費 120万円
地下女子更衣室の改修
・電源立地地域整備基金積立金 1437万円
・原子力発電施設等立地地域特別交付金事業基金積立金 385.8万円
・えんま通り地区優良建築物等整備事業補助金 326万円の減額
A1地区の事業見直しが行われた。完成予定が平成24年度になったため、今年度分の補助金は繰り越し。
・飯塚邸管理運営費 50万円
庭園内の池の修繕
・市民会館費 1億4947万円の減額
実績による減額
建築本体で87%進捗しており、外部の照明などの工事が大雪で実施できないため、1ヶ月先延ばしする。
周辺道路の共用は4月17日を予定。
・市民会館土地購入費 1790万円の減額
300平方メートル不用となったので、減額
Q.人件費の補正で、農業委員会委員選挙が未実施で減額補正するとあったが、6月の時点で選挙がなかったことが分かっており、もっと前に補正すべきではなかったか。
A.慣例的に年度末に行っている。
Q.やはり9月定例会や12月定例会あたりで補正するのが、財務上のシンプルであり、適正とは思うがどうか。
A.災害もあったので、他の事業でも影響がでることを勘案し、慣例通りに年度末の補正となった。
Q.飯塚邸について、池の修繕ということであるが、再オープン時には、どういったかたちで公開できるのか、あらためて、範囲等を教えてもらえないか。補正で今回やれば、公開に耐えうるようなかたちになるのか確認したい。
A.建物のなかは案内でき、庭や池も公開に耐えうるようにしたい。
Q.こんな大雪を経験したからこそ、冬の公開もできるように工事の手法を考えたらどうか。これだけお金(これまで億単位)をかけて、もったいない。冬の観光にも使うべきではないか。
A.ほとんど雪をかぶってしまうので、12月には閉館にしている。検討はするが難しい。
報告事項は以下の4件であった。
・「柏崎市情報化関連業務委託(包括アウトソーシング)SLA評価報告書 平成23年10月~12月度」
議事録を5日以内という期限までに提出しなかった事例があった。
Q.議事録の提出期限についてはシステムうんぬん以前の問題だと思うので、早急な改善を願いたい。第4四半期への取り組み(ファイルサーバ容量増強、メールボックス容量、リモートアクセスのデスクネッツ庁外利用サービスの構築)も分かったが、昨今、臨時職員や窓口に特化した業務などもあり、フルスペックの端末(PC)ではなく、シンクライアントでも良いと思われるので、そういった検討はないのか。
A.端末の入れ替えを2~3年後に考えており、検討している。
・「合併特例債事業の状況について」
合併特例債(会田市長は借金に変わりな「毒まんじゅうだ」と言って選挙をしながら、できる限りの適用)について、特例期間内である平成27年度までの最終見込みとして、新市民会館移転改築事業費を圧縮することで、33億4100万円となった。
・「柏崎市文化会館アルフォーレの管理に関する基本協定について」
かしわざき振興財団・新潟照明技研共同事業体との協定を指定管理者制度の通りに締結。
修繕が生じた場合、50万円以上は柏崎市が負担する。
Q.アルフォーレの一つの売りは、災害に強い施設のはずであり、「災害時における施設利用の協力等に関する協定書」を4月1日に締結するなら、是非、そのことについても別途、知らせてほしい。新年度の総合防災訓練は中央地区で実施予定となっており、アルフォーレを災害訓練のために使う絶好のチャンス。協定も十分に考えたものにしてほしい。
A.災害時のことはあくまで協定。地域防災計画の見直し中であり、この協定では概略、詳細は今後詰め、災害時の初動など協定書とは別に覚え書きなど交わしたい。
15時から10分間の休憩ののち、引き続き、報告事項。
・「平成23年度行政改革推進計画の進捗状況」
市役所のスリム化:職員959人
行政サービスの質、執行能力向上:消防職員を含む全職員に人事考課
第三セクターなどの健全運営:農業振興公社の廃止
市の保有する施設の見直し:さざなみ学園、枇杷島・東部保育園の民営化、小学校の統廃合
次世代へつなぐ行政改革:起債の繰り上げ償還、元気なまちづくり事業補助金の交付
*今後、ホームページで公表の予定(行政評価の取り組み、公の施設のあり方検討会、指定管理者の導入・更新状況)
・「農耕作業用小型特殊自動車に係る課税誤りについて(報告)」
平成19年(除斥5カ年のため、現在から過去5年分)で、対象者はのべ140者、のべ353台、還付金の合計は680万1800円。速やかに還付するとともに、小型特殊自動車を軽自動車として、登録するよう周知する。
報告事項ののち、討論、採決。気になった点の意見を付しての賛成を行い、15時50分に終了。
16時10分から部会長を努める議会改革に関する特別委員会の第一部会、第9回検討会に出席する。
これまで議論を重ねてきた議員倫理条例についての法制担当によるチェックが終わったことの条文への反映、そして各会派からのコメント集約について議論を行った。
「新潟県柏崎市議会議員倫理条例(案)コメント反映」(pdf形式)
18時10分に終了し、書類を整理したのち、事務所に戻る。
19時、市内某所に移動し、懇親会に出席。柿の種やイカの薫製などをつつきつつ、缶ビールを飲みながら、若い世代の意見を聞く。とにかく遊びの場がない、という意見だったので、柏崎の自然を使う遊びについて、説明させてもらった。
中座させてもらい、20時30分、市内某店に移動して、別の懇親会に出席。
参加されている方のなかに、異常に敵意を燃やして突っかかってくる20代後半か30代前半の方がいた。「議員なら誰の意見でもちゃんと聞けよ」といきなりのタメ口。いくら酒席とはいえ、初対面、しかも(一応は私が)年上への態度としてふさわしくないので、「そんなに喧嘩したいのか」と言ったところから、騒動となった。
結局、大人しくさせた本人に聞いたところ、某勢力、市役所職員複数(組合含む)から「市の金を使って遊んでいる」「原子力利権で金が入っている」「暴力団の構成員で市長や他の議員を脅している」「マスコミの記者も雇っている」などという根も葉もない話を聞き、ネット上での私への誹謗中傷も信じたため、周囲の人の目があるので、イキがって喧嘩腰の態度をとったことが分かった。
場がすっかりシラケたため、事務所に戻って仕事をしようと思ったものの、逆に周りの方が気を使ってくれて、お店を変えようということになり、結局、その後に移動。
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