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2012年2月10日 (金)

佐渡フィルムコミッション「飛べ!ダコタ」
亀の手ラーメン

 4時過ぎになっても仕事が終わらず、寝ると起きることができないと思い、そのまま徹夜。

 6時30分、大粒納豆、生卵、山芋とろろでご飯2杯の朝食をとる。

Cimg1644 大雪のなか新潟市まで移動し、9時過ぎ、やっと佐渡汽船の新潟港ターミナルに到着。
 直江津港-小木港で乗ったことがあるカーフェリー「こがね丸」(全長120.5メートル、旅客定員1133名、最大速力21.7ノット)の2等船室で一路、佐渡に向かう。

Cimg1646 いままでカーフェリーのなかをゆっくりと見てまわることがなかったため、怪しまれない程度に船内を散歩。
 ゲームルームには、懐かしの業務用ファミコン「ファミコンボックス」が、まだ現役として活躍しており、「任天堂プロレス」「F1レース」「魔界村」など30代以上が喜ぶラインナップであった。

 12時、両津港ターミナルに到着し、タクシーにて佐和田地区に移動。

Cimg1652 12時30分、映画「飛べ!ダコタ」制作支援実行委員会事務局に到着し、これまでの経緯などをお聞きする。
 我が柏崎市も地元出身の映画監督が注目されるとともに、映画化した方が良いような近現代史の秘話があり、今回のこの佐渡市での取り組みを参考にしたいための視察である。
 主な内容は以下の通り。

Cimg1649・戦後まもなく佐渡市内に墜落した英軍戦闘機を本国に戻そうとした佐渡市民の物語をもとに、映画が作られることになった。
・佐渡市の地域の歴史を継承しようと始まったことから、佐渡フィルムコミッションを通じて、映画化が決定した。

<地元研究者:仲田氏>
・旧両津市の教育委員長を務められた方が、平成14年度から総合学習がはじまるため、地域の資料集『佐渡地域史研究 第3号』を作成したことが発端。
・子供たちが世界にでていくときのため、いかに地元の歴史を知っておくのかという視点が大切かという宇宙飛行士の野口聡一氏が旧両津市にお越しになった際、教育長が佐渡島案内をした。野口氏が興味をもたれたのは、どんど焼き、能の里、大膳神社の能舞台。地域の伝統文化を子供に教えることが大切だと野口氏が子供に話をした。
・そのうち佐渡フィルムコミッションがこの題材を映画化しようとの話になった。
・この事実は自分の父親から聞いていた。現在80歳前後の人は知っている。警防団、婦人会などが一斉に動いた。
・いま記録に残しておかなければ、この話が埋もれてしまうという思いであった。
・戦後、米陸軍の第8軍27歩兵師団(8000人、グライダー少将)が進駐してきた。この事件については、ある程度、英軍と連絡をとっていたと思われる。
・最後に英軍兵士と地元民との別れの際には、「蛍の光」を歌った。
・鬼畜米英と当時は習っていたが、天皇陛下の玉音放送があったので、敵兵を殺すことがなかったのではないか。

Cimg1651

<佐渡市役所 観光商工課>
・実機はフロリダに実在している。機体自体も数奇な運命をたどっている。
・機体のドキュメンタリー映画を作ろうとアメリカ人が思っていたところ、平成22年に飛行機のオーナーや当時の整備士の息子さんなどが佐渡を訪れた。それが、奇妙な縁となった。しかも、それはネット上のSNSを通じてであった。
・佐渡フィルムコミッションから新潟のフィルムコミッションを通じて、映画監督協会に話を通した。
・現在、90人ぐらいが集まって、ボランティアとして活動している。

Cimg1650_2

Cimg1653 終了後、佐渡市議会・大桃一浩議員と合流し、13時50分、「こだわりラーメン 出世街道」(電話:0259-52-8611)にて、昼食をとる。
 佐渡島独自のラーメンを作ろうとしているお店でこのお店が2店舗目。
 お店の暖簾が「ラーメン」ではなく「ララーン」となっていたので、単なるギャグかと思ったら、暖簾が「ラーメン」のときは大盛りが無料という表示だそうである。

Cimg1654 佐渡島特産オリジナルラーメンは、乾燥カメノテスープを使った「亀の手醤油ラーメン 杉樽三年熟成醤油 800円」と乾燥フジツボスープを使った「フジツボ塩ラーメン 沖縄ぬちまーす塩味 800円」の2種類。さらに麺を選ぶことができ、北海道より空輸するという「黄麺」特注超熟成多加水麺、京都より取り寄せているという「白麺」特注熟成低加水麺がある。
 どっちをどの組み合わせで食べようか迷ったものの、結局、「亀の手」は「黄麺」、「「フジツボ」は「白麺」で注文。

Cimg1661 最初に来たのは「亀の手醤油ラーメン 杉樽三年熟成醤油 800円」で、一週間寝かせたという多加水麺のプリプリっぷりと磯の香りを支える濃厚な醤油味が好みである。醤油は滋賀県の丸中醤油、みりんは新潟県内の長岡市・住之井酒造の本みりん。カメノテの強烈な個性を受け止めるベースがあってのラーメンである。

Cimg1662 続く、「フジツボ塩ラーメン 沖縄ぬちまーす塩味 800円」は「白麺」を選択したのが間違いであったのか、スープは「亀の手」よりも深い味わいと思うものの、ラーメンとしてのパンチ力が若干抑え目。フジツボ、鶏がら、鶏油と食材としては好みであったが、スープを吸う低加水麺よりは多加水の細麺で楽しみたかった。「天下一品」のコッテリなどは、低加水麺がよく似合う。

 14時30分、すっかり満腹となり、お店を後にした。メンマも好みの戻し具合だったので、もう一度来たいお店である。

Cimg1665 申し訳ないことに、大桃議員に両津港ターミナルまで車で送ってもらい、16時、佐渡汽船のなかでは最大のカーフェリー「おけさ丸」(全長134.7メートル、旅客定員1705名、最大速力23.4ノット)で新潟市まで戻る。
 冬の船旅もなかなかオツなものである。

Nec_0002 宿泊先のホテルにチェックインしたのち、19時30分、「逸品亭 竜宮郷」(電話:025-241-4348)に行き、有志での新年会。
 昼食が遅く、かつ大量に食べたため、あまりお腹は減っていなかったが、好物の「鯨みそ漬(本皮) 500円」、「もつ煮込み 470円」をはじめ、美味しいものが並んだため、生ビールについ手がでてしまった。

 22時過ぎ、新潟市内の6周年となる馴染みの某店で二次会。なぜか漫画「魁!!男塾」話となる。現実を無視した、突き抜けたストーリー展開が懐かしい。最近では、「トリコ」がそれに近いと思う。

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コメント

「飛べ!ダコタ」のことが2月19日付の新潟日報・社説で取り上げられていました。

「飛べ!ダコタ」 隠れた史実に光が当たる
http://www.niigata-nippo.co.jp/editorial/20120219.html

“(中略)佐渡は人口減少や高齢化が進む。今回の映画化が佐渡の元気回復につながることを望む声もある。
身近な史実に光を当てることで、地域の自信を深める。そうして未来を明るくするエネルギーを生む。
「飛べ!ダコタ」にはそんな役割も期待したい。“ 


歴史の継承と地域の活性化・・映画を通してどちらもよい効果を生みそうですね。
官民一緒に頑張っている点も好感が持てます。
柏崎でもこんな風にまちを盛り上げることができたらいいと思います。

投稿: 紫 | 2012年2月20日 (月) 22時07分

 紫さん、コメント、情報ありがとうございます。
 たった一口で申し訳ないところですが、映画「飛べ!ダコタ」の協賛で送金しました。
 柏崎にも色々な秘話があり、映画化で盛り上がればと私も思っております。

投稿: 三井田孝欧 | 2012年3月 4日 (日) 14時48分

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