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2012年4月 1日 (日)

第56回自民党新潟県連青年部定期大会
石破茂衆議院議員講演

 3時、就寝。

 7時に起床し、大粒納豆、甘エビの刺身、甘エビの頭を大量に入れてダシをとった味噌汁でご飯2杯の朝食をとる。

 身支度をしたのち、9時、新潟市に向かって移動する。

Cimg1943 11時、新潟市内に入り、ANAクラウンプラザホテル新潟に到着。遅参となったが、第56回自民党新潟県連青年部定期大会に出席する。
 来賓紹介ののち、活動方針、決算承認、予算、役員選出、大会決議の議案が提出され、無事に可決。

 議事途中において、阿賀野市長選挙に立候補した青年部の先輩である雪まさふみ氏、阿賀野市議会議員選挙に挑戦する本田ひでと氏のご紹介があった。是非、良い結果になってほしい。

 大会決議は以下の通り。


大会決議

一 私たちは、わが国の優れた歴史・伝統・文化、連綿と先達から受け継ぐ豊かな国土を守り、次世代に引き継ぐため、様々な研鑽機会を通じ党の再生を目指し若い英知を結集するものです。

一 私たちは、この国を覆う閉塞感を脱し、国民に我が党の明確などジョンを示すため、立党の原点に立ち返り希望あふれる未来を措く主導権を取り戻します。

一 私たちは地域愛に根ざし、危急存亡の危機にある我が国の政権奪還に向け責任と自覚をもって地方組織の保守を貫き誇り高い団結のもと来たる衆議院総選挙の必勝を期すものです。


Cimg1946 12時15分から講師である自民党・前政調会長・石破茂衆議院議員を囲んでの昼食懇談会。
 例の暴行事件がすっかりネタとなってしまったなか、同世代のメンバーと食事をともにする。

Cimg1956 食事が終わったのち、自民党柏崎支部長である与口善之議員、自民党柏崎支部青年部長とともに、石破茂衆議院議員に柏崎市の現状と要望を書いた書類を説明しながらお渡しした。
 原子力発電所の警護に関しての自衛隊の必要性、そして8号バイパス、日本海縦貫鉄道が防災上、軍事上、経済対策として推進すべき、との内容をご理解いただけるような書類である。

 13時30分から「自民党の今後のあり方について」と題した石破茂衆議院議員の講演。

Cimg1961

 内容は以下の通り。

・テレビで実物は見たほど、怖くないと言われる。
・選挙調査では、民主党の半数は落選するとされており、本会議場で話したい、テレビにでたい、という思い出作りに励む民主党の議員もいる。
・解散総選挙を求めることが目的ではなく、あくまで自民党で多数をとり、どうやって安定政権を作るのが目的。
・世論調査では、思うほど自民党が上がっておらず、民主党と同じぐらいの支持率。向こうがダメだから、こっちが勝ったということではならない。
・5年前の参議院選挙でも自民党は大敗しており、あのときから自民党へ有権者は警告を鳴らしていたと見るべき。前回の総選挙の自民党の歴史的大敗はその総決算。
・総選挙の大敗のなか、それでも小選挙区で勝った4県は、テレビアサヒが映らない地域という話もあった。
・自民党政権末期は毎年総理が代わり、それが国民にあきられた原因。
・安倍首相は憲法、教育の見直しで就任。福田首相は、環境や食料面で世界に貢献するとした。麻生首相はリーマンショックのあと、補正予算の連続で経済の失速を防ぎ、中国をにらみつつ、インドなど同じ価値観をもつ国と連携を進めた。なぜ、それらが一年しかもたなかったのか。それは自民党が国民受けを狙うようになったからではないか、と思う。
・大臣もちょくちょく変わっていた。防衛大臣は9ヶ月で4人も代わり、農林大臣も1年9ヶ月で5人も代わり、麻生内閣で自分が拝命して6人目。
・これだけ大臣が変わると国際会議での発言力も落ちる。結果、国益も損ねている。国際会議で勝つのは、その会議において主のようになっているベテラン。
・世界国防大臣会議は毎年6月にシンガポールで行われるが、日本は毎年変わっている。修羅場である国際会議の場でこのような状況では、国益などは確保できない。これが自民党の悪さである。
・75歳以上の方は、65歳以下の3倍の医療費がかかっており、税金で5割、若い世代で4割、1割は個人負担にしてもらった。良い制度であるが、名前が後期高齢者という悪い名称であった。こういった気遣いのなさも自民党の反省点。厚生官僚は、当初、後期高齢者ではなく、末期高齢者とつけようとしていた。さらに各地域のシミュレーションも作っていなかった。年寄りいじめ、大臣はデタラメという政党に自民党は成り下がった。
・日本で一番高齢化率のスピードが早いのは首都圏。集落崩壊の村など日本国中に困っている人がおり、それを自民党が分かったいなかった。そこにお試しの民主党がでてきたので、国民は飛びついた。
・前回の総選挙の状況は、宇野総理の選挙以来、バッシングであり、自民党の街宣車がくると人が散るような状態もあった。
・子ども手当を民主党は用意したが、給食費の未納もなくならず、親が自分のために使う例が多くなった。
・高校無償化についても、高校を義務教育化するようなもので、それよりは大学で分数を教えるような教育自体を見直すべきであった。
・3年経って、国民は民主党のおかしさに気付いた。民主党はできないことを分かっていて嘘を言ったならサギ、分かっていないで言っていたなら、ただのバカ。
・内政は間違えても、ある程度取り返しはつくが、防衛、外交は取り返しがつかない。それは中国船の尖閣諸島に来たのが証拠であり、試されている。
・「普天間基地は国外、最低でも県外」と鳩山首相が言ったが、それが迷走のはじまり。自民党が長年、沖縄のために移転問題に取り組んできたことが、すべて水の泡になった。アメリカ海兵隊は、遊びで沖縄にいるのではない。アメリカ国民がどこにいても、有事に助け出すのがアメリカ海兵隊。海があるのに、海兵隊がないのは日本だけ。陸軍、海軍、空軍が出動するには時間がかかる。まっさきに現地にいき活動するのが海兵隊。だからこそ、最前線にいる必要があり、沖縄にいる。
・北朝鮮は必ずミサイルを撃つ。29歳の若者が年長者を敬う儒教の国で権力を握るためには、ミサイルか核開発の成功しかない。
・朝鮮半島が動乱状態になったとき、韓国に在住する日本国民を助けにいくことはできない。現在の日本の法体系にはなく、アメリカ海兵隊にお願いしなければならない状態。
・中国人は「酒を飲んで騒ぐ人間」「媚びへつらう人間」を嫌う。しかし、民主党は小沢チルドレンとして中国詣でをし、中国側に隙を与えた。
・民主党が怖いのは、法律を知らない、組織の動かし方を知らない、人の気持ちを知らないところ。一日でも長く政権においておくわけにはいかない。
・東日本大震災でも民主党国会議員は現地視察にいくが、何もせず、作るべき法律も分からない。民主党は、阪神淡路大震災特別法の「阪神淡路」を「東日本」に変えてだけ、提出してきた。結局、自民党で法案を作った。
・手柄は自分たち、失敗したら現場のせい、これが民主党の手法。
・借金の積み重ね、憲法改正に向き合ってこなかったことは自民党が反省すべき点。
・民主党が悪い、という話ではなく、自民党ならどうするかを語るべきである。
・1万円札は30円の紙であり、使ってなんぼ。日本国内の6割以上の金は60代以上がもっている。
・日本の高齢化社会は、いまは3合目ほどであり、これからが本番を迎える。裕福な人にも同じような福祉サービスを与えるようなら、この国の財政はもたない。
・原子力発電を推進してきたのは自民党であり、安全であると盲信していた自民党の反省はある。世界の先進国は原子力を推進しており、これを止めることはできない。自民党は、国民に原子力発電の取り組みを説明し、世界に誇る安全な原子力発電所を造るべき。
・東日本大震災の被災経験。この国はまだ捨てたものではない。これからの日本を立て直す、今さえ良ければ良い、ではなく、先人、次世代に責任をもてる政治を自民党は行っていくべき。
・平和を愛する諸国民と憲法にはあるが、そうではない事態にある。東日本大震災でも非常事態宣言がなく、自衛隊の存在も憲法には規定されていない。これはまともな国家ではない。

長島忠美衆議院議員が菅首相に言った「避難所に砂利を引くな、車椅子の方が通れないだろう」の言葉が印象に残っている。あの姿こそ、現場を知る自民党国会議員の姿だと尊敬している。

 講演会終了後、衆議院議員新潟一区、三区候補が挨拶をされた。我が柏崎が含まれる新潟二区だけが動きなしである。

Cimg1963 14時45分から懇親会となり、自民党・佐藤信秋参議院議員、自民党・中原八一参議院議員、衆議院議員新潟一区・石崎徹支部長、三区・斎藤洋明支部長、四区・金子恵美支部長からの決意の挨拶ののち、乾杯。
 同じテーブルに三条市議会・岡田竜一議員や上越市からお越しの若手、ほかにも南魚沼市議会・林茂男議員もいらっしゃり、政治に限らない話で盛り上がる。

 懇親会終了後、例の暴行事件について弁明のためのマイクを用意してくれたので、 「一切、私は相手を殴っていません、やってません」と話したものの、かつてのオウム真理教の「わーたーしーはーやってないーけっーぱーくーだー」風になってしまった。

 帰路につき、18時、事務所に戻る。

Cimg1966 有志2名と軽く打ち合わせをしたのち、18時40分、「麺場 風雷坊」(電話:0257-32-3815)に行き、「濃厚しおらーめん 780円」を無料の大盛りにしてもらい、夕食をとる。「しおらーめん」の解説は「ホタテやエビなどをふんだんに使用したダシに安塚の塩、伯方の塩、沖縄のシママース」とある。
 懇親会のあとであったが、おろしニンニクをたっぷりと入れ、一気に食べ終えた。

 20時30分から某集まりの懇親会に顔をださせてもらう。やはり、例の暴行事件の話題となり、相手議員を守りたい某議員が玄関口で話したという

「三井田が飯塚寿之議員を挑発して、(三井田が)自分で怪我した。三井田は加害者。」

という狂ってるとしか言えない「言い訳」論法が話題となった。席を離れて座っており、唐突なことだったので、ソファーについていた右手に荷重がかかったのも、相手は「嘘」だと言いたいのであろう。
 事実が明らかになる日を待ち遠しい。

 22時に帰宅。

 週刊誌2冊を持って風呂に入ったのち、23時30分から事務所で事務仕事を行う。

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コメント

石破茂氏の発言内容は的確性にあっているものとして認識はしているが、問題は認識していても行動規範にそれらを改善したものを、取り入れる要素努力することこそが、大切ではないだろうか。
 再認識を要すべきであると思う。民主党にも対しても言えることであるが。
 政党人であればこそが、なおさらの事であるとおもう。共に努力しましょう。

 ぺんぺん草さん、コメントありがとうございます。
 政党人が「言行一致」できるか否かではないか、と思っております。

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