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2012年6月

2012年6月30日 (土)

かしわっ子クラブ鵜川ホタル観察会
頑張れ日本全国行動委員会新潟県本部設立準備委員会

 3時、就寝。

 7時に起床し、大粒納豆、鯵の開き、キャベツの浅漬けでご飯2杯の朝食をとる。

 9時、事務所に来客があり、法的な関係での打ち合わせを行う。

 打ち合わせ終了後、愛車で新潟市に移動。

Cimg2365 12時、昭和の喫茶店のナポリタンを食べたいということで、某氏とともに、古町にある「ムーラン」(電話:025-224-7521)で昼食をとる。店先には昭和の香り漂う食品サンプルが季節感関係ない人形、招き猫とともにショーウインドウ内にディスプレイされている。
 昭和の香りは見た目だけではなく、価格も昭和のままか?と思わせるようなもので、「ナポリタン 380円」、「フルーツパフェ 400円」といった、どこかの社員食堂かと思わせるような設定。

Cimg2364 当初の目的通りにドリンク(アイスティーを選択)付きの「ナポリタンセット 500円」を注文し、きっちりとした?トマトケチャップ味を楽しんだ。ちょっとした生野菜サラダ、トマト、ポテトサラダ、そして食品サンプル以上に盛りがいいスパゲティに満足であった。

Cimg2366 12時40分、クロスパル新潟に移動し、13時から、新潟中国総領事館問題を考える会の第6回勉強会、頑張れ!日本全国行動委員会新潟県本部設立準備委員会の第3回総会の合同会議に出席する。
 議題は以下の通り。

1.新潟中国総領事館問題の現状と今後の協力
  説明者:新潟中国総領事館問題を考える会 吉田代表

2.講演会実施計画について
   説明者:三井田、新潟中国総領事館問題を考える会 吉田代表

3.陸上自衛隊総合火力演習(夜間射撃)ツアーについて

 講演会については、8月5日(日)に実施する方向となった。

 会議終了後、「昭和嗚呼怪物 万代パビリオン」に寄り、7月22日に行う古谷敏氏のトークショーの宣伝ポスターを受け取る。

 柏崎までの帰路のなか、某氏宅に寄り、近況報告や意見交換を行う。

Cimg2367 17時20分、中央地区コミュニティセンターに移動し、かしわっ子クラブ特別企画「ホタル観察会」の準備を行う。引率者としてのボランティア参加で、6年生の担当となった。
 参加者の人数確認したのち、2台のバスに乗車し、一路、鵜川地区に向かう。

Cimg2369 鵜川地区に到着し、19時、綾子舞会館にて集合写真を撮影。
 せっかくの機会なので、綾子舞をずっと観ていきたかったが、その後の行程も残念ながら、一部しか観ることができなかった。
 会場周辺で販売されていた自家製味噌なども魅力的。

Cimg2374 鵜川コミュニティセンターに移動し、19時30分、持参してきたおにぎり(たらこ)に加え、用意してもらった具沢山の豚汁、お裾分けで頂戴した一夜干しするめ、トマト、珍しいきゅうりの佃煮で夕食をとる。
 サウナのような鵜川コミュニティセンターの体育館で、熱い豚汁というイヤでも思い出になる状況であった。

 20時から蛍の鑑賞で40分ほど歩く。幻想的なまでに蛍が乱舞している風景を見ることができた。
 ただ残念なのは、最近のLED化に伴い強力な光になったライトで、蛍を照らしてしまう人が多いことである。見つけたという気持ちは分かるが、ライトを蛍に向けないでほしいところ。

 21時30分、中央地区コミュニティセンターに到着し、挨拶をしたのち解散となった。

 21時45分に一旦、帰宅し、その後、来週の視察準備や買い物など市内をまわる。

 23時、帰宅して熱めの風呂に入る。

2012年6月29日 (金)

第7回柏崎市農業委員会総会
人・農地プラン説明会

 3時、就寝。

 7時に起床し、大粒納豆、卵焼き、ほうれん草のバター炒めでご飯2杯の朝食をとる。

 10時から市内まわり。作成した資料等をお渡しし、報告を行う。雑談のなか、某議員が「三井田は暴力団員で、昔から不良で手をつけられなかった」とある集まりで発言したことをお聞きした。わざわざ私の名前を宣伝してくれるのはありがたいが、中身はまったくの嘘である。某議員は嘘がばれない、市民は騙せる、とでも思っているであろうか。

 12時50分、自宅に戻り、おにぎり2個(たらこ、昆布)、粗挽きウインナー、もずくの味噌汁で昼食をとる。

Cimg2359 13時過ぎ、市役所に移動し、13時30分から農業委員として、第12回農地部会に出席する。
 議題は農地法第3条許可申3件、農地法第4条許可申請3件、農地法第5条事業計画変更承認申請2件、農地法第5条許可申請7件、農業経営基盤強化促進事業に基づく農用地利用集積計画の取消しの決定について(公告前に合意解約としていたが、公告の取り下げ願い及び合意解約書の提出を失念)であり、すべて許可となった。
 農地部会終了後、第6回農政部会となり、平成24年度建議活動に係る小委員会中間報告について、農地移動適正化あっせん事業が議題となった。建議項目は、昨年度の項目に人・農地プランの積極的な支援体制、地産地消、園芸振興、集落・農家への支援としてのカメムシ対策が加えられた。地産地消推進条例が可決したことから以下のような意見を述べた。

Q.建議項目にJA柏崎の直売所をはじめ、地域の直売所の支援が入っているが、さらに加えて地産地消を推進するための農家の支援も入れるべきではないか。すべての農産物を地産地消できれば良いが現実は難しい。しかし、多少の農家への支援があれば、取り組める場合もあるため、地産地消のための農家支援も入れるべきと思われる。
A.意見として小委員会にて検討したい。

 14時30分に農政部会が終了し、10分間の休憩。休憩中の雑談のなか、タニシの美味しい食べ方が話題となり、さっと湯がいて身をだし、味噌と酒粕で煮るタニシの酒粕煮をお聞きした。今度、機会をみつけて試してみたいと思う。

Cimg2360 14時40分から第7回柏崎市農業委員会総会となり、まず全国農業新聞の普及等情報活動の強化に関する申し合わせ決議についてが議題となった。
 決議(案)は以下の通りであり、協議の結果、可決した。


「情報提供活動」の一層の強化に関する申し合わせ決議(案)

 東日本大震災や東京電力福島第一原子力発電所事故からの復興に向けた対策が急がれており、この対策を円滑に進めるためにも情報の持つ役割・機能がますます重要となっている。
 また、TPP(環太平洋経済連携協定)等の農産物貿易自由化に向けた動きや、復旧・復興を念頭においた農業・農村再生対策など、まさにわが国農業・農政は激動の時代を迎えている。
 このような中、農業・農村現場の実態や生の声を的確に把握し発信するとともに、地域の農業者に農業政策の情報等をわかりやすく丁寧に普及・浸透していくことが求められている。
 このため、農業者の公的代表である農業委員会系統組織として、情報の受発信活動の重要性を深く認識し、全力で取り組む必要がある。
 われわれは、全国農業新聞・全国農業図書を活用した農業委員会と農業者、地域住民との「信頼の絆(きずな)づくり」を組織活動の核に位置づけ、農業委員会法第6条第2項第5号に基づく情報提供活動の一層の推進を図っていくことが重要である。
 よってわれわれは、農業者の公的な代表としての農業委員会系統組織紙である「全国農業新聞」を農業者をはじめ関係者に広く普及推進することをここに申し合わせ、決議する。

平成24年6月29日 柏崎市農業委員会


 続いて、農地利用集積円滑化事業規定の変更に対する決定が議題となり、承認された。

Cimg2361 15時15分に終了となり、引き続き農政課からの人・農地プランの研修となった。

・人・農地プランは人と農地の問題を解決するための将来の設計図。
 今後の中心となる経営体(個人、法人、集落営農)はどこか
 中心となる経営体へどうやって農地を集積するか
 中心となる経営体とそれ以外の農業者(兼業農家、自給的農家)を含めた地域農業のあり方(生産品目、経営の複合化、6次産業化)をどうするか
・市町村が人・農地プランを作成することが要件として、各種の支援制度がある。
(1)青年就農給付型(経営開始型)
   原則45歳未満で独立・自営就農の場合年150万円を最長5年
(2)農地集積協力金
   中心となる経営体に農地を提供する人への支援
(3)スーパーL資金の金利負担軽減措置
   認定農業者が借り入れをする際、当初5年間を実質無利子にする。
・青森、岩手、宮城、福島、茨城、千葉の6県の東日本大震災で津波の被害を受けた被災市町村等(指定50市町村)については、「人・農地プラン」の代わりに「経営再開マスタープラン」を作成。

 16時に研修が終了し、会派室で資料作成を行う。

 18時10分、一旦、事務所に戻る。準備をして平成24年地域懇談会(第三中学校区)のため、移動しようとしたところ、訪問者や電話のラッシュ。その後、弔問も入り、市内をまわる。

Nec_0001 20時、自宅に戻り、スーパーで半額になっていたます寿司、オクラの醤油漬け、粉末状にした花椒をこれでもかと入れて激辛、激しびれにした麻婆豆腐、挽き割り納豆と大根おろしの和え物、ビール500ml3本で夕食。
 オクラの醤油漬けは大きくなってしまったオクラを使ったので、噛み切れない部分もでてしまった。

 食後から事務所にて、録画しておいたテレビ番組を見ながら、紙の資料をpdfファイルに変換する。

2012年6月28日 (木)

新潟中国総領事館移転拡大問題:契約、支払い済み発言

 3時、就寝。

 7時に起床し、大粒納豆、ハムエッグ、カニかまサラダでご飯2杯の朝食をとる。

 午前中は事務所にて、DVDを見ながら会社の決算に関する資料をまとめる。

 13時、午前中に「孤独のグルメ」のドラマ版「第7話 武蔵野市 吉祥寺 喫茶店のナポリタン」をDVDで見てしまい、美味しそうだったスパゲティ・ナポリタンと小さいハンバーグ、味噌汁、そして白いご飯という炭水化物祭りで昼食。
 ケチャップだけの味付けが懐かしい。

 14時から農業委員会の農地パトロールとして、担当地区の松波、荒浜、高浜地区をまわる。梅雨がどこに行ってしまったのか分からない天気である。

 17時、事務所に戻ったところで来客。

Nec_0003 20時20分、フランスパンのバゲットに荒挽きマスタード、バターを塗り、ハム、ポテトサラダを挟んだバゲットサンドイッチ、コーンポタージュ、低脂肪乳、グレープフルーツジュース、小粒納豆と梅肉の和え物で夕食をとる。

 食後から事務所にて資料作成。

 広大な土地取得で問題になっている新潟中国総領事館移転拡大問題について、王総領事が応じたインタビューが『日本経済新聞』新潟版に掲載された。
 土地の取得費について「お金も払っている」が、手付金だけなのか、それとも全額なのかが不明な上、北京にある日本大使館についても「(破格の値段で)土地を提供した」とあるものの、中国土地取得はできないため怪しい言い回しである。
 日本全国の在日中国人をカバーする東京都内の大使館をはじめとする関連施設をすべて合わせた面積よりも大きい5000坪近い土地が、何故、新潟に必要なのか。その説明は未だに無い。


平成24年6月27日『日本経済新聞』新潟版

はばたく新潟
時の人
移転用地購入、両国の交流促進

中国総領事館総領事 王 華氏

管轄拡大 スタッフ倍に

 新潟市に本州日本海側初の中国総領事館が開設して2年が過ぎた。総領事館の設置で新潟と中国間の交流が増えた半面、総領事館の移転に反発する声もある。今回、移転に伴う土地購入を公に初めて認めた王華総領事に現状を聞いた。

--この2年を振り返った成果は何でしょうか。
「中日交流を促進し、経済、文化、市民交流など様々な面で友好関係を築くことができた。例えば上海便は週2便だったのを航空会社と中国政府に働き掛けて、週4便に増便した。来年は毎日運航にしたい」
「観光面では来訪者を増やすよう努力してきた。新潟は温泉、おいしい食べ物、景勝地など観光資源が豊かだ。総領事館開設後の半年間は新潟への旅行者は2.8倍に増加。去年は震災の風評被害などで厳しかったが、この半年は勢いが出てきた。文化面では今年は中日国交正常化40周年を祝う書道展も開催した」

--日中国交正常化40周年をどう生かしますか。
「2つの大きなイベントを企画している。7月26日に中日関係の発展を展望するシンポジウムを開く。(中国の)元駐日大使などを招き、政治経済、文化などを展望する。9月には黒竜江省、遼寧省など4省・区と新潟、福島など3県の経済交流会を開く。(6月に管轄に入った)宮城県にもこれから声をかける」

--新潟市の新光町に1万5000平方メートルの土地を取得して総領事館を移転すると聞きます。日本人は中国の土地を買えず、逆は可能であることなど批判の声もあります。
「交流拡大には総領事館の建設は必要だ。法律にのっとった手続きを経ており、隠すことは何もない。お金も払っている。(土地の)登記の手続きは条件がそろえば早くやりたい。(現在賃借するビルの契約が切れる)あと3年の間に引っ越しできるようにしたい。」
「北京の日本大使館の場合、中国政府は『70年間使ってください』と日本政府に(破格の値段で)土地を提供した。中国にあるほかの日本総領事館も同じ。こちらも日本政府に同じようにしてほしいと頼んだが、『できません。自分で買ってください』と言われた。」
「実は新光町(の土地)を先に決めていた。しかし、(10年夏に)新潟市の関係者から万代小学校跡地の購入の話があり検討したものの、(事前に表面化して)批判を受けた。最初に発表すると反対されて交渉もできない。土地売買の成立を優先した」

--どういう施設になりますか。
「管轄区域が広がるので、現在17人のスタッフを倍にする予定。単身赴任が多い領事館員も家族と住める宿舎を建てる。領事部、事務所、
交流のための施設も作る。事務所と宿舎以外は開放するつもりだ」

開かれた施設へ
住民への説明を

 東日本大震災直後に中国人被災者が新潟経由で帰国しようとしたとき、新潟の行政や市民が支援した。王総領事は「私はこれこそ友好だと感動した」と感謝する。ただ、総領事館の移転で一部に反対の声があることは納得がいかないようだ。
 大きな施設ができるとき、どんな施設であれ周辺住民の理解は不可欠。施設の概要や理念などを直接住民に説明すれば、開かれた総領事館をPRする絶好の機会になるのではないだろうか。(福島幸太郎)

2012年6月27日 (水)

まともに取材したのか?『越後タイムス』食の地産地消推進条例記事

 3時、就寝。

 7時に起床し、大粒納豆、鯵の塩焼き、たらこ、皮クジラと茄子の味噌汁でご飯2杯の朝食をとる。

 9時、事務所に来客があり、調査の依頼を受けるも専門知識が必要になる案件のため、専門家を先にご紹介させてもらった。

 11時から市内まわり。

Cimg2342 12時10分、米山町の聖ヶ鼻に行き、柏崎青年会議所二年前に再建立した松田伝十郎まちしるべのメンテナンスを行う。
 タワシを使っての水磨きとともに、周辺の雑草をとる。文字の消えがあまりないのが救い。かなりの日差しが強く、暑いので汗だくとなってしまった。

Nec_0001_2 13時30分、自宅に戻り、乾麺の山芋入り蕎麦を茹で、ピーマン、人参、玉葱で作ったかき揚げで天ざる蕎麦にして、昼食。
 冷たいつけ汁で食べようと思ったものの、栃木県那須塩原市のつけ蕎麦のように、熱い汁に刻みネギをたっぷりと入れ、かき揚げも投入し、モロモロを楽しんだ。

 17時過ぎ、市内某所に移動し、政治に関する意見交換。

Nec_0002 18時から懇親会となり、最初は生ビールを飲んだものの、あとは諸先輩と同じく特別本醸造の「久保田 千寿」を飲みながら、鮎の甘露煮、鰯のぬた、タンドリーチキン風鶏モモ焼きなどをつまむ。
 鰯のぬたに冷たい生ビールも良いが、やはり日本酒がよく合う。

 21時30分、帰宅し、熱めのシャワーで酔いを醒ます。

 22時、事務所に行き、講演に必要な関連資料を読み込む。

 平成24年第3回定例会で可決した「食の地産地消推進条例」について、『越後タイムス』の記事を見たところ、「何だこりゃ」という酷い記事であった。
 事実として、賛同者数16人を15人と間違えており、食糧自給率40%があくまでカロリーベースであることの質疑応答を行ったことも反映しておらず、そのまま。
 さらには、 「一年近くも議論を空転させ、意図的な遅延工作とも受け取れる行為は、一体何のためだったのか理解に苦しむ」などと、意味不明な妄想を書いている。
 理解に苦しむのはこちらであり、まともに取材したのであろうか。賛成討論があったことすら書いていない。


平成24年6月25日『越後タイムス』

農林水産物の安定生産と供給を
市議会最終日
食の地産地消推進条例案を可決

 柏崎市議会六月定例会最終日の二十一日、懸案となっていた「食の地産地消条例」案が議員発案で提案され、採決の結果、全会一致で可決成立した。

何のための遅延?

 条例案審議に先立って、文教経済常任委員会の若井洋一委員長から、この間の経緯について報告が行われた。五月三十一日に行われた市民との意見交換会後、委員会では六月議会での提案について協議したが、「さらに議会内でのキャッチボールを続けるべき」との意見があり、意見の一致をみることができず、文教経済委員会としての発案を断念した。
 結局、持田繁義氏(共産党)を提出者とする議員発案の形で提案されることになり、社会クラブ、みらい、大志クラブ、自治研究会、市民クラブ、共産党所属の十五人が賛成者として名を連ねた。
 持田氏が発案理由の説明を行い、日本の食糧自給率が四〇%を切っていること、食の安全性への意識の高まり、輸送による環境破壊、柏崎の農業が稲作に偏り米価の下落によって農業収入が減少していること、地元で生産される農産物への期待等を挙げて、地産地消条例の必要性を力説した。持田氏は最後に、全会一致での可決を呼び掛けた。
 審議は多くの農業関係者が傍聴する中で行われ、採択の結果、全会一致で可決・成立した。しかし、委員会で六月議会での提案に反対した議員まで賛成したのは、どういうことなのか。一年近くも議論を空転させ、意図的な遅延工作とも受け取れる行為は、一体何のためだったのか理解に苦しむ。
 条例は食育基本計画との整合性をとること等への配慮により、今年十月一目からの施行となる。この条例により柏崎市は「食の地産地消推進計画」策定を進めることになる。難産だったが、議員発案による条例の制定は柏崎市議会史上初めてのことであった。


 質疑応答、そして私が行った賛成討論の中身を理解していれば、最初、議員発案するといった時点から、こちらの修正案を飲んだものが議会最終日に提案されたことが分かる。

 これまでも『越後タイムス』では、平成23年11月18日の記事において、こう書いている。

「委員会は全会一致での制定を目標としているが、整風会の参加が得られていない」

 記者を何年やってるのか知らないが、議会内の委員会制度も理解していないほどノホホンとやってきたのであろうか。常任委員会は4つあり、整風会は所属議員3名であるため、文教経済常任委員会に委員をだしていない。できるのは、あくまで正式に開催された委員会での傍聴のみ。委員会内部の打ち合わせ等には出席できない。議事録が残る正式な場で議論ができたのは、その後に行われた全員協議会の3回しかない。
 「一年近くも議論を空転させ、意図的な遅延工作とも受け取れる行為」が誰のどんな行為をさしているが不明であるが、これまでの事実誤認が入っているなら、妄想と言えよう。
 いずれにせよ、まともな記事ではない。

2012年6月26日 (火)

平成24年地域懇談会(第一中学校区)

 3時、就寝。

 7時に起床し、大粒納豆、地元産鮑のバター炒め、帆立のひもときゅうりの和え物でご飯2杯の朝食をとる。

 9時過ぎから農業に関する意見交換のため、市内2カ所をまわる。農業委員としてなのか、市議会議員としてなのか不明なところもあるが、意見交換にお声がけ頂けるのはありがたいことである。

 12時、自宅に戻り、スパゲティを茹で、たらこ、マヨネーズ、干し納豆パウダーを和えた和風たらこ納豆スパゲティで昼食。

 食後から事務所にて、溜まってしまった手紙の返信や資料作成、ファイリングを行う。

 作業中、国会での消費税法案衆議院通過の速報が入った。全員で459名の議員がおり、賛成363、反対96で、民主党の57名が反対。民主党自体が完全に割れた。今後の政局がどうなるか楽しみであるが、自民党が結果的に民主党を延命させてしまうようなことがないよう、谷垣執行部にはしっかりしてもらいたい。

Cimg2341 18時20分に中央地区コミュニティセンターに移動し、18時30分から平成24年地域懇談会(第一中学校区)に出席する。 中央地区の各町内会長、中央地区コミュニティ振興協議会役員、地区内担当の民生委員が出席。
 市側のテーマとして、「新たな柏崎のまちづくり」として、今年平成24年から28年の主要な政策となる柏崎市第四次総合計画後期基本計画」について、会田市長からの説明となった。

・人口指標 推計値 平成28年 85718人
      目標値 平成28年 90000人
・財政計画 実質公債比率のピークが平成26年の24.2%
 → 平成25年から原子力発電所の稼働が前提になっていることの説明はなし。
・地場産業の振興
 1 ものづくり産業の振興
 2 農林水産業の振興
・産業集積と新たな産業の育成
 1 魅力ある企業の立地
 2 新たな産業の創出・育成
・産業活動を担う人材の育成
 1 産業人の育成
 2 雇用環境の整備
・道路ネットワークの整備
 8号バイパス、災害時にかかせない幹線道路網の整備
・安全・安心のまちづくりの推進
 1 災害に強いまちづくりの推進
 2 原子力安全対策の推進
 3 防災・危機管理体制の整備
 4 災害廃棄物の受け入れ
 5 暮らしのなかの安全・安心の確保
・公共交通ネットワークの構築
 上越・北陸両新幹線との確実で迅速な接続の実現
 日本海縦貫高速鉄道体系における鉄道高速化・新幹線直通化などについて研究
・低炭素社会の形成
・安全で良質な医療の確保
・社会全体での子育ての支援
・高齢者の自立支援と生きがいづくりの推進
・地域との連携による学校教育の推進

 1 「柏崎の教育3・3・3運動」の推進
 2 地域と連携した推進体制の構築
 3 教育環境の整備と改善
・魅力ある地域の形成
 1 まちなかの活性化
 2 柏崎らしい景観の形成
 3 定住対策の促進
 4 柏崎の魅力の発信
・行政改革の取り組み
 公の施設の見直し、財産処分、ファシリティマネジメント、コンビニ収納
 
→ 市職員のコンプライアンス、職員数の適正化などには言及なし 

 この報告に対する質疑応答は以下の通り。

Q.海の柏崎で売り出し、市外や県外から人に来てもらうが、浦浜の海の深さは把握してほしい。昔は遠浅だったが、いまはどうなっているのか。総合病院のドクターが少なくなってきている。そういった事に対応してもらえないのか。(東港町)
A.浦浜の深さについては、柏崎港の沖防波堤のできる前と比較すると中央海岸には砂がついている。海の深さはシーズン中一定していないものの、かなり浅くなっている。中央海水浴場から鯖石川までは深くなっているので、新潟県の方から石を入れてもらっている。(都市整備部長)
A.勤務医の確保については、奨学金制度に取り組んでいる。今年度で終了する事業であるが、平成28年度には市内の病院に配属される。看護士、医師確保のためには制度を作っている。診療科目の均等さがないという指摘もあるが、何とか病院運営をしているという状況と認識している。全国的な問題で、現場の人と話し合っていきたい。(保健部長)
A.新潟県全体でも医師・看護士不足がある。休日夜間急患医療センターは先進的な取り組みであり、総合病院に医師が足りないという現状を何とかしようとしてのこと。開業医の先生に協力してもらっている。(市長)

Q.花火の上がる頃の砂浜にくる人が深くて怖いという声を聞いている。深いところに旗を立てるようなことはできないのか。(東港町)
A.どういったかたちにするか観光担当と相談する。(都市整備部長)

Q.人口の動きがすべての根本かと思う。今後、東京電力の発電所が5000人から3000人程度に落ち込み、人口指標のなかには、こういった反映はしているのか。(本町7丁目)
A.平成18年度に作ったときの人口推計。再チェックを後期基本計画のために行ったが、これまでの推定値と同じであるため、そのままにしてある。今の福島原発の事故をふまえたものは反映していない。そのままにしてある。原子力発電所はピーク時には構内全体で9000人と聞いていたが、今はかなり減って6000人を割っている。うち6割は柏崎刈羽の人間と聞いている。2000人ぐらいになるのではないかとも言われているので、商工会議所と相談している。現状把握は、商工会議所が主体となって調査を近々行うと相談している。その調査結果から対策を検討する。福島から避難されてきている方は直後2100人を越えていたが、現在は1350人ぐらい。(市長)

Q.柏崎では離岸流は確認されているのか。(本町3丁目)
A.石地海岸で発生していることは承知しているが、動くので詳細な把握はできていない。(総合企画部長)

Q.後期基本計画のなかで災害復興の最終年度が今年とあるが、具体的な事業に何か。防災訓練の話にも絡むが海抜調査が行われるとのことで、表示板は公共施設が優先との説明があった。施設がない小さな町内もあるので、見附市では電柱に海抜表示があった。柏崎で対応はできないのか。(鵜川町)
A.震災復興の計画書を持ってきていないが、今年、主なものは駅前の土地区画整理事業、アルフォーレ、防災公園などは復興計画に入っている。最終年度とは言うものの、えんま通り商店街などはまだ過程にあるため、終わっていない。産業の復興も今のような経済情勢であれば、課題が残っていると言える。(市長)
A.現在準備しているものは雨風に強くない表示であるため、公共施設ということになった。急遽、準備したものであり、今後、検討していく。(防災原子力課長)

 19時40分から地域からのテーマとして、今年9月23日に中央地区で実施する平成24年度総合防災訓練に関連して『総合防災訓練と「地震と津波」想定、避難所・避難場所について」が提示され、以下のようなやりとりとなった。

Q1.東日本大震災後、地震や津波、また原子力災害などに備える防災計画の見直し作業が行われている。今回、中央地区で総合防災訓練を行う意義は何か。
A1.毎年、総合防災訓練を行っているが、地域防災力を高めることであり、地域住民の防災意識の高揚のため。中央地区は初めての開催であり、中越沖地震から5年目という節目の年である。実行性のある防災活動の検証をしてもらいたい。訓練によって、今後のコミュニティ防災組織を活発に行ってもらいたい。(市長)

Q2.海岸部に面した中央地区は、鵜川・鯖石川下流にもはさまれ、標高も低いところが多い。東日本大震災を経験した後では、今回想定する津波の大きさでは不十分ではないだろうか。
A2.新潟県の津波対策検討委員会が検討しており、新潟県南西沖地震の想定では3m~5mで10分から20分で到達するということになっている。東日本大震災前の想定と大きな変更はない。しかし、今回の想定は堤防機能が失われる場合も入っている。詳細は7月中旬に新潟県から示される。最新の知見で最大クラスの想定をしているが、これを越える場合については今後検討したい。(市長)

Q3.津波の避難場所は建物を除き2箇所のみであり、避難所としている建物のほかにも、指定場所や施設を増やせないか。

(1)大世帯数の町内会が多い東部の地区は高台が少ない。また柏崎駅周辺は、過去の水害の実例からも低地が多く、津波が鵜川を逆流してくる可能性があると思われる。大津波に備えて、民間を含めた高い建物などの指定をもっと多くできないか。
A3.総合防災訓練までに民間のビルまで含めて、災害時の避難場所、避難所など各町内会にお聞きして整理したい。(市長)

(2)鵜川右岸からの津波避難先として、対岸の中浜方面も考慮したらどうか。
A3.津波そのものが川を遡上するので、漂流物もあり、橋が壊れることも想定される。到達時間が10分~20分程度なので、橋を越える時間が厳しい。(市長)

(3)アルフォーレに隣接する防災公園は津波避難場所としても活用できるか。
A3.現在想定されている浸水区域になっていないが、海抜が3.4m。津波の避難場所としては指定しない。津波以外の災害には避難場所として利用する。今回の総合防災訓練のなかでも活用したい。周辺町内会と相談する。

Q4.市内の標高が判る地図データが公表されている。主な施設や電柱などに標高表記をし、地震に遭遇したときに、居合わせた場所の標高がすぐ判るようにしていただきたい。できれば、今回の訓練に間に合うよう、中央地区内から設置してほしい。
 → 先に質疑があっため、省略

 全ての通しての質疑応答となり、以下のようなやりとりがあった。

Q.津波の高さについて、糸魚川市の防災訓練を見たら10mの想定をしていた。本当に2mや3mの想定でいいのかどうか懸念している。少し大きな津波を想定してはどうか。(南町)
A.新潟県の津波対策検討委員会によれば、柏崎の場合は新潟県南西沖地震を想定しており、同じ自地震では糸魚川は1.5m程度の想定とされている。それでも10mとしたのは、その地区の考えがあったと思われる。いたずらに怖がるようなことではなく、最新の知見に基づいた訓練をしてもらいたい。(危機管理監)

Q.うちの町内は海抜1.2m~1.5mに200人超が住んでいる。今でも雨水ポンプが動かないと浸水する。先ほどまでの想定なら、うちの町内は被害を受けるのが前提ということなのか。また30分で逃げるよう避難訓練してきたが、いまの想定の10分~20分では逃げられない。どこまでのリスクを認識しておけば良いか。(新橋)
A.海抜1.2mと津波の3mが必ずしも一致するものではなく、詳細には再作成するハザードマップを見て、検討してもらいたい。海抜1.2mだから必ず水没するというわけではない。逃げるのに30分かかるということであるが、新潟県内のほとんどの海岸側は5分程度、柏崎だけ10分から20分となっている。できるだけ早く逃げる訓練をしてもらうということしか言えない。(危機管理監)
A.詳しく新潟県の津波検討委員会の結果を待ってもらいたいが、以前の津波ハザードマップと大きく変わらないので、その辺を考慮してもらいたい。(市長)

Q.早く逃げろは分かるが、海抜と津波の高さが直接的に関係ないという件は、後ほど説明してもらいたい。(新橋)

Q.柏崎では歴史上、大津波はあったのか。(本町3丁目)
A.そういった文献がなく、某企業が調査したものでもない。まったくないわけではないが、大津波の明確な証拠はない。(危機管理監)

Q.東京電力の津波対策は15m級で行っており、市内もそれだけの津波がくると考える方が良いのではないか。想定外のことはないのか、ということになる。避難する場所、かなり高いところをピックアップしてほしい。(本町6丁目)
A.東京電力の防潮提は海面から15mになっており、昨年の事故から時間をおかないうちに決めた。中越沖地震があった以降、日本海の活断層の状況は専門家が検討しており、そこでも最大3m程度だった。東京電力の防潮提について、なぜ15mと聞いたら、「根拠はない」と東京電力は言うばかりであった。東日本大震災と同じ14mが来ても大丈夫だと説明してくれと言っても、東京電力は言わない。(市長)

Q.災害廃棄物の受け入れについて、報道を見ると新潟県知事との見解の相違があるとされているが、相違を柏崎市民に説明をしてもらった方が良い。関係する町内で説明会をしたとのことであるが、市全体での説明会を行うのか。(諏訪町1丁目)
A.説明会は本格受け入れになった際に改めて市民全体に対して行う。環境、人に影響のないがれきを受け入れるので、理解を頂くよう7月に試験焼却を先に行う。知事は神経質で心配されているようであり、一般のゴミと混ぜるのがけしからんとのとのこと。燃焼度の関係もあり、実際の処理をしながら受け入れるうえで、混ぜないということはできない。知事のおっしゃることを聞いていると、新潟県にがれきを持ち込むな、というもので、被災地は勝手にやれということになりかねない。色々言いたいが、今は我慢をしている。(市長)

 20時30分に終了となり、買い物をしながら帰宅。

Nec_0002 21時40分、スーパーで半額になっていたサーモンのカルパッチョ、地元で捕れた鯵の刺身、鮑の肝を溶いた醤油、サラダ寿司、挽き割り納豆、ビール500ml4本で夕食をとる。
 鯵の刺身には、鮑の肝を再仕込み醤油で溶いたものをつけたので、濃厚な旨味が楽しめた。

 食後から事務所にて、事務仕事。

2012年6月25日 (月)

新潟県鉄道基本構想:フリーゲージ導入検討

 3時、就寝。

 7時に起床し、大粒納豆、目玉焼き、たらこ、きゅうりの酢の物でご飯2杯の朝食をとる。

 9時から市内まわりをし、10時から市役所の会派室で事務仕事。

 13時、一旦、自宅に戻り、そうめんで昼食をとる。そうめんのつゆには、挽き割り納豆、ラー油とパウダーにした花椒を大量に追加し、ビリ辛納豆風にした。

 13時30分、15時と市内の各陳情を頂いた方のご自宅を伺い、調査の報告と意見交換を行う。

 17時、18時と事務所に来客。

Nec_0006 19時30分、つい先日解禁になったばかりの地元で捕れたサザエを壺焼きにし、アワビをバター焼きにして、焼豚チャーハン、ひきわり納豆汁、ビール500ml4本とともに夕食をとる。アワビの肝はそのまま焼いて、醤油をたらり。ビールと合わせるよりは、冷酒に合わせるべきであった。

 食後から事務所で急ぎの資料づくり。

 新潟県の鉄道交通のグランドデザイン2012の素案が発表された。フリーゲージを盛り込んであり、上越-柏崎-長岡間も視野に入っている。
 実現のためには、雪や海からの強風のなかでの安全走行という技術的な問題に加え、コスト、そして当該自治体の意欲。
 柏崎を陸の孤島にするのか否か、日本海側の防災体制向上のための縦貫鉄道を意識するか否か、首長の考え、決断次第である。


平成24年6月13日『新潟日報』

新幹線と在来線 直通運転
フリーゲージ導入検討
県、鉄道基本構想案示す

 県は12日、県内鉄道ネットワークの維持や活性化に向けた基本構想となる「県内の鉄道交通のグランドデザイン2012」の素案を示した。上越新幹線と北陸新幹線で将来的に、在来線と直通運転できるフリーゲージトレイン(軌間可変電車)の導入を検討していくことなどを盛り込んだ。
 素案は、県が国土交通省出先機関のトップらと意見交換する「総合交通問題懇談会」で県側が説明した。
 フリーゲージトレインは、車輪の間隔を変えて線路幅が異なる新幹線と在来線を行き来できる電車。実用化には至っていないが、国交省は25年度に予定する北陸新幹線金沢-敦賀間の開業に合わせて現在、特急サンダーバードが走る富山-大阪間で導入する方針を示している。
 構想では、北陸新幹線のフリーゲージトレインを富山以北の上越駅(仮称)もしくは糸魚川駅まで延ばすことを検討。上越新幹線にも導入し、長岡-上越間を結ぶ信越線など県内の在来線にも直通運転できるようにすることで、利便性を向上させたい考えだ。
 これに対し、会合に出席したJR東日本新潟支社の辻村博則総務部担当部長は、車両の耐久性などを挙げ「豪雪地の環境に耐えられるのかなど検証すべきことが多く、現時点では導入は考えていない」と説明、実現は困難との見方を示した。
 大野裕夫副知事は「問題は多くあるが、将来の理想として盛り込んだ。実現に向けて議論していきたい」と話した。
 このほか構想では、自家用車から鉄道に乗り継ぐパークアンドライド用駐車場の整備推進や、リゾート列車などの運行で活性化を図るとした。需要が少ない地方鉄道の維持には「赤字を前提に国や地方自治体からの支援措置が必要」との考えを示した。
 泉田裕彦知事は「関係機関と連携して持続可能なネットワークを構築していきたい」と述べた。
 
県は今後、パブリックコメント(市民意見)を募集し、秋ごろに開く予定の次回会合で構想をまとめる方針。

2012年6月24日 (日)

貴重動物の展示企画:こどもの時代館
海浜漂着物アート

 シャワーを浴びたのち、1時に就寝。

 6時に起床し、近場の海水浴場をまわり、浜に落ちているガラスや貝を拾う。

 9時、自宅に戻り、大粒納豆、塩鯖焼き、水菜のサラダでご飯2杯の朝食をとる。

 食後、農業委員会の農地パトロールとして、担当地区の松波、荒浜、高浜地区をまわる。途中、先日の平成24年第3回定例会最終日で可決した「食の地産地消推進条例」についての問い合わせを受ける。

Nec_0001 13時過ぎ、自宅に戻り、冷凍しておいたご飯を温め、 「2012年版 ビーフカレーLEE 辛さ30倍」に添付の「辛さ増強ソース」を加え、45倍の辛さにしたカレーライス、茹で卵で昼食をとる。
 今年の「辛さ増強ソース」は、日本の激辛唐辛子である黄金唐辛子が入っており、申し分ない辛さとなっている。

 14時、事務所に来客。

Cimg2110_4 15時過ぎ、「昭和懐物ランド こどもの時代館」に移動し、今後のイベントや展示内容について、新潟市のI氏、出展者である金沢のコレクターI氏とともに打ち合わせ。
 新潟市の「昭和嗚呼怪物 万代パビリオン」において、来月7月22日に実施する「ウルトラセブン」アマギ隊員役でありウルトラマンのスーツアクターの古谷敏氏のトークショーについて、今後の周知方法など話し合う。
 その後、来月7月より「昭和懐物ランド こどもの時代館」で開催する貴重動物の展示企画で使用する展示物を金沢のコレクターI氏から先行してみせてもらった。
 巨大ノコギリエイのノコギリ、哺乳類で唯一ウロコを持つ珍獣センザンコウの剥製など貴重であり、柏崎で一括でこういったものが見られるのは嬉しいことである。

Nec_0003

Nec_0004 17時、打ち合わせが終わり、帰ろうとしたところ、在庫品で「円谷倉庫II」があるとのことだったので、2個、計1050円を購入。
 最初の1個は「恐竜探険隊ボーンフリー」の「ボーンフリー2号&フリーシーガル・フリーマッカール」、次の2個目で目的である「スターウルフ」の「バッカスⅢ世号」がでた。説明は以下の通り。

キャプテン・ジョウと彼の部下が搭乗するスペースコマンドの宇宙船。地球では最古参の艦だったが、ササール星のスーパーウェポン破壊作戦の際、大改修が施された。武器はレーザーカノンのほか、レーザー砲を3門搭載。また内部には「ステリューラー」と呼ばれる小型戦闘機を搭載している。デザインはウルトラマン80のデザインでも知られる山口修が担当。リアルな表現を目指すため、ロケット噴射には、当時としてはまだ珍しいフロンガスが使用されていた。

Nec_0005 18時、事務所に戻ったところで、小学校における「昔の遊びクラブ」の講師として、同じメンバーであるK氏、W氏とともに夕食をとりつつ、次回の「浜で拾ったものでアート」のサンプル品を作成する。
 夕食は、スパゲティをモクズ蟹でとったダシで茹で、トマトと豚ひき肉、隠し味にナンプラーを入れた魚介系?のスパゲティ・ミートソースとビール500ml4本。

Cimg2338

 貝殻を使ったブレスレット、ガラスを使ったオブジェ、LEDライトなどを作成し、22時に終了した。

 シャワーを浴びたのち、23時から事務所にて事務仕事。

2012年6月23日 (土)

講演会「低線量被ばくの健康へのリスクと除染」
平成24年度第13回柏崎おもちゃドクター連絡会総会

 3時、就寝。

 7時に起床し、大粒納豆、目玉焼き、シーチキンサラダでご飯2杯の朝食をとる。

 午前中は事務所にて、溜まってしまった手紙のお返事や資料のファイリングを行う。本と資料のファイルで部屋が満杯状態である。

Cimg2333 13時、麹漬けの納豆と大量の削りぶしと青葱のみじん切りを混ぜてからご飯で巻いた五斗納豆巻き、玉葱と人参、生姜のかき揚げ、低脂肪乳で昼食をとる。
 五斗納豆巻きは、かき揚げとよく合う。

Cimg2334 13時30分、柏崎市市民プラザに移動し、くらしをみつめる・・・柏桃の輪主催、NPO法人あすかエネルギーフォーラム共催の講演会「低線量被ばくの健康へのリスクと除染」に出席する。これまで自分が講師となって講演してきた際にも同様の資料をまとめていたので、興味深い講演会。
 講師は、独立行政法人・放射線医学総合研究所 緊急被ばく医療研究センター長、杉浦紳之氏である。
 内容は以下の通り。

・DNAの損傷と修復
 DNAは損傷を与える化学反応の集中攻撃を常に受けている。(例えば水酸化ラジカルや超酸化物質(スーパーオキシド)による)
 DNA損傷は人の1細胞あたり、1日に1万~100万カ所に起こっているが、ほとんどの損傷は酵素により修復される。

 損傷--修復成功:障害なし
   ーー傷が残る:突然変異
   --修復失敗:細胞死

・身体各レベルにおける放射線影響の進展
 原子・分子レベル
   電離・励起
    直接作用:DNA損傷
    間接作用:H2Oの放射線分解
         OHラジカル
 細胞レベル
 <確率的影響>
  突然変異--生殖細胞--遺伝的影響
      --体細胞--がん
 <確定的影響>
  細胞死--生殖細胞--不妊
     --体細胞--組織・臓器の障害
*放射線影響の出発点はDNA損傷である。分子、細胞、臓器、個体いずれのレベルにも、修復・回復の作用がある。

・直線しきい値なし(LNT)モデルの科学的妥当性
 支持:米国科学アカデミー
    放射線被曝には「これ以下なら安全」といえる量はない。
 批判的:フランス医学・科学アカデミー
    一定の線量より低い放射線被曝では、がん、白血病などは実際に生じず、LNTモデルは現実に合わない過大評価
→ ICRPは、放射線防護の目的上、安全側の仮定としてLNTモデルを採用

・線量率の影響(発ガンリスク)
 ゆっくりとした被曝だと影響は小さい。
 確定的影響は細胞死が引き金
 確率的影響は突然変異が引き金

・シーベルトとリスク(ICRPの考え方)
 しきい値はないと仮定、1Svあたり5%のがんリスク

・被曝でがんリスク42%増、放影研が50年余の追跡調査
 広島、長崎の被爆者のうち、30歳で1Sv被爆した人が70歳になった時に固形がんで死亡するリスクは、被爆していない人に比べて42%増加することが、日米共同の研究機関「放射線影響研究所」(放影研、広島市・長崎市)の研究で分かった。
 → 100mSvで0.5%の増加
   1000mSv=1Svで5%の増加
   新たな研究で放射線によってがんは10倍近くも増えることが分かったのか?

・2つのリスクの考え方
 a.絶対リスク(AR:Abusolute risk)ICRP
   有害要因が病気をどれだけ増える(作る)か
   (自然発生の病気は関係しない)
   1Svで5%、100mSvで0.5%
   1000人が100mSvを被曝
    1000人中5人にがんが増加
 b.相対リスク(RR:relative risk)放影研
   有害要因が病気を何倍に増やすか
   (自然発生の病気が関係する)
   最新調査では1.42倍→過剰分(ERR)は1を引いて0.42倍増えると見る
   1Svで42% 100mSvで4.2%
   1000人いると300人ががんで死亡する(実績値)
   300×0.042=12.6人
   30歳被曝、慢性被曝の線量率が1/2で6.3人

・子供のがんリスク
 原爆被爆者では、子供の集団が比較的高い
 全体より2~3倍高いと見るべき(ICRP)

・生涯がん死亡リスク
 現在の日本人では、約30%ががんで死亡している。その原因は生活習慣、喫煙、ウイルス、細菌などがある。

・身体の防御機構
1)分子レベル:
 ラジカルを除去する酵素:傷をつけない
 DNA損傷の修復:間違わない高度の仕組み
*DNA損傷は、呼吸による酵素、化学物質、自然放射線などによって細胞に数え切れないDNA損傷が起きるが、ことごとく治す
2)細胞レベル
 アポトーシス(傷ついた細胞が自ら死ぬ)
 適応応答:抵抗性を増すタンパク質の誘導
3)臓器・個体レベル
 免疫:がん細胞を非自己として排除

・食品からの内部被曝の線量評価
 内部被曝=
  食品中の放射能濃度(Bq/kg)×摂取量(kg)×実効線量係数(Sv/Bq)

・計測値から被曝量へ
 計測値(cpm)ここに換算係数(核種、機器効率)
 現在の放射線物質の量(Bq)
  いつ、どのくらいの期間、体内への経路などを考慮
 体内に取り込んだ放射性物質の量(Bq)
  実効線量係数、等価線量係数
 被曝線量の評価・推測(mSv)

・除染の方法
 土壌や草木、工作物の表面に付着した放射性物質(主としてセシウム)を除去する。具体的には、土壌であれば表面を削り取って覆土する。建築物であれば、洗浄したり拭き取りをする。草木であれば、葉や枝を切り取って除去する。

・住民への情報伝達
<事実関係>
 事故の状況
 線量:空間線量、土壌汚染、被曝線量
 放射線の健康影響・リスク
→ 何が正しいの?本当か?との疑問
<国の対策>
 避難指示・解除
 除染計画
 基準値(校庭、食品・・・)
→ 国の基準なんて・・・
*伝達は一方通行、質問・意見があるときには誰かに聞くが、誰に聞くのかが重要

 15時5分から10分間の休憩ののち、意見交換となった。

Q.ちょっと筋が外れる質問かも知れないがお聞きしたい。ラムサール条約で有名なイランのラムサールなどは桁違いの放射線(年間最高値230mSv、ブラジルのガラパリも35mSv)を住民は浴びているが、別段問題は伝えられていない。その一方、チェルノブイリ事故後で甲状腺ガンが増えたとの報道から、日頃、ヨウ素を自然に摂取している日本人では疫学的に問題にならないとされている。つまり、人種や主たる食生活で放射線に対する耐性や特性が変わると思われるが、そういったデータや研究があるのか教えてほしい。
A.同じ種族のなかでも遺伝的な不安定性で、放射線感受性が大きく違うのではないかと思われる。実際に研究もされていると思うが、私の方では詳しくはない。

 16時10分に終了となり、一旦、事務所に戻ったのち、市内まわり。

Cimg2335 18時過ぎ、柏崎市総合福祉センターに移動し、平成24年度第13回柏崎おもちゃドクター連絡会総会に出席する。
 昨年度の実績報告や今年度の予定、そして今後の事業展開についての自由な意見交換が行われた。

Cimg2336 19時から「三世志家」(電話:0257-21-6545)にて懇親会。瓶ビールを注ぎつ注がれつつ、どじょうの養殖、映画の話から日本刀の使用法、鋳造など広く、かなりマニアックな話が展開された。年代のバラつきがあるからこそ話が広がるのが面白いところである。

Cimg2337 22時30分、「でん」(電話:0257-32-2428)に移動し、二次会。
 突き出しの肉豆腐、チーズ奴、蕗の薹味噌をつけながらの胡瓜、栃尾揚げ、漬物盛り合わせをつつき、焼酎の水割りを飲む。田宮模型の戦車のプラモデルは、モーターライズを選ぶかそれともノーマルを選ぶのかという話から広がる。

 24時、帰宅。

2012年6月22日 (金)

佐渡沖油田調査、なぜか中国で大きく報道

 3時、就寝。

 7時に起床し、大粒納豆、コーンのバター炒め、水菜サラダでご飯2杯の朝食をとる。

 8時過ぎに県内某市に移動し、9時から某公営施設の会議室で放射線と防災に関する講演を行う。

 12時30分に帰宅し、バターと荒挽きマスタードを塗ったトーストで麹漬けの納豆を挟んだ大人の納豆トースト、低脂肪乳、チェダーチーズで昼食。

Cimg2332 今年も福井県小浜市から食に関する表彰制度、第11回「杉田玄白賞」の募集のお知らせが一式届いた。
 食と医療、食と健康増進、食育と地域活動、それぞれで進歩的な取り組みを行い、実績をあげている人物を推薦するもので、いつも納豆関係のみならず該当しそうな方にもお声がけするが、あと一歩が出ず、応募に至っていない。先日、可決した柏崎市食の地産地消条例の関係でいえば、第6回「杉田玄白賞」を受賞した新居浜氏食生活改善推進協議会があり、減塩・貧血改善運動、男性の料理教室、郷土料理の伝承など地域に根ざした食育運動を行っている。また、第9回「杉田玄白賞」の幾央大学健康科学部健康栄養学科の山本教授は、幼児期から様々な食べ物の味を知るためには日本人本来和食中心の食育が重要であるとしている。今回の受賞者が誰になるのか楽しみである。

 15時から17時まで市内某所において、市内経済に関する勉強会に出席する。

Nec_0002 19時、パイナップルが入った酢豚、ミネストローネ、刻んだすぐきの漬物と挽き割り納豆の和え物、ご飯2杯の夕食をとる。
 酢豚にパイナップルは許せない立場であったが、今日は母親がどうしても入れるというので、「独身39歳男、酢豚のパイナップルが許せず母親と口論」と報道されても困るので、素直に従った。

 20時過ぎ、愛車で長岡市に移動。

 21時から某ホテルの宿泊している某氏を訪れ、近況報告や懇談を行う。

 23時30分、帰宅。

 先日、佐渡沖に国内最大級の油田があるのではないか、との報道があった。
 日本国内で話題になったのはもちろんであるが、韓国や台湾でも報道され、なぜか中国では最大のニュースサイトのシナドットコム「日新潟發現大油田明春試掘」鉅亨網新聞でも「日本近海發現油田 將進行商業開發」と素早く報道された。
 日本海には、こういった石油、天然ガスだけではなく、メタンガス気泡の柱であるメタンプルームが多数発見されているようにメタンハイドレートなど秘めたるエネルギーがある。
 そのうち「日本海は友好の海、共同開発しよう」と言いだす可能性も高い。新潟中国総領事館問題と同様、今後も注視が必要である。


平成24年6月19日『日本経済新聞』

佐渡沖で油田調査
国内最大級の見方も
経産省、13年4月から

 経済産業省は18日、新潟県・佐渡島の南西沖で来年4月から石油と天然ガスの掘削調査を実施すると発表した。埋蔵の可能性がある面積は約135平方キロで、埋蔵が確認されれば中東の中規模油田並みとなり、国内最大級となる可能性もある。2013年末まで掘削調査を進め、10年後の23年以降の商業化を目指す。
 事業費は98億円。試掘は来年4~6月の3カ月間の予定で、政府がJX日鉱日石開発と、独立行政法人石油天然ガス・金属鉱物資源機構(JOGMEC)に委託する。試掘に向け経産省は地元の漁業関係者らと漁業権などの調整を進めている。
 新潟県佐渡の南西約30きろ、水深約1100メートルの下の地層が石油と天然ガスが眠る有望な地形と判断した。「椎谷層」「寺泊層」と呼ばれる海底約2700メートルの砂岩層まで掘削する。
 今回の調査で佐渡島沖に石油や天然ガスの埋蔵そのものを確認したわけではない。ただ、地層の構造を立体的に把握できる3次元物理探査船「資源」による調査で、石油や天然ガスのたまりやすい「おわん型」の地層であることがわかっている。
 油田やガス田を巡っては、政府は01年度に新潟県新津地域、03~04年度に新潟県佐渡南西沖で試掘調査を実施したが、この時は商業ベースに乗せるだけの埋蔵量を確認できなかった。今回は08年に導入した探査船「資源」により従来より精密に海底の構造を探査できるため、前回調査よりも埋蔵が期待できるという。
 藤村修官房長官は18日午後の記者会見で「非常に夢のある話。ガス田の発見につながることを期待する」と述べた。
 政府は日中両国の排他的経済水域(EEZ)内にある東シナ海のガス田採掘権を巡って、04年から中国政府と争いを続けている。この中国とのガス田開発問題を契機として09年3月に「海洋エネルギー・鉱物資源開発計画」を作り、日本のEEZ内の資源の探索を強化。今年2月には愛知県渥美半島沖で、次世代エネルギー資源と期待される「メタンハイドレート」の海洋産出試験に向けた海底掘削を始めていた。
 日本の商業用ガス田としては、すでに北海道苫小牧市の「勇払ガス田」や新潟県小千谷市の「片貝ガス田」などがある。

2012年6月21日 (木)

平成24年第3回定例会閉会
食の地産地消推進条例の修正・可決

 1時、就寝。

 5時に起床し、議会最終日に向けた討論の原稿などを準備する。

 8時、大粒納豆、目玉焼き、ほぐし鮭でご飯2杯の朝食。

 8時40分、市役所に移動し、会派室にて各視察先に関する資料を読み込む。

Cimg2329 10時から本会議、平成24年第3回定例会の最終日である。
 冒頭、文教経済常任委員会から、6月議会前に議論を打ち切った「食の地産地消推進条例の調査研究」として報告があったので、以下のように質問した。

Q.委員長の真摯な姿勢があったからこそ、文教経済常任委員会に委員を出していない整風会として、これまで全員協議会などで意見し、全会一致で進めようという合意を信じてきたが、報告書の10ページには「経過を踏まえると6月定例会に提案すべきだという意見と、これまで議会内でキャッチボールを続けてきたことを踏まえると、さらにこのことを続けるべきという意見が出され、結果、意見の一致を見ることができなかった」とある。6月定例会を期限とした委員の意見やその理由を知りたい。
A.決定の理由は3つ。市民の皆さんからの条例であることで2年を経過したこと、6回の議員への意見聴衆をした、市民団体との意見拝聴会も実施。そのことから委員長として6月定例会での提案を決断した。

Q.市民との意見交換会ででた意見をはじめ、農業委員会をはじめ関係団体からの意見反映についてはどう考えているのか。2年を経過したというが、そもそも正式な議題になったのは昨年12月のことであって、議論も少ないように思う。しかも委員会打ち合わせ会などは周知するわけでは行われていた。
A.委員会にメンバーをだしてなくとも傍聴はできる。これまで3回の全員協議会を開催した。

 「百里の道を行くときは、九十九里をもって半ばとせよ」(芥川龍之介『侏儒の言葉』)とでも言いたいところであったが、あくまで報告への質疑なのでここまでとした。
 報告が承認されたのち、以下の議案が順次可決した。

「議第65号 職員の特殊勤務手当に関する条例の一部を改正する条例」
「議第66号 妊産婦及び子どもの医療費助成に関する条例の一部を改正する条例」
「議第68号 国民休養地設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例」
「議第69号 市立児童クラブ設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例」
「議第61号 平成24年度一般会計補正予算(第3号)」
「議第62号 平成24年度ガス事業会計補正予算(第1号)」
「議第63号 平成24年度水道事業会計補正予算(第1号)」
「議第64号 平成24年度下水道事業会計補正予算(第2号)」
「議第70号 公の施設の区域外設置に関する協議について」
「議第71号 契約の締結について(北条小学校改築(建築本体)工事)」
「議第72号 契約の締結について(北条小学校改築(電気設備)工事)」
「議第73号 契約の締結について(北条小学校改築(機械設備)工事)」
「議第74号 契約の締結について(北鯖石保育園改築(建築本体)工事)」
「議第80号 契約の締結について(高齢者生活支援施設建設(建設本体)工事)」
「議第75号 財産の取得について(土地)」
「議第76号 財産の取得について(消防ポンプ自動車)」
「議第77号 財産の取得について(化学消防ポンプ自動車)」
「議第78号 市道路線の廃止について」
「議第79号 市道路線の認定について」

 続いて「議員発案第3号 食の地産地消推進条例」が提案されたので、提案者に対し、以下のように質疑を行った。

Q.地産地消の考え方は進めるべきであるが、条例となると総合的に判断しなければならないので、若干の質問をする。前文にもあるように、その土地でとれる食材がその土地の伝統的な食文化を形成してきた。しかし、現代の食文化・食生活が変化している以上、条文そのまま受け取ってしまうと、生産者が無理な生産計画を作るということになってしまう。このことは葉物の生産が難しいといった柏崎市の問題(これは先般の市民説明会でも生産者の方が指摘)もあり、伝統的な食文化は継承しつつ、減塩など食育の観点から変化してくる食文化・食生活を包括的に考えるべきである。条文では第3条第3項をはじめ、第6条2項などに記載の食文化や郷土料理など、食育推進計画と密接な関係がある。条例制定後は、推進計画が策定されるが、食育推進計画との整合、配慮は今後どう考えているのか。
A.地産地消の考え方は古くからあり、食生活向上対策事業が発端となっている。平成17年に地産地消の自給率を高めようとなった。質問の通りに食育との関係は重要であると思う。計画を策定する範囲においては、議員発案で作った条例なので、関係者とともにチェックをし、提言していく。

Q.生産者からの指摘として、すべての食材を地産地消などできない、多額のコストがかかり税金での支援が必要となるというものがあった。これと同様に、地産地消の誤った伝え方をされないよう、自分の地域で生産できないものは極力、近隣の農林水産物を使うという、フードマイレージを下げる努力を盛り込むべきと思うが、その点はどうか。
A.精神は取り入れており、推進計画の組織が生まれた段階できちんと議論をしていきたい。現状は途上であるが、条例にあるように4年以内に見直すこともあるので、実践のなかで対応していく。

 ここら辺で、某女性議員をはじめ市長与党議員から「足引っ張って」「変な事ばっか言うな」との野次が入る。より良い条例になる確認の意味で真面目に議論をしようとしているなか、足を引っ張るのはどっちなのか聞きたいところ。こういった議論をする場も十分に用意せず、いきなり賛同議員16名(15名で議会初日に発案したものの、某議員が最終的に賛同議員としてこっそり追加)だけで議員発案したため、質疑応答があるのは当たり前である。

Q.地域循環型社会を目指す柏崎市のバイオマスタウン構想があり、かつ本条例は柏崎市の独自の条例であって、考えを入れておくべきである。また先進的に地産地消の取り組みに地域循環を取り込んでいる自治体(神奈川県川崎市、熊本県山鹿市、京都府与謝郡与謝野町、大阪市枚方市)もあり、消費した後の食品残渣の活用まで含まれるよう「のりしろ」をいれておくべきではないか。
A.地域循環の考え方が大切であり、推進組織のなかで議論していきたい。地域の特徴があっても良いと思っており、実践のなかで対応し、今回の条例提案にもその考えは含んでいると考えてもらってよい。

Q.本条例の趣旨として、6次産業化という議論があった。ブランド化という一面もあるが、ブランド化、販売を急いだ結果地元消費が少なくなり、見直しをした長野県小布施の栗の事例もある。地域内消費とブランド化の兼ね合いの考え方を教えてほしい。「第13条 生産者及び事業者は、市内農林水産物等の付加価値をより高めるよう生産の振興及び流通の促進に努めるものとする」とあるが、安全・安心な農林水産物等の「安全・安心」は付加価値として捉えてよいか。私自身は、「安全・安心」は重要な価値であり、付加価値と一括りにするのではなく、取り出して基本的なこととして記載するという考えはなかったか。
A.ブランド化については議論がある。ブランド化を急いでしまうわけではない。地産地消は生産者の生活向上であり、消費者とのキャッチボール。その結果でのブランド化を推進することが大切と認識している。(後半は答弁漏れ)

 討論・採決となったので、以下の通り、強く意見を付した賛成討論を行った。

 整風会を代表しまして、「議員発案第3号 食の地産地消推進条例」について、強く意見を付して、賛成の立場で討論をします。
 まず条例案の中身については、これまで質疑応答のなかで、循環型社会を目指すとした柏崎市らしいバイオマスタウン構想の考え方、フードマイレージなどの取り組みについて確認しました。提案者から、
推進計画に入れるように議会として申し入れる旨の答弁があったこと、最初の議員発案提出時からこちらの意見を反映し、修正した条例案が本日、議会最終日に出てきたこと、そして今後の食育推進計画との兼ね合いを見据えての改定も考慮する、4年以内の見直しがあるとのことから、詳細な部分については多少の違和感があるものの、了として賛成するものであります。
 ただし、意見反映、議案提出までの経緯については苦言を呈しておきたいと思います。
 当初、本条例案については、文教経済常任委員会が委員会提案するとし、「全会一致」を目指したいとして、議会内では全員協議会の開催、議会外については柏崎市民をはじめ、農業委員会など各団体にも説明してきました。私も議会外の方には「全会一致を目指している」と説明しておりました。文教経済常任委員会に委員がいない当会派・整風会では、
正式に議事録が残る場で意見反映する場は、文教経済委員長との質疑で分かったように、3回の全員協議会しかなかったものであります。
 ところが今回、いきなり議員発案として提出されたのは、これまでの経緯を考えれば納得がいくものではなく、また意見をお聞きした柏崎市民をはじめ、各種団体にも誠意がない対応と思われます。
 議会初日に議員発案をされてから、改めてこちらから意見を条例案に反映をしてもらったこと提案者には感謝しますが、
今までの議論、期間は何だったのか、と思うところです。
 今後の議員発案などのためにも、以上の点を付言して、賛成するものであります。

 討論が終わったところで、条例案の賛同議員から「言い訳討論ゴクローさん」「ただの足引っ張り」「何言ってんだ」との野次が飛んだ。
 自分たちで「全会一致を目指す」と言い出し、協力したらしたで知らない間に特定議員で議員発案、それでもと修正の申し入れまでして譲ったにも関わらず、この野次。これまで全会一致で提案できなかった、委員メンバーでもない整風会が邪魔している等の言い掛かりをはじめとする稚拙な議会運営の反省は無いのであろうか。

 結果、全会一致で可決となった。
 その後は委員会発案、議員発案が討論・採決となり、それぞれの結果は以下の通り。

「委員会発案第1号 直轄事業の継続と適正な維持管理、地元建設業への支援を求める意見書(案)」
→ 全員賛成、可決

「議員発案第4号 消費税の増税はやめることを求める意見書(案)」
→ 賛成少数、否決

「議員発案第5号 少人数学級の早期実現を求める意見書(案)」
→ 賛成多数、可決

「議員発案第6号 義務教育費国庫負担制度拡充を求める意見書(案)」
→ 賛成多数、可決

 ここで議長に対し、「報第16号 専決処分報告について(自動車事故による和解及び損害賠償額の決定について)」の報告を求めた。
 これは100%市が悪い自動車事故として、税金から14万6113円を支払うもの。つい先日も「報第15号 専決処分報告について(自動車事故による和解及び損害賠償額の決定について)」で100%市が悪い自動車事故として13万4700円を支払っている。職務遂行上、そして交通安全の観点からも、報告も求めず、そのまま見過ごすわけにはいかない。
 当局の説明は以下の通り。

・事故の内容は、報第15号と同様に100対0で、止まっている車に車がぶつかった事故。本人には口頭で厳重処分させてもらった。改めて、職員全体には注意喚起をさせたい。

 12時、平成24年第3回定例会が閉会となった。

Cimg2330 12時10分から議会運営委員会に出席。
 議題は次の9月議会日程(9月7日~9月24日)、平成24年度中越地区市議会合同議員研修会(8月22日、アオーレ長岡)の2件で、両方とも了承された。
 その他の提案時間があったので、以下のように提案させてもらった。

「今回の総務常任委員会の審査で実感したが、契約の議案審査として総務常任委員会に付託されるものの、工事内容の答弁、例えば経済的な工法だったかどうか等の質問ができない。契約の手続きだけを審議すれば良いと思うものの、これでは身のある審査とはいえないので、答弁者の工夫をしてほしいがどうか。特に今回は億単位の建設工事契約であり、契約事務方だけの答弁では十分ではないと思われる。」

 年度当初予算で工事自体の説明は聞いているが、実際の契約時までに図面や工法などが変わっている事例もあるための提案である。結果、委員協議会等の開催を必要に応じて行うこととなった。

Cimg2331 13時、会派室に戻り、「割烹おくい」(電話:0257-24-6486)の弁当で昼食をとりながら、会派会議。
 議会運営委員会の報告ののち、8月2日に予定されている臨時議会、各常任委員会の視察日程などを確認し、会派視察について協議する。

 13時20分から15時まで議員有志での打ち合わせ。

 16時、事務所に戻ったところで来客があり、市政に関する苦情を頂く。その後も今日の議会をお聞きになってのご意見などで電話があった。

Nec_0001 18時30分、市内某店に行き、政治関係の懇親会に出席。
 生ビール3杯を飲みつつ、刺身、つくね、イワシフライなどをつつく。暑くなってきたからか、それとも電話での対応に疲れてしまったのか、やたら生ビールがグイグイと入ってしまった。

 21時過ぎ、自宅に戻り、熱めの風呂で酔いを醒ます。

 22時から事務所にて、講演で使う資料作り。

2012年6月20日 (水)

平成23年度 市道除雪に関する要望、苦情
『週刊ポスト』2012年6月29日号特集「中国領土化する日本」

 3時、就寝。

 7時に起床し、大粒納豆、甘塩鮭、水菜のおひたし、野蒜でご飯2杯の朝食をとる。

 9時、事務所に来客があり、除雪に関する柏崎市への要望や苦情についての資料をお渡ししつつ、市政に関するご意見を多々頂戴する。
 平成23年の市道除雪に関する要望、苦情は以下の通り。

*画像をクリックすると拡大表示

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 13時、モクズ蟹のダシ、干し納豆パウダーをベースにした蕎麦つゆを作り、乾麺のへぎ蕎麦を茹で、ざる蕎麦にして昼食をとる。

 15時、17時と市内某所にて打ち合わせ。

Nec_0001 19時50分、自宅に戻り、市販の肉餃子を羽根つきで焼いたもの、シーザーサラダ、スライスチーズと小粒納豆、トマトケチャップをのせてオーブントースターで焼いた納豆チーズトースト、ビール500ml3本で夕食をとる。

 食後、風呂に入ったのち、録画して溜めた番組を一気に見る。 「ほこ×たて」が面白い。

Cimg2328 『週刊ポスト』2012年6月29日号に「中国領土化する日本」という特集が掲載された。
 先週の新潟総中国領事館移転拡大問題5000坪に続き、取材協力させてもらったが、分かりやすい脅威を伝えるN記者渾身の記事である。
 中国による日本の土地の買収事例として主なもの15例が紹介されており、是非、多くの日本国民に購入して、読んでもらいたい。

1.陸上自衛隊滝川駐屯地(北海道砂川市)
 駐屯地が一望できる山林を中国系企業が買収

2.陸上自衛隊倶知安駐屯地(北海道倶知安町)
 隣接地100ヘクタールあまりを中国系企業が買収

3.航空自衛隊三沢基地(青森県三沢)
 隣接地が外資に買収されたとの情報が流れた

4.中華街構想(宮城県仙台市)
 中国の投資グループが大規模複合商業施設の建設を計画

5.中国大使館増設(東京都港区)
 中国大使館が5677平方メートルの国有地を落札し政府に批判が

6.中国総領事館(新潟県新潟市)
 移転用地として約5000坪もの広大な土地取得が問題に

7.浅間山荘(長野県軽井沢町)
 中国系企業の日本法人に買い取られた

8.中国総領事館(愛知県名古屋市)
 約3000坪の国有地購入計画が問題に

9.国家石油備蓄基地(長崎県五島列島内・中通島)
 中国資本が島の総合開発計画を提案した

10.包丁島(長崎県五島列島内)
 島全体が売りに出され、中国に買われてしまうのではと騒ぎに

11.航空自衛隊福江島分屯基地(長崎県五島列島内・姫島)
 隣接地の土地所有者が中国企業と売買交渉していたことが判明

12.奄美大島、加計呂麻島(鹿児島県奄美諸島内)
 中国資本が山林伐採事業等を計画し住民が猛反発

13.航空自衛隊沖永良部島分屯基地(鹿児島県沖永良部島)
 隣接する山林を中国人投資家が現金で買おうとした

14.海上保安庁石垣海上保安部(沖縄県石垣島)
 巡視船の動きを監視できるマンションを中国人が購入

15.旧日本軍高射砲陣地(沖縄県西表島の外離島)
 謎の中国人一行が離島を購入しようとして断わられる

2012年6月19日 (火)

総務常任委員会(東日本大震災がれき受け入れ)

 3時、帰宅。シャワーを浴びたのち就寝する。

 7時に起床し、大粒納豆、ほっけの塩焼き、筋子でご飯2杯の朝食をとる。

 8時50分、事務所に来客があり、東日本大震災のがれき受け入れに関する意見を多々頂戴した。

Cimg2324 9時20分、市役所に移動し、総務常任委員会の請願者説明に出席する。
 議題は「消費税増税に反対する意見書の提出を求める請願」で、提出者である共産党議員、民主商工会からの説明。デフレの現段階で消費税を上げることは私も反対であるが、今後とも消費税を一切上げることなく、少子高齢化の日本の社会保障を行っていくのは不可能である。

 9時45分に終了となり、15分間の休憩。

Cimg2325 10時から総務常任委員会の議案審査となり、市民生活部、消防本部所管の議案を審査する。

「議第61号 平成24年度一般会計補正予算(第3号)」

・ごみ処理事業 145.1万円
 試験焼却前のセシウム測定や視察費

・ごみ最終処分事業 8万円
 最終処分場のセシウム測定費

・東日本大震災災害廃棄物広域処理事業 779.3万円
 受け入れがれきの試験焼却に関わる費用
 1日に処理しているゴミは150トンであるため、今回の10トンの試験がれきの混入率は6.7%。
 昨日、松波地区で説明会を行ったが、住民の方が熱心にメモをとりながら聞いていた。

Q.説明資料のなかで是非、検討してもらいたいのが放射線に関する数値が対数的なものであること、ベクレルなどの単位の説明である。100とか1000という数字に驚く市民はいるであろうし、ミリやマイクロなどの接頭語、人間一人あたり6000~7000ベクレルあることなど、原子力発電所がある柏崎市だからこそ市民が認識していなければならないことかと思う。防災の観点でもそうだが、これを機会に放射線の正しい知識を全市民に伝えるチャンスと大きな考えをもってみてはどうか。消防団の皆さんにも放射線についての研修を行っているはずであり、そういった観点ももってほしい。
A.資料はこれで確定したので、説明のなかで工夫したい。当初は放射線に関するページを増やしていた。
Q.がれきの受け入れに反対ではないが、手順が違うのではないか、と北条地区の方から苦情がきている。市長が受け入れを発表する前に地元に相談がほしかったとのこと。事前に地元町内会関係者程度には、説明していると思っていたが、事前の根回しなどどうなのか。
A.早い段階で総代会には事前に相談させてもらい、その後、全町内会長に説明させてもらった。今回は、日程調整をさせてもらい、4カ所に分けての説明会を実施する。

・常備消防一般管理費 156.4万円
 防火用水の柵(市内に431カ所あり、うち蓋がないのが97カ所)が雪により破損。業者発注(11カ所)と直営(31カ所)で修繕する。

・非常日消防一般管理費 39.8万円
 爆弾低気圧で破損した消防団倉庫のシャッター

 11時40分からがれき受け入れに関する議員間討議となり、これまでの質疑の内容を確認した。

Cimg2326 12時、休憩となったので会派室に戻り、「割烹おくい」(電話:0257-24-6486)の弁当で昼食をとりながら、「柏崎市食の地産地消推進条例(案)」の修正・訂正の申し入れについて打ち合わせを行う。
 意見を求められたので、素直に受け取り、これまでコメントしてきた。今回こちらの提案を受け入れてもらえないなら、反対にまわるしかない。

 13時、総務常任委員会の審査が再開し、総合企画部、財務部の所管事項の審査となった。

「議第61号 平成24年度一般会計補正予算(第3号)」
 今回の補正予算に関わる歳入として補助金の充当等。電源立地交付金を博物館修繕、除雪車等7700万円に財源補正を行った。

Q.当初予算で見込んでいた電源立地交付金による道路工事などに穴は開かないのか。
A.当初予算で2億5000万円を道路工事に見込んでいたところであるが、電源立地交付金を充当できない工事もでてきたので、補正を行った。

「議第65号 職員の特殊勤務手当に関する条例の一部を改正する条例」
 防疫等に関する特殊勤務区分の明確化、費用改定。

「議第71号 契約の締結について(北条小学校改築(建築本体)工事)」
「議第72号 契約の締結について(北条小学校改築(電気設備)工事)」

Q.既存の北条中学校の電気設備を活用するような契約なのか。
A.利用できる北条中学校の電気設備は利用するが、あくまで中学校と小学校とは別の電気設備となる。

「議第73号 契約の締結について(北条小学校改築(機械設備)工事)」

「議第74号 契約の締結について(北鯖石保育園改築(建築本体)工事)」

「議第80号 契約の締結について(高齢者生活支援施設建設(建設本体)工事)」

「議第75号 財産の取得について(土地)」
 学園ゾーンの土地買い戻し、2億9953万円。
 土地開発公社の学園ゾーンの所有地は22haあるが、3年間で買い戻す。取得後の利用計画は現在なく、森林、緑地として保存する。毎年1000万円ほど利子分が蓄積されるため、このままでは買い戻し金額が増額してしまう。今回、買い戻すことによってその分が財政効果としてでる。

「議第76号 財産の取得について(消防ポンプ自動車)」
 3549万円で消防ポンプ自動車を購入し、高柳分遣所に配備。平成5年購入の車両と入れ替え。

「議第77号 財産の取得について(化学消防ポンプ自動車)」
 4462万円で化学消防ポンプ自動車を購入し、西本町分遣所に配備。平成2年購入の車両と入れ替え。

 議案がすべて終わった段階で総合企画部から2件、財務部から2件の報告が行われた。

「柏崎市情報化関連業務委託(包括アウトソーシング)SLA評価報告書(平成24年1~3月度)」、平成23年度年間実績報告(企画政策課)
 平成24年度1~3月期のSLA達成度は100.26%。住民記録システムの連携機能に障害があり、国民健康保険証が発行できないことがあった。ホームページにおいて、人事異動対応作業に誤りがあったため減点。

Q.少しいじわるな質問になる。メールボックスの容量増加と送受信制限の見直しによる加点は良いが、メールボックスの容量を上げることに伴い、業務上共有しなければならないメール等が埋もれることがある。公の仕事をする以上、個人的なメールで何10メガもとるのは好ましくない。そういった運用上の注意は容量増加とともに周知徹底したか。
A.これまでの10MBという容量が業務上、制限があったということで、今回100MBになったことは一般的な業務改善の範疇として捉えてもらいたい。

「平成23年度 情報化関連業務委託(包括アウトソーシング)実績報告」(企画政策課)
 当初契約額6億6740万円に対し、5億9774万円となった。今後も経費削減に努める。ノンカスタマイズ徹底できたが、カシックスの水平展開に係る評価までいかなかった。初歩的ミスによる障害が数件あったものの、SLA評価結果は100.04%を達成した。

「報第11号 柏崎地域土地開発公社経営状況報告書」
 平成23年度末資産は35億4317万円、負債は33億6910万円、資本は1億7406万円。当期純損失1127万円。
 平成24年度は8号バイパス用地と学園ゾーンの買い戻しが主な事業となる。

「平成23年度各会計別決算見込額」
 形式収支    21億3447万円
 翌年度繰越財源  2億2320万円
 実質収支    19億1127万円
 平成24年度は財政調整基金9億円の取り崩しを考えている。

 15時15分から15分の休憩をとったのち、討論、採決。「議第61号 平成24年度一般会計補正予算(第3号)」には、以下の通りの意見を付しての賛成とした。

「東日本大震災に関わるがれきの受け入れについて、放射線に関する知識を市民の皆さんと共有する必要がある。がれき処理という一つの事業として見るのではなく、原子力発電所立地自治体として放射線知識の周知に力を入れてもらうよう意見を付す」

 すべての議案が可決し、「請第2号 消費税増税に反対する意見書の提出を求める請願」については反対し、結果、否決となった。

 17時、事務所に戻ったところで来客。

Cimg2327 18時40分、採りたての山筍(根曲竹)を頂いたので、そのまま焼いて味噌とマヨネーズを混ぜた味噌ネーズをつけたもの、うるい(オオバギボウシの若葉)のおひたし、挽き割り納豆と大根おろしの和え物、たらこスパゲティ、ビール500ml3本で夕食をとる。
 山筍をそのまま焼いて食べるのは初めてであったが、贅沢な食べ方である。

 食後から事務所にて会社関係の仕事を行う。

2012年6月18日 (月)

文教経済常任委員会(荒浜漁港第2防砂提工事、国民休養地)

 3時、就寝。

 7時に起床し、大粒納豆、塩鯖焼き、筋子でご飯2杯の朝食をとる。
 昨日、行われたギリシャの選挙結果はかろうじて緊縮派の勝利になったとのニュースが流れた。あれだけの国債、借金、そしてこれまでの生活に慣れた国民性(公務員の高待遇、年金制度等)などあの国の再建にはまだまだハードルが高い。日本経済への影響も大きいため、今後も注視が必要である。

Cimg2323  9時30分、市役所に移動し、10時から文教経済常任委員会に傍聴出席する。
 まずは教育委員会所管の「議第61号 平成24年度一般会計補正予算(第3号)」以下、2つの議案の説明、質疑が行われた。

・放課後児童クラブを直営から委託
 社会福祉協議会に委託

・二葉幼稚園の環境改善 187.1万円

・人権教育研究指定事業
 委託事業であり、講師を呼んでの謝礼が発生する。
 荒浜小学校  24万円

・コミュニティスクール推進事業 27.8万円
 高柳中学校

・博物館修繕 952.4万円
 爆弾低気圧による屋根張り替え。当初予算として建物修繕費530万円で計上してあり、今回のものとは別となる。

・「議第69号 市立児童クラブ設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例」
 中通り、北条に児童クラブを設置する。夏休み前までに施行したい。

 10時40分から10分間の休憩となり、産業振興部所管の「議第61号 平成24年度一般会計補正予算(第3号)」から議案の説明、質疑が行われた。

・国際交流 中国・峨眉山市交流負担金 95.6万円

・日中国交正常化40周年記念展負担金 100万円

・海水浴場修繕費 爆弾低気圧等 42.3万円

・かしかり虹まつり実行委員会負担金 10万円

・国民休養地管理運営費 17.4万円

・人・農地プラン推進事業 3450万円
 → すべて国費負担

・自然休養村維持管理 131万円

・国営土地改良関連事業 後谷 220.7万円

・中山間地域活性化対策補助金(高柳) 406万円
 → すべて県費負担

・林道維持管理費 350万円

・森林基幹道黒姫山線解説事業 測量 600万円

・漁港維持管理事業 800万円
 漁港海岸漂着物回収・処理業務委託料

・漁港整備事業 2500万円
 荒浜漁港第2防砂提工事であり、先の本会議で説明があった件 2年前、補助事業で6000万円で浚渫対策、同様の状況となった昨年は市の災害対策事業として5000万円。今回は根本的解決をしようと、昨年10月発注の1億2000万円の第2防砂提工事の追加分。冬季を越えたところ再測量の結果、追加の費用が必要となった。柏崎市に5つある漁港のうち、地盤が砂であるのは荒浜漁港だけで、他は岩盤となっている。
 荒浜漁港の組合員は12名(年間90日以上の操業を行う正規の組合員は5人、準組合員7人)で陸揚げは平成23年で年間1700万円ほどであり、船は20隻ある。

 12時から休憩となったのち、一旦、自宅に戻る。急ぎのメールやFAXなどの対応をしてから、おにぎり2個(筋子、ビリ辛納豆)、ちくわ磯部揚げで昼食をとる。おにぎりには海苔ではなく、久しぶりにとろろ昆布を巻いてみた。

 12時40分、市役所に戻り、他会派の議員と意見交換。

 13時から文教経済常任委員会が再開となり、引き続き傍聴出席し、途中、どうしても確認したいところのみ質疑をさせてもらった。

・「議第68号 国民休養地設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例」
 民間アイデアの活用として、指定管理者制度を導入。

Q.国民休養地の活用ということで確認したい。これまで国民休養地を活性化させようと取り組んできており、サイト全体利用の民間大会や高速道路を越えた土地の部分(一山ある)など、十分に活用されていない場面を多く見てきた。今回の指定管理者制度のなかではサイト全体の貸し出し料金など記載されていないが、そういった民間活力がある場合は指定管理者、当局の相談のなか、積極的に行っていくのか。
A.サイト全体の利用については、行政サイドでも検討させてもらいたい。高速道路をまたいだ土地は、まだ活用案はない。いまはテントサイトなど利用済みの部分を充実させたい。
Q.県内の他のキャンプ場に比較しての強みは、「海の夕日が見えるキャンプ場」である。そういった点を全面的に押し出してもらいたい。また池もあるが、ビオトープに最適であるとの評価もあるが、活用の考えはあるか。
A.夕日が見えるキャンプ場として売り込んでいきたい。池については今後の検討で、自然を生かした活用方法に取り組む。

 報告事項としては以下の通り。

・「報第12号 財団法人柏崎市農業振興公社経営状況報告書」

・「報第13号 公益財団法人かしわざき振興財団経営状況報告書」
 こどもの時代館の入館者が減少してきている。
 平成23年度 入館者数10200人(対前年度76.7%)

・「報第14号 公益財団法人柏崎地域国際化協会経営状況報告書」

・観光交流課「えんま市の露店出店」
 暴力団関係者でないことを事前の同意書を提出、警察署での照合を行った。

・観光交流課「コレクション3館の指定管理者」
 5月25日開催の指定管理者選定委員会で非公募の指定管理施設として同意された。

・観光交流課「家族旅行村(月夜女施設)及びふるさと体験村(荻ノ島村)の指定管理者」
 5月25日開催の指定管理者選定委員会で非公募の指定管理施設として同意された。

・柏崎周辺地区国営土地改良事業の状況報告について

「柏崎周辺地区国営土地改良事業状況報告」(pdf形式)

 14時50分、会派室に戻り、議案の精査や資料づくり。

 17時、一旦事務所に戻り、資料をコピーしたのち、市内某所の打ち合わせに出席する。

Nec_0001 19時、自宅に戻り、スーパーで半額になっていた鶏の唐揚げをオーブントースターで再度加熱したもの、カニかまサラダ、卵豆腐、筍ご飯で夕食をとる。
 鶏の唐揚げには、塩と山椒をフライパンで乾煎りし、「餃子の王将」で「魔法の粉」と言われるものを再現してかけてみた。

 21時過ぎ、新潟市に移動して打ち合わせ予定であったが、先方がこちらに来てくれたので、市内某店にて打ち合わせ。

 23時、二次会として某店に移動。

2012年6月17日 (日)

雨のえんま市清掃ボランティア

 1時、就寝。

Cimg2319 4時40分に起床して身支度をしたのち、毎年の恒例となったえんま市清掃のボランティアに参加する。
 柏崎市立第一中学校をはじめとする地元の皆さんでの活動であるが、今年はあいにくの雨となった。作業開始後、1時間ほどしたところで本格的な雨となったので、一旦、自宅に戻り、着替え。終了時間に近づくにつれ、雨がやんできたのが癪であった。

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 今回は手でごみを拾ったが、次回はごみ拾いで注目されている専用トング「MAGIP」を購入して、参加したい。

Nec_0009 8時、たまには気分を変えた朝食をとろうと、お泊りした姪っ子と一緒に「ガスト 柏崎店」(電話:025-720-1384)に移動。
 「ボリュームモーニングセット 628円」、主食としてトーストを選択して朝食とした。満腹にはなったものの、結局、自宅に戻ってから大粒納豆を1パック食べてしまった。

 午前中は、昔の遊びクラブの授業で行う予定の「浜で拾ったものでアート」の準備を行う。工具をある程度使えるスキルと時間が受講する生徒(4年生から6年生)にあれば、流木を使ったイスなども作るような授業を行いたいが、あくまでクラブ活動なので制限がある。小学校での授業日程(シラバス)に合わせ、ホットボンド(グルーガン)だけでできる工作内容に変更した。

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 12時、スパゲティミートソース、オルニチンたっぷりの蜆スープで昼食。

 13時から政争の具と化した「柏崎市食の地産地消推進条例(案)」の条文やこれまでの検討結果をすべて洗い出す。
 経緯を確認すればするほど、食育推進計画やバイオマスタウン構想など柏崎市独自の色合い、調整がされていないことが判明。議会最終日までに修正・訂正を申し入れたい。

 16時、事務所に来客があり、近況報告や新規事業に関する意見交換を行う。

Nec_0001x 18時40分、ほっけの焼魚、小粒納豆に梅エキス、おろし生姜をたっぷり入れ、ナンプラーで味付けしたものを国産大豆の冷や奴にかけたもの、乾麺の山芋入り蕎麦を使ったざる蕎麦で夕食。
 ざる蕎麦のつゆはこの時期らしく、モクズ蟹のダシを中心に薄口醤油とみりん、モンゴルの岩塩を使用した。

 食後から事務所にて会社関係の検討資料を作成。決算時期も近いので伝票整理が大変である。

 21時、某氏からのお誘いがあり、市内某店に移動。市政に関することを中心に焼酎を飲みながら意見交換を行う。

 23時30分に帰宅。シャワーを浴びて酔いを醒ましたのち、事務所で資料を読み込む。

2012年6月16日 (土)

柏崎:モクズ蟹調理法

 3時、就寝。

 7時に起床し、大粒納豆、ベーコンエッグ、筋子でご飯2杯の朝食をとる。

 9時過ぎまで事務所にて事務仕事をしたのち、市外からお越しになった方をえんま市にご案内する。
 数名の方には柏崎のお土産として、昨日捕ったモクズ蟹を茹でたものやダシをとってペットボトルに入れたものを持っていってもらった。
 モクズ蟹は次のように調理し、食べている。

1.泥出し
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 綺麗な水道水に入れて一晩ほど放置。途中、水を替えると良い。

2.茹でる
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 軽く塩を入れて、甲羅が真っ赤になるほど約30分茹でる。

3.「ふんどし」とり
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 食べる際には、赤い丸の「ふんどし」を取り除き、あとはひたすら食べる。オレンジ色の内子やミソは絶品。

4.ダシとり
 食べ終えた甲羅や小さすぎて食べられなかった足などをビニール袋などに入れ、木の棒で叩いたのち、水から煮てダシをとる。ダシは味噌汁や麺類、鍋物のつゆに使える。

 13時、ソーセージ揚げパン、コンビニで購入した焼肉入りトルティーヤ、グレープフルーツジュースで昼食をとる。

 16時、18時と事務所に来客。18時過ぎからモクズ蟹を食べながらビールを飲み、懇談する。

Nec_0005_2 21時20分、モクズ蟹のダシ汁に生卵を溶き、筋子と干し納豆パウダーを入れ、ご飯と混ぜた特製モクズ蟹卵ご飯でシメる。
 毎年恒例でこの時期のモクズ蟹の味を楽しんでいるが、できれば年間通して楽しんでみたい。水槽でも何匹か飼っているが、どうしても共食いをしてしまうので、対策が必要である。

Cimg2322 23時、週刊誌2誌をもって、熱めの風呂に入る。
 『週刊文春』平成24年6月21日号の「緊急特集 政局動乱! 小沢一郎 妻からの『離縁状』」は強烈である。和子夫人によれば、

「原発事故が起こると、夫は放射線が怖いと言って、選挙区の岩手県を訪れるどころか、東京から逃げようとした。私が止めたため家にいたが、外出することもなく、放射能汚染を恐れて魚や野菜も捨てるよう指示した」

「夫のこのような姿を見て、夫が国民にとって役に立つのか、害になるのかということがはっきり分かった。自分の体のことだけ考える男の政治活動を支えてきたことについて、本当に恥ずかしく思い、離婚を決断した」

という。毀誉褒貶相半ばするのは、活動する政治家として甘受すべき事とは言われるものの、夫人からこのような激白をされては、政治家ではなく政治屋であろう。

2012年6月15日 (金)

ウルトラマン像が不法占有、その陰の不正

 3時、就寝。

 7時に起床し、大粒納豆、目玉焼き、筋子、モクズ蟹の味噌汁でご飯2杯の朝食をとる。

 8時、事務所に来客。

 高速バスで移動し、10時過ぎから法的な手続き等で某事務所で打ち合わせを行う。

 13時、柏崎まで戻り、市役所にて議会運営に関する意見交換。

Nec_0001_2 14時30分、一旦自宅に戻り、脂の少ない味噌ラーメンのスープの素、市販の中華中太麺2玉を使って、氷を浮かせた山形風の冷やしラーメンを作って昼食をとる。
 これまで冷やしラーメンは醤油味がほとんどであったため、味噌を選択してみた。今度は塩で挑戦してみたい。

 15時から19時まで市外からお越しになった方をえんま市にご案内したり、苦情の対応を行う。自転車の整理を手伝っていたところ、 「(自分の)自転車が出しづらくなるのでやめろ!」といきなり食ってかかる子供連れの中年男性もいた。教育上、あまり好ましくはない。

 20時、近所の海に移動し、22時30分過ぎまでモクズ蟹捕り同好会?のメンバー、お泊りする姪っ子とともにモクズ蟹を捕る。今日の収穫は27杯。

Nec_0004 23時、自宅に戻り、スーパーで半額になっていた解凍ものの秋刀魚塩焼き2尾、サーモンのカルパッチョ、ナンプラーと塩麹で作った浅漬け(きゅうり、人参、大根)、ビール500ml3本、ひき割り納豆、ご飯で夕食をとる。
 ナンプラー単体で漬物を作ってしまうとエッジが効いた味になってしまうので、塩麹のやわらかな感じがちょうど良い具合であった。

 ウルトラマンの像が公の土地を不法占拠している、という報道があり、面白いニュースとして扱われていた。
 ウルトラマンの像ということでニュース性があるが、むろんウルトラマンには罪はなく、この報道の本質は、区役所に保存されていた申請書の写しが勝手に改竄されていたところである。


平成24年6月15日『東京新聞』

ウルトラマン像が不法占有
祖師ケ谷大蔵駅前
区道使用更新せず

 東京都世田谷区の小田急線「祖師ケ谷大蔵駅」前の「ウルトラマン像」が、区道を不法に占有した状態になっていることが分かった。設置時にとった道路占有許可が更新されていなかったことが原因で、不法期間は二年二カ月に及んでいる。
 銅像は二〇〇六年、かつて円谷プロダクションのあった地域の活性化策として、地元の三商店街が整備した。道路法施行令は銅像などの占用期間を五年以内と定めていて、延長には再申請が必要。
 十四日の区議会で、桃野芳文区議(みんなの党)が、許可取得時の申請書では占有期間が一〇(平成二十二)年三月までになっていると指摘。さらに、区役所に保存されていた申請書の写しは、平成「22」の上からペンで「27」に上書きされていると追及した。区側は不法占有を認め「(上書きに)関わった職員や理由は未確認だが不適切な行為」と釈明。祖師谷商店街振興組合の石川征男理事長は「区から期限切れも知らされず、全く知らなかった。更新手続きをしたい」と話した。

2012年6月14日 (木)

中国書記官スパイ問題:機密文書4件漏えい

 3時、就寝。

 7時に起床し、大粒納豆、野菜入り薩摩揚げ、味付け海苔でご飯2杯の朝食をとる。

Nec_0001 8時過ぎから11時まで弔問2件。その後、市役所に寄り、委員会での審査事項などを確認する。
 薨去された寛仁親王殿下の本葬にあたる「斂葬の儀」が本日執り行われるため、各行政機関などは弔意を表すため半旗にしている。柏崎市役所もどうなっているか確認したところ、キチンと半旗になっていた。

Nec_0002 12時、柏崎市を訪れてくれた某氏を今日からはじまったえんま市をご案内。通常の露天商ではなく、せっかくなので「鯛茶漬け 500円」などを一緒に食べた。
 岩海苔の風味もよく美味しいものの、炎天下だと若干厳しいものがある。氷を浮かした「冷やし鯛茶漬け」の登場を願いたい。

 13時、市役所に戻り、他会派の議員と議員発案の条例案や各議案の今後の指摘事項などの勉強会を行う。

 16時、呼び出しがあり、隣接町内会数か所にでかけ、えんま市での自転車整理やごみ問題の苦情を受ける。その間、自分の家の駐車場なども他人の車が停まっているような状態になっていた。

 18時、市外からの来客があり、えんま市をご案内する。

Nec_0005 20時30分、自宅に戻り、冷凍しておいたイカのゲソを軽く酒蒸しした後、バター焼きにしたもの、小粒納豆を国産大豆の冷や奴にのせた納豆腐、筋子と大根おろしの和え物、ビール500ml4本で夕食をとる。
 イカのゲソにバターの風味良く、ビールに合う。イカは捨てるところがない。

 シャワーを浴びたのち、22時から事務所にて事務仕事。祭りの喧騒でなかなか集中できない。

 先日報道された中国書記官スパイ問題について、国会での追及が始まった。
 機密文書の漏えいは予想された通りであり、それよりも問題なのはいくら副大臣とはいえ、自分の議員会館事務所から行政手続きの書類をだした民主党の筒井信隆衆議院議員である。我が新潟県の第6選挙区選出であり、女性スキャンダルなどがあったばかりにこの騒動。今後、有権者の皆さんには十分お考え頂きたいと思う。


平成24年6月14日『新潟日報』

対中輸出事業
機密文書4件漏えい
筒井氏経由で届け出

 農林水産省の機密漏えい疑惑で、岩本司農水副大臣は13日の参院予算委員会で、中国への農産物輸出促進事業に関連し、農水省の機密文書の漏えいを4件確認したことを明らかにした。また農水省は、問題の輸出事業に関わる業者が2月にコメを中国に輸出した際、通常は関東農政局に直接提出する輸出届け出書を、当時農水副大臣だった筒井信隆衆院議員を経由して関東農政局に受理させていたことを報告した。
 いずれも西田昌司参院議員(自民党)の質問に答えた。岩本氏は農水省で機密性がもっとも高い「機密性3」の文書が、事業主体である「農林水産物等中国輸出促進協議会」の代表に渡っていたと説明した。漏えいの経緯や文書の中身は明らかにしなかった。
 輸出事業には、外国人登録証明書を不正に更新したとして書類送検された在日中国大使館1等書記官が関与したとされている。岩本氏は中国側に情報が流れたことは「いまの段階では確認していない」とした。
 一方、農水省の今井敏生産局長は、業者2社(いずれも東京)が2月24日に提出した輸出届け出が、「筒井副大臣(当時)宛てに握出され、副大臣の議員会館事務所から成田税関を通じて関東農政局に提出された」と述べ、異例の対応だったと指摘した。

 筒井氏は新潟日報社の取材に対し「機密文書は渡していない」とし、漏えいへの関与をあらためて否定した。輸出届け出に関して「協議会側から私のところに持って行くという話があり、農水省幹部に受け取ってもいいか確認したところ『副大臣が受けても農政局長が受けても、行政上の効力に変わりはなく、問題はない』と言われた」と説明。「手続き上の問題はまったくない」と述べた。

2012年6月13日 (水)

ニュートリノ「光より速い」撤回
福島県いわき市中学校長会「あの時そして明日へ」

 2時、就寝。

 5時に起床し、5時30分からネット上での会議を行う。途中、某国に行っている邦人から言語変換サイトで自分のサイトがどれぐらい見られているかチェックしてみると良い、との話があった。早速、チェックしてみたところ、http://fanyi.youdao.comで変換され、閲覧されていることが分かった。非常に興味深い(『仮面ライダーW』フィリップ風)。

 8時、大粒納豆、目玉焼き、モクズ蟹の味噌汁でご飯2杯の朝食をとる。

Cimg2307 食後から福島県いわき市で中学校の校長先生をされていたM先生から頂戴した福島県いわき市中学校長会「東日本大震災 教育実践記録 集録I あの時そして明日へ」を読む。被災校、避難所、被災校受入校、避難生徒受入校としてのそれぞれの取り組みや心のケアなど実際の生の声が掲載されており、非常に貴重な資料である。

Cimg2308 9時40分、市役所に移動し、10時から本会議に出席。一般質問の3日目となった。
 2名の議員が一般質問を行ったが、主に原子力発電所に関するものであった。2名とも、東京電力が国に提出した柏崎刈羽原子力発電所再稼働を入れ込んだ「総合特別事業計画」を撤回させるべきと主張。しかし、柏崎市の財政計画でも平成25年から再稼働する内容になっており、賛成をしている。

 「平成33年までの電源財源」(pdf形式)

 議場の外、目立つ一般質問の場、本会議で採決の立場が違っているのは、どういうことであろうか。
 その後、図面修正のため議会初日での提案に間に合わなかった「議第80号 契約の締結について(高齢者生活支援施設建設(建築本体)工事)」が追加で提案された。

Cimg2309 12時5分に終了し、休憩となり、会派室に戻って雑務を行ったのち、「割烹おくい」(電話:0257-24-6486)の弁当で昼食をとりながら、会派会議。
 暴力団排除条例を制定すべきでないという某議員の一般質問があったため、あらためて条例で決めるべき内容を話し合う。

 食後から委員会審査にかかわる資料集め。

 14時、『大西リポート』の大西氏から取材を受ける。

 16時、長岡市に移動し、17時から某ホテルロビーにて政治に関する意見交換を行う。

Nec_0001 19時40分、自宅に戻り、鶏モモ肉の塩焼き、トマトとモッツアレラチーズのサラダ、国産大豆の冷や奴、挽き割り納豆でご飯2杯の夕食をとる。
 食後、市内某所に行き、依頼を受けていた調査内容や今後の対応について話合う。

 22時、帰宅。風呂に入ったのち、事務所で資料づくりを行う。

 質量を持つニュートリノが光よりも速いという衝撃的な実験結果が報じられ、本ブログでも掲載したが、この度正式に撤回された。
 やはりアインシュタインの相対性理論は正しかった・・・。


平成24年6月10日『産経新聞』

ニュートリノ「光より速い」撤回
国際チーム「測定ミス」
ケーブル接続部に隙間

 素粒子のニュートリノが光より速く飛ぶとの実験結果を昨年9月に報告した名古屋大などの国際研究チーム「OPERA」は8日、測定精度を高めた今年5月の再実験の結果、ニュートリノの速度は光速と誤差の範囲で同じだったとして、「超光速」の当初報告を撤回した。京都市で開催中のニュートリノ・宇宙物理国際会議で正式に発表した。
 GPS(衛星利用測位システム)で時刻を合わせた時計を、ニュートリノの発射側と到着側に設置したが、到着側の地上と地下の時計をつなぐ光ケーブルの接続部に1・5ミリの隙間があり、接続不良による測定ミスが原因と判明。会見した名古屋大の小松雅宏准教授(素粒子物理学)は「ケーブルの取り付けを間違えた可能性がある。チェック不足だった」と釈明した。
 「超光速粒子」は、質量を持つ物質は光速を超えないとするアインシュタインの相対性理論に反しており、物理学を根底から覆す大発見かと世界的に注目された。だが科学者の多くは当初から懐疑的で、研究チームの撤回表明で議論は終結する見通しとなった。
 実験はスイス・フランス国境の欧州合同原子核研究所(CERN)から発射したニュートリノを、約730キロ離れたイタリアのグランサッソ地下研究所で検出。当初は光より60ナノ(ナノは10億分の1)秒早く届いたと報告されていた。
 今年5月の再実験では、光ケーブルの接続や地上と地下の時刻合わせを正確に監視して行われた。

2012年6月12日 (火)

12柏崎JC6月例会「想定せよ!防災対策」

 4時30分に起床。ホテルの無料朝食が提供される時間より前なのであきらめて、そのまま帰路につく。

 5時30分、事務所に戻り、急ぎの事務仕事。

 8時、大粒納豆、野菜入り薩摩揚げ、独活の漬物でご飯2杯の朝食をとる。

 9時、事務所に来客。

Cimg2292 9時40分、市役所に移動し、10時から本会議、一般質問2日目となる。
 公明党・真貝維義議員が柏崎市の附属機関・協議会の現状と見直しについて質問を行った。柏崎市では○○検討委員会、○○協議会など60を超える附属機関・協議会があり、その経費は議会の費用を超える。しかもメンバーの任命は任意であり、かつ複数の会に関わっている人もいる。本来、根拠となる条例制定をしなければ、メンバーに税金から報酬や費用弁償できない場合にも支払いをしており、監査委員からも指摘を受けている状況にある。全国の自治体のなかでは、住民監査請求を受けたり、訴訟騒ぎになっている。
 政策決定の問題としては、市長の諮問機関として、任意のメンバーで任意の検討会等を作り、そこで市政に関することを決定し、議会には「市民が決めたことですので・・・」と反対できなようなスタイルで提案をもってくるパターンである。

Cimg2293 11時40分に休憩となり、会派室に戻って雑務を行ったのち、「割烹おくい」(電話:0257-24-6486)の弁当で昼食をとりながら、会派会議。
 会派としての視察調査項目として、若者の起業支援、自衛隊誘致を決議した議会などいくつか案が挙がった。

 13時から本会議が再開となり、2名の議員が一般質問を行った。某議員も昨日、私が一般質問を行った自主防災会の事を取り上げた。柏崎市内の自主防災会の組織率は97.4%であるものの、問題はその中身である。

 15時5分から15分間の休憩ののち、2名の議員が一般質問を行った。

 17時に終了となり、委員会審査に必要な資料を担当課などに問い合わせる。

 18時00分、一旦自宅に戻り、緑色とオレンジの配色で目立ってしまう防災士会の活動服に着替え、柏崎青年会議所の事務局に移動。環境エネルギー委員会として担当する6月例会の準備を会場となる柏崎商工会議所の5階大会議室で行う。

Cimg2301 19時15分、講師である同じ防災士、市議会議員の与口善之議員とともに入場し、防災に関する例会「想定せよ!防災対策」の講師補助の任につく。
 基本的には柏崎青年会議所のメンバーが対象の例会であるが、柏崎市内で先進的に防災に取り組んでいる東訪振興協議会の理事メンバーの皆さんが傍聴として参加された。
 例会の内容は、基本となる「自助・共助・公助」の考え方から減災、防災の実際、そしてDIG(災害想像ゲーム:Disaster Imagination Game)を2つ、自助編(災害発生から自宅をでるところまで)、共助編(自宅から避難場所まで)というもの。
 DIGでは各グループからの発表もしてもらい、十分なイメージトレーニング、参加者同士の意見交換を行ってもらった。

120612_jc_2

 21時30分、6月例会が終了となり、片づけを行う。

Cimg2306_2 22時、「オスロ」(電話:0257-21-0629)に行き、懇親会に出席する。
 久しぶりの焼肉であったが、肉が焼けるまでの時間を待つまでもなく、ビールを注ぎつ注がれつつの方が多くなってしまい、ゆっくり味わうことができなかった。
 終了となり、お店をでたところ自転車が盗まれていることに気付いた。

 23時50分、帰宅。

2012年6月11日 (月)

平成24年第3回定例会一般質問(日中国交正常化40周年事業、自主防災会の育成)

 3時、就寝。

 7時に起床し、大粒納豆、カニかまぼことモクズ蟹のダシを使った蟹玉でご飯2杯の朝食をとる。

 8時過ぎから電話ラッシュ。

Cimg2277 9時30分、市役所の会派室に移動し、10時から本会議に出席する。
 最初の議案として、会議規則4条第3項による議席の変更が諮られ、いままでの議席番号20番から一つ動いて21番となった。傷害事件の両当事者が隣席ではまずいと双方の所属会派長の判断である。
 今日から一般質問であり、10時40分から登壇となった。冒頭は、

「おはようございます。午前中二番目の一般質問ということで、今日のお天気のように爽やかにいきたいと思います。さて、現在、原子力発電所の再稼働や規制委員会のあり方などの議論が多く行われております。やはり核燃料を扱う以上、原子力発電所の警備は自衛隊で行うべきとし、改めて柏崎への海上自衛隊の誘致を強く訴えていこうと決意した、整風会の三井田です。」

とお約束の自衛隊誘致に関する挨拶を行い、2つのテーマの一般質問に入った。

1.日中国交正常化40周年事業等の交流と人権、領土問題について
 今年は、日中国交正常化40周年として、各種事業が日本国内はもとより新潟県、柏崎市でも計画されている。日中国交正常化は1972年、私が生まれた年、我が国と中国共産党率いる一党独裁国・中華人民共和国とが国交を結ぶという意味合いで、田中角栄、周恩来両首相が日中共同声明に署名したことにより成立した。そして、この日中共同声明に基づき、それまで我が国と国交のあった中華民国、つまり蒋介石・国民党率いる台湾とは国交断絶となった。親日国である台湾との国交断絶は、今思えば非常に残念なことである。
 この日中国交正常化40周年を記念して、各種行事、経済的な交流が行われることと聞いている。経済交流は大変結構なことであり、バブルが弾けそうで弾けていない中国経済において誕生している富裕層、そして多数の中流層に対し、製品の輸出や観光などは積極的に進めるべきであろう。
 しかし、中華人民共和国内には世界から人権問題として注視されている問題や我が国との領土問題などがある。そういった点を認識しているか否かで、同じ交流でもその意味合いは変わってくる。柏崎市の第四次総合計画に掲げたように「世界に開かれた柏崎」と世界的な視点をもって、中華人民共和国を見れば、日中国交正常化40周年の事業を行うなかに配慮すべき点があり、こういった質問をする。

Q.まず、事務的な質問で新年度予算においても本議会においても補正予算で提案されているが柏崎市として、そして新潟県や柏崎観光協会と協力したうえで行っていく日中国交正常化40周年関連の事業は何か。
A.中越沖地震で中断していた日中友好事業を再開しており、4月19日には淮安市への直行便で市長のメッセージを、7月12、13日には峨眉山市からの訪問、県実施で9月15日から10月5日まで県立近代美術館において40周年記念展示会、ぎおん大花火大会での記念花火などを予定している。柏崎観光協会としては、5月15日に新潟中国総領事館の王領事をお迎えしての総会、7月25日から27日まで、11月初旬に淮安市への観光売り込みにでかける予定になっている。(産業振興部長)

Q.これまでの柏崎市にお越しになった外国人観光客のデータはあるか。また近年の中国人観光客の全国的な動向をどう捉えているか。
A.柏崎市を訪れた外国人観光客は、平成22年で1360人、平成23年は東日本大震災の影響があり、1110人であった。(産業振興部長)

 よくテレビでは銀連カードをもった中国人が大量に商品を購入するシーンが紹介されている。
 ここで一つの事例を紹介したい。北海道が毎年五億円を助成する「北海道観光振興機構」という団体が「北海道観光特区構想」なるものを政府に提出した。これは、北海道から入る中国人観光客をビザなしで受け入れ、中国の運転免許をもっていれば道内で運転もできるようにし、中国人観光客受け入れのために観光関連施設で働く中国人の就労ビザも緩和するという内容である。九州の同じような団体からも、ほぼ同一の特区提案が出ている。しかし、それだけ力を入れていても、2009年度、北海道を訪れた外国人観光客の67万5000人のうち最多は台湾、韓国人で、中国人観光客は約10万人。つまり、裕福な中国人をターゲットにすることはマスコミの取り上げもあり目立つものの、誘客数を上げるにはもっと他の部分にも配慮した活動をすべきであるとの意見がでている。
 これは何も中国人への観光誘致が無駄だ、やるな、という意味ではなく、背後のマーケットを十分認識しておいてほしいという意味である。
 日本政府観光局のデータによれば、2011年、日本を訪問した外国人の総数は約622万人、うち中国人は104万人となっている。中国からの104万人という数字は、それなりのインパクトがあるが、韓国人の総数は166万人、台湾人は99万人であるため、韓国の人口が約4800万人、台湾の人口が2320万人ということを考え合わせると、

 韓国:28人に一人
 台湾:23人に一人

が日本に旅行している。中国は2009年10月にやっと中国人の個人旅行も解放したものん、1300人に一人という割合である。
 歴史的なつながりから中国人の観光客誘致は経済的な面でやるべきであるが、こういった実マーケットのデータを十分押さえたうえで、進めてもらいたい。
 ちなみに、あの尖閣諸島での漁船衝突事故があった2010年3月~7月の間でも、日本人が中国にいったのは217万人、中国から日本に来たのが86万人。つまり政治的な問題がでても、日本人の方が2.5倍も多く中国に行き、多くのお金を使っているという現状がある。

Q.先に答弁もあったが、柏崎観光協会の平成24年度通常総会で新潟中国総領事館の王総領事が柏崎の魅力について語った。外からみた柏崎の魅力として、私も聞いたところであるが、市長としてどういった点を中国人観光客に積極的に売り込んでいくのか、戦略・戦術を聞かせてもらいたい。
A.以前より中国の観光客を柏崎に取り込むべきと考えてきた。新潟県そのものも取り組んでおり、日本の玄関口となるべくしている。では、柏崎市として何をアピールするかについては、試行錯誤してきた。自然、特に中国にはない自然が売りになると思っており、酒や米などの食文化、花火、日本の産業技術、生活様式などがあり、仕掛けなど考えていきたい。

 柏崎の自然は特に売りになると私も思う。一昨日、会田市長も来賓出席されたと思うが、「第25回全日本ライフセービング種目別選手権大会ウェルカムパーティ」で柏崎観光協会の会長がお話しになっていたように、海水浴のような中国の地域によっては習慣がないものについても積極的に打ってでる必要もある。
 少し長くなるが2点ほど違った視点での提案というか、材料を示したい。

 今から2年前、中国の温家宝首相が「わたしの孫が見るテレビ番組はウルトラマンばかり。もっと中国のアニメを見るべきだ」という趣旨の発言をしたことから、同国内でウルトラマン非難の声が起こり、似たようなヒーローが作られたものの、結局はウルトラマン人気が続いている。今年になって中国に進出しているコンビニ大手のローソンはウルトラマンをテーマにした新店舗を公開した。このことから、一人っこ政策の経過をふまえ、一部の裕福層のみならず中流層をターゲットとして、柏崎の強みである「こどもの時代館」 をもっと活用すべきではないか。公が関わる施設で、昭和のウルトラマンなど各種のキャラクターを見ることができるのは、全国でも稀な施設である。


平成24年6月1日『新潟日報』

ウルトラマンがお出迎え
ローソン上海で新店舗

【上海共同】コンビニ大手のローソンは31日、中国上海市でウルトラマンをテーマにした新店舗を公開した。中国の都市部では日系や中国系のコンビニが急増し、競争が激化。特色のある店舗で、他店との違いをアピールする。
 新店舗は6月8日に開店。壁や商品棚などの内装をウルトラヒーローたちで飾り、店員の制服も作品に登場する隊員服をイメージした。Tシャツなど関連の限定商品も販売。2階には子どもが遊べる部屋も用意した。
 上海市で記者会見したローソン現地法人の松浦学社長は「上海は日本と比較にならないほどニーズが多様化し、高い水準のサービスが求められている」と強調。上海には現在約350店舗が出店しているが、2015年末には周辺都市も合わせて1500店舗に増やし、出店を加速すると明らかにした。弁当やデザートなどの品ぞろえも強化する。
 上海はファミリーマートやセブンーイレブンも多数出店。中国系の複数チェーンも入り乱れ、店舗数は計約6千店に上るとされる。不振で閉店する店も少なくない。
 ウルトラマンは中国でもテレビで放映され、人気がある。


 もう一つは、原子力発電について追加でお話ししておきたい。
 中国では現在、江蘇、浙江、広東の3省の4カ所で15基の原発が稼働中。合計約1200万キロワットの発電能力があるが、国内の電力エネルギー供給では全体の1%にも満たない規模である。中長期計画では、建設中の26基を含め60基近い原発を沿岸部や内陸部で建設し、最大7千万キロワットに引き上げる方針を打ち出すという。つまり、いくら日本国内で脱原発と言おうとも、今後20年で中国の沿海部などを中心に60基近い原子力発電所が新規に建設され、運転に入る。


平成24年6月5日『産経新聞』

中国、月内にも原発新設再開
景気懸念し政治圧力

【上海=河崎真澄】中国政府が、昨年3月の東京電力福島第1原子力発電所の事故を受けて凍結してきた新設の原発プロジェクトについて、月内にも再開する見通しとなった。政府内部で「原発安全5カ年計画」が承認され、再開への前提条件が整った。関係筋によると、指導部交代が決まる今秋の中国共産党大会を控え、エネルギー不足や経済成長スピード鈍化による社会不安の増大を懸念した胡錦濤指導部が、早期再開による経済効果のアピールを指示したという。
 温家宝首相が主宰する国務院(政府)常務会議が先月末、原子力安全と放射能汚染防止の「5カ年計画(2011~15年)」と「20年長期目標」を承認。近く正式採択する見通しだ。
 中国では現在、江蘇、浙江、広東の3省の4カ所で15基の原発が稼働中。合計約1200万キロワットの発電能力があるが、国内の電力エネルギー供給では全体の1%にも満たない規模だ。
 近く発表される20年までの中長期計画で、建設中の26基を含め60基近い原発を沿岸部や内陸部で建設。最大7千万キロワットに引き上げる方針を打ち出すという。
 中国では、今年の第1四半期(1~3月期)の実質国内総生産(GDP)の成長率が前年同期に比べ8・1%増にとどまり、5四半期続けて成長が鈍化している。欧州債務危機で頼みの輸出が低迷しているほか、国内個人消費も伸び悩んでいるためだ。4~6月期はさらに鈍化して8%成長を割り込む見通し。
 ただ、中国では成長率1%が年間100万人の雇用に影響するとされ、景気減速は失業増と社会不安に直結する懸念がある。
 原発新設の再開は電力需給問題に加え、巨額な公共工事による雇用の拡大も意味し、経済波及効果は大きい。このため、「胡指導部では早ければ月内、遅くとも7月までの新設原発再開を至上命令としている」(関係筋)という。

 秋の党大会を控えて幹部人事を内密に決める非公開の会議が8月初旬に河北省の避暑地、北戴河で開かれる。指導部の権力闘争が激化している中で、「原発政策による景気浮揚策が胡指導部には武器になる」(関係筋)との観測がある。
 政経不可分の中国において今後、党大会に向けて原発の再開以外にも、高速鉄道網建設の再加速などインフラ建設を中心に、追加的な景気対策が打ち出される可能性が強まっている。


 仮に中国で原子力事故が起こった場合には、中国大陸の砂漠の砂などが偏西風に乗って飛来してくる黄砂で分かるように、我々、日本海側に住む人間も被害を受ける。日本の技術を導入しておきながら、中国独自の技術と言い張り、安全を無視した結果、大事故を起こした中国の新幹線の事例を思い出してほしい。事故を隠すために車両本体を土に埋めてしまうような国であり、原子力事故が起こった場合どうなるのか。これ以上は本質問の趣旨と外れるので別の機会に譲りたいが、原子力防災という面でも我が柏崎市を訪問するという事例がでてくると思われ、かつ60基近い原子力発電所の新規建設ということは、工業界の出荷という意味でも今までにない中国との関係がでてくることを、ここで市長に含んでおいてもらいたい。

Q.今年、柏崎市では人権について考える事業を計画しているが、中国の人権問題についての認識を聞きたい。中国の人権問題を何故ここで聞くのかと言えば、やはり人権問題は世界共通のことであり、中国人として初めてノーベル平和賞を受賞した劉暁波氏のことなど、同じ交流をするにしてもそういった問題を認識しておくことが大切であると思うからである。トルビョルン・ヤーグラン ノーベル賞委員会委員長は、劉暁波氏へのノーベル平和賞授与の理由について、「今、中国での人権抑圧に目をつぶれば、世界での(人権の)基準を下げることに直結する」と述べている。中国の人権問題について、市長はどのような認識をもっているのか聞きしたい。
A.日本と中国の交流は長いが、現在の共産党体制は日本とは違う体制にある。民主主義とは違う、世界とも、世界といっても色々な国があるが、違うと思っている。人権問題についても問題があることは認識している。

Cimg2290 中国には信仰の自由、居住移転の自由(農村戸籍と都市戸籍と違う)などに加えて、人権擁護団体アムネスティ・インターナショナルのアムネスティ・レポート『世界の人権2011』 にもあるように、チベットやウイグルの民族弾圧問題もある。
 ちなみに、軍事的に侵攻されたチベットについては、現在、国として存在しないので、チベット仏教を国教とする国は、ワンチュク国王ご夫妻の訪日で話題となったブータン王国しかない。
 そして、新疆ウイグル、東トルキスタンには別の問題もある。1964年に中国は新疆ウイグル自治区で初の核実験を行い、1967年には水爆実験も行い、1990年代まで核実験が行われた。核防護学者である札幌医科大学・高田純教授による調査では、東トルキスタンの核実験によって、ウイグル人約19万人が急死、急性放射線障害など健康被害者は129万人にもなり、死産や奇形などの胎児への影響がそのうち3万人以上とされており、被害はシルクロード周辺を訪れた日本人観光客27万人にも及んでいる恐れがあるとしている。
 あのソ連でさえ、人々の居住区での地表の核実験は避けているのに対し、中国はウイグル人居住区で強行し、被害情報を隠蔽。まさに人権問題であり、前にも本会議、一般質問で私が発言したように、核兵器廃絶平和都市宣言をした柏崎市というなら、こういった点を踏まえて、中国との交流をすべきである。もちろん、中国は日本に核ミサイルを向けていることを忘れてもらいたくない。
 そして、先にご紹介したように急速な原子力発電の推進による弊害も、民族・宗教弾圧をしているチベット自治区にはある。
 原子力発電で発生する放射性廃棄物のうち、高レベル廃棄物については日本でも処分地は決まっていないものの、現時点では人間社会に影響しない地下深くに埋めるという方針であるが、中国の場合に浅い地表に放置するかたちで、チベット側に合意をととらず秘密裏に核廃棄物を投棄し、核ミサイル基地建設を進めてきていた。
 少し話が飛ぶようであるが、昨年、東日本大震災後の11月、横浜市でストロンチウムが見つかり、東京電力福島第一原子力発電所事故に伴って新たに沈着したものと疑われた事件があった。しかし、
調査してみると半減期約50日のストロンチウム89は検出されず、半減期が約29年と長いストロンチウム90が検出された。つまり、これは福島第一原子力発電所事故によるものではなく、これまで紹介した核実験によるものであった
 中国の放射性物質などが、黄砂にともなって日本に到着している。福島第一原子力発電所事故以降に国民が敏感になっているセシウム137については、チェルノブイリ事故以来、我々新潟県を含む日本海側で最大となったのは、2002年3月のことである。
 ちなみに平成19年3月 環境省がリアルタイムで黄砂の観測が可能な装置、ライダー(LIDAR:Light Detection and Ranging)を新潟県にも設置し、観測を開始している。
 以上のような事柄も、交流をする上で知っておいてもらいたい事実である。

Q.最後に中国との我が国と発生している領土問題について、市長の認識を聞きたい。日本の地方自治体の首長といえども、名古屋市の事例をだすまでもなく、中国との交流のなか、領土問題に触れることがある。まさか先般、問題となった丹羽駐中国大使のようにはならないとは思うが、確認しておきたい。
A.これまで話されたことの真偽は別として、両国間では文化、認識が違う大きな問題が横たわっている。これまでの歴史の反省により、力で解決するのではなく、交流のなかで解決していくことが必要だと思う。

 もし交流のなか領土問題などを問われても、言い方が悪いが発言を利用されないよう留意してもらいたい。

2.自主防災組織を含めた防災教育、防災計画・設備について、現在の課題を問う。

 あの未曾有の大災害となった東日本大震災から約15カ月を経過し、地震、津波、原子力事故等、災害時の対応について多くの課題が分かってきている。
 私自身もそうであるが、本議会の一般質問でも複数の議員が取り上げたように、国、県、市がそれぞれに独自に対応しなければならないこと、また柏崎市として国、県の対応を待つべき対応など切り口が色々とある。
 もちろんのことながら、行政が主体的に行うことではなく、国民、市民自らが考える課題、さらには個人だけでは対応できず、地域の力、共助というかたちで対応すべきという課題も存在する。
 幸い、我が柏崎市の自主防災会の組織率は向上しているため、自助、共助の力を高めることが「災害時に強いまち」につながることと考えられる。ただし、それは組織ができているだけでは無力であり、いかに中身を充実させるかが鍵を握っている。
 現時点においては東日本大震災を反映した各種計画・ハザードマップ等の一部については、策定を待っている状況であり、自助、共助の力を高めるための防災教育、防災計画・設備について十二分に準備できているとは言えないと思われる。
 災害はいつ発生するのか分からないため、現在の課題を整理し、改めて市民、少なくとも自主防災会を通じて提示する必要があろうことから、本質問を行いたい。

<自助の意識・知識向上を目指して>
 まず防災の基本「自らの安全は、自らが守る」、自助について確認したい。自分の身を守らずして、家族も助けられないことは言うまでもなく、そのために常に意識していることと、ちょっとした防災知識が必要となる。
 ある事例を紹介したい。兵庫県南部地震、いわゆる阪神・淡路大震災では亡くなった方のうちお年寄りが7割であるが、実は20~25歳の犠牲者も多く、古い学生アパートなどで被災している。病院で亡くなったのは4%ほどでしかなく、8割以上が自宅で亡くなり、ほとんどが窒息死(家財道具による圧迫や建物の倒壊)。死亡推定時刻は91%が1時間以内。これは、生き残った被災者のアンケート調査などでとった統計データではなく、医療解剖の結果、分かったこと。ちなみに、食事を食べられず亡くなった方は0.2%でしかない。
 東日本大震災の場合は、正確な数字がとれていないが、同様に1時間以内、公の助けがくる前、自助の範囲内(「てんでんこ」があったように)での対応が重要であったことが専門家から指摘されている。
 つまり、いかに自分の力で危機を回避するか、そして自分がいる建物や場所の特性を分かっているかが生死の分かれ目ということになる。

Q.災害時にまずとるべき行動、常日頃の備え、知識について、自助の重要さを含めて、市民の皆さんによく理解してもらう必要がある。自主防災会を活用できると思うが、市長としてはどのように考えているか。もちろん常に知識のアップデートも必要なので、定期的なものが必要となる。
A.年2回の防災学校、NPOを活用した自主防災リーダー講習会などを実施し、防災について学ぶ機会を用意している。(危機管理監)

 先の事例でご紹介したように、食糧不足で死に至るよりは、建築物での被害が格段に大きい。一般家庭においても、数日の食糧、命が助かるための黄金の72時間、3日分程度は備蓄があるはずであり、それを震災後にも食べられるよう、耐震性を上げる方が合理的である。

Q.公が大量に食料等を備蓄するよりは、そのパワー・コストを建物耐震化に振り向ける。こういった指導も建築住宅課をはじめ、柏崎市として取り組んでみてはどうか。平成23年第4回定例会において、都市整備部長から耐震改修について関心が薄れてきてるという答弁もあったが、これまで述べたような防災の観点からリフォーム制度を継続する考えはないか。
A.耐震化診断などのメニューを用意しており、年2回の防災学校でも周知している。ただ、利用は減少し、これは2度の震災を受けたことで建て替え、増改築が進んだためと思われる。柏崎市内で耐震化が必要な木造建築物の約80%が終わっており、残る20%は2度の震災を耐えた、持ち主の連絡がつかない、跡継ぎや経済的理由などから行っていないもの。リフォーム制度についても、その内容を見れば、耐震化のためや屋根瓦を金属に張り替えなどのものがある。引き続き、防災の点でのPRは行っていきたい。(都市整備部長)

<共助と防災計画・設備について>
 続いて共助と防災計画・設備について確認したい。
 5年前の中越沖地震でもそうであったが、市職員も被災者となるため、行政機能が完全に機能するまでには早くて1、2日はかかる。東日本大震災においては行政組織そのものが喪失した自治体も多く、当たり前のことではあるが、災害発生時から公助が機能するまで、自主防災会による共助の部分が担う部分が大きい。
 そして我が柏崎市においては、多くの国民が関心を寄せ
る原子力発電所もあり、自宅など被災した場所から一時集合(避難)場所、広域避難場所(72時間)に移動し、自主防災単位、つまり共助の状態になってからの情報収集、行動がカギとなる。
 東日本大震災における福島第一原子力発電所の事例では、緊急時迅速放射能影響予測ネットワークシステム、いわゆるSPPEDIデータを活用しての住民避難ができなかったことが二重の被曝などを生んだ。これは私も1年前の平成23年第4回定例会の一般質問で指摘した通りの結果であった。
 この反省を踏まえ、今後、SPPEDIデータが国、県から柏崎市に早く伝達されるよう改善が行われるであろう。しかし、実際に住民避難を行う場合には、柏崎市からいかに共助に移行した自主防災会単位に早く、信頼ある情報が周知されるのかが問われる。
 今年9月23日に中央地区で実施される総合防災訓練においては、中央39町内の自主防災会が、中央地区コミュニティセンターと情報のやり取りをする計画と聞いている。実際の災害時に各自主防災会が一斉に柏崎市に問い合わせするよりは良いものの、訓練とはいえ事務局も30を超える自主防災会との情報のやりとりは厳しいものがある。

Q.この自主防災会単位での行動に移行した際に必要となる計画について、現在策定中、もしくは検討しているものを決定予定時期、情報周知をどのように考えているのか。
A.基本的に情報伝達は、個人に対しては防災無線で行い、色々な情報伝達はコミュニティセンター単位に行う。実際の災害時には、情報を送るとともに連絡係りとして市職員を各地域のコミュニティセンターに送ることを考えている。原子力災害時避難であるバスの誘導もコミュニティセンター単位。新潟県ではそういったシミュレーションを行う予定となっている。各自主防災会、町内会に対しては、町内会長からコミュニティセンターに集まって説明する方法を考えている。(危機管理監)

 現在、新潟県で検討中である津波ハザードマップに加え、原子力事故時の避難経路、コンクリート屋内避難施設の指定など策定中のものがあり、決まり次第、早めに市民に周知してもらいたい。また、先に述べたように今年の総合防災訓練を行う中央地区ではをはじめ複数の町内会を抱えるコミュニティセンターは機能がパンクする恐れもあるため、今回の訓練で十分検証するようお願いしたい。
 最後に昨年、平成23年第4回定例会の一般質問で会田市長から答弁があったことを確認したい。
 私は、次のような質問を行った。

 東日本大震災の被災地となった自治体では、発生の2年前に災害派遣実動演習「みちのくアラート」という三陸沖の津波災害対処訓練をやっていた。しかし、福島第一原子力発電ではこのような事故は想定していなかった。また、福島県福島市に駐屯する陸上自衛隊第44普通科連隊は訓練を行っていたものの、テロなどの警備が前提。原子力発電所においては、津波でもテロでも周辺機器が喪失するという点では一緒であることから、同様の訓練を、柏崎を警備範囲とする陸上自衛隊第2普通科連隊と連携して行う必要があると思われる。また、今回は初めて災害対応でJTF(ジョイント・タスク・フォース)、統合任務部隊が編成された。陸・海・空の幕僚を入れて、全国の隊員をまとめる体制。こういったかたちを取り入れ、自衛隊と密接に連携した防災訓練を行う必要があると思うが市長の考えはどうか。

 これに対し、会田市長の答弁は、

「私自身も新潟県の防災検討委員会のメンバーでもあるため、その場で提案してみたい」

というものであったと思われる。

Q.その後、新潟県の防災検討委員会では、どのような提案を行い、結果はどうだったのか、教えてもらいたい。
A.福島第一原子力発電所事故の国による検証を待って、各種見直しをする。詳細な記憶がないので答弁を確認したが、正確には「必要がある」と答弁した。

Q.「必要がある」なら委員として発言すべきであるが、発言はしなかったのか。またそういった話はでなかったのか。
A.必要性を感じただけで、委員として発言はしていない。

 何のために世界最大の原子力発電所立地自治体のトップとして、委員になっているのか。
 柏崎市民の安全と安心のために仕事をしてもらいたい。

 質問の最後にきて、いつものように力が抜けるような答弁であった。柏崎市民を守るために自分の頭で考え、色々なところに働きかけて、動こうという気がないのであろうか。

Cimg2289 11時40分に休憩となり、会派室に戻って「割烹おくい」(電話:0257-24-6486)の弁当で昼食をとりながら、会派会議。
 途中、複数の柏崎市民の方から電話を頂き、午前中の私の一般質問のやりとりを聞いて、柏崎市の原子力防災、ひいては市長の防災に対するやる気のなさに驚いたとの感想を頂戴した。

 13時から再開となり、二名の議員が一般質問を行った。質問のなかで景観条例に関するものがあり、会田市長は「広報かしわざき」の随想にも掲載したように取り組んでいるとの答弁があった。景観条例については、平成16年9月の平成16年第4回定例会で私は条例案の提示も含めて行い、会田市長に対する一般質問でも何度も問うているため、「何をいまさら・・・遅い!」との感が強い。

 14時55分から約10分間の休憩ののち、もう二名の議員が一般質問を行った。
 某議員は、教育勅語を引用するなどの教育的内容の質問を行ったが、国旗、市旗の議場への掲揚に反対討論まで行って反対したことを忘れているようだった。
 そして原子力発電に対し、もともと緩やかな脱原発派であったのに、「原発容認派が脱原発になった」とのマスコミ報道で迷惑しているといった発言もしていた。では、平成21年に行った原発推進派としての要望は何だったのかと思う。その場ではバレないと思っているのであろうか。

 17時に終了となり、一旦自宅に戻ったのち、打ち合わせのため、市内某所に移動。

Nec_0001 18時30分、自宅に戻り、地元で獲れた飛魚と生姜、米麹の白味噌をフードプロセッサーで混ぜてから揚げた飛魚団子、国産大豆の冷や奴、小粒納豆、ご飯2杯で夕食をとる。
 飛魚の揚げ団子には飛魚の出汁を餡にしてかけようと思ったが、そのままの方が素材の旨味を味わえた。

 食後、新潟市に移動。

 21時から某所にて打ち合わせ、引き続き場所を変えての懇親会となった。

 23時、飛び込みでホテルに宿泊。シャワーを浴びたのち、24時に就寝する。

2012年6月10日 (日)

どこの国の大使なのか?丹羽駐中国大使問題
漁船衝突事件、新潟中国総領事館移転拡大

 3時、就寝。

 7時に起床し、大粒納豆、目玉焼き、モクズ蟹でご飯2杯の朝食をとる。

 9時、事務所に来客。

 11時から市内の某イベントのお手伝い。

Cimg2276 ピーク時のお昼を過ぎたところで帰宅し、13時50分、市販の醤油ラーメンのタレにモクズ蟹でとったダシを加え、極太ストレート中華麺、干し納豆パウダー、煮豚をのぜたモクズ蟹ダシ醤油ラーメンで昼食をとる。
 小さなモクズ蟹を茹でてから叩き、スープストックを作ってあるので、気軽に蟹味が楽しめる。

 食後から事務所にて事務仕事。議会も開会したため、各種イベントのための資料づくりなど、事務仕事が溜まってしまっている。

Nec_0001 19時30分、スーパーで半額になっていたサーモンのカルパッチョサラダ、岩手産地鶏の塩焼き、小粒納豆となめ茸の和え物、ビール500ml3本、梅干しのおにぎり1個で夕食。
 男子バレーボールのイランvs日本を観戦したため、食後から明日の一般質問の準備に入るはずが、すっかり釘づけとなった。どこの国もリベロの運動能力は高いが、イランのリベロは仕事師と見受けた。

 風呂に入ったのち、22時から事務所にて事務仕事。

 中国をよく知るビジネスマンとしての期待されたのか、民主党政権において、元伊藤忠商事会長・丹羽宇一郎氏が平成22年6月に駐中国大使となった。就任の年には、尖閣諸島の中国漁船衝突事件の対応において、中国政府に早朝に呼び出された上、中国側の圧力に負け、さらに日本の企業・フジタの社員4人の拘束でも中国側と交渉できず、「素人同然」との批判が湧き上がった人物である。
 その後も対中政府開発援助(ODA)を打ち切らないような意見具申をしていたことに加え、現在も新潟市内で反対運動が起こっている新潟中国総領事館の移転拡大問題についても、北京大使館の増築とバーターで約束させられてしまっている。
 加えて今回、東京都の尖閣諸島購入計画に対する反対発言で民主党政権は火消しに躍起になっており、処分も加えないという。
 誰がどうみても、日本の大使ではなく、中国のスパイのような行動である。
 日本の国益のためにも是非、一刻も早く更迭してもらいたい。


平成24年6月9日『産経新聞』

政府、丹羽大使処分せず
石原知事「大使の資格なし」

 玄葉光一郎外相は8日の記者会見で、丹羽宇一郎駐中国大使が英紙インタビューで東京都による沖縄県・尖閣諸島購入計画に反対を明言したことについて「一切こういうことがないようにするということなので、今はそう受け止めている」と述べ、処分する考えのないことを明らかにした。
 丹羽氏からは外務省幹部を通じて、自らの発言について「大変申し訳ない。ご迷惑をお掛けした」との連絡があったという。
 これに対し、自民党は8日の外交部会で、丹羽氏の更迭を求めていく方針で一致した。会合では「大使の身分がこのままということになれば、日本政府として認めたということになる。口頭注意というレベルではない」(小野寺五典部会長)、「丹羽氏は、明らかに政府と違う見解を越権行為で言った。中国大使としてふさわしくない。代わっていただきたい」(山本一太前参院政審会長)といった批判が相次いだ。
 丹羽氏を召還して事実関係を確認すべきだとの意見も出たが、同省の新美潤アジア大洋州局参事官は「丹羽大使から釈明があったということで、整理ができたと考えている」と拒否した。
 尖閣諸島購入を計画している東京都の石原慎太郎知事は8日の定例会見で、丹羽氏の発言について「日本を代表して北京にいるべき人物じゃない。自分の国のことを勉強して物を言わないと、大使の資格はない」と厳しく批判した。

2012年6月 9日 (土)

第25回全日本ライフセービング種目別選手権大会ウェルカムパーティ

 2時、就寝。

 6時に起床し、甥っ子、姪っ子を起こして、蟹捕りにでかける。仕掛けておいたものを回収し、18杯を捕獲した。

 8時、大粒納豆、飛魚の塩焼き、水菜サラダ、モクズ蟹の味噌汁でご飯2杯の朝食をとる。

 9時、来客があり、法的根拠をはじめ、今後の戦略について話し合う。

Nec_0004 10時、諏訪町アーケード商店街で恒例となっている第37回ガラクタ市にでかける。あいにくの雨であるが、面白いお店も多く、知った顔も多く見かけた。
 姪っ子がどうしてもスイーツのディスプレイがほしいというので300円のものを購入。

 11時、事務所に戻り、議会資料の読み込み。

 13時、事務所に来客。せっかくなので、スパゲティを茹で、トマト、ピーマン、玉葱、マッシュルーム、牛挽肉、デミグラスソース缶でスパゲティ・ミートソースを作り、一緒に昼食をとる。

Nec_0005 16時30分、姪っ子がデコレートしてみたという手作りのチョコバナナクレープを食べる。
 クレープは基本的に生クリーム+チョコ系かソーセージ+野菜系が好きであるが、納豆生クリームチョコゼリークレープなどのキワモノ系も嫌いではない。

Cimg2274 18時30分、柏崎市産業文化会館に移動し、第25回全日本ライフセービング種目別選手権大会ウェルカムパーティに出席する。
 全日本ライフセービング種目別選手権大会は、国内4大会のうちの一つであり、今回、日本海側では初の開催となる。今日と明日にかけ、今年11月8日からオーストラリアのアデレードで開かれる「RESCUE2012世界選手権」への出場権をかけ、サーフレースやボードレース、ビーチフラッグス、オーシャンマンなどの種目別に協議が行われている。
 主催者挨拶では、特定非営利活動法人日本ライフセービング協会が設立から20年、柏崎ライフセービングクラブが16年目を迎えていることに加え、話が熱い方向に進み、尖閣諸島の購入資金寄付にウェルカムパーティの収益の一部を充てるということになり、会場内が拍手で沸いた。
 

Cimg2275 特定非営利活動法人日本ライフセービング協会の小峰理事長からは柏崎青年会議所のビーチクリーンをはじめ、柏崎市民が浜を綺麗していることや大会誘致、選手歓迎への謝辞があった。
 日本海側のライフセービングの聖地になるよう、自分でもできる限りの応援はしたい。

 乾杯のあと、懇親となり数十名の方と意見交換。

 20時30分、市内某店に移動し、市政に関する打ち合わせを行う。

 22時、事務所に戻り、資料作成。

2012年6月 8日 (金)

平成24年第3回定例会開会
何だったのか、食の地産地消推進条例の検討

 移動した県内某市で2時間ほど仮眠し、5時から某早起きの会で原子力発電と放射線について約50分間の講演を行う。

 講演終了後、自宅に戻り、90分ほど仮眠。

 8時10分、大粒納豆、ミートボール、水菜のサラダ、モクズ蟹の味噌汁でご飯2杯の朝食をとる。

Cimg2270 8時40分、市役所に移動し、9時から議会運営委員会に出席する。議題は、以下の通り。

1.議員発案の取り扱いについて
 社会クラブ提出の2つの意見書、共産党提出の消費税増税反対の意見書については意見一致をみず、市民クラブの「直轄事業の継続と適正な維持管理、地元建設業への支援を求める意見書」については、概ね賛成であるが以下の点を要望、文言修正を求めることとした。

(1)道州制への言及は良いが、新潟県の場合、新潟州構想というまな板に乗っている課題があるので、その点を考慮して頂きたい。
(2)全国的な問題であるが、やはり柏崎市議会として議決する以上、柏崎市の現状も盛り込むべきである。

2.議案の取り扱いについて(議第67号 東日本大震災に係る被災者に対する国民健康保険税の減免の特例に関する条例の一部を改正する条例の制定について)
 6月15日前に条例改正が必要となることから、委員会付託を省略し、今日の本会議で採決することとなった。

3.請願4件の取り扱い
 4件の請願のうち、3件は請願者が趣旨説明を行うこととなった。

4.その他
・食の地産地消推進条例について

 文教経済常任委員会として意見の一致をみなかったので、今議会に議員発案で行う。

→ 意見の一致をみなかったというが、その経緯や市民9名が来たという市民説明会の後処理など、どうなっているのか不明。全員協議会も繰り返してきたが、文教経済常任委員長から経緯を説明してもらうべきではないか。議論が紛糾し、結局、今日の午後に改選となる議会運営委員会に申し送ることとなった。

・議席の変更として、飯塚寿之議員と三井田との位置の変更の提案がされ、各会派長に任せることに決定。
・一般質問の時間オーバーが目立つため、留意してもらいたい。
飯塚議員から本会議場にて議会冒頭で謝罪の申し出があったので、代表者会議を即、開催したいとの申し出があった。

→ なぜ傷害事件に関して、検察の判断もでていないなか、片方の当事者だけ、そんな特例が許されるのか不明である。5月22日に開催された会派代表者会議においては、

(1)4月9日付で要請した議会活動及び議員活動の自粛要請の期間は延長しない。
(2)検察の判断・結果が出たら、改めて会派代表者会議を開き、議会としての対応を協議する。

と決定しており、一方だけが発言の場を求めるのもおかしい。

 10時10分に終了となり、議席を変わることが会派内で決定。その後、会派代表者会議が緊急で開催された。当事者の一人であるため傍聴はしなかったが、議題は飯塚寿之議員が本会議場において議会冒頭に「議会を混乱させたことの謝罪をしたい」との一方的な申し出。これまで私にも議場における発言の場を与えず、かつ検察の判断もでていないうちに、パフォーマンスとしての謝罪を片一方だけに許すのはフェアではない。
 
案の定、良識ある会派からも異論がでて、結果は否決となった。

Cimg2271 10時40分、議場にて2名の議員が全国・北信越市議会議長会からの25年、20年の議員永年勤続表彰された。
 表彰式終了後、本会議。成24年第3回定例会が開会。
 冒頭は即決しなければならない、「議第67号 東日本大震災に係る被災者に対する国民健康保健税の減免の特例に関する条例の一部を改正する条例」の説明があり、全員賛成で可決した。
 以下、提案された議題は以下の通り。

「議第65号 職員の特殊勤務手当に関する条例の一部を改正する条例」
・防疫等に関する特殊勤務区分の明確化、費用改定。
「議第66号 妊産婦及び子どもの医療費助成に関する条例の一部を改正する条例」
・3人以上の子供がいる場合の県単独事業の見直しにより、満15歳となった年度末まですべての子供に拡大。
「議第68号 国民休養地設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例」
・民間アイデアの活用として、指定管理者制度を導入。
「議第69号 市立児童クラブ設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例」
「議第61号 平成24年度一般会計補正予算(第3号)」

・国際交流事業
 中国・峨眉山交流負担金 95.6万円
 日中国交正常化40周年記念展負担金 100万円
・東日本大震災災害廃棄物広域処理事業 779.3万円
・荒浜漁港漁港災害関連事業工事 2500万円

Q.荒浜漁港の砂防工事については、これまで議論もでてきたが、今回工事を進めていくうえで発覚したとはいえ、2500万円の追加とは、最初の工事設計がどうなっているのか、という感覚になる。経緯を確認したい。
A.昨年10月に工事発注をしたものの、その間が冬季であり、工事を一時中断した。春先に再度、測量したところ、1mほど地面がえぐられており、その分の工事をしたい。

→委員会の場で再質疑予定

「議第62号 平成24年度ガス事業会計補正予算(第1号)」
「議第63号 平成24年度水道事業会計補正予算(第1号)」
「議第64号 平成24年度下水道事業会計補正予算(第2号)」
「議第70号 公の施設の区域外設置に関する協議について」
「議第71号 契約の締結について(北条小学校改築(建築本体)工事)」
「議第72号 契約の締結について(北条小学校改築(電気設備)工事)」
「議第73号 契約の締結について(北条小学校改築(機械設備)工事)」
「議第74号 契約の締結について(北鯖石保育園改築(建築本体)工事)」
「議第75号 財産の取得について(土地)」
「議第76号 財産の取得について(消防ポンプ自動車)」
「議第77号 財産の取得について(化学消防ポンプ自動車)」
「議第78号 市道路線の廃止について」
「議第79号 市道路線の認定について」

 11時50分、本会議が終了。会派室に戻り、資料の作成を行う。

Cimg2272 12時40分、「割烹おくい」(電話:0257-24-6486)の弁当で昼食をとりながら、会派会議。
 主題はやはり文教経済常任委員会として委員会発案するとしていた食の地産地消条例の扱いについてである。全会一致を目指すと説明があり、意見を求められたので「こうしたら良いのでは」とコメントしてきたが、一方的に議論打ち切りをし、特定の議員15名での議員発案で午前中に提出したという。
 水面下で非常に手際が良い?ことで、予想されるのは、

「特定の議員に邪魔されたので、全会一致ではなく特定の議員で発案した」

といった、これまでと同じ陰謀めいた作り話のパターンであろう。

Cimg2273 13時、新しいメンバーでの議会運営委員会(任期:1年)が開催されることになり、所属会派からは引き続き私が委員となった。
 議題は、

1.委員長の互選
 指名推薦があったものの、複数となったため選挙。大志クラブ・星野議員が4票、自治研究会・砂塚議員が5票で砂塚議員が委員長となった。

2.副委員長の互選
 共産党・宮崎議員で決定。

3.副議長の議会運営委員会への出席
 議会会議規則第110条第1項(委員外議員の出席)の規定により、常時求めることとした。

4.閉会中の継続審査
 各定例会・臨時会の運営及び議会運営の調査・研究等について、閉会中の継続審査の申し出をし、本会議の議決を得る。

5.「直轄事業の継続と適正な維持管理、地元建設業への支援を求める意見書(案)」について
 用字・用語を修正の上、議会運営委員会で発案することとなった。

6.議員間討議の試行について
 今議会から議員間討議を試行することとし、当局の議案説明があったのち、

 質疑→質疑を終結せず、議員間討議→討論→採決

という流れで行う。議員間討議を行いたい議案がある場合は、事前に委員は委員長に申し出をし、委員長はその旨を委員に伝える。

7.その他
(1)追加議案について
 議案の一部修正が間に合わなかったので、追加議案として6月13日に「高齢者生活支援施設建設(建築本体)工事の契約締結」を提出する。
(2)第22回新潟県市議会議員親善ゴルフ大会について
(3)議席の変更 議案として提出予定
(4)地産地消条例の報告について

 案の定、最後の議題となった地産地消条例については紛糾し、社会クラブの某議員からは、

「ある議員が『時期尚早』の発言を繰り返すばっかだった。だから(文教経済常任)委員会での発案はあきらめた」

といった旨の発言もあったが、そもそもそういった発言が本当にあったのかどうかの事実確認はもとより、議論がどこで行われ、どういった内容だったのかの議事録がない。所属会派である整風会としては、文教経済常任委員会に委員をだしていないため、議論に参加できないまま、記録も確認できない状況にある。
 これまでの経緯は以下のようなものであり、これは議会や条例の制定といったような問題ではなく、そもそもの仕事の進め方が幼稚なだけといえよう。

1.特定議員で民間団体と条例案を検討。

2.特定議員での条例提案ができず、平成23年12月に文教経済常任委員会で検討することが決定。以降、文教経済常任委員会(整風会からは委員なし)で検討を進める。

3.全会一致を目指すということから、平成24年3月から全員協議会が実施され、初めて意見を公式の場で述べることができた。

4.5月末に市民説明会を実施するといった情報をもらったものの、どういった反応でどういった回答を市民にだすのか不明なまま、委員会発案をやめるとの紙一枚での報告。 委員会として市民説明会を実施したことの責任所在も分からない。

5.委員会での発案をやめた詳細な報告がないまま、6月8日、議会過半数となる15名の議員が連名で議員発案として提出。賛成してくれ、と人に意見を求めておいて、意見反映しないまま、今度は勝手に自分たちで提案するという流れ。


平成24年6月8日『柏新時報』

地元野菜買いたいが・・・
地産地消条例めぐり意見交換

 市議会文教経済常任委員会(若井洋一委員長・加藤武男副委員長・6人)が検討を進めている「食の地産地消条例」(仮称)について、市民の意見を聞く会が5月31日、市役所会議棟で開催された。
 この条例は、「山・里・海の三つの幸の恩恵」(条例案前文)で育まれた安全で安心な農林水産物の地産地消が市民の健康増進と活気あるまちづくりにつながるとして、推進のため生産者、消費者、事業者、市の役割を定めるもので、郷土料理の継承、6次産業化、食育の推進など、様々な課題を盛り込むとともに、「地震災害時には生産者と事業者が連携し市内農林水産物の確保を図り、安全で安心な食材を被災者に提供することに務める」などと二度の地震をふまえた内容となっている。
 文教経済常任委員会では、JAや消費者協会など各種団体との意見交換、議会での意見拝聴、全員協議会での議論など、数々の段階を踏み、市民の意見を直接聞いて総仕上げを行おうと意見交換会を31日午後と夜の2回開催したものだ。
 意見交換会では、若井委員長のあいさつや経過説明に続いて、20条からなる条例案を詳しく説明した。
 12人が出席した午後の部には「なるべく地元のものを使いたいと思っているが、販売している場所が限られている。もっと多くの場所で地場野菜が販売されるよう、仕組みを作ってほしい」「少子高齢化の影響で、担い手が不足していると聞く。農業の担い手が増えるような施策を連動して進めることが必要では」「消費者の側も高齢化していて、(地元野菜がたくさん出ているという愛菜館に行きたくてもいけない。まちなかで購入できる仕組みを作ってほしい」「姿、形にこだわるから量的に不足するのではないか。曲がったきゅうりでも、地元のものなら安心できるので買いたい」など様々な意見があった。
 委員会では「条例への期待が大きいことを感じた。なるべく早い段階での制定を目指す」(若井委員長)としている。


 14時40分、文教経済常任委員長に報告を求めるということで決着し、委員会が終了。

 15時30分、市内某所での打ち合わせ。

Nec_0003 16時30分、新潟中国総領事館問題を考える会の代表が柏崎に来たため、「ガッツリ食堂ドカメン」(電話:0257-32-1523)に行き、一番辛い鬼しびれ、無料の大盛りにした「黒しびれみそ 780円」で早めの夕食をとりながらの打ち合わせを行う。

 17時、車両関係のトラブルの報が入り、現場に向かう。

 18時30分、事務所に戻ったところで来客。

 20時から市内某所での打ち合わせに出席する。3件の会議が重なっているため、政治関係を優先させてもらった。

 22時、お泊りに来た甥っ子、姪っ子とともに蟹捕りに向かう。1時間で17杯を捕獲した。

 23時過ぎ、自宅に戻り、甥っ子、姪っ子を風呂に入れたのち、事務所でビール500ml4本を飲みながら資料作り。

2012年6月 7日 (木)

陰謀渦巻く、柏崎市議会:傷害事件、片方だけ謝罪?食の地産地消推進条例

 熱めの風呂に入ったのち、1時に就寝。

Nec_0003 4時30分に起床し、昨日の情けない結果の巻き返しを図ろうと近くの海にモクズ蟹を捕りにでかける。
 まだ暗いうちに行ったせいか、ワサワサと動くモクズ蟹を見つけ、約2時間で11杯を捕ることができた。

 7時、自宅に戻り、大粒納豆、目玉焼き、独活の漬けものでご飯2杯の朝食をとる。

 8時過ぎから市内まわり。

 11時、事務所に戻り、パソコンのメールをチェックしたところ、議会事務局から以下のようなメールが入っていた。


          平成24年6月7日
議 員 各 位
          文教経済常任委員長
            若 井 洋 一

(仮称)柏崎市食の地産地消推進条例について

 このことについて、これまで、文教経済常任委員会で発案することを目指して活動してまいりましたが、このたび、委員会発案について意見の一致を見ず、これをもって、調査・研究の継続を断念いたしました。
 議員各位におかれましては、これまでの間、貴重な御意見等をいただくなど、当委員会の活動に御理解と御協力を賜り、感謝申し上げます。


 食の地産地消推進条例については、昨年の平成23年第2回定例会から文経経済常任委員会で検討してきており、稚拙な仕事の進め方でなかなか前に行かず、委員として参加していない私を含む整風会が邪魔をしているとし、それでもと全員協議会を開催してきた。
 前回の議会最終日に継続審査の申し出をした以上、方針転換するならするで正式な議会の場で経過報告があってしかるべきである。 「委員会発案の意見の一致をみなかった」の一言で、これまでの騒動をチャラにしようというのは不誠実。明日の議会運営委員会でキチンと説明を求めたい。

 13時30分、冷やご飯のうえに非常食のレトルト親子丼をかけて昼食。

 15時、16時と事務所に来客があり、市政に関する意見を多く頂戴する。

 16時32分、柏崎市議会の霜田彰議長から携帯電話に着信があり、何かと思えば傷害事件で書類送検されている飯塚寿之議員が、明日の議会開会日の冒頭、「議会に迷惑をかけた」という自分だけ謝罪を行うということであった。検察の判断もでていないなか、何アホなことを言っているのか、というのが第一印象。
 これまで事情説明をしたいという申し出も受け付けず、この件で私が発言することを封じてきた。それをいきなり説明もさせずに、一方には謝罪の機会を与えるのはフェアではない。明日の議会運営委員会で公平な扱いではないと抗議したい。

 18時事務所に来客があり、2件ほどの調査の依頼を頂く。

Nec_0001_2 19時30分、東栄町会館に移動し、平成24年度第3回東訪振興協議会理事会にアドバイザーとして出席。
 議題は防災学習会、9月23日に予定されている柏崎市としての総合防災訓練への参加形態、海抜表示、原子力発電所からの位置、原子力災害時のコンクリート避難施設先表示についてであった。

Nec_0002 22時に終了し、そのまま柏崎青年会議所事務局に移動。環境エネルギー委員会で担当する6月例会のメイン事業ともいえるDIG(災害想像ゲーム:Disaster Imagination Game)の資料確認を行う。
 自分の住む地域の地図を使ったDIGではないため、想定をよく説明する必要があり、仮想地図に詳細を記入することとなった。

Nec_0003a 22時50分、自宅に戻り、スーパーで半額になっていた鮨、茹でたモクズ蟹、頂きもののワタリ蟹を茹でたもの、挽き割り納豆と大根おろしの和え物、佐渡バターラスクで夕食をとる。
 蟹づくしといった様相だったため、ビールでも飲みたかったが、資料作りと車の移動があるため、我慢であった。

 食後から事務所にて資料作成。

 24時、資料作成が終わったたため、県内某市に移動する。

2012年6月 6日 (水)

寛仁親王殿下薨去
原子力規制「3条委員会」で合意

 2時、就寝。

Cimg2265 6時に起床し、気分転換がてら、近くの海にモクズ蟹を捕りにでかける。
 もう少し早い朝の暗いうちか、夜でないと活発に動くモクズ蟹を直接、目視して捕ることはできないので、当てずっぽうでモクズ蟹がいそうな場所を探る。結局、卵を多く抱えたメスのモクズ蟹1杯という、情けない結果であった。

 自宅に戻り、9時、大粒納豆、粗挽きソーセージ、甘塩鮭塩焼きでご飯2杯の朝食をとる。

 10時から市内某所での打ち合わせ。

Cimg2269 13時50分、新潟中国総領事館問題を考える会の代表が柏崎に来たため、「盛来軒 岩上店」(電話:0257-22-2182)にて、昼食をとりながらの打ち合わせを行う。
 昭和のラーメンを食べようと「大盛チャーシューメン 930円」にしたものの、ついトッピングとして「岩のり 200円」を追加。スープに残った岩のりを全部食べようと思うとスープを飲み干さなければならず、できればコーンをすくうレンゲのようなものがほしい。

 15時、県内某市の公共施設の会議室にて、県政に関する意見交換会に出席する。国政がいい加減な状態なので、県政にも影響がでてしまう。

 17時、「ヒゲの殿下」の愛称で国民に愛された寛仁親王殿下が薨去されたとの報が入った。皇族のお一人として、オールナイトニッポンのDJを引き受けることに始まり、ジェントルマンとしてのマナーや障害者福祉活動、トルコとの友好関係など、多くの偉業をなされた。
 ご自身も多くの闘い(関連手術は16回)をされた癌に関する著作は、非常に興味深く熟読した覚えがある。心から哀悼の意を表し奉りたい。

 18時、市内に戻り、某所にて打ち合わせ。

Nec_0001a 19時、一旦、自宅に戻り、国産大豆を使ったにがりの豆腐に自家製豆板醤とラー油をかけたもの、親族が釣ってきた大きな黒鯛の刺身、ご飯2杯、ひきわり納豆汁で夕食をとる。
 黒鯛は釣ってからすぐ血抜きしており、かつ1日ほど冷蔵庫内で熟成させたので、身の弾力と旨みのバランスが良い。

 予定変更となったが、19時50分から地元の東学校町集会所にて、成年会事業についての打ち合わせ。

 21時、事務所に戻り、議事録や資料を作成する。

 24時、ネット上での会議。

 新しい原子力規制組織の設置に関し、国家行政組織法第3条により高い独立性をもつ「3条委員会」として組織するという自民党・公明党案を民主党が丸のみするという報道があった。このことに対し、当てこすりをするように民主党議員117人が原子力発電所の再稼働を慎重にすべきとの署名で牽制しているという。
 民主党は政権として、再稼働を優先し、民主党内にはそれに反対する議員も多いということになる。
 消費税増税も同様であるが、自分の党がまとまらないなか国民を巻き込むのはやめてほしい。


平成24年6月6日『産経新聞』

原子力規制組織
自公案「3条委」で合意
民主117人は再稼働慎重署名で牽制

 新たな原子力規制組織の設置に関し、独立性の高い「原子力規制委員会」が新設されることになった。関連法案を審議している衆院環境委員会の民主、自民、公明3党理事が5日、国会内で協議し、自公両党が提出した対案をもとに国家行政組織法第3条に基づく「三条委員会」の新設で合意した。
 早期の組織発足を優先した政府・民主党が自公案を事実上「丸のみ」で譲歩したことで、今国会の法案成立が確実となった。原発再稼働と密接に絡む新組織は、早ければ7月にも発足することになり、野田佳彦首相が目指す早期の原発再稼働に向けた環境が整う。
 原子力規制庁を環境省の外局とする政府提出案は、自公案とともに取り下げることも確認した。今後、3党の理事間で原発事故が起きた際の首相の指揮権のあり方などをめぐる調整を行った上で、委員長が法案を提案する。12日にも衆院本会議で可決、通過する見通し。
 一方、民主党有志議員は5日、関西電力大飯原発3、4号機(福井県おおい町)の再稼働を慎重に判断するよう求める同党議員117人分の署名を集め、首相あてに提出した。
 署名は、政府が進める再稼働の動きについて「党内合意と国民の理解が不十分」と断じた内容。呼び掛け人代表で、菅直人前首相のグループに所属する荒井聡元国家戦略担当相らが官邸で斎藤勁官房副長官と面会し、「節電で乗り切ることが国民の理解だ。再稼働の強行は控えるべきだ」と訴えた。

2012年6月 5日 (火)

『週刊ポスト』2012年6月15日号特集「中国が極秘に買収した日本の領土5000坪」

 3時、就寝。

 7時に起床し、大粒納豆、筍の煮物、独活の漬けものでご飯2杯の朝食をとる。

 9時過ぎから農業委員会の農地パトロールとして、担当地区の松波、荒浜、高浜地区をまわる。

 12時、自宅に戻り、鯛のアラで作った鯛飯、南蛮海老の味噌、鰯の味噌煮で昼食。

 13時から市役所担当課、会派室をはじめ、平成24年度第3回定例会に向けた準備を行う。

 16時、事務所に戻り、事務仕事。

Nec_0001 18時50分、頂きものの国産牛サーロインを一晩、八丁味噌、長野県の米麹赤味噌を混ぜたものに漬けておいた自家製「牛肉の味噌漬け」、トビウオの刺身、生野菜サラダ、トマト、ビール500ml3本で夕食をとる。
 牛肉の味噌漬けはいきなり強火で焼くと焦げてしまうので、さっと強火で表面を焼いたあとは、じっくりと弱火で蒸し焼き風に焼いてみた。

 食後から事務所にて、柏崎青年会議所や各町内会などの会議資料を作成する。

Cimg2264 20時、緊急での依頼ということで、Windows Vistaで正常に動いているパソコンがWindows8で動作するのか実際に検証し、今後のパソコン導入計画を決めたいとの話があり、自分でもWindows8RCをインストールし、試してみる。スマートフォンとしてではなく、パソコンとして慣れるまで時間がかかりそうなOSである。

 『週刊ポスト』2012年6月15日号に「中国が極秘に買収した日本の領土5000坪」という特集が4ページに渡って掲載された。

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 ネット上でも同内容のものが掲載されているが、是非、本誌の方をご購入いただき、より多くの方に読んでもらいたいと思う。一部を以下に引用したい。


中国が新潟市で5000坪土地購入
日本国内の“中国領”を意味

 中国の在外公館をめぐって、書記官のスパイ活動疑惑より深刻かつ不気味な事態が進行している。舞台は新潟市。国会議事堂より広い5000坪もの広大な土地が中国に買われ、そこに総領事館が移設されようとしているのだ。
 新潟に中国総領事館が設置されたのは、2010年6月のこと。現在、中国は新潟市内に4階建て敷地面積424坪の商業ビルを借りて、総領事館として使っている。しかし、中国側は当初から自前の総領事館を建てたいと、新潟市に土地の紹介を要請していた。
 この要請を受け、新潟市は候補地として数か所を紹介。中でも最有力として浮上したのが、市の中心部にある万代小学校跡地だった。
 2010年8月、新潟市の篠田昭市長は、中国の総領事館建設計画を歓迎し、住民への説明を十分に行なわないまま、中国への土地売却を前提に測量を開始した。
 しかし、これに地元住民が反発。折しも、9月に尖閣諸島周辺海域における、中国漁船による海上保安庁の巡視船への衝突事件が起こったことから、住民の間に不安の声が高まったのだ。

「『万代小学校跡地を中国に売却しないでほしい』という請願が3件、市議会に提出され、昨年3月に市議会で採択された。これを市が重視し、中国への土地売却を断念した」(前出・新潟市役所経済・国際部国際課)

 万代小学校跡地の広さは約5000坪。そして、中国が買った信濃川沿いの土地も5000坪。現在の総領事館の10倍以上にも及ぶ。東京・南麻布の中国大使館でも3333坪である。なぜ中国は総領事館の用地として、5000坪もの広大な土地にこだわるのか。
 中国側は利用目的について、新潟市にこう説明しているという。

「職員は17人程度だが、コックや運転手などを含めるとかなりの数になるので、それらの方々とその家族を住まわせる宿舎を敷地内に入れたい。また、総領事公邸や事務棟、新潟市民とも交流ができる広い庭も作りたいという話だった」(新潟市役所経済・国際部国際課)

 しかし、この説明を鵜呑みにすることはできない。本来、地方の総領事館がやることといえば、職員の人数からもわかるように主たる業務はビザの発行くらい。通商問題の処理等もあるものの、こんなに広大な土地を取得する必要性はまったくないのだ。
 
ではなぜ、中国は広大な総領事館、しかも新潟にこだわるのか。

2012年6月 4日 (月)

生活保護に厳しい意見:偽装離婚等

 3時、就寝。

 7時に起床し、大粒納豆、目玉焼き、荒挽きソーセージ、キャベツの酢漬けでご飯2杯の朝食をとる。

 午前中は電話やメールでの問い合わせラッシュとなり、昨日、新潟中国総領事館問題を考える会主催、頑張れ!日本全国行動委員会新潟県本部設立準備委員会共催の講演会「中国の軍事拡大と対日工作」を実施したので、そこで情報を得た方などからご連絡も頂戴した。

 11時、事務所に来客。

Nec_0001 12時50分、コロッケのフリーズドライの出来が素晴らしいと話題になっていた「マルちゃん 黄金色のコロッケカレーそば」とご飯、グレープフルーツジュースで昼食をとる。
 評判の通り、コロッケの出来が良く、つゆが染み込んでモロモロになるところも再現されていた。

Cimg2261 15時、母校である柏崎市立柏崎小学校に移動し、「昔の遊びクラブ」の講師として、いつものメンバーであるK氏、W氏とともにクラブ活動を行う。
 今回は紙飛行機の基本4種類を復習するとともに、4チームに分けてのチーム別大会での1位~3位、一番よく飛んだで賞として賞品も用意した。
 勝負に負けて、「何で賞品もらえないのー」とキレる生徒もいたが、競争の結果(世の中には競争がある)であり、次回一緒に頑張ろうと声をかける。

 17時30分、事務所に戻ったところで来客。

Nec_0002 18時20分、頂きものの国産牛サーロインを脂をひかずにフライパンで焼き、自身の脂で表面がカリカリになったところで牡蠣醤油ベースのたれを入れたステーキ、引き割り納豆と大根おろしの和え物、水菜サラダで夕食をとる。

Nec_0003 19時40分、柏崎商工会議所に移動して柏崎青年会議所の環境エネルギー委員会としての打ち合わせに出席する。資料を持参しようとしたもののプリンタのインクが無くなっていたため遅参してしまった。
 内容は、今月6月12日に開催される6月例会についてである。

 22時、事務所に戻り、事務仕事。

 各マスコミを騒がしている生活保護について、柏崎市民の皆さんからも多くの問い合わせを頂いた。
 柏崎市の予算においても6億円を超える生活保護費については、これまでも議会や委員会の場で「本当にこれで良いのか」と問題にしてきており、本ブログにおいても情報提供を続けてきた
 柏崎市内の生活保護の実態についての情報提供を多く頂いたため、次の議会においても問題として取り上げたい。


平成24年6月2日『産経新聞』

朝から喫茶店でモーニング、パチンコ
生活保護に厳しい意見も

 生活保護について、本紙にこれまで多数の意見が寄せられている。そのほとんどが、不正受給に対する怒りや疑問だ。身近にいる一部の受給者の生活ぶりに「いい暮らしをしている」と感じる人が多く、「仕組みを考え直す時期だ」と指摘している。
 <<戸籍上だけ離婚した夫婦がそれぞれ生活保護を受け、アパートの部屋を隣同士で借りて働き、東京の大学に通う息子に仕送りをしていた>>
 大阪市西成区の女性は知人のケースを挙げ、生活保護をめぐる現状を<<不条理だ>>と記す。こうした意見は地域に関係なく寄せられており、同市西淀川区の読者は<<朝から喫茶店でモーニングを食べ、パチンコへ行く人がいる>>と、一部の受給者の暮らしぶりに疑問があるとつづっている。
 怒りや疑問は行政にも。大阪府八尾市の女性は<<安易に受給資格を与えている>>と批判。別の読者は<<今の制度はおかしい。年金より高い場合もあり、勤労意欲がなくなる>>と、制度の弊害を指摘する。
 一方、批判の強さにもかかわらず、制度は必要だとする意見が大勢だ。ある読者は<<大切なことは不正受給を減らし、本当に困っている人を助けること>>と言及。医療関係に従事しているという読者は<<本当に困っている方が助かる社会保障なら、私は喜んで税金を払いたい>>としている。

2012年6月 3日 (日)

井上和彦氏講演「中国の軍事拡大と対日工作」新潟中国総領事館問題を考える会、頑張れ日本全国行動委員会新潟県本部設立準備委員会

 2時、就寝。

 6時に起床し、事務所にて急ぎの仕事を行う。

 8時、大粒納豆、野菜入り薩摩揚げ、トースト1枚、ご飯1膳の朝食をとる。

 食後、お泊りした甥っ子、某氏とともに連れて新潟市まで移動。

 9時30分、新潟駅までチャンネル桜のキャスターでもある軍事ジャーナリスト・井上和彦さんをお迎えにあがる。

Cimg2252 30分ぐらいで到着すると思っていたものの、かなりの渋滞で10時30分に新潟市新津美術館に到着。
 同じウルトラマンファンである井上和彦さんとともに、ウルトラマン創世記展の会場に入る。小学生以下は無料であるため、甥っ子も連れてきたが、やたらはしゃいでいた。約1時間ほど見たのち、新潟市中心地まで戻る。

Nec_0007 11時40分、本日の講演会の会場であるクロスパルにいがたに到着。早速、講演のためのプレゼンテーション用のデータを確認するとともに、「ほっともっと」の「新・幕の内弁当 松 680円」で昼食をとる。甥っ子の食事を用意していなかったので、分け合う。

 12時15分、井上和彦さんを講師にお迎えして、新潟中国総領事館問題を考える会主催、頑張れ!日本全国行動委員会新潟県本部設立準備委員会共催の講演会「中国の軍事拡大と対日工作」が開会。
 ありがたいことに会場で用意していた椅子が足りなくなるほどで、約150名の方からご参加頂いた。

Cimg2258

・主要国・地域の正規軍及び予備兵力
・主要国・地域の兵力一覧
・中国の公表国防費の推移
・最近10年間における主要国の国防費の変化
・日本の防衛費:約4兆7千億円(平成24年度)
・わが国近海などにおける最近の中国の活動
・米軍再編の概要
・沖縄の現状と中国の侵略

 最後に頑張れ日本!全国行動委員会・上薗氏から新潟県民へのメッセージがあった。

Nec_0008 13時40分、講演会が終了となり、急いで万代バスセンターの浦浜ソバコーナー名物カレーライスを食べるために移動。
 井上和彦さんが前回、新潟市にお越し頂いた際にご案内して以来であり、今回は「ミニカレーライス 370円」を注文し、甥っ子と食べた。

 新潟駅でお見送りしたのち、クロスパルにいがたに戻って14時15分から頑張れ日本!全国行動委員会新潟県本部設立準備委員会第2回総会を行う。

Nec_0010 15時50分、帰路についたものの、甥っ子がソフトクリームを食べたいというので、黒崎パーキングエリアに寄り、「黒崎パーキングエリア限定 チューリップソフト 300円」を一緒に食べる。
 他に「黒崎パーキングエリア限定 茶豆ソフト 300円」もあったが、試してみたいとは思うものの、素直に手が伸びない名称である。

 17時、自宅に戻る。

Nec_0012 19時、昼に昭和の基本形カレーを食べたので、ちょっと変わったカレーを食べようと思い、鍋焼きうどん用のアルミホイル鍋にオリーブオイルを塗り、ご飯、挽き割り納豆、レトルトのハウス食品「カリー屋カレー 大辛」にガラムマサラ、レッドペッパー、クミン、干し納豆パウダーをつけ、焼きカレーを作る。ビール500ml4本、焼鳥4本(レバー2本、砂肝2本)とともに夕食。

 22時、熱めの風呂に入って酔いを醒ます。

 23時、事務所にてイベントや研修会に関する資料づくり。

2012年6月 2日 (土)

自民党柏崎支部シンポジウム、関岡英之氏講演「マスコミが報じないTPPの本質」

 3時、就寝。

 6時に起床し、事務所にて、急ぎの仕事を片付ける。

 8時、大粒納豆、目玉焼き、ほうれん草のおひたし、帆立の味噌汁でご飯2杯の朝食。

 10時、柏崎市産業文化会館に行き、1階文化ホールでの本日の自民党柏崎支部主催のシンポジウムの準備を行う。3階の大ホールでは、今年10周年という柏崎鉄道模型を楽しむ会の「トレイン・アトラクション’12 ~つなげよう、未来へのレール~」が実施されており、行きたかったものの、我慢の子である。

 自民党柏崎支部長とともに愛車で長岡駅まで移動し、11時過ぎに到着。

Nec_0004 予定より早く着きすぎてしまったので、シティホールプラザ「アオーレ長岡」で行われている長岡悠久ライオンズクラブ50周年記念イベント、ウルトラマンタロウを見学させてもらう。
 また、ライオンズのメンバーでもある、長岡市議会・酒井正春議長がいらっしゃったので、新しい議長室や議場などの説明を頂いた。

0602_sekioka 12時、本日の自民党柏崎支部主催のシンポジウムの講師であるノンフィクション作家・関岡英之氏を改札口にてお迎えする。
 中国人が長野市で大暴れしたオリンピック聖火リレー、あの長野事変でご一緒して以来である。
 環太平洋戦略的経済連携協定(Trans-Pacific Strategic Economic Partnership Agreement)問題で各方面から講師の声が多くかかっている関岡氏であるが、『帝国陸軍 見果てぬ「防共回廊」』など歴史に関する名著もお書きになっている。

Nec_0005 13時、刈羽村の「一休庵」(電話:0257-45-5053)に入り、「天ぷらせいろ 1200円」で昼食。
 「たかじんのそこまで言って委員会」にもご出演されている某保守系月刊誌の名物編集長をはじめ、編集部の皆さんと一緒になったので、今後の日本のエネルギー問題などをはじめ、海外のエネルギーオプションなどについて意見交換を行う。

Cimg2234 13時30分から東京電力株式会社柏崎刈羽原子力発電所の視察。
 会議室で説明ののち、発電所構内(津波対策設備)、免震重要棟、実機の現場としてABWRの7号機、管理区域に入り、原子炉の「止める」「冷やす」「閉じ込める」機能の設備をまわる。

 原子力発電所の視察後は、北朝鮮による拉致現場を見て頂いた。

Nec_0006 17時、会場である柏崎市産業文化会館に入り、シンポジウムの準備をするとともに、柏崎市議会の整風会、大志クラブのメンバー(丸山敏彦議員、荒城彦一議員、与口善之議員、春川敏浩議員)で講師を囲んでの勉強会。途中、おにぎり3個(ねぎ味噌、高菜、筋子)、お茶、最中で夕食をとる。

 19時、自民党柏崎支部主催、自民党新潟県連共催のシンポジウム「マスコミが報じないTPPの本質」が開会。
 あまりにも天気の良い日であり、各種イベントとも重なっていたため、参加者数が心配されたが、約250名の柏崎市民の皆さんにご参加頂いた。

Cimg2246

 来賓として、JA新潟中央副会長、自民党・塚田一郎参議院議員からご挨拶頂いたのち、関岡英之氏による「マスコミが報じないTPPの本質」講演となった。主な内容は以下の通り。

1.TPPの金融(保険)分野 共済と医療 
・日米医療保険制度の比較
・民間医療保険の問題点

2.TPP参加で懸念される薬価の高騰 
・日米薬価制度の比較
・米国製薬業界の戦略

3.最も危険な投資分野 
・外資に訴えられる政府
 ・・・外資による国内制度の攪乱の懸念
・“毒素条項”の具体例
 ・・・公的保険制度等に関する海外の事例

 質疑応答をしたのち、20時40分に終了となり、講師を柏崎駅までお送りする。駅から会場に戻る際、参加された市民の方からは「分かりやすかった」「カミさんにも聞かせたかった」「まった講演会やってほしい」等、ありがたいご意見を頂戴した。

 会場の後片付けをしたのち、22時に帰宅。シャワーを浴びたのち、事務所にて急ぎの事務仕事を行う。

2012年6月 1日 (金)

豆腐屋と共に駆け抜けた10年:西村雷太氏

 3時、就寝。

 7時に起床し、大粒納豆、玉葱と卵の炒めもの、ギンバ草の味噌漬けでご飯2杯の朝食をととる。

 8時過ぎから、地域の要望、市政に関すること、新潟中国総領事館問題に関する問い合わせなど、電話ラッシュ。

 11時、事務所に来客があり、市長選挙に関する意見交換を行う。

 おにぎり2個(たらこ)をもって、市役所に移動し、雑務をしたあと、会派室で資料作成。

Nec_0001_2 17時40分、越後もち豚のモモ肉を使ったトンテキ、国産大豆の冷や奴、引き割り納豆、独活の浅漬けでご飯2杯の夕食をとる。
 トンテキの付け合せはキャベツの千切りであるが、いつもの醤油とマヨネーズではなく、今日は何故か酸味がほしくなり、ポン酢+黒酢にした。体が求めているのであろうか。

 19時、事務所に来客があり、調査の依頼を頂いたものの、さすがに日程が混み過ぎているので、来週以降の対応とさせてもらった。

Cimg2232 19時40分、柏崎青年会議所の事務局に移動し、環境エネルギー委員会で担当する6月例会で行う、DIG(災害想像ゲーム:Disaster Imagination Game)の資料確認を行う。
 M9.0の大地震が起こり、自宅で被災してから避難場所等まで逃げるまでを対象にすることにした。

 22時過ぎ、事務所に戻り、23時からネット上での会議。

Cimg2231 食品業界新聞『トーヨー新報』の代表取締役で、納豆関係のイベントはもちろん、柏崎にお越し頂いた西村雷太氏(38)の急逝の報があって早2年以上が経過をした。
 この度、三回忌の法要を機に、生前『トーヨー新報』に書いておられたコラムを一冊『豆腐屋と共に駆け抜けた10年-その時々に思ったこと-』にまとめられたとのことでお送り頂いた。まだ京都までお墓参りにいっていないことをお詫びしつつ、故人を偲んで丁寧に読みたい。

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