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2012年7月

2012年7月31日 (火)

全国知事会 日本海国土軸を提案
第8回柏崎市農業委員会総会

 3時から2時間ほど事務所の机で仮眠したのち、某集まりに出席する。

 8時、自宅に戻り、大粒納豆、糠鰯、板わさでご飯2杯の朝食。

 午前中は、昨日までの問い合わせや対応できなかったものを処理する。突発的な仕事が多く入ってしまい、自分の仕事ができない。

 12時30分、頂きものの五目炊き込みご飯、鯖の水煮缶詰、フルーツトマト、水茄子の浅漬けで昼食をとる。

Cimg2718 13時過ぎ、市役所に移動し、13時30分から農業委員として、第13回農地部会に出席する。
 議題は農地法第3条許可申請9件、農地法第4条許可申請2件、農地法第5条事業計画変更承認申請1件、農地法第5条許可申請14件、農地法第3条の許可を要する農地の買受適格証明願い、農地法第5条の許可を要する農地の買受適格証明願い、農業経営基盤強化促進事業に基づく農用地利用集積計画の取消しについて(農地保有合理化事業・所有権移転担い手・支援タイプ、農地保有合理化事業・所有地移転・別俣地区)、すべて許可、可決した。
 農地部会終了後、第7回農政部会が開催され、農地移動適正化あっせん事業(新潟県農林公社農地保有合理化事業実施)のみが報告された。
 農政部会が短時間で終了したため、14時30分から第8回柏崎市農業委員会総会が開会。平成24年度農地利用状況調査(農地パトロール)、地域別農業委員研修会が議題となった。8月中に自分の担当地区の農地利用状況の調査を行うことが決定。

 市役所内の会派室で諸雑務をこなしたのち、17時から市内某所での打ち合わせに出席する。

 18時、事務所に戻って、事務仕事。

Nec_0001 19時、半額になっていた市販の冷凍肉餃子を小麦粉で羽根つき餃子に焼いたもの、茄子の味噌油炒め、水菜サラダ、小粒納豆とオクラの和え物、ご飯2杯で夕食をとる。
 某メーカーの国内工場生産という冷凍肉餃子であったが、ほとんどが皮であり、羽根つきにしたので小麦粉を食べるような感じになった。

 19時30分、21時と市内各所での2つの打ち合わせに出席。

 22時に帰宅し、風呂に入る。

 23時から事務所で事務仕事。

 東日本大震災の経験から、日本海側の国土軸を作るべきとの提案が全国知事会でなされた。これには大賛成であり、日本海を中心に逆さまにした日本地図を見れば一目瞭然、防災のためにも日本海側の交通網、ロジスティックの必要性は高い。
 民主党が受けだけを狙った「コンクリートから人」ではなく、「人のために必要なコンクリートもある」ことを国民が理解し、無駄遣いのないよう効果的なインフラ整備を景気対策としても行うべきと思う。
 それはまた別の意味で、自治体間の競争を生むことにもなり、「陸の孤島」に再度転落しないよう、我が柏崎市としてもその手腕が問われる。


平成24年7月20日『新潟日報』

日本海国土軸を提案
再生デザイン中間報告
防災力強化へ
全国知事会

 全国知事会が19日、高松市で2日間の日程で始まり、地方の立場から国の将来像を描く「日本再生デザイン」の中間報告をまとめた。東日本大震災を踏まえて防災力を増強し、高速道路や港湾などの交通網を整備して「日本海国土軸」などを新たにつくることを提案。首都機能のバックアップ強化や、地方自治体が自ら行政体制を選択・決定する仕組みの導入なども列挙した。今秋にも最終決定し、国や各党に提出、実現を求める。

 このほか、東京電力福島第1原発事故を受けた原子力施設の安全対策強化を求める提言や、東日本大震災からの復興を促進する提言をまとめた。
 日本再生デザインの中間報告では人口減少、少子高齢化に加え、震災を受けた日本の現状に危機感を表明。東海沖から四国沖の南海トラフ沿いで予想される巨大地震や首都直下地震への備えを強め、将来の成長モデルとなる新たな国家像が必要だと強調している。
 新たな国土軸は、東京-名古屋-大阪-福岡の「太平洋ベルト」を挟む形で、日本海沿岸の「日本海国土軸」や東海-四国-九州の「太平洋新国土軸」で複線化し、災害時の相互補完を図るのが目的。災害時にも途切れないネットワーク整備も提唱している。日本海国土軸を打ち出すことで、対岸諸国に近い日本海側を戦略的に位置付ける狙いがある。
 具体的には①高速道路、新幹線網の完成を目指す「陸の道」②港湾を重点整備する「海の道」③ハブ(拠点)空港化推進の「空の道」④日本海をまたぎユーラシア大陸とガスパイプライン網を構築する「エネルギーの道」を推進するとした。

 知事会には、景気低迷や民主党政権の公共事業削減方針で停滞した地方のインフラ整備再開に道筋を付ける狙いもあるとみられる。大型公共事業の推進には世論の理解が不可欠となりそうだ。
 地方制度では、自治体の課税自主権の活用を進め、国の関与を最小限に抑える「スーパー総合特区」の実現を目指す。
 日本海国土軸の新設について、本県の泉田裕彦知事は会合終了後、「知事会としてビジョンが共有されたことは意義深い。日本海側と太平洋側の補完性を高めていくためにも、新潟の役割は大きくなる」と述べた。

再生デザイン骨子

一、大規模災害の危険性が増大する地域の防災力を強化
一、地方自治体が自ら行政体制や財源を決める新たな仕組みの導入
一、太平洋ベルトに加え日本海国土軸や太平洋新国土軸などで複線化
一、日本海沿岸道路、高速道路、新幹線網の整備
一、日本海側の港湾の拠点化
一、拠点空港化の推進
一、大陸とガスパイプライン網を構築

知事会 日本海国土軸を提案
本県拠点化を後押し

自治体間の連携 戦略が鍵

 19日始まった全国知事会で「日本再生デザイン」の中間報告に位置付けられた「日本海国土軸」。東日本大震災で太平洋側のインフラが寸断され、本県など日本海側が救援・物資輸送のルートとして代替性を果たした経験から、国や地方が防災力に対する危機感を強めたことが背景にある。構想は本県の拠点性を高める力となるが、財政難の中で実現に向けた具体論を打ち出せるのか、自治体間の連携と戦略が問われる。

 震災後、本県は「日本海国土軸を国造りの柱の一つに位置付けることが重要」(泉田裕彦知事)と主張。国は未整備の日本海東北自動車道(日東道)新潟・山形県境間について事業化に向けた計画段階評価を実施。新潟港を「日本海側拠点港」に指定した。震災ではエネルギー面でも本県からパイプラインで送られたLNG(液化天然ガス)が被災地を支えた。
 今回の中間報告では、陸(道路)、海(港湾)、空(空港)、エネルギー(パイプライン)を整備し、多極分散型の国土造りを進めることで防災力強化を求めており、本県の経験が強く反映された。
 「日本海国土軸」は、太平洋ベルト地帯に人口が集中する構造からの転換を目指し、1998年に閣議決定した第5次全国総合開発計画(5全総)の「21世紀の国土のグランドデザイン」でも位置付けられた経緯がある。
 だが太平洋側に比べ日本海側の整備は後回しにされてきた。
 震災で再び光が当たった格好だが、今回の中間報告では、インフラ整備を進めるための財源確保や実現までの工程表は示していない。太平洋側では3連動の大地震や首都直下地震に備えた防災対策が急務で、本県関係者は「また太平洋側に整備が偏ってしまわないか」と懸念する。
 震災では広域の連携が力を発揮した。
構想を単なる要望で終わらせないために、地方が「国のかたち」の在り方を発信し続けていくことが求められている。

2012年7月30日 (月)

SPEEDI公表義務問題

 なかなか仕事が終わらず、5時から2時間だけ仮眠。

 7時30分、大粒納豆、目玉焼き、スナップエンドウの胡麻和え、蜆の味噌汁でご飯2杯の朝食をとる。

 食後、早送りで録画しておいたロンドンオリンピックの各競技を観る。柔道のジャッジは酷い。

 9時過ぎから農業委員会の農地パトロールとして、担当地区の松波、荒浜、高浜地区をまわる。とにかく暑いが、途中、いきなりの雨。訳の分からない天気である。

 12時、自宅に戻り、冷凍讃岐うどん2玉、生卵、挽き割り納豆で納豆ぶっかけうどんを作って昼食。

 13時、市役所などで所用を済ませたのち、自民党柏崎支部に移動し、打ち合わせを行う。

 16時から県内某市で意見交換。

 18時、事務所に戻り、急ぎの資料作成を行う。

Nec_0002 18時40分、鶏モモ肉の山椒塩焼き、水茄子の浅漬け、オクラとしらすのポン酢和え、フルーツトマト、ひきわり納豆汁、ビール500ml4本で夕食。
 水茄子を大量にもらったので漬物にしているが、食べ頃のタイミングと塩加減が難しい。母は塩だけで漬けたものを色合いからも好むが、私は魚醤を足す。

 食後からも事務所で資料作成。煮詰まったので、途中から 「怨み屋本舗REBOOT」を観ながらの作業に切り替える。

 福島第一原子力発電所事故における緊急時迅速放射能影響予測ネットワークシステム「SPEEDI」の扱いについては、データを消去した福島県庁をはじめ、政府の発表遅れなど責任の擦り付け合いなど、無責任体制が問題となっていた。

*SPEEDIと原子力防災については、平成23年第4回定例会平成23年第5回定例会の一般質問で行った。

 そして、このほど文部科学省が公表する責任があったと、これまでの主張を撤回。今後は国会での虚偽答弁追及になろうが、もっと根本的な問題が現政権にはある。


平成24年7月28日『産経新聞』

SPEEDI公表義務問題
「安全委への運用移管 合意なかった」

文科相発言撤回
虚偽答弁の恐れ

 東京電力福島第1原発の事故後、放射性物質の拡散を予測する緊急時迅速放射能影響予測ネットワークシステム「SPEEDI」のデータ公表が遅れた問題で文部科学省は27日、運用・公表を内閣府原子力安全委員会に移すことで事故直後に官邸と合意したとする従来の主張を撤回し、公表義務が同省にあったことを初めて認めた。東日本大震災への対応を自己検証した最終報告書で明らかにした。
 平野博文文科相は今年3月の参議院予算委員会で「昨年3月16日、当時の官房長官からの指示でSPEEDIの運用は安全委が行うことになった」と述べ、公表義務は安全委側にあったと説明している。事実と異なる答弁をしており、国会で追及されるのは必至だ。
 SPEEDIは事故時に放射性物質がどのように拡散するかを予測し、避難に役立てるシステムで、文科省が所管している。福島第1原発事故では、原発から20キロ圏の警戒区域の避難がほぼ完了した昨年3月23日に初めて試算結果が公表され、住民の避難に全く活用されなかった。

 公表の遅れについて批判された文科省は、これまで「昨年3月16日に官邸で行われた協議で、SPEEDIの運用・公表は安全委に移管することで合意しており、公表義務は安全委にあった」と説明。これに対し安全委は「協議ではSPEEDIの『ス』の字も出ておらず、移管された事実はない」(班目春樹委員長)と真っ向から反論。責任の所在をめぐって、なすり合いが続いていた。
 文科省の最終報告書は「官邸で整理された(放射線量を監視する)モニタリング関連の役割分担方針に、具体的にSPEEDIについては明示されていなかった」と記載。安全委への移管に関する合意は存在しなかったことを認めた。

 同省の田中敏総括審議官は産経新聞の取材に「官房長官の指示内容を精査した結果、SPEEDIについて記載された文書は一切なかった」とした上で、「モニタリングの評価を行う安全委が、評価の一環としてSPEEDIの運用も行うと当時、(幹部が)解釈したのだろう。文書で手続きをしなかったのが大きな反省点。平野文科相の国会答弁も適切な表現ではなかったかもしれない」と話した。
政府事故調も今月23日の最終報告で「官邸の協議ではSPEEDIに関して言及がなかった」と同省の主張を否定していた。

2012年7月29日 (日)

新潟中国総領事「環日本海経済圏構築」
梅沢明氏叙勲を祝う会

 風呂に入ったのち2時、就寝。

 6時に起床し、まだ暑くならないうちに金魚の水替え、鉢植えの入れ替えなど雑務を行う。

 8時、大粒納豆、山芋とろろ、塩鯖焼きでご飯2杯の朝食をとる。

 9時、11時と事務所に来客があるも、エアコンがあまり効かず申し訳ない限り。12時過ぎからフィルター掃除などのメンテナンスを行う。

 13時30分、ざるうどん用のゴマダレで素麺を食べて昼食。

Cimg2714 某氏から東日本大震災復興支援「南部煎餅ビーナッツ ウルトラマン基金」(株式会社 佐々木製菓)をもらった。
 現在、ウルトラマンタロウがパチンコ台になっていることからウルトラマンタロウバージョンの景品である。他に「マシュマロ」、「南部クッキー」があるようだが、そういった遊びは一切しないため、自分で入手できないのが残念。

Cimg2716 14時40分、柏崎市産業文化会館に移動し、15時から柏崎市議会議員を7期(28年)務められた梅沢明氏の「旭日小綬章」の叙勲を祝う会に出席する。
 本来であれば、柏崎市議会としてお祝いするのが通例であるが、ご本人が辞退されたため、民間有志での開催となった。

 国会議員、県議会議員をはじめ多くの来賓からの祝辞もあり、その後は祝宴。知った方も多いので、ビールを注ぎつつ注がれつつで満腹となったしまった。

 18時30分、一旦、自宅に戻り、シャワーを浴びて酔いを醒ます。

 19時30分から市内某所での懇談会に出席。資料を作成して持参したものの、あまり深く議論することなく、そのまま懇親会となってしまった。

 21時、帰宅し、ネット上での会議。

 各国の大使、公使は当然、自国の国益のため、相手国の文化なども精通したエリートを送ってくる。
 間違っても、相手国に慮ることを優先するような大使、公使は送り込まない。やっと一時帰国となった丹羽宇一郎駐中国大使に比べ、うまく相手に好感をもたせ、自国の主張をする点は、中国に学ぶべきところである。


平成24年7月21日『新潟日報』

環日本海経済圏構築を
王華・在新潟総領事に聞く

農業での連携「特に期待」

 本県出身の田中角栄元首相と中国の周恩来元首相が共同声明に調印し、日中が国交を樹立してから今秋で40年を迎える。
 政治的危機に直面しながらも、経済をはじめ文化、教育、スポーツなどで幅広い関係を強めてきた両国。26日に新潟市で国交正常化40周年記念シンポジウムが開かれるのを前に、在新潟中国総領事館の王華総領事(48)に日中交流の課題や展望を聞いた。
-この40年で日中関係はどう変わりましたか。
「国交正常化から間もないころは日中の人的交流は年間1万人にすぎなかったが、現在は570万人に増えた。貿易額も年10億ドルから3489億ドルに膨れ上がり、想像以上のスピードで緊密な関係を築いてきた」
「最近は日中双方で国民感情の悪化が報じられているが、信じがたい。互いに誤解が多すぎるのだろう。私たちは田中(角栄)先生のご恩を忘れていないし、日本とは今後も誠心誠意付き合っていきたい。不信の火種が小さいうちに、互いに消す努力をすることが大事だ」
-総領事館が新潟に開設されて2年。6月に宮城県が管轄区域に加わり、山形、福島と合わせた4県体制になりました。
「日中両国の今後の発展には、日本海沿いの16道府県と中国東北部の地域を取り巻く環日本海経済圏の構築が非常に重要。仙台市は確かに東北の中心だが、モンゴルや朝鮮半島、ロシア極東地域など6カ国が関連するこの経済圏では、地理的にも間違いなく新潟が中心地になる。総領事館ができ、中国全土にパイプが広がったメリットを今後は4県の皆さんに感じてもらえるはずだ」
-9月に管内4県と中国東北部の4管区の経済交流会議を開きます。その意義は。
「行政や企業関係者に声を掛け、千人規模になりそうだ。商談や成果報告の場も設ける。中国は約13億人の人口を抱える一大消費地だ。日本は良質の農産物をつくり、高度な加工技術も持っている。私は農業面での連携に特に期待している。宮城や福島は東日本大震災や原発事故で被災した。日中の地域間交流が復興の後押しになればうれしい」
-新潟港の将来性をどう見ますか。
「明治時代まで、新潟港は東京港より栄えていた。環日本海経済圏の構築によって再び当時の繁栄を取り戻したい。昨年、ロシア・ザルビノ港を経由した中国東北部と新潟港との横断航路ができたが、これは第1弾だ。日本海を行き交う貨物船はまだ少ない。中国東北部の発展には伸びしろがあるが、幸いなことに欧米はまだ気付いていない。行政はシンクタンクの環日本海経済研究所(エリナ)の知恵も生かし、5年後、10年後を見据えた
計画を早く打ち立てるべきだ」

2012年7月28日 (土)

柏崎コレクションビレッジ「サマーパーティ」
がん経験者に職を「がん対策推進基本計画」

 2時、就寝。

 7時に起床し、二日酔いのため、大粒納豆、生卵でご飯をかっ込んで朝食をとる。

 午前中は事務所で資料を読み込みしつつ、甥っ子と姪っ子にホラー映画「ペット・セメタリー」や「クレヨンしんちゃん」のDVDを見せる。

 12時、チーズフランスパン、カレーパン、低脂肪乳、グレープフルーツジュースで昼食。

 食後からも放射線の線量計に関しての技術的な資料を読み込む。

 15時、県内某市で移動し、16時から打ち合わせを行う。

 17時、柏崎市内に戻り、届け物や相談などで市内をまわる。

Cimg2702 18時30分、お迎えのバスに乗り、 「風の丘 柏崎コレクションビレッジ」 まで移動。19時からサマーパーティに出席する。
 藍染めや民具・民芸品を展示した「同一庵 藍民芸館」、文明開化の香り漂う「黒船館」、全国各地の郷土玩具コレクション「痴娯の家」の3館のコレクションを飲食しながら、音楽とともに楽しむという企画である。

Cimg2706_2 20時からロスボラチョスによるミニコンサート。「Volare (Nel Blu Di Pinto Di Blu)」(青に染まった青の中で)から始まり、「Amapola」「My way」などナンバーが続いた。
 冷たい生ビールを飲みながら、数々のアンティークコレクションのなか、音楽を聞くのは非常に面白い。

 22時、有志で市内某店にて二次会。看護師不足など何故か医療問題の話で盛り上がった。

 24時、帰宅。  

 ご夫婦ともにがんに罹患し、働きながら治療にあたられているという市内の方のお話をお聞きした。現代日本において、3人に1人ががんで亡くなる時代であるが、同時にがんと長く付き合う方も増えている。当然、雇用との関係もあり、早急に取り組みべき問題として「がん対策推進基本計画」にも盛り込まれている。
 我が柏崎市としても、こういった問題にも光を当てていく必要がある。


平成24年7月2日『産経新聞』

がん経験者に職を
対策基本計画
政府3年で課題まとめ

 がん患者の5年生存率が平均で50%を超え、「慢性疾患」として付き合う患者が増えてきた。医療の進歩に伴い、働きながらの治療も可能になってきているが、がん経験者の復職や就職は今も難しいのが現状だ。
 6月閣議決定された「がん対策推進基本計画」は初めて働く世代に焦点をあて、就労支援の充実などが盛り込まれた。今後、働きながらがんと向き合う社会づくりが求められている。

 基本計画では、毎年20~64歳までの約22万人ががんに罹患、約7万人ががんで死亡する一方、長期に生存し、社会で活躍する人も多いと指摘。だが、就労可能ながん患者や経験者でも復職や継続就労、新規就職が困難な場合があるとして、今後3年以内に課題を明らかにするとした。
 民間企業としてがん患者の就労問題に取り組む「キャンサー・ソリューションズ」などが昨年12月に行った調査では、がんと診断された197人中、診断後に就労状況が変わった人は半数以上の104人。うち依願退職は30%。解雇が11%、希望していない異動が6%だった
 千人以上の会社では、がん罹患後に勤務先が変わった人は44%だったが、100人以下では59%。同社の桜井なおみ社長(45)は「中小企業では働いていない社員を雇っておく経済的、人的な余裕がなく、居づらい雰囲気ではないか」と指摘する。

時給制で正社員

 だが、がん患者の治療と仕事の両立を支援する中小企業もある。
 千葉県銚子市の食品卸売会社「櫻井謙二商店」の女性社員(45)は、3年前、乳がんと診断された。
 「治療しながらの仕事は自分には無理と思った」と女性社員。退職も考えたが、櫻井公恵社長(44)から、正社員のまま時給制での勤務を提案された。収入は3分の2になったが、女性社員は「働いた分だけお金がもらえるので、休みが取りやすい」と話す。
同社の社員は約30人。がん患者はこの女性社員が初めてではない。櫻井社長の夫、雄二さんもがんを患い、平成22年に亡くなった。櫻井社長は「夫は亡くなる2週間前まで仕事をした。治療を優先したい人もいれば働きたい人もいる。うちのような中小企業にとって社員は家族のような存在。がんに限らず、その人がどうしたいのか、その都度話し合っている」と話す。

夜10時まで診察

 仕事に影響が出ないように配慮する病院もある。江戸川病院(東京都江戸川区)の放射線科は平日は午後10時まで外来を開いている。1日の外来患者60~70人のうち、夜間に通院する患者は約20人。浜幸寛放射線科部長は「自分も20代で脳腫瘍を患い、治療と仕事の両立に苦しんだ」と夜間外来の開設理由を話す。
 北里大学の和田耕治講師(公衆衛生学)は「がん患者にとって仕事は治療費の確保だけでなく、生きがいでも重要。仕事と治療を両立でき仕組みを作っていある」と話した。

がん対策基本計画
 国民の死因の第1位であるがんの死亡率を減らすため、がん医療の課題と目標をまとめた国のがん対策の柱。平成19年施行のがん対策基本法に基づき、19~23年度の第1次計画が定められ、6月8日には改定された第2次計画が閣議決定された。2次計画では重点課題に「働く世代や小児へのがん対策の充実」を掲げたほか、喫煙率の数値目標を初めて盛り込んだ。

2012年7月27日 (金)

四十而不惑(四十にして惑はず)
国産油田高まる期待

 3時、就寝。

 7時に起床し、大粒納豆、ほうれん草のバター炒め、十全茄子の浅漬けでご飯2杯の朝食をとる。

 8時30分、自宅をでて、一路、愛車にて長野県栄村に向かう。

 10時から昨年3月12日に発生した長野県北部地震の復旧状況や以前にお会いした方のご自宅をまわり、色々なお話を聞かせてもらった。
*個人情報が多いため公開できないため、頂いた情報は今後の防災学習会などで活用したい。

 昼食のお誘いを受けたものの、申し訳ないので失礼させてもらい、周辺のスーパーをまわる。

Cimg2699 12時30分、某店の納豆の販売状況などを見ていたが、鮮魚コーナーを見たところ「いわし鯨刺身 436円」を発見し、思わず購入。アウトドア用に車内に用意している醤油と割り箸を使い、空腹に加え大好物であることもあり、駐車場で炎天下のなか、思わず食べてしまった。パッケージには、 「イワシ鯨は76万頭いるんだよ! 豊かな資源を大切に利用しよう クジラは日本の食文化」とあった。「土用の丑の日」、鰻より鯨である。

Nec_0001 上越周りで帰路についたものの、さすがに鯨の刺身だけでは足りなかったので13時50分、「みかづき バロー上越モール店」(電話:025-522-5730)に寄り、「ビーフイタリアン&ポテトセット 大盛り 670円」(ドリンクはカルピス)で昼食をとる。初めてのビーフイタリアンであったが、牛煮込み鍋に中華麺を投入したような感じで、まずくはないものの、やはり基本形を選ぶべきだったと反省。せめてカレーイタリアンを選ぶべきであったか。

Nec_0002_2 15時、一旦自宅に戻り、お泊りした甥っ子、姪っ子とそのお友達を連れて、 「昭和懐物ランド こどもの時代館」 に移動。
 駄菓子を買いながらの計算の練習のあと、楽器やフリスビーで遊び。現在展示されているセンザンコウや巨大蛇の抜け殻など貴重な動物剥製については、姪っ子は「怖い」ということで近寄ることもできなかった。

Cimg2701 19時30分、「おばんざい招楽」(電話:0257-32-1944)に移動し、柏崎青年会議所で所属している環境エネルギー委員会の打ち上げ兼納涼会に出席する。
 今年は、4月公開例会にはじまり、ビーチクリーン 6月例会と担当事業が続いたので、その反省を含めての会となった。

Nec_0003 22時、場所を移しての二次会。同じメンバーの第一子出産にはじまり、次年度理事長、次年度新潟ブロック協議会長、7月誕生日など祝い事を紹介するたびの一気飲みとなった。アホである。
 ありがたいことにお隣のお客さんから誕生日プレゼントでビール1本を頂戴した。

 24時、帰宅。

Cimg2700 今日、「四十而不惑(四十にして惑はず)」の40歳となった。お恥ずかしい独身の40歳であり、「お誕生日祝」として頂戴したのは、柏崎信用金庫さんからのものという寒い状況・・・・。
 ただ、甥っ子、姪っ子からは誕生日にあたっての感謝の手紙をもらったのが唯一の救いである。

Cimg2713

 とにかく目先に迫ってくる仕事をこなすだけで時間がとられる毎日を解消しなければならない。
 今、アメリカはシェールオイル景気に沸いており、日本もそれに続くかという状況にある。景気の良い話であり、自分自身もそういう景気の良い40歳の年にしたい。
 


平成24年7月21日『産経新聞』

秋田・新潟・・・相次ぎ試掘

 国産の石油や天然ガス開発が加速する。米国を筆頭に世界で採掘ラッシュの新型石油「シェールオイル」が、来年にも国内で初めて秋田で試掘されるほか、他の複数カ所でも開発の検討が進む。新潟県では国内最大級とみられる油田が試掘される予定だ。原発の稼働停止で化石燃料の輸入額が年間22兆円を超えるなか、国富流出に歯止めをかけられるか期待が高まる。(田辺裕晶)

国産油田高まる期待
世界で採掘ラッシュのシェールオイル・ガス

 石油資源開発は秋田県由利本荘市の鮎川油ガス田で、来年4月にもシェールオイルの試掘に入る。また県内に保有する申川油田(秋田県男鹿市)などでもシェールオイルが含まれる地層の存在が分かっており、商業化に向けて調査する考えだ。
 シェールオイルの地層は通常の油田のように原油が地層の間に貯留しておらず、広範囲に分布している。国内では「油ガス田が集中する秋田や山形、新潟あたりなら、他の油ガス田の周辺でも見つかる可能性がある」(業界関係者)。
 南長岡ガス田(新潟県長岡市)などを持つ国際石油開発帝石も関心を示しており、昨年11月にカナダで権益を取得した同社初のシェールガス開発事業で知見を積んだ後、「国内を含めて保有鉱区で開発を検討したい」(幹部)という。
 一方、JX日鉱日石開発は、保有する新潟県の佐渡南西沖の鉱区で平成20年に石油や天然ガスがたまりやすい「おわん形」の地層を発見。面積は約135平方キロメートルに及び、中に石油や天然ガスが詰まっていれば国内最大級の油ガス田になる可能性が高いという。
 同社では「過去にない詳細な調査を行っている」と手応えを得ており、35年ごろの商業化を目指して来年4~6月に試掘調査を実施する予定だ。
 海底に眠るシャーベット状のメタンガス「メタンハイドレート」の開発も注目されている。
 採掘コストの高さなど課題があるが、和歌山県沖の東部南海トラフだけでも日本の天然ガス消費量の約13年分に相当する約1兆1千億立方メートルが確認されている。石油天然ガス・金属鉱物資源機構(JOGMEC)は、来年1~3月にも世界初の海洋産出試験を実施する。
 国産エネルギーの開発熱が高まっている背景には、原油価格が高止まりしている上、米国などで商業生産が始まったシェールオイル・ガスの採掘技術の向上がある。埋蔵量との兼ね合いで国内資源の開発コストは割高だが、採算が見込める状況となってきた。
 シェールオイル・ガスの生産が進む米国では”シェールガス革命”と呼ばれ、エネルギー価格を押し下げ、雇用を創出している。

 国内のエネルギー消費量に占める国産の割合は石油が0.4%、天然ガスが2%程度とわずか。
 だが、日本エネルギー経済研究所によると、原発停止に伴う火力発電の増強などで、今年度の化石燃料輸入額は前年度比4兆5千億円増の22兆6千億円になる見通しだ。JOGMEC担当者は「国富の流出を止めるためにも、産出量は少なくても国産エネルギーの開発を進めるべきだ」と話している。

2012年7月26日 (木)

拉致問題、特定失踪者と柏崎
『山本美保さん失踪事件の謎を追う 拉致問題の闇』

 3時、就寝。

 7時に起床し、大粒納豆、目玉焼き、茄子の味噌炒めでご飯2杯の朝食をとる。

 10時、事務所に来客。

 11時過ぎ、長岡市に移動し、12時から駅近くの某店にて都内からお越しになった方と打ち合わせ。

 13時、帰宅し、頂きものの島原そうめんで昼食をとる。

 15時から会社関係の仕事や依頼された調査の報告、柏崎青年会議所の関係などで市内をまわる。途中、今日の「海の大花火大会」に関する問い合わせを多くもらい、駐車場やシャトルバスの案内を行う。

 17時、事務所に戻ったところで来客。話している最中に事務所に電話が2本かあり、「駐車場料金が高い」「シャトルバスが不便」といった文句の内容で、ネットで検索して電話をしたという。昨年に引き続いても苦情処理係りである。

Cimg2698 18時30分、冷蔵庫にあった素麺や野菜の切れ端と小麦粉、煮干しパウダー、卵で作った残り物お好み焼き、鶏のから揚げ、ひきわり納豆を油揚げに入れてオーブンで焼いたもの、ご飯2杯で独り夕食をとる。
 家族や親族は全員で花火を観に行ったが、ここ数日のご案内等で事務仕事ができなかった分を取り返すため、花火は音だけを楽しみ、事務所で締切の早い順に仕事を行う。

 今月行われた全国知事会において、拉致問題解決のための決議がなされた。


平成24年7月21日『新潟日報』

拉致解決へ結束
知事会決議

 全国知事会は20日、北朝鮮による日本人拉致被害者問題を協議した。小泉純一郎首相(当時)の訪朝から10年の節目となる今年を問題解決の重要な年と位置付け、9月に東京都内で予定されている集会や署名活動に知事会として結束して取り組むことを決議した。
 会議では、北朝鮮の金正恩第1書記への体制移行に関連し、平井伸治鳥取県知事が「この局面をとらえ、拉致問題の政府交渉を後押ししたい」と訴え、知事会としての決議を緊急提案した。
 「北朝鮮による拉致被害者を救出する知事の会」の会長代行を務める泉田裕彦知事は「拉致問題を風化させてはいけない。力強いメッセージを発信しよう」と連携の必要性を指摘し、賛同を呼び掛けた。
 これを受け、黒岩祐治神奈川県知事は新潟市で拉致された横田めぐみさんに触れ、「神奈川県にはめぐみさんの両親の滋さんと早紀江さんが住んでいる。県を挙げて問題解決に向け取り組んでいる」と同調。東京都からも賛同の声が上がった。
 終了後、全国知事会長の山田啓二京都府知事は新潟日報社の取材に対し「拉致問題を解決する節目が来ているという思いを知事全員が持って行動していく。
知事会としてもできる限り協力したい」と強調した。


 拉致被害者として認定されている被害者に加え、もっと深い闇に包まれた特定失踪者問題がある。
 この全国知事会の6日前、 「特定失踪者問題調査会」 による曽我ひとみさん拉致現場の再検証が佐渡市内で行われた。

*平成21年には、「予備役ブルーリボンの会」による北朝鮮工作員侵入拉致のシミュレーションを新潟県内で行った。

 我が柏崎市においても拉致事件があり、協力者がいなければ実現できなかったこと、そして山本美保さん失踪事件における遺留品が荒浜にあったことなど、まだまだ解明すべき課題がある。
 今回、 「特定失踪者問題調査会」の荒木和博代表が山本美保さん失踪事件に関する本を出版された。柏崎市民としても関係があるだけに、多くの柏崎市民の方に読んでほしいと思う。


平成24年7月15日『産経新聞』

曽我ひとみさん拉致現場
特定失踪者問題調査会が再検証

 拉致被害者を調べている「特定失踪者問題調査会」(荒木和博代表)は14日、新潟県佐渡市で、平成14年に帰国した拉致被害者、曽我ひとみさん(53)が拉致された現場などの再検証を実施した。
 調査は改めて現場を見ることで、これまで気がつかなかった点などを発見するのが狙い。
 曽我さん拉致現場周辺の検証は午後5時ごろから開始。曽我さんは昭和53年8月12日夜、母、ミヨシさん=拉致当時(46)=と自宅近くの雑貨店で買い物をした帰り、3人組の男に襲われ、北朝鮮に連れ去られた。自宅から雑貨店までの距離は約400メートル。その道のりをたどり、事件を検証した。
 調査では、曽我さんが襲われたとされる場所から、実行犯が小舟を係留していたとみられる川までのルートに注目が集まった。曽我さんの自宅を過ぎ、さらに100メートルほど行ったところにある。「ここから川まで人を担いでいくのは目立つし、無理ではないか」「車を使った可能性もあるのでは」などの意見が出た。
 曽我さん拉致事件では、ミヨシさんも一緒に拉致されたとされているが、北朝鮮側は「入国していない」と否定している。

「土台人」ネット活用か

・工作員を組織的手助け
・地元に土地勘ある人間

 曽我ひとみさんとミヨシさんの拉致事件には、日本国内で北朝鮮工作員の手助けをする組織が関与していた疑いが濃厚だ。北朝鮮側もこれまでの日朝交渉の中で曽我さんについて、「現地請負業者に依頼、引き渡された」と組織の存在に言及している。
 「あなたが土曜日の夕方に帰宅し、日曜日の午後に(勤務先の)病院に戻る勤務シフトで働いていることを知っていた」。実行犯として国際手配されている通称キム・ミョンスク容疑者は、北朝鮮に到着後、曽我さんにそう話したという。
 方言がきつく、島外から人が入ってくれば、すぐに分かるという土地柄の佐渡。そこまでの個人情報を調べるには、地元事情に詳しい協力者が欠かせない。
 拉致対象者を選び、アジトを提供するなるなど工作員を支援するのは主に「土台人」といわれる在日朝鮮人らだ。北朝鮮にいる親族の身の安全と引き換えに工作員が任務を強要するケースが典型的だ。
 大阪の中華料理店員、原敕晁さん=拉致当時(43)=を拉致した辛光沫容疑者(83)は在日朝鮮人数人に近づき、北で暮らす親族の写真を見せるなどして協力者に仕立て上げた。東京・三鷹市役所警備員の久米裕さん=同(52)=拉致の実行犯、金世鏑容疑者(83)もそうだった。
 捜査当局の調べでは、曽我さん母娘拉致事件で、キム容疑者は拉致の1週間前に佐渡に潜入した。情報収集や隠れ家を探すには「土台人」ネットワークを活用したはずだ。
 
14日に現場を調査した調査会の荒木和博代表は「拉致を実行するには、実行犯のほかに見張り役などたくさんの人間が必要なのは鉄則。地元に土地勘のある人間がいたはずだ」と指摘している。

2012年7月25日 (水)

ぎおん柏崎まつり「たる仁和賀」
尖閣問題:中国は法的に勝ち目なし

 3時、就寝。

 7時に起床し、大粒納豆、叩きオクラ、冷や奴、蜆の味噌汁でご飯2杯の朝食をとる。

 9時から市内某所での農作業のお手伝い。体中の水分が抜けていくように大汗をかく。

 12時、一旦、自宅に戻り、シャワーを浴びて着替え。その後、市外からお越しなった個人、団体のご案内をする。

Nec_0003 14時、さすがに空腹になったので、食事をとろうとしたところ、某女史から料理を作ってほしいとの要望、無茶ぶりである。準備もないため、冷蔵庫にあった低脂肪乳、ちくわ、油揚げ、野菜の切れ端を炒め、茹で卵とインスタント麺の「サッポロ一番ちゃんぽん」で手抜きちゃんぽんを作って昼食。

 16時からも市内のご案内。たる仁和賀の準備で慌ただしい雰囲気である。

Nec_0004 18時、自宅に戻り、秋刀魚の開き、茄子のしぎ焼き、スーパーで半額になっていた鮨盛り合わせ、ビール500ml3本で夕食をとる。
 頂き物の茄子であったが、長さ20cmほどの巨大なもので、フライパンで焼くときの油の吸い込み量が半端ではない。

 食後から再度のご案内をするも、20時には事務所に戻り、ネット上での会議。

 23時、読まなればならない本2冊を持って風呂に入る。

 

 この時期、柏崎市内での観光のご案内をすることが多く、その際に色々な雑談をするが、今年は尖閣諸島が多く話題となった。中国の漁業監視船も頻繁に近づくようになっている。

Ryuukyuchina しかし、中国共産党が尖閣諸島だけを狙っていると捉えてしまうと問題が矮小化してしまう。沖縄の米軍基地問題への介入をはじめ、向こうの大きな目的は「沖縄を解放しろ!」というスローガンのもと、 「琉球は中国領」としての沖縄併合にある。
 あの一党独裁、監視体制のなかのデモで堂々とアピールされている現実を直視しなければならない。


平成24年7月23日『産経新聞』

【正論】
尖閣で中国は法的に勝ち目なし
防衛大学校教授・村井友秀

 現在、日中両国民が互いに悪感情を抱く最大の要因は、尖閣諸島問題である。尖閣諸島について、日中両国政府はともに固有の領土であると主張している。世界の常識に照らして、日中両国のどちらの方に分があるのであろうか。

<<国境画定の要素を満たさず>>

 国際法には、国境線を定めるルールがある。それによれば、国境線は、「先占(せんせん)」、「割譲」、「時効」、「添付」などで決まる。
 「添付」とは、干拓や海底火山の噴火などによって、人工的、自然的に新しい土地が生まれ、その土地が領土になることである。
 「時効」とは、領有の意思をもって相当の期間、継続的かつ公然と占有することによって、その土地が新しい領土になることである。ただし、国際法では時効の完成期間は明確にされていない。
 「割譲」は、国家間の合意(領土割譲条約)により領土の一部の主権が移ることをいう。領土は国家間の合意(条約)で「譲渡」、「交換」されることもある。なお、現在では、武力行使により他国領土を強制的に取得しても領有権が移ったとは認められない。
 「先占」は、先に占有した国に土地の領有権を認めるものだ。ただし、(1)先占の主体が国家である(2)対象地が無主地である(3)実効的な占有を伴っている(4)国家に領有意思がある-という条件を満たしていなければならない。日本政府は1895年に尖閣諸島が無主地であることを確認し、閣議決定により日本領土とした(先占)。
 これに対し、中国政府の主張は先占、割譲、譲渡、交換、時効、添付のいずれでもない。内容が曖昧で解釈も多様な数百年前の古文書を根拠に、歴史的権利として尖閣諸島が固有の領土だと主張しているのである。中国の古文書は日本の「先占」に対抗できない。
 さらに、「禁反言(きんはんげん)の法理」が存在する。禁反言の法理とは、自己の言動に矛盾する主張はできないという法である。
中国共産党機関紙の人民日報(1953年1月8日付)は「琉球群島人民反対美国占領的闘争」との記事を掲載し、尖閣諸島が琉球の一部であるとしたことがある。中国共産党はこの記事に矛盾する主張はできない。国際法に従って判断する国際司法裁判所に尖閣諸島問題が付託されれば中国に勝つ見込みはない。

<<共産党体制の正統性かかる>>

 それでは、なぜ、中国は尖閣諸島が中国領だと主張するのか。
 
一般的に中国外交は国内問題の反映であるといわれる。21年に共産主義政党として生まれた中国共産党は、30年代には、反共の国民党の攻撃によりほぼ壊滅状態に陥った。だが、日中戦争の拡大で覚醒した中国人の民族主義が、共産主義というよりもむしろ民族主義(抗日民族統一戦線)政党に変身し、当時の中国の政治勢力の中で最も反日的であった共産党を、政権の座に押し上げたのである。中国共産党政権の正統性の基礎は反日民族主義である。したがって、中国共産党にとって、対日関係を緊張させて、日本軍による侵略の記憶を再生産することは、政権の正統性強化に繋がるのである。
 
中国共産党政権は独裁政権でもある。独裁政権は国民の支持ではなく国民を威嚇することで政権を維持している。したがって、独裁政権は、権力基盤を強化するためには、国民を威嚇する軍隊や警察を強化しなければならない。しかし、軍隊や警察を強化すれば国民の支持は低下する。ただし、「外敵」が存在すれば、外敵から国民を守るという口実によって、軍隊を強化することに国民の支持を得ることができる。独裁政権は「外敵」の存在によって、政権を安定させることができるのである。

<<領土守る覚悟が問われる>>

 一方、中国のインターネットでは、南シナ海問題は軍事力を使って解決すべきだと主張する意見が大部分を占めている。ネット世論にみられるように、中国世論は好戦的であり、中国政府にとって、「日本帝国主義に奪われた固有の領土を奪回」する行動は、国民の人気を取りやすい政策である。
 中国政府の尖閣諸島に対する積極政策は、中国共産党政権の正統性に由来するのであり、日中関係を緊張させることを目的にしたものである。日本の行動に対する反応ではない。今後も国内の緊張が高まれば、中国は必ず領土問題を再燃させてくるであろう。
 中国に積極政策を再考させるには、それによって中国が得る利益よりも、被る不利益が大きくなるようにしなければならない。
かつて中国は台湾の総統選挙に圧力をかけようとして台湾近海にミサイルを発射した結果、米軍の積極的な介入を招き、大きな不利益を被った。その後、中国が台湾の選挙に軍事的圧力をかけることはなくなった。状況の不安定化を防ぎ現状を維持するために、日本として軍拡が必要になる場合もある。
 日本政府は覚悟を決め、尖閣諸島が”日本の核心的利益”であり日中関係の大局に重大な影響を及ぼすと主張すべきである。ただし、日本国民に、領土を守るために大きな犠牲を甘受する覚悟がなければ、日本政府は動けない。

2012年7月24日 (火)

「臨界って何だ?」の菅元首相「原子力に土地鑑あり」

 3時、就寝。

 7時に起床し、大粒納豆、目玉焼き、白菜スープでご飯2杯の朝食をとる。

 8時過ぎ、関西方面からお見えになる某団体をお迎えし、市内をご案内。

Nec_0001 12時、自宅に戻り、トマトケチャップ、ホールトマト、玉葱、ピーマン、大量の唐辛子、粗挽きウインナーを使って、トマトパスタを作って昼食をとる。
 トマトケチャップだけのナポリタンにしようと思ったものの、2年を経過した缶詰のホールトマトがあったので、片付けがてらに使ってみた。

 13時過ぎ、市内某所での打ち合わせののち、県内某市に移動し、意見交換。

 17時、渋滞のなか柏崎まで戻り、19時過ぎまで柏崎にお越しになられた皆さんを、ぎおん柏崎まつりを観てもらうための位置にご案内する。

Nec_0002 19時30分、地元で獲れた直径15cmはあろう巨大サザエの刺身、栃尾揚げの納豆はさみ焼き、十全茄子の漬物、車海老の塩焼き、ビール500ml4本で夕食をとる。
 炎天下での案内と説明ですっかり体が乾いていたので、ビール4本はあっという間であった。

 食後から再度、何名かのご案内をしに市内をまわる。

 21時30分、自宅に戻り、シャワーを浴びる。

 22時、事務所で事務仕事。

 福島第一原子力発電所の事故に関して、政府の事故調査・検証委員会の最終報告が発表された。
 なかでは、自称・原子力の専門家「原子力に土地鑑あり」という菅元首相が巻き起こした混乱についても述べられている。
 「臨界って何だ?」と有識者に問うた(平成23年3月26日『日本経済新聞』)程度の自称・原子力の専門家が非常時のトップであったことが、最大の悲劇である。
 


平成24年7月24日『読売新聞』

菅氏の自負「原子力に土地鑑」
混乱巻き起こす

 東京電力福島第一原子力発電所事故に関する政府の事故調査・検証委員会の最終報告は、東電が全面撤退を検討したかどうかという「撤退問題」を、「原子力発電を担う事業者としての在り方にも関わる重要な問題」と位置付け、約3ページにわたって詳述した。
 
終報告は、国の最高責任者だった菅前首相の対応を批判している。
 「自分は理系学部出身で、他の閣僚に比べて原子力に『土地鑑』がある」。事故翌日、自ら事故現場を視察した理由について、菅氏はヒアリングでそう述べたという。だが「土地鑑」を自負する首相の介入は様々な混乱を巻き起こした。

 3月11日夕、東電から原子炉冷却ができなくなったと通報を受けた海江田経済産業相は官邸で菅氏と会い、法に基づく原子力緊急事態宣言を出すよう求めた。ところが、菅氏は各号機の出力や燃料溶融の可能性など、技術的な質問を連発。宣言の発令まで約1時間20分を要し、初動が遅れた。
 12日午後、1号機の建屋が爆発で吹き飛んだ。冷却のため海水注入の準備が進む中、菅氏は海水注入による再臨界を懸念し、技術的検討を指示。すでに注水を始めていた現場の吉田昌郎まさお前所長がテレビ会議で注水中断を指示するふりをするという一幕もあった。
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2012年7月23日 (月)

レバ刺しと放射線利用

 3時、就寝。

 7時に起床し、大粒納豆、粗挽きソーセージ、トマトサラダ、蜆の味噌汁でご飯2杯の朝食をとる。

 8時過ぎ、新潟市に移動し、10時から某所にて打ち合わせ。今後の政治的な方針についても、ある程度の方向を決めた。

 買い物をしつつ、13時30分に帰宅。

Nec_0002 13時50分、「サッポロ一番」シリーズのなかでは、これまであまり馴染みのなかった「サッポロ一番ちゃんぽん」に大量のキャベツ、もやしを投入し、低脂肪乳も追加した野菜ちゃんぽんを作って昼食をとる。
 袋のインスタントラーメンにはロマンがある。

 午後からは午前中に着信のあった電話対応やぎおん柏崎まつりの案内などに追われる。

 17時、19時と事務所に来客。

Nec_0003_2 20時20分、人参、白菜、水菜、えのき、豚バラ肉を入れたカレー鍋、塩鯖焼き、小粒納豆と大根おろしの和え物、ビール500ml3本で夕食をとる。
 カレー鍋は、カレー粉を中心に煮干しパウダー、濃縮鰹だし、魚醤で味を調整。シメとして、残った汁にご飯、卵、細切りプロセスチーズを入れて、再度煮込んだ、カレー鍋おじやを食べる。

 食後から事務所にて、ネット上の会議や事務仕事を行う。単純作業が多かったので、観たかったテレビドラマ版「湯けむりスナイパー」を観ながらの作業。

 某所での打ち合わせのなかの雑談で、今月から禁止となったレバ刺しが話題となった。現在では「肉の表面を表面から1cm以上の深さまで、セ氏60度で2分以上加熱する」とあるので、刺しではなく、煮に近い。
 またレバ刺しが食べられるようになる日は来るのか、放射線の有効利用も是非、政府に解禁を検討してもらいたい。


平成24年7月12日『産経新聞』

牛の生レバー
消費者グループが放射線照射テスト

「色、においの差なし」確認

 生の牛レバー(肝臓)の提供・販売を禁じた食品衛生法の規格基準が今月、施行された。重い食中毒を起こす病原性大腸菌が見つかったためだが、焼き肉店などでの「レバ刺し」復活の手段として放射線照射による殺菌法が改めて注目を集めている。食品への照射実験をしている消費者グループが生の牛レバーにガンマ線を照射、見た目の色やにおいを比較した。その結果は-。(平沢裕子)

5サンプルで比較

 放射線照射は、海外では殺菌などを目的に香辛料や肉、エビなどで実用化されている技術だ。日本ではジャガイモの発芽防止のための使用を除けば食品衛生法で禁止。ただ、研究機関などが食品に照射し、食べる実験を行うことはできる。
 実験したのは「食のコミュニケーション円卓会議」(市川まりこ代表)。平成18年から食品照射を学習テーマに掲げ、これまでに野菜や果物、香辛料などへの照射を実施。発芽抑制効果や見た目、味の違いなどを検証してきた。
 市川代表は「放射線照射は、温度を上げずに殺菌ができるのが特長。世界中で利用されている安全な技術だが、日本では知らない人も少なくない。レバーを生食するための技術への関心が高いこともあり、実験で照射について知ってもらうきっかけになれば」と話す。
 実験に使ったのは、通信販売で取り寄せた北海道産の冷凍牛生レバー5人前(1人前80~110グラム)。日本原子力研究開発機構(JAEA)高崎量子応用研究所のコバルト60線源を用いて、基準(N)=冷凍状態で非照射▽A=冷凍状態でコバルト60線源1.5キログレイ照射▽B=3キログレイ▽C=解凍して非照射▽D=同1.5キログレイ照射-の5サンプルで、色とにおいを比較した。1.5キログレイと3キログレイは、生のひき肉を使った実験でO157の殺菌効果が確認された線量。
 比較検討したのは、円卓会議会員と外部参加者の17人。その結果、色については、冷凍状態で照射したものを「少し色が濃い」と表現した人もいたが、全体としては「非照射と同じ」が大半だった。においは照射と非照射で差はなかった。

かみ応えも同じ

 食感についてはテスト内容には含まれていない。しかし、記者が5サンプルをかみ比べたところ、全く同じかみ応えで、風味に違いは感じられなかった。
 市川代表は「食品によっては色やにおいが変わるなど照射が向かないものもあるが、レバーは非照射との差が見られなかった。安全にレバ刺しを提供する手段として、放射線照射による殺菌を検討してもいいのではないか」と話している。

海外では香辛料、果物にも照射

 厚生労働省は食品への放射線照射について、「安全怪や品質に与える影響に関しては、一現段階では十分な評価がなされていない」としている。一方で、照射食品の安全性については、1980年にWHO(世界保健機関)などの合同委員会が「いかなる食品を10キログレイ以下で照射しても毒性学的・栄養学的・微生物学的に全く問題ない」との見解を示している。
 海外で最も多く利用されているのが、殺菌目的の香辛料・乾燥野菜への照射。殺虫・殺菌目的でマンゴーなど新鮮な果物への照射も国際的に広がっている。しかし、海外で照射された食品は食品照射が原則禁止の日本へは輸出できない。

2012年7月22日 (日)

ウルトラマン降臨計画!スペシウム光線300回

 3時、就寝。

 7時に起床し、お泊りした甥っ子、姪っ子を起こす。

Nec_0003  「特命戦隊ゴーバスターズ」 から「スマイルプリキュア」 まで観たあとの9時、 ホテル1階のレストランで無料サービスの朝食をとる。牛乳、インスタント味噌汁(カニ)、おにぎり1個(鮭)、スクランブルエッグ、油揚げと青梗菜の炒めもの、クロワッサン2個を食べる。

 9時40分、ホテルをチェックアウトし、「昭和嗚呼怪物 万代パビリオン」に移動。

Cimg2665 10時過ぎから、「空道 大道塾新潟支部大形道場 道場生100名突破記念」である「ウルトラマン降臨計画!スペシウム光線300回」に参加、昨日からのホテルお泊りで来た甥っ子、姪っ子も飛び入り参加させてもらった。

120722_furya この企画は、ウルトラマンのスーツアクターであった古谷敏氏が恰好良く演じるため、収録後、スペシウム光線を毎日300回、三面鏡の前で練習していたことを知った大道塾新潟支部大形道場のI師範が発案したもの。武道の基本である日々の反復練習の大切さをウルトラマンから学ぼうというのである。

Cimg2675

 空道のデモンストレーションののち、早速、スペシウム光線100回、3セットが行われた。道場生が「シュワッチ」とスペシウム光線をやるところを、本家の古谷敏氏が指導してまわり、290回目からはウルトラマンも登場。

Cimg2689

 本家・古谷敏氏、ウルトラマンと一緒に集団でスペシウム光線ポーズをやる機会は、かなり珍しく、そして道場生をはじめ、参加した子供たちにとっては良い思い出になったかと思う。
 この模様は、来月8月1日の「BSN水曜見ナイト」 で放送される。

Cimg2690

Cimg2695 12時、ほんぽーとに移動し、新潟中国総領事館問題を考える会の第8回勉強会、頑張れ!日本全国行動委員会新潟県本部設立準備委員会の第4回総会の合同会議に出席。
 今回の議題は、以下の通りであり、頑張れ!日本全国行動委員会新潟県本部の設立より、喫緊の問題である新潟中国総領事館拡大移転問題を優先することを冒頭に説明させてもらった。

a.8月5日実施の講演会実施計画について
 「中国人スパイ事件にみるあなたの生活と外国人犯罪」
b.佐波優子氏講演会について
  8月18日(土)18:30~柏崎市産業文化会館 無料
  「ひとすじの道~愛するこの国の為に~」
c.陸上自衛隊総合火力演習(夜間射撃)ツアーについて
d.自由討議:新潟中国総領事館の現状と今後

 会議終了後、14時、「昭和嗚呼怪物 万代パビリオン」に移動。古谷敏氏のトークショーとなったが、途中で電話が入り、中越地区の某氏のお宅に急遽移動することとなった。ご挨拶もできず、後ろ髪を引かれる想いで会場を後にする。

Cimg2696

Nec_0006 所用を済ませたのち、15時20分、「すき家 燕三条店」で「うな牛(大盛) 910円」を「とん汁健康セット 160円」にして、遅めの昼食。
 今年は、鰻自体が高騰していることもあり、まだ鰻丼を食べていないため、思わず広告に釣られて、牛丼とも合い盛りを注文した。思った以上に、鰻用のたれが牛丼のつゆとの相性が良いことに驚く。甥っ子は「並盛 280円」、姪っ子はお子様牛丼 200円」を完食。

 16時30分、自宅に戻る。

 18時、19時と事務所に来客があり、作成した資料をお渡しする。

Nec_0007 20時40分、地元で獲れた鮑を刺身にし、肝を醤油に溶いたもの、サザエの壺焼き、長野県の某市で今朝採れた胡瓜、小粒納豆と大根おろしの和え物、チーズフランスパン、ビール500ml3本で夕食。
 鮑の刺身はやはり肝醤油に限る。

 食後、風呂に入ったのち、大量に届いていた郵便物やFAXなどを事務所で処理。

2012年7月21日 (土)

ウルトラアクター・アマギ隊員、新潟へ来県

 3時、就寝。

 7時に起床し、大粒納豆、目玉焼き、キャベツの浅漬けでご飯2杯の朝食をとる。

 8時から農業委員会の相談として、市内某所にて打ち合わせ。

 10時、事務所に戻ったところで来客があり、メンテナンスしたパソコンをお渡しする。

 12時、冷凍讃岐うどん2玉、挽き割り納豆で納豆ざるうどんを作って昼食。安い時に大量に買った冷凍讃岐うどんであるが、時間が経過したため、冷凍やけがでてしまった。

 13時、甥っ子、姪っ子を連れて、愛車で新潟市まで移動する。

 15時、 「アパホテル 新潟東中通」 にチェックインしたのち、新潟市内のおもちゃを見てまわる。

 18時、ホテルに戻り、甥っ子、姪っ子にそれぞれおにぎりを食べさせ、部屋でのお留守番をお願いする。

Cimg2653 18時40分、「船栄 万代店」(電話:025-290-3077)に移動し、19時からの懇親会に出席。明日、新潟市内「昭和嗚呼怪物 万代パビリオン」で行う「ウルトラマン降臨計画!スペシウム光線300回」のゲスト、前回同様 「ウルトラセブン」アマギ隊員役でありウルトラマンのスーツアクターの古谷敏氏 を迎えての酒席である。
 今回は、「ウルトラマン」の最終回「第39話 さらばウルトラマン」のゼットン戦を模った大型フィギュアにサインしてもらった。

Cimg2651

 21時過ぎ、僭越ながら中締めの挨拶をすることとなったので、以下のようにお話し、

「まずもって、明日のスペシウム光線企画という、夢を実現されたI師範に感謝の拍手をお願いします。そして、本当に来て下さった古谷さんには心からの感謝をするとともに、我々新潟県人として、次のウルトラシリーズの防衛隊においては、ウルトラホーク1号に乗って登場するアマギ長官、もしくはアマギGUYS総監が実現するよう、円谷プロに働きかけていこうではありませんか。明日の成功と皆様のご健勝とますますのご活躍を願って・・・」

関東一本締め(一丁絞め)でシメしめた。

 21時40分、ホテルに戻り、甥っ子、姪っ子を風呂に入れる。

Nec_0002 22時30分、「味濱家 古町店」(電話:025-228-8411)に行き、「岩のり玉子ラーメン 830円」、「ギョーザ(5ケ) 310円」、「マグナムドライ樽生 390円」でシメ。
 いつもの通り、太麺を選択し、脂多めという40歳手前にして頼んではいけない内容にしてしまった。

 23時20分、ホテルに戻り、持参してきたノートパソコン(ThinkPad X61,SSD,SXGA+化)で急ぎの仕事を行う。

2012年7月20日 (金)

放射線と正しく向き合うための勉強会「福島の除染活動について」

 3時、就寝。

 7時に起床し、大粒納豆、茄子の味噌油炒め、皮鯨と夕顔の味噌汁、胡瓜の酢の物でご飯2杯の朝食をとる。

Cimg2640 8時30分過ぎ、市役所に移動し、9時から議会運営委員会に出席。
 議題は、8月2日に開催される臨時議会の議案内容、中越地区議員合同研修会、姉妹都市である東京都東村山市との交流の日程調整、第8回全国原子力発電所立地議会サミットであった。
 追加で議会運営委員会としての視察先の話があったため、議会として災害に関する条例を制定した愛知県岡崎市議会を提案した。

 11時、市内某所で打ち合わせ。

 12時30分、自宅に戻り、レトルトのハヤシソースを冷凍讃岐うどん2玉にかけたハヤシうどんで昼食をとる。

Cimg2641 13時過ぎ、柏崎市市民プラザに移動し、13時30分からくらしをみつめる・・・柏桃の輪主催の講演会「放射線と正しく向き合うための勉強会 福島の除染活動について」に出席する。放射線と正しく向き合うための勉強会としては、前回の「低線量被ばくの健康へのリスクと除染」に続き2回目となる。
 講師は独立行政法人・日本原子力研究開発機構、福島技術本部福島環境安全センター技術主席である中村俊郎氏で、主な内容は以下の通り。

環境モニタリングと環境修復に向けた取り組み
(1)環境モニタリング
・事故直後からの環境放射線及び土壌等の放射能測定の継続実施
・文部科学省委託事業による詳細マップの作成
・航空機による広域モニタリング
(2)環境修復に向けた取り組み
・学校等の校庭、通学路、プールの除染実証、マニュアル作成・公表
・高分子補集材、固化剤を用いた除染技術の実証、廃棄物の燃焼試験
・内閣府の委託事業による伊達市・南相馬市での除染実証試験
・内閣府の委託事業による警戒区域等12市町村での除染モデル実証
・国の除染推進チームの一員として市町村に専門家派遣、除染計画策定のための技術的要請に応える活動を展開
(3)除染に関する知識の普及のための取り組み
・福島県の「除染業務講習会」に講義と実習の講師を派遣
・福島県の「放射線・除染講習会」に講義の講師を派遣
・除染技術を判りやすく解説した動画教材を作成、機構HPにて公開
(4)コミュニケーション活動
・児童保護者、教職員を対象に「放射線に関するご質問に答える会」を開催
・福島県からの要請により、県民の内部被ばく測定を実施

<環境修復戦略の必要性>
 合理的に、最短で効果的な環境修復を行うためには、生活圏、自然条件を考慮した集落単位の環境修復戦略を基にした市町村レベルの環境修復戦略が必要。
 環境修復については、放射性物質がどのように分布し、どのように移行するのかを予測することを前提とし、どのような除染を行えば、どのような効果が得られるかということを評価し、最適な除染技術を用いて、地域の意向に沿って、最適な優先順位に従って環境修復を行っていくことが必要。
また、安全上支障のない範囲で、住民参加を考慮していくことが重要。

地上での放射線測定
 セシウム137濃度分布マップ、空間線量率分布マップ

走行サーベイ等による環境放射線の測定
 緊急時避難準備区域の解除に向けて、京都大学が開発した走行サーベイシステム(KURAMA)等により、関係市町村の環境放射線測定に対応。

航空機による広域放射線モニタリング
 上空でのガンマ線の計数率、地上での空間線量率と土壌濃度の関係(セシウム134、137)

福島第一原子力発電所周辺地域の航空機モニタリング

学校・幼稚園の校庭、園庭の除染
 汚染された厚さ5cmの表面土壌を除去し、校庭隅に埋設。削った土壌を市の廃棄物置き場に持っていこうとしたところ、地元の反対にあった。
 線量率は1/10~1/20と大幅に減少。
 中学校の平均 2.5→0.15マイクロシーベルト/h(高さ1m)
 幼稚園(50cm)の平均 2.8→0.22マイクロシーベルト/h 
 この結果を受け、政府・文部科学省は、福島の学校における暫定的な線量率低減化のための処理に表面土壌の除去、埋め戻しを適用(平成23年5月11日)

学校プール水の除染実証試験
 屋外プールの中には水中にセシウムを多く含むものが存在
 凝集沈殿法(ゼオライト・凝集剤)を水の浄化に適用
 回収された放射性スラッジは一時貯蔵場所に貯蔵
 知見を「学校プール水の除染の手引き」として公表(平成23年9月7日)
 除染作業や対話を通じて、学校関係者、自治体等との信頼関係を構築

放射線に関するご質問に答える会
 原子力機構に「コミュニケーション活動実施検討委員会」を設置。これまで機構が拠点立地地域とのコミュニケーション活動で培った経験を基に、福島県内に於ける効果的な活動方法について検討。
 平成23年7月から平成24年6月までに合計184ヶ所で実施し、13700人が参加。

文部科学省「チルドレン・ファースト」への協力
 「除染に関する緊急実施基本方針」(平成23年8月26日 原子力災害対策本部)
 → 子供の線量低減に優先して取り組むことを決定(チルドレン・ファースト)
 学校等の除染に原子力機構の専門家を派遣
 学校、遊具、プール、通学路等、子供に関係する場所を優先的に除染。

無人ヘリモニタリングによる空間線量率測定

シンチレーションファイバーによる線量率測定試験
 検出部の長さを最大20mまで拡張可能、測定時間が短縮(10×10mで5分程度)、検出部を曲げることや水中での測定も可能
 → 作業効率の向上:本装置で検出した放射線量はリアルタイムで放射線量マップとして表示され、パソコンなどで測定結果を同時に確認することが可能。

ガンマプロッターを使用した線量率測定試験
 地表5cm及び1mの位置にプラスチック・シンチレーション検出器を備えたステッキ型の測定器
 任意の時間間隔で空間線量率(0.1~300マイクロシーベルト/h)の測定が可能
 衛星測位システム(GPS)を備え線量率測定位置を計測し、線量率と合わせて自動記録が可能
 位置情報から地図上に線量率が表示され容易に線量マップの作成が可能

除染モデル実証事業の背景・目的
 除染に関する緊急実施基本方針(平成23年8月26日:原子力災害対策本部)
 除染特別措置法(平成二十三年三月十一日に発生した東北地方太平洋沖地震に伴う原子力発電所の事故により放出させた放射性物質による環境の汚染への対処に関する特別措置法)基本方針(平成23年11月11日)
(1)除染モデル実証事業
 年間の追加被ばく線量が20mSvを越える地域が対象
(2)技術実証試験事業
 実現可能と考えられる有望な新たな除染技術を公募により発掘し、実証試験を行うことにより、その有効性を評価する。

家屋(壁)の除染方法及び除染効果の比較
 トタン、サッシ、ガラス、木に対し、「手洗い洗浄」「ふき取り」「高圧水洗浄」「ブラッシング」を行ったところ、除染方法が異なっても除染後の表面汚染密度に大きな差異は確認されなかった。

家屋(雨どい)の除染方法及び除染効果の比較
 雨の拭き取りと高圧水洗浄の除染効果に顕著な違いは見られない。拭き取りの方が汚染水が、飛散しない等の点で作業性が良い。

天地返しによる除染
 放射性セシウム90%以上を含む表層土を薄く剥ぎ取り、仮置きする。下層土を20cm程度剥取り、仮置きする。

除去物の減容(粉砕機による枝葉等の減容化)
 粉塵対策を施した上で破砕機で破砕

除去物の減容(焼却による枝葉の減容化)
 高温焼却を行う。バグフィルターやHEPAフィルターを用いた排煙処理によって、排気中のセシウム濃度は法令に定める空気中放射線物質濃度未満

除去物の減容(洗浄水の処理)
 濾過、吸着、凝集、沈殿の組み合わせ

仮置き場に必要とされる安全対策と要件
(1)遮蔽と隔離
 除去土壌からはガンマ線が発生するため、施設を住居等から隔離することや、土壌で覆うこと(覆土)等によってこれらの放射線による公衆の追加被爆を抑える措置
(2)除去土壌の飛散防止
 除去土壌を搬入する場合、放射性廃棄物が飛散しないように口を閉じることができる袋やドラム缶に入れておく。搬入後は、覆いや覆土による飛散防止の措置
(3)雨水等の浸入の防止
 降雨等により除去土壌に水が浸入し、放射線物質が流出する可能性があるため、遮水シート等の防水シートで覆う等の措置と地下水位より高いところに設置する等地下水の浸入防止の措置
(4)除去土壌及び放射性物質の流失防止
 除去土壌を含む汚水が流出しないように底面に遮水シート等を敷く等の措置
(5)放射性物質以外の成分による影響防止
 有機物の腐敗による可燃性のガスの発生の恐れがある場合は、必要に応じて、火災防止や悪臭防止の措置
(6)耐震等
 想定される地震に対して、機能を損なわない設計

仮置き場の選定
 基本的考え方:安全確保を大前提とし、自治体等の要望を踏まえて、地形や土地利用状況、利用可能面積等を考慮して選定

除去物の管理
 表面線量率や重量などの測定。除去物の発生場所や内容物の諸元、保管先などをトレースできるように、個々のフレキシブルコンテナにタグを取り付け、記録を管理。

除染作業の放射線管理
・放射線管理体制の整備
・作業場所の放射線環境の把握
 事前モニタリング
 ホットスポットの確認
・作業区域等への入退域(スクリーニング場所の確保)
 入域のための適切な防護装備の装着
 作業者の身体、車両、物品のスクリーニング
 退域時に発生した廃棄物の処置
・除染作業の放射線管理
 作業者の外部被爆管理
 作業者の内部被爆管理(防護装備の徹底等)
 休憩所の入退域に係るスクリーニング

福島市における取り組み
・平成23年9月27日、「福島市ふるさと除染計画」、「福島市除染マニュアル」を整備
・目標
 今後2年間で市民の日常生活環境における空間放射線量を市内全域で1マイクロシーベルト/h以下にする。
 現在1マイクロシーベルト/h以下の地域においては今後2年間で60%低減。
 将来的には年間1ミリシーベルト/年(0.23マイクロシーベルト/h以下)
・対象地域
 除染は空間線量率が0.23マイクロシーベルト/h以上の地域を実施
 ただし、局所的に0.23マイクロシーベルト/hを上回っている箇所は除染を実施
 0.99マイクロシーベルト/h以上の地域は面的に除染し、それ以下の地域は空間放射線量の程度に応じて必要な措置を選択。

 15時20分から10分間の休憩ののち、質疑応答となったので、以下のように質問を行った。

Q.先日、福島市に除染ボランティアに行ってきたが、やはり仮置き場の問題があがっていた。先ほどのご講演でもあったが、除染はしてほしい、でも仮置き場はいやだという感覚は分からなくはないが、正直それでは除染が進まない。放射線に関する説明会で丁寧に説明することで、誤解が溶けるというか、理解もしてもらえると思うが、そういった場合での説明の依頼などあったか。また、自ら手を挙げて自分で所有する土地で仮置き場を引き受ける市職員や町内会長がでてくれた際の周りの反応はどうか。
A.説明の要請があれば、仮置き場のリスクも含めて丁寧に質問させてもらっている。ご指摘の点は難しいところであり、安全よりは安心というところの問題と思われる。また、仮置き場を提供するという方がでても、正直、反対される方もおり、かなりの議論になっている。他の事例でも結果的に仮置き場になった場所でも、それなりの議論の積み重ねがあると思われる。

 16時30分から市内某所で打ち合わせ。

Cimg2643 19時、買い物などで市内をまわったのちに帰宅し、豚バラ肉を入れたポークカレー、冷やしトマト、冷や奴に中粒納豆を混ぜて魚醤を入れた納豆腐、ビール500ml3本で夕食をとる。
 ドロっとしたカレーライスが食べたかったので、煮詰めてみたが、せっかくのスパイスの香りが飛んでしまった。

 19時30分、すっかり忘れていた某懇親会に途中から出席。

 22時に帰宅し、風呂に入って酔いを醒ます。

 23時、事務所にて事務仕事。

2012年7月19日 (木)

衆議院新潟二区・細田健一候補

 3時、就寝。

 7時に起床し、大粒納豆、油揚げの魚醤焼き、茄子の浅漬けでご飯2杯の朝食をとる。

Nec_0001 資料作成したのち、9時、自民党柏崎支部に移動し、三役会に出席。
 議題は、衆議院新潟二区の自民党公認候補者となった細田健一氏の紹介、先月に行った関岡英之氏を講師にお迎えしたTPP講演会の反省 、自民党本部への陳情、そして今秋に行われる柏崎市長選挙である。
 市長選挙に関しては、万端の準備をするため次週も引き続き、会議をもつこととなった。
 細田健一候補の3つの約束は以下の通り。

安心:子育て支援策の充実、年金・福祉・医療のための安定的な財源の確保、お年寄りのための施設整備、災害に強い国土づくりなどにより、誰もが安心して暮らせる社会の実現を目指します。
成長:強い農林水産業の育成・支援、中小企業への支援、法人税減税、新産業育成、環境新エネルギー分野への支援などにより、経済を成長させ雇用の拡大を図ります。
改革:公務員人件費の削減、国と地方の役割分担の見直しなど、人口減少時代にふさわしい徹底した行財政の改革を行います。

 

 13時、自宅に戻り、揚げソーセージパン、カレーパン、低脂肪乳、グレープフルーツジュースで昼食。

 食後、市役所に移動し、15時30分まで会派室で事務仕事を行ったのち、市内をまわる。

Nec_0002 18時30分に帰宅し、先日解禁されたばかりの地元産さざえのつぼ焼き、茄子の味噌炒め、ほうれん草の胡麻和えでご飯2杯の夕食をとる。
 今年はもずくの出は良いものの、さざえが不調とのことで、小ぶりのさざえであった。

Nec_0003 19時30分、東訪振興協議会の防災アドバイザーとして、某町内の役員会に出席し、福島市での除染ボランティアの報告や今後予定している除染ボランティアツアーについての説明を行う。
 ボランティアツアーに関しては、東日本大震災から1年4か月を経過していることから、少しでも買い物などで復興のお手伝いをするという内容を盛り込んだ。

Nec_0004 20時過ぎ、柏崎エネルギーホールに移動し、柏崎青年会議所55周年合同委員会に遅参しながらも出席。
 今年が柏崎青年会議所設立55周年となるため、8月25日に式典、講演会、祝賀会を行うための準備である。

 21時、市内某所での某集まりの懇親会に最後の方だけ顔をださせてもらう。市長選挙の候補者はまだ出ないのか、とのお叱りを複数頂戴した。

 22時、帰宅し、風呂に入る。

 23時から事務所で事務仕事。

2012年7月18日 (水)

滋賀県大津市、中学生いじめ自殺問題と教育委員会

 2時、就寝。

 6時に起床し、涼しいうちに自宅周辺の掃除などを行う。

 8時、大粒納豆、目玉焼き、茄子の浅漬け、蜆の味噌汁でご飯2杯の朝食をとる。

 9時過ぎから県内某所に移動し、法的な相談を行う。

 12時、自宅に戻り、ひきわり納豆、細切りチーズ、トマトペーストをトーストにのせて、さらに焼いた納豆チーズトースト、低脂肪乳、プレーンヨーグルトにりんごジャムをかけたもので昼食。

 午後は事務所で依頼された資料作成を行う。なるべく専門用語を使わず、分かり易い事例を入れて、放射線に関する説明を作る。

 18時、19時と事務所に来客。

Cimg2639 19時30分、スーパーで半額になっていた三重県産の鯛のあらを塩焼きにしてから鯛めしを作った残りのあら、バナメイ海老のエビチリソース、ほうれん草の胡麻和え、沢庵、鯛めし、ビール500ml3本で夕食をとる。
 普段でも100円の鯛の御頭が入ったあらが半額であったので、今日の夕食はビールを除けば300円もかかっていない。

 食後から事務所で資料作成。

 滋賀県大津市でいじめを苦にして自殺したとされる中学生男子に関しての情報が連日報道されている。
 当初からの対応間違い、担任教師がいじめに悩む男子の相談に対し、 「そんなんどうでもいいから。君が我慢すれば丸く収まるから」と教師が発言したという意識の低さに加え、学校現場の問題が大きい。これに加え、市当局、教育委員会、地元警察の事なかれ主義、隠蔽体質が問題となってきている。

「(1/2)120713_いじめアンケート結果」(pdf形式)

「(2/2)120713_いじめアンケート結果」(pdf形式)

「120713_中学生死亡事故経過(大津市議会)」(pdf形式)

 一連の報道のなか、不思議なのは教育委員会のトップである教育委員長ではなく、あくまで事務方の責任者である教育長がマスコミ対応を行っていることである。大津市の教育行政の根幹にかかわる問題であるだけに本来なら、教育委員長がキチンと説明を行うべきであろう。私自身も一般質問の際には、教育全般にかかわることは教育委員長、学校現場のことも踏まえた質問の際には教育長と答弁者を変えて指定している。
 民事訴訟に加え、暴行容疑による刑事告訴とまだ先は見えないが、ただ単なるいじめという問題に矮小化することなく、亡くなった男子のためにも、是非、根本的な問題解決を図ってほしい。そのためには大津市議会にも力を発揮してもらいたい。

2012年7月17日 (火)

福島市:除染ボランティア視察

 2時、就寝。

 6時に起床し、気分転換のため1時間ほどホテルの周りを歩く。

Cimg2619 ホテルに戻ってシャワーを浴びたのち、福島県産大豆を使った商品を中心に地元の納豆を7種類を食べ比べ。
 納豆だけの朝食というわけにもいかないので、コンビニで買った白飯、野菜スティックを一緒に食べる。

Cimg2620 ホテルをチェックアウトし、9時、「曹洞宗 松柏山 常圓寺」に移動。福島復興プロジェクトチーム 「花に願いを」で行っている除染ボランティア活動を視察させてもらうとともに、実際に参加させてもらった。
 今日の作業工程は、腰浜町住宅2号棟周辺の掃除(除染というまでのレベルではなく、地表測定、最大で毎時28.6マイクロシーベルトから毎時4マイクロシーベルト)と収集した砂類を保存するというもの。
*本来、サーベイメータは人体への被爆管理のため最も放射線に敏感な皮膚下の数値に補正しているため、モニタリングポストの測定値よりも、2~3割と若干高い値となる。
*がん治療の湯治で有名な秋田県
玉川温泉は、浴室で毎時0.3~0.5マイクロシーベルト、岩盤源泉で毎時1~15マイクロシーベルト
 各種測定器のビープ音で住民に不安を与えないような配慮をしつつ、現場に向かう。
 恰好は長袖、長ズボン、防塵マスク、ゴム手袋といったもので、とにかく暑い。

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 最大で地表測定、毎時28.6マイクロシーベルトという箇所は、側溝と道路の間約10センチメートルが何故か舗装がされておらず、その土(地表測定、毎時40マイクロシーベルト以上)に浸み込んでいたことが分かった。雨や洗浄で流れてきた放射性物質が流れずにここに溜まっていたのである。
 土を掻き出し、そこへ新しい土を入れて、午前中の作業が終了。
 除染に関しては、地震による被害はあろうものの、下水道がしっかりしていれば高圧洗浄し、少しでも生活環境での線量を低くすることができる。平成21年度末データによれば、福島市の下水道普及率は60.7%で全国平均の73.7%より低い。幸い我が柏崎市は96.7%であり、普段のメンテナンスが災害対策の意味でも重要となる。

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Cimg2631 12時50分、滝に打たれたように濡れた雨合羽やゴム手袋を脱ぎ、着替えたのち、コンビニで購入したおにぎり2個(鶏めし、醤油漬けすじこ)、味付け卵、麦茶で昼食をとる。
 麦茶は2リットルのボトルで持参してきたが、一気に飲み終わったため、追加でスポーツドリンクを購入。

 13時30分から作業再開となり、仮置き場に移動して、本日回収した分と昨日の作業で回収した砂等を容器に移す。

Cimg2635

 除染に関しての大きな問題点は、広域に渡る除染の進め方に加え、こういった仮置き場の確保である。この仮置き場はあくまで私有地。加えて、できれば減容するための方策を福島県が主体となって行えば、もっと効率は良くなる・・・。
 今回の事故に伴う放射性物質については、平成23年8月26日に成立した放射性物質汚染対処特別措置法により基本的に国と自治体が除染を進めるとしているが、災害により自治体の機能自体が不足している自治体もあり、現実的には広域的な取り組みが必要になると思われる。もちろんのことながら、わが柏崎市を含む他の原子力発電所立地自治体の災害対策でも、この経験を生かし、十分な検討、議論が必要である。

 15時30分に作業終了し、今日の線量は手持ちの線量計で6.8マイクロシーベルトであった。

 一緒に作業した方々と事務局の皆さんにご挨拶をしたのち、帰路につく。

Cimg2638 21時、帰宅し、スーパーで半額になっていたたこ焼き2個、焼きそばとかつ丼という炭水化物祭りのような「かつ丼セット」、小粒納豆、飯坂温泉の天然元湯仕上げ温泉たまご「ラヂウム玉子」2個で夕食をとる。
 除染活動をしたのち、ラジウム温泉名物を食べるのも何であるが、とにかく今日は炭水化物、水分、卵の取り過ぎであった。

 食後、風呂に入ったのち、ビール500ml3本を飲みながら、買ったものの積んだままになっている本を読む。

2012年7月16日 (月)

海の日:新潟県中越沖地震5周年合同追悼式

 3時、就寝。

 7時に起床し、大粒納豆、どじょうの卵とじ、茄子の漬物でご飯2杯の朝食をとる。

Cimg2597 9時30分、柏崎市文化会館アルフォーレに移動し、10時から中越沖地震5周年合同追悼式に出席する。
 冒頭、刈羽村立刈羽中学校柏崎市立第一中学校の生徒による「5年後の自分へ」と題したメッセージを書く風景の紹介。
 刈羽村長による開式の辞ののち、10時13分、1分間も黙祷を捧げた。5年前の地震当日も今日のような状況であり、休日かつ晴天で暑い日であった。未だに昨日の事のように思い起こされる。
 柏崎市長の式辞、新潟県知事による追悼の辞に続いて来賓代表の挨拶となり、中川正春内閣府特命担当大臣(防災)が追悼と今後の防災関連法案の充実を話した。防災に関する法律もそうであるが、根本的にやるべきは憲法改正であり、武力攻撃を受けた場合や大型災害を含む非常事態条項の追加である。
 ご遺族、来賓、主催者による代表献花ののち、柏崎市立比角小学校6年生70名による合唱が披露された。

 閉式後、一般参加者として献花。

Cimg2604 12時、閻魔堂においての中越沖地震5周年復興祈願、追悼式に出席する。
 地元町内会、地元商店街振興会をはじめ、中越沖地震以降の復旧・復興に関わった方からもお越し頂き、さらなる復興を願うとともに、中越沖地震で尊い生命を落とされた方のご冥福をお祈りした。

 出張のための身支度をしたのち、14時に自宅をでる。

Cimg2607 15時、「ガスト 新潟八千代店」(電話:025-242-1161)にて、新潟中国総領事館問題を考える会のメンバーと合流し、打ち合わせ。昼食をとっていなかったので、「おすすめグリルランチ 943円」(ドリンクバー付)を注文し、「Aグリル チーズINハンバーグ」、「ライス」、「かぼちゃの冷製スープ」を選択してみたが、届いたハンバーグは黒焦げで苦い料理であった。
 普段なら「出されたものは残さず食べる」というポリシーであるものの、ジョリジョリとした苦い焦げを食べるようなハンバーグはさすがに遠慮したく、作り直しをお願いした。調理や対応、厨房からの雑音を含め、今後しばらくは利用したくない。

 16時過ぎ、新潟市から福島市に向かって移動。途中、地元資本のスーパーマーケットに寄り、福島県内の市販納豆を収集する。

Cimg2608 20時、ホテルサンルート福島に到着し、チェックイン。風呂に入ったのち、納豆を買い漁ったスーパーで購入した食材である「解凍ミンク鯨刺身用」、「鶏軟骨塩焼き鳥」、「わたり蟹(紅ずわい蟹ブレンド)缶詰」、「味噌焼きおにぎり」、ビール4缶、納豆で夕食をとる。
 かなり仕事が溜まっているため、部屋での食事であるが、好物である鯨の刺身でご機嫌である。

 食後から資料づくり。

2012年7月15日 (日)

韓国:電源喪失事故、隠ぺいからもう再稼働?

 3時、就寝。

 7時に起床し、大粒納豆、目玉焼き、コーンのバター炒め、キャベツの浅漬けでご飯2杯の朝食をとる。

 8時30分、某団体をホテルまでお迎えにあがり、柏崎市内にご案内。

Nec_0004 11時、甥っ子、姪っ子を連れて、 「昭和懐物ランド こどもの時代館」 に行き、夏休み用の展示物に入れ替えてくれているコレクター某I氏と懇談する。本来であれば、展示も手伝わなくてはならないが、素人がいじるのが足手まといになることと、じっくりと取り組む時間がないため、エールだけ送らせてもらった。

Nec_0006 13時、自宅に戻り、冷やご飯、鶏モモ肉、卵、長ネギ、おろしニンニク、干し納豆パウダー、牡蠣醤油でガーリックチャーハンを作り、昼食。
 鶏モモ肉は小さく細切れにし、おろしニンニクと牡蠣醤油、長ネギのみじん切りに漬けこんでから炒め、そこに冷やご飯、卵を入れる形式で作ってみた。

 14時、長岡市に移動し、15時から某ホテルにて打ち合わせ。

 17時、自宅に戻り、金魚やどじょうを飼育している水槽の掃除などを行う。明日、中越沖地震から5年を経過するため、この機会を利用し、記憶を風化させないために台湾花亀を購入。長く飼いたい。

Nec_0001 18時50分、頂きものの助六寿司、スーパーで半額になっていた天ぷら盛り合わせ、挽き割り納豆と大根おろし、おろし生姜の和え物、ビール500ml3本で夕食をとる。
 助六寿司を食べる機会があまりなく、久々に食べた味付けが濃いため、ビールに悪くない。

 19時30分から市内某所での懇親会に出席。

 22時、自宅に戻り、風呂に入って酔いを醒ます。

 23時、事務所にて資料整理。

 本ブログでも今年3月に紹介した隠ぺい体質の韓国の原子力発電所が、なんと再稼働するとの報道があった。
 いくら日本が脱原発しようが、韓国や中国は依然も建設を続け、しかも管理や運転はこの程度ときており、重大事故の際には日本海側を中心に我が国の国民が被害を受ける。
 道路封鎖や永田町でデモをやっている方々には、是非、広い視野をもってほしい。
 


平成24年7月5日『新潟日報』

古里原発の再稼働容認
韓 国

【ソウル共同】韓国政府機関の原子力安全委員会は4日、運転停止中の釜山郊外にある古里原発1号機(加圧水型軽水炉、出力57万7千キロワット)の再稼働を許可した。同機は2月に全電源喪失事故を起こし、幹部職員が事故を1カ月以上隠蔽(いんぺい)したことが3月に発覚し運転を止めていた。
 同機は1978年に運転を始め、約30年の設計寿命を延長して運転が認められており、事故と隠蔽の発覚を機に周辺自治体や野党から廃炉要求が相次いでいる。
 原子力政策を所管する知識経済省は同日、電力需要が増える8月中旬までに再稼働する可能性を示唆した。再稼働前には住民らに安全性を説明するとしている。

2012年7月14日 (土)

米山海水浴場海開き
米加州29万人都市破綻

 3時、就寝。

 7時に起床し、大粒納豆、シメ鯖、冷や奴でご飯2杯の朝食をとる。

 食後から福島県内の除染ボランティアに関する情報を収集。

Cimg2591 10時、米山町に移動し、10時30分から米山海水浴場海開きに出席する。あいにくの雨であったが、地元の方の万全な準備により、玉串奉奠もさせてもらい、滞りなく祈願祭を納めることができた。
 来賓として挨拶する機会を頂戴したので、「磯焼け」対策を行う事例のなか、対策が成功した海の写真が聖ヶ鼻下の海藻群が見える風景と酷似しており、この米山海水浴場の自然ながらに持っている魅力が高いことをお話しした。

Cimg2592 続いて貝拾い大会、浜焼きサービスとなったが、今回から地元の柏崎市立米山小学校の生徒が海の体験学習として参加することとなり、いままでになく賑やかに開催された。
 自宅から貝拾い用にビニール袋をもってくることになっていたのか、かなり大きな袋を用意している生徒もおり、見ているだけでも楽しい時間となった。

Cimg2593 その後はお約束の懇親会。今年もこの後の日程があり、アルコールは飲めないため、お茶を失礼させてもらう。鰯のぬたや新鮮や刺身を頂戴しながら、地元の問題点や市政に関するご意見を多くお聞きした。
 現在、米山海水浴場はかなり浸食されてきており、砂は無くなり、漂着ゴミが多いという状況にある。

 12時30分過ぎ、中座させてもらい、市外から来た方2団体のご案内のため、市内をまわる。「是非、一杯でも」ということであったが、運転もあるためノーアルコール。

Cimg2594 15時40分、事務所に戻り、着替えをし、事務仕事を行う。
 お客様を案内しながら、つい目に入ってしまったガチャガチャの「仮面ライダー ライトオブライダーズ2」。仮面ライダーWのサイクロンジョーカー、仮面ライダージョーカーがあったので、ついでるまで1000円を投入してしまった。その後、よく見れば仮面ライダーWのサイクロンジョーカーは、フィリップが話す右目だけが光る(右目発光バージョン)があるとのことで、もう800円を追加投入してしまい、散財してしまった。アホである。

Nec_0001x 18時、事務所に来客があり、その後、ビールを飲みながら会食。
 安くなっていた焼きそば生麺を使い、キャベツ、もやし、人参、玉葱、豚小間切れを具材に、おろしニンニク、牡蠣醤油、干し納豆パウダーで味付けをしてみた。

 23時、風呂に入って酔いを醒ましたのち、事務所で事務仕事。

 日本国内の自治体破産といえば、北海道夕張市が有名であるが、もっと大きな規模での自治体の破産事例が報道された。
 案の定、治安も悪くなり、悪い方向のスパイラルに落ち込んでいる。
 現在の柏崎市政の財政計画では、平成25年度には原子力発電所が再稼働すると見込んでおり、これまで議会で批判してきた。
 まさに、人(他自治体)の振り見て、我が(まち)振り直せ!である。


平成24年6月30日『新潟日報』

米加州29万人
都市破綻
ストックトン市
負債7億ドル放漫財政、不況が要因

【ニューヨーク共同】米カリフォルニア州北部にある人口約29万人の都市、ストックトン市は29日までに、連邦破産法9条の適用を裁判所に申請したと発表し、財政破綻した。長年の放漫財政に加え、景気悪化で税収が落ち込んだのが理由。ロイター通信によると、負債総額は7億ドル(560億円)。破綻した米国の都市では人口が最も多いとみられる。
 サンフランシスコのベッドタウンであるストックトン市は、数年前まで住宅建設ブームに沸いたが、景気の冷え込みとともに住宅の差し押さえ件数が急増。税収減少の一方で、税収増を見込んだ財政計画を立て、公共施設建設に多額の費用を投じたことなどが響いた。市当局は支出削減のため、過去3年間で警察官と消防士の4分の1以上、他の市職員も4割を削減。犯罪発生率が全米最悪レベルになり、米誌フォーブズの「全米で最も惨めな都市」のランキングで首位となる不名誉も経験した。今後は法的に債務を調整。基本的行政サービスは維持する。

2012年7月13日 (金)

自民党衆議院新潟2区候補者決定
柏崎刈羽原子力発電所雇用問題

 5時に起床し、そのまま帰路につく。

 8時30分、自宅に到着。大粒納豆、目玉焼き、ピーマンの油炒めでご飯2杯の朝食をとる。

 10時、事務所に来客。

 12時、豚ハツと豚タンの塩焼き、蜆の味噌汁に冷やご飯を入れて作ったおじやで昼食をとる。

 13時、県内某市に移動し、某施設の会議室で意見交換。玉砕覚悟で、住民の意識を上げるような事をすべきという意見と、勝機を待つという意見で議論が白熱した。

 18時、自宅に戻るも、移動途中から衆議院新潟2区の自民党公認候補者についての問い合わせが相次ぐ。
 実際には今日の午前中に決定したようであり、元経済産業省官僚で名古屋出身の細田健一氏(48)<平成19年から1年間、自民党・斉藤健衆議院議員政策秘書>とのことだった。我々、下々には特に情報もなかったので、問い合わせにもその旨答えたが、何故かお叱りを多々受ける。正直なところ、ご本人ともまだ一回もお会いしていないので、詳細な回答はできない。

Nec_0001 19時、越後もち豚のバラ肉とキャベツ、人参をタジン鍋に蒸した温野菜鍋、冷や奴、モロヘイヤのマヨネーズ和え、地元の生もずくのポン酢和え、ビール500ml4本、挽き割り納豆汁で夕食をとる。
 今年はもずくが多くあるらしく、質もなかなかで歯ごたえ、磯の香りがビールによく合う。

 食後から事務所で新聞の切り抜きなどをpdfファイルに変換する。半年前の新聞から溜まっており、先は長い。

 これまで柏崎商工会議所をはじめ、各方面から柏崎刈羽原子力発電所の停止に伴う、雇用環境、地元経済の落ち込みを聞いていたが、昨日、改めて協力企業の激減が発表された。
 雇用維持に関する国の補助金制度などはあるものの、根本的な解決とは言えない。市民の生活と密着している問題だけに、今秋の柏崎市長選挙においては争点しなければならないと思う。
 


平成24年7月13日『産経新聞』新潟版

協力企業従業員5000人割る
柏崎刈羽原発、地域経済深刻に

(新潟)東京電力の柏崎刈羽原子力発電所の横村忠幸所長は12日の定例会見で、原子炉の定期検査などで働く協力企業の従業員が2日時点で4673人となり、今年3月の全基停止以降初めて5千人を下回ったことを明らかにした。
 協力企業従業員は、ここしばらく5千人台を維持していた。3月時点の5702人から1千人以上も減っており、3月に検査に入った6号機も近く点検作業が終了する見込みで、今後、地域経済への影響がさらに深刻化しそうだ。
 横村所長は打開策について「仕事が見つからないのは理解している。協力企業とは緊密に連絡を取り合うようにしている」と述べるにとどめた。このまま定期検査が終了し、防潮堤設置など津波対策工事だけになると、2千人を割り込む可能性もあるという。

2012年7月12日 (木)

西村眞悟著『国家の再興』出版記念パーティ

 3時、就寝。

 7時に起床し、大粒納豆、玉葱と卵の炒め物、蕗の煮物でご飯2杯の朝食をとる。

 8時から市内をまわり、調査を依頼された現地を確認する。

 現地確認後、そのまま県内某市に移動し、新潟中国総領事館拡大移転問題に関してチラシ配りなどのお願いと実際の活動を14時まで行う。
 途中、おにぎり2個(昆布、筋子)、低脂肪乳、フランクフルトソーセージで昼食。

 活動終了後、東京都内に向かって移動する。

Cimg2569 18時30分、ホテルグランドパレスに到着し、19時から「たちあがれ日本」大阪第17選挙区支部長・西村眞悟前衆議院議員の『国家の再興』出版記念パーティ(代表発起人 平沼赳夫、小田村四郎、河盛裕三、塚本三郎、小寺一矢、三宅博、田母神俊雄、水島総:司会は佐波優子女史)に出席。
 三宅氏による開会宣言、祝辞として平沼赳夫衆議院議員、金美齢氏、北朝鮮による拉致被害者家族連絡会・飯塚繁雄代表、小田村四郎氏、産経新聞・皿木喜久氏、「不肖・宮嶋」カメラマンの宮嶋茂樹氏、神奈川大学・小山和伸教授がご挨拶された。

Cimg2570 金美齢氏は、常に西村眞悟前衆議院議員はやることが早すぎ、15年前の尖閣諸島上陸、北朝鮮による拉致問題で取り上げることなど、やっと世の中がついてきたとのご指摘。当時はかなりのバッシングを受けたことに比べれば、現在は隔世の感がある。
 あまり目立ちたくはなかったが、地方議員の紹介もあったため、現在の新潟中国総領事館拡大移転問題を紹介しつつ、お祝いの言葉を述べさせてもらった。

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Cimg2583 閉会後の21時、一緒に出席していた東京都議会・野田数議員、群馬県伊勢崎市議会・伊藤純子議員とともに、ホテル1階の「レストラン&カフェ カトレア」で軽食をとりながら意見交換。
 「ミックスサンドイッチ 1470円」「ブルーベリー&クランベリージュース 945円」とホテル金額であるが、サンドイッチはもうちょっと何とかならないかと思う。

 22時過ぎ、都内某所にて、旧知の知人とその婚約者と懇談。家庭に複雑な事情を抱えていた知人だけに色々と話しこんでしまい、結局、ノーアルコールからカクテルに進んでしまった。

 24時、地下鉄駅近くのシャワー付きネットカフェに入り、仮眠。

2012年7月11日 (水)

物欲を増税で抑える政策:ブータン王国

 2時から仮眠。

 5時から某会の早朝の集まりにて、放射線についての基礎知識についてお話する。

 7時、自宅に戻り、大粒納豆、山芋とろろ、鯵の開きでご飯2杯の朝食。

 8時過ぎから電話ラッシュとなり、午前中は対応に追われる。色々なトラブルや緊急の調査事項があり、自分の仕事のペースがなかなか取り戻せない。

 13時、冷凍讃岐うどん2玉を茹で、キャベツ、豚小間切れ、人参、玉葱とともに炒め、かき醤油と酒で溶いた八丁味噌で味付けした、味噌焼きうどんで昼食。

 食後も事務所で仕事をしようとしたものの、あまりの暑さにクーラーをつけた。新潟市秋葉区あたりでは35度を超えているそうである。
 汗が引いたか引かないかの頃、机に突っ伏してそのまま寝てしまい、気付けば17時過ぎであった。喉が痛くなってしまい、風邪を引く気配。

 18時から市内をまわり、作成した資料などをお届けする。

Nec_0001 20時、スーパーで半額になっていた「千葉産 シメ鰯」、茄子の肉詰め天ぷら、なめ茸おろし、挽き割り納豆汁、ビール500ml3本で夕食をとる。
 シメ鯖はよく食べるものの、シメ鰯というのは初めてであった。意外に悪くない。198円の半額という値段もあり、かなりコストパフォーマンスが高い。

 食後から事務所で事務仕事。

Bhutan  東日本大震災被災地での慰霊を行った若き国王夫妻の訪日、「国民総幸福(GNH)」で有名なブータン王国の現状について、非常に興味深い記事があった。
 「国民総幸福(GNH)」を基準として、独自の成長を模索してきた国であるが、テレビやインターネット解禁による情報氾濫、グローバル化などにより、国民が買い物の魅力に目覚め始めたという。この物欲を増税によって抑えようという政策をとったそうであるが、精神的な豊かさを求める国が、物質的豊かさを求める国に変質してしまうのか。
 この政策でどの方向に進むのか今後注視し、是非、現地にも行ってみたい。 


平成24年7月1日『朝日新聞』

カオスの深淵
立ちすくむ税金 1

物欲を税で抑える幸せの国

 税金をどう集めて、どう使うか。それは、どんな社会を実現したいかによって変わる。しかし、グローバル化のなかで、税金は社会にさまざまな形を与える力を失いつつあるのではないか。

買う悦楽に目覚めた国 ブータン

 ふくらむ欲望を増税によって抑え込もうと、もがいている国がある。「幸せの国」で知られるブータンだ。
 標高2300メートルの首都ティンプー。5月末から6月半ばに訪ねたヒマラヤの山すその街は、政府が引き上げを打ち出した自動車関連税の話題でもちきりだった。
 「40%アップはきつい。早く買わなきゃと慌てて来たんだ」。隣国インドの自動車メーカー「タタ」の販売店で、ビシュワさん(52)は税込み約50万ヌルタム(約75万円)の小型車の座り心地を試していた。
 購入時にかかる現行税率は最大50%。上乗せが実現すれば90%になる。観光客向けの風景画を描くビシュワさんの月収は2万ヌルタムほど。現状でも年収の2倍の買い物だ。妻のインドラさん(52)は「親戚からお金を借りてでも、いま買わないと」。
 大型増税の狙いは、車の急増にブレーキをかけることだ。国内の登録台数は5年前に比べ倍増し、6万5千台を超す。人口70万人の小国にとっては激変だ。
 「マイカー」が普及し始めて間もないため、市内に信号機は存在しない。交通事故の犠牲者は昨年初めて100人を超えた。朝夕のラッシュ時、数年前まではなかった交通渋滞も生じるようになった。
 車だけではない。市内には2月、輸入品が並ぶ大型スーパーが開店した。2011年の国内の個人ローン総額は08年の3倍に拡大した。首都では郊外の田畑をつぶし、マンション開発が進む。
 「国民総幸福(GNH)」という独自のものさしを掲げ、公平さや環境に配慮した成長を模索してきたブータンで、いま、人々が買い物の魅力に目覚め始めた。
 「消費を抑えよう。収入が支出に追い付かない」。4月、ティンレイ首相は緊急テレビ演説で、国民に訴えた。理由は貿易赤字による外貨不足だ。ブータンは、車も家電も建材も、インドからの輸入に頼る。ローン頼みの旺盛な消費で、支払うインドルピーが底を突いた。政府は外貨をインドの銀行から借りてしのぐが、金利は10%に達する。
 以前の鎖国に近い状態から、テレビ放送やネットが解禁され、消費に火がついた。グローバル市場がブータンをのみ込む。
 精神的豊かさから、物質的豊かさへ。社会の変化に危機感を募らせるのは政府だけではない。国教である仏教界。首都の僧侶学校のツェリン校長(45)は「車や商品は現世だけのもの。来世には持って行けない、と説いているのだが……」と憂う。
 6月には、火曜日を「車に乗らない日」とする試みが始まり、人気の高い国王が自転車で市内を走ってPRした。
 とはいえ、目覚めた欲望を抑え込むのは簡単ではない。政府は昨年も自動車関連税を引き上げたが、効果は薄かった。今回の再増税について、タタの販売店で会ったビシュワさんは「高級車を何台も買ってきた金持ちにかけるのが先じゃないか」と不満を漏らす。増税への反発は強い。
 結局、開会中の国会下院は6月27日、「40%は高すぎる」として、大型車は20%、それ以下は5%と増税幅の縮小を決めた。消費抑制のために提案されたクーラーやビールなどへの増税も認めなかった。
 人々の消費欲を政府はコントロールできますか? 国会審議前にティンレイ首相に尋ねると、今回の結果を予想していたかのように、こう答えた。
「できないさ。民主主義だから、最後は人々の選択だ。政府は国民に、立ち止まって考えるよう訴えるしかないんだ」

財政 半分は援助頼み

 増税の前にするべきことがある-。
 消費税率引き上げをめぐって日本でよく聞いた反対論を、ブータンでも耳にした。
 首都ティンプーで農業相談の仕事に就くソナムさん(41)は、自動車関連税を上げるなら、公務員の優遇措置をまず廃止するべきだと感じる。公務員は昇進に応じ、排気量の大きな車が無税で購入できる。「特別扱いするなんておかしい」と憤る。
 2008年に国王親政から立憲君主制に移り、総選挙を行って4年。王様任せを脱した納税者意識が国民に育ちつつある。
 来年の国会改選に向けて、新たな政党も次々と名乗りをあげている。6月に発足した「平等党」は、議員報酬を1年目は半分しか受け取らず、公務員の給与も見直すのが公約だ。「協力党」は地方と都市の格差是正を訴える。公務員の待遇や税金の配分に敏感な世論へのアピールだ。
 とはいえ、この国で実際に所得税を払っている人の割合は、労働人口の1割ほど。残りの人々は、年収が課税最低限の10万ヌルタム(約15万円)に届かない。
 ブータンでは「国民総幸福(GNH)」実現のため、教育や医療が無料だ。だが、300億ヌルタム(約450億円)規模の予算のうち税収は約4割。ほぼ同額をインドなど外国からの援助でまかなう。
 「幸せ」が援助に支えられている現状から脱するため、政府が期待するのが水力発電だ。数千メートル級の険しい山と谷に隔てられた国土を使い、発電用のダムを造り、慢性的な電力不足に悩むインドに売電する。
 すでに大小20基以上の施設ができ、150万キロワットを発電。20年までに1千万キロワット分の整備を目指す。この年に援助を卒業し、自立することが国家の長期目標だ。
 ただ、せっかくの設備投資が、国内の産業育成や雇用に生かされていないのが課題だ。高学歴化するブータンの若者は肉体労働を敬遠するため、建設工事に携わる労働者の大半はインド人の出稼ぎ労働者が占める。ブータン労働省によると、人口70万人のこの国で7万人のインド人が働き、年間70億インドルピー(約105億円)の給与がインド側に流れ、税金を取り損ねている。

格差 都市と農村で最大5倍

 首都ティンプーから直線距離で東へ100キロのブムタン県。3千メートルを超す三つの峠を四輪駆動車で越え、2日間かけてたどり着いた山村が、リンチェンさん(21)の故郷だ。ティンプーで職を探しており、半年ぶりの里帰りという。
 斜面に寄り添って23世帯が暮らす。電気が来たのは2008年。車を持つ家はない。消費に沸く都市がある一方、人口の半数以上はこうした地方で暮らす。
 実家はジャガイモやソバを育て、細々と暮らすが、所得税を納める収入はない。ブータンが通貨ヌルタムを発行し、貨幣経済が本格化したのは1974年。それまで税は物納や労役の形だった。祖父のドルジさん(79)は「役所の屋根のふき替えや道路の修繕にかり出されたよ」と振り返る。
 「農業より、公務員や会社員がいい」。多くの若者がリンチェンさんのように都市へ流れ込む。だが、全体の失業率が3%なのに対し若者は9%。リンチェンさんも電話会社などを受けたが仕事に就けない。
 担い手が去った農村は空洞化し、主食のコメの自給率は50%にとどまる。豊かさを追った先に、新たなひずみが芽ばえる。
 あなたは幸せですか? 05年の国勢調査で、97%が「はい」と答えたのが、ブータンが「幸せの国」と呼ばれるゆえんだ。だが、質問や手法が異なる10年の調査では、経済状況や健康などの点から「幸福」と判断されたのは41%にとどまる。
 調査では、首都圏と地方の収入格差が最大5倍に達した。職業別の幸福度は、1位が公務員、人口が多数の農民は下から2番目の11位だった。政府のGNH委員会のカルマ長官は「いまは貧困と格差の二正面で戦う局面なんだ」と語る。
 7%前後の経済成長で絶対的な貧困は減った。だが、成長は相対的な格差を広げ、新たな問題を生んでいる。「今後は税制が重要だ」とカルマ長官。政府は累進課税の強化など、格差是正策を検討している

2012年7月10日 (火)

祝!納豆の日、ウルトラマンの日
上空三千メートルの納豆菌

 仕事をしながら、テレビを見ていたところテレビ静岡が制作した第21回FNSドキュメンタリー大賞ノミネート作品の「いのちの乳房~再建に挑んだ女神たち~」が放送されたので、思わず見入ってしまった。乳がんで乳房を切除した同世代の知人の女性もおり、身近な問題としてがんの治療を考える良い番組であり、録画しなかったことを後悔。

 4時、就寝。

 8時に起床し、大粒納豆、目玉焼き、ポテトサラダ、キャベツの浅漬けでご飯2杯の朝食をとる。

 午前中は、7月22日のウルトラマンイベントの件、 「納豆の日」らしく納豆に関する取材や草莽全国地方議員の会、市長選挙への問い合わせをはじめ、電話ラッシュで終わる。
 なかには、市長選挙に関連して、某議員との傷害事件のことを、非通知かつ一方的に話す方もいらっしゃった。本来であれば、某議員が会田市長の選挙対策組織の役員になるはずが、三井田の謀略?で役員になられず、選挙体制に影響がでたというのである。身内から嘘を言われていることにまだ気付かないのであろうか。傷害事件についても、当日の支払いを私がしたことも某議員から聞いていないようで、いきなり私が某議員に襲いかかり、気絶するまで首が折られるほど絞められ、それでも某議員がなだめた、という訳の分からないストーリーになっていた。
 市長選挙に関していえば、中立を保つべき議長、副議長が揃って、会田市長の選挙対策本部結成式に出席していることの方がおかしい。行政のチェック機構たる議会が機能していない証拠である。議会改革以前の問題。

 12時から昼休みにしか会えない方への調査報告や会社関係で市内をまわる。

Cimg2561 14時30分に帰宅し、市販のデミグラスソースとトマトケチャップ、アンチョビを混ぜ、バジル、パルメザンチーズをかけたスパゲティミートソース風、タコちゃんウインナー、ヨーグルトで昼食をとる。
 久々にタコさんウインナーを食べようと買っておいた赤いウインナーである。

Cimg2562 従来であれば、片方の端を落とし、切り込みを入れて2本足りない6本の足にした筒状のタコさんにしていたが、販売されている袋には「半分に切ってから細工」するように解説してあった。この方法だと弁当等に入れたときに立つそうである。
 マヨネーズをつけながら、瓶ビールを飲めば『深夜食堂』のテレビドラマ版第一話「赤いウインナーと卵焼き」の世界となる。

Cimg2565 18時、新潟市に移動し、19時過ぎから「2000円で飲んで歌って楽しめるお店」という昭和丸出しの「嵯峨」(電話:025-243-5179)にて有志との懇親会。
 店内は熟年のご夫婦をはじめ、飲み物、食べ物持ち込み自由というシステムからか、町内の寄合のような雰囲気である。

Cimg2566 お店の食事は、ビュッフェ、いや昭和なのでバイキング形式になっており、しかもひじき煮、きゅうりの酢の物、鯖の味噌煮、鮭の塩焼き、そうめん、漬物、鶏のから揚げといった内容で、あくまでカラオケメインと主張している。酔ってもいないなか、お店の雰囲気もあり、歌うこととなったのでゴールデンカップスの「愛する君に」(作詞:なかにし礼 作曲:鈴木邦彦)からスタート。結局、全員に盛り上がってしまった。

 22時、某店にて二次会。

 24時、駅近くのネットカフェの個室に入る。

 地球上にある菌はすべて解明されているわけではなく、納豆を作るために必要な枯草菌の一種である納豆菌も同様である。
 今回、上空3000メートルで採取された納豆菌で「そらなっとう」を作ったとの面白いニュースが目出度い納豆の日にあったのは、非常に喜ばしい。
 いずれ、火山の近くで見つかった「火山納豆」など面白い納豆がでてくる可能性もある。
 ただ、今回の発見のもとが黄砂の調査(放射性物質や化学物質調査のため環境省もリアルタイムで黄砂を観測)だったのは、少し考えてしまうところ・・・・。

 今年の「納豆の日」も冷蔵庫、冷凍庫のなかは全国から集めてきた納豆がたっぷり。そして未登録の納豆ラベルも部屋一つ分をとっており、作業が追い付いていない。
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平成24年7月10日『中日新聞』北陸版

副産物から“納豆”
上空3000メートルの菌
採取実験

 大気中に浮かぶ微生物の状況を調査している金沢大の研究チームが、石川県珠洲市の上空三千メートルで採取した納豆菌の近縁種を使った納豆「そらなっとう」を作った。もともとは菌の働きを調べる実験の副産物だったが、話題性に着目した納豆メーカーが商品化に協力。七月十日の「納豆の日」に合わせ、大学の売店で発売する。(佐藤航)

金沢大チーム
きょう構内で販売

 生みの親は、中国から飛んでくる黄砂の健康への影響を調べてきた「バイオエアロゾル研究会」。五年前から年に一、二回ほど珠洲市上空に飛行機を飛ばし、黄砂に付着する病原菌の種類を探っており、納豆菌の仲間で人体に無害な「バチルス サブチリス」という細菌の一種も多く見つかっていたという。
 同じ種類の細菌でも遺伝子タイプによって性質が異なるため、研究会の牧輝弥准教授(39)は、採取した菌を蒸した大豆に加える実験を始めた。シャーレの中で立派な納豆が出来上がり、納豆菌と同様の働きをすることが判明。牧准教授が実験結果を同県白山市の納豆メーカー「金城納豆食品」に持ち込み、興味を持った同社との共同開発が決まった。 完成した商品「そらなっとう」は、研究チームが採取した「バチルス サブチリス」の中でも、能登半島固有とみられる遺伝子タイプの菌を使用。牧准教授は「豆や水だけでなく菌も地元産で、完全な地産地消といえる。安心して食べてほしい」と太鼓判を押す。
 金城納豆食品の吉田圭吾常務(37)は「上空に納豆菌がいるなんて知らなかったが、菌に注目するいいきっかけになった」と振り返る。「一般的な納豆より粘りは弱く、においも少ないので食べやすい」という。
 「そらなっとう」は一個五十円。十日から大学構内の生協売店で売り出され、一般の人も買うことができる。

2012年7月 9日 (月)

武道とウルトラマン企画「ウルトラ演武」

 4時、就寝。

 7時に起床し、大粒納豆、茄子の味噌油炒め、たらこでご飯2杯の朝食をとる。

 8時過ぎから電話ラッシュとなり、選挙情勢や明日「納豆の日」に関する取材にはじまり、市政への苦情など、午前中は対応に追われる。

 13時、ナンプラーと市販の蕎麦つゆ、蟹缶で作った蟹つゆでそうめんをすすって昼食。

 今月後半はスケジュールがかなりきついので、14時から農業委員会の農地パトロールとして、担当地区の松波、荒浜、高浜地区をまわる。暑いからか、海で遊んでいる人も多い。

 17時、事務所に戻り、事務仕事。

Nec_0002 18時40分、厚めに切って、昆布とナンプラー、唐辛子などに漬け込んだ大根の浅漬け、一夜干しするめ、昼食で余ったそうめんで作ったそうめんチャンプルー、挽き割り納豆と梅ペーストの和え物、ジャガイモと油揚げの味噌汁、ビール500ml2本で夕食をとる。

 食後から事務所の掃除。積んであった資料があらかた片付いたので、やっと冬仕様から夏仕様への模様替えを行う。

 明日7月10日は「納豆の日」であるとともに「ウルトラマンの日」でもある。
 今月22日には、武道とウルトラマンとのコラボレーション演武を企画しており、この度『新潟日報』紙上に紹介された。
 当日は多くの方からウルトラ演武を観て頂き、是非、飛び入り参加してほしいと思う。


平成24年7月7日『新潟日報』

「ウルトラ演武」猛練習
東区の教室
スぺシウム光線300回

 新潟市東区の武道教室に通う子どもらが22日に中央区で開かれるイベントで、ウルトラマンの必殺技「スペシウム光線」のポーズを300回繰り返す「演武」を披露する。大のウルトラマンファンで、教室の師範代の岩木秀之さん(41)がイベントを企画。初代ウルトラマンの中に入って演じた俳優古谷敏さん(69)に直接掛け合って招待することにした。子どもたちは、世代を超えたヒーローのポーズを体得しようと、練習に励んでいる。

”本家”古谷敏さん
お披露目に招待

 岩木さんは2006年に道場を開き、現在は5~69歳の約100人が通う。
 22日は小学生を中心に約30人が参加する。両手を十字に交差させるポーズを繰り返す中、古谷さんが一人一人を指導。先月から稽古の合間に練習を続ける。
 一世を風靡したヒーローのポーズと、武道の動き。岩木さんの趣味が無関係に見える二つの要素を結び付けた。
 子どものころからのウルトラマンファンだった岩木さんにとって、古谷さんは憧れの人だ。以前、古谷さんがスペシウム光線のポーズの練習を毎日300回続けたというエピソードを本で読み、ずっと胸に残っていた。 「ヒーローも地道な練習を積み重ねている。反復練習の大切さは武道にも通じる」。岩木さんは演武を含めたイベント開催を思い付いた。
 ただの演武では面白くない。古谷さん本人を呼べないか一昨年夏、たまたまトークショーで来県した古谷さんに出会い、交流を始めた。ことし5月にイベントへの参加を打診すると快諾を得た。
 演じるのは、古谷さんの勇姿をDVDなどでしか知らない平成生まれだが、ヒーローへの思いは世代を超える。教室に通う三膳優作君(10)は「強いウルトラマンを演じるため、どんな努力をしたのか直接質問したい」と目を輝かす。
 岩木さんは「大勢の前で披露することで度胸もつく。飛び入りも大歓迎です」と話している。
 イベントは、万代シティビルボードプレイス2で午前10時30分から。問い合わせは025(240)4777。

120722_furya3分以上いたい

古谷敏さんの話 放映から45年たってもポーズに親しんでもらえるのはうれしい。地球には3分しかいられないが、子どもたちが一生懸命演じてくれればもっと会場にいたいですね。

2012年7月 8日 (日)

柏崎市文化会館アルフォーレ開館記念式典・記念公演(綾子舞、鼓童)

 2時、就寝。

 6時に起床し、お泊りした甥っ子と海に蟹や魚捕りにでかける。

 モクズ蟹3杯という情けない結果で、8時に帰宅。

 8時30分、大粒納豆、目玉焼き、キャベツ浅漬けナンプラー風味、豚汁でご飯2杯の朝食をとる。

 9時、11時と事務所に来客があり、市政に関する陳情、震災がれき受け入れに伴う説明不足や放射線の基礎知識など、ご指摘を多く頂戴した。

 13時、たらこをほぐし、無塩発酵バターとマヨネーズを混ぜ、軽く焼いた6枚切り2枚のトーストに塗り、チェダーチーズの細切り、挽き割り納豆をのせてさらに焼いた「納豆たらこマヨネーズトースト」、低脂肪乳、グレープフルーツジュースで昼食。

Cimg2549 食後、柏崎市文化会館アルフォーレに移動し、13時30分から柏崎市文化会館アルフォーレ開館記念式典に出席する。
 市長による式辞、来賓祝辞として新潟県知事、柏崎市議会議長、来賓紹介、祝電披露、設計・施工会社への感謝状贈呈、愛称・シンボルマーク紹介と進んだ。
 アルフォーレは、フランス語の「芸術:アルト、art」と「森:フォレ、foret」で「芸術の森」を意味する造語。

Cimg2550 続く施設紹介においては、設計者によるプレゼンテーションが行われた。

1.設備の整った創造活動の場を提供するとともに、市民の鑑賞会の充実と人材の育成及び創造活動の支援を図ることによって、市民の芸術文化活動の中核施設にすること

2.誰もが利用しやすく、気軽に利用できる施設にすることによって、市民に親しまれ、交流やにぎわいを創出する場にすること

3.中越沖地震からの復興を象徴し、柏崎市の新しい顔としてまちの活性化に寄与するとともに、市民に愛され、誇りに思われるような施設にすること

Cimg2551

 記念式典の最後に緞帳披露があった。制作者による説明は以下の通り。
*制作者は、30年前、柏崎市産業文化会館に緞帳と壁掛けを納めた。

・森をイメージして作った。森に朝日が上がって、輝き始めるところであり、太陽エネルギーをもらい、炭酸ガスを吸収して酸素をだすという、これから何かを生み出すような感覚になってもらいたいと思った。
・横20m、高さ10m、重さは約1トン。

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 14時40分から記念公演。
 まずは地元が誇る伝統芸能である重要無形民俗文化財「綾子舞」の3目演じられた。

「祓い舞」
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「小切子踊」(高原田)
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「小原木踊」(下野)
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 続いて、姉妹都市である佐渡市を中心に活躍されている太鼓芸能集団「鼓童」による「SHAKE」「三宅」「屋台囃子」が演奏された。腹というよりも魂に響く、素晴らしい演奏であった。

 16時、事務所に戻ったところで、来客。

 19時から市内某所での懇親会の冒頭だけ出席し、ノーアルコールで一通りご挨拶したのち、長岡市に移動する。

 21時から某氏が宿泊しているホテルのロビーにて、意見交換。

 23時に帰宅し、熱めの風呂に入る。

 24時、事務所にて、急ぎの書類作成など事務仕事を行う。

2012年7月 7日 (土)

第60回自由民主党新潟県支部連合会大会
衆議院新潟二区・立候補者問題

 3時、就寝。

 7時に起床し、大粒納豆、粗挽きソーセージ、キャベツの浅漬けでご飯2杯の朝食をとる。

 10時過ぎ、自民党柏崎支部に行き、党員の有志と乗り合いで新潟市に向かって移動。

Cimg2546 12時、新潟市内に入り、お約束の万代バスセンターの浦浜ソバコーナーで昼食をとる。大盛りのカレーライスにするか迷ったが、「野菜天ぷら玉子そば 410円」「ミニカレーライス 370円」を選択。カレーには醤油、ソースが通常のトッピングとして用意さているが、今回は蕎麦つゆをスプーン2杯分を投入し、サラサラタイプに挑戦した。

Cimg2547 12時40分、ANAクラウンプラザホテル新潟に入り、13時からの「第60回自由民主党新潟県支部連合会大会」に代議員として出席する。
 国歌・党歌斉唱、関係の物故者への黙祷のあとの星野県連会長からの挨拶。挨拶のなか、懸案の課題となっている衆議院新潟二区の自民党公認候補者について、すでに水面下で進んでおり、7月20日までに発表するとの話があった。下っ端としては詳細を聞いていないが、やるなら早めである。

Cimg2548 来賓祝辞では、自民党副総裁・大島理森衆議院議員から現在の3党合意をはじめ、民主党のいい加減さに関する国政の現況についての話があった。いち早く解散に追い込むべき、との声は大きいが、実際のところ新潟県内の衆議院選挙においては2区だけは決まっておらず、選挙対策組織もできていない。

 その後、組織活動方針、平成二十三年度決算、平成二十五年度予算、新役員選任、
新役員代表あいさつ、決意表明、大会宣言・決議があり、閉会となった。
 採択された大会宣言、大会決議は以下の通り。


大会宣言

 昨年の東北大震災直後から機能不全となった菅内閣が総辞職して10カ月余りが経過しました。そして相も変わらず現政権下でも閣僚の辞任、更迭が繰り返されていることは、政権担当能力の欠如そのものであると言わざるを得ません。
 更には、前回総選挙時の政権公約が殆ど破綻している上に、当時と180度方向性の違う消費税の引き上げを打ち出し、我が党へその成立のため、協力を求めて来ているという形振り構わぬ政治手法は政権与党としての資質が完全に失われているという証左であります。
 外にあっては、中国との尖閣諸島の領土問題、ロシアとの北方領土問題、韓国との竹島問題、更には北朝鮮によるロケットの発射や核実験問題そして拉致事件の問題などが顕在化し、緊張が高まっています。これらは国家の主権にかかわることから看過してはいけない重大な問題であることを自覚しなければなりません。
 このような国内外の諸課題の解決に取り組むには、強いリーダーシップとしっかりとした国家観を兼ね備えた首班を擁した政府の樹立以外に道はなく、我が自由民主党をおいて外にないものと固く信じるものであります
 我が県連においては、小選挙区全ての支部長選考作業を早急に完了し、臨戦態勢を整えたうえで、直近に控えた県知事選挙を勝利し、前回の屈辱を晴らすべく一大決戦に臨むものであります。
 更には、来年7月の参議院議員選挙においても、5年前の選挙で全国的に大敗を喫したことを決して忘れることなく、大幅な失地挽回を至上命題に選挙戦に臨むものであります。
右宣言する

平成24年7月7日
第60回自由民主党新潟県支部連合会大会


大会決議

1 我々は、昨年発生した東北大震災からの復旧・復興が一日でも早く遂げられるよう、出来る限りの支援を惜しまないものである。
1 我々は、昨年運動を展開した党員拡大運動の実績を教訓にしながら、党員が組織の基本であることに鑑み、継続党員の確保と新規党員の獲得のため、より一層力を注ぐものである。
1 我々は、全面解決が叫ばれて久しい北朝鮮による拉致事件被害者全員の救出のため、当事者意識をもち、世論喚起に努めるとともに、政府に対し救出活動の強化を求めて行くものである。
1 我々は、10月に行われる県知事選挙においてまず勝利し、政権奪還をかけた第46回衆議院総選挙、更には第23回参議院通常選挙の必勝を期して挙党一致で邁進するものであります。

右、決議する。

平成24年7月7日
第60回自由民主党新潟県支部連合会大会


 16時過ぎ、一旦自宅に戻り、身支度をしたのち、17時から市内某所で打ち合わせに出席する。

Nec_0001 18時50分、帰宅し、目を離したので少し焦げてしまった自家製餃子を羽根つきで焼いたもの、冷や奴、小粒納豆となめ茸の和え物、豚汁でご飯2杯の夕食をとる。
 甥っ子と姪っ子がお泊りをすることになり、姪っ子が手伝って作った餃子も食べる。

 19時30分から市内某所での会議に出席。

 22時、事務所に戻り、事務仕事を行う。

2012年7月 6日 (金)

柏崎市での震災がれき受け入れ反対の声

 3時、就寝。

 7時に起床し、大粒納豆、塩鯖焼き、辛口シソ巻きでご飯2杯の朝食をとる。

 9時、10時と事務所に来客。

 12時過ぎから急遽ということで、マスコミの取材を受ける。

Nec_0001 14時、市販の中華生麺の中太麺を2玉茹で、ポン酢とナンプラーを混ぜたつゆ、トマト、錦糸卵、きゅうりをのせた冷やし中華で昼食。
 冷やし中華といえば、初めて福島県に行った際、冷やし中華にドボドボとマヨネーズをかける人を見て驚愕した覚えがあるが、現在で自分でもシメの最後にチャレンジすることがある。

 15時から市内某所にて打ち合わせ。

 17時、事務所に戻り、事務仕事を行うものの、新潟中国総領事館問題や衆議院選挙新潟2区についての電話での問い合わせが続き、対応に追われる。

Nec_0002 酷い雨のなか、19時30分、東栄町会館に移動し、平成24年度第4回東訪振興協議会理事会にアドバイザーとして出席。
 議題は防災学習会、9月23日の総合防災訓練当時のスケジュール、福島県への除染ボランティアツアーの日程調整などであった。福島県のツアー日程は、10月22日、23日の一泊二日で詳細な計画に入ることとなった。

Nec_0003 21時50分、自宅に戻り、東北から届いた鰹をさばいてでたカマを塩焼きにしたもの、辛口シソ巻き、トマトとモッツアレラチーズのサラダ、大根おろしを合間にはさみながら、東北地方で購入してきた32種類の市販納豆を食べ比べる。シメはビール500ml3本と鮭茶漬け。

 風呂に入ったのち、事務所にて各種計画の資料を作成する。

 先にも現地視察してきた岩手県大槌町の震災がれきを我が柏崎市で引き受けるとして、議会では「受け入れ」全会一致、総務常任委員会での詳細な議論もあった。
 その後、試験焼却に関しての市民説明会がクリーンセンターの地元町内会、処分先の町内会で行われたなか、一つの町内会から反対の声が上がった。
 どのように説明をしたのか、また質問に対しての分かりやすい説明をしたのかどうか不明であるが、このような意見書がでてきたのは残念である。
 試験焼却ののち、きちんとした説明を行うとあるが、本来であればその前に、放射線の基礎知識を含めて、再度の説明を行うべきであろう。


平成24年7月4日『新潟日報』

柏崎の町内会が反対
がれき受け入れ
市長に意見書提出

 東日本大震災で発生したがれきの受け入れについて、柏崎市が試験焼却を予定しているごみ焼却場の地元約230世帯でつくる山本町内会の駒野功会長(70)が3日、同市松波4のクリーンセンターかしわざきを訪れ、反対する意見書を会田洋市長宛てに提出した。
 震災がれきの受け入れを表明もている県内5市で、焼却施設の地元が反対の意向を市に示したのは三条市に次いで2例目
 意見書では、がれきに含まれる放射性物質が人体や農作物に被害を及ばす恐れがあるとして懸念を表明。市に対して「慎重に判断」することを求めている。
 山本町内会の駒野会長は「市の説明会では、住民から危険だという意見が多く出たので、町内の役員で意見書を出すことにした」と提出の理由を説明した。意見書に対する市側の回答は求めない考えだが「市には私たちの意見を反映した判断を期待する」と話した。
 こうした住民の考えについて、会田市長は3日の会見で「説明会では受け入れについて不安や心配も多かったと聞くが、まずは試験焼却を行い、その結果を説明して理解を得たい」と述べた。

2012年7月 5日 (木)

柏崎青年会議所、初の理事長立候補者選挙

 2時に就寝。

 6時に起床し、涼しいうちにこれまで手をかけなかったサボテンやマングローブ(ヤエヤマヒルギ)、ドラゴンフルーツ等の植物の世話をする。マングローブは見事に枯れてしまい、ドラゴンフルーツは実をつけるどころか異常なほど縦に成長してしまった。

 8時、大粒納豆、目玉焼き、辛口シソ巻き、オニオンスライスでご飯2杯の朝食をとる。

 本来の予定であれば、この時間はまだ福島県内で除染ボランティアをやっているはずであった。せっかくなので、農業委員会としてのパトロールをしながら、先の議会で問題となった荒浜漁港などの現地視察を行う。

Cimg2516 12時40分、自宅に戻り、一夜干しするめの天ぷら、玉葱とピーマン、人参のかき揚げで素麺を食べていたところ、防災無線において「柏崎市東本町一丁目地内で高層建物火災が発生しています」との一報が入った。地元でもあるため、市議会の防災服に着替え、現場である市民プラザが入っているモーリエのビルに向かう。
 幸いにも早期に鎮火され、ケガ人もなかった。ボイラー室の分電盤漏電とのことだったが、その影響でテナントが停電になってしまい、仕事の上で支障がでていた。こういった場合の賠償や責任問題が気になるところ。

 14時、事務所に戻り、事務仕事。

 16時から市内某所での法的な打ち合わせを行い、嘘は許さないという、今後の方向を改めて定める。

Cimg2540 18時40分、柏崎商工会議所の大研修室に移動し、19時から柏崎青年会議所2012年臨時総会に出席。
 今回の臨時総会は、2013年度理事長立候補者選挙と法人格、一般社団法人もしくは公益社団法人への移行に関する議決のために開かれた。

Cimg2539 これまでの柏崎青年会議所の歴史の中で理事長立候補者選挙になるのは初めてであり、今回2名が立候補をした。理事長立候補者選挙については、役員選任規定第8条により、委任状による投票はできないので、あくまで本臨時総会に出席したメンバーによる投票で決する。
 国歌斉唱などのセレモニー終了後、定足数の確認が報告され議事に入った。

Cimg2542 最初は注目の「1号議案 2013年度理事長立候補者選挙」。二名の立候補者がそれぞれに所信表明を行ったのち、出席者全員が投票用紙をもらい、投票箱に投函した。投票の結果、2013年度理事長予定者は「吉原昭法君」と決定。初の選挙となったが、結果がでた以上、あとはノーサイドである。
 引き続き、「2号議案 一般社団法人移行に伴う定款及び諸規程変更(案)承認」並びに「3号議案 公益社団法人移行に伴う定款及び諸規程変更決議取消し(案)承認」が上程。この「定款変更」については、「全正会員の3/4の賛成」となっているが、両案とも無事に可決した。
 これにより、一時期は公益社団法人に移行することで動いていたが、柏崎青年会議所は一般社団法人に移行することとなった。

 21時20分、帰宅。

Cimg2543 21時50分、トマトとモッツアレラチーズのサラダ、福島県南相馬市で買った地元野菜と岩手県地鶏をタジン鍋で煮た温野菜、鶏唐揚げ、かき揚げ、納豆巻き、ビール500ml3本で夕食をとる。
 温野菜には、トマトドレッシングをたっぷりかけたが、一味足りず、ナンプラーを追加。

 食後から事務所で会社関係の資料整理を行う。毎日少しずつ片づけていれば良かったと反省の時間である。

2012年7月 4日 (水)

福島県警戒区域現地確認
岩手県花巻空襲関連慰霊碑(2)

 2時、就寝。

 6時に起床し、1時間ほど水木しげる版『遠野物語』を読みながら風呂に入る。

Cimg2491 8時、ホテル1階のレストラン「Le Aube(オーブ)」でブッフェ形式の朝食。地元花巻の「花巻納豆」に加え、地元銀河フーズのソーセージ、ベーコン、そして地元産の美味しいご飯があったので、とろろ、スクランブルエッグ、温泉卵、焼き鮭、板わさ、生野菜、牛乳などをとって、たっぷりと食べてしまった。ご飯3杯をぺロリ、ヒットのレストラン朝食である。次回、花巻に来た際にも、この「ホテルグランシェール花巻」に宿泊しようと思う。

 9時、総務常任委員会のメンバーのお見送りをしたのち、部屋で急ぎの仕事。

Cimg2494 9時40分にチェックアウトし、使わない荷物を宅配便で自宅に発送してから花巻新渡戸記念館に移動する。
 「新渡戸稲造父祖ゆかりの地」と新渡戸稲造が愛でていたというアザレアの花が添えられた碑の奥に花巻新渡戸記念館があり、入場料は300円。新渡戸稲造全集も購入したほど尊敬しているため、館内でしっかり勉強させてもらった。花巻新渡戸記念館「新渡戸稲造『武士道』に学ぶ」300円、花巻新渡戸記念館「次代を拓く親子のかたらい 人生でっかく豊かに歩む-新渡戸稲造から学ぶ」300円を購入。

Cimg2498 続いて、すぐ近くにある新渡戸一族が氏神として信仰祈念した安野稲荷神社を参拝する。
  見ることはできないが、案内の説明看板によれば、祀られている神像は、狐の上に秋葉山大権現が立った異形の姿だという。
 本殿は、明治29年に建立されたもの。

Cimg2502 待っててもらった車に戻り、似内駅に向かう。
 この似内駅の近くには、一昨日から調査し、花巻市役所で教えてもらった花巻空襲の慰霊碑 がある。碑の前面には「平和の祈り」と刻まれ、裏面の碑文は以下の通り。

昭和二十年八月十日 太平洋戦争の末期、米軍の戦闘機による爆撃を受けて、この地で次の五名が尊い命を失った。
佐々木幸五郎、神田市郎、及川総子、佐藤四郎、細川善次郎
終戦六十周年を記念し、上似内地区民は永久の平和を希求しここに記念碑を建立する。
平成十七年八月十日  上似内振興会

 その後、某氏にピックアップしてもらい、そのまま福島県に向かって移動。

 13時過ぎ、除染ボランティアや原子力災害対策特別措置法の警戒区域立入禁止が解除されたあとのボランティアについて、打ち合わせのため某施設に行ってご挨拶したところ、様子がおかしい。何やらいきり立っている人もおり、詳細を聞けば、元東京電力勤務だった人がくると主催者が先に紹介したところ、謝罪させろ、帰ってもらえ等の声があがったという。同じ外部からのボランティアの立場ながら、私を罵倒することで何か大きな仕事をしているような勘違いしているようであった。そんな事を言われてまでボランティアをする気も失せたので、ホテルを当日キャンセル(全額戻らず)し、現地確認だけして帰ることとした。

Cimg2506 15時、 「道の駅 南相馬」 (電話:0244-26-5100)に到着し、「まいたけおこわ 200円」、「辛口 シソ巻き 900g 500円」、低脂肪乳、あまりの暑さに地元らしいアイス「アイスまんじゅう」で遅めの昼食をとる。
 相双名物とまで言われる「アイスまんじゅう」は、地元「松永牛乳株式会社」(電話:0244-23-2612)のこしあん入りの棒アイスである。

Cimg2507 道の駅の建物内には地元で採れた野菜を直販しており、巨大なキャベツ、小学生の足かと思うぐらいにぶっ太い大根、8本束になった長ネギなど、すべて100円だったので、思わず購入。
 キャベツは最大方向の直径が45センチはあるような巨大さで、このまま中心をくり抜いて挽肉などを詰めて、鍋にしたいほどである。

 食後から火力発電所周辺を含めた原町、小高の各地区を見てまわる。津波による被害はもとより地震による家屋倒壊も手つかず。田んぼはすでに草原に近いような状況となっていた。

Cimg2509_2

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Cimg2515 21時過ぎ、自宅に到着。岩手県内で購入してきたマンボウ「さめのみ」酢味噌和え、レモンと塩で味付けをしシソの葉を散らしたホヤ、福島県南相馬市で買った地元野菜と岩手県地鶏をタジン鍋で煮た温野菜、ひき肉が入った辛口のシソ巻き、ビール500ml2本で夕食をとる。
 シメは、岩手県内で購入してきた納豆2種類各1パックとご飯1杯。

 食後から届いていた郵便物やFAXなどへの返信など事務所にて事務仕事を行う。

2012年7月 3日 (火)

総務常任委員会視察2日目:岩手県大槌町、遠野市
岩手県花巻空襲関連慰霊碑(1)

 2時、就寝。

 6時に起床し、シャワーを浴びたのち、起きがけの納豆汁を飲む。

Cimg2428 6時20分のホテルロビーで総務常任委員会で集合。
 早朝でホテルのレストランが開いていないため、事務局の某女史が全員分朝食としてコンビニで買い出しをしてくれた。ありがたく、おにぎり(紅しゃけ、日高昆布)で朝食をとる。

 6時30分、震災がれきを受け入れる岩手県大槌町に向かって出発する。

Cimg2429 6時49分花巻駅発の釜石線各駅停車に乗り、8時53分に釜石駅に到着。そこから手配してあったジャンボタクシーで釜石市唐丹町本郷に向かう。釜石市唐丹町地区は死者・行方不明者が22人に上った地域であり、明治29年と昭和8年の三陸津波記念碑がある。そして、一昨日の平成24年7月1日に東日本大震災の津波の教訓を後世に伝える石碑「津波記憶石」が建立された。

Cimg2431 「伝えつなぐ大津波 2011.3.11」と刻まれた石碑が中心にあり、囲むように設置された石板には

「100回逃げて、100回来なくても、101回目も必ず逃げて」
「津波なんかに人は負けない。仲間がいるから、津波なんかに絶対に負けない」

など、地元の小中学生95人のメッセージが刻まれている。こういった教訓をしっかり勉強することが大切である。

Cimg2437

 続いて、「防災教育の力」がまさに命を助けて釜石市立釜石東中学校の現場を視察。

Cimg2440

 4階建て校舎が水没するという津波のなか、学校にいた生徒すべてが1.5キロメートル離れた峠まで「津波てんでんこ」で逃げたため、全員無事だったという学校である。
 これまで週1時間を防災教育に充て、年3回の避難訓練を行っていたことから「ぼうさい甲子園」優秀賞を2回(2009年、2010年)受賞していた。

Cimg2442 10時30分、岩手県大槌町の震災がれき破砕選別施設に到着。我々、柏崎市議会総務常任委員会だけの視察ではなく、他の2団体(新発田広域事務組合、盛岡広域振興局)を含めた合同視察となった。
 説明内容は以下の通り。

Cimg2443・岩手県災害廃棄物推計発生量:約435万トン、岩手県内の一般廃棄物の約10年分に相当
・処理の基本方針:平成26年3月末を目途に処理を完了
 リサイクルを重視、太平洋セメントを災害廃棄物の処理拠点(1日最大1000トン処理可能)、仮設焼却炉の設置(宮古市、釜石市)、広域処理の推進
・焼却等の処理が必要な量:約183万トン
 岩手県内では、県内施設を最大限活用し、市町村の清掃センター、セメント工場等、加えて仮設焼却炉(宮古地区95トン/日、釜石地区109トン/日)も整備した。
 施設を最大限活用しても、県内で3年以内に処理可能な量は約125万トン。
・広域処理の必要量:約57万トン(柱材・角材 471100トン、可燃系29000トン、不燃系73200トン)
・国が「災害廃棄物の広域処理の推進に係るガイドラインを示し、広域処理の際の安全基準を提示」
 安全に埋め立て可能:8000Bq/kg以下
 安全に再生利用可能:100Bq/kg以下
・今年3月までに処理できた量
 435万トンのうち、およそ49万トン、全体の11%

Cimg2444

・処理計画:破砕・選別機械及び人力選別の強化により、廃棄物量の変動への対応と、復興資材の品質向上および製造量の増大を図る。
・運搬計画:がれき又は処理物の運搬車両による一般交通の阻害及び、粉塵や騒音・振動等の周辺環境の悪化が懸念されるため、以下の対策により、円滑な運行管理を実施する。
(1)運搬移動・運行管理
 GPS運行管理システム、ICタグ、電子マニフェストにより運行管理、過積載防止、不法投棄防止を徹底
(2)交通安全対策
 ハザードマップによる危険個所を特定し、交通誘導員の配置及び運行システムで自動音声警告の発信
(3)周辺住民対策
 運搬車両の荷台シート二重か、乾式タイヤ洗浄機の設置、道路散水による粉塵等の飛散防止

Cimg2445・環境対策
 災害廃棄物には様々な物質が含まれていることが想定され、アスベストやPCBの混入、メタンガスや硫化水素等が発生する可能性がある。また、作業環境や周辺環境の悪化、更には火災発生によるダイオキシン類の発生も懸念されるため、各種の対応を実施
アスベスト、粉塵:集塵機、ミストファン、アスベスト対応保護マスク、石綿健康診断、ファイバーモニター
大気汚染:乾式タイヤ洗浄機、ミストファン+粉塵防止剤散布、防塵ネット、散水
有毒ガス:有毒ガス濃度測定
水質汚濁:二次仮置場敷地全面アスファルト舗装、水処理施設
騒音、振動:低騒音建設機材、吸音材、移動式防音パネル、防振マット
悪臭:ミスト消毒、シート養生、臭いセンサー
放射能:線量計測定
土壌汚染:二次仮置場敷地全面アスファルト舗装、土壌調査実施
・地元雇用:大槌町をはじめとした被災地域の求人数が大幅に減少している。特に大槌町は震災による大きな被害を受け、漁業関連の失業者が特に多くなっている。地元経済に貢献するため、以下の雇用対策を実施。
(1)被災による失業者雇用(最大100人/日)
 軽作業や一次仮置場での巡回等
(2)地元(大槌町)優先の雇用
 地元大槌町雇用人員:最大135人/日
 地元釜石市雇用人員:最大10人/日
(3)被災者就業環境の向上
 作業必需品の支給
 健康管理対策(予防接種、特殊健康診断)
 通勤手段の確保(シャトルバス)
 シャワー・ランドリー設備の完備、エアシャワーの設置
(4)安心して働ける作業環境の提供
 避難ルートの確保など緊急時の体制を整えた作業環境の提供
 コミュニティの向上(談話室の提供)
(5)被災者の方々への職場復帰支援
 本事業終了後も速やかに就業できるよう、職場での講習会等を開催し、資格取得支援を実施

 質疑応答の時間となってので、化学物質についてだけ質問した。

Q.明確に測定できる放射性物質よりも化学物質の方が気になっているが、今までの処理のなか、PCB、アスベスト等の検出事例はあったのかどうか。
A.PCBを使用している事務所等も津波被害にあったが、流出は一部にあった。ただし、全量回収している。汚染土壌はパックして処理しており、問題となるほどの状況にない。アスベストに関しても測定しているが、高いアスベスト濃度はでていない。

 震災がれき破砕選別施設をあとにし、11時30分、被災した大槌町役場を訪れた。鉄筋2階建てであるが、2階まで津波に襲われ、当時の町長以下、計33人の職員が死亡・行方不明となった。
 教訓を残すために建物を保存しようという署名活動も行われたが、ご遺族の複雑な思いもあり、扱いはまだ決まっていない。

Cimg2447_2

Cimg2451 大槌町の視察終了後、再度ジャンボタクシーで釜石駅まで戻り、駅内の「そば処 釜石店」(電話:0193-24-2671)にて昼食。「天玉そば 430円」にしようと思ったものの、ふと壁を見るとTEL 和風だし 極細玉子麺 黄そば 450円」との表示があり、つい注文してしまった。結果は惨憺たるもので、最初のインプレッションを大切にすべきであったと反省。

Cimg2452 駅の売店で地元でロングセラーのパンである岩手県盛岡市・白石食品工業株式会社の「マーガリンサンド」購入し、12時20分発の釜石線各駅停車で移動する。
 電車のなかで、どこか懐かしい味の「マーガリンサンド」を食べる。1袋で572キロカロリーもあり、カロリー的にコストパフォーマンス?が高い。

 13時22分、遠野駅に到着し、遠野市役所とぴあ庁舎まで歩く。ショッピングセンターのなかに市役所があり、閉店したマイカルのあとを買い取ったとのこと。

 13時30分から岩手県遠野市の行政視察。説明者:遠野文化研究センター 調査研究課 小笠原氏
 東日本大震災があったため、自分のまちだけではなく近隣の貴重な文章などの復旧をしている。釜石市や大槌町の明治29年、昭和8年の津波に関する復興を含んだ議会議事録などの救出活動を行っている。特に行政文書については、個人情報もあり、ボランティアに頼むわけにはいかず、同じ行政組織として協力している。

Cimg24561.ふるさと文化の継承・創造
(1)郷土文化の保存と活用
   博物館活動の推進、図書館活動の推進
(2)文化財の保護と継承
   文化財調査・保護、郷土芸能活動の推進、遠野遺産の認定
(3)郷土の文化を活かした地域創造
   遠野文化研究センターの創設、郷土文化の研究・調査の推進

 遠野は盆地で閉鎖されていながらも、各方面からの出入りもできるという地勢にある。近世から近代にかけて馬による内陸と海岸を結ぶ物流の集散地として、城下町として栄えた。
 人口2.9万人、面積の約80%が森林。
 『遠野物語』に見る遠野の文化の特徴は、交易の中継地の進取(新しいもの好き)と盆地の閉鎖性(古いもの好き)、「自然」と「くらし」と「伝統的な精神性」が調査する景観である。郷土芸能団体が60団体ほど市内に存在している。
 1971年(昭和46年)の遠野市民センターの背日を皮切りに『遠野物語』やそのイメージ(景観等)を基軸とした施設整備や施策、市民活動が展開されている。

・遠野遺産認定事業
 大切な遠野らしい「たから」を市民協働で発見し、今のくらしに活かしながら、守り伝える独自の文化財保護制度。平成19年4月に条例化。現在114件制度。
 ふるさと遠野の景観づくり、景観計画の独自の取り組みとして位置づけられる。
 認定された「遠野遺産」を活用する取組に「みんなで築くふるさと遠野」推進事業補助金を受けることが受けることが可能。年間予算は約1600万円、上限90万円としている。
a.かたちのあるもの(有形遺産)    
 古民家、シンボルになっている建造物、いわれのある場所、歴史的な出来事があった場所、記念碑など
b.かたちのないもの(無形遺産)    
 古くから伝わる風習、民俗芸能、伝承、伝統技術、食文化など
c.自然のもの(自然遺産)    
 地域のシンボルになっている木や滝、洞窟などの珍しい地形、自然現象など
d.組み合わさったもの(複合遺産)    
 古い建物と自然のものとが一体となって成り立っている景色

・遠野「語り部」1000人プロジェクト
 遠野の豊かな文化は、多様なジャンルの「語り部」たちによって語り継がれてきたが、現在「昔話」の「語り部」だけが脚光を浴びている。
 「昔話」「食」「郷土芸能」「歴史」「生業」の5ジャンルの「語り部」1000人を育成し遠野の賑わいの主役として活用し、交流人口の拡大を目的に平成21年度から実施。現在536人認定。

 子供たちが少なくなってきており、伝統芸能の継承が担い手が少ないのが、一番の悩み。

Q.遠野の伝統野菜で「葛坪かぶ」があると思うが、かつて見にお邪魔したことがある。その際、地元としては当たり前のこと過ぎて分からなかったという話を聞いた。遠野遺産には、こういった地元では当たり前だったことが見直された事例は多かったか。
A.この制度によって地域で再発見されたものは多かった。文化財として指定されていれば、市内でも知っている人が多くなるが、遠野市も広く、その地区独自のものはこの制度によって掘り起こされた。

2.遠野市総合計画
Cimg2457 昭和46年から各地区に地区センターを作ってきており、地区のまちづくりを支援してきた。自治会とまちづくり団体の複合体。行政が地域の相談相手となっている。
 行政職員は約400人で今後90人ほど定数を減らす予定。職員だけで仕事を全部行うのが難しくなる。
・遠野市総合計画の基本理念
遠野スタイルの創造
「地域の特性や資源を活かすこと」
「市民が主体性を持つこと」
「自分たちのまちをより良くしようと行動すること」
・将来像
 『永遠の日本のふるさと遠野』
・後期基本計画が目指すテーマ
【基本構想:将来像】
1 基本構想及び前期基本計画の実績を踏まえた計画であること
2 市民の意向を反映させた市民協働による計画であること
3 まちづくりの進行管理ができる計画であること
4 各種計画を包括し、財政計画と合致した計画であること

テーマ:百年の縁(えにし)を100年続く絆に

大綱1 自然を愛し共生するまちづくり
 市民が、豊かで美しい自然環境を愛し、かけがえのない自然と共生しながら、安全で快適に暮らせる、住んで良かった、住んでみたいと実感できるまちづくりに取り組みます。
1 自然と共生する環境づくり
(1)環境とくらしの調和
(2)遠野らしさを醸し出す景観の保全
2 快適な居住環境の形成
(1)快適な居住環境の整備
(2)安全でおいしい水の安定供給
(3)衛生的な生活環境の整備
3 道路交通基盤の充実
(1)道路基盤の整備
(2)交通基盤の整備
4 安心安全な地域づくり
(1)防災・消防・救急
(2)防犯・交通安全・消費者保護
(3)情報基盤の充実

大綱2 健やかに人が輝くまちづくり
 保健、医療、福祉の連携を図りながら、遠野型地域包括支援システムを推進し、すべての市民が、心身とも健やかに、いきいきと暮らし、助け合いながら輝くまちづくりに取り組みます。
1 健康づくりの推進
(1)健康づくり活動の推進
(2)医療体制の充実
2 地域福祉の充実
(1)地域福祉活動の充実
(2)高齢者の生きがいづくりの推進
(3)介護予防・介護サービスの充実
(4)障がい者福祉の充実
(5)社会保障の充実
3 子育て支援の推進
(1)少子化対策・子育て支援
(2)児童・母子等福祉の充実

大綱3 活力を創意で築くまちづくり
 本市の資源や特性を生かした活力ある産業を創意で築き、市民所得の向上が図られる
まちづくりに取り組みます。
1 農畜林業の振興
(1)農業の振興
(2)畜産の振興
(3)林業の振興
2 商工業の振興
(1)内発型の産業振興
(2)外発型の産業振興
(3)中心市街地の活性化
(4)産業振興基盤の強化
3 観光と交流のまちづくり
(1)観光の振興
(2)交流から定住への推進
(3)地域間交流の推進
(4)国際交流の推進

大綱4 ふるさとの文化を育むまちづくり
 市民一人ひとりが、ふるさとに夢と誇りを持ち、永年にわたって培ってきた個性豊かな文化を大切にし、明日の郷土を担う人材の育成に取り組みます。また、家庭と地域と学校が連携を強化しながら、学校教育や生涯教育の充実を図ります。
1 ふるさと教育の推進
(1)就学前教育の充実
(2)学校教育の充実
2 生涯学習の推進
(1)社会教育の充実
(2)芸術文化活動の推進
3 ふるさとの文化の継承・創造
(1)郷土文化の保存と活用
(2)文化財の保存と継承
(3)郷土の文化を活かした地域創造

大綱5 みんなで考え支えあうまちづくり
 コミュニティの振興を図り、市民と行政が、共に考え、共に支えあう協働のまちづくりに取り組みます。また、効率的で効果的な行財政運営を図るとともに、特区構想及び地域再生構想の推進などによって地域特性の高い自治体づくりに努めます。
1 住民主体のふるさとづくり
(1)市民との協働による地域づくりの推進
(2)男女共同参画社会の推進
(3)広報広聴と情報公開
2 行財政基盤の強化
(1)「経営改革大綱」の推進
(2)広域連携
3 行政サービスの向上
(1)市民サービスの充実
(2)公共施設の整備と活用

主要事業:134事業
総事業費:245億3千万円

1 自然と共生するまちづくり 31事業 83億2百万円 34%
2 健やかに人が輝くまちづくり 28事業 37億5百万円 15%
3 活力を創意で築くまちづくり 38事業 39億3千8百万円 16%
4 ふるさとの文化を育むまちづくり 27事業 51億9千5百万円 21%
5 みんなで考え支えあうまちづくり 10事業 33億9千万円 14%

元気がでる10の重点施策
後期基本計画の特徴
 市政課題に対応するための10のプロジェクトを推進
1 産業創造プロジェクト
2 医療・健康づくりプロジェクト
3 少子化対策・子育て支援プロジェクト
4 人と地域の支え愛プロジェクト
5 地域教育プロジェクト
6 馬事振興プロジェクト
7 まちなか賑わい創出プロジェクト
8 交流・定住促進プロジェクト
9 心の所得倍増プロジェクト
10 経営改革プロジェクト

3.遠野市の沿岸被災地後方支援
Cimg2458 平成19年9月2日、平成19年度岩手県総合防災訓練が遠野市であり、後方支援の有効性と遠野市の優位性の検証がされた。
 平成19年11月、三陸地域地震災害後方支援拠点整備推進協議会設立総会を開催。総合防災訓練で得られたデータを今までの構想に加えた。
 自衛隊東北方面震災対処訓練(みちのくALERT2008)も行われ、東日本大震災では、この2度の訓練が活かされた。

Q.所管が違うかも知れないが、ソフト的取り組みのなかの認知症予防事業「回想法」とは何か。
A.博物館などにお年寄りをお呼びし、昔の道具などを用意して昔の話をしてもらう。そのことによって、歴史資産の蓄積になるとともに、お年寄りの脳が活性化され、認知症予防となっている事業。

 遠野市議会事務局のご厚意で車をだしてもらい、15時30分から遠野市立博物館の現地見学をさせてもらう。「山」「里」「町」の3つの暮らしの領域からみる遠野など面白い勉強をさせてもらった。ここでしか観られない水木しげる版「遠野物語」アニメーションの「河童淵」「オシラサマ」2編を観賞。

Cimg2460 再度、遠野市役所とぴあ庁舎まで車で送って頂き、せっかくなので何か買おうとショッピングセンターのなかをまわる。
 東北地方限定の納豆はもとより、旬である地元産の「さめのこわた 259円」を購入。「さめ」とは言うものの、実はマンボウである。ついでに食べるための酢みそ、そして河童の地酒も一緒に購入した。

Cimg2462

 16時59分発の釜石線各駅停車で花巻駅まで戻る。

Cimg2475 18時1分、花巻駅に到着し、ホテルに荷物をおろしてから藤木大明神に向かう。藤木大明神の境内には、昭和20年8月10日にあった花巻空襲に関する「爆弾投下塔」がある。
 碑の表面には、「平和乃誓ひ」と刻んであり、碑文は以下の通り。

引揚援護長官 齋藤惣一
同胞とむつび
 あいつつ
新なる國の礎

 きづきゆかばや菊池氏に
引揚同胞に對する好意に感じて

Cimg2476 建立については碑の裏面に「昭和三十年八月十日 菊池彦次郎建立」とある。個人の方が建立されたようだ。
 また、グラマンから機銃掃射された際の薬莢が正面に埋め込まれており、「WW02 NESCO 1944」との刻印が見てとれる。

Cimg2480 続いて駅のロータリーまで戻り、同じく花巻空襲に関する慰霊のための「やすらぎの像」を見る。
 説明文は以下の通り。


「やすらぎの像」

 昭和二十年八月、太平洋戦争の終戦間際、花巻市内が空襲を受けましたが、特に、この花巻駅周辺の空襲は激しく、死者負傷者多数を数えたほか、建物等にも甚大な被害を受けたのであります。
 爾来、多くの方々の不屈の精神と心血を注ぐ努力により、焦土と化した花巻駅周辺をはじめとする市街地も見事に復興整備をみたところです。
 都市基盤の整備が進む今日、市民から平和祈念の像の建設の話が持ち上がり、建設促進会議が中心となって広く市民に呼びかけたところ、壱千弐百万円を超す浄財が寄せられました。
 ここに、戦後五十年を迎え、花巻空襲の激しかったこの地に、恒久平和を願い「やすらぎの像」を建立するものです。

平成七年三月建立
花巻市長 吉田功


「やすらぎの像」建立について

市老連会長佐藤通郎氏が中心となり
次の団体の努力を得て建立しました。

花巻空襲に基づく
 平和祈念の像建設促進会議
花巻市老人クラブ連合会
花巻市地域婦人団体協議会
花巻市区長会

原像作成 池田次男
制作 岩手製鉄株式会社

昭和20年(1945年)8月10日ひる

来襲 米軍艦載機グラマン15機
 投下爆弾 20個(推定)
 機銃掃射 各所
 死者 42名
 負傷者 約150名
 焼失家屋 673戸
 倒壊家屋 61戸

資料 花巻市中央公民館発行「忘れまいあの日」より

 19時、ホテルの部屋に戻り、「さめのこわた」をつまみつつ、持参したパソコンで急ぎの仕事を行う。

 20時40分、空腹となったので楽しみにしていた餃子専門店「夜来香」(電話:0198-23-3857)に徒歩で移動したものの、あいにくのもう店じまいの支度。それならと思い、「ホルモン遠野塾」(電話:0198-24-0765)に入る。

Cimg2490 遠野でよく食べられているというジンギスカン「遠野ジンギスカン 600円」、「牛ホルモン、豚ホルモン盛り 500円」、焼けた肉をタレにつけたあとワンバン(ワンバウンド)させるための「小ライス 100円」、「生ビール 500円」をまず注文。遠野式のジンギスカンの焼き方が分からないため、お店の女性に教わりつつ、「お作法」に従って焼きあげ、生ビールで流し込む。独り焼き肉はとにかく忙しい。

Cimg2486 生ビールを2杯あけたところで、どぶろく特区で有名な「遠野どぶろく グラス 650円」。米粒が残り、酸っぱくも深みのある味で、ホルモンの脂によく合う。
 周りの客はすべて複数であるが、こちらは独り。思う存分、ゆっくりと楽しませてもらった。

 すっかり満腹になり、22時にホテルに戻る。

2012年7月 2日 (月)

総務常任委員会視察1日目:移動で岩手県花巻市

 風呂に入ったのち、2時に就寝。

 7時に起床し、昨日、購入した仙台みその「即席みそ汁 仙台みそ 納豆・オクラ」を飲んで目を覚ます。

Cimg2389 急ぎのメールを処理したのち、8時20分、ホテル2階のカフェで無料の朝食をとる。ご飯が食べたかったが、パンしかなかったので、トースト4切れ、スパゲティサラダ、目玉焼き、キャベツサラダ、茹で卵を選ぶ。ポテトサラダはジャガイモという野菜の部類であるが、スパゲティサラダは炭水化物感が強すぎ、本当にサラダという名称が正しいのか不思議に思う。

 食後からいわき、郡山、北上と移動し、やっとの思いで12時50分、花巻駅に到着。旧石鳥谷町も含めれば、花巻市に来るのは3回目である。

 空腹に耐えながら待ち、14時、総務常任委員会のメンバーと宿泊先である「ホテルグランシェール花巻」のロビーで合流。

 ホテルにチェックインし、荷物を置いてから独りで街歩きにでる。明日がハードなスケジュールとなっているため、今日は移動のみ。暴力傷害事件において、「三井田は今までも暴力的だった」といった平気で嘘を言う連中もいるので、これまで最年少であるため請け負っていた視察先での懇親会のお店選びや案内、酒席をともにするのは今後一切しないこととした。

Cimg2397 ホテルから徒歩にて、花巻納豆を造っている明治20年創業の「有限会社 大内商店」(電話:0198-23-2815)や宮沢賢治の生家を観てまわる。
 これだけの観光スポットが駅周辺で歩ける範囲にあると、まちづくりも楽しいであろう。

Cimg2398

Cimg2399 15時、地元密着の「マルカンデパート」 (電話:0198-24-1111)に入り、エレベータで6階に向かう。エレベータを降りると、まさに昭和のデパート大食堂といった感じで、時間が昭和40年代で止まっているような雰囲気である。ショーウインドウの食品サンプルのごった煮状態もビンビンとくる。

Cimg2402 こういった場所は是非、残ってもらいたいと思い、高めの「洋定食Aセット 1050円」の食券を入口で購入。デミグラスソースがかかったハンバーグ、思った以上にプリプリしている海老フライにマヨネーズ、グラタン、フレンチドレッシングのかかったサラダ、若布スープ、そしてちょっと黄色がかった大盛りご飯という高カロリーセットである。味は、「正当に普通のデパート食堂」であった。

Cimg2404 周りを見れば、テーブルの上の割りばしで巨大ソフトクリームをつつきながら、談笑しているお婆ちゃんなど高齢者が多く、15時という時間もあるが、憩いの場になっているようだ。名物である高さ25cmという「ソフトクリーム 150円」を食べるために、再度、入口の食券売り場に行き、

「いやぁ、周りを見ていたら食べたくなって・・・」

と誰も聞いていないのに、売り場のおばちゃんに言い訳をしつつ、食券を購入。

Cimg2405 ご当地のお作法に従って、テーブルの上に置いている年季の入った割りばし入れから一本取り出し、箸ですくいながら食べる。結構固めのクリームであり、甘みや脂肪分は値段分以上の価値である。
 食べ進むうちに、内部に空洞があることが分かり、思わず「アッ!」と声を上げ、隣のテーブルのお婆ちゃんに凝視されてしまった。固めのクリームゆえの空洞である。この空洞を割りばしでイジりながら、ソフトクリームを食べ進める。 「39歳独身男、デパート食堂で独り割りばしでソフトクリームを食べる」・・・かなりシュールな絵である。
 計1200円、総摂取カロリーより安い金額ですっかり満腹となったので、そのまま街歩きに戻る。

Cimg2406 16時、花巻まつりで有名な高い山車の倉庫を見学。解説によれば、高さ13メートルを超える巨大な山車は東北地方で有名であったが、電気が生活に入り込み、電柱、電線が張りだされる様になって、一時期、高さのある消えた。その後、開町400年である平成四年に高さ13メートルの屋形山車が再現されたそうで、倉庫でかい。できれば、本物を見たかった。

Cimg2413 16時10分、鳥谷ヶ崎神社に行き、本殿、戦没者を祀った御柱神社を参拝。境内にある忠魂碑、大東亜戦争戦没者英魂碑、日本語をテープに印字する印刷電信を創案した谷村貞治翁の顕彰碑、そして宮沢賢治の縁で花巻に疎開した高村光太郎の「一億の号泣」の碑を見る。
 碑文は高村光太郎が戦闘停止となった2日後の昭和20年8月17日、『朝日新聞』に発表したものである。


論言一たび出でて一億号泣す

昭和二十年八月十五日正午われ岩手花巻町の鎮守島谷崎神社々務所の畳に両手をつきて天上はるかに流れ来る玉音の低きとどろきに五体をうめる五体わななきてとどめあへず

玉音ひびき終りて又音なしこの時無声の号泣国土に起り普天の一億ひとしく宸極に向ってひれ伏せるを知る

微臣恐惶ほとんど失語す

ただ眼を凝らしてこの事実に直接し荀も寸豪も曖昧模糊をゆるさざらん

鋼鉄の武器を失へる時精神の武器おのずから強からんとす

真と美と到らざるなき我等未来の文化こそ必ずこの号泣を母胎として其の形相を孕まん


 また、高村光太郎は大東亜戦争開戦時の興奮を以下のように表している。


記憶せよ、十二月八日

この日世界の歴史あらたまる。
アングロ・サクソンの主権、この日東亜の陸と海とに否定さる。
否定するものは我等ジャパン、眇すがめたる東海の国にして、そを治しめたまふ明津御神あきつみかみなり。
世界の富を壟断ろうだんするもの、強豪米英一族の力、われらの国において否定さる。

我らの否定は義による。
東亜を東亜にかへせといふのみ。
彼等の搾取に隣邦ことごとく痩せたり。
われらまさに其の爪牙そうがを摧くだかんとす。
われら自らの力を養いてひとたび起つ。
老若男女みな兵なり。
大敵非をさとるに至るまでわれらは戦ふ。
世界の歴史を両断する十二月八日を記憶せよ。


 花巻は昭和20年8月10日、釜石艦砲射撃の翌日、米軍による空襲にあっており、その慰霊碑があるのではないかと社務所で尋ねた。残念ながら分からない、とのことだったので、16時30分、花巻市役所2階の観光課まで行き、直接問い合わせ。
 突然の訪問であったが、お茶まで出してもらい、慰霊碑がある場所を調査してもらった。ありがたいことであり、明日の早朝にでも行ってみたいと思う。

Cimg2415 その後も花巻市内を歩きまわり、賢治・星めぐりの街づくり推進協議会が頑張っているというまちづくりを見させてもらった。ちなみに、市役所にも賢治まちづくり課がある。
 統一テーマとして宮沢賢治があるのでストーリーがうまくできている。また、ハードウェアでもところどころ、水の音がでるような仕掛けや休憩所などがあり、癒しの空間も用意されていた。

 約5時間歩きまわり、19時30分、ホテルに戻る。

 シャワーを浴びたのち、持参してきたパソコンで事務仕事。

Cimg2425 23時30分、地元の酔っ払いや家族連れが満腹になるために行くという「食堂 いこい」(電話:0198-24-6955)に行き、遅めの夕食をとる。
 まずは、「生ビール 500円」と「つきだし 300円」。おばちゃん3人で切り盛りしているお店で、この時間でもほぼ満席である。突き出しは、鯖と蕗、こんにゃく、竹輪のピリ辛煮。

Cimg2426 一気に生ビールを飲み、追加の生ビールを頼むとともに「餃子 350円」を注文した。
 フライを揚げるような音がしていたので、もしやと思ったが、案の定、焼き餃子ではなく、揚げ餃子であった。これがパリパリで生ビールによく合う。

Cimg2427 シメとして、「いそラーメン 650円」を注文。醤油味の海鮮ラーメンのようなものを予想していたものの、実態は茹で海老、帆立、なると、大量の若布、ふのりが入った塩ラーメンであった。麺が透けて見えるほどの透明度の高い塩ラーメンで、麺も大盛りかと思うほどの量。すっかり満腹となった。

 24時、ホテルに戻る。

2012年7月 1日 (日)

第53回消防協会柏崎刈羽地区支会消防研究大会
福島県いわき市の映画館

 2時に就寝。

 6時30分に起床し、大粒納豆、目玉焼き、きゅうりの酢の物でご飯2杯の朝食をとる。

Cimg2380 7時35分、佐藤ヶ池球場の駐車場に移動し、第53回消防協会柏崎刈羽地区支大会消防研究会(主催:消防協会柏崎刈羽地区支会 主管:柏崎市・柏崎市消防団)に来賓出席する。昨年に引き続き、柏崎市議会の総務常任委員会としての出席である。
 参加人数は団長以下823名、女性消防隊にも隊旗が交付された。
 今大会のポンプ操法競技会には、柏崎市区での大会で入賞した第5分団、第9分団、第10分団、第13分団、第16分団、第18分団、刈羽村の第4ー1分団、第4ー2分団が進出。

Cimg2382 抽選の結果、競技順は柏崎市第10分団(北鯖石地区)、柏崎市第13分団(宮川地区)、柏崎市第5分団(高田地区)、柏崎市第16分団(高柳町門出地区)、刈羽村第4分団2部(赤田町方・枯木)、柏崎市第9分団(南鯖石地区)、刈羽村第4分団1部(赤田北方)、柏崎市第18分団(西山町中川地区)となった。

Cimg2383 競技会終了後、走行・放水訓練、分列行進となったが、放水訓練ではポンプのエンジンがかからない、放水にあたって十分な吐出圧力がでない等のトラブルがあったのが目についた。
 競技会の結果は、以下の通り。

第1位 柏崎市 第10分団(北鯖石地区)

第2位 柏崎市 第9分団(南鯖石地区)

第3位 刈羽村 第4分団2部(赤田町方・枯木)

第4位 柏崎市 第16分団(高柳町門出地区)

第5位 柏崎市 第13分団(宮川地区)

第6位 柏崎市 第18分団(西山町中川地区)

第7位 刈羽村 第4分団1部(赤田北方)

第8位 柏崎市 第5分団(高田地区)

 大会終了後、 自宅に戻り、出張に行くための準備を行う。

 13時、山形県のお土産でもらった胡桃がたっぷり入ったシソ巻き、ロースかつ煮でご飯2杯の昼食をとる。

 食後、買い物をしたのち、一路、福島県まで移動。

 16時、福島県いわき市に入り、除染ボランティアに関する情報を収集する。

Nec_0001_2 17時、いわき駅近くの「ランドホテル」にチェックインし、その後、周辺のスーパーを回り、地元の納豆を買い集める。
 途中、UFOキャッチャーがあり、ふと覗くとあと数センチで日本代表のサッカーボールが取れそうだったので、つい100円を投入。結局、1500円を投資することになり、何とかゲットした。

 約束の時間まで空き時間があるので、映画館のナイトショーで「マーガレット・サッチャー」でも観ようと駅前の映画館「ポレポレいわき」に行ったところ、残念ながらナイトショーは他の映画だけであった。
 映画館側の気遣いなのか、「本日の放射線量」として、映画館内と映画館入口の測定値が掲示されていた。

Nec_0002

Cimg2385 20時45分、某氏とともに「いわき駅前酒場」(電話:0246-25-5570)に入る。モツ焼きの「オッパイ(乳房) 84円」に魅かれて入ったものの、残念ながら今日の分はすべて出てしまったとのことだった。
 生ビール、ホッピーを飲みつつ、「アブラ(頭の脂) 84円」などの豚ホルモン串をつつく。

Cimg2387 なぜか立ち食い蕎麦における、月見蕎麦の卵を突き崩すタイミングについての議論となり、最初から黄身も含めて突き崩すのか、蕎麦全体の量が少なくなってから黄身を崩すカルボナーラ風なのかという選択がだされた。私の場合は、まず白身だけをつゆと一緒に飲んでしまい、蕎麦全体の量が少なくなってから、崩してすするというパターンである。

 22時40分、近くの格安カラオケボックスに入り、1970年代~1980年代の曲しばりでカラオケ。

 24時、ホテルに戻る。

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