平成24年度柏崎市総合防災訓練(中央地区)
リーダーの役割と選挙
4時、就寝。
6時30分に起床し、大粒納豆、鮭フレーク、卵豆腐でご飯2杯の朝食をとる。
防災士会の防災服に着替え、市役所の101会議室に移動し、東訪振興協議会(諏訪町1・2・3丁目、東学校町、東栄町の5町内が協働し、地域の安全・安心と住民相互の融和を目指して活動する団体)で行う住民防災訓練学習会の準備を行う。
縦長の会議室に100名以上の方に入ってもらうため、プロジェクターとスクリーンを2セット用意し、同画面が出るように設定。新しいプロジェクターと一緒に使ったので、自分のプロジェクターのランプが弱っていることを改めて認識した。LED式に買い替え時期であろうか。
8時に訓練情報の防災無線が入り、中央地区コミュニティセンターが担当する平成24年度柏崎市総合防災訓練が開始された。
8時30分過ぎ、東訪振興協議会による住民防災訓練学習会を行う。冒頭、会田市長が突然に顔をだし、挨拶をするということになった。選挙対策であろう。さらに、これから使うプロジェクターを市長が倒したのは、故意ではないことと思いたい。
本来、防災訓練の主役は住民であり、市長は挨拶まわりなどではなく、どういったところに問題があるのか、黙って見てまわるべきであろう。
最初に東日本大震災に関するマスコミ報道では見られない写真を含めた映像「日本では放送できない報道できない震災の裏側」を観ていただいた。
続いて、簡単な防災イメージトレーニングとして、以下のような状況を設定し、各地区の防災リーダーの皆さんから協力してもらい、デモンストレーション的に討議を実施。
【想定】真夏の8月半ば、夕食前、4人家族(父、母、子供、祖母)の池田家は全員、自宅にいた。グラッときた次の瞬間、立っていられないほどの激しい揺れとなり、電気が消えてしまった。家は木造二階建てであり、家族の位置は次の通り。母はキッチンで料理をしており、父は浴室で仕事の汗を流していた。
【目的】最終的には玄関から脱出することになるが、本震、余震が激しいなか、それぞれの状況にあった場合(父、母、子供、祖母)の注意すべき点、やるべき対応を考える。
【ポイント】創造力、そして中越沖地震の経験を踏まえ、実際に自分がその状況にいると考えて考察する。
10分という短い時間の討議のなか、交わされた意見は以下の通り。
・キッチンにおいて、ガスを使っている。マイコンメーターがあるので、ガスは心配ないが、油等の心配がある。食器棚からの食器の飛散が心配である。危険性が高い。
→ 床にも散乱するので、スリッパを常用する。
火の元の確認が必要であるが、自動に任せるのも一手。
・キッチンで母の包丁のゆくえが心配。
・母は自分のことだけでなく、年寄のために声をだすことが大切だと思う。
・キッチンには冷蔵庫など色々な重たいものがある。女性は倒れそうなものがあると手で支えそうになるので、注意が必要。
・子供は、母のところ、一番危険な台所に行ってしまう。
・リビングはテレビ、本棚など重い家具が多いので気をつけなければならない。
・リビングで一人なので、何をしていいか分からない。早く声をかけるべき。安否確認。
・父は裸なので逃げるのに抵抗がある。着替えなりバスタオルなど配置を普段から考えておくべき。
・浴室の隣に洗面所があり、洗面所のものや家具が倒れ、出られなくならない可能性がある。
・祖母は比較的安全だと思う。トイレは柱が多くある。ドアが開かない方が心配。
・祖母の所在が分からない。祖母は自分がいることを伝える努力が必要。
・トイレ前の廊下がせまいので、普段からものを置かない。
・トイレの棚から色んなものが落ちてくる。
・トイレで壁との間に挟まれる事例もある。
最後に、同じ防災士である与口善之議員から「とっさの時役立つ事前防災のすすめ」として、約20分間の講演を行った。
とにかく家のなかで怪我をしないためのポイントとして、
1.家具を固定する
転倒防止対策の基本は、ネジによる固定である。
その場合、家具を固定する対象は、壁下地の柱、間柱、胴縁等とする。
木ネジは長めを使用する。
家具の転倒防止対策としては、L型金具で固定する方式が、もっとも安定した方法である。
2.その他の固定対策
開き戸タイプの家具は、扉解放防止器具を取付ける。
ガラス扉には飛散防止フィルムを貼る。
3.安全空間の確保
就寝する部屋には家具を置かない。
やむをえず置く場合は、頭の近くに置かないなど就寝位置にも注意する。
4.避難経路の確保
避難経路をふさがない位置に家具を配置する。
重いものは下のほうに収納する。
上下2段式の家具などやむを得ず積み重ねる場合は金具などで連結する。
家具の上に物を置かない。
火気の周辺に家具を置かない。
を説明。9時50分に終了となった。
後片付けをし、一旦、自宅に戻って、柏崎市議会の防災服に着替える。
11時、今回の総合防災訓練のメイン会場となっている文化会館アルフォーレに移動。
新潟県消防防災航空隊によるヘリコプターでの救出やはしご車による放水訓練など、大掛かりに訓練が実施されていた。地元の中央地区コミュニティセンター以外にも赤十字奉仕団も活動しており、本来であればそっちに参加しなければならないところ、申し訳ない限り。
また、各報告などで副市長がでてきたので、何かと思えば会田市長は所用でいないとのことであった。驚きである。
安全・安心のまちづくりのためにも重要な総合防災訓練の指揮官がいないとはどういうことであろうか。加えて、市長与党の議員は指揮所に座って「会田市長のマニフェストは30日ごろに発表する」などと話していた。いくら選挙が近いとはいえ、狂っている。
12時10分、某二氏とともに「台湾料理 昇龍軒」(電話:0257-32-0508)に行き、「麻婆飯(辛口) 600円」をさらに辛くしてほしいとオーダーして昼食をとる。
食べた瞬間ウ、ゥ・・となってしまった。辛いのではなく、使われている油の臭いがひどいものであった。
13時から西川孝純事務所に移動し、事務作業を行う。途中、甥っ子、姪っ子を預かることになり、騒がしい事務所になってしまった。
18時、甥っ子、姪っ子を連れて、「すき家 柏崎店」(お客様窓口:0120-498-007)に行き、「牛丼 大盛 380円」におしんこ、卵、とん汁がついた「とん汁3点セット プラス160円」で夕食をとる。
紅ショウガをたっぷりを食べ、口のなかがすっかり酸っぱくなった。
19時過ぎから再度、西川孝純事務所で作業。
21時、自宅に甥っ子、姪っ子を置き、市内某所での会合に顔をださせてもらう。
原子力発電所に対するご意見も頂戴するなか、
「三井田さん、貴方は反原発の人を馬鹿にしていると聞いている」
といった怒りのお声を頂戴した。話の経緯を聞けば、反原発を名乗る某議員から聞いた話であり、議場で反原発派の発言を私が邪魔し、市民にも嘘をついている、とのことである。
それこそまったくの嘘。議長ではないため、議場で発言の邪魔などできるわけはなく、市民に嘘をついているのは、
「反原発、廃炉と言いながら、原発財源に賛成し、再稼働前提の財政計画に文句をつけない。マスコミが入る場面のみ、エキサイトしたシーンを演じている」
人たちであることをご説明した。民主主義の観点では、反原発派もいなければならない。一番、人を欺いているのは、議場内の態度と市民への説明が違う人たちであり、それこそ反原発派の市民を馬鹿にしていると私は思う。
23時、帰宅。風呂に入ったのち、事務所で事務仕事を行う。
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