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2012年12月10日 (月)

平成24年第6回定例会開会
またも不祥事!11億円分の工事を議会に諮らず

 5時から8時まで仮眠。

 大粒納豆、山芋とろろ、生卵でご飯をかっこんだのち、市役所に移動する。

Nec_0001 9時から議会運営委員会に出席。議題は、追加議案4件、そして不祥事に関する市民生活部長、総合企画部長からの報告、常任委員会のあり方の検討についてであった。
 追加議案は、

「議第139号 平成24年度一般会計補正予算(第9号)」
 特別職報酬等審議会に係る経費及び国の経済対策に伴って補助事業採択の内示があった下水道事業会計補正予算(議第140号)への繰出金を措置するための議案。

「議第140号 平成24年度下水道事業会計補正予算(第5号)」
 国の経済対策に伴って社会資本整備総合交付金が増額されたことにより、下水道によるゲリラ豪雨対策として、鵜川8号雨水ポンプ場工事費及びその財源を増額するための議案。

「議第141号 特別職の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定について」
 市長及び副市長の給与削減期間が本年12月5日で終了することによる削減期間延長の議案。

 そして、議案作成が間に合っておらず、12日に議案提出予定の

「議第142号 平成24年度一般会計補正予算(第10号)」
 東日本大震災被災地の岩手県大槌町からの災害廃棄物の本格的受け入れに係る経費を措置。

 続いて、またか!の感が強い不祥事について、市民生活部長、総合企画部長からの報告があった。
 その内容は次の通り。

<発覚>
 2年に1回の監査委員による定期監査(本年11月1日~30日)において、クリーン推進課に不適切な事例が見つかった。当局が分かったのは本年12月5日。

<不適切な内容>
 本来、議会議決を得なければならないゴミ処理場の大規模修繕工事において、議会議決を得ず、つまり議会に諮らないで5カ年継続の計画のうち3年分の契約をしてしまった。

 平成22年8月30日契約 約3.4億円
 平成23年7月8日契約 約5.5億円(ここから発覚)
 平成24年7月4日契約 約2.6億円

 3件の合計金額で約11億円という内容。

<今後の対応>
 謝罪と経緯の説明を平成24年12月19日の総務常任委員会で行い、各契約の追認議決を議会に提出する。
 修繕費に関しては5000万円まで部長決裁であるが、今後、市長、副市長の処分、減給については検討したい。

 総額11億円超の血税を議会にかけず契約するというとんでもない案件であり、これまで事務的ミスや不祥事が続いたことを考えると、「何をやってるのか」という気持ちにしかならない。
 市長や副市長の減給処分をこれから検討するというが、検討するも何も10億円という金額やこれまでの事務的ミスの連続を考えるとトップの責任者として、処分を受けるべきである。
 詳しい議論は総務常任委員会で行うとしても、これから作成するであろう説明資料や事前調査について、以下の要望をさせてもらった。

先日、審議した平成23年度決算特別委員会でも監査委員から財務規則が守られていないことを指摘されており、事務的ミスがまだ続いている。総務常任委員会で行うであろう報告も、この契約案件だけについてではなく、全体的な対応策を含めて報告してもらいたい。」

 最後の議題は常任委員会のあり方で、所属会派である整風会としても現在の4委員会から3委員会に減らし、審査対象を変更すべきとの意見を出した。他の会派からも概ね同じような意見がだされたので、来年の2月定例会前までに一定の方向をだすこととなった。

Nec_0002 10時から本会議、平成24年第6回定例会の開会である。
 冒頭には、会田市長からの三選目の挨拶があり、中越沖地震からの復旧、復興を終え、今後の問題にも議会、市民と力を合わせ乗り越えたい、原子力に変わる再生可能エネルギーへの転換が柏崎の新しい道、との内容。
 続いて、教育委員会に新規で就任した委員による挨拶があった。

 会期、署名議員の決定をしたのち、まずは承認案件が説明された。

「承第20号 専決処分報告について(東日本大震災に係る被災者に対する国民健康保険税の減免の特例に関する条例の一部を改正する条例の一部を改正する条例)」
 引用文の間違えを修正する必要があり、必要な議決を得る時間がなかったので、専決処分したという、事務的ミスのお粗末な内容

「承第21号 専決処分報告について(平成24年度一般会計補正予算(第6号))」
 衆議院の解散に伴う選挙費用に関する補正予算。選挙前に議会を開会する時間がなく、専決処分となった。

「承第14号 決算の認定について(平成23年度一般会計)」
 先般の第一部決算特別委員会においても、意見したことを委員長からも報告してもらった。

「承第15号 決算の認定について(平成23年度国民健康保険事業特別会計)」

「承第16号 決算の認定について(平成23年度後期高齢者医療特別会計)」

「承第17号 決算の認定について(平成23年度介護保険特別会計)」

「承第18号 決算の認定について(平成23年度土地取得事業特別会計)」

「承第19号 決算の認定について(平成23年度墓園事業特別会計)」

 すべて承認され、議案の説明となった。主な内容は以下の通り。最初の3件は下水道工事に係る事故の和解に関わるものであり、その場で採決となって可決した。

「議第111号 平成24年度一般会計補正予算(第7号)」
 和解金248万円を下水道会計に拠出

「議第112号 平成24年度下水道事業会計補正予算(第4号)」
 和解金248万円を一般会計から繰り入れ、弁護費用60万円と合わせ、308万円を支出。

「議第113号 下水道工事に係る事故の和解について」
 平成19年2月に発生した公共下水道工事場所における転落事故について、現在、控訴審である東京高等裁判所で公判中だが、この度同裁判所から和解勧告があった。和解勧告の内容を検討した結果、市の主張内容が一定程度認められ、訴訟物の価格に対する負担割合が減じられるとともに、裁判の長期化を回避し、被控訴人に対する支払の早期化を図ることができることから、和解勧告を受ける。

「議第119号 公益通報に関する条例」
 公益通報等審査委員会が地方自治法第138条の4第3項に規定する附属機関と認められるため、規則で設置している本委員会を条例に基づく附属機関とする。審査委員報酬は1日13000円。

「議第120号 公の施設の指定管理者の指定の手続等に関する条例の一部を改正する条例」
 指定管理者選定委員会が地方自治法第138条の4第3項に規定する附属機関と認められるため、要綱で設置している本委員会を条例に基づく附属槻関とする。審査委員報酬は1日6400円。

「議第121号 暴力団排除条例」
 市、市民、事業者の責務を明らかにし、社会全体で暴力団排除に取り組むための条例制定。

「議第122号 廃棄物の処理及び清掃に関する条例の一部を改正する条例」
 地域の自主性及び自立性を高めるための改革の推進を図るための関係法律の整備に関する法律の施行に伴ったもの。廃棄物の処理及び清掃に関する法律が一部改正され、一般廃棄物処理施設の技術管理者の資格について、条例で定めることとなったことによる一部改正。

「議第123号 総合福祉センター設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例」
 総合福祉センターの利用に関して、利用料金を設定し、指定管理者の収入とすることができるようにするための議案。

「議第124号 高齢者生活支援施設設置及び管理に関する条例」
 高柳町に整備する高齢者生活支援施設「結の里」について、指定管理者による管理を前提として設置及び管理に関する条例を制定。

「議第125号 高齢者用冬期共同住宅設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例」
 高柳町の高齢者用冬期共同住宅「ひだまリ」について、指定管理者による管理を行わせるための一部改正。

「議第126号 市立児童クラブ設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例」
 東部児童クラブについて、現在の旧東部保育所から学校により近い橋場公会堂へ移転するための一部改正。

「議第127号 都市公園条例の一部を改正する条例」
 地域の自主性及び自立性を高めるための改革の推進を図るための関係法律の整備に関する法律の施行に伴ったもの。都市公園法が一部改正され、都市公園及び公園施設の基準について、条例で定めることとなったことから、一部改正。

「議第128号 都市公園に係る移動等円滑化のために必要な特定公園施設の設置に関する基準を定める条例」
 地域の自主性及び自立性を高めるための改革の推進を図るための関係法律の整備に関する法律の施行に伴ったもの。道路法が一部改正され、市道の構造の技術的基準等について、条例で定めることとなったことから、条例制定。

「議第129号 道路の構造の技術的基準等を定める条例」
 地域の自主性及び自立性を高めるための改革の推進を図るための関係法律の整備に関する法律の施行に伴ったもの。高齢者、障害者等の移動等の円滑化の促進に関する法律が一部改正され、道路の構造に関する基準について、条例で定めることとなったことから、条例制定。

「議第130号 移動等円滑化のために必要な道路の構造に関する基準を定める条例」
 地域の自主性及び自立性を高めるための改革の推進を図るための関係法律の整備に関する法律の施行に伴ったもの。高齢者、障害者等の移動等の円滑化の促進に関する法律が一部改正され、道路の構造に関する基準について、条例で定めることとなったことから、条例制定。

「議第131号 準用河川管理施設等の構造の技術的基準を定める条例」
 地域の自主性及び自立性を高めるための改革の推進を図るための関係法律の整備に関する法律の施行に伴ったもの。河川法が一部改正され、準用河川の管理上必要とされる一般的技術基準について、条例で定めることとなったことから、条例制定。

「議第132号 手数料条例の一部を改正する条例」
 都市の低炭素化の促進に関する法律の施行に伴い、建築物の新築等を行う者は、低炭素化の促進のため作成した低炭素建築物新築等計画の認定を申請することができるようになったことから、その審査等に関する手数料を定める議案。

「議第133号 市営住宅条例の一部を改正する条例」
 地域の自主性及び自立性を高めるための改革の推進を図るための関係法律の整備に関する法律の施行に伴ったもの。公営住宅法が一部改正され、公営住宅の整備基準及び入居収入基準等について、条例で定めることとなったことから、一部改正。

「議第134号 水道法施行条例」
 地域の自主性及び自立性を高めるための改革の推進を図るための関係法律の整備に関する法律の施行に伴ったもの。水道法が一部改正され、水道の布設工事の施行に関する技術上の監督業務を行う技術者の資格に関する基準等と水道技術管理者の資格に関する基準について、条例で定めることとなったことから、条例制定。

「議第135号 下水道条例の一部を改正する条例」
 地域の自主性及び自立性を高めるための改革の推進を図るための関係法律の整備に関する法律の施行に伴ったもの。下水道法及び下水道法施行令が一部改正され、公共下水道の構造及び終末処理場の維持管理について、条例で定めることとなったことから、一部改正。

「議第114号 平成24年度一般会計補正予算(第8号)」
 職員人件費の異動(時間外、予定外退職者)に関わる部分(3億円の増額)、システムの入れ替え、地方債の繰り上げ償還など8億3440万円の補正。
 町内会集会施設建設資金貸し付け 比角 250万円
 国保会計への繰り出し 2355万円
 生活保護費 6674万円の追加
 誘客宣伝事業 181.4万円
 観光イベント推進業務委託料 56.4万円(観光協会)
 道路補修用原材料費 350万円

「議第115号 平成24年度国民健康保険事業特別会計補正予算(第4号)」
 各決定通知による金額確定、返納金などの補正。

「議第116号 平成24年度後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)」
 還付加算金等による補正。

「議第117号 平成24年度介護保険特別会計補正予算(第2号)」
 給付対象者への補助等の補正。

「議第118号 平成24年度土地取得事業特別会計補正予算(第2号)」
 市道4ー3号線(日吉町北園町線)の改良工事が年度内に行えないため、繰り越し明許費を設定。

「議第136号 公の施設の指定管理者の指定について(柏崎国民休養地)」
 柏崎国民休養地についての指定管理者として株式会社アール・ケー・イーを指定し、平成25年4月1日から平成28年3月31日までの3年間の管理を行わせるための議案。

「議第137号 公の施設の指定管理者の指定について(柏崎市ふるさと体験村(荻ノ島村))」
 柏崎市ふるさと体験村(荻ノ島村)についての指定管理者として荻ノ島ふるさと村組合を指定し、平成25年4月1日から平成28年3月31日までの3年間の管理を行わせるための議案。

「議第138号 柏崎市刈羽村障害者介護給付費等支給審査会共同設置規約の変更について」
 刈羽村との共同設置規約の中で引用する法律名の改正があったことから、規約を変更する。

「議第141号 特別職の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定について」
 市長及び副市長の給与削減期間が本年12月5日で終了することによる削減期間延長の議案。平成25年1月1日から平成25年3月31日まで、市長は20%、副市長は15%カット。ただし、平成25年1月1日から1月31日までは、市長は35万2114円、副市長は20万6421円を減額した給料(平成24年12月で削減できなかった分を含め、2ヶ月分の減額)とする。

*市長は1ヶ月17万6057円の減額、副市長は1ヶ月10万3210円を減額。この報酬の減額を決めるために開催した特別職報酬等審議会経費は23万7千円。委員報酬は10人で19万2000円。費用弁償が4万5000円。この予算は、「議第139号 平成24年度一般会計補正予算(第9号)」で補正。

「議第139号 平成24年度一般会計補正予算(第9号)」
 特別職報酬等審議会に係る経費及び国の経済対策に伴って補助事業採択の内示があった下水道事業会計補正予算(議第140号)への繰出金を措置するための議案。

「議第140号 平成24年度下水道事業会計補正予算(第5号)」
 国の経済対策に伴って社会資本整備総合交付金が増額されたことにより、下水道によるゲリラ豪雨対策として、鵜川8号雨水ポンプ場工事費及びその財源を増額するための議案。

Nec_0003 12時に散会となったので、会派室に戻って、「割烹おくい」(電話:0257-24-6486)の弁当で昼食をとりながらの会派会議。
 明日からの一般質問に関連して、中越沖地震発生後の国への陳情活動について、事実確認を中越沖地震災害対策特別委員会の委員長でもあった先輩議員に確認する。

 諸雑務をしたのち、仕事の関係で市内まわり。やはり落雷などの瞬停なのか不明であるが、パソコンが不調であり、状態をみてほしいという方をはじめ、数軒をまわる。

 データ復旧などもあったため、作業に時間がかかり、18時過ぎ、やっと帰宅。

Nec_0001zx 18時40分、豚モモ肉の赤身だけを使った豚カツ、キャベツ、山芋と若布の酢の物、シラスおろし、小粒納豆、皮鯨と冷凍しておいた夕顔の味噌汁、ご飯2杯で夕食をとる。
 塩漬けの皮鯨も冷凍しておいた夕顔もこれで終わったので、鯨の味噌汁は今年これが最後となった。

 食後から資料整理と明日の一般質問のための原稿作りを行う。

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コメント

現職市長3期目の冒頭から不祥事発覚とは、市のコンプライアンスはどこへやら?相当タガが緩んでいるようですね。
背景には明らかに「議会の軽視」があると思います。
はたして大多数の議員が「市長与党」を標榜する今の柏崎市議会に、まともに追求する力はあるのでしょうか?
もちろんやれない議会に存在価値など無いわけですが。
議員諸氏には今こそ資質と真価が問われていることを自覚して、是々非々で議会活動をしていただきたいものです。

 紫さん、コメントありがとうございます。
 「市長与党」の方々は、指摘しなければならない議員という立場より、市長を守ることに走っているようです。
 他の自治体では、このような案件で市長への問責決議を全会一致で可決もしております。
 今議会中に追認議案をだしてくるそうですので、きっちりと議論したいと思います。

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