柏崎:えんまの木像と稲垣家の槍伝説
1時、就寝。
5時に起床し、2時間ほどネット上の会議を行う。
9時、大粒納豆、ベーコンエッグ、山芋とろろでご飯2杯の朝食をとる。
9時30分過ぎ、身支度をして自宅をでようとしたところ、この雪のなか閻魔堂を見に来たという観光の方に駐車場の位置を聞かれたことから、雑談となった。
中部の某県からお越しになった方で地獄絵や伝説などにも興味があり、柏崎に来る前には長岡にお寄りになったそうである。
そこで、長岡とこの柏崎の閻魔堂にまつまわる伝説を説明させてもらった。
これは『柏崎市伝説集』にも掲載されており、「稲垣の血槍」という話である。
槍由緒記
越の風車に曰く頸城郡今刈羽郡柏崎といふ所は北国街道にて繁栄の地なり
此処の閻魔は仏作にて霊現あらたか也
貞享の頃長岡の家中に稲垣某といふ人武勇の聞えありしが病死せし
日此閻魔堂の前を持槍にて通りけるとなり
其時彼の閻魔待てと声掛けしかは何の待つべきやといひて彼槍にて閻魔を突きしとなり
今に闇魔の乳の下に槍疵あり云々
因に記す某夜廻国の六部たまたま此閻魔堂に来り宿す深更に及ひ彼の閻魔何者とも知れぬ者と前項越の風車所載の対話を為したるを六部夢の如く聞き覚めて後奇しき事と思ひて直ちに長岡に来り我家を尋ねて此の事を具さに語りければ嗣子たる主人亦怪しき善と思い試みに長押の槍を下て其の穂先を検すれば鮮血淋滴たりしと口碑に伝ふる所也
但し閻魔を突きたりといふ三代稲垣小右衛門久長の病死したるは元禄元年辰十一月十日なり
風車に貞享頃とあれと貞享五年改元ありて元禄となりしなり
簡単にすると以下のようになる。
「昔、長岡に稲垣という槍の名人がいた。彼が病死したとき、その夜、夢じらせに母の枕元にたって、「おれは柏崎えんま堂のえんまと戦い、えんまを突きとめたから秘蔵の槍を見てたしかめよ」と言われたので目ざめて槍をみると、血がついていた。そこで使を走らせて、柏崎のえんまさんを調べてみると、「ゆうべ堂内で闘争した気配があったので調べてみたら、えんま大王の胸(乳の下)に槍きずがあり、この通り赤い血が流れている」と話したので一同不思議に思い、それから稲垣の血槍の名は高くなった。」
この胸に傷があるというえんまの木造は、明治7年の火事で燃えてしまった。
10時、市役所の会派室に弁当持参で行き、明日から開会となる議会の資料の読み込みや関連法規を調査。
12時30分、持参してきた冷蔵庫の残り物、鯵の開き、豚モモ肉の生姜焼き、蕪の梅酢漬け、たくわん、ご飯、グリーンサラダを詰めた弁当とインスタントの挽き割り納豆汁で昼食をとる。
お湯がなかったので、水で挽き割り納豆汁を作ってみたが、とても素直に飲めるような状況にはなく、フリーズドライの納豆が固いまま、歯にはさまってしまった。
17時30分、自宅に戻り、大雪に備えた準備を行う。
18時過ぎ、根菜類を多めに入れた黒酢を使った酢豚、グリーンサラダ、小粒納豆、シラスおろし、ご飯2杯で夕食をとる。
基本的に酢を使った料理を自分ですることがないので、母が作った酢豚を食べる機会が多い。もちろん、パイナップル入れはなしである。
食後から事務所にて資料整理と一般質問の資料作成。
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コメント
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これ答えてください
場合によっては
分かりますね
6月にすったもんだした割になぜか全会一致で成立した食の地産地消条例。
整風会自民党の議員だったら本来ならば、率先して食の地産地消条例に賛成すべきなのに、
原発推進お友達の民友の議員とつるんで遅延工作。
これが原因で整風会のやり方に嫌気がさした大志クラブのうちの一人が与党会派に移動。
大志クラブ残りの三人も先の市長選では二人は現職支持に廻り、残る一人も最後は中立。
整風会に担ぎ出された候補にとっては不憫なことだが、市長選は6月で既に決着がついていたのかもな。
いまさら負けた腹いせに財界にいがたを使って悪口を書き連ねても、
そのやり口はトルコ村の時に散々見せられたから、
ああ、またか
ってな感じ。
投稿: 専農戦士 | 2012年12月 9日 (日) 17時19分
専農戦士さん、煽りのコメントお疲れさまです。
まず内容に入る前に、できましたら「分かりますね」も意味合いをお教え頂ければ幸いです。
中身については、まったくの嘘であり、議会の議事録でご確認頂いても構いませんし、私が書いたブログでもいいのですが、食の地産地消条例の提案までの経緯、当日の質疑応答、討論などにすべてが表れております。
http://miida.cocolog-nifty.com/nattou/2012/06/post-bff3.html
そして、「民友と整風会の議員のやり方に嫌気がさした大志クラブの」とありますが、遅延工作自体が嘘に加え、他の会派が気に食わなくて、自分の会派を抜けるバカがいるでしょうか。キーワードは市長選挙です。
最後にトルコ文化村のことは、すべてオープンになっている通りで、見苦しいあがきにしか見えません。
嘘も100回も言えば、本当になると思いこんでのプロパガンダ以外の何ものでもありません。
投稿: 三井田孝欧 | 2012年12月19日 (水) 12時34分