2025年10月
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31  
無料ブログはココログ

« 台湾・澎湖島視察交流ツアー2日目
澎湖島内満喫コース
| トップページ | 台湾・澎湖島視察交流ツアー4日目
台北からの帰国 »

2013年4月23日 (火)

台湾・澎湖島視察交流ツアー3日目
島巡り、澎湖県長(知事)表敬訪問

 現地時間2時(日本時間3時、時差-1時間)、就寝。

 6時に起床し、シャワーを浴びてから身支度をする。基本的に塩水なので、あまりさっぱりはしない。

Cimg0158 6時30分、ホテル2階のレストランで朝食をとる。昨日の朝食に続き、地元の方が愛する白糯米(白いもち米)を使った伝統的客家風手作りおにぎり(飯糰)、豚肉と魚肉の団子を入れたスープ、焼餃子というメニュー。飯糰の中身はピーナッツ味噌、台湾風切干大根、酸菜、油條、卵焼きであり、かなりのボリュームであった。
 レストランでは、台湾人観光客が洋食風のビュッフェを食べ、その隣で日本人が伝統的な台湾の朝食を食べるという、なかなかシュールな風景。

Cimg0168 7時過ぎにホテルをでて、馬公港に移動し、観光船に乗り込む。観光船は「東北之星」という名の船で、馬公-桶盤-虎井-望安-七美-馬公と往復している。
 船内の表示に日本語がやけに多いと思って救命胴衣を確認したところ、「クイーンざまみ」と書かれており、沖縄県座間味周辺で使われていた船であったことが分かった。座間味での集団自決は軍命令ではない、ということを座間味島へ調査に行ったときの事を思い出した(名著『大東亜戦争への道』の故・中村粲先生もご一緒であった)。

Cimg0165

Cimg0170 9時、澎湖諸島の最南端に位置し、古くは大嶼と呼ばれていた七美島の南滬港に到着。
 乗合の観光バスに乗り込み、一路、七美島の名前の元となった「七美人塚」に向かう。同じ観光バスには、昭和6年生まれで高雄からお越しになったという日本語世代のお婆さんがいらっしゃり、昭和2年生まれの母方の祖母ンと話が弾んでいた。後日、写真を送るとして住所を交換させてもらった。

Cimg0176 約5分で七美人塚に到着。明の時代、倭寇の侵略に対し、7人の婦人が辱められるより自決を選んで身を投げた井戸である。その井戸を埋めたところ、七株の「香花木」という木が生えたという伝説が、この島の名称「七美」となっている(1949年に澎湖第4任県長の劉燕夫氏が改称)。

Cimg0177

Cimg0181 日本人の参加メンバー10名で記念撮影をしたのち、地元の方が名産品を販売しているテントで物色していたところ、モチモチの地元名産の蒸かしたとうもろこしを無料で頂戴した。日本人ツアー客をいっぱい連れてきたから、との理由で頂戴したが、ツアーコンダクターに間違えられたようであった。
 無料でもらってばかりでは悪いため、塩蒸しをしている卵を15元で購入。レモン色の黄身で濃厚な味の卵で、塩気もちょうど良いもの。

Cimg0183

 観光バスに戻り、車中から七美島の観光資源という岩などを観る。

望夫石:漁に出たままの夫の帰りを待つ婦人。妊婦のかたち。
Cimg0184

ワニ岩
Cimg0185

石獅(ライオン岩)
Cimg0186

龍埕海岸:龍のかたち
Cimg0187_2

 龍埕海岸を観たあと、地元の方が名産品を販売しているテントに行ってみると、その後ろに鶏のケージがあった。
 黒い鶏がケージとはいいながらも自由に出入りし、サボテンをつついていた。先ほど食べた卵の美味しさはこれであったかと納得。説得力がある販売方法である。

Cimg0189

小台湾岩:台湾のような形になっている海蝕台地
Cimg0191

 10時10分、念願の雙心石滬(ツインハート)に到着。野郎一人で楽しんでも仕方がないが、美しい風景でロマンチックと有名なだけに綺麗な海とともに深く印象に残った。本来は漁師が作った伝統的な定置網漁であり、満ち潮の時に入った魚が、引き潮の時に逃げられない仕掛けになっている。

Cimg0198

 七美島の南滬港に戻って、再度、観光船に乗り、移動する。

Cimg0206 11時40分、七美島から約40分ほどで望安島の潭門港に到着。8つの島々が集まっていること、台湾語で「集まる」という意味の「罩」から、かつては「八罩」と呼ばれていた島である。また、澎湖名産の文石の主要な生産地であり、美しい砂浜もあることから「ハネムーンアイランド」とも呼ばれている。

Cimg0216 少し時間が早いものの港近くの「潭門港小吃部」にて昼食をとることとなった。このお店は自助餐(ジージューツァン)形式、いわゆるビュッフェ、セルフサービス式であり、色々な料理を好きに自分の皿に盛り、それぞれに計算する。しかし、ガイドを含めれば11名というグループであるため、注文することとした。

塩焼きそば
Cimg0210

海老炒飯
Cimg0211

青菜炒め
Cimg0212

へちまの炒め物
Cimg0213

ツブ貝?の香菜激辛炒め
Cimg0215

 食後、熱い日差しのなか、乗合観光バスが迎えに来るのを待つ。

Cimg0221 やっと到着した乗合観光バスにて移動し、12時30分、中社村古厝に到着。ここには、島の石(菊花石など)で造られた塀をもつ、清の時代以前、つまり400年以上前の旧宅集落がほぼ完全な形で残っている。
 一部ではあるが、現在も人が居住しており、台湾映画「桂花巷」、「殺夫」のロケ地ともなった。
Cimg0226 サンゴと菊花石、玄武岩などを積み上げ、石灰だけを接着剤として使っている建築様式。

-----執筆中!!!

« 台湾・澎湖島視察交流ツアー2日目
澎湖島内満喫コース
| トップページ | 台湾・澎湖島視察交流ツアー4日目
台北からの帰国 »

経済・政治・国際」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

« 台湾・澎湖島視察交流ツアー2日目
澎湖島内満喫コース
| トップページ | 台湾・澎湖島視察交流ツアー4日目
台北からの帰国 »