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2013年6月 7日 (金)

全国で初の焼酎での乾杯条例
柏崎ではもずく条例か?

 2時、就寝。

 6時に起床し、できあがった資料の印刷や仕分けを行う。

 8時、大粒納豆、しらすおろし、牛蒡入り薩摩揚げ、新若布の味噌汁でご飯2杯の朝食をとる。

 8時、9時と来客があり、昨日の一般質問に関する音声や資料をお渡しする。ありがたいことにかなり反響が大きく、メールも多く頂戴している。
 また、メールのなかには、京都府宇治市議会に所属する42歳の現職議員が妻子ある身にも関わらず、婚活サイトを使って男女関係になっていたニュースを引用され、気をつけるべしとのご注意もあった。

 9時40分、市役所に移動し、図書室で資料整理。

Dcf00001 10時から本会議、平成25年柏崎市議会6月定例会における一般質問の2日目である。
 2名の議員が一般質問を行い、平成25年度柏崎市総合防災訓練、海水浴場の漂着ゴミ、医療教育、農業戦略、文化団体への補助のあり方、「いじめ」問題などが議論された。

 12時から休憩となったので図書室に戻り、「割烹おくい」(電話:0257-24-6486)の弁当で昼食をとる。
 この間、議会運営委員会が開催され、昨日の私の一般質問において、残り時間の関係で大きな三番目の質問をできなかった事に対し、社会クラブから「問題にしたい」旨の発言があったという。これは、それこそ午前中の一般質問にあったように、大会派(4名)による「いじめ」のようなもの。そもそも社会クラブの所属議員も同じように残り時間の関係から質問項目をすべて消化できなかった事もある。それを無所属で一人会派の私のときだけ問題にするのはアンフェアであり、繰り返すようだが「いじめ」でしかない。こういった事が水面下で行われているのが柏崎市議会であり、議会改革などはほど遠い。

 13時から本会議が再開。2名の議員が一般質問を行い、14時40分ら20分間の休憩となった。休憩中、留守番電話のなかに入っていた原子力防災や平成25年6月19日に予定している東訪振興協議会・陸上自衛隊高田駐屯地視察ツアーへの問い合わせに対し返答をする。

 14時55分から本会議が再開となり、2名の議員が一般質問を行ったが、共産党の質問はお約束の憲法。憲法96条の改正は禁じ手であり、憲法9条改正で侵略戦争の正当化だという・・・頭の中でどういう発想をしているのか分からない。
 しかも答弁で会田市長は、憲法96条の改正には他の条文とセットの議論だとし、

 「先の大戦で日本は無条件降伏をし・・・」

などと発言していた。無条件降伏したのは帝國陸海軍(ポツダム宣言第13条「我々は日本政府が全日本軍の無条件降伏を宣言し」)であって、日本国の政府自体は条件つき(ポツダム宣言第5条「吾等の条件は左の如し。吾等は右条件より離脱することなかるべし。右に代る条件存在せず。」)であった、実態としては無条件降伏だったと未だに論争されている。

 17時に終了し、図書室で資料整理をしたのち、事務所に戻る。

 18時、19時、20時と来客があり、ありがたいことに先日の永年勤続議員表彰10年受賞のお祝いに花束を頂戴した。

Dcf00002

Dcf00003 21時、スーパーで半額になっていた和牛ステーキ肉を市販の醤油味の焼肉のたれで新玉葱と一緒に炒めた牛玉ねぎ焼き、青梗菜のおひたし、小粒納豆と大根おろしの和え物、ビール500ml4本で夕食。
 シメは久々のインスタントうどんの「日清のどん兵衛」を食べる。たまに食べると汁まで飲んでしまう。

 22時、風呂に入ったのち、事務所で事務仕事。

 「まっ、とりあえずビールで」という感じで、宴席においてはビールで始めることが多い。この最初の乾杯に、地元も名産である酒を選択してもらおうと、全国の自治体ではいわゆる「乾杯条例」が続出している。
 日本酒で乾杯するという条例は京都府京都市、兵庫県多可町、佐賀県鹿島市で施行されており、この度、酒米として有名な山田錦の誕生地である兵庫県加東市が議案提出した。


平成25年6月3日『読売新聞』

「日本酒で乾杯」条例を提案へ
山田錦の誕生地

 高級酒米・山田錦の誕生地とされる兵庫県加東市で、3日開会の市議会に「日本酒での乾杯を推進する条例」案が提案される。
 条例は「山田錦や日本酒での乾杯を促し、農家の酒米の生産意欲の向上と日本文化への理解を深める」のが狙いとしている。
 条例案は前文と4条で構成。各条では日本酒の普及のため、市や農家、市民の「役割」として、乾杯の普及・促進、栽培技術の向上と継承に努めるよう促している。条例案は市議会産業建設常任委員会から議員提案される。
 1923年、山田錦は県立農事試験場(県立農林水産技術総合センター)で「山田穂」と別の品種を人工交配させて誕生。全国の酒蔵で使われ、36年に「山田錦」と命名された。市では、2012年度の水田面積約2600ヘクタールのうち、約880ヘクタールで山田錦が栽培されている。1989年以降では、生産量はピークだった93年度の約4570トンから、焼酎ブームの影響などを受け、12年度には2380トンに激減した。
 同様の条例は京都市でも制定されている。県内では多可町が「日本酒で乾杯のまち」を宣言している。
 安田正義・加東市長は「特産品の山田錦のPRと日本酒の普及、消費拡大を図るには絶好の条例。9月に開いている『名月・名曲・名酒の夕べ』などのイベントを拡大し、まちの元気につなげたい」としている。


 そして日本酒だけではなく、いよいよ全国で初の焼酎での乾杯条例も提案されたという報道があった。


平成25年6月7日『毎日新聞』

「焼酎で乾杯」:条例案を提案
鹿児島・いちき串木野

 焼酎王国・鹿児島県のいちき串木野市は6日、焼酎の普及を促進するため「本格焼酎による乾杯を推進する条例」案を市議会に提案した。日本酒の“乾杯条例”は佐賀県鹿島市などにあるが、いちき串木野市によると、焼酎では全国初という。
 地元には焼酎蔵が八つあり、焼酎造りが盛んな鹿児島の中でも市は県内有数の酒所。商工会議所が今年4月、市などに焼酎の乾杯条例制定を要望していた。
 条例案には、焼酎による乾杯を推進するため、市は必要な措置を講じる・生産者は、市や関係業者と協力する・市民は取り組みに協力する、と努力規定が盛り込まれている。罰則はなく、理念的な条例。条例が制定されれば、市はイベントなどでPRしていく方針。 田畑誠一市長は「焼酎で人々が交流し、明日への活力を生むというのが鹿児島の風土。何かにつけ焼酎で乾杯することを普及させていきたい」と市議会の審議を見守っている。


 二次会から参加といったパターンでは、焼酎水割りで乾杯ということは経験上あるが、一次会の乾杯から焼酎というのは、新潟県人としては経験がなく、これは鹿児島という土地柄ゆえと思われる。
 こういった話題づくり、まちづくりにつながる条例には遊び心とその遊びを真面目にやる真剣さが必要であろう。
 我が柏崎もそういった心意気がほしいところ。まずは季節の突き出しへの地元食材を用いた「もずく(もぞく)条例」であろうか・・・。

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