2時、就寝。
7時に起床し、大粒納豆、鰆の西京漬け、シラスおろしでご飯2杯の朝食をとる。
9時過ぎ、市内某所や市役所にて打ち合わせ。
11時30分、事務所に戻り、打ち合わせ内容の議事録をまとめ、関係各所に送信する。
12時、白身4個、黄身2個のスクランブルエッグ、チェダーチーズ、厚切りハムを六つ切り食パンではさんだサンドイッチ、低脂肪乳、グレープフルーツジュース、ブルーベリーヨーグルトで昼食。
食後から各種支払いのため、市内をまわる。
13時40分、大洲コミュニティセンターに移動し、14時から港公園プール水質等検査地域説明会に傍聴出席する。
この問題(港公園プールの水質、スクラップによるばいじん)については、数年来取り組んでおり、地元の方の不安はもとより、「海の柏崎」としての港の活用という意味でも重要な案件である。
説明者側は、柏崎市・都市整備部都市整備課、柏崎市・市民生活部環境政策課、新潟県長岡地域振興局長岡環境センターの環境政策担当・廃棄物担当、新潟県柏崎地域振興局庶務課行政担当で、説明内容と主な質疑応答は以下の通り。
(1)港公園プールの水質結果について(柏崎市 都市整備課)
平成25年7月5日に実施。
分析結果は以下の通りで、数値の上では基準内であった。
*水道法第4条の飲料水水質基準では、鉄は0.3mg/l以下、鉛は0.01mg/l。
環境基本法第16条による公共用水域基準の鉛は0.01mg/l以下。
(2)降下ばいじん測定結果について(柏崎市 環境政策課)
中浜2丁目(港公園プール)の降下ばいじん測定結果は、平成24年度(平均値)一ヶ月1.29トン/平方km,平成25年度(4月~11月の平均値)一ヶ月1.11トン/平方km。
スクラップによるばいじん自体ではなく、あくまで大気のものを測定している。
(3)所有者である新潟県としての説明(柏崎地域振興局庶務課行政担当)
・昨年2月からの地元要望であるスクラップヤードの移設については検討しているが、現時点ではハッキリとはしていない。
・東埠頭を中心にスクラップがあるが、鵜川側に移設する、現在の場所でもより海側に移動する等、事業者と調整している。
・中浜埠頭は大きな港であり、各イベントがあるため、現在の東埠頭のまま、より海側に作業場所を動かす方向になるかと思う。費用等がかかる問題であり、県庁内部でも調整している。
・スクラップヤードの面積は、平成24年4月で14000平方m、平成26年1月1日現在は11000平方mとなっている。
・視察のなかででた事業者への指導というご意見については、強風時の作業の禁止など厳しくしている。昨年の秋に、柏崎地域振興局と長岡環境センターを視察した。スクラップではなく、産業廃棄物と指摘を受けた事については確認。新潟県として、環境部門と一緒に取り組みたい。
・スクラップが入って、トラックからの荷下ろしの際にチェックはしないのか、という地元の方のご意見については、なかなか全て検査するのは難しい。帳簿のチェックといったものについては、できるかどうか今後調整していきたい。
・本日午前中、ヤードを視察した。住民の方に腕章などを交付し、ヤードのチェックができるような意見を頂いたが、内部で検討したものの、腕章の交付などは難しい。
・年に1回の地元の方とのヤード視察は続行していきたい。
(4)質疑・意見交換
Q.住民もプールの堆積物を民間業者に調査依頼し、鉛がでた。そのときの調査結果は、今回の柏崎市の調査結果とは違った。しかし、だいたい鉛の出る元はスクラップと分かる。基準以下だから良いということか。
A.プールの堆積物は基準はない。この数字をどう捉えるか、というなかでは環境基本法等を例示した。鉛は自然にも含まれているので、こういった数字となる。
Q.降下ばいじんの測定をしたというが、地元民とすればスクラップなどからでるばいじんを測定してほしいのである。また、あれはスクラップではなく、産業廃棄物と思うがどうか。
A.状況は理解しており、事業活動ででてきたのが産業廃棄物、有価で売買されるのがスクラップであり、あれは有価物と思う。
Q.あれは産業廃棄物ではないという認識か。そもそもの見解が違うと思う。
A.ヤードから海外にいく際には税関を通り、その際に有価であり、書面でチェックしている。そのため、スクラップという認識。
Q.産業廃棄物ではないというが、変圧器などは鉄クズというのか。
A.結局、鉄の再利用をしている。
Q.側溝の掃除など事業者はしておらず、地元でしている。そういった指導はしないのか。
A.事業者も100%不純物がないとは言えないということである。
Q.降下ばいじんの測定結果について、比角と中浜がほぼ同じといった数字であるが、降下するものを問題視しているのではなく、風などで飛ばされてくるもの。鉄クズのなかに、産業廃棄物みたいなようなものが入っているのが実態ではないか。そもそも洗濯物が干せない、港側の窓を開けられないという根本問題。水かけてから作業するといったものすらできないのか。
A.使い方の問題であり、ヤードの使い方として精査している。
A.事業者と県で作業場所の検討をしており、予算もかかることであり、県庁に問いかけている。
Q.この中浜の風は、朝と昼でも違う。とにかく干し物が外にだせないのが問題であり、港側の部屋はしょっちゅう掃除している。
Q.散水もしないで、スクラップの移動作業している限り解決しない。それだけもやってほしい。とにかく出来ることから少しずつやれないのか。このままでは、いつまでも同じ事の繰り返し。
A.風が強いときには作業しないよう指導している。散水については、業者とも調整したい。何ができるのか、何がネックなのか、分かるようにしたい。
Q.いつまでにやるのかタイムリミットを設けてほしい。高さ、景観、騒音などはどうするのか。
A.擁壁を超えないよう指導しているが、盛り上がってときがあることは把握している。
Q.風速計はつけてくれないのか。清掃はどうするのか。年2回しか清掃車はきていない。また騒音の問題もある。
Q.ヤードを移動させるという話があったが、それは小手先の事ではないか。その他に解決策は考えていないのか。
A.県内部でも予算要求もあるので検討しているが、なるべく遠くに移すという事が内容。
A.事業者にはゴム等を使うよう話はしている。
Q.柏崎港ではない、住宅と離れたような港に移せないのか。
A.県の立場としては、貸しているものであり、使っていく方向。
Q.騒音、風速計、清掃、高さの問題へ対応を文書で回答くれないか。期限をつけたい。また、市長は選挙公約に市民と安全と安心と言っていたが、任期中に取り組んでほしい。
A.文書のかたちでお答えしたい。
A.市長への報告は必ず行う。前よりは高積みはしなくなったと認識している。市からも県に要望していきたい。説明会も継続していきたいと思う。港は大事な施設であり、活性化も大切なので、一所懸命対応したい。
Q.泉田知事はこの問題を理解していると思うが、なぜ担当に伝わっていないのか。
A.随時、報告をして協議している。
Q.本当に重要と思っているなら、事業者に作業時に散水するよう指導するだけでもできるはず・・・。
平行線のまま、予定をオーバーし16時に終了。問題の本質は、降下するばいじんではなく、風による粉じんによるものが大きく、まずやるべき事は、
1)作業時の散水の徹底(水道敷設は業者負担)
2)LED表示の風速計の設置(港公園内ポール)
3)作業場所、バッファー(緩衝帯)の設置など検討
である。引き続き、市と県には地元住民が困っている問題として提起していきたい。
平成26年2月5日に実施する「柏崎刈羽 明日のエネルギーのまち研究会」(略称:柏刈エネ研)の放射線に関する勉強会のチラシを市内各所に配布しつつ、17時過ぎから打ち合わせ2件。
19時30分、自宅に戻り、皮を剥いだ鶏胸肉を塩麹に4時間ほど漬け込んでから焼いた鶏モモ塩麹焼き、水菜サラダの焦がし玉葱ドレッシング和え、ポテトフライ、挽き割り納豆にイカと帆立の刺身を入れた海鮮納豆、ノンアルコールビールで夕食をとる。
食後から事務所で事務仕事。
23時からネット上での会議を行う。
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