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2014年3月

2014年3月31日 (月)

大学の原子炉も停止、「原発技術」低下を懸念
「笑っていいとも!」最終回

 2時、就寝。

 7時に起床し、白身5個と黄身2個の目玉焼き、牛肉そぼろ、白菜の漬け物でご飯2杯の朝食をとる。

 8時過ぎから電話ラッシュとなり、依頼なども含め、午前中は対応に追われる。

140331_iitomo 12時、「笑っていいとも!」の最終回(8054回目)を観る。ゲストは、ビートたけし。9.11アメリカ同時多発テロから10年目の本ブログにも書いた が、納豆早食い世界チャンピオンとして、「笑っていいとも!」のコーナー出演の準備をしていたのが、2001年9月11日であった。急遽、放送中止ということになり、タモリ・ストラップをもらって、一旦、帰宅。翌週の2001年9月18日に出演したことがある。お陰で手元には2本のタモリ・ストラップが残っている。
 長寿番組であっただけに、終わるとなると少し寂しいものがある。

Dcf00005 13時50分、「マクドナルド 8号線柏崎店」(電話:0257-20-4441)のドライブスルーに寄り、クーポンを使って「さくらてりたまセット 630円」、ドリンクはミルクにし、簡単な昼食をとる。
 ピンク色のバンズと、桜大根入りの桜マヨソースの「てりたま」、意外に好みの味であった。

 14時から春休み中の小学生を連れて、海の学習会?をボランティアで行う。
 海風が強く、風邪を引かせてはマズイので、予定より30分短縮。海の生物を楽しみ、貝も捕った。

Dcf00003

 16時、事務所に戻り、事務仕事。

Dcf00007 18時10分、今日捕った蛤の焼き蛤、牛蒡を多めに入れたひじき煮、皮を剥いだ鶏胸肉の塩焼き、小粒納豆をのせた水菜サラダ、ノンアルコールビールで夕食をとる。
 ひじきは青森県大間産の頂き物でぶっとく、味わい深い。

 食後から事務所で年度末の事務仕事を行う。

 昨年12月24日に京都大学原子炉実験所を視察し、ADS(加速器駆動未臨界炉)、核医療としてのBNCT(中性子捕捉療法)を勉強させてもらった。
 その際にも原子炉は停止状態であったが、原子力規制委員会が実験・研究用原子炉の安全性についても、電力会社の商業用原発と同様に審査することを決めてしまい、研究・学習の機会を喪失している。
 安全性を求めるのは当然のことであり、良い事であるが、日本の原子力技術、核医療の維持のためにも、早期に再稼働できるよう配慮すべきであろう。
 特に他の治療方法で対応できなかった方が、BNCTでの治療に希望を持っている場合もあり、人の命がかかっている。
 体制を強化、審査スケジュールの見直しなどをしてもらいたいと思う。


平成26年3月23日『産経新聞』

大学の原子炉も停止
再開めどたたず「原発技術」低下を懸念

 国内の教育機関で近畿大学と京都大学の2大学だけが保有する実験・研究用の原子炉が相次いで運転を停止していることが22日、わかった。
 原子力規制委員会が昨年12月に実験・研究用原子炉の安全性についても、電力会社の商業用原発と同様に審査することを決めたためだ。
 再開のめどはたっておらず、大学関係者は「研究や実習に原子炉が使えないと原子力関連の人材育成が滞り、長い目でみると原発の安全性の低下を招く」と懸念している。
 近大は、大阪府東大阪市のキャンパスの原子力研究所に直径4メートル、高さ2メートルで熱出力1ワットの原子炉を持つ。関西電力大飯原発(福井県)1基の約30億分の1と国内最小の原子炉ながら、核燃料を用いて熱を発生させる通常の原発とほぼ同じ構造だ。
 京大も同府熊取町の原子炉実験所に熱出力5千キロワットと同100ワットの2つの原子炉を保有する。
 ただ、原子炉の安全性を審査する新基準の施行で、両大学の原子炉も新基準に適合しているかを審査で確認することになった。近大は今年2月に原子炉の運転を停止し、今夏にも審査を申請する予定。京大も今月に1つを止め、5月未にはもう1つも停止。その前後に審査を申請する方針だ。
 商業用原発並みに航空機の衝突やテロへの対策まで厳格に審査した場合、合格までに時間がかかる可能性がある。
 これまで両施設で実習した学生の多くが電力会社に技術者として就職してきただけに、運転停止の長期化は若い技術者の枯渇を招く恐れがある。近大によると、大学側に具体的な審査内容は通知されておらず、近大原子力研究所の伊藤哲夫所長は「審査がいつ終わるのか分からない。利用できない期間が長引けば、技術者教育に支障をきたす」と心配している。

2014年3月30日 (日)

女児に覚醒剤、暴行、凶悪犯罪と量刑

 0時、就寝。

 7時に起床し、大粒納豆、秋刀魚の水煮缶詰、さらし玉葱でご飯2杯の朝食をとる。

 あいにくの雨となってしまったが、市外からお越しになった皆さんを海を中心とした「柏崎の自然コース」?でご案内。

 12時30分、自宅に戻り、冷凍讃岐うどん2玉、鶏皮、油揚げで作った鶏うどんで昼食をとる。

 食後から事務所で事務仕事。

 15時から市内某所で政治に関する意見交換を行う。

 17時、事務所に戻ったところで来客。

Dcf00018 19時30分、おたふくソースと青海苔を多めに入れた焼そば、鶏肉とパプリカ、かぼちゃ、ジャガイモ、玉葱のバジル炒め、冷や奴、フルーツトマト、挽き割り納豆となめ茸の和え物、ノンアルコールビールで夕食をとる。
 バジルは乾燥パウダー状のものを使ったが、やはり生のものを使いたかった。育ててみようかと思う。

 食後から事務所で事務仕事。

 途中、気分転換に先日お会いした河崎実監督の映画『ギララの逆襲/洞爺湖サミット危機一発』を観る。このB級感が良い。

 23時、週刊誌2誌、月刊誌をもって、1時間ほどの風呂に入る。

 毎日色んな事件を報道されているが、久しぶりにこれは酷いと思った事件があった。
 66歳の男性が12歳の女児に覚醒剤を注射し、性的暴行に及んだという。まさに鬼畜である。求刑が懲役25年だったものの、判決が懲役23年。自分が被害者の親だったら(お嫁さんもいないけど・・・)、とてもじゃないが納得できる判決ではない。
 量刑が甘いと感じるのは私だけであろうか。


平成26年3月28日『毎日新聞』

女児に覚醒剤・暴行
被告に懲役23年判決
福岡地裁支部

 小学生の女児2人に覚醒剤を注射し、その2人を含む女子児童4人に性的暴行をしたとして強姦罪などに問われた福岡県宮若市の無職、林重光被告(66)の判決公判が27日、福岡地裁飯塚支部(松下潔裁判長)であり、懲役23年(求刑・懲役25年)を言い渡した。
 判決によると、林被告は2012年1~2月、交際していた女性の娘(当時12歳)と友人の女子児童3人=いずれも当時11~12歳=のうち、2人に覚醒剤を無理やり注射し、4人を計8回にわたり、自宅などで暴行した。林被告は起訴内容を否認していた。
 松下裁判長は「交際相手の娘が怖くて逆らえないことにつけ込み、その友人も暴行した事案で、卑劣さが際立っている」とし「女児らの心身に与えた影響は図りしれないにもかかわらず、反省の態度が認められない」と断じた。

2014年3月29日 (土)

低コストの陽子線がん治療システム、北大、日立

 1時、就寝。

 7時に起床し、大粒納豆、イカの刺身、板わさでご飯2杯の朝食をとる。

 午前中は、市内各地で依頼を受けた各種調査を行う。

 13時、自宅に戻り、6つ切りの食パンをトーストし、マヨネーズで和えた挽き割り納豆をのせた納豆トースト、低脂肪乳、無塩トマトジュースで昼食。

 食後から事務所で年度末の各種手続きや会社関係の仕事を行う。

Dcf00014 17時30分、姪っ子が夜まで独りでお留守番をすることになったので、晩ご飯としてオムライスを作る。
 肉が無かったので油揚げ、玉葱、パプリカ、グリーンピースでケチャップライスにし、最後は半熟卵をかける方式。手術した左手の動きがまだ悪いため、形が崩れてしまった。

Dcf00015 18時30分、「安兵衛 柏崎店」(電話:0257-24-8321)にて、懇談。
 グラスが凍っている上に、尋常ない量の氷が入っているキンキンに冷えたハイボールを飲みつつ、焼き鳥などをつまみ、政治関係の話を中心に盛り上がる。

 22時、自宅に戻り、熱めのシャワーを浴びたのち、読書。

 先日の平成26年2月定例会での一般質問においても、核医療の施設誘致等に関して問い質したが、会田市長は

「原子力発電所があることと核医療の関係性がわからない。」

と開いた口がふさがらない答弁をしていた。
 柏崎市役所でも購読している『原子力産業新聞』には、核医療の最新動向も随時掲載されている。普段からアンテナを張って、情報収集していない証拠である。
 核医療分野は開発スピードも早く、コスト低減にも積極的に取組まれている。やはり我が柏崎市、そしてお隣の刈羽村と協力して、研究機関を含め、誘致を検討すべきであろう。


平成26年3月13日『原子力産業新聞』

陽子線治療装置に販売承認得る
日立と北大が開発

 日立製作所は7日、北海道大学と共同開発を進めていたコンパクトで低コストな陽子線がん治療システム「陽子線治療システムPROBEAT-RT」について、薬事法に基づく医療機器の製造販売承認を取得したことを発表した。2013年度中に、同システムを使用した治療が北大で開始される予定。
 陽子線がん治療の世界的な普及をめざし、コンパクトで低コストな陽子線がん治療装置として開発、照射方式をスポットスキャニング照射方式のみに特化することを前提に、北大の放射線治療で培ってきた知見と、日立の持つ設計技術の融合により、カントリー・照射ノズル・加速器を小型化し、装置の機器配置を見直すことで全体をコンパクト化、同時に使い勝手のよい国際競争力を高めた治療システムを実現した。システム全体の設置面積は約7割に縮小した。

2014年3月28日 (金)

平成26年度柏崎市農業委員会業務計画
柏崎の浜の芸術品?

 2時、就寝。

 7時に起床し、大粒納豆、白身5個と黄身2個の目玉焼き、牛蒡の漬け物、しめじと豆腐の味噌汁でご飯2杯の朝食をとる。

Dcf00001 8時過ぎ、お泊まりした姪っ子を連れて、鵜川河口から柏崎港まで歩く。この時期の鵜川河口に堆積した砂が面白い模様を描いているとの情報を頂いていた。
 実際に見たところ、教えてもらった通り、自然の芸術品であった。これも観光資源かも知れない。

Dcf00004

 また以前、マリンスポーツを楽しむ方と海の中に入って蛤などを捕る方とのトラブルがあったが、今日も数名の方が蛤を捕っていた。
 浜辺にもズリズリと動いている蛤がいたため、問題にならない程度を手づかみで捕る。

Dcf00006

 11時、事務所に戻ったところで来客。

Dcf00008 11時50分、細めのスパゲティをアルデンテに茹で、捕ってきた蛤、乾燥バジル、ニンニク、日本酒でボンゴレ風蛤スパゲティを作って、野菜ジュースとともに昼食にする。
 まだ砂出しが十分ではなかったため、たまにジャリッと来る感じであったが、地元の味として堪能した。

Dcf00009 13時、市役所に移動し、13時30分から農業委員として、第33回農地部会に出席。
 議題は農地法第3条許可申請4件、農地法第4条許可申請1件、農地法第5条許可申請7件、農業経営基盤強化促進事業に基づく農用地利用集積計画の決定について(一般分 賃借権 新規設定)、農業経営基盤強化促進事業に基づく農用地利用集積計画の決定について(一般分 賃借権 再設定)、農業経営基盤強化促進事業に基づく農用地利用集積計画の決定について(一般分 使用賃借権 新規設定)、農業経営基盤強化促進事業に基づく農用地利用集積計画の決定について(一般分 使用賃借権 再設定)、農業経営基盤強化促進事業に基づく農用地利用集積計画の決定について(円滑化分 賃借権 再設定)、農業経営基盤強化促進事業に基づく農用地利用集積計画の決定について(円滑化分 一般法人等 賃借権 再設定)であり、すべて原案可決、許可となった。
 報告事項は1件で、農地法第3条許可の専決処分。

 休憩をとり、14時15分から第18回柏崎市農業委員会総会が開会となり、「平成26年度 柏崎市農業委員会業務計画」が議題となり、承認。
 内容は以下の通り。


平成26年度 柏崎市農業委員会業務計画

Ⅰ 事業方針
1 農業・農村及び農業委員会を巡る情勢と課題
 日本経済の再興と戦後レジームからの脱却を掲げた安倍政権は、昨年からの積極的な金融緩和により、リーマン・ショックに端を発した円高やデフレを跳ね返し大手企業の収益改善に寄与しているものの、大多数の国民が景気回復を実感するまでに至っていない。そのため、今後積極的に規制を見直し、大胆な改革を行うこととして、民間主導の「産業競争力会議」、「規制改革会議」等で検討を進めている。
 農業分野では、「攻めの農業政策の推進」を掲げ、民間企業の農業参入や農林水産物の輸出拡大、農業の6次産業化の推進などに具体的な取り組みが始められている。
 本年度からスタートする「新たな農業・農村政策」では、今通常国会において、中間管理機構関連2法についての予算が成立し、県においても、具体的な体制作りを進めている。また、政府は経営所得安定対策の見直し、水田フル活用と米政策の見直し、新たな日本型直接支払の創設を実施することとしており、平成26年度農林水産業施策に対し、平成25年度分として約4,300億円の補正予算を加え、総額2兆7,578億円と前年度比120%となる積極的な予算措置を行っている。
 農業委員会系統組織を巡っては、「農地の多面的支払制度」や「農地中間管理機構」の運営に必要な農地台帳・地図システムの公表が求められるとともに、「人・農地プラン」のフォローアップ、農業の6次産業化に向けての支援等、活かすべき農地と担い手(借受者)の交通整理と情報管理体制の強化、いたずらに農地の転用や改廃が生じないような農地制度の適正な運用が課題となる。
なお、「規制改革会議」や「地方分権改革有識者会議」等を舞台に進められてきた、農業委員会の組織及び運営についての改革検討は、6月を目途に結論を出すべき検討が進められており、この動きを注視するとともに、組織自ら「農業委員会活動の見える化」や「取り組み活動の事例化」など積極的な情報発信に努める必要がある。
また、関係参加国の合意が先送りとなったTPP交渉参加を巡る動きでは、衆参両議院農林水産委員会での5品目除外決議により「聖域なき関税撤廃を前提とする限りTPP交渉参加に反対」としているが、今後の交渉経過を注視していかなければならない。

2 事業の実施方針
 農業・農村及び組織をめぐる上記の情勢と課題を踏まえ、平成26年度は、農政対策の最も重要な年として位置付け、「農地中間管理事業」への積極的な関与により、担い手への農地集積を進めるとともに、遊休農地解消を加速化し、法人経営、大規模家族経営、集落営農等の多様な担い手による農地のフル活動を目指す。農地のフル活用を実践するに当たっては、地域の将来を考えた「人・農地プラン」が重要となっており、農業委員会としても、引き続き集落の合意形成に積極的に参画し、担い手への農地集積や新規就農者施策の推進を図っていくこととする。
 政府のTPP参加交渉に対しては、今年度も引き続き、関係機関と連携しながら、農林水産業が安心して経営できるように、聖域なき関税撤廃を前提とする限り交渉参加に反対する運動を展開していくこととする。
 また、農業者の公的代表組織として、日ごろの農業委員による相談活動等を通じた、現場の声を農政に反映させていく取り組みを強力に進めることとする。
 さらに、本年度は、農地・農業委員会の在り方検討をめぐる動きを注視するとともに、引き続き農業委員会組織・制度に関する理解促進を図り、①地域の担い手の確保・有効利用を進める活動の推進、②農業委員会活動を広くアピールする「目に見える活動」の実践に向けた取り組みを強化する。
 これらの活動の展開に当たっては、行政機関や農業団体と連携を図るとともに、農業委員会の活動強化に資するための各種研修会等に積極的に参加していくこととし、事業推進の重点を以下のとおりとする。

(1) 農地法等の円滑かつ適正な取り組み
 農地法の目的である優良農地の確保と効率的な利用を進めていくため、適正かつ円滑な運用に万全な対応を図るとともに、農地中間管理機構関連2法による「担い手への農地の面的集積」及び「遊休農地の解消」について、その取り組みと成果が注目されていることから、目に見える形でしっかりと取り組む。
 また、農業委員会における「農地台帳」の整備・公表が法定化されたことから、その整備やインターネットその他の方法による公表や、遊休農地の利用意向調査など新たな課題に的確に対応していく。
(2) 農業・農村、農業経営の現場の声を反映する農政活動の推進
 政府は、農林水産業・地域の活力創造プランにおいて、農地中間管理機構の創設、経営所得安定対策の見直し、水田フル活用と米政策の見直し、日本型直接支払制度の創設を4つの柱として掲げ、農政改革を推進している。現在交渉が進められているTPP交渉においても、予断を許さないものがある。
 また、中山間地域の農業振興や鳥獣害対策、消費税引き上げ後の対応等も重要な課題として上げられている。
 これらを踏まえ、農業委員会は、平成26年度を農政改革の重要年度と位置づけ、農業者の公的代表組織として、現場や関係機関の声を集約しながら農業施策に反映させるための建議・提案・要請活動に活かす。
(3) 農地中間管理事業の推進
 農地中間管理機構を活用した担い手への農地集積を推進するために、農業委員会が果たすべく役割は、農用地利用配分計画案の作成に当たっての「地域との調和要件」の確認や遊休農地の所有者等に対する利用意向調査等、関係機関・団体と連携しながらの、積極的な関与が期待されている。
 そのために、農業委員自らの「地域に根ざした活動」として、その意義や内容が地域の農業者等に浸透するよう、普及・啓発活動を推進していく。
(4) 「人・農地プラン」のフォローアップへの積極的な参画と実践
 農地中間管理機構が十分に機能していくためにも、地域における徹底した話し合いを積み重ねることが必要不可欠であるとして、国会修正により「人・農地プラン」が法定化された。
 市では平成24・25年度で全ての集落・地域において90のプランを作成したが、今後さらに成果を上げていくためには、その変更も必要となってくることから、「人・農地プラン」の見直しに当たっての合意形成に農業委員会が積極的に参画するとともに、農地情報の提供等により、担い手への農地の集積・集約の具体的な成果に結びつける。
(5) 農地パトロール活動(農地利用状況調査)の推進
 農地の利用状況調査・荒廃農地調査との一体的な実施と位置付け、農地の無断転用防止や不法投棄防止等へ適切に対応するため、農業委員の地区担当制による農地パトロール活動等の計画的な取り組みを行う。
 また、農地法の改正による遊休農地の利用意向調査など新たな課題に的確に対応するために、農地の利用状況調査を強化する。
(6) 農業者年金の加入推進
 農業者年金は、農業者の老後生活の安定と福祉の向上を図るための農業者だけが利用できるメリットの多い安心な制度であることを広く周知するとともに、加入推進部長を中心としてJAと連携し、日常的な相談活動や戸別訪問等を積極的に行う。
(7) 全国農業新聞の普及拡大
 農業委員と農業者・地域との「絆」づくり活動を展開し、農業委員会法に位置付けられている地域農業の振興、担い手の経営発展のための「情報提供活動」である全国農業新聞の普及拡大を図る。

Ⅱ 事業の実施計画
(1)会 議
 ・総 会  選挙後の初回、及び会長が必要と認めるとき
 ・部 会  毎月末予定、及び各部会長が必要と認めるとき
 ・運営会議 随時
 ・広報会議 発行前3回程度(年2回発行)
 ・小委員会 必要の都度
 ・その他業務運営上必要な会議
(2)事業関係
 ・農業委員会等に関する法律第6条による法定所掌事務
 ・農政関係の諮問・答申、建議
 ・関係機関等との意見交換による意見集約
  認定農業者等連絡協議会
  JA柏崎経営管理委員会
  市議会産業建設常任委員会
 ・農地中間管理事業の推進
 ・農地基本台帳の整備と公表への対応
 ・遊休農地の発生防止と解消
  農地パトロール・農地利用状況調査・荒廃農地調査
 ・「人・農地プラン」のフォローアップ
 ・担い手の確保・育成支援
  認定農業者などの担い手への支援
  地域の実態を踏まえた農業生産法人や集落営農等の育成
 ・農業経営基盤強化促進法に基づく農地の流動化促進活動
 ・優良農地の確保と農地利用集積のための世話役活動
 ・農地保有合理化事業(新潟県農林公社)の推進
 ・農業者年金加入者拡大の推進
 ・農業・農業者等に関する情報提供活動
  全国農業新聞普及推進活動
  農業委員会だよりの発行(年2回発行)
  賃借料情報の提供
 ・農業委員会委員選挙人名簿登載申請書の審査(1月)
 ・各種研修会への参加
(3)その他
・ 法令に基づく必要な事項


 15時、市内某所での防災に関する打ち合わせ。

 17時、自宅に戻る。

Dcf00005 18時30分、湯豆腐、スーパーで安くなっていた冷凍ものジンギスカンともやしの炒め物、小粒納豆と大根おろしの和え物、ビール500ml3本で夕食をとる。
 冷凍もののジンギスカンは、ラムではなく、マトン。しかも懐かしい感じの臭いが強烈かつ固いものであった。
 砂抜きが終わった頃となった蛤も網焼きにし、薄口醤油を垂らして堪能。

Dcf00010

 22時、風呂に入ったのち、事務所で各種参考資料を読み込む。

2014年3月27日 (木)

放射脳、卒倒の「ラジウム納豆」
年間被曝1mSvで癌になるという方・・・

 2時、就寝。

 7時に起床し、大粒の「栃尾又温泉のラジウム納豆 新潟県産大豆」(栃尾又温泉 時在館  電話:025-795-2211)、秋刀魚の缶詰と玉葱のマヨネーズ和え、牛蒡の漬け物でご飯2杯の朝食をとる。
 この「ラジウム納豆」は、我が新潟県のラジウム温泉・栃尾又温泉のお湯で、新潟県産大豆を一日漬け込み、発酵技術・仕事の丁寧さで日本屈指の実力をもつ、小出の大力納豆が製造したものである。

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 柏崎市議会において、年間1mSvでも(必ず?)癌になる可能性、健康被害が・・・と非科学的な主張をする議員がいるが、この納豆の存在を知れば卒倒するであろう。
 微量の放射線は人体本来がもつ免疫能力を高める(ホルミシス効果)。健康に寄与する納豆の化学的影響(ナットウキナーゼ等)に加えての健康効果を是非、多くの方に試してもらいたい。
 ちなみに、1mSvで癌を主張した御方は、某コースの人間ドックを受けているとの話を聞いた。そのメニューに含まれる通常のCT(ヘリカルCTではない通常もの)による検査は、機種によるものの年間ではなく一発で、平均6mSv~7mSvの被曝。そこには突っ込まないようである。

 9時、事務所に来客。

 自民党柏崎支部の事務所に移動し、10時から来年の統一地方選挙、新潟県議会選挙・柏崎刈羽選挙区に関する立候補予定者についての三役会、打ち合わせを行う。
 自民党内で立候補予定者が複数いるものの、他にも保守系候補者候補がいるであろう、とのことから、

・自民党柏崎支部での候補者擁立。
・柏崎支部一体となっての選挙活動を行う。
・4月中には候補者を決定。

との方針が決まった。

 13時、自宅に戻り、おにぎり2個(麹漬け納豆、筋子)、魚肉ソーセージ、モクズ蟹出汁で昼食。

 14時、16時、17時と事務所に来客があり、選挙、柏崎市政、パソコン関係と多種多様であった。

Dcf00005 20時30分、春の訪れを告げる蕗の薹の天ぷら、すり下ろし海老と九条葱のしんじょ、脂がたっぷりのった鯖の昆布シメ、小粒納豆と大根おろしの和え物、ビール500ml4本で夕食。
 蕗の薹の天ぷらを粗塩で食べると春が来たな、という感じになる。

 食後から事務所で事務仕事。年度末ということもあり、依頼が多い。

2014年3月26日 (水)

水面下で進む、中国海軍の侵攻
たじりや「水菜ラーメン」

 2時、就寝。

 7時に起床し、大粒納豆、ベーコンエッグ、イカと数の子漬け、頂き物のギバサの味噌汁でご飯2杯の朝食をとる。

 8時過ぎから事務所で事務仕事。『財界にいがた』2014年5月号に柏崎・刈羽選挙区の新潟県議会議員選挙の話が掲載されているとのことで、電話での問い合わせが相次いだ。

 10時から弔問。

 12時、自宅に戻って、着替えをし、市内まわり。

Dcf00002 12時40分、某氏と「味の店 たじりや」(電話:0257-22-3252)に行き、「ねぎと水菜のラーメン(辛口) 680円」を「大盛り +100円」で昼食。
 非常に残念なことに、老舗であるこのお店が今月いっぱいで閉店とのことで、この味を覚えておかねばと来た次第である。

 「閉店だから、これまでのお礼」

と、なんと200円引きという、逆にこちらが恐縮してしまうサービス。我が柏崎が誇る老舗店が無くなるのは寂しいものである。

Dcf00009

Dcf00010 食後、「ぷんと・ぷんて」(電話:090-1034-2913)にて、「マサラ・チャイ 400円」を飲みながら、引き続き懇談。
 スパイシーかつ茶葉の香りがするマサラ・チャイは、本場インドではカルダモン、シナモン、クローブ、ジンジャーの量によってそのお店独自のものがあり、人それぞれに行きつけのお店というのがある。今度、インドに行った際には飲み歩きをしてみたい。

 14時30分、事務所に戻り、依頼されたパソコンの修理2件、資料作成を行う。

Dcf00001 19時、東栄町会館に移動し、平成25年度第12回東訪振興協議会理事会にアドバイザーとして出席。
 平成25年度としては最後の理事会であり、元気なまちづくり事業補助金の報告書や次年度の総会に向けての用意などについて話し合った。

Dcf00006

 20時30分、自宅に戻り、スーパーで半額になっていた刺身盛り合わせ(鮪、イカ、鰤)、豆腐と水菜の蟹出汁煮込み、小粒納豆、ビール500ml4本で夕食をとる。
 地元で獲れたモクズ蟹で出汁をとったスープストックを使ってみたが、旨味が強く、ポン酢の酸味が負けるほどであった。

 食後から事務所で事務仕事。

 中国海軍らしき潜水艦が、我が国の接続水域で潜没航行し、各種調査をしているという。これ以上の行為(領海侵犯)に及ぶようであれば、きちんと法整備をし、「国籍が不明なまま」で撃沈、いや轟沈させるべきである。
 甘い対応、毅然とした態度をとらないことが、戦争を呼び込む。火事にならぬよう、我が国に手を出したら火傷をする、これを実践することが大切である。


平成26年3月21日『産経新聞』 

接続水域に中国潜水艦
宮古島周辺を潜没航行
10カ月ぶり

 防衛省は20日、国籍不明の潜水艦が沖縄県の宮古島周辺の日本の接続水域(領海の外側約22キロ)を、海中に潜没したまま航行したと発表した。
 防衛省は国籍を明らかにしていないが、中国海軍の潜水艦とみられる。
 中国海軍所属とみられる潜水艦の接続水域内での潜没航行が明らかになったのは昨年5月以来10ヵ月ぶりで、接続水域内での航行を常態化させようとする中国側の狙いが改めて鮮明になった。
 防衛省によると、海上自衛隊のP3C哨戒機が19日夜、宮古島の南東の海域を北西に進む潜水艦の航行を確認。潜水艦は20日午前には接続水域を出て、同島北東の海域を北西に進んだ。日本の領海への侵入はなかった。
 接続水域は領海の外側にあり、潜没航行は国際法違反には当たらない。しかし、政府は「潜没航行をする外国潜水艦が日本領海に侵入し徘徊(はいかい)を継続する場合」を現行の自衛隊法などで対処困難なグレーゾーンとみており、中国側には接続水域への航行を常態化させ、いつでも領海侵入を行える能力を示す意図があったとみられる。
 中国潜水艦は昨年5月2日に鹿児島県の奄美大島周辺、同12~13日に沖縄県久米島周辺、同19日に同県南大東島周辺をそれぞれ航行した。今回の確認地点も第1列島線を越えており、防衛省では、潜水艦が昨年5月に確認されたものと同一のものか、慎重に確認作業を進めている。

2014年3月25日 (火)

平成26年柏崎市議会2月定例会(第8回会議)閉会
シティセールス、防災と鉄道、職員不祥事

 2時、就寝。

 7時に起床し、大粒納豆、紅ショウガ入り薩摩揚げ、なめ茸おろしでご飯2杯の朝食をとる。

 9時過ぎ、市役所に移動し、図書室で本会議の討論資料を作成。

Dcf00001 10時から本会議、長かった平成26年柏崎市議会2月定例会の最終日である。
 まず最初に新年度予算

「議第35号 平成26年度一般会計予算」

の討論、採決となったので、以下のように意見を付するための賛成討論をした。


 「議第35号 平成26年度一般会計予算」に対し、意見を付しての賛成討論をしたい。
 昨年末の一般質問でも問い質したシティ・セールスについては、(着手が)いささか遅かった感はあるものの、我が柏崎市の発展を願えば、早急に取り組むべきもの。
 その進め方について、委員会等の審議においては、「これから魅力を磨く」といった答弁があった。
 これから新たな魅力として創造するものもあるが、これまで我々の先人が取り組んできたもの、いつの間にか埋もれてしまったもの、例えば「海の柏崎」の売りであった海の水族館など、これまでの資産を掘り起こすことに取り組んでもらいたい。
 また、シティ・セールスにおいては、今ほど述べた既存の資産の魅力を高めるという事に加え、ユニーク・他の自治体に無いものを使う、という王道の手法がある。
 事例でいえば、日本海側で唯一のキャラクター館である
 「昭和懐物ランド こどもの時代館」。本年度予算において老朽化した建物の取り壊しをするための設計委託は上がっているため、その意味では理解するが、このコンセプト自体を捨て去るのはシティ・セールスにとっては大きなマイナスである。安倍政権で積極的に取り組まれている「クールジャパン構想」にも合致するもの。審議のなかの答弁では、今後、コレクション出展者とも話合い、場所等も含めて検討するということなので本予算は賛成するものの、独自の武器をわざわざ捨て去ることがないよう望む。これは、「こどもの時代館」だけのことではなく、繰り返すようだが、
既にある資産、ユニークなものこそ生かすということを十分に理解されたい。

 次に、市職員の連続する不祥事についてである。業務上の不手際、ケアレスミステイクでの処分の多さはもとより、業務外のこととはいえ、昨年の万引き事件に引き続いての迷惑行為での検挙であり、その処分は甘いとしか言いようがない。そもそも懲戒処分の基準自体が、時代に合っておらないばかりか、連続する不祥事の歯止めにもなっていないのが実態。予算額として金額が明示されているわけではないが、総務常任委員会での議論があったように、新年度にあたっては会田市長の判断でできる懲戒処分の基準の見直しを求めたい。

 もう一点、防災と鉄道についても意見を付したい。
 鉄道に関しては、日本海縦貫鉄道の可能性を探るため、十分にフリーゲージ等の研究を引き続き行ってもらうとともに、越後線の利用についても検討してもらいたい。それは、防災との関係からである。原子力災害が起こった際の避難、大量輸送に強みがあるのが鉄道であり、その点では越後線があることは柏崎の強み。他の自治体の避難計画とは違う、独自の視点を盛り込んでもらいたい。

 部、課をまたぐ指摘事項であるため、本討論にて指摘し、本議案に賛成の討論とする。


 賛成多数で平成26年度予算が成立し、続いて以下の議案がそれぞれ賛成多数で可決。

「議第36号 平成26年度国民健康保険事業特別会計予算」
「議第37号 平成26年度後期高齢者医療特別会計予算」
「議第38号 平成26年度介護保険特別会計予算」

Dcf00005 12時から休憩となったので、図書室に戻り、持参してきた安売りだった鮨セット(サーモン、帆立、イカ、鮪、炙りサーモン、ゲソ、小鰭、玉子焼き)、魚肉ソーセージ、低脂肪乳で昼食をとる。
 食事中、海外からの視察対応についての依頼があり、各方面へ問い合わせを行う。

 13時から本会議が再開となり、以下の議案がそれぞれ賛成多数で可決。

「議第39号 平成26年度土地取得事業特別会計予算」
「議第40号 平成26年度墓園事業特別会計予算」
「議第41号 平成26年度ガス事業会計予算」
「議第42号 平成26年度水道事業会計予算」
「議第43号 平成26年度工業用水道事業会計予算」
「議第44号 平成26年度下水道事業会計予算」
「議第45号 庁舎整備基金条例の制定について」
「議第46号 特別職の職員で非常勤のものの報酬、費用弁償及び実費弁償に関する条例の一部を改正する条例の制定について」
「議第47号 職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定について」
「議第48号 文化財保護審議会設置条例の一部を改正する条例の制定について」
「議第49号 電気自動車等の普及の促進に関する条例の一部を改正する条例の制定について」
「議第50号 一般旅券収入証紙購買基金条例の制定について」
「議第51号 消防長及び消防署長の資格を定める条例の制定について」
「議第52号 手数料条例の一部を改正する条例の制定について」

「議第59号 史跡・飯塚邸設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例の制定について」
「議第64号 使用済核燃料税条例の一部を改正する条例の制定について」
「議第53号 妊産婦及び子どもの医療費助成に関する条例の一部を改正する条例の制定について」
「議第54号 教育委員会事務評価委員会設置条例の制定について」
「議第55号 市立教育センター設置条例の一部を改正する条例の制定について」
「議第56号 青少年問題協議会設置条例の一部を改正する条例の制定について」
「議第57号 社会教育委員設置条例の一部を改正する条例の制定について」
「議第58号 公営企業の設置等に関する条例の一部を改正する条例の制定について」
「議第60号 平成25年度一般会計補正予算(第12号)」
「議第61号 平成25年度ガス事業会計補正予算(第5号)」
「議第62号 平成25年度水道事業会計補正予算(第5号)」
「議第63号 平成26年度一般会計補正予算(第1号)」

 続いて、職員懲戒審査委員5名の選任、人事擁護委員候補者の推薦、固定資産評価員の選任の人事案件があり、すべて同意となった。
 ここで以下の3件追加議案があり、いずれも即決で可決。

「議第65号 平成25年度一般会計補正予算(第13号)」
 平成25年度中に終了できない事業(総額約5.6億円)についての繰越明許費の追加、繰越金を財政調整基金に積立て1億1418.8万円。

「議第66号 東日本大震災に係る被災者に対する国民健康保険税の減免の特例に関する条例の一部を改正する条例の制定について」
 平成24年4月2日から平成27年3月31日までの延長。

 当局側提出の議案が終わったところで、3件の議員発案の質疑応答、討論、採決となった。

「議員発案第1号 「特定秘密の保護に関する法律』の廃止を求める意見書(案)」(提出者:社会クラブ)

 先日の総務常任委員会において、同内容の請願に対し、質疑応答、反対の意志を示していたので、提出議員に質疑することもなく、反対。
 賛成は社会クラブ、共産党、柏崎のみらいのみで結果、否決となった。

「議員発案第2号 立憲主義を否定する集団的自衛権行使容認の「解釈改憲」に反対する意見書(案)」(提出者:共産党)

 簡単な質疑だけ行って、反対の討論を以下のように行った。

Q.内閣法制局の最終的な責任者は誰と認識しているのか。
A.内閣法制局長官が最高責任者だと思う。


 「議員発案第2号 立憲主義を否定する集団的自衛権行使容認の「解釈改憲」に反対する意見書(案)」に対し、反対の立場で討論をする。
 まず自衛権そのものの
日本国憲法との整合性について、最高裁は1959年(昭和34年)砂川判決で、次のように認めている。

1.憲法9条は、戦争放棄と戦力保持の禁止とを定めているが、これにより我が国が主権国として持つ「固有の自衛権」は否定されるものではなく、我が憲法の平和主義は、無防備・無抵抗を定めたものではない。

 つまり日本国憲法自体は、「固有の自衛権」を否定していない。
 そして、「固有の自衛権」とは何か。
 我が国は、国連憲章を憲法上の手続きに従って批准している。
 国連憲章第51条〔自衛権〕には、こうある。

「国際連合加盟国に対して武力攻撃が発生した場合には、安全保障理事会が国際の平和及び安全の維持に必要な措置をとるまでの間、個別的又は集団的自衛の固有の権利を害するものではない。」

 つまり、固有の自衛権には個別的、集団的自衛権があり、国連憲章を批准している国には両方有している。当然、我が国も個別的、集団的自衛権の両方を有しているのは明白である。
 
そして、これまで内閣法制局の判断により「集団的自衛権の行使は禁止される」と解釈されてきたが、法解釈が正しいかどうかについては、最終的には最高裁で争われる。
 先にも述べたように最高裁判決においては、「固有の自衛権」自体は否定されていない。
 内閣法制局の仕事は、法解釈について内閣に意見を述べることであり、どのような解釈をするか、これまでの解釈を踏襲するかも含めて内閣の責任であり、最終的には内閣総理大臣の責任となる。
 内閣法制局は総理大臣の部下であり、総理の決定が優先するのは当然で、本意見書で指摘する安倍首相の発言

「(政府の)最高責任者は私だ。政府の答弁に私が責任を持って、その上で選挙で審判を受ける」

正しいものである。
 選挙においては、これまで直近の国政選挙、2012年衆議院選挙の自民党マニフェストでは、

日本の平和と地域の安定を守るため、集団的自衛権の行使を可能とし、「国家安全保障基本法を制定します。

と明確に約束をし、自民党の勝利によって政権交代が実現している。
 また、昨年2013年の参議院選挙においても、自民党マニフェストで集団的自衛権行使を前提とした

「国家安全保障会議」の設置、「国家安全保障基本法」「国際平和協力一般法」の制定など、日本の平和と地域の安定を守る法整備を進めるとともに、統合的な運用と防衛力整備を主とした防衛省改革を実行します。

としている。つまり、民主主義の観点においてもマニフェストに明示したうえで自民党が圧勝している。
 当然のことながら、本意見書で指摘する「立憲主義を乱暴に否定するもの」とは言えないため、反対する。


 賛成は社会クラブ、共産党、柏崎のみらいのみで結果、否決となった。
 ここまでの2つの議員発案の採決で左翼体質の会派がハッキリした。
 某暴力議員の野次は、

 「平和があっての成長戦略だぞ!」

と、誰も戦争などと言っていないのに、意味不明であった。

「議員発案第3号 成長戦略のもと雇用の安定を求める意見書」(提出者:大志民友)

 この意見書については、賛成者として署名もしていたため、賛成。結果、賛成多数で可決となった。

Dcf00006  14時45分に終了となり、議員有志とともに、引き続き2大学新入生歓迎ビデオに使う、「恋するフォーチュンクッキー」の撮影。
 手を回しながら前に移動し右手指を上へ、手を回しながら下がり、右手指を下へ、という踊りである。ただ、真面目にやっては面白くないので、「コイツ一人、間違ってんぜ」風に、コマネチを入れた。

 図書室で諸雑務をしたのち、16時30分、事務所に戻る。

Dcf00003 18時30分、「えんまのタン焼 呑舌」 (電話:0257-41-5775)に移動し、第63回、二十三夜講に出席。
 豆腐や鍋をつつきながら、ビール、日本酒を飲み、多種多様な世代での懇談である。色々な話題がでたが、やはり市役所庁舎の移転問題、新潟県議会議員選挙などのホットなものがメインであった。

 20時30分、ある集まりの会に顔を出させてもらい、市政に関する質問を受ける。

 22時、自宅に戻り、熱めのシャワーを浴びて、酔いを醒ます。

 23時から事務所で事務仕事。

2014年3月24日 (月)

祝!第105回柏崎小学校卒業式
シベリア抑留・柏崎市出身者の遺書

 2時、就寝。

 7時に起床し、大粒納豆、鯖の水煮と玉葱の和え物、蜆の味噌汁でご飯2杯の朝食をとる。

Cimg2362 9時過ぎ、母校である柏崎市立柏崎小学校に移動し、校長室で懇談。
 柏崎市立柏崎小学校は今年創立140周年であるが、卒業式は第105回となり、数字がずれている。これは、明治42年に現在の制度に移行したためである。

Cimg2363 9時30分から第105回卒業式に来賓出席。
 今年の卒業生は「にじいろ学年」71名(27126番~27196番)。在校生の合唱「心のなかにきらめいて」(作詞:田崎はるか 作曲:橋本祥路)のあと、卒業生の感動の合唱「旅立ちの日に・・」(作詞、作曲:川島あい)が続いた。
 クラブ活動「昔遊びクラブ」で一緒に遊んだ生徒や多くの知り合いの子も多く、気持ちが入っているだけに、卒業生退場の際、担任の先生が卒業生一人一人に花を渡す姿は感動的であった。
 中学校生活での益々の活躍を祈りたい。

 11時、一旦、自宅に戻ったのち、市内某所に行き、打ち合わせ。

Dcf00011 13時、自宅に戻り、「但馬牛 牛めし 減塩(減塩醤油使用43%カット) 1100円」(まねき食品株式会社  電話:079-224-0255)とジャスミンティーで昼食をとる。いわゆる駅弁であるが、電子レンジでそのまま温めることができるため、チンチンに熱くしたところ、酢の物から強烈な香りがでてしまった。手間を惜しまずに、取り出してから加熱すればよかったと反省。

 13時過ぎ、市役所に移動し、図書室や他会派の会派室で明日の議会最終日に向けた準備や資料作成を行う。

 17時30分、事務所に戻ったところで来客。

Dcf00012 20時30分、チキンのバジル焼き、紫蘇味噌巻き、桜チップで燻したベーコン、小粒納豆、トマトとモッツアレラチーズのサラダ、ビール500ml4本で夕食をとる。
 桜チップで燻したというのが売りの市販のベーコンであったが、個人的にはスモーク感がちょっと不足気味。ガツンとくるスモークベーコンにビールを合わせたい。

 食後から事務所で事務仕事。

140324_svy 某PTA関係者から映画『ジョバンニの島』 の上映会をできないか、というお話があった。シベリア抑留が描かれている作品であり、是非、平和を考える意味で、多くの柏崎市内の子供たちに観てもらいた映画である。
 シベリア抑留では、我が柏崎市においても多くの先人が苦難を乗り越え、また悲劇もあった。
 今年、平成26年1月に靖國神社で社頭掲示された遺書は、比角出身の21歳の青年のものであり、以下にご紹介したい。
 本ブログでも何回も書いたインパール作戦等のビルマ戦線をはじめ、多くの戦地やシベリアには我々の先輩が祖国に帰りたいと思いながら、いまだ遺骨として現地に眠っている。


書き遺す事

陸軍上等兵 吉野浩蔵命
昭和21年1月30日
ソ連シべリヤセミノフカ地区
第十二収容所にて戦病死
新潟県柏崎市比角出身 21歳

 此の期に及んで何も書き遺す事も御座なく候へども、此の世の名残に一筆書き残し候。
 万一小生戦死の報行くも、小生は欣然(きんぜん)として国難に殉じ、笑って帝国の礎石となり候間、決して嘆く間敷(まじく)候。
 顧れば生を受けてより二十年、只御厄介になるのみにて、何一つとして親孝行も致さず、今更ながら後悔の外無之(これなく)候。
 然しながら忠孝一本とか君に忠なる事、即ち親に孝と存じ候。
 我軍の戦況、愈々不利に相成候へども、小兵等は日本の国民として情勢の如何に拘らず全力を尽して、自己の任務に邁進すべきと存じ候。
 夜青白き月光の木陰よりもるゝを見れば、想ひは速く故郷の空にはしリ申し候。
 小生の亡き後も皆様には、帝国軍人の遺族として見苦しき事のなきやう、勝利の日迄仇敵米英の撃滅に邁進致され度候。
 簡単乍ら右を以て遺書と致し候。

昭和20年6月21日 14時
箇山 (済南の南約十五里) にて
雨の音を聞きつゝ

吉野浩蔵
(靖国神社社務所 平成26年1月 拝殿・社頭掲示)

2014年3月23日 (日)

大荒れの台湾立法院、学生・民衆が抗議活動
中国大陸に呑まれるな、加油!台湾

 2時、就寝。

 7時に起床し、大粒納豆、目玉焼き、甘塩鮭、蜆の味噌汁でご飯2杯の朝食をとる。

 8時過ぎから市内で政治的な打ち合わせ3件。ありがたい事に、私の政治活動に対し、次のステップにいくべきとのご意見や実際のご協力のお申し出を頂戴した。切羽詰まった状況にある我が柏崎の状況を何とかしたいという気持ちは一緒であるものの、先立つものなどなかなか高いハードルがある。

 12時40分、自宅に戻り、自家製の梅干し、干し納豆を入れた梅納豆茶漬け、粗挽きソーセージで昼食をとる。

 14時、甥っ子と姪っ子を預かり、 「昭和懐物ランド こどもの時代館」で遊ばせるとともに、展示内容の確認。

Dcf00005

 「コレクションのまち・柏崎」として、他の自治体にはない珍しい施設であるが、柏崎市としては施設のハードウェアを壊すものの、コンセプトの存続についてはこれから検討するという。
 シティ・セールスにおいては、既存のものの魅力を高める、ユニークなものを使う、という王道の手法があるなか、柏崎市はこれから新たに魅力を磨くという。先行きの計画なく、とにかく建物の取り壊しという選択。まさにアホである。

 16時30分、事務所に戻ったところで、来客。

Dcf00001 18時40分、鶏モモ肉、牛肉モモ赤身、ブロッコリー、玉葱、人参、ジャガイモをオリーブオイルとバジル、オレガノで炒めたイタリアン野菜炒め、スーパーで安くなっていた鮨セット、巻き寿司セット、小粒納豆、ビール500ml4本で夕食をとる。

Dcf00002 食後から、ノートパソコンの改造作業。お得意の旧IBM製ThinkPad X61の液晶をSXGA+(1400×1050)に変更し、かつバックライトを従来の冷陰極管(CCFL)から、新型のLED、インバーターへの交換作業である。こういったバックライトの交換には、地紋や明るさのばらつきがでてしまうのが、悩みの種であり、かつ技術の差がでてしまう。どうしても地紋をうまく消すことができなかった・・・。

 21時40分、Dcf00004一応の作業を終えたのち、冷蔵庫の中を見たところ、賞味期限を過ぎている生海苔があったので、先日行った「居酒屋一力 上野店」(電話:03-5688-0390)の名物「青のり豆腐(あつあつ) 420円」を自分なりに再現してみた。
 風味良く、それなりの再現ができたので、今後もスーパーで安く生海苔を買えるときには作ろうと思う。

 23時、熱めの風呂に入って、酔いを醒ましたのち、事務所で事務仕事。

 いま台湾が熱い。国民には情報を明らかにしないまま、中国と台湾が互いの市場開放に向け、昨年、「サービス貿易協定」を締結した。台湾にとっては非常に不利な内容、中国に台湾が呑まれると危惧されている。
 さすがに次世代を担う学生をはじめとして反対の声が大きくなり、日本でいう国会にあたる台湾立法院の議場を民衆が占拠するという事態(周辺では連日数万人の応援者が集結)になっている。状況としては、日本の1960年代の学生運動に近いが、愛国という意味ではまったく違う。
 中国共産党が言う「一つの中国」に呑まれることなく、やはり台湾は台湾として頑張ってほしい。
 加油!臺灣、Formosa

 それにしても、この隣国の騒ぎを報道しない日本のマスコミは何であろうか。韓国や中国の事なら大々に報道しているところであろう。


平成26年3月19日『産経新聞』

「中台協定」反対の学生らが議場占拠
台湾「産業切り捨てにつながる」

【台北=吉村剛史】台湾の立法院(国会に相当)で18日夜、中台間のサービス分野の市場開放を目指す「サービス貿易協定」の批准に反対する民間団体の学生たち数百人が警備の警察官を押しのけて庁舎内に乱入し、徹夜で議場を占拠した。台湾メディアによると、一般民衆による議場の占拠は史上初めて。学生らは協定の撤回などを求めて占拠を続けている。
 同協定は昨年6月に上海で締結。電子商取引や医療、旅行業など、中国が80、台湾が64分野を相互に開放するとの取り決めで、台湾の野党は「台湾の弱小産業切り捨てにつながる」などとして反発してきた。
 立法院は17日、協定の批准に向けた審議を委員会で行っていたが、与党・中国国民党の立法委員(議員)が時間切れを理由に一方的に審議を打ち切ったため、反発が広がっていた。

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2014年3月22日 (土)

核融合実験炉ITERに遅れ・・・

 2時、就寝。

 7時に起床し、大粒納豆、根菜類が多い甘めのカレー、野沢菜でご飯2杯の朝食をとる。

 8時過ぎから農業委員会として、担当地区の松波、荒浜、高浜地区をまわる。

 12時、自宅に戻り、おにぎり2個(辛子明太子、麹漬け納豆)、春菊の胡麻和え、たまねぎスープで昼食。昔の春菊に比べて、最近の春菊は臭みも少ないので、食べやすい。

 食後から事務所で事務仕事。昨年も行ったものの、来月末に台湾の澎湖諸島に行くため(3回目の訪問) 、できる限り仕事を前倒しにし、処理する。

Dcf00001r 18時30分、地元の東学校町集会所に移動し、平成26年度東学校町成年会総会に出席する。
 議題は平成25年度の活動報告、平成26年度の活動や役員人事などであり、滞りなく承認、決定した。

Dcf00003r 19時20分から懇親会となり、ピザ、寿司、漬け物などをつつきながら、ビールを注ぎつ注がれつつで、地域行事から世間を賑わしている事件まで幅広い話題で盛り上がった。
 特に、犯人の国籍すらも発表しない『アンネの日記』書籍破りの事件は、その背景も含めて不思議であり、話題となった。

Dcf00004r 21時40分、同じ町内会にある「かしわざき中華食堂 竜王」(電話:0257-21-2444)に入り、「味噌ラーメン 520円」でシメる。
 町内会費も頂戴しているので、もっと利用しなければならないが、なかなかタイミングが合わず、お店で食べるのは初めてである。店員と世間話をしつつ、「ワイン 420円」も追加。

 22時50分、自宅に戻り、熱めのシャワーを浴びて酔いを醒ます。

 23時20分から事務所で事務仕事。

140322_sun 国際的に核融合を実験するプロジェクトである「国際熱核融合実験炉(ITER)」は、現在の核分裂、軽水炉に比べれば半分の50万キロワットほどであるが、高レベル廃棄物の発生も少なく、その他のリスクも低いので、いち早い実用化を望まれている。
 我が国も参加しており、技術的にも中核機器である磁場コイルを三菱重工業が受注するなど、重要な役割を担っている。故に、東日本大震災で部品の供給等が遅れたため、IETRの運転開始を2019年から1年先延ばしにしたこともある。
 その後、順調にプロジェクトが進んでいるかと思っていたが、設計変更が相次ぎ、資金的にも調達が難しい状況になっているという。
 爆発的に増えている人口に対し、今後、エネルギー争奪戦争が起こらないようにするためには、「地上の太陽」のいち早い実現が必要。技術大国として我が国がもう少し手を入れ、世界をリードすべきと思う。


平成26年3月19日『日本経済新聞』

日本参加のエネ計画
核融合実験炉
実現に黄信号

 日本、欧州連合(EU)、米国、ロシアなど7つの国・地域が2020年の運転開始をめざす「国際熱核融合実験炉(ITER)」(仏カダラッシュ)の建設が大幅に遅れることが確実になった。機器や建屋の設計変更が続いたためだ。既に計画は2年遅れ、実現を危ぶむ声も出ている。2兆円近くを投じて化石燃料を代替する「夢のエネルギーの計画に黄信号がともり始めた。

設計変更で遅滞、費用追加負担も

 ITERは太陽で起こっている核融合反応を地上で再現し、膨大なエネルギーを取り出せるのかを探る国際的な共同実験。計算上は1グラムの燃料で石油8トン分のエネルギーが生み出されるという。
 一方、2月に開いた各国・地域による臨時理事会で、機器や建屋の設計が最大23ヵ月遅れているとの報告があった。当初は来年にも建屋の建設を終える予定だった。
 遅れの原因は複雑な製造方法にある。ITERは各国が機器を分担して製造し、フランスで全体を組み上げる。「寄せ集めの機器を本部が管理しきれなくなった」(関係者)。予算の制約や技術的問題から設計変更も相次いだ。
 ITERの総事業費は145億ユーロ(約2兆円)。欧州が費用のほぼ半分を、日本は9.1%を負担する。このままではさらに計画が遅れるのは必至で、巨額の事業費が膨らむ恐れもある。
 米国など各国は追加の予算投入に批判的で、完成を危ぶむ見方もある。財政赤字に直面する日本、南欧が債務危機に陥った欧州はITER計画への追加の予算投入に慎重姿勢で臨む見通しだ。
 一方で日本は技術面のけん引役でもある。超電導コイルや真空容器などのモデルを開発。本部であるITER機構(本島修機構長)にも人材を送り、管理面で重要な役割を期待されている。
 理事会は、計画の遅れを取り戻すため、本部に相当するITER機構を再編することで合意した。設計を管理する専門部署を新設し、機器の設計変更に素早く対応する。6月にロシアで開次回会合までに組織再編に着手する。
 ITERは1985年の米ソ首脳会談で核融合の国際共同開発に合意したのを契機に07年に建設が始まった。日米欧口のほか中国、韓国、インドが計画に参加する。全休の実験計画は35年間を見込み、化石燃料に代わるエネルギー源として今世紀後半にも核融合炉の実用化をめざしている。

2014年3月21日 (金)

元市職員著書『明日を向いて、故郷を信じて』

 2時過ぎ、睡眠時無呼吸症候群(SAS:Sleep Apnea Syndrome)の検査用のキット、鼻のカニューレや血中酸素濃度センサーなどをつけて就寝。

 7時に起床したところ、無意識のうちに鼻のカニューレをズラしたらしく、意味のない検査になってしまった。

 シャワーを浴びたのち、9時、ホテルをチェックアウトし、帰路につく。途中、コンビニで購入した納豆巻き、魚肉ソーセージ、いなばの缶詰「とりささみ」、低脂肪乳で朝食をとる。

 3連休の初日であるからか、関越自動車道に入ったものの、ノロノロの渋滞。眠くならないよう、借りておいた「ドキュメント 太陽の牙 ダグラム」を観る。小さい頃、観ていたときには気付かなかったが、局所的な戦闘が描かれるものの、戦局を大きく変えるところまではいかず、完全に政治アニメである。

Dcf00019 12時40分、やっと関越自動車道の高坂サービスエリア付近まで来たので、「チキンステーキ串 380円」で軽い昼食をとる。
 タンパク質の補給のために購入したチキンステーキ串は、ソースをチリソース、バーベキューソース、塩・胡椒で選べた。つい勢いでバーベキューソースにしたが、これが大失敗。塩・胡椒を選ぶべきであった。

 14時過ぎ、新潟県内に入るも異常なほどの雪となっており、またもノロノロ渋滞となった。

 16時過ぎ、どうにか自宅に到着したところで来客。

Dcf00020 19時10分、絹ごし豆腐、水菜、豚バラベーコンの水炊き、青のりとキャベツ、ポテトチップスで作った野菜お好み焼き、小粒納豆、ビール500ml4本で夕食をとる。
 冷蔵庫の残りもので作った水炊きであったが、黒酢とおろし生姜、牡蠣醤油のたれによく合い、ビールが進んでしまった。

 食後、ホラー映画の「死霊館」を観る。原題の「The Conjuring」は、直訳だと手品といった意味であるが、邦題の方が分かりやすい。

 23時、熱めのシャワーを浴びて、酔いを醒ましたのち、読書。

 元柏崎市職員であった松谷氏が「公務員時代を振り返って89のエール」という副題で『明日を向いて、故郷を信じて』という本をぎょうせいから出版した。
 現市政への批判、すわ『財界かしわざき』か、との憶測もあったが、「”よく”働くための仕事術 ベテラン職員と新人社員の視点から」等、仕事に対する取組みなど、後輩のためのエールとなっている。
 「先進自治体の事例が大好き」というご尤もな指摘もあり、議員の立場としても興味深い内容であり、多くの方に読んでもらいたいと思う。

Cimg2359

 ちなみに、13ページに市議会議員同士の喧嘩騒ぎ、とあるため、やはり自分で私に対し手を出して、こちらが110番通報をしたところ謝罪しつつも、表立っては被害者面の某議員には、キッチリ責任をとってもらわねばならない。
 

2014年3月20日 (木)

シメにヤバイ、矢場とん「わらじとんかつ」

 大浴場、サウナに入って汗を流し、生ビール2杯を飲んでから就寝する。

 8時に起床し、朝風呂。

 9時にチェックアウトし、コンビニで購入した納豆巻き2本、低脂肪乳、味付け卵2個で朝食をとる。

Dcf00005 9時50分、四谷メディカルキューブに到着し、手術した左手のリハビリや術後診断としてのCT撮影、先般のPET検診を含む人間ドックの結果と健康指導を受ける。
 左肘には骨の固定のためのチタンプレートが入っているままであるが、担当医によればアメリカ人の多くはそのまま抜くことはしないが、アジア人は異物が入っているという感覚から抜く人が多いという。

 13時過ぎ、やっと終わり、都内の某社に移動する。

 某社の方と年度末ということで忙しいなか、しばし互いに近況報告。

Dcf00006 14時30分、「名代 富士そば 東中野店」にて、「春菊天そば 370円」に「生卵 80円」を追加して昼食をとる。本当は、「紅しょうが天そば」狙いであったが、完売していた・・・。
 まずそばつゆに浮かんだ生卵の白身をズルッと一口のみ、続いて天ぷらと蕎麦の上下を入れ替える、「妙技・立ち食い蕎麦天地返し」である。春菊天と生卵の黄身は丼の底に沈み、かけそばとして味わう。次第に春菊天がつゆを吸ってモロモロとなり、天ぷら蕎麦の醍醐味がでてきたところで、生卵の黄身を崩し、濃厚なフィナーレにもっていった。

 15時過ぎ、永田町に移動し、調査活動。

 17時30分、徒歩にて東京駅周辺に移動し、せっかくなので「おのぼりさん」よろしく復元の終わった東京駅内を散策する。

Dcf00008

Dcf00009 18時、「メゾン・バルザック」(電話:03-5220-4871)にて、都内勤務の某女子2名とともに懇談。海外旅行やこれまで行った国の文化などを語りつつ、サーモンのせシーザーサラダ、フランス人シェフが選ぶチーズ盛り合わせをつつき、生ビール、ハウスワインの白を飲む。

Dcf00017 20時30分、ほろ酔いになったところで、東京駅八重洲口地下のウルトラマングッズ店「ウルトラマンワールドM78」に行き、ウルトラシリーズ「フェイスマグネットクリップ 650円」を購入する。10種類があり、中に何が入っているのかは不明。10個1箱買い(6500円)なら全種類揃うが、ほしいのは「ウルトラマンレオ」のみである。箱を振ったり、重さを確認しつつ、3個(1950円)購入。見事、「ウルトラマンレオ」がでた。

Dcf00010

Dcf00018 目的を達成したところで、シメを食べようと東京駅構内の「名古屋名物みそかつ 矢場とん 東京駅グランルーフ店」(電話:03-3212-8810)に移動。さすが人気店だけに行列に並び、「わらじとんかつ定食 1680円」に「とん汁への変更 +157円」を注文し、「矢場とんオリジナルワイン ハーフボトル赤 1260円」(甲州ワイン)を飲みながら到着を待つ。
 飲んだ後のシメに豚カツといえば、「とんかつ梅林」(電話:025-524-3988)でシメる上越市を思い出すが、今回は味噌カツである。しかも味噌だれとソースの半々にしてもらい、

 「うみゃーでかんわ」

と堪能。カロリー的にシメにヤバイ、矢場とん「わらじとんかつ」であるが、癖になりそうな感じ。

Dcf00016

 22時過ぎ、ホテルにチェックインし、大浴場で汗を流す。

 23時から持参してきたノートパソコン(ThinkPad X61,SSD,SXGA+化,LEDバックライト化)で急ぎの仕事を行う。

2014年3月19日 (水)

総務常任委員会(平成26年度予算、総合企画部、財務部)、秘密保護法の廃止を求める請願

 2時、就寝。

 7時に起床し、大粒納豆、ベーコンエッグ、岩海苔、自家製梅干し、若布スープでご飯2杯の朝食をとる。

Dcf00001 8時40分、市役所に移動し、9時から総務常任委員会の請願の審査に出席する。
内容は、「請第1号『特定秘密の保護に関する法律』の廃止を求める意見書提出に関する請願」、「請第2号 立憲主義を否定する、集団的自衛権行使容認の『解釈改憲』に反対する意見書提出に関する請願」の2件である。
 「請第1号『特定秘密の保護に関する法律』の廃止を求める意見書提出に関する請願」について、紹介議員である社会クラブ・矢部議員とともに、請願者の柏崎刈羽9条の会が請願の趣旨説明をしたいとのことで、この時間からの委員会開催となった。
 内容は以下の通り。

【請願趣旨】
 2013年12月6日、185回臨時国会において、特定秘密の保護に関する法律(以下、「秘密保護法」という)が制定された。
 秘密保護法には、野党、マスコミ、弁護士会、労働組合、市民団体から多くの懸念の声が出されてきた。しかし、政府・与党は、十分な国会審議を尽くさず、秘密保護法を強行採決した。
 秘密保護法においては、秘密指定自体の是非をチェックする第三者機関を設けることが想定されていない。よって、恣意的な秘密指定がされる危険性がある。また、「特定秘密」として指定することができる最長期間が定められていない。よって、永遠に「特定秘密」のままとされ、国民の目から隠され続け、指定が適正だったかどうか後世の国民による検証も困難となる可能性がある。更に、秘密保護法が施行されると、高い公益性を有する内部告発も処罰される危険性が否定できず、国民が政府についての有益な情報を知る機会が損なわれ、国民の知る権利が侵害される事となる。この点、アメリカの制度を参考にした国際ガイドライン、ツワネ原則は、政府が秘密指定をする最長期間を法律で定めるべきで有り、内部告発によりもたらされて公益を上回る場合に内部告発者は報復を受けるべきでない等を求めている。秘密保護法には、こうしたツワネ原則の求める国民の知る権利を保障するための規定を欠き、このままの法施行は到底受け入れる事は出来ない。

【請願事項】
柏崎市議会において、国に「秘密保護法の廃止を求める意見書」を提出されたい。

Q.「高い公益性を有する内部告発も処罰される危険性」とあるが、公益通報制度との整合性はどのように考えている。

A.国会が関与できないということが問題だと思っている。

Q.国会議員は基本的には守秘義務はない上、国会の議論は秘密会でもしない限り、オープンである。外交、防衛上、必要な秘密は存在するものである。そこで、最後に確認したい。施行にあたって、まだ与野党で協議中であるが、そのことを含めて秘密保護法自体を廃止という意味の請願なのか。国家として秘密保護法はまったく不必要であるということか。

A.外交に関しては、ある程度の秘密事項は生まれると思う。しかし、無期限に延長や情報が廃棄される可能性がある。期限を入れたような法案でないと納得できない。

Dcf00003 9時50分から休憩となり、10時から総務常任委員会の審査を再開。総合企画部、財務所管事項の審査である。

「議第35号 平成26年度一般会計予算」
 総額484億円。新潟県核燃料税の地元配分が見込めないため、財政調整基金9億円、減債基金約2300万円を取り崩し。

・職員給与
 817人分(10名は再任用短時間)を計上、総額63億7187.6万円。
 定年退職者の再任用18名を予定し、内容としてはフルタイム8名、短時間勤務10名となる。フルタイムは正規職員に算入し、総職員数は一般会計分807名。
 3億230.2万円の減少となっているが、退職者数が減ったのが主な要因。

*非常勤職員の推移(全会計ベース分の職員数)
 見かけ上の正規職員数は減っているが、非常勤職員と合わせると増えている。

平成21年 7時間通年 282名
      パート   325名 計607名
      人件費 4億5837.7万円
      正規職員数 1021人
平成22年 7時間通年 272名
      パート   410名 計682名
      人件費 4億4212.2万円
      正規職員数 991人
平成23年 7時間通年 281名
      パート   368名 計649名
      人件費 4億5675.1万円
      正規職員数 967人
平成24年 7時間通年 255名
      パート   336名 計591名
      人件費 4億1449万円
      正規職員数 957人
平成25年 7時間通年 293名
      パート   355名 計648名
      人件費 4億7625.7万円
      正規職員数 934人

Q.退職者数が減っているという報告があった。人事関係の表を見ていると課長代理など役職が多いように感じているが、今後の職級別の見通しはどうなっているのか、改めてトレンドを確認したい。団塊の世代近辺に職員が多いのかどうか。

A.もうしばらく50歳代がピークとなり、退職者は毎年30人から40人。その下になると年代ごとに20人から30人となる。業務の必要に応じてポストはあるが、若い世代ながら、そういった役職につく場合も今後考えられる。そのために、一定程度の研修等を考えている。

Q.再任用18名と平成25年度末で退職する数の関係を確認したい。

A.希望で再任用するものではなく、勤務実績などを考慮して専攻する。今回は、希望された退職者全員の18名を再任用するに至った。36名の定年退職がいた(50%)。水道会計では1名なので、合計19名。

Q.保育園の民営化をしても市職員を単純に減らすことはできないが、人材の活用は人事課としてどうしているのか。

A.民営化の状況を見て、保育士の採用計画を決めている。保育士だった職員は基本的に他の保育園に異動させている。
A.保育園以外の民営化した施設の職員については、一般職への登用などを行っている。

Dcf00002 12時5分、休憩となったので、図書室に戻り、持参してきた弁当で昼食をとる。今日は、皮を剥いだ鶏胸肉の塩焼き、レタス、トマト、おにぎり2個(麹漬け納豆、筋子)、魚肉ソーセージ1本、無塩トマトジュース。いつもおにぎりには海苔を巻くが、今回はおぼろ昆布を巻いた北陸風である。

 13時から議案審査の再開。

・コンプライアンス研修委託料 60万円

Q.業務外として公務員としてあるまじき行為の不祥事が続いているが、研修内容についての検討はあったかどうか。また、懲戒処分の基準の見直しについては、新年度に検討しないのか。

A.研修内容については、数年来取り組んでいるものの、職務上の法令違反、事務処理の適正化、職務理解などを充実させていく。職務外の最低限のところからやらなければない、と感じている。
A.懲戒処分の基準の見直しについては、時代に合っていないという意見も頂いているところ。平成18年に制定した基準であり、他市の事例も見て、当市の基準が甘いとは感じていない。しかし、ご意見を頂いていることもあり、少し曖昧となっている部分、明確な基準にすることを含めて見直しを図ってみたい。

・核兵器廃絶平和推進事業 150万円
 啓発に向け、中学生や地域住民への被曝体験者の講演、核兵器の脅威の展示を充実させる。

Q.先般、産業経済常任委員会でも問うたが、中国へ中学生を派遣に関することを確認したい。その中国自体が核兵器保有国であり、日本に核ミサイルを向けている。こういった事も担当課は違うが教えるべきではないか。また、これまでの展示も見たが、国連安全保障常任理事国(P5)自体が核兵器保有国であるといった、世界的視野を補強してほしいと思う。ここ数日の事例でいえば、ロシアのクリミアとの関係に国連が手を入れられないのは、ロシアが核兵器保有国であり、P5であることに起因する。核兵器の被害による悲惨さも重要であるが、これだけ費用をかけ、せっかく学ぶのであれば、核兵器を保有している国を知ることで、現在の世界情勢も学ぶような内容はどうか。

A.今年で5年目を迎える。毎年、展示をブラッシュアップしてきており、視野を広くしてきている。平和の尊さを考える内容にしているが、ご指摘の世界的な視野も入れるよう検討する。

・庁舎管理費手数料 108.3万円

Q.PCB処理費用があるとのことだが、クリーン推進課でもPCB廃棄物処理委託料84.3万円が計上されている。一緒に処分してコストカットできないのか。

A.柏崎市役所にもPCBがあり、保管事業場単位で廃棄する時期も違っている。同じ時期に排出できるが、単価契約となっている。

Q.保管場所で違うのは分かるが、同年度内に処分するなら、まとめて処理をし、少しでもコストカットするべきではないのか。

A.量による単価契約であるものの、運搬回収費などは委託をすることになる。庁舎とクリーンセンターで一緒に行った方が良いのか、バラバラの委託、回収でもコストが変わらないのか、委託契約締結前に確認したい。

・西山町事務所庁舎除雪委託料 154.1万円

Q.西山町事務所の施設管理、契約の観点で確認したいことがある。西山町事務所として公の施設の除雪の契約を行っていると思うが、西山町事務所の除雪委託契約と西山ふるさと公苑の除雪委託契約で待機の考えが違う。受託している事業者、例えばA社の場合は委託期間のなか単価契約で実稼働時間すべての支払い、B社の場合、出動の可能性がある日で出動しなかった日を待機、としている。つまり、委託契約によって違っている。こういった事は新年度の契約では直っているということで良いのか。

西山ふるさと公苑除雪の待機
「出動基準以上の降雪が予想され、出動準備をした場合の1日あたりの待機料」

西山町事務所の除雪
貸与した機械の燃料費は委託料に含み、「契約単価に稼働時間を乗じて算出した額を支払う」

A.一つの課として組織替えが予定されている。現在、西山事務所の地域振興課でやっている契約と総務課で違っているため、見直す。時間帯別の単価契約委託等の検討を行いたい。

Q.契約のあり方として、契約締結後に重ねて待機に関する覚え書きを会田市長名で交わしている。こ契約のあり方として、契約書のあとに覚え書きを交わすなど、非常識である。新年度は改善できているのか。

A.そういった反省を踏まえて、新年度は改善し契約をしたい。

 15時5分から15分間の休憩をとったのち、議案審査の再開となった。

・広報専門官報酬 696万円

Q.今日、資料として平成25年度に広報専門官が行った職務についての一覧をもらったが、現状の問題点と具体的な改善案を市長・副市長に提言という部分がある。せっかく広報専門官をお願いしているなら、こういった改善案や改善のための分析資料を作り、改善のためのロードマップを作るなど必要ではないか。

A.分析資料など成果物としては平成25年度はなかったが、来年の戦略について作った方が良いと感じている。逐次、準備していきたい。

Q.議場での市長の答弁で市職員一人一人が市民との双方向通信を行うのは、まだスキルが足りない、市長自身もメールを返すのに2~3日かかる等の発言があり、正直なところ「まだそんなレベルなの?」という感じである。ITの基本的なリテラシーの研修は他の人にも依頼できる。広報専門官にはその上の部分をお願いすべきではないか。

A.広報官や情報CIO補佐官外の目で見てもらっている。課題も見えてきて、やっと職員と広報専門官との共通認識もでてきた。引き続き、町内のワーキングチームを含めて、情報化のあり方と広報にも取り組んでいきたい。これからスタートという気持ちもある。

・市役所庁舎整備基金積立金 3億円
・文化会館費 1億4136.6万円

Q.開館以来、問題になっていた予想以上にかかっている光熱費について、現状はどうなっているのか。他の自治体では、PPS(Power Produce & Supplier)を導入するなどしてコストの削減に努めている。新年度に向けて改善はできたのか。

A.平成25年度の光熱費の精算分で430万円を計上してある。今月末に最後の請求がきてからになるが、概ね350万円前後の増になる見込み。平成26年度に関しては、光熱費、消費税アップ分800万円程度を見込んでいる。改善点は、基本的に無駄な部分を無くす、夜間利用の閉館時間前倒しにするなど工夫をしている。

・市内私立大学学生募集支援事業補助金 500万円
・シティセールス事業負担金 520万円

Q.これから観光資源を磨いているなどと悠長なことを言っているが、他の自治体にはないこどもの時代館など独自性を捨て去ろうとし、庁内全体で意識共有していない感がある。何もシティセールスは新しい概念ではなく、観光資源が少ない過去にもやっていた。是非、過去からの資産を確認してほしい。このシティセールス推進計画の策定の際には、見なかったと思うが、かつて柏崎市役所、柏崎観光協会がだした昭和15年以降のパンフレットなどで改めて見つめてほしいと思う。部署が違う話になって申し訳ないが、喬柏園の利活用についても、できる限り当時のように復元されるよう要望したところで、これができれば、かつて大正ロマンの風景として観光資源であったところが甦る。

A.庁議や他の課からも作業部会で参加してもらった。推進体制の確立として、行政も市民も重要なポイントだと思っている。

・明日の柏崎づくり事業 705.3万円
 シンポジウムを2回予定、研修会を3回。
・総合計画策定事業 631.1万円
い 次期総合計画のための調査・研究費
・路線バス確保事業 1億127.3万円
 バス待合所設置事業補助金等

Q.バスによる交通網整備全般について聞きたい。医療機関、特に独立行政法人国立病院機構新潟病院への往復ができないとの声が中央地区、西部地区から聞くことが多く、地域懇談会でも何度か話がでている。そういった要望の声は聞こえていないのか。高齢となり、免許証を返納しようにも、病院への往復があって無理して車に乗っているという話も聞いている。検討はどうか。

A.ご指摘のように新潟病院へのバスの要望は挙がってきており、認識している。事業者と検討しているが、路線全体の問題となり、実現には至っていない。

・鉄道等活性化事業 360.1万円

Q.福井県敦賀市から大阪までの路線について、フリーゲージトレインの研究などが取り組まれている。情報共有などそういったものは、上越・北陸新幹線直行特急実現規制同盟会で行うのか。またどこまで情報をもらえるのか、見通しがあればきかせてもらいたい。

A.平成25年度にも試験をやっている機構の課長から講演に来てもらった。試験状況も確認している。上越・北陸新幹線直行特急実現規制同盟会として研究状況を確認し、国やJRに対して知事、市長からそういった話をしてもらった。

Q.フリーゲージの問題点である風、雪対策については、信越本線の問題でもあるため、よく注視してもらいたい。話は変わるが、越後線についての確認。防災・原子力課ではないため、深くまでは質疑しないが、原子力災害が起こった際の避難、大量輸送に強みがあるのが鉄道であり、その点では越後線があることは柏崎の強みである。戦争だって、兵士や物資の大量輸送のために鉄道を敷設や鹵獲してきた。そういった観点をもって、越後線を考える必要があると思うが、柏崎市として考慮しているということで良いか。

A.越後線については災害の観点でも有効と認識している。JRへの要望をしているものの、商品という話までは考えていない。

・webミュージアム推進事業 1836万円

Q.事業の詳細を確認したい。webミュージアムという取組は、現地に来なくても良いという感情を生んでしまう点では地域振興策として諸刃の剣である。チラ見せの妙技というか、上手いやり方をしなければ、web上で見て満足としてしまう。仕掛けとしてどういったものを考えているのか。

A.休眠サイトになっている事例がたくさんあると認識している。今回の事業は、誰に対して、どんな活用してもらうのかを議論をし、教育目的で児童生徒が使うサイトにすることとなった。小学校の現場で利活用する。

Q.どんなコンテンツを入れ込んでいくのか。

A.「私たちの柏崎」という郷土を学ぶ副教材を入れ込む、電子副教材。調べる学習にも使えるようにし、家庭でも親子で閲覧できるようなことを想定している。

Q.そこまで作るなら、システム的には同じものなので、図書館にある柏崎に関する資料なども入れ込んでほしい。また本来は教育委員会の範疇になるのかも知れないが、図書館所有のデジタル化されつつも、文字データが埋め込まれていない資料のアーカイバとしても検討してはどうか。それなら総合的にIT費用のコストカットもできる。

A.総合計画においても生涯学習として入っている。教育委員会として予算措置をすべきであるが、情報CIO補佐官、カシックスに係わってもらうことを前提にした。図書館の古文書の劣化対策もあるので、複数年かけて記録保存していきたい。

・歴史文化ボランティアガイド養成事業 42万円

Q.歴史や文化を面白く語れるボランティアガイドの養成は大切なことであり、これはまたシティセールスにもつながる事業と思う。予算として42万円とあるが、十分な養成ができる内容なのか。また、柏崎に興味をもってもらった方が現地に来た際に、いかにマッチングするのか、という課題もあるが、そういった事は広報官、情報CIO補佐官も交えて検討しないのか。また新年度の養成対象は何人程度を考えているのか。

A.平成25年度は米山地区で開催した。1年では終わらず、米山地区は継続して行う。平成26年度は笠島、青海川を対象にしていく。5回シリーズでマップを作り、ガイドマニュアルを作り、ガイド登録をし、必要に応じて活用する形式。活用部分は観光の部署に依頼する。
A.事業の目的は、対象は全市民であるが地区を分けている。基本的にはその地区のお宝を再発見、再認識する形式。文化振興課では養成で活用は、観光交流課となっている。

Q.以前、北海道の方を市内案内にお連れしたことがあり、松田伝十郎の碑をご案内した。その際に、北海道には松田伝十郎が祀られている神社があることをはじめ、なるべく案内した方が住まわれている土地と柏崎の関係を事前に調査し、説明した。そういった事がおもてなしの一つであり、ボランティアガイドにも必要なこと。予算上、難しいかも知れないが、取り組めないものか。各都道府県と柏崎との関係歴史を資料化しても良いと思う。

A.ガイドマップのみを製作するので、歩いてまわるかたち。写真と若干の解説を入れている程度。

Q.ボランティアガイドガイドを養成し、活用するなら、ある程度のマニュアルを用意してあげるべきではないか。そのマニュアルの後半部分にでも、その地区と各都道府県との関係があれば、そういった逸話を書いておく。こういった事を担当課同士で是非、話し合ってほしい。

A.貴重な意見であるため、まずは地元の方と協議したい。

・歳入(諸収入、雑入、人事課雑入)

Q.後学のため、そして議事録の残る場で確認したい。先日、総務常任委員協議会でも問題となった、市職員が要件がないにも係わらず、住宅手当を11年間で計250万円を受け取り、返還した案件。こういった場合の返還金の科目はどうなるのか。時効上の5年分、当年度分などどういった仕分けをするのか。
*地方公務法上の時効は5年間。民法上の不当利得は時効10年間。

A.平成24年度中に返還処理を行った。当該年度分は人件費への戻入、過年度分は人事課の雑収入として処理した。

「議第39号 平成26年度土地取得事業特別会計予算」
 総額3億円、平成26年度から用地管財課が所管。
 45361平方mを所有。

「議第45号 庁舎整備基金条例の制定について」
 市庁舎の整備に要する経費の財源に充当するため、庁舎整備基金を設置。
 あくまで庁舎の整備の基金であり、別の土地を取得するとなれば、別途予算を計上する。
 現在の市庁舎は、17000平方m。第二分館を入れると約2万平方m。

「議第46号 特別職の職員で非常勤のものの報酬、費用弁償及び実費弁償に関する条例の一部を改正する条例の制定について」
 報酬が日額で定められている特別職員の報酬支給日を一般職員と同じ日に変更。

「議第47号 職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定について」
 新潟県に準拠した給料表の一部改正及び大規模災害からの復興に関する法律の施行に伴い、災害派遣手当の支給要件に追加を行うため。

「議第48号 文化財保護審議会設置条例の一部を改正する条例の制定について」
 文化財保護審議会の所管課が平成26年度から総合企画部から教育委員会に変更となることから、所要の改正。

「議第59号 史跡・飯塚邸設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例の制定について」
 施設の活用による文化振興を一層図るため、これまで教育委員会の補助執行であった当該事務を、平成26年度から市長が直接執行できるようにするための議案。

「議第60号 平成25年度一般会計補正予算(第12号)」
 コミュニティセンター放射線防護事業 2億3399万円
 高浜コミュニティセンターの改修工事

「議第63号 平成26年度一般会計補正予算(第1号)」
 臨時福祉給付金給付事業、子育て世帯臨時特例給付金給付事業に伴う、3億9366.万円の補正。

「議第64号 使用済核燃料税条例の一部を改正する条例の制定について」
 原子炉設置者の定義規定で引用する関連法律の条項が変更されたため、所要の改正。

 17時15分となったので、15分の休憩をとってから報告事項、討論、採決となった。

・基幹系業務に係る業務改善の取り組みについて(企画政策課)
 平成25年9月、発注者側、受託者側双方が、業務改善計画を策定した。
 発注者側
  平成25年9月 職員によるチェック機能強化を関係部署に副市長名で通知
  平成25年9月 カシックスデータセンターの視察及び指導の実施
 受託側
  平成26年3月 受託者側における業務改善の取組み完了

・柏崎市公共施設白書について(行政改革室)
 公共施設の老朽化と更新需要の増大と集中、少子高齢社会の到来と人口減少によるニーズの変化、公共施設にかけられる財源の限界等の課題があり、公共施設マネジメント体制を構築。人口減少を見据えた設備更新と管理手法の不断の見直しを行う。
 今後40年間で約1660億円(年間41.5億円)の更新費用がかかる。
 平成24年度実績で、公共施設に係わる新築及び改修費用は約34億円。

Q.じょんのび村などは大規模改修をやっているため、コストが高い(1日あたり利用者376人、1年あたりのコスト4571.4万円)。この計算に使ったシステムでは大規模改修などは入れ込んであるのか。

A.耐用年数はそのままとなるが、大規模改修などは減価償却費に算入し、コスト算出を行っている。

・「平成25年度一般会計補正予算(第13号)」について(財政課)
 平成26年3月25日の本会議最終日に提出予定。
 平成26年度に繰り越す事務事業、市民活動支援センターなど約5億円の繰越。

・地方税法等の一部を改正する法律案の概要(税務課)
 平成26年3月25日の本会議最終日に議案が間に合わないため、専決処分を行う。
 車体課税(自動車取得税の見直し、自動車税の見直し、軽自動車税の見直し)
 地方法人課税の偏在是正のための措置
 復興支援のための税制上の措置
 主な税負担軽減措置等(新築への減額措置、耐震改修への減額措置、)
 その他(航空機燃料譲与税法の改正)

 報告終了後、一件ずつ討論、採決となったので、「議第35号 平成26年度一般会計予算」については、賛成であるものの

「一つだけ意見を付しておきたい。新年度予算の目玉の一つにシティセールスがあり、柏崎独自の観光資源を磨くことが大切である。しかし、これから新たなものを磨くという悠長な事は言っていられない。事例にも出したが、他市には真似のできないこどもの時代館や喬柏園、そして元々あった海の資源、歴史に基づく綾子舞など、シティセールスの事業推進のなか、柏崎らしさ、柏崎の売りをよく考えてもらいたい」

との意見を付し、「議第45号 庁舎整備基金条例の制定について」についても、以下のように意見を付して賛成した。

「庁舎建設場所の方向性について、2~3年以内には決めたいとの総合企画部長答弁があった。柏崎市政にとっては大きな事業であるため、随時、議会への報告することを求めて、賛成する。」

 議案はすべて可決し、最後に請願2件。2つとも「反対」をし、結果は以下の通りとなった。

「請第1号『特定秘密の保護に関する法律』の廃止を求める意見書提出に関する請願」
賛成:社会クラブ、共産党、柏崎のみらい
→ 不採択

「請第2号 立憲主義を否定する、集団的自衛権行使容認の『解釈改憲』に反対する意見書提出に関する請願」
賛成:社会クラブ、共産党、柏崎のみらい
→ 不採択

 18時35分にやっと終了となり、図書室に戻って、諸雑務を行う。

Dcf00004 19時過ぎ、自宅に戻り、豆乳入り薩摩揚げ、粗挽きソーセージ、ザワークラフト、水菜サラダ、小粒納豆と梅肉の和え物、ノンアルコールビールで夕食をとる。
 豆乳入り薩摩揚げには、たっぷりのおろし生姜と牡蠣醤油を合わせてみた。ふわふわ感とスパイシーな味付けがよく合う。

 身支度をしたのち、20時、愛車で東京都内に向かって移動。

 24時、駐車場に愛車を入れたのち、カプセルホテルにチェックインする。

2014年3月18日 (火)

韓国・議政府市議会、天皇陛下への非難決議

 2時、就寝。

 7時に起床し、大粒納豆、白身5個と黄身2個の目玉焼き、春菊の胡麻和え、豆腐と油揚げの味噌汁でご飯2杯の朝食をとる。

 9時過ぎ、市役所に移動しようとしたところで来客があり、緊急な案件だったため、午前中に対応。

Dcf00008 12時20分、自宅に戻り、賛否両論の味わいであった「日清焼そばU.F.O.」 のホワイトカレー味で昼食をとる。
 ホワイトカレーの液体ソースをかけたのち、粉チーズをかけて食べるもので、個人的にはアリの味。ちなみにU.F.O.は、「うまい、太い、大きい」の略である。

 食後、事務所で文教厚生常任委員会の審査の模様をネット中継で見つつ、事務仕事。

 15時から陳情や相談を頂いていたので、市役所や市内各所をまわる。

 19時、事務所に戻って、事務仕事。

Dcf00009 20時、スーパーで購入した鰯の刺身、エクストラヴァージンオリーブオイルを多めにかけた蛸のカルパッチョ、粉末の海老出汁とおろし生姜を多めに入れた海老しょうが汁、大根おろしと小粒納豆の和え物、ビール500ml3本で夕食をとる。

 食後からも事務所で事務仕事。

 我が新潟県は、新発田市と姉妹都市である韓国の京畿・議政府(ウィジョンブ)市議会が、いわゆる従軍慰安婦問題に絡め、安倍政権を批判し、かつ天皇陛下(先方の言葉では日本王)まで非難すると予告した決議を採択した。
 言うまでもなく、慰安婦自体は存在したが、日本の国家が強制連行し、軍属にした事実はない(従軍記者、従軍看護婦とはまったく違う)。
 慰安婦を集めたのは、民間業者、女衒である。当時のかの地には、地元朝鮮人の警察官も軍人も、そして国会議員もいたのであり、治安維持にあたっていた。
 また、従軍慰安婦として証言したなかには、日本軍のジープで連れて行かれた、ヘリコプターで連れていかれたというものもあったが、日本軍にジープはなく、ヘリコプターに至っては開発すらされていない。
 いつまでこんな事が繰り返し続くのか・・・いい加減にしてほしい。 


2014年3月17日『亞洲經濟』

<原文>

以下、翻訳

議政府市議会
「日本王を最も強力な言葉で非難する」
 

 京畿議政府市議会(議長ビン・ミソン)は17日、第232回臨時会を開催し、「日本安倍政権の日本軍慰安婦妄言糾弾決議」を全会一致で採択した。
 決議案を代表発議したカン・セチャン議員は「日本の安倍政権は日本軍慰安婦を否定する妄言を躊躇なく発し、現地公営放送でも安倍政権に同調するような発言をするなど歴史否定が深刻化しており、これを糾弾するために 決議案を用意した」として提案の背景を説明した。
 市議会は決議文で「安倍政権の妄言は歴史を歪曲して日本軍慰安婦被害おばあさんを
二度殺すものである」として 「更に現在を生きている大韓民国女性たちを侮辱するものだ」と明らかにした。
 特に市議会は「今月末までに安倍首相が直接慰安婦被害お婆さんたちに謝罪しなければ、来月日本王について 韓国で使用される最も強力な言葉で非難し、全世界の嘲笑の的にするだろう」として公開謝罪を要求した。
 市議会は日本軍慰安婦被害お婆さんたちのための公式謝罪、妄言、再発防止の約束、被害者のお婆さんたちの 要求への即時対応などを促した。
 市議会は18日、このような決議文を日本大使館に伝達する予定だ。

2014年3月17日 (月)

市職員不祥事と市長の不誠実な回答
こどもの時代館とシティセールス

 3時、就寝。

 7時に起床し、大粒納豆、甘塩鮭、ほうれん草の胡麻和え、浅蜊の味噌汁でご飯2杯の朝食をとる。

 9時、市役所に移動し、図書室で資料の整理や担当課への調査。

Cimg2351 10時25分、産業経済常任委員会の審査を傍聴する。今日は産業振興部所管事項の審査である。

「議第35号 平成26年度一般会計予算」
・道の駅風の丘米山管理事業 670.8万円
・工業振興事業 1220万円
 受注開拓支援事業負担金655万円を含む
・中小企業者設備投資支援金補助金 4500万円
・中国淮安市淮安区交流負担金 120万円
 新1、2年生の中学生8名を派遣、引率は4名で合計12名。
 8月上旬、現地では二人一組でホームステイを予定している。
 「草の根交流は続けていきたい」との中国側の後押しがあった。
 来年は中国側が日本にホームステイにくる予定。

Q.柏崎市は「核兵器廃絶平和都市宣言」をしているはずだが、中国は東風という核ミサイルを日本に向けている。担当課が違うとはいえ、こういった認識をきちんとベースで教えておくべきではないか。自分でも海外ホームステイや海外放浪の経験があるが、自国の文化を知った上で行かなければ、物見遊山になる。そういった事前のレクチャーはどうするのか。
A.事前レクチャーについては、派遣生徒を決定した段階で、3回程度の顔あわせを予定している。そこで事前学習を行いたい。

・西山ふるさと公苑経費 4238万円
 うち修繕整備費 1100.3万円、自主事業537.8万円
 西山ふるさと公苑除雪経費151.7万円等を含む
・海岸清掃用車両購入事業 1513.1万円
 ビーチクリーナー1台
・コレクションビレッジ整備事業 5860万円

Cimg2352 12時、休憩となったので、「キッチンぽてと」(電話:0257-47-7080)のおまかせランチの弁当、鶏チリソース、スパサラダ、ニラ玉、竹の子中華炒め、ご飯で昼食をとる。
 休憩時間中、先般の市職員による盗撮事件に関しての「市長への手紙」について、苦情のお電話を頂戴した。内容を確認してみれば、苦情の通りで不誠実極まりない。

 引用元:市職員の不正行為に思う(市長への手紙 平成26年3月公開)


お寄せいただいた内容

 市長におかれましては、日々の市政執行ご苦労さまです。
 今回初めて「市長への手紙」で問題提起いたしますので、市長の回答を求めます。
 今日、新聞に「課長代理を停職4ヶ月」のニュースが載っていました。またも市職員の不正行為のニュースです。昨年5月のガス水道局職員の不正行為で、停職懲戒処分から1年も経っていないこの1月3日に、課長代理で52歳の職員が盗撮とのことです。この処分は停職4ヶ月と主査降任処分とのことです。 市ではコンプライアンス委員会を設け、コンプライアンスの確立に取り組んできたとのことです。この委員会の構成メンバーは分かりませんが、結果からは全く成果が無いと言わざるを得ません。この委員会では5W1Hの視点から見たとき何をしてきたのでしょうか??
 この様な委員会も必要なのかも知れませんが、何よりも反社会的な不正行為をした職員に対する処分の甘さが、再発の根源と思います。甘い処分により、職員の意識改革が進まないのです。何よりも、職員の意識が変わらない限りは、再発は収まらないと思います。停職・降格ではなく、懲戒免職なのです。免職になれば不正行為を犯した人は生活が成り立ちません。これで初めて意識が変わり、コンプライアンスが成立するのです。
 市民感覚としては、こんな甘い処分はとても受け入れられません。市民の貴重な税から生活の糧を得ている職員で、しかも管理職が、この様な不正行為に及んだことに対する処分はこんなもので良いのでしょうか??一般私企業では当然懲戒免職です。私企業の方が、更に更にモラルが高いのです。厳しさが有るからです。
 今回の課長代理、52歳の人生真っ盛りの重責にある職員が、あるまじき盗撮を行った行為は、4ヶ月の停職や1階級の降格程度では済まされない事案と思います。卑しくも公僕たる管理職です。
 この人は降格と言えども主査です。部下を持つ事になります。こんな男に部下を持つ資格があるのでしょうか??こんな男に部下の管理が出来るのでしょうか??部下はこんな男の指示に従うのでしょうか?こんな男の配下で組織の仕事は回るのでしょうか??こんな男を何故部下のいる職位に付かせるのか全く理解できません。市役所とは、こんなことで仕事が出来る組織なのでしょうか??
 人は、私生活にあっても毅然とした思考を持たないと、世間や組織に大きな迷惑をかける場合があります。ましてや仕事を持つ人は言うまでもありません。
 役所にはまだまだユルイ職場意識があるようにしか見えません。処分の甘さがあるからです。この様な不正行為をした職員は、即刻懲戒免職です。それが納税者としての市民感覚です。また、再度言います。私企業ではそれが当たり前で、それでコンプライアンスが出来ており、モラルが高いのです。私企業ではそうしなければ企業価値が下がり、飯が食えないと言う厳しさが有るからです。人は一般的に心の弱い動物です。それを補うものが制約・規制ではないでしょうか??
 市長の手当てを減らしても何も改善しないのです。むしろ堂々と100%の手当てを受けて、毅然とした処分処置を望みたいのが市民感覚です。市長の職員への意識改革の仕事を精力的に実施していただき、成果を出していただきたいと切に願います。モラルの高い、効率の高い、改善意識の高い市役所でありたいものです。
 一市民としての思いを述べましたが、市長の更なる努力を祈念します。
 誠意ある回答を求めます。よろしくお願いいたします。

回答
 お手紙拝見いたしました。
 この度の職員の不祥事につきましては、誠に申し訳なく思っております。先ずもって、お詫び申し上げます。
 ○○様からは処分が甘いとのご意見をいただき、お気持ちも十分に理解できるところでありますが、ルールと前例に従った取り扱いが求められる中で、最大限の厳しい処分を下したものであり、他市の事例等に照らしても必ずしも甘いというものではありませんので、ご理解をいただきますようお願いいたします。
 また、課長代理から主査への3階級降任の分限処分としましたが、当市において、主査は部下を持たない職位となります。そのため、○○様が懸念されている部下を持つことにはなりませんが、今後の配属先につきましては十分考慮してまいります。
 コンプライアンスの確立に全庁を挙げて取り組んできた中での不祥事であり、誠に残念なことでありますが、これを契機に改めてより一層の綱紀粛正に努めてまいります。○○様をはじめ、市民の皆さんからの信頼を回復するためにも、職員一同、気を引き締めて職務に専念してまいります。


 柏崎市民の方からのご尤もな指摘の手紙にも係わらず、回答に誠意はなく、部下をもつもたない、といったところに問題の本質をずらしている。
 懲戒処分の基準は、議会承認が必要なものではなく、市長自らが変えれば良いだけのこと。結局は、やる気が無いのである。

 13時から審議が再開したが、米山山荘を含む風の丘の開発で揉め、当局に資料請求したので、14時15分から30分間の休憩。

 14時45分から審議を続行。

・自然休養村施設等解体工事設計業務委託料 800万円
 こどもの時代館等を解体する設計委託。コレクションビレッジ、こどもの時代館、米山山荘のなかで、米山山荘が最も赤字が大きい。昨年、委託した道の駅「風の丘米山」活性化計画事業の調査では、現状のままでは集客できないという報告があがっている。施設の老朽化(昭和51年建設)が予想以上に進んでいた。

<平成24年度の実績>
・痴娯の家
 利用者1394人、12.5万円の赤字
・黒船館
 利用者1176人、129.8万円の赤字
・同一庵藍民芸館
 利用者1340人、62.8万円の赤字
・こどもの時代館
 利用者9734人、359.9万円の赤字

・米山山荘
 利用者7729人、1562.8万円の赤字

Q.こどもの時代館自体は観光資源であると思う。本会議場での確認の繰り返しになるが、今回のハードウェア自体の解体をして、自然休養村事業としての中止は理解するものの、そのままこどもの時代館のコンセプト自体も廃止ということで良いのか。コレクションビレッジ3館は、江戸、明治、昭和といった時代の流れであるが、こどもの時代館は昭和のおもちゃ、そして平成が入ってきている。10年先の観光客などそういった視点が必要ではないか。シティセールスでは、独自の観光資源を磨くのが大切である(ドッグランに変えるという提案がでてきているが、ドッグランはどこでもできる)。集客としても、風の丘のなかでも一番多い、9000人以上の利用者をコンスタントに集めている。民間企業に企画自体を任せるといった議論もあったが、こどもの時代館は行政がやっている施設だからこそ優位性があった。好意的なコレクターによる出品、著作権料の免除(赤字のうちは)などは強みであり、他の自治体にはないもの。民間でいきなり同じようなキャラクター館を事業化するには莫大な費用がかかる。こういった施設について検討の余地はないのか。

A.平成25年度当初で、13名のコレクターから出展してもらっている。無償は2名の方で、6名が市内の方となっている。農村漁業の振興のための施設であり、建物が本来の使用方法ではなかった。現時点で変わりの建物をこれから作るという話にはならない。著作権料などの優位性については、改めて知った。

Q.本来、農村漁業に係わる補助金で作られた建物ということは、議員の立場で理解している。しかし、柏崎市民をはじめ利用者はコレクション・ビレッジ全体として認識している。「クレヨンしんちゃん」(しんのすけ)の声をやっている方は、柏崎市出身の方であり、そういったイベントだって企画でき、集客力は高い。集客力があるコンセプトを捨てる意味が分からない。そして、このためだけに新たなハコモノを作ってくれ、と言っているわけではなく、こういった他にないコンセプトの観光資源をどうするのか、検討の余地があるのかどうか、聞かせてほしい。

A.市街地になるのか、コレクションビレッジ3館の中になるのか、検討はしたい。集客性があるものなので、有償で出展してもらっているコレクター、無償で提供してもらっているコレクターの皆さんとこれから一緒になって話合う。建物の除却=コレクターの方にもすぐお引き取り下さい、という話ではない。

 16時、事務所に戻り、事務仕事をしようと思ったものの、確定申告の関係で、パソコンのICカードリーダのトラブルなどの問い合わせが相次いだ。一番多かったトラブルは、結局のところ、カードの向きの間違い、住民基本台帳カードを取得したのみで電子証明の収納をしていなかった等であった。

Dcf00002x 19時30分、豚モモ肉、絹ごし豆腐、水菜、白菜、春菊を入れた水炊き鍋(黒酢を多めに入れたポン酢)、小粒納豆となめ茸の和え物、コーンクリームコロッケ、ビール500ml3本で夕食をとる。
 久々にコーンがたっぷり入ったクリームコロッケを食べたが、かぶりつくと反対側から中身がムニュッと出るハンバーガー症状のように、囓った反対側の衣が破れ、「クリーム、ブシャァァー」になってしまった。

 21時、熱めの風呂に入ったのち、事務所で事務仕事。

2014年3月16日 (日)

「市長への手紙」回答の嘘
アタチュルク像について

 3時、就寝。

 8時に起床し、大浴場で朝風呂に入る。

 9時過ぎ、ホテルをチェックアウトし、帰路につく。

 10時30分、姪っ子がおもちゃに釣られたため、「マクドナルド 燕三条店」(電話:0256-33-7075)にて、クーポンを使って「てりたまセット 570円」(ドリンクはコカ・コーラゼロ)で朝食をとる。

 11時過ぎ、自宅に戻り、着替えたのち、市内某所での会合に移動。会合のなかでは、市政に関する怒りの声を多く頂いた。思った以上に多くの皆さんがネット上で市長への手紙や市政をチェックされていた。

Dcf00006 14時過ぎ、「ぷんと・ぷんて」(電話:090-1034-2913)にて、ミニクレープと「マサラ・チャイ 400円」を2杯飲みつつ、某大手新聞社の取材を受ける。
 インドや中東に行った際には、いつもチャイであるが、柏崎市内に居て、スパイシーなチャイを飲めるのは面白い。

 17時、事務所に戻ったところで来客。

 18時過ぎにも来客があり、ノートパソコンの液晶画面の保護、固定を行う。

Dcf00001 20時、大きな鮪のカマを網焼きにした鮪カマ焼き、豚肉と水菜の水炊き、白菜の浅漬け、小粒納豆と大根おろしの和え物、ビール500ml3本で夕食をとる。
 かなり脂ののった鮪のカマであり、部屋中が煙りモウモウ。業務用のオーブンがほしいところであった。

 食後から事務所で事務仕事。

DSC01244 柏崎市役所の「市長への手紙(平成25年10月公開)」 に、アタチュルク像の問題のやりとりが掲載されている。
 その回答のなか、こんな文言があった。

市長:「当時一部の者から偏った情報が流布されたことから、誤った認識を持たれた方も多く、市としてもその対応に、大変苦慮をしていたところです。」

→ 会田市長自らが議会の答弁において、「(像は)どこからもらったか分からない」と発言するなど、自らが誤った認識をしていた。そもそもトルコ共和国から寄贈されたものを民間企業に譲渡する、といった事自体が異常ということに気付いていない。

市長:「市では、この状況を憂慮し、トルコ共和国との友好関係に影響を及ぼさぬよう、事業者からアタチュルク像を無償譲渡してもらったうえで、しかるべき場所へ建立すべく、事業者側と交渉を続けておりましたが、なかなか折り合いがつかない状況にありました。」

→ 在日トルコ人をはじめ、多く方が心配していたのであり、その状況を憂慮どころか当時の一般質問でも詭弁を繰り返している。民間企業に譲渡したこと自体が間違いであり、かつそれを無償譲渡で返してもらうという事もおかしいと思わないほどである。だから最初からアタチュルク像は譲渡するのではなく、移設せよと指摘していた。加えて旧柏崎トルコ文化村自体も当初の目的通りにパークゴルフ場など譲渡条件通りに運用されていない。

市長:「私も柏崎市長として、記念式典に参加させていただいたところであります。」

 除幕の来賓として出席したのではない。

 公が息を吐くように嘘をついてはいけない。

2014年3月15日 (土)

新潟産業大学卒業式、柏崎・刈羽長島クラブ、映画『地球防衛未亡人』

 2時過ぎに帰宅し、シャワーを浴びたのち、3時に就寝。

 7時に起床し、大粒納豆、山芋とろろ、牛蒡入り薩摩揚げ、蜆の味噌汁でご飯2杯の朝食をとる。

 9時過ぎ、東京からお越しになっている恩師のO先生と市内ホテル前にてお会いする。

Cimg2318 新潟産業大学に移動し、10時から平成25年度新潟産業大学卒業式・大学院修了式に出席。経済学部110名(日本人85名、韓国人2名、中国人23名)が無事卒業、大学院3名(中国人3名)が修了された。
 就職内定率は100%ということで、社会人となってもこの4年間、そして「柏崎」を忘れずに頑張ってほしいと思う。
 ちなみに新潟産業大学の校歌の作曲は、「題名のない音楽会」での司会、保守派論客としても知られたあの作曲家・黛敏郎氏である。

Dcf00003 12時、自宅に戻り、甥っ子と姪っ子の分も合わせて、スパゲティ・ナポリタンを作る。ケチャップの残りの量が少なかったので、ベーコン、しめじ、ピーマン、玉葱をクレイジーソルト、牡蠣醤油で炒めたのち、細めのスパゲティと和え、最後にケチャップで風味を付けるといった感じにした。

 食後から事務所で事務仕事。

Cimg2319 15時過ぎ、柏崎市市民プラザに移動し、15時30分から柏崎・刈羽長島クラブ主催の自民党・長島忠美衆議院議員の国政報告と懇談の茶話会に出席する。会場はギュウギュウの満席。
 国会開会中の忙しいなか、かけつけて頂き、国政、そしてご自身の思いなどを伺った。
 主な内容は以下の通り。

Cimg2327_2

・自民党の国会対策副委員長、議会運営委員会の理事。
・平日8時から18時まで国会におり、その合間をぬって、自民党復興加速化本部で東日本大震災の復興対策をしている。農林水産の幹部会にも属しており、また勉強会等もできる限り顔をだしている。
・安倍政権は強い政権なので、党より若干、官邸の方が強い状況。
・郵政改革を検証してみれば、都会と地方を一律に考えてしまったという間違いがあったかと思う。郵政選挙で自民党を離脱し、復党した議員と「新しい郵政を考える会」を作り、あるべき姿を議論している。
・2020年のオリンピックで心配なことがある。それは地方と都会の較差である。前回の東京オリンピック後の高度成長期には較差があった。その再来になる可能性がある。そのため、法人税をないからだ。日本に憲法を変えさせる事を嫌がる国があり、一番、日本を恐れているのは家族主義だと思っている。会社でも家族のように努力してきた。
・成果主義が日本の企業に入ってきてから、国力が落ちてきたように感じている。また、価格競争などに参入してしまったのが日本の家電の敗北だった。
・農業についても状況は変わる。あと5年、10年もすれば世界は食糧難になるであろう。だからこそ、日本の農業は守らなければならない。
・多少高くでも自分の国でできたものを使っていくことが、国を守ることだと思う。
・いまあるインフラを使うのは当たり前になっているが、この先、これをさらにどう活用するのかを政治家が考えていくべき。
・関東圏だけを見てるのではなく、日本海をうまく使った方が良い。
・柏崎には新幹線を引くべきではなかったか。長岡のホームだってそのための用意をしてあった。上越から柏崎、長岡、新潟、そして新潟空港まで新幹線を通すべきと考えている。時間がかかるなら、その先を見越し、リニアモーターカー。これぐらいの発想をしないと日本は生き残れない。
・世界の物流から日本は取り残されている。活用すべきは日本海である。中国、ロシアなどこれを対象にすれば、新潟の港は生きる。関東の荷物を新潟から世界へ、という発想をする必要がある。
・夢を語らない政治家は何も実現できない。
・産業と原子力発電所がある柏崎が、もっと要望を挙げていくべきと思う。

 17時、愛車で新潟市に移動。どうしても姪っ子が一緒にお泊まりするということで、ついてきてしまった。

 19時、ホテルにチェックインし、「ロイヤルホスト 新潟駅前店」(電話:025-290-6591)で姪っ子に夕食を食べさせる。

Cimg2347 姪っ子をホテルの部屋に送ったのち、「炉と焼鉄 ヤマノワサビ」(電話:050-5877-8278)に行き、映画『地球防衛未亡人』の関係者の懇親会に参加。
 ゲストは、河崎実監督と怪獣コレクターとしても有名ななべやかん氏である。河崎実監督の著書も持っていたが、急いで移動したため、自宅に忘れてきてしまった・・・。

Cimg2342 独活鹿生ハム巻き、蛍烏賊ポン酢、アスパラ菜胡麻浸し、筍蕗味噌和え、刺身(ワラサ、桜鯛、帆立)、三つ葉のサラダ、馬肉と地鶏のすき焼き、桜鱒菜種焼き、茗荷の味噌漬け、山菜天ぷら(筍、こごみ、ふきのとう)、蝦夷わさび飯というコースをつつきつつ、特撮ものやフィルムコミッションについて熱く語り合う。

Cimg2346

 22時、ホテルに戻り、姪っ子と大浴場で風呂に入る。

 24時から持参してきたノートパソコン(ThinkPad X61,SSD,SXGA+化,LEDバックライト化)で、急ぎの仕事。

2014年3月14日 (金)

総務常任委員会審査(平成26年度予算、市民生活部、消防署)
KEF例会エネルギー基本計画説明

 3時、就寝。

 7時に起床し、大粒納豆、白身5個と黄身2個の目玉焼き、ピーマンの油炒め、豆腐と油揚げの味噌汁でご飯2杯の朝食をとる。

 熱めのシャワーを浴びたのち、9時過ぎ、市役所に移動。

Dcf00001 図書室で諸準備をしたのち、10時から総務常任委員会に出席する。
 冒頭、人事課長から人件費の給与費明細書の平均給与額の数字に誤りがあり、お詫びと訂正があった。原因は1月1日の支給実績データを使うところ、別の支給日で計算してしまったという。人件費の新年度予算の計上額には誤りはないというものの、大事な新年度予算の使用でこれほどのケアレスミステイクするのは、業務上、チェック機能が効いていないことがよく分かる。
 今日は市民生活部、消防本部の所管事項の審査となる。

「議第35号 平成26年度一般会計予算」
・無料法律相談 31.2万円
 月1回第三水曜日、2時間、1回分は30分

*かつて弁護士の誘致を一般質問で問うた際は、会田市長は法テラスがあるから必要性はないとしていたが、やっと変わった感がある。

・市政協力事務費 7037.6万円
 15%カットから復元し、増額。
・パスポート発給経費 308.9万円
 新潟県収入証紙を市でも販売できるよう整備。
・原子力調査情報収集事業 339.1万円

Q.確認の意味でこの原子力に関する情報はどこまでを含むのか聞かせてほしい。先般の一般質問でも触れたが、発電であれば世界的な視野ももってほしい。発電以外の原子力情報でも集めるのであれば、材料工学や医療など幅広い知識を入れてもらいたい。「原子力と核医療がどう結びつくのか分からない」と市長が答弁していたが、庁内で情報の共有を図ってもらいたいがどうか。

A.原則、非常勤職員1名分の費用。国内の原子力発電所の情報がメインであり、場合によっては海外の原子力発電の情報を入れている。

・(仮称)市民活動センター整備事業 1億7384.3万円
 喬柏園の改修費用で、平成27年度の完成を願う。
 併設するメモリアルアーカイブ施設は中越沖地震復興基金から計上。
・(仮称)市民活動センター実施計画策定業務委託料 100万円

Q.喬柏園の活用についてはこれまでも提案してきたので大賛成であるが、検討すべきはより良い活用方法である。ハード面では、建築住宅課に聞いた方が良いのであろうが、できる限り元の姿に近いかたちで復元、耐震補修をしてほしい。戦前、柏崎町時代の観光パンフレットを持っているが、そこにはライトアップされた雄々しい姿が写っている。

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 こういった事にも気を配ってほしい。またソフト面では、地元の方々からはかつてのダンスホール的使用も含め、良い意味での関心があるという話を聞いている。積極的に、地域の声も聞いてほしいと思うが、事業を進める実施計画策定のなか、パブリックコメントなり、そういった事を行うということで良いか。

A.実施計画策定業務委託は主にソフト面での運用、利用方法を計画していく。地元の方の意向について、機会を見てそういった場を設けたいと思う。

・東日本大震災避難者見守り支援事業委託量 2445万円
・被災者支援住宅維持補修事業(東日本大震災) 600万円
 東電社宅の借り上げ後の退去修繕費20万円を30戸分
・ワークライフバランス推進事業 246.1万円

 12時、休憩となったので、一旦、事務所に戻り、会社関係の急ぎの仕事を行う。仕事をしながら、カロリーメイト(チーズ味)、魚肉ソーセージ、低脂肪乳、無塩トマトジュースで昼食をとる。

 12時50分、市役所に戻り、13時から再び審議に入る。

・ブユ対策事業 305.6万円
・地球温暖化対策事業 3685.6万円
・スマートコミュニティ普及事業 451.7万円
・バイオマスタウン等推進事業
 廃食油回収業務委託料 37.2万円

Q.毎年の質問で申し訳ないが、バイオマスタウン構想のなか、目玉であったBDF(バイオディーゼル燃料)の新年度にあたっての新たな展開はあるか。以前、廃食油の処理を依頼していた長岡市の会社は、さらに品質改良、高純度のBDFにし、長岡市と国の補助でスタンドまで設置予定という。柏崎のBDFは頭打ちなのかどうか。

A.現状については、保育所、民間から廃食油を回収している。全量がBDFに使用されている。柏崎市としてはB5を作るまで技術的に難しい。B100を公道で使っているので、まだしばらくこの利用方法となる。

Q.バイオマスタウン構想の目玉事業だったのであり、その意味ではB5ができるように支援するなど、政策として取り組むべきではないのか。

A.製造されているB100は柏崎市と工科大学、民間企業で使われている。B5の重要見込み等の調査はまたしていかなければならない。
A.現在の廃食油の回収量は1600klしか3万lまでは増やしていきたいと思う。まずは地道に取り組んでいきたい。

・ごみ減量化・リサイクル対策費 5428.9万円

Q.古着の回収をはじめるのは良いことであるが、資料には市独自ルート(市内業者)とあり、回収後の収益は障碍者雇用に充てられるというスキームになっているのか。より多くの柏崎市民に協力を求めるには、そういった意義などをしっかり説明した方が良いため、確認したい。

A.古着に関しては、有価での譲渡になっている。拠点回収をし、業者が回収して、ウェスとするか服として再利用できるかの仕分け。その仕分けにそういった方がおられる。

・クリーンセンター正面入口改修工事 700万円
 防犯カメラの設置と利用しやすいよう改善。
・ごみ処理施設整備費
 ごみ処理施設修繕工事査定業務委託料 172.1万円

Q.ごみ処理施設の修繕工事などの査定こそ市職員の仕事と思うのだが、この委託の実際はどういったことを行うのか。一回、二回ぐらいはコンサルタントに頼むのは分かるが、いつまでも大金を積むのではなく、言い方は悪いがノウハウを盗むことも大切ではないか。

A.大きな工事であり、メーカーの言い値ではなく、第三者の目を入れる目的。

Q.大規模修繕などは複数年にかかわる工事となるが、こういった修繕工事の査定の委託で対象となるのは単年度、今回の場合は平成26年度分だけか。また、建築住宅課などは赤本があるから積算ができるであろう。こういった特殊な施設の工事設計が難しいのは分かる。しかし、それでは市役所職員の知識、技術的スキルは挙がらない。そういった課内の人材育成の観点ではどうか。

A.平成26年度分だけの委託となっている。ごみ処理場は、平成35年度までの使用することを目的にしており、今後も工事は考えられる。建築住宅課の赤本のような全国的な資料も発行されるようになったので、今後、定期的なオーバーホールでは市職員で工事設計できるようにしていきたい。

 15時から15分間の休憩をとって、引き続き審査を行う。

・PCB廃棄物処理委託料 84.3万円

Q.従来からも挙がっていたかも知れないが、後学のために教えてもらいたい。この事業は何か。

A.今年度のみの事業であり、旧し尿処理施設で使っていたコンデンサに入っていたPCBの処理。

・防災訓練費 115.8万円
 北鯖石地区で実施予定
・防災ガイドブック作成事業 600万円

Q.印刷費用しか計上されていないが、非常時に紙で手元にもっている可能性は大きくないと思う。そこでpdf形式等を用意し、スマートフォンやタブレットにも対応すれば、手元で見ることもできる。印刷原稿をデジタルで作成するのだから、たいした手間はかからない。そういった対応はどうか。

A.そのような方向でホームページでも用意したい。

・自主防災組織育成指導委託料 106.5万円

Q.各町内の自主防災会の育成は良いが同時に、災害時に各町内会をまとめるコミュニティセンターの組織育成もしなければならないと思うが、そういった点は市民活動支援課との連携しているのか。例えば、中央地区は39町内会があり、災害時にはその情報が一気に集まってしまい、かなりIT化をしなければ対応はできない。そういった指導もこの委託で行うのか。

A.コミセンの避難所運営を地元の自主防災会を協定を結ぶかたちにしている。コミセンを中心にして、各自主防災会が活動する。

Q.コミセンを中心に自主防災会が対応するとしても、避難所はコミセンだけではなく、小学校や中学校など複数にもなる。そういった対応はどうするのか。またIT化に関しては、町内の自主防災が人員把握等をして、携帯電話やスマートフォンでコミセンに伝えるシステムを昨年、作ったところもある。そういったIT化、省力化の検討はしないのか。

A.災害当初は、市職員からでてもらうという方向でいる。市職員とコミセン職員が対応し、その後、コミセンに引き渡すという流れになる。後段については、26年度の地区防災会議で検討していきたい。

・原子力防災研修事業 413万円
 消防団員等が対象の研修

 16時30分、市役所機密文書の委託料について紛糾し、10分間の休憩。本庁での機密文書リサイクル処理料27万円が計上されており、さらに西山町事務所でも機密文書処理委託料22.6万円が計上、そして高柳町事務所では計上されていない。

 休憩後の説明では、本庁と西山町事務所は委託料、高柳町は手数料5万円の計上(昨年の実績は本庁39万円で高柳分3万円の支払い)ということであり、整理がついておらず、次回の総務常任委員会でさらに説明を求めることとなった。

「議第40号 平成26年度墓園事業特別会計予算」
総額2289.2万円

「議第49号 電気自動車等の普及の促進に関する条例の一部を改正する条例の制定について」
 平成25年度末で失効予定である本条例について、平成26年度以降も電気自動車等の普及の促進を継続して図る必要があることから、失効規定を削除。

「議第50号 一般旅券収入証紙購買基金条例の制定について」
 一般旅券受領の際に必要な新潟県証紙の売りさばきを当市でも行うため、一般旅券収入証紙購買基金を設置。

「議第51号 消防長及び消防署長の資格を定める条例の制定について」
 地方分権一括法の施行による職員等の資格・定数等分野の見直しによる条例委任を受け、消防長及び消防署長の資格を定めるため。

「議第52号 手数料条例の一部を改正する条例の制定について」
 地方公共団体の手数料の標準に関する政令の一部改正に伴う手数料の改正、平成26年度からの事務・権限移譲に係る改正及び手数料事務の所管替えに係る改正。

「議第60号 平成25年度一般会計補正予算(第12号)」
 コミュニティセンター放射線防護事業 2億3399万円
 高浜コミセンの改修工事

 16時50分に終了とり、図書室に戻って、諸雑用を行う。

 17時40分、事務所に戻ったところで来客。

Cimg2313 18時過ぎ、柏崎商工会議所に移動し、18時30分から柏崎エネルギーフォーラム例会に出席させてもらう。
  内容は、資源エネルギー庁原子力発電立地対策・広報室長によるエネルギー基本計画についての説明である。
 主な内容は以下の通り。

(1)日本を取り巻く状況-全体像『今、この国は・・・』

燃料費負担の増加<コストの問題>
 停電にならないよう、原発停止分はLNG、石油、石油で代替
→ コストと設備の両面でどこまで耐えられるか・・
(1)燃料費負担増(輸入増)発電用燃料の負担額は約3.6兆円/年
  (一人当たり年間3万円、一日当たり約100億円)
 国富が資源国等に流出
 家庭用電気料金は既に約2割増&企業の雇用・収益・株に影響

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老朽化した火力発電所に頼る構図<供給力・設備の問題>
(2)老朽火力を動かして何とか電力需要をまかなっている「綱渡り」
(3)震災以降、電力分野のCO2排出量が急増
→ これまでの温暖化ガスを減らす取組みを打ち消し、更に増えている状況

(2)再生可能エネルギー
 原発依存度を可能な限り低減させるためにも、再生可能エネルギーの拡大に全力
 固定価格買取制度などにより、再エネは急速に拡大

→ 2011年度から2012年度で1割増
  2012年度から2013年度前半(半年分)で2割増
  ただし、まだ発電総量の1.6%
→ 同時に国民負担増
  買取制度賦課課金
  2012年度 約2000億円
  2013年度 約3500億円
  更なる拡大は確実
→ 再エネ先進国のドイツの曲がり角
  国民負担拡大、バックアップ電源(火力)の維持が困難
  制度見直しに着手

<原子力を再生可能エネルギーで置き換えるとしたら>
原子力発電 1基(120万kW/74億kWH)
太陽光発電(住宅用)175万戸(約700万kW/74億kWH)
 東京都の戸建てのほぼ全て

風力発電 約2100基(約420万kW/74億kWH)
 日本国内既設総量(2012年度末)の1.2倍

(3)福島第一下発の廃炉・汚染水対策
・廃止措置の完了は40~50年後、建屋内の汚染水処理完了は平成32年内を目途に実施中。
・それまでの間も、汚染水処理設備の増設、継続的なモニタリングの実施・公表などにより、周辺に悪影響を及ぼさないよう取り組む。
・トラブルが起きた場合、情報はすみやかに公開し、対策を実施。

(4)福島事故の損害賠償
・東京電力は、被害に遭われた方々への損害賠償を最優先課題として対応
・政府も、これら方々の生活再建のために支援
・被害者の方々の賠償請求する権利を守るため、時効を延長(原賠時効特例法及び原賠ADR時効中断特例法)
・東京電力は「最後の一人が新しい生活を抑えることができるめで、被害者の方々に寄り添い賠償を貫徹する。」(新・総合特別事業計画)。政府としても、東電の決意がしっかりと履行されるよう指導。
・なお、これまで東京電力は約3.6兆円(平成26年2月21日現在)を賠償。

(5)使用済燃料問題
・現世代の責任として、地層処分に向けた取組を進めることが不可欠。
・これまでの反省点を踏まえ、最終処分問題の解決に向け、国が前面に立って取り組む。
・「最終処分関係閣僚会議」で具体化を図り、政府一体となって処分地選定を進める。
・あわせて、新たな中間貯蔵施設や乾式貯蔵施設等の建設・活用を促進。政府の取組を強化。放射性廃棄物の減容化・有害度低減の技術開発を推進。

 説明ののち、出席者それぞれからからの自由意見交換会となった。

Dcf00002 20時に終了となり、「割烹 大橋屋」(電話:0257-22-2463)に移動して懇親会。少し早め?の春の食材「いさざ」(別名:春告魚)の躍り食いがでたので、苦手な人の分までもらって堪能した。
 残酷なようであるが、喉通りが良い。

 22時過ぎ、市内某スナックにて二次会。

2014年3月13日 (木)

太陽光買い取り、悪質な業者の認定取消へ

 2時、就寝。

 7時に起床し、大粒納豆、鰺の開き、セロリの浅漬け、蜆の味噌汁でご飯2杯の朝食をとる。

 9時、事務所に来客。

 11時、市役所に移動し、図書室にて文教厚生常任委員会の審査の模様をネット中継で見つつ、資料の調査や担当課への確認を行う。

Dcf00002 12時、「ささ川」(電話:0257-23-2702)にて、「定食 1500円」で昼食。前菜として、数の子、ほたるイカ、米山で採れた蕗の薹をだしてもらい、メインは鯛の刺身を使ったご飯もの。半熟卵を崩して、黄身とヅケの鯛を絡めたご飯を頬張る。
 シメの漬け物が美味い。

 13時、市役所に戻り、他会派の議員と打ち合わせ。

 15時過ぎ、依頼があった調査やお届けもので市内をまわる。

 18時、事務所に戻ったところで来客。

Dcf00003 19時、厚切りの豚モモ肉を使った豚カツ、キャベツ、なめ茸おろし、豆腐と野菜の水炊き(水菜、白菜、レタス、椎茸、豆腐)、小粒納豆とアボカドの醤油マヨネーズ和え、ビール500ml3本で夕食をとる。
 アボカドを小さい角切りにし、小粒納豆に合わせてみたが、濃厚さが目立ってしまい、マヨネーズ和えだと味がボケてしまうので、醤油で引き締めた。

 食後から議会関係の資料の読み込み。

 以前より問題になっていた、太陽光発電の認定を受けたものの、設備投資の金額を減らそうと太陽光パネルの値下がり待ちをし、実際の事業に着手していなかった悪質な業者に対して、認定取消もするという方針を経済産業省がだした。
 太陽光発電の固定価格での買い取りに係わる費用は、すべての電気利用者が公平に負担することになっているが、これは結果的に太陽光に取り組まない国民にとっては不公平となり、電気料金が高騰する。ドイツでも電気料金が大幅に値上がりしたことで、見直しが進んでいる。
 「認定を受けた時点」の価格で最大20年間、電力会社が買い取る、という制度設計に問題があり、結果的に国民が高い電気料を払う欠陥制度である。
 加えて、20年間、同じ価格での買い取りなら、新しい技術の開発に取り組むわけはない。


平成26年3月14日『日本経済新聞』

太陽光買い取り、設備確保半年内に
悪用業者の排除狙う
経産省方針

 経済産業省の有識者会議は12日、太陽光発電の事業者への新たな規制を大筋で了承した。国から発電の認定を得てから半年以内に設備と土地を確保しない業者の認定は取り消す。太陽光で発電した電気を一般より有利な価格で買い取る制度を悪用する業者を排除し、制度への不信を払拭する。
 太陽光発電の買い取り制度では2012年度に国から認定を得た大口業者のうち1割超が設備や土地を確保していなかった問題が発覚。太陽光パネルの値下がりを待ち、もうけを大きくしようとする業者が多かったためとみられる。
 太陽光発電の買い取り費用はすべての電気利用者が負担する。業者のもうけが大きくなれば国民負担が膨らむ恐れがある。経産省は設備と土地の確保に期限を設け、発電を始める時期を遅らせている業者を規制する。4月導入を目指す。
 確保期限は「半年以内」。「8カ月」や「1年」とする案もあったが、制度の信頼性を高めるため最も厳しくした。新規制は50キロワット以上の発電能力を持つ事業者向け。家の屋根に太陽光パネルをつける個人は対象外だ。
 大口の事業者でありながら、発電設備を分割して個人を装い、規制逃れをする可能性もある。経産省は土地続きの場所で同じ時期にばらばらに開発を進める案件は、1つの大口事業者とみなす規制も導入する方向だ。

2014年3月12日 (水)

新潟市の北京出張所と筋違いの抗議

 0時過ぎに帰宅し、シャワーを浴びた後、就寝。鼻水が止まらず、風邪を引きそうな感じのため、おろし生姜と黒酢を炭酸で割ったものを飲む。

 8時に起床し、大粒納豆、白身5個と黄身2個の目玉焼き、板わさ、根菜類多めの豚汁でご飯2杯の朝食をとる。

 食後、長岡市に移動し、某病院に行て、1年前の眼底出血の定期検診。さすがに混んでおり、会計を終えたのは、11時40分過ぎであった。

Dcf00001 12時、「麺の風 祥気」(電話:0258-29-6232)に入り、「しおそば 680円」に平日昼限定の「B 餃子3ケ、ミニライス 250円」を追加。鶏油がたっぷりとかかり、柚子、長い穂先メンマという組合せでサッパリとしている。ミニライスは一瞬、仏飯かと思うほどの小さい丼で、餃子ライスの味わいも楽しむには量が足りず、別注文すべきであったと反省。

 13時20分、市役所に移動し、図書室にて打ち合わせ。

Dcf00003 途中から14時から産業建設常任員会のガス水道局所管分の予算審査を傍聴する。

「議第44号 平成26年度下水道事業会計予算」
 総額104億9144.3万円。消化ガス発電等により1/3の電力を賄える。

「議第58号 公営企業の設置等に関する条例の一部を改正する条例の制定について」
 地方公営企業法の改正による資本剰余金の取扱変更に伴う所要の改正。

 14時40分から説明員の入れ替えのため、15分間の休憩。

 14時55分から都市整備部所管の審査となった。

「議第35号 平成26年度一般会計予算」
・国道8号バイパス事業対策費 56.5万円
 新鵜川橋完成し、剣野地区の地盤改良工事をしている。宝田地区の遺跡調査を実施しており、残りの茨目地区にも取り組む。
・道路新設改良事業 6億3739.7万円
・道路維持補修経費 5億9592.5万円
 市道路線362本、1162km分
・道路除排雪経費 5億7797.6万円
・除雪経費 1億802.7万円
・港公園管理事業 518.3万円
・みなとまち海浜公園管理事業 941.6万円
 うち光熱費210万円

Q.番外での質疑で申し訳ないが、このみなとまち海浜公園の210万円もの光熱費については、これまでも何度か取り上げられている(シャワー等を使うのは納税者である柏崎市民ではない場合が多い)。新年度予算の計上にあたって、有料化も含めて検討などはなかったか。また、みなとまち海浜公園の利用頻度を上げるため、冬期、ドームに囲いをつけられないか、との話が地元の方や利用者からお聞きするが、そういった検討はなかったか。
A.有料化の意見はもらっていたが、施設の形状から囲えないため、難しい。少しでも減らす努力は検討している。電気料が90万円、水道料120万円の計上。節水を呼びかける張り紙等、使用者の善意にお願いしたい。ドームの方は、その担当の方で検討していると思われる。

・住まい快適リフォーム事業補助金 6000万円
 従来の住宅リフォーム事業から変更し、バリアフリー化工事、省エネ工事、耐震化工事など必須工事にしたもの。ただし、木造住宅耐震改修費補助金事業による耐震改修工事をする場合、優先して使用可能。
・克雪すまいづくり支援事業 385万円

 17時から10分間の休憩をしたのち、再度の審査。

 18時30分、事務所に戻ったところで来客があり、依頼を受ける。

Dcf00004 19時からThinkPad X61 Tabletの液晶パネル(HV121P01-100)、デジタイザーユニット(最終型G5)、インバーターの入れ替えなどの作業を行う。この液晶特有の気泡や樹脂漏れ防止のための透明保護板も取り付け。
 個人的にも愛用している旧IBMのThinkPadであるが、このX61シリーズは液晶パネルをSXGA+(1400×1050)に変えることができる。広いデスクトップとなり、作業効率は飛躍的にアップ。大切な愛機である。

Dcf00005 22時30分、スーパーで半額になっていた地元、柏崎産のまとう鯛の刺身、真鱈の白子を使った白菜、水菜、しめじの水炊き、小粒納豆と大根おろしの和え物、ビール500ml3本で夕食をとる。
 真鱈の白子をさっとお湯にくぐらせ、ポン酢で食べるのは冬の醍醐味である。

 食後、熱めのシャワーを浴びたのち、事務所で事務仕事。

Chinaflag 平成19年に新潟市の北京出張所が開設されているが、その事について何故ストップをかけないのか、許すのは本当の保守系政治家ではない、といった内容の怒り、抗議のメールを昨日から数通頂いた。
 5年前の事であり、何のタイミングかよく分からないが、これは新潟市の事であり、新潟市議会議員の仕事である。反対、事業停止させたいのであれば、新潟市議会議員への働きかけを行うしかない。いくら抗議や文句を言われても、柏崎市議会議員の私としては何もできない。
 保守系の地方議員だからといって、権限もないような組織に対してでも反対運動せよ、というのは、それこそ中国のデモで言う、何でもありの「愛国無罪」と同じとなる。
 それぞれの人がそれぞれの立場で「良い国」になるよう目指しているのであって、自分が思ったように人が動かない、といったことで抗議するのは筋違い。よく考えてもらいたいものである。

2014年3月11日 (火)

東日本大震災から3年、風化させず

 2時、就寝。

 7時に起床し、大粒納豆、鱈の煮付け、ほうれん草のおひたし、もずくの味噌汁でご飯2杯の朝食をとる。

 8時過ぎから依頼された調査や現場確認のため、市内まわり。資料をお届けしたところで、再度の宿題を頂いてしまった。

 11時、事務所に戻ったところで来客。

 12時30分、皮を剥いだ鶏胸肉にクレイジーソルト、バジルをかけて焼いたバジルチキン、根菜類とおろし生姜を多めに入れた豚バラ肉の豚汁、ご飯1杯で昼食をとる。

Dcf00001 13時、市役所に移動し、総務常任委員会の平成26年度予算審査に係わる任意の勉強会に出席。
 初めての試みであり、いきなり事業レベルで論点整理するのか、政策の段階から議論するのかの整理から始まった。

・経常収支比率が高い
 柏崎市の平成24年度の経常収支比率97.4%で、県内20市ワースト2位、平均90.2%。借金の返済に使う公債費(24.1%)と施設の維持等の物件費(17.7%)、そして人件費(24.3%)が高い。
・システム等の包括アウトソーシングをしているにも係わらず、人件費が減る方向にない。
・再任用を含め(19名)非常勤職員の人数と経費
・国の用意している各種メニューを取り入れるかどうか、積極的な補正予算を組む気はあるか。
・職員不祥事、情報リテラシーなどと職員研修費(726.4万円)
・路線バス確保事業(1億127.3万円)、交通網のあり方 
・鉄道活性化事業 360.1万円
・広報専門官(696万円)の報告や新年度の取組事項
・明日の柏崎づくり事業(705.3万円)の取組事項
・空き家対策(435.5万円)

 14時46分、議論を一旦中止し、東日本大震災で尊い命を亡くされた方へ哀悼の意を表するため、1分間の黙祷。風化させてはならない、日本国民共通の体験である。

 16時に終了となり、図書室で諸雑務をしたのち、事務所に戻る。

 17時、18時と事務所に来客があり、各種の依頼を受ける。

Dcf00002 20時10分、豚肉モモ肉切り落とし、白菜、水菜の豚しゃぶしゃぶ(塩ポン酢、おかめ納豆「万能おろしだれ」)、甘塩鮭焼き、大粒納豆と大根おろしの和え物、ビール500ml3本で夕食。
 野菜を多めに頂いた関係で、豚しゃぶしゃぶを食べる機会が増えたので、つけダレのバリエーションを試すのが楽しみである。

 食後から事務所で事務仕事。

 22時から今日、放送された各局の東日本大震災特番を録画で観る。

 23時過ぎ、電話があり、市内某店に移動し、市政への苦情を受ける。

 東日本大震災から3年が経過した。復興に十分な力が注がれているかと言えば難しいところであるが、安倍政権では加速的に行うとしている。
 世界的にもこれほどの災害は稀であり、また復興の手法にこそ、日本の真価が問われている。
 政府、行政にはいち早い復興事業を、被災された皆さんには一日も早い平穏な日々を、そして日本国民として、この災害を風化させることがないようにすることが重要である。

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2014年3月10日 (月)

マッカーサー甥電文:李承晩体制下では日本の領土・竹島を占拠

 3時30分、やっと読了し、就寝。

 8時に起床して、熱めのシャワーを浴びたのち、大粒納豆、皮を剥いだ鶏胸肉にクレイジーソルト、バジルをかけて焼いたバジルチキン、米麹の白味噌を使った浅蜊の味噌汁でご飯2杯の朝食をとる。

 9時過ぎ、市役所に移動し、図書室で諸雑務。

Dcf00001 10時から本会議、一般質問の3日目になり、2名の議員が一般質問を行った。
 市役所と市民との双方向通信に関する質問のなか、職員の情報リテラシーがまだ確立していないため、Facebookやツイッターなどの活用が難しいという答弁があった。市長自らはどうか、という話になったところで、「メールを返すにも1日以上かかる」といった答弁。このレベルの感覚であることに驚いた。

Dcf00002 11時55分、休憩となり、議会運営委員会に傍聴出席。議題は、人権擁護委員、固定資産評価委員、職員懲戒審査委員会委員の選任で、職員懲戒審査委員会委員は議会からの3名の選出であった。次いで、新潟産業大学・新潟工科大学新入生合同歓迎会の実行委員会からの要請である歓迎ビデオ「恋するフォーチュンクッキー」への議会の出演について諮ってもらったが、各会派持ち帰りとなった。

 12時20分、図書室に戻り、持参してきたおにぎり2個(麹漬け納豆、筋子)、茹でブロッコリー、甘塩鮭、卵焼き、椎茸茶で昼食。

 13時から本会議が再開となり、2名の議員が一般質問を行った。

 14時50分から15分間の休憩をし、再開後、もう2名の議員が一般質問。その後に追加議案の説明となった。

「議第64号 使用済核燃料税条例の一部を改正する条例の制定について」
 原子炉設置者の定義規定で引用する関連法律の条項が変更されたため、所要の改正。

「議第60号 平成25年度一般会計補正予算(第12号)」
 コミュニティセンター放射線防護事業 2億3399万円
 高浜コミセンの改修工事

「議第61号 平成25年度ガス事業会計補正予算(第5号)」
 ガス水道内管工事に係る損害賠償請求事件弁護業務委託
 34.5万円

「議第62号 平成25年度水道事業会計補正予算(第5号)」
 ガス水道内管工事に係る損害賠償請求事件弁護業務委託
 34.5万円

「議第63号 平成26年度一般会計補正予算(第1号)」
 臨時福祉給付金給付事業、子育て世帯臨時特例給付金給付事業に伴う、3億9366.万円の補正。

Q.情報CIO補佐官がいないので、技術的なことは委員会の場で聞くが、こういった臨時給付等がある度に、システム改修などで100万円単位の金がかかっている。本来のアウトソーシングはそういったコストを削減する目的もあったのではないか。
A.委託先であるRKKにも指示しているが、ノンカスタマンズの方向で標準化している。そのため、他市よりも安い予算で行っている。

 17時20分に終了となり、図書室に戻って諸雑用。

Dcf00004 18時過ぎ、自宅に戻り、昆布入り小粒納豆を入れて焼いた栃尾揚げ、皮を剥いだ鶏胸肉の塩焼き、水菜サラダ、セロリの浅漬け、ビール500ml3本、わさび茶漬けで夕食をとる。
 生の本山葵があったため、市販の海苔お茶漬けの素に追加するかたちで、本格的なわさび茶漬けを味わった。

 食後、録画しておいた「長七郎江戸日記」の第一シリーズ「第63話 おふくろさんよ・・・・」を観る。ウルトラマンレオの主人公・おおとりゲンを演じた俳優・真夏竜氏が、塩原勝四郎役を演じている。

 20時から事務所で事務仕事。

140310_zenzu 韓国による武力をもっての竹島不法占拠について、1960年の段階で当時の駐日米国大使であり、マッカーサーの甥のマッカーサー2世が韓国にソウル大使館職員に送った極秘電文が公開された。

「原文:SECSTATE 3470 PRIORITY」(pdf形式)

 内容としては、

・公海上での日本の漁船の拿捕と人質外交の上に李承晩体制下では、常に日本の領土とされてきている竹島を力ずくで占拠している

・韓国の政権に竹島を日本に返還するよう圧力をかけるべき

といったものまで含んでおり、興味深く、また当時の状況、アメリカの認識を知ることができる資料である。
 テキサス親父日本事務局が翻訳した内容は以下の通り。


極秘 日付:1960,4,27
国務省3470 優先文書
ソウル大使館職員351
パーソンズ次官補へマッカーサーより
マッコーニー・ソウル大使

 我々には韓国に新しく民主主義体制の見込みがある今、できるだけ早く、我々が韓国と日本の紛争に恒久的解決をもたらそうとする機会をつかむよう、私は強く進言する。
 李承晩が権力の座に居る限りは、解決の糸口がほとんど無いように見えたが、現在、我々には韓国と日本の論争の精算につながる全く新しい状況がある。
 韓国と日本の関係は単に日本と韓国と政府と言うような側面ばかりでは無くアメリカと我々の北東アジアにおける責任に深く直接的に関わっている。
 実際問題として、合理的な解決策が見いだせるとすれば、韓国、日本政府と我々が緊密に協調する事が不可欠である。
 最大限に重要な事は、明確な韓国政府の日本問題の早期解決のために基本的な和解の進展を妨げ、悩ましている鬱積した問題を特定し素早く物事が運ぶように準備する事である。
 我々は共産主義者達が新しい韓国の体制にどんな反応を示すかわからないが、我々ができるだけ早く韓国と日本政府を適切な状態に整えようとすることは不可欠である。
 李承晩政権が韓国人に対し権威主義的な警察支配において民主主義の基本心情を冒涜し、国際的な品行や道徳等の基本原理を犯し李承晩ライン周辺の韓国領域外の公海上でも実力行使で海賊行為を働き日本人の漁民達を政治的人質として投獄し韓国領域外の領域を力ずくでつかんでいた。
 野蛮な人質外交の実行は共産主義シナに対する我々の由々しき非難の1つで、そして、韓国によって継続されるならば、それは新しい韓国の民主主義体制の大きな責任となり得る。
 韓国で新しい体制が整い次第、我々の影響力を行使して、これらのことを説得することを進言する。(それが暫定的な性格であろうが)

(1)李承晩の残酷で野蛮な弾圧行為を受け苦しんだ全ての日本人全員の人質を解放し(まだ刑が確定していない人質も含む)

 (2)日本の漁船を公海上で拿捕する習慣をやめさせる事。

 これは韓国の新しい体制から人質外交をやめさせるだけではなく本当の意味での実りのある日本との外交関係の基盤作りが何よりも重要である。
 同時に私は全ての漁民の本国送還と引き替えに岸総理と日本国政府に対し韓国と日本の間で、機会を得て理にかなった交渉が行われ、お互いに合意を得て漁業協定が結ばれるまでの間、韓国の海峡での漁業を自粛するように強く要請する用意がある。
 公海上での日本の漁船の拿捕と人質外交の上に李承晩体制下では、常に日本の領土とされてきている竹島を力ずくで占拠している。これは日韓関係の非常に重要で永久の悩みの種で、この島が日本に返還されるまで、日韓全体の和平が決着することが無い。
 それ故、我々は、新しい韓国の政権に竹島を日本に返還するよう圧力をかけなければならない。日韓包括交渉の満足な終結をさせる気がないならば、新しい体制は少なくとも竹島から速やかに手を引き問題を双方満足な形で解決する一部としての意欲の表明をしなければなら我々が竹島を日本に返還するように強く圧力をかけている間、万が一、新しい体制がそうする気が無ければ、最低限、我々はこの件を国際司法裁判所に付託し仲裁を求める事に合意するよう主張すべきである。
 最後に、我々は新しい体制に対して、外交使節団、ビジネスマンとジャーナリストによる訪問、商業的な取引のような事において、相互主義の条件に関して日本との関係を調節する準備をしなければならない事を、特に明らかに知らせなければならない。
 日本人は8年間、李承晩の占領主義の手法で苦しんで、彼の後継者からそのようなできない扱いを受け入れる気は無い。
 それ自身の利益において、新しい体制は通常の国際行為規範に準拠した行いから始めなければならず、最も有効な始動は、(日本や他の自由主義の世界世論に照らし)韓国大使館がここ(日本)で運営するのと同じ条件で、日本外交使節団を受け入れ韓国で機能することを承諾させる事から始める事である。
 もし我々が今、迅速に動くならば、韓国の新体制は我々の有益性を鑑み、一般的に見れば我々の見解を受け入れるであろうから、我々には初期の時点にて、日韓問題に影響を及ぼす事ができる立場、二度と無いであろう好機があるであろう。
 日本は間違いなく新しい韓国の体制の日本への新しい見方を暖かく迎え全面的にそれに報いるであろう。

ダグラス・マッカーサー
機密扱いが解かれるまでは複製を禁じる
親展
機密種別公式文書

2014年3月 9日 (日)

ドナルド・キーン・センター柏崎2014リオープン内覧会
講演「直筆原稿が語る『日本文学を読む』」

 2時、就寝。

 7時に起床し、大粒納豆、白身5個と黄身2個の目玉焼き、イカ塩辛でご飯2杯の朝食をとる

 食後から農業委員会として、担当地区の松波、荒浜、高浜地区をまわる。

 12時、自宅に戻り、冷凍讃岐うどん2玉、山芋とろろ、茹でたモロヘイヤ、挽き割り納豆でネバネバぶっかけうどんを作って、昼食。

Cimg2299 13時過ぎ、ドナルド・キーン・センター柏崎に移動し、13時30分からのリオープン内覧会に出席する。
 ドナルド・キーン・センター柏崎開館時図録、今回の特別企画展「ドナルド・キーンの直筆原稿が語る『日本文学を読む』」の図録とドナルド・キーン・センター柏崎オープン記念菓「キーン先生のちいず饅頭」柏崎菓子組合謹製を頂戴した。
 リオープン内覧会のテープカットののち、特別企画展「ドナルド・キーンの直筆原稿が語る『日本文学を読む』」を観させてもらう。かつての雑誌『波』に1971年11月号から1977年6月号まで全66回に渡って掲載された『日本文学を読む』の生原稿が新潮社から発見されたことによる特別展。推敲の課程も分かり、非常に興味深い資料である。

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 15時からドナルド・キーン先生による講演「ドナルド・キーンの直筆原稿が語る『日本文学を読む』」となった。
 主な内容は以下の通り。

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・原稿を見るとさまざまな想い出がある。
・あらゆる紙を使って書いたが、アメリカから送る場合は薄い油紙なども使った。生涯の半分はものを探すことに使っている・・・。
・私の編集者が読みにくい字や日本語の間違いなどを直してくれたが、幸い少なかった。
・日本語でこれほど長いものを書くのは初めてあった。
・作家のみならず、有名な詩人、斎藤茂吉、与謝野晶子、石川啄木、正岡子規などを取り上げた。
・なぜ連載が終わったかは覚えていないが、ありがたい仕事であった。この仕事で、近代文学を読むことができた。
・最初の日本の研究は、近世文学であった。近代、現代文学、そして最後に古代文学というように研究していった。当時の出版社は困っていた。第1巻が無いのに、第2巻がでるといったもの。しかし、この流れだったからこそ、日本文学全体のことを第1巻に書けた。
・いま18巻の日本の文学史をだしたが、一番弱いのは近世。自信がありすぎて?弱い。
・今日観てもらったのは、近代、現代で二葉亭四迷から始まっている。初めての小説ということもあるが、口語体であることが良かった。歌人は今でも文語体であるが、近代、現代はほとんど口語体。
・二葉亭四迷の日本語は現在の日本語とも違う。流行語もある。文学史を書く場合は、時代が変わることを分かっていなければならない。
・古代史を書いた本の中で一番大事な本は、二冊本の『日本文学選集』だった。誇りをもっている。この本がでる前には、世界文学史の本には日本文学はでてこなかった。世界の文学はほとんど西洋文学。

・日本に小説があることは最初は知らなかった。好奇心もなかった。『源氏物語』の英訳をはじめて読んで知った。そのときの教育は良いものであったが、教えてもらったのは半分という印象をもった。インド文学もあるし、日本文学もある。
・コロンビア大学の文学は、インド、中国、日本がある。文学は西洋だけのものではない。
・太平洋戦争は悪いものであり、私は反戦主義者。日本は負けたが、本当は日本が勝っていると思う。戦前、日本語を教える海外の大学は片手ほど。しかし現在は、中学校、高校まで日本語を教えている国もある。戦前は、ニューヨークに日本料理店は1軒であったが、現在は500軒を超える。日本文化は世界に広がった。そういう意味では日本は戦争に勝ったといえる。文化は西洋のみ、という考えを変えることができた。

Cimg2297 講演終了後、15時30分から「キーン先生を囲むDKCボランティアのおもてなし茶話会」として、ボランティアの皆さんからご用意頂いたブルボン製品をはじめとするお菓子とお茶を飲みながらの懇談。
 やはりこの施設を活用するために、そぞろ歩きの環境を整えるべきとのご意見を多々頂戴した。
 茶話会の最後に「故郷」(作詞:高野辰之 作曲:不明「岡野貞一」)を合唱をし、お開きとなった。

 16時50分、事務所に戻り、事務仕事。

Dcf00008 18時40分、玉葱を多めに入れたハッシュド・ビーフ、コーン・ペーストの缶詰をベースにしたコーンクリームスープ、塩らっきょう、6つ切りの食パンのトースト、ビール500ml3本で夕食をとる。
 ハッシュド・ビーフとコーンクリームスープへのつけパンをしながら、ビール。あっという間に腹一杯となった。

 食後から事務所で事務仕事。

 23時、ドナルド・キーン先生が京都での留学期間を終え、帰路についた際、永井荷風の『すみた川』を読んで、すぐにでも日本に帰りたいという思いになった、という一文を思い出し、書庫から永井荷風の『断腸亭日乗』文庫版を取り出してきて読む。

2014年3月 8日 (土)

中国調査船、無断で奄美大島沖の海洋調査

 1時、就寝。

 7時に起床し、大粒納豆、エリンギのバター焼き、水菜サラダ、蜆の味噌汁でご飯2杯の朝食をとる。

 食後から会社関係の事務仕事。

 10時、市内某町内会長とともに現場確認をするとともに、今の市政はどうなっているのかとのご批判を受ける。

Dcf00006 11時過ぎ、市内某コミュニティセンターの和室に移動し、市内で獲れた猪を食べる会に出席。今回の猪肉は、かなり若い猪のため、柔らかく脂身もスッキリしている。野菜、豆腐をたっぷり入れた猪汁とおにぎり(明太とこんぶ、北海道産炙り焼鮭)、赤ワイン1杯を飲みつつ、地域の方との意見交換を行う。宿題も何件か頂戴したので、調査次第、またご報告することとした。
 次回は、モクズ蟹を獲っての蟹の会である。

 14時過ぎ、自宅に戻り、パソコン関係の仕事。液晶バックライトの交換やCPUの換装もあり、かなり手間がかかってしまった。

Dcf00007 18時50分、豚肉切り落とし、白菜、水菜の豚しゃぶしゃぶ(胡麻ダレ、塩ポン酢)、冷や奴、アボカドのヅケ、なめ茸と小粒納豆の和え物、ビール500ml3本で夕食をとる。アボカドはわさび醤油につけて刺身のように食べる事が多いが、今回は牡蠣醤油にアボカドの薄切りを漬け込んでヅケにしてみた。

 19時、20時と事務所に来客。

 22時、風呂に入ったのち、事務所でネット上の会議を行う。

 尖閣諸島の領海外側にある接続水域へ、中国海警局の船が入る込むのが常習化してきている。ニュースの上ではここだけに目がいってしまいがちであるが、中国はさらに日本の排他的経済水域(EEZ)、奄美大島沖等に勝手に入り込んで、海洋調査を行うような状況である。
 軍事的には太平洋に進出を目指し、資源的には因縁をつけて自分たちのものにしようと中国は海洋調査をし、各種のデータを集めている。
 日本もいい加減、「そこまでだっ!」の威嚇でもしなければ、取り返しのつかないことになる。キチンと対処しない事が戦争を呼び込む。法改正も含めて、安倍政権にはしっかりと対応してもらいたい。


平成26年2月24日『日本経済新聞』

中国の調査船が無断航行
奄美大島沖の経済水域
 

 23日正午すぎ、鹿児島県・奄美大島の西約335キロの排他的経済水域(EEZ)で、中国の海洋調査船「浜海512」が事前通報なく航行しているのを、海上保安庁の航空機が確認した。
 第10管区海上保安本部(鹿児島)によると、調査船はワイヤのようなものを海中に10本垂らしながら航行。航空機から無線で中止を呼び掛けたが、応答はなかった。

2014年3月 7日 (金)

柏崎市立柏崎第一中学校第67回卒業式
平成26年柏崎市議会2月定例会一般質問(柏崎港粉じん問題、市役所移転反対、核医療施設誘致)

 2時、就寝。

 7時に起床し、大粒納豆、白身5個と黄身2個の目玉焼き、蓮根の油炒めでご飯2杯の朝食をとる。

 9時、母校である柏崎市立第一中学校に移動。9時20分から第67回卒業証書授与式に来賓として出席する。

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Cimg2281 ワーグナーの「タンホイザー行進曲」(作詞:福田三岐夫)の合唱で入場した今年の卒業生は、67名(14082号~14148号)、平成10年、11年生まれ。ステージ上にはヒーターで温めて満開となった見事な桜が飾られていた。
 「仰げば尊し」の1、3番、「柏崎市立第一中学校校歌」を出席者全員で歌い、最後は卒業生記念合唱として「旅立ちの日に・・」(作詞、作曲:川島あい)が歌われた。
 この時期には珍しい積雪量となったが、まさに「なごり雪」であり、逆に記憶に残る卒業式であったかと思う。これからの新しい場でも活躍することを願うばかり。

Dcf00001 11時40分、一旦、自宅に戻り、皮を剥いだ鶏胸肉を沖縄の海塩「ぬちまーす」で焼いた鶏塩焼き、ピーマンの油炒め、おにぎり2個(筋子、麹漬け納豆)、無塩トマトジュースで昼食をとる。
 暗いところで塩をふったため、ついかけ過ぎてしまった。

 12時過ぎ、市役所に移動し、窓口で今更ながら住民基本台帳カードの発行(写真付き 500円)と電子証明書の格納(500円)の手続きを行う。

Cimg2287 13時から本会議、一般質問の2日目、最初に登壇となった。

「先月の26日、柏崎港中浜埠頭で柏崎港テロ対策合同訓練が行われました。我が市の消防署も参加し、優秀な警察力を中心にした訓練でありました。
しかし、世界最大の原子力発電所を有する以上、私はここに自衛隊を加えてのテロ対策も必要であると思うところです。そのためにも、これからも海上自衛隊の誘致を引き続き訴える、無所属の三井田です。
 午前中、市内各中学校で卒業式が行われ、私も母校である第一中学校の卒業式に出席させてもらって感動し、爽やかな気持ちになっているところ。これから生臭い質問をするのはいささか躊躇するが、キッチリと行いたい。」

とのお約束の枕を述べたのち、以下のように一般質問を行った。

 今回の一般質問は大きく3つの項目について聞きたい。
 一つは、いまほど話にもだした柏崎港東埠頭の粉じん問題。
 そして、今回の新年度予算でも庁舎整備基金条例を審議する新庁舎建設に関する考え。
 最後は、未来を見据えた少し大きいテーマで、原子力発電の今後についての認識と核を利用した医療施設の可能性について、当局の職員が作成した答弁書ではなく、政治家としての市長自身の考えを確認したい。

1.柏崎港粉じん問題への対応と周辺環境の整備について

 この柏崎港の粉じん問題については、数年来の問題になっており、この議場で私が取り上げるのも複数回。予算要望や委員会でも改善を求めてきた。
 改めて説明すれば、この粉じんは柏崎港東埠頭にある鉄クズ、スクラップの類いからの風にのったもので、周辺住民の皆さんは洗濯物が干せず、また騒音もあって不安を抱えているという問題。しかも、スクラップからの油が道路にしみでているような柏崎港のあの状態では、「海のまち柏崎」という看板にも傷がつくうえ、景観上も好ましいものではない。
 今年の施政方針でも会田市長は「安心・元気・希望に満ちた柏崎」と結んでいるため、不安を抱える地元住民の皆さんの事は、きちんと理解してもらえるであろう。
 私自身、これまで何回も、地元の方と現地パトロールをし、県の担当者や利用している業者の方にも申し入れをしてきた。
 また市役所の各担当課からは、説明会など開いてもらうなど、真摯な対応に感謝するところであるが、残念ながら現状において大きな改善はみられない。

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Q1-1.まずもって、現時点において問題の対応状況をどのように認識しているか、市長に聞きたい。

A1-1.柏崎港でスクラップを扱うようになったのが平成15年であり、平成19年から地域懇談会の場等でも意見は聞いている。平成22年から降下煤じんの測定をし、港公園プールの水質測定も一昨年行った。1月24日には柏崎振興局や長岡の環境センターから同席し、降下煤じん、港公園プールも大きく基準を外れたものではないと地域の方には説明させてもらった。地域からの要望もあり、散水や風速計としての吹き流し等については、新潟県から検討するとのこと。柏崎港は物流、災害対応にも必要なところであるが、新潟県に対してこれまでも早期解決に対して申し入れ行ってきた。今後も継続して解決に取り組みたい。

Q1-2.認識が違う部分がある。市民が困っているのは降下ばいじんではなく、風に乗って舞い上がる鉄くずや粉じん。地元言葉でいえば「しゃぎこんで来る」ような風に乗ったもの。粉じんで真っ黒になってしまい洗濯物も干せない。本当の問題は晴天化で測定した粉じんではないことを市長は理解しているか。このような現状では港の活性化に結び付かずシティセールスにもつながらない。なるべく早い手だてが必要。市長は市民の側に立ちもう一歩踏み込むべき。風速計、散水は県から検討するとの私の方にも情報が入っている。市役所内でも担当課だけに行かせるのでなく、本当に市民が困っていることであるため、トップである市長が行くべきではないか。市長は現場に行ったかわからないが、いけばよくわかる。「使用許可の条件や許可証」には

「10 油、風雨に伴う錆水等の流出及び自然発火等の事故に対し万全の対策を講じること。」

と書いてあるが、油が染みでているなど、守られていない。こういった条件や状況を説明して、新潟県に申し入れをすべきと思うがどうか。

A1-2.柏崎港のスクラップ、粉じん問題については地域懇談会で住民の話を聞いて理解している。県には担当課が何度か足を運んで要請している。その結果として県と市が調整しながら対処方法を進めていると理解している。

Q1-3.繰り返すが、問題は降下ばいじんでなく風に乗って飛んでくるもの。風速計により基準以上の風速(10m/s)のときは中止することになっている。民間企業では粉じんがでるような場合には、きちんと散水してから作業を行う。散水で水を多く使ってもらえれば、ガス水道局だって多少の売り上げ?にはなる。作業時の散水の徹底をするよう更に働きかけるべきである。また、中長期的には作業場所の移設も考えるべきではないか。さらに言えば、柏崎港東埠頭には緩衝帯、バッファーもない。県内、例えば直江津港、新潟港には住宅地との間には、十分な緩衝帯がある。いますぐ緩衝帯を作れなどと無理は言わないが、いずれは検討しなければならないのではないか。つまり、短期的には風速計と散水の徹底、中長期的には移設とバッファーの設置を県に申し入れるべきと思うがどうか。

A1-3.地域懇談会での意見は、スクラップ等が高く積まれて景観が悪い、騒音がうるさいといった内容であり、県への申し入れにより軽減されたという認識。散水などは事業者からの報告を見て、現状把握してから検討すると県は言っている。平成26年度に風速計も設置予定とのこと。バッファー部分についても県は前向きに検討すると言っている。今後も粉じん問題については地域との意見交換しながら検討していきたい。

 本当に市民が困っているのは洗濯物が干せないといったこと。市民の目線を理解していないのは残念。地域の方と意見交換をするということなので、十分、意見を聞いてもらいたい。
 次の大きな質問に移りたいと思う。

2.柏崎市役所の新庁舎建設について問う

 今回の新年度予算審査において、市役所新庁舎建設のための庁舎整備基金条例を審議するが、現時点における市役所庁舎改築の方針、現地改修の可能性、求められる市役所の機能について、市長の考えを中央地区のまちづくりの観点を含め問いたい。
 まず、最初に述べておきたいのは、私は市役所新庁舎は現地改修すべきという立場であり、移転には「反対」である。

Q2-1.市役所新庁舎の建設が10年以上の先のこととはいえ、昨年の9月議会においては「駅前の土地区画整理事業用地を選択肢の一つとして考える」、12月議会においては「さらに検討を加える」等の発言を会田市長はしているが、現時点の方針を確認したい。

A2-1.新庁舎の整備は今後10年を目途に行いたい。新年度からそのための基金積立をはじめたい。色々な要件を考えると、現時点ではJX日石跡地が中心になると考える。新庁舎整備は市民にとっても大きな事業なので、計画を進める上で財政状況や市民ニーズ、社会の動向などを見ながら、新しい市庁舎に必要なサービスや果たすべき役割を、あらゆる側面から検討。政治手法やスケジュールなど具体的な計画をスピード感もって進めるとともに、質の高い行政サービスを提供したい。

 選択肢の一つに挙がる事が分からない。駅前の一等地に市役所がでていってどうなるのか。市役所庁舎自体はキャッシュを生む施設ではない。
 本来であれば、駅前の一等地には民間の商業施設等を誘致し、固定資産税など柏崎市の収入が増えるようにしなければならない。それが柏崎市の経営者たる市長がとるべき政策ではないか。また、商業施設等によって雇用や消費行動を生み、少しでも多くの人が地元で生活できるようにしなければ、このままドンドンと負のスパイラルにおちいってしまう。地域経済の観点も必要ではないか。つまり、地域経済の循環と雇用である。
 ちなみに地域の経済に関連していえば、原子力発電所の再稼働がある。代表質問でも原子力発電所に関連する従事者人数の議論があった。人数が変わらないといった答弁があったが、再稼働し通常運転に入れば、やがてやってくる定期検査などもあり、一時的でも多少人口は増えるうえ、経済も循環する。人口が増えないなら、商圏を基準に出店を決める商業施設は、なかなか出店しないうえ、企業の誘致も難しい。こういった負のスパイラルに入り込みつつある現状を、市長にはもっと良く認識してもらいたい。
 原子力発電所の話をだしたからではないが、原子力発電所も地震、津波等の対策を行い、15m級の津波に耐えられるよう防潮堤まで作っているなか、災害時に司令塔となる柏崎市役所を、わざわざ海抜の低いところに移転させる必要はない。
 東日本大震災の事例をよく考えてもらいたい。市長が行ったがどうか分からないが、私は現地に行って、あの悲劇が起きた南三陸町の防災庁舎の位置を確認した。過去の経験から「津波想定浸水想定区域 ここまで」と国土交通省が設定した海抜よりも低い位置に建設してあった。

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* 「津波浸水想定区域ここまで」の表示パネルがある位置より、低い場所に防災庁舎等が建設された

 いくら河川改良したとはいえ、戦後に柏崎駅周辺は大雨で南町周辺までの水上がりを複数回経験しており、海抜も3m程度。昨今のゲリラ豪雨もある。現在の柏崎市役所は海抜10mであり、また昭和43年の建設時には多くの柱を地中に打ち込んでいる。災害時の拠点としての機能を考えれば、現地改修であろう。

Q2-2.万が一、いや億が一、移転することなった場合、現在の敷地をどう活用するのか、そこまで考えてのことか確認したい。また、市役所があることによる人の流れやまちのにぎわいもある。中心市街地活性化の計画も、この10年で大幅に修正を加えていくのか。

A2-2.まだ正式に決めたわけではないが最有力候補地。もちろん現地改築が第一の検討候補だが、建築基準法の制約があり、現庁舎を使いながらの改築が難しい。市民サービスや費用面からも移転が妥当と考える。もちろん現地建て替えも検討しなければならないが、移転も検討する。それから市役所が一等地にあるのがなぜいけないのか。まずは市民に対する利便性を考えれば、三井田議員の視点に立つものではない。市役所は最大のサービス産業。大勢の人が出入りする集客機能を持った施設。中心市街地の整備は平成19年のまちなか活性化計画を踏まえて街づくりをやってきたつもりだが、直後に震災があり復興計画を立てた。その中で市役所庁舎は将来的な移転改築、防災センター機能も、総合的な施設とすると書いている。重点プロジェクトでも同様の主旨。これらを踏まえて計画進めていきたい。

 マーケティング的な視点が全然ちがう。マグネット効果=必要性高いものだから人が集まる。市役所のようにマグネット効果がある施設は奥に置くべき。スーパーマーケットだってマグネットを奥に置き、なるべく人の動きがあるようにしている。施設が持つ性質、市民のニーズを考えるべきではないか。
 また、現地改修をするなら国とも相談するべきであろう。市民目線で言うなら、この時期は税務署に行くことが一番困っている。駐車場がない。市の職員ではなく政治家である市長として、国、税務署にも働きかけるべきではないか。
 かつてのコンパクトシティの計画では駅との周遊性を高めるとしていた。つまり、周遊性ということは、その意味では整合性がとれていない。周遊性を考えれば(マグネットとして)、やはり現地改修すべきである。

Q2-3.少し違う方面からの話をしたい。行政の窓口の仕事、市民と直接向き合うことや情報保全のためのセキュリティ(区画区分)を高めたオフィスとしての機能、災害時の司令塔としての機能など、各自治体が新庁舎を建設する際には色々な機能を拡充させるべく、設計している。逆に現在の市役所での機能が足りないもの、不都合な事など、どのように整理しているか。また、利用する市民からの目線として、何か欠けている部分があるかどうか、認識を聞きたい。

A2-3.新庁舎が備えるべき機能についての質問だろうか。現時点でははっきり言えないが、防災時の総合的な拠点となるべき。その他、情報通信技術の十分な活用、セキュリティ、社会的な動向、市民ニーズ、そういった色々な角度からの検討が必要。社会保障などをふまえた新たな窓口、省エネへの配慮、維持管理コストも視野に入れ、雷も含めた災害に強く管理しやすい総合的な施設を考えている。新年度に担当を中心に新庁舎の整備について、具体的に取り組み進めたい。

 ここで10年度後までに考えうる変化を、一緒に考えたい。
 現状の柏崎の公有財産、いわゆるハコモノの市民一人当たりの財産面積(建物)は、政令指定都市の新潟市を除いた県内4市(長岡・上越・三条・新発田)の平均4.4平方mと比較して12%上回る4.9平方mであり、保有面積は多い。
 これらの施設の建築は、原子力発電所に係る関連財源、いわゆる原発財源
が増加している時期に集中しており、あと10年後に老朽化のピークを迎える。つまり、市役所新庁舎を建設する頃の10年後には一気に老朽化が進む。コミュニティセンターなどの維持管理に膨大な費用がかかるため、場合によっては取り壊すような案件が10年後にでてくる。
 情報化、電子市役所にかける予算はそのままで、市職員人数も今後10年そのままということはないので、行政改革のなかでも書かれているように、より効率的でスリムな市役所になるであろう。
 柏崎市の人口についても増えていてほしいが、少子高齢化の波もあり、国立社会保障・人口問題研究所の平成25年3月推計では、2025年に約7万9000人という予想になっている。
 行政システム的には、平成28年度からの個人番号制度、マイナンバーがはじまれば、市役所の窓口業務も変わり、各コミュニティセンターや近くの施設から各種証明書の発行などもできるようになるし、また逆にそうしなければならない。そして、先に述べたように、各地域の老朽化する施設の更新とともに、証明書発行などの窓口業務一部は分散するようになるのではないか。
 転入や結婚等のライフイベントに関してもIT化され、ワンストップサービスで市民が市役所内をまわらなくとも良い姿があるべき姿であり、大きなスペースを必要としなくなる可能性が高い。
 窓口業務のワンストップサービス、コールセンターの民間への委託で有名な福岡県大野城市は、普通会計ベースで市職員は367人、市民1000人当たりの職員数3.82人しかいない

柏崎市は平成24年4月1日で普通会計の市職員807人、住民基本台帳人口89511人。市民1000人当たりの職員数約9人

 つまり、フロントオフィス機能は変わる。本当に大きなスペースなどが必要なのか、ということにもなる。
 続くバックライン・執務室についても、電子市役所の推進、職員数の適正化があり、電子市役所のための多大な費用を使いながら、職員数がそのままということはない。
 システム自体もクラウド化などをはじめ、場所によらず業務が遂行できるようするのが、BCP(事業継続計画)であり、防災対策でもある。つまり10年後は、分散化しても業務を遂行できる体制を構築していくため、市役所の機能についての認識はかなり変わる。
 BCPはBCP、システムはシステムといった縦割りではなく、総合的な視点をもってほしい。
 これらの変化があることを考えると、ある程度の新庁舎のあるべき姿が見えてくる。そして、手法についてもPFI等の選択肢を議論すべきところがある。
 改めていうが、新市役所庁舎はより機能的かつ効率的なものにし、現地改修すべきである。
 今後、また議論をしていきたい。

 次の質問に移る。

3.原子力発電の今後についての認識と核を利用した医療施設の可能性について

 この質問は、原子力発電自体の今後の流れについて、市長の認識を問うもの。また、柏崎刈羽原子力発電所の存在を強みとして、核を利用した医療施設を検討すべきと思うが、市長の考えを問いたい。

Q3-1.先日の東京都知事選挙においても原子力発電の賛否などが取り上げられていたが、「脱原発」「即原発」など色々な言い方があり、言葉遊びのようになっている感がある。即時に廃炉すべきもあれば、順次やめるという人もいる。原子力発電の今後について、世界的な視野、日本のエネルギーセキュリティの観点から、市長はどのように考えているのか。

A3-1.原子力発電の今後については、国を挙げてエネルギー基本計画を策定しているが、数値目標は明確にならないようで残念に思う。日本のエネルギー全体の問題については、国民的には議論百出。私の認識は安全性の問題が大きく、事故やバックエンドの問題等を考えると、原子力発電は一時的な電源との認識している。その中でベストミックスというか、再生可能エネルギーを利用するには、具体的に必要性やシェアを上げなければならないが、現状で原子力発電に代わりうるかは難しい。原発や再生可能エネだけの議論ではすまないと思っている。

Q3-2.原子力発電について、世界はどのように動いていると認識しているか。

A3-2.現状にも関わらず、政府は国際的に原子力の売り込みをはかっている。はっきりと言えば発展途上国中心に売り込む流れにある。その一方でドイツのように、原発に頼らないエネルギー政策に進む先進諸国の例もあると認識している。

 ドイツは、お隣のフランスから電力を買える国。そして、フランスも日本も化石燃料を採掘できない国である。
 現在、原子力発電所を自国の技術で建設できるのは世界で日本、フランス、ロシアであり、世界に売り込んでいるのは次の世代の原子炉になっている。
 柏崎刈羽原子力発電所の6号機、7号機は世界初のABWR(改良型沸騰水型軽水炉)であるが、これは「第三世代」。世界では、次の世代の原子炉の建設が進んでいる。
 東芝傘下であるウェスチングハウス社が国際プロジェクトで設計したAP1000という形式の原子炉が中国で建設中であり、これは「第三世代+」。AP1000は、事故が起こった際にも(72時間以内に)自然冷却で収束する機能をもつ最新機である。中国はこのAP1000をベースにしながら、チャイナのCをつけて独自技術としてCAP1000と呼んで、今後、原子炉をこれからドンドン作っていく。先般のPM2.5の騒ぎを見れば、中国のこのコピー版原子力発電所が事故を起こした場合、被害を受けるのは我々ということも、ある意味認識しておく必要がある。
 ゆえに原子力の技術開発はきちんと継続して行うべきと思っている。
 そして、バックエンドの問題との答弁もあったが、それは主に高レベル廃棄物のことであろう。高レベル廃棄物は、名称は廃棄物であるが、金属学から見れば資源とも言える。単位体積あたりの重さもあり、有効利用するやり方もある。悪い使用例としては、貫通力を高めた劣化ウラン弾。処分技術も開発されており、日本がトップの技術をもつADS(加速器駆動未臨界炉)がある。これは、高レベル廃棄物を燃料として発電し、高レベル廃棄物を300年ほどで触れる放射能レベルにすることができる。ベルギーで実験炉、2050年の実用化を目指しているが、日本政府としてこの研究を加速するという方針にもなっている。30万KW級実用ADSプラントが4基程度あれば、全国40基ほどある原子力発電所で発生する高レベル放射性廃棄物を処理できる。
 こういった広い視野で原子力発電を捉えてほしい。

Q3-3原子力、核による発電の確認をしたが、次に核を医療に使うものについての認識を聞きたい。今までの一般質問でも取り上げ、また予算要望(粒子線、光がん治療施設など誘致可能性の調査)の際にも何回か説明させてもらったが、放射線などを使ったがん治療や予防などの医療施設を柏崎市は誘致すべきとしてきた。平成25年の予算要望の際、会田市長は一切、考えていないとの発言をしていたが、それはいまでも変わらないのか。また、核医学については、どのような認識をもっているか。いきなり医療とはいかず、まずは研究施設かもしれないが、国に働きかけて誘致すべきではないか。日本人の二人に一人ががんになり、この議場でいえば半分の人ががんになる割合。

A3-3.原子力発電所があることと核医療の関係性がわからない。陽子線、重粒子線の治療は特定のがんに限られる。核医療には医療スタッフの確保も必要であり、治療費ほぼ自己負担で現状では300万円と言われ、課題が多い。日本人にがんは多いが、国によるがん治療連携指定病院のレベルアップなどが優先されるべき。柏崎でも総合医療センターがそれに準ずる病院として指定された。26から27年度にはがん治療の化学療法室が設置される予定。市でもリニアックに補助金を出すなどして支援してきた。市は検診や予防に力を入れることが大事だと考える。がんの原因となる生活習慣病の改善が大切なので、早期発見することで治療を早められる。がん治療も大切だが、それよりも検診に力を入れることが大切。

*リニアック(X線、電子線)

 関係性が分からない?(ダメだこりゃ)あえて原子力立地地域であることを核医療と結びつけるよう企画するものではないか。しかも先に述べたように核技術の発展と核医療は密接である。それが分からないということか。10年後には費用も下がる。核医学の進歩を先取りして雇用や経済循環を生んだらどうかという意味合いでの質問である。

Q3-4.同じ原子力発電所立地自治体である福井県敦賀市などには、若狭湾エネルギー研究センターがある。以前に視察させてもらったことがあるが、国、県、民間が一体となって推進したもので、陽子線がん治療等を行っている。また、原子力発電所があることを強みに、福井県陽子線がん治療センターも福井市に設立されている。つまり、原子力発電所が仮に廃炉になったとしても、研究や医療の都市として生き残れるようにしている。がん治療について、原子力発電所の存在を強みとした医療施設の誘致は柏崎市民の生命を守り、安心となる。今年の施政方針にも

「そのためにも、我が国のエネルギー政策に協力してきた原子力発電所立地地域における新たな産業振興策への、国の支援を強く求めてまいります。」

とあるが、少しでも前進してみようという気はないか。雇用創出と地域経済の循環のためにも。
 それでもリニアックに補助金を出したから核医療施設は不要との考えか?

A3-4.核医療というのが陽子線、重粒子線のことかそれ以外かわからないが、そういう医療施設があるにこしたことがないが、誰がそれを運営するのか。まさか市がやるというのではあるまい。がん対策については地元の専門医の話も聞きながら、市は総合的な対策、検診に力を入れる。

 誰も柏崎市自体が運営するなどとは言っていない。さらにがん検診は当たり前のことであり、福祉保健の分野の話で提案しているのではない。ちなみに、がん検診にしたって、長岡の某病院がPET検診をやめたため、PET検診を受けるにも今は大変である。この質問は、まちづくり、企画の話である。加速的に進んでいる核医療の先を見越して、研究施設あたりから誘致したらどうかという話。
 アベノミクスでの成長戦略部門には、原子力と医療がある。それなら国が各種支援制度を用意する、その流れにのって、原子力発電所があることを強みに変えて、市民の健康のため、新たなる産業として、核医療施設の誘致を考えてほしい。

 結局、暖簾に腕押しといった感じで終わった。その後、1名の議員が一般質問を行い、14時50分から15分間の休憩。

 15時5分から2名の議員が一般質問を行ったが、その中でこれから公共施設維持管理基金を設置する事に対して、おべっかのやりとりがあった。これから公共施設の老朽化などで多額の費用がかかるため、基金を貯める!と当然のごとく答弁していた。しかし、前市長時代に積み立てた公共施設維持管理基金50億円を廃止し、その金を使ったのは会田市長である。これから新市役所庁舎建設のための基金の積立、そして公共施設維持管理基金の積立が始まる。

 16時40分、終了となったため、季節外れの雪吹雪のなか、事務所に戻る。

Dcf00003

Dcf00004 17時50分、有志にて市内某格安カラオケボックスで夕食を兼ねた懇親会。塩だれレタス、焼きそば、枝豆、炙りエイ、キムチなどをつつきながら、生ビール、モヒートを飲む。
 歌の前の雑談でもかなり盛り上がってしまい、気付けば23時で5時間ほど過ごしてしまった。

 23時、帰宅。

 23時30分、熱めのシャワーを浴びたのち、事務所で簡単な資料分けなどの単純作業を行う。

2014年3月 6日 (木)

和歌山県教委、独自に小中学校に道徳用資料集配布

 2時、就寝。

 7時に起床し、大粒納豆、ピーマンの油炒め、わさび漬け、もずくの味噌汁でご飯2杯の朝食をとる。

 食後、急ぎの手紙やFAXを処理したのち、9時過ぎ、市役所に移動。

Dcf00007 図書室で諸雑務をしたのち、10時から本会議、一般質問の一日目である。
 午前中は2名の議員が一般質問。弁護士事務所に関する質問もあり、市長はいかにも弁護士が必要だといった答弁をしていたが、平成16年来、弁護士誘致が必要と一般質問、委員会、予算要望の場で私が提案しても、法テラスで十分だの答弁し、動かなかったことなど忘れているようであった。

Dcf00008 11時45分、休憩となったので、急いで事務所に戻って準備し、作業の終わったパソコンを納品。その後、自宅に戻り、水菜のサラダ(焦がしオニオンドレッシング)を作って食べつつ、皮を剥いだ鶏胸肉2枚にクレイジーソルト、バジルをかけて、オーブンで焼く。焼き上がったバジルチキンを弁当箱に詰め、市役所に行き、図書室で諸雑務をしながら、昼食にする。

 13時、本会議が再開となり、2名の議員が一般質問を行った。

 15時5分から15分間の休憩をとり、残り2名の議員が一般質問。

 17時20分に終了となり、事務所に戻る。

 18時、事務所に来客。

Dcf00001 19時20分、小粒な牡蠣フライ、蓮根の油炒め、茹でホタルイカ、刺身(鮪、鰤)、イカ刺身を挽き割り納豆に入れたイカ納豆、ノンアルコールビールで夕食をとる。
 ガリガリのパン粉が効いた牡蠣フライを熱いまま、がっついてしまったため、上あごの皮がベロベロになってしまった。

 食後から事務所で事務仕事。

 途中、電話があり、パソコンのOSの入れ替えについてであった。WindowsXPのサポートは切れるが、WindowsVISTAのサポートは(あと3年)2017年4月11日まで、Windows7のサポートは(あと6年)2020年1月14日までとなっている。

 現在、文部科学省では「道徳」を小中学校の正式な「教科」への格上げすることを検討しているが、それとは別に郷土に関わる偉人、逸話を使った道徳の資料を和歌山県教育委員会が作成した。対象となる生徒全員に配布し、郷土愛やモラル、思いやりなどを醸成するのが目的で、非常に興味深い取組みである。
 和歌山県ということで、日本とトルコの友好関係に礎となった串本町沖でのトルコ軍艦エルトゥールル号遭難事故の件も掲載されているという。トルコ共和国から贈られたアタチュルク像も一緒に民間企業に売っ払った柏崎市は、「不道徳」の模範であろう。
 我が新潟県内にも偉人や感動の逸話も多いので、是非、新潟県版も作ってほしいところである。


平成26年2月15日『紀伊民報』

小中学校に道徳用資料集配布
和歌山県教委

 和歌山県教委は、県内全小学校の4~6年生と中学生を対象にした道徳用の資料集を作った。県教委が対象の児童生徒全員分を作るのは初めてという。「郷土愛」や「規範意識」「思いやり」を育む目的。県内に縁のある偉人や出来事を多く盛り込み、いじめやネット問題を考えさせる話もある。
 2月中に全校に配布され、各校は随時授業に使用していく。小学生用は「心のとびら」、中学生用は「希望へのかけはし」。小学生用には白浜町出身の江戸時代の医師小山肆成が苦労を重ねて天然痘の国産ワクチンを開発した話、ベルリン五輪棒高跳び2位になった那智勝浦町の西田修平が3位の日本人選手と健闘をたたえ合い、銀メダルと銅メダルを割って合わせた「つなぎ合わせたメダル」など15話。
 中学生用も全15話で、串本町沖でのトルコ軍艦エルトゥールル号遭難事故や「稲むらの火」の浜口梧陵(広川町)、世界初の全身麻酔による乳がん摘出手術に成功した江戸時代の外科医、華岡青洲(紀の川市)、有田市出身で渦巻き形の蚊取り線香を開発した上山英一郎の話など。小学生用、中学生用ともいじめやネット問題をテーマにした話もあり、いじめ防止の一助にしたい狙いもあるという。
 内容については、県内の小中学校教員や元教員、大学教員ら6人で「作成協力者会議」を組織し、2012年12月から話し合ってきた。会議メンバーが執筆したり、文部科学省の資料から選んだりして編集した。
 事業費は約1500万円。小学生用は3万3千部、中学生用は3万5千部、教員用の「指導の手引き」をそれぞれ2400部ずつ作製した。児童生徒用も学校が管理し、年度が替われば、次の学年に回すようにする。県教委は1997年度にも道徳用資料「ふるさとわかやまの心」を作り、学校の教職員用に配布している。
 県教委の西下博通教育長は「国が作った資料『心のノート』もあるが、古里和歌山から学べるものがあってもいいのではないか。たくましく、思いやりある子どもを育てるため、しっかりとした道徳心を育んでいかなければならない」と話した。
 文科省は小中学校の道徳について、正式な「教科」への格上げを検討している。

2014年3月 5日 (水)

こどもの時代館は廃止方向で検討?
反原発派と原発財源の充当

 2時、就寝。

 7時に起床し、大粒納豆、皮を剥いだ鶏胸肉を味噌に一晩漬け込んでから焼いた鶏モモ味噌焼、麩と若布の味噌汁でご飯2杯の朝食をとる。

 ダブルアーム・スープレックスで有名な「人間風車」ビル・ロビンソン逝去のニュースがあり、昭和のプロレスがまた遠くなった感がある。

 9時過ぎ、市役所に移動し、図書室で諸雑務。

Cimg2273 10時から本会議、各会派の代表による代表質問である。
 無所属のため代表質問できないため、聞くだけであるが、せっかくの質疑のチャンスなのに言いたい事を読み上げ、当局の答弁後に残り時間があっても再質問をしない会派もあり、ある意味言いっ放しとなっている。

 12時、休憩となったので、一旦、事務所に戻り、急ぎの仕事を片付ける。仕事をしながら、カロリーメイト(チーズ味)、茹で卵2個、無塩トマトジュースで昼食をとる。

 12時40分、市役所に戻り、13時から本会議の再開。

 15時5分から15分間の休憩をとったのち、残る2つの会派が代表質問を行ったのち、過日説明があった議案に対する質疑となった。

Q.細かい事業の中身は各常任委員会の審査で問うので、ここでは予算の査定過程で見えている部分を聞きたい。2款・核兵器廃絶平和推進事業において、要求額290.4万円に対し、財務部長査定は54万円、それを市長は150万円までアップし直す査定をしているが、事業の中身を見ると物品借り上げ料で80.7万円、展示展などとなっている。市長がそこまで予算を上げた意味、事業内容は何なのか。
A.(総務課長)宣言から5周年ということで、展示を拡充したい。
A.(市長)5年目ということもあり、数十万円の節目として十分ではないということで、予算を増額した。

Q.中国へ中学生を派遣するという2款・国際交流費について聞きたい。これは担当課要求もなく、部長査定もなく、市長査定でいきなり120万円がついている。新規や拡充事業のなかで、このパターンはこの事業だけ。これは市長トップダウンの肝いり事業として見て良いのか。
A.当初予算では未確定であった。最終的な予算編成の際に決まったこと。

Q.3款・介護人材育成支援事業について、担当課からは80万円の要求があったが、財務部長査定で0となっており、市長査定も0となっている。介護人材については、労働条件の整備が先であることも分かっているが、今日これまでの代表質問で介護人材の育成が重要と市長は答弁している。この事業の中身とともに実施しない理由等を聞かせてほしい。
A.当初は国レベルでつくか、つかないかというレベルであった。現状でもまだ未確定であるが、補正予算で対応する可能性がある。

Q.6款・自然休養村整備事業4210万円の米山山荘、こどもの時代館の解体設計費用が計上されている。こどもの時代館を取り壊し、もうやめるということで良いのか。
A.こどもの時代館についても、方向性としてはやめる方向でいる。建物の老朽化、現在の運営状況からそういった方向で検討している。

 こどもの時代館は、公の施設であるからこそ著作権料などを免除してもらっており、全国でも珍しい施設。きちんと手をかければ伸びる観光資源を、また潰してしまうことになる。シティセールスもあったもんではない。

 17時15分に終了となり、事務所に戻る。しばらくしたところで、電話や来客が相次ぎ、対応に追われる。

Dcf00005 19時30分、皮を剥いだ鶏胸肉、白菜、水菜、しめじ、鯨皮を入れた水炊き(たれは塩ポン酢)、油揚げを牡蠣醤油に漬けてから焼いたもの、小粒納豆、焼酎のジャスミン茶割りで夕食をとる。
 台湾で知り合った、日本語世代のご年配の方からジャスミン茶やコーヒーなどをお送り頂いたので、早速、焼酎で割ってみたが、悪くない。

 食後から事務所で事務仕事。

 本日行われた代表質問において、柏崎刈羽原子力発電所の再稼働反対はもちろんの事、即廃炉といった主張をしている会派が、

 「原発財源の事務事業への充当」

といった質問をしていた。
 基本的に、他の補助金の対象にならない場合で、原発財源の対象になる場合に充当してあり、平成26年度予算において、いわゆる原発財源は、ハードウェアで約5億円、ソフトウェア約12億円となっている。
 市長の答弁は有効に活用したいという事であった。
 反原発を言いながら、市長与党を標榜している彼らは、原発財源の入った予算に賛成している。反原発の市民の方は、議場内で起きているこういった事を知っているのであろうか。


<使用済み核燃料税>
 119万781kg分 5億7495.4万円

<電源立地地域対策等交付金>
原子力発電安全対策等交付金 1720万円
・広報調査等 1720万円
電源立地地域対策交付金 総額17億6839.5万円
・多目的バス購入費      1000万円
・文化会館管理運営費     5000万円
・元気館管理運営費
  (元気支援センター人件費)6500万円
・保育園運営事業(人件費)5億9000万円
・元気館管理運営費
 (元気支援課人件費)  1億3000万円
・健康管理センター整備費   1500万円
・自然休養村整備事業     2000万円
・産業文化会館管理運営費   2000万円
・道路等維持管理運営事業(人件費)
               2000万円
・道路補修事業        5500万円
・除雪車購入市費事業     1000万円
・道路新設改良電源立地地域対策交付金事業
             2億7500万円
・河川改修電源立地地域対策交付金事業
               2500万円
・学校管理運営費(小学校)  6000万円
・学校管理運営費(中学校)  6000万円
・中学校施設整備事業(中学校) 3539.5万円
・図書館施設整備事業     2000万円
・陸上競技場整備事業      800万円
・荒浜運動場整備事業     1000万円
・給食業務運営経費    2億5500万円
・給食施設管理経費      1500万円
・給食施設整備事業      2000万円

<県電源立地地域対策交付金>
電源立地地域対策交付金 総額6億6193.4万円
・老人保護措委託事業     8000万円
・高齢者予防接種事業     4200万円
・特別支援学級介助事業    3700万円
・予防接種事業      1億1800万円
・図書館施設管理費       493.4万円
・図書館管理運営費(人件費) 5000万円
・消防署管理運営費(人件費)3億3000万円

<大規模発電用施設立地地域振興事業費県補助金>
大規模発電用施設立地地域振興事業費県補助金
           総額 1億5000万円
・地域コミュニティ活動推進事業 5500万円
・体育施設管理運営経費     9500万円

<財産収入>
・電源立地地域整備基金利子収入 210.5万円
・原子力発電施設等立地地域特別交付金事業基金
 利子収入           864万円

<電源立地地域整備基金繰入金>
電源立地地域整備基金繰入金  3000万円

<原子力発電施設等立地地域特別交付金事業基金繰入金>
原子力発電施設等立地地域特別交付金事業基金繰入金
           2億5518.7万円

<諸収入>
・原子力立地給付金 8550万円
*その他、固定資産税などの関連収入あり

2014年3月 4日 (火)

市長マニフェストを公の資料に書き込む、市政の私物化

 3時、就寝。

 7時に起床し、大粒納豆、鯖の西京漬け、わさび漬け、蜆の味噌汁でご飯2杯の朝食をとる。

Dcf00003 8時過ぎから緊急で依頼されたパソコンのOS入れ替え作業のため、市内まわり。どうしても現在のWindowsXPが入ったパソコン本体を使い続けたい、お父さんが使っていたパソコンをWindows7にし、息子さんに渡すなどニーズはさまざまであるが、結局はWindowsXPのサポート終了に伴うものである。
 マイクロソフト側をWindowsXPのサポート切れを徹底するために毎月9日にWindowsUpdateでサポート切れ通知をだすようになるという。

Dcf00004 また、東芝の旧式ノートパソコンDynabook Satelliteの場合、バッテリー不良だと通常使用中にいきなり電源が落ちるというトラブルを経験。もう充電できなくなったバッテリーをそのままにして、電源管理のドライバを入れた途端に電源が落ちてしまった。バッテリーを外せば、問題なし。面白い仕様であるが、マザーボードの不良かと思ってしまうので、心臓に悪い。

 12時、長岡市に移動し、調査や急ぎで必要な部品の調達。途中、カロリーメイト(チーズ味)、低脂肪乳、魚肉ソーセージで昼食をとる。

 14時、事務所に戻ったところで来客があり、市政に関する苦情を多々頂戴した。中でも、市内の国立病院機構新潟病院について、地域懇談会の席上、会田市長が「あれは○○病院ですから」といった発言に対しては、市長への手紙にも苦情をお書きになったとの事であった。

 15時過ぎ、市役所に移動し、図書室で議会に関する資料の読み込みや一般質問の作成を行う。

 18時過ぎ、事務所に戻ったところで来客。

Dcf00002 19時30分、頂き物の崎陽軒・特製シウマイ、わさび漬けと岩海苔を混ぜたもの、叩きオクラを入れた小粒納豆、なめ茸おろし、もやしのナムル、ビール500ml4本で夕食をとる。
 かなり効きの良いわさび漬けに、磯の香りが強い岩海苔を混ぜ込んでみたが、両者がぶつかることなく、良い肴となった。

 23時、風呂に入ったのち、事務所で事務仕事。

 現在、平成26年度の新年度予算を審議している。そのなか「平成26年度予算 主な事業」という資料があるが、以前指摘したにも関わらず、またも柏崎市総合計画とともに会田市長のマニフェスト(マニフェスト15の重点プロジェクト、マニフェスト45の施策)が書き込まれている。
 まったくもって、アホである。

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 市長のマニフェストというのは、市長選挙に使った資料であり、公の文書でも議会で承認したものでもない。私にも配布された事はない(逆に市職員がそれを持ってきたら、もっと問題)。手元に無いのに、どうやって何を確認するのであろうか。
 市長のマニフェストは、あくまで選挙で示した本人の政治目標であり、それを議会でも議論した柏崎市の最高計画である総合計画とともに掲載するのは、政治と行政の違いも分かっていないという事になる。
 例えていうなら、国会の予算審議資料に、国の方針とともに自民党、公明党のマニフェストが一緒に書き込まれているようなもの。
 これを市政の私物化という。

2014年3月 3日 (月)

仁丹とレアメタル回収、金属イオン還元細菌シワネラ属

 2時、就寝。

 7時に起床し、大粒納豆、塩鯖焼き、なめ茸おろしでご飯2杯の朝食をとる。

 8時過ぎから電話ラッシュとなり、午前中いっぱい防災士関係や会社の仕事などについての対応。

Dcf00007

 13時、はなまるクーポンで購入した「あったか弁当中央店」(電話:0257-24-6601)の「のり弁当 200円」を持って、市役所に移動。
 図書室で諸雑用をしたのち、のり弁当と椎茸茶で昼食をとる。コロッケと竹輪天ぷらが入っているものの、醤油の小袋しかついていなかったので、醤油でコロッケ。しみじみとする味である。

 18時過ぎまで図書室で資料作成をしたのち、納品のために市内まわり。

Dcf00001

 19時、鶏胸肉をニンニク醤油に漬け込んだのちに唐揚げにしたニンニク鶏唐揚げ、おろし生姜を多めにのせた湯豆腐、麹漬け納豆の太巻き、ノンアルコールビールで夕食をとる。
 食後から事務所で事務仕事。

 22時からネット上での会議を行う。

Jintan 電子基板などを扱う工場からの産業排水には、作業の過程でレアメタルが混入している。回収には技術的、コスト的に適切なものがなく、これまで捨てるだけであったが、何とあの仁丹を作っている森下仁丹社が回収するものを開発したという。
 2008年、大阪府立大学の小西康裕教授によって、金属イオン還元細菌シワネラ属がパラジウム、ガリウム、ロジウムなどのレアメタルを吸着することが発見された。
 この微生物を生きたままカプセル化する技術を森下仁丹社がもっていたのである。
 仁丹自体、生薬を銀泊でコーティングしたもの。この技術を発展させ、液状のものを皮膜に包んだり、シームレスカプセルの開発、そして微生物を生きたままカプセル化するバイオカプセルで特許を取得。現在は、カプセル製造受託の事業も行っている。
 金属イオン還元細菌シワネラ属を生きたまま合成樹脂製のバイオカプセルに入れ、排水に投入。排水中のレアメタルを微生物が吸着し、カプセル内に閉じ込められる。吸着済みのカプセルを取り出して燃やせば、レアメタルが回収できるという流れである。
 実用化はまだ先のようであるが、その効果はもちろんの事、技術の組合せが非常に面白く、注目している。

2014年3月 2日 (日)

異常なマスコミ、沖縄県石垣市長選挙

 2時、就寝。

 7時に起床し、大粒納豆、白身5個と黄身2個の目玉焼き、イカ塩辛でご飯2杯の朝食をとる。

 8時過ぎから、資料のお届けや納品などで市内まわり。

 11時30分、自宅に戻ったところで来客があり、来年の統一地方選挙に向けての意見交換を行う。

Dcf00002 14時、茹でたオクラと小粒納豆を一緒に叩いたもの、スーパーで売っていたひな祭り用手巻き寿司セット(鮪、鰤、サーモン、カニかま、卵焼き等)、酢飯、焼き海苔で、姪っ子と手巻き寿司の昼食。
 手巻き寿司にするとご飯をかなりの量食べるため、すっかり満腹となった。

 15時過ぎ、市内某所での現場確認をしたのち、長岡市の某公共施設で打ち合わせを行う。

Dcf00003 17時、急いで柏崎市内まで戻り、有志で「安兵衛 柏崎店」(電話:0257-24-8321)にて懇談。
 まだ満腹だったので、ビールではなく、ハイボールにし、「カワハギ刺身(きも正油付 680円」等をつつく。突き出しが、池袋の老舗居酒屋のようにスパゲティ か、と思いきや、糸こんにゃくであった。

Dcf00005 20時、「えんまのタン焼 呑舌」 (電話:0257-41-5775)に移動し、二次会。三種類の焼酎の飲み比べをしてみたが、さっぱり違いが分からず・・・。焼酎をそのまま飲んで味を分析できるような能力があれば、納豆の味ももっと深く分析できるのかも知れない。

 21時過ぎ、自宅に戻り、酔いを醒ましたのち、書類の片付けなどの単純な事務仕事。

 23時からネットでの会議を行う。

 注目していた沖縄県石垣市長選挙が投開票され、見事、現職で保守系の中山義隆市長が再選した。中山義隆市長とは、初当選後に石垣市役所にてお会いしており 、その後も日本の領土を守るため行動する議員連盟の会でもご一緒させてもらった。石垣市のためはもちろん、日本のためにも再選を願っていた。
 沖縄のマスコミの異常さはよく知られているが、今回も異常な動きをし、陸上自衛隊の配備先の候補が石垣市の2箇所(しかも市民が使っているサッカー場等)で最終調整をしている、といった「事実ではない」報道を、市長選挙告示日に『琉球新報』が行った。
 さすがに防衛省も訂正の申し入れをし、さらに日本新聞協会にも「事実に反し、公正さにも欠ける」と異例の申し入れをしたほどである。
 このような中で、見事再選した中山義隆市長。ますますのご活躍を願っている。
 それにしても、石垣市長選挙の投票率は75.19%は、柏崎市民も見習いたいところである。
*平成24年柏崎市長選挙の投票率は62.25%。

2014年3月 1日 (土)

農地・水・環境向上対策かしわざき推進大会
柏崎市南条地域資源保全会の事例

 0時過ぎ、電話があり、市内某店に移動。2時間ほどの懇談というより、苦情を受ける。

 3時、就寝。

 8時に起床し、大粒納豆、玉子豆腐、鱈の煮付けでご飯2杯の朝食をとる。

 9時過ぎ、事務所に来客。

 10時30分、昨年12月に行った手術の国民健康保険高額医療費の申請を提出するため、市役所に移動し、提出後は他会派の議員と打ち合わせを行う。
 高額医療費は70歳未満の場合、3回目まで8万100円を超える分(4回目以降は減額)を戻してくれるありがたい制度で、レセプト発行から待っていれば申請を郵送してくれる(待っていればいいプッシュ型サービス)。申請書は郵送でもだせるが、その際には申請書(押印、口座を記載)だけなものの、窓口に行く場合には一応なのか?印鑑と通帳も持参と案内されている。
 今年1月にも高額となる手術をもう1回しているので、また申請予定。

 12時30分、自宅に戻り、麹漬け納豆に大量の鰹節と長葱のみじん切りを入れて練ったもので太巻きにした麹漬け納豆巻き2本、低脂肪乳、ブルーベリーヨーグルトで昼食をとる。

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 13時、柏崎市市民プラザに移動し、13時30分から「農地・水・環境向上対策かしわざき推進大会~未来へ残そう美しい農村 今に発揮しよう地域力~」(主催:農地・水・環境向上対策柏崎市地域協議会)に農業委員として出席する。
 主催者挨拶ののち、取組事例として南条地域資源保全会の「地域資源の活用で活力ある郷土づくり」が発表された。
 主な内容は以下の通り。

・世帯数160戸、約500人、農業者数16戸(うち農業生産法人2法人)、エコファーマー5人、環境保全型農業実施割合76%。
・農業者の減少(平成19年から平成24年で42%減)と集落内の高齢化により、農地の保全管理が困難になり、活力が停滞。
・【取組の目的】
 集落の活性化
 圃場整備農地の維持保全
 活力ある郷土づくり
 笠島川の環境整備

・活動組織:南条地域資源保全会
>農業者、(農)南条生産組合、(有)小畑農場
>南条町内会、南条子ども会(上南条、下南条)、笠島川にイワナを育てる会、南条消防団
>柏崎土地改良区
・基礎活動:点検作業、水路草刈り、砂利敷き、ため池
・イノシシ防護柵設置:平成24年から9000V電気柵を全長900m設置
・ため池のヒシ除去
・景観形成:あじさいの植栽
・環境保全活動:子どもクリーンデー、環境整備デー
・カバープランツ:ヒメアダレ草やフェアブレアの植え込み
・イワナの成育活動:
1)笠島川生息生物調査:サワガニ、ヘビトンボ
2)春・放流:稚魚 5~6cmを500~1000匹
3)夏・成育調査、つかみどり
*笠島川で農業用水、保全整備活動、地域交流イベントがつながった。
・地域振興:農産加工場・憩いの場「ごぼう庵」の開設、農家レストランとしても活用
・コミュティの活性化:田植え体験、どんど焼き

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【活動の成果】
1)集落全体全体の活動取組
 地域住民の連帯感が向上
 地域が活性化
2)笠島川の環境整備
 自然環境の保全
 イワナが定着し始めている
→ 地域住民の郷土に対する愛着の高まり
【これからの課題】
1)担い手への農地集積
 2法人4個別経営体を中心に、さらなる農地集積率の向上
2)次世代リーダーの育成
 後継者の発掘・育成が急務
3)「ごぼう庵」の活用
 地元農産物利用の農家レストランとしての活用
4)景観形成・生活環境保全の向上を図る
 カバープランツなどの景観形成植栽地域を拡大

 14時5分に休憩となり、休憩後に「農は国の基なり」として、農業講談師・室井琴梅氏の講演が予定されていたが、議会関係の仕事があるため、中座させてもらった。

 14時20分、市役所に行き、図書室で議会関係の資料読み込みや原稿作成を行う。

 17時30分、自宅に戻り、「柏崎刈羽 明日のエネルギーのまち研究会」(略称:柏刈エネ研)の会計など事務仕事。

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 18時30分、鹿のモモ肉をフライにした鹿カツ、グリーンアスパラ、エリンギのバター炒め、トマトとモッツアレラチーズのサラダ、鮪のアラの大根煮、ヅケにしたブリを使ったブリ丼、ビール500ml3本で夕食をとる。
 淡泊な味の鹿であるが、鹿カツにすると滋味あふれる感じが楽しめる。

 食後、パソコン関係の仕事や姪っ子が見たがるビデオなどを借りる。

 23時30分、東陽片岡氏の『コモエスタうすらバカ』を持って、風呂に入る。お下品で貧乏くさい昭和漫画で面白い。

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