佐渡・道の駅「芸能とトキの里」騒動、弾丸ロケツアー1日目
資料作成がなかなか終わらず、3時から2時間程度、事務所の机に突っ伏して、仮眠をとる。
5時20分、どうしてもついて行くという姪っ子を連れて、愛車にて直江津港に移動。
6時40分、直江津港に到着し、つい先月も乗船したカーフェリー「こがね丸」 (全長120.5メートル、旅客定員1133名、最大速力21.7ノット)の2等船室にて乗り込む。
7時に出航となり、一路、佐渡に向かう。先月は柏崎市議会議員としての調査を含めての佐渡入りであったが、今回の目的は、
(1)道の駅「芸能とトキの里」騒動の実態、地元住民の声
(2)佐渡の隠れた観光スポット、風景財産などの魅力をアピール
→ まず日本人が佐渡を訪れるように
などを撮影するため、チャンネル桜のロケ撮影隊、レポーターとしての自腹弾丸ロケツアーである。
船が動き始めたところで、早速、かっぱえびせんを購入し、姪っ子とともにカモメの餌付けを楽しむ。カモメの羽根の動きを見ているだけでも、楽しい。
朝食をとっていなかったので、7時40分、カーフェリー内のフードコーナーで朝食。「わかめうどん 520円」に現金200円を追加して、2玉の大盛りにしてもらった。
フードコーナーなので、あまり期待していなかったが、意外や意外、本格的な若布がたっぷりとのっていた。
9時40分、小木港に到着。大桃一浩氏から迎えて頂き、一路、両津港に向かう。
11時30分、両津港に到着し、かつジェット・フォイルの発着シーンを撮影し終えたチャンネル桜のAカメラマンと合流。挨拶もそこそこに移動する。
12時、3年前より話題となっていた道の駅「芸能とトキの里」、現在の学校法人新潟国際藝術学院の佐渡分校に到着し、早速、内部や留学生の食事を作る風景(日頃から自炊をしており、元フードコートだった施設の一部を使用)を撮影。
この道の駅「芸能とトキの里」が、学校法人新潟国際藝術学院に買収された際、
「佐渡が中国共産党に買収された」
「(この道の駅が)人民解放軍の基地となる」
「2000人から3000人の中国人留学生が押し寄せ、国家動員法により、一斉武装蜂起する」
といったことがネット上やマスコミの一部で流されていた。
当時、私は現地まで行き、そのような使われ方はしていないこと、そして登記簿において土地まで譲渡されていないことを確認した。
事実を明らかにしただけであったが、それ以来、
「三井田は中共のスパイ」
といったことがネット上に書き込まれた経緯がある。
結局のところ、言い方は悪いが、不良債権化していた施設(道の駅「芸能とトキの里」)を、学校法人に売却し、税制のメリットを得つつ、少しでも地域振興になれば、という日本人側の論理で行われた売却劇。いきなり中国共産党関係者が目をつけて、買い取ったものではない。
「佐渡が危ない!」と煽れば、保守層にウケは良いであろう。しかし、地元の方は本当の事が分かっており、外部の人間が騒げば騒ぐほど、 「佐渡において中国問題で騒ぐ人間はキチガイ」ということになる。つまり、常に監視してもらうべき地元の方と、中国を警戒する島外の人間との間において、対中意識の乖離が生じてしまう。
本来やるべきは、警戒すべきレベル(対中意識)を地元の方と共有すること、というのが私の考えである。
また、黙っていても今後数年で世界人口の1/6は中国人、同じく1/6はインド人になる。戦前のアジア解放運動の志士たちと同様に、反日教育を受けてきた中国人留学生に本当の歴史や日本の良さを教え、親日にして帰すことも重要と考えている。
ちなみに佐渡を訪れる外国人観光客は、中国人より台湾人の方が多い。
実際、今回は広西省桂林市から5名、遼寧省瀋陽市の瀋陽師範大学から2名の計7名の留学生しかおらず、しかも今日が修了式(短期1ヶ月)ということであった。
その修了を祝い、地元の方からお菓子やジュース、地元で獲れた野菜の天ぷらなどの差し入れがあった。
御礼の意味で2種類の餃子(肉、海老)を留学生が作り、地元の方を含め、ささやかな修了パーティが行われた。
厚かましくも同席させてもらい、練った皮がプリプリで美味い餃子をすっかり満喫。
パーティが一段落したところで、留学生や地元の協力者の皆さん、そして代表である東富有氏へのインタビューを行った。
こういった絵画を学ぶ留学生が、人民解放軍兵士なのかどうか、是非、番組が放送された際、煽った方々によく確認してもらいたい。
小雨が降ってきたが、16時25分、佐渡の偉人でもある帝國陸軍・本間雅晴将軍の碑を訪れる。6年ぶりの訪問である。
17時40分、七浦海岸にて、夫婦岩を撮影。あいにくの小雨模様のため、姪っ子に磯遊びをさせてあげることができなかった。
18時、宿泊先であるホテル大佐渡にチェックイン。軽く部屋のシャワーを浴びて、リフレッシュしたのち、持参してきたノートパソコン(ThinkPad X61,SSD,SXGA+化,LEDバックライト化)で急ぎの仕事を行う。
19時10分、ホテルロビーにて集合。チャンネル桜Aカメラマンとともに、地元の団体などをまわり、佐渡島内の経済状況や現在、観光面等で問題になっていることなどをインタビューする。
20時30分、先月も訪れ、旬の飛び魚の握り鮨を堪能させてもらった「銀寿司」(電話:0259-74-3911)にて夕食。今日のインタビューでも、このお店の事を地元の方に聞くと、「間違いないっちゃ」ということであった。
インタビューが続いて喉が渇いたせいか、生ビールがグイグイと入り、加えて炙り白子が美味く、3杯目に突入してしまった。
姪っ子も新鮮でコリコリとした鮑やサザエの握り鮨にすっかり満足したようで、何を小声で言うかと思えば、
「おじちゃん、かっぱ寿司より美味しいね」
・・・・。
地元の方で賑わう繁盛店であり、カウンターで隣に座った還暦になったばかりという地元の方からは、
「柏崎からぁ?竿さしゃ届くんだから、またこいっちゃ」
*「佐渡おけさ」の一節「佐渡と柏崎は竿さしゃ届くヨ」
との歓迎の声を頂いた。変わったところでは、
「早く原子力発電所を稼働してほしい、電気作るのに油は使わんで原子力、油は船で使う」
という合理的な意見もあった。
すっかり満腹となり、21時40分、ホテルに戻る。一休みしたのち、露天風呂などにゆっくりと1時間ほど入り、姪っ子はすっかりのぼせてしまった。
23時、風呂上がりの冷たい牛乳、姪っ子はメロンミルクでシメ。部屋に戻って、布団に入りながら、テレビを観る。
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