1時、就寝。
6時に起床し、ネット上での会議を行う。
8時、大粒納豆、牛肉コロッケ、水菜サラダ、シラスおろしでご飯2杯の朝食をとる。
シャワーを浴びたのち、9時30分、市役所に移動。
10時から決算特別委員会総務分科会に出席する。今日は、消防本部、市民生活部の平成25年度決算に関する審査となる。
まず消防本部所管事項の審査となり、以下の通り質疑応答を行った。
「承第6号 決算の認定について(平成25年度一般会計)」
・平成25年度の火出場災 39件、救急出場 3774件(40件減少)、救助出場71件(24件減少)
*会計では3月31日区切りであるが、消防の報告は年単位なので、報告書によって若干の数字の違いがある。
・消防団員数 平成26年3月1日で1487人
・非常備消防施設維持管理費 965.6万円
Q.非常備消防施設維持管理費について聞きたい。ポンプ操法競技会を総務委員会としていつも見させてもらっているが、他の自治体に比べ小型ポンプの台数が限られ、練習時間が短くなる、性能面でも若干考慮すべき点がある、という意見を団員数名から頂戴した。何も競技のために消防団が存在するわけではないが、士気の向上の妨げになるようであれば、考慮した方が良いと思う。平成25年度にはそういった団員からの意見やそれに答える検討はなかったか。
A.競技用のポンプは2台しかない。ポンプの癖もあるという声は聞いているが、足りないということまではでていない。
Q.水防費の157.7万円で救命胴衣等を購入したとあるが、昨今のゲリラ豪雨や水害を考慮すると、ボートの用意もさらに必要との議論もある。平成25年度末において、ボードの配備状況はどうか。
A.消防団用のボートは1台だけであり、ライフジャケットは各班に4着配備を平成25年度、平成26年度で配備した。
Q.1台しかボートがないというのは若干、心許ない気もする。それは消防本部にあるのか、また管轄は出雲崎町まで及ぶがいざ水害時に間に合うのか。
A.1台というのは指摘の通りに不足であり、過去の事例では民間から借り上げることもあった。移動の時間に関しては、そこまで考慮するに至っていない。
10時55分から15分の休憩ののち、市民生活部所管事項の審査を行う。
「承第6号 決算の認定について(平成25年度一般会計)」
・市民活動支援事業 610.2万円
・地域コミュニティ活動推進事業 1億5267.7万円
・男女共同参画推進事業 379.4万円
・畜犬登録等事務費 130.6万円
接種率94.1%
・海水浴場水質測定委託料 140.8万円
・斎場管理運営費 5001.5万円
1227体、汚物640個
・ごみ収集委託費 1億9758万円
燃やすゴミ13591トン、燃やさないゴミ476トン、粗大ゴミ276トン、資源物5025トン
・原子力広報・安全等対策費 1309.2万円
講座14回、セミナー20回、広報紙12回掲載
・災害時備蓄品整備事業 135.4万円
・前橋市豪雪災害支援経費 83万円
応援協定に基づくもので、8トン級除雪ドーザでの支援
説明が終わったところで12時となり、休憩。図書室に戻り、お約束のウルトラマン&東京スカイツリーの弁当箱で持参してきた弁当で昼食をとる。ほぐした鰺の開き、玉子焼き、粗挽きソーセージ、ピーマンの油炒め、胡瓜の味噌漬け、梅干し、16穀米、デザートとして柿という内容。
13時から再開となり、質疑応答から始まった。
Q.元気なまちづくり事業補助金の制度について、行政評価(事務事業評価)では「見直し」を要するとされている。私自身は非常に良い制度であるし、改善をしつつ継続し、やる気のある市民活動を応援すべきと思っている。平成25年度末でどういった反省点、費用対効果が不足しているとする自己評価があったのか。
A.平成26年度で5年目となり、これまでに40団体に補助金を交付してきた。うち17団体が新たに事業をおこした。市民活動の芽を育てたという自負はある。反省点としては、成果の着目点として、活動に積極的な市民団体を増やすことができたか、参加意欲を高めたか、様々な団体との交流を行えたのか、公益活動に様々な市民・団体が参加し行政との協働になったか、という点で評価し、掘り起こしはできたと思っている。開花部門は3団体しかなく、少ないのかどうかの判断はある。自立できるノウハウ不足などもあり、そういった部分を補助金だけではなく、違う面でもサポートしていきたい。発表や事前審査、中間報告もあり、ハードルはかなり高いと思っている。
Q.反省点にあるかどうか確認の意味で話したい。こういった市民活動を支援するのは、何も補助金だけではなく、柏崎市役所がもっている資源(リソース)で使っていないもの、有効活動できるものを応募してきた団体に提供する方法だってある。例えば、柏崎らしい物産を作りたいという団体があれば、議会や市役所に視察にくる来客のために購入する、といった支援の仕方もある。これは販路の一例であるが、こういった後押しをして、独立できる団体・事業がでてくれば、最大の効果があったと言える。補助金だけではない、支援が不足していたと思うがどうか。
A.応募団体に先日アンケートも行ったが、アンケート項目にそういった視点をのせていなかったこともあり、そこまでの意見はなかった。しかし、今後市民活動センターを建設していく過程で議論していきたい。
Q.高浜コミュニティセンター放射線防護工事 2億3399万円を補正予算で予算措置しながら、全額を翌年度に繰り越した経緯をもう一度聞かせてほしい。
A.国の経済対策上行うとした事業であり、補正予算への計上が3月末、議会最終日に追加提案で可決した。事実上、入札もかけらないほどタイミングで全額を繰り越した。
Q.戸籍住民基本台帳費のなか、弁護業務委託料34.3万円が計上されているが、これは柏崎市の顧問弁護士とは違う弁護士への相談委託料ということか。
A.柏崎市の顧問弁護士に依頼した費用。
Q.これは一件だけのスポット的な予算なのか、それとも固定費で払っているものに加えて相談費用なのか。
A.損害賠償金額へのスポット的予算措置。本人訴訟に柏崎市として応訴したもので、スポット的なもの。
Q.いくら本人訴訟といえども、こういった事例が今後でてこないというわけではない。この34万3000円を勉強代として考えれば、対策が必要だと思うが、担当課とはその後話合いなどは行ったか。
A.総務課との話合いを行った。通常の行政訴訟であれば、法務局の方で応じる。今回はあくまで異例なケース。
Q.空き家を柏崎市で解体したものの支払っていない合計金額が約140万円。一括返済できない場合には分割返済にも応じているというが、この際には年何%かの延滞料等は設定しているのか、もしくは単純割りなのか。
A.延滞料は完済した際に計算させてもらう。
Q.決算項目にあがっているわけではないが、クリーン推進課に確認したい。いまだ市内に無料回収と称して家電なども色々と回収している業者がおり、自治体によっては条例を設置して制限するような流れもある。こういったことに対して平成25年度は検討などを行ったか。
A.無料回収という名称で、業者としては回収した廃棄物では無いと言っている。市内あちこちにでており、報告が入り次第、現地に出向いている。しかし、責任者が不在の場合が多く、なんとか報告書、誓約書に近いような内容の書面を書いてもらっている。長岡環境センターとのやりとりをし、警察にも連絡をするようなことも含めて、いざ何かあった場合には対応できる体制はとっている。
Q.海水浴場水質測定委託料140.8万円について、少し後学のために教えてほしい。ここ数年前から花火がカラフルになり、水中スターマインなどで実施することで、重金属類が海水浴場に影響があるという話がある。詳細は担当課の観光交流課に聞くべきところであるが、環境の面からの懸念があるため、ここで聞きたい。柏崎の場合、海水浴場ではなく、マリンスポーツを中心とする海岸で実施しているため影響はないと思うが、そういった影響は、この海水浴場水質測定委託で検出できるのか。
A.現在の海水浴場水質測定委託のなかでは、重金属類の測定はしていない。
Q.花火による重金属類の影響という話を担当課として聞いたことがあるか。
A.いまのところ聞いたことはない。
Q.災害時の備蓄品の更新について、期限があるものとしては水や食料といった事が考えられる。ただ、昨今は流通業者と災害時の協定を結んでいるので、昔ほど大きな量は必要ないと思うが、実際にはどのようなものを備蓄してあるのか。
A.流通業者との提携があるものの、災害時に急いで必要な備蓄があり、若葉町のカシックスのメディアホールに置いてある。主にアルファ米、水など食料品を更新した。
Q.期限が切れたもの、切れそうなものの処分についてはどのように行っているのか。
A.総合防災訓練の場や、申し出のあった自主防災会への提供などをして処分を行った。
15時10分から10分間の休憩をとったのち、市民生活部所管の残りの事項を審査。
「承第11号 決算の認定について(平成25年度墓園事業特別会計)」
・歳入合計2358.4万円、歳出合計2358.4万円
・2567区画を市民に貸付済み、うち墓碑がないものが581区画
15時30分から5分間の休憩をとり、先日の決算特別委員会総務分科会で問題となった高柳町事務所の
・高柳町事務所庁舎管理費のなかに借地料116万円があり、なぜかその土地が庁舎用の土地ではなく、現在、中山農村公園とスキー場の駐車場(交流観光等用地)に使われている。
という問題について、再度の当局側の説明、質疑応答となった。
実態としては、
・交流観光等用地として、年約98万円。用途は野球場やガルルスキー場の駐車場
・地域特産研究センターの用地として、民間企業とも年4万円で契約。
・中山農村公園用として、年約13.3万円。
・上記のものすべてで年116万円の賃借料となっている。
・庁舎管理費として計上するのは好ましくなく、お詫びしたい。
・平成26年度より計上科目を修正している。
との説明があったが、また契約内容が増えていることや行政目的が違うことから、紛糾。資料の提出をもとめて暫時休憩となった。
16時、資料を提出してもらい、質疑応答から再開。

Q.やはりこの3本の土地賃借契約書(交流観光等用地、中山農村公園用地、高柳町地域特産研究センターを使用目的としている)を、一括して高柳町事務所庁舎管理費にするのはおかしいのではないか。3つとも行政目的が違う。どのように今後直す方針なのか。しかも、平成26年度予算書では、高柳町総務課の一般経費で借地料116.1万円で一括計上しているが、これもまた間違っている。このままいけば平成26年度決算も間違うことになってしまう。
A.確実に平成27年度には適正科目で計上したい。平成26年度の科目は担当課と財務課と相談し、結果がでてきた段階で報告する。
結局のところ、今回の決算書はこのままということになり、今後の修正・改善を求めることなった。
16時15分から10分間の休憩を挟んだのち、総務分科会としての意見集約。
16時40分に終了となり、諸雑務をしたのち、事務所に戻る。
18時10分、ハタハタの塩焼き、水菜とレタスの胡麻チーズサラダ、小粒納豆、フランスパン(バゲット)、ビール500ml3本で夕食をとる。
新鮮なハタハタだったので、塩焼きでも若干レア気味に焼き、頭からかぶりついて味わった。
22時、熱めのシャワーを浴びてリフレッシュしたのち、事務所で事務仕事。
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